プロモーションに果たす「音」の役割に注目サウンドサイネージ TLFスピーカーの活用事例音を印象的に残す広告づくり。交通広告ヤクルト込むことができたり、音が広がらず直進でしか聞こえないなど、あらゆる条件が合致していました。ヤクルト本社は2012年6月、乳酸菌飲料「ジョア」の利用客は急いで通り過ぎていきます。そこで、クリエ駅構内（6月16日∼29日）とJR新宿駅構内（6月18日だろう？」と見てくださった方が「一瞬で理解でき ∼ 2 4 日）でサウンドサイネージ（ヤマハ製 T L F スピーカー）を採用した交通広告を掲出した。担当したヤクルト本社広告部広告課の本川晋也氏と、広告部制作課コピーライターの多田綾子氏に、サウンドサイネージを使った交通広告を提案した日交の藤本隆弘氏がその効果を聞いた。多田：「ジョア」のプロモーションにフレッシュ感のある剛力彩芽さんを起用し、彼女が歌う「ジョアのうた」を使用したテレビCMを6月の上旬から放映しエイティブの連動も必須です。それがヤマハのTLF スピーカーならばポスターの後ろにスピーカーを仕日交新CMに合わせたプロモーションの一環で、JR渋谷などが非常に厳しいほか、さらにビジュアルとクリイティブの面では、歌が流れてくるポスターを「なんる」わかりやすさを心掛けました。また音は、街の雑踏に負けないように許される最大音量で対応してもらいました。ツイッターで検索すると、この交通広告に関して「JR新宿駅やばい。ジョアのうたが流れてる！」などの良い反響がいろいろありました。（人通りの多い）渋谷と新宿なのでなんらかの反響はあると読んでいましたが、ここまでとは驚きましたね。藤本：駅構内での掲出の際は、広告表現や音の規制多田：音に触れられる媒体としては非常に有効だと思います。以前は主力な媒体であったテレビ離れが進む中で、今後、音を印象的に残す広告づくりをする場合の選択肢が１つ増えました。本川：販売実績を見ると、ジョアの6月の売り上げは前年比126％と想定よりもかなり良い数字が出ました。新しい試みの交通広告も含め、トータルで非常にインパクトのあるプロモーションを実現できたと思います。お問い合わせ先株式会社日交営業一部ました。CMが浸透し、「歌を使って、ほかでも何かで〒162-0833 東京都新宿区箪笥町34番地廣建ニューリバービルディング5F がサウンドサイネージを使った交通広告でした。 MAIL： [email protected] きないか」と考えていたところ、ご提案いただいたの TEL ： 03-5228-4511 URL ： http://www.nikko-agc.co.jp 藤本：「ジョアのうた」を広く知らせたいというお施工についてのお問い合わせ話を伺い、特殊広告を数多く手掛けている富士フィ富士フイルムイメージングシステムズ株式会社イメージテック事業部第二営業部ルムイメージシステムズとともに検討する中で「音楽を訴求できるコミュニケーション」としてヤマハ数々の施工実績からサウンドサイネージに関わる様々なご要望にお応えいたします。のTLFスピーカーをご提案するに至りました。〒141-0031 東京都品川区西五反田3-6-30 富士フィルム五反田ビル多田：歌という強みを生かせる媒体として、「テレビCM、ラジオ、Web」に続くものを探していたので、 TEL ： 03-5745-2261 MAIL： [email protected] 良い提案をいただけたと思います。駅の構内には多くの看板やポスターがあり、多くの店舗上 : JR新宿駅（6月18日∼24日）下 : JR渋谷駅（6月16日∼29日）「買いやすい」売り場づくりに貢献。 THE SUIT COMPANY スーツ専門店THE SUIT COMPANYでは、就職活動を控えた学生向けリクルートスーツの販促用途にアスコンの「ANT S＋音の出るポスター」を首都圏3店舗、関西2店舗で採用した。新宿本店の岩橋克弥サブ・マネジャーに、ANT'Sを提案したアスコンの阿部泰基氏が聞いた。岩橋：お客さまがパッと見ただけでは、リクルートスーツと普通のスーツの違いはわかりにくいのでアスコン岩橋： 11月末にかけてリクルートスーツの需要が増えていくので。「ANT S＋音の出るポスター」を導入した店舗も含め全体的にリクルートスーツの売り上げは前年以上の実績が出そうです。す。そこでPOPなどに加え、音の演出でリクルートスーツを求めるお客さまをキャッチできればと思い、新宿本店を含め全国 5 店舗で 1 0 月中旬から「ANT S＋音の出るポスター」を導入しました。阿部：洗練されたお店のイメージを損なわないように、派手過ぎずかといって目立たなくては効果がないので見せ方に何度も協議を重ねました。流す音声も就職活動をする学生をイメージし「就活内定者 1000人の声を反映させた」という強調すべき部分はハツラツとした女性の声を、機能性を伝える部分は男性の声にしました。岩橋：お客さまが足を止めたり、パンフレットを手に取ったりするなど、集客効果が出ていると感じています。またスタッフに声をかけることが苦手なお客さまにもアピールできるなど、買いやすい売り場を作ることができたと評価しています。スタッフからの声も良い反響ばかりなんですよ。阿部： 11月中旬までの実施予定でしたが、年内いっ THE SUIT COMPANY新宿本店に設置された「ANT S＋音の出るポスター」 URL ： http://ffis.fujifilm.co.jp ぱい延長していただけるとか。 THE SUIT COMPANY新宿本店サブ・マネジャーの岩橋克弥氏（右）とアスコンの阿部泰基氏お問い合わせ先 ANT S＋音の出るポスター株式会社アスコンビジネスソリューション課〒104-0033 東京都中央区新川2-21-18 廣建ニューリバービルディング5F TEL ： 03-3537-8035 MAIL： [email protected] URL ： http://www.ascon.co.jp/ イベント福井県駅の通行者が思わず足を止め、イベント会場へ。セーレンでキャンペーンイベントを開き、そこでセーレン（本た。実は日本経済新聞でサウンドサイネージの記事をジ」を採用した。福井県ブランド営業課新高速交通活用推進室の猪嶋宏記室長に、プロモーションを提案したセーレンの山本研氏が手応えを聞いた。猪嶋：観光PRが主目的ですが、福井県としても地元の企業と一緒に取り組み、その技術も全国に紹介できないかと考えていました。そんな時、セーレンしました。り上げていかなくてはなりません。今回、セーレンささんからビスコテックス・サウンドサイネージのご提社・福井市）の「ビスコテックス・サウンドサイネーの黒色を出さずにきれいな発色を出すことにも苦労猪嶋：北陸新幹線が開業するまで、もっともっと盛 2014年度末に予定されている北陸新幹線の金沢開業に備え、福井県は11月9日と10日、JR大宮駅構内白がベースのデザインだったので、元のスピーカー案もいただき、「是非トライしてみよう」と決めましんとのコラボレーションの良い事例が出来ました。今後も官民が一体となって福井県をPRしていきたいと思います。読み、気になっていたのです。山本：これまで展示会関係での実績はありましたが、駅での実施は初めてでした。来場者が会場を見ながらゆっくり歩く展示会場と違い、駅を歩く人の速度は速いです。そういった方々も音に気付き、イベントに足を止め、パンフレットを手に取る。今回のような不特定多数の人に対してもPR効果が連動して回転している。こうした効果が検証できました。福井県ブランド営業課の猪嶋宏記氏（左）とセーレンの山本研氏猪嶋：どこから声が出ているか分からないのに、語りかけてくる感覚が不思議で足を止めてくれるのではないでしょうか。地元の観光宣伝隊による越前がにと福井県恐竜博物館の説明を流したのですが、音が非常にクリアで聞き取りやすい。「これは面白い媒体だな」という印象を持ちましたね。福井県は、JR大宮駅構内で実施した観光キャンペーンに「ビスコテックス・サウンドサイネージ」を採用イベント山本：音がクリアに伝わるように、通気性が良く音を遮らないパネルの素材にこだわりました。さらにお問い合わせ先ビスコテックス・サウンドサイネージセーレン株式会社東京支社ビスコテックスサイン第二販売部〒107-0062 東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル東館17F TEL ： 03-5411-3413 MAIL： [email protected] URL ： http://www.viscotecs.com/signmedia/soundsignage/ 展示会場への動線を「音」でつくるディーアイエスアートワークスカンボウプラスダイワボウ情報システム（DIS）が主催するIT機器のんと示すことができました。またお帰りの際にアン看板から音が出て、来場者の場内や受付への誘導に効果を発揮した。ディーアイエスアートワークスは、昨年開催したすが、その案内も「宣集楽サウンドサイネージ」で行佐藤：イベントでは音の広がりなどの制約があり総合展示会「 D I S わぁるど」の企画・運営を行う「DISわぁるどin北海道」（札幌市内で7月25日∼26 日開催）と「DISわぁるどin北九州」（北九州市内で11 月20日∼21日開催）で、展示会場への誘導にサウンドサイネージを活用した。ディーアイエスアートワークスのデザイン部・佐藤裕課長と東京営業部・岸田陽介氏のほか、今回採用した「宣集楽サウンドサイネージ」を扱うカンボウプラスの中村文ケートにお答えいただくと抽選会に参加できるのでうことで、その分のスタッフの作業を軽減することができました。ますので、音の指向性もポイントだと思いました。どこにでも設置できるという利便性が非常にいいです岸田：抽選会のコーナーはいつもよりも多くの方が参加されている印象でしたね。中村：我々も、展示会でサウンドサイネージをご存じない方にご紹介すると、まっすぐ進む音の指向性明氏にそのメリットや手ごたえについて聞いた。や、10メートル以上後ずさりしても音量があまり変中村：北海道、北九州それぞれの会場で、来場者のから音が出ることに驚かれることが多く、反響はか「DISわぁるど」以外の目的で来場している方もいまたお客様には１週間、無償でデモ機の貸し出しをしわらないことや、厚さわずか数ミリの看板そのもの誘導手段として採用いただきました。会場施設にはなり大きいですね。そのため、興味を持っていただいすので、「宣集楽サウンドサイネージ」を音声付サイています。しね。電源のあるところで、音声データの入ったUSB メモリーやiPhone、iPodを本体につなぐだけで済みます。今年の夏に開催される「DISわぁるどin山形」でもまた使う予定です。私は音声に加えデジタルデータが送信できるインフォサウンドの展開にも注目しています。聞こえているサウンド以外の音域を使い、お客様のスマートフォンにインターネットを介した情報やインセンティブを提供するものです。専用のアプリをダウンロードしていただく課題はありますが、例えば展示会場内でインフォサウンドを使ったスタンプラリーンボードとして、展示会場に誘導する音声を流しまのようなものを実施してみたいです。した。また受付の案内や、別の場所で開催しているセ中村：そういった展開は媒体自体の価値向上としミナーの案内などにも活用しました。て私も期待しています。佐藤：以前は、入口でのご新規のお客様とパートお問い合わせ先ナー様の受付の振り分けに苦心していました。それカンボウプラス株式会社サイングループがサウンドサイネージからの音声と案内により、スムーズに振り分けができていたと思います。会場に〒103-0006 東京都中央区日本橋富沢町12-20日本橋T＆Dビル6F 離がある展示場も多く立て看板だけでは誘導が難し MAIL： [email protected] 至るまでの誘導に関しても、入り口から受付まで距い場合もありましたが、今回は来場者の動線をきち TEL ： 03-3661-5581 「DISわぁるどin北海道」（札幌市内で7月25日∼26日開催）での設置例。 FAX ： 03-3661-5540 URL ： http://www.pr-info.jp/ss/inquiry.html 印刷業者、サイン・看板業者、広告・販促業者の皆様「SoundSignage(サウンドサイネージ)」とは、音声による情報提供を実現する媒体として、ヤマハ株式会社が提唱する概念です。 SoundSignageは、ヤマハ株式会社の商標および登録商標です。 ◎サウンドサイネージの最新情報はこちら http://jp.yamaha.com/products/soundsignage/tlf/ サウンドネットワーク事業部営業部国内営業グループ ■お電話によるお問い合わせ先 ☎ 03-5488-6844 ご相談受付時間／9:00∼12:00 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