第4号 紙おむつの特許出願急増

レイテック国際特許法律事務所
弁理士 李 賢哲
SUMMARY
1。韓国特許庁ニュース
1)おしっこを知られる紙おむつの特許出願急増
1)
おしっこを知られる紙おむつの特許出願急増
2。韓国特許紛争ニュース
1)米貿易委「三星がコダックのデジカメ特許を侵害」
1)
米貿易委「三星がコダックのデジカメ特許を侵害」
2)三星
三星電子、コダックとクロスライセンス契約
2)
三星
電子、コダックとクロスライセンス契約
3)LG
LG生活健康
生活健康"P&G
"P&Gが特許侵害
が特許侵害"
3)
LG
生活健康
"P&G
が特許侵害
" 米訴訟
4)三星重工業、アメリカ会社との特許訴訟で勝訴
4)三星重工業、アメリカ会社との特許訴訟で勝訴
5)ファミリーマート、商用化技術特許主張論難
5)
ファミリーマート、商用化技術特許主張論難
3。その他
1)“特許法改訂
1)“特許法改訂、
“特許法改訂、強制実施要件緩和歓迎
強制実施要件緩和歓迎”
要件緩和歓迎”
1。韓国特許庁ニュース
韓国特許庁ニュース
1)おしっこを知られる紙おむつの特許出願急増
1)おしっこを知られる紙おむつの特許出願急増
おしっこを知らせてくれる紙おむつ関連特許出願が増えてある。赤ん坊がおしっこをすると、色が変わっ
たり、音を出したりするアイデア技術が出ている。
15日特許庁によれば赤ん坊のおむつを適時に替えて皮膚を保護することができるようにするアイデア
技術特許が最近競争的に出願されることで明らかにした。
色が変わるおむつの場合、特殊インクラインが作用して、表に時間が現われておむつを替える時を分
かるようにする。
またおむつに電気的センサーと音発生装置を付けておむつを替える時にメロディーや警報音を鳴らす
技術も開発されてある。
センサーと信号送信部をつけて携帯電話、ホームオートメーションネットワークなどのような別途信号
受信部を通じて保護者に無線でおむつの状態を知らせてくれる無線信号発生型もある。
去年まで特許庁に出願されたこのようなおむつ関連特許出願は400件が過ぎる。技術形態別では
▲視覚 表示型 242件、▲警報発生型 116件、▲無線信号型 56件などに集計された。
特に無線信号型の場合、出願件数が2000年に入ってから増える傾向だ。特許庁関係者は “無
線装置の小型化、スリム化、材料の多様化で技術が発展することによって無線信号型出願がもっと
増えると予想する”と説明した。
ソース:アジア経済
2。韓国特許紛争ニュース
1)米貿易委「三星がコダックのデジカメ特許を侵害」
1)米貿易委「三星がコダックのデジカメ特許を侵害」
1年間続いてきた三星(サムスン)電子とイーストマン・コダック間の特許紛争に対し、米国際貿易委
員会(ITC)がひとまずコダックに軍配をあげた。米貿易委は「三星電子がコダックの特許を侵害した」
という1次結論を出したと18日(現地時間)明らかにした。
コダック側は三星電子とLG電子が携帯電話を製造する過程でコダックの特許を侵害したとして昨年
11月、米貿易委に両社を提訴した。
ソース:毎日経済
2)三星
2)三星電子、米コダックと携
三星電子、米コダックと携帯
電子、米コダックと携帯電話分野でクロスライセンス契約を結ぶことで合意 両社間の特許
訴訟は全て取り下げ
訴訟は全て取り下げ
三星電子、コダックとクロスライセンス契約
三星電子、コダックとクロスライセンス契約
三星電子は24日、米イーストマン・コダックと携帯電話分野でクロスライセンス契約を結ぶことで合意
したと発表した。クロスライセンス契約は、企業間で相互に特許を共有するもので、両社間で争われ
ていたカメラ付き携帯電話関連の特許訴訟は全て取り下げられる。
ソース:ZDNET KOREA
3)LG
3)LG生活健康
LG生活健康"P&G
生活健康"P&Gが特許侵害
"P&Gが特許侵害"
が特許侵害" 米訴訟
LG生活健康が世界的なソビゼギアップ P&Gをアメリカ法院に提訴したと 10一ブルンバグ通信が報
道した。
LG生活健康は P&Gの歯牙美白製品が LG生活健康の特許2件を侵害したと主張してアメリカデ
ラウェア州地方裁判所に訴状を提出したとブルンバグは伝えた。
ソース:イーデイリー
4)三星重工業、アメリカ会社との特許訴訟で勝訴
4)三星重工業、アメリカ会社との特許訴訟で勝訴
3年近く続いてきたアメリカ石油試錐業社と三星重工業との特許訴訟が事実上三星重工業の勝訴
に終わった。原稿であるアメリカ業社が抗訴審で請求放棄意思を明らかにしたからだ。
ソウル高等裁判所民事4部(催ソンジュン部長判事)はアメリカテキサス州所在トランスオーシャンオフ
ショアディブウォターインコポレイティド(トランスオーシャン)が三星重工業を相手として試錐船などに関
する特許を侵害したので提出した抗訴審で原稿が請求放棄意思を明らかにしたことによってこの内
容を弁論調書に記載したと18日明らかにした。
原稿の請求放棄事実が書かれた弁論調書は原稿敗訴確定判決と效力が同じであり、該当の業
社は同じ事案でこれ以上問題を提起することができない。
トランスオーシャンは "三星重工業が乾燥中の試錐船及び試錐プラットホームに自社の発明の構成
要素が反映されたし、これは特許権を侵害した"と主張して2007年3月損害賠償請求訴訟を提起
した。
1審は去年7月 "原稿の主張は機能的、抽象的な表現などで記載した構成要素のため、不確か
な請求に該当し、発明したという装置の核心構成要素が 当業者が実施できるように発明の詳細
詳細
な説明に記載されていないため発明の技術的範囲を特定することができない"と原稿敗訴判決をし
た。
ソース:アジア経済
5)ファミリー
5)ファミリーマート、商用化技術特許主張論難
ファミリーマート、商用化技術特許主張論難
ファミリーマートが既存にあった技術に対して特許を得て'大韓民国発明特許大展'から賞まで受けて
論難がおこっている。なおかつファミリーマートが関連業界の技術使用を制限したので、コンビニ業界
が特許使用権を対して'特許戦争'に巻き込まれたことで確認された。
問題になっている特許はファミリーマートが去る 5 月取得した'賞味期限チェックシステム(Time-PLU)'
である。このシステムは既存 13 桁バーコードに日付と時間情報を有する 5 桁バーコードを追加して
賞味期限が切れた商品を計算台で直ちに確認するようにする技術だ。三角のり巻きのような新鮮商
品が賞味期限を切れても販売されることを阻む役目をする。
ファミリーマートは去る 5 月特許登録を完了した後 8 月に同種企業等に特許登録を知らせる内容
証明を送った。以後 10 月には特許使用期間と使用範囲を協議するための公文書を送った。
ファミリーマート関係者は特許を取得した事実が重要だから特許権者として法的権利を行使しようと
することと言いながら業界と円満な協議をしようと思ったが、現在進捗がない状態だと言った。
しかしコンビニ業界はファミリーマートのこのような行動に対して呆れたという反応。企業等はこのシステ
ムがもう業界で常用化されたことで特別な技術ではないと説明した。
実際に GS25 は 2003 年に関連システムを自主的に開発して使用中であり、バイザウェイも去年 2
月から使っているなど企業等はもうずいぶん前から関連技術を使っている。
GS25、バイザウェイ、セブンイレブン、ミニストップなど 4 業社は去る 11 月 30 日特許無效訴訟を提
出して共同対応に出た。
源泉特許を持っている業社も戸惑うことは同じだ。去る 2000 年 'タイムスタンプバーコード'という名
称で特許を受けた (株)スーパーハイテックは 五つで構成された国際特許(PCT)を獲得して 107 ヶ
国家に登録されていると市場確保次元で既存企業等の技術利用を事実上見逃して来たが、同じ
技術で特許がまた出たことは理解しにくいと言った。この会社の源泉技術はバーコードに時間情報と
ともに経過時間別で割引販売ができるようにした。
業界の反発が激しくなりながら特許庁の特許審査能力もまな板に上げられた。
ファミリーマートは 2006 年 12 月に関連システムに対する特許を出願したが、拒絶されて分割出願し
て今年最終特許登録を受けた。
それにファミリーマートは関連特許で去る 3 日'大韓民国発明特許大展'から金賞まで受賞した。もし
特許権が無效に判決される場合、大会を主催した特許庁の信頼度にひびが入ることができる状況
だ。このために特許庁が判決する 1 審裁判はファミリーマートに有利に進行されるはずだという観測さ
え出ている。
ファミリーマートバーコード特許審査を担当したユジンテ審査官は初めてファミリーマートがバーコード技
術に対する特許を出願した時はだめだと言ったが、以後けたと情報をより限定したので、これを認めた
と明らかにした。
特許訴訟は 1 審(特許審判院)、2 審(特許法院)、3 審(最高裁判所)を経って通常 3 審までは 3
年位がかかる。このためにコンビニ業界のバーコード特許論難が長期戦で走り上げることができるとい
う恐れが出ている。
ソース:毎日経済
3。その他
1)“特許法改訂
1)“特許法改訂、
“特許法改訂、強制実施要件緩和歓迎
強制実施要件緩和歓迎”
要件緩和歓迎”
グァックゾングスック議員(民主労動党)が代表発意した特許法一部改訂法律案が最近知識経済
委員会代案で国会本会議をパスした。
グァック議員は“今度特許法改正案は新型インフルエンザのような大流行伝染病治療剤の国内生
産など、公共の利益のための特許権使用要件を緩和したのに意義がある”と説明した。
特許法改正案内容は特許強制実施に関する事項を分離して規定して、戦時・事変など非常時と
いう要件と公共の利益を皆満たす場合で制限した強制実施要件を公共の利益に符合する場合可
能になるように緩和したこと。
すなわち国民の健康と生命を守るのに非常に重要な医薬品が特許に縛られている場合、今度特
許法改訂によって国内製薬会社による医薬品直接生産が容易くなったという点が特徴だ。
グァック議員は“特許法改訂で大流行伝染病治療剤の国内生産がより容易くなったので、政府は
今後の疾病による国家・社会的危機状況の発生時‘強制実施’などを通じて国民生命と直結され
た医薬品の国内生産を積極的に検討しなければならないこと”と強調した。
同時に“新型フルのような大流行伝染病だけではなく難治性疾病の治療剤、予防ワクチなど国民に
必須な医薬品の供給系体全般に対して薬価交渉方式以外の供給方案を構築する作業が必要
だ”と付け加えた。
ソース:Medifonews