Fフロント(水防タイプ)は「止水」

仕様
止水・耐水フロント
F フロント(水防タイプ)
製作制限〈FIX スクリーン〉
サッシH:500 ≦ H ≦ 3000
サッシW:500 ≦ W ≦ 1600
F
F
製作制限〈自動ドア〉
サッシH:1700 ≦ H ≦ 2600
サッシW:下表の通り
ドア形式
w2
w(※)
片引き
引き分け
サッシW(mm)
1500 ≦ W ≦ 2100
3000 ≦ W ≦ 4200
w2(mm)
750 ≦ w2 ≦ 1100
1500 ≦ w2 ≦ 2200
35
60
w1
サッシ W
※片引きの場合、戸先側に FIXスクリーンを
設けてください。
もう重い土のうを運ぶ必要はありません
ガラス厚制限
ゲリラ豪雨の浸水対策フロント登場!
5mmフロート板ガラス・6mmフロート板ガラス・6.8 網入磨ガラス・8mmフロート板ガラス
(注)6.8 網入型ガラスは使用不可
F
F
止水シート仕様
部品名
材料名称
寸法(mm)
シート(梨地クリア)
ポリ塩化ビニル
厚さ0.2
サイドバー
アルミニウム押出形材
—
床置きウェイト
ステンレス(接地面にスポンジゴム付)
厚さ6
収納袋
ナイロン
—
製品保証
w1
60
w2
サッシ W
60
w1
お手入れ方法
保証期間
【止水シートの汚れについて】
◦止水シートはほこり等で汚れていても性能上問題はありませんが、傷つきやすいため、どうしても汚れが
気になる場合は、水洗いしてから柔らかい布のようなもので表面の汚れを軽く拭き取ってください。
保証内容
【スチール、ステンレス、アルミ部品について】
◦雨などにより、泥、ほこりなどが付着しますと錆の発生を早め美観上からも好ましくありません。製品が
汚れた場合は、ぬれた布などで汚れを落とした後、固く絞った布などで、水分を拭き取ってください。
◦水洗いで落ちない汚れは、ぬるま湯で薄めた中性洗剤を使用したのち、水洗いし、最後に乾いた布で
水分を拭き取ってください。
◦なお、強風の際(特に台風の場合)は、塩分が内陸部まで飛来することがあるので、風が治まった後、
できるだけ早い時期の清掃が必要です。
施工業者よりの引き渡し日(注 1)から2 年とします。ただし止水シートの保証期間は1 年間です。
(注 1)改修工事の場合は、改修部分の工事完了の日とします。
取扱説明書、その他の注意書きに基づく適正なご使用状態で、保証期間内に不具合が発生した場合
には下記に示す免責事項に該当する場合を除き、無料修理いたします。
ただし、遠隔地や離島への出張修理の場合は交通に要する実費をいただく場合もあります。
免責事項
①締り金具の施錠及び解錠にかかわらずその状態に相反する操作を行い、損傷したとき。 ②サッシ及
びドアの開口部に物を入れそのまま閉めて機能傷害が発生したとき。 ③機能上支障のない音や震動
等の感覚的不具合。 ④天災その他の不可抗力(例えば、地震、津波、噴火、落雷、強風、地盤沈
下、火災、土砂災害、漂流物など)による製品の不具合、又はこれらによって製品の性能を超える事態
が発生した場合の不具合 ⑤製品又は部品の経年変化(使用に伴う変化)による摩耗・傷・塗装の
はがれや経年劣化(時間に伴う劣化)による変質・変色・めっきの劣化・塗装の退色、又はこれらにと
もなう錆、かび、またはその他の不具合 ⑥製品周辺(設置場所及び保管場所)の自然環境、住環境
などに起因する製品の結露、凍結、腐食又はその他の不具合(例えば、塩害による腐食。大気中の砂
塵、煤煙、各種金属粉、亜硫酸ガス、アンモニア、車の排気ガスなどが付着して起きる腐食、風による
振動・共鳴音。高温・低温・多湿による不具合など) ⑦建物の状況(建築躯体の変形、亀裂、破損、
隙間)
や、設置環境(設置面や床面の状況)
など、製品以外に起因する不具合 ⑧犬、猫、鳥、ネズミ、
昆虫、ゴキブリ、クモなどの小動物又はつるや根などの植物に起因する製品の不具合 ⑨当社の手配
によらない加工、組立、施工(基礎工事、取付工事、シーリング工事など)
、管理、メンテナンス、改造
などに起因する不具合(例えば、海砂や急結材を使用したモルタルによる腐食、中性洗剤以外のクリー
ニング剤を使用した事による変色や腐食、工事中の養生不良による変色、腐食、および必要部分の取
り外しなど) ⑩取扱説明書などに表記された警告事項や、取付方法を遵守していない設置方法、また
はご使用方法に起因する不具合 ⑪引き渡し後の取扱いの誤りによる変形、変質、破損、又は適切な
保管方法や維持管理を行わなかったことによる不具合 ⑫引き渡し後に行われた製品周辺(設置場所
及び保管場所)の工事に起因する不具合 ⑬カタログや取扱説明書に記載された製品の性能を超え
た場合の不具合(例えば、耐風圧性能以上の風圧や、仕様で規定する最大止水高さを超えた水位に
起因するものなど) ⑭本来の使用目的以外の用途に使用された場合の不具合、又は本来の使用方
法と異なる使用方法による場合の不具合 ⑮建具の破損・変形(当社の手配によらない建具に製品
を設置する場合) ⑯浸水・漏水による家財の被害 ⑰機能上支障のない音、振動など感覚的現象
⑱施工当時実用化されていた科学や技術、知識では予測することが不可能な現象、又はこれが原因で
生じた不具合 ⑲犯罪などの不法な行為に起因する破損や不具合
※保証期間経過後の修理、交換などは有料とします。
※本記載によって、お客様の法律上の権利を制限するものではありませんので、保証期間経過後の修
理、その他についてご不明な場合は、最寄りの当社支店・営業所にお問い合わせください。
■ご用命は
【止水シート、スチール、ステンレス、アルミ部品の共通注意事項】
◦製品へのキズを避けるため、金属ブラシ、たわし、みがき粉等の硬いものでこすらないでください。
◦酸性またはアルカリ性の洗剤、ベンジン、シンナー、ガソリンなどの有機溶剤は、変色や腐食の原因と
なりますので使用しないでください。
【お手入れの目安】
設置した場合は毎回、未使用の場合は1 年に 1 回程度、収納袋から部品を取り出して下記要領にて
点検してください。
①止水シートに穴、破れが空いていないか
②止水シートが硬くなっていないか
③スチール・ステンレス部品付着のゴムが劣化していないか
上記要領にてお手入れした後、止水シート・部品等は、よく乾かしてから収納してください。
【ステンレス部品の注意事項】
◦ステンレスは、錆びない素材と考えられがちですが、絶対に錆びない素材ではありません。通常、塗装
など表面処理をしない状態で用いられますので、清掃も頻繁に必要です。
◦初期の錆びについては、ぬるま湯で薄めた中性洗剤を使用した後、水洗いし、最後に乾いた布で水
分を拭き取ってください。
◦泥、ほこり、塩水、排気ガス中の有毒成分、洗浄薬液、もらい錆の付着は、ステンレス自身の錆に発
展しますので、早めの清掃が必要です。
【保管方法】
◦上記要領にてお手入れ後、収納袋に収納して保管してください。
◦収納袋はできるだけ高温・多湿・日射を避けて保管してください。
◦保管時に上に物を乗せないでください。
◦防火設備から 150cm 以内のところには保管しないでください。
製造元
中低層建材部
〒 141-0031 東京都品川区西五反田 4-32-1 TEL.03-5745-1233
■当カタログ掲載の商品写真は印刷のため実際の色調とは多少異なる場合がありますのでご了承ください。
■改良のため商品の価格、仕様を予告なしに変更する場合がありますのでご了承ください。
[BX]shisuifront_131001cs3.indd 4-1
初版 13・10
No.556
13.10.1 3:24:52 PM
Fフロント(水防タイプ)は「止水」と「耐水」の
2 段構えで浸水被害を防ぎます!
増え続けるゲリラ豪雨
(回)
400
300
止水
止水
耐水
土のうの 10 倍 の
性能を持つ止水シート
水の逆流を防止する弁
水位 50cm に耐える
フロント
自動ドア部には、ポリ塩化ビニル製の止水シートを標準装
一般的なフロントでは、外部に水が押し寄せると、結露
水位 50cm まで外部に水が溜まった場合、サッシには非
備。この止水シートの左右のサイドバーを固定し、上部を
水の排水孔から水が逆流し室内に浸水します。
『Fフロン
常に大きな水圧がかかります(最大 4900Pa)
。
『F フロ
吸盤で固定、床と接する部分をウェイトで押さえます。これ
ト(水防タイプ)』はこの逆流を防ぐために、独自の逆流
ント(水防タイプ)』は、この水圧に耐えるために特別な
により、止水シートが水圧でサッシ・ガラスに密着し、土の
防止弁を標準装備。水の浸入を抑えます。
仕様で設計し、実際に耐水圧実験によりサッシ・ガラス
うの 10 倍(※)の高い止水性能を発揮します。
※自動ドアの扉および袖 FIX 部には取り付きません。
に異常がないことを確認済み。FIX 部はもちろん自動ド
(※)
ア部もしっかりと水圧を受け止めます。
※凹凸のない床仕上げの場合の実験値による比較値
1990〜1999
平均 193 回 / 年
2000〜2009
平均 220 回 / 年
1976〜1989
平均 170 回 / 年
200
100
0
1976 1978 1980 1982 1984 1986 1988 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010
1 時間に 50mm 以上の雨が降った回数※
(年)
※全国のアメダス
(正時の値)
で観測したのべ回数を、
年による地点数の違いの影響をなくすため、
1000地点あたりの回数に換算しています。
気象庁の統計によると、1 分間に 50mm を
超える雨の発生回数は近年増加傾向にあり
(上記グラフ参照)
、
「ゲリラ豪雨」と呼ばれる
局地的豪雨による被害も数多く報道されてい
ます。一方、一般的な都市部の下水は1時間
の最大降水量を 50mm 程度と想定しており、
これを超えるような雨が降ると、通常の下水
処理システムでは雨水を処理しきれずに、マ
ンホールのふたから下水があふれて道路が冠
水してしまうような都市型洪水を発生させて
しまうケースが見られます。
止水シートを装着した状態。
(外観)
水が溜まって水圧が掛かっても、排水孔からの漏水は見られませ
ん。
(F フロント(水防タイプ)/試験時の状態)
試験水槽に F フロント(水防タイプ)を設置し、水深 50cm まで水
を溜めた状態。
(外観)
サイドバーを方立のサイドバー固定ピンに掛けるだけ。端部が
しっかり固定されます。
(外観)
逆流防止機構がない場合、水圧によって室内側に水が逆流してき
ます。
(通常のフロント/試験時の状態)
試験水槽に水が溜まっても、サッシ・ガラスに異常は見られません。
(内観)
1
[BX]shisuifront_131001cs3.indd 1-2
2
13.10.1 3:24:55 PM
Fフロント
(水防タイプ)は
手軽で高性能!
土のう
VS
誰にでも簡単に設置できるから
いざというときに慌てません!
Fフロント(水防タイプ)
準備
素早く
簡単
1
2
サイドバー
3
止水シート
床置きウェイト
サイドバーを方立にセット
吸盤で止水シートの上部をガラスに固定し、
余ったシートをマジックテープで固定
止水シートの下部を床置きウェイトで
押さえる
完成
2
袋に土を詰める作業はちょっと面倒。
多数の土のうを作るには時間も掛かります。
袋から出して止水シートを設置するだけ。
5 〜 10 分で誰にでも簡単に設置可能です。
重量
軽くて
楽ちん
止水シート
方立
4
1
サイドバー
3
巾木
床置きウェイト
土を詰めた土のうの重さは約 20kg。
運ぶのは男の人でもとても大変です。
使用後も再利用が可能!
重さは 10kg 以下。
女性でも簡単に持ち運び可能です。
水洗いするだけで再利用可能。
バッグ一つに納まるので置き場所にも困りません。
止水
止水性も
アップ
土のうを積んでもそれなりに水が入ってきます。
(1 分間に 1㎡あたり約 40ℓの漏れ)
3
[BX]shisuifront_131001cs3.indd 3-4
土のうに比べ約 10 倍の止水能力を発揮します。
(1 分間に 1㎡あたり4ℓの漏れ)
※凹凸のない床仕上げの場合の実験値
土のうは一度使ったらその後の処理にも一苦労。
収納場所にも頭を悩ませます。
4
13.10.1 3:25:05 PM
商品体系表
W-5〈500Pa〉
A-4〈2等級線〉
̶
W-5〈500Pa〉
自動ドア
外倒し排煙窓
最大水位50cm
100
コーナー方立
18
18
障子部 18/FIX部 18
18
枠・見込 (mm)
RC・100
RC・100
RC・100
RC・100
方立見込 (mm)
100・150
100・150
100・150
100・150
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F
100
F
F
F
F
F
F
F
F
F
F カラーブロンズ
F カラーブラック
65
135
ステンカラー N
35
現場シール
35
自動ドア
30
コーナー方立
30
70
30
W
30
15
G.L
30
h2
入隅(スリム)
170
200
30
F
標準色
F カラーシルバー
W
30
F
F
F
35
58.5
出隅(スリム)
入隅(一般)
35
35
100
35
120
100
60
35
サイドバー固定ピン
35
サイドバー固定ピン
35
100
100
100
35
35
35
60
170
出隅(一般)
止水シート
35
100
125
50
150
100
8
w1
W
10
43
35
70
4.5
45
0.5
100
22
52
UW
サイドバー固定ピン
60
水位max500
60
100
サイドバー固定ピン
22
UW
H
50
UH
h1
h2
16
4
35
43
26
150
47
60
26
w2
3
10
13
10
30
50
H
サイドバー
外倒し排煙窓
30
吸盤
0.5
45
73
4.5
50
10
100
35
35
47
基本姿図
F
23.5 18
F
18 23.5
F
58.5
F
F
125
100
F
F
F
150
F
120
F
100
F
F
H
F
h2
F
F
F
35
ガラス溝幅 (mm)
120
FIXスクリーン
種
50
耐水圧性
18 23.5
W-5〈500Pa〉
S-3〈1600Pa〉
̶
58.5
水密性
S-3〈1600Pa〉
30
A-4〈2等級線〉
h1
S-3〈1600Pa〉
A-4〈2等級線〉
30
S-3〈1600Pa〉
11 15 20 5
性能
耐風圧性
気密性
品
FIX スクリーン
Fフロント(水防タイプ)
商品名
現場シール
50
60
60
4
60
w2
[BX]shisuifront_131001cs3.indd 5-6
50
60
W
5
10
100
42
21
47
50
17
13
150
100
26
5
30
w1
22
22
UW
W
26
5
35
35
15
G.L
10
0.5
135
45
4.5
50
止水シート
35
6
13.10.1 3:25:08 PM