プレスリリース 報道関係各位 2008年10月14日 株式会社ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル J-WAVE 開局からの 20 年を振り返る 究極のコンピレーション CD 秋編 「20TH J-WAVE HITS COLLECTION AUTUMUN」 10 月 22 日発売! 株式会社ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル(本社:東京都港区、代表取締役 土屋佐知子)は、 J-WAVE 開局 20 周年を記念し 5 月にリリースされた「20th J-WAVE HITS COLLECTION~SPRING」に続く、第 2 弾となる秋編コンピ、「20th J-WAVE HITS COLLECTION~AUTUMN」を 10 月 22 日(水)に発売いたします。 1988 年の開局時からお届けしています J-WAVE を代表する番組「TOKIO HOT 100」の長年にわたるチャート上 位曲の中から選りすぐりの 18 曲を集めた、ヒット曲満載の 1 枚に仕上がっています。J-WAVE でのオンエア曲か ら話題になったあの曲、今聴いても盛り上がること間違いなしの名曲などなど、J-WAVE カラーの曲ばかりをセ レクトしました。前作と併せて聴けば J-WAVE20 年の歴史とともに東京のミュージック・シーンの歴史も感じられ る永久保存版の 1 枚です。 20TH J-WAVE HITS COLLECTION AUTUMUN 20th J-WAVE ヒッツ・コレクション(オータム・エディション) ¥2500 (tax in) SICP-2003 2008.10.22 (WED.) ON SALE 発売元:㈱ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/VA/CompilationInt/SICP-2003/index.html 【SAPPORO BEER TOKIO HOT 100】 毎週日曜日 13:00~16:55 オンエア クリス・ペプラーが日曜日約 4 時間にわたってお届けする J-WAVE が誇る老舗チャート番組。J-WAVE の全番組のオ ンエアとリクエスト、都内主要 CD ショップ 14 店舗の CD セールスデータをもとにポイント計算し、毎週 100 曲をカウン トダウン。 http://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/ <収録曲解説> 1.ジョビ・ジョバ/ジプシー・キングス DJOBI DJOBA/GIPSY KINGS (1988年年間チャート60位) 南仏のプロヴァンスからジプシー音楽にラテンの要素を加味したルンバ・フラメンカを基調に、モダン・ミュージックを調和させ、世界 中でブレイクしたのがジプシー・キングス。発泡酒の CM や人気時代劇のエンディング・テーマに使用されたことで、日本での知名度も 抜群でしょう。この耳に残るフレーズが印象的な曲がヒットした 88 年といえば、そう J-WAVE が開局した年です。ワールド・ミュージ ック、エスニックなどなど、J-WAVE を通して日本での音楽と新しいライフ・スタイルが生まれた時代でしたね。 2.ヴァーチャル・インサニティ/ジャミロクワイ VIRTUAL INSANITY/JAMIROQUAI (1996年年間チャート8位) 90 年代に入ってイギリスで巻き起こったアシッド・ジャズ・ムーヴメントから登場したジェイ・ケイ率いるバンド。日本で 150 万枚を 売った 3rd アルバム『Travelling Without Moving』からのシングルであるこの曲は TV-CM で本人達が登場し、ジェイ・ケイの個性的 なパフォーマンスがお茶の間で流れ、スマッシュ・ヒットとなりました。地下鉄のドアに宣伝で例のジャミロのロゴが入ったステッカー が貼られていたのが思い出されます。 3.ドント・ウォナ・フォール・イン・ラヴ/ジェーン・チャイルド DON’T WANNA FALL IN LOVE/JANE CHILD (1990年年間チャート9位) カナダからいきなり全米チャートに殴り込みをかけた女性シンガーは、鼻ピアスと耳ピアスをチェーンで結び、編み込みのロング・ヘア ーにトップだけソバージュのスパイキー・ヘアーという奇抜すぎるファッションは、まさに世紀末の退廃美の象徴って感じでした。作曲 も演奏も自らこなすという天才は、言い古されているものの天は二物を与えたという以外にありません。R&B を土台としながら当時の エレクトリックでエッジの効きまくったサウンドは今でも新鮮です。 4.愛の哀しみ/シニード・オコナー NOTHING COMPARES 2 U/ SINEAD O’ CONNOR (1990年年間チャート7位) この曲が大ヒットした 90 年当時は彼女の名前の表記はシンニード・オコナーでしたね。アイルランド出身で、ジャケットに写る真っ青 な瞳と坊主頭というルックスはインパクト充分でした。ルックスばかりでなく、TV の生放送中にヨハネ・パウロ二世の写真を破いたり、 宗教的、政治的な面の過激な発言によって世を騒がせたことも記憶に新しいですよね。この曲は J-WAVE の 90 年の年間チャートでも 7 位になった、ご存知、プリンスのカヴァー・バージョンです。この頃は日本経済もバブルで絶好調、リストラなんて言葉も存在しません でしたっけ。 5.スターズ/シンプリー・レッド STARS/SIMPLY RED (1992年年間チャート37位) スタイル・カウンシルらと共に 80 年代のイギリスのブリティッシュ・ソウル・ムーヴメントが生んだブルー・アイド・ソウル・バンド。 UK ならではのスタイリッシュなソウル・サウンドをよりいっそう魅力的に表現したミック・ハックネルのヴォーカルによって彼らに人 気は不動のものとなりました(バンド名、シンプリー・レッドはミックの赤毛からとられた) 。もちろん彼らの全盛期であるこの時期に 日本のドラマー屋敷豪太が参加していたことは言うまでもないですね。 6.スウィート・ララバイ/ディープ・フォレスト SWEET LULLABY/DEEP FOREST (1993年年間チャート97位) J-WAVE の開局と共に大きなブームとなったワールド・ミュージックを限りなく進化させたのがこのフランスのユニット、ディープ・フ ォレストです。民族音楽の持つアコースティックな温かみと電子音楽の持つデジタルな冷ややかさを見事なまでに融合させた独特のサウ ンドは、世界中の人達を圧倒しました。この曲がヒットした 93 年はユース・カルチャーがディスコからクラブへ受け継がれ、国内では ビーイングがチャートを席巻した年です。 7.イッツ・ア・ファイン・デイ/オーパスⅢ IT’S A FINE DAY/OPUS III(1992年年間チャート24位) ダンス・ミュージック・シーンがディスコを舞台にしたユーロビートの全盛から、クラブを中心にしたハウス〜テクノの時代へ移行しよ うとする頃、アンビエントの流れで登場したのが、オーパス 3 でした。スキン・ヘッドの女性ヴォーカル、カースティのウィスパー系の 透き通るような歌声で癒された方も多いはずです。この曲がヒットした 92 年といえば、社会現象となったと言っても過言ではないアメ リカの TV シリーズ『ツイン・ピークス』が大ブレイクした頃ですね。 8ウォーターフォールズ/TLC WATERFALLS/TLC (1995年年間チャート14位) LA&ベイビーフェイスに見出された、ヴォーカルの T・ボズ、ラップのレフトアイ(02 に交通事故で他界)、コーラスのチリの三人組グ ループ、TLC が 95 年に放った大ヒット・シングルであり、ヒップホップ/R&B シーンを代表する名曲。音楽性だけでなく、ファッシ ョン、アティテュードなど、彼女達が与えた影響は絶大なものでした。日本ではちょうどこの頃、アムラーが街中に溢れかえっていまし たね。 9.キス・オヴ・ライフ/シャーデー KISS OF LIFE/SADE (1993年年間チャート5位) ソロと思われがちですが、ナイジェリア生まれのイギリス人、シャーデー・アデュ率いる 4 人組ユニットがシャーデー。シングル「スム ース・オペレーター」のヒットで大ブレイクしてから、スムースなシルキー・ヴォイスとジャジーでアーバンなサウンドは、J-WAVE に は欠かせない存在でした。93 年の J-WAVE の年間チャートで 5 位のヒット・ナンバー。この年は J リーグの開幕、スウィーツではナタ・ デ・ココなんかが大流行しましたよね。 10.GOODY GOODY/リセット・メレンデス GOODY GOODY/LISETTE MELENDEZ (1994年年間チャート2位) ラテン系アメリカ人の歌姫、リセット・メレンデスが放った 94 年に日本だけでも 60 万枚を超える大ヒット・ナンバー。サビのフレーズ で“グリグリ、グリグリ”と聞こえる空耳系の歌詞とキャッチーなメロディーで、J-WAVE から流れてくると誰かが必ず口ずさんでしま うという圧倒的なパワーを持った曲でした。同年の J-WAVE の年間チャートで 2 位を獲得。J-POP では小室哲哉がプロデューサーとし てシーンをリードし、ヴィジュアル系バンドのブレイク前夜となる年だったんですね。 11.シャイ・ガイ/ダイアナ・キング SHY GUY/DIANA KING (1995年年間チャート1位) 日本の洋楽でデビュー・アルバムにして 100 万枚のセールスを記録した、ジャマイカ出身のディーヴァ。R&B テイストたっぷりのキャ ッチーなダンスホール・スタイルのこの曲は、映画『バッド・ボーイズ』の主題歌として大ヒット。ラヴァーズのジャネット・ケイと共 に日本にレゲエの人気を根付かせたのが彼女といってもいいでしょう。95 年の J-WAVE の年間チャートで見事 No.1 に輝いた曲です。 この年は阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件など、暗いニュースが多かった年でしたね。 12.恋のマカレナ/ロス・デル・リオ MACARENA/LOS DEL RIO (1996年年間チャート2位) スペインのアントニオ・ロメロ・モンヘとラファエル・ルイスによるデュオ。ラテンのリズムにのせた極めてシンプルなフレーズのリフ レインと、PVに映し出されるセクシーなマカレナ・ダンスが瞬く間に話題となり、ビルボード・チャートで14週連続1位という快挙を成 し遂げたのがこの曲です。96年のJ-WAVEの年間チャートで2位に登り詰めただけあって、このメロディは今でも耳にこびりついてます よね。渋谷のセンター街にはルーズ・ソックスを履いたコギャルだらけでした。 13.アイ・トライ/メイシー・グレイ I TRY/MACY GRAY (1999年年間チャート81位) ジャニス・ジョプリンもティナ・ターナーもかなわないクセのあるハスキー・ヴォイスは唯一無比のもので、それでいて決して力むこと がなく優しく包んでくれるようなソウルフルな歌声が心に染みる 99 年のヒット。メイシーはシンガー以外にも女優、ファッション・デ ザイナーとして多岐に渡ってその才能を開花させ、現在はブラック・アイド・ピーズ・ファミリーの一員として活動しています。20 世 紀最後の年だけあってノストラダムスの予言とか、世紀末とかで大騒ぎしてました。 14.ルーツ(ザ・フルーツ・オブ・メニー)/LSK ROOTS(THE FRUIT OF MANY)/LSK (2000年年間チャート20位) イギリス出身のLSK(リー・スティーヴン・ケニー)はソウル、レゲエ、ヒップホップ、ロックと幅広い音楽に影響を受け、彼自身もカ ナダ、アイルランド、ユダヤ、アフリカの血を引いていることから「たくさんのルーツが集まって実った果実」ということから、この曲 を生み出したのです。 15.スタック/ステイシー・オリコ STUCK/STACIE ORRICO (2003年年間チャート10位) わずか 14 歳だった 2000 年のデビューとともにゴールド・ディスクを獲得、2003 年に発表したこのリード・シングルが大ヒットし、ス ーパー・スターの仲間入りを果たすというシンデレラ・ストーリーのヒロイン。その後 3 年間の長期休養をとり、2006 年にシーンにカ ムバック、大人の女性として成長したステイシーの人気は健在です。この頃から音楽をネットからダウンロードするという新しい楽しみ 方が本格的にスタートしはじめたんです。 16.リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ/リッキー・マーティン LIVIN" LA VIDA LOCA/RICKY MARTIN(1999年年間チャート 2位) 80 年代に日本でも絶大な人気があったプエルトリコのアイドル・グループ、メヌードのメンバーとしてデビューしてからソロとしてス ペイン語圏で活動を続け、この曲を全米でリリースすると同時に世界中で大ブレイクしました。日本でも郷ひろみがカヴァーした 『GOLDFINGER ’99』は記憶に新しいですよね。99 年の J-WAVE の年間チャートで 2 位に輝き、アルバムは 100 万枚を超えるメガ・ ヒットでした。 17.1THING/エイメリー 1THING/AMERIE (2005年年間チャート5位) アフリカン・アメリカンの父親とコリアンの母親を持つ、アジアンの血が入ったエイメリーは次世代のクイーン・オブ・ヒップホップ・ ソウルの座につくことを期待されてる実力派ディーヴァです。2nd『タッチ』からのシングルとして 2005 年にヒットしたこのチューン、 クラブ・アンセムとしてもすっかりお馴染みですよね。同年の J-WAVE の年間チャートで 5 位を記録しました。 18.イフ・アイ・エイント・ガット・ユー/アリシア・キーズIF I AIN'T GOT YOU/ALICIA KEYS (2004年年間チャート31位) ソング・ライティング、プロデュースと自ら何でもこなし、女優としてもデビューするほどの美貌させ兼ね備えた、非の打ち所のないア ーティストのアリシア。2nd の『ダイアリー・オブ・アリシア・キーズ』に収録されたこの曲、名作にギミックは一切必要なしというこ とを、その表現力を持って証明してくれているナンバーですよね。ご存知の通り、この後のアリシアはグラミー・コレクターとなってい きます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *『春編』 (UICY-4479)はユニバーサル・ミュージックより発売中 以 上
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