社会階層と健康(1) ―SOC の規定因としての仕事の条件-

社会階層と健康(1)
―SOC の規定因としての仕事の条件-
東北学院大学
片瀬一男
1.目的
「首尾一貫感覚(SOC)」は、Antonovsky(1987=2001)が提唱して以来、ストレスを処理する
能力としての有効性が確認されてきました(山崎ほか,2008)。しかし、SOCがどのように形成さ
れるかについては、必ずしも明らかになっていません。これに対して、ストレスの生成に関する
Karasek and Theorell(1990)の「仕事の要求度-コントロール・モデル(JDC)」は、仕事の要求
度が高くても「コントロール」の高い「アクティブ」な条件下では、新しい職業技能の学習が行
われ、知的機能も高まるので、ストレス・コーピングが活発に行われるとしました。そこで、本
報告では、「仕事の要求度-コントロール・モデル」をもとに、SOCの形成要因を解明し、社会階
層と健康生成を媒介するメカニズムを明らかにします。
2.方法
「まちと家族の健康調査」
(以下「J-SHINE データ」と略す。なお、このデータセットは、2011
年 5 月 18 日配布の J-SHINE 第1回調査データセット)を用いて分析を行う。この調査は、2010
年に東京 23 区とその近郊の市区に在住する 25 歳から 50 歳の男女を無作為抽出して行われまし
た。調査法は訪問留め置き式(CAPI)で、有効回答数は 4,381、回収率は 31.5%でした。
3.結果
まず SOC の階層差をみると、中小企業ブルーカラーの SOC が、専門職および大企業・中小企
業・自営ホワイトカラーに比べて有意に低く、社会的地位が低いほどストレス・コーピングの資源
に欠けるという知見が得られました。また、大企業および中小企業ホワイトカラーにおいて、非正
規雇用者の SOC は正規雇用より有意に低かった。他方、JDC のうち要求度は、先行研究(片瀬,2008)
と同様、専門職と大企業ホワイトカラーが他の職業階層に比べ高く、コントロールは専門職および
自営ホワイト・ブルーカラーにおいて有意に高くなっていました。また従業上の地位では、要求度
はすべての職業階層において、コントロールは専門職と大企業ブルーカラーを除く職業階層におい
て、正規雇用者が非正規雇用者より高くなっていました。
SOC を従属変数とした重回帰分析からも、中小企業ブルーカラーに比べ、専門職であること、
大企業・中小企業ホワイトカラーであること、また大企業ブルーカラーであることは、SOC を有
意に高めていました。さらに非正規雇用であることは、SOC を有意に低下させていたが、JDC の
うちコントロールを追加投入すると、非正規雇用であることの効果は消失した。さらに要求度とコ
ントロールの交互作用項も有意でした。
4.結論
以上のことから、非正規雇用であることは、仕事に対するコントロールの低さを媒介に把握可能
感や処理可能感、有意味感を低下させ、SOC の低さをもたらしていることが明らかになりました。
また、要求度とコントロールの交互作用も有意であったことから、仕事の要求度の高い条件下でコ
ントロールも高い「アクティブ」な仕事の条件は、SOC を高めることが示唆されました。
主要文献
Antonovsky,Aaron,1987,Unraveling the Mystery of Health,Jossey-Bass( =2001,山崎喜比古・吉
井清子訳『健康の謎を解く』有信堂高文社)
Karasek, Robert,A.Jr. and Tores Theorell, 1990, Healthy Work: Strss, Productivity, and the
Reconstruction of Working Life. Basic Books.
【付記】J-SHINE データの使用については 2012「社会階層と健康」研究班データ管理委員会の許可を得た。
社会階層と健康(3)
――職歴と健康の相互作用の分析――
東北学院大学 神林博史
1. 研究の目的
社会階層と健康(健康の社会的決定要因)に関する研究の多くは、社会経済的地位(SES)に
よって生じる健康状態の不平等に焦点をあててきました。しかし、厳密には SES と健康の関係は
双方向的で、
(1)SES が健康状態に影響する、
(2)健康状態が SES に影響する、という 2 つのメ
カニズムを考えることができます。さらに、これらに先行する要因として、出身家庭の SES、育
成環境、本人の教育レベル、現在までの健康状態(既往歴)などを考えることができます。この
ように、SES と健康の関係を幼少期から現在に至る一連のプロセスの累積として捉える視点は「ラ
イフコース・アプローチ」と呼ばれ、社会階層と健康に関する研究の中でも、近年特に重視され
ています。
この研究では、これまでの研究では十分に検討されてこなかった初職から現職に至る職業的キ
ャリアに注目し、職業経歴の中で健康問題による離職がある場合、それがその後の職業達成にど
のような影響をもたらすかを検討しました。
2. 方法
データは、「まちと家族の健康」調査データ(J-SHINE データ)を用いました。
J-SHINE データでは、職業経歴(職歴)に関する情報として、学校卒業後に初めて就いた仕
事(初職)と、現在の仕事(現職)の情報のみを質問しており、回答者の完全な職歴を追うこと
はできません。しかし、転職・離職経験がある回答者については、初職を辞めた理由を質問して
おり、その選択肢には「健康上の理由」が含まれます。この変数(以下「健康問題離職」と呼び
ます)を用いることで、限定的ですが健康が現在の SES の形成にどのように影響するかを分析
することができます。なお、データには病気療養で休職中または無職の回答者も含まれますが、
ケース数が少ないため除外し、現在働いている回答者のみを分析の対象としました。
3. 分析結果
分析の結果、以下の 4 点が明らかになりました。
(1)健康問題離職を経験した人は、離職経験
のない人に比べて、社会経済的地位の高い専門職・管理職になりにくい。
(2)健康問題離職を経
験した人は、離職経験のない人に比べて、非正規雇用になりやすい。
(3)健康問題離職を経験し
た人は、離職経験のない人に比べて、現在の仕事による収入が低下する傾向がある(男性の場合
のみ)。(4)出身家庭の環境が、健康問題離職に影響している可能性がある。たとえば女性の場
合、ネグレクト(両親が必要な世話をしてくれなかった)を経験していると、健康問題離職を経
験する確率が上昇する(ただし、この影響はそれほど強いものではなく、確実な結論を得るため
には、今後さらに詳しい分析を行う必要があります)。
4.結論
以上のように、健康に問題を抱えた人は、総合的に見て高い SES を獲得しにくいこと、さら
に就職以前の家庭環境が健康問題離職に影響している可能性が示されました。こうした不平等を
是正するためには、健康問題を抱えながら働く人びとへの種々の制度的サポートの充実が必要と
考えられます。
社会階層と健康(4)
―出身階層が生活習慣へ及ぼす効果―
中田
知生(北星学園大学)
1.問題の所在
本研究の目的は、子供の健康に関わる生活習慣の出身階層の効果を検証することです。
社会階層と健康における媒介要因として、生活習慣についてはしばしば言及されています。確
かに、出身階層の効果については効果を持つことはこれまでにも次第に明らかになってます。し
かし、その生成過程については未だあまり明らかにされていません。もちろん、文化資本と呼ば
れるものの効果は大きいと思われますが、それが実際にどのように具現化され、どのように伝わ
るか、そして、そのような働きかけがいつ行われるかは興味深い。特に、習慣という意味では、
幼少時代のしつけや、養育に用いられる資源、教育の基本的な考え方、母親の関わり方など多く
の要因が関連します。本研究においては、それらを含めて何が子供の健康に関する生活習慣に影
響を及ぼしているかを検証します。
2.方法
データは、
「まちと家族の健康」調査データ(J-SHINE データ)2012 年 8 月配布版を用いた。
(調査概要は第一報告要旨を参照のこと)
。J-SHINE データでは、調査対象者本人に対してのみ
ならず、その配偶者(妻として、そして保護者として)や、子供に対しても調査票を配布して調
査を行っています。本研究では、子ども調査や配偶者調査データも分析に含めることにより、子
供の生活習慣を検証しました。
従属変数には、子供の生活習慣として、健康に関連する「大便を同じ時間にする習慣」、
「朝食
を毎日食べる習慣」
、
「スナック菓子を食べない習慣」、
「歯磨きを習慣的に行うこと」
、
「排便を定
期的に行うこと」を用いました。また、独立変数には、子供の性別、年齢、健康度、父親と母親
の教育程度や階層変数、母親の従業上の地位(専業主婦か否か)、3 歳までの外部のしつけ、文化
資本を用いた。調査対象者の人数は 1,447 人、子供の年齢は 6 歳から 19 歳で平均は 11.7 歳でで
した。
3.分析
順序ロジスティック回帰分析を用いた分析の結果、以下のような知見を得ました。1)4 つの従
属変数へ効果のパターンは異なっており、特に、排便は親よりも個人的な理由で決定していた、
2)排便以外の変数に対しては、親の効果も、また個人の効果(年齢、兄弟の順番)が見られた。
3)親の効果は、相対的には父親の効果が強いようであった。しかし、歯磨きに対しては、専業主
婦効果が見られた。4)親の効果は、予想どおり規範的に働く変数も多かったが、他方で予想と逆
の効果も存在しました。特に、文化資本は、朝食の習慣を阻害する効果を持っていました。
4.結果と考察
親の階層から健康に関する生活習慣のいくつかは親世代の要因の効果であるように思えまし
たが、一貫した親から子供への伝達は見られなかったことはこの分析の知見です。また、興味深
いのは、なぜ予想とは逆に効果が見られるかです。たとえば、朝食を食べる時間を他のことに用
いる、朝起きるのは弱いので朝食を食べられないなどは、当該個人において合理的な行動です。
したがって、習慣よりもどのような行動を取るか、規範に対する反応などがどのように親から子
どもへ継承しているかを考える必要があるでしょう。
【付記】なお、J-SHINE データの使用については 2012「社会階層と健康」研究班データ管理委員会の許可を得た。
社会階層と健康(4)
―出身階層が生活習慣へ及ぼす効果―
中田
知生(北星学園大学)
1.問題の所在
本研究の目的は、子供の健康に関わる生活習慣の出身階層の効果を検証することです。
社会階層と健康における媒介要因として、生活習慣があると言われています。健康行動は、確
かに、出身階層の効果があることは予想されますが、それらについてあまりこれまでに検証され
たことはありません。たとえば、フランスの社会学者ブルデューが提唱した文化資本(階層を上
昇するための非経済的、非物質的な資源)と呼ばれるものの効果は大きいと思われます、それが
実際にどのように伝わり、どのように出現するかは興味深いところです。特に、習慣という意味
では、幼少時代のしつけや、養育に用いられる資源、教育の基本的な考え方、母親の関わり方な
ど多くの要因が関連します。したがって、本研究においては、それらを含めて何が子供の健康に
関する生活習慣に影響を及ぼしているかを検証します。
2.方法
データは、「まちと家族の健康」調査データ(J-SHINE データ)2012 年 8 月配布版を用いま
した。J-SHINE データでは、調査対象者本人に対してのみならず、その配偶者、子供に対して
も調査票を配布して調査を行っています。本研究では、子ども調査や配偶者調査データも分析に
含めることにより、親の出身階層やライフスタイルの子供の生活習慣を検証しました。
従属変数には、子供の生活習慣として、健康に関連する「大便を同じ時間にする習慣」、
「朝食
を毎日食べる習慣」
、
「スナック菓子を食べない習慣」、
「歯磨きを習慣的に行うこと」
、
「排便を定
期的に行うこと」を用いました。また、独立変数には、子供の性別、年齢、健康度、父親と母親
の教育程度や階層変数、母親の従業上の地位(専業主婦か否か)、3 歳までの外部のしつけ、文化
資本を用いました。調査対象者の人数は 1,447 人、子供の年齢は 6 歳から 19 歳で平均は 11.7 歳
でした。
3.分析
順序ロジスティック回帰分析を用いた分析の結果、以下のような知見を得ました。1)4 つの従
属変数へ効果のパターンは異なっており、特に、排便は親よりも個人的な理由で決定しました。
2)排便以外の変数に対しては、親の効果も、また個人の効果(年齢、兄弟の順番)が見られまし
た。3)親の効果は、相対的には父親の効果が強いようでした。しかし、歯磨きに対しては、専業
主婦効果もが見られました。4)親の効果は、予想どおり規範的に働く変数も多かったが、他方で
予想と逆の効果も存在しました。特に、文化資本は、朝食の習慣を阻害する効果を持ったことは
特徴的なことでした。
4.結果と考察
親の階層から健康に関する生活習慣に対しては、年齢や兄弟の順番など子どもの成長のこうか
もある一方、親世代の要因の効果もあったこと、すなわち、子供への伝達はが見られたことはこ
の分析の大きな知見のひとつでした。興味深いのは、文化資本を始めなぜ予想とは逆に効果が見
られる変数があったかです。たとえば、朝食を食べる時間を他のことに用いる、朝起きるのは弱
いので朝食を食べられないなどは、当該個人において合理的な行動となります。したがって、習
慣よりもどのような行動を取るかは、単に規範にどのように従うかだけではなく、規範に対する
どのように反応するかが、階層によって異なる可能性を示していると言えるでしょう。
【付記】なお、J-SHINE データの使用については 2012「社会階層と健康」研究班データ管理委員会の許可を得た。
社会階層と健康(5)
──健康管理と社会階層──
早稲田大学 木村好美
1.目的
病気になってから治療してもらう「治療医学」に対し、「予防医学」の重要性が説かれています。
すなわち、病気になる前に疾病を予防し、健康を維持もしくは増進しよう、という考え方であり、人
間ドックや健康診断もこれに含まれます。健康診断については、会社は従業員を雇用する際(労働安
全衛生規則第 43 条)、さらにその後1年以内ごとに1回、一般の健康診断を実施しなければならな
いことになっています(同第 44 条)。雇用者のみならず、自治体においても住民に対して無料かあ
るいは僅かの経済的負担でがん検診など各種の健康診断を提供しており、現在の日本においては、そ
の内容の差はあれ、健康診断を受けることは比較的難しくないことであるように思えます。そうであ
るならば、就労の有無やその他社会階層要因にかかわらず、人々は健康診断を受診しているのでしょ
うか。
本報告においては「健康管理」行動の一環としての「健康診断受診」に注目し、社会階層要因にか
かわらず、人々は健康診断を受診しているのか、検討を行います。
2.方法
分析に用いたのは、「まちと家族の健康調査(J-SHINE)」データです(調査概要は第一報告要旨
を参照のこと)。
「職場や学校での定期健診」、「市区町村が実施する検診」、「自費による人間ドックや健診(ご
自身もしくは配偶者の勤務先から補助がある場合も含む)」という 3 つの健康診断の受診の有無に対
し、職業、学歴、年収などの社会階層要因および性別、年齢、配偶者の有無、子どもの有無が関係し
ているのか、分析を行いました。
3.分析
分析の結果、男女ともに正規雇用と契約社員・嘱託においては 80%以上が、派遣社員においても
70%以上が職場での定期健診を受診していました。一方、自費による人間ドックや検診については、
男性全体の受診者が 14.2%、女性が 22.2%といずれも低調でした。市区町村が実施する健康診断につ
いては、男性全体の受診者が 4.9%、女性が 21.0%であり、3 つの健康診断のうち、もっとも受診者
が少ないことがわかりました。
4.結果と考察
本分析に用いたデータは、25 歳から 50 歳の男女のものです。そのため、男性の就労率は高く、男
性においては職場での健康診断の受診により、自分の健康状態について最低限の把握は出来ていると
いえます。一方、女性、特に有配偶者については無職の者も多く、彼女らの半数以上が健康診断を受
診していませんでした。就労していない女性については、健康診断の受診を勧める何らかの仕組みが
必要であるといえます。
主要文献
Michael, Marmot, 2004,The Status Syndrome: How Social Standing Affects Our Health and Longevity,
Times Books( =2007, 鏡森定信・橋本英樹監訳『ステータス症候群―社会格差という病』日本評論社)
【付記】J-SHINE データの使用については 2012「社会階層と健康」研究班データ管理委員会の許可を得た。
健康診断の受診(あり=1, なし=0 )
男性
女性
B
Exp(B)
年齢
.021
教育年数
.135
世帯年収
.001
B
Exp(B)
1.021
.067
***
1.145
-.005
***
1.001
.001
***
1.069
.995
***
1.001
従業上の地位
正規雇用(ref.)
**
派遣社員
-.337
.714
-.953
契約社員・嘱託
.186
1.204
-.466
臨時雇用・パート・アルバイト
-2.678
***
.069
-1.558
***
.210
経営者・役員
-1.561
***
.210
-1.819
***
.162
自営業主・自由業者
-2.528
***
.080
-1.032
**
.356
家族従業者
-2.307
***
.100
-2.088
***
.124
内職
-22.363
.000
-2.108
***
.122
無職
-1.955
.142
-2.338
***
.096
配偶者の有無(あり=1、なし=0)
.728
**
2.072
-.616
**
.540
子どもの有無(あり=1、なし=0)
.523
*
1.687
-.278
通院経験(あり=1、なし=0)
.378
*
1.459
.501
かかりつけ医(あり=1、なし=0)
.590
**
1.804
.212
1.236
.797
-.273
.761
1.266
.085
1.089
.042
-1.029
.357
BMI(25以上=1、25未満=0)
主観的健康
定数
***
-.226
.236
**
-3.164
-2対数尤度 = 608.033
2
Cox & Snell R = .199
Nagelkerke R 2 = .358
.386
.628
.758
***
1.650
-2対数尤度 = 1286.462
Cox & Snell R 2 = .229
Nagelkerke R 2 = .310
※***:1%有意、**:5%有意、*:10%有意
表2
分析結果の概要(有意な結果のみを示しています)
従属変数
独立変数
子の基本属性
朝食
スナック菓子
歯磨き
排便
年齢(+)
健康悪い(-)
兄弟順番(+)
年齢(+)
健康良い(+)
男性(+)
健康悪い(-)
兄弟順番(+)
男性(-)
健康悪い(-)
兄弟順番(-)
高校卒(+)
大学卒(+)
大学院卒(+)
高校卒(+)
大学卒(+)
大学院卒(+)
父親の基本属性
母親の基本属性
年齢 26-35(+)
中学卒(+)
健康良い(+)
所得
父所得(+)
世帯所得(+)
両親の
階層帰属意識
父親階層帰属低
(-)
両親の
従業上の地位
両親の健康行動
父親階層帰属低
(+)
母親無職(-)
母朝朝食べない
(-)
母親喫煙する(+)
母親運動多い(-)
父親飲酒かなり
(-)
父親飲酒多い(-)
父親 15 歳生活
母親 5 歳生活厳し
生活レベル
厳しい(+)
い(-)
母親 15 歳生活厳
しい(+)
両親以外の
しつけ
父親朝食食べる 父親喫煙しない
(-)
(-)
父親朝食やや食
べる(-)
父親朝食あまり
食べない(-)
父親朝食食べな
い(-)
母親運動かなり
(+)
過去の
文化資本
年齢 36-45(+)
母方の親面倒見
た(+)
施設を使った(+)
文化資本(+)