SY-5 Dr.池田欣生「ベビーコラーゲン療法」

SY-5-2
シンポジウム 5【フィラー:ヒアルロン酸 vs コラーゲン vs PRP】 18日(水) Room A
ベビーコラーゲン療法
Baby collagen therapy
池田欣生
Yoshio Ikeda, M.D.
東京皮膚科・形成外科 銀座院
Tokyo Skin and Plastic surgery Clinic Ginza
■抄録
コラーゲンは真皮の 70%を占める物質で加齢とともに減少していく。
従来、牛コラーゲン、ブタコラーゲンなどがしわの治療に使用されていたが、Ⅰ型コラーゲン製剤であり、3 カ月から 6
カ月ほどで吸収されてしまうため患者満足度が相対的に低く、1 年近く持つヒアルロン酸などの他のフィラー製剤に立
場を奪われてしまっていた。
ベビーコラーゲンとはⅢ型コラーゲンの別名で、胎生期および幼少期の皮膚に多く含まれるコラーゲンである。
近年、Ⅲ型コラーゲンとエラスチンの比率が下がるために皮膚が老化することが分かってきた。
特に 60 歳を過ぎるとⅢ型コラーゲンの減少傾向が顕著で、PRP 療法やレーザー治療を行っても満足しない患者が増え
る傾向にある。
ベビーコラーゲン療法は加齢とともに繊維芽細胞が出さなくなるⅢ型コラーゲンを補充するという非常に理にかなった
治療である。
当院では基本的にベビーコラーゲン注射は PRP 療法と併用しておこなっており、その理由についても報告したい。
■Abstract
Collagen, which accounts for 70% of the dermis, decreases with age.
Traditionally Type I collagen was commonly used to repair wrinkles, but more recently hyaluronic acid has
become more popular because its effects are quite long lasting. Baby collagen, is known as type III collagen.
As its name suggests, it is found in higher concentrations in the skin of infants and young children. We have
recently discovered that it is this drop in type III collagen as well as elastin that leads to skin aging. I will now
show and discuss our baby collagen skin therapy.
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