平成16年度事業報告書 自 平成16年4月1日 至 平成17年3月31日 も く じ はじめに 1. 研 修 訓 練 事 業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 2. 海 外 技 術 協 力 事 業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 3. 人 材 育 成 事 業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23 4. 国 際 交 流 事 業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25 5. 国 際 会 議 関 連 事 業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27 6. 調 査 研 究 事 業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31 7. 啓 発 事 業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33 8. 部 門 別 会 計 事 業 Ⅰ.JICA研 修 事 業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49 Ⅱ.アジア太 平 洋 緑 化 運 動 『苗 木 一 本 の国 際 協 力 』事 業 ・・ 53 Ⅲ.アジア太 平 洋 緑 化 運 動 『梅 田 基 金 』事 業 ・・・・・・・・・・・・ 61 Ⅳ.海 外 研 修 員 受 入 事 業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 63 Ⅴ.農 業 技 能 実 習 研 修 事 業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 65 Ⅵ.工 業 技 能 実 習 研 修 事 業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 67 Ⅶ.フィジー農 村 開 発 人 材 育 成 事 業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 71 Ⅷ.自 然 と古 里 交 流 体 験 活 動 事 業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 73 参考資料 組 織 の 運 営 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 75 国 際 会 議 参 加 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 81 海外組織と国際機関交流・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 83 は じ め に 国 際 社 会 は、前 世 紀 から引 き継 いだ多 くの課 題 を抱 えて混 沌 としており、イ ラク問 題 や北 朝 鮮 の核 問 題 なども依 然 として予 断 を許 さない状 況 が続 いてお ります。また、わが国 と国 境 を接 する韓 国 ・北 朝 鮮 や中 国 との間 には、歴 史 認 識 の違 い等 から相 互 の関 係 悪 化 が懸 念 されております。 こ うした状 況 の なか、 わ が 国 政 府 は 国 連 改 革 の 一 環 と して提 案 さ れ てい る 安 保 理 常 任 理 事 国 の 定 数 増 に 対 応 し、 積 極 的 に 常 任 理 事 国 入 りを目 指 し て取 り組 んでおりますが、いまひとつ国 民 の間 に盛 り上 がり感 が見 受 けられな いのは何 故 でありましょうか。 一 方 、2004年 度 のノーベル平 和 賞 がアフリカで緑 化 運 動 を推 進 するケニ アの環 境 副 大 臣 ワンガリ・マータイ女 史 に贈 られたこと、さらにこの2月 16日 に ようやく京 都 議 定 書 が発 効 したことなどは、早 くから緑 化 活 動 や人 材 育 成 等 を 通 じて地 球 環 境 問 題 に取 り組 んできた私 たちにとって、喜 ばしいニュースとな りました。 さて、この一 年 は当 法 人 にとって大 きな転 機 となる年 でもありました。昨 年 度 までの30年 間 続 いてきた従 来 型 の政 府 補 助 金 が完 全 撤 廃 されたことは、単 に財 政 面 での直 撃 だけではなく、時 代 の変 化 や関 係 者 の意 識 改 革 に向 けて 否 応 なく直 面 せざるを得 ない結 果 となり、16年 度 は先 ずその第 一 歩 を踏 み出 す年 となりました。それでも、長 年 にわたる熱 心 な会 員 ・支 援 者 諸 氏 のご協 力 を得 てつつがなく諸 活 動 を実 施 できましたことは、偏 に、役 員 をはじめ会 員 や 関 係 者 各 位 の多 大 なご尽 力 の賜 物 と感 謝 申 し上 げます。 先 ず財 政 面 から振 り返 ってみた場 合 、一 般 会 計 の基 盤 となる賛 助 金 収 入 (会 費 )は、関 係 者 の精 力 的 な取 り組 みにもかかわらず、遺 憾 ながら結 果 的 に 前 年 度 比 5%ほどの減 額 となりました。 この漸 減 傾 向 をいかにして打 破 していくか、で今 年 度 は会 員 管 理 の一 元 化 を目 指 す準 備 を行 うとともに、組 織 のあり方 検 討 委 員 会 を立 ち上 げ、長 期 的 視 野 にたった検 討 を開 始 しま した。併 せて、第 三 者 の協 力 を得 てオイス カ の「魅 力 再 発 見 プロジェクト」を立 ち上 げ、組 織 診 断 を行 ってもらいました。次 年 度 は、浮 かび上 がった課 題 を整 理 しながら、より具 体 化 したなかでの対 応 を 目 指 し、組 織 基 盤 の拡 充 に努 めてまいる所 存 です。 ま た、 公 的 資 金 の 導 入 に つ い ては 、 前 述 の と おり従 来 型 の 政 府 補 助 金 が ゼロとなったことは大 きな打 撃 ではありましたが、その他 については、前 年 度 並 みの助 成 を得 ることができ、それぞれ事 業 を実 施 いたしました。 事 業 面 は、国 内 外 の諸 活 動 を恙 なく取 り組 むことができ、多 方 面 から高 い 評 価 をいただきました。先 ず、研 修 訓 練 事 業 は伝 統 ともなっているオイスカ独 自 の方 式 で実 施 、各 国 の地 域 開 発 青 年 リーダーの育 成 に努 めました。ただ、 財 政 面 での大 きな変 化 を受 け実 施 員 数 を減 少 せざるを得 なかったのは残 念 ですが、その分 、質 ・内 容 の向 上 に努 めました。 もうひとつ大 きな影 響 を受 けたのが海 外 技 術 協 力 事 業 です。しかしながら、 国 際 協 力 の目 指 す方 向 としての自 助 自 立 という観 点 からは、予 算 的 に厳 しい この現 実 への対 応 が契 機 となって、協 力 現 場 を担 当 する関 係 者 の意 識 改 革 を促 し、本 来 の関 係 構 築 に一 石 を投 じる結 果 となったことは「災 いを転 じて福 となす」の喩 えではありませんが、現 地 の人 びとの自 立 へ向 けての意 識 を一 層 高 めることができたと感 じております。財 政 的 に厳 しい状 況 がしばらく続 くと思 いますが、この転 機 を大 いに生 かしながら、今 後 もオイスカらしい協 力 活 動 の 展 開 を実 施 していきたいと思 います。 緑 化 活 動 については、諸 々のパートナー事 業 を含 め大 きな成 果 を挙 げるこ とができました。特 に昨 年 12月 末 のスマトラ島 沖 地 震 ・津 波 被 災 に際 し、マン グローブ植 林 の効 果 がクローズアップされたことは、海 岸 線 での緑 化 活 動 もそ の意 義 を高 めるものとなりました。なお、本 被 災 では緊 急 募 金 を展 開 、大 勢 の 方 々のご寄 付 ご協 賛 を得 、被 災 4カ国 での救 援 ・復 興 支 援 にも取 り組 むこと ができました。 一 方 国 内 では、全 国 の支 部 ・支 局 等 を中 心 にそれぞれの地 域 に根 ざした 学 校 林 や山 ・林 ・SUN等 の緑 化 活 動 、農 業 体 験 や各 種 国 際 交 流 活 動 など、 さまざまな「ふるさと」づくりにつながる啓 発 ・普 及 活 動 が精 力 的 に実 施 ・展 開 され、多 くの国 民 の参 加 を得 てオイスカ活 動 の広 まりを見 ることができました。 海 外 での協 力 活 動 と連 関 するこれら国 内 での諸 活 動 も、今 後 なお一 層 力 を 入 れてまいる所 存 です。 財 政 のみならずさまざまな点 で課 題 を有 し17年 度 も非 常 に厳 しい状 況 に 変 わりはありませんが、オイスカとしての使 命 感 に燃 え、なお一 層 、諸 活 動 に 取 り組 んでまいる所 存 です。引 き続 きのご支 援 ご鞭 撻 をお願 いいたします。 平 成 17年 5月 財 団 法 人 オイスカ 会長 中 野 良 子 研修訓練事業 1.研修訓練事業 我が国において国際貢献・国際協力を合言葉に多くの NGO が開発途上諸国で各種協力 事業を展開している。オイスカも農村開発事業、植林事業、環境教育事業などを通じて 貢献している。そして、これらの事業を推進するに当たり最も重要な要素として挙げら れるのが人材育成である。日本から協力のために派遣する専門家は、当該国における地 域開発のお手伝いをするのであって、その主役はその国の人びとでなければならない。 オイスカは長年に亙りそのための人材育成を目的に研修訓練事業を実施してきており、 その成果が少しずつ各国において実際の活動として現れてきている。 研修員は来日してから国内研修センターで日本語、生活習慣、規律訓練などの 3 ヶ月 間の基礎研修に取り組み、修了後それぞれの目的とする実務研修を実施した。基礎研修 では、研修員は研修センターで職員と寝食を共にしながらきめ細かな指導を受け、日本 で研修・生活するための基本的心構えを理解することが出来た。実務研修では、概ねそ れぞれの目標とする技術・知識の習得が出来、自国と日本との違いと日本の発展の要因 についても理解したようで、帰国後の活躍に期待していきたい。 研修員の派遣機関は、昨年と同様現地国政府をはじめ関係諸機関、オイスカ・インタ ーナショナルの現地組織であり、これらの関係機関からの研修員派遣要請は高まってき ている。 総括として本年度の研修訓練事業については、特に大きな問題もなく順調に実施する ことが出来、各研修員派遣機関及び現地関係者の期待に応えることが出来たと思われる。 今後も、その期待と信頼により一層応えるべく研修指導体制を強化し、持続可能な地 域開発に取り組む若者を一人でも多く育て、アジア太平洋地域、強いては世界の平和に 貢献すべく努力していきたい。 − 1 − 研修訓練事業 1.受入事業 ・ 1 1 計 導 合 2 イ 1 タ 1 政 施 設 園 芸 ン 指 ピ 業 リ ア 農 ィ シ 国 際 ホ ゙ ラ ン テ ィ ア 家 フ ー 技術目 パプ ア ニュー ギ ニア 別 レ イ ン ド ネ シ ア 国 マ (1) 研修員受入状況(国別および技術目別) 5 1 2 1 9 1 3 2 2 養 蚕 2 合 計 6 7 5 3 (2) 国別、継続、新規研修員対比 1 10 3 23 (3)国別受入、帰国研修員延人数対比 年度末員数 3 6 6 3 3 19 マ 2 1 3 3 1 2 23 1 1 1 1 5.5 5 10 10 4 6 55 3 3 1 2 33 23 23 9 14 135.5 続 月延員数 国 帰 入 受 計 3 合 規 新 継 イ ン ド ネ シ ア 項目 国名 レ ー シ ア パプア・ニューギニア フ ィ リ ピ ン 5 タ イ 3 合 計 13 10 − 2 − 研修訓練事業 (4)本年度研修員氏名一覧 No 氏 研修期間 名 国 名 課 目 1 15.01-16.12 Ms. Gabriles Cristina Pico フィリピン 家政 2 15.01-16.12 Ms. Rosita Lingok マレーシア 家政 3 15.02-16.12 Mr. Savangsookh Prayat タイ 国際ボランティア 4 16.02-17.12 Ms. Sirirat Santirat タイ 家政 5 16.02-17.12 Mr. Intha Choosak タイ 農業指導 6 16.02-16.12 Mr. Fendy Slamat Lumban Tobing インドネシア 養蚕 7 16.02-16.12 Mr. Arnel L. Quinones フィリピン 養蚕 8 16.02-17.12 Ms. Roida Osorio Lanzaderas フィリピン 家政 9 16.02-16.12 Mr. Elmer G. Gardoce フィリピン 養蚕 10 16.02-16.12 Mr. Arnel C. Cauntao フィリピン 養蚕 11 15.07-16.06 Mr. Edwin Sembiring インドネシア 施設園芸 12 15.07-16.06 Mr. Sumaryono インドネシア 施設園芸 13 16.02-16.03 Ms. Della Joseph Mojumi マレーシア 家政 14 16.10-18.10 Mr. Munele Mathew パプア・ニューギニア 国際ボランティア 15 17.01-17.12 Mr. Mastajuri インドネシア 養蚕 16 17.01-17.12 Mr. Renelo Alpiere フィリピン 養蚕 17 17.01-17.12 Mr. Francisco Trance Jr. フィリピン 養蚕 18 17.01-18.04 Mr.Gara Victor AK マレーシア 農業指導 19 17.02-18.04 Ms. Jeanis Galon フィリピン 家政 20 17.02-18.12 Ms. Noemi Martines フィリピン 家政 21 17.03-19.03 Ms.Jeltty インドネシア 家政 22 17.02-18.04 Mr. Yus Firdaus インドネシア 農業指導 23 17.02-18.04 Ms.Renebeth Pioquinto フィリピン 家政 Rulike − Rumondor 3 − 研修訓練事業 2. 委託事業所 本年度の技術実習に関する委託事業所は次の通りである。 (山梨県) (群馬県) (静岡県) 芦澤養蚕 関場蚕業 仲川農園 3.渡航費支給 本年度の渡航費支給は、派遣国側の外貨事情及び本人の経済事情を選考の基準とし、以 下の各国にあてた。 国名 員数 国名 員数 パプア・ニューギニア 0 インドネシア 1 マレーシア 1 タイ 1 合 国名 フィリピン 当年度における研修員の派遣組織は下記のとおりである。 1. タイ オイスカ・タイ総局 2. インドネシア オイスカ・インドネシア事務所 3. マレーシア オイスカ・マレーシア総局 オイスカ・サバ支局 4. パプア・ニューギニア オイスカ・ラバウル支局 オイスカ・フィリピン総局 − 2 5 計 4.研修員派遣組織 5. フィリピン 員数 4 − 海外技術協力事業 2.海外技術協力事業 今年度からの政府補助金の廃止により、随所に活動を縮小せざるを得なくな った一方、海外の各プロジェクトとも独自色の出た、より経済的な自立に重点 を置いた活動が展開できた。 技術員の派遣事業については、現地への移管を段階的に進めてきた結果、人 員を減らしながらも効率的な運営ができるようになってきている。また、かつ ては日本からの金銭的、技術的サポートを必要としていた現地スタッフとして 活躍している研修修了生たちが、自助努力で活動に協力する体制も整いつつあ り、このことも効率的なプロジェクト運営を少なからずバックアップしている。 一例としては、インドネシアのカランガニアル研修センターを運営する修了生 が、初の国内産の種苗を産出したことが認められ、農業博覧会が地元で開催さ れたこと、フィリピンでの養蚕振興事業では、これまでの地域への普及活動に 対する貢献が認められ、地元州政府からシルク展示センター施設の寄贈を受け たことなどが上げられる。また、東ティモールでは、設立から 1 年で現地への 移管を完了し、すでに修了生によって運営されている。 研修訓練事業では、各地で他機関からの要請を受けて実施するものも増え、 限られた施設を最大限に活用した研修を実施している。研修内容としては養豚、 養鶏などの畜産事業と組み合わせた有機栽培を取り入れた稲作、蔬菜栽培など を多くのプロジェクトで推進している。中でもパプアニューギニアでは、政府 機関からの要請を受け、国内でも唯一といわれる水田の研修施設を利用した定 置型有機農業の普及活動を、地域政府関係者などを招聘して実施している。こ れにより、過度な焼畑を食い止める効果が出ると期待されている。また、バニ ラ栽培や蝶、ワニの養殖など、現地の人々の生活の向上につながる収入を得ら れるような研修も行っている。インドネシアでは、地域の要請もあり木工技術 訓練のコースを始め、研修での机、椅子などの産品を地元の学校に納めるなど して貢献している。 機材供与事業では、近年の流れとして定着しつつある地域への協力に重点を 置いて行ってきた。ミャンマーでは老朽化した学校の修復へのニーズが高いこ ともあり、日本国内の支援者からの寄付も含めて、新築、修復を進めており、 現地住民からも感謝されている。他国でも従来より進めている農業用資機材の 供与も必要最小限に行った。 − 5 − 【海外プロジェクト位置図】 バングラデシュ研修センター ミャンマー農林業研修センター タイ林業プロジェクト ⑪ ② チッタゴンマングローブ植林プロジェクト ⑨ ① ③ KPD/オイスカ青年研修センター ⑧ ①フィリピン(別紙参照) ②バングラデシュ ③タイ ④マレーシア ⑤インドネシア ⑥パプアニューギニア ⑦フィジー ⑧スリランカ ⑨ミャンマー ⑩東ティモール ⑪インド ラバウルエコテック研修センター ④ スリランカ植林計画 ⑥ 北スマトラ養蚕開発センター ⑤ フィジー農林業開発研修センター ⑦ カランガニアル研修センター インドネシア OB 研修センター 東ティモール地域開発研修センター 【フィリピン・プロジェクト位置図】 アブラ農林業研修センター ヌエバビスカヤ植林プロジェクト ヌエバエシア研修センター フィリピン開発団事務所 バゴ研修センター イロイロ植林プロジェクト カンラオン研修センター パラワン研修センター ミンダナオエコテック研修センター ダバオ研修センター 海外技術協力事業 (2)海外プロジェクト別−技術員・アシスタント・研修生の数 技術員 No 01 国名 バングラデシュ 02 プロジェクト名 現地 研修生 スタッフ 男子 女子 バングラデシュ男子研修センター 2 11 16 00 チッタゴン・マングローブ植林プロジェクト 0 05 00 00 01 南インド 南インド事務所 0 02 00 00 02 北インド 北インド事務所 0 02 00 00 インドネシア・OB会研修センター 3 44 60 23 カランガニアル研修センター 0 09 144 12 北スマトラ養蚕開発センター 1 08 07 02 0 15 30 10 01 02 インドネシア 03 01 マレーシア KPD/オイスカ青年研修センター 01 ミャンマー ミャンマー農林業研修センター 3 14 10 10 01 フィリピン事務所 1 03 00 00 02 バゴ研修センター 1 25 11 03 03 ミンダナオエコテック研修センタ- 1 00 05 00 04 アブラ農林業研修センター 0 03 02 14 05 カンラオン研修センター 0 09 07 02 06 フィリピン パラワン研修センター 0 04 01 00 07 ダバオ研修センター 0 04 01 00 08 ヌエバビスカヤ植林プロジェクト 0 01 00 00 09 ヌエバエシア研修センター 0 10 02 03 01 スリランカ スリランカ事務所 0 03 00 00 01 タイ タイ林業プロジェクト 1 07 01 00 01 フィジー フィジー農林業開発プロジェクト 2 11 30 00 01 パ゚プアニューギニア ラバウル・エコテック研修センター 1 20 196 40 01 東ティモール 東ティモール地域開発研修センター 小 計 2 18 210 523 (2)海外プロジェクト別−技術員・アシスタント・研修生の合計 項 合 目 計 数 技術員 18 スタッフ 210 -8- 研修男子 523 研修女子 119 119 海外技術協力事業 (3)各プロジェクト別施設の規模・耕地面積・植林可能な期間 No 国 名 プロジェクト名 規模 収容 水田 畑作 果樹 他 植 林 ha 人 ha ha ha ha 時 期 50 3.0. 0.4 0.1 0.4 7〜9 15 0 0 0 0 6〜7 (月) 01 バングラデシュ 02 バングラデシユ男子研修センタ- 4.0 チッタゴン・マングローブ植林プロジェクト 01 南インド 南インド事務所 自宅 0 0 0 0 0 6〜8 02 北インド 北インド事務所 借家 0 0 0 0 0 7〜9 インドネシア OB 会研修センター 10 100 0 6.0 0 1.0 10〜3 カランガニアル研修センター 2 42 0.3 1.7 0 0 10〜2 北スマトラ養蚕開発センター 30.0 50 0 0.5 0.2 17.4 9〜4 1 1 6.5 7〜12 0 0 5〜8 01 02 インドネシア 03 01 マレーシア KPD/オイスカ青年研修センター 64 60 5 01 ミャンマー ミャンマー農林業研修センター 6.3 45 4.0 01 フィリピン事務所 0.06 30 0.0 0.0 0.0 0.0 02 バゴ研修センター 26.8 25 11.0 0.3 0.0 7.0 6〜10 03 ミンダナオ・エコテック研修センター 24 50 1.5 5.5 8.0 4.0 6〜12 アブラ農林業研修センター 3.0 20 0.5 0.03 0.5 0.5 7〜8 05 カンラオン研修センター 2.0 33 0.62 1.0 1.0 0.6 6〜11 06 パラワン研修センター 30.0 30 3.0 1.0 0.25 1.0 6〜12 07 ダバオ研修センター 4.5 30 0.4 1.5 1.5 0.9 7〜9 08 ヌエバビスカヤ植林プロジェクト 500 20 0.0 0.0 0.0 500 7〜10 09 ヌエバエシア研修センター 5.0 45 3.9 0.5 0.4 0.2 5〜11 6 0.0 0.0 0.0 0.0 9〜1 04 フィリピン 0.3 01 スリランカ スリランカ事務所 0.2 01 タイ タイ林業プロジェクト 20 24 0.0 0.01 1.76 0.0 5〜8 01 フィジー フィジー農林業開発プ゚ロジェクト 11.7 100 0.0 9.0 0.1 0.6 11〜4 01 パプアニューギア ラバウル・エコテック研修センター 161.9 140 5.5 1.2 3.8 151.2 不定 "他は豚舎、養鶏舎,養魚池,桑畑畑、竹林、ゴム園、庭園、畜産、カカオ園などの面積を示す。 -9- 海外技術協力事業 (4)海外プロジェクト事業実績 <バングラデシュ> プロジェクト名 主 要 業 務 (1) 地域青年への研修機会(有機農法、畜産、農業機械等)の提供 バングラデシュ (2) 児童、及び地域住民への環境教育の提供 男子研修センター (3) 農業関連事業のデモンストレーション (4) 畜産関連事業のデモンストレーション (1) マングローブ植林(今年度は19ヘクタール、25万本を植林) 。 (2) 環境保全・地域協力、塩田(製塩)などの技術指導 チッタゴンマング ローブ植林プロジ ェクト 責任者:宮嶋秀夫 スタッフ:ハミルドゥル・ホックなど 10 名 (3)アクア・カルチャー・フォーレスト(1996年 7 月開設) マングローブ植林と魚介類の養殖・水林産物の共栄による生態系の調査と研究 <インド> 南インド事務所 北インド事務所 (1) 『子供の森』計画の推進 (2) 環境教育プログラム (3) 電気技術研修および電気部品研修 (1) 環境教育 (2) 「子供の森」計画の推進 (3) ネイチャー・ツアー (4) 交換留学事業 主 要 <インドネシア> プロジェクト名 業 務 (1)研修業務:長期及び短期の研修を実施。ロータリークラブからの支援が継続さ れているほか、地方政府や NGO、そして政府農業機関等から委託を受けて研修 を実施。 (2) 「子供の森」計画:2004 年度は 46 校の 14.74ha にて 9,172 本を植付け。植林以 外の環境教育も充実させるべく、各地域にて 3 名からなる CFP 調整員チーム の編成を進めている。 インドネシア OB会 研修センター (3)TMMP:第 2 フェーズの 1 年目。6 ヶ所に増えた植林サイトに 162,807 本、75 ヘ クタールのマングローブを植付けた。 (4)PFP:ロンボク及びチアンジュール県にて、日本よりのボランティアを迎えて の植林活動を実施。ロンボクへは四国支部、チアンジュールには静岡県支部が 派遣。 (5)女性生活改善コース:女性研修生への研修を例年通り実施。また、各種パン類 及びスナック菓子類の販路が広がり、継続的な販売が軌道に乗ってきた。 (6)職業木工訓練プロジェクト:2004 年度は日本 NGO 支援無償資金協力を活用して、 研修センター内にて訓練所の建設に着手。 (7)養鶏の導入:主に研修センターでの自家消費のために採卵鶏及びブロイラーの 自然養鶏を開始。現在、イ国文部省から支援を得て、新鶏舎の建設を進めて - 10 - 海外技術協力事業 いる。 (8)OB プロジェクト菊栽培:2004 年度は目標として掲げた 400 万本の菊苗輸出を 達成。研修センターへも借地料の名目で支援を開始。 (9)有志による地方オイスカ活動の活発化:PFP を実施しているチアンジュール県 及びロンボクにて有志(OB 含む)によるオイスカ支部が新たに設立された。 ①研修業務:農業経営に主眼を置いた実習及び講義。正規研修生である 19 期・20 期 生のほか、地方政府や高等学校、大学より委託を受けて短期研修を実施。 カランガニアル 研修センター ②緑化活動:「子供の森」計画を 4 つの小学校で実施したほか、カランガニアル県観 光局と協力して、チェト寺(ヒンズー教遺跡)周辺に植樹。植林には研修旅行中 のオイスカ高校生も参加した。 ③ OB 農業プロジェクトへの指導:センター周辺に点在する OB による農業プロジェ クトへの技術的指導。 ④ 農業博覧会の開催:6 月 16〜18 日に農業博覧会をカランガニアル県と共催。MGA (ムルヨノ所長所有の種苗会社)によるインドネシア初めての野菜種作出の成功 が高らかに謳われた。開会式には農業大臣も出席した。 ①養蚕研修生の受入 北スマトラ ②森林省技術職員の委託研修 養蚕開発 ③地元農業大学との蚕病の共同研究 センター ④養蚕農家の巡回指導 ⑤生糸の生産と販売 <マレーシア> ① 稲作と精米工場活動―米は完全自給と販売、特に精米工場は地域、村人の要請で 精米受注 KPD/オイスカ 青年研修センター ② 食品加工研修所(麺・コーヒーパウダー・パン・ビスケット・蒸しケーキ・チッ プス類―センター販売所で地域に対して市価よりも安く販売。今年度よりセンタ ー内に軽食堂を開設し研修生の実習を兼ねて地域の人にも開放、利用者も増加中 ③ 畜産―鶏舎の整備、地鶏の増羽、養魚池の整備 ④ 「子供の森」計画―センターの研修科目としても組み入れ活動組織を作った。本 部との連携も強化した。 ⑤ 人間育成―1)動機付け教育・勤勉精神の植え付け、2)自己鍛錬、3)農業基礎、 4)環境 の4科目についての KPD からの講義 ⑥ 機材・器具修理、運転技術研修 ⑦ 販売実習:センター前販売店並びに軽食堂での実習 ⑧ 野菜栽培:特に有機栽培に力を入れる ⑨ 有機資源のリサイクルと有機肥料、発酵肥料販売 ⑩ 地域活動への参加:草刈、水路掃除など ⑪ 伝統舞踊の訓練と地域活動、祭事に参加 ⑫ 特別教科(日本語、数学等)の強化 ⑬ 気象観測 ⑭ 規律・礼儀・教育 ⑮ コーヒー栽培―製品化・果樹栽培・花木の苗育成 - 11 - 海外技術協力事業 <ミャンマー> プロジェクト名 主 要 業 務 (1)有機栽培の技術指導⇒稲作・麦作・蔬菜において無農薬・無化学肥料で栽培 (2)畜産技術指導⇒養鶏(常時 2500〜3000 羽、ブロイラー 1000 羽)養豚(親豚雌 20 匹、 雄 4 匹、子豚常時 30 匹) ミャンマー農林業 (3)植林活動・林業研修⇒「子供の森」計画活動を通じて環境教育等。研修の一環 として育苗実習・講義 研修センター (4)OB 支援⇒センター研修生 OB が自立できるように貸付支援(マイクロファイナンス)今年度 17 名、累計 40 名 (5)普及活動⇒養鶏モデル農家へのマイクロファイナンス、技術指導(3 年目) (6)植林活動⇒「子供の森」計画を通じての子供達への環境教育等(13校支援) (7)地域協力⇒学校建築支援 4 校 <フィリピン> プロジェクト名 主要業務 (1) フィリピン全土にわたるプロジェクトの調整 (2) 比国内政府機関や関係組織との連絡業務(調整) フィリピン (3) プロジェクトの視察・訪問者の受け入れに伴う連絡調整 マニラ (4) OTTAA(研修生 OB 会)プロジェクトの指導と監督(連絡調整) 事務所 (5) 日本への派遣研修生及び受け入れ研修生に関する業務調整 (6) 各種プロジェクトへの資金調達・分析 (7) 「子供の森」計画の総合調整 (1) 水稲栽培指導 (2) 養豚指導 アブラ農林業研 修センター (3) 養鶏指導 (4) 蔬菜栽培指導 (5) 植林活動(「子供の森」計画を含む) (6) 養魚指導 (7) 地域への精米協力 ヌエバビスカヤ (1)植林活動 植林プロジェク (2)環境教育活動(森林火災の防止) ト ※ キラン植林プロジェクト(1993年4月1日設立) ヌエバエシア (1)稲作・蔬菜・養豚・養鶏・養魚 研修センター (2)「子供の森」計画の調整 ねずみの食害と台風による被害に苦労した。 (1) 稲作・蔬菜・養豚の技術指導 パラワン研修 (2) 精米事業 センター (3) 植林事業(マングローブ植林・陸地での植林) (4) 「子供の森」計画の調整 - 12 - 海外技術協力事業 (5) 果樹園 (1) 研修−14 名が研修をした。(この内 4 名が訪日研修をした) バゴ研修 (2) 養豚−繁殖雌豚 50 頭、月 60 頭の子豚販売 センター (3) 養鶏−採卵鶏 600 羽、毎日 500 個の卵の出荷 (1)アホイ植林プロジェクト(イロイロ州) (1992年2月設立) 管轄している プロジェクト ①新植 250ha 植林。総植林面積は 757ha。責任者は Nicholas.Verdad 氏 (2)ネグロス養蚕普及プロジェクト ①蚕種製造試験実績−1100 箱。・掃立て箱数 760 箱。 ②生繭生産 20 トン。生糸生産量 2.8 トン ③西ネグロス州政府より研修センター内にシルク展示館、サンカロス地区に稚蚕所の 設置のための無償供与。また新規養蚕農家参入のための壮蚕所建築費の貸付支援を 受ける。 ④機織−3 月からシルク生地の生産を始めた。 (1)西ミンダナオ大学林学部学生 48 名の実習実施、30 日間 ミンダナオ (2)稲作、野菜、果樹・ゴムとり、紙作りと「子供の森」計画活動、燻炭作りなどを一 エコテック 研修センター 般の研修生向けに実施。 (3)オイスカ開発教育専門学校 海外研修 11 名 3ヶ月間(10 月末〜翌1月) (4)青年海外協力隊 2 名(アフリカ派遣) 、人間環境大学 2 名の研修受入れ (5)生ゴム生産 (1)ディポログ農林業研修センター(1985 年 4 月1日設立) 林業、環境保全 管轄している プロジェクト 場所:ディポログ 責任者:リエル・カイマリ、ボボイ・インタム (2)ダピタン林水産研修センター(1989 年 4 月 1 日設立) マングローブ植林と水産業管理 場所:ダピタン 責任者:フェリクスベルト ボラスコ (1)蔬菜栽培 ダバオ (2)穀物(米・とうもろこし)栽培 研修センター (3)バナナ栽培 (4)「子供の森」計画の推進と環境保護活動 (5)手作り紙製作(上記「子供の森」計画の活動の一環としての実施) カンラオン (1) 短期研修、稲作(168ha)、蔬菜、畜産、養蚕、種の普及、肥料の普及など 研修センター (2) 「子供の森」計画の推進 (3) 桑の栽培や養蚕の普及 (1) 「子供の森」計画の推進(今年度は45校実施−累計では206校) <スリランカ> (2) ふるさとづくりワークショップの開催 スリランカ事務 (3) オイスカスリランカ総局年次総会の開催 所 (4) 津波被災者への支援活動、復興支援活動 (5) 日本からの植林ツアー受入れ (6) 「子供の森」計画参加学校の教員、OB を対象とした環境セミナーの開催 (7) オイスカ研修生 OB 会年次総会の開催 - 13 - 海外技術協力事業 <タイ> プロジェクト名 主 業 務 (1) 植林事業―「子供の森」計画植林、コミュニティフォーレスト、苗木作り (2) 普及活動−環境保護等の為のセミナー、生徒達への環境課外学習、 タイ林業 プロジェクト 要 生徒達への環境キャンプ、校内におけるオイスカ活動展示 (3) 交流事業―植林ボランティア等の日本からの団体の受け入れ ―他の NGO や地方自治体等との共同事業や情報交換 (4) 人材育成―研修生派遣前研修(2 ヶ月) (5) 地域協力―村人への農業情報提供 <フィジー> プロジェクト名 主要業務 (1) 研修業務−農業、規律訓練、日本語 農業は有畜有機農業に着手。還元できる素材は還元するようにしている。 (2) 植林活動―山岳部の植林・果樹、沿岸部のマングローブ・サンゴ保全 フィジー 農林業開発 研修センター (3) 技術指導−農業全般 (4) 地域協力(OB 支援) (5) JICA「持続可能な農村開発のための人材育成パイロットプロジェクト」 有機的な選考‐研修‐フォローアップシステムの確立 選考作業における透明性・公平性の確保 研修センター自体の自立システム確立 各研修の内容充実と研修者の研修成果向上 フォローアップの確立 「実施期間」3 年間(平成 16 年 7 月〜平成 19 年 6 月) (6) 東京海上マングローブ事業 事業内容:ビチレブ北東部にラ県地域 3 年間で 50ha 50 万本の植栽 ・サイオコ村 8ha、8000 本植栽平成 17 年 2 月に終了し平成 16 年 11 月から平成 17 年 2 月 までの期間に来年度の 24ha 分の 24,000 本のマングローブ苗を準備 (7) トヨタ環境活動プロジェクト 事業内容: 「沿岸保全のための環境教育プログラム」 事業期間:3 年間 ・サンゴ定植 14 村で約 7800 個が 80%以上定着 ・マングローブ 5 ヘクタール活着 ・平成 16 年 12 月フィジー水産省より、感謝状頂く。 (8) NGO 支援無償資金 事業内容: 「ナンドロガ・ナボサ県に於ける緑化活動啓蒙計画」 使用可能なものを分別し生ゴミや落葉を堆肥化し、これを使途し、植林する。ゴミ・緑化活動 啓蒙。 - 14 - 海外技術協力事業 <パプアニューギニア> (1)定置型有機農業(焼畑拡散防止)の普及を課題に研修を行っている。 (2)研修項目:稲作(水稲、陸稲栽培) 、発酵有機肥料作り。 (3)畜産(養豚−種付けから肥育、販売)。ワニ肥育:肉は食用、皮は販売、死ん だヒナ、子豚等の処理役。ウサギ飼育。発酵飼料作り。 (4)養鶏:産卵鶏、ブロイラー、発酵ブルーダー作り、フラン器操作、卵、肉販 売 ラバウル (5)淡水魚養殖(コイ、テラピア) エコテック (6)蔬菜栽培、葉物を中心に実物も栽培。有機農薬各種の製造。 研修センター (7)バニラ栽培:植え付けから収穫調整出荷までの研修。小面積しか持たない農 家にとって、良い換金作物である。 (8)林業:有用果樹育苗、チョウ養殖:現存する森から収入源を得る一つの方法。 野生動物(ヒクイドリ、冠ハト、木登りカンガルー、ココモ)の飼育。 (9)普及活動:陸稲栽培の普及活動(ガゼル地区・ココポ地区・ポミオ地区)に てオイスカ卒業生を中心に組織し、その普及を図っている。昨年、一年間で 約 1,450 人の稲作農家が生まれた。 (10)JICA、N−DALと共に東セピッ ク州、マダン州からの農民、農業省役人を 研修し、その後現場を訪れ、巡回指導を行う。陸稲普及に当たっている。 (11)セメントブロック作り:木を最小限に使った建築を考え、手作りブロック作 りの研修も始めた (12)人材育成:プロジェクトマネージメントのディプロマコースを実施。 - 15 - 海外技術協力事業 (5)開発技術員派遣一覧表(平成16年4月1日〜平成17年3月31日) No 氏名 年 出身地 担当分野 No 氏名 年 齢 出身地 担当分野 齢 01 宮嶋秀夫 49 富山県 運営管理 10 渡辺重美 54 岐阜県 運営管理 02 榎本理穂 27 東京都 研修庶務 11 通次弘之 43 石川県 養蚕 03 吉永秀喜 54 福岡県 運営管理 12 小林 賢 32 島根県 養蚕 04 中垣 豊 35 京都府 農業・庶務 13 池田広志 63 福岡県 運営管理 05 中垣アダ 43 フィリピン 調整 14 池田南海男 26 フィリピン 研修農業 06 岡村郁男 71 長野県 運営管理 15 高原謙二 39 岡山県 運営管理 07 永石安明 45 福岡県 調整・渉外 16 荏原美知勝 46 東京都 運営管理 08 水口知香 30 三重県 研修・農業 17 新屋敷 60 青森県 運営管理 09 郡司正彦 30 福島県 研修・農業 18 宗像ジェイエ 34 福島県 調整・渉外 均 (7)海外プロジェクト連絡先一覧表(日本人技術者が派遣されているプロジェクト) プロジェクト名 バングラデシュ 研修センター 所在地 OISCA Training Center of Bangladesh 備考 Tel:+880-2-8959476 Village East Narasinghpur, P.S. Savar, Dist. Dhaka, Bangladesh インドネシア OISCA Alumni Association T.C. in Indonesia Tel:+62-266-321347 OB 会 KP. Cimenteng RT02/05 Fax:+62-266-321347 研修センター Kec.Cikembar, Sukabumi 43155, Jawa Barat, Desa Sukamulya, Indonesia 北スマトラ養蚕 North Sumatera Sericulture Development Center 開発研修センター Desa Kacinambun, Kec.Tiga Panah, Kab.Karo, Tel:+62-81-362-242995 Sumatera Utara, Indonesia ミャンマー農林業 OISCA Agro-forestry Training Center Tel:+95-1-662777 研修センター Pakhangyi, Yesagyo Township, Pakokku District, Fax:+95-1-662777 Magway Division, Myanmar (ヤンゴン事務所) フィリピン OISCA House, No.8 Ferns Ville Street, Tel:+63-2-911-6228 マニラ事務所 White Plains Subdivision, Quezon City, Fax:+63-2-911-6257 Philippines バゴ研修センター OISCA-Bago Training Center Tel:+63-34-703-0721 Tabunan, Bago City, Negros Occidental, Fax:+63-34-703-0721 Philippines ミンダナオ OISCA Eco-Tech International School Tel:+63-65-212-2267 エコテック P.O.Box 8, Dipolog City, Zamboanga del Norte, Fax:+63-65-212-2267 研修センター Philippines タイ林業 OISCA Thailand Forestry Project Tel:+66-53-572-962 プロジェクト P.O.Box 15, Makok, Pasang, Lamphun 51120 Fax:+66-53-572-962 Thailand - 16 - 海外技術協力事業 フィジー農林業 OISCA Fiji Agro-forestry Development Project Tel:+679-6520348 開発研修センター P.O.Box 495, NYTC, Sigatoka, Fiji Island Fax:+675-6520348: ラバウル OISCA Eco-Tech Training Centre, Rabaul Tel:+675-983-9290 エコテック P.O.Box426, Rabaul, East New Britain Province, Fax:+675-983-9290 研修センター Papua New Guinea (8)海外研修センター所在地一覧表(OBプロジェクト) プロジェクト名 所在地 担当者 アブラ農林業 OISCA Abra Agro-forestry Training Center 研修センタ− Mudiit, Dolores, Abra, Philippines ヌエバビスカヤ OTTAA Nueva Vizcaya Reforestation Project 植林プロジェク #31, Washington Street, Aritao, Nueva Vizdaya ト Philippines ヌエバエシア OISCA Nueva Ecija Training Center 研修センター Barangay Cabio,Lianera, Nueva Ecija Mr. Delfin Tesoro Mr. Mario G. Lopez Mrs. Leonila O. Santos Philippines イロイロ植林 Iloilo Reforestation Project プロジェクト Ajuy, ILOILO Philippines カンラオン OISCA Canlaon Training Center 研修センター Lumapao, Canlaon City, Negros Mr. Nicholas Verdad Mr.Carrel Alexander Oriental Caduhada Philippines パラワン OISCA Palawan Training Center 研修センター Cabigaan Mr. Orland C.Aquino ,Aborlan Palawan, Philippines ダバオ OISCA Davao Training Center 研修センター Purok 3,Pasian, Monkayo,Compostela Valley, Mr. Edgar A. Yonque Philippines KPD/ オ イ ス カ 青 KPD/OISCA YOUTH Training Center 年研修センター Jln. Lagud Mr. Jimil bin Jainol Seberang, W.D.T.6,Tenom, Sabah Malaysia OISCA Karanganyar Training Center カランガニアル JI TP Joko Songo, km 1.2, Desa Doplang, 研修センター Kec.Karangpandan, Kab. Karanganyar 57791 Mr.Ag.Mulyono Herlambang Jawa Tengah, Indonesia スリランカ OISCA Sri Lanka Office Mr.Jagath Bandara 事務所 P.O.Box 44, Nugegoda, Tel:+94-11-5530531 SRI LANKA Fax:+94-11-4304904 OISCA South India Office, C-8 Jawahar Nagar Mr. M. Aravind Babu Kozhikode, Kerala 673006, India Tel:+91-495-2765079 OISCA North India Ms. Ritu Prasad A1/3 Panchsheel Enclave, Tel:+91-11-2649-6879 南インド事務所 北インド事務所 New Delhi 110017 - 17 - 海外技術協力事業 (10)草の根無償を申請したプロジェクト プロジェクト名 申請の名称 申請の目的 バングラデシュ Renovation and Extension 研修センター of OISCA-poultry Project 鶏の孵化場建設 交 付 額 US$83,000 (11)日本NGO支援無償資金協力を申請したプロジェクト 国 プロジェクト名 申請の目的 交 付 額 フィリピン バゴ研修センター 中古製糸機械の運搬 2,337,505円 インドネシア チメンテン研修センター 地域青年への木工技術指導 US$88,074 フィジー フィジー農林業開発研修センター ゴミ問題・緑化活動啓蒙 US$30,781 (12)社団法人国際農林業協力交流協会(JAICAF)による専門家派遣支援事業 a. 事 業 名 :オイスカ・ミャンマー農林業研修センターにおける養鶏技術指導 b. 派 遣 員:藤津靖夫 c. 場 所 :ミャンマー国・パコク県・エサジョ郡・パカンジー d. 期 間:平成16年12月8日〜平成17年1月16日 - 18 - 海外技術協力事業 2)機材供与 供与対象国 バングラデシ イ ン ド ネ シ マ レ ー シ ミ ャ ン マ フ ィ リ ピ 単位 機材名 ュ ア ア ー ン タ イ フ ィ ジ ー パプアニューギニア 試験器具資材 試験器具資材 試験器具資材 食品加工施設整備、井戸掘削、学校施設整備 試験器具資材 養豚養鶏施設整備、脱穀機、デイケアセンター建設 試験器具資材 試験器具資材 試験器具資材 試験器具資材 合 計 円 供与額 28,640 28,640 16,400 3,701,661 5,485,794 16,400 27,840 28,640 9,334,015 3)海外研修センター事業 海外研修センターもしくは、研修農場に於いて農村青年に対する1年間、又は6ケ月の 長期、或は1ケ月の短期等各種研修訓練を実施した。農業技術はもちろんのこと勤労意欲、 責任感、時間観念、礼節等の基本的事柄を身につけさせるべく厳格な生活指導を行ってい る。 その厳格な日常生活の中から自主性の芽生えがあり、時間を活用する姿勢が生まれ、技 術を駆使する人材養成が可能となっている。更に農業経営観念を身につけることによって、 自立する農村青年が誕生し村のリーダーとして村造り、国造りに向け後輩の研修指導に努 力している。 一方日本に招聘する研修生は海外研修センターでの研修修了者の中から選考するため、 より目的に相応しい人材の選考が可能となる。 ① 研修訓練 平成 16 年4月〜平成 17 年3月 51名 フィリピン熱帯農業研修 平成 16 年4月〜平成 17 年3月 16名 バングラデシュ 〃 平成 16 年4月〜平成 17 年3月 248名 インドネシア 〃 平成 16 年4月〜平成 17 年3月 40名 マレ−シア 〃 平成 16 年4月〜平成 17 年3月 236名 パプアニュ−ギニア 〃 平成 16 年4月〜平成 17 年3月 30名 フィジー 〃 平成 16 年4月〜平成 17 年3月 20名 ミャンマー 〃 ───── 合 計 641名 ②自立活動促進事業 事業名「定置型有機循環農業 普及プロジェクト」 場所:パプアニューギニア共和国(東ニューブリテン州) コスモ石油エコカード基金支援を受けて定置型有機循環農業モデルの確立ならびにその 拠点となる研修センターの自立運営の実現を目指して、地域においては稲作指導、精 米機自主管理指導、そして拠点である研修センターでは、鶏舎建設、有機農薬製造小 屋建設等のインフラ整備に加え、スタッフの基礎能力アップのための Diploma 研修、 コンピュータ研修などを実施した。また将来の事業として展望がある、ノニ果実の活 - 19 - 海外技術協力事業 用法研究、バニラの加工法研究・輸出調査なども行った。 4)業務促進 ①スマトラ沖地震救援事業 2004 年 12 月 26 日にインドネシア・スマトラ沖で発生した地震・津波で被害を受け た国・地域を対象に、災害救援活動を実施した(平成 17 年度も継続中)。 (スリランカ) 1月上旬にオイスカ・コロンボ事務所のスタッフ2名(ジャガット/アラハコーン)が 被災各地を視察調査した。その情報をもとに、南部・ハンバントータ県での教育支援(学 用品などの供与)と、東部沿岸地域での「瓦礫撤去ボランティア」活動を行うことを決 定。 3 月上旬に第1回目のボランティア活動(井戸の掃除、瓦礫の撤去整理、仮設住宅建設 など)をバティカロア町で実施した。日本国内を中心としてオイスカ本部に寄せられた 募金の中から50万円を活用して、必要資材(鍬、一輪車、バケツ、スコップなど)を 購入した。2005 年4月以降も実施を継続しており、計50回の活動(1回あたり3〜4 日/参加人数50人前後)を予定している。ハンバントータ県での教育支援は4月下旬 に実施。日本から寄せられた「励ましメッセージ」や学用品を手渡した。この教育支援 には募金20万円を活用している。 (タイ) 1月下旬に、オイスカ・タイのスタッフ(見原アイサ、春日智実、プラヤット、カヤイ 他)がラノーン県とプーケット島を視察調査した。2月中旬にラノーン県南部のタレー ノーク村の地域復興開発プロジェクトを立案して、実施に移った。平成 16 年度は、募 金から200万円を同プロジェクトに配分して、同村の漁民対象に漁船や漁具の提供支 援をおこなった。平成 17 年度はさらに追加資金を用いて、カシューナッツ生産加工、 山羊の飼育組合、カニや魚の養殖、マングローブ植林の4つの事業を実施している。 (インド) 津波被害直後の 12 月末に、オイスカ・南インドのスタッフ(アラビンド・バブ他)が ケララ州の被災民向けに医療品の緊急支援をおこなった。その後、1 月に津波で全壊し た学校(ケララ州・UPS 小学校)の修復工事の支援を決定。募金200万円を活用して、 現在工事を進めている(平成 17 年 6 月に完了予定)。また別途、被災民むけの住宅建設 プロジェクトにも 2 月から着手している。インド国内でオイスカが独自に寄付を募り、 現在は 25 棟の建設が進行している。 (インドネシア) 2 月上旬にナングロアチェ州ビレウエン県の学校(タンジョンバロ小学校・サマランガ - 20 - 海外技術協力事業 小学校・西レウム小学校)生徒計 591 名を対象に、教科書など学用品の提供支援をおこ なった。この実施のために募金から200万円を配分した。実施の責任者は、オイスカ の研修修了生(サルビニ、ダルマワティ)また、同州の震災孤児の支援活動も立案して いる。近隣の寄宿舎に 50 名前後を受け入れ、教育の機会提供などを計画している。 ②ネグロス養蚕整備事業 外務省のリサイクル支援無償の協力を得て、現在フィリピンネグロスにて進めているネグロス 養蚕事業に対し、繰糸機会の整備がなされた。これにより多くの糸が生産され地域に対し大い なる貢献がなされた。 ③農業農村開発ワークショップ 昨年に引き続き外務省NGO活動環境整備支援事業として支援を受け当財団が農業農村開 発NGO協議会事務局として事業の展開がなされた。 1)参加型開発手法 2)有機農法技術を習得するため国内において 3 回のワークショップを開催 3)東ティモールにおける調整の実施 1 回 ④開発業務調整 (1)派遣先:東ティモール国・地域開発研修センター 期 間:平成 16 年 5 月 10 日〜5 月 16 日 内 容:業務調整 氏 名:木附文化 - 21 - 海外技術協力事業 - 22 - 人材育成事業 3.人材育成事業 1)組織運営・活動能力向上支援事業(国際協力ボランティア受け入れ事業) オイスカの国際協力活動に対する内外の評価とともに、開発途上国からの技術員派 遣や研修生の受け入れに対する要請は年々高まって来ている。これらの要請に応える ためには、有為な人材の育成確保が要である。 本プログラムはそうした状況に対応するとともに、広くわが国の国際貢献に寄与で きる人材の育成を目指すものである。具体的には、国内研修センターで海外研修生と 寝食をともにしながら実践的な国際理解を深めるとともに、環境保全型有機農業の技 術習得等に努めながら、併せて組織運営能力や指導力を身に着けるために実施するも の。そして将来、農業を通じて国際的に活躍できる人材の育成を目指すものである。 本年度は外務省NGO事業補助金の一部助成を得て、四国研修センター及び西日本 研修センターにて実施した。 ①組織運営・活動能力向上支援事業(四国研修センター) 期 間:平成16年11月1日〜平成17年3月31日(5ヶ月) 実施場所:オイスカ四国研修センター(香川県) 参加者名:1、矢野 耕平(平成16年11月〜平成17年3月、5ヶ月) 2、渡邊 芳倫(平成16年11月〜平成17年3月、5ヶ月) 3、鈴木 綾子(平成16年11月、1ヶ月) 4、池之側哲史(平成17年1月〜3月、3ヶ月) 研修内容:農業一般実務研修 農業経営 組織運営 国際理解・協力、その他 ②組織運営・活動能力向上支援事業(西日本研修センター) 期 間:平成16年11月1日〜平成17年3月31日(5ヶ月) 実施場所:オイスカ西日本研修センター(福岡県) 参加者名:1、安部 雅之(平成16年11月〜平成17年3月、5ヶ月) 2、武鑓 史恵(平成16年11月〜平成17年3月、5ヶ月) 3、中田 圭祐(平成16年11月〜平成17年3月、5ヶ月) 4、吉田 智子(平成16年11月〜平成17年3月、5ヶ月) 研修内容:農業一般実務研修 農業経営 組織運営 国際理解・協力、その他 - 23 - 人材育成事業 2) NGO 人材育成研修事業 a. 実施機関 : マングローブ林再生事業(タイ国) b. 実施内容及び目的:事業運営担当者の技術面での更なる積み上げを目指すとと もに、各人の視野を広げるためインドネシアにおけるマングローブ林再生の実情 視察と環境教育指導法について習得する。また他国にて同じくマングローブ植林 及び地域開発に取り組む人々との連帯感を深め、今後の飛躍への精神的な活力と するため。 c. 派 遣 国:インドネシア国 d.受入協力機関:オイスカ・インドネシア開発団及びオイスカ・インドネシア OB 会 e.派 遣 員:日本人1人、現地スタッフ4名 f.派遣期間:2005年2月13日〜2月21日(9日間) - 24 - 国際交流事業 4.国際交流事業 1)海外関係者交流(受入れ) 月 日 7月9日 〜10 月 1 日 8月3日 〜9 月 1 日 8 月 10 日 国 籍 アゼルバイジャン 8月31 日 〜10月28日 9月5日 〜6 日 10 月 1 日 〜12 月 15 日 11 月 8 日 〜10 日 バングラデシュ 台湾 インド 中国 フィリピン ミャンマー 氏 名 アナル・アクンドフ (アゼルバイジャン会員) 台湾総会若手会員 アフタブ・セート (駐日インド大使) アラウディン・アーメッド (開発団事務所員) オイスカ香港会員、楊培徳他 1 名 ウエルマン・バレンシア (開発団事務所員) ウー・トン・タン (ミャンマー農業公社総裁) 目 的 視察・懇談 日本語 日本文化理解 懇談 視察・懇談 懇談・施設案内 視察・懇談 懇談・視察 2)国際交流事業 1)訪問国:インドネシア 期 間:平成 16 年 6 月 14 日〜6 月 22 日 目 的:北スマトラアジア諸国会議参加及び北スマトラ市民との交流 参加数:3 名 2)訪問国:フィリピン 期 間:平成 16 年 7 月 30 日〜8 月 5 日 目 的:静岡県オイスカ会員によるネグロスでの親善交流、及び植林参加 参加数:32 名 3)訪問国:スリランカ 期 間:平成 16 年 8 月 21 日〜8 月 27 日 目 的:愛知県オイスカ会員によるスリランカの植林フォーラムに参加、親善交流 参加数:11 名 4)訪問国:フィリピン 期 間:平成 16 年 8 月 25 日〜31 日 目 的:富山県オイスカ会員によるバゴセンター訪問と植林活動参加 参加数:13 名 5)訪問国:マレーシア 期 間:平成 16 年 9 月 1 日〜9 月 15 日 目 的:中部日本圏会員によるボルネオワークキャンプ・親善交流に参加 参加数:3 名 − 25 − 国際交流事業 6)訪問国:パプアニューギニア 期 間:平成 16 年 9 月 11 日〜9 月 19 日 目 的:愛知県オイスカ会員によるラバウル国際交流と緑のボランティア活動 参加数:14 名 7)訪問国:中国 期 間:平成 16 年 10 月 18 日〜10 月 27 日 目 的:北京、内モンゴルオイスカ支援者との交流 参加数:3 名 8)訪問国:ベトナム 期 間:平成 16 年 11 月 5 日〜16 日 目 的:宮城県会員によるベトナム植林フォーラム 参加数:16 名 9)訪問国:インドネシア 期 間:平成 16 年 11 月 19 日〜24 日 目 的:静岡県オイスカ会員によるセンター訪問と植林フォーラム参加 参加数:17 名 10)訪問国:インドネシア 期 間:平成 16 年 12 月 1 日〜12 月 5 日 目 的:四国のオイスカ会員によるロンボク島での植林と帰国研修生会との交流 参加数:20 名 11)訪問国:イスラエル・アゼルバイジャン 期 間:平成 17 年 2 月 9 日〜18 日 目 的:イスラエル、アゼルバイジャンのオイスカ会員との親善交流 参加数:7 名 12)訪問国:フィリピン 期 間:平成 17 年 3 月 1 日〜6 日 目 的:愛知県オイスカ会員によるパナイ島訪問交流、植林フォーラムに参加 参加数:16 名 13)訪問国:中国 期 間:平成 17 年 3 月 18 日〜3 月 22 日 目 的:静岡県オイスカ会員による中国重慶市での植林活動参加 参加数:25 名 3)親善交流事業 本年も昨年に引き続き、開発途上諸国との関係をより親密にするためにさまざまな通信 等を利用してオイスカOB及び現地OISCA支援者との交流を行った。 − 26 − 国際会議関連事業 5.国際会議関連事業 < 環境教育と青年育成に関する国際会議 > 主 催:(財)オイスカ 日 時:平成 16 年 10 月 4 日〜10 月 7 日 会 場:コングレスセンター(静岡県浜松市)ほか 参加者: アゼルバイジャン エルチン・ナシロフ(オイスカ・アゼルバイジャン総局会長) バングラデシュ アティア・R・アティーク(オイスカ・バングラデシュ総局会長) カンボジア チャールズ・C・H・レン(オイスカ・カンボジア総局会長) リ・リ(オイスカ・カンボジア総局会員) フィジー チョセバ・マタウ(オイスカ・フィジー委員会議長) 香港 仇 永 平(オイスカ香港総局理事長) 楊 培 徳(オイスカ香港総局会員) 黒田祐之進(オイスカ・カレッジ理事長) インド M・アラビンド・バブ(オイスカ南インド事務所所長) ラビンダー・ジャイトリ(オイスカ北インド支局会長) トーマス・マティユー(オイスカ南インド支局役員) アラビンダン・ナイール(オイスカ・コーチン支局役員) インドネシア グナワン・ティオ(オイスカ北スマトラ支局副会長) アラムリア・アバス(オイスカ北スマトラ支局事務局長) リナ・サリム(オイスカ北スマトラ支局会員) アルバート・ティオ(オイスカ北スマトラ支局会員) イスラエル ラーナン・カツィール(オイスカ・イスラエル総局事務局長) イラナ・カツィール(オイスカ・イスラエル総局会員) 日本 中野 良子(財団法人オイスカ会長) 中野 利弘(財団法人オイスカ副理事長) 中野 悦子(オイスカ・インターナショナル副総裁) 奈良 毅(財団法人オイスカ評議員) − 27 − 国際会議関連事業 黒野 吉金(財団法人オイスカ理事) 岡田 文弘(財団法人オイスカ理事) 廣瀬 道男(財団法人オイスカ事務局長) 木附 文化(財団法人オイスカ事務局次長) 岡本 隆之(国際文化交友会常務理事) 富安 秀敏(オイスカ西日本研修センター所長) 友田 和臣(オイスカ開発教育専門学校校長) ケニア ジェームズ・オケロ(NEC 社員) 韓国 張 奉 煥(オイスカ韓国総会会長) 金 東 輝(オイスカ韓国総会副会長) オク・ジョーン・カン(オイスカ韓国総会婦人部) 李 英 子(オイスカ韓国総会婦人部) マレーシア モハメド・ソフィアン・ラヒム(オイスカ・マレーシア総局副会長) ザマニ・ビン・M・ノール(オイスカ・マレーシア総局事務局長) サブディン・ガニ(オイスカ・サバ支局事務局長) アブドル・ガニ・ラシド(オイスカ・サバ支局副会長、コタキナバル市長) チェ・コブ・G・A・ラーマン(オイスカ・ケランタン支局事務局長代行) マリナ・アブドラ(オイスカ・サバ支局会員) ザリナ・ガニ(オイスカ・サバ支局会員) モハメド・ナスルル・ムクタール(オイスカ・マレーシア総局会員、OB) ミャンマー チョウ・ウィン(農業潅漑省農業公社パコック県事務所副所長) パキスタン ムハマド・アクバル・リアズ(オイスカ・エコロジカルスクール支局会員) パラオ フラビアン・カルロス(オイスカ・パラオ総局理事・国会議員) イタル・キシガワ(オイスカ・パラオ総局会長) フィリピン アルフレド・マラニオン(オイスカ・フィリピン総局会長・国会議員) マグダレノ・コルテス(前オイスカ・インターナショナル副総裁) ジェット・ロハス(イロイロ州アホイ町長) ジョセフィーナ・コルテス(オイスカ・フィリピン総局会員) デビー・ロハス(オイスカ・フィリピン総局会員) シンガポール 胡暁子(オイスカ・シンがポール総局会長) − 28 − 国際会議関連事業 スリランカ ジャガット・P・バンダラ(オイスカ・スリランカ総局事務局長) 台湾 許文富(オイスカ台湾総会理事長) 内 容:今回は会場を浜松に移し、この地のオイスカ支援者の協力を得て国際会議を開催した。16年 度より補助金がなくなったが、過去財団法人オイスカの活動を通じて多くの研修生が学び、人的財 産が生まれたことから、今後帰国研修生がますます力を発揮するように図る必要がある。さらに各 国でオイスカ運動を進めたいとする意欲ある人々の自主的活動を促し助けなければならない。16 年度の国際会議は、特にそのような観点から、各国組織、帰国研修生会、オイスカ本部などとの お互いの係わり合い、相互協力のルールを考えることを主題とした。オイスカが進めてきた植林活動、 学校を巻き込んだ森造り運動などは、今後一層「環境教育」に重点を置くことを話し合った。財団法 人オイスカの事業を少しでも肩代わりしたいと香港などで新しい組織を結成し、少しずつ海外の財政 基盤の整備をする動きなどが話し合われた。 − 29 − 国際会議関連事業 − 30 − 調査研究事業 6.調査研究事業 1)生活向上と食料保障に関するニーズ調査 委託:世界銀行 ARMM 社会開発基金 (Autonomous Region in Muslim Mindanao:ムスリム・ミンダナオ自治区) 期間:平成 16 年 2 月 29 日〜6 月 30 日 世界銀行より本調査の委託を受け、フィリピンのムスリム・ミンダナオ自治区におけ るニーズ調査を実施した。 専門家 4 名と調査アシスタント 4 名体制で実施。ARMM 地域の中でも特に内紛の影響 を強く受けた対象コミュニティーの選出の後、調査項目を立て、各地域において集中的 グループディスカッション形式で聞き取り調査をし、世銀マニラ事務所に報告書を提出、 ①農業技術に関する総合的な住民のキャパシティー・ビルディング・プログラムの実施 (地域住民の組織化を含む)、②学校や家庭における家庭菜園の指導、③国連世界食糧 計画の労働の対価としての食糧援助 (Food-for-Work)との連携 で、食料支援と環境保 全のための植林プログラムの組み合わせを提案した。 なお、調査結果の内容を GPS(衛星利用測位システム)に落とし込む作業が含まれてお り、その部分はフィリピンの専門企業に委託した。 − 31 − 調査研究事業 − 32 − 啓発事業 07.啓発事業 1)会員の動向 ①賛助会員 賛助会員の種別 Ⅰ 特別法人会員 Ⅱ 特別個人会員 Ⅲ 維持法人会員 Ⅳ 維持個人会員 Ⅴ マンスリー会員 ②組織ブロック及び県番号 ブロック地域 北 海 道 ・東 北 県 番 号 11北 海 道 、 12青 森 県 、 13岩 手 県 、 14宮 城 県 、 15福 島 県 、 16秋 田 県 、 17山 形 県 関 東 21東 京 都 、 22千 葉 県 、 23茨 城 県 、 24群 馬 県 、 25埼 玉 県 、 26栃 木 県 、 27神 奈 川 県 、 28山 梨 県 中 部 31長 野 県 、 32静 岡 県 、 33愛 知 県 、 34岐 阜 県 、 35三 重 県 北 陸 41富 山 県 、 42新 潟 県 、 43福 井 県 、 44石 川 県 関 西 51大 阪 府 、 52滋 賀 県 、 53京 都 府 、 54奈 良 県 、 55和 歌 山 県 、 56兵 庫 県 四 国 61香 川 県 、 62徳 島 県 、 63愛 媛 県 、 64高 知 県 中 国 71広 島 県 、 72岡 山 県 、 73島 根 県 、 74鳥 取 県 本 81山 口 県 、 82福 岡 県 、 83佐 賀 県 、 84長 崎 県 、 西 日 8 5 熊 本 県 、8 6 大 分 県 、8 7 宮 崎 県 、8 8 鹿 児 島 県 、 89沖 縄 県 海 外 91海 外 以 上 の 様 に 国 内 8 ブ ロ ッ ク に 分 け 会 員 番 号 と し て 種 別 、県 番 号 、 県内受付番号として各会員の記録データーとして管理している。 なお、所属番号としては、支部はBRANCHのBとして県番号と合わせ所属番号と している。 - 33 - 啓発事業 会員の動向と会費納入状況 1. 会員数及び賦課額の動向 (総括表Ⅰ及び総括表Ⅰ−1参照) 平成16年度期末の会員数は6,466件、賦課額については212,753千円と なった。平成15年度期末と比較すると、会員数については700件、賦課 額については16,902千円の減少となった。また、賛助会員に関する細 則の改正を受け、平成15年度以前からの会費未納者は退会とした。詳 細については以下に示すとおりである。 (1) 賦課額の増加 平成16年度の新入会は431件(特別法人17件、特別個人5件、維持法人 74件、維持個人278件、マンスリー会員57件)となり、平成15年度の新 入会より337件の減少となった。 今期の新入会の賦課額は12,082千円 (特別会員2,100千円、特別個人 250千円、維持法人3,200千円、維持個人5,640千円、マンスリー会員892 千円)となり、平成15年度の新入会の賦課額より6,842千円の減額とな った。 再入会については146件、賦課額では3,822千円となった。平成15年度 以前に会費未納だった会員の再入会が増え、平成15年度の再入会の賦 課額より2,842千円の増額となった。 種別変更については40件、賦課額では1,262千円の増額、また、口数 については185件、賦課額では2,616千円の増額となった。 (2) 賦課額の減少 平成16年度の退会者数は、1,277件(特別法人22件、特別個人13件、 維持法人265件、維持個人934件、マンスリー会員43件)となり、平成 15年度の退会者数より26件の増加となった。 今期の退会者の賦課額は34,076千円(特別法人2,700千円、特別個人 720千円、維持法人10,750千円、維持個人18,926千円、マンスリー会員 980千円)となり、平成15年度の退会者の賦課額より5,012千円の減額 となった。 種別変更については40件、賦課額では2,400千円の減額、また、口数 については11件、賦課額では230千円の減額となった。 2. 会費の納入(総括表Ⅱ及び総括表Ⅱ−1参照) 平成16年度会計の会費納入額については、198,675千円(特別法人 44,758千円、特別個人3,000千円、維持法人72,547千円、維持個人74,554 千円、マンスリー会員3,816千円)となった。平成15年度の納入額と比 較すると10,712千円の減額となっている。 また、平成16年度会計の納入総額198,675千円のうち平成16年度会費 の納入額は194,765千円となっており、賦課額に対する平成16年度会費 の納入率は91.55%となった。平成15年度以前からの会費未納者は退会 となったことから、賦課額が減少したため、納入率は平成15年度より 約3%高くなった。 - 34 - 啓発事業 - 35 - 啓発事業 - 36 - 啓発事業 - 37 - 啓発事業 - 38 - 啓発事業 - 39 - 啓発事業 - 40 - 啓発事業 - 41 - 啓発事業 2 ) 組織充実事業 組織の充実事業は各地区において活発に活動が展開され、新たに首 都 圏 支 部( 東 京 ・ 神 奈 川 県 ・ 埼 玉 県 支 部 及 び 松 戸 支 局 が 発 展 的 統 合 ) 、 熊本県支部が発会した。 3月 31日 現 在 の 組 織 は 下 記 の 通 り 。 ①支部(14支部) 1 北 海 道 支 2 宮 城 県 支 3 首 都 圏 支 4 山 梨 県 支 5 長 野 県 支 6 富 山 県 支 7 静 岡 県 支 8 愛 知 県 支 9 岐 阜 県 支 10 関 西 総 支 11 四 国 支 12 西 日 本 後 援 13 佐 賀 県 支 14 熊 本 県 支 部 部 部 部 部 部 部 部 部 部 部 会 部 部 横 亀 桝 岩 塚 山 井 小 村 鈴 佐 川 長 丸 山 井 本 波 田 田 上 原 瀬 清 蔵 章 雄 之 蔵 一 人 治 木 畔 藤 忠 義 合 辰 雄 沼 冨 士 男 本 文 紀 文 晃 政 俊 圭 光 敏 恒 ②支局(58支局) 岩 手 県 岩手県支局 福 島 県 福島支局 群 馬 県 群馬支局 茨 城 県 茨城県支局 東 京 都 東京築地支局、新都心支局、伊豆自然塾支局 長 野 県 長 野 支 局 、飯 田 支 局 、中 信 支 局 、佐 久 支 局 、諏 訪 支 局 、 上田支局 静 岡 県 浜北支局、掛川小笠支局、磐田天竜支局、 袋井周智支局、浜松支局 愛 知 県 岡 崎 支 局 、西 尾 支 局 、安 城 支 局 、豊 田 支 局 、蒲 郡 支 局 、 半田支局、刈谷支局、丹羽支局、尾張一宮支局、 名古屋支局、碧南高浜支局、日進長久手支局 三 重 県 三重県支局 岐 阜 県 可児支局、岐阜北支局、大垣支局、中濃支局 岐阜中央支局、岐阜本巣支局、羽島支局 石 川 県 石川県支局 奈 良 県 奈良支局 広 島 県 広島支局 香 川 県 綾南支局、綾上支局、高松支局、坂出支局、三豊支局 香川東支局、中讃支局 徳 島 県 徳島県支局 高 知 県 高知県支局 愛 媛 県 福 岡 県 愛媛県支局 甘 木 ・朝 倉 支 局 - 42 - 啓発事業 宮 長 大 鹿 沖 崎 崎 分 児島 縄 県 県 県 県 県 宮崎支局、都城支局 佐世保支局 大分支局 鹿児島支局 沖縄県支局 3)普及活動事業 本年度においても全国各地において講演会、フォーラム、セミナーや農業、森 林整備体験活動を数多く実施、オイスカ活動を含め国際協力の重要性の啓発普及 に努めた。 (1)講演会の実施 1 2 日時: 場所: 講師: 日時: 場所: 講師: 平成16年11月27日 オイスカ高等学校 御手洗玄洋 名古屋大学名誉教授 平成17年3月10日 富山県民小劇場 佐々木昌子 経済産業省中部経済産業局環境・リサイクル課長 (2)フォーラム、セミナー等の実施 1 3 5 7 9 11 2 場 所: 参加者: 国際青年教養講座 平成16年4月4日〜9日 中部日本研修センター 10名 オイスカデー 平成16年7月24日 東京都杉並区立和泉中学校 1000名 オイスカ・サマーナイト・ フェスティバル 平成15年8月7日 西日本研修センター 200名 インド大使夫妻を囲む会 平成15年9月11日 浜松市 ホテルオークラ 10名 国際協力人材養成講座 平成16年10月3日〜11月4日 (全6回) 福岡市 福岡学生交流会館 17名 名 称: それでもNGOで働きますか? 12 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 4 6 8 10 - 43 - 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 環境エキスポ2004 平成15年5月4日〜5日 大阪市 万博記念公園 10000名 豊田市10年目教員研修 平成16年8月2日 中部日本研修センター 5名 海外交流のつどい 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 平成16年9月12日 磐田市 NPO交流センター 60名 第4回環境シンポジウム 平成16年9月24日 大阪市 ITMホール 100名 国際親善交流四国のつどい 平成16年10月8日 場 所: 参加者: 高松市 400名 名 称: 豊田加茂地区市町村役場 香川厚生年金会館 啓発事業 13 15 17 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 平成16年10月16日 オイスカ本部 60名 国際親善交流愛媛のつどい 平成16年10月22日 松山市 南海放送本町会館 250名 オイスカファミリーデー 平成16年10月30日 中部日本研修センター 参加者: 名 称: 日 時: 1500名 21世紀の地球環境を守る 国際青年フォーラム 平成16年12月4日 場 所: 札幌市 参加者: 50名 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 14 16 参加者: 職員研修 平成16年10月18日 中部日本研修センター 3名 タイランド現地活動報告会 平成16年10月23日 オイスカ本部 20名 第4回オイスカ女性フォーラム 平成16年11月15日〜16日 高松市 サンポートホテル、 全日空ホテル 530名 リンケージプラザ (3)農業体験・森林保全活動の実施 1 3 5 7 9 11 名 称: 日 時: 場 所: 「夕やけ小やけ」森づくり 植林 平成16年4月2日〜3日 八王子市上恩方町 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 34名 「山・林・SUN」体験植林 平成16年4月27日 丸亀市青の山 15名 田植え祭り 平成16年5月15日 中部日本研修センター 92名 田植え交流 平成16年5月22日 四国研修センター 50名 「夕やけ小やけ」森づくり 下刈 り 平成16年6月5日 八王子市上恩方町 19名 トヨタボランティア田の草取り 平成16年6月19日 中部日本研修センター 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: - 44 - 2 4 6 8 10 12 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: オイスカの森づくり 植林作業 平成17年4月17日 甲府市健康の森内オイスカの 森 170名 「夕やけ小やけ」森づくり 植林 平成16年5月14日〜15日 八王子市上恩方町 70名 森のコンサート 平成16年5月15日 豊田市上鷹見小学校学校林 212名 北海道「山・林・SUN」体験〈春〉 平成16年5月22日 穂別町稲里地区町有林 150名 田植え交流 平成16年6月17日 四国研修センター 50名 北海道「山・林・SUN」体験〈夏〉 平成16年6月20日 当別町道民の森内オイスカの 森 啓発事業 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 参加者: 10名 名 称: 「夕やけ小やけ」森づくり 下刈 り 平成16年7月3日 八王子市上恩方町 18名 奈良「子供の森」森作り 平成16年7月11日 奈良県榛原町 140名 地球体験村 平成16年8月5日 西日本研修センター 30名 「夕やけ小やけ」森づくり 自然体験活動 平成16年8月21日 八王子市上恩方町 25日 オイスカの森づくり 下草刈り 16年8月21日 甲府市健康の森内オイスカの森 94名 交流の森づくり 平成16年8月24日 南都留郡足和田村 36名 トヨタボランティア稲刈り 平成16年9月11日 中部日本研修センター 40名 北海道「山・林・SUN」体験〈秋〉 平成16年10月9日 当別町道民の森内オイスカの森 80名 八王子「夕やけ小やけ」森づくり 自然体験活動・間伐 平成16年10月16日 八王子市上恩方町 55名 「船峅ふる里の森」整備活動 平成16年10月23日 富山市坂本 120名 芋ほりと餅つき交流 平成16年10月30日 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: - 45 - 14 16 18 20 22 24 26 28 30 32 34 参加者: 15名 名 称: 「山・林・SUN」体験植林 下刈り 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 平成16年7月4日 麻埴郡美郷村ほたるの里 91名 収穫祭 平成16年7月11日 中部日本研修センター 66名 「山・林・SUN」体験 平成16年8月7日 廿日市中国電力頓原水源林 97名 子供どろんこ塾 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 平成16年8月21日 当別町蕨台 高橋農産 101名 百々ガ峰森づくり 下草刈り 平成16年8月22日 岐阜市百々ガ峰西峰 30名 「夕やけ小やけ」森づくり下刈り 平成16年9月4日 八王子市上恩方町 14名 トヨタボランティア稲刈り 平成16年9月19日 中部日本研修センター 36名 アップ・ウィズ・ピープル体験研修 平成16年10月13日 中部日本研修センター 32名 トヨタEX会イモ掘り交流会 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 平成16年10月23日 中部日本研修センター 46名 森のコンサート 平成16年10月29日 上野原町上野原小学校林 200名 枝打ちボランティア 平成16年11月6日 啓発事業 35 37 39 41 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 四国研修センター 53名 百々ガ峰森づくり 植林作業 平成16年11月28日 岐阜市百々ガ峰西峰 140名 「夕やけ小やけ」森づくり 間伐 平成16年12月4日 八王子市上恩方町 31名 里山づくり 植林作業 平成17年3月21日 掛川市西郷地区 65名 「山・林・SUN」体験植林 平成17年3月27日 愛媛県石手川ダム上流水系 268名 36 38 40 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 名 称: 日 時: 場 所: 参加者: 中部日本研修センター 10名 「山・林・SUN」体験植林 平成16年11月28日 徳島県勝浦町坂本 186名 里山づくり 下草刈り 平成16年12月12日 掛川市西郷地区 65名 「山・林・SUN」体験植林 平成17年3月27日 香川県綾歌郡綾上町 180名 (4)学校林活動の実施 環境問題への意識の高まりや学校での総合学習の活性化に伴い、活動の場 として見直されつつある学校林の整備、学校林活動への講師派遣や参加協力 等を、松下電器産業(株)、国土緑化推進機構等の支援を受け、山梨県、東京 都、神奈川県、愛知県で推進した。山梨県で平成12年度より活動を始めて以 来、累計で9校となった。 東 京 八王子市立浅川中学校 神奈川 横浜市立谷本小学校(平成16年度整備事業実施) 山 梨 上野原町立上野原小学校 甲府市立相川小学校、甲府市立北東中学校、 甲府市立北中学校、甲府市立里垣小学校(平成16年度整備事業実施) 愛 知 豊田市立上鷹見小学校、豊田市立小清水小学校(平成16年度整備事業実施) (5)講師派遣の実施 1 3 5 7 9 日時: 主催: 講師: 日時: 主催: 講師: 日時: 主催: 講師: 日時: 主催: 講師: 日時: 平成16年4月13日 高浜ロータリークラブ 村松明 平成16年5月13日 福岡東ロータリークラブ 満川善雄 平成16年5月26日 2 4 6 高浜ライオンズクラブ 村松明 平成16年6月14日 東京城東ロータリークラブ ヤット 平成16年9月18日 - 46 - 8 10 日時: 主催: 講師: 日時: 主催: 講師: 日時: 主催: 講師: 日時: 主催: 講師: 日時: 平成16年5月10日 福岡平成ロータリークラブ 満川善雄 平成16年5月25日 西南学院大学 市川泰士 平成16年6月3日 関中央ロータリークラブ ジミー・ロヨ 平成16年8月31日 林野庁森林技術研究所 長宏行 平成16年9月18日 啓発事業 11 13 15 17 19 21 主催: 講師: 日時: 主催: 講師: 日時: 主催: 講師: 日時: 主催: 講師: 日時: 主催: 講師: 日時: 主催: 講師: 日時: 主催: 講師: フリエイトグループ 渡辺誠光 平成16年9月22日 東京駒沢ライオンズクラブ 澤井勝之、鈴木宏紀 平成16年9月25日 山田市 狩野ますみ 平成16年10月5日 高松市 四国研修センター研修生 平成16年11月10日 花巻倫理法人会 渡辺誠光 平成17年2月4日 浜松東ロータリークラブ 市村孝一 平成17年3月2日 碧南ロータリークラブ 村松明 12 14 16 18 20 22 主催: 講師: 日時: 主催: 講師: 日時: 主催: 講師: 日時: 主催: 講師: 日時: 主催: 講師: 日時: 主催: 講師: 日時: 主催: 講師: 国際協力塾 四国研修センター研修生 平成16年9月24日 摂津ロータリークラブ 黒田吉則 平成16年10月1日 盛岡倫理法人会 渡辺誠光 平成16年11月4日 阿久比ライオンズクラブ 村松明 平成17年1月20日 一色ロータリークラブ 村松明 平成17年2月9日 清水東ロータリークラブ 市村孝一 平成17年3月3日 福岡市立百道公民館 狩野ますみ ※学校への講師派遣、および修学旅行生等の受け入れ 本年も各地において総合学習の一環として小中学校、高等学校からの依頼により国 際協力と環境問題等についての講師の派遣、受け入れ等、教育の一環としての役割を 担った。また、昨年に引き続き、環境問題及びNGOに関する勉強のため、修学旅行 生の受け入れを実施した。 岩 手 江刺第一中学校、下橋中学校 宮 城 台原中学校 新 潟 下山中学校 埼 玉 里中学校 東 京 あきるの西中学校、和泉小学校、和泉中学校、青梅第一中学校 浜田山小学校、町田第一中学校 神奈川 緑ヶ丘中学校、谷本小学校 山 梨 上野原小学校、鳥沢小学校 長 野 山辺中学校 愛 知 足助中学校、飯野小学校、石野中学校、岡崎南中学校、上鷹見小学校、 加茂丘高等学校、五ヶ丘東小学校、高岡中学校、千秋中学校、知多中学校、 寺部小学校、豊松小学校、長良中学校、東浦北部中学校、東広瀬小学校、 前山小学校、松平中学校、三吉小学校、山ノ手小学校 岐 阜 高富中学校、平田中学校、洞戸小学校、南帷子小学校 三 重 明正中学校、 大 阪 上野小学校、歌垣小学校、岐尼小学校、能勢高等学校、東ときわ台小学校、 東都島小学校、東能勢小学校、吉川小学校 香 川 大野原小学校、国分寺北部小学校、昭和小学校、陶小学校、 丸亀高等学校、綾南中学校 福 岡 朝倉農業高等学校、足白小学校、愛宕小学校、内浜小学校、 飯倉中央小学校、金武中学校、早良高等学校、修猷館高等学校、 - 47 - 啓発事業 佐 賀 大宰府西小学校、当仁中学校、別府小学校、脇山小学校 佐賀清和中学校 4 ) 広報出版事業 (1)DVD制作・配布 タイトル:「大地と人に、もっとドラマを 国際協力NGOオイスカの取り組み」 時 間:35分 概 要:オイスカの活動の模様などを通じて、民間レベルの国際協力を広く 国民に伝える。オイスカの基本情報や活動現場ドキュメントなど4 章立ての構成で、国際協力に関わったことのない方向けの入門編と して制作。1章「国際協力NGOとオイスカの役割」2章「オイス カの理念と概要」3章「オイスカの歴史」4章「活動事例紹介 〜 インドネシアで広がる「人づくり」の成果〜」 (2)月刊誌の制作・配布 誌 名:月刊OISCA 体 裁:A4/4色刷り/24ページ 概 要:オイスカの活動の近況、会員・支援者の紹介記事、時事的なトピッ クスに応じた特集記事、現場レポート、イベント参加情報等が記載 されている。8・9月は合併号として国内外の活動や決算報告、最 新会員動向などを盛り込んだ年次報告書として刊行した。 - 48 - 部門別会計事業 8.部門別会計事業 1)独立行政法人 国際協力機構(JICA)受託研修事業 独立行政法人 国際協力機構受託研修業務 昨年度に引き続き本年度も独立行政法人国際協力機構より研修員を受託し、農業者 育成研修・農村女性のための生活改善と地域開発研修・農村女性の生活改善と村づく り研修を実施した。第1、2回は平成 15 年度の継続事業であり、第3、4回は平成 16 年度の新規事業で上述の2コースの研修を実施した。 いずれのコースも予定どおりに研修業務が実施され、所期の目標に到達できた。研 修員による自己評価も良好で現地でも有効な技術を修得できたことに満足していた。 1)第 1 回 (1) コース名:平成 15 年度オイスカ農業者育成研修コース(第 23 回) (2) 研修期間:自 平成 16 年 4 月 1 日〜至 平成 16 年 12 月 18 日 (3) 研修場所:財団法人 オ イ ス カ 西日本研修センター 同 中部日本研修センター (4) 参加者名: バングラデシュ 1. Ms. Arjina Banu (28 歳) インドネシア 1. Mr. Windi Purnomo (25 歳) 2. Mr. Tri Wardono (25 歳) 3. Mr. Dwijo Susanto (23 歳) マレーシア 1. Ms. Masnah Binti Namlee (26 歳) 2. Mr. Sakilin Bin Hamilin (21 歳) 3. Mr. Yasmin Bin Latif (21 歳) ミャンマー 1. Ms. Zin Mar Win (21 歳) 2. Mr. Aung Min Tun (23 歳) 3. Mr. Chit Ko Ko Lat (22 歳) スリランカ 1. Mr. L.M.P.S. Bandara (30 歳) 2. Mr. W.K.A.Karunarathna (30 歳) フィジー 1. Mr. Goneduadua Taitusi (23 歳) 2. Mr. Dokona Saimoni (25 歳) 3. Mr. Matakasi Semi (19 歳) フィリピン 1. Mr. Julius Estrellas Fadilloren (25 歳) 2. Mr. Jawad Pandaca Solaiman (23 歳) パプアニューギニア 1.Mr. Elil Simon (29 歳) − 49 − 部門別会計事業 2)第 2 回 (1)コース名:平成 15 年度オイスカ農村女性のための生活改善・地域開発コース (第 5 回) (2) 研修期間:自 平成 16 年 4 月 1 日〜至 平成 16 年 12 月 18 日 (3) 研修場所:財団法人 オ イ ス カ 四国研修センター (4)参加者名: バングラデシュ 1. Ms. Aleya Parvin (27 歳) 2. Ms. Syeda Shamima Sultana (31 歳) インドネシア 1. Ms. Dewi Yohana Manu (30 歳) 2. Ms. Yuliyani (22 歳) 3. Ms. Dian Indriani (20 歳) マレーシア 1. Ms. Folorin Binti Anthony (22 歳) 2. Ms. Dinar Binti Hasan (21 歳) ミャンマー 1. Ms. Zar Phyu Soe (22 歳) 2. Ms. Baum Htang (22 歳) パプアニューギニア 1. Ms. Jennifer Litia Bongbong (25 歳) 2. Ms. Babra Legamaeng Glin (29 歳) フィリピン 1. Ms. Charbell Javier Fuentes (21 歳) 2. Ms. Joyce Recopuerto Larapan (20 歳) ネパール 1. Ms. Roshani Shestha (29 歳) 2. Ms. Deepa Ghimire (30 歳) 3)第 3 回 (1) コース名:平成 16 年度オイスカ農業者育成研修コース(第 24 回) (2) 研修期間:自 平成 17 年 1 月 19 日〜至 平成 17 年 3 月 31 日 (3) 研修場所:財団法人 オ イ ス カ 西日本研修センター 同 中部日本研修センター (4) 参加者名: バングラデシュ 1. Ms.Rehaana Parvin (21 歳) 2. Ms.Mst.Tanzina Banu (23 歳) フィジー 1. Mr.Joseva Bure Qarita (23 歳) 2. MMr.Joseva Volia Ceva (25 歳) インドネシア 1. Mr.Raden Denky Subiyanto (27 歳) 2. Mr. Einstein Betoven Estefanus (24 歳) 3. Mr. Rinduan (24 歳) − 50 − 部門別会計事業 4. Ms. Endah Karyatin (20 歳) マレーシア 1. Mr. Medrus Loimon (23 歳) 2. Mr. Elvine Jomulian (22 歳) ミャンマー 1. Mr. Kan Htwe (20 歳) 2. Mr. Moe Win (23 歳) パプアニューギニア 1. Mr. Samson Lanis (21 歳) フィリピン 1. Ms. Marry Grace Ella Noche (24 歳) 2. Mr. Darwin Cayasen Siagan (24 歳) スリランカ 1.Ms. Maddumage Sumedha Karunatilake (29 歳) 2. Ms. Ruvinee Priyankari Gunasiri (31 歳) 3. Mr.Wasantha Lakshman K. Abhayadeera Litange(30 歳) 4)第4回 (1)コース名:平成 16 年度オイスカ農村女性の生活改善と村づくり研修コース(第 1 回) (2) 研修期間:自 平成 17 年 1 月 19 日〜至 平成 17 年 3 月 31 日 (3) 研修場所:財団法人 オ イ ス カ 四国研修センター (4)参加者名: バングラデシュ 1. Ms. Anjuman Ara Perven (29 歳) 2. Ms. Kamana Rani Saha (27 歳) インドネシア 1. Ms.Siti Halimah (19 歳) 2. Ms.Eni Robiyatin (27 歳) ネパール 1. Ms.Jau Maya B.K. (26 歳) 2. Ms.Hira Kumari Dhakal (27 歳) マレーシア 1. Ms.Alila Binti Uloh (22 歳) 2. Ms.Chentia Binti Martin (20 歳) ミャンマー 1. Ms.Ei Eithaw (22 歳) 2. Ms.Khin Htar Mon (24 歳) パプアニューギニア 1. Ms.Joan Vicka Talele (20 歳) 2. Ms.Joseph Wasita (21 歳) 3. Ms.Tulai Paula Sasanbi (35 歳) フィリピン 1. Ms.Mariedeth H. Florida (27 歳) 2. Ms.Matavia V. Rudylin (23 歳) − 51 − 部門別会計事業 − 52 − 部門別会計事業 2)アジア太平洋緑化運動「苗木一本の国際協力」事業 「森林の大切さ、その役割および植林等の国際協力の重要性を幅広く国民に啓発するとと もに、アジア太平洋の青年たちが推進しようとする緑化運動に支援・協力する」ことを目 的に 1980 年にスタートした本キャンペーン事業も、開始以来 25 年が経過した。 また、オイスカの国際活動 30 周年を機に新たなプログラムとして開始した「子供の森」 計画も 14 年が経過し、その活動は拡大しつつあり 世界 25 カ国、総参加学校数 2,969 校 となった(16 年度の新規参加校は 144 校)。平成 13 年 10 月に「子供の森」計画親善大使 となった俳優の赤井英和氏が初年度に訪れたマレーシアを再訪問するなど、本年度も積極 的な広報普及活動に尽力いただいた。他にも日本テレビ系で毎年夏実施されている 24 時間 テレビのコーナーで、今回はタレントの平山あやさんがフィリピン・ミンダナオ島を訪れ たマングローブの植林体験が紹介された。 「苗木一本の国際協力」運動全体としては、本年度も一般会員や企業、労働組合の寄付、 更には日中緑化交流基金といった公的助成も得て、陸上での植林活動だけでなく、海上で のマングローブ植林、更にはサンゴ礁の再生保全へと活動の領域が広がっている。また実 際に植林をして緑が増えるという成果だけでなく、こうした植林体験を通して、地域住民 や子供たちが、環境保全の大切さを学ぶ環境学習としての成果をあげていることが当事業 の大きな特徴である。子供たちをはじめ地域住民のオーナシップを養うための参加型植林 活動は、自然体験活動の実施や、ゴミ分別活動、堆肥作りなど関連する活動も併せて行う ことにより、16 年度も各国で大きな成果をあげることができた。 1.国際調整事業 (1)スリランカ・コロンボで開かれたCFP調整員会議に代表を派遣 期 間:平成 16 年9月6日〜9 月 11 日 派遣国:スリランカ 派遣者:森田 章(地域第 2 部) 内 容:スリランカで展開中の「子供の森」計画を主とした取り組み活動の今後 の展開について 2.技術協力事業 (1)技術協力事業(プロジェクト支援) ①フィジー環境教育支援事業 「トヨタ環境活動助成プログラム」の支援を受け、平成15年12月より3年計画で同 事業はスタートした。本事業の参加体験型環境教育が行われることにより対象地域 住民が主体となって環境保護・保全活動に取り組めるようになることを目的とし、 マングローブ植林やサンゴ増殖活動への参加を通じて住民の有効な体験型環境教育 − 53 − 部門別会計事業 につながると共に、沿岸保全の実質的な成果をあげつつある。16年度の具体的な成 果として、沿岸4村で合計7,825個のサンゴ定植実施(80%以上の生存率)、ジャイア ントクラム増殖、マングローブ約600本の植林と保全(約0.3ha)を行った。 ②東京海上日動マングローブ植林支援事業(海の森マングローブ植林プロジェクト) 東京海上日動火災保険㈱より支援を受けて実施する同事業は、平成 16 年度から 第 2 期 5 年間継続事業としてインドネシア、タイ、フィリピンそしてフィジーの 4 カ国での植林活動をスタートした。目標植林面積は合計 1,200 ヘクタール。16 年 度は 4 か国合計で 176 ヘクタール(内訳インドネシア 68 ヘクタール、タイ 100 ヘ クタール、フィリピン 0 ヘクタール、フィジー8 ヘクタール)の植林を行ったが、 新たな植林地が多かったため、その選定や調査を中心に進めた年となった。 ③日中緑化植林支援事業 日中緑化交流基金助成のもと、本年も中国緑化基金を現地カウンターパートとし て貴州省貴陽市花渓区花渓ダムにおいて、さらに新たなプロジェクトとして重慶市 においても「重慶直轄市における長江上流水土流失を改善する植林事業」を立ち上 げた。 貴陽市花渓ダムでは花渓区林業局緑化委員会の協力のもと、30ha に銀杏、 杜英、香樟など 49,000 本を植林、花渓ダムの水源涵養保護に努めた。 重慶では「日中グリーンアクション 2005」と題し、巴南区林業局の協力のもと、 40ha に 楓香、刺桐など 96,000 本の植林を実施。この植林活動には日本から静岡 県支部、オイスカ高校生徒を中心とする 25 名の植林ボランティアを派遣すると ともに、中国側からも巴南中学(高校)生など 150 名が参加した。 ④中国宜昌市植林事業 中国・宜昌市では株式会社ツムラの支援協力のもと、「宜昌生態林保護」プロジェ クトを立ち上げ、40ha に 50,000 本の植林を実施した。植林には株式会社ツムラの 社員を中心に、平成 16 年 11 月、17 年 3 月と 2 回にわたり日本から植林ボランティ アを派遣して行った。 ⑤バングラデシュ・マングローブ植林事業 92 年度からチッタゴン・チョコリア地区でマングローブ植林活動を実施しており、 昨年度も UI ゼンセン同盟の支援を受けて継続実施した。本年度実績は 25 万本、14 ヘクタール(補植含む)。本プロジェクトではマングローブの植林活動と魚介類の養 殖を組み合わせた「アクア・フォレスト」も展開しているが、開設後 8 年が経過し、 それまで順調であったプロジェクトにも養殖の病気などの問題が発生し始めており、 解決に取り組んでいくことが次年度の課題となりそうである。 − 54 − 部門別会計事業 ⑥東ティモール・マングローブ植林事業 首都・ディリ近郊の海岸線で日本からの植林ボランティアも加わってマングロー ブ植林を実施。苗木の確保や植林用の資材等の支援を行った。 ⑦その他のプロジェクト支援活動 ・フィリピン中部ルソン島(ヌエバビスカヤ)植林計画プロジェクト 電力総連支援により本年度も植林並びに管理作業が行われた。周囲は依然として はげ山の連続であり、森林火災の危険と隣あわせであるが、地域住民の自衛消化隊 の結束も硬く、隣地では迅速に対応できる体制が確立されている。 ・フィリピン北部ルソン島(アブラ)水源涵養林プロジェクト レナウン労働組合の支援により水源涵養林および自立に向けた収入となる果樹の 植林、さらにはその管理作業が行われた。 この 2 つのプロジェクトへの日本からのボランティア派遣は、一昨年度、残念な がら SARS の影響により行われなかったが、平成 16 年度は電力総連、レナウン労働 組合、30 日間緑のボランティアなど多くの団体・個人のボランティアが訪れた。 ・フィリピン・アホイ地区水源地植林プロジェクト フィリピン・イロイロ州アホイ町の水源地の涵養林再生のための植林を行うこと によって当該地域住民の飲料水および農業用水の確保を目的に、社団法人国土緑化 推進機構からの助成を受けて 10 月 1 日より 1 年計画で植林面積 50 ヘクタールを目 指したアホイ植林事業を開始した。事業内容は①植林用樹種のアカシアマンギュウ ムを主体とした育苗の設置、②植林予定地の測量および穴堀り、③火事による延焼 防止用の防火帯の設置、④植林および植林に伴う土寄せ、施肥の実施、⑤植林後の 生育状況調査結果に伴う補植作業、⑥植林後のパトロール、⑦適宜植林地の除草等 の実施、としている。 プロジェクト調査・調整事業 ①期 間:平成 16 年 4 月 6 日〜4 月 16 日 派遣国:マレーシア 派遣者:鈴木 宏紀(地域第 1 部) 内 容:現地CFP活動のモニタリング ②期 間:平成 16 年 8 月 1 日〜9 月 7 日 派遣国:フィリピン 派遣者:リナ・ティアム(地域第1部) 内 容:業務調整 ③期 間:平成 16 年 11 月 29 日〜12 月 11 日 派遣国:マレーシア 派遣者:高橋 径子(地域第 1 部) − 55 − 部門別会計事業 内 容:業務調整 植林ボランティア派遣事業 ①期 間:平成 16 年 8 月 1 日〜31 日 派遣国:フィリピン(アブラ・ヌエバビスカヤ) 実 施:本部(30 日間緑のボランティア) 参加者:16 名(学生主体) ②期 間:平成 16 年 7 月 31 日〜8 月 7 日 派遣国:タイ(ラノーン) 実 施:岐阜県支部 参加者:26 名(宮崎支局参加を含む) ③期 間:平成 16 年 9 月 1 日〜10 日 派遣国:タイ(スリン) 実 施:本部 参加者:24 名 ④期 間:平成 16 年 7 月 31 日〜8 月 8 日 派遣国:スリランカ 実 施:電機連合 参加者:104 名(本部から森山隆明LG担当主任が同行) そのほか本年度も、自治体関係、労組、企業など多くの各種団体がオイスカの海 外現場を活用して植林ボランティア活動を実施、これらの便宜供与も行った。また、 視察等を通じて、緑化プロジェクトを訪れた件数も多数にのぼり、総計 68 件実施さ れ、合計 1,197 名の日本人ボランティアが現場で活動した。 (2)海外派遣研修事業 独利行政法人環境再生保全機構(地球環境基金)が実施するプログラムである地球 環境市民大学校・海外派遣研修の案件を受託し、下記のとおり実施協力した。 期 間:平成 17 年 1 月 10 日〜24 日 派遣国:ミャンマー及びタイ 参加者:選考されたNGO関係者等 6 名 (別途主催者側から 2 名、オイスカから森田章地域第 2 部主任が引率) 内 容:派遣国にて AMDA やブリッジエーシアジャパンなど 10 の環境、開発系 NGO現場の視察を中心に関係者との意見交換等を実施。 − 56 − 部門別会計事業 (3)「子供の森」計画推進事業 ①認定校支援 「子供の森」計画を本格的に展開し始めて 14 年目。子供の森」計画への参加校は 年々拡大しており、16 年度末現在では 25 の国と地域 2,969 校が参加するまでにな った(16 年度の新規参加校は 144 校、植林本数 338,000 本、面積 161ha)。 残念ながら 16 年度は支援者数の減少が影響し参加校数の拡大は必ずしも順調と はいえないが、国土緑化推進機構や国際緑化推進センター等公的な助成も得て限ら れた財政支援を最大限に活かし、質の充実を心がけた活動を行った。 具体的には 植林活動に加えて自然体験活動の実施や、ゴミ分別活動、堆肥作り など関連する活動も併せて行うことにより、環境保全の意義を包括的に理解体験し てもらうような中身の濃い活動実施をすすめた。植林活動を一通り終えた参加校で あっても森を舞台にさまざまな関連の活動を行う余地があり、今後もこうした関連 活動を有機的に連関させて実施することにより、子供たちへの体験型環境学習とし ての成果をあげていきたい。 ・タイ「子供の森」計画支援事業 個人や企業等一般の方々の支援に加え、タイにおける活動では国土緑化推進機構 (緑の募金事業)の支援を得て平成 15 年 9 月 1 日から平成 16 年 8 月 31 日にかけ てフアイラ中学校を始めタイ国各地 20 校で同事業を行った。事業では合計 6,050 本、4.75ha の植林を実施した。植林のみならず環境セミナーや環境キャンプを精力 的に実施し(参加人数計 1,893 名)、子供たちやその父兄を含めた地域住民の意識高 揚を図った。 ・海外からの支援者への報告 昨年に引き続き、支援者への活動報告をしっかり行うこと、そして透明性のある 会計報告を、活動を行う上での必須事項とし、その質を高めるためワークショップ 等による現地調整員への研修に努めた。報告類もウェブサイト、メールマガジン、 そして機関紙「ラブグリーン・ニュース」に加えて、月刊誌「OISCA」において年次 報告の中にも掲載するなど複数のツールを使用することで会員のみならず、一般寄 付者やベルマーク寄付などを通じての小額寄付者にも伝えることができるよう努め た。また、海外から来日した現地スタッフや、日本人開発団員による報告会なども 催し、生の声を届ける機会も他事業と共同する形で行った。 今後とも、成果だけでなく課題も含め現場の活動状況をできるだけ正確に支援者 に伝えるよう心がけていきたい。 − 57 − 部門別会計事業 ・専門家・指導員派遣事業 現地調査及び業務の調整を目的とし、下記の専門家・指導員派遣を実施した。 ①期 間:平成 16 年 7 月 16 日〜7 月 25 日 派遣国:フィリピン 派遣者:加藤 綾子(組織広報部) ②期 間:平成 17 年 1 月 29 日〜2 月 12 日 派遣国:マレーシア 派遣者:森山 隆明(組織広報部) ③期 間:平成 17 年 2 月 22 日〜3 月 8 日 派遣国:フィリピン 派遣者:鈴木 宏紀(地域第 1 部) ・環境資器材整備事業 フィリピン・ヌエバビスカヤ地区での活動に対しファイアーハンター(消火器) 10 個の機材供与を実施。 ・タイ緑化プロジェクトリーダー養成研修事業 10 月 12 日〜10 月 27 日の間、タイ各地から緑化プロジェクトおよび「子供の森」 計画を担当する 6 名の担当者を招聘し、東京都、山梨県などで研修を実施。日本の 森林研究や林業技術の他、学校林や市民参加型の森づくりといった緑化事業の運営 手法について研修を行ったほか、自然体験活動や森林と日本人の生活とのつながり についても学んだ。(国際緑化推進センターの助成による林業 NGO 等助成事業「カウ ンターパート受け入れ研修」) 3.啓発普及事業 ・「育てる会」の活動 本計画を地方で推進するために各地の青年、女性有志らがグループを結成し、各種 イベントや啓発活動を通じて、支援者の拡大を図ることを目的に「子供の森」を育て る会が発足されており、それぞれに活動が展開された。 本年度は、64 グループが積極的に活動を行った。主な会の活動内容は新規支援者募 集、支援者に対する本計画の活動報告、本計画活動資金源となる書き損じハガキ、ベ ルマークの回収の呼びかけ等である。 ・街頭キャンペーン等の実施 各地区の支部支局、育てる会等を中心に全国的に街頭募金や訪問による支援者募集 等が活発に展開された。 平成 16 年度に実施された街頭募金活動・( ) 内は回数 長野県(8) 山口県(5)鹿児島県(1) 香川県(1)福岡県(2)……合計 17 回 − 58 − 部門別会計事業 ・各種イベント等への参加 みどりの日、アースデーなどの記念日や、季節行事など各自治体や各種団体が主 催するさまざまな催しに積極的に参加し、パネル展示などでPRを行った。 ・支援者の海外派遣 労働組合や各支援団体、グループ等による支援校への訪問・植林活動が数多く実 施され、便宜供与を行った。 ・国内での環境教育 学校や各種団体より、環境教育実施への協力要請が数多くなされ、講師派遣や 事務所・研修センターへの受け入れなどの対応を行った。特に学校教育において は、一昨年、昨年同様に総合的な学習の時間の中で「子供の森」計画等の緑化活動 紹介を通して熱帯林の破壊について学んでもらう機会が多かったことに加え、京 都議定書に関連した地球温暖化と関連した環境全般についても要望があった。 また、各地方組織においては、国土緑化推進機構等の助成を受け「山・林・SU N 体験」による植林、学校林活動、自治体や地元有志との協力による地域の森づ くりなど、森林整備事業に着手する例がさらに増え、子供たちを中心に多くの参 加を得た。継続されたベルマーク収集による支援活動は全国の多くの学校生徒・ 児童の支持を受け友愛援助全体の1/3 に達する申請がなされた。さらに、近隣の PTA のお母さん方による仕分け作業などのボランティア参加も、児童生徒以上に 増え、途上国の問題への理解を深めてもらう機会をより多く提供できることとな った。 ・広報、その他 「ラブグリーン・ニュース」を 2 回発行。また、各種出版物や会合等を利用して、 積極的に広報・啓発活動を展開した。ラブグリーン・ニュースは英訳も試みた。 ※各種メディアによる記事掲載、報道も多くなされた。(詳細略) ※書き損じはがき、ベルマークの回収運動を広く全国的に呼びかけ、多くの成果 を上げた。 国内では以上のようなさまざまな活動を実施し支援者の募集、拡大に取り組んだ。主に 支援者からの紹介で新規支援者は増加しているが、昨今の日本の経済状況も影響してか、 残念ながら継続が伸びず、支援者数の状況は前年度比で大幅に減少している。 今後の課題は、本部だけでなく地方の支部支局においても積極的に新規の支援者募集が 実施できるよう体制を整えることに加え、活動の結果や成果を支援者により分かりやすく 伝え、支援の継続がしやすい手続き形態等を整えることにある。こうした見直しを通じて、 − 59 − 部門別会計事業 なお一層支援者拡大に努めていきたい。 4.グロ−バル「子供の森」基金 「子供の森」計画への参加要請に積極的に対応し、併せて地球規模での緑化再生に向 けてより効果を高めるための安定した支援ができることを目的に、99 年度から本基金を 設置、参加募集を開始した。これは一件100万円以上で募集するもので、参加者には 参加者名を冠した基金として永久登録し、毎年その果実をこれらの事業に活用するもの。 平成 16 年度、新たに㈱メディアリンクス「子供の森」基金が参加登録された。 なお、オルビス「子供の森」基金、高島屋「子供の森」基金、モンテローザ「子供の 森」基金、シムシメール・ラブマザーアース「子供の森」基金には増額支援がなされた。 これにより、16 年度末現在の登録基金数は 26 件(総額 106,582,270 円)となっている。 − 60 − 部門別会計事業 3)アジア太平洋緑化推進運動「梅田基金」事業 林業家・梅田登氏からの緑化基金の提供に伴う緑化事業であり、本年度は下記の事業 を実施した。 1.オイスカ・梅田植林プロジェクト 場所:フィリピン・イロイロ州アホイ町(パナイ島) 開始:1991 年 2 月 アホイ町での植林 パナイ島イロイロ州アホイでの同植林事業は 1992 年から始まり、昨年度までの 合計植林面積は 592ha である。本年度はこれまでの植林実績を踏まえ、更に今後5 年間で計 1,250ha の植林を計画、先ず年間 250ha の植林を開始した。 植林に携わる地元住民の陣容をこれまでの 2 倍に再編成し、10 月末までには本 年度目標面積での植林を終え、累計面積は一挙に 842ha に達した。樹種はこれまで と同様アカシアマンギュームを植林。植林後は殆どの苗木が活着し、昨年度までに 終えた地区同様、順調に生育している。 地元アホイ町ではスポンサーである梅田氏の功績を称え、昨年命名した 「UMEDA 山」に引き続き、本年度は梅田氏の誕生日 3 月 20 日を「UMEDA DAY」 とし、町全体で植林の大切さを認識していくことが決まった。本年度は台風、選挙 等の影響を考慮し、7 月 30 日にアホイ町長をはじめ天然資源省ビサイヤス地区担 当官や地元住民約 500 人が参加して「UMEDA 山」にて「UMEDA DAY」が盛大 に開催された。 年々山の木々も大きくなり、既にアカシアマンギュームの森が形成され、鳥など 小動物が以前にも増して多く見られるようになって来た。また、植林地はアホイ町 の重要な水源涵養林でもあり水道局管理のダムが存在するが、年々推量も増し、ア ホイ町住民の飲料水供給源としての本来の役割を果たすまでになって来ている。 − 61 − 部門別会計事業 − 62 − 部門別会計事業 4) 海外研修員受入(組織運営・活動能力向上支援事業=外務省 NGO 事業補助金) 開発途上国における農村地域の発展は、それら諸国の経済社会の発展を推進していく上 で最も重要な位置を占めている。農村社会での中核として担っていく青年の人材育成は農 村地域の社会全体における開発に不可欠な要素であり、草の根レベルから図っていくこと が必要である。そのため、主体となり得る農村地域の青少年に対し持続可能な地域開発と 農村地域の全般的な発展に資する知識を提供し、現地リーダーとしての人材育成研修を実 施した。 今年度、外務省 NGO 事業補助金で下記の 4 コースに分かれ 15 名の研修員を受け入れた。 農業一般コース ・農村社会の歩み、文化、日本人の農業に対する考え方や取り組み、規律などの理解。 ・環境保全型有機農業をフィールドでの作業を通して理解するための実践。 ・有機農業のいろいろな形態について学び、その基本に迫る。 ・田植えの前の準備から収穫までの一貫した稲作栽培作業内容を理解するための実践。 ・基本的な蔬菜栽培で苗づくりから栽培管理、収穫までの一貫した作業を理解するため の実践。 農業指導者コース ・農村社会の歩み、文化、日本人の農業に対する考え方や取り組み、規律などの理解。 ・農業指導者としての指導技術研究と実践。 ・農業経営者としてのマネージメント技術。 ・農業経営の基本的な経理業務。 農村女性家政コース ・農村の生活改善に必要な保健衛生に関する基礎的な知識の習得。 ・農産物に付加価値を高めるための農産加工技術の習得。 ・食生活改善のための栄養学基礎知識及び調理技術の習得。 ・家庭生活に不可欠な裁縫基礎技術の習得。 ・農村女性のエンパワーメントの向上。 国際ボランティアコース ・農業指導プログラムの研究。 ・流通・市場への流れの研究。 ・地域開発の基礎的な知識の習得。 ・対外組織とのネットワーク作りの実践。 ・環境マネージメント・企画調整実技。 【Ⅰ.中部日本研修センター】3 名 ・農業一般<2名> Mr. Winai Phimpha (タイ) Mr. Teofilo Lourdes Martins 16/3-16/12 (東ティモール) 16/3-16/12 (インドネシア) 16/3-17/3 ・農業指導者<1名> Mr. Bambang Kuwat Widiyanto 【Ⅱ.西日本研修センター】5 名 ・農業一般<3名> - 63 - 人材育成事業 Mr. Mohd. Abdul Rasidan Bin Dollah Mr. Mhammad Ali M. Abdulhamid Mr. Elias J. Peter (マレーシア) (フィリピン) (パプアニューギニア) 16/2-16/12 16/2-16/12 16/2-16/12 ・農業指導者<1名> Mr. Achmad Napis (インドネシア) 16/2-17/3 ・農村女性家政<1名> Ms. Lingga San Reski (インドネシア) 15/2-16/12 【Ⅲ.四国研修センター】7 名 ・農業一般<4名> Mr. Tsering Rapten (インド(チベット)) Mr. Fabian Bin Minson Mr. U Yan Naing Win (マレーシア) (ミャンマー) Mr. Jerome T. Teoloni 16/2-16/12 16/2-16/12 16/2-16/12 (パプアニューギニア) 16/2-16/12 ・農業指導者<1名> Mr. David Malating (マレーシア) 15/2-16/12 ・農村女性家政<1名> Ms. Briones Anna Mae Viluaester (フィリピン) ・国際ボランティア<1名> Mr. Ori Bahar Bin (マレーシア) - 64 - 15/2-16/12 15/2-16/11 部門別会計事業 5) 農業技能実習研修事業 昨今の産業界の事情に鑑み、兼ねてから委託事業所より要望の強かった技能実習制度(1 年間の研修終了後、2年間の技能実習に移行する制度)を、今まで行ってきた委託研修制 度(15ヶ月間の研修)に組み入れ実施した。委託研修では41名の研修生がそれぞれ 10 科目の研修を行い、技能実習では3名の実習生が養豚実習を行った。 【Ⅰ.委託研修】 ・養豚<9 名> Mr. Roger Pelaez Bulat-ag (フィリピン)〔愛知県 吉田畜産〕 16/3〜17/4 Mr. Salvador Tolentino Dejillo(フィリピン)〔愛知県 吉田畜産〕 16/3〜17/4 Mr. Sarazer M. Bendanio (フィリピン)〔愛知県 堤畜産〕 16/3〜17/4 Mr. Morales Milco Asnain (フィリピン)〔愛知県 堤畜産〕 16/6〜19/6(予定) Mr. Hanes M. Noblezada (フィリピン)〔宮城県 ㈲久保畜産〕 16/6〜19/6(予定) Mr. Inigo Isidro (フィリピン)〔宮城県 日向養豚〕 16/6〜19/6(予定) Mr. Ricky E. Francisco (フィリピン)〔愛知県 堤畜産〕 Mr. Sylvester Davinu (パプアニュギニア)〔愛知県 吉田畜産〕 17/3〜18/6(予定) Mr. Ronald Tare (フィリピン)〔愛知県 吉田畜産〕 17/3〜18/6(予定) 17/3〜18/6(予定) ・養鶏<6 名> Mr. Solihin Hidayat. (インドネシア)〔香川県 農組法人 東山産業〕 15/3〜18/2(予定) Mr. Retchie Jamili Madrenino (フィリピン)〔香川県 ㈲宇摩ポートリー〕 16/2〜16/2 Mr. Panganoron D. Garacia (フィリピン)〔香川県 ㈲宇摩ポートリー〕 16/2〜19/1(予定) Mr.Manuel Directo Blanes (フィリピン)〔香川県 農組法人 東山産業〕 16/2〜17/4 Mr. Azrin Bin Amir (マレーシア)〔香川県 農組法人 東山産業〕 17/2〜20/2(予定) Mr. Rusiat Kunai Vuvu (パプアニュギニア)〔愛知県 永井養鶏園〕 17/3〜18/6(予定) ・酪農<8 名> Mr. Teebklang Jukree (タイ) 〔大分県 ㈲アイ・アイ・ディ〕 16/2〜18/2(予定) Mr. Alston Ionwyn Majakil (タイ) 〔大分県 ㈲アイ・アイ・ディ〕 16/2〜17/1 Mr. Lorenzo G. Amangan (フィリピン) 〔大阪府 岡牧場〕16/2〜19/1(予定) Mr. Seru Ratu Epeli (フィジー) 〔愛知県 小笠原牧場〕16/2〜17/2 Mr.Leam Bin Darasau (マレーシア) 〔佐賀県 黒木牧場〕16/2〜17/4 Mr.Eery Saigol B Duari (マレーシア)〔大分県 坂本牧場〕16/6〜19/6(予定) Mr.Abdul Ajak Mohd.Izzuddin Bakthi Bin(マレーシア)〔大分県 ㈲アイ・アイ・ディ〕 17/2〜20/2(予定) Mr.Sriprasarn Porntawee (タイ)〔愛知県 小笠原牧場〕17/3〜18/6(予定) ・いちご栽培<2 名> Mr. Mohd. Syawal Bin Md. Zahari (マレーシア) 〔愛知県 尾崎農園〕16/2〜17/2 Mr.Padalegi Semuel Hendrik (インドネシア)〔〔愛知県 尾崎農園〕17/1〜20/1(予定) - 65 - 人材育成事業 ・菊栽培<3 名> Mr. Anggun Gunawan (インドネシア) 〔愛知県 山本園芸〕16/2〜19/1(予定) Ms. Fina Nurfinawanti (インドネシア) 〔愛知県 山本園芸〕16/2〜17/2 Mr.Iwan Setiawan (インドネシア)〔愛知県 石本園芸〕17/3〜20/3(予定) ・肥育牛<4 名> Mr. Sylvester Mamoi (パプアニューギニア) 〔兵庫県 ㈱なかやま牧場〕16/2〜17/4 Mr. Tony Porony (パプアニューギニア) 〔愛知県 藤井牧場〕16/3〜17/4 Mr.Alexius Gadong Ronny Bin(マレーシア)〔愛知県 藤井牧場〕17/3〜18/6(予定) Mr. Willie Balus (パプアニューギニア)〔兵庫県 ㈱なかやま牧場〕17/2〜18/4(予定) ・みかん栽培<1 名> Mr. Jankom Khet (タイ) 〔佐賀県 稲毛農園〕16/2〜19/2(予定) ・観葉植物栽培<3 名> Ms. Epinawati Girsang (インドネシア) 〔愛知県 吉田園芸〕16/3〜17/4 Mr. Charles Stevanus Basel (インドネシア) 〔愛知県 吉田園芸〕16/3〜17/4 Mr.Kuncoro Murti (インドネシア) 〔愛知県 吉田園芸〕17/3〜18/6(予定) ・稲作蔬菜<3 名> Mr. Setiyawan Yuwono Mr. Amin Thohari Mr.Ali Mohamad Razif Bin (インドネシア) 〔兵庫県 竹田農場〕16/2〜17/4 (インドネシア)〔静岡県 土屋ライス〕16/6〜17/9(予定) (マレーシア)〔兵庫県 竹田農場〕17/2〜18/4(予定) ・有機野菜栽培<2 名> Mr. Juatim Sipin (マレーシア) 〔香川県 竹内農場〕16/2〜17/6(予定) Mr.Joanes Balus (パプアニューギニア) 〔香川県 竹内農場〕17/2〜18/4(予定) 【Ⅱ.技能実習】 ・養豚〈3 名〉 Mr. Virgilio B. Bayot Jr. (フィリピン)〔茨城県 藤井養豚〕 14/9〜17/8(予定) Mr. Morales Roger L. (フィリピン)〔愛知県 堤畜産〕 15/2〜18/1(予定) Mr. Ryan Jalando On Relatos (フィリピン)〔宮城県 ㈲久保畜産〕 16/2〜19/1(予定) - 66 - 部門別会計事業 6)工業技能研修事業 開発途上国が産業のハイテク化を推し進める中で、先進諸国での当該技術の習得を希望する青年 は少なくない。その一方で、日本では頒布されて久しい工業技術も途上国では依然として多くの地 域で不足し必要とされている。オイスカでは、工業技術の領域を広げ、そうした様々なニーズに対 応するため、昨年度より工業研修に技能実習制度を導入した。これにより研修(実習)員は最大3 年間の滞在が可能となり、より徹底して当該技術の習得に励むことが可能となる。本年度受入れた 研修(実習)員は以下のとおりである。 ① 氏 課 名:Mr. Gandeza Chrispino Sumeldan (フィリピン) 目 :鋳 造 委託事業所:(株)クボタ鋳造〔山梨県〕 研修期間 :15/11〜18/11(予定) ② 氏 課 名:Mr. Colangan Ariel Lumatac (フィリピン) 目 :鋳 造 委託事業所:(株)クボタ鋳造〔山梨県〕 研修期間 :15/11〜18/11(予定) ③ 氏 課 名:Mr. Khairil Azman Bin Abd Radzai(マレーシア) 目 :建設機械施工 委託事業所:中村建設(株)〔静岡県〕 研修期間 :16/05〜19/05(予定) ④ 氏 課 名:Mr. Nur Adam Mustapha Bin Mustapha(マレーシア) 目 :建設機械施工 委託事業所:中村建設(株)〔静岡県〕 研修期間 :16/05〜19/05(予定) ⑤ 氏 課 名:Mr. Haryanto Bin Pejar(マレーシア) 目 :建設機械施工 委託事業所:中村建設(株)〔静岡県〕 研修期間 :16/05〜19/05(予定) ⑥ 氏 課 名:Mr. Mohd Fafuan Hazim Bin Zulkipli(マレーシア) 目 :建設機械施工 委託事業所:中村建設(株)〔静岡県〕 研修期間 :16/05〜19/05(予定) ⑦ 氏 課 名:Mr. Mohamad Asri Bin Ahmad(マレーシア) 目 :建設機械施工 委託事業所:中村建設(株)〔静岡県〕 研修期間 :16/05〜19/05(予定) − 67− 部門別会計事業 ⑧ 氏 課 名:Mr. Asyraf Samir Bin Zulkifli(マレーシア) 目 :溶接 委託事業所:中村建設(株)〔静岡県〕 研修期間 :16/05〜19/05(予定) ⑨ 氏 課 名:Mr. Zainudin Bin Jaapar(マレーシア) 目 :機械加工 委託事業所:(株)浜松メカテック〔静岡県〕 研修期間 :16/05〜19/05(予定) ⑩ 氏 課 名:Mr. Mohd Zulkifli Bin Mohd Johari(マレーシア) 目 :機械加工 委託事業所:(株)浜松メカテック〔静岡県〕 研修期間 :16/05〜19/05(予定) ⑪ 氏 課 名:Mr. Mohd Hidzir Bin A. Kadir(マレーシア) 目 :機械加工 委託事業所:(株)浜松メカテック〔静岡県〕 研修期間 :16/05〜19/05(予定) ⑫ 氏 課 名:Mr. Muhammad Firdaus Bin Jamaludin(マレーシア) 目 :クリーニング 委託事業所:新日本ウェックス(株)〔愛知県〕 研修期間 :16/05〜18/05(予定) ⑬ 氏 課 名:Mr. Perocho Jones Baluya(フィリピン) 目 :自動車整備 委託事業所:仙台トヨペット(株)〔宮城県〕 研修期間 :16/07〜18/07(予定) ⑭ 氏 課 名:Mr. Dabbay Arman Cruz(フィリピン) 目 :自動車整備 委託事業所:仙台トヨペット(株)〔宮城県〕 研修期間 :16/07〜18/07(予定) ⑮ 氏 課 名:Mr. Baggas Elmer Emilio(フィリピン) 目 :鋳 造 委託事業所:(株)クボタ鋳造〔山梨県〕 研修期間 :16/10〜19/10(予定) ⑯ 氏 課 名:Mr. Colet Hamilton Colas(フィリピン) 目 :塗装 委託事業所:鈴木サービス工場〔兵庫県〕 研修期間 :14/11〜17/11(予定) − 68 − 部門別会計事業 ⑰ 氏 課 名:Mr. Verzola Aristotle Banisal(フィリピン) 目 :塗装 委託事業所:鈴木サービス工場〔兵庫県〕 研修期間 :15/4〜18/4(予定) ⑱ 氏 課 名:Mr. Adame Gaylord Califlores(フィリピン) 目 :鋳造 委託事業所:愛知製鋼〔愛知県〕 研修期間 :16/3〜19/3(予定) ⑲ 氏 課 名:Mr. Taberdo Marlon Lopez(フィリピン) 目 :鋳造 委託事業所:愛知製鋼〔愛知県〕 研修期間 :16/3〜19/3(予定) ⑳ 氏 課 名:Ms.Inta Busarin(タイ) 目 :機械工作 委託事業所:美岡工業〔兵庫県〕 研修期間 :16/3〜17/3 21 氏 課 名:Ms. Piayai Unchalee(タイ) 目 :機械工作 委託事業所:美岡工業〔兵庫県〕 研修期間 :16/3〜17/3 22 氏 課 名:Mr. Oliveros Osbert Villacillo(フィリピン) 目 :鉄工 委託事業所:平井工業〔兵庫県〕 研修期間 :16/9〜19/9(予定) 23 氏 課 名:Mr. Turalba Arnel Juan(フィリピン) 目 :鉄工 委託事業所:平井工業〔兵庫県〕 研修期間 :16/9〜19/9(予定) 24 氏 課 名:Mr. Bayle Tristan Castillo(フィリピン) 目 :鉄工 委託事業所:平井工業〔兵庫県〕 研修期間 :16/9〜19/9(予定) 25 氏 課 名:Mr. Dickenson Arlan Masaoay(フィリピン) 目 :塗装 委託事業所:鈴木サービス工場〔兵庫県〕 研修期間 :17/2〜20/9(予定) − 69− 部門別会計事業 26 氏 課 名:Mr. I Gusti Ngurah Ambarayasa (インドネシア) 目 :鋳 造 委託事業所:(株)川西水道機器〔香川県〕 研修期間 :16/2〜19/02(予定) 27 氏 課 名:Mr. I Wayan Juni Mertasa(インドネシア) 目 :鋳 造 委託事業所:(株)川西水道機器〔香川県〕 研修期間 :16/3〜19/03(予定) 28 氏 課 名:Mr. Paidi Sanjaya(インドネシア) 目 :鋳 造 委託事業所:(株)川西水道機器〔香川県〕 研修期間 :16/3〜19/03(予定) 29 氏 課 名:Mr. Sakchai Kleebmuang (タイ) 目 :電子機器 委託事業所:鈴東予産業(株)〔愛媛県〕 研修期間 :15/3〜18/2(予定) − 70 − 部門別会計事業 7)フィジー農村開発人材育成事業 JICA 草の根協力事業(草の根パートナー型) 事業名:「持続的な農村開発のための人材育成パイロットプロジェクト」 失業青年を多く抱えるフィジーにおいて、農業技術研修を行い出身地域での経済的自立 を促すため国立青年研修センターが存在するが、研修生の選考・研修・終了後のフォロー アップ全ての面で機能が発揮されていない。このため以下のような活動を行うことで、研 修を終え有用な知識・技術を習得した青年男女の経済的自立率の向上を図るとともに、関 係機関の連携による農村青年人材育成システムの確立・維持を実現することを目的として、 JICA をパートナーに 16 年 7 月から 3 年計画で同事業がスタートした。 ① 有機的な選考-研修-フォローアップシステム確立のための有識者による委員会結成・開催 ② 研修センター自体の自立発展性を強化するためのスタッフ研修 ③ 各研修の内容充実のための指導員研修 ④ フォローアップ体制確立の体制作り 16 年度は初年度でもあり、研修センター指導員の意識変革を促すワークショップや、選 考の透明性・公平性を図る有識者による人材育成改善委員会を結成するなど、基盤整備的 な活動を主に進めた。 - 71 - 部門別会計事業 - 72 - 部門別会計事業 8)自然と古里交流体験活動事業 自然と人間、都市と農山村・青少年とシニアの交流の中から青少年の健全なる育成を図 ることを目的として、青少年が古里の自然の中で、有識者、技術者、専門家等との交流を 通じさまざまな体験をし、自然との共生を身につけ社会に貢献する青少年を育成する事業 として、子どもゆめ基金(独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センター)の助 成及び日本経団連自然保護基金の助成を受け、事業が展開された。 Ⅰ 自然体験塾 期 間:平成 16 年 6 月 1 日〜平成 17 年 3 月 31 日 場 所:静岡県伊豆市 (1) 自然塾生態調査 3回実施 (2) 環境写真撮影会 Ⅱ (3) 自然環境整備、農地整備活動体験 5回実施 (4) 自然素材加工、工作体験 4回実施 (5) 森の楽奏作曲演奏体験 6回実施 (6) 森の劇場参加体験 7回実施 「市民参加のふるさとづくり」青少年フォーラム伊豆 1.市民参加のふるさとづくり青少年フォーラム伊豆 開催日:平成 17 年 2 月 20 日 場 所:伊豆修善寺町修善寺総合会館 参加者:700名 来 賓:保坂三蔵経済産業副大臣、坂本由紀子参議院議員 山川彰田方森林組合長など多数が出席フォーラムを盛り上げた。 パネルディスカッションは深谷昌志東京成徳大学子ども学部長の基調講演を はじめ NPO 法人メダカのがっこう、日本竹開発機構等 6 団体が自然との共生、 ふるさとづくりなどの事例発表等を行い、「心のふるさとづくり宣言」が採択さ れた。 2.ふるさと伊豆「子供の森づくり」植林体験 開催日:平成 17 年 2 月 20 日 場 所:伊豆市堀切地区「子供の森」 参加者:70 名 - 73 - 部門別会計事業 - 74 - 参考資料 組織の運営 平成 16 年度においては理事会、評議員会、監事会等の会議を開催。その他健全な る運営が行われた。 会議、役員、職員に関する件は次のとおりである。 1)会議の開催 ① 理事会 (1) 平成 16 年度第 1 回理事会 日時:平成 16 年 5 月 26 日(火)14 時〜16 時 場所: 憲政記念会館 議題:1.平成 15 年度事業報告及び収支決算報告について 監事会監査報告 2.平成 15 年度賛助会員入会の承認について 3.新支部設立の承認について 4.寄附行為改正について 5.会員に関する細則の改正について 6.その他 (2) 平成 16 年度第 1 回臨時理事会 日時:平成 16 年 10 月 13 日(水)10 時〜11 時 場所: 財団法人オイスカ本部 議題:1.会員・須賀則明氏除名について (3) 平成 16 年度第 2 回理事会 日時:平成 16 年 3 月 8 日(水)14 時〜15 時 30 分 場所: 都道府県会館 議題:1.平成 17 年度事業計画及び予算(案)について 2.支部に関する規定改正について 3.理事長の退任について 4.その他 - 75 - 参考資料 ② 評議員会 (1) 平成 16 年度第 1 回評議員会 (イ)日時:平成 16 年 5 月 26 日(火)14 時〜16 時 場所: 憲政記念会館 議題:1.平成 15 年度事業報告及び収支決算報告について 監事会監査報告 2.平成 15 年度賛助会員入会の承認について 3.新支部設立の承認について 4.寄附行為改正について 5.会員に関する細則の改正について 6.その他 (2) 平成 16 年度第2回評議員会 日時:平成 16 年 12 月 15 日(水)13 時〜14 時 場所: オイスカ本部 議題:1.中山恭子氏の理事選任について (3) 平成 16 年度第3回評議員会 日時:平成 17 年 3 月 8 日(水)14 時〜15 時 30 分 場所: 都道府県会館 議題:1.平成 17 年度事業計画及び予算(案)について 2.支部に関する規定改正について 3.理事長退任について 4.その他 - 76 - 参考資料 2)役員 平成 17 年 3 月 31 日現在における当法人の役員は次の通りである。 ①会長 № 氏 名 役 職 1 中 野 良 子 オイスカ・インターナショナル総裁、JBIC 参与 ②理事長 № 氏 名 役 職 1 中 野 良 子 オイスカ・インターナショナル総裁、JBIC 参与 ③副理事長 № 氏 名 役 職 1 中 野 利 弘 オイスカ・インターナショナル副総裁 ④常務理事 № 氏 名 役 職 役 職 1 廣 瀬 道 男 事務局長 2黒 野 吉 金 ⑤理事 № 氏 名 1新屋敷 均 元事務局長 2 加 藤 正 見 (財)ライオンズ日本財団 理事長 3 川 合 辰 雄 九州電力(株) 相談役 4 熊 谷 信 昭 兵庫県立大学 学長 5 小 原 敏 人 日本ガイシ㈱ 相談役 6 佐 藤 忠 義 四国経済連合会 相談役 7 谷 村 昭 一 日本商工会議所 参与 8 冨 安 秀 敏 オイスカ西日本研修センター 所長 9 豊 田 章 一 郎 トヨタ自動車㈱ 名誉会長 10 中 山 恭 子 元内閣官房参与 11 長 岡 實 (財)資本市場研究会 理事長 12 西 垣 昭 東京電力㈱ 顧問 13 廣 野 良 吉 成蹊大学 名誉教授 14 桝 本 晃 章 東京電力㈱ 副社長 15 和 田 龍 幸 日本経済団体連合会 事務総長 ⑥監事 № 氏 名 役 職 役 職 1 川 島 廣 守 本田財団理事長 2 鈴 木 稔 充 弁護士 ⑦名誉顧問 № 氏 名 1 平 岩 外 四 東京電力㈱ 顧問 - 77 - 参考資料 ⑧顧問 № 1明 2秋 3太 4奥 5北 6田 7多 8戸 9山 10 山 氏 名 間 輝 山 喜 田 宏 田 城恪太 代 田 公 田 一 下 敏 田 圭 役 職 行 東北経済連合会 名誉会長 久 関西経済連合会 会長 次 中部経済連合会 前会長 碩 日本経済団体連合会 会長 郎 経済同友会 代表幹事 和 大阪商工会議所 会頭 熙 中国経済連合会 会長 夫 北海道経済連合会 相談役 明 福岡銀行 名誉顧問 藏 北陸経済連合会 会長 ⑨評議員 № 氏 名 役 1 綾 田 修 作 高松商工会議所 会頭 2 荒 木 光 弥 (株)国際開発ジャーナル社 主幹 3 井 上 光 一 全国中小企業団体連合会 元会長 4 岩 波 政 雄 山梨県教育委員会 元委員長 5岩 本 淳 医学博士 6植 松 敏 日本商工会議所 専務理事 7 岡 本 隆 之 (財)国際文化交友会 常務理事 8 嘉 悦 康 人 学校法人 嘉悦学園 理事長 9 笠 原 多 見 子 岐阜県議会 議員 10 神 野 三 男 名鉄グランドホテル 元会長 11 亀 井 文 蔵 (株)宮城テレビ放送 会長 12 川 喜 田 貞 久 百五銀行 取締役会長 13 木 坂 孝 治 中国企業㈱ 顧問 14 小 泉 清 子 全国商工会議所女性会連合会 会長 15 後 藤 達 太 西日本銀行 取締役相談役 16 進 士 五 十 八 東京農業大学 学長 17 関 本 幸 也 東京都水産物卸売業者協会 会長 18 塚 田 俊 之 長野県経営者協会 副会長 19 土 井 泰 彦 ジャーナリスト 20 中 込 達 雄 関西経済連合会 顧問 21 中 村 陽 子 NPO 法人メダカのがっこう 理事長 22 長 沼 冨 士 男 佐賀県商工会議所連合会 会長 23 奈 良 毅 東京外国語大学 名誉教授 24 原 野 幸 康 日本高等教育評価機構 専務理事 25 藤 崎 正 和 オイスカ高等学校 校長 26 水 上 洋 一 郎 (財)国際研修協力機構 理事 27 三 村 明 夫 日本鉄鋼連盟 会長 28 宮 太 郎 石川県商工会議所連合会 会頭 29 三 好 正 也 ㈱J-WAVE 会長兼社長 30 明 刕 隆 文 東京海上日動火災保険㈱ - 78 - 職 参考資料 31 森 金 次 32 森 孝 33 矢 野 弘 34 横 田 次 郎 日本税理士会連合会 会長 博 松下電器産業㈱コーポレートコミュニケーション本部 典 日本経済団体連合会 専務理事 男 関特工業㈱ 代表取締役社長 本部長 〈50 音順、平成 17 年 3 月 31 日現在〉 3)事務機構及び職員 ①機構図 会 長 評 議 員 会 顧 理 理 事 事 問 長 会 監 事 会 副 理 事 長 常 務 理 事 事 務 局 長 部 部 理 報 部 経 広 修 部 織 研 務 組 内 総 国 部 部 部 一 二 三 第 第 第 域 域 域 地 地 地 西 日 本 事 務 所 ②職員 平成 17 年度3月 31 日現在における本法人職員は次のとおりである。 職 員 職 員 数 事 務 所 ボランティア 合 計 (常勤)数 本 部 西日本事務所兼 西日本研修センター 40 15 0 5 40 20 中部日本研修センター 14 1 15 四国研修センター 9 3 12 関西研修センター 2 2 4 織 14 0 14 計 94 11 105 地 合 方 組 - 79 - 参考資料 - 80 - 参考資料 NGO 地域ネットワーク設立準備会議(国連経済社会局 NGO 課主催) 国際会議参加 1.「人間的なグローバリゼーションを求めて:精神性に基づく社会運動の貢献」 ( In Search of a Humanised Globalisation: The Contribution of Spirituality-Based Social Movements) アジア欧州財団、南山大学、Le Havre 大学(仏)の共催により、アジア欧州連合(ASEM)所属国 などから学識経験者ら約 50 名の発表者を招聘。グローバリゼーションがもたらす諸問題に対し、精 神性に基づいた社会運動が何をすべきかを検討した。オイスカは OISCA International の理念と活 動を紹介する小論文 “Beyond ʻSelf-Interestʼ: Spiritual Values into Action in a Japan-based Transnational NGO”(仮和訳:「自己利益」を超えて:日本を基盤とする国際 NGO による精神的価 値の具現化)を発表。最終セッションでは、物質主義・南北問題・環境破壊などの、グローバリゼー ション諸問題を削減する好事例として特筆された。 期日:平成 16 年 4 月 27 日−30 日 開催地:名古屋(ガーデンパレス・ホテル) 参加者:神野幸男・神野キャサリン 2.北スマトラアジア諸国会議 オイスカ北スマトラ支局が、アジア地域のオイスカ活動の国を越えた連携を通じ、オイ スカとしていかに国際社会貢献活動を拡充するかをテーマに開催した。北スマトラ州知事、 日本大使館秋元公使等政府関係者も出席。会議の中では、いかに各国の自立、自助努力を 図り、その上でお互いの協力を図るかなどが話し合われた。香港を基盤とするオイスカイ ンタナショナル財団や、マレーシアが主導するオイスカアセアン協議会設立の提案がなさ れ、具体的な相互連携が話し合われた。 期 日:平成 16年6月14日−6月22日 開催地:北スマトラ(インドネシア) 参加者:中野利弘、木附文化、森田章 3.ミレニアム開発目標達成に向けた世界青年サミット 2000年世界各国首脳がニューヨークに集まり宣言したこの開発目標(MDG)の実 現のために国連開発計画(UNDP)と秀明インターナショナルが共同で開催した。世界 各国で選抜した青年リーダーを広島に招聘し、目標達成への取り組みに少しでも貢献する ために、青年がそれぞれの国、地域においてミレニアム開発目標の意義を普及し、取り組 みの輪を広げようとしたものである。基調スピーチをリオの地球サミットで事務局長を務 めた、モーリス・ストロング国連事務次長が行った。 期 日:平成16年9月19日−9月21日 開催地:広島 参加者:木附文化 - 81 - 参考資料 4.国際竹籐ネットワークの会議 北京に本部を置く、国際竹籐ネットワーク(INBAR)は、政府、民間団体を巻きこ んだ複層的構造を持つ国際組織である。中国とカナダが主導し、竹と籐の活用を促進し、 持続可能な開発や、貧困削減のために少しでも貢献したいと活動を続けている。オイスカ はこの会議に参加を求められ、平成15年に続き参加してきた。竹・籐を活用する活動の 促進のために組織を充実し、体制を整えることが主たる議題であった。 期 日:平成16年10月18日−27日 開催地:北京(中国) 参加者:中野良子、永石安明 5.第三回 IUCN 世界環境保全大会:「人と自然 ― たった 1 つの世界」 (3rd IUCN World Conservation Congress: “People and Nature -- only one world”) IUCN(国際自然保護連合)が 4 年に一度開催する世界大会。タイ国内・海外各々から其々3000 名が参加し計 300 のプログラムに出席。オイスカの 2 名は教育コミュニケーション委員会メンバーと して参加。「国連持続可能な開発のための教育の 10 年」などに関し、世界各地からの関係者と活 発に情報を交換した。 期日:平成 16 年 11 月 16 日−25 日 開催地:バンコク(タイ) 参加者:神野幸男・神野キャサリン 6.「武力紛争予防のためのグローバル・パートナーシップ:東北アジア地域会議・円卓会議」 (Global Partnership for the Prevention of Armed Conflict: Northeast Asia Multi-Stakeholder Roundtable Discussion) アナン国連事務総長の呼びかけにより発足した世界紛争予防ネットワークの地域会議。国連大 学学長、世界銀行副総裁をはじめ各関係機関の代表が集い、世界平和の樹立に向けて意見交換 した。 期日:平成 17 年 2 月 4 日 開催地:東京(国連大学) 参加者:神野キャサリン 7.「しなやかな社会を目指して:女性とエンパワーメント 過去・現在・未来」 (Towards Empowered Society -- Perspectives on Gender Equality at Beijing +10) 2005 年国際女性の日を記念し、12 の国連諸機関が共催。1995 年に北京で開催された「第 4 回 世界女性会議」からの 10 年を振り返った。オイスカは、マングローブの津波防波堤としての重要性 を指摘したスリランカ人報告者と交流した。 期日:平成 17 年 3 月 8 日 開催地:東京(UN ハウス) 参加者:神野キャサリン - 82 - 参考資料 海外組織と国際機関交流 中近東にあって長年イスラエルとの問題を抱えているパレスチナではあるが、近年オイ スカ・イスラエル総局からパレスチナの民間団体に働きかけ、学校間の交流や植林等の活 動を行ってきた。民間レベルでのこれらの活動が実を結び、パレスチナに於いてもオイス カ組織の設立に至った。 タイ総局はマングローブ植林プロジェクト・「子供の森」計画など現場活動に取り組み、 実績を上げてきた。アゼルバイジャン総局は日本からの支援を得ずに自発的な現場活動を 進めている。ブラジル、香港、インド、ウルグアイ、パラグアイ、スリランカの組織もそ れぞれの国の NGO 活動を規制する枠組みの中で顕著な活動を進めている。 (1)アゼルバイジャン <アゼルバイジャン総局> 会 長 エルチン・ナシロフ(政府職員) (2)バングラデシュ <バングラデシュ総局> 会 長 A・R・アティク(実業家) 事務局長 H・A・チョードリ <チッタゴン支局> 会 長 アブドゥル・マレック(ジャーナリスト) 事務局長 S・K・ファルーク (3)ブラジル <ブラジル総局> 会 長 高木ラウル (日系新聞社社長) (4)カンボジア <カンボジア支局> 代 表 チャールズ・チェオ(実業家) (5)香港 <香港総局> 会 長 譚 華 正(実業家) 理事長 仇 永平(写真家・会社経営) <オイスカ国際基金> 事務局長 楊 培徳 (6)インド <北インド支局> 会 長 ラビンドラ・ジャイトリ(研修生 OB・会社経営) 事務局長 リトゥ・プラサド <アンドラプラディッシュ支局> 会 長 ラグ・ラジ・クマール <東インド支局> 事務局長 Y・ビレン・シン(政府役人) <ウッタルプラデシュ支局> 会 長 ナレッシュ・チャンドラ(元ウッタルプラデシュ州大臣) <アグラ支局> 事務局長 G・C・グプタ(団体職員) <マニプール支局> 会 長 クンジェシュワル・シン 事務局長 Y・ビレン・シン(政府役人) - 83 - 参考資料 <マハラシュトラ支局> 会 長 クリシュナ・カタウ <西ベンガル支局> 会 長 S・K・ディ 事務局長 N・G・チャッタルジー <南インド支局> 会 長 M・ジョイ・バーギース(会社経営) <カリクット支局> 会 長 ウシャ・タイタス(政府役人) <バンガロール支局> 会 長 P・P・スンダラン(会社経営) <バダガラ支局> 会 長 T・バラクルプ <コーチン支局> 会 長 A・サラウディン(弁護士) <グンテゥール支局> 会 長 M・B・セカラ・ラオ <カノール支局> 会 長 H・スレイマン <カサラゴド支局> 会 長 K・サシダラン <コッタヤム支局> 会 長 P・H・クリアン・IAS(政府役人) <マドラス支局> 会 長 K・ビスワンバラン(会社経営) <マナンタバディ支局> 会 長 M・バラクリシュナン <マンジェリ支局> 会 長 T・K・サイダリクッティ <マヘ支局> 会 長 E・バルサラジ <マラプラム支局> 会 長 ラヒマン・カンダト <マイソール支局> 会 長 N・ベンコバ・ラオ <ナゲルコイル支局> 会 長 R・S・ラル・モーハン(専門家) <パラッカド支局> 会 長 S・G・K・キショーレ IAS(政府役人) <クイロン支局> 会 長 L・ラダクリシュナン・IAS(政府役人) <スリーカンダプラム支局> 会 長 ポール・バジッピリ・M・S <ティリチェリ支局> 会 長 リチャード・ヘイ <ティトゥール支局> 会 長 モハメッド・イブラヒム <トリバンドラム支局> 会 長 K・サシダーラン・ナイール <ツチコリン支局> 会 長 G・マヘンドラン <ワヤナド支局> - 84 - 参考資料 会 長 (7)インドネシア <アチェ支局> 会 長 事務局長 <クラテン支局> 会 長 事務局長 <カランガニヤル支局> 会 長 <NTT支局> 会 長 <ソロン支局> 会 長 事務局長 <北スマトラ支局> 会 長 (8)イスラエル <イスラエル総局> 事務局長 (9)大韓民国 <韓国総会> 会 長 <カヤ支局> 会 長 <ハプチュン支局> 会 長 (10)マレーシア <マレーシア総局> 会 長 副会長 <サバ支局> 会 長 事務局長 <ケランタン支局> 会 長 <ラブアン支局> 会 長 <メラカ支局> 会 長 (11)ネパール <ネパール総局> 会 長 <カトマンズ支局> 会 長 <バクタプール支局> 会 長 <ラリトプール支局> 会 長 <ドラカ支局> 会 長 (空席) ムスタファ・アリ ウスマン・マフムド ジュワルディ・B・B・A スワルノ・B・S ムルヨノ・ヘルランバン (オイスカ・カランガニアル研修センター所長) バンバン・スダルソノ ジョハン・ファミ ヤコブ・コミギ ヨピー・バツバラ ラーナン・カツィール(国際農業教育開発協力センター専門家) 張 奉 煥(会社経営) 金 大 吉 チュン・ジ・ミュン ムスタファ・ビン・モハメッド(マレーシア大蔵省経済顧問) モハメッド・ビン・ヤーコブ(前マレーシア上院議長) ラジム・ハジ・オキン(サバ州農業開発食品産業大臣) サブディン・ガニ モハメッド・ヤーコブ(前マレーシア上院議長) スハイリ・A・ラーマン(ラブアン州議会議員) ハジ・アーメッド・ビン・ハムザ ニ− ル・タムラカール(実業家) カルナ・ゴヴィダ・バイジャ シャラド・ラジョパドヤヤ ラム・クリシュナ・バラヒ モーハン・バハドル・シュレスタ - 85 - 参考資料 <チットワン支局> 会 長 プラディープ・ピヤ <ジャパ支局> 会 長 ナスハ・シュレスタ (12)パキスタン <パキスタン総局> 会 長 ミアン・ファズル・ハナン(農場経営) <エコロジカル・スクール支局> 会 長 ファティマ・ジャバイド・ラナ(団体職員) 事務局長 バーバル・カーン(会社員) <マルダン支局> 会 長 ミアン・ファズル・ハナン(農場経営) 事務局長 ミアン・ファキール・アーマッド(実業家) <イスラマバード支局> 会 長 M・イクバル・カディール(実業家) 事務局長 サフダリ・アリ・シャー(家具製造業) <ハイデラバード支局> 会 長 モハマッド・ハルーン・イブラヒム(実業家) 事務局長 ハジ・アブドル・アジズ(実業家) <オイスカ・パキスタン青年クラブ> 会 長 ミアン・ファズル・マナン 事務局長 ペルバイズ・ラナ(会社員) (13)パラオ <パラオ総局> 会 長 イタル・キシガワ(実業家) 事務局長 ロベルラ・タフ (14)パレスチナ <パレスチナ総局> 会 長 サミ・クムシア 事務局長 イマド・アトラッシュ(パレスチナ野生生物協会) (15)パラグアイ <パラグアイ総局> 会 長 高倉道男(新聞社社長) 事務局長 エミ笠松(生花インターナショナル・パ国代表・大学講師)) <イグアス支局> 会 長 久保田洋史(日系農業共同組合中央会会長) (16)ペルー <ペルー総局> 会 長 ロドルフォ・マスダ・マツウラ (17)パプア・ニューギニア <ラバウル支局> 会 長 マーチン・トバデク(元厚生大臣、国会議員) 副会長 シナイ・ブラウン(国家計画モニタリング大臣) 事務局長 ピーター・ブアク(州政府人事部長) (17)フィリピン <フィリピン総局> 会 長 アルフレッド・マラニオン(国会議員) 事務局長 アントニオ・メンドーサ(研修生 OB) <アブラ支局> 会 長 ビセンテ・バレラ(国会議員) <カンラオン支局> 会 長 ボゥテスタ(元市長) - 86 - 参考資料 <カンラオン農場支局> 会 長 <パラワン支局> 会 長 <メトロマニラ支局> 会 長 <ミンドロ支局> 会 長 <ヌバエビスカヤ支局> 会 長 <ダバオ支局> 会 長 <ヌエバエシア支局> 会 長 <サガイ支局> 会 長 <バゴ支局> 会 長 <ディポログ支局> 会 長 <ルクバン支局> 会 長 <ザンボアンガ支局> 会 長 (18)台湾 <中華民国総会> 名誉会長 理事長 (19)シンガポール <シンガポール総局> 会 長 (20)スリランカ <スリランカ総局> 会 長 事務局長 <コロンボ支局> 会 長 <バデゥラ支局> 会 長 <ガンパハ支局> 会 長 <ガンポラ支局> 会 長 <カンドラタ支局> 会 長 <コトゥマレ支局> 会 長 <ケガレ支局> 会 長 <クルネガラ支局> 会 長 <プットラム支局> アントニオ・A・マパ(元フィリピン総局会長・実業家) アポロニオ・アヌンシアド エンリケ・リム アニタ・ビラローザ(西ミンドロ州副知事) ロドルフォ・アグバヤニ(ヌバエビスカヤ州知事) マリオ・コルコロン トーマス・ホソン III(ヌエバエシア州知事) アルフレッド・マラニョン(国会議員・元サガイ市長) マニュエル・トレス(バゴ市長) ロセラ・バリナガ(国会議員) ワルベルト・マカラーン ロベルト・ウイ(ディポログ市長) 楊 許 基銓(国泰信託投資公司副董事長) 文富(大学教授) 胡 暁子(実業家) ティラク・ウィーラシンハ(実業家) ジャガット・プリヤ・バンダラ(研修生 OB) インディラニ・ナワナ(JMC カレッジ校長) H・H・ジャヤティラカ P・B・ラジャカルナ(農業開発局次長) S・G・ヘッチアララクチ ラリット・グナワルダナ ティスパネ・J・テロ ラリット・ランブクウェラ J・カルナラットネ - 87 - 参考資料 会 長 W・M・J・A・フェルナンド <ラトナプラ支局> 会 長 M・B・マラウィラ <アヌラダプラ支局> 会 長 D・P・B・マハディウルウェワ(弁護士) <テッサマハラマ支局> 会 長 ジャヤセナ・ナオトゥナ (21)タイ <バンコック支局> 会 長 アリ・チョアングリア(会社経営) 事務局長 アイサ・ミハラ(会社経営) <スリン支局> 会 長 チャチャワン・ムーラサート 事務局長 ワラウート・ワラシリ (22)ウルグアイ <ウルグアイ総局> 会 長 ルペルト・ロング(ウルグアイ技術研究所工学士) 事務局長 フェルナンド・ストッツ(ウルグアイ技術研究所工学士) (23)オイスカ帰国研修生会 <オイスカ・フィリピン帰国研修生会(OTTAA)> 会 長 ウェルマン・バレンシア(西日本研修センター) 事務局長 ビクトリノ・デラス・アラス(中部日本研修センター) <オイスカ・フィジー帰国研修生会> 会 長 サイルシ・マシ(四国研修センター) <オイスカ・バングラデシュ帰国研修生会> 会 長 アラウディン・アーメッド(西日本研修センター) <オイスカ・MARA・マレーシア・帰国研修生会> 会 長 モハメッド・オマー(中部日本研修センター) <オイスカ・サバ帰国研修生会> 会 長 グァンディー・コホイ(中部日本研修センター) <オイスカ・KADA・ケランタン帰国研修生会> 会 長 モハメッド・アリフィン(四国研修センター) <オイスカ・パラオ帰国研修生会> 会 長 ジェフリー・フランシスコ(西日本研修センター) <オイスカ・インドネシア帰国研修生会> 会 長 スワント(西日本研修センター) <オイスカ・インド帰国研修生会> 会 長 ラビンダ・K・ジャイトリ(中部日本研修センター) <オイスカ・スリランカ帰国研修生会> 会 長 ジャガット・プリヤ・バンダラ(西日本研修センター) 各種国際および地域機関、外国政府機関との交流協力 〈諮問資格、会員資格などを所有している機関〉 国連経済社会理事会 総合諮問資格(カテゴリー・ジェネラル) 国連広報局諮問資格 世界NGO協議会(CONGO・本部ジュネーブ)メンバー ボランティア活動のための地域調整委員会(CCIVS・本部ニューデリー) 南太平洋委員会(SPC・本部ヌーメア)常任オブザーバー 国際農業基金(IFAD、本部ローマ)/NGOコンサルテーション アドバイザーグループメンバー 国際竹藤学会(INBAR・本部カナダ)理事会メンバー - 88 - 参考資料 〈情報交換を行っている機関、団体(会議参加などを含む)〉 国連食糧農業機構(FAO・本部ローマ) 世界食糧計画(WFP・本部ローマ) 国連開発計画(UNDP・本部ニューヨーク) 国連教育科学文化機構(UNESCO・本部パリ) 国連環境計画(UNEP・本部ナイロビ) 国連児童基金(UNICEF・本部ニューヨーク) 国連ボランティア計画(UNV 本部ボン) 国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP・本部バンコク) 経済開発協力機構(OECD・本部パリ) 世界銀行(本部ワシントン) アジア開発銀行(ADB・本部マニラ) 米州開発銀行(IDB・本部ワシントン D.C.) 国際熱帯木材機関(ITTO・本部横浜) 国連広報センター(東京) アセアン事務局(ジャカルタ) アース・カウンシル(本部コスタリカ) 国際青年財団(IYF・本部フィラデルフィア) セーブ・ザ・チルドレン(本部コネチカット) パートナーズ・オヴ・ザ・アメリカズ(本部ワシントン D.C.) 南太平洋財団(FSP・本部ニューヨーク) 世界資源研究所(本部ワシントン D.C.) ネイチャー・コンサーバンシー(本部ヴァージニア) ウィンロック・インターナショナル(アーカンサス) ベティバー・ネットワーク(本部ヴァージニア) オランダ国際開発機構(NOVIB・本部アムステルダム) アジア農村開発研究所(AIRD・本部バンガロール) 国際農村復興研修所(IIRR・本部マニラ) アジア農地改革農村開発NGO連合(ANGOC・本部マニラ) 世界オルト連合(WORLD ORT UNION・本部ロンドン) タイ・ガールガイド協会(GGAT・本部バンコク) ハンガープロジェクト(HUNGER PROJECT・本部ニューヨーク) レガシー・インターナショナル(REGACY INTERNATIONAL・本部バージニア) ワールド・ラーニング(WLI− 元のEIL・本部バーモント) インターアクション(INTERACTION・本部ニューヨーク) カナダ国際協力協議会(CCIC・本部オタワ) オックスファム(OXFAM・本部オックスフォード) ソリダリオス(本部サントドミンゴ) マニトウ財団(本部コロラド) タンザニア日本友好協会(本部タンザニア) パナマ自然保護協会(ANCON 本部パナマ) その他 〈プロジェクト共同運営、研修生受け入れなどの協力機関/団体〉 フィジー青年雇用機会スポーツ省 ・研修センターの共同運営 ・農業研修生の受け入れ クムブ農業開発公団(KADA・マレーシア、ケランタン州) ・研修センターの共同運営 ・農業研修生の受け入れ マレーシア人材育成公団(MARA) - 89 - 参考資料 ・工業研修生の受け入れ 農村開発公社(KPD・マレーシア、サバ州) ・農業研修生の受け入れ ・青少年ボランティアプロジェクト実施 ダライラマ法王東京事務所 ・農業研修生の受け入れ その他 〈在日大使館、国連機関との交流〉 1.オイスカデー(平成 16 年 7 月 24 日) 会 場:杉並区立和泉中学校(東京) 出席者:バングラデシュ大使、フィジー諸島大使、バングラデシュ大使館公使 2 名、 ミャンマー大使館公使参事官、バングラデシュ大使館参事官 2 名、マレーシ ア大使館参事官、インド大使館三等書記官、インドネシア大使館教育文化部 長 2.研修生修了式(平成 16 年 12 月 17 日) 会 場:東京都議会議長特別室(東京) 出席者:パプアニューギニア大使、バングラデシュ大使、バングラデシュ大使館公使、 ミャンマー大使館公使参事官、マレーシア大使館公使参事官、フィジー諸島 大使館一等書記官、タイ大使館広報文化部スタッフ - 90 -
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