10月号

「ともに学び ともに輝く 大正の子」
10月号
平成25年9月30日
横浜市立大正小学校
ふ せ がき
「布施柿」
校長 福浦 秀一
いくひゃく
とき
こ
ひ が ん ばな
幾 百 の 時を越えたる 彼岸花
あき
みなさま
ことば
あき
じょうけい
おも
う
こうべ
た
こがねいろ
「みのりの秋」という言葉に、皆様はどのような秋の 情 景 を思い浮かべるでしょう。 頭 を垂れる黄金色に
みの
いなほ
ま
か
じゅく
かき
み
あき
よろこ
実った稲穂でしょうか。それとも、真っ赤に 熟 した柿の実でしょうか。「みのりの秋」の 喜 びはつきません。
わたし
す
にほん
よろこ
わ
あ
ぎょうじ
なら
かんしゃ
おし
私 たちの住む日本には、「みのり」の 喜 びを分かち合う行事や習わし、「みのり」に感謝する教えなどが
かくち
各地にあります。
ふ せ がき
ことば
い み
わたし
みみ
しごと
た
「布施柿」という言葉と、その意味についてはじめて 私 が耳にしたのは、この仕事についてからずいぶん経
ころ
ふ せ がき
みの
かき
しゅうかく
すべ
と
き
いちばんたか
った頃でした。「布施柿」とは、実った柿を収 穫 するときに、全て採ってしまわずに、木の一番 高いところ
み
ひと
のこ
い
つた
ことし
しゅうかく
かんしゃ
い み
ふゆ
こ
とり
の実を、一つだけ残しておくという言い伝えです。これは、今年の収 穫 に感謝するという意味と、冬を越す鳥
のこ
い み
い
じぶん
こ
ころ
じっか
かき
み
とる
たちに残しておくという意味があるのだそうです。言われてみれば、自分も子どもの頃に、実家の柿の実を採る
とき
ぜんぶ と
とり
のこ
「全部採らずに、鳥に残してあげなさい。」
はは
い
おも
ふ せ がき
ことば
し
い み
き
こ
ころ
きおく
と、母から言われたことを思いだしました。
「布施柿」という言葉を知り、その意味を聞き、子どもの頃の記憶
はじ
いっち
と初めて一致しました。
ふ せ がき
ちほう
よ
「布施柿」は、地方によっては、「木守柿(きもりがき、きまもりがき、こもりがき)」などとも呼ばれるそ
ちほう
のこ
かき
み
こすう
のこ
かしょ
じゃっかん
ちが
うです。さらに、それぞれの地方によって、残す柿の実の個数や残す箇所は、若 干 の違いがあるということも、
ご し
その後知りました。
ふ せ がき
しぜん
めぐ
かんしゃ
しゅうかく
よろこ
わ
あ
しゅうかん
「布施柿」は、自然の恵みに感謝し、収 穫 の 喜 びを分かち合うという習 慣 から
じぶん
まわ
だいしょう
ちが
おな
い
いのち
きているのでしょう。自分の周りには、大 小 の違いはあれ、同じように生きている生命
こ
おし
おも
があるのだということを、さりげなく子どもたちに教えてくれているようにも思えまし
いま
じだい
じだい
じぶん
た。今のような時代であるからこそ、いえいつの時代であっても、自分のことだけでな
じぶん
まわ
み
やさ
め
たしゃ
おも
こころ
きづか
こころ
く、自分の周りを見る優しい目をもつこと、他者を思いやる 心 や気遣う 心 をもつこ
たいせつ
おも
とを大切にしたいと思います。
1
9月2日に日産車体工場に見学に行きました。身近な自動車を
見学でき、意欲的に学習する姿勢が見られました。溶接ロボット
と人が得意なところを分担し、協力して自動車を作っているとい
うことを実際に見て学ぶことができました。私たちが乗っている
自動車が約3万個の部品によってできているということにも驚い
ている様子でした。
天気にも恵まれ、午後は平塚アリーナの前の大きな芝生でお弁
当を食べ、レクをしました。とても気持ちよさそうに走り回って
いました。
9 月 7 日(土)大正中学校グラウンドにて、第 23 回大正地区
内小中学校陸上大会が行われました。大正小からは、24 名の児
童が参加し、地域の小学校の友達と競い合いました。以下の児
童がよい成績を残し、表彰されました。
≪50m低学年≫
男子優勝 (3 年生)
女子優勝 (3 年生)
≪100m高学年≫
男子 2 位 (6 年生)
女子優勝 (5 年生)
女子 3 位 (6 年生)
≪スエーデンリレー男子≫
大正小
2位
≪スエーデンリレー女子≫
大正小
優勝
2
10月24日(火)に4年生は、社会科の「ごみはどこへ」の学習に関連して、資源循環局鶴見工場と南本牧
廃棄物最終処分場を見学してきました。鶴見工場では、燃やすゴミがどのように処理されているかを実際に
見学し、ゴミを減らすことの大切さを職員の方から説明していただきました。また、その鶴見工場で出た焼
却灰などが南本牧廃棄物最終処分場に運ばれ、埋め立てられる様子も見学してきました。
<4年生の見学後のエコ川柳>
『考えて 節約すれば ごみもへる』
『エコすれば しげんとなって よみがえる』
『生ゴミの 水切りちゃんと しましょうね』
『スリーアール ごみの山にも 夢アール』
学校納入金について
10月7日(月)に学校納入金が三浦信用金庫より引き落としになります。よろしくお願いいたします。
「学校をひらく!」週間
10月28日(月)~11月1日(金)
今年度も「開かれた学校づくり」の推進を目指し、
「学校をひらく!」週間を設けて地域や保護者の皆様
に、普段の学校の様子をお見せしたいと思います。
この5日間は、
○ お子さまの学級だけでなく、全ての学級の授業を参観することができます。
○ 授業だけでなく、休み時間や給食の時間、朝や帰りの会なども参観できます。
○ 放課後希望者が参加する「はまっ子ふれあいスクール」
(第 4 校舎2階)の見学もできます。
尚、期間中の参観につきましては、名札を着用し、各昇降口の名簿に○を付けてから参観してください。
受付にあるアンケートにもご協力ください。多数の皆様のご来校をお待ちしております。
3
秋季休業
[10 月 12 日(土)~14 日(月)]
10月の生活目標
[生活] 自分のことは自分でしよう。
[保健] 目をたいせつにしよう。
※石けんで手をよく洗いましょう。
[給食] じょうずな過ごし方をくふうしよう。
前期の終わりが近づいています。
前期末の10 月11 日(金)は終業式を3校時に行いま
す。この日、平常授業の4時間授業ですので、清掃後、
13:30 頃下校となります。
12 日(土)~14 日(月)までの3日間の秋季休業をは
さんで、後期は 10 月 15 日(火)より始まります。
尚、15 日は特別時程(全校5時間授業・給食あり
下校 14:40 頃)となります。
「まち」とともに歩む
学校づくり懇話会(まち懇)
10,11 月の教育相談日
10月22日(火) 【午前】
11月 8日(金) 【午後】
11月27日(水) 【午前】
希望される方は,担任または指導支援専任教
諭までお知らせください。
(学校:851-0755)
10月30日(水)に懇話会の会員の皆様をお招きし
て、5時間目の授業を参観していただき、その後懇話
会を開催いたします。地域の方にご意見をいただき、
よりよい学校づくりに役立てていきます。
戸塚区児童音楽会
11 月 1 日(金)に、本校の3年生の希望者 52 名が
戸塚区児童音楽会に参加し、出演します。
10 月 29 日(火)の音楽朝会(8:25~・体育館)で全校
児童に発表します。保護者の方も参観できますので、
是非、ご来校ください。
尚、戸塚区児童音楽会は会場の都合により、保護者
の方の参観ができませんので、
ご了承ください。
また、
音楽会に参加しない児童は、
火曜日ですが5校時終了
後下校となります。よろしくお願いします。
放射線測定結果(池の周り)
0.08 マイクロシーベルト(1cm)
0.05 マイクロシーベルト(50cm)
詳しくはホームページにも載っています。
http://www.city.yokohama.lg.jp/kyoiku/microspot/
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