沼津の教育

平成二十八年度
平成28年度
沼 津 の 教 育
沼 津 市 教 育 委 員 会
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沼津市教育委員会
表 紙 の 紋 章
おもだか
表紙の図柄は澤瀉を表し、水野家の紋所であった。当時の沼津城の鬼瓦の紋章にも
使われていた。
水野忠友は1777年(安永6年)三河の大浜から沼津へ移封を命ぜられ、荒廃した
三枚橋城のあとに沼津城を築いた。
この城は観潮城ともいわれ、富士を背景に、南は狩野川から千本松原ごしに駿河湾
がのぞまれる美しいながめであった。
目 次
教育行 • 財政
学
校
教
育
社
会
教
育
社
会
体
育
資
料
沼 津 市 の 概 要 沼津市民憲章・市の木・市の花・市章のいわれ 沼津市の教育年表 教育委員会・教育長および教育委員 歴代教育長・教育委員 教育委員会機構図 教育委員会事務局職員等の配置人員 沼津市教育大綱 沼津市教育基本構想 総 合 教 育 会 議 郷 土 へ の 理 解 教 育 財 政 市立小中学校 市立沼津高等学校・中等部 市 立 幼 稚 園 私立幼稚園・認定こども園 社会教育委員・生涯学習 成 人 教 育 芸 術 文 化 文
化
財 歴史民俗資料館 明 治 史 料 館 戸田造船郷土資料博物館 芹沢光治良記念館 若山牧水記念館 庄 司 美 術 館 健 全 育 成 青少年教育センター 勤労青少年ホーム 自 然 体 験 施 設 市民文化センター 図
書
館 市 民 体 育 館 市営野球場・大岡市民運動場 西部市民運動場・中瀬市民運動場・戸田テニスコート 屋内温水プール 勤労者体育センター 香 陵 武 道 場 戸田B&G海洋センター 市内諸学校一覧 学 校 ・ 施 設 図 1
2
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沼津市の概要
沼津市は北緯35°06′東経138°52′
(市役所所在地)に位置し、南は深く入りこむ駿河湾をへだてて
遠く大瀬岬を眺め、北に秀麗富士を仰ぎ、伊豆箱根連山に源を発する狩野川が市街中心部を流れてお
り、四季を通じて温暖な気候に恵まれている。
明治元年9月
明治21年
明治22年
明治26年
添地の長屋を利用して素読・手習・算術の3教科を授ける「代戯館」
(だいぎか
ん)が設けられ、同年12月にわが国最初の小学校である「沼津兵学校附属小学校」
へ引き継がれた。
沼津港線(蛇松線)が完成
町制施行(人口11,000余人、1,800世帯、城内・上土・本町・三枚橋)
、同年東
海道線が開通し、沼津駅が開設される。
沼津御用邸が造営される。
大正12年7月1日 沼津町と楊原村が合併し、同時に市制を施行して全国89番目の市となる。
昭和8年
沼津港が完成
昭和19年4月
4か村(片浜村・金岡村・大岡村・静浦村)と合併
昭和9年
昭和30年4月
昭和43年4月
昭和55年12月
昭和62年3月
平成12年11月
平成17年4月
丹那トンネルが開通し、この後、次々に重工業生産工場が建設される。
4か村(愛鷹村・大平村・内浦村・西浦村)と合併
駿東郡原町と合併
「青少年健全育成都市」宣言
「核兵器廃絶平和都市」宣言
県内初の「特例市」に移行
田方郡戸田村と合併
現在、面積186.96㎢、人口199,901人(平成28年4月1日現在)であり、東名高速道路沼津インター
チェンジ、国道1号線・246号線・414号線、東海道本線及び御殿場線のほか、隣接市町と連絡する新
東名高速道路(長泉沼津インターチェンジ)
、東海道新幹線に加え、平成28年3月には東名高速道路愛
鷹スマートインターチェンジが供用開始になるなど、首都100㎞圏にある県東部地区交通網の拠点と
なっており、
「人と環境を大切にする県東部広域拠点都市」をめざし、多面的な発展を遂げている。
(過去5年間の人口の推移)
年 次
世 帯 数
平成24年
住民登録人口(4月1日現在)
人 口
男
女
計
87,473
101,184
103,516
204,700
平成25年
87,732
99,919
102,418
202,337
平成26年
89,492
100,350
103,456
203,806
平成27年
89,797
99,438
102,366
201,804
平成28年
90,132
98,508
101,393
199,901
※ 住民基本台帳法の改正に伴い、平成26年度より、世帯数・人口は「外国人を含めた住民基本台帳
人口」を掲載している。
1
沼 津 市 民 憲 章
私たち沼津市民は
1.緑と水と空、このかけがえのない自然を守り育て、清潔な
環境をつくります。
1.すすんで心身をきたえ、健康と文化の向上につとめます。
1.仕事に生きがいを見いだし、意欲をもって働きます。
沼津市民憲章
マーク
1.人権を尊重し、時間と規則を守ります。
1.善意と思いやりをもって、温かい家庭と社会を育てます。
昭和48年7月制定 市の木「松」
市の花「はまゆう」
富士山を背景
初夏になると白い繊
に、寄せる白波
細な花を開くはまゆう
に緑が映える千
は、沼津市の大瀬岬の
本松原は、東海
砂地に群生し、昭和45
の名勝として古
年4月「市の花」に制
くから人々に愛
定された。
されてきた。
このひがん花科の植
老松・古松に多くの歴史を秘めたこの松原は
物は、万葉集にもうた
歌人・若山牧水、作家・井上靖の作品にも登場
われた名花で、海浜砂地に自生し、花が木綿
し、千本浜公園内には、その歌碑・文学碑も建
(ゆう)に似ていることからこの名がつけられ
てられている。
た。
「松」は、このほか香貫山、愛鷹山など市内の
各所に植えられ、沼津ゆかりの木として昭和45
年4月、
「市の木」に制定された。
市章のいわれ
ヌマヅの「ヌ」と沼津市の名勝として名高い千本松原の松葉
をとってこれを組み合わせ図案化したもので、昭和2年の市議
沼 津 市 章
会において市章として決定された。
2
沼津市の教育年表
明治元年
明治2年
明治4年
明治6年
明治10年
昭和3年
昭和10年
昭和13年
昭和16年
昭和19年
昭和21年
昭和22年
昭和23年
昭和25年
昭和26年
昭和27年
昭和29年
昭和30年
昭和32年
昭和35年
昭和37年
昭和38年
昭和39年
昭和40年
昭和41年
昭和42年
昭和43年
昭和44年
昭和45年
昭和47年
徳川氏駿河移封にあたり、旧幕府陸軍部の沼津移住の有志、添地に代戯館を設け少年たちに漢籍洋算
を教授
沼津兵学校・同附属小学校開校
沼津兵学校附属小学校は沼津兵学校の兵部省移管にともない沼津小学校と改称
沼津小学校が公立小学集成舎と改称
旧本陣清水太郎作方に明強舎を創立
集成舎と明強舎が合併し沼津黌(沼津学校)となる
沼津尋常高等小学校を第一尋常小学校、沼津女子尋常小学校を第二尋常小学校、楊原尋常高等小学校
を第三尋常小学校と改称し、各校の高等科を廃止。第四尋常高等小学校創立
村名を変更したことにともない鷹根尋常高等小学校を愛鷹村立愛鷹尋常高等小学校と改称
「沼津文苑」創刊
第五尋常小学校創立
尋常高等小学校・尋常小学校ともに校名を国民学校と改称
第六国民学校が市道・松下を校区に創立
片浜・静浦・大岡・金岡の各村が沼津市と合併したことにより各村立国民学校を沼津市立国民学校と
改称
第一中学校(市立高前身)創立
教育基本法、学校教育法改正(4月1日施行)
学校教育法の施行により、国民学校を小学校と改称。中学校および旧制中等学校に併設中学校を創立
村立戸田小・中学校創立
第一中が沼津市立沼津高等学校と改称し、東熊堂へ移転
静浦東小創立
市立高が学校法人沼津高等学校と改称
静浦西小創立
沼津市に教育委員会事務局(学務課・管理課・指導課)を設置
学校法人沼津高等学校が再び市立となり商業科を設置
沼津市立図書室(沼津文庫)開設
沼津市教育委員の選挙が行われ、沼津市教育委員会が発足
浮島・愛鷹・内浦・西浦・大平の各村及び原町に教育委員会を設置
市立高の体育館竣工
第五小西分校(開北小)創立
沼津聾学校ならびに寄宿舎落成
大平・西浦・内浦・愛鷹の各村が沼津市に合併し、各村立小・中学校が沼津市立と改称
浮島村が原町と合併し、同村立小・中学校は原町立と改称
第六小が千本小と改称。開北小が第五小より分離独立
岡野喜太郎氏に名誉市民の称号を贈呈
駿河図書館開館
市立高が三枚橋へ新築移転
文化会館開館
市立高の新体育館竣工。普通校舎増築竣工
市立高に衛生看護科設置
青少年センター開設
市立高のプール竣工
教育研究奨励制度発足
原町と沼津市の合併により原・浮島の小中学校は沼津市立と改称
市立高の衛生看護科に専攻科(修業年限2年)設置
勤労青少年ホーム開館
戸田造船郷土資料博物館開館
西浦西小が西浦小に統合。香貫小創立
門池小創立
3
昭和48年
昭和49年
昭和50年
昭和51年
昭和52年
昭和54年
昭和55年
昭和56年
昭和57年
昭和58年
昭和59年
昭和61年
昭和62年
昭和63年
平成元年
平成2年
平成5年
平成10年
平成11年
平成12年
平成14年
平成15年
平成16年
平成17年
平成18年
今沢小創立
少年自然の家開所
市民体育館開館
ぬまづ社会科研究会著『ぬまづ昔ばなし』発行
戸田幼稚園落成
歴史民俗資料陳列館開館
今沢中・門池中創立
西浦・内浦中を統合し、中学校校地を長井崎に決定
市立高のグラウンド整備竣工
戸田小の新校舎完成
休場遺跡が国の史跡に指定
沢田小創立
戸田舟山に “みどりの学校” を開設
芹沢光治良氏に名誉市民の称号を贈呈
屋内温水プール開所
青少年健全育成都市宣言
原東小・長井崎中創立
勤労者体育センター開所
大岡南小創立
市民文化センター開館
井上靖氏に名誉市民の称号を贈呈
明治史料館開館
青少年教育センター開設
若山牧水記念館開館
市立高の専攻科新校舎竣工
長浜城跡が国の史跡に指定
生涯学習推進本部設置
長倉三郎氏が文化勲章を受章、名誉市民の称号を贈呈
市立高の商業科閉科
市立図書館、新築開館
戸田舟山 “みどりの学校” を “ゆめとびら舟山” に改称
戸田保育園・幼稚園合築施設「へだっこセンター」完成
ちえづくり・ひとづくり・沼津の教育21推進事業開始
庄司美術館(愛称モンミュゼ沼津)開館
市立高の新校舎(普通教室棟、特別教室棟)竣工
小学校における国際理解教育「わたしたち小さくても大きな国際人事業」の推進
情報通信のブロードバンド化に対応し、高速通信網に接続
市立高の衛生看護科閉科。中等部創立。
学校図書館を利用した学習活動の展開を推進(司書教諭配置)
大岡信氏に名誉市民の称号を贈呈
魁光章設立
「人づくり未来塾」開始
市立高の専攻科閉科
教育企画室設置
戸田村が沼津市に合併し、村立幼稚園・小・中学校が沼津市立と改称
「人づくり未来塾推進事業」により、各校が自らの裁量で事業を企画実施し、主体的に執行
通学区域の弾力化「隣接校選択制」導入
国が「言語教育推進事業」を特区として認定。市内小中学校(中等部を除く)に言語科を導入
松城家住宅が国の重要文化財に指定
4
平成19年
平成20年
平成21年
平成22年
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
平成27年
平成28年
静岡県教育委員会(静東教育事務所)から指導業務が移管
教育推進会議に対し「これからの沼津市における教育のあり方について」を諮問し、答申を受ける
「沼津市教育委員会事務評価委員会」設置
ロボカップジャパンオープン開催
ジュニアスキルズ第1回開催
市立高の新体育館竣工
高尾山古墳発掘調査(H20からH21まで)
「夢ある人づくり塾」開始
「沼津市教育基本構想」策定
「がんばる学校応援事業」により特色ある学校づくりを支援
芹沢光治良記念館開館
静浦地区3小学校を統合、静浦中は旧静浦西小へ移転
静岡県が2月23日を「富士山の日」として制定
「沼津内浦・静浦及び周辺地域の漁撈用具」が国の重要有形民俗文化財に指定
環境教育の一環として全小中学校に太陽光発電システムを設置
沼津市教職員研修センター開設
東日本大震災をうけ、学校の防災計画の見直し
市立高の生活館(求道館)竣工
西部市民運動場開設
「高尾山古墳発掘調査報告書」刊行。
「高尾山古墳シンポジウム」開催
「沼津大志学習」プラン策定
「沼津市スポーツ推進基本計画」策定
「沼津市新市民体育館整備基本構想」策定
大岡市民運動場整備竣工
「学力保証プログラム事業」開始
静浦小中一貫学校開校
「沼津市教育基本構想」改訂
「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」の改正をうけ、総合教育会議を設置。教育大綱の策定に着手
長浜城跡史跡整備完了。一般公開
首長による沼津市教育大綱策定
「沼津市立小・中学校の適正規模・学校配置の概略方針」策定
「イングリッシュアドベンチャー事業」
「みんなで受けよう!英検3級事業」
「イングリッシュデビュー
事業」等英語力向上に向けた事業開始
5
教 育 行 政
教 育 委 員 会
〔教育 長 お よ び 教 育 委 員 〕
服 部 教 育 長
三 好 委 員
細沼 教育長職務代理者
川 口 委 員
土 屋 委 員
職 務
氏 名
職 業
就任年月日
長
服 部 裕 美 子
――
平成28.
4.
1
教育長職務代理者
細 沼 早 希 子
弁
委
員
三
好
勝
晴
司
法
委
員
土
屋
葉
子
歯
科
委
員
川
口
浩
史
介
教
育
護
護
福
士
20.
10.
10
書
士
21.
10.
26
医
師
22.
10.
22
士
27.
10.
19
祉
平成28年4月1日現在
6
◦歴 代 教 育 長 ・ 教 育 委 員
平成28年4月1日現在
〈教 育 長〉
氏 名
就任年月日
退任年月日
氏 名
就任年月日
退任年月日
芝 順 照
昭和28.4.1
昭和31.9.30
望 月 庄次郎
昭和43.10.1
昭和49.9.30
工 藤 悟 朗
31.10.1
43.9.30
伊 東 清 重
44.10.1
52.7.5
望 月 庄次郎
43.10.1
49.9.30
秋 山 桂左矩
45.3.27
46.9.30
鈴 木 孝
49.10.7
55.9.30
大 塚 三八雄
45.10.4
53.10.3
桑 原 良 文
55.10.9
63.6.20
保 坂 貢
46.10.13
50.10.12
杉 田 克 己
63.7.9
平成4.10.3
鈴 木 孝
49.10.4
55.9.30
五月女 武
平成4.10.10
11.3.31
加 藤 三 郎
50.10.13
54.10.12
長 澤 靖 夫
11.4.1
16.3.31
植 松 ふさ子
51.10.1
55.9.30
工 藤 達 朗
16.4.1
28.3.31
勧 山 弘
52.10.4
56.6.19
服 部 裕美子
28.4.1
杉 山 光 男
53.10.12
平成2.10.11
浅 野 良 哉
54.10.13
昭和62.10.12
荒 木 陽 子
55.10.4
平成4.10.3
現 在
〈教 育 委 員〉
氏 名
就任年月日
退任年月日
桑 原 良 文
55.10.4
昭和63.6.20
西 山 倉 吉
昭和27.11.1
昭和30.4.29
土 橋 義 廣
鈴 木 辰 蔵
27.11.1
31.9.30
56.10.5
60.10.26
60.10.4
平成5.10.25
龍 崎 芳 郎
62.10.13
3.10.12
堀 田 健 男
27.11.1
31.9.30
杉 田 克 己
63.7.6
4.10.3
原 田 良 道
27.11.1
31.9.30
原 正 守
平成2.10.19
6.10.18
矢 田 唯 雄
27.11.1
31.9.30
田 澤 寛 子
4.10.8
8.10.7
芝 順 照
28.4.1
31.4.30
鈴 木 善之助
3.10.14
11.10.13
西 島 恭 正
30.5.27
31.5.25
五月女 武
4.10.8
11.3.31
堤 俊 一
31.6.4
31.9.30
33.9.30
37.10.3
石 川 三 義
5.10.26
21.10.25
槇 正 男
31.10.1
33.10.4
寺 田 鼎
6.10.19
10.10.18
内 田 善次郎
31.10.1
32.9.30
渡 邉 妙 子
8.10.8
20.10.9
海 瀬 孝 衛
31.10.1
34.9.30
積 惟 貞
10.10.22
14.10.21
光 林 粂八郎
31.10.1
35.9.30
長 澤 靖 夫
11.4.1
16.3.31
工 藤 悟 朗
31.10.1
43.9.30
内 田 文 喬
11.10.19
19.10.18
一 杉 藤 平
32.10.1
36.9.30
勝 呂 弥 生
14.10.22
22.10.21
清 水 清 二
34.10.1
40.5.25
工 藤 達 朗
16.4.1
28.3.31
渡 辺 与五郎
35.10.1
39.9.30
久 松 但
19.10.19
27.10.18
山 本 常 子
36.10.1
44.9.30
細 沼 早希子
20.10.10
現 在
磯 部 泰 輔
37.10.4
45.10.3
三 好 勝 晴
21.10.26
現 在
宇 野 三 郎
39.10.1
51.9.30
土 屋 葉 子
22.10.22
現 在
石 井 貞 二
40.7.24
45.1.14
川 口 浩 史
27.10.19
現 在
7
教育委員会機構図
(
平成28年4月1日
教
育
委
員
会
事
務
局
)
教 育 企 画 課
学 校 管 理 課
経理係 施設係
〔中学校〕18校(※1)
〔小学校〕24校(※2)
〔市立高校〕
学 校 教 育 課
学事係 指導係
〔教職員研修センター〕
(教育委員会)
教
育
長
教育委員
文 化 振 興 課
文化事業係 文化財管理係 文化財調査係
〔歴史民俗資料館 明治史料館 戸田造船郷土資料博物館〕
〔芹沢光治良記念館〕
〔市民文化センター〕
〔若山牧水記念館 庄司美術館〕
生 涯 学 習 課
市民学習係 青少年係
〔青少年教育センター〕
〔勤労青少年ホーム〕
〔ゆめとびら舟山〕
〔少年自然の家〕
〔市立図書館〕
〔スポーツ振興課〕
管理・事業係 図書係
〔戸田図書館〕
管理係 振興指導係 新市民体育館建設準備担当
〔市民体育館〕
管理係 指導係
〔屋内温水プール 勤労者体育センター〕
〔市営野球場 香陵武道場 市民運動場〕
〔戸田B&G海洋センター〕
〔 〕は出先機関及び主要施設
は指定管理者制度を導入している主要施設
※1 中学校には市立高中等部、静浦小中一貫学校を含む
※2 小学校には静浦小中一貫学校を含む
〔大平幼稚園〕
〔戸田幼稚園〕は、市民福祉部子育て支援課に平成27年度から補助執行
8
教育委員会事務局職員等の配置人員
区 分
課・施設等
教
育
次
事務職員
長
1
教
育
企
画
課
4
学
校
管
理
課
11
学
校
教
育
課
3
技術職員
(平成28年5月1日現在)
業務員等
化
振
興
課
16
生
涯
学
習
課
10
ス ポ ー ツ 振 興 課
市
立
図
書
館
戸
田
図
書
館
7(兼1)
(指導主事)1
職 員
計
1
6
4
16
(指導主事)9
3
15
(指導主事)3
7
10
(指導主事)2
9
27
1
11
1
9⑴
39
53
4
4
1
1
12
2
施
設
歴史民俗資料館
1
4
5
明
2
4
6
戸田造船郷土資料博物館
(兼2)
3
3⑵
芹沢光治良記念館
1
3
4
青少年教育センター
4
7
12
勤労青少年ホーム
(兼1)
ゆめとびら舟山
(兼1)
少 年 自 然 の 家
1(兼1)
市
2(兼5)
治
史
民
体
料
育
館
館
(指導主事)1
⑴
2
2⑴
1
4
6⑴
1
1
4⑸
1
1
屋内温水プール
勤労者体育センター
(兼1)
⑴
戸田B&G海洋センター
市
臨 時
1
教職員研修センター
文
教 諭 等
立
高
等
学
校
3
45
2
2
26
74
小
学
校
24
校
2
28
105
135
中
学
校
18
校
2
11
53
66
幼
稚
園
2
園
計
78⑿
6
9
1
7
8
16
44
68
292
488⑿
沼津市教育大綱
目的
「明日の社会を担う『夢ある人 』づくり」
基本的な方向性
沼津市は、豊かな自然に囲まれ、首都圏に近く、経済・文化などの都市機能が集積し、静岡県東部
の中心的役割を担ってきました。また、古くから交通の要所として発展してきた、歴史ある土地柄で
あります。
そのため、沼津の地理的特性、すなわち『田舎の良さと都会的な良さ』の両面を生かす教育が今後
も期待されております。
さらに、社会や経済のグローバル化が急速に進展していく中で、豊かな国際感覚を身につける事も
強く求められております。
基本的な方策
◦豊かな自然の恵みに感謝し、命と環境を大切にする心をはぐくむとともに、自然が時に災害を引き
起こす可能性を認識し、高い防災意識を養う教育
◦芸術文化及びスポーツに親しみ、ルールを守り、マナーをはぐくむ教育
◦コミュニケーション能力の向上を図り、国際感覚を豊かにする教育
◦地域における人と人とのつながりを大切にし、
『住んだところ』
『住んでいるところ』
『住むであろう
ところ』を愛する心をはぐくむ教育
※ 「教育大綱」は、地方公共団体の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策について、その
目標や施策の根本となる方針を定めるもので、総合教育会議において、市長と教育委員会が協議し、
市長が策定した。
10
沼津市教育基本構想
1.目的「明日の社会を担う『夢ある人』づくり」
社会の変化が激しい現代、一人一人が心豊かで充実した生活を実現できるよう、誰もが生涯にわ
たって学び、その成果を生かし、夢や希望を持って社会貢献や新たな挑戦のできる仕組みづくりを
社会全体で進める必要があります。
このような生涯学習社会を形成するために、沼津の良さを生かしながら、ことばを大切にして、
豊かな感性・確かな知性・健やかな心身を自ら身に付けることや、人と人が互いに学び合うことな
どをとおして、大きな志やビジョンを持つ、そんな「夢ある人」が、沼津市に育つことを目指して
いきます。
2.三 つ の 目 標
⑴ 沼津の自然、文化、産業などを生涯学習に生かす
生涯学習では、グローバル化が一層進展する社会にあって、自分とは異なる文化や歴史に立脚
する人々と共存し、多様性を受容することや、自国や地域の伝統や文化について理解を深めるこ
とも重要な視点です。
また、大自然との共存、そして調和を理解して、ともに歩んでいくことも求められています。
沼津は、文化の薫り高く、自然と産業がバランスよく調和しているまちです。この沼津の特色
を知り、研究することで、自分の住んでいるこの郷土沼津を誇りに思えるように生涯学習を推進
していきます。
⑵ 「ことば」を大切にした生涯学習で、知・徳・体を自ら磨く
各個人が豊かな人生を過ごしていくためには、家庭教育から、幼児教育、学校教育、社会教育
という一連の学習をとおし、豊かな感性、確かな知性、健やかな心身を主体的に身に付けること
が必要です。
そのためには、生涯にわたって「ことば」を大切にした学習を継続し、自分で考え、自分の言
葉で「話す」
「書く」など、自分の言葉で表現できるようにしながら、人と人とのつながりを深め
るとともに、その成果が適切に評価・活用される機会を設けることにより、学習活動が促進し定
着する生涯学習を推進していきます。
⑶ 市民協働で生涯学習の向上に取り組む
都市化や核家族化が進むにつれて地域という概念が弱くなってくると、地域に住む家庭同士の
かかわりが薄れ、地域の子どもに対する教育力はしだいに低下していきました。地域に支えられ
ていた家庭も、その教育力が弱くなりつつあります。地域住民との交流が少なくなったため、子
どもたちにとっては、近所に住む人も、時として「知らない大人」になってしまうこともありま
す。
しかし最近、
「地域の子どもは地域で育てる」という機運が再び高まってきています。コミュニ
11
ティ活動が積極的に行われている地域もあり、総合的な学習の時間などの授業への支援や職場体験
の受け入れなどをきっかけに、地域と学校との連携が進んでいるところもあります。
地域・家庭・学校(園)
・行政などがその責務を果たしながら連携し、市民協働の視点から地域住
民が総がかりで子どもたちを育てていくとともに、大人同士も地域の活動をとおして学んでいくと
いう生涯学習を推進していきます。
※ 「沼津市教育基本構想」は、当初の策定から6年が経過し東日本大震災を契機とする防災教育の取
り組み強化や、少子高齢化の一層の進展や子育て支援制度の改正など、教育を取り巻く社会的な環
境の変化があり、沼津の教育にかかる大きな動きがあった。このため現状の課題や各分野の施策の
検証を行い、本市教育行政を着実に推進するため、平成27年3月に「沼津市教育基本構想(改訂版)」
を策定した。
12
3.沼津市教育基本構想実施計画(H28~H32)
【表の見方】
◆節・項は、
「沼津市教育基本構想(改訂版)
」に対応しています。
◆主な事業等については、予算の有無にかかわらず主要な事業を記載していますが、それ以外にも、
学校・園等の教育活動において、理念の実現を図っています。
◆主な事業等の【参考】は、教育委員会所管以外の事業等を示しています。
◆主な事業等の【再掲】は、事業内容が複数項に該当するため、複数回掲載された事業等を示してい
ます。
第1章【家庭教育】
◆基本的なしつけを行い、生活習慣を確立することは「生きる力」の基盤です。
◆大人や異年齢の子ども、自然とのかかわりを体験することが「生きる力」を育てます。
◆より良い子育てをしていくために、社会全体で子育てを支援する仕組みを作り、子育ての知恵を学
び、悩みを相談できる仲間づくりを進めることが必要です。
◆家庭での生活や遊びの中で、本や電子メディアと適切にかかわることが大切です。
◆子育てのしやすい沼津のまちを目指し、地域社会全体で環境を整備することが必要です。
節
項
1 家庭教育を充実させる ⑴ 家庭の役割
施
策
の
方
向
主な事業等
子育てに関する不安や悩みを軽減するとともに、 1 社会教育振興事業
家庭教育の充実を図ります。
家庭において、保護者が子どもと向き合い、受容 2 子育てSOSサポート事業
していくための支援を行います。
【参考】
⑵ 「認める」
「ほめる」 家庭での日常的なかかわりなどを学ぶことで、子 3 社会教育振興事業【再掲】
ことが自尊感情を どもの自尊感情をはぐくみます。
はぐくむ
子どもが自身を必要とされている実感をもつため 4 家庭児童相談事業【参考】
に、保護者が子どもに愛情を注ぐ養育ができるよう
支援します。
⑶ 基本的な生活態度 子どもが良い習慣や態度を身に付けられるように、 5 社会教育振興事業【再掲】
や習慣の確立
保護者が学ぶ機会を提供します。
妊娠期からの各ライフステージの対象者に食育講 6 食育推進事業【参考】
座を実施します。また「食育の日」
「共食の日」の普
及啓発を行います。
⑷ 本に親しむ
絵本の読み聞かせや配布などの啓発活動を行います。 7 親子絵本ふれあい事業
各地区センターの図書室を含め図書館資料を充実 【参考】
し、子どもや保護者が利用しやすい読書環境を整備 8 地域における読書活動の
推進
します。
⑸ 電子メディアとの 電子メディアとのかかわり方について、メディア・ 9 情報機器整備事業
かかわり
リテラシー教育の推進が図られるよう啓発を進めて
いきます。
2 家庭教育を
支援する
⑴ 子育てネットワー 幼児期からの心の教育を推進するため、園の開放 10 母子健康増進事業【参考】
クの充実
を含め、保護者を支援する機会の充実を図り、子ど 11 地域子育て支援事業
もたちと保護者を支えていきます。
【参考】
12 子育て支援地域ネット
ワーク強化事業【参考】
⑵ 保護者による活動 家庭と学校の連携、協力を図るため、沼津市PTA 13 沼津市PTA連絡協議会運
の充実
連絡協議会の活動を支援します。
営費補助事業
13
第2章【幼児教育】
◆幼児の主体的な体験活動が、計画的な教育環境の中で行なわれることが重要です。
◆子どもの生活の発達や連続性を考え、幼稚園・保育所(園)
・認定こども園・学校においては、連携
と相互理解を図ることが大切です。
節
項
施
策
の
方
向
1 幼児教育を充実させる
⑴ 遊び、学びの充実 幼児の自発性、好奇心などを重視した遊びや体験
を通し、幼児一人一人の発達に応じた「学び」の場
となるような教育・保育の充実を図ります。
幼児期にふさわしい生活が展開できるような、幼
児教育の環境整備を図るとともに、教職員の資質向
上への取組を支援します。
主な事業等
14 イングリッシュデビュー
事業
15 民間保育所等施設整備事
業【参考】
16 私立幼稚園教育支援事業
17 幼稚園就園奨励事業
【参考】
18 幼稚園運営管理事業
【参考】
⑵ 自 然 や 幅 広 い 世 いろいろな体験を通して豊かな感性や創造性をは 19 地域子育て支援事業
代、地域とのふれ ぐくむよう、幼稚園・保育所(園)・認定こども園 (異年齢交流)
【参考】
あい
の教育活動の充実を図るとともに、地域との交流を 20 幼稚園運営管理事業
深めます。
【参考】
【再掲】
⑶ 読書習慣の確立
⑷ 相手の考えを受け
止め、自分の思い
を表現する態度の
育成
⑸ 命を守る教育の推 園や地域の実情に合わせて、幼児の安全を守るた
進
めの対策や安全教育に取り組みます。
非常災害時の避難について、日頃から地元の地域
住民と連携し、協力を得られるようにします。
各園(所)で交通安全教室を行うとともに、交通
安全父母の会の事業を通じ、家庭における交通安全
教育を推進します。
21 学校安全計画及び学校安
全教育計画による取組
22 地域子育て支援事業
(安全教育)
【参考】
23 交通安全推進事業
【参考】
24 沼津市交通安全父母の会
連合会補助金【参考】
2 幼児教育をつなぐ
⑴ 幼 稚 園 ・ 保 育 所 幼児教育の充実と小学校へのスムーズな接続に対 25 沼津市幼児教育研究協議
(園)
・認定こども 応できるよう、幼保小の連携を推進します。
会補助金
園の連携
26 夢ある人づくり事業
⑵ 幼 稚 園 ・ 保 育 所
(幼保小連携協議会)
(園)
・認定こども
園と小学校の連携
⑶ 心身の発達につま 心身の発達に課題を持つ幼児やその保護者に、よ 27 多様な保育サービス事業
ずきのある子の支 り効果的な支援や教育相談等による適正な就学支援
【参考】
援
を行います。
28 児童発達支援センター運
営費【参考】
29 就学支援事業
14
第3章【学校教育】
◆子どもたちが等しく、よりよく生きていくための基礎・基本を身に付け、自ら課題を見付け、自ら
学ぶこと、心身ともに健やかに育つこと、多様で変化の激しい社会の中で個人の自立と協働を図る
ための自主的・能動的な力を養成することを目指します。そのために、高い資質能力を備えた教師
が指導に当たり、子どもたちが主体となる教育活動を実践します。
◆災害・事故などから子どもの命を守る安全教育の充実や、相手を尊重する態度をはぐくむ心の教育
の推進を目指します。
◆将来に対する夢に挑戦する機会をたくさん用意して、子どもたちが自分の存在を感じ取り、その可
能性を広げることができるような教育を目指します。
節
項
施
策
の
方
向
主な事業等
1 学校の自主・自立を支援する
⑴ がんばる学校を応 学校評議員制度の積極的な活用を進めるとともに、 30 学校評議員推進事業
援する
学校評価のより一層の充実により保護者や地域住民
等の意向を把握・反映し、学校・家庭・地域が一体
となった各学校の教育活動の充実に努めます。
地域や児童生徒の実態に応じ、各学校の創意と裁 31 がんばる学校応援事業
量で企画実行する「がんばる学校応援事業」等を生か
して、特色ある学校づくりができるよう支援します。
⑵ 教師の資質能力の 校内における研修、教科等指導リーダー・研究員 32 教科指導研究事業
向上
による一斉授業研修会等の充実により、教職員の資 33 がんばる学校応援事業
質と能力の向上を図ります。
(指導力向上)
教職員研修センター運営事業
訪問指導研修、集合研修、自主参加型研修等の体 系的な研修体制を確立し、教職員の資質と能力の向 34-1(訪問指導研修)
34-2(集合研修)
上を図ります。
34-3(自主参加型研修)
⑶ 教 師 が 子 ど も と ICT環境の整備等により「一人一人の子どもと向 35 情報機器整備事業(校務
向き合える環境の き合う」ことに専念できるような環境整備を行いま
支援)
整備
す。
小中学校に各種の支援員を配置することにより、 36 いきいき学校生活応援ス
児童生徒の支援を充実させるとともに、教師が子ど
タッフ配置事業
もと向き合える環境を実現します。
37 心の教室相談員配置事業
2
独自の取組を推進する
⑴ 「沼津ならでは」の 沼津市教育基本構想、沼津市教育大綱の理念に基 38
取組
づき、その目的を達成するために、沼津ならではの 39
教育の充実を図ります。
子どもたちの国際感覚を豊かにするため、英語に 40
対する興味関心を高め、より確かな英語力を育成す
るための機会を提供します。
41
沼津市立沼津高等学校と同校中等部では、中高一
貫教育の利点を生かし、6年間を通した教育の充実 42
を図ります。文武の能力向上を軸に、地域、情報、
国際理解及び福祉の学習の充実を図ります。
43
教職員の資質と能力の向上を図るために、様々な 44
研修を行います。
45
46
夢ある人づくり事業
言語教育による表現力・
読解力育成事業(言語科)
イングリッシュデビュー
事業【再掲】
みんなで受けよう!英検
事業
イングリッシュアドベン
チャー事業
中高一貫教育推進事業
国際理解教育推進事業
国際理解教育体験事業
教職員研修センター運営
事業
⑵ 小中連携及び小中 より良い教育環境の整備、教育の質のさらなる充 47 学校規模・学校配置適正
一貫教育の推進
実を目指し、学校規模の適正化や学校の適正配置を
化推進事業
含め、小中連携及び小中一貫教育を推進します。
48 学校施設整備事業
49 児童生徒指導訪問事業
50 がんばる学校応援事業
(小中連携)
15
を 推進する
2 独 自の取組
節
項
⑶ 教育資源の活用
施
策
の
方
向
主な事業等
「
『沼津大志学習』プラン」など、沼津の自然、文 51 がんばる学校応援事業
化、産業、地域コミュニティ等の豊富な教育資源を
(地域人材・資源の活用)
生かした教育を推進し、子どもたちが「生き方」や
「沼津のよさ」を学ぶ機会を保障します。
3 確かな学力を育成する
⑴ 「学力保証」と学習 「学力の三つの要素」を大切にした授業、小学校 52 学力保証プログラム事業
意欲の向上
の放課後学習支援など、子どもたちの発達の段階に
応じた教育を行い、社会生活で必要となる学力をは
ぐくみます。
子どもたちの学力をはぐくむための調査研究、各 53 教職員研修センター運営
学校における取組の提案等を行います。
事業(調査研究)
⑵ 言語教育の推進
「変化の激しい社会やグローバル化された社会に 54 言語教育による表現力・
対応することができる資質・能力を育成」するため、
読解力育成事業(言語科)
「読解の時間」と「英語の時間」からなる「言語科」 【再掲】
を中心に、言語教育のさらなる充実に努めます。
「読解の時間」では、PISA型読解力、21世紀型思
考スキル及び、それに基づいて自分なりの考えを表
現する力を高めます。
「英語の時間」では、ALTを配置し、小中一貫した
カリキュラムのもと実践を行います。また、副読本
を活用し、言語科の目標が達成できるようにします。
⑶ 自ら本に手を伸ば 学校司書配置などを含めた環境整備を充実させ、 55 言語教育による表現力・
す子を育てる
子どもたちの主体的な読書活動を推進します。
読解力育成事業(読書活
動)
⑷ 創造力、探究心を 家庭や地域で養った好奇心を生かし、理科の授業
育てる
の中で観察・実験・ものづくりなどの体験を積み重
ね、創造力や探究心を高められるよう教師の授業力
向上を図るとともに、教材や設備の充実を進めます。
探究心を持ち、学びを深めていく姿をはぐくむた
めに、教室環境の充実も含めた、学校施設などの整
備を行います。
56 理科教育振興事業
57 理科教育推進事業
58 小中学校営繕・改修事業
(教室環境の充実)
⑸ 五感を通じて学ぶ 総合的な学習の時間やキャリア教育などを通して、 59 がんばる学校応援事業 体験活動
ものづくりなど体験的な学習の充実を図ります。
(主体的体験活動)
野外体験活動や自然観察等を通じて、自然を守る
ことの大切さを学ぶとともに、豊かな心を育てるた
めの事業を推進します。
4 豊かな心と健やかな体をはぐくむ
⑴ 豊かな心の育成
道徳教育、特別活動、部活動を通して、規範意識 60 がんばる学校応援事業
をはじめ、社会の中で人として守るべきことなどを
(交流活動等)
身に付けていきます。また、文化・芸術に触れる機
会を計画し、感性や情操を豊かにしていきます。
⑵ 健やかな体の育成 中学校における部活動振興を通じて生徒の健全育 61 部活動推進事業
成を図るため、県、東海、全国大会出場校に対して
出場経費の一部を補助します。
各種健康診断の結果を基に、児童生徒の心身の調 62 学校保健会事業費交付金
和的発達を目指します。また、学校保健の進展を図
り、児童生徒の健康の保持増進に努めます。
⑶ 健 康 な 心 と 体 を 心身の健全な発達を目指し、明るく豊かな生活を 63 食育推進事業【再掲】
は ぐ く む 食 育 の 営む態度を育てるために、健康教育や食に関する指
大切さ
導の充実を図るとともに、アレルギーの児童生徒に
対応していくための研修を実施します。
また、学校給食においては、
「第2次沼津市食育推 64 学校給食衛生管理事業
進計画」に則り、新鮮、安全な食材への理解を深め、
65 地産地消研究事業
地場産物の積極的な活用に努めます。
16
節
項
施
策
の
方
向
主な事業等
5 一人一人の子どもを大切にする
⑴ がんばる子の支援 児童生徒研究作品展・小中学校美術展の開催や、 66 研究・美術活動推進事業
中学生の部活動に対する助成を行うなど、子どもた 67 部活動推進事業【再掲】
ちの学習意欲の向上につながるよう指導を工夫して
いきます。
⑵ 特 別 支 援 教 育 の 特別な教育的支援を必要とする児童生徒に対して、 68 特別支援教育推進事業
充実
従来の育成学級に加え、通級指導教室を運営するほ
か、個別の支援体制を整えるため、医師、臨床心理
士等の専門家による巡回相談を実施するとともに、
通級指導教室を中心とした指導体制の確立を図りま
す。
通常学級に在籍する個別支援を要する児童の支援 69 いきいき学校生活応援ス
のため、小学校にいきいき学校生活応援スタッフを
タッフ配置事業【再掲】
配置します。
認定特別支援学校就学者の通常学級での自立支援 70 認定特別支援学校就学者
及び保護者への経済的支援をするため、介護費用の
介助費用補助事業
一部を補助します。
⑶ 学 校 教 育 相 談 の 児童生徒への個に応じたきめ細かい対応をするた
充実
め、小学校にいきいき学校生活応援スタッフを、中
学校に心の教室相談員を配置します。
学校において行われるいじめ・不登校・就学指導・
進路指導などの対策委員会と連携し、関係者が十分
な情報交換をしながら、効果的な指導が行える体制
を整えていきます。
青少年の不適応行動(不登校・非行等)の改善の
ため、相談活動・補導活動の充実を図ります。
不登校等に悩む児童生徒やその保護者に面接相談・
電話相談を重ねて支援するとともに、問題解決を目
指して関係機関と連携、協力をします。
71 いきいき学校生活応援ス
タッフ配置事業【再掲】
72 心の教室相談員配置事業
【再掲】
73 いじめ対策等生徒指導推
進事業
74 青少年教育センター運営
事業
75 教育相談推進事業
⑷ いじめのない学校 学校におけるいじめの未然防止や早期発見、いじ 76 いじめ対策等生徒指導推
をめざして
めが疑われる事態が発生した際の早期対応、組織的
進事業【再掲】
な取組等が図られるよう必要な指導や支援を行いま
す。
⑸ 不登校の子どもへ 面接相談や電話相談等の教育相談の充実を図ると 77 教育相談推進事業(教育
の支援
ともに相談指導学級を開設し、不登校児童生徒の集
相談・相談指導学級)
団活動への適応力を高めて、社会的自立・学校復帰 78 いきいき学校生活応援ス
を支援します。
タッフ配置事業【再掲】
児童生徒への個に応じたきめ細かい対応をするた 79 心の教室相談員配置事業
め、小学校にいきいき学校生活応援スタッフを、中
【再掲】
学校に心の教室相談員を配置します。
6 子どもの命を守る
⑴ 防災教育の推進
災害発生時において、的確な判断に基づき自他の 80 地震防災啓発事業【参考】
安全を確保できるよう、研修会等を通じ、正しい防
災、地震・津波の知識や救護等の技術の習得を図り 81 救急救命研修事業
ます。
施設・設備等のハード面における安全対策と快適 82 小中学校営繕・改修事業
な教育環境の整備を充実させます。
(安全対策)
学校施設の立地条件や地域の実情などを踏まえた
防災計画の策定や防災教育を進めていきます。
⑵ 交 通 事 故 ゼ ロ を 児童生徒の事故を防止するため、家庭・地域・関 83 通学路安全推進事業
目指して
係機関と連携した交通安全教室、通学路での交通安 84 交通安全推進事業
全指導等を通じて、安全に通行する意識及び能力を 【参考】
【再掲】
はぐくみます。
遠距離通学の児童生徒に対する交通費の助成を行 85 通学援助事業
います。
17
節
項
施
策
の
方
向
主な事業等
6 子どもの命を守る
⑶ 防犯のための取組 子どもたちにとって安心安全な環境が確保される 86 学校安全計画及び学校安
よう、家庭・地域・関係機関と連携し、危機管理意
全教育計画による取組
識の共有を図り、地域ぐるみの安全体制を整備する
【再掲】
とともに、防犯教室の開催により、子どもの防犯意 87 防犯まちづくり事業
識を高めます。
【参考】
⑷ ネットワーク上に 沼津市PTA連絡協議会や沼津市青少年問題協議会 88 沼津市PTA連絡協議会運
潜む危険
で、ネットワーク上に潜む危険について協議し、意
営費補助事業【再掲】
見具申、提言をまとめます。
89 青少年対策事業
子どもたちが被害者となることを防ぐため、子ど 90 情報機器整備事業(情報
も同士のトラブルを防ぐために、メディアリテラシー
教育)
教育を推進します。 ⑸ 健康教育の推進
飲酒、喫煙、薬物乱用による害やそれらが及ぼす 91 薬学講座
影響等について、警察や学校薬剤師による薬学講座
を実施します。
7 社会の変化に対応する
⑴ 現代社会の課題に
応じる教育
①情報教育
情報化社会に対応するために整備を進めているコ 92 情報機器整備事業(情報
ンピュータ等の情報教育機器及び教育委員会が運用
活用能力育成研究)
する教育ネットワークに関する活用研究を推進し、
児童生徒の情報モラルを含む情報活用能力の育成を
図ります。
②環境教育
環境の保全やより良い環境の創造のために主体的 93 がんばる学校応援事業
に行動する実践的な態度や資質、能力を子どもたち
(実践的環境教育)
がはぐくむよう、学校・園の教育活動の中で充実を
図ります。
環境教育を支える教育施設・設備を良好に維持し 94 小中学校営繕・改修事業
ます。
(環境教育施設の維持)
③沼津大志学習(沼津 子どもたちの進路選択や将来設計の能力を育成し、 95 がんばる学校応援事業
版キャリア教育)
子どもたちが将来の生き方をしっかり考えることが
(職業体験等)
できるよう、学校・園の教育活動の中で充実を図り
ます。
④福祉教育
子どもの発達の段階に応じて、各教科等で社会福 96 がんばる学校応援事業
祉についての理解を深め、思いやりのある心、社会
(福祉体験等)
奉仕の精神などをはぐくむよう学校の教育活動の中
で充実を図ります。
⑵ 学校施設の課題や 学校施設の課題や地域の実情に対応し、より良い 97 小中学校営繕・改修事業
地域の実情に対応 教育環境の整備を計画的に進めます。
(施設整備)
する
安全で快適な教育環境の保全のため、営繕・改修 98 学校規模・学校配置適正
事業を計画的に実施し、市立高校の施設整備を進め
化推進事業【再掲】
ます。
99 市立高校施設整備事業
18
第4章【社会教育】
◆一人一人が個性や能力を伸ばし、生きがいのある充実した人生を送るため、生涯にわたる自発的な
学習が重要です。
◆自然、文化、心身の健康の保持・増進に関することなどの多様な市民ニーズに対応する学習の機会
を設けることが大切です。
節
項
施
策
の
方
向
主な事業等
1 自主的な学習を支援する
⑴ 市民が学びやすい 生涯学習に関する情報を収集、コーディネートし、 100 生涯学習推進事業
まちへ
必要な情報を必要な人に提供します。
101 生涯学習推進事業(各講
講師の派遣や市民の要望に応えた講演会や高齢者
師派遣)
学級などを開設するとともに、
「学びの場」を提供 102 市民大学開設事業
し、生涯にわたる学習機会の充実を図ります。
103 社会教育振興事業(高齢
図書館資料の充実やICT環境の整備などにより、
者学級)
市民の多様な学びを支援する環境を整えます。
104 図書館の利用促進とサー
ビス向上
⑵ 多様な市民ニ-ズ 各種の団体へ講師や指導者を派遣し、市民の学習
への対応
活動を支援します。
生涯学習情報の発信により、生涯学習の啓発と普
及を図ります。
市民大学等の市民のニーズに応えた講座を開催し
ます。
高齢者が生きがいを感じ、明るく健康的な社会生
活を送ることをねらいとして、高齢者学級(万年青
大学と寿大学)を開催します。
105 生涯学習推進事業(各講
師派遣・さんさんだより)
106 イングリッシュデビュー
事業【再掲】
107 市民大学開設事業【再掲】
108 社会教育振興事業(高齢
者学級)
【再掲】
⑶ 学習したことの活 さんさん学習フェスティバル等を開催し生涯学習 109 生涯学習推進事業(さん
用場面の拡大・指 の啓発と普及を図ります。
さん学習フェスティバル)
導者の充実
地域における生涯学習を充実させるため指導者の 110 生涯学習推進事業(生涯
人材育成を図ります。
学習地域推進員)
⑷ 郷土と偉人を愛す 郷土の文化財、史跡や偉人たちの行った活動とそ 111 郷土の歴史と偉人学習
る
の成果を学ぶことで、郷土への誇りと愛情を育みま
事業
す。
⑸ 図書館の充実
図書館資料の整備に努めるとともに、県内外の図 112 図書館資料整備事業(資
書館と連携し、図書館サービスの向上を図ります。
料の充実)
図書館サービスの地域格差是正のため、地区セン 113 図書館情報ネットワーク
ター図書室とのネットワークの強化に努めます。
事業
市民等のニーズを把握しながら、図書館講座や企
画展、講演会などの自主事業の充実を図ります。
読み聞かせ等の図書館ボランティアの育成に努め 114 図書館自主事業
るとともに、関係機関・団体等と連携・協力し、子
どもの読書活動を推進します。
団体貸出や来館が困難な方に対する宅配制度の充
実を図り、図書館サービスの向上に努めます。
2 青少年の社会性をはぐくむ
⑴ 青少年のための環 青少年健全育成の充実や地域と家庭の教育力向上
境整備
に向けて、その在り方を研究します。
地域・学校・家庭と連携した青少年健全育成啓発
事業等を充実します。
補導活動を充実させ、非行防止意識の普及啓発を
図るとともに、有害図書類等の販売店の巡回などの
環境浄化活動を実施し、青少年を取り巻く環境の改
善を図ります。
面接相談や電話相談等の教育相談の充実を図ると
ともに、相談指導学級を開設し、不登校児童生徒の
集団活動への適応力を高めて社会的自立・学校復帰
を支援します。
19
115 青少年対策事業【再掲】
116 青少年健全育成事業
117 成人式事業
118 青少年教育センター運営
事業(非行防止・健全育
成)
119 教育相談推進事業(面接
相談・電話相談)
節
項
施
策
の
方
向
主な事業等
2 青少年の社会性をはぐくむ
⑵ 青少年による体験 地域住民による子どもの居場所づくりの活動に対
活動等の推進
して積極的な支援を行うとともに、放課後に安全・
安心で適切に過ごせる場を、学校の余裕教室等を活
用して設定します。
青少年が地域社会を支える存在となるための支援
を行います。
心身共に健全な青少年を育成するため長期宿泊に
よる体験活動を推進します。
青少年が日ごろ感じていることなどを発表する場
を提供し、青少年に対する理解を深めるとともに、
青少年の社会参加のきっかけを作ります。
青少年育成団体の活動を積極的に支援します。
ゆめとびら舟山の環境整備を行い、利用促進を図
ります。
(教育施設としての少年自然の家の運営は平成28
年度末までとし、今後は青少年等の体験施設として
運営してきた経緯を踏まえた上で民間事業者からの
提案を広く募集し、幅広い年齢層の方に利用される
施設を目指します。)
3 文化を継承し、発信する
⑴ 市民の文化環境の 市民の豊かな情操と創造力をはぐくむため、芸術 128 芸術文化振興事業
充実
祭等を開催し、自ら文化芸術活動に参画する機会を 129 まちなかコンサート開催
創出します。
事業
音楽や絵画など文化芸術をテーマに、講演会や演 130 文学のまちづくり推進
奏会を開催し、気軽に芸術の素晴らしさに触れる機
事業
会を市民に提供します。
131 魅力ある文化芸術発信
事業
⑵ 人々にうるおいを 市民の文化芸術活動の拠点となっている市民文化
与える文化施設
センターで質の高い芸術鑑賞の機会を提供する自主
事業を開催するとともに民間が行う文化芸術活動と
の共催や後援を積極的に行います。
庄司美術館・若山牧水記念館・芹沢光治良記念館・
歴史民俗資料館・明治史料館・戸田造船郷土資料博
物館の運営により、市民が美術、文学、歴史に親し
む機会を作るとともに市民文化の発展を図ります。
歴史民俗資料館・明治史料館・戸田造船郷土資料
博物館で資料の収集や郷土に関連する研究を進め、
その成果を公開します。
120 子どもの居場所づくり推
進事業【参考】
121 放課後児童クラブ運営
事業【参考】
122 青少年教育推進事業
123 静岡県東部青少年体験活
動事業
124 青少年健全育成事業
(社会参加のきっかけづ
くり)
125 各種団体補助金
126 スポーツ団体等支援事業
(少年団活動等の支援)
127 自然体験施設整備事業
(ゆめとびら舟山)
132 市民文化センター管理運
営事業
133 庄司美術館管理運営事業
134 若山牧水記念館管理運営
事業
135 芹沢光治良記念館管理運
営事業
136 歴史民俗資料館管理運営
費(特別展・企画展開催
事業)
137 明治史料館管理運営費
(企画展開催事業)
138 戸田造船郷土資料博物館
管理運営事業
139 博物館所蔵古文書等調査
整理事業
⑶ 文 化 財 の 保 存 ・ 市内に所在する国指定史跡等の文化財・史跡等の 140 史跡等保全整備事業
活用
保護・保存を図り、その整備・活用を推進するとと
もに、体験学習等の場として市民に提供します。
長浜城跡を代表とする整備が完了した規模の大き 141 史跡等活用事業
い文化財を保全する一方、観光・地域振興や教育の
場等として活用し、文化財の保護と本市の魅力向上
を図ります。
調査研究や資料収集の拠点となる新たな文化財セ 142 文化財施設整備事業
ンターを整備し、文化財活用機能の充実を図ります。
⑷ 地域史の活用
既存の歴史的資料を後世に伝える一方、新たな資 143 地域史保存活用事業
料の調査や収集を行い、それらを活用することで郷
土に対する理解を深めます。
郷土資料などの地域資料を収集、整理、保存し、 144 図書館資料整備事業
(地域資料の情報提供)
市民に情報提供します。
20
節
項
施
策
の
方
向
4 市民みんなのスポーツを展開する
⑴ 生 涯 ス ポ ー ツ の 幼児から高齢者までの健康づくり・体力づくりを
推進
推進するため、各種教室の充実を図ります。
地域等への総合型地域スポーツクラブの設立を目
指し、体育団体等とともに調査・研修等をし、推進
を図ります。
スポーツリーダー研修会を開催し、地域などで活
動するリーダーの育成と資質向上を図ります。
関係諸団体と連携し、ソフトボールやバレーボー
ル、ファミリーマラソン等の市民スポーツの普及・
推進を図ります。
主な事業等
145 体力づくり教室運営事業
146 社会体育経常経費
147 スポーツリーダー育成
事業
148 スポーツ振興事業
⑵ ス ポ ー ツ 環 境 の スポーツ活動が継続してできるようなスポーツ環 149 スポーツ広場整備事業
整備
境を整備し、生涯スポーツ社会の実現を目指します。 150 体育施設活用事業
屋外運動場夜間照明施設をはじめとするスポーツ 151 屋外運動場夜間照明施設
施設の整備充実を図ります。
整備・利用促進事業
「沼津市スポーツ施設整備計画」に基づき、安全 152 新市民体育館建設事業
で誰もが気軽に楽しく利用できる施設の実現を図り
ます。
⑶ スポーツ活動を支 地域・職場等のスポーツ活動の活発化を図るため、 153 スポーツリーダーバンク
える仕組みの充実 公認スポーツ指導者の紹介・派遣するスポーツリー
事業
ダーバンクの利用促進を図ります。
競技スポーツ団体等の活動を積極的に支援し、競 154 スポーツ団体等支援事業
技力の向上を図ります。
(競技力向上の支援)
21
総合教育会議
平成27年4月に「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律」が施行され、
すべての地方公共団体に総合教育会議が設置されることとなった。
本市においても、
「沼津市総合教育会議」を設置し、市長と教育委員会が十分な意思の疎通を図り、
教育に係る課題やあるべき姿を共有し、連携して教育行政に取り組んでいる。
会議における協議・調整事項
⑴ 市の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の大綱の策定(P10に掲載)
⑵ 教育を行うための諸条件の整備その他の地域の実情に応じた教育、学術及び文化の振興を図る
ため重点的に講ずべき施策
⑶ 児童、生徒等の生命又は身体に現に被害が生じ、又はまさに被害が生ずるおそれがあると見込
まれる場合等の緊急の場合に講ずべき措置
郷土への理解
沼津市は、恵まれた自然環境と地理的条件によって古くから発展し、多くの偉人を輩出している。
また、風光明媚、気候温暖な土地柄もあり、訪れたり、定住したりした、沼津とゆかりのある数多く
の偉人もおり、その活動の軌跡が残されている。
郷土とその歴史を知り、親しむことは、郷土愛をはぐくむとともに生涯を豊かなものとする。市民
が接する機会の提供や情報の発信を行うことが重要である。
22
教 育 財 政
平成28年度教育予算(当初予算)は57億6,463万8千円で、前年度比4.3%、2億5,812万円の減とな
り、一般会計予算に占める割合は、8.3%と前年度の8.5%を0.2ポイント下回った。
教育費を費目別にみると、学校営繕・改修事業等の小・中学校費が17億1,340万8千円(前年度比
1億1,076万6千円減)、市立高校の学校管理費の高等学校費が5億9,267万1千円(前年度比6,397
万8千円減)で、合わせて教育費の40.0%を占めている。
教育費の24.8%を占める社会教育費は、14億2,886万6千円(前年度比1億8万3千円減)で、史跡
等保全整備事業等の文化財保護費、図書館運営にかかる図書館費、市民文化センター運営にかかる市
民文化センター費、青少年健全育成事業等の青少年対策費などが主なものである。また、教育費の
16.1%を占める保健体育費は9億2,931万5千円(前年度比3,354万2千円減)で、学校保健体育費、
社会体育費、体育施設費などが主なものである。これらのほか、教育総務費は6億5,780万7千円(前
年度比1,561万2千円増)、幼稚園費は4億4,257万1千円(前年度比3,463万7千円増)となっている。
平成28年度の予算執行に当たっては、教育大綱や教育基本構想の理念の下、経費削減や計画的、効
率的な事務事業運営及び効果的な予算執行に努めると同時に、明日の社会を担う「夢ある人」づくり
を基本とする施策の展開を図っていく。
1.平成28年度一般会計歳出予算と教育費予算
商工費 1.5%
農林水産業費 1.1%
消防費
幼稚園費 7.7%
その他 0.9%
4.2%
高等
学校費
10.3%
教育費
8.3%
総務費
9.0%
69,650,000
民生費
36.2%
教育総務費
11.4%
千円
公債費
10.3%
衛生費
10.9%
5,764,638
千円
中学校費
14.7%
土木費
17.6%
〔一 般 会 計〕
社会教育費
24.8%
保健体育費
16.1%
小学校費
15.0%
〔教 育 費〕
23
2.平成28年度教育費予算内訳
(単位:千円)
項
目
金
教
1.教 育 委 員 会 費
育
2.事
総
3.育 英 奨 学 費
務
4.学 校 指 導 費
額
左のうち人件費
費
3,900
3,402
費
321,641
302,463
4,704
24
327,420
539
5.言 語 障 害 指 導 費
142
務
局
所
教
管
育
企
画
課
教育企画課、 学校管理課、
学校教育課、教職員研修センター
学
校
管
理
課
学校教育課、教職員研修センター
小 学 校 費
学
校
教
育
課
学
校
管
理
課
校
管
理
課
中 学 校 費
高等学校費
幼 稚 園 費
小 計
657,807
306,428
1.学 校 管 理 費
774,001
43,705
2.教 育 振 興 費
62,801
学
3.特 別 支 援 学 級 費
26,397
学校管理課、学校教育課
小 計
863,199
43,705
1.学 校 管 理 費
772,650
29,929
2.教 育 振 興 費
64,397
学
3.特 別 支 援 学 級 費
13,162
学校管理課、学校教育課
小 計
850,209
29,929
1.学 校 管 理 費
592,671
451,429
小 計
592,671
451,429
費
74,170
45,393
2.教 育 振 興 費
368,401
小 計
442,571
1.幼
稚
園
学校管理課、学校教育課、市立高
校
管
市
子
理
立
育
て
課
高
支
援
課
学校教育課、子育て支援課
45,393
24
(単位:千円)
項
目
金
額
左のうち人件費
所
管
社
会
1.社 会 教 育 総 務 費
187,624
184,474
文化振興課、生涯学習課
2.社 会 教 育 振 興 費
20,987
7,056
文化振興課、生涯学習課
3.青 少 年 対 策 費
150,306
97,567
生
涯
学
習
課
4.勤労青少年ホーム費
14,970
125
生
涯
学
習
課
費
325,950
99,105
図
6.文 化 振 興 費
53,132
7.文 化 財 保 護 費
270,685
8.自 然 体 験 施 設 費
9.博
5.図
書
館
書
館
振
興
課
144
文
化
振
興
課
55,433
25,630
生
涯
学
習
課
費
88,849
25,888
文
化
振
興
課
10.市民文化センター費
260,930
110
文
化
振
興
課
1,428,866
440,099
1.保 健 体 育 総 務 費
433,197
374,654
健
2.学 校 保 健 体 育 費
161,592
34,963
学校管理課、学校教育課
3.社 会 体 育 費
97,336
71,367
ス ポ ー ツ 振 興 課
4.体 育 施 設 費
237,190
21,639
ス ポ ー ツ 振 興 課
小 計
929,315
502,623
5,764,638
1,819,606
育
化
保
教
文
物
館
費
小 計
(
学
校
管
理
課
)
体
育
費
合 計
25
○人口1人当たりの教育費
(単位:円・人)
年 度
25(決算)
26(決算)
7,356,702,303
5,732,602,215
6,022,758,000
5,764,638,000
人 口(4月1日現在)
205,887
203,806
201,804
199,901
1 人 当 た り 教 育 費
35,732
28,128
29,845
28,837
区 分
教
育
費
27(当初予算) 28(当初予算)
○児童1人当たりの小学校費
(単位:円・人)
年 度
25(決算)
26(決算)
1,849,279,192
1,057,361,400
991,463,000
863,199,000
9,855
9,530
9,373
9,130
187,649
110,951
105,779
94,545
区 分
小
学
校
費
児 童 数(5月1日現在)
1人当たり小学校費
27(当初予算) 28(当初予算)
○生徒1人当たりの中学校費
(単位:円・人)
年 度
区 分
中
学
校
費
生 徒 数(5月1日現在)
1人当たり中学校費
25(決算)
26(決算)
1,421,704,936
738,096,983
832,711,000
850,209,000
5,331
5,227
5,048
4,980
266,686
141,209
164,959
170,725
26
27(当初予算) 28(当初予算)
3.学校施設建設事業費
年 度
区 分
25(決算)
26(決算)
27(当初予算)
28(当初予算)
―
―
―
―
―
―
1,112,259千円
(内、逓次繰越額
小
学
校
42,934千円
206,726千円) 旧校舎解体等 1件
校舎建築等 1件
(小中一貫学校)
(小中一貫学校)
851,616千円
(内、逓次繰越額
中
学
校
171,276千円)
校舎建築等 1件
14,280千円
外構整備 1件
(小中一貫学校)
(小中一貫学校)
高
校
―
―
27
4.年度別教育費の推移
○決算額の推移
年度
(単位:円)
市一般会計決算額(A)
教 育 費(B)
%
一世帯当たり教育費
(B)
(4月1日現在の世帯数による)
(A)
24
71,773,962,372
6,278,558,837
8.7
70,295
25
68,667,216,164
7,356,702,303
10.7
82,311
26
69,153,240,624
5,732,602,215
8.3
64,057
27
71,000,000,000(当初予算) 6,022,758,000(当初予算)
8.5
67,071
28
69,650,000,000(当初予算) 5,764,638,000(当初予算)
8.3
63,958
○当初予算額の推移
(年度)
24
7 ,35 5 ,09 8 千 円
25
7 ,30 8 ,94 2 千 円
26
6 ,03 4 ,15 5 千 円
27
6 ,02 2 ,75 8 千 円
28
5 ,76 4 ,63 8 千 円
28
学 校 教 育
1.沼津市の特色ある教育
⑴ 言語教育による表現力・読解力育成事業
平成18年3月、沼津市は「言語教育特区」に認定され、平成18年度から小中学校で「読解の時
間」と「英語の時間」からなる「言語科」を実施している。平成27年度には、10年間の成果と課
題をもとに、目標や内容を見直した。既存の知識を習得するだけでは、これからの変化の激しい
社会を生き抜くことは難しく、自ら課題を見つけ、解決するための道筋を考え、周りの人たちと
協働し最善の答えを見つけ出していく力が求められている。そのため、子どもたちが問いを発見
し、自ら見通しを持ち、その解決を図る「学び」を積み重ねていくことが大切である。
学校の教育活動全体
道徳教育・特別活動・総合的な学習
実践力
言語科 思考力・発信力
(教科横断的な資質・能力)
言語を用いて積極的に人と関わり、自分の持ち味、可能性を自覚し、自ら高めていこう
とする態度や知識を活用する力を高め、変化の激しい社会やグローバル化された社会に対
応することができる資質・能力を育成する。
思考スキル
コミュニケーション
人との関わり
問題発見・解決力
主体的・創造的
論理的批判的思考力
協働的な態度
「読解の時間」
「英語の時間」
コミュニケーション能力
異文化・自国文化の理解
多様性を受容する態度
教科・特別の教科 道徳 基礎力
(各教科におけるPISA型読解力)
29
①「言語科」授業時間数
小学校1~4年生 年間35時間(読解15・英語20)
小学校5・6年生 年間55時間(読解20・英語35)
中学校 1 年生 年間35時間(読解15・英語20)
中学校2・3年生 年間55時間(読解35・英語20)
②「読解の時間」の取組内容
文章や資料などのテキストから、子どもたちが課題を発見し、人と関わり合いながら解決に
向かっていくプロセスを大切にし、思考力、判断力、表現力、発信力を高め、実践的な力へと
つないでいく。
③「英語の時間」の取組内容
英語を用いてコミュニケーションを図る楽しさを体験し、コミュニケーション能力の素地を
養うことや、初歩的な英語運用能力を養うことを目標に行っていく。そして、人との関わり合
いを通じて違いに気付き、多様性を受容することを大切にし、グローバルマインドの涵養や実
践的なコミュニケーション力など、英語力を養うことを通して高めていく。
④読書活動の推進
言語教育を支える基盤を作るため、学校司書を配置し、学校での読書環境を整備・充実させ、
学校教育全体で読書活動を推進していく。
⑵ 沼津まるごとイングリッシュ事業
児童生徒のコミュニケーション能力向上を図るため、外国人とオールイングリッシュにより様々
な活動を実施する「イングリッシュアドベンチャー事業」と、これまで学んできた自らの英語力
の確認と、現在の自分の学力を知ることで更なる学習意欲の向上につなげるために、中学校3年
生を対象に検定料の補助を行う「みんなで受けよう!英検3級事業」からなる「沼津まるごとイ
ングリッシュ事業」を平成28年度から実施している。
⑶ がんばる学校応援事業
①事業の目的
子どもたちの「生きる力」の育成や基礎的・基本的な知識・技能の定着など、各学校のグラ
ンドデザインの実現を目指し、その立地する地域活力を活用した特色ある学校づくりを支援し
ていくため、平成17年度から「人づくり未来塾推進事業」を実施してきた。平成21年度からは、
新たに策定された沼津市教育基本構想の具現化に向け、
「がんばる学校応援事業」と名称を変更
し、より一層の学校支援の充実を図っている。
今年度は、小学校23校から64、中学校17校から45、小中一貫学校から3の事業が企画立案さ
れた。
(事業例)
ア 学校の特徴を生かした教育を推進するために、大学の講師等を招聘して校内研修の充実
を図る事業
イ 福祉活動や幼小中連携による児童・生徒活動により自分を見つめ豊かな心をはぐくむ事業
ウ 地域人材等を活用して授業、放課後、長期休業中に学習支援、生活支援、教育相談を行
30
い、児童・生徒の基礎学力向上と行動や心の安定・成長を図る事業
エ 地元の商店街と連携して、子どもたちが職業体験をするキャリア教育推進事業
オ 科学やものづくりの楽しさを味わう体験学習を高等教育機関と連携しつつ積極的に取り
組む事業
なお、こうした事業の実践については、全校がホームページを作成し、インターネットを通
じてその内容を公開し、相互に情報公開をすることによって研究内容を深め、沼津の特色ある
教育活動として全国に発信する。
⑷ 隣接校選択制度
小中学校入学時に、居住地のある通学区域の学校以外に、隣接する学校も選択できる隣接校選
択制度を平成17年度から導入した。本制度の導入によって、通学区域の学校より近くに学校があっ
ても、そこに通うことができないという通学距離の矛盾を解消できるなど一定の効果を収めたが、
地域活動や災害時の対応に支障があるとの意見もあったことから、平成27年度新入生から距離に
よる条件を加えるなど、運用の見直しを行った。
※ 通学区域については、p.36、37参照
⑸ 中高一貫教育
平成15年4月に沼津市立沼津高等学校に中等部が併設され、本年度14年目を迎え、平成28年3
月には8期生が高校を卒業した。中高一貫として6年間一貫した計画的、継続的な教育を通し、
選抜クラスやコース制などの個に応じた特色ある教育を実践し、生徒個々の自己実現を図ること
を目標に、生徒の学力を向上させたり、個性を伸ばしたりする教育を展開している。
「明日への夢
を見つけよう。」を合い言葉に、地域を主体的に支えていく、豊かな心と創造力に満ちた生徒の育
成を目指している。
※ 沼津市立沼津高等学校・中等部については、p.52参照
31
⑹ 小中一貫教育
沼津市では、大きな志やビジョンを持つ「夢ある人」を育てるために、子どもの育ちの視点か
ら9年間をとらえ、9年間の連続性を生かした教育により、
「生きる力」をはぐくむ小中一貫教育
の推進に取り組んでいる。
平成26年4月、新築では県内公立校で初となる施設一体型小中一貫校「静浦小中一貫学校」が
開校した。
この小中一貫学校では、
「ことば」の活用を大切にした学習活動、異学年交流や地域との交流な
どの交流活動を通して、子ども一人一人が夢や希望を持ち、個々の能力・特性に応じて、その人
生を豊かにするような学びを支える。
静浦小中一貫学校開校までの経緯
平成15年2月
「静浦中学校校舎移転並びに小学校統廃合協議会」設置
平成19年7月
「沼津市静浦地区小中一貫校検討委員会」設置
平成20年12月
「静浦地区小中一貫校推進委員会」設置
平成22年4月
6月
8月
9月
小学校3校(静浦西小・静浦小・静浦東小)の統合
「小中一貫教育研究会」設置
静浦中学校を旧静浦西小学校校舎に移転
「静浦地区小中一貫校基本計画」策定
12月
グラウンド用地取得
平成23年6月
設計者決定(公募型プロポーザル方式)
平成24年11月
グラウンド竣工
校名(通称名)決定
平成25年12月
校舎竣工
平成26年1月
プール竣工
2月
校舎内覧会
4月
静浦小中一貫学校開校
静浦小中一貫学校外観
2F 学 校 図 書 館
32
平成28年度
① 子どもの育ちの視点から9年間を捉え、「9年間の連続性」を生かす。
② 「ことば」の活用を大切にした学習活動や交流活動を中心に据える。
③ 静浦の人・自然・文化・産業を生かし、「地域」で生涯学習を推進する。
学校経営目標
①
②
③
④
目指すこどもの姿 「自ら学ぶ子・思いやりのある子・進んで運動する子」
(数字は「沼津市教育基本構想 改訂版」条項)
施設一体型小中一貫学校の特性を生かした教育の推進
3-2-(2)
キーワード「ストーリーを描く」
将来の目標を描く、系統的なキャリア教育と進路指導の充実
3-7-(1)③
キーワード「位置づける」
目標を実現するための、魅力ある授業づくりと学力の確実な定着 3-3-(1)
キーワード「実感する」
日常の交流体験を生かした心の育成と健康・体力の向上 3-3-(5) 3-4-(1)(2)
キーワード「はじける」
【未来デザイン】
・目標とその取組の自己評価を記
入する「志の記」を活用した未
来デザインタイム、キャリアカ
ウンセリングの実施
・職場見学(社会科見学)、職場体
験活動、高校・大学見学等を系
統化した「進路指導」の実施
・学校生活の課題を、子どもたち
が自ら考え、話し合い、自らの
活動に責任を持って取り組む自
治会活動の実施
・体験的な学習や行事等で、地域
の人々と触れ合い、学び、貢献
意識を育む交流活動の実施
【未来実現】
・課題意識を生む導入を柱に据え
た授業づくりの徹底
・9年間で付けたい力が確実に定
着していることが実感できるよ
うに工夫された授業構想
・子ども自ら現状を把握し、努力
すべき課題が分かる「定期テス
ト・評価評定」の実施
・自立した学習者に育てるため、
評価と補充学習、家庭学習の一
体化の徹底
・読書に親しみ、情報活用能力を
育む図書館指導の実施
【未来挑戦】
・ねらいとする価値と体験や交流
等を重ね合わせることで、自尊
感情を育む道徳の時間の実施
・道徳の時間の授業とその他の活
動を関連させ、道徳的心情や判
断力、実践意欲を養う指導の実
施
・安全な環境で、自己記録更新を
目指す体育・保健体育指導体力
づくり指導の実施
・思いっきり体を動かし、気持ち
の良い汗をかく習慣づくり
・目標改善サイクルを確実に指
・本時の課題を明確にした授業
・自尊感情を育む道徳の時間の
導する教員100%
・他者のために役立ちたいと考
える子ども90%
を行う教員100%
・自己の学力を確認し、学習に
取り組む子ども90%
・自己記録の更新に取り組む子
ども90%
沼津市教育大綱・沼津市教育基本構想の目的
沼津市
「夢ある人」づくり キーワード「自ら」
静岡県
「有徳の人」づくり
学校教育目標
授業を行う教員100%
大 き な 志 を抱き 挑戦し続ける人づくり
- 34 33
2.市立小・中学校一覧表
〔小
学
学
校
(教職員数は市、事務員・栄養士ほかを含む)平成28年5月1日現在
校〕
名
創立年月
所
在
地
児童数
学級数
教職員数
第一小学校 明治元年9月 沼津市八幡町65番地の1
309
13
30
第二小学校 明治6年9月 沼津市常盤町2丁目32番地
213
9
21
第三小学校 明治19年10月 沼津市下香貫下障子3157番地の2
442
17
28
第四小学校 昭和2年11月 沼津市御幸町4番1号
532
20
33
第五小学校 昭和13年4月 沼津市米山町9番1号
499
19
39
開北小学校 昭和32年4月 沼津市高沢町17番1号
365
13
28
58
6
15
片浜小学校 明治6年7月 沼津市大諏訪41番地
440
16
32
金岡小学校 明治19年4月 沼津市江原町3番1号
787
27
52
大岡小学校 明治7年11月 沼津市大岡2358番地
422
15
28
静浦小中一貫学校 平成26年4月
沼津市獅子浜17番地
(静浦小学校)(明治19年4月)
178
7
14
愛鷹小学校 明治8年9月 沼津市西椎路673番地の1
693
24
48
大平小学校 明治23年4月 沼津市大平2200番地
162
6
16
内浦小学校 明治19年5月 沼津市内浦三津410番地の1
52
6
15
西浦小学校 明治37年4月 沼津市西浦平沢255番地の2
66
7
16
原 小 学 校 明治6年3月 沼津市原1200番地
660
22
37
浮島小学校 明治18年8月 沼津市平沼811番地
236
8
17
香貫小学校 昭和45年4月 沼津市下香貫猪沼986番地
535
18
35
門池小学校 昭和47年4月 沼津市岡一色88番地の2
732
25
44
今沢小学校 昭和48年4月 沼津市東原字榎田通76番地の1
370
15
28
沢田小学校 昭和54年4月 沼津市中沢田字円丸715番地
386
13
28
原東小学校 昭和56年4月 沼津市大塚814番地の1
336
12
31
大岡南小学校 昭和57年4月 沼津市大岡字原田1312番地
571
21
40
86
6
12
9,130
345
687
千本小学校 昭和19年4月 沼津市本字千本1910番地の19
戸田小学校 昭和22年4月 沼津市戸田883番地
計
34
電話/FAX
962-0351
962-0321
962-0352
962-9533
931-0353
931-0352
931-0354
931-0367
921-0355
921-0356
921-4041
921-4042
962-0356
962-5408
962-0357
951-1483
921-1371
921-1370
921-1885
921-1991
931-3017
931-3672
966-4244
966-4257
931-5020
931-5454
943-2134
941-3601
942-2004
942-2131
966-0034
966-0040
966-2004
966-2549
931-1234
931-1233
922-1481
922-1482
966-5522
966-5523
924-0161
924-0162
967-1213
967-1214
962-0355
962-7644
0558-94-3028
0558-94-3841
〔中
学
学
校
(教職員数は市、事務員・栄養士ほかを含む)平成28年5月1日現在
校〕
名
創立年月
所
在
地
生徒数
学級数
教職員数
第一中学校 昭和22年4月 沼津市丸子町692番地の1
146
6
16
第二中学校 昭和22年4月 沼津市本字千本1910番地の19
125
5
15
第三中学校 昭和22年4月 沼津市下香貫木ノ宮888番地
548
17
37
第四中学校 昭和22年4月 沼津市本郷町24番1号
298
11
26
第五中学校 昭和22年4月 沼津市五月町15番1号
413
14
31
片浜中学校 昭和22年4月 沼津市小諏訪180番地
197
6
20
金岡中学校 昭和22年4月 沼津市神田町4番1号
606
21
39
大岡中学校 昭和22年4月 沼津市大岡2110番地
530
17
34
静浦小中一貫学校 平成26年4月
沼津市獅子浜17番地
(静浦中学校)(昭和22年4月)
85
4
16
愛鷹中学校 昭和22年4月 沼津市西椎路733番地
384
12
36
大平中学校 昭和22年4月 沼津市大平1144番地
94
3
15
長井崎中学校 昭和56年4月 沼津市内浦重須字洞畑453番地
74
3
17
原 中 学 校 昭和22年4月 沼津市原576番地
456
14
32
浮島中学校 昭和22年4月 沼津市平沼849番地
114
5
16
門池中学校 昭和50年4月 沼津市岡一色657番地の1
339
12
33
今沢中学校 昭和50年4月 沼津市東原字下方通289番地の1
285
15
36
市立高中等部 平成15年4月 沼津市三枚橋字鐘突免673番地
239
6
16
47
3
17
4,980
174
452
戸田中学校 昭和22年4月 沼津市戸田875番地
計
小・中学校児童生徒数及び学級数
平成28年5月1日現在
児
童
生
女
徒
数
校 種
学 校 数
小学校
24校
4,605
4,525
9,130
345
中学校
18校
2,560
2,420
4,980
174
計
42校
7,165
6,945
14,110
519
男
35
計
学 級 数
電話/FAX
962-1551
962-1541
962-1552
962-2118
931-1553
931-1552
931-1554
931-1586
921-1555
921-4099
962-1556
962-1730
921-1558
921-1990
921-1557
921-2622
931-3017
931-3672
966-4229
966-4271
931-5021
931-5029
941-3111
941-3112
966-0138
966-1612
966-2040
967-1404
923-3900
923-3963
966-9981
966-9982
924-8000
921-7313
0558-94-3055
0558-94-3513
3.通学区域一覧表
中学校校区 小学校校区
第
第
一
二
三
第
四
五
区
域
一
第
二
小
本字出口町(一部)、仲町、浅間町(一部)、魚町、通横町、鵰町、新町、本
字仲町、本字浅間町、本字新町、本町、下本町、大門町、東宮後町、旭町、
本字下小路町、本字宮町、春日町、蓼原町、蛇松町、本蛇松、本字下河原町、
本字下河原街出口、下河原町、本字下一丁田、本字千本郷林、本字千本(一
部)、本字郷林添、千本常盤町、本字松下七反田、千本港町、本字千本港口、
千本東町、千本西町、千本中町、本字前田、常盤町一丁目、常盤町二丁目、
常盤町三丁目、千本緑町一丁目、千本緑町二丁目、千本緑町三丁目、幸町
千
本
小
三
我入道秋葉町、我入道外新田、我入道稲荷町、下香貫牛臥、下香貫山宮前、
我入道江川、我入道南条寺、下香貫塩場、下香貫前原(一部)、下香貫浜田、
下香貫善太夫、下香貫上障子(一部)、下香貫下障子(一部)、善太夫西原、
我入道津島町、下香貫島郷、下香貫塚田(一部)、下香貫大久保(一部)、下
小
香貫柿原、我入道浜町、我入道八間割、我入道蔓陀ケ原、我入道浜方、我入
道林町、我入道東町、我入道一本松町、下香貫汐入(一部)、下香貫樋ノ口
(一部)
、上香貫蔓陀ケ原、西島町(一部)、上香貫三貫地、上香貫槇島町(一
部)
貫
小
下香貫石原、下香貫藤井原、下香貫矢丸、下香貫木ノ宮、下香貫前角、下香
貫猪沼、下香貫前原(一部)、下香貫上障子(一部)、下香貫下障子(一部)、
下香貫塚田(一部)、下香貫大久保(一部)、下香貫清水、下香貫馬場、下香
貫西村、下香貫上ノ原、下香貫給田、下香貫塩満、下香貫七面、下香貫林ノ
下、下香貫汐入(一部)、下香貫樋ノ口(一部)、下香貫宮脇(一部)、下香貫
宮原(一部)
、下香貫山ノ根、下香貫八重、下香貫八重原、下香貫楊原、下香
貫六反、下香貫外原、上香貫二瀬川町(一部)、上香貫九十九洞、上香貫八
重、上香貫坂口、上香貫鉛山、上香貫長洞(一部)、上香貫東坂、上香貫仰天
峰、上香貫三ノ洞、上香貫手城山、香貫が丘
小
市場町、上香貫長洞(一部)、上香貫切通、住吉町、三園町、玉江町、上香貫
東本郷町、上香貫槇島町(一部)、上香貫宮原町、上香貫獅子路、上香貫一ノ
洞、上香貫二ノ洞、山ヶ下町、本郷町、上香貫三園町、南本郷町、中原町、
上香貫南本郷町、御幸町、吉田町、中瀬町、黒瀬町、上香貫二瀬川町(一部)、
下香貫宮脇(一部)、下香貫宮原(一部)、西島町(一部)
中 第
中
中
香
第
学
本字出口町(一部)、本字出口町見付外、浅間町(一部)、本白銀町、白銀町、
末広町、添地町、西条町、上土町、本錦町、本丸子町、錦町、丸子町、八幡
小 町、市道町(一部)、真砂町(一部)、町方町、本字下中溝、大手町一丁目(一
部)、大手町二丁目、大手町三丁目、大手町四丁目、大手町五丁目、東間門
(一部)
第
第
通
中 第
四
本字千本(一部)、本松下、本西松下、松下町、西間門三丁目、西間門(一
部)、東間門一丁目、東間門二丁目、東間門三丁目、東間門(一部)、市道町
(一部)、真砂町(一部)
第
五
小
泉町、庄栄町、山王台(一部)、三枚橋町、杉崎町、新宿町、三枚橋杉崎町、
平町、三枚橋荒田、三枚橋竹ノ岬(一部)、三枚橋日ノ出町、日の出町、富士
見町、三芳町、米山町、五月町、北高島町(一部)、大岡〔自由ヶ丘(一部)、
高田(一部)
、竹ノ岬(一部)、大岡団地(一部)、日吉(一部)、泉町(一部)、
富士町(一部)〕、大手町一丁目5番
開
北
小
高島町、高沢町、高島本町、双葉町、本田町、寿町(一部)、北高島町(一
部)、沼北町一丁目、沼北町二丁目、西沢田(一部)
中
36
中学校校区 小学校校区
片
金
浜
岡
岡
学
区
域
中 片
浜
小
大諏訪、小諏訪、西間門(一部)、西間門二丁目、松長
金
岡
小
神田町、寿町(一部)、沢田(一部)、高尾台、筒井町、中沢田(一部)、西熊
堂(一部)
、東熊堂(一部)、松沢町、岡宮(一部)、柳町、豊町、足高、江原
町、沢田町、若葉町、花園町(一部)
沢
田
小
沢田(一部)、新沢田町、駿河台、高砂町、中沢田(一部)、西熊堂(一部)、
西沢田(一部)、東沢田、東熊堂(一部)
小
三枚橋竹ノ岬(一部)、大岡〔石田ヶ丘(一部)、駅前町、自由ヶ丘(一部)、
上石田(一部)、木瀬川(一部)、平和郷(一部)、下石田(一部)、仙岳町、
太田町、高田(一部)、竹ノ岬(一部)、富士通、中石田、富岳町、富士町(一
部)
、沼平町、日吉(一部)、大岡団地(一部)、泉町(一部)〕、岡一色(一部)
大岡南小
大岡〔石田ケ丘(一部)、木瀬川(一部)、平和郷(一部)、下石田(一部)、
日吉(一部)、大岡団地(一部)〕、山王台(一部)
中
大
大
通
岡
中
静
浦
中 静
浦
小
江浦、獅子浜、多比、口野、志下、馬込
愛
鷹
中 愛
鷹
小
青野(一部)、鳥谷、西椎路、東原、東椎路、宮本、柳沢(一部)
大
平
中 大
平
小
大平
内
浦
小
内浦〔小海、重須、重寺、長浜、三津〕
西
浦
小
西浦〔足保、江梨、河内、木負、久連、久料、古宇、立保、平沢〕
小
原〔新田、西町、東町(一部)、一本松、六軒町〕、植田、西添町、桃里、一
本松、根古屋(ニュータウン原)、原町中一丁目、原町中二丁目、原町中三丁目
長井崎中
原
中
原
原
東
小
大塚(一部)、原〔東町(一部)〕、青野(一部)、柳沢(一部)
浮
島
中 浮
島
小
根古屋(ニュータウン原を除く)、井出、平沼、石川、西野
門
池
中 門
池
小
共栄町、北園町、岡一色(一部)、花園町(一部)、宮前町、緑ヶ丘、岡宮(一
部)、大岡〔上石田(一部)、北小林、南小林、柏葉尾〕、小林台
今
沢
中 今
沢
小
今沢、北今沢、大塚(一部)
戸
田
中 戸
田
小
戸田、井田
※(一部)については、多校区に属するため、学校区基準ファイルリストによる地番を参照のこと。
※なお、翌年度の小・中学校入学該当者(幼稚園、保育園の年長児等・小学校6年生)及び市外から
の転入者並びに通学区域を異にする転居をした者等のうち、条件を満たす者については、隣接する
通学区域の学校を選択することができる。
37
4.学 校 施 設
〔小
学
平成28年5月1日現在(単位:㎡)
校〕
校
舎
等
屋 内 運 動 場
木 造
964
非木造
現
況
校
合 計 木 造
校
舎
学 校 名
非木造
合 計
地
の
現
校
舎
運 動 場 敷
地 合
そ の 他
況
計
プール
形個数
25m 1
小 1
25m1
小 1
25m1
小 1
25m 1
小 1
1,109
1,109
5,859
5,859
第 一 小 学 校
11,815
9,324
21,139
1,382
1,382
6,084
6,084
第 二 小 学 校
12,251
6,665
18,916
981
981
7,728
7,728
第 三 小 学 校
8,748
10,174
18,922
1,062
1,062
6,772
6,772
第 四 小 学 校
6,960
10,606
17,566
938
938
7,596
7,596
第 五 小 学 校
8,639
10,264
18,903
25m 1
875
875
6,211
6,211
開 北 小 学 校
9,092
6,064
15,156
25m 1
823
823
4,362
4,362
千 本 小 学 校
4,628
5,587
10,215
25m 1
1,472
1,472
6,597
6,597
片 浜 小 学 校
10,146
13,131
23,277
1,241
1,241
8,076
8,076
金 岡 小 学 校
10,220
12,512
22,732
1,043
1,043
6,175
6,191
大 岡 小 学 校
10,220
11,484
21,704
25m 1
小 1
25m 1
小 1
25m 1
小 1
1,100
1,100
7,983
7,983
愛 鷹 小 学 校
11,436
14,733
26,169
25m 1
720
720
23
4,248
4,271
大 平 小 学 校
13,250
6,655
19,905
60
1,024
40
2,843
2,883
内 浦 小 学 校
7,976
7,962
15,938
25m 1
小 1
25m 1
小 1
1,196
1,196
2,728
2,728
西 浦 小 学 校
3,251
8,357
11,608
25m 1
1,097
1,097
7,353
7,353
原 小 学 校
10,500
16,444
26,944
25m 1
1,156
1,156
3,861
3,861
浮 島 小 学 校
11,383
4,366
15,749
25m 1
924
924
6,500
6,500
香 貫 小 学 校
15,700
12,820
28,520
913
913
6,689
6,689
門 池 小 学 校
10,900
7,956
18,856
932
932
6,584
6,584
今 沢 小 学 校
21,039
9,885
30,924
25m 1
1,146
1,146
6,057
6,057
沢 田 小 学 校
9,157
8,806
17,963
25m 1
小 1
1,242
1,242
6,245
6,245
原 東 小 学 校
10,272
12,804
23,076
25m 1
1,112
1,112
6,603
6,603
大岡南小学校
12,586
11,387
23,973
3,422
3,422
戸 田 小 学 校
3,991
3,080
7,071
※1
25m 1
小 1
79
136,576
136,655
合 計
234,160
221,066
455,226
0.06
99.94
100
率(%)
51.44
48.56
100
964 22,524 23,488
4.10
の
95.90
100
16
※1 戸田教職員住宅敷地を含む
38
25m 1
小 1
25m 1
小 1
25m22
小 13
〔中
学
平成28年5月1日現在(単位:㎡)
校〕
校
舎
等
屋 内 運 動 場
木 造
非木造
の
現
況
校
校 舎(部室含む)
合 計 木 造
非木造
合 計
学 校 名
地
の
現
校
舎
運 動 場 敷
地 合
そ の 他
況
計
プール
形個数
1,420
1,420
4,073
4,073
第 一 中 学 校
10,439
7,046
17,485
1,519
1,519
4,528
4,528
第 二 中 学 校
9,622
5,749
15,371
1,769
1,769
8,580
8,580
第 三 中 学 校
18,739
13,309
32,048
25m 1
1,555
1,555
6,358
6,358
第 四 中 学 校
7,660
11,652
19,312
25m 1
2,240
(格技室を含)
2,240
8,312
8,312
第 五 中 学 校
14,265
15,755
30,020
25m 1
1,001
1,001
3,804
3,844
片 浜 中 学 校
10,831
4,799
15,630
25m 1
※1
997
997
7,159
7,159
金 岡 中 学 校
18,190
7,863
26,053
25m 1
1,767
1,767
6,886
6,886
大 岡 中 学 校
13,951
7,816
21,767
25m 1
908
908
6,042
6,051
愛 鷹 中 学 校
14,974
10,845
25,819
25m 1
1,210
1,210
4,793
4,793
大 平 中 学 校
16,380
9,800
26,180
25m 1
1,157
1,157
3,291
3,291
長井崎中学校
12,095
7,390
19,485
25m 1
1,851
(格技室を含)
1,851
7,355
7,355
原 中 学 校
24,832
7,203
32,035
25m 1
779
779
3,964
3,975
浮 島 中 学 校
12,658
4,711
17,369
25m 1
1,359
1,359
6,380
6,380
今 沢 中 学 校
18,308
12,960
31,268
25m 1
1,190
1,190
7,601
7,601
門 池 中 学 校
10,810
15,274
26,084
25m 1
986
986
15
2,929
2,944
戸 田 中 学 校
5,094
4,152
9,246
※2
21,708 21,708
75
92,055
92,130
合 計
218,848
146,324
365,172
0.08
99.92
100
率(%)
59.93
40.07
100
100
100
40
9
11
25m 1
25m 14
※1 防衛庁補助による地区体育施設(スポーツ振興課所管)
※2 戸田教職員住宅敷地を含む
平成28年5月1日現在(単位:㎡)
〔小 中 一 貫 学 校〕
校
舎
等
屋 内 運 動 場
木 造
非木造
の
現
況
校
校 舎(部室含む)
合 計 木 造
非木造
1,294
1,294
9,052
100
100
100
学 校 名
合 計
9,052 静浦小中一貫学校
100
率(%)
39
地
の
現
校
舎
運 動 場 敷
地 合
そ の 他
況
計
13,885
16,245
30,130
46.08
53.92
100
プール
形個数
25m 1
小 1
5.校区別就学前児童数
年 齢
校 区
5 歳
平成28年5月1日現在
4 歳
3 歳
2 歳
1 歳
0 歳
第
一
小
33
39
40
34
36
32
第
二
小
29
39
35
32
24
23
第
三
小
65
59
65
42
57
63
第
四
小
69
64
52
56
45
61
第
五
小
92
84
83
77
56
67
開
北
小
72
58
63
52
63
42
千
本
小
10
11
15
10
10
8
片
浜
小
60
58
71
54
57
59
金
岡
小
112
83
88
109
103
93
大
岡
小
58
76
61
73
73
54
30
26
24
29
24
15
静 浦 小 中 ( 小 )
愛
鷹
小
128
119
104
111
109
90
大
平
小
24
17
24
26
16
19
内
浦
小
10
7
6
7
4
3
西
浦
小
8
7
9
7
7
5
小
106
95
90
90
93
115
原
浮
島
小
38
32
33
28
34
25
香
貫
小
82
78
80
62
67
81
門
池
小
189
153
171
146
165
159
今
沢
小
45
39
46
41
36
28
沢
田
小
73
74
67
68
68
65
原
東
小
45
29
31
46
33
54
小
87
92
103
94
77
84
小
6
9
9
6
3
5
1,471
1,348
1,370
1,300
1,260
1,250
大
戸
岡
南
田
計
40
6.就 学 援 助
教育の機会均等を確保するため、就学援助については各種の施策を講じているが、要保護及び準要
保護者に対しては就学援助関係法令に基づいて、教育委員会が援助費を支給している。また、育成学
級に通学する児童生徒に対しても奨励費を支給している。
(単位:人・円)
平成27年度 就学援助費決算額
学 校
学用品費等
人数
金 額
新入学学用品費等
人数
金 額
修学旅行費
人数
学校給食費
金 額
人数
通 学 費
金 額
人数
医 療 費
金 額
人数
合 計
金 額
人数
金 額
小学校
962 11,563,878 121
2,476,870 171 4,337,223
814 37,791,507
0
0
55
394,348 2,123
56,563,826
中学校
732 13,831,823 162
3,815,100 191 9,192,022
530 28,929,279
0
0
23
151,133 1,638
55,919,357
計
1,694 25,395,701 283
6,291,970 362 13,529,245 1,344 66,720,786
0
0
78
545,481 3,761 112,483,183
(単位:人・円)
平成27年度 特別支援教育就学奨励費決算額
学 校
学用品費等
人数
金 額
新入学学用品費等
人数
金 額
修学旅行費
人数
学校給食費
金 額
人数
小学校
56
264,650
10
102,350
7
73,080
中学校
30
212,323
8
94,200
11
計
86
476,973
18
196,550
18
金 額
通 学 費
人数
合 計
金 額
人数
金 額
56 1,300,728
14
473,910
143
2,214,718
254,932
30
848,389
10
255,720
89
1,665,564
328,012
86 2,149,117
24
729,630
232
3,880,282
7.進学と就職
(単位:人)
中学校(平成27年度卒業生)
卒 業 生 総 数
区分
学校名
男
女
進
計
男
学
者
女
就 職・その他
計
男
女
計
第
一
中
11
22
33
11
22
33
0
0
0
第
二
中
24
18
42
23
18
41
1
0
1
第
三
中
108
100
208
106
100
206
2
0
2
第
四
中
67
56
123
65
56
121
2
0
2
第
五
中
83
85
168
82
85
167
1
0
1
片
浜
中
30
26
56
30
25
55
0
1
1
金
岡
中
93
71
164
91
71
162
2
0
2
大
岡
中
83
90
173
82
90
172
1
0
1
静浦小中(中)
21
22
43
21
22
43
0
0
0
愛
鷹
中
81
53
134
81
53
134
0
0
0
大
平
中
16
25
41
16
25
41
0
0
0
中
13
14
27
13
14
27
0
0
0
中
77
75
152
76
75
151
1
0
1
長 井
崎
原
浮
島
中
18
25
43
18
25
43
0
0
0
門
池
中
52
61
113
52
61
113
0
0
0
今
沢
中
51
39
90
50
39
89
1
0
1
市立高中等部
22
58
80
22
58
80
0
0
0
6
6
12
6
6
12
0
0
0
856
846
1,702
845
845
1,690
11
1
12
戸
田
計
中
41
8.教 育 研 修
教職員研修センター(かいこう舎)
「明日の社会を担う『夢ある人』づくり」の実現に向けて、沼津市の子どもに質の高い教育を提供し
ていく必要がある。そのために、教職員の専門職としての研修を充実させ、資質向上を図ることを目
的として平成23年4月1日に設置した。
1 概 要
⑴ 施 設
◦所在地:〒410‐0881 沼津市八幡町97 青少年教育センター3階
◦電 話:951‐3425 FAX:951‐7355
⑵ 人 員
所長1人、指導主事2人
統括研修師範1人(常勤臨時嘱託)
、研修師範5人(常勤臨時嘱託3人、非常勤職員2人)
、事務員1人
2 業 務 内 容
⑴ 「沼津市教職員研修計画」に基づいた研修・研修会の運営、プログラムの作成
教職員自らが課題解決のために主体的に研修できるよう、学校や教職員のニーズにきめ細かく
対応するプログラムを作成し支援する。
ア センター主催研修(集合研修)
教職員経験、年齢に応じて資質向上をめざした育成研修の中の集合研修。
若手教員研修は、校長会と連携し、採用5年目までの教職員としての基礎的素養をはぐくむ。
◦管理職研修 ◦中堅教員研修 ◦若手教員研修 ◦臨時的任用教職員研修
◦指導主事研修 ◦初任者研修拠点校及び特例校指導員研修 ◦産育休復帰者研修 等
イ 訪問研修(個別指導)
教職員経験、年齢に応じて資質向上をめざした育成研修の中の訪問研修。
研修師範による訪問指導を実施する。平成25年度より、特別支援教育担当研修師範による指
導を行う。
◦若手教員研修 ◦新任校長研修 ◦中堅教員研修 ◦臨時的任用教職員研修 等
ウ かいこう舎講座(自主参加)
教職員のニーズに応じて参加できる研修で、自主参加を原則とする。
〈シリーズ研修〉
◦授業づくり講座 ◦道徳授業づくり講座 ◦法令研修講座
◦教育課程講座 ◦特別活動講座 ・学校経営講座 ◦学校運営講座
〈テーマ研修〉
◦生徒指導講座 ◦論文作成講座 等
エ 研修支援サポート
沼教振等が進めている研修や校内研修のサポート、かいこう舎職員の講師派遣、要望に応じ
た講師紹介、教科等の自主研修会のサポート、計画訪問における指導案分析等のサポートを行う。
⑵ 研究・調査・統計、資料提供
◦中堅教員や若手教員の育成研究
◦全国学力・学習状況調査の結果分析(検証改善委員会の運営)
42
◦本舎に蓄積している資料等の提供
⑶ 沼津市教育研究奨励賞の選考
沼津市教育委員会は、奨励制度により市内小・中学校教職員の研究意欲を高めるとともに、そ
の研究実践の質的向上を図り、沼津市の学校教育の健全な発展を目指している。
〈研究奨励制度の要項〉
① 研究は個人を対象とし、単独の自主的研究を主体とする。研究は実践に基づいたものを重
視する。
② 対象は、沼津市立の小・中学校及び幼稚園に勤務する教職員とする。
③ 受賞者を発表するとともに、表彰式を行い、表彰状と記念品を授与する。
平成27年度は23人の応募があり、優秀賞3人、優良賞5人、奨励賞15人であった。
9.特別支援教育について
特別支援教育とは、これまでの特殊教育の対象ではなかったLD、ADHD、高機能自閉症などで通
常学級に在籍する場合も含め、障害のある児童生徒に対し、その一人一人の教育的なニーズを把握し、
当該児童生徒の持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するために、適切な教育や指導
を通じて必要な支援を行うものである。特性・個性の強い子ども達が、自信を持って社会の中で生き
ていくために、出来るだけの手助けをしていく教育のことである。
現在、沼津市では、通常学級に在籍する特別な教育的支援が必要な児童生徒は、小中学校で3~6%
程度存在すると見込まれているが、各学校では特別支援教育コーディネーターを中心に特別支援校内
委員会を設置し、該当児童生徒の支援計画を作成して、継続的支援を行っていく体制を整備している。
また、臨床心理士等を含む専門家チームが巡回相談を通じて、より専門的な立場からそれぞれの学校
に助言を行っている。
なお、平成20年度には原東小学校に、平成23年度からは第四小学校にも通級指導教室「おひさま」
を開設し、市内全域の通常学級に在籍する発達障害の児童の指導を2校で行っている。
10.育成学級・通級指導教室
昭和31年、第四小学校に初めて特殊学級を設置以来、本市では育成学級の整備充実に努めてきた。
平成28年度には門池小学校に育成学級が新設され、現在では、小学校15校、中学校6校で162人の児童
生徒が在籍し、着々とその成果を上げている。また、昭和45年4月には第二小学校に言語治療教室を
設置、その後第三小学校に難聴教室(児童数減少により、現在は一時閉鎖中)
、平成20年4月に原東小
学校に発達障害に係る通級指導教室を設置するなど、通常学級に在籍する障害のある児童のための特
別な指導体制を整えてきた。さらに平成23年4月には第四小学校に通級指導教室を1クラス開設した。
なお、
「育成教育・育成学級」という名称は、国の「特別支援教育・特別支援学級」のことで、この
名称は平成9年度から用いている沼津市独自の名称である。
このほか、本市においては育成教育の研究会があり、講演会や事例研究をとおして障害のある子ど
もを正しく理解したり、実践発表の場を持つなど研修会を開き、教職員の質的向上を図っている。さ
らに、子育て支援課をはじめとして、沼津教育振興会、沼津市手をつなぐ育成会などの協力団体とも
連絡をとりあって、活発な活動を進めている。
43
平成28年度 沼津市育成学級等設置校一覧表
【小 学 校】
学 校 名
平成28年5月1日現在
種別
学級数
児 童 数
設立年月日
弱視
0
男0 女0 計0
S46.4
H17~休級
備 考
知的
1
男4 女1 計5
S37.4
H10~休級 H13~再設
知的
1
男3 女2 計5
S47.4
情緒
1
男2 女1 計3
H14.4
知的
1
男1 女4 計5
S31.6
S50.4
H15.4.1
第
一
小
学
校
第
三
小
学
校
第
四
小
学
校
情緒
1
男2 女1 計3
第
五
小
学
校
情緒
1
男4 女0 計4
開
北
小
学
校
知的
1
男2 女2 計4
H22.4
千
本
小
学
校
弱視
0
男0 女0 計0
H18.4.1
片
浜
小
学
校
知的
0
男0 女0 計0
S49.4
H14~休級 H15~再設 H26~休級
情緒
1
男4 女1 計5
H4.
4
H11~休級 H18~再設
知的
1
男4 女2 計6
S34.4
情緒
1
男3 女0 計3
H2.
4
金
岡
小
学
校
大
岡
小
学
校
H5~休級 H11~再設
H24~休級
知的
1
男2 女2 計4
S48.4
H12~休級 H13~再設
情緒
0
男0 女0 計0
S57.4
H27~休級
静浦小中一貫学校(静浦小学校) 知的
1
男4 女0 計4
H22.4
愛
鷹
原
門
小
学
小
池
学
小
学
校
知的
1
男1 女1 計2
H16.4.1
校
知的
1
男1 女6 計7
S47.4
知的
1
男1 女2 計3
H28.4
校
情緒
1
男3 女1 計4
H28.4
知的
2
男9 女7 計16
H10.4
情緒
1
男4 女2 計6
H10.4
今
沢
小
学
校
病弱
0
男0 女0 計0
H10.4
西
浦
小
学
校
知的
1
男1 女0 計1
H23.4
戸
田
小
学
校
知的
0
男0 女0 計0
H17.4
校
知的
1
男4 女1 計5
H25.4
種別
学級数
生 徒 数
設立年月日
大
岡
南
小
学
H14~休級
H23~休級
【中 学 校】
学 校 名
備 考
第
一
中
学
校
知的
1
男3 女2 計5
S41.4
H13~休級 H17~再設
第
三
中
学
校
知的
0
男0 女0 計0
S48.4
H9~休級 H14~再設 H19~休級
知的
1
男1 女6 計7
S33.4
情緒
1
男3 女1 計4
S54.4
知的
2
男6 女4 計10
S39.4
情緒
1
男0 女1 計1
H4.
4
知的
1
男4 女3 計7
H19.4
知的
4
男13 女10 計23
H11.4
情緒
2
男8 女1 計9
H11.4
静浦小中一貫学校(静浦中学校) 知的
1
男0 女1 計1
H23.4
戸
知的
0
男0 女0 計0
H20.4
種別
学級数
児 童 数
設立年月日
S45.4
第
四
中
学
校
金
岡
中
学
校
大
岡
中
学
校
今
沢
中
学
校
田
中
学
校
H11~休級 H22~再設
H23~休級
【通級による指導校】
学 校 名
第
二
小
学
校
言語
2
男33 女14 計47
原
東
小
学
校
発達
1
男23 女3 計26
H20.4
第
四
小
学
校
発達
1
男24 女4 計28
H23.4
44
備 考
11.教科等指導リーダー・研究員制度
◦市内、小・中学校教員から教科等別に教科等指導リーダー及び教科研究員を委嘱する。
◦教科等指導リーダー・研究員は研究チームを構成し、教科指導の研究を行う。
◦教科等指導リーダーは、当該年度に1校以上学校訪問を実施し、訪問校において訪問校の教員と
ともに研究授業を参観し、その後、校内研修会に参加して協議の中で助言等を行う。
◦研究チームは、その成果発表の場の一つとして年度に1回の授業公開を行い、教科等の研修の機
会を提供する。
◦研究チームは年度末に1年間の研究成果をまとめて報告書を提出する。教育委員会は、その報告
書を冊子にまとめ、市内小・中学校に配布する。
12.各 種 事 業
児童生徒が日常で習得した成果を発表す
る場として、下記のように各種の事業を開
催する。
① 第29回児童生徒研究作品展(H28.9)
◦日頃の学習や活動を発展させ、創る
喜びや調べる喜びを体得したり、社
会の様子について理解したりする。ま
た、科学に対する探究心を養い、創
造性を豊かにする。
◦出品作品は校内審査を経て、約500点
が出品される。児童生徒の限りない
夢と創造性が集結された楽しい展示
会である。
小・中学校美術展
② 第65回中学校英語弁論大会(H28.9)
◦市内各中学校から選出された生徒によって英語の弁論を行うものである。
◦題材は教科書に準ずる英文または自作の英文で、上位入賞者(自作のみ)は東部大会へ出場する。
③ 第67回中学校連合音楽会(H28.10)
◦音楽の表現や鑑賞の能力を高め、豊かな人間性を養うとともに、歌う楽しさや演奏する喜びを
味わうために毎年開催している。
◦市内公立中学校が、それぞれ合唱を発表する。
④ 第68回小・中学校美術展(H29.1)
◦出品種目は絵画・工作・版画・工芸・彫塑・デザイン・書写など、平常学習時における優秀作
品について校内審査のうえ出品する。
◦会期は二日間で、出品点数は図工・美術が約3,000点、書写が約450点である。
⑤ 第34回小・中学生科学研究奨励賞(H28.10)
◦優れた科学研究を賞揚し、さらに、研究心の向上発展を期する。
◦児童生徒研究作品展に参加した理科研究、各種団体の主催する科学研究発表会に参加した研究
の中から8点程度が選考され、教育長から表彰される。
45
13.学 校 保 健
学校保健会が、学校保健の進展を図り、その施策に寄与する目的をもって各部会を組織し、保健思
想の普及啓発、学校における保健施設または経営に対する努力、学校保健に関する調査研究、学校保
健関係者の指導及び研修、学校保健資材のあっせん等の活動を展開し実績をあげている。
学校保健会事業(平成27年度)
⑴ 校医部会
◦ 定期健康診断(結核健診)の実施
◦ 各種検診の実施
◦心電図(心臓)検診
◦生活習慣病予防検診等検診事業の推進
◦市内小中学生の尿検査・腎臓検診の推進 腎臓検診判定委員会の開催
◦脊柱側彎検診の実施
◦ 就学時健康診断の実施
◦ 講演会の開催及び参加
◦ 各種検診事業についての研修会
◦ 各種研究大会への参加
◦関東甲信越静学校保健研究大会
⑵ 校歯科医部会
◦ 定期健診の実施
◦ 就学時健康診断の実施
◦ カラーテスターによる歯みがき指導
学校歯科医、学校長、養護教諭のもとに歯の衛生予防検診を行う。その一環として学校給
食後の歯みがき指導を行う。
◦ 「歯の衛生週間」関連行事の実施
ア 歯科衛生に関する図画・ポスターの募集及び優秀作品の表彰・展示
目的:「むし歯予防」をテーマに、図画・ポスターの制作を通して衛生思想の向上を図る。
対象:市内小・中学校児童生徒
表彰:小学校低学年(図画)、同高学年・中学校(ポスター)の各部門に分けて3点ずつ、計
9点を選び表彰する。
展示:全作品
イ 歯科保健優良校の表彰
日頃の歯の保健衛生活動の成果をまとめて、その中から優良校を選び表彰する。
◦ 歯科検診と治療
◦ 関東甲信越静学校保健研究大会への参加
⑶ 校薬剤師部会
◦ 市内小学生のぎょう虫卵検査
◦ 市内小・中学校のプール水の水質検査
◦ 中学1年生及び小学校高学年(5・6年生)を対象とした薬学知識の普及及びその研修会
(薬物乱用防止講座・薬学講座)
46
◦ 学校薬剤師・養護教諭を対象とした研修会
◦ 給食室の定期検査
⑷ 校長部会
◦ 定期健康診断についての学校毎の指導
ア 学校毎の健康診断の計画・準備と実施、事後指導
イ 学校保健安全計画並びに保健室経営、保健だより等の指導
◦ 教職員対象の普通救命講習の実施
◦ 学校保健委員会の組織と運営
◦ 就学時健康診断の実施
◦ 各種研究大会への参加
関東甲信越静学校保健研究大会
⑸ 保健主事部会
◦ 定期健康診断の実施についての連絡調整
◦ 学校保健委員会の企画と運営
◦ 食物アレルギーについての研修
◦ 性教育の推進
◦ 研修会、研究会への参加及び研修視察
ア 関東甲信越静学校保健研究大会
イ 2部合同研修会(学校保健部)
◦ 教職員対象の普通救命講習の実施(学校保健部会と合同)
◦ 就学時健康診断の実施についての連絡調整
⑹ 学校保健部会
◦ 定期健康診断の実施
◦ 尿検査、ぎょう虫卵検査、心臓検診、生活習慣病検診の実施並びに協力
◦ 学校保健委員会の企画と運営
◦ 沼津市学校保健会養護教諭研修会の実施
◦ 研修会、研究会への参加及び研修視察
ア 関東甲信越静学校保健研究大会
イ 生徒保健委員研究発表会
◦ 就学時健康診断の実施についての連絡調整
◦ 性教育の推進
◦ 学校保健統計資料「すこやか」の編集
⑺ 給食部会
◦ 講演会の実施
◦ 研修会、研究会への参加及び研修視察
ア 静岡県学校給食研究大会
イ 関東甲信越静学校保健研究大会
ウ 授業実践研修会
47
14.学校管理下の災害
(平成27年度)
⑴ 月別災害発生状況
(件)
110
小学校
100
中学校
市立高
90
80
70
60
50
40
30
20
10
件数
月
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
合 計
小 学 校
38
68
56
42
4
61
92
56
45
45
55
39
601
中 学 校
40
57
68
56
27
63
70
43
46
47
39
41
597
市 立 高
7
5
4
3
3
2
2
1
0
4
2
5
38
⑵ 災害発生件数
(件)
160
小学校601件
140
中学校597件
市立高 38件
120
100
80
60
40
20
件 数
159
148
71
51
22
10
3
8
50
14
61
597
高
6
11
8
2
0
1
0
0
0
0
10
38
の
部 位
計
他
撲
折
48
合
中
そ
601
頭 部 外 傷
40
目 の け が
15
割創・刺傷
55
傷
7
熱
8
折
55
歯
30
(含擦過傷)
裂傷・切傷
82
挫創・挫傷
106
打
89
捻挫・脱臼・突指
114
骨
小
⑶ 管理下別発生件数
小
項目
体
学
習
時
そ
の
他
高
5
0
理
科
3
2
0
技 術 ・ 家 庭
4
5
0
そ
の
他
18
7
1
ク
ラ
ブ
6
0
0
動
8
16
0
掃
15
10
0
他
3
1
0
足
6
1
0
級
活
の
運
動
会
2
5
1
そ
の
他
9
14
1
間
128
51
2
休
校
立
7
遠
下
市
図 工 ・ 美 術
そ
登
校
6
清
時
学
142
(学校行事を除く)
憩
中
137
学
休
校
育
特 別 活 動
学 校 行 事
学
憩
時
昼
休
み
111
40
0
始
業
前
49
8
0
終
業
後
12
6
1
そ
の
他
17
3
0
登
校
時
36
2
1
下
校
時
30
6
1
部
活
動
273
24
⑷ 日本スポーツ振興センター災害共済給付金支給内訳
負傷・ 疾病
障
害
(単位:円)
死
亡
計
小
学
校
3,414,250
0
0
3,414,250
中
学
校
6,812,785
0
0
6,812,785
市
立
高
1,354,139
0
0
1,354,139
市 立 幼 稚 園
0
0
0
0
11,581,174
0
0
11,581,174
合 計
49
15.学 校 給 食
本市学校給食は、昭和22年に開始以来68年目を迎え、現在、小学校は24校全部と、中学校18校のう
ち17校が完全給食で、残り1校は牛乳のみ給食している。
調理場は単独校調理場(17校)、共同調理場(10か所24校)で実施している。平成12年5月に開設し
た第五中学校共同調理場及び平成17年1月に開設した第三中学校共同調理場、平成19年1月に開設し
た第四小学校共同調理場、平成26年度に開設した静浦小中一貫学校単独調理場は、フルドライシステ
ムにより、衛生管理の充実が図られている。また、第三中学校共同調理場、第五中学校共同調理場、
大平小学校共同調理場、第四小学校共同調理場及び原小学校共同調理場では調理業務を民間委託し、
学校栄養士の指示の下に、日々の作業が行われている。燃料費と洗剤については昭和51年度から市費
で負担し、保護者の負担軽減を図っている。
また、平成2年7月に、静岡県学校給食会沼津支部を設立し、9月から業務を開始して、物資の品
質管理、価格の安定、物資購入事務及び支払い業務の合理化等を図った。
さらに、平成28年度は、栄養教諭9人が市内の8校に配置されている。
⑴ 実 施 状 況
平成28年5月1日現在
小 学 校(24校)
学 校 名
対象人員
第
一
小
第
二
小
第
三
小
第
四
小
第
五
小
開
北
小
千
本
小
片
浜
小
金
岡
小
大
岡
小
静浦小中一貫(小)
愛
鷹
小
大
平
小
内
浦
小
西
浦
小
原
小
浮
島
小
香
貫
小
門
池
小
今
沢
小
沢
田
小
原
東
小
大 岡 南 小
戸
田
小
合 計
309
213
442
532
499
365
58
440
787
422
178
693
162
52
66
660
236
535
732
370
386
336
571
86
9,130
中 学 校(18校)
専 従 者
栄養士
学 校 名
調理師
1
6
1
2
第四小で調理
1
民間委託
1
4
1
3
1
2
1
4
1
9
1
4
小中一校で共用
1
9
1
民間委託
1
2
2
2
民間委託
愛鷹小で調理
1
5
1
6
今沢中で調理
1
4
1
4
1
6
戸田中で調理
19
72
第
一
中
第
二
中
第
三
中
第
四
中
第
五
中
片
浜
中
金
岡
中
大
岡
中
静浦小中一貫(中)
愛
鷹
中
大
平
中
長 井 崎 中
原
中
浮
島
中
門
池
中
今
沢
中
中
等
部
戸
田
中
合 計
対象人員
146
125
548
298
413
197
606
530
85
384
94
74
456
114
339
285
239
47
4,980
専 従 者
栄養士
調理師
第一小で調理
第三中で調理
1
民間委託
第三中で調理
1
民間委託
第一小で調理
金岡小で調理
第五中で調理
1
3
1
4
大平小で調理
1
2
原小で調理
愛鷹小で調理
1
4
1
6
牛乳給食
1
3
8
22
※対象人数は5月1日調べの在籍数です
50
⑵ 給
食
費
完全給食月徴収額 給食年間実施回数
小学校 4,600円(うち運営費20円)
182回
中学校 5,490円(うち運営費20円)
182回
1食あたり(運営費を含まない年間平均)
小
学
校 276円81銭
牛乳代  47円73銭
中
学
校 330円60銭
牛乳代  47円73銭
その他
その他
229円8銭
282円87銭
⑶ 研 究 状 況
栄養士部会では、次年度献立を年間分作成し、献立に基づいた指導資料・年間給食指導計画等
を提供している。
また、
「食に関する指導」について、給食主任・栄養教諭・栄養士を中心に計画的に研修を進め
たり、給食だよりや献立表の配布等を通して家庭との連携を図ったりしながら食育の推進に努め
ている。
⑷ 指 定 工 場
学校給食のパン、米飯、牛乳、麺は県教育委員会と県学校給食会がきびしい基準を定め、指定
している。また、指定工場の衛生検査、パン、米飯、牛乳、麺の品質検査等を適宜実施している。
製 パ ン 工 場 3工場(沼津市1・富士市1・函南町1)
米飯委託工場 1工場(沼津市1)
製 め ん 工 場 4工場(沼津市1・三島市2・富士市1)
牛 乳 工 場 1会社(函南町1)
51
沼津市立沼津高等学校・中等部
1.グランドデザイン
校
訓
教 育 目 標
「あゆみ」ビジョン
中1
中2
ステージ
Ⅰ
夢の基礎定着期
普通
クラス
普通
クラス
求 道
困難に立ち向かう勇気と行動力を持ち
挑戦心に富む個性豊かな生徒を育成する
あすへの ゆめを みつけよう
中3
高1
ステージ
高2
ステージ
Ⅱ
夢の基盤充実期
選抜
クラス
普通
クラス
一般入学生
Yクラス
Yコース
理系
文系
Gクラス
Gコース
総合
Y:国公立大・難関私立大
沼津市教育基本構想
Ⅲ
夢の発展・飛躍期
選抜
クラス
普通
クラス
高3
G:総合文系(就職~大学)
Do
3‐2-(1)「沼津市ならでは」の取組
6年間を見通した系統的・継続的指導
3‐3-(1)「学力保証」と学習意欲の向上
Plan
学校経営計画
① 教育活動全体を通じて、バランスの取れ
た心身の発達を促すため、特色ある個性
的な施策を企画し実行する。
② 中高一貫教育を効果的に展開するため、
実効性ある2-2-2ステージ制を構築
する。
③ 「命の教育」を徹底しながら学校生活の
安心安全を確保するとともに、自律的・
主体的な生活態度を養い、自己管理能力
を高める。
④ 特色あるキャリア教育を組織的・系統的
に再構築する。
⑤ 教職員研修の充実を進め、教育的実践
力・指導力を高め、さらには学校改善に
改革的意識を持って学校経営に参画す
る。
中等部の特色
質量ともに豊かな授業で学力向上
高校教員による専門性の高い授業
中高合同による学校行事(高校授業体験等)
6年一貫のキャリア教育、進路指導
自主・自立を重視する特別活動
高校生がサポートする部活動
海外研修(アメリカ・カラマズー市)
全校挙げての挨拶運動、ボランティア活動
ルール、マナー遵守の徹底
新しく整備された施設・設備
Check
① 学校評価アンケート
【保護者、生徒2回、教職員】
② 学校関係者評価委員会
【学校評議員会、学校評価会議】
高校の特色
進学対応の教育課程
小集団学習指導
習熟度別(数学・英語)
芸術・実技系授業(ソルフェージュ・体育)
TT(情報・英語・介護福祉基礎)
学校設定科目
演習科目・書道表現
中高合同部活動
海外ホームステイ研修
アメリカ・カラマズー市の訪問
キャリア教育の充実
一人ひとりを大切にした丁寧な進路指導
充実した施設、先進的教育機器
ボランティア活動(生徒会・部活動)
52
③ いじめ・体罰調査
④ 学校行事等事後評価
⑤ 年間教育活動計画の反省・職員
会議
Action
2.施設の概要
⑴ 所在地
沼津市三枚橋字鐘突免673番地
電話(921)0805(高等学校)
(924)8000(中 等 部)
⑵ 校 地
総 面 積 40,205㎡
運動場面積 23,362㎡
⑶ 校 長
川 口 孝 博(高等学校)
(※平成26年度より中等部校長兼務)
⑷ 校舎および建物
内 訳
普
通
教
室
棟
特
別
教
室
棟
体 育 館 ( 武 道 場 )、 弓 道 場
求
道
館
進 路 指 導 棟 ( 旧 )、 部 室
構 造
鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 造
鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 造
鉄骨鉄筋コンクリート造 他
鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 造
鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 造 他
面 積(延)
5,997㎡
6,366㎡
5,178㎡
1,018㎡
914㎡
3.教 職 員 数
1
1
1
43
31
74
3
平成28年5月1日現在
⑵ 中 等 部
男
女
計
2
2
3
計
1
1
1
1
5
6
合
1
臨時嘱託
(用務員)
1
技
術
補 助 員
1
平成28年5月1日現在
事
務
補 助 員
査
1
臨時嘱託
(事 務)
主
1
事 務 長
補
佐
8
4
12
事 務 長
1
外 国 語
指導助手
非 常 勤
講
師
1
1
1
臨時講師
24
17
41
養護教諭
諭
1
1
1
1
教
1
頭
男
女
計
教
長
副 校 長
校
⑴ 高等学校
校長
(兼) 教
頭
1
1
1
1
教
8
5
13
諭
養護教諭
臨時講師
1
1
0
非常勤講師
2
2
4
事務主査
1
1
計
13
8
21
4.生 徒 数
平成28年5月1日現在
⑴ 高等学校
課程別
学年
普 通 科
1
学級数 男
5
83
年
2
女
計 学級数 男
122 205
5
73
年
3
女
計 学級数 男
125 198
5
73
学年
生 徒 数
1
学級数 男
2
計
女
368
計
597
平成28年5月1日現在
⑵ 中 等 部
課程別
年
合
女 計 学級数 男
121 194 15
229
18
年
2
女
計 学級数 男
62
80
2
23
年
3
女
計 学級数 男
57
80
2
25
53
年
合
女 計 学級数 男
54 79
6
66
計
女
計
173 239
5.学 校 の 沿革
⑴ 沿革概要
昭和51.5.29 創立30周年記念式典
昭和21.
3.
10 沼津市立沼津第一中学校認可(校
52.3.10 グラウンド整備竣工
長事務取扱・沼津市長 勝亦干城)
57.12.17 進路指導棟竣工
21.
4.
20 開 校 式 ( 沼 津 市 東 熊 堂 字 横 道
61.11.14 創立40周年記念式典
496-3)校長 石内直太郎
23.
4.
1 沼津市立沼津高等学校となる
63.3.31 専攻科新校舎竣工
23.
6.
1 沼津市東熊堂869へ校舎移転
63.9.1 専攻科新校舎開校式
平成元.4.1 専攻科1学年定員30名
24.
3.
20 第1回併設中学校卒業式
25.
4.
1 学校法人沼津高等学校設立
2.4.1 1学年普通科6学級(1学級増)
26.
3.
15 第1回卒業式
3.4.1 商業科募集停止(2学級分)
1学年普通科7学級(1学級増)
卒業記念「求道」の碑建立
4.4.1 商業科募集停止(2学級分)
27.
4.
1 学校法人を廃し、再び沼津市立沼
5.3.31 商業科閉科
津高等学校となる 商業科設置
29.
7.
3 体育館竣工
5.7.1 霧ヶ峰高原学園にキャンプ場開設
32.
8.
8 石内直太郎校長逝去
8.10.15 創立50周年記念式典
37.
4.
2 新校舎定礎式
9.4.1 1学年普通科6学級(1学級減)
13.4.1 衛生看護科募集停止(1学級分)
(沼津市三枚橋字鐘突免673)
37.12.
3 新築移転式
14.4.1 衛生看護科募集停止(2学級分)
39.
5.
25 新体育館竣工
14.12.14 新校舎(普通教室棟、特別教室棟)
竣工
39.
9.
10 普通校舎増築竣工
15.3.31 衛生看護科閉科
39.
9.
21 弓道場竣工
霧ヶ峰高原学園廃止
40.
4.
1 衛生看護科設置
15.4.1 1学年普通科5学級(1学級減)
40.10.23 武道場竣工
41.
6.
8 特別校舎増築竣工
中等部開校(2学級)
41.11.21 霧ヶ峰高原学園竣工
校長 廣瀬裕人
16.2.29 初動負荷トレーニングマシン導入
42.
4.
1 社団法人 沼津市立沼津高等学校
16.4.1 専攻科募集停止
後援会設立
42.
8.
13 プール竣工
17.3.31 専攻科閉科
43.
4.
1 専攻科(衛生看護科)設置
18.3.18 中等部第1回卒業式挙行
43.12.15 女子更衣室竣工、特別教室(4階
18.4.20 創立60周年記念植樹
(ニュートンのリンゴの木)
部分)増築竣工
18.11.19 創立60周年記念講演会
44.11.15 特別教室(書道教室、その他)増
20.8.15 新体育館竣工
築竣工
45.
8.
1 別館(第二体育館、同窓会館)竣工
21.3.17 新部室竣工
49.
3.
1 プール観覧席竣工
22.3.31 新駐車場・駐輪場竣工
49.
8.
8 故石内直太郎校長胸像建立
24.3.30 求道館竣工
50.
6.
30 グラウンド防球ネット竣工
27.3.30 弓道場防矢ネット竣工
54
⑵ 歴代校長
代
初
2
3
4
5
6
7
8
9
代
初
2
3
氏 名
石 内 直 太 郎
渡 辺 竹 雄
大 木 謙
芳 賀 隆 三
土 居 良 太 郎
渡 辺 浅 夫
戸 谷 要 一
山 本 信 一 郎
笠 原 健 次 郎
沼津市立沼津高等学校
就 任
代
氏 名
昭和21.4.9
10
杉 原 濱 男
32.9.25
11
栗 栖 良 紀
39.4.1
12
清 水 洋 二
42.4.1
13
梶 節 夫
48.4.1
14
渡 邊 稔
53.4.1
15
田 中 保 幸
56.4.1
16
加 地 宗 雄
58.4.1
17
川 口 孝 博
(平成26年度より中等部校長兼務)
60.4.1
氏 名
廣 瀬 裕 人
渡 邉 勉
竹 内 重 延
沼津市立沼津高等学校中等部
就 任
代
氏 名
平成15.4.1
4
石 井 昌 實
17.4.1
5
川 口 孝 博(兼)
20.4.1
6.部活動名と所属生徒数
高等学校
部 活 動 名
男
道
11
14
剣
道
3
ー
柔
水
就 任
平成23.4.1
26.4.1
男
女
女
男
女
語
18
22
3
13
2
演
劇
6
13
1
16
21
1
茶
道
16
7
泳
7
12
3
12
体操・ 新体操
3
7
山
岳
5
卓
球
10
5
ス
9
13
ッ
体
軟
ニ
式
野
家
吹
奏
書
16
13
ト
美
パ
ソ
コ
道
35
庭
53
楽
7
37
道
1
17
ン
17
27
術
4
5
ン
15
23
27
21
14
8
野
球
53
7
陸
上
11
16
女子サッカー同好会
6
47
213
7
73
219
352
53
145
部
部
15
8
バレーボール
計
6
華
バ
球
バ ス ケ ッ ト
7
化
育
テ
カ
11
男
中等部
英
サ
9
高等学校
部 活 動 名
文
弓
25.4.1
平成28年5月1日現在
中等部
女
就 任
昭和62.4.1
平成2.4.1
7.4.1
11.4.1
13.4.1
15.4.1
21.4.1
13
14
172
139
計
46
72
合
55
計
市 立 幼 稚 園
1.市立大平幼稚園(所在地:沼津市大平2205-1 電話:932-2080 FAX:932-2780)
⑴ 経 営 方 針
沼津市教育基本構想をふまえて、
「心豊かな子どもを育む、明るく楽しい大平幼稚園」づくりに向
け、園児の生活の場となる地域の人との関わりを大切にし、次のような経営方針のもと望ましい園
児像を描きながら教育目標の具現化を図る。
-( )内の番号は、沼津市教育基本構想改訂版の関連箇所- ① 地域の環境と園児の実態をふまえて教育課題を設定し、望ましい園児像を常に描きながら日々
の指導を積み上げていく。
② 教師としての使命感のもと、
「心豊かな子どもを育む、明るく楽しい大平幼稚園」づくりの担
い手としての自覚に立ち、互いに磨き合える人間関係と協力態勢によって、意欲的・創造的な
実践に努める。
(2-1-(1))
③ 読書に親しむ機会、教師や小中学生等による絵本や紙芝居の読み聞かせ等の充実を図ると共
に、“美しく話そう” を意識して指導にあたり、美しい言葉で表現する力を育む。
(2-1-(3)
)
④ 5つの心を育み、園児の心を揺り動かすような交流・体験活動の機会を設定し、その成果が
得られるよう計画・実行・評価・改善と活動の充実を図る。
(2-1-(1)
)
(2-1-(4))
⑤ 自然美豊かな地域で心豊かな子どもを育むために、地域との連携を密にし、保育園・小学校・
中学校・高齢者との交流・ふれあい活動を通して心豊かな子どもを育む活動の環境づくりに努
める。
(2-1-(2)
)
(2-2-(1)
)
(2-2-(2))
⑥ 園児降園後及び休園日の園庭開放や未就園児対象の「遊びにおいでよ」を設けるなど、地域
の子育てセンター的な役割を担う。
(2-1-(4)
)
(2-2-(1))
⑦ 心身の健康を増進するために、給食指導を通して、家庭との連携を図りながら食育を進める。
(2-2-(2))
⑧ 心身の発達につまずきのある子は早期に発見し保護者や関係機関と連携をしながら支援をし
ていく。
(2-2-(3))
⑨ 保護者・地域との連携を強化しながら「命を守る」教育を推進し、安心・安全な園づくりに
努める。
(2-1-(5))
⑩ 園だより「いちごのみ」
、学年だより「りすだより」
「ぱんだだより」
「きりんだより」及び共
通だよりを通じて保護者、地域とのコミュニケーションを図り、教育活動への理解と幼稚園教
育の啓発に努める。
⑵ 教 育 目 標
教育目標 心豊かでと思いやりのある子
《望ましい園児像》
「5つの心を言葉で、表情で、態度で表現できる子」
地域との連携(交流・体験活動)を通して、5つの心(思いやり、素直、感動、感謝、尊敬)を
育み、その気持ちを、言葉で表情で態度で素直に表現できる子に育つことを念願する。
《具体的な目標》
生きる力の基礎となる「健康」
「人間関係」
「環境」
「言葉」
「表現」の5領域の内容
を踏まえ、次の具体的な目標を掲げる。
① 健康で明るい子
② 元気に仲良く遊べる子
③ 自分の気持ちを素直に表現できる子
④ 自然を大切にする。
⑶ 職員・学級編成 (H28.5.1現在)
園長
教諭
事務
業務
計
男
1
女
5
男
女
女
学年
0
学級名
1
女
1
8
男
計
年少
年中
年長
りす ぱんだ きりん
計
6
4
9
19
11
12
15
38
5
8
6
19
「上手にふけないよ」
「こうやってごらん」
56
2.市立戸田幼稚園(所在地:沼津市戸田1031-1 電話/FAX:0558-94-3099)
平成11年4月より幼保合築園舎施設として、幼稚園並びに保育所での保育を開始。現在では、地域
の特徴を生かした、幼保合同保育を実施している。
⑴ 経 営 方 針
本園は、恵まれた自然や温かい地域の人々に囲まれ、子どもがのびのびと生活できる環境にある。
幼稚園・地域・家庭の三者連携により、地域ならではの多様な体験の場を作り、感性豊かで主体性
を持って行動できる子どもの育成を目指す。
また、沼津市教育基本構想をふまえ、次のような具体的経営方針のもと、幼保合同保育をしてい
く中で、職員一人ひとりの創意工夫により、実践を通して幼児理解を深め合い、心通い合うあたた
かな特色のある幼稚園を目指す。
-( )内の番号は、沼津市教育基本構想改訂版の関連箇所- ① 地域の特徴と子どもの実態をふまえた教育課題を設定し、計画的に構成された教育環境の下
で日々の指導をしていく。
(2-1-(1))
② あたたかな雰囲気の中で充実した園生活実現のため、幼保の保育者が教育の目的及び目標に
ついて共通理解をし、子どもの心身の発達や生活経験に即した環境を整えるために協力し、互
いに資質の向上と保育内容の充実に努める。
(2-2-(1))
③ 地域の教育力や自然環境を活かし、実体験を通して豊かな感性を育むとともに、家庭や地域
全体に幼児教育への関心を高める工夫をする。
(2-1-(2)
)
(1-2-(2))
④ 小中学校との連携を密にし、一貫した教育活動を推進し、生涯にわたっての学びにつながる
基礎を培う。また、様々な世代とかかわることによって、相手の思いに気づき、自ら人とかか
わろうとする態度を育成する。
(2-1-(4)
)
(2-2-(2))
⑤ 併設する子育て支援センターと連携し、子どもを持つ地域の方の居場所づくりや相談窓口の
役割を担う。
(2-1-(2))
⑥ 心身につまずきがあると思われる子を早期に発見し、関係機関との連携や教育相談体制を充
実させながら生活しやすい環境を整え、連続した支援ができるようにする。(2-2-(3))
⑦ 豊かできれいな言葉の獲得や感性に働きかける活動の一環として、絵本に親しむ活動(保育
者・保護者・小中学生等による読み聞かせ)を充実させる。
(2-1-(3))
⑧ 保育所との連携により教育と養護を一体的に展開し、一人ひとりの発達の課題に即した保育
を実践し、心身ともに健全で調和のとれた豊かな人間性を育成する。
(2-1-(1)
)
(2-1-(4)
)
(2-2-(1))
⑨ 子どもの安全な生活を確保するために安全教育を継続的に行い、日常的な防災防犯対策につ
いては園内にとどまらず、地域や保護者との連携を強化していく。 (2-1-(5)
)
⑵ 教 育 目 標 《げんきな へだっこ》
重点目標 ①のびのびとたくましく遊ぶ子(28年度重点目標)
②心のこもったあいさつのできる子 ③自然とかかわって遊ぶ子
(H28.5.1現在)
⑶ 職員・学級編成
幼保センター長
幼保兼務園長
教 諭
調 理 員
運転手兼用務員
事務補助員
男
女
女
男
男
女
1
1
3
1
1
1
学年
クラス名
男
年少
やどかり
2
年中
いせえび
1
年長
たかあしがに
2
合計
学級数2
5
年中・年長は混合クラス
57
女
4
3
2
9
合計
6
4
4
14
私立幼稚園・認定こども園
沼津市には21か園の私立幼稚園があり、市内在住3~5歳児のうち約6割(2,608名)が私立幼稚園
に通っている。
また、平成27年度より「子ども・子育て支援新制度」がスタートし、市内にも教育・保育を一体的
に行う「認定こども園」が平成27年度に1園、平成28年度に1園、計2園開園し、3~5歳児は230名
が通っている。
(平成28年5月1日現在)
原町幼稚園
〒410-0312
沼津市原199-1
☎966-7338 FAX966-7370
学 級 数 6
園 児 数 113名
教 員 数 14名
耕雲寺幼稚園
〒410-0022
沼津市大岡1092
☎951-3075 FAX951-3086
学 級 数 8
園 児 数 187名
教 員 数 16名
桃園幼稚園
〒410-0822
沼津市下香貫楊原533-12
☎931-3932 FAX931-3932
学 級 数 3
園 児 数 19名
教 員 数 7名
沼津学園第一幼稚園
〒410-0053
沼津市寿町16-40
☎921-8140 FAX921-9863
学 級 数 9
園 児 数 280名
教 員 数 15名
ルンビニ幼稚園
〒410-0855
沼津市千本緑町2-7
☎962-1710 FAX962-0501
学 級 数 4
園 児 数 18名
教 員 数 6名
第二耕雲寺幼稚園
〒410-0022
沼津市大岡2242-14
☎923-3911 FAX923-3913
学 級 数 6
園 児 数 127名
教 員 数 13名
沼津聖マリア幼稚園
〒410-0817
沼津市本郷町18-31
☎932-9911 FAX932-9917
学 級 数 6
園 児 数 87名
教 員 数 9名
沼津学園第二幼稚園
〒410-0022
沼津市大岡3227-1
☎923-8850 FAX921-9854
学 級 数 6
園 児 数 198名
教 員 数 10名
58
四恩幼稚園
〒410-0038
沼津市三芳町3-14
☎963-7538 FAX963-7545
学 級 数 3
園 児 数 52名
教 員 数 6名
愛鷹幼稚園
〒410-0303
沼津市西椎路610-2
☎966-2500 FAX966-9565
学 級 数 9
園 児 数 218名
教 員 数 19名
中央幼稚園
〒410-0862
沼津市幸町23-3
☎951-6694 FAX952-0868
学 級 数 6
園 児 数 125名
教 員 数 14名
加藤学園幼稚園
〒410-0022
沼津市大岡自由ケ丘1979
☎921-4805 FAX926-0044
学 級 数 12
園 児 数 261名
教 員 数 21名
沼津あすなろ幼稚園
〒410-0007
沼津市西沢田244-2
☎922-8507 FAX924-0310
学 級 数 6
園 児 数 91名
教 員 数 9名
光長寺幼稚園
〒410-0011
沼津市岡宮字寺内1052-5
☎921-4213 FAX921-4236
学 級 数 7
園 児 数 195名
教 員 数 15名
象山幼稚園
〒410-0106
沼津市志下北通72-1
☎931-3426 FAX931-8962
学 級 数 8
園 児 数 156名
教 員 数 16名
認定こども園
しょうえい幼稚園
〒410-0306
沼津市大塚812-2
☎967-4521 FAX967-4572
学 級 数 3
園 児 数 93名
教 員 数 24名
双葉幼稚園
〒410-0822
沼津市下香貫字柿原2843-1
☎933-1835 FAX933-1836
学 級 数 3
園 児 数 57名
教 員 数 6名
みくに幼稚園
〒410-0315
沼津市桃里455-1
☎967-1150 FAX968-5897
学 級 数 3
園 児 数 18名
教 員 数 6名
かきつばた幼稚園
〒410-0309
沼津市根古屋字森下187-1
☎967-4188 FAX967-4189
学 級 数 6
園 児 数 89名
教 員 数 13名
認定こども園
片浜桜
〒410-0875
沼津市今沢65
☎966-6349 FAX967-9966
学 級 数 6
園 児 数 137名
教 員 数 24名
59
春の木幼稚園
〒410-0302
沼津市東椎路1547-1
☎923-5445 FAX924-7730
学 級 数 4
園 児 数 68名
教 員 数 6名
こずわ幼稚園
〒410-0872
沼津市小諏訪217
☎963-0721 FAX963-4096
学 級 数 3
園 児 数 69名
教 員 数 9名
沼津梅花幼稚園
〒410-0817
沼津市本郷町23-9
☎931-6146 FAX931-0833
学 級 数 6
園 児 数 180名
教 員 数 11名
社 会 教 育
社 会 教 育 委 員
社会教育委員は「社会教育法」第15条に基づき、教育委員会が委嘱している。
委員は、社会教育に関する諸計画の立案、教育委員会から諮問された事項に対しての意見具申・答
申及び、これらの客観的判断をするための調査・研究を行う。
委 員 の 数 10人以内
任
期 2年
委員の構成 学識経験者、学校教育及び社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行
う者及び公募による者
根
拠 沼津市社会教育委員条例
生 涯 学 習
科学技術の進歩や情報化、国際化、高齢化など、社会の急激な変化を背景に、一人一人が知識や技
術を伸ばし、趣味、レクリエーションなどを楽しみ、生きがいのある充実した人生を送るため、自発
的意志に基づく生涯にわたっての学習が重視されている。
このため、市民の学習に対する支援を進めるとともに、生涯学習の観点から社会教育の推進を図っ
ている。
60
1.生涯学習推進事業
生涯学習活動への積極的参加を奨励するとともに、社会のあらゆる分野における市民の自主的な
学習活動を推進するため、生涯学習についての相談などの市民の学習活動への支援や啓発事業を展
開している。
⑴ 生涯学習情報コーナー
市立図書館の2階に、いろいろな生涯学習情報を閲覧できるよう設置している。
⑵ 「さんさんだより」の発行
生涯学習情報紙として、偶数月1回、500部、A4判にて編集・発行している。
⑶ 「さんさん学習フェスティバル」の開催
平成3年度から、生涯学習の啓発と普及を図るために、学習活動の成果を発表する場として開
催している。平成28年度は、11月19日㈯~20日㈰に開催。
(平成27年度実績)
会場:沼津市民文化センター 小ホールほか
部 門 名
開 催 日
参 加 状 況
来 場 者 数
3,012人
展示
11月21日㈯~22日㈰
25団体・個人
手作り遊び
11月21日㈯~22日㈰
4団体
舞台演技
11月22日㈰
49団体・個人
プレゼンテーション
11月22日㈰
2個人
643人
1,971人
31人
⑷ 「生涯学習地域推進員」の活動
生涯学習の推進は、地域に根ざしたきめ細かさが求められることから、地域との連携を図ると
ともに地域での学習活動を推進するため「生涯学習地域推進員」が各地域から選ばれている。推
進員は、地域において生涯学習に関わる様々な学習の企画、実施、啓発、情報の提供や市が行う
生涯学習関係事業のPR及び参加呼びかけなどに取り組んでいる。
生涯学習地域推進員
委 員 の 数 連合自治会の区域を単位として、1名を配置する。
(平成28年度28人)
任
期 2年
委員の選任 各地区連合自治会長の推薦により教育委員会が委嘱する。
61
⑸ 地域学習講師派遣
市民の要望に応え、自主的な学習会や講演会に講師を選定し、派遣している。
(平成27年度 地域学習講師派遣事業 実績)
№
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
実施日
主催者・会場
愛鷹地区コミュニティ推進委員会
会場:愛鷹地区センター
あゆみ婦人学級
4月17日㈮
会場:千本プラザ 2F 大会議室
静浦地区生涯学習地域推進員
5月9日㈯
会場:静浦地区センター
むつみ会
6月11日㈭
会場:第三地区センター 和室
6月11日・6月25日 さつき婦人学級
㈭ 会場:我入道連合自治会館
7月9日
愛鷹地区コミュニティ推進委員会
6月13日㈯
会場:愛鷹地区センター
内浦むつみ会
6月17日㈬
会場:内浦地区センター 和室
4月11日㈯
6月19日㈮
あゆみ婦人学級
会場:第一地区センター
内浦地区連合自治会
7月1日㈬
会場:内浦地区センター 和室
手芸の会
7月17日㈮
会場:内浦地区センター
7月23日・8月20日 さつき婦人学級
㈭ 会場:我入道連合自治会館
9月24日
あゆみ婦人学級
8月21日㈮
会場:第一地区センター
あゆみ婦人学級
10月16日㈮
会場:第一地区センター
仲よし会
10月26日㈪
会場:山王台公会堂
第四地区コミュニティ推進委員会
10月30日㈮
会場:第四地区センター 多目的ホール
沼津市第四地区コミュニティ推進委員会
11月1日㈰
会場:香貫山香陵台
沼津市第四地区コミュニティ推進委員会
11月1日㈰
会場:香貫山香陵台
西浦地区青少年を健やかに育てる会
11月15日㈰
会場:西浦地区センター
あゆみ婦人学級
11月27日㈮
会場:第一地区センター
門池地区エンゼルサロン
12月16日㈬
会場:門池地区センター
中野学習会
1月15日㈮
会場:サンウェルぬまづ
第四地区東生涯学習地域推進員
1月23日㈯
会場:第四地区センター ホール
第一地区生涯学習地域推進員
1月24日㈰
会場:第一地区センター
原ルネッサンスの会
2月6日㈯
会場:原地区センター
大岡地区社会福祉協議会
2月10日㈬
会場:大岡地区センター 会議室
あゆみ婦人学級
2月19日㈮
会場:第一地区センター
開北連合自治会
2月27日㈯
会場:第五地区センター 会議室
28
2月28日㈰
29
3月20日㈰
学習名および学習内容
おはなしの会(絵本、紙芝居など)
講演「映像で魅力発信 NUMAZU」
フラワーアレンジメント教室
茶道学習
切り絵教室(基礎編)
男性料理教室
茶道学習
講話「暮らしを守る整理学」
茶道学習
手芸教室
切り絵教室(実践編)
キャンドルフラワー、竹あかり教室
お正月リース教室
仲よし会 学習会
生涯学習講座
竹細工教室
竹細工教室
地域音楽会
地域温暖化防止学習
クリスマスコンサート
芸術鑑賞・講話
生涯学習講座
生涯学習地域講座
原ルネッサンスの会 学習会
大岡福祉塾
お笑いヨガ講座
生涯学習講座
原地区コミュニティ推進委員会
ひなまつりコンサート
会場:原地区センター 2階 多目的ホール
今沢長命会
会場:今沢小学校 体育館
親子で学ぶ竹細工
62
講 師
あしたか おはなしポケット代表
二宮 芳子
映像制作ヌプリフィルムズ
山本 広気
フラワーアレンジメント講師
向笠 睦子
表千家教授
森田 正代
切り絵講師
真野 好弘
栄養士
小野 充代
表千家教授
森田 正代
整理収納アドバイザー1級
マスターライフオーガナイザー
西川 明美
表千家教授
森田 正代
手芸講師
大川 松代
切り絵講師
真野 好弘
日本フラワーデザイナー協会会員
行田 妙子
日本フラワーデザイナー協会会員
行田 妙子
栄養士・食育指導士
山下 祐美
フランス語会話教室講師
デルヴァー フランソワ
竹細工名人
加藤 邦夫
竹細工名人
岡野喜太郎
DRAMATIC TOUGH GUY
本郷 秀貴
エコネット沼津 環境教育部会
柳田 武彦
フルート演奏家 丹沢楽器店講師
杉山希和子
琴古流尺八教授
青木 康夫
鉄道研究家
太田 修
津軽三味線奏者
高岡 美格
歴史講師
岩崎 敦史
静岡健生会 米山町クリニック院長
櫻井 正美
笑いヨガ講師
笠井 清美
東京慈恵会医科大学 教授
小澤 隆一
沼津吹奏楽団 団長
長澤 麻美
竹細工名人
加藤 邦夫
⑹ 「まちの識者(地域学習指導者)
」の登録と紹介
地域における多様な生涯学習活動を支援するため、特技や知識を持っている方々を「まちの識
者(地域学習指導者)
」として人材登録し、市民からの学習指導者紹介の要請に応じている。
(平成27年度実績)
紹介件数: 83件
利用者数:5,109人
⑺ 学校教室開放
小学校は、第一小、第二小、第三小、第四小、開北小、千本小、金岡小、香貫小、門池小の9
校、中学校は、第三中、第五中の2校の計11校で学校開放を行っている。
平成27年度は、97団体延べ36,509人が音楽、舞踊などを学習し、地域の生涯学習活動の拠点と
して利用している。
⑻ 「出前講座」の開設
市民の学習機会の拡大と市政への理解増進を目的に、市職員を講師として派遣する出前講座を
平成7年5月から実施している。平成28年度は、市の事務事業に関する68の講座メニュー(平成
27年度は66講座)の中からリクエストを受けるものであるが、それ以外の希望にも対応すべく特
別講座も用意するなど、利用し易さに努めている。
(平成27年度実績)
利用回数:138回(内特別メニュー講座回数は9回)
受講者延べ人数:7,702人
講座内容:高齢者のための健康講座
23回
選挙出前講座
18回
高齢者の転倒予防
17回
ここが知りたい介護保険
13回
膝痛・腰痛ケアのエクササイズ
11回
消費者トラブルの事例と対処法
9回
地震・津波対策
8回 他39回
⑼ イングリッシュデビュー事業
沼津市教育大綱の基本方策の1つである「国際感覚を豊かにする教育」の推進を図るため、平
成28年度よりイングリッシュデビュー事業を実施する。
英語の習得には乳幼児期から英語に慣れ親しむことが重要であることから、英語に触れるきっ
かけづくりとして、0~3歳児とその保護者を対象とした英語教室を開催する。
(平成28年度実施計画)
〈対 象〉0~3歳児とその保護者(定員50組/各会場)
〈期 間〉平成28年10月~平成28年12月(1会場につき3回実施)
〈会 場〉地区センター等、市内4会場で開催
〈内 容〉音楽や体操を取り入れ、楽しみながら英語に触れる
63
2.成 人 教 育
⑴ 市 民 大 学
「豊かな未来をひらく」をメインテーマとし、様々な分野から一流の講師を招き学習会を開催する
ことにより、広い視野と新たな視点を提供し、市民の生涯学習活動を支援する。
(平成28年度)
〈対 象〉
中学生以上の沼津市在住・在勤・在学者
〈開設期間〉
平成28年6月~9月 全9回
〈会 場〉
プラサ ヴェルデ コンベンションホールA・B、
沼津市民文化センター 大ホール
№
日 程
テ
ー
マ
1
6月17日㈮
2
6月25日㈯
3
7月2日㈯
幸せの国ブータンが教えてくれたこと
4
7月12日㈫
尾木ママの「凹まない」生き方論
5
7月23日㈯
農を取り入れた新たなライフスタイル
6
8月6日㈯
7
8月20日㈯
家庭料理とお店の料理の違いとは
8
8月26日㈮
日本語の使い方
9
9月4日㈰
人生を豊かにする幕末の偉人に学ぶ生き方
好きである、という、職業人に欠かせない
講 師(敬称略)
多摩大学客員教授・歴史研究家
河 合 敦
小説家
絶対条件
羽 田 圭 介
iPS細胞とRNAスイッチ:目的の細胞をつ
くることは可能か?
写真家
関 健 作
教育評論家・法政大学教授
尾 木 直 樹
フリーアナウンサー
沼 尾 ひろ子
京都大学iPS細胞研究所教授
齊 藤 博 英
料理人・日本料理「賛否両論」店主
笠 原 将 弘
杏林大学外国語学部教授
金田一 秀 穂
ニューヨークで学んだ、毎日を幸せに
生きる秘訣
ミュージシャン・サウンドヒーラー
YUKARI
(平成27年度実績)
受講者数:延べ3,019人
学習回数:9回
64
⑵ 家 庭 教 育
① 家庭教育学級
「子どもを健やかに育てたい」これは、親の願いであり、園・学校・地域社会の願いでもあ
る。子どもたちは、その成長過程において、年齢に応じた発達課題を持っている。家庭教育学
級は、子どもの発達課題を理解し、親のあり方を中心に、家庭の教育力向上を目指す親の学習
の場となっている。
◦家庭教育学級リーダー講習会
家庭教育学級の運営にあたり、リーダーの資質向上をねらいとして開催している。
〈開設時期〉
平成28年4月(1回)
◦家庭教育学級(17学級)
各園・学校毎に、家庭教育学級主事のもと、家庭教育の大切さを学び、親同士の交流を図っ
ている学級に対し、補助している。
平成28年度家庭教育学級設置園・校
№
園
名
・
校
名
学級生数
№
園
名
・
校
名
学級生数
1
沼 津 聖 マ リ ア 幼 稚 園
82 人
10
浮
島
小
学
校
2
浮
園
43
11
内
浦
小
学
校
41
3
光
園
177
12
今
沢
小
学
校
295
4
戸田幼稚園へだっこクラブ
20
13
沢
田
小
学
校
289
5
第
四
小
学
校
431
14
大
校
444
6
開
北
小
学
校
282
15
戸
田
小
学
校
64
7
片
浜
小
学
校
440
16
大
平
中
学
校
89
8
金
岡
小
学
校
787
17
戸
田
中
学
校
43
9
愛
鷹
小
学
校
560
島
長
保
寺
育
幼
稚
岡
南
小
学
合 計
176 人
4,263
◦開設期間は、平成28年4月~29年2月 ◦学習時間は6時間以上
② 家庭教育講座
親や保護者の望ましいあり方、自身の視野を広げる、人間関係づくり、自らの生き方などを
考える機会の提供を目的に自信がもてる子育て講座を開設している。
(平成28年度)
〈対 象〉
未就学児から中学生の親(保護者)
、子育てに関心のある方
〈開設期間〉
春期:平成28年5月~6月、秋期:平成28年9月~10月
〈開設時間〉
10時~11時45分
〈会 場〉
第一地区センター、沼津市民文化センター 大会議室
65
№
日 程
テ
ー
マ
講 師
春 期
1 5月24日㈫
今、大切にしたい子どもとの関わり
~心豊かな子どもの成長をめざして~
静岡県スクールカウンセラー
羽 畑 あい子
2 5月31日㈫
叱らなくても子どもは伸びる
~目から鱗の子育てと家庭教育~
教育評論家
3 6月7日㈫
思春期の問題行動から見た幼児期、小学校低学年 静岡県立大学短期大学部非常勤講師
佐々木 光 郎
の大切さ
親 野 智可等
4 6月14日㈫ 「おこづかい」が子どもの人生を変える
金融知力普及協会認定インストラクター
世 良 勝 彦
5 6月21日㈫ 気になる子どもをのばす子育て
西村医院小児科医師
渕 上 佐智子
秋 期
1 9月29日㈭
笑って伸ばす子どもの力
~「不快感情の共有化」で豊かな人間関係を~
白梅学園大学教授
2 10月4日㈫
親として知っておこう! インターネット(スマ NPO法人イーランチ理事
ホ)との上手な付き合い方
桑 原 光 子
増 田 修 治
臨床心理士 スクールカウンセラー
石 川 令 子
3 10月13日㈭ 思春期を生きる子どもたち
4 10月20日㈭
思春期の子どもとうまく関わるコツ
~心理学の要素を入れて~
選択理論心理士
5 10月27日㈭
子どもの人間力と学力が上がる、とっておきの方 教育評論家
法とは?
後 藤 充 代
親 野 智可等
⑶ 高 齢 者 学 習
生涯学習の一環として、昭和48年度から「万年青大学」と「寿大学」を開設したものであり、
高齢者が、生きがいのある明るく健康な市民生活を送ると同時に、学んだことや知恵、技術を次
世代に伝えていくことをねらいとしている。
平成28年度は、万年青大学10学級(白樺、紅葉、水芭蕉、菜の花、花水木、常磐A、常磐B、
常磐C、常磐D、常磐E)と寿大学16学級(金岡、今沢、片浜西部、片浜東部、第三中、原、浮
島、香南、我入道、日枝、大平、内浦、橘西浦、大岡、愛鷹、門池)を開設している。
〈対
象〉
65歳以上の市民(寿大学は当該地域の住民)
〈開 設 期 間〉
平成28年4月~29年3月
〈会
場〉
万年青大学:市民文化センター練習室
寿大学:各地区センターほか
〈学習時間数〉
年間20時間以上(毎月1回)
〈内 容〉
歴史・健康・防災・交通安全・文学・音楽等の様々な分野を幅広く学習する。
◎高齢者学級学習計画の例
回
学 習 活 動
1 開講式・オリエンテーション
回
学 習 活 動
回
学 習 活 動
4 沼津のいろいろ文化財 7 野外学習
回
学 習 活 動
10 新春放談会
2 マジックの指導と演技 5 伊豆半島ジオパーク
8 大正琴の調べ
11 マンドリンと人生
3 転倒予防のストレッチ 6 脳を元気にしよう
9 話し上手・聞き上手
12 閉講式と一年の反省
66
平成28年度 高齢者学級(万年青大学・寿大学)開設状況一覧表
№
大 学 ・ 学 級 名
男
女
人数
会 場
開設年
1
金
岡
寿
大
学
14
254
268
金 岡 地 区 セ ン タ ー
昭57年
2
今
沢
寿
大
学
2
85
87
今 沢 地 区 セ ン タ ー
昭61年
3
片 浜 西 部 寿 大 学
5
35
40
松
所
昭60年
4
片 浜 東 部 寿 大 学
5
67
72
西
間
門
公
会
堂
昭60年
5
第 三 中 寿 大 学
2
36
38
島
郷
自
治
会
館
平5年
6
原
学
42
119
161
原 地 区 セ ン タ ー
昭50年
7
浮
島
寿
大
学
3
61
64
浮 島 地 区 セ ン タ ー
昭51年
8
香
南
寿
大
学
0
64
64
下 香 貫 自 治 会 館
昭55年
9
我 入 道 寿 大 学
18
86
104
我 入 道 自 治 会 館
昭55年
10
日
枝
寿
大
学
4
63
67
日
館
昭53年
11
大
平
寿
大
学
4
40
44
大 平 地 区 セ ン タ ー
昭56年
12
内
浦
寿
大
学
0
34
34
内 浦 地 区 セ ン タ ー
昭54年
13
橘 西 浦 寿 大 学
3
20
23
西 浦 地 区 セ ン タ ー
昭54年
14
大
岡
寿
大
学
8
123
131
大 岡 地 区 セ ン タ ー
昭58年
15
愛
鷹
寿
大
学
38
77
115
愛 鷹 地 区 セ ン タ ー
昭48年
16
門
池
寿
大
学
48
145
193
門 池 地 区 セ ン タ ー
平27年
寿
大
学
計
市 民 文 化 セ ン タ ー
第 一 練 習 室 昭和48年
市 民 文 化 セ ン タ ー
第 一 練 習 室 昭和58年
寿
大
吉
集
自
会
治
会
196 1,309 1,505
17
万年青大学白樺組
12
38
50
18
万年青大学紅葉組
6
31
37
19
万年青大学水芭蕉組
3
24
27
20
万年青大学菜の花組
5
24
29
21
万年青大学花水木組
5
36
41
万 年 青 大 学 計
31
153
184
22
万年青大学常磐A組
3
41
44
23
万年青大学常磐B組
3
47
50
24
万年青大学常磐C組
4
40
44
25
万年青大学常磐D組
4
46
50
26
万年青大学常磐E組
4
44
48
万年青大学常磐計
18
218
236
万年青大学 合計
49
371
420
合 計
長
245 1,680 1,925
67
⑷ 社会教育指導員
社会教育の一層の推進を図るため、
「沼津市社会教育指導員設置規則」に基づき、教育委員会か
ら委嘱をうけ、生涯学習課に6人の指導員が置かれている。指導員は教育に関して豊かな識見と
指導技術を有し、家庭教育、高齢者学習に関する指導、助言にあたっている。
担当別内訳は次のとおりとなっている。
家庭教育担当 1人 高齢者学習担当 5人
⑸ 社会教育関係団体の活動支援
社会教育活動を行っている団体に対し、活動支援のため補助金を交付している。
① 沼津市PTA連絡協議会
沼津市PTA連絡協議会は、市内40(小学校23、中学校16、小中一貫学校1)の単位PTAの相
互連携を図り、児童生徒の健全な育成を図るため、PTA活動を促進するとともに児童生徒の校
外生活指導や地域の教育環境の充実に努めている。
平成28年度 事 業 計 画
沼津市PTA連絡協議会関係
4月7日㈭
7日㈭
12日㈫
18日㈪
22日㈮
27日㈬
5月21日㈯
市P連総会
東部PTA連絡協議会関係
(家庭数等報告)
第1回 正副会長会
第1回 理事会
第1回 単P会長会
第1回 母親委員会
広報紙研修会 13:30
定期総会・講演会
14:00 グランドティアラ
6月6日㈪
11日㈯
12日㈰
15日㈬
23日㈭
第2回 正副会長会
(わたしの主張大会)
(沼子連砂の造形大会)
第2回 理事会
第2回 母親委員会
7月26日㈫
市P連教育協議会 ⑴
9月5日㈪
8日㈭
28日㈬
第3回 正副会長会
第3回 理事会
第2回 単P会長会
10月7日㈮
16日㈰
第3回 母親委員会
(子どもの遊び王国)
11月20日㈰
20日㈰
27日㈰
29日㈫
「家族の日」市P連一斉奉仕活動
(沼子連球技大会)
(童謡フェスティバル)
市P連教育協議会 ⑵
1月11日㈬
18日㈬
20日㈮
26日㈭
第4回 正副会長会
第4回 理事会
(広報紙コンクール締切)
第3回 単P会長会
2月3日㈮
14日㈫
28日㈫
広報紙審査会
第4回 母親委員会
第5回 正副会長会
3月6日㈪
10日㈮
23日㈭
第5回 理事会
新旧母親ブロック長会
会計監査
5月6日㈮
第1回理事会・総会
三島商工会議所 TMOホール
28年度役員決定、事業計画、予算審議
1月20日㈮
第2回理事会
裾野
県P連・関ブロ・日P関係
4月7日㈭
「県P新聞」・「話し合い」・会員数等
5月20日㈮
県P理事会・総会
7月8日㈮
地区P連会長会
会長・母親委員長研修会
8月20日㈯
21日㈰
日P徳島
うずしお大会
10月21日㈮
22日㈯
関ブロ茨城大会
12月2日㈮
県 地区P会長会
2月18日㈯
県P熱海大会
県P提出
←報告(市P事務局)
沼津市PTA連絡協議会総会資料より抜粋
68
② 沼津ユネスコ協会
沼津ユネスコ協会は、ユネスコ憲章に則り、教育・科学・文化を通して国際理解と国際協力
を進め、世界の平和に貢献することを目的として昭和45年に設立された民間団体である。平成
6年度よりワーキンググループとして、4つの運営部会を設け、それぞれが協力し合いながら
公益社団法人日本ユネスコ協会連盟が提唱している世界寺子屋運動・世界遺産に関する運動な
どに取り組んでいる。
平成27年度に実施した主な事業
◦ユネスコ・サマースクールの開催
厚木ユネスコ協会との共催。厚木市の小中学生を沼津に迎え、大泉寺(井出)に宿泊し
沼津市の小中学生と交流を図った。
(7月4~5日)※平成27年度で終了
◦平和の鐘を鳴らそう運動
原爆が投下された日に、平和を祈念し鐘を鳴らす集いを継続して開催している。飛龍高
校野球部員が祈りをこめて平和の詩の朗読を行い世界平和を呼びかけた。
(8月9日)
◦中部東ブロックユネスコ活動研究大会に参加
静岡・山梨・長野・神奈川4県のユネスコ協会が参加する活動研究大会が静岡市で開催
され、研究会、懇親会、各種報告等が実施された。
(9月12日~13日)
◦「絵で伝えよう!わたしの町のたからもの」小中学生絵画展の開催
市内及び近隣の小中学生を対象に、地域の文化的遺産・自然を後世に伝えるための絵画
を募集し全ての作品を図書館4階ホールに展示した。
(11月18日~11月23日)
◦沼津ユネスコフェスティバルの開催
県東部の地域に伝わる伝統芸能を保存・継承する団体の活動を応援するため、披露発表
の場を提供し、伝統文化の普及に寄与した。
(2月27日)
◦沼津ユネスコの旅
東関東の城下町千葉県佐倉市の歴史と美術を訪ねる視察研修を実施した。
(3月13日)
平成28年度事業計画
◦日本ユネスコ運動全国大会及び県ユネスコ連絡協議会総会、中部東ブロックユネスコ活動
研究大会に参加し、他のユネスコ協会等との情報交換・交流を図る。
◦会員相互の教養を高めるため、文化施設・史跡等を訪ねるユネスコの旅を実施する。
◦小中学生を対象とした地域での文化・自然等を描いた「絵で伝えよう!わたしの町のたか
らもの」小中学生絵画展を開催する。
◦沼津ユネスコフェスティバルを開催し、地域で活動する伝統芸能団体の舞台発表やユネス
コ活動のPRを実施する。
各
教 育 ・ 文 化
⃝教育・文化事業の推進
運
国
営
際
部
交
会
の
流
⃝国際支援活動への協力
⃝国際関係団体との連携
事
業
計
画
コーアクション
広 報 ・ 啓 発
⃝フリーマーケット参加
⃝書き損じハガキの回収
⃝ユネスコだよりの発行
⃝ユネスコのPR活動
69
芸
術
文
化
1.沼津市芸術祭
市民による自主的な芸術・文化の振興を図る場として、昭和49年度から「沼津市芸術祭」を開催し
ている。
平成6年度からは「沼津文化協会」に開催を委託し、同協会の下に「芸術祭特別委員会」を組織し
て事業を企画し、19部門からなる「実行委員会」がそれぞれ中心になって運営している。平成28年度
は9月29日から11月20日までの間に実施する。
平成28年度 第43回沼津市芸術祭日程表
A 市民文化センター B 市立図書館 C プラサヴェルデ
行
事
名
開
催
日
会
場
開
会
式
9月 29日㈭
C 市民ギャラリー
書
道
展
9月29日㈭~10月3日㈪
C 市民ギャラリー
茶
道
10月2日㈰
御用邸記念公園 東附属邸 翠松亭
合
唱
10月2日㈰
A 大ホール
展
10月7日㈮~10月12日㈬
A 展示室
舞
10月9日㈰
A 大ホール
10月14日㈮~10月19日㈬
C 市民ギャラリー
展
10月14日㈮~10月16日㈰
A 展示室
劇
10月15日㈯
A 大会議室
バレエパフォーマンス
10月16日㈰
A 大ホール
寄
能
10月23日㈰
B 視聴覚ホール
太
鼓
10月23日㈰
A 大ホール
邦
楽
10月30日㈰
A 小ホール
合
奏
11月3日(木・祝)
A 大ホール
楽
11月5日㈯
A 小ホール
能
11月6日㈰
A 小ホール
踊
11月12日㈯
A 小ホール
入 賞 者 発 表
10月10日(月・祝)
文化協会事務所
ぬまづ文芸発刊
11月20日㈰
写
真
洋
美
洋
術
日
展
水 彩 ・ 版 画
現
代
画
本
い
け
画
ば
な
演
ク
席
ラ
伝
シ
閉
ッ
承
新
文
芸
ク
音
芸
舞
芸
会
式
・ 表
彰
式
11月20日㈰
C コンベンションホールB
2.ぬまづ茶会
昭和58年度に市制60周年の記念事業として沼津産やぶきた茶が昭和天皇への献上茶になったことを
契機に開催して以来、地場産業である「茶」のPRと、沼津御用邸記念公園での野点の雰囲気を味わっ
ていただき、市民文化の向上を図ることを目的として、毎年開催している。
70
3.山口源賞
本市ゆかりの版画家、故山口源氏の業績を顕彰するとともに、版画を通して市民の芸術文化の向上
を図るために、昭和58年度に沼津市芸術文化振興基金を活用して山口源賞を制定した。大賞(隔年1
名)と新人賞(毎年2名)があり、平成28年度は10月に新人賞が授与される。
4.第27回全国子守唄サミット&フェスタ2015 in 沼津の開催
各地で歌い継がれる子守唄の発祥地といわれる6市1村により組織された全国子守唄協議会が、子
守唄の伝承や普及等について意見交換を行うため昭和62年から毎年持ち回りで開催しているもので、
構成団体は、熊本県天草市、岡山県井原市、長崎県島原市、和歌山県岩出市、大分県佐伯市、熊本県
五木村と沼津市。
平成27年度は沼津市で11月29日に市民文化センターにおいて開催し、加盟6市1村が一堂に集い子
守唄の意義と保存継承を確認しあうサミットの後、各地で子守唄の伝承に携わる個人・団体がそれぞ
れの子守唄を披露するフェスティバルを開催した。また、第29回童謡フェスティバルぬまづも同時開
催し約1,000人が来場した。
平成28年度は熊本県天草市において、11月13日に第28回全国子守唄サミットが開催される。
5.地域ふれあいコンサート
「地域の身近な場所で本格的な芸術文化を」をコンセプトに、沼津市内の各地域にある学校や公共施
設を会場として、プロの演奏者や地域の演奏家などによるコンサートを提供し、音楽などの素晴らし
い芸術に触れるきっかけ作りを目的とした事業を実施した。
○平成27年度実績
内 容
開 催 日
会 場
参加人数
1回
グローバルなマリンバと
パーカッションの世界
6月14日㈰
門池地区センター
2回
道の駅でストリートオルガンを楽しむ
9月27日㈰
くるら戸田
3回
春はハンドベルと共にやって来る
1月17日㈰
今沢地区センター
195人
4回
華やかなヴァイオリンと
チェロ・ハープの競演
2月28日㈰
内浦地区センター
175人
71
227人
50人
文 化 財
1.文化財の概念および保護の必要性
「文化財」の指し示す内容は多岐に渡り、広義には人類がその活動の過程において生み出した「文化
的所産」のすべてをいう。形として残されたものはもちろん、形では示すことができない技術・芸能・
風俗習慣も含まれている。また人が働きかけた結果、維持されている自然環境も文化財として捉える
傾向にあり、ユネスコの「文化遺産(Cultural Heritage)
」とほぼ同じ内容をさす。
狭い意味では、日本の文化財保護法第2条、および地方公共団体の制定する文化財保護条例に規定
されている「文化財」がその対象となる。文化財保護法で文化財と規定されているものには、①有形
文化財・②無形文化財・③民俗文化財・④記念物・⑤文化的景観・⑥伝統的建造物群があり、これら
はさらに細分される。また、⑦文化財の保存技術や⑧埋蔵文化財も保護する対象となっている。
文化財はその時代に生きた人々の創造的・文化的活動の象徴であり、そこには我々がこれからの時
代を展望するうえで学ぶべき情報が凝縮されている。したがって現代に生きる私たちは、これらの文
化財を保護し、永く後世に伝えていく義務を負っていると考えなければならない。近年では文化財保
護活動の一環として、あるいはこれと切り離すことができない活動として、
「普及と活用」が重視され
るようになっている。
2.沼津市の文化財保護
近年における著しい地域開発の進展は、本市においても例外ではなく、貴重な文化遺産を次々と消
滅させてきている。とりわけ遺跡の名で呼ばれる埋蔵文化財の破壊は著しいものがあり、開発と遺跡
保護との問題がたびたび論議されている。このため、開発を行おうとする事業者等に対し、破壊防止
と保護を目的として必要に応じて埋蔵文化財確認調査の実施を指導している。
その他の文化財についても、文化財の現況を調査し、よりきめの細かな保護策を講じ、また必要に
応じて記録保存や整備に努めている。
さらに、文化財の愛護思想の啓蒙を図るため、学校等からの要望による「出前講座」を積極的に受
け入れている。
72
3.文化財保護審議会
文化財の保存及び活用のため必要な措置を講じ、市民の文化的向上に資するとともに、我が国文化
の進歩に貢献するために、沼津市教育委員会の諮問機関として沼津市文化財保護審議会を設置してい
る。これは、教育委員会の諮問に応じ、文化財の保存及び活用に関する重要事項について調査審議す
るとともに、これらに関する専門的及び技術的事項に関し、必要と認める事項を教育委員会に建議す
るという役割をもっている。委員は10人以内で構成され、その任期は2年となっている。
平成27年度活動実績
第1回文化財保護審議会
日 時…………平成27年9月13日㈰ 13時30分から
場 所…………沼津市民文化センター第3練習室
案 件…………1.案件
◦高尾山古墳の取り扱いについて
2.報告事項
◦霊山寺変形宝篋印塔及び五輪塔の指定状況について
◦大瀬崎ビャクシン樹林の現状変更とき損について
◦文化財保護審議委員の任期満了について
第2回文化財保護審議会
日 時…………平成28年2月24日㈬ 10時から
場 所…………沼津市民文化センター第2会議室
案 件…………1.新文化財保護審議委員任命辞令交付
2.報告事項
◦高尾山古墳の取り扱いについて
◦興国寺城跡発掘調査成果について
◦松城家住宅保存整備事業について
◦沼津御用邸記念公園の名勝指定について
◦松蔭寺の建造物の文化財登録及び白隠禅師座像について
◦市指定史跡の樹木剪定について
73
4.埋蔵文化財
開発行為の調整・指導
埋蔵文化財包蔵地内の開発及び埋蔵文化財分布調査指導依頼のあった開発行為について、遺跡
の確認調査を行い、その結果に基づいて指導・調整を行う。
平成27年度実施実績(試掘調査等を実施した件数)
公共事業……1件
民間事業……44件
遺跡の分布調査・発掘調査
民間開発事業及び公共事業に伴う埋蔵文化財の記録保存のための発掘調査
平成27年度実施実績
◦市内遺跡埋蔵文化財発掘調査事業
◦静岡東部拠点土地区画整理事業(埋蔵文化財発掘)
◦東名高速道路愛鷹スマートインターチェンジ設置事業埋蔵文化財発掘調査
◦駿河湾沼津スマートインターチェンジアクセス道路改良事業埋蔵文化財発掘調査
◦香陵公園周辺整備事業埋蔵文化財発掘調査
平成28年度事業計画
◦市内遺跡埋蔵文化財発掘調査事業
◦静岡東部拠点土地区画整理事業(埋蔵文化財発掘)
◦中原遺跡埋蔵文化財発掘調査
◦尾壱遺跡ほか埋蔵文化財試掘調査
発掘調査成果の整理・報告書の刊行
平成27年度実施実績
◦埋蔵文化財発掘調査整理事業
◦中原遺跡埋蔵文化財発掘調査受託事業
◦相生町遺跡埋蔵文化財発掘調査受託事業
◦東名高速道路愛鷹スマートインターチェンジ設置事業埋蔵文化財発掘調査(整理事業)
◦静岡東部拠点土地区画整理事業(整理事業)
平成28年度事業計画
◦埋蔵文化財発掘調査整理事業
◦東名高速道路愛鷹スマートインターチェンジ設置事業埋蔵文化財発掘調査(整理事業)
◦駿河湾沼津スマートインターチェンジアクセス道路改良事業埋蔵文化財発掘調査(整理事業)
◦静岡東部拠点土地区画整理事業(整理事業)
◦香陵公園周辺整備事業埋蔵文化財発掘調査
啓蒙普及活動
平成28年度事業計画
◦文化財調査報告書の頒布
◦体験学習の受け入れ
◦教材用資料の貸し出し
◦展示室の公開
74
5.文化財管理
文化財の保護・管理
平成27年度実施実績
•史跡等の保全管理
休場遺跡、興国寺城跡、江浦横穴群、長浜城跡、長塚古墳、大瀬崎ビャクシン樹林、井田
松江古墳群の雑草木の除去
大瀬崎ビャクシン樹林の病害虫防除
史跡見学路の危険木等除去
•史跡等の保存整備
興国寺城跡保存整備事業(整備調査委員会の開催、発掘調査・現地説明会、土地購入)
長浜城跡保存整備事業(総合調査委員会の開催、開園記念式典・イベント開催、報告書刊
行ほか)
戸田松城邸保存活用事業(暫定公開)
帯笑園保存活用事業(暫定公開)
御用邸記念公園保存整備事業(園地測量、報告書刊行、国指定名勝具申書提出)
平成28年度実施計画
•史跡等の保全管理
休場遺跡、興国寺城跡、江浦横穴群、長浜城跡、長塚古墳、大瀬崎ビャクシン樹林、井田
松江古墳群の雑草木の除去
大瀬崎ビャクシン樹林の病害虫防除
史跡の環境整備
•史跡等の保存整備
興国寺城跡保存整備事業(整備調査委員会の開催、発掘調査・現地説明会、土地購入)
長浜城跡保存活用事業(長浜城北条水軍まつり開催、公開活用、維持管理ほか)
戸田松城邸保存修復事業(第1期工事(仮設解体工事)着手ほか)
帯笑園保存活用事業(暫定公開、臨春亭・西蔵耐震診断、維持管理)
75
沼津市の文化財
○国 指 定
種
別
名
称
指定年月日
所
在
工
芸
品
太刀 銘一
(国 宝)
昭 27.11.22
佐 野 美 術 館
建
造
物
松城家住宅7棟
(重要文化財)
平 18. 7. 5
戸
絵
画
紙本著色山王靈驗記
(重要文化財)
田
昭 25. 8.29
東京国立博物館
(旧指定 S2.4.15)
工
芸
品
太刀 銘眞長 附絲巻太刀拵
(重要文化財)
昭 29. 3.20
佐 野 美 術 館
〃
〃
昭 39. 5.26
千 本 常 盤 町
平   6. 6.28
岡
休場遺跡
昭 54. 1.24
宮本字元野ほか
長浜城跡
昭 63. 5.13
追加 H14.12.19
内浦長浜ほか
興国寺城跡
平   7. 3.17
追加 H12. 3. 7
追加 H19. 7.26
追加 H24. 9.19
根古屋字古城ほか
天然記念物
大瀬崎のビャクシン樹林
昭   7. 7.25
西
重 要 有 形
民俗文化財
沼津内浦・静浦及び周辺地域の漁撈用具
平 22. 3.11
歴史民俗資料館
〃
沈金獅子牡丹文長覆輪太刀拵
〃
金銅聖観音像懸仏
典
籍
宝物集巻第一 附原表紙
(重要文化財)
史
跡
〃
〃
宮
浦
江
梨
○国 登 録
種
別
名
称
建
造
物
光長寺御宝蔵
(有形文化財)
指定年月日
所
平 12. 2.15
岡
在
宮
〃
大中寺恩香殿・通玄橋
平 12. 4.28
中
〃
安田屋旅館松棟・月棟
〃
内
浦
三
津
〃
沼津倶楽部北棟・南棟・長屋門
平 27. 3.26
千
本
郷
林
平 24. 9.19
原
記
念
物
帯笑園
(名 勝)
76
沢
西
田
町
○県 指 定
種
別
絵
名
称
指定年月日
所
在
画
白隠自画像
昭 43. 7.
 2
原
品
槍 名物蜻蛉切
昭 30. 3.25
佐 野 美 術 館
〃
太刀 銘景則
昭 30. 4.19
〃
〃
太刀 銘備州長船住近景
〃
〃
〃
太刀 銘了戒
〃
〃
〃
刀 銘津田越前守助廣
〃
〃
〃
短刀 銘信國 倶利迦羅透彫
昭 32. 5.13
〃
〃
梵 鐘
昭 31.10.17
本
郷
町
籍
科註妙法蓮華経
昭 30. 4.19
原
東
町
書
法門聴聞集
附連々聴聞集
日弁消息
日意筆法門聴聞集表題並びに奥書
平   6. 3.25
岡
宮
考 古 資 料
玉砥石
昭 31. 5.24
平
町
〃
蔵骨器
昭 31.10.17
本
〃
子持勾玉 附臼玉他滑石製模造品
昭 33. 9. 2
歴史民俗資料館
歴 史 資 料
繍字法華経 附1幅
平   8.11.18
岡
有 形 民 俗
大瀬神社奉納漁船模型
昭 56.10.23
西
浮島沼周辺の農耕生産用具
平 2. 3. 20
歴史民俗資料館
戸田の漁師踊・漁師唄
昭 54.11.19
戸
田
江浦の水祝儀
平 11. 3.15
江
浦
白隠禅師墓
昭 29. 1.30
原
〃
江浦横穴群
昭 52. 3.18
江
浦
〃
洋式帆船建造地及びプチャーチン宿所 附
関係遺品一括
昭 42.10.11
追加・名称変更
昭 56.10.23
戸
田
〃
井田松江古墳群
平   7. 3.20
井
田
〃
長塚古墳
平 11.11.16
東
岡宮浅間神社のクス
昭 44. 5.30
岡
宮
〃
御浜岬のイヌマキ群生地
昭 55.11.28
戸
田
〃
鮎壺の滝
平   8. 3.12
大
岡
ほ
か
〃
河内の大スギ
平 14. 3.22
西
浦
河
内
工
芸
典
古
文
〃
無 形 民 俗
〃
史
跡
天然記念物
77
東
町
郷
町
宮
浦
江
東
梨
町
沢
田
○市 指 定
種 別
建
造
物
絵
指定年月日
平 12. 3.31
西
〃
柳
赤野観音堂
〃
大川家長屋門
平 20. 1.17
内
画
涅槃図
平 21. 3.30
下
刻
木造十一面観世音菩薩立像
所
浦
在
河 内
沢
浦
長
河
浜
原
昭 47.12.14
柳
沢
〃
木造阿弥陀如来三尊立像
〃
宮
町
〃
木造廬舎那仏坐像
〃
市
道
〃
木造地蔵菩薩坐像
昭 50. 5. 8
大
岡
〃
木造伝月光菩薩立像
〃
歴史民俗資料館
〃
木造観世音菩薩立像
〃
大
〃
木造阿弥陀如来立像
〃
西
〃
木造金剛力士像 阿形・吽形
〃
岡
〃
木造釈迦如来坐像
〃
下
〃
木造観世音菩薩立像
昭 55. 5.15
大
千手観音像懸仏
平 15. 1.31
西
〃
大日如来像懸仏
〃
〃
諸口神社の鰐口
平 18. 3.28
戸
田
跡
京極為兼卿書状
昭 60. 2.21
平
町
書
今川氏親生母伊勢氏寺領寄進状
昭 47.12.14
宮
町
芸
書
古
称
〃
彫
工
禅長寺頼政堂
名
文
品
平
浦
河
内
宮
河
原
平
浦
河
内
〃
〃
今川氏親生母伊勢氏寄進寺領書立
〃
〃
〃
今川氏親棟別役免除朱印状
〃
〃
〃
獅子浜植松家戦国文書
平 23. 2. 8
明 治 史 料 館
休場遺跡出土細石器
昭 58.12.15
大
考 古 資 料
岡
〃
軒通遺跡出土壺形土器
〃
三角縁神獣鏡
平 20. 1.17
中
歴 史 資 料
輿地航海図
昭 59. 4.19
明 治 史 料 館
〃
大平村絵図
平   2. 3.29
大
〃
三枚橋絵図
〃
歴史民俗資料館
〃
沼津宿絵図
〃
〃
〃
本町絵図
〃
〃
〃
上香貫絵図
〃
〃
〃
井田の不動明王像
〃
ディアナ号の錨
史
跡
〃
〃
沢
田
平
平 18. 3.28
井
田
〃
戸
田
神明塚古墳
昭 45. 2.19
松
〃
子ノ神古墳
〃
西
〃
日吉廃寺塔址及び礎石
〃
大
〃
霊山寺変形宝篋印塔
〃
本
〃
霊山寺五輪塔
〃
〃
伝阿野全成・時元墓
昭 58. 6.15
井
出
〃
日露交渉地跡大行寺
平 18. 3.28
戸
田
久連神社社叢
昭 52.12.22
西
天然記念物
田
岡
郷
町
〃
〃
赤野観音堂のカヤ
〃
柳
〃
河内の稲荷スギ
平 15. 1.31
西
〃
部田神社のコブ付大クス
平 18. 3.28
戸
78
長
沢
浦
久
連
浦
河
内
沢
田
○沼津市文化財センター頒布図書一覧
集
発行年
頒 布 図 書 名
35
1985
埋蔵文化財発掘調査報告書
2,000円
36
1985
平沼吹上遺跡発掘調査報告書
3,000円
37
1986
豆生田遺跡詳細分布調査報告書
1,000円
40
1986
江浦の水祝儀
3,000円
41
1987
広合遺跡発掘調査報告書
5,000円
44
1989
豆生田遺跡発掘調査報告書
3,000円
46
1989
雄鹿塚遺跡発掘調査報告書
2,500円
47・48
1989 ・ 1990
49
1990
広合遺跡(b・c・d区)・広合南遺跡発掘調査報告書
5,000円
50
1990
大谷津遺跡発掘調査報告書
4,000円
51
1990
雌鹿塚遺跡発掘調査報告書
7,000円
52
1991
広合遺跡(e区)
・二ツ洞遺跡(a区)発掘調査報告書
6,500円
53
1992
尾上イラウネ遺跡発掘調査報告書Ⅱ
54
1993
二ッ洞遺跡(b・c区)発掘調査報告書
3,000円
55
1994
大谷津遺跡・井出丸山古墳発掘調査報告書
3,000円
56
1995
土手上遺跡(b・c区)発掘調査報告書
4,000円
57
1995
下道遺跡発掘調査報告書
2,000円
58
1995
埋蔵文化財発掘調査報告書
2,500円
59
1996
西洞遺跡(a区)
・葛原沢遺跡発掘調査報告書
3,000円
60
1996
三枚橋城址外堀跡発掘調査報告書
2,000円
61
1996
柏葉尾遺跡発掘調査報告書
2,000円
62
1996
下石田原田遺跡発掘調査概報
63
1997
土手上遺跡(d・e区-1)発掘調査報告書
3,500円
64
1998
土手上遺跡(d・e区-2)発掘調査報告書
2,500円
65
1998
拓南東遺跡発掘調査報告書
2,000円
66
1998
鳥沢遺跡発掘調査報告書
1,500円
67
1998
御幸町遺跡発掘調査報告書 ―遺物編(土器)―
2,000円
68
1999
長塚古墳・清水遺跡発掘調査報告書
1,000円
69
1999
西洞遺跡(b区−1)発掘調査報告書
2,600円
70
1999
埋蔵文化財発掘調査報告書
2,600円
71
2000
西洞遺跡(b区−2)発掘調査報告書
1,500円
72
2000
東畑毛遺跡(第4次)発掘調査報告書
1,500円
73
2000
尾崎遺跡発掘調査報告書
1,000円
74
2000
下石田原田遺跡発掘調査報告書
2,800円
75
2000
鳥谷アラク遺跡発掘調査報告書
600円
清水柳北遺跡発掘調査報告書その1 その2
頒布価格
14,000円
10,000円
500円
79
集
発行年
頒 布 図 書 名
頒布価格
76
2001
北神馬土手遺跡・尾上Ⅱ橋遺跡発掘調査報告書
2,800円
78
2002
西洞遺跡(c・d区)発掘調査報告書
1,000円
79
2002
千本遺跡発掘調査報告書
1,000円
80
2002
稲荷林遺跡発掘調査報告書
500円
81
2002
尾上イラウネ北遺跡(第2次)発掘調査報告書
500円
82
2003
市道0230号線関連遺跡埋蔵文化財発掘調査報告書
83
2004
三芳町遺跡発掘調査報告書
84
2004
八兵衛洞遺跡発掘調査報告書
1,000円
85
2004
上ノ段遺跡発掘調査報告書⑴
1,000円
86
2004
埋蔵文化財発掘調査報告書4
500円
87
2005
埋蔵文化財発掘調査報告書5
1,000円
88
2005
史跡長浜城跡発掘調査概報
89
2006
石川古墳群 第二東名№34地点 第二東名建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調
査報告書 沼津市−1 第一分冊・第二分冊
1,800円
90
2007
尾上第1遺跡 第二東名№3地点 第二東名建設事業に伴う埋蔵文化財発掘
調査報告書 沼津市−2
850円
91
2007
西ノ久保遺跡発掘調査報告書
350円
92
2007
八兵衛屋敷遺跡発掘調査報告書
350円
93
2007
尾上第2遺跡発掘調査報告書
400円
94
2008
尾壱遺跡 第二東名建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 沼津市−3
95
2009
稲荷林遺跡(第2次)発掘調査報告書
900円
96
2009
清水柳北遺跡(第3次)発掘調査報告書
350円
97
2009
中見代第Ⅰ遺跡発掘調査報告書⑵ 第二東名№6地点 第二東名建設事業に
伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 沼津市−4
1,500円
98
2010
尾壱遺跡(第2次)
・清水柳北遺跡(第2次)発掘調査報告書
1,000円
99
2010
八兵衛洞遺跡(第3次) 第二東名№9・10・11・12地点 第二東名建設事
業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 沼津市−5
1,200円
100
2011
井出丸山遺跡発掘調査報告書
600円
101
2011
拓南遺跡発掘調査報告書
300円
102
2011
二ッ洞南遺跡・植出北Ⅱ遺跡 第二東名№4・5地点 第二東名建設事業に
伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 沼津市−6
103
2011
鳥沢遺跡第2次発掘調査報告書
104
2011
高尾山古墳発掘調査報告書
116
2016
国史跡長浜城跡整備事業報告書
1982
沼津の文化財
600円
1994
沼津の文化財 補遺
400円
2002
沼津の文化財 補遺Ⅱ
200円
1987
興国寺城文献資料集
500円
1,500円
500円
200円
1,300円
2,000円
400円
(品切れ)
2,400円
80
6.地域史保存活用事業
沼津市史や戸田村史の編さん事業をとおして収集された沼津の歴史を明らかにする貴重な歴史資料
を市民共有の財産として後世に伝え、さらに、市民の郷土に対する理解を深めるとともに、歴史的価
値のある文書等の散逸を防ぎ、記録・保存し、資料の活用を推進する。
○刊行物
(有 償)
沼津市史
発行年
1993
1996
1997
1999
1999
2000
2001
戸田村史
沼津市史研究
2002
2002
2003
2004
2004
2005
2006
2007
2007
2009
2009
2014
2016
1992
1993
1994
1995
1996
1996
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2011
図 書 名
沼津市史 史料編 近世1
沼津市史 史料編 古代・中世
沼津市史 史料編 近代1
沼津市史 史料編 漁村
沼津市史 資料編 自然環境
沼津市史 史料編 近世2
沼津市史 史料編 近代2
沼津市史 資料編 民俗
沼津市史 資料編 考古
沼津市史 史料編 近世3
沼津市史 史料編 現代
沼津市史 別 編 絵図集
沼津市史 通史編 原始・古代・中世
沼津市史 通史編 近世
沼津市史 通史編 近代
沼津市史 通史別編 漁村
沼津市史 通史編 現代
沼津市史 通史別編 民俗
戸田村史 民俗編
戸田村史 通史編
沼津市史研究1
沼津市史研究2
沼津市史研究3
沼津市史研究4
沼津市史研究5
沼津市史研究6
沼津市史研究7
沼津市史研究8
沼津市史研究9
頒布価格
¥6,000
¥7,000
¥7,000
¥6,000
¥7,000
¥6,000
¥5,000
¥5,000
¥4,000
¥5,000
¥5,000
¥2,000
¥3,000
¥3,000
¥3,000
¥2,500
¥3,000
¥2,500
¥2,000
¥3,000
残部なし
¥1,000
¥1,000
¥1,000
¥1,000
¥1,000
¥1,000
¥1,000
¥1,000
沼津市史研究10
沼津市史研究11
¥800
¥800
沼津市史研究12
沼津市史研究13
沼津市史研究14
沼津市史研究15
¥800
¥800
¥800
¥800
沼津市史研究16
沼津市史研究17
沼津市史研究18
¥800
¥800
¥800
沼津市史研究19
¥800
81
沼津市史叢書 一
二
発行年
1993
1994
六
七
八
1998
2000
2001
三
四
五
九
十
十一
沼津市史編さん
調査報告書 一
二
三
四
五
六
七
八
九
十
十一
十二
十三
十四
十五
十六
1995
1996
1998
2003
2004
2009
図 書 名
静岡県漁場図解説書
戦中絵日記
原宿植松家 日記・見聞雑記
旧村地誌 金岡村誌・鷹根村誌・鷹根村沿革誌
原宿植松家 日記・見聞雑記二
破れ扇・伊勢参宮画日記
大平村古記録
沼津史料 付 沼津宿案内記中巻
旧村地誌二 浮島村誌・郷土の研究
沼津漁村記録
江藤千萬樹考古学論集
頒布価格
¥1,500
¥2,000
¥2,000
¥2,000
¥2,000
¥2,000
¥1,500
¥1,000
¥1,000
¥1,000
¥1,500
1991
江藤・増山家古文書目録
残部なし
1992
1993
桃里の民俗(民俗報告書一)
愛鷹の石仏・石神(石仏・石神報告書一)
残部なし
残部なし
1993
1993
1994
1995
1995
1996
1998
1998
1998
1999
2002
2005
2006
木負・河内の民俗(民俗報告書二)
大平の石仏・石神(石仏・石神報告書二)
岡宮の民俗(民俗報告書三)
原の石仏・石神(石仏・石神報告書三)
柳沢の民俗(民俗報告書四)
塩満の民俗(民俗報告書五)
木瀬川の民俗(民俗報告書六)
香貫・我入道の石仏・石神(石仏・石神報告書四)
三枚橋の民俗(民俗報告書七)
松長の民俗(民俗報告書八)
上香貫霊山寺の近世墓
神明塚古墳(第二次)発掘調査報告書
統計資料集
(無 償)
「沼津市史だより」第1~25号
82
残部なし
残部なし
¥1,500
¥1,500
¥1,500
¥1,000
¥1,500
¥1,500
¥1,500
¥1,500
¥1,000
¥1,000
¥1,000
歴 史 民 俗 資 料 館
1.施 設 の 概 要
名
称 沼津市歴史民俗資料館
所 在 地 沼津市下香貫島郷2802-1
沼津御用邸記念公園内
電
話 932-6266
F A X 934-2436
建築面積 535.6㎡
(ボイラー室棟 13.9㎡)
延床面積 890.8㎡ 1階 386.4㎡
2階 504.4㎡
歴史民俗資料館
構
造 鉄筋コンクリート造2階建(ボイラー室棟ブロック造)
開
館 昭和49年12月8日
施設内容 1階 ホール・事務室・荷解作業室・収蔵庫・展示室・機械室
2階 ホール・会議室・収蔵庫3・特別収蔵庫・展示室・暗室
休 館 日 毎週月曜日(祝日は開館)
、毎月最終の平日、国民の祝日の翌日(土日は除く)
、
年末年始
開館時間 午前9時~午後4時
観 覧 料 無 料
※昭和59年4月1日沼津市博物館条例の制定により、館名を「沼津市歴史民俗資料陳列館」から「沼
津市歴史民俗資料館」と改称した。
◦収 蔵 室
沼津市歴史民俗資料館 原収蔵庫
所 在 地 沼津市原字堀金380-3
建築面積 164.7㎡
構
造 鉄骨ブロック造平屋建
沼津市歴史民俗資料館 旧静浦東小学校収蔵庫
所 在 地 沼津市口野30-23
延床面積 1,244.9㎡
1F 500.7㎡
2F 372.1㎡
3F 372.1㎡
構
造 鉄筋コンクリート造3階建
2.資料館の目的
資料館は、社会教育施設として資料の展示や保護保存、啓蒙普及活動などを通じて市民の生涯教育
を助けること、また、調査研究活動を通じて、その資料を市民に提供し、地域社会のよりよい発展と
文化の振興に寄与することを目的としている。
83
3.事 業 活 動
⑴ 資料館の事業
① 失われつつある市内の歴史資料や民俗資料などの保護、収集保管。
(平成28年5月現在 民俗資料19,045点、古文書資料28,632点)
② 展示活動、講座、研究会などの啓蒙普及活動。
③ 資料に関する専門的な調査研究による情報交換や出版活動、展示活動などの資料公開。
⑵ 事業実績(平成27年度)
事 業 名
企
画
期 日
10/31~
11/15
白隠禅画展
ポスター、パンフレット
徳川家康の沼津支配
~三枚橋城代松井忠次を通じて~
市立図書館視聴覚ホール
170人受講
民
講
座
1/30
体
験
学
習
8/4
物
年間
行
備 考
展
歴
刊
内 容
「夏休み!まぼろしの御用邸本邸探検!!」
資料館だより(年4回発行)
資料集(古文書目録)
博物館紀要(明治史料館共同発行)
小学4・5・6年生対象
4人参加
206-209(無料)
29号(有償)
40号(有償)
各1,800部
600部
600部
⑶ 事業計画(平成28年度)
事 業 名
企
画
展
歴
民
講
座
体
験
学
習
刊
行
物
期 日
10/29~
11/13
内 容
備 考
白隠禅画展
ポスター、パンフレット
ポスター、パンフレット、
リーフレット
未定
「江梨歳時記」古写真に見る漁村の生活
未定
徳川家康の沼津支配
~興国寺城将松平清宗をめぐって~
市立図書館視聴覚ホール
8/17
昔の道具を使ってみよう
小学生対象
8/20
年間
「まぼろしの御用邸本邸探検」
小学4・5・6年生対象
資料館だより(年4回発行)
資料集(古文書目録)
博物館紀要(明治史料館共同発行)
210-213(無料)
30号(有償)
41号(有償)
各1,800部
600部
600部
4.歴史民俗資料館協議会
資料館の円滑な運営を図るため昭和49年に設置。現在は学校教育関係者、社会教育関係者、学識経
験者等10人以内で、任期は2年。
5.利 用 状 況(平成27年度)
月
4
5
6
7
8
9
入 館 者 数
5,626 人
9,015
5,825
5,198
6,264
4,757
開館日数
24 日
26
24
26
25
25
月
10
11
12
1
2
3
入 館 者 数
7,183 人
8,821
3,248
4,116
5,582
6,772
開館日数
26 日
24
19
23
22
26
平成27年度 入館者数 72,407人 開館日数 290日 一日平均入館者数 249.7人
84
明 治 史 料 館
当館は、昭和58年度に建設され、昭和59年10月
1日に開館した博物館である。館名は、常設展示
テーマの「江原素六」と「沼津兵学校」が、当市
の明治維新や明治時代を象徴するものであるとこ
ろに由来する。
また、当館敷地が江原素六の邸宅跡であること
から、
「江原素六記念館」という名も掲げている。
1.施 設 の 概 要
名
称 沼津市明治史料館
所 在 地 沼津市西熊堂372-1 電話 923-3335 FAX 925-3018
竣
工 昭和59年3月17日
総事業費 699,000千円
構
造 鉄筋コンクリート4階建(一部5階建)
規
模 敷地面積 1,793㎡ 建築面積 657㎡ 延床面積 1,946㎡
開
館 昭和59年10月1日
施設内容
◦図
書
室(1階) 郷土資料、県内市町村史、全国博物館刊行物、調べ学習用図書等を配架
し、利用者の学習を支援するレファレンスルーム 開架式 87㎡
◦収
蔵
庫(1階) 資料を保存するスペース 61㎡
◦く ん 蒸 室(1階) 資料の殺菌・殺虫を行う 21㎡
◦第2収蔵庫(2階) 資料を保存するスペース 136㎡
◦講
座
室(2階) 館主催の講演会・講座などに使用するほか、夜間も含め、外部の社会教
育的団体に対して貸し出している 収容人員108名 170㎡
◦展
示
室(3階) 常設展示室 南側は沼津の通史、北側は江原素六のコーナー 527㎡
◦展
示
室(4階) 沼津兵学校のコーナー 121㎡
◦そ
の
他 事務室(1階)43㎡、館長室(1階)22㎡、作業室(1階)20㎡、
ロビー(1階)109㎡、会議室(2階)24㎡
◦休
館
日 毎週月曜日(祝日は開館)
、毎月最終の平日、祝日の翌日(土・日をのぞ
く)
、年末年始(12/29~1/3)
◦開 館 時 間 午前9時~午後4時30分
◦観
覧
料 大人200円 小人(小・中学生)100円 市内の小・中学生は無料
団体(20人以上)は2割引
85
2.これまでの事業活動(平成27年度実績)
⑴ 常
設
展
示
3階展示室南側では、沼津の戦国期から近現代に至る通史の展示を行っている。3階展示室北
側では、明治の政治家・教育者・キリスト者として活躍した沼津移住の旧幕臣江原素六(1842~
1922)について展示している。主な展示資料は、江原素六の肖像画・写真・日記・辞令・遺品・
墨蹟などがある。当館建設時に解体された江原邸の一部も復元・移築されている。
4階の展示室では、明治元年(1868)に静岡藩の陸軍士官学校として設立された沼津兵学校と、
その教授・生徒の人材について展示している。主な展示資料は、兵学校の規則書・教科書・西周・
赤松則良・杉亨二・田口卯吉・島田三郎ら関係者の写真・著作・墨蹟などである。
⑵ 企
画
展
① 終戦70周年特別展 市民が見た昭和の戦争
7月1日㈬~8月30日㈰
② 地域の歴史シリーズ1 へだ
12月19日㈯~2月28日㈰
⑶ 特
別
展
江原素六学習展 ~子どもたちが見た江原素六~
4月18日㈯~5月17日㈰
⑷ 館外展示 館蔵資料展シリーズ
第12回明治史料館館蔵資料展「Who is this 肖像画?」
会場 ぬましんストリートギャラリー
9月2日㈬~9月29日㈫
⑸ 教 育 普 及
企画展に関連した歴史講座や古文書解読入門講座等を実施している。
古文書解読入門講座
9月5日・12日・19日・26日・10月3日 (講師 館非常勤職員)
受講者 延べ111人
高校生のための一日学芸員体験講座 8月6日㈭・11日㈫ 合計13人
小学生歴史教室「戦時中のくらしを体験しよう」
平和を考える戦争史跡めぐり 8月5日㈬ 18人
8月9日㈰・12日㈬ 合計30人
そろくまつり「子どもたちが見た江原素六」ほか
5月17日㈰ 639人
戦争体験を記録する会
毎月1回 延べ215人
⑹ 各 種 出 版
① 『沼津市明治史料館通信』
年4回発行 第121号~124号
② 『沼津市博物館紀要』
年1回(歴史民俗資料館と共同発行)
40号
⑺ 史料の収集・保存
展示や教育普及といった事業の基礎となる館の重要な任務として、史料の調査・研究・収集・
整理・保存という仕事がある。当館では、その対象範囲を、江原素六・沼津兵学校に限定するこ
となく、広く沼津市の歴史資料一般としている(特に、民俗学分野の資料を主な対象とする歴史
民俗資料館に対し、当館は近世・近現代の文書資料や古書籍など歴史学分野の資料を主な対象と
する)。収蔵・保管する史料は、分類・整理の上、一般の閲覧に供する。
86
3.平成28年度事業活動
⑴ 企
画
展
◦沼津を襲った地震・津波
7月2日㈯~8月28日㈰
◦駿東北伊豆の戦国時代(沼津・三島・富士の三市合同企画展)
11月12日㈯~1月29日㈰
⑵ 平和を考える戦争史跡めぐり
8月5日㈮・7日㈰ 市内在住の小学生とその親または中学生対象
⑶ 小学生歴史教室「戦時中の暮らしを体験しよう」
8月3日㈬ 戦時中の物のない時代の主な食べ物であった「すいとん」を作って食べたり、お
年寄りの話を聞いたりして、戦時中の生活の様子を学ぶ。
⑷ 高校生のための一日学芸員体験講座
8月4日㈭ 高校生対象 普段なじみのない「学芸員」を体験する。
⑸ 中学生職業体験
中学生対象 学校からの依頼により普段なじみのない「学芸員」を体験する。
⑹ 博物館実習生の受入れ
8月24日㈬~9月3日㈯ 学芸員資格取得に関わる博物館実習生の受入れ
⑺ 古文書解読入門講座
9月3日・10日・17日・24日・10月1日 古文書に初めて触れる初心者を対象に開催する。
(講師 館非常勤職員)
⑻ 館外展示 館蔵資料展シリーズ
9月2日㈮~9月29日㈭ 会場 ぬましんストリートギャラリー
⑼ 戦争体験を記録する会
通年。毎月第一土曜日に例会を開催。
戦争の記憶を後世に残すために、市民の戦争体験を記録する。
⑽ そ ろ く ま つ り
江原素六先生の命日5月19日または直前の日曜日、本年度は5月15日に無料開放。
江原素六学習作品展、児童らによる寸劇、体験コーナー、もちつき、とん汁配布など。
⑾ 刊
行
物
『沼津市明治史料館通信』
第125~128号
『沼津市博物館紀要』
(歴史民俗資料館と共同刊行)
41号
⑿ 史料の収集・整理
沼津兵学校関係資料及び沼津の歴史資料一般について収集・保存・整理を進める。
87
4.明治史料館協議会
館の円滑な運営を図るために設置し、学校教育関係者、社会教育関係者、家庭教育の向上に資する
活動を行う者、学識経験者、公募による市民から10名をもって組織され、その任期は2年となってい
る。
5.利 用 状 況(平成27年度)
月
入 館 者 数
開館日数
月
入 館 者 数
開館日数
4
497 人
24 日
10
882 人
26 日
5
955
26
11
654
23
6
350
6
12
241
18
7
986
26
1
485
23
8
1,915
25
2
653
22
9
634
25
3
556
26
平成27年度 入館者数 8,808人 開館日数 270日 一日平均入館者数 32.6人
88
戸田造船郷土資料博物館
1.施 設 の 概 要
名
所
称 沼津市戸田造船郷土資料博物館
在
地 沼津市戸田2710-1
電話/FAX 0558-94-2384
建 築 面 積 247.9㎡
延 床 面 積 518㎡
構
造 鉄筋コンクリート造3階建
開
館 昭和44年7月1日
施 設 内 容 1階 機械室 ピロティ
2階 玄関ホール・研修室・事務室・展示室
(駿河湾深海生物館を併設/延べ床面積213.98㎡)
3階 ロビー・展示室
休
館
日 毎週水曜日・国民の祝日の翌日(土日は除く)
・年末年始
開 館 時 間 午前9時~午後4時30分
観
覧
料 大人200円 小人(小・中学生)100円 市内の小・中学生は無料
団体(20人以上)は2割引
2.博物館設立の経緯と目的
1854年、安政の東海大地震による津波で破損したロシア軍艦「ディアナ号」は、修理のため下田
から戸田港に向かう途中、嵐に遭い現在の沼津市原付近の沖合で沈没してしまう。帰国する船を失っ
たプチャーチン提督をはじめとするロシア人乗組員たちは、沼津水野藩・韮山代官などの援助のも
とに戸田の船大工と協力して日本初の本格的洋式帆船「ヘダ号」を建造した。
昭和42年にヘダ号の建造地とプチャーチンの遺品が静岡県の史跡の指定を受けたことを機に、旧
戸田村の各所に残された造船に関わる遺品を収蔵・展示するための施設として設立され、昭和44年
7月1日に「戸田村立造船郷土資料博物館」として開館した。昭和62年4月には「駿河湾深海生物
館」が併設開館している。
さらに平成17年4月1日、沼津市と旧戸田村の合併に伴い沼津市に移管され、
「沼津市戸田造船郷
土資料博物館」と改称された。
3.展 示 収 蔵 品
ヘダ号造船に関する資料(設計図・大工道具・ヘダ号模型ほか)
ディアナ号及びプチャーチン関連の遺品(錨・食器・ディアナ号模型ほか)
ロシア及び旧ソビエト連邦よりの寄贈品
井田松江古墳・井田丸塚古墳出土遺物
戸田周辺の漁撈民俗資料(コザラシ網・網針・釣針・蛸壺・櫓・錨ほか)
収蔵品のうちディアナ号模型、ヘダ号設計図、大工道具、ヘダ号模型の4点は、わが国近代造船
の礎となった洋式船建造技術を伝えるものと認められ、平成19年11月に経済産業省から「近代化産
業遺産」として認定された。
89
4.博 物 館 協 議 会
学校教育関係者、社会教育関係者、学識経験者から選任された委員6名から構成されている。館
の円滑な運営のため、展示・収集・普及活動などに助言や提言を行う。任期は2年。
5.利 用 状 況(平成27年度)
月
入 館 者 数
開館日数
月
入 館 者 数
開館日数
4
591 人
25 日
10
642 人
26 日
5
887
27
11
769
25
6
661
26
12
604
24
7
687
26
1
619
25
8
1,123
28
2
624
25
9
630
25
3
713
25
平成27年度 入館者数 8,550人 開館日数 307日 一日平均入館者数 27.9人
90
芹沢光治良記念館
1.施 設 の 概 要
名
所
称 沼津市芹沢光治良記念館
在
地 沼津市我人道蔓陀ケ原517-1
電話/FAX 932-0255
竣
工 昭和45年5月30日
総 事 業 費 20,000千円
構
造 鉄筋コンクリート2階建
規
模 敷地面積 256㎡
建築面積 146.8㎡
延床面積 346.9㎡
開
館 平成21年10月1日
施 設 内 容 1階 展示室(主に芹沢光治良関連の企画展示)事務室
2階 展示室(市民ギャラリーとして沼津の文化に関係した展示)収蔵庫
休
館
日 毎週月曜日・国民の祝日の翌日(土日は除く)
・年末年始
開 館 時 間 午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
観
覧
料 大人100円 小人(小・中学生)50円 市内の小・中学生は無料
団体(20人以上)は2割引
2.記念館設立の経緯と目的
昭和45年(1970)5月30日に芹沢光治良の心友、岡野喜一郎氏(当時のスルガ銀行会長)が財団
を設立し、
「芹沢文学館」として建設され、運営されてきたが、平成21年(2009)4月1日に一般財
団法人井上靖文学館から沼津市に寄贈され、同年10月1日に「沼津市芹沢光治良記念館」として開
館した。
沼津市我人道で生まれ育った文人であり、沼津市名誉市民でもある芹沢光治良の業績と人物を周
知することを目的としている。
また、2階展示室を市民公募によるギャラリーとして開放し、沼津市の文化に関する展示を行う
ことで、広い意味での文化を市民に提供することも目的としている。
91
3.事 業 活 動(平成27年度実績)
⑴ 企
画
展
1階展示室では芹沢光治良に関する展示を行った。
◦戦後70年連動企画展 光治良と戦争展(第1回)
(6月16日~11月1日)
◦戦後70年連動企画展 光治良と戦争展(第2回)
(11月14日~平成28年3月31日)
2階市民ギャラリーでは市民等による展示を行った。
◦沼津の未来の巨匠たち(4月25日~5月21日)
◦風のコンサート vol.2―天の調べ―(5月24日)
◦緑と “ソト” をたのしむいえ 浅田佳宏CGパース建築作品展(6月23日~7月12日)
◦細田裕紀昆虫写真展―森の宝石小型昆虫―(7月17日~8月30日)
◦ずんぶり浸る展2nd(種田山頭火の句を基にした写真と書による展示)
(9月5日~10月4日)
◦後藤尚山岳写真展(10月9日~30日)
◦我入道秋の文化祭(11月1日~8日)
◦河合隆男彫金展―現代に生き続ける金属工芸の技―(11月17日~平成28年1月31日)
◦杉山英雄年賀状&作品展(平成28年2月2日~28日)
⑵ 資料整理・保存
芹沢光治良関連資料のデータベース化と適正保存を進めるために、財団より寄贈された資料目
録の点検、補填、資料等の整理及び保存のための準備を行った。
⑶ 各種広報活動
当館周知のためのポスター及びチラシ等を作成し、市内小中学校等の教育機関、各自治会及び
主要文化施設に配布した。また各イベント会場へ出向き、同様に配布した。
92
⑷ 教
育
普
及
平成27年度は新たに企画展に伴うギャラリートークや講演会等を開催した。
事 業 名
期 日
ワークショップ
7月26日
8月16日・22日
講演会
8月8日・15日
出前講座
10月10日
「光治良と神展について」
出前講座
10月23日
「芹沢光治良について」
講演会
11月21日
出張講義
12月10日
ワークショップ
11月23日
12月13日
平成28年
1月17日
平成28年
2月20日
平成28年
3月12日
平成27年度芹沢光治良文学講演会
「文学にとって戦争とは何か
―戦後七十周年に当って―」
「芹沢光治良と戦争」及び文学からみ
る戦争に関する意見交流会
ギ ャ ラ リ ー 7月24日・31日
ト ー ク ・ ミニ 8月21日・29日
ワークショップ
出前講座
出張講義
内 容
場 所
夏休み学習光治良と戦争展ギャラリー 1階展示室
トーク&ミニワークショップ「文学か
ら戦争を体感しよう」
◦夏休みワークショップ
2階市民
「針金で虫を作ろう!」
「虫の絵を描 ギャラリー
いてみよう!」
(7/26、 8/16)
◦ワークショップ
「大人のための昆虫撮影会」
(8/22)
光治良と戦争展特別企画「土地の古老 1階展示室
が語る戦争体験」
「光治良と戦争展について」
「光治良と神展について」
参加者計約50人
市立図書館
視聴覚ホール
全2回。
講師:笹原俊雄氏(郷土史研
究家)参加者計53人
沼津芹沢文学愛好会から依頼。
参加者約30人
我入道連合「壮寿会」から依頼。
市立第三中学校1年生を対象。
参加者約200人
講師:菅野昭正氏(世田谷文
学館長)参加者130人
日本大学
国際関係学部
同大学安元隆子ゼミ生を対象。
参加者24人
市立図書館
第3講座室
芹沢光治良旧宅
(東京)
沼津芹沢文学愛好会から依頼。
参加者約20名
芹沢光治良四女 岡玲子氏から
依頼。参加者約30人
市立図書館
第4講座室
我入道公園内
「針金で虫を作ろう!」
備 考
企画展に伴うイベント全4回。
参加者計約20人
2階市民
ギャラリー
全3回。主に小中学生を対象。
参加者計約60人
4.芹沢光治良記念館懇話会
館の円滑な運営を図るため、委員4人による懇話会を2回開催し、運営方法及び事業計画などに
ついて参考意見を聴取した。任期は2年となっている。
5.利 用 状 況(平成27年度)
月
入 館 者 数
開館日数
月
入 館 者 数
開館日数
4
138 人
26 日
10
413 人
27 日
5
598
27
11
460
24
6
108
13
12
137
24
7
286
27
1
242
24
8
352
26
2
344
23
9
474
26
3
188
27
平成27年度 入館者数 3,740人 開館日数 294日 一日平均入館者数 12.7人
93
若山牧水記念館
http://web.thn.jp/bokusui/
沼津市若山牧水記念館は、歌人若山牧水の顕彰
と本市ゆかりの文学者及びその背景となる沼津の
文学風土を広く紹介することによって、市民の文
化活動を振興し、創造性を育む文化都市づくりを
目指すために建設された。
この記念館は、建設費の約半分に、市民はじめ
牧水の関係者、そして、全国の牧水ファンからの
寄附金が充てられ、昭和62年11月1日に開館した。
1.施 設 の 概 要
名
称 沼津市若山牧水記念館
所 在 地 沼津市千本郷林1907番地の11
電
話 962-0424
竣
工 昭和62年2月28日
総事業費 122,000千円
構
造 鉄筋コンクリート造・一部木造、平屋建
規
模 敷地面積 2,378.04㎡
建設面積 470.86㎡
延床面積 400.58㎡
開
館 昭和62年11月1日
施設内容 展 示 室 117㎡
ラウンジ 113㎡
沼津の文学風土を紹介するとともに、ラウンジの一角には喫茶コーナーを設け、来館
する人たちの休憩や団らんの場として提供している。
収 蔵 庫 23㎡
展示品以外の牧水に関する様々な資料や牧水研究家にとって貴重な資料を所蔵保管する。
会 議 室 (貸室)和室2室、20畳 牧水を中心とした研究会や小規模な集会などに使用できる。
開館時間 午前9時~午後4時30分
観 覧 料 大人 200円 小人(小・中学生)100円 市内の小・中学生は無料
団体(20人以上)は2割引
94
2.運 営
⑴ 指定管理者の指定
平成18年4月1日から公益社団法人沼津牧水会を指定管理者に指定している。
⑵ 事業実績(平成27年度)
事 業 名
講座・講演等
期
日
内
展
刊
行
物
考
「初心者のための短歌講座」
参加者延 230人
講師 須永 秀生
4月~3月
「牧水記念館短歌会」
参加者延 132人
講師 須永 秀生
4月~3月
「牧水記念館俳句会」
参加者延   86人
講師 榎本 好宏
参加者延   86人
講師 成田 真洞
書道講座
「中学生短歌コンクール」
応募短歌 14校 1,712首 入選短歌55首
表彰式 10月18日
牧水祭碑前祭にて
10月4日
「短歌大会」 応募短歌123首
参加者   80人
講師 吉川 宏志
3月6日
「雛の歌会」 応募短歌71首
参加者   46人
講師 東 直子
9月19日~
11月29日
特別企画展「牧水をかく」
~榎倉香邨と成田真洞~
入場者 1,501人
3月15日~
3月25日
平成27年度「書道講座」受講者作品展示
入場者 181人
4月~7月
画
備
4月~3月
4月~3月
企
容
「若山牧水記念館」館報の発行
第55号 9月1日 第56号 3月1日
⑶ 事業計画(平成28年度)
事 業 名
講座・講演等
期
日
内
展
刊
行
物
考
「初心者のための短歌講座」
講師 須永 秀生
4月~3月
「牧水記念館短歌会」
講師 須永 秀生
4月~3月
「牧水記念館俳句会」
講師 榎本 好宏
書道講座
講師 成田 真洞
「中学生短歌コンクール」
表彰式 10月16日
牧水祭碑前祭にて
10月2日
「短歌大会」
講師 今野 寿美
3月4日
「雛の歌会」
講師 梅内美華子
4月~7月
画
備
4月~3月
4月~3月
企
容
3月14日~
3月26日
平成28年度「書道講座」受講者作品展示
「若山牧水記念館」館報(年2回)
⑷ 平成27年度入館者数
総入館者数
有 料 者
無 料 者
開 館 日
一日平均入館者数
5,791人
3,186人
2,605人
306日
18.9人
95
庄 司 美 術 館
(モン ミュゼ沼津)
http://www.monmusee.sakura.ne.jp
沼津市庄司美術館は、平成12年に
元沼津市長・故庄司辰雄氏のご遺族
から庄司氏が収集した美術品ともど
も市に寄贈されたものである。市で
は、庄司氏の遺志を元に、市民に多
くの美術品を鑑賞する機会を持って
もらうため、平成12年11月3日、沼
津市庄司美術館(愛称モン ミュゼ沼
津)として開館した。
平成18年4月1日から特定非営利活動法人沼津文化協会を指定管理者に指定している。
1.施 設 の 概 要
名
称 沼津市庄司美術館
愛
称 モン ミュゼ沼津
所
在
地 沼津市本字下一丁田900-1
電
話 952-8711
竣
工 平成3年2月12日
建
築
主 庄司辰雄(元沼津市長)
寄附採納日 平成12年6月27日
構
造 鉄筋コンクリート造 亜鉛葺 3階建
地下1階付
規
模 敷地面積 594.73㎡
延床面積 546.30㎡
開
館
日 平成12年11月3日
施 設 内 容 1F 受付、展示室
2F 展示室、書架
3F 館長室、事務室、収蔵庫
収 蔵 作 品 建物とともに寄附された美術作品 300点余
沼津市が所蔵する美術作品 570点余
開 館 時 間 午前10時~午後5時
観
覧
料 大人 200円 小人(小・中学生)100円 市内の小・中学生は無料
団体(20人以上)は2割引
96
2.運 営
⑴ 美術館運営委員会
美術館の適正な運営をするために、美術館運営委員会を設置している。
沼津市庄司美術館運営委員会
委 員 の 数 10名以内
任 期 2年
⑵ 平成27年度実績報告
期 間
1 階 展 示 室
2 階 展 示 室
北村周一
3/28㈯~4/19㈰ フラッグ《フェンスぎりぎり》
1999年以後
呉 一騏
4/25㈯~5/17㈰
現代山水藝術表現展
山水系譜「光を求め」
5/23㈯~6/14㈰
満丸導子油彩画展
7/4㈯~8/2㈰
川口潔 油彩画展
JAZZ
―都市は再生する―
8/8㈯~8/30㈰
杉木奈美展
うるし画の魅力
大庭修二うるし画展
瀧口芳孝 陶芸展
美しく蒼きドナウ河の船旅
村岡俊夫写真展
野田脩次 弦楽器製作展
三井康亘 ロボット展
9/5㈯~9/27㈰
澤田祐一展 松にふれて 1985-2015
10/3㈯~10/25㈰
市場勇太・市場良子 染色作品展
「うつりゆくあるひととき」
「富士山麓の自然・光と風…を染めて」
10/31㈯~11/23㈪ 大竹邦子展 メルヘンの世界
11/28㈯~12/23㈬
8/2 夏の講座 (第一地区センター)
中村一人 油彩画展
田宮話子
WORKS 1985-2015
収蔵作品・山口源作品展示
1/5㈫~1/24㈰
寄贈作品展
1/30㈯~2/14㈰
山口源大賞新人賞受賞作品展
2/20㈯~3/13㈰
備 考
吾妻正弘 版画展
内田宜子 版画歩み展
⑶ 平成28年度事業計画(予定)
◦鼻煙壺展◦前田千寸展 (4/9~5/8)
◦小野光倫展
(10/1~10/23)
◦山口 源展
(5/14~6/26)
◦進藤裕代展
(10/29~11/27)
◦和美(わび)展 ①
(7/2~7/31)
◦和美(わび)展 ②(12/3~12/24)
◦久松孝彦展
(8/6~8/28)
◦寄贈作品展
(1/4~1/29)
◦一ノ瀬智恵乎展
(9/3~9/25)
◦櫻本太志展
(2/4~2/26)
⑷ 平成27年度入館者数
総入館者数
有 料 者
無 料 者
開 館 日
一日平均入館者数
5,042人
2,499人
2,543人
237日
21.3人
97
健 全 育 成
次代を担う青少年が、心身と
もに健やかにたくましく成長す
ることは、市民すべての願いで
ある。
本市では、この願いをこめて、
昭和55年に「青少年健全育成都
市宣言」を行い、青少年の健全
育成活動はそれまでの行政主導
型から市内各地区の青少年を健
やかに育てる会を中心とした地
域主導型に移行した。そして、
沼津市わたしの主張大会
“地域の子どもは地域で育てる” を基本理念に、青少年育成推進員を中心として、団体や機関等が密接
に連携し合い、あらゆる機会と場を活用した地域ぐるみの実践活動を展開している。
また、昭和62年には、沼津市青少年問題協議会が、青少年が明るく健全に育つまちづくりを進める
ため、
「明るい子どもが育つまち」を統一目標に、青少年対策の基本方針を打ち出すなど、官民一体と
なって青少年の健全育成と非行防止に努めている。
⑴ 青少年問題協議会
市長を会長として、青少年問題にかかわる学識経験者、関係機関・団体の代表者25人以内によ
り本協議会を構成し、青少年非行の防止、健全育成の総合的施策の樹立と実践活動の方策等につ
いて研究、協議や助言を得るとともに、関係機関・団体の連携を深めている。
特に、より効果的な青少年健全育成を進めるため、将来を展望した全市民的取り組みとともに、
直接の担い手である行政・学校・地域・家庭・職域において、その取り組むべき基本方向につい
て検討を重ねた結果、昭和62年5月13日に「沼津市青少年対策の基本方針」を策定し、あらゆる
機会と場を通してこの方針の浸透を図っている。
沼津市青少年問題協議会委員
任 期 2年
委員の構成 学識経験者、関係行政機関の職員、その他市長が規則で定める者
⑵ 青少年を健やかに育てる会
昭和55年12月10日の青少年健全育成都市宣言を契機として、自治会連合会の積極的な姿勢のも
とに、市内全域16地区に「青少年を健やかに育てる会」が設置された。この会は全市民的活動を
目指すもので、自治会をはじめ青少年育成推進員・少年補導委員・小中学校・PTA等あらゆる関
係機関・団体で構成される地域の自主的実践活動の推進母体である。また、現在18地区の会長に
より青少年育成市民会議的組織として、青少年を健やかに育てる会連絡協議会が設けられている。
各地区の青少年を健やかに育てる会では、全市統一目標の「地域の子どもは地域で育てる」運
動を進める一方、それぞれの会が、地域の特性を活かしながら懇談会・講演会・映画会等を開催
98
して、地域ぐるみで非行防止や健全育成に向けた実践活動を積極的に展開している。
昭和57年度からは、地域連帯感の醸成、住民意識の高揚、社会環境の浄化等、一層の実効性を
高めるための活動専門部5部(広報啓蒙部・健全育成部・家庭教育部・環境浄化部・補導相談部)
を設けていたが、平成4年度に見直しを行い、現在は育成部・補導部の2部となっている。
本年度地域実践活動目標
※統一目標
「地域の子どもは地域で育てる」
※重点実践事項
◦青少年を健やかに育てる会の充実
◦家庭の教育力の回復に努める
◦青少年の地域参加・参画の促進
◦環境浄化活動の推進
平成28年度 沼津市青少年を健やかに育てる会連絡協議会
地
◎
区
名
地
区
名
第 一 地 区
片 浜 地 区
第 二 地 区
今 沢 地 区
第 三 地 区
大 平 地 区
第 四 地 区
静 浦 地 区
第 五 地 区
内 浦 地 区
門 池 地 区
西 浦 地 区
金 岡 地 区
原 地 区
大 岡 地 区
愛 鷹 地 区
○
浮 島 地 区
戸 田 地 区
◎会長 ○副会長
中学校区を基本とする市内18の地区で組織する
⑶ 青少年育成推進員制度
青少年の健全育成を国民運動として推進するため、昭和41年6月「青少年育成国民会議」が設
置され、昭和44年、本市においても市民ぐるみの運動として推進するために「青少年育成推進員
制度」を創設した。
各地区の「青少年を健やかに育てる会」からの推薦を受け、教育委員会が委嘱している青少年
育成推進員は「青少年を健やかに育てる会」の中核的な推進役としての活動とともに、各地区間
の連携強化を図るため、それぞれの地区代表者をもって青少年育成推進員連絡会を組織している。
※主な活動
◦地域での「あいさつ運動」
「明るい家庭づくり」
「青少年の地域参加」のための親子レクリエー
ション、スポーツ活動等、青少年健全育成活動を進めるうえで、その中核的役割を担う。
◦少年補導委員をはじめ、地域の保護司、民生・児童委員、青少年育成関係者及び子ども会等、
青少年育成団体との連携、協調を図る。
99
⑷ 成
人
式
「成人の日」は新しく成人となった若者を祝い、励ますとともに、社会人としての義務と責任に
ついて自覚を促す日である。
本市の成人式は、昭和45年までは中央方式、昭和46年から分散方式、昭和58年から中央方式と
分散方式の併用で実施してきた。
平成元年からは、中学校区ごとの地域分散方式に切り替え、各会場とも地域における手づくり
の成人式を開催し、地域連帯感や地域青少年育成活動の基盤づくりに大きな役割を果たしている。
平成28年の出席者は1,576人で、出席率は85.6%であった。
また、成人の日を意義あるものにすべく、新成人が有権者としての意識をもち、市政に対して
関心をもってもらうため、成人式の記念事業として新成人議会を開催した。
⑸ わたしの主張大会
この大会は、中学生から募集した家庭・学校・郷土(地域)
・友人・将来のこと、あるいは、自
分の体験や日頃考えていることなどをまとめ発表するもので、発表を通して社会の一員としての
自覚を高めるとともに、青少年に対する市民の理解や認識を深めることをねらいとしている。
平成28年度は35回目の開催で、市内19中学校で校内審査を経た19人が、市民文化センターで発
表を行った。
⑹ 高校生しゃべり場inぬまづ
高校生が日ごろ感じていることや意見を発言する場を提供することで、社会参加へのきっかけ
を作るとともに、学生自身の社会に対する意識の高揚を図り青少年の健全育成を促すことを目的
としている。
市内の各高校代表及び公募による市外の高校に通学する市在住の高校生が参加しディスカッショ
ンする。
⑺ 静岡県東部ふれあい体験塾
自然の中での集団生活や自然・文化等の学習を通して、心身ともに健全な青少年の育成を図る
ことを目的として、2市1町(沼津市、伊豆の国市、函南町)の共同事業により「ふれあい体験
塾」を実施する。
◦日 程 平成28年8月8日㈪~8月12日㈮ 4泊5日
◦場 所 長野県松川町ほか
◦参加者 小学5年生~中学生 64人(予定)
〈沼津市は34人(予定)
〉
⑻ 青
年
育
成
近年の社会環境の変化とともに、青年団体活動等は依然として低調に推移しており、この活性
化を促すため、青年活動の根幹となるリーダーの養成に努めている。同時に、青年活動は何より
も地域とのかかわりを深めながら進めることが重要であるため、その面での指導とともに、他地
域青年団体との積極的な交流にも努めている。
100
① 沼津市青年教育振興協議会
市内の青年団体や勤労青少年ホーム教養講座受講生などで構成されたこの協議会は、相互の
連携と共通問題の調査研究に努めている。また、合同事業については、各事業ごとに実行委員
会を組織し、取り組み、自らが楽しむばかりでなく、多くの市民に潤いを与えるとともに、市
の活性化のために尽力している。
② 二市青年教育交流協議会
昭和54年度に沼津・三島・熱海・伊東の4市で、四市青年教育推進協議会を設置し、青年交
流会を通じて、各市の青年リーダーの養成を目指して活動を展開してきた。現在は沼津・三島
の2市で、二市青年教育交流協議会として活動している。
主な内容としては、学習会・交歓会・レクリエーション等をはじめ、青年の視野を広め、活
力を培うための研究・協議・連絡等を行い、二市の総合的青年活動に大きな役割を果たしている。
⑼ 少
年
育
成
現在、少年の生活に占める学校の比重はますます大きくなっているが、健全な少年の育成のた
めには、家庭・学校・地域社会の連携・協調が何よりも期待される。
今日、地域社会の連帯感が薄れ、地域の教育力は衰える傾向にあるが、一方ではコミュニティ
づくりや祭事・季節行事等による新しい地域社会の醸成が各地に広がってきている。
また、少年は、団体活動に参加することによって、年齢を異にする者との交わりを深め、知己
を得ることなどによって人格を形成していくことから、このような少年のための地域づくりと併
せて、団体の育成を図っている。
① 子ども会
本市の子ども会は、各自治会毎に213子ども会、7,160人の小学生児童が参加し、近隣地域社
会を活動の場としてその個性を確立し、社会性を身につけることを目標に子ども会活動をすす
めている。活動内容は多種多様であるが、地域社会の特性を活かして世話人の指導助言により
活動している。昭和34年2月、市内各地域の有識者、PTA補導部の指導者等により、子ども会
を育成する目的をもって沼津市子ども会世話人連合会(沼子連)が発足した。
昭和38年8月、各子ども会を指導するため、青少年有志により沼津市子ども会リーダースク
ラブ(N・L・C)が結成され、沼子連と表裏一体の形で地域の子どもたちの良き指導者とし
て活動を続けている。
昭和50年4月、沼子連は、沼津市子ども会育成連絡協議会と名称を変更し、組織の強化、地
域活動の活発化、指導者・リーダーの養成などを主目標として活発な活動を展開するとともに、
各子ども会活動の振興を図っており、平成20年度に発足より50年を迎えた。また、N・L・C
も校区ごとの活動の活発化をめざし、地域組織の確立に努めている。
主な事業としては、6月に砂の造形大会、11月に球技大会、また沼子連を中心に市P連、ス
ポーツ少年団など市内の青少年健全育成団体で「沼津市青少年育成団体連絡協議会」を組織し、
「子どもの遊び王国 in 沼津」を10月に開催している。
子ども会リーダー養成事業としては、小学生を対象に年6回程度のクラブキッズを開催し、
3月にはフレッシュリーダー講習会を実施している。
101
② ボーイスカウト
ボーイスカウト運動は、健全な青少年の育成を目的とした青少年の社会教育運動で、創始以
来世界各国で活発な活動が続けられており、本市においては、昭和28年に発足以来、堅実な実
践を展開している。
この運動の特色は、少年の育成に最も大切な年代である小学校・中学校・高校等の青少年を
一貫して正しく導き、良い品性を身につけさせ、身体を訓練し、種々の技能を習得させ、喜ん
で社会に奉仕できる国際愛をもった立派な社会人に育てることを目的としており、現在、沼津
支部に4個団、約120人の団員が活動している。
③ ガールスカウト
ガールスカウト運動は、少女たちのもっている豊かな可能性を育み、健全な品性とすぐれた
知性や技能を習得させ、社会に役立つ公民を育てることを目的とした社会教育運動である。
この運動は1909年にイギリスで創始、本市においては、昭和34年に発足以来、有志女性指導
者の奉仕によってすすめられ、現在沼津地区に4個団、約50人の団員が活動している。
④ 海洋少年団
少年が海に親しみながら海洋思想・知識と海上生活に必要な技術を習得することを目的とし
ており、本市においては、昭和53年に発足以来、四季を通じて活発な活動を展開している。特
に、カッター洋上訓練は心身の育成向上に大きな役割を果たしている。現在、約5人の団員が
活動している。
102
青少年教育センター
時代の推移とともに、青少年を取り巻く環境は複雑化・多様化してきており、青少年の健全な成長
を阻害する幾多の要因を生み出してきている。その結果、情緒の安定を欠いたり、対人関係がうまく
とれないなど、変化する環境に適応できない子どもたちが増えてきているのが現状である。
青少年教育センターは、青少年の非行や不登校などの問題に対処し、健全な育成を促すため、家庭
をはじめとして地域・学校・警察他関係機関との連携・協力の下に、補導並びに教育相談活動などの
事業を行っている。
当センターは、
「青少年教育センター」と「保健センター」からなる複合施設として計画され、昭和
61年4月1日に開館した。
1.施 設 の 概 要
名 称 沼津市青少年教育センター
所在地 沼津市八幡町97番地
電 話 951-3440
建設費 957,255千円(うち、青少年教育セ
ンター部分607,840千円)
構 造 鉄筋コンクリート4階建一部2階
規 模 敷地面積 2,748.48㎡
建築面積 1,257.28㎡
延床面積 3,601.52㎡(うち青少年教育センター部分2,232.32㎡)
竣 工 昭和61年3月31日
2.活 動 方 針
⑴ 補導活動の強化
一般化・広域化する青少年非行に対処するため、中央補導とともに地区補導活動の充実を図る。
⑵ 万引き防止対策の推進
刑法犯少年の大半を占める万引きを防止するため、家庭、地域、学校、商業店舗との連携を深
め、青少年自身への意識啓発を強化する。
⑶ 環境浄化活動の推進
全市一斉の「青少年を取り巻く社会環境の実態調査」により、有害環境の実態を把握し、地域
ぐるみの有害環境浄化活動を推進する。
⑷ 非行・被害防止啓発事業の強化
麻薬や覚せい剤の恐ろしさ、携帯電話に潜む危険等のDVDを学校や各地区に貸し出して、非
行・被害防止への意識啓発を図る。
103
⑸ 教育相談事業の充実
面接相談及び電話相談の内容をより充実させ、青少年や保護者などに、より適切な相談を実施
して援助を進める。それとともに、地域のなかでの相談や青少年健全育成に関する助言などの活
動を充実させるため、青少年健全育成地域相談員制度の活用を図る。
⑹ 不登校児童・生徒に対する集団活動の充実
体験活動「はばたき」や相談指導学級での集団活動を通して心理面の回復を促進し、社会的自
立と学校復帰を支援する。
3.補 導
青少年の非行化を防止するため、市内18地区の「青少年を健やかに育てる会」
、小・中・高校及び大
型店等から推薦を受けて委嘱した少年補導委員292人と当センター職員により、中央補導及び地区補導
を計画的かつ継続的に実施している。また、青少年の健全育成を推進するため、地域と協力しあって
有害環境の浄化に努めている。
⑴ 少年補導委員の委嘱状況(平成28年度)
少年補導委員の委嘱者数
推
薦
団
体
名
委
員
一
地
区
20
第
二
地
区
20
第
三
地
区
17
第
四
地
区
20
第
五
地
区
20
片
浜
地
区
11
今
沢
地
区
金
岡
地
大
岡
愛
大
推
青少年を健やかに育てる会
薦
団
頭
名
委
員
門
池
地
区
13
静
浦
地
区
6
内
浦
地
区
6
西
浦
地
区
3
区
17
原
地
島
地
区
6
14
戸
田
地
区
4
区
19
小
学
校
教
諭
23
地
区
18
中
学
校
教
諭
18
鷹
地
区
7
高 等 学 校 教 諭
24
平
地
区
4
大
型
計
⑵ 街
体
浮
小中学校等
青少年を健やかに育てる会
第
数
補
店
数
2
292人
導
① 中央補導
繁華街を中心に青少年の社会的規範の向上を図り、不良行為を未然に防ぐため、公園、空き
地、ゲームセンター、商店、デパート等を重点に補導活動を行っている。午前は地区から推薦
された女性、午後は小・中・高校の教員及び母親、夜間は地区の代表者によって警察署と緊密
な連携を保ちつつ、計画的な街頭補導に努めている。
104
平成28年中央補導年間実施計画
回 数
月
午 前
午 後 夜 間
補 導 の 重 点 目 標
計
4
2
3
3
8
怠学青少年の補導、不良交友・交通ルール・マナーの補導
5
1
3
0
4
怠学青少年の補導、喫煙補導
6
3
4
3
10
不良交友及び万引き防止の補導、怠学青少年の補導
7
1
8
2
11
夏休み特別補導、薬物乱用防止、夏まつり特別補導
8
3
5
3
11
夏休み特別補導
9
2
5
2
9
10
3
6
3
12
遊技場における金銭乱費防止、不健全娯楽・不良交友の補導
11
2
6
2
10
怠学青少年の補導、不良交友の補導
12
2
4
1
7
遊技場における金銭乱費防止、不良交友・万引き防止の補導
1
3
5
2
10
喫煙の補導、遊技場における金銭乱費防止、不良交友の補導
2
3
5
2
10
怠学青少年の補導、喫煙の補導
3
1
3
2
6
計
26
57
25
108
怠学青少年の補導、不良交友の補導
怠学青少年の補導、不良交友の補導、不健全娯楽の補導
② 地区補導
市内全域の補導強化を図るため、各地区の「青少年を健やかに育てる会」の少年補導委員225
人が中心となり、きめ細かい補導活動を推進している。
⑶ 環 境 浄 化 活 動
有害図書の販売場所、カラオケ店、ゲームセンター、公園、空き地等の青少年のたまり場や遊
び場について巡視活動を行い、浄化に努めている。また、例年実施する「青少年を取り巻く社会
環境の実態調査」により、青少年に有害となる環境の実態を掌握し、業者への自粛要請をすると
ともに、高校生による落書き消しなど地域ぐるみの環境浄化活動を推進している。
⑷ 広 報 活 動
非行・被害防止及び健全育成の啓発を図るため、市広報紙の活用等を行っている。さらに7月・
8月の「青少年の非行・被害防止強調月間」
、11月の「子ども・若者育成支援強調月間」に合わせ
て街頭キャンペーンを実施している。また、
「青少年教育センターたより」を年4回発行するなど
により、市民意識の高揚を図っている。
⑸ 他機関との連携
課題をもつ青少年の動向をすばやくとらえ、適切な指導と対応を進めるため、東部児童相談所、
保護観察所、沼津地区少年サポートセンター、市福祉事務所こども家庭課、市教育委員会学校教
育課及び青少年教育センターにより毎月定例会を開催し、情報交換や対応の検討などを行ってい
る。
105
⑹ 平成27年度街頭補導少年の学職別状況(中央補導・地区補導)
為
ゲームセンター入場
パ チ ン コ 店 入 場
種
カ ラ オ ケ 店 入 場
自転車の暴走行為
別
自転車の二人乗り
自 転 車 の 無 灯 火
危
険
な
そ
遊
の
び
他
計
男
女
合
事 後 指 導
他 機 関 へ 連 絡
合
男
0
女
0
男
計
1
女
1
2
1
1
男
30
22
29
81
女
30
16
26
72
男
0
女
0
男
0
女
0
男
24
93
281
398
女
10
44
129
183
男
0
女
0
男
0
女
0
男
2
1
1
1
5
女
0
男
5
女
男
3
1
9
6
3
女
5
18
1
3
2
6
4
1
31
4
男
5
13
女
5
7
男
35
43
141
4
女
24
14
135
1
男
99
183
476
15
女
69
82
300
168
265
776
計
家庭・学校・職場へ連絡
計
業
無職少年
怠
有職少年
・
友
その他学生
学
交
生
怠
良
校
行
不
高
夜 間 は い か い
生
煙
学
喫
中
酒
生
飲
学
区 分
小
性 別
学 識 別
(単位:人)
7
27
12
4
2
229
1
175
7
2
782
1
0
1
453
16
7
3
1,235
男
0
女
0
男
0
女
0
0
0
106
0
0
0
0
0
4.教 育 相 談
社会の仕組みがますます複雑化する今日、家庭や地域社会での教育的機能が薄れ、学校教育の果た
すべき役割は重く、一層重要なものになってきている。
このような中で、これまでの学校教育を単に充実するだけでは社会の様々な要請に対応できなくなっ
てきており、学校教育の枠を越えた新しい施策が必要となっている。
教育相談は、こうした新しい時代の要請に応えるため整備拡充されたもので、学校教育と家庭教育、
また、地域社会の教育活動との連携を深めながら相談活動の充実を図り、様々な課題を抱えた子ども
たちの健全な育成に努めている。
⑴ 相
談
業
務
青少年の健やかな心身の発達を援助するため、青少年や保護者に対する教育相談を実施してい
る。また、必要に応じて教員からの相談にも対応している。
相談内容は、非行、不登校、発達・子育て、進路・適性及び対人関係などがある。
① 面接相談
カウンセリングや、遊戯療法などの心理療法を通して、相談者自らが進むべき方向を見い出
していくことを援助している。
また、必要に応じて家庭・学校・諸関係機関などと連携し、問題の早期解決を図っている。
② 電話相談
「やまびこ電話」の愛称で呼ばれる電話相談は、電話を通して訴えられる青少年に関する様々
な問題や悩みについて、電話相談員が共に考えながら解決のための援助を行っている。
③ 地域相談
教育経験豊かな方々(退職校長等)を「青少年健全育成地域相談員」として各地区に配置し、
地域が行う健全育成活動に対して助言・援助をするとともに、地域の青少年や保護者等の相談
に応じている。
⑵ 体験活動「はばたき」
不登校傾向を示す小・中学生を対象に、小集団での体験活動を通じて情緒の安定を図り、自立
心や社会性を育成している。
⑶ 相談指導学級
心理的な要因等により不登校の状態にあり、当センターでの面接相談を受けている小・中学生
のうち、相談指導学級への通級が自立や学校復帰への支援につながると判断された者を対象とし、
小集団での活動を通して、自己決定力や自己肯定感を高め、人との円滑な関わり方を学ぶ支援を
している。
⑷ 面
接
相
談
平成27年度に教育相談でかかわった件数は97件(前年99件)で、このうち新規相談は55件(前
年61件)であった。
107
平成27年度面接相談
相談分類別・対象者別状況
分 類
対 象
幼
新
非
行
不 登 校
発達・子育て
進路・適性
(単位:件)
対人関係
そ の 他
合
計
0
児
規
0
小 学 生
新
規
中 学 生
新
規
高 校 生
新
規
14
13
3
30
12
9
3
24
50
9
59
23
4
27
5
5
4
4
3
そ の 他
新
規
本
新
年
規
前
新
年
規
3
0
69
22
6
97
39
13
3
55
3
60
28
7
99
3
35
22
1
61
1
その他……大学・短大・専門学校生・有職少年、無職少年など
上段は面接相談を実施した総件数
下段は新規に面接相談を実施した件数で上段の内数
〔新規相談受理状況〕
新規相談分類別内訳
新規相談対象者別内訳
高校生4件(7.3%)
対人関係3件(5.5%)
発達・子育て
13件 (23.6%) 27年度
中学生
27件
(49.1%)
55件
不登校
39件
(70.9%)
108
27年度
55件
小学生
24件
(43.6%)
⑸ 電話相談(愛称 やまびこ電話)
平成27年度 相談分類別相談対象者・相談者別内訳
分類別
非
行
不 登 校
乳幼児
進
適
相談者別
1
相談対象者別
相談者別
2
学校生活
4
言
合
計
少 年
相談対象者別
相談者別
相談対象者別
相談者別
1
1
12
21
66
17
17
25
39
481
557
6
9
8
1
5
1
8
6
12
4
3
1
3
3
2
5
77
7
65
1
25
1
2
1
79
1,194
1,322
221
14
21
8
4
2
1,739
2,093
1,252
10
相談対象者別
一般成人
(含保護者)
28
相談者別
3
3
問い合わせ 相談対象者別
ほ
か 相談者別
無
高校生
15
路 相談対象者別
性 相談者別
対人関係
中学生
1
相談対象者別
発
達 相談対象者別
子 育 て 相談者別
性の問題
小学生
相談対象者別
相談者別
2
0
0
相談対象者別
相談者別
[ 参 考 ] 相談対象者別
平成26年度
合
計 相談者別
38
8
19
0
18
10
22
17
18
13
2
1,260
(単位:件)
不 明
その他
1
1
11
11
1
128
26
1,683
1,683
1,824
1,721
857
863
合 計
2
2
12
12
66
66
50
50
39
39
566
566
80
80
1,352
1,352
1,683
1,683
3,850
3,850
2,173
2,173
注:① 上段は相談対象者別分類数[電話内容が誰のことについてかの分類]
(例:小学生の息子のことで、母親からの相談→小学生にカウント)
② 下段は相談者別分類数[電話を掛けてきた人についての分類]
(例:小学生の息子のことで、母親からの相談→保護者にカウント)
③ 少年は20歳未満の大学(短大)生・専門学校生・有職少年・無職少年
相談分類別内訳
性の問題
50件(1.3%)
発達・子育て
66件(1.7%)
不登校
12件
(0.3%)
非行
2件
(0.1%)
無言
1,683件
(43.7%)
相談対象者別内訳
対人関係
566件
(14.7%)
27年度
3,850件
小学生38件(1.0%)
進路・適性
39件(1.0%)
学校生活
80件
(2.1%)
問い合わせほか
1,352件 (35.1%) 109
乳幼児2件
(0.1%)
不明
1,824件
(47.4%)
中学生 18件(0.5%)
高校生
221件
(5.7%)
27年度
3,850件
一般成人
1,739件
(45.1%)
少年
8件
(0.2%)
⑹ 教育相談研修
現在の社会環境を反映して、子どもたちの問題行動は複雑で多様なものとなっている。そうし
た子どもたちの心を受容しつつ、成長を支援する学校での教育相談的なかかわりが重要視されて
いる。このような状況を踏まえ、不登校の小・中学生の実態とその対応について学ぶ、不登校担
当教員研修や相談指導学級における教育相談教員研修を行っている。
また、相談担当者の資質の向上を図るために以下の研修を実施している。
① 内部研修
面接相談担当者は、
「ケース会議」の中で事例検討を中心とした研修を行っている。
電話相談員は、定例研修会で相談者に対する援助方法について学んでいる。
② スーパーバイザー
相談担当者への専門的な助言及び技術指導のため専門的な知識をもつ大学教授や医師等をスー
パーバイザーとして委嘱している。
⑺ 調査・研究事業
「青少年を取り巻く社会環境の実態調査」をはじめとした教育相談及び非行等課題解決のための
調査・研究を行っている。
⑻ 広報・啓発
教育相談事業のPRに努めるとともに、家庭及び地域社会の教育的機能の育成を図っている。
110
勤労青少年ホーム(愛称 アクティブ沼津)
1.ホ ー ム の 目 的
沼津市立勤労青少年ホームは、中小企業に働
く青少年の福祉の増進と健全な育成を図り、あ
わせて余暇の善用の場として、昭和43年4月に
設置された。教養講座、サークル活動を通して
趣味を広げ、新たな仲間づくり、また、各種イ
ベントを開催し、青少年に交流の場を提供して
いる。
2.施 設 の 概 要
名
所
電
称 沼津市立勤労青少年ホーム
在
地 沼津市御幸町15番1号
話 931-1071
敷 地 面 積 1,570.12㎡
延 床 面 積 1,291.457㎡
構
造 鉄筋コンクリート3階建冷暖房付
内
容 1階 娯楽談話室・事務室・会議室・工芸室
2階 講座室・中講座室・茶室・調理室・和室・小講座室
3階 体育室・倉庫
開
館 昭和43年4月26日
3.沼津市立勤労青少年ホーム運営審議会委員
委 員 の 数 15人以内
任
期 2年
委員の構成 社会教育の関係者および青年の代表者、公募委員等
4.ホーム利用者運営委員会
ホーム利用者運営委員会は、講座・クラブの代表者で構成しており、利用者の親睦と豊かな人間形
成を図るため、各種の事業を企画運営している。
111
5.平成28年度 教 養 講 座(前期)
講 座 名
曜日
定員
講 師
内 容
実用ペン習字
月
15
西 川 万 里
楷書、行書など、日常に役立つペン字を学習します。
実 用 書 道
月
15
川 﨑 道 雄
好みに応じた書の制作、のし袋の書き方、住所・名
前などの実用書の練習、また、石印の制作もできます。
初心者でも楽しみながら学習できます。
ピラティス
月
30
入 月 紀 子
マットを使用しエクササイズを行います。
体の中心にあるコアな筋肉を主に鍛え、姿勢の改善・
シェイプされた体を作ります。
暮らしを彩る
生け花
月
15
森 一 子 基本から応用、自由花、簡単なアレンジまで花のあ
(鶴幸) る生活を体験し、楽しみます。
楽しく!簡単!
家庭料理
火
16
北 川 多津子
和の装い着付け
火
15
井 出 和 子
「簡単でおいしい今日すぐに食卓に出せる料理」を
テーマに楽しく学びます。
ひとりで着物が着られるまで(和の装いでお出かけ
するまで)を学び、美しい着装とマナーを習得します。
ボール
エクササイズ
火
30
ミニボールを使用してトレーニング・ストレッチ等
を行います。運動不足解消、シェイプアップ等に。
入 月 紀 子
(ボールはお渡しします)隔週なので無理なく続けら
れます。
ネイル基礎
火
20
後 藤 智 子
初心者の方が、爪のケアと簡単なネイルアートにつ
いて学びます。
沼津青年
チャレンジ
ゼミナール
火
30
後 藤 知 彦
アイスブレイクゲーム、話し方、バルーンアート、
忍術体験など、毎月異なったテーマにチャンレジし、
遊びを通して、たくさんの仲間を作ってみませんか!
陶芸
水
30
坂 口 正
陶芸の基礎から作品の制作までを、電動ろくろにも
挑戦し創作する喜びを味わいます。
ホリスティック
アロマセラピー
水
15
大 月 香 奈
日常生活に植物の持つエネルギー(精油)を取り入
れて、心と体を癒し、リフレッシュすることを学び
ます。
コンディショ
ニングヨガ
水
30
保 谷 久美子
ヨガを通して、体の中の眠った細胞を呼び起こします。
体を動かし、自分の体への理解を深めます。
*運動を伴うヨガ講座です。
抹茶
木
20
添 田 雅 子 抹茶をいただきながら、日本古来の礼儀作法を学び、
(仙雅) 日常生活に活かせるようにします。
初心者スポーツ
教室
木
30
鈴 木 勝
勤労者体育センターを使い、卓球・ソフトバレーボー
ル・バスケットボール・バドミントンなどの種目を
ゲーム中心に楽しみます。
やさしい
フラダンス
金
30
石 井 淑 子
ハワイアンにあわせて、楽しく体の中心を動かします。
初心者写真教室
金
20
渡 部 繁 雄
写真の基本と作品表現・鑑賞の学習です。カメラを
持って感性を磨き、豊かな人生生活を育みましょう。
英会話
金
20
沖塩・ジェーン
あいさつや海外旅行などに役立つ初歩の英会話が身
につくように学習します。
保 谷 久美子
ヨガを通して、体の中の眠った細胞を呼び起こします。
体を動かし、自分の体への理解を深めます。
*運動を伴うヨガ講座です。
コンディショ
ニングヨガ
土
30
112
6.サークル活動
サークル活動は、ホーム利用者の自主活動として、ホーム外施設も利用して、余暇の善用と親睦を
深めている。
◦バスケットボール
7.ホーム主催事業
勤労青少年の余暇利用と、健全な青少年活動を
進めるため主催事業を積極的に行っている。また、
多くの方々に利用していただくため、利用者運営
委員会やホーム利用者の意見を取り入れ事業に反
映している。
主 催 事 業
ホーム祭、バス旅行、交流会
書道教室
8.利 用 状 況(平成27年度)
区 分
開館日数
1日平均
利用人員
311 人
25 日
12.4 人
288
351
23
15.3
76
339
415
26
16.0
7月
67
331
398
26
15.3
8月
55
249
304
26
11.7
9月
126
318
444
24
18.5
10月
86
349
435
26
16.7
11月
97
345
442
23
19.2
12月
73
278
351
23
15.3
平成28年1月
90
298
388
24
16.2
2月
77
301
378
24
15.8
3月
119
317
436
27
16.1
計
997
3,656
4,653
297
15.7
比
21.4%
月 日
女
計
68 人
243 人
5月
63
6月
平成27年4月
合
性
別
男
78.6%
100%
113
自 然 体 験施設
1.少 年 自 然 の 家
少年自然の家は、自然に親しむ機会が少なくなりつつある子どもたちに、自然の中で生活させ、楽
しい集団宿泊生活や野外活動などを通して、家庭や学校では得られにくい、自律・協同・友愛・奉仕
の体験を与え、心身共に健康な青少年の健全育成を目的とした、社会教育施設である。なお、現在の
運営は、平成29年3月末までである。
⑴ 施 設 の 概 要
名
称 沼津市立少年自然の家
所 在 地 沼津市足高字尾ノ上220-4
電
話 922-1746
標
高 230m
竣
工 昭和48年4月1日
開
所 昭和48年6月1日
① 規模と構造
自然の中で、集団生活を通して、子どもたちの心
や体力づくりに利用されている「少年自然の家」
ア 敷地面積 9,029㎡
イ 建築面積 1,893.56㎡
延床面積 2,838.67㎡(9棟)
ウ 宿泊定員 206人
エ 建物の構造
ア 研修棟
(鉄筋2階建)延389.6㎡
第1研修室(定員48人)
自然学習資料展示室
小体育室(164㎡・200人)
手洗い所・倉庫
イ 管理棟
宿泊棟外観
(鉄筋2階建一部地階)延965.7㎡
1 階 事務室・保健室・宿直室・食堂・調理室・手洗い所・倉庫
2 階 来賓室・談話室・倉庫
地 階 第2研修室(宿泊定員30人)
・電気室・手洗い所・倉庫
ウ 宿泊棟(木造2階建一部地階4棟)延772㎡
宿泊室 ◦和室 8畳1室 4棟 12人
◦洋室 4室 4棟 164人
洗面所 ◦手洗い所 ◦倉庫
114
エ 工芸館 延面積 501.37㎡(平成3年3月竣工)
A 棟 木造平屋建 149.06㎡ 木工体験室・収蔵庫
B 棟 木造2階建一部コンクリート 352.31㎡
1 階 陶芸・染色体験室・玄関ホール・手洗い所・焼成室
2 階 創作室・収蔵庫
オ 付属棟(木造一部鉄筋コンクリート平屋建)延210㎡
浴 室 2室 ボイラー室
オ 付属設備・施設
◦高置水槽 ◦合併処理浄化槽 ◦屋外炊さん場
◦受水槽及びポンプ室
カ 費 用
◦宿泊使用料(1泊)
中学生以下100円 高校生200円 一般410円
宿泊用具(シーツ代)
1回120円
◦食事代 朝食400円 昼食500円 夕食600円(消費税込み)
② 位置と環境
徳川時代、幕府の領地であった愛鷹山麓には、愛鷹三牧といわれた幕府直轄の馬牧があり、
その一つが、ここ足高・尾上の競馬場跡である。ここは尾上牧といわれていたが、愛鷹山国有
地払い下げから、牧畜・植林・開墾という経緯の後、大正から昭和26年頃まで、払い下げ記念
行事として、地元近郷の農耕馬の訓育を兼ねて、毎年桜の咲きにおう4月、草競馬がにぎやか
だったところである。現在、旧競馬場内部は芝生広場として整備され、多くの人々に広く利用
されている。
少年自然の家は、この旧競馬場を見下ろすゆるやかな斜面に建てられ、はるか沼津市街や駿
河湾を一望におさめる眺望絶景の地にある。
少年自然の家の西隣には、ホタル舞う葛原沢川の清流があり、また、北側には小高い丘があ
り、ウォークラリーやオリエンテーリングなどに利用され、子どもたちが自然とふれあいを持
つ絶好の活動の場でもある。ウグイス、キジ、コジュケイなどを多く見かける。
また、少年自然の家の南側には、多目的競技場や野球場などの施設がある県の愛鷹広域公園
や、市営愛鷹運動公園テニスコートなどの施設があり、屋外スポーツ・レクリエーションの場
として利用されている。
◦交 通
沼津駅北方約7㎞。東名高速道路沼津I・Cの北西約3㎞。定期バスは沼津駅前発、富士急
シティバス「沼津ゴルフ場行き」拓南(たくなん)下車(所要時間約15分)
、西へ徒歩約0.8㎞
(要所に案内標識がある)または、同バス「東部運転免許センター行き」
(土、日祝日運行注
意)終点から北へ徒歩約1.5㎞。
③ 少年自然の家での活動内容
少年自然の家での活動には、主なものとして、次のものが挙げられる。
◦小・中学校の教育活動
◦子ども会、ボーイ・ガールスカウトなどの少年団体の活動
◦学校や少年団体などの指導者の研修活動
また内容としては、少年教育に関することや、野外活動に関することを中心として、次のも
のが考えられる。
115
◦自然観察・自然体験・星座観賞など
◦写生会・遠足・レクリエーション・ウォークラリー・軽スポーツなど
◦ハイキング・オリエンテーリング・登山など
◦造形活動(竹クラフト・プラバン・陶芸)
◦学級会・グループ集会・奉仕活動など
◦キャンプファイヤー、キャンドルサービスなど
◦各種の研修会、野外活動など
これらをいくつか組合わせて、2泊や3泊の日程で活動を進めるように工夫することが望ま
しい。
④ 江原素六先生と少年自然の家
少年自然の家の建つ愛鷹山麓一帯は、明治の中頃、江原素六先生(1842年・天保13年1月29
日生、1922年・大正11年5月19日永眠)らの二十余年間の尽力によって、国有地約4,200ヘク
タールの払い下げを受け、牧畜、植木、開墾を経て、沼津を中心とする農業振興の基をなした
由緒深い土地である。江原先生は、このほかに、沼津兵学校(1868年・明治元年12月)
、沼津中
学校(1874年・明治7年後3年間校長)
、静岡県師範学校長(1875年・明治8年~1876年・明治
9年)、東洋英和学校長(1893年・明治26年6月)
、東京麻布尋常中学校長(1895年・明治28年
7月~1922年・大正11年5月永眠まで、現東京麻布学園中学校・高等学校の前身)
、駿東高等女
学校(1901年・明治34年4月・県立沼津西高校の前身)の創立に参画するなど、特に、中等普
通教育の重要性に着眼され、校長となり、顧問となり、あるいは高等教育会議議員となり、東
京市教育会長に推されるなど、実に前後55年の長きに及んで教育の振興に寄与されたことは特
筆すべきことである。
また、沼津を中心とした地域の産業(牧畜・植林・農業・製茶等)の開発に尽力された業績
も高く評価されている。
政治家としては、静岡県会議員(1876年・明治9年12月)や駿東郡長(1879年・明治12年3
月~1881年・明治14年6月)となり、第1回帝国議会の衆議院に静岡県第7選挙区で当選(1890
年・明治23年7月)以後衆議院議員に6回当選し、1912年(明治45年4月)貴族院議員に勅選
されるなど清廉な政治家として活躍された。また熱心なキリスト教徒で、宗教家としても広く
活動された。
公益社団法人江原素六先生顕彰会は、江原先生の遺徳と功績を今日に伝え、青少年健全育成
に寄与することを目的に、
「少年自然の家」の建設にも全面的に協力され、建設資金の一部を寄
与された。
また、明治史料館に遺品資料を移管し、閲覧に供している。
⑵ 運 営
① 少年自然の家運営審議会
市内各種教育団体等の代表者で構成された少年自然の家運営審議会を組織し、自然の家の運
営について審議し、施設の充実や利用の拡大を図っている。
◦委 員 の 数 15名以内
◦任
期 1年
116
② 平成28年度主催事業
ア 少年自然の家子ども村
市内の4年生以上の小学生から村人を
募集して「少年自然の家子ども村」を組
織し、集団宿泊活動を通して、自然探究
や野外活動をはじめ、たくましい身体、
豊かな情操と創造力を育てることを目的
とする。
本年は子ども村開村41年目で、57名の
村人が、飯ごう炊さんによる食事づくり
などの活動を行っている。
活動は年3回(すべて1泊2日)を
飯ごう炊さん体験活動
計画している。
イ 季節別事業
少年自然の家周辺の自然を生かした、季節ごとの事業を行う。
事
業
名
期
日
対
象
募集人員
1
春の野草を楽しむ会
4月17日
親子、一般
40人
2
陶芸を楽しむ会Ⅰ
6月26日
親子、一般
40人
3
陶芸を楽しむ会Ⅱ
7月24日
親子、一般
40人
⑶ 利用状況(平成27年度)
○ 建 物
滞 在 日 数 別 実 利 用 者 数
実利用者数
(A)
(B)
(C)
利 用 率
日帰り
1 泊
2 日
2 泊
3 日
3 泊
以 上
宿 泊
開 所
延利用
定 員
日 数
者 数
C ×100
A×B
1,854
2,256
569
396
206
313
9,747
15.1
5,075
○ 対象別利用状況
対
象
幼・保育園
小 学 校
中 学 校
各種学校
少年団体
そ の 他
合
計
団 体 数
3
4
7
18
30
36
98
実 人 員
137
278
1,108
230
1,768
1,554
5,075
○ 月別利用状況
月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
合計
団体数
7
13
11
11
13
7
10
7
5
2
4
8
98
実人員
568
434
636
407
1,075
130
645
297
258
61
287
277
5,075
117
○ 開所以来の各年度利用状況の比較
項 目
年 度
団
体
(昭和48年度は6月~3月まで。
平成19年度は6月~2月まで耐震工事を実施。)
数
実
人
員
延
人
昭和48年度
136
10,170
21,743
49
177
12,918
26,514
50
173
12,994
27,209
51
167
12,979
27,891
52
174
13,482
29,337
53
187
15,704
35,506
54
190
16,869
38,501
55
183
16,001
35,724
56
184
16,236
37,151
57
187
17,346
40,388
58
163
13,845
32,149
59
162
13,272
31,269
60
172
13,190
32,484
61
141
11,417
28,872
62
131
10,260
24,716
63
96
8,797
21,880
平成元年度
107
8,189
20,183
2
125
9,798
24,573
3
132
8,221
21,002
4
141
9,687
22,817
5
136
9,112
21,527
6
117
8,985
22,047
7
114
8,069
18,353
8
118
8,397
20,026
9
112
7,047
16,469
10
113
7,088
17,277
11
115
7,196
17,601
12
120
6,795
15,873
13
135
7,336
18,016
14
153
7,453
17,676
15
158
7,827
18,331
16
145
7,396
16,805
17
131
6,741
14,787
18
113
5,795
12,920
19
74
3,636
7,442
20
107
5,669
12,069
21
103
5,763
10,926
22
82
4,307
8,494
23
87
4,119
7,307
24
98
4,699
9,177
25
99
4,644
9,445
26
107
5,082
9,448
27
98
5,075
9,747
118
員
2.沼津市ゆめとびら舟山
昭和54年4月、戸田小学校舟山分校の廃校に伴い、農林漁業体験実習館として利用開始。その後、
昭和55年から旧校舎を宿泊棟等として整備し、集団宿泊生活や、塩づくり体験など様々な野外活動を
通し規律・協同を学び、青少年の健全育成を図っている。
⑴ 施設の概要
所 在 地 沼津市戸田2558-1
電
話 0558-94-3871
施設内容 宿 泊 棟 和室10帖-12室
食
堂
棟
多 目 的 ホ ー ル 鉄骨平屋建310㎡ 研修会等
塩
舎 塩づくり体験
ふれあい広場(グラウンド) 6,600㎡(ナイター照明施設完備)
宿泊定員 100人
⑵ 沼津市ゆめとびら舟山運営審議会
施設の適正・円滑な運営を図るために設置。
委 員 の 数 10人以内
任
期 2年
委員の構成 教育関係団体の代表、利用団体の代表、地元団体の代表等
⑶ 平成27年度利用状況
32団体 延べ1,698人
119
市民文化センター
http:// numazu-kousya.jp/culture/index.html
市民文化センターは芸術文化の鑑賞・交流の場
として、また、市民の学習活動の場として活用さ
れている。
平成18年4月1日から
(公財)
沼津市振興公社を
指定管理者に指定し、民間的経営ノウハウを活か
し、弾力的かつ効率的な運営を図り、利用者の立
場に立った利用しやすい施設となるように努めて
いる。
1.施 設 の 概 要
名
称 沼津市民文化センター
所 在 地 沼津市御幸町15番1号
電
話 932-6111
竣
工 昭和57年2月27日
総事業費 4,824,317千円
構
造 鉄骨鉄筋コンクリート造、地下1階、地上3階、一部4階建
規
模 敷地面積 16,879㎡
建築面積 7,765㎡
延床面積 13,600㎡
開
館 昭和57年7月1日
1 階
◦大ホール 収容定員 1,516席 装 置 オーケストラピット
固 定 1,406席 エプロンステージ
可 動 110席 可動プロセニアム
車いす用 6席分 音響反射板
親 子 室 14人分 花道所作台・ピアノ
映写装置他
◦客席ワンスロープ 舞台プロセニアム型式
◦音楽的催しを重点に音響設計したホールで、オペラ・バレエ・演劇・講演・集会・映画など多
目的に利用できる。
◦小ホール 収容定員 526席 装 置 可動プロセニアム
固 定 526席 音響反射板
車いす用 4席分 花道所作台・ピアノ
親 子 室 14人分
◦演劇的催しを重点に設計したホールで、音楽・講演・舞踊・集会などに利用できる。
120
◦楽 屋
(大ホール)
(小ホール)
第1楽屋 収容人員 12人(洋室)
第7楽屋 収容人員 20人(和室)
第2楽屋 〃
12人(洋室)
第8楽屋 〃
4人(洋室)
第3楽屋 〃
12人(洋室)
第9楽屋 〃
4人(洋室)
第4楽屋 〃
20人(和室)
第10楽屋 〃
12人(洋室)
第5楽屋 〃
4人(和室)
第6楽屋 〃
4人(洋室)
◦展 示 室 225㎡ パネル配置で最大壁面150㎡
◦喫 茶 室 106㎡
2 階
◦大会議室 206㎡ 机・いすセット ピアノ設置 収容人員 102人
◦セミ・コンサート、研修会、展示などに利用できる。
◦第1会議室(洋室)
収容人員 30人
◦第2会議室(洋室)
〃
20人
◦第3会議室(洋室)
〃
30人
◦第4会議室(洋室)
〃
30人
◦第5会議室(洋室・工作台があり、実習などに利用できる) 〃
42人
◦第6会議室(和室・15畳2間続き)
〃
30畳
◦第7会議室(和室・11畳の広間と4畳台目の茶室)
〃
20畳
◦特別会議室(洋室)
〃
6人
◦第1練習室 150㎡ 机・いすセット 〃
78人
◦第2練習室 156㎡ 机・いすセット 〃
81人
◦第3練習室(視聴覚設備付)
〃
54人
◦オーディオ装置一式
◦映写装置 16㎜・8㎜
スライド+カセットレコーダー
◦テレビ、ビデオ装置一式
◦OHP(オーバーヘッドプロジェクター)
一式等
◦いずれも会議用にも利用できる。
地 階
◦第1リハーサル室 音楽関係用 ピアノ設置
92㎡
◦第2リハーサル室 演劇・舞踊用
バレエ用横木・鏡設置 97㎡
市民参加型文化事業「第29回童謡フェスティバルぬまづ」
121
2.運 営
⑴ 運営審議会委員
文化センターの適正かつ円滑な運営を図るために設置している。
委 員 の 数 7名
任
期 2年
⑵ 自主文化事業(平成27年度実績)
①市民参加型文化事業
実施日時
会 場
11/29 ㈰
大ホール
催
物
名
内 容
第29回
童謡フェスティバルぬまづ
各世代の市民が出演し、懐かしくも温かい
童謡を歌い上げる童謡の祭典
入場者数
(人)
1,000
②自主文化事業(指定管理者実施)
会 場
6/21 ㈰
大ホール
吉田兄弟 十五周年記念
伝統芸能の枠を超えた活躍で15周年を迎え
た記念公演
977
7/5 ㈰
大ホール
吉田正記念オーケストラ
懐かしい映画音楽&ムード音楽を感動の生
演奏で
919
7/18 ㈯
大ホール
サムライ・ロック・オーケストラ
池谷直樹率いるトップアスリートたちが挑
むアクロバットミュージカル
489
8/9 ㈰
大ホール
世界一楽しい授業
テレビ番組等でおなじみの名物先生が体験
型授業を実演
625
9/5 ㈯
大ホール
第18回
古賀メロディー沼津音楽祭
日本人の心を歌った古賀メロディーを継承
する
1,054
9/13 ㈰
小ホール
古部賢一&鈴木大介
オーボエ・ギター・デュオコ
ンサート
オーボエとギターのやさしい音色が織りな
す心温まるコンサート
312
9/22
㈫・祝
大ホール
辻井伸行with井上道義&
オーケストラ・アンサンブル
金沢
世界の辻井伸行と名匠井上道義が誘う極上
のモーツァルトの世界
1,481
10/31 ㈯
大ホール
Every Little Thing
デビュー20周年に突入するELTが放つベス
トヒットツアー
1,400
11/14 ㈯
大ホール
第7回ブラスの祭典in沼津
ヤマハ吹奏楽団を迎えて贈る吹奏楽の祭典
及び楽器別クリニック
746
1/16 ㈯
小ホール
ORANGE PORT 2016
NEW YEAR SPECIAL LIVE
沼津のご当地アイドルユニット
“オレンジポート” のスペシャルライブ
421
1/17 ㈰
小ホール
塩谷哲Special duo with
古澤巌 HARMONIA Ⅱ
二人の鬼才が繰り広げるピアノとヴァイオ
リンの音楽の輪
495
1/31 ㈰
大ホール
歌舞伎ルネサンス
日本の伝統芸能を堪能
350
2/28 ㈰
小ホール
開館以来毎年続いている日本の伝統話芸の粋
沼津寄席 桂米團治 林家たい平 二人会 「古典落語の会」
634
3/13 ㈰
小ホール
第3回
沼津ジャズフェスティバル
沼津近隣の地元で活動する方々のジャズ演
奏会
474
クラシック・レコードコンサート
臨場感あふれる音響効果と100インチの大画
面が聴く人を圧倒する、開館以来毎年続い
ているクラシック・レコードコンサート
延167
隔月1回
第3練習室
(奇数月)
催
物
名
内 容
入場者数
(人)
実施日時
122
3.利 用 状 況(平成27年度)
⑴ 大・小ホール月別利用状況
区 分
27年4月
大 ホ ー ル
小 ホ ー ル
可 能
使 用
可 能
使 用
日数 回数 日数 率(%) 件数 回数 率(%) 日数 回数 日数 率(%) 件数 回数 率(%)
29
87
13 44.8
13
32 36.8
29
87
19 65.5
24
46 52.9
5月
27
81
13
48.1
13
28
34.6
26
78
20
76.9
24
47
60.3
6月
29
87
16
55.2
16
42
48.3
29
87
14
48.3
15
35
40.2
7月
27
81
17
63.0
18
40
49.4
26
78
13
50.0
13
25
32.1
8月
29
87
14
48.3
14
33
37.9
29
87
22
75.9
23
42
48.3
9月
26
78
16
61.5
16
37
47.4
26
78
18
69.2
19
43
55.1
10月
30
90
23
76.7
24
54
60.0
28
84
20
71.4
23
38
45.2
11月
25
75
19
76.0
22
50
66.7
25
75
22
88.0
23
52
69.3
12月
23
69
14
60.9
15
37
53.6
23
69
21
91.3
26
50
72.5
28年1月
22
66
17
77.3
19
42
63.6
22
66
16
72.7
18
44
66.7
2月
11
33
7
63.6
7
16
48.5
27
81
15
55.6
17
32
39.5
3月
20
60
13
65.0
13
31
51.7
23
69
20
87.0
23
49
71.0
合 計
298
894
182
61.1
190
442
49.4
313
939
220
70.3
248
503
53.6
(人)
⑵ 大・小ホール、会議室等月別利用状況
大ホール
小ホール
会 議 室
練 習 室
(12室)
5,145
5,695
4,053
5月
5,389
5,897
6月
10,138
4,604
7月
6,026
8月
27年4月
リハーサル室
(2室)
展 示 室
合
計
1,003
0
15,896
4,241
786
2,863
19,176
4,217
2,652
0
21,611
2,607
2,944
1,112
0
12,689
8,256
3,102
2,805
1,072
0
15,235
9月
12,559
3,036
3,424
1,296
683
20,998
10月
17,882
4,071
4,044
1,674
806
28,477
11月
11,549
6,138
5,546
1,878
976
26,087
12月
7,208
5,342
4,374
2,234
20
19,178
28年1月
10,505
3,991
26,477
1,061
6,385
48,419
2月
6,091
4,219
2,328
1,218
620
14,476
3月
8,624
5,001
3,689
1,199
660
19,173
合 計
109,372
53,703
68,142
17,185
13,013
261,415
123
⑶ ホール催物別利用状況
催
物
区
分
大
ホ
ー
ル
小
ホ
ー
ル
合
件数
人 数
件数
人 数
件数
14
16,606
7
1,797
21
4.8%
18,403
11.3%
3
2,925
6
1,945
9
2.1%
4,870
3.0%
97
39,404
112
20,063
209
47.7%
59,467
36.5%
5
3,681
7
2,261
12
2.7%
5,942
3.6%
舞 踊
(日舞・バレエ他)
24
8,943
28
5,348
52
11.9%
14,291
8.8%
映 画
1
1,356
7
1,689
8
1.8%
3,045
1.9%
演 劇
(新劇・児童劇)
23
16,414
15
4,660
38
8.7%
21,074
12.9%
4
3,050
3
989
7
1.6%
4,039
2.5%
19
16,993
63
14,951
82
18.7%
31,944
19.6%
190
109,372
248
53,703
438
100.0%
163,075
100.0%
ポピュラーコンサート
(歌謡ショー他)
クラシックコンサート
(オーケストラ・ピアノ)
アアチュアコンサート
(ピアノ・ブラバン他)
邦 楽
( 詩 吟 ・民 謡 他 )
芸 能
(能・狂言・寄席他)
集 会
(式典・講演会他)
合
計
⑷ 市民参加型文化事業(平成28年度予定)
11月27日㈰に第30回童謡フェスティバルぬまづを開催する。
124
率(%)
計
人 数
率(%)
図 書 館
沼津市立図書館は、多様化する市民の新しい知
的要求に応え、生涯学習の拠点となりうる施設と
して、また、建設後30年を経過し、蔵書収容能力
も限界となっていた駿河図書館に替わる施設とし
て計画され、市制70周年に当たる平成5年7月1
日に開館した。図書部門はもとより、DVDやCD
等の視聴覚部門の充実を図るとともに、4階には
講座室、視聴覚ホール及び展示ホールを備えてい
る。さらに地域情報の発信のため「名誉市民コー
ナー」、
「生涯学習コーナー」、
「国際交流コーナー」のほか平成26年3月からは「ぬまづの文化遺産コー
ナー」を開設している。
また、地域に密着した身近な図書館活動の充実を図るため、自動車文庫による巡回を行うほか、各
地区センター図書室とのネットワークを構築し、図書館サービスの向上に努めている。
平成17年度からは、沼津市と戸田村との合併に伴い、戸田村立図書館を沼津市立戸田図書館と改称
し、沼津市立図書館との一体的な運営を図っている。
1.沼津市立図書館沿革
⑴ 沼津文庫時代
明治21年7月 沼津尋常小学校附属「沼津文庫」が設立。沼津兵学校で使用された図書、寄贈
図書等を収める。
⑵ 沼津市立図書室時代(千本浜入口)
昭和27年5月 沼津市立図書室が沼津文庫の名称で、沼津千本浜入口に設けられる。
⑶ 沼津市立駿河図書館時代
昭和37年3月 駿河銀行会長岡野喜太郎氏の寄付により、市内市場町に建設着工
10月 沼津市立駿河図書館の名称で開館
昭和39年6月 「沼津文庫」蔵書が沼津市立第一小学校より移管される。
(約1,500冊)
昭和42年11月 県立沼津東高校の移転に伴い、その図書館を児童図書館として転用開館する。
昭和43年7月 巡回文庫1号車を購入、市内各地域への図書貸出を開始
昭和45年4月 沼津市立図書館協議会を設置
昭和49年12月 巡回文庫2号車を購入、1号車とともに市内を巡回、貸し出しを実施
昭和51年5月 地域婦人による家庭文庫が始まる。
昭和53年7月 イシバシプラザ4階に駿河図書館駅北分室が開設される。
昭和54年7月 沼津市民文化センター建設に伴い児童図書館閉鎖
10月 児童図書館は、駿河図書館児童室として2階へ移設
昭和57年4月 身体に障害のある方で来館困難な方へ図書郵送貸し出しを開始
125
(新図書館への移行期)
昭和61年6月 第二次沼津市総合計画第一期基本計画に新図書館建設事業が位置づけられる。
61~62年度 庁内関係部課長により構成される「図書館問題調査委員会」により調査・研究
昭和62年4月 第13回市民意識調査に「図書館について」の項目をあげ、調査
昭和63年10月 市議会の発議により「新図書館建設特別委員会」を設置
平成元年5月 「沼津市新図書館建設基本構想」を策定
新図書館建設地を旧市立病院跡地(三枚橋町9番地の1)に決定
8月 「沼津市新図書館指名設計競技」を実施。11月審査会を実施
平成2年3月 基本設計・実施設計完了
3月 新図書館建設事業を3か年継続費として設定・議決
5月 「新図書館建設室」設置
10月 工事着手
平成4年4月 駅北分室は杉崎町424番地の1へ移転
10月 新図書館建築主体工事完成
平成5年3月 新図書館建設工事完成
6月 沼津市立駿河図書館閉館
⑷ 新図書館時代
平成5年7月 新図書館開館
平成6年7月 駅北分室閉館
平成7年1月 市立図書館入館者100万人達成
平成8年8月 市立図書館入館者200万人達成
平成10年5月 市立図書館入館者300万人達成
平成12年10月 巡回文庫2号車2回目の更新
平成13年8月 市立図書館入館者500万人達成
平成15年4月 小学校9校への自動車文庫巡回開始
6月 「沼津文庫」を明治史料館へ所蔵移管
平成17年2月 市立図書館入館者700万人達成
4月 合併により戸田村立図書館が沼津市立戸田図書館となる。
平成22年9月 市立図書館入館者1,000万人達成
126
2.沼津市立図書館
所 在 地 沼津市三枚橋町9番1号
電
話 952-1234
竣
工 平成5年3月
総事業費 5,500,850,015円
構
造 鉄骨鉄筋コンクリート造:地下1階、地上4階建(一部5階建)
規
模 敷地面積 3,700.01㎡
建築面積 2,599.18㎡
延床面積 11,440.35㎡
開
館 平成5年7月1日
施設概要
地下1階 2,705.24㎡
駐車場 収容台数62台(身障者用スペース2台を含む)
その他 電気室、設備機械室他
1 階 2,371.32㎡
エントランスホール、一般図書室、児童図書室、おはなしのへや、国際交流コー
ナー、ラウンジコーナー、対面朗読室、事務作業室、守衛室、倉庫
2 階 2,430.03㎡
参考調査図書室、郷土資料室、名誉市民・郷土ゆかりの文人コーナー、生涯学習情
報コーナー、ラウンジコーナー、研究室(3室)
、インターネット閲覧コーナー
3 階 2,320.14㎡
音と映像(AV)ホール、オープンブース(12か所)、ボックスブース(4室)、グ
ループ室(3室)、ラウンジコーナー、ぬまづの文化遺産コーナー、学習室、アイボ
ランティアルーム、資料作業室、事務室、電算室
4 階 1,491.41㎡
視聴覚ホール(200席)
、展示ホール(展示ケース3か所)
、講座室(4室計240席)、
ランチルーム他
5 階 122.21㎡
(塔屋) 設備機械室他
開館時間 火・水・木曜日 午前9時30分~午後6時30分
金 曜 日 午前9時30分~午後9時
土 ・ 日 ・ 祝 日 午前9時30分~午後5時
※ただし、4階については、講座室・展示ホール等の使用がある場合午後9時まで
休 館 日 ⑴ 毎週月曜日(祝日、振替休日の場合は開館)
⑵ 年末年始(12月29日から1月3日まで)
⑶ 館内整理日(4・9・1・3月を除く毎月第1水曜日、ただし祝日にあたる場合
は翌週の水曜日、1月については4日、4月については1日とする)
⑷ 特別整理期問(毎年2回、1回につき10日以内で教育委員会が定める期間)
貸 出 図 書 資 料 10冊まで 14日以内
視聴覚資料 3点まで 14日以内
127
3.沼津市立戸田図書館
所 在 地 沼津市戸田845番地の2
電
話 0558-94-4420
竣
工 平成3年3月
構
造 鉄筋コンクリート造:地上2階建
規
模 延床面積 614.47㎡
開
館 平成3年4月6日
施設概要 1階 一般・児童図書室、書庫、事務室
2階 視聴覚室、書庫
開館時間 午前9時~午後5時
休 館 日 ⑴ 毎週月曜日
⑵ 国民の祝日
⑶ 年末年始(12月29日から1月3日まで)
⑷ 館内整理日(4・9・1・3月を除く毎月第1水曜日、ただし1月については4
日、4月については1日とする)
⑸ 特別整理期間(毎年2回、1回につき10日以内で教育委員会が定める期間)
4.沼津市立図書館協議会
図書館法に基づき、図書館の運営に関し館長の諮問に応ずるとともに、図書館奉仕につき、館長に
対して意見を述べる機関
◦委 員 の 数 10名以内
◦任
期 2年
◦委員の構成 学校教育の関係者、社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者、
学識経験のある者、公募による市民
128
5.蔵 書 数
⑴ 図
書
区 分
資
平成28年3月末現在(単位:冊)
料
総記 哲学
歴史
地理
社会科学 自然科学 工学 産業 芸術 語学 文学 洋書 点字 絵本 紙芝居
市立図書館
一 般 書 21,318 16,488 48,540 69,805 23,614 28,111 15,111 35,421
6,919 104,310
電子出版物
133
7
34
362
77
139
83
37
児 童 書
819
580
3,215
3,122
6,040
2,099
1,391
3,343
811 23,963
計 22,270 17,075 51,789 73,289 29,731 30,349 16,585 38,801
7,741 128,284
小
戸田図書館
一 般 書
1,045
752
3,481
3,373
1,777
2,282
652
電子出版物
児 童 書
1,618
11
312
3,331
894
3,331
9,755
1,806 71,266
1,601 24,077
1,806 446,729
25,048
2
2
376
448
1,126
462
333
554
計
1,269
813
3,857
3,821
2,903
2,744
987
2,172
一 般 書
32
65
244
151
152
594
59
138
13
3,724
児 童 書
31
9
24
50
127
56
13
64
6
2,025
小
計
63
74
268
201
279
650
72
202
19
5,749
0
一 般 書
325
857
2,369
1,947
1,758
4,794
815
1,675
315 11,768
22
児 童 書
335
114
900
1,855
4,037
1,185
608
1,283
274 14,179
小
660
971
3,269
3,802
5,795
5,979
1,423
2,958
589 25,947
22
一 般 書 22,853 18,169 54,668 75,638 27,378 35,920 16,722 38,889
7,570 129,568
3,354
児 童 書
5,244
1,227 44,184
計 24,262 18,933 59,183 81,113 38,708 39,722 19,067 44,133
8,797 173,752
自動車文庫
地区センター図書室
全 体
合
24,077
1
61
計
374,569
11
224
小
1,601
計
1,409
764
4,515
5,475 11,330
3,802
2,345
136
4,017
448 13,772
1
0
4,918
623 13,278
4,918
623 38,328
5,172
3,354
0
2,354
44
4,803
2,354
44
9,975
26,645
24,307
147 49,224
0 24,307
147 75,869
1,601
432,330
55,656
2,620 138,571
1,601 55,656
2,620 570,901
※電子出版物とは、CD-ROM及びDVD-ROM
平成28年3月末現在(単位:点)
⑵ 視 聴 覚 資 料
ビデオ
DVD
市立図書館
10,984
4,992
戸田図書館
363
266
11,347
5,258
合 計
LD
CD
1,063
1,063
カセット
22,238
1,790
409
1
22,647
1,791
16ミリフィルム
20
計
41,087
1,039
20
42,126
平成28年3月末現在(単位:種)
⑶ 新 聞 ・ 雑 誌
市 立 図 書 館
購 入
寄 贈
計
新 聞
14
11
25
雑 誌
169
215
384
戸 田 図 書 館
うち外国語
129
購 入
寄 贈
計
1
4
3
7
3
8
19
27
6.利 用 状 況
(平成27年度)
( )は戸田図書館
⑴ 図書館入館者数
入館者数
(月間)
月
開館
日数
人
33,760
(937)
36,943
(1,108)
33,973
(1,431)
37,620
(1,306)
4
5
6
7
1日平均
入館者数
日
月
人
25
(24)
27
(23)
24
(24)
27
(26)
1,350
(39)
1,368
(48)
1,416
(60)
1,393
(50)
8
9
10
11
入館者数
(月間)
開館
日数
人
42,940
(1,059)
28,736
(849)
37,967
(1,048)
34,018
(1,099)
1日平均
入館者数
日
人
25
(25)
21
(21)
27
(26)
25
(23)
1,718
(42)
1,368
(40)
1,406
(40)
1,361
(48)
入館者数
(月間)
月
人
12
人 口(人)
(H28.3. 31)
登録者数
(人)
199,901
169,487
1
2
3
一 般
児 童
計
立
図
書
館
213,765
41,912
255,677
戸
田
図
書
館
3,009
1,381
4,390
地区センター図書室
7,720
2,411
10,131
自
4,312
1,768
6,080
228,806
47,472
276,278
動
車
文
庫
(平成27年度)
(単位:冊)
⑷ 部門別貸出図書数
市立図書館 戸田図書館 自動車文庫
0
総記
人
1,287
(44)
1,350
(39)
1,395
(42)
1,310
(39)
1,394
(44)
市
計
区 分
日
(平成27年度)
(単位:人)
⑶ 貸出者数
(平成28年3月末現在)
1日平均
入館者数
29,607
23
(961) (22)
33,749
25
(942) (24)
32,090
23
(924) (22)
32,748
25
(973) (25)
414,151 297
(12,637) (285)
計
⑵ 利用者カード登録者数
開館
日数
1
哲学
3
4
2
歴史・地理 社会科学 自然科学
5
工学
6
産業
7
芸術
8
語学
9
文学
雑誌・
洋書・
絵本等
計
一 般 書
7,425 20,313 33,298 32,241 24,849 61,372 12,946 33,920
5,046 167,552 31,751 430,713
児 童 書
1,165
3,271 11,815
2,142 96,442 141,800 296,422
小
8,590 22,649 44,452 37,078 39,412 68,269 16,217 45,735
7,188 263,994 173,551 727,135
計
2,336 11,154
4,837 14,563
6,897
地区センター図書室
全 体
一 般 書
82
97
201
84
163
435
110
144
26
4,470
711
6,523
児 童 書
26
35
46
27
150
93
66
150
20
646
1,779
3,038
計
108
132
247
111
313
528
176
294
46
5,116
2,490
9,561
一 般 書
83
225
479
359
477
1,755
152
257
38 12,193
児 童 書
5
18
48
59
276
69
15
174
計
88
243
527
418
753
1,824
167
431
47 15,382
一 般 書
101
410
728
674
796
2,330
255
620
73
6,522
児 童 書
44
54
509
220
1,177
227
170
394
57
4,647 21,289 28,788
145
464
1,237
894
1,973
2,557
425
1,014
130 11,169 21,296 41,304
一 般 書
7,691 21,045 34,706 33,358 26,285 65,892 13,463 34,941
5,183 190,737 32,484 465,785
児 童 書
1,240
3,522 12,533
2,228 104,924 169,288 336,530
合
8,931 23,488 46,463 38,501 42,451 73,178 16,985 47,474
7,411 295,661 201,772 802,315
小
小
小
計
計
2,443 11,757
5,143 16,166
130
7,286
9
3,189
15 16,033
4,420
8,282
4,435 24,315
7 12,516
⑸ 視聴覚資料貸出点数(館内ブース利用も含む)
市立図書館
戸田図書館
合 計
ビデオ
8,609
22
8,631
DVD
51,612
1,182
52,794
LD
225
(平成27年度)
(単位:点)
CD
56,987
40
57,027
225
カセット
330
16ミリフィルム
330
計
117,763
1,244
119,007
0
⑹ レファレンスサービス
レファレンスサービス(資料案内・相談)は、貸出業務とならんで最も大切な図書館業務の一
つである。
市民からの相談は多様化しており、電話による相談にも応ずるなど、市民が気軽にレファレン
スサービスを活用出来るよう努め
(平成27年度)
(単位:件)
ている。
区 分
口 頭
電 話
文 書 Eメール
計
また、当館の資料で不十分な場
合は、県立中央図書館及び国立国 市立図書館 10,246
155
2
10,403
会図書館等に照会して利用者への
戸田図書館
718
43
761
サービスを図っている。
合 計
10,964
198
2
0
11,164
⑺ 音楽配信サービス
音楽をストリーミング配信する「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」を導入し、インター
ネットによる音楽配信サービスを行った。
平成27年度 申 請 件 数 328件
アクセス件数 2,507件
⑻ 相 互 貸 借
図書館の間で相互に図書館資料の貸借を行い、利用者の要求に応えている。
資料の貸借は、郵便、宅配便及び県立中央図書館の協力車に依頼する方法のうちから選択して
行っている。
(平成27年度)
貸 出
市立図書館 戸田図書館
県内図書館 県外図書館
借 受
計
県立中央図書館 県内図書館 国会図書館 県外図書館
計
件数
918
15
933
75
1,307
10
79
1,471
冊数
1,047
15
1,062
100
1,444
10
87
1,641
件数
2
62
64
冊数
2
62
64
合 計
件数
918
15
933
77
1,369
10
79
1,535
冊数
1,047
15
1,062
102
1,506
10
87
1,705
⑼ 相 互 利 用(平成8年8月から実施)
沼津市立図書館が県東部地域の各図書館へ呼びかけ、図書館間の相互利用協定を締結したもので、
各市町の利用者が直接協定先の図書館から貸出しを受けられる制度である。
平成28年3月31日現在、三島市、富士市、裾野市、御殿場市、熱海市、伊東市、伊豆市、伊豆の国
市、下田市、清水町、長泉町、小山町、函南町、南伊豆町、松崎町の9市6町と協定を結び、沼津市
立図書館の相互利用者カード登録者数は18,920人である。
131
⑽ 自 動 車 文 庫
自動車文庫は、昭和43年7月に1号車が、昭和49年12月に2号車が活動を始め、83か所のステー
ション及び小学校8校を巡回して、地域に密着した身近な図書館活動を行うとともに、図書館利
用層の拡大に努めている。
ア 自動車文庫地区別利用者数
旧市内 大岡
548
658
門池
314
金岡
807
片浜
132
(平成27年度)
(単位:人)
大平
217
愛鷹
737
静浦
142
内浦
59
西浦
121
イ 自動車文庫地区別貸出冊数
旧市内 大岡 門池 金岡
2,392 3,468 1,295 4,230
片浜
673
原
691
浮島 小学校 計
73
1,498 5,997
(平成27年度)
(単位:冊)
大平
928
愛鷹
3,600
静浦
956
内浦
204
西浦
603
原
3,359
浮島 小学校 計
224 2,383 24,315
⑾ お は な し の 会
小学校低学年までの幼児・児童を対象に、毎週土曜日及び毎月第3日曜日にボランティアの協
力を得て、紙芝居や絵本の読み聞かせ等の会を開催している。
また、2~3歳児を対象に、毎月第2木曜日に図書館職員による読み聞かせ等の会を開催して
いる。
⑿ 障害者に対するサービス
市内に住んでいる身体障害者手帳または療育手帳を持っている方で、来館が困難な方を対象に、
郵送または宅配による図書等の貸出しを行っている。
登録者 135人(平成28年3月末現在)
ア 郵送貸出
昭和57年度から行っているが、平成8年7月から貸出資料に録音図書を加え、一層の充実を
図っている。
郵送件数 26件 貸出冊数 64タイトル(平成27年度)
イ 宅配サービス
障害者の自宅へ直接貸出資料を届けるサービスを平成8年7月より実施し、障害者に対する
サービス拡充を図っている。
⒀ 団
体
貸
宅配件数 350件 貸出冊数 1,060タイトル(平成27年度)
出
平成27年度貸出冊数 9,312冊(市立図書館 8,892冊 戸田図書館 420冊)
ア 地域家庭文庫
昭和51年から始まり、地域住民によって開設された家庭文庫へ児童書の一括貸出しを行って
いる。
文
庫
名
ゆ ず り 葉 文 庫
開設場所
大 岡
開 館 曜 日 ・
毎週土曜日 14:00~16:00
時
間
イ 団体貸出
地域への図書活動の一つとして団体貸出しを推進している。
平成27年度利用団体
つくしんぼ、第四小学校、第五小学校、千本小学校、大岡小学校、沼津特別支援学校、西浦
小学校、さくらんぼ、ささぶね、あい、ぞうさんクラブ、大平中学校、ミルキーウェイ、ちょ
うどえー、こすもすクラブ、にじいろクラブ、つばめクラブ、ぬまづ子どもの本を学ぶ会、愛
鷹保育園、西浦保育所、デイサービスセンターすみよし、ちょうどえー2号館、読み聞かせく
らぶ「たちばな」
、戸田保育所、戸田中学校、戸田小学校、戸田幼稚園、戸田森林組合
132
7.自 主 事 業
⑴ 平成27年度講座・講演開催実績
図書館活動の一環として、図書館資料の提供と関連をもたせ、資料の活用を促進し、市民の読
書活動推進の一助となるよう講座等を開設
ア 拡大図書作り方講習会
回
月 日
1 4月3日㈮
内 容
講師(敬称略)
◦拡大図書の説明及び作成実習
◦アイボランティアルーム見学 等
アイボランティア 沼津木星会
市川千鶴子
◦さわる絵本の説明
2 4月10日㈮
◦アイボランティア沼津木星会の活動紹介 等
参加者数 延べ37人 会場 第4講座室 開催時間 10:00~12:00
イ 文芸講座 「文学に描かれた日露交流の原点」~光太夫・嘉兵衛・戸田の人々~
回
月 日
内 容
講師(敬称略)
1 5月27日㈬
「漂流民・大黒屋光太夫の光と影
~井上 靖『おろしや国酔夢譚』と吉村 昭『大黒屋光太夫』~」
2 6月10日㈬
「北の海の危機をたった一人で救った高田屋嘉兵衛
~司馬 遼太郎『菜の花の沖』~」
「プチャーチンと戸田の人々 ⑴
3 6月17日㈬
~ニコライ・ザドルノフ『北から来た黒船』~」
4 6月24日㈬
日本大学教授
安元 隆子
「プチャーチンと戸田の人々 ⑵
~中尾 ちゑこ『つるし雛の港』~」
参加者数 延べ482人 会場 視聴覚ホール 開催時間 18:30~20:00
ウ 子どもの本を知る講座
回
月 日
内 容
講師(敬称略)
1 7月3日㈮
「幼年童話
~物語のおくりものを届けたい~」
沼津市立図書館協議会委員
2 7月10日㈮
「不思議・冒険・ミステリー
~ようこそ、物語の世界へ~」
愛鷹小学校図書ボランティア 亀田 圭子
3 7月19日㈰
「見ようとすれば見えてくる不思議と感動!
~出会いのヒントは絵本の中に~」
沼津市立図書館 “あかずきんちゃんの日曜
おはなし会” 主宰
高木 敦子
山田由美子
参加者数 延べ110人 会場 第1・2講座室 開催時間 10:30~12:00
エ 夏休み子ども講座
月 日
7月31日㈮
内 容
「時刻表で広がる鉄道旅行
~国内や海外・過去や現在を自由自在~」
講師(敬称略)
時刻表博士
福岡 健一
参加者数 63人 会場 視聴覚ホール 開催時間 14:00~15:30
オ 読書週間講演会
月 日
11月8日㈰
内 容
講師(敬称略)
「大人の気づき、子どもの成長
~ネット社会に負けない絵本の力~」
ノンフィクション作家
参加者数 166人 会場 視聴覚ホール 開催時間 13:30~15:00
133
柳田 邦男
⑵ 平成27年度展示事業実績
4階の展示ホールを会場として実施
ア 夏休み企画展
期 間
7月21日㈫~8月16日㈰
テ ー マ 「わたしの好きな本 ~あなたの一冊は?~」
内 容
幼稚園・学校・地域で読み聞かせを行っているボランティアの協力により、テー
マに沿った本などの展示を実施。ぬまづ子どもの本を学ぶ会との共催
(関連行事)
おはなし会(読み聞かせ)
日 時 8月11日㈫・12日㈬ いずれも14:00~15:00
会 場 第3講座室
参加者数 延べ40人
イ 秋の企画展
期 間 9月15日㈫~10月6日㈫
テ ー マ 「戦国沼津の城 ~今よみがえる長浜城~」
内 容 長浜城及び長浜城跡に関する資料の展示のほか、長浜城と関わりの深い興国寺
城や三枚橋城なども紹介。文化振興課(文化財センター)との共催
(関連行事)
文化財センター学芸員による展示解説
日 時 9月27日㈰ 11:00~(約1時間)
会 場 展示ホール
参加者数 約50人
ウ 読書週間企画展
期 間 10月15日㈭~11月8日㈰
テ ー マ 「大人たちにも絵本を!」
内 容 ノンフィクション作家・柳田邦男氏の絵本エッセイを元にした絵本の紹介や、
図書館が独自に選定した「大人におすすめの絵本」を展示
エ つるし雛展
期 間 1月9日㈯~1月17日㈰
内 容 1月上旬に市民文化センターで行われた「つるし雛コンテスト」に参加した各
コミュニティの作品を展示。地域自治課との共催
オ 富士山の日写真展
期 間 2月20日㈯~3月13日㈰
テ ー マ 「富士山 美と本」
内 容 市内在住のフォトムービー・エッセイスト 和田賢一氏による、富士山や県東部
等の風景美を捉えた写真などを展示
(関連行事)
ギャラリー映像トーク「富士山×アート×本」
日 時 3月5日㈯ 15:00~16:00
会 場 展示ホール及び第3講座室
参加者数 約30人
⑶ 平成27年度その他事業実績
ア 子ども読書活動推進関連事業
◦絵本講座
日 時 4月18日㈯ 14:00~15:30
134
テ ー マ 「パパが読むと楽しい!父親のための絵本講座&アンドーパパの絵本ライブ!」
講 師 NPO法人ファザーリング・ジャパン代表理事 安藤 哲也 氏
会 場 視聴覚ホール
参加者数 73人
◦名作DVD上映会
日 時 4月26日㈰ 14:00~15:00
作 品 「あらしのよるに ~ひみつのともだち~ 1」
会 場 視聴覚ホール
参加者数 52人
◦夏休みわくわく図書館
日 時 8月6日㈭ 9:30~14:30
内 容 人形劇や読み聞かせ、身近な材料を使った工作など、本に関連したさまざまな
催し物を実施。ぬまづ子どもの本を学ぶ会との共催
会 場 4階全室
参加者数 189人
イ おはなしフェスティバル
日 時 12月12日㈯ 13:00~15:00
内 容 親子で楽しめるエコ工作や、読み聞かせボランティア等によるおはなしを実施
会 場 展示ホール及び視聴覚ホール
参加者数 170人
ウ 上映会
視聴覚資料の有効利用を図る観点から、思い出に残る名作映画や児童向けアニメの上映会を
実施
〈夏 期〉
市立図書館
回
月 日
タイトル
1
7月26日㈰ 「トムとジェリー バラ色の人生」
2
8月2日㈰ 「凧になったお母さん」
3
8月14日㈮ 「命のビザ ~六千人のユダヤ人を救った日本領事の決断~」
参加者数 延べ156人 会場 視聴覚ホール 開催時間 14:00~
戸田図書館
回
月 日
1
8月14日㈮
タイトル
「でんじろう先生の日曜実験室 ラブラボ!」
「小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話」
参加者数 延べ43人 会場 視聴覚室 開催時間 10:00~、14:00~
〈春 期〉
市立図書館
回
月 日
タイトル(大人向け)
1
3月11日㈮ 「命のビザ ~六千人のユダヤ人を救った日本領事の決断~」
2
3月25日㈮ 「父と暮せば」
参加者数 延べ31人 会場 3階フロア グループ室3 開催時間 18:30~
135
回
月 日
タイトル(子ども向け)
1
3月13日㈰ 「釜石の “奇跡” 子どもたちが語る3.11」
2
3月27日㈰ 「5等になりたい。」
参加者数 延べ30人 会場 視聴覚ホール 開催時間 14:00~
戸田図書館
回
1
月 日
タイトル
3月24日㈭ 「おじゃる丸」
「おまえうまそうだな」
参加者数 延べ29人 会場 視聴覚室 開催時間 10:00~、14:00~
〈富士山の日〉
市立図書館
回
1
月 日
タイトル
2月23日㈫ 「日本の美と文学」
「あらしのよるに ~ひみつのともだち~2」
参加者数 111人 会場 視聴覚ホール 開催時間 14:00~
戸田図書館
回
1
月 日
タイトル
2月23日㈫ 「トムとジェリー 花火はすごいぞ」
「よりぬきキテレツ大百科」
参加者数 延べ56人 会場 視聴覚室 開催時間 10:00~、14:00~
エ 夏休み図書館子ども探検隊
小学生に図書館の仕事を体験してもらうことによって、図書館の仕組みや本の調べ方等を学
び、図書館についての知識を深めることにより、将来の利用者を育てることを目的として実施
◦市立図書館
実 施 日 7月29・30日、8月4・11・12・18・19・20日(8日間)
時 間 9:00~12:00
参加者数 50人
◦戸田図書館
実 施 日 7月29・30・31日(3日間)
時 間 9:00~12:00(29日のみ13:00~16:00も実施)
参加者数 8人
オ ビブリオバトル中高生大会in沼津2015
中高生たちによる新しい形の書評合戦。中高生たちに本と人との出会いを楽しむ機会の提供
を目的として実施
日 時 9月26日㈯ 10:00~12:00
会 場 展示ホール及び第1・2講座室(3グループで実施)
参加者数 発表者 18人 観戦者 延べ90人
136
8.図書館情報ネットワーク事業
◦平成8年度:県立中央図書館とのパソコン通信によるネットワーク化により相互の蔵書検索が可能
となる。
◦平成9年度:沼津市立図書館ホームページを開設
家庭から蔵書検索、利用案内、行事案内、新着図書案内が閲覧可能となる。
◦平成10年度:地区センター等への図書館業務端末の設置開始
原地区センター、静浦東小学校に設置
◦平成11年度:西浦地区センター、浮島小学校に業務端末設置
◦平成12年度:浮島地区センターに業務端末設置
◦平成13年度:学校図書室電算化にともない業務端末を静浦東小から大平地区センターへ、浮島小か
ら愛鷹公民館へ移設
◦平成15年度:沼津市立図書館ホームページ上から貸出予約受付開始
大岡地区センターに業務端末設置
◦平成16年度:金岡地区センターに業務端末設置
県立中央図書館の横断検索システムに加入することにより県内加入館の蔵書検索が可
能となる。
◦平成17年度:第四地区センターに業務端末設置
図書館ホームページ上にキッズページ(子ども用ホームページ)を追加
◦平成18年度:静浦地区センターに業務端末設置
図書館ホームページ 刷新
◦平成20年度:携帯電話向けモバイル版ホームページを開設
第五地区センターに業務端末設置
◦平成22年度:片浜地区センターに業務端末設置
◦平成23年度:第三地区センターに業務端末設置
地区センター等図書室に巡回指導員を配置
◦平成25年度:門池地区センターに業務端末設置
◦平成26年度:今沢地区センター、内浦地区センターに業務端末設置
137
社 会 体 育
1.沼津市スポーツ推進審議会
スポーツ基本法に基づき、本市のスポーツ振興に関する重要事項について調査・審議する機関とし
て昭和48年3月に設置された。
平成14年5月 「沼津市スポーツ振興基本計画のあり方」について、次の事項について諮問を受ける。
1.生涯スポーツの振興方策について
2.スポーツ施設の整備充実方策について
3.総合型スポーツクラブの育成方策について
4.学校、地域社会、スポーツ団体の連携方策について
平成15年9月 「沼津市スポーツ振興基本計画のあり方」について答申する。
平成16年9月 「沼津市スポーツ振興基本計画」が策定される。
平成22年2月 「沼津市スポーツ施設整備計画」が策定される。
平成23年10月 「沼津市スポーツ推進審議会」に名称変更。
平成24年11月 「沼津市新市民体育館整備基本構想の策定について」諮問を受ける。
平成25年5月 「沼津市新市民体育館整備基本構想の策定について」答申する。
5月 「沼津市スポーツ推進基本計画の策定について」諮問を受ける。
9月 「沼津市新市民体育館整備基本構想」が策定される。
平成26年1月 「沼津市スポーツ推進基本計画の策定について」答申する。
3月 「沼津市スポーツ推進基本計画」が策定される。
沼津市スポーツ推進審議会委員
委 員 の 数 15人以内
任 期 2年
委員の構成 学識経験者、公募による市民、各種団体を代表する者及び関係行政機関の職員
138
2.事 業 計 画
⑴ スポーツの普及と競技の推進(平成28年度)
事 業 の 名 称
実 施 期 間
第57回沼津市町別
ソフトボール大会
28年4月
10・17・24日
5月1日
第50回沼津市町別
28年
バレーボール大会 6月5・12日
ʼ16ぬまづ健康スポーツ祭
第61回千本浜
ファミリーマラソン大会
第63回沼津市駅伝競走大会
第70回沼津市スポーツ祭
概
要
30歳以上の男性及び高校生以下を除く女子が体力づくりと
健康の増進を高め、併せてソフトボール技術の向上を図り、
試合を通して相互の親睦を深める。
(第56回 73チーム)
20歳以上の既婚女性又は30歳以上の女性がバレーボールを
楽しむ中で健康の増進を図り、併せて仲間づくりに役立て
る。
(第49回 53チーム)
28年10月9日
年齢問わず、親睦を深め、気軽にスポーツに親しみ健康で
楽しい生活が送れるようにすることを目的に実施する。
(平成27年度 58チーム、655人)
28年11月13日
市民の健康増進と体力づくりを目的に、千本浜防潮堤を利
用して、誰でも気軽に参加できるマラソン大会を実施する。
(平成27年度 荒天のため中止)
29年1月22日
職場スポーツの普及と青少年の体力増強を図ることを目的
として愛鷹広域公園周回コースで実施する。
(第62回 男子一般41チーム、男子高校13チーム、男子中学
49チーム、女子一般5チーム、女子中学29チーム)
通 年
各種スポーツの普及と底辺拡大を図るため、体育協会の協
力のもとに、約20,000人が参加し、当市最大のスポーツ大
会を実施する。
(第69回 水泳競技ほか29種目)
139
⑵ スポーツリーダー育成事業
市民の生涯スポーツ振興を図るため、各地域で活動しているスポーツリーダーの資質向上や、
これからのリーダーを目指す人を育成するため研修会を開催し、各地域におけるスポーツ活動の
推進及び充実を図る。
○開催場所 サンウェルぬまづ、市内小学校運動場・体育館
○時 間 9時~12時、19時~21時
○開催期間 9月から実施 年間6回開催予定
⑶ スポーツリーダーバンク事業
「沼津市スポーツリーダーバンク」に登録されている指導者の活用方法等について検討を行う。
○沼津市スポーツリーダーバンク
◦紹介可能種目 陸上競技、ストレッチ、体操等全27種目
◦登録指導者数 24人
◦紹介対象団体 自治会等地域団体、スポーツクラブ又はスポーツグループ、職場スポーツ関
係団体、社会教育団体等
⑷ 学校体育施設利用推進事業
地域スポーツの振興を図るため、小中学校30校に屋外運動場夜間照明施設を設置するとともに、
小中学校の体育施設を地域住民のスポーツの場として開放している。
◎夜間照明施設設置状況(平成28年度)
基 数
4
5
8
計
小学校
1
14
1
16
中学校
2
12
0
14
グラウンド
3
0
0
3
計
6
26
1
33
基数計
24
130
8
162
◎学校体育施設利用状況(平成27年度)
運 動 場(夜間)
利用
利 用 者 数
小学校 中学校 合計
日数 男子
女子
運 動 場(昼間)
利用
利 用 者 数
合計 日数 男子
女子
体 育 館(夜間)
利用
利 用 者 数
合計 日数 男子
女子
体 育 館(昼間)
利用
利 用 者 数
合計 日数 男子
女子
合計
958 17,394
1,834 19,228 3,126 88,051 23,971 112,022 4,624 30,011 50,309 80,320 3,719 43,943 54,872 98,815
982 13,694
1,019 14,713
1,940 31,088
148
3,826
1,337
5,163 3,982 33,772 40,815 74,587
261
1,514
4,294
5,808
2,853 33,941 3,274 91,877 25,308 117,185 8,606 63,783 91,124 154,907 3,980 45,457 59,166 104,623
⑸ スポーツ広場整備事業
地域住民の健康・体力づくりのため、自治会が借り上げた遊休耕作地等の土地にグラウンド砂
を補充してスポーツ広場を整備している。
140
⑹ 地域体力づくり教室運営事業
身近な施設でたくさんの仲間とふれあいながら健康・体力づくりができるように各種の教室を
地区センターなどを会場に開催している。
平成28年度地域体力づくり教室
教 室 名
会 場
実施期
曜日・時間
毎週火曜日
Aコース
女性
9:30~10:40
毎週火曜日
体操教室
Bコース 原地区
10:50~12:00
水 曜 日 センター
毎週水曜日
ふれ愛
コ ー ス
13:30~15:00
木 曜 日
毎週木曜日
体操教室
コ ー ス
13:30~15:00
毎週水曜日
Aコース
ふれ愛
13:00~14:15
大平地区
毎週水曜日
体操教室
Bコース
14:30~15:45
センター
毎週金曜日
男性健康づくり教室
10:00~11:30
静浦地区
毎週金曜日
ふれ愛体操教室
センター
13:30~15:00
浮島地区
毎週火曜日
ふれ愛体操教室
センター
13:30~15:00
戸田B&G海
毎週木曜日
ふれ愛体操教室
洋センター
13:30~15:00
愛鷹地区
毎週木曜日
ふれ愛体操教室
センター
13:30~15:00
水曜日
毎週水曜日
ふれ愛
コ ー ス 第三地区
13:30~15:00
第1期
木 曜 日 センター
毎週木曜日
体操教室
5月~7月 13:30~15:00
コース
男性健康づくり教室
からだづくり教室
ふれ愛体操教室
片浜地区
センター
第五地区
センター
からだづくり教室
門池地区
ふれ愛
体操教室
Aコース センター
Bコース
からだづくり教室
ふれ愛
体操教室
水曜日
コース
木曜日
コース
今沢地区
センター
定員
45人
45人
80人
80人
30人
対 象
18歳以上の女性
エアロビクス
ストレッチなど
60歳以上
レクリエーション
ストレッチ
60歳以上
リズム運動など
20人
50歳以上の男性
筋力トレーニング
ストレッチなど
40人
60歳以上
40人
60歳以上
50人
60歳以上
40人
60歳以上
30人
45人
45人
毎週木曜日
10:00~11:30
20人
50歳以上の男性
第3期
毎週木曜日
10:00~11:30
40人
18歳以上~59歳
毎週木曜日
13:30~15:00
40人
60歳以上
毎週水曜日
10:00~11:30
40人
18歳以上~59歳
1月~3月
毎週金曜日
13:00~14:15
毎週金曜日
14:30~15:45
毎週金曜日
10:00~11:30
毎週水曜日
13:30~15:00
毎週木曜日
13:30~15:00
40人
40人
40人
40人
40人
60歳以上
18歳以上~59歳
60歳以上
ふれ愛体操教室
大岡地区
センター
毎週木曜日
13:30~15:00
40人
60歳以上
からだととのえ
運動教室
内浦地区
センター
毎週金曜日
10:00~11:30
40人
40歳以上
141
レクリエーション
ストレッチ
リズム運動など
60歳以上
第2期
9月~12月
内 容
食について
(クッキング・講話)
筋力トレーニング
ストレッチなど
筋力トレーニング、
ストレッチなど
(姿勢・体幹・バ
ランス)
レクリエーション
ストレッチ
リズム運動など
筋力トレーニング、
ストレッチなど
(姿勢・体幹・バ
ランス)
レクリエーション
ストレッチ
リズム運動など
筋力トレーニング、
ストレッチなど
(姿勢・体幹・バ
ランス)
レクリエーション
ストレッチ
リズム運動など
レクリエーション
ストレッチ
リズム運動など
身体ほぐし・ケア
ロコモ予防運動など
3.NPO法人沼津市体育協会
平成15年3月27日付でNPO法人格を取得したNPO法人沼津市体育協会は、加盟38団体により組
織され、
「スポーツの香りのする街・沼津」をスローガンに掲げ、その実現を目指し、種目別ごとに
大会を開催するなど競技レベルの向上を図っている。
また、平成17年度から市体育施設の管理を受託し、より利用しやすい施設の環境づくりを目指し
ている。
4.沼津市スポーツ推進委員
スポーツ基本法の規定に基づき、本市では自治会の推せんにより委員を委嘱し、地域スポーツ活
動の振興、スポーツの生活化を図っている。スポーツ推進委員は地域スポーツ活動の中心的な役割
を担い、住民に対してスポーツの実技指導や各種スポーツ行事の企画をするとともに、市のスポー
ツ事業に参画し、その推進に当たっている。
委 員 の 数 92名
任 期 2年
委員の要件 社会的信望があり、スポーツに関する深い関心と理解を有し、職務を行うのに
必要な熱意と能力を有する者
142
市 民 体 育 館
市民総スポーツを目標に、健康で豊かな生活の向上を目的に、市民が気軽に利用できるスポーツ・
レクリエーション活動の拠点として、次の事業をもって運営管理されている。
事業は、自主事業と貸館事業で構成されている。
自主事業には、体育館主催の体力づくり教室及びトレーニング指導と体育協会主催のスポーツ教室
があり、スポーツを楽しみながら心の交流を図り、併せて体力向上、健康増進及び、技能・技術の向
上の底辺拡大を目的としている。
貸館事業としては、スポーツ・レクリエーション活動を行う場所を提供することにより、個人利用
はもとより、種々のクラブ・サークル・団体等、広く市民に利用されている。
1.施 設 の 概 要
所
電
在
地 沼津市高島本町1番地の4
話 922-7200
敷 地 面 積 6,095.5㎡
建 築 面 積 3,421.9㎡
建築延面積 8,123.2㎡
構
開
休
造 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)4階建
館
館 昭和48年10月2日
日 年末年始(12月29日~1月3日)及び定期清掃日(年3日)
◎ 1 階 3,178.6㎡
第2練習場(416.6㎡)
卓球台12台
第3 〃 (127.0㎡)
エアロビクス・ダンス他
第4 〃 (276.0㎡)
柔道、合気道他(162畳)
第5 〃 (279.7㎡)
剣道、居合、空手、拳法
第6 〃 (214.3㎡)
トレーニング室
第7 〃 (201.4㎡)
〃
健康・体力相談室(50㎡)
事務室、更衣室、電気・機械室、器具庫、洗面所、休憩室
◎ 2 階 3,174.5㎡
第1練習場(1,938.6㎡)
主競技場(アリーナ)
、バレーボール(3面)
、テニス(3面)、
バスケットボール(3面)
、バドミントン(12面)他、各種の催物
研修室、大会本部室、更衣室、シャワー室、洗面所、器具庫
◎ 3 階 1,225.2㎡
観客席(510席)
、会議室、弓道更衣室、洗面所
◎ 4 階 544.9㎡
第8練習場(466.2㎡)
弓道・近的6人立
観客席(430席)
2.沼津市民体育館運営審議会
市民体育館の適正かつ円滑な運営及び事業計画などについて審議する。審議会は、体育館利用者代
表等また公募による応募者を含め組織されている。
委 員 の 数 15人以内
任
期 2年
143
3.事 業 活 動
市民の体力の向上と運動不足を補い、スポーツを楽しむ中で健康の増進を図るため、体力づくり教
室(教育委員会主催)の開催をはじめ、成人男女を対象としたトレーニング指導やスポーツ技能の向
上を目的とする各種スポーツ教室(市体協主催)を開催実施している。
⑴ 平成28年度体力づくり教室
曜日・時間
定 員
(各期)
対 象
父子ふれあい
コース
毎週土曜日
10:00~11:00
30組
4・5・6歳児と
保護者
3歳コース
毎週木曜日
120組 3歳児と保護者
10:00~11:00
4・5・6歳
コース
毎週火曜日
15:30~16:30
60組
4・5・6歳児と
保護者
小学生体育教室
毎週金曜日
17:00~18:00
40人
小学1・2年生の
運動が苦手な児童
シニアスポーツ教室
毎週木曜日
19:00~20:30
30人 30歳以上の男性
毎週月曜日
10:00~11:30
50人
教 室 名
親子体力づくり教室
月曜日
コース
女性体操 火曜日
教室
コース
実 施 期
第1期
5月~7月
第2期
9月~11月
毎週火曜日
150人 18歳以上の女性
10:00~11:30
第3期
1月~3月
毎週金曜日
19:00~20:30
50人
毎週水曜日
14:30~15:45
40人 18歳以上
毎週木曜日
13:30~15:00
40人
毎週金曜日
13:30~15:00
40人
脚力アップ教室
毎週水曜日
13:00~14:15
40人 60歳以上
健康体操教室
毎週火曜日
100人 60歳以上
13:30~15:00
金曜日
コース
ボディバランス教室
木曜日
コース
ロコモ
予防教室 金曜日
コース
144
内 容
親子体操、リズム運動、
ボール ・フープ・ローラー
シートなどの遊具を使って
親子で楽しむ
マット・とび箱・鉄棒・走
運動など
ソフトバレーやバドミント
ンなど室内軽スポーツ
ストレッチ、エアロビクス
など
筋力強化運動やバランス
トレーニングなど
運動を止められてい ひざ痛や腰痛予防改善のた
ない50歳以上
めのトレーニングなど
歩行運動やバランストレー
ニングなど
ストレッチ、リズム運動、
レクリエーションなど
⑵ 平成28年度体力づくり教室短期講座
ア 2016 なつ「からだ楽々・爽快運動講座」
講 座 名
親子ふれあい体操
はいはいよちよち
コース
定員
対 象
日 時
25組 1歳児と保護者 7/27 ㈬
親子ふれあい体操
25組 2歳児と保護者 8/1 ㈪
2歳わんぱくコース
内 容
9:45~10:45
手あそび、ボールを使っ
9:45~10:45 た親子運動あそび
親子ふれあい体操
25組 3歳児と保護者 8/3 ㈬
3歳パワフルコース
9:45~10:45
4歳児~小学生
8/10 ㈬
とその保護者
10:00~11:00
親子でコミュニケーショ
ンヨガ
楽しい体育(全2回) 30人 小学生
7/28
8/4 ㈭
10:00~11:00
走・跳・投の運動あそびと
マット運動
ピラティス(全3回) 20人 中学生以上
ピラティスで身体の強張
8/1・8・22 ㈪ 10:00~11:00 りを緩め弱化する部位を
強化
モーニングヨガ
(全3回)
30人 中学生以上
7/28
8/4・18 ㈭
10:00~11:00
目覚めのヨガで心身のリ
フレッシュ
リラックスヨガ
(全3回)
30人 中学生以上
7/27
8/3・10 ㈬
14:15~15:15
呼吸とポーズで心と身体
の強張りを解消するヨガ
体幹ストレッチング
30人 中学生以上
(全3回)
7/26
8/2・9 ㈫
10:00~11:00
体幹を意識させたスト
レッチング
脚力トレーニング
(全3回)
7/26
8/2・9 ㈫
13:30~14:30
脚力強化のためのトレー
ニング
親子ヨガ
15組
30人 中学生以上
イ 2016 働く世代に「体力チャージ運動講座」
講 座 名
体幹エクササイズ
(全5回)
シェイプアップヨガ
(全5回)
体温アップ
エクササイズ
(全5回)
ストレッチポール
(全5回)
定員
対 象
日 時
内 容
20人
9/26
10/17・31
11/14・28 ㈪
体幹部を安定させるエクササ
イズの実践をし、姿勢改善と
身体のバランス力を高める
20人
9/27
10/11・25
11/8・22 ㈫
呼吸とポーズで心と身体を整
え、代謝を高め、身体を引き
締めるヨガ
20人
20人
18歳~64歳の
9/21
働く世代
10/5・19
11/2・16 ㈬
9/30
10/14・28
11/11・18 ㈮
145
19:15~ 20:15
身体の疲れを取り除くコン
ディショニングやケア方法を
学び、体温アップにつながる
エクササイズを実践
ストレッチポールで身体のゆ
がみをリセットし、身体のバ
ランスを整えるエクササイズ
の実践
ウ 2016 あき・ふゆ楽しく動こう!「からだポカポカ運動講座」
講 座 名
定員
対 象
親子ふれあい体操
はいはいコース
25組
0~1歳児と
保護者
日 時
10/19 ㈬
10:00~11:00
親子ふれあい体操
25組 1歳児と保護者 10/26 ㈬
1歳よちよちコース
10:00~11:00
親子ふれあい体操
25組 2歳児と保護者 10/24 ㈪
2歳わんぱくコース
10:00~11:00
内 容
手あそび、風呂敷を使っ
た親子運動あそびなど
ボールエクササイズ
20人 18歳以上
(全3回)
10/17・24・31 ㈪ 10:00~11:00
ボールを使った部位別
トレーニング
シェイップアップ
エアロ(全3回)
20人 18歳以上
11/14・21・28 ㈪ 10:00~11:00
気持ちの良い汗を流し
効果的に脂肪燃焼
セラバンド筋トレ
(全3回)
30人 18歳以上
10/26
11/2・9 ㈬
10:00~11:00
セ ラ バ ン ド を 使 っ た
部位別トレーニング
エボリューション
ウォーキング
30人 18歳以上
(全2回)
10/20・27 ㈭
10:00~11:00
姿勢改善のためのウォー
キングエクササイズ
代謝アップヨガ
(全3回)
11/10・17・24 ㈭ 10:00~11:00
呼吸とポーズで心と身
体を整え代謝を高める
30人 18歳以上
⑶ トレーニング指導
健康・体力づくりを目的に、利用する人の年齢・性別・体力に応じたトレーニング(筋力・全
身持久力・柔軟性を高める運動)を指導し、運動不足の解消、疲労回復、健康・体力の維持と向
上を図る。
⑷ 体力測定・診断
これから運動を始めようとする人、肥満傾向の体格を改善しようとする人等の多様なニーズに
応じて、体力測定を実施した上で、各人に応じた適切なメニューを作成し、市民一人ひとりの健
康・体力づくり実践に役立てる。
146
⑸ 平成28年度スポーツ教室(主催:NPO法人沼津市体育協会)
教室名
ジュニア
新体操教室
実 施 期
第1期
5月~7月
第2期
9月~11月
第3期
1月~3月
定 員
(各期)
曜日・時間
毎週月曜日
17:00~18:30
30人
17:30~19:00
10人
毎週火曜日
対 象
内 容
年長~小学2年生の女子 基本技術、ルール、
マナー、身体育成、
小学3年生~
リズム運動
6年生の女子
25人
中学生以上
基本動作、座り方、
帯刀、抜刀、納刀
50人
5歳児~中学生
基礎体力づくり、
受身、乱取、作法
20人
中学生以上の
初心者
基本動作、的前射、
型、作法
17:00~18:30
20人
小学3年生~6年生
18:30~20:30
30人
中学生以上
18:30~20:00
20人
小学3年生~中学生
20人
高校生以上の
初心者
19:00~20:30
30人
高校生以上の
初心者
基本技術、ゲーム、
ルール、マナー
毎週木・土曜日
木曜日 18:30~19:30
土曜日 18:00~19:00
50人
小学生以上
基本動作
竹刀稽古、作法
レディー
バドミントン 第3期
1月~3月
教室
毎週金曜日
10:00~12:00
35人
初心者の女性
基本技術、ゲーム、
ルール、マナー
テニス教室
毎週金曜日
18:30~20:30
25人
15歳以上の
初心者の女性
基本技術、ゲーム、
ルール、マナー
合気道教室
毎週日曜日
9:00~10:00
20人
中学生以上の
初心者
基礎・基本、
護身術、心技体気
の練磨
スポーツ
ダンス教室
毎週水曜日
19:00~20:30
30人
居合道教室
柔道教室
弓道教室
毎週火・金曜日
18:00~19:30
第1期5月~7月 毎週火・金曜日
第2期9月~11月
18:30~20:30
ソフトテニス
教室
毎週水曜日
卓球教室
毎週木曜日
バドミントン 第1期
教室
5月~7月
剣道教室
19:00~20:30
第2期
9月~11月
毎週木曜日
18:30~20:30
147
初心者
(社会人・男女)
基本技術、ゲーム、
ルール、マナー
基本技術、ゲーム、
ルール、マナー
リズムに合わせて
体を動かす
4.利 用 状 況
(単位:人)
⑴ 月別利用状況
区分
男
年度
27
女
男
体力づくり教室
等 利 用 者
女
男
56,440 21,203 41,133 48,327
計
26
使 用 許 可
団体利用者
個人利用者
77,643
89,460
74,322
女
4,373 15,198
女
男
女
3,304
7,224
105,250
91,952
10,528
4,516 15,462
83,337
合 計
男
19,571
52,824 21,498 37,329 46,008
計
体協スポーツ
教室利用者
3,247
19,978
197,202
7,600
97,916
10,847
188,484
⑵ 目的・種目別利用状況
区 分
個
団
人
体
利
利
(平成27年度)
目
用
用
的
・
種
目
利用者数
―回
26,224 人
トレーニング
―
47,298
弓 道
―
3,832
そ の 他(リズム体操、ダンス等)
―
289
小 計
77,643
バレーボール
157
5,616
バドミントン
452
12,743
バスケットボール
126
6,584
テニス(ソフト)
249
2,782
卓 球
68
12,212
フ ッ ト サ ル
328
6,072
剣道・居合道
140
3,460
合気道・空手・太極拳・少林寺拳法
736
15,042
そ の 他(リズム体操、ダンス等)
950
22,349
会 議 室
185
2,600
3,391
89,460
体力づくり教室(13教室・26講座)
461
18,601
トレーニング指導(利用者講習)
155
919
28
51
644
19,571
439
10,528
体力測定・診断
小 計
ス ポ ー ツ 教 室
(体育協会主催事業)
利用回数
卓 球
小 計
体力づくり教室等
(教育委員会主催事業)
90,568
スポーツ教室(15教室)
合 計
148
197,202
市 営 野 球 場
沼津駅北部約1㎞に位置し、立地条件に優れている当施設は軟式野球に使用でき、小・中学・一般・
企業団体と多方面にわたって使用されている。
所
在
施
地 沼津市泉町2番1号
設 総面積 16,617.2㎡
中堅 118m 両翼 90m
1 階 本部席・審判控室・会議室・車椅子席・放送室・管理人室
倉庫・ダッグアウト・更衣室・シャワー室
2 階 長椅子形式の観覧席417席
(バックネット裏237席、一塁側90席、三塁側90席)
内外野フェンス……ラバー付きフェンス
スコアボード
駐車場 64台分(うち身体障害者用2台)
設
置 昭和24年
大規模改修 平成12・13年度
利 用 時 間 午前8時30分~午後5時
大岡市民運動場
大岡公園の南側に位置し、サッカー及びソフトボール等に利用されている。平成24・25年度に大規
模整備工事を行い、平成26年4月1日より供用開始した。
所
施
在
地 沼津市大岡字末広1298番地の1
設 総面積 13,806.0㎡
照明設備
設
置 昭和59年4月23日
大規模改修 平成24・25年度
利 用 時 間 午前6時~午後9時 (5月~9月)
午前7時~午後9時 (10月~4月)
利 用 種 目 ソフトボール・学童軟式野球(2面)
、グラウンドゴルフ(2面)
、サッカー(1
面)※フットサル、ミニサッカーの場合2面
陸上競技
その他レクリエーション等
149
西部市民運動場
旧沼津技術専門校のグラウンドを整備し、市民が身近で気軽に使える屋外運動場施設として、ソフ
トボールやグラウンドゴルフ等に利用されている。
所
在
施
地 沼津市東椎路1749番地の1
設 総面積 4,200.0㎡
照明設備
設
置 平成24年4月1日
利 用 時 間 午前6時~午後9時(5月~9月)
午前7時~午後9時(10月~4月)
利 用 種 目 ソフトボール、グラウンドゴルフ、ゲートボール、サッカー、その他レクリエー
ション等
中瀬市民運動場
新市民体育館建設予定地である香陵運動場の代替機能として整備し、平成27年11月1日より供用開
始。グラウンドゴルフやキッズサッカーなどに利用されている。
所
在
地 沼津市上香貫2399番地の5
施
設 総面積 3,750㎡
設
置 平成27年11月1日
利 用 時 間 午前8時30分~午後5時
利 用 種 目 グラウンドゴルフ、キッズサッカー、その他レクリエーション等
戸田テニスコート
戸田B&G海洋センター敷地内に併設され、大人から子供まで多方面にわたって利用されている。
所
在
地 沼津市戸田3105番地の7
施
設 ハードコート2面(夜間照明付)
設
置 昭和54年
利 用 時 間 午前7時~午後9時
○屋外施設の年度別利用状況
区分
年度
香陵運動場
回
市営野球場
人
回
大岡市民運動場 戸田テニスコート 西部市民運動場 中瀬市民運動場
人
回
人
回
人
回
人
回
人
27
182
5,293
185
12,595
369
14,605
87
426
352
10,046
187
3,246
26
380
11,992
235
15,545
507
22,079
114
562
451
13,632
―
-
150
屋内温水プール
隣接する清掃プラントのゴミ焼却熱を利用した温水プールとして、一年を通じて市民の健康増進を
図るとともに、日常生活の中に水泳をとり入れ、親子コミュニケーションの場として明るい家庭づく
りの育成と、成人及び勤労青少年に健全なレクリエーションの場を提供することにより、市民生活の
向上に役立たせるものである。
施 設 の 概 要
所
在
電
地 沼津市上香貫字二ノ洞2416番地の1
話 932-2179
敷 地 面 積 3,174.7㎡
建 築 面 積 1,428.3㎡
建築延面積 1,757.4㎡
1階 1,398.4㎡
2階 359.0㎡
構
造 鉄骨造り(一部鉄筋コンクリート造)一部2階建
開
所 昭和55年5月11日
休
所
日 年末年始(12月29日~1月6日)
設 備
○プール
一般用 25m×13m・6コース(水深1.1m~1.2m)
児童用 20m×6m・ウォータースライダー付(水深0.5m×0.6m)
○その他
男子ロッカー室(ロッカー150人収容)
女子ロッカー室(ロッカー150人収容)
事務室・指導員室(監視室)
・シャワー設備・洗体槽・洗眼所・男女トイレ・休憩室・観
覧席・機械室等
151
○ 個人利用
◦使用時間
曜
日
期
火曜日から金曜日まで
土曜・ 日曜・ 休日
使
間
用
(午 前)
時
(午 後)
間
(夜 間)
7月20日 ~ 8月31日
9:00~12:00 13:00~16:00 17:00~21:00
9月1日~翌年7月19日
13:00~16:00 17:00~21:00
5月1日 ~ 9月30日
7:00~12:00 13:00~16:00 17:00~21:00
10月1日~翌年4月30日
9:00~12:00 13:00~16:00 17:00~21:00
★毎週月曜日は水泳教室開催のため、個人利用はできない。
★12:00~13:00・16:00~17:00の各1時間は、入場できない。
○ 団体利用
⑴ 平成28年度体力づくり教室
教
室
名
親
子
水 泳 教 室
幼
児
水 泳 教 室
小 学 生
水 泳 教 室
実
施
月
第1期 5月~7月
第2期 9月~11月
第3期 1月~2月
第1期 5月~7月
第2期 9月~12月
第3期 1月~2月
第1期 5月~7月
第2期 9月~11月
第3期 1月~2月
曜日・時間
定員
毎週火曜日
10:00~11:00
20組
毎週木曜日
16:00~17:00
30人 4・5・6歳児 水遊びから初歩的水中運動まで
毎週火曜日
16:00~17:00
クロールで
30人 25m泳げない
小学生
クロールの習得
60人
ウォーキングを中心とした
水中運動
毎週月曜日
月曜日 第1期
コース 5月~7月 9:45~10:55
第2期
アクアウォー
キング 教 室 火曜日 9月~11月 毎週火曜日
コース 第3期
9:45~10:55
1月~2月
アクアビクス
毎週月曜日
教
室 第1期 5月~7月 11:00~12:10
第2期 9月~11月
毎週月曜日
健康水泳教室 第3期 1月~2月
13:30~14:40
対 象
3歳児と
保護者
内
容
水遊びをしながら親子のスキ
ンシップを図る。
膝痛予防改善を取り入れた
30人 18歳以上の女性
水中運動
60人
60人 50歳以上
音楽・リズムに合わせての
水中運動
水中運動・クロール・背浮き
など
⑵ 平成28年度スポーツ教室(主催:NPO法人沼津市体育協会)
教 室 名
実施月
曜日・時間
初 心 者
毎週金曜日
水泳教室
10:00~11:30
午前コース 第1期
4月~6月
初 心 者
第2期
毎週木曜日
水泳教室
9月~12月 18:30~20:00
夜間コース
第3期
中 級 者 1月~2月 毎週金曜日
水泳教室
13:30~15:00
小 学 生
水泳教室
夏休みコース
7・8月
小 学 生
水 泳 教 室 3・4月
春休みコース
火~金曜日
16:00~17:00
定員
50人
25人
対 象
18歳以上の
初級者
18歳以上で
15人 25m以上
泳げる人
90人
小学生
90人
152
内
容
クロール・背泳ぎで25m泳げるように
クロール・平泳ぎで25m以上泳げるよ
うに
クロール・背泳ぎ・平泳ぎを泳げるよ
うに
○ 利用状況
⑴ 開催事業(平成27年度)
定 員
(各期)
区 分
人
参加人員
期・回数
男
摘 要
女
人
人
3期延べ27回
204
416
3歳児と保護者
30
3期延べ26回
371
280
4・5・6歳児
30
3期延べ27回
294
393
クロールで25m泳げない
小学生
月曜日
コース
60
3期延べ27回
―
1,174
火曜日
コース
30
3期延べ27回
―
647
アクアビクス教室
60
3期延べ27回
―
1,197
健康水泳教室
60
3期延べ27回
233
999
1,280
1,730
2,382
6,836
親子水泳教室(20組)
40
幼児水泳教室
小学生水泳教室
体力づくり
教
室 アクアウォー
キング教室
定員 4,180人
年間 104回
スポーツ教室(5教室)
小 計
合 計
18歳以上の女性
18歳以上の女性
50歳以上
体育協会主催
9,218
⑵ 年度別利用状況
年度
一 般
27
40,700
26
40,174
人
構成比
71.5
71.9
高校生以下
%
16,249
15,663
人
構成比
28.5
28.1
153
合 計
%
56,949
55,837
人
公開日数
288
296
人
1日平均利用者数
197.8
188.6
人
勤労者体育センター
学生から高齢者まで、地域スポーツの交流、健
康増進を目的として広く利用されている。
所 在 地 沼津市御幸町15番1号
電 話 933-0330
敷 地 面 積 2,621.8㎡
建 築 面 積 1,345.1㎡
建築延面積 1,534.1㎡
(1階 1,282.7㎡・2階
251.4㎡)
構 造 鉄骨造り一部2階建
開 館 昭和56年4月25日
休 館 日 年末年始(12月29日~1月3日)
設 備 1 階 体育室(980㎡)
バスケットボールコート 2面 バレーボールコート 2面
バドミントンコート 6面
2 階 トレーニング室(119.1㎡)
多目的室(95.4㎡)
事務室・男女更衣室・男女洗面所・談話コーナー・身障者用トイレ・器具庫
平成28年度 体力づくり教室
教 室 名
実 施 期
水曜日 第1期
女 性
コース 5月~7月
体 操
教 室 木曜日 第2期
コース
9月~11月
健康体操教室 第3期
1月~3月
曜日・時間
毎週水曜日
10:00~11:30
毎週木曜日
10:00~11:30
毎週木曜日
13:30~15:00
定 員
(各期)
対 象
120人
18歳以上
の女性
120人
60歳以上
内
容
ストレッチ
エアロビクス など
ストレッチ
リズム運動
レクリエーション など
平成28年度 スポーツ教室(NPO法人沼津市体育協会主催)
教 室 名
実 施 期
第1期
5月~7月
フェンシング 第2期
教
室 9月~11月
第3期
1月~3月
曜日・時間
定 員
(各期)
毎週土曜日 17:00~19:00
15人
154
対 象
内
容
小学4年生 基本技術、ルール、マナー、ファイ
~中学生
ンティング
○ 利用状況(平成27年度)
区 分
個
団
人
体
利
利
目 的 ・ 種 目
用
用
体 力 づ く り 教 室
(教育委員会主催事業)
ス ポ ー ツ 教 室
(体育協会主催事業)
利用回数
利用者数
卓 球
―回
3,539 人
トレーニング
―
1,871
小 計
―
5,410
バレーボール
97
2,469
バドミントン
225
3,849
バスケットボール
194
5,463
バウンドテニス
96
1,054
球 技 大 会
21
5,889
そ の 他
227
9,617
小 計
860
28,341
体力づくり教室(3教室)
90
3,574
スポーツ教室(1教室)
30
326
合 計
155
37,651
香 陵 武 道 場
所
在
地 沼津市御幸町15番1号
敷 地 面 積 1,314.1㎡
建 築 面 積 695.5㎡
建築延面積 972.6㎡(1階 681.9㎡・2階 290.7㎡)
1 階 剣道・柔道・空手・合気道・居合道・太極拳・なぎなた
2 階 弓道場(近的8人立)
構
造 鉄骨造2階建
開
館 昭和56年3月25日
休
館
日 年末年始(12月29日~1月3日)
平成28年度 スポーツ教室(NPO法人沼津市体育協会主催)
教室名
実
施
弓道教室
剣道教室
なぎなた
教
室
曜日・時間
定 員
(各期)
対 象
内 容
毎週火・木曜日
10:00~11:30
20人
女性初心者
基本動作、型、的前射、作法
毎週火・金曜日
18:30~19:30
30人
小学生以上
基本動作、竹刀稽古、作法
毎週水曜日
14:00~16:00
10人
18歳以上
基本動作、仕掛け応じ、作法
毎週土曜日
18:30~19:30
50人
小学生
基礎体力づくり、受身、乱取
り、作法
期
第1期
5月~7月
第2期
9月~11月
第3期
1月~3月
柔道教室
○ 利用状況
⑴ 開催事業(平成27年度)
参加人員
回 数
定 員
区 分
男
年間 190回
定員 3,300人
スポーツ教室(5教室)
1,131
人
合 計
摘 要
女
1,249
2,380
人
体育協会主催
人
(単位:人)
⑵ 年度別利用状況
練習場
剣 道 場
種目
剣 道
年度
柔 道 場
弓道場
空 手
なぎなた
居合道
その他
柔 道
太極拳
合気道
その他
弓 道
合計
27
4,233
1,494
471
782
5,207
9,315
2,659
720
2,108
6,189 33,178
26
4,156
1,725
511
910
4,936
8,137
2,601
635
2,753
5,617 31,981
(※「その他」及び「弓道」の人数には、スポーツ教室参加者を含む。)
156
戸田B&G海洋センター
本施設は平成4年にB&G財団により、青少年の
健全育成と住民の健康づくりのための施設として、
体育館とプールを備えた総合スポーツ施設として設
置された。
平成7年に戸田村に無償譲渡され、平成17年4月
1日に沼津市との合併により沼津市戸田B&G海洋
センターとなる。
1.施 設 の 概 要
所
在
地 沼津市戸田2053番地
電
話 0558-94-3501
構
造 体育館 鉄筋コンクリート造2階建
プール 鉄骨造平屋建
敷 地 面 積 9,781.4㎡
建 築 面 積 2,282㎡
建築延面積 2,703㎡ (体育館棟 1,828㎡ プール棟 875㎡)
開
館 平成4年7月24日
休
館
日 年末年始(12月29日~1月3日)
、毎週月曜日
◎ 体
育
館
◦利用区分
午前(9時~12時)
午後(13時~17時)
夜間(17時~21時)
◦利用できる種目
バレーボール(2面)
、バスケットボール(1面)
、バドミントン(2面)
◎ プ
ー
ル
◦利用区分
午前(9時~12時)
午後(13時~17時)
夜間(18時~20時30分)
◦設 備
一般用 25m×13m・6コース(水深1.1m~1.2m)
幼児用 11m変形(水深0.5m~0.6m)
◎ トレーニングルーム
◦設 備
柔道場 50畳 剣道場
◎ そ
の
他
会議室、更衣室等
157
2.戸田B&G海洋センター運営審議会
戸田B&G海洋センターの適正かつ円滑な運営及び事業計画などについて審議する。審議会の委員
は海洋センター利用団体や地区体育部等から組織されている。
委 員 の 数 10人以内
任
期 2年
3.事 業 活 動
地域住民の体力の向上と健康増進を図るため、プールでの教室を中心とし体力づくり教室を開催実
施している。
⑴ 平成28年度体力づくり教室
教 室 名
キッズ
スポーツ教室
前期
9月~11月
後期
Bコース 12月~3月
Aコース
Aコース
小学生
水泳教室
実 施 期
Bコース
前 期
Bクラス
中 期
Aクラス
Bクラス
後 期
夏休み短期水泳教室
Aクラス
Aクラス
Bクラス
幼児水泳教室
アクアウォーキング教室
4月~7月
7月
8月
8月
5月~7月
曜日・時間
定員
毎週土曜日
9:00~10:00
20人
小学3年生~
6年生
毎週土曜日
10:00~11:00
20人
年長~小学2年生
毎週土曜日
9:00~10:00
30人
毎週土曜日
10:00~11:00
30人
月~金曜日
9:00~10:00
35人
月~金曜日
10:00~11:00
35人
月~金曜日
9:00~10:00
35人
月~金曜日
10:00~11:00
35人
月~金曜日
9:00~10:00
35人
月~金曜日
10:00~11:00
35人
火・金曜日
15:00~16:00
毎週火曜日
10:00~11:00
158
対 象
内 容
マット・とび箱・鉄棒・
走運動など
小学生
各種泳法の取得
年長~小学生
短期間での各種泳法の
取得
30人
5・6歳児
水遊びから初歩的水中
運動まで
30人
18歳以上
ウォーキングを中心と
した水中活動
4.利 用 状 況
(単位:人)
区分
⑴ 利用者数
プ ー ル
年度
個 人 利 用 者
27
3,470
26
体 育 室
団 体 利 用 者
体力づくり教室等利用者
男
女
男
女
5,223
5,321
738
944
10,544
4,839
2,640
合 計
15,696
1,682
4,648
660
9,487
712
13,499
1,372
(単位:人)
⑵ 目的・種目別利用状況(平成27年度)
区 分
個
人
利
目 的 ・ 種 目
用
プ ー ル
― 回
体
利
用
体力づくり教室等
(教育委員会主催事業)
利用者数
3,470 人
バレーボール
121
1,866
バドミントン
52
332
120
1,854
卓 球
7
59
ミ ニ バ ス
76
965
柔 道
119
1,888
空 手
55
309
会 議 室
12
494
その他(ダンス・カローリング等)
149
2,777
小 計
711
10,544
体力づくり教室(9教室)
100
1,682
バスケットボール
団
利用回数
合 計
159
15,696
資
料
市内諸学校一覧(市立幼・小・中・高除く)
平成28年5月1日現在
校 種
学 校 名
所 在 地
国 立 高 専 沼津工業高等専門学校 大岡3600
科25専6
沼 津 東 高 等 学 校 岡宮812
県立高校
沼 津 西 高 等 学 校 本字千本1910-9
沼 津 城 北 高 等 学 校 岡一色875
沼 津 工 業 高 等 学 校 下香貫八重129-1
沼津視覚特別支援学校 米山町6-20
県 立 特 別 沼津聴覚特別支援学校 泉町4-1
支 援 学 校 沼 津 特 別 支 援 学 校 大塚823-1
沼津特別支援学校愛鷹分校 岡一色875
沼 津 中 央 高 等 学 校 杉崎町11-20
私立高校
学 級 数
加 藤 学 園 高 等 学 校 大岡自由ヶ丘1979
加藤学園暁秀高等学校 岡宮字中見代1361-1
飛 龍 高 等 学 校 東熊堂491
桐 陽 高 等 学 校 高島本町8-52
誠 恵 高 等 学 校 沼北町2丁目9-12
教員数
生徒数
電 話
114 ・ 5 1063・51
921-2700
24
68
857
921-0341
18
82
701
962-0345
14
44
529
921-0344
79 ・ 23
692 ・ 66
931-0343
全18定7
8
30
13
921-2099
18
50
72
921-3398
72
146
350
966-0980
6
20
41
943-5177
22
60
634
921-0346
45
122
1,469
921-0347
18
55
431
924-1900
48
128
1,263
921-7942
33
49
976
921-0096
18
44
544
921-5088
私立中学校 加 藤 学 園 暁 秀 中 学 校 岡宮字中見代1361-1
12
57
327
924-1900
私立小学校 加藤学園暁秀初等学校 大岡自由ヶ丘1979
双 葉 幼 稚 園 下香貫字柿原2843-1
18
43
482
922-0720
3
6
57
933-1835
6
14
125
951-6694
ル ン ビ ニ 幼 稚 園 千本緑町2-7
6
9
87
932-9911
4
6
18
962-1710
こ ず わ 幼 稚 園 小諏訪217
四 恩 幼 稚 園 三芳町3-14
3
9
69
963-0721
3
6
52
963-7538
桃
園
幼
稚
3
7
19
931-3932
象
山
幼
稚
園 幸町23-3
沼 津 聖 マ リ ア 幼 稚 園 本郷町18-31
中
央
幼
稚
園 下香貫楊原533-12
園 志下北通72-1
8
16
156
931-3426
耕 雲 寺 幼 稚 園 大岡1092
8
16
187
951-3075
愛
9
19
218
966-2500
9
15
280
921-8140
12
21
261
921-4805
6
14
113
966-7338
4
6
68
923-5445
6
10
198
923-8850
7
15
195
921-4213
3
6
18
967-1150
園 西椎路610-2
私立幼稚園 沼 津 学 園 第 一 幼 稚 園 寿町16-40
鷹
幼
稚
加 藤 学 園 幼 稚 園 大岡自由ヶ丘1979
原 町 幼 稚 園 原199-1
春 の 木 幼 稚 園 東椎路1547-1
沼 津 学 園 第 二 幼 稚 園 大岡3227-1
光 長 寺 幼 稚 園 岡宮字寺内1052-5
み く に 幼 稚 園 桃里455-1
か き つ ば た 幼 稚 園 根古屋字森下187-1
沼 津 あ す な ろ 幼 稚 園 西沢田244-2
第 二 耕 雲 寺 幼 稚 園 大岡2242-14
沼 津 梅 花 幼 稚 園 本郷町23-9
認定こども園
認定こども園しょうえい幼稚園 大塚812-2
認 定 こ ど も 園 片 浜 桜 今沢65
160
6
13
89
967-4188
6
9
91
922-8507
6
13
127
923-3911
6
11
180
931-6146
3
24
93
967-4521
6
24
137
966-6349
●愛小
□
城北高
☆特別支援愛鷹分校
□春の木幼
浮島中
みくに幼
認定こども園■ 今沢中 今沢小
しょうえい幼
■認定こども園
片浜桜
○ ●
▲ スポーツ振興課
△ 市民体育館
▲ 出先機関
一中○
大岡市民運動場
□ 幼稚園(公立・私立)
△
■ 認定こども園
庄司
美術館
● 小学校
○ 中学校
☆ 特別支援学校
中瀬市民運動場
教職員研修
▲ センター
△青少年教育
センター
高等学校(県公立)
高等学校(私立)
文 高等専門学校
(国立)
△ 社会教育施設
静浦小中一貫学校
(静浦小・静浦中)
●○
186.
96
●西浦小
161
○
長井崎中 沼 津 の 教 育
平成28年度版
平成28年8月1日 発行
編集・発行 沼津市教育委員会事務局
青少年健全育成都市宣言
近年、青少年の非行が増加するにとどまらずその低年齢化と悪質化が著しいこと
は、誠に憂慮に堪えない。
時代を担う青少年の健全育成をはかることは私たち市民の重大な責務である。
よって、本市は市民の総力を終結して、青少年が明るく健やかに育つまちづくり
に邁進することを決意し、ここに沼津市を「青少年健全育成都市」とすることを宣
言する。
昭和55年12月10日
青少年健全育成都市宣言メモ
沼津市では、昭和55年12月10日の沼津市議会本議会で「青少年健全育成都市」と
しての宣言を提案し、満場一致で決議された。
これは、当時の沼津警察署管内の刑法犯少年の発生率が、昭和49年から毎年県下
一ということへの危機感から、市民と行政が協力し合って市民総ぐるみで次代を担
う青少年を非行から守ろうと青少年健全育成都市の宣言をしたものである。そして、
この都市宣言を契機に、中学校単位での青少年を健やかに育てる会の結成をはじめ、
電話・面接相談機能や補導活動の充実を図るための青少年教育センターの設置を図
り、以来、青少年の健全育成と非行防止に大きな成果を上げてきている。