2014 年度言語保育セラピスト養成講座・技術講習会 開催報告

2014 年度言語保育セラピスト養成講座・技術講習会 開催報告
子どものことばの発達のつまずきを把握する言語保育発達検査を身につけ、その結果を
ベースにしたことばの促しができる保育を学ぶ、これまでにない資格が「言語保育セラピ
スト」です。 本講座の受講修了者は「言語保育セラピスト資格」申請と 「言語保育発達検査」の実施と保育支援が可能になります。 今年度は 4 会場で行いました。
来年度も開講予定です。日程の広報と募集
は 2015 年 4 月初旬にお知らせします。
今年度講座開催報告 ● 言語保育セラピスト四国講座(前期)2014 年 4 月 26 日・27 日(参加者:17 名)
言語保育セラピスト四国講座(後期)2014 年 8 月 29 日・30 日・31 日(参加者:12
名)
会場 ユープラザ宇多津 1階 視聴覚室 香川県綾歌郡宇多津町浜六番丁 88 番地 ● 言語保育養成宮城講座(後期)2014 年 8 月 8 日 9 日 10 日
(参加者:24 名) 会場 仙台市情報産業プラザ 仙台市青葉区中央 1-3-1 ● 言語保育技術講習会 2014 年 8 月 16 日・17 日・9 月 14 日(参加者 15 名)
会場 子どもと保育研究所ぷろほ 福岡県北九州市小倉北区浅野 3 丁目 8-1AIM4F
● 言語保育技術講習会 京都講座 2014 年 8 月 22 日・23 日・24 日(参加者 17 名)
会場 東本願寺宗務所内 京都市下京区烏丸七条上る常葉町
お問合せ
子どもと保育研究所ぷろほ 802-0001 北九州市小倉北区浅野 3 丁目8-1 4F
FAX 050-1356-3923 URL : http:/pro-ho.jp/ E-mail [email protected]
言語保育セラピスト資格認定に関する規約
言語保育セラピスト
昨今、ことばにつまずきのある子どもたちが増えているにもかかわらず、ことばに関する保育を
専門的に学んだ保育者はほとんどいない現状において、「言語保育セラピスト」は子どものこと
ばの発達とそのつまずきに関する専門資格として、NPO 法人子どもと保育研究所ぷろほが認定
するものである。
保育現場において子どもの直接関わるものが、日常保育の中において実施でき、専門的視点から
子どものことばのつまずきの背景理解や把握を行い、言語保育発達検査の実施およびその結果に
基づく保育計画を実施できることが必須であり、資格認定に際しては、下記の講座を受講して、
認定に関わるレポートと申請書の提出が必要である。
養成講座 言語保育セラピスト資格が認定されるには、下記の養成講座受講して修了することが
必要である。その内容については、子どもと保育研究所シラバスに基づくものとする。
養成講座は一般の保育者のために、ぷろほでの講座のほか集中型で宮城講座、四国講座での開催
がある。(問い合わせフォームから申し込み可)
技術講習 は、すでに心理士など専門資格※を持つ者のため、牧野・山田式言語保育発達検査を
実施し、その結果を保育実践やセラピーに繋げるための実技講習。ぷろほ及び京都で開催。
子どもと保育研究所ぷろほ 養成講座
技術講習
開講科目
コマ数
コマ数
(5 日間) (3 日間)
言語治療・治療法
8 以上
4 以上
障害児保育・障害と保育
6 以上
2 以上
発達検査・アセスメント
6 以上
6 以上
計
20 以上
12 以上
「牧野・山田式言語保育発達検査」
言語発達におけるつまずきを把握し、その発達を促すための保育上の工夫やスモールステップに
繋げることを目的とした検査法。検査器具はエイデル研究所より販売。
テキスト「ことばが育つ保育支援」
言語支援に関するテキスト。ことばの発達の背景とつまずきのある子どもの保育の工夫を
含んだ画期的なテキスト。より多くの保育関係者に「ことばを通した楽しい保育の工夫」を普及
することを目的とする。
NPO 法人 子どもと保育研究所ぷろほ 言語保育セラピスト規約 (趣旨) 第 1 条 この規約は、NPO 法人子どもと保育研究所ぷろほが認定する 言語保育セラピス
トについて規定する。 (業務) 第 2 条 言語保育セラピストは次の各号の業務を行う。 (1)言語保育発達検査に基づいた、子どもの言語発達の把握 (2)保育現場における子どもの言語発達の支援 (3)子どもの言語発達に関する保育者への指導 (4)子どもの言語発達に関する保育上の助言・指導 (資格) 第3条 言語保育セラピストとは、原則として保育士、幼稚園教諭、小学校教諭、特別支
援教員等、保育・教育関連資格を有したものが、子どもの言語発達と言語的つまずきに関
する別記の専門的研修を修め、言語保育発達検査の実施およびその結果に基づく保育計画
を実施できる能力を認められたものに認定される。 (2)資格申請のあったものは認定委員会において検討され、NPO 法人子どもと保育研究
所ぷろほが、認定を行う。 (3)資格申請書および資格申請に必要な費用については別途定める。 (言語保育セラピスト認定委員会) 第4条 言語保育セラピストの資格取得および認定に関する必要な業務を行うため、保育
言語セラピスト認定委員会を置き、3名以上の認定委員によって構成される。 (研修会開催) 第5条 子どもと保育研究所ぷろほ以外の団体が言語保育セラピスト認定のための研修会
を開催する場合には、事前に事務局に申請し、ぷろほからの許可が必要である。 (2)研修会開催にあたっては主催者が講師を選定し、参加費用、内容などは子どもと保
育研究所ぷろほの指導に従うものとする。 (3)研修会修了後の資格申請については、研修会主催者とぷろほとの間で申し合わせを
することとする。 (事務局) 第6条 言語保育セラピストに関する事務は、NPO 法人子どもと保育研究所が行う。