テキストファイルの特定項目の抜き出し

テキストファイルの特定項目の抜き出し
条件スクリプトを記述することにより、テキストファイルの特定項目を抜き出すことができます。
■テキストファイルを開く(下線が省略値)
OpenTextFile(ファイル名[,入出力モード])
<入出力モード> 1:入力(読取)モード
2:出力(書込)モード
8:追加出力モード
■テキストファイルの内容を1行だけ読み込む
ReadLine
引数を取りません。
■ファイルの末尾をチェックする
AtEndOfStream
ファイルポインタの位置がファイルの末尾に達するとTrueを返します。
■現在処理している行番号を確認する
Line
■1行をスキップする
SkipLine
1 行とは、改行文字で終わる一連の文字列のことです。
読み込みモードで開いた場合にのみ使用できます。
■文字列を区切り文字で分割する
Split(文字列[,区切り文字])
それぞれの内容は Field という(0)から開始する配列に格納されます。
■テキストファイルの内容を指定した文字数だけ読み込む
Skip 移動させる文字数 ※バイト数ではなく、文字数を指定します。
Read(読み込む文字数)
行No,商品コード,単価,数量
1,AB1-01,1000,10
2,AB2-02-002,2000,20
3,AB3-03,3000,30
C:¥WebEDI¥Data¥Jyuchu.csv の3行目
(1行目は列名)の2つ目の項目(AB2-02-002)を
メッセージボックスに表示します。
Ret = False
Const ForReading = 1
Dim fso, InFile, curLine
'
Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
Set InFile = fso.OpenTextFile("C:¥WebEDI¥Data¥Juchu.csv",ForReading)
'
Do Until InFile.AtEndOfStream:
If InFile.Line = 3 Then
curLine = InFile.ReadLine:
Field = Split(curLine,","):
MsgBox Field(1):
Exit Do:
Else:
InFile.SkipLine:
End If:
Loop:
'
Set InFile = Nothing
Set fso = Nothing
001AB1-01
1000
002AB2-02-002 2000
003AB3-03
3000
C:¥WebEDI¥Data¥Jyuchu_t.txt の2行目の
4文字目から10文字(AB2-02-002)を
メッセージボックスに表示します。
Do Until InFile.AtEndOfStream:
If InFile.Line = 2 Then
InFile.Skip 3:
aField = InFile.Read(10):
MsgBox aField:
Exit Do:
Else:
InFile.SkipLine:
End If:
Loop:
<Autoブラウザ名人 Ver3.3~>
10
20
30
値の取得部分を左記のように変更します。
該当する行の最初の3文字をスキップし、
次に続く10文字を取得しています。
以外はCSVファイルと同様の記述を行います。
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ユーザックシステム株式会社