会報JAMT Vol.21 No.24 - 一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会

Vol.21No.24
会報JAMT ホームページ掲載
平成27年12月15日号
中井規隆
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1P~P2 全国「検査と健康展」2015中央会場(広島県)
P2~P3 全国「検査と健康展」2015各地からの報告
P4~P5 日臨技支部医学検査学会開催報告(4)[中四国支部][首都圏支部]
P5 新たな中医協専門委員に横地常広氏が就任/日臨技研修会・講習会情報
P6 日臨技からのお知らせ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
平成27年度全国「検査と健康展」の中央会場として、
一般社団法人広島県臨床検査技師会が担当し、平成27年
11月28日(土)に、広島市の広島YMCA国際文化センター
と広島市立広島市民病院を会場に開催されました。
開催までには、来
場者を募るために、
広臨技の水野会長、
森田2名で広島の
ローカルFM放送局に
て、15分間の生放送
に出演し市民に呼び
かけたり、同放送局
にて1分間のイベン
トの告知を30回程度
お願いしました。地方新聞にも、「検査と健康展」を行
う事を事前に掲載していただいたりしました。また、11
月23日には、テレビの街角伝言板に4名の会員と共に出
演し、参加の告知をしました。その甲斐あってか、講演
会には延べ159名、909名の検査受検者がありました。
広島YMCA国際文化センターでは、開会式をホールで行
い、広臨技 水野会長の開会宣言に続き、日臨技 宮島会
長より挨拶があり、共催者を代表し日本臨床専門医会
佐守友博会長よりご挨拶をいただきました。市民公開講
演会は、2題を企画し、午前10時15分からは、「認知症
予防-認知症を知ろうそれが予防の第一歩-」と題して、
鳥取大学医学部保健学科生体制御学講座助教 河月稔先
生に講演いただきました。認知症は、今話題の内容とい
うこともあり、参加者はメモを取ったりされながら聞き
入っておられました。
また、午後1時30分からは、「健康診断を中心とした
臨床検査値の見方(付録:高齢者の臨床検査値をどうみ
るか)」のタイトルで 日本臨床検査専門医会会長 佐守
友博先生に、臨床検査値がいかに診療に使用され、変化
するのかをわかりやすく説明いただき、会場の聴講者も
うなずきながら聞かれていました。当日は、FM放送局の
ブースを会場に設置し、宮島会長、佐守先生、河月先生
に出演していただき、公開生放送を行い、臨床検査技師
の存在やイベントを行っていることを広報しました。
検査コーナーでは、頸動脈エコー検査、血管年齢(ABI
検査)、物忘れ相談プログラム(認知症スクリーニング
検査)、骨密度検査、肺機能検査、血糖値、貧血検査、
禁煙検査を行いました。
また、検査相談コーナーでは、臨床検査専門医会よ
り、佐守先生、佐藤麻子先生(東京女子医科大学臨床検
査科教授)、横崎典哉先生(広島大学准教授・病院検
査部部長)にご協力いただき、多くの方が相談に来られ
対応に追われておられました。検査を受けられた方や、
相談に来られた方には大変好評で、「このような催しが
あるのなら是非今後も参加したい。」「検査をしてくだ
さったり、案内をしてくださった臨床検査技師の方がと
ても優しく好感がもてました。ありがとう。」と会場を
後にされました。
広島市民病院では、中学生・小学生高学年を対象に、
キッズセミナーを開催しました。検査室ツアーを行い、
検体の搬送装置や自動分析装置を見たり、生理検査室で
は、超音波検査を実際に探触子を握って、何が写し出せ
れてるかを当てたり、肺機能検査を体験し、模型を使用
し採血実習を行い、 顕微鏡で血液標本を見たりと約2
時間を過ごしました。終了後のアンケートでも楽しく参
加できたと参加23名がすべて答えていたこと、将来臨床
検査技師になりたいと17名もが答えていました。医療現
場で臨床検査技師
の仕事を疑似体験
することで、職業
理解や興味を深
め、将来、臨床検
査技師を目指す
きっかけにしても
らうことを目的に
していたことは、
達成できたと思い
ます。
この全国「検査と健康展」を通じて、臨床検査技師の
存在と臨床検査についての正しい知識とその普及・啓発
を図ることができたと思います。
最後に、今回、成功裡に終了できたことは、広島県臨
床検査技師会の会員ならびに山陽女子短期大学・広島国
際大学のご協力いただいた皆様のおかげであり、宮島会
長をはじめとする日臨技役員の方のご指導のおかげだと
心より感謝いたします。
実行委員長 森田 益子(広臨技副会長)
Vol.21No.24
会報JAMT ホームページ掲載
平成27年12月15日号
会場の地元FM局ブースから宮島会長、日本臨床検査専門医会 佐守会長も生出演 !
11月1日長崎県諫早市にある小野ふれあい会館にて
平成27年度の「検査と健康展」を開催しました。生理
関係では骨密度約180名、頚動脈エコー約190名、ABI約
195名の検査を行いました。検査終了後、検査説明の
ブースで心配そうに結果を聞いている方がいる一方、
長崎大学のDrに担当していただいた健康相談のコー
ナーでも熱心にお話を聞いている方など様々でした。
その他のブースでは血液、一般・病理がパネル展示と
顕微鏡の体験、輸血と微生物はパネル展示、生化学で
は血糖測定の体験等が行われました。各ブース来場者
は 血 液 82 名、一 般・病 理 76 名、輸 血 70 名、微 生 物 80
名、生化72名でした。今回2階建ての会場で1階では
生理関係、2階でその他の部門と分けて実施したので
すが、誘導がうまくいかず、2階会場では来場者の半
数に満たない参加者となり来期の反省点です。
ま た、今 年
度は学校紹介
コーナーを設
置 し、県 内 の
技師学校に
ブースを作っ
てもらいまし
た。中 学 生 と
思われる制服
を着た学生さ
んが熱心に話を聞いているのを見かけ、検査技師に興
味を持ってもらえたかなと感じました。今年は来場者
が約200名と目標の6割程度に留まりましたが学校紹介
等臨床検査の新たな啓発活動ができたように思いま
す。
(長崎県臨床検査技師会副会長 望月 哲朗)
平成27年11月3日(火・祝)名古屋市内で最も集客
力があると言われているイオンモールの熱田店1F正
面イベントスペースにて、全国「検査と健康展」を開
催いたしました。
昨年は、生理
関連検査を受け
る方々でごった
返しましたの
で、今年は反省
点を踏まえなが
ら本来の主旨で
ある臨床検査技
師という職業を
如何にアピール
すべきかを視点に企画立案いたしました。まず、人の
流れに沿って効率的に掲示物を閲覧する道順から臨床
検査体験ゾーンへと進み、その結果をもって検査相
談、希望者には医療相談という行程と、親子や中高生
を対象にした臨床検査技師ゾーンを設置しました。そ
の結果として、来場者数延べ人数853名を記録しまし
た。今回、臨床検査技師体験ゾーンを設置したことに
より、小さいお子さんや中高生の方々が来場し、白衣
を着てピペット操作の実技や超音波でゼリー果物がど
のように見えるか等を体験したことで、主観ながら臨
床検査技師という職業に興味を抱いていただけたよう
に感じました。
最後に、参加した実務委員からは来年の企画案を耳
打ちされ、思わず臨床検査技師ゾーンが混雑する状況
を妄想してしまいました。
(愛知県臨床検査技師会 岩尾 文彦)
Vol.21No.24
会報JAMT ホームページ掲載
11月6日(金)、7日(土)の2日間、北九州市八
幡東区のレインボープラザで開催し、700名の市民の
方が参加をされました。北九州地区の学術部門が中心
となって企画し、当日は90名の実務者(臨床検査技師
78名、医師3名、看護師2名、学生7名)で運営しま
した。
内容は無料検査
(肺 年 齢 検 査、検 査
動 脈 硬 化の 検 査、簡
易血糖検査、HbA1
c 検 査)体 験(顕 微
鏡による観察毛細血
管顕微鏡モニター、
大腸がん検診検査体
験、自 己 血 圧 測 定、
超音波検査体験、血液型検査体験、手洗い実習、マス
クの着け方実習など)体力測定・展示・検査説明・医
師健康相談を実施し、子供さんのためのキッズコー
ナーも開設しました。
初日は平日のため、内容は展示と説明に限定し、OB
会員が全面的に実務協力をしました。2日目は、午前
9時から午後6時の終了時まで、真剣に検査と体験に
臨む市民、市民と技師の笑顔の会話、ちょっと一息と
アンケートコーナーでくつろぐ人など、終日賑わい、
大盛況で無事終了することができました。
小中高校生には、血液型検査実習や顕微鏡観察など
の体験がとくに人気で、幼児にはぬり絵や折り紙、コ
スプレ写真撮影などで楽しんでもらいました。
健康管理の大切さや病気の早期発見、健診・検診の
重要性を知るきっかけになったのではないかと思いま
す。臨床検査技師の仕事を大いにアピールできたイベ
ントでした。
(福岡県臨床衛生検査技師会 柳本 孝子 )
平成27年11月8日(日)、青森県では初回となる全国
「検査と健康展」を弘前市民文化交流館ホール(通称
ヒロロ)にて開催しました。当日は小雨の混じるあい
にくの天気で、これが吉とでるか凶とでるか不安でし
たが、来客人数は151名を数え、成功裏に終えたので
はと思っているところです。
今回のテーマには
「動脈硬化と糖尿病を
知ろう」を掲げ、体験
コーナーに血圧+動脈
硬 化 指 数、HbA1c、頸
動脈エコーの機器を導
入し、検査技師が行っ
ている作業がなるべく
見えるよう衝立などは
置かないようなレイアウトを作りました。また、実務
委員には白衣の着用を避け、私服で対応することによ
平成27年12月15日号
り身近に感じていただけるよう配慮しました。
頸動脈エコーにおいてはあえて座位にしたことによ
り、検査技師が説明しながらモニターを見てもらうと
いう対応をとったので、お客様には好評のようでし
た。検査説明のコーナーでは3名の検査医に親切に対
応していただき、見習うところが多々ありました。検
査技師紹介コーナーには、検査技師という職業に関心
のある高校生が訪れ、熱心に説明を聞いていました。
今回初めてということもあり、至らぬ点もたくさん
あったと思いますが、検査室に閉じこもりがちで、ま
た一般の方から認知度の少なかった検査技師が、外に
出てこのような「検査と健康展」を行ったことで検査
技師の存在をアピールできたものと思っています。
(青森県臨床検査技師会副会長 川村 多蔵)
島根県ではイオン松江市ショッピングセンターにて
平成27年11月14日(土)に全国「検査と健康展」を開催
した。当日はショッピングセンター内の広場を借り、通
りがかりの10代の若者から70代の高齢者まで170人も
の多くの方々に検査を受けていただく事ができた。
5時間の開催時間
内はほぼ人が途切れ
る事無く「骨密度測
定」「サーモグラフィ
検査」
「血管年齢測定」
の健康チェックを行
い、並行してリーフ
レットやパンフレッ
ト配布を行って検査
技師をPRした。また、それぞれの担当箇所での検査説明
を行い、希望者には医師による健康相談も受けていた
だき、納得してお帰りいただく事が出来た。「丁寧な説
明でわかりやすかった。受けて本当に良かった」「また
来年も是非やってほしい」
「数値が悪かったから改善に
努めたい」などの声も多数いただき、健康への意識を高
めていただけたのではないかと思う。
当県のゆるキャラ「しまねっこ」も登場して「検査を
受けね!」の声掛けと笑顔も届けていただいた。当日参
加した実務担当者も、多くの方々が健康に関心を持っ
ておられることを実感でき、対応の仕方、検査説明の重
要性を感じることのできる良い機会となった。この経
験を今後の日常業務にも役立てていただける事を期待
する。
(島根県臨床検査技師会 岸本 明子)
今回紹介しきれなかった会場からも、全国「検
査と健康展」2015の報告が続々と届いておりま
す。
次回以降も紹介していきますのでお楽しみに!
Vol.21No.24
会報JAMT ホームページ掲載
平成27年12月15日号
第48回中四国支部医学検査学会報告
学会長 植嶋 輝久
平成27年度日本臨床衛生検査技師会中四国支部医学検
査学会(第48回)を一般社団法人鳥取県臨床検査技師会
が担当して、平成27年11月7日(土)、8日(日)の両
日、米子市の米子コンベンションセンター、米子市文化
ホールにおいて開催いたしました。1100名を越える参加
者を得て、盛会のうちにに無事終えることができまし
た。
本学会のメイン
テ ー マ を「NEXT
STAGE」、サ ブ テ ー
マを「多様化と進化
への挑戦」といたし
ました。チーム医療
の名のもと、医療界
は大きく変貌してい
ます。医療の進歩に遅れることなく、次の時代に立ち向
かう新たな心構え、時代を先取りする意気込みを考える
きっかけとなれば幸いです。
内容としては一般演題240題、特別講演2題、教育講
演 2 題、シ ン ポ ジ ウ ム 9 題、日 臨 技 企 画、POC セ ミ
ナー、超音波ミニレクチャー&ハンズオン、中高生のた
めの職業紹介では、両日含め21名の来場がありました。
また、ランチョンセミナー11社、機器試薬展示36社と関
係各社には非常にお世話になりました。
特 別 講 演 で は、ガ イ ナ ー レ 鳥 取 ジ ェ ネ ラ ル マ ネ ー
ジャー岡野雅行氏に「野人伝~前例がないなら自分がつ
くる~」と題し、ワールドカップ出場を決めたゴールに
ビデオ解説を交えユーモラスにお話ししていただき、会
場でサイン入りのサッカーボールを1名にプレゼントし
ました。日本ALS協会鳥取県支部長岡本充雄氏には「筋
萎縮性側索硬化症(ALS)について~私が生きることを選
んだ理由について~」と題して臨床検査技師の立場から
講演していただきました。教育講演では、鳥取大学医学
部保健学科病態生体学講座教授の浦上克哉先生に「認知
症診断に必要な臨床検査~創設された認定認知領域検査
技師制度~」と題して認知症への関わりについて講演し
ていただきました。生物化学分析部門シンポジウム「い
きなりエイズと言われたら!!~"不安と現実"心の交差点
~」では、厚生労働省健康局疾病対策課の北原加奈子先
生に国の立場から発言していただけたことは、日臨技の
宮島会長、篠﨑事務局長のご尽力による賜物と感謝申し
上げます。日臨技企画「2025年に向けての"決断"とは、
~検体採取の先にあるものとは、~」では、今後、保
健・医療・介護の世界でどの様にすべきか、宮島会長が
熱く講演されました。POCセミナーでは日本臨床検査自
動化学会より1点が付与されました。
最後に、中四国支部の会員、賛助会員の皆様のご協力
に感謝申し上げるとともに、本学会の企画・運営にご尽
力頂いた関係各位に心より御礼申し上げます。
第4回首都圏支部医学検査学会報告
首都圏支部長 齊藤 幸弘
平成27年度日臨技首都圏支部医学検査学会(第4回)
は、一般社団法人神奈川県臨床検査技師会担当で、平成
27年11月14日(土)・15日(日)の2日間にわたりパシ
フィコ横浜、アネックスホールにおいて開催されまし
た。今回の学会で首都圏支部単独での開催が最後となる
ためか会員の参加が約950名、賛助会員と学生参加を合わ
せると約1200名の方々に参加をいただき盛会のうちに終
了することができました。
この学会は「創造と実践そして躍進」「~臨床検査の
新たなる可能性~」をテーマに開催され、本学会の横山
学会長は、社会情勢の変化を敏感に察知し、今自分たち
がやるべきことを考え生みだし(創造)それらを迅速に
業務に反映(実践)自身が新たなる一歩を踏み出す事
(躍進)で臨床検査技師の明るい未来につなげられれば
と申しておりました。
今回の学会では、一般
演 題 106 題、公 開 講 演 2
題、特別講演1題、日臨
技企画1題、神臨技企画
1 題、教 育 セ ミ ナ ー 4
題、シンポジウム8題、
業務改善のポスターセッ
ション、ランチョンセミ
ナー8社、展示は20社、
広告等へも24社の賛助会員にもご協力を得ることができ
ました。
公開講演では横浜市に大本山の一つを持つ曹洞宗の本
瑞寺から洞外文隆住職をお迎えし「三心」、をテーマに
ご講演いただきました。特別講演は、日本宇宙少年団で
(次ページへ続く)
Vol.21No.24
会報JAMT ホームページ掲載
宇宙教育コーディネータを務める小定弘和氏に「宇宙と
健康」についてお話をいただきました。宇宙空間でも健
康維持は重要で、宇宙船内では1日2時間半のトレーニ
ングを行い、宇宙飛行士はストレスに強い人を選ぶそう
で、宇 宙 空 間 で も 地 上 と 同 じ よ う に 健 康 維 持、体 力 増
進、ストレス発散が重要だそうです。
日臨技企画では、宮島喜文会長による「2025年に向けて
の“決断”とは ~検
体採取の先にあるもの
とは~」と題してご講
演をいただきました。
神臨技企画では神奈
川県臨床検査技師会の
誇 る「企 画 力・行 動
力・団結力」を駆使し
た臨床検査技師が日頃
から培ってきた検査の
知識と技術について競
「臨床検査知識技能競技大会」 う「臨床検査知識技能
平成27年12月15日号
競技大会」が各都県から選出された代表の間で競われま
し た。会場 も問 題 が出 され る と一 緒に 考え、う なず く
方、首をかしげる方がおり全員参加型の企画となりまし
た。ま た、今 回 初め て企画 し た業 務改 善ポ ス ターセ ッ
ションにも多くの参加があり、各施設での改善策が紹介
されており、学会長賞、宮島会長賞が選考されました。
意見交換会では会員、賛助会員が一緒になり交流を深
めていました。イベントは横浜Fマリノスのチアリー
ダーが会場を盛り上げ、有意義なひと時となりました。
このように多くの企画がされた首都圏支部単独開催最後
となる学会において、神奈川県臨床検査技師会らしい学
会が行えたのではと思います。
最後に、本学会にご尽力頂きました横山一紀学会長を
はじめとした神奈川県臨床検査技師会の実行委員、実務
委員、ご参加いただいた会員の皆様、賛助会員の皆様に
心より感謝申し上げます。
中央社会保険医療協議会(中医協)の専門委員を12月1日付で宮島喜文(当会会長)氏が退任
し、後任として横地常広(当会専務理事)氏が厚生労働大臣から任命され、就任しました。
なお、任期は前任者である宮島喜文氏の任命残存期間である2017年10月29日までとなります。
宮島専門委員は、自身が来年夏の次期参議院選挙の比例代表区の党公
認候補予定者となったことから、制度上は問題ないとしながらも、公的
な立場を求められる中医協専門委員を交代することが望ましいと判断し
て、10月末で1期目の任期を満了し2期目に入ったばかりでしたが、退任
を申し出て受理されました。後任として就任した横地専門委員は、さっ
そく12月2日に開催された中医協総会に初めて出席し、専門委員交代に関
する挨拶を行いました。その席上、「医療技術の専門家として、診療報
酬体系に貢献したい。」と表明しました。
横地 常広氏
会員の皆様へ
前任の宮島専門委員は、中医協の場で、臆することなく積極的に発言し、チーム医療推進の観点か
ら、臨床検査技師が臨床の場に出ていくための業務拡大の取り組みについても主張されました。その
精神を引き継いで、残る期間で精一杯取り組むことをお約束します。
横地 常広
日臨技 研修会・講習会情報
2015.12.15現在
平成27年度先駆的チーム医療実践講習会
平成27年度認定認知症領域検査技師
病棟業務推進講習会
第2回認定指定講習会【30単位】
募集中!
募集中!
平成28年度
認定管理検査技師コース資格更新指定講習【認定者対象】
募集中!
平成28年度
認定管理検査技師コース資格更新指定講習【オープン参加:非認定者対象 】
募集中!
※詳細は当会HPの学会研修会情報、または会員専用ページの行事検索からご覧になれます。
※参加者が定員に達し次第、募集を締切る場合がございます。ご了承ください。
Vol.21No.24
会報JAMT ホームページ掲載
平成27年12月15日号
■入会手続きについて
・平成28年度の入会手続きは平成28年1月から事前申込受付が開始されます。入会専用ページより必要事項を入力
し、入会申込書と口座振替依頼書を印刷し、押印のうえ事務局まで郵送してください。
・入会専用ページから申請できない場合は、入会申込書と口座振替依頼書をダウンロードしてご使用ください。
※口座振替依頼書の金融機関お届け印は必ず押印してください。(ゆうちょ銀行の場合もお届け印は必要です。)
■年会費の納入について
・平成28年度年会費の口座振替は2月29日です。指定口座のご確認をお願いします。
・平成27年度にご入会された方で、指定口座の登録が間に合わなかった方は平成28年度年会費もコンビニエンス払込
票が届きます。そちらでお支払いをお願いします。
・指定口座を変更される方は口座振替依頼書をダウンロードして事務局に郵送してください。12月末までに到着したもの
は平成28年度の口座振替に適用されます。1月以降に到着したものについては、変更が平成28年度の口座振替に間
に合わない場合がありますので、ご了承ください。その場合は以前の口座で振替が行われます。引落不能の場合はコンビ
ニエンス払込票を郵送いたします。
※コンビニエンス払込票は期限が過ぎますと使用できなくなりますのでご注意ください。
・3月31日までに退会される方は1月31日までに退会手続き(3月31日までの先付でも手続きが可能です)されますと平
成28年度年会費の口座振替は停止されます。2月1日以降に手続きされた場合は口座振替されますので、返金手続
きをお願いします。
※返金手続き等の詳細は当会ホームページをご覧ください。
■退会手続きについて
・会員専用ページの退会画面から手続きできます。
手続き完了後に退会届が印刷できますので、会員証を貼付のうえ事務局にご郵送ください。日臨技と同時に退会する都
道府県技師会を選択することもできます。
・会員専用ページより手続きできない方は、入会・退会・会員情報変更ページより退会届をダウンロードして必要事項をご
記入のうえ事務局までご郵送ください。この場合は日臨技のみの退会となりますので、ご注意ください。所属の都道府県
技師会の退会手続き方法については各都道府県技師会にお問合せください。
※3月31日までに手続きが完了していない場合は、28年度年会費の返金はできませんのでご注意ください。
各種手続 の詳細、用 紙の
ダウンロードはこちらか
ら!!
今年も残りわずかとなりました。どんな年だったかと振り返ってみると、あんな事、こんな事
色々なことがありました。あまり大きな事はできませんでしたが少しずつ前に進めた気がします。いつも無事過
ごせれば良いなと思っていますが、無事とは「事なき(無)」こと?毎日を大切にしていきたいと思います。
「成功するコツ」は2つだそうです。それは「コツコツ」。良いお年をお迎えください。
【中井】
(編集後記)