スピーチコンテスト優勝者カップル誕生

2015 年 4 月 30 日
株式会社日吉
スピーチコンテスト優勝者カップル誕生
日吉は 1995 年からインドの ABK-AOTS(アジア学生文化協会-海外技術者研修協会)同窓会タミール
ナドゥセンターと共同でスピーチコンテストを企画し、優勝者を日本に招待し 2 週間の環境保全学習や
文化交流の機会を提供してきました。
ベルムルガンさんは 2012 年、モニカさんは 2013 年のコンテスト優勝
者でしたが、お二人が 3 月にご結婚されたという、うれしいニュースが
入りました。現在、お二人は日本に在住で休暇を利用し、数年ぶりに日
吉を訪問してくれました。せっかく来社いただいたので、お二人にイン
タビューさせて頂きました。
質問者:まず、ベルさんは 3 年ぶり、モニカさんは 2 年ぶりで
すね!また再会できてとてもうれしいです。久しぶりに日吉に
来た印象はどうですか?
ベル&モニカ:前回は初めての日本、初めての人ばかりで緊張
と不安がありましたが、今回は帰ってきた、
懐かしさと安心感。
とてもうれしいです。
質問者:お二人が知り合ったきっかけは?
ベル&モニカ:ABK-AOTS 同窓会日本語学校の同級生でした。
質問者:スピーチコンテストで優勝して来日した時の経験につ
いて聞かせてください。
モニカ:日吉ではゴミのリサイクルや水処理など、さまざまな
環境の学習をしました。すべてが目新しく、勉強にな
りました。チェンナイではゴミをみんなが平気で捨て
ますが、
帰国後は捨てずに持ち帰るようになりました。
部屋をきれいにするよう意識する、など日本へ行く前
と後では人生観が全く変わりました。
ベル: そうです、
ゴミを捨てる時、以前は思わなかったのに、
恥ずかしい気持ちになるようになりました。
2012 年、2013 年にそれぞれが来日した
当時の写真
また、日本語の学習スピードがずっと早
くなりました。実際の日本を見たことで、
イメージし、理解しやすくなりました。
質問者: 一番印象に残った経験は?
モニカ:インドから井戸水や学校、家の水、ペッ
トボトル、いろいろな水を持ってきて、
それを日吉で検査したのはとても役にた
ちました。帰国後、汚染がわかった水は
飲まないようにしました!
質問者: 二人同じ日本語クラスで、ベルが 1 年早
くコンテストで優勝しましたね?
モニカ:そうです。とても悔しかったです。その後、ベルが仕事で日本へ行き遠距離になり、寂しかっ
たこともあり、翌年は絶対優勝する!と必死で日本語を勉強しました。
質問者:スピーチコンテストが二人の愛を深め、日本語能力を高めたんですね!
最後に一言お願いします。
ベル&モニカ:スピーチコンテストで優勝し日本に来た人たちはみな、人生が大きく変わります。この
ような素晴らしいプログラムは是非今後もずっと続けてくださるよう、お願いします。私たち
はこのプログラムをもっと広めるよう活動したいと思います。
ベルさん、モニカさん、ありがとうございました。いつまでもお幸せに!
スピーチコンテスト
1995 年にインドの ABK-AOTS(アジア学生文化協会-海外技術者研修協会)同窓会設立 20 周年記念事業特別企画として、日印の相互文
化交流発展と インド・チェンナイにおける環境破壊への問題提起を目的に、ABK-AOTS 同窓会と共同で企画したのが発端で、以来日吉
がスポンサーとなり、ABK- AOTS と協力して毎年開催してきました。インドの学生を対象とした本コンテストは、在チェンナイ日本領
事が毎年出席するほど、現地でも高く評価されています。現在では日本語・英語・タミル語の 3 カ国語でそれぞれコンテストが行われ、
予選から数えると毎年 1000 名の学生の応募があります。優勝者は日本で 2 週間の環境保全学習や文化交流を体験します。これまで招待
された総勢 73 名の優勝者は、インド各地で活躍し、新たな日本との架け橋となっています。
株式会社日吉
滋賀県近江八幡市北之庄町 908
電話 0748-32-5111 ファックス 0748-32-3339
http://www.hiyoshi-es.co.jp [email protected]