2011年(平成23年)7月26日 2011 年(平成 23 年)4 月 28 日 2011 年(平成 23 年)5 月 25 日 2011年度 Vol.2 Vol.1 2011年度 2011年度 Vol.4 発 行 〒388-8003 長野市篠ノ井小森 840 TEL 026-292-0135 発行 長野市立篠ノ井東中学校 長野市立篠ノ井東中学校 発行 長野市立篠ノ井東中学校 FAX 026-292-0637 E-mail [email protected] 一 一 学 学 期 期 終 終 業 業 式 式 4月6日に平成23年度入学式が実施され、スタートした76日間の1学期が本日で終了します。予定されていた教育活動が計画 通り進みました。明日よりの夏期休業、充実したものとしてください。2学期は1年間で最も長い学期であり、桐章祭をはじめ多くの 行事も計画されています。元気な姿で登校してください。 一学期終業式【 校長講話 】 - 折れない心を鍛えよう - 今日で一学期が終了します。 皆 さ ん は 、 こ の 学 期 も 一 日 一 日 を 大 切 に し 、「 中 学 生 ら し い 姿 」 で 落 ち 着 い た 学 校 生 活 を 送 る こ と が で き た と 思 い ま す 。「 長 野 市 内 で 一 番 落 ち 着 い て い る 中 学 校 」 と い う 地 位 は 不 動 で す 。 (中 略 ) さて、今日は「折れない心」について少し話しをします。 一学期の始業式でも3月11日の東日本大震災についてお話ししました。亡くなった方は1万5千人を超え、い まだに5千人を超える人々が行方不明になっています。まるで神様も仏様もいないかのように、この大震災は想像 を絶する大きな被害を日本にもたらしました。 自 然 の 力 の 大 き さ 、恐 ろ し さ を 改 め て 実 感 す る と 同 時 に 、自 然 の 前 に 人 間 は い か に 無 力 で あ る か を 思 い 知 ら さ れ 、 自 然 の 力 に 対 す る「 畏 敬 の 念 」を す っ か り 忘 れ て い た こ と を 反 省 さ せ ら れ ま し た 。ま た 、科 学 技 術 が 進 歩 す る 中 で 、 人間のおごりと過信が原子力さえも制御できるものと大きな勘違いをしていたようです。 被災地では今も、地獄のような苦しみに耐えながら立ち上がり、もう一度新たにやり直そうと被災者の皆さんは 必死に困難と闘っています。その姿から、日本中の人がたくさんのことを学ばせてもらいました。ものの考え方や 見方も大きく変わったように思います。 た く さ ん の 悲 し み や 怒 り を 胸 の 奥 に し ま い 込 み 、 顔 に も 、 言 葉 に も 出 さ ず 、「 思 い や り の 心 」 と 、「 感 謝 の 心 」 を いつも忘れずに、今自分たちがやれること、やるべきことを黙々と続ける姿、そしてどんな困難にも決して「折れ な い 心 」 を 持 ち 続 け 、 た く ま し く 生 き よ う と す る 被 災 地 の 皆 さ ん の 姿 に 日 本 中 の 人 々 が 感 動 し 、 共 感 し 、「 が ん ば れ 日 本 」、「 が ん ば れ 東 北 」、「 つ な が ろ う 日 本 」 な ど の 声 が あ が り 復 興 へ の 絆 を 強 め て い ま す 。 皆さんは、このような今の日本をどのように感じているでしょうか。 中 学 生 と い う 少 年 期 に 1000年 に 一 度 と も 言 わ れ る よ う な 大 災 害 に 遭 遇 し た こ と は 偶 然 か も し れ な い が 、 こ れ か ら の 人生においては大きな意味を持つと私は思います。復興に向けて命がけで努力しているすべての人々の姿を、政治 や企業の動きと合わせてしっかり心に刻みつけておいてほしい。 皆 さ ん は や が て 学 校 を 卒 業 し 、 社 会 に 出 る こ と に な る 。 そ こ か ら 先 が 長 い 。 10年 後 、 20年 後 、 30年 後 、 40年 後 の 日本を支える大切な存在として生きていくことになる。今はそのための大事な準備期間です。 皆さんには社会に出ても自分の居場所をしっかり持ち、思い通りにならないときでも自分を見失わず、それに耐 え 、常 に 前 向 き な 気 持 ち で 乗 り 越 え て い け る「 折 れ な い 心 」を 今 か ら し っ か り 鍛 え て い っ て ほ し い と 願 っ て い ま す 。 ここに一編の詩があります。少し長いが朗読するのでしっかり聴いてほしい。折れない心の鍛え方のヒントにな るかも知れません。 小さい勇気をこそ 人生の大嵐がやってきたとき それがへっちゃらで乗り越えられるような 大きい勇気もほしいにはほしいが わたしは 小さい勇気こそほしい わたしの大切な仕事を後回しにさせ 忘れさせようとする小さい悪魔が テレビのスリルドラマや漫画に化けて わたしを誘惑するとき すぐそれがやっつけられるくらいの 小さい勇気でいいから わたしはそれがほしい 東 井 義 雄 先 生 「人 生 の 詩 」よ り もう5分くらい寝ていたっていいじゃないか 今朝は寒いんだよと 温かい寝床の中にひそみこんで わたしにささやきかける小さい悪魔を すぐやっつけてしまえるくらいの 小さい勇気こそほしい 明日があるじゃないか 明今夜はもう寝ろよと 机の下からささやきかける小さい悪魔を すぐやっつけてしまえるくらいの 小さい勇気こそほしい 紙くずが落ちているのを見つけたとき は気がつかなかったというふりをして さっさといっちまえよ 風引きの鼻紙かもしれないよ 不潔じゃないかと呼びかける小さい悪 魔を すぐやっつけてしまえるくらいの 小さい勇気こそわたしはほしい どんな苦難も乗り切れる 大きい勇気もほしいにはほしいが 毎日小出しにして使える 小さい勇気でいいから それがわたしはたくさんほしい それにそういう小さい勇気を軽蔑して いてはいざというときの大きい勇気も つかめないのではないだろうか 明日から夏休みに入ります。楽しみもいっぱいありますが、危険や誘惑もいっぱいあります。小さな悪魔がいっ ぱい顔を出すかも知れません。そ れらをやっつけられるような勇気を持って有意義な夏休みを過ごしてください。 8月22日(月)に元気な姿でまたお会いしましょう。 今日も静かに聴いてくれてありがとうございました。 一学期後半の活動・行事 一学期後半の活動・行事 資 資 源 源 回 回 収 収 7月9日(土)の早朝、各地区に分かれて資源回収が実施されました。好天に恵まれ、 地域の皆様や保護者の皆様のご協力のもと沢山の資源を回収することができました。ご 協力ありがとうございました。生徒もそれぞれの地区・学校で汗だくで、一生懸命に作 業をしていました。今後収益金を生徒の活動のために有効に活用させていただきたいと 思います。 中 中学 学校 校育 育大 大会 会・ ・コ コン ンク クー ール ル 部活動応援壁画【芸術部】 6月12日からの市中体育大会をはじめとして各 種大会がスタートし、それに向けた熱のこもった壮 行会も全校体制で行われました。現段階で、剣道部 と柔道部が北信越大会に向けて練習に励んでいま す。また、桐章祭やコンクールに向け、吹奏楽部・ 合唱部・芸術部の活動が活発になってきています。 今年度は、例年に比べ上の大会に勝ち進む部活動 の数が多くなってきました。 1 1年 年生 生戸 戸隠 隠キ キャ ャン ンプ プ・ ・2 2年 年生 生唐 唐松 松岳 岳登 登山 山 心配された台風のコースが それたため、戸隠キャンプ・ 唐松岳登山が予定通り実施さ れました。1年生・2年生共 に自然を体感し、集団での活 動の大切さを学んできまし た。解散式の表情の中に大き な充実感が表れていました。 3 3年 年生 生進 進路 路講 講話 話・ ・ク クラ ラス スマ マッ ッチ チ・ ・保 保護 護者 者懇 懇談 談会 会 3年生は、卒業生を招いて、【進路講話】を実施した り、【保護者懇談会】を行い、進路実現に向けての動き が本格化してきました。また1年生・2年生が戸隠キ ャンプ・唐松岳登山を実施している際には、【クラスマ ッチ】を行い、学年・学級の親睦を深める中で、中学 校生活最後の学年行事を満喫していました。 【 夏期休業中及び2学期に向けてのお願い 】 1 夏期休業中の学習や生活について 休み前に事前に指導してありますが、長期の休みとなりますので、ご家庭でもお子様と過ごす時間を大切にしていただければ幸いで す 。 ま た 、【 夏 休 み 中 の 生 活 の き ま り 】 (別 紙 )を ご 一 読 く だ さ い 。 2 夏服について 【 生 活 の き ま り 】 で 「夏 期 決 め ら れ た 期 間 、 上 着 を 脱 ぐ こ と を 原 則 と す る 。 (6 月 1 日 ∼ 9 月 3 0 日 )ま た 、 男 子 は 半 袖 の Y シ ャ ツ 、 女 子 は 半 袖 ブ ラ ウ ス を 着 用 し て も よ い 。 」と な っ て お り ま す 。 従 い ま し て 、 女 子 は ベ ス ト を 着 る 必 要 は あ り ま せ ん 。 ま た 、 健 康 面 ・ 衛生面等を考えますと男子は、肌着を着用することがのぞましいと思います。学校でも指導しておりますが、休み明けも猛暑が予想 されますので、服装面につきまして、ご家庭でもご配慮いただければ幸いです。
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