51 International Programs 国際交流 北海道大学工学部は、 グローバルに活躍できるエンジニアの育成を目指して、 2.留学生の受け入れ 海外留学を積極的に支援しています。 また、海外から多数の留学生を受け入れており、大学内で国際交流できる機会がたくさんあります。 工学分野リーダー育成英語特別コース 1.海外留学支援制度 国際交流(派遣)に関する奨学金等 民間の財団等 日本学生支援機構(短期留学推進制度) 外国政府等の制度 対 象:交流協定締結大学へ留学する者 (財)アジア国際交流奨学財団 外国政府が奨学金を支給し、 期 間:3ヶ月以上1年以内 (財)飯塚毅育英会 日本から留学する学生を募集 奨学金額:月額8万円 (財)伊藤国際教育交流財団 するもの (財)霞山会 財団法人北海道大学クラーク記念財団 (財)村田海外留学奨学会 奨学金額:1名につき25万円程度 など フィンランド共和国 中華人民共和国 ○オウル大学 ○瀋陽工業大学 ○上海交通大学工学院 ○河北理工大学 ○ハルビン工程大学 ○北京科技大学 ○浙江大学 ○清華大学 ○北京大学 ○復旦大学 ○吉林大学 ○南開大学 ○南京大学 ○西安交通大学 スウェーデン王国 ○リンシェーピン大学工学部 スイス連邦 ○スイス連邦工科大学 ○ジュネーブ大学 連合王国 ○ウォリック大学 ポーランド共和国 ○AGH科学技術大学 ドイツ連邦共和国 ○ルードヴィヒ・マクシミリアン大学 (ミュンヘン大学) ハンガリー共和国 ○ブダペス ト工科経済大学 イタリア共和国 ○トリノ工科大学 ュニケーションが不得意でも英語ができる留学生なら、語学力 導を英語で行う英語特別コース(English Graduate P r o g r a m のハンデを背負うことなく学位を取得できます。また、英語での i n S o c i o - E n v i r o n m e n t a l E n g i n e e r i n g:略 称 EGPSEE) 教育を希望する日本人学生も受け入れています。 がスタートしました。 英語特別コースには、Student Unionという学生組織があり、 2007年10月には、 このEGPSEEをベースに材料系、機械知能 そこで歓迎会、 クリスマスパーティ、送別会、運動会などが企画・ 系も含む7サブジェクトグループへと拡充された工学分野リーダー 開催され、仲良く異文化交流しています。また、夏季休暇中には 育成英語特別コース(English Engineering Education Program: 研修旅行などを実施し、見聞を大いに広め、互いの絆を深めて 略称e )が発足し、現在18ヶ国、48名の留学生が修士課程および います。モチベーションが高い留学生との交流は、日本人学生 博士後期課程で学んでいます。 の学習意欲を刺激し、視野を広げるのに効果的であり、将来国 このコースの特徴は、 日本語コースと同じ質と量の講義を英語で 際的に活躍する人材の育成に大いに貢献しています。 ロシア連邦 ○モスクワ国立大学 ○サハリン国立大学 ○極東国立総合大学 国 際 交 流 カナダ ○アルバータ大学 ○ブリティ ッシュ・コロンビア大学 アメリカ合衆国 ○ウィスコンシン大学マディソン校 ○ポー トランド州立大学 ○マサチューセッツ大学 ○コーネル大学 ○アラスカ大学 ○オハイオ州立大学 ○レッ ドランズ大学 ○テキサス大学健康科学センター・ ヒューストン校 ○オレゴン大学 ○カリフォルニア大学デービス校 ○カリフォルニア大学ロサンゼルス校 大韓民国 ○東義大学校工科大学 ○ソウル国立大学校 ○全北大学校 ○嶺南大学校 ○忠南大学校 ○忠北大学校 ○江原大学校 ○釜慶大学校 スペイン ○バレンシア工科大学建築学院・土木工学院 フランス共和国 ○ス トラスブール大学連合 (ルイ・パスツール大学、 マルク・ブロック大学 ロベール・シューマン大学) ○グルノーブル大学連合 (ジョゼフ・フーリエ大学 ピエール・マンデス・フランス大学 インドネシア共和国 スタンダール大学、 グルノーブル理工科大学) ○バンドン工科大学 ○レンヌ政治学院 土木・計画工学部 ○パリ政治学院 ○パランカラヤ大学 提供し、英語でゼミや研究指導を行うことです。日本語でのコミ 2000年に社会工学系の3専攻において、すべての授業や研究指 3 (財)国際科学技術財団 対 象:交流協定締結大学へ私費留学する者 国 際 貢 献や 工 学 研 究 科 の 世 界 へ のアピール 等を目的 に、 International Programs International Programs 国 際 交 流 52 交流協定締結大学(2008年10月1日現在) ○研究科・学部間協定締結大学 ○大学間協定締結大学 (工学部と関連が深いもの) スリランカ 民主社会主義共和国 ○ペラデニヤ大学 南アフリカ共和国 ○大学間協定締結大学 台湾 ○国立台湾大学 ○中央研究院 留学生の在籍状況(2008年10月1日現在) タイ王国 オーストラリア連邦 ○タマサー ト大学シリントーン国際工学部 ○アデレード大学 ○チュラロンコーン大学工学部 ○モンクッ ト王工科大学ラカバン校工学部 ニュージーランド ○オークランド大学 ・ 工学部(60名/10ヶ国) ・ 大学院工学研究科(122名/30ヶ国) ・ 大学院情報科学研究科(70名/23ヶ国・地域) ※ ○ヨハネスブルグ大学 は留学生の出身国 Message 留 学はそんなに遠いものじゃない 樋口 正輝 (2009年3月 工学部土木工学科 (現:環境社会工学科)卒業) Faculty of Engineering Hokkaido University 「自分だけで頑張り抜くことができるかどうか試してみたい。」 こんな調子で始まった留学生活でしたが、留学中に各国の留学生と切磋琢磨し 当時、毎日がなんとなく過ぎていくことに焦りを感じていた私は、 こう考えて留学を決意しました。 たことで自信がつき、それがその後さまざまなことに挑戦していくきっかけになりました。 私は大学3年次の2006年12月から6ヶ月間、交換留学制度を利用して米国オ 帰国後には、デンマークへインターンシップに行ったり、インドに行ってボランティア ハイオ州立大学に留学しました。初めての海外生活は、 とにかく苦労が多かった 活動に参加したりしました。 です。例えば、留学先に到着してすぐに参加した説明会では、私は「どうやって入 卒業後は、海外で働ける企業で、留学中の経験を活かして仕事に打ち込んでいく 寮の手続きをすればいいのか」というような重要なことさえほとんど理解できませ つもりです。 んでした。しかし、そんな状況では普通に生活を始めることすらままなりません。そ 高校生の皆さんには、大学に入って“やりたいこと”がありますか? 北大には、留 のため、 とにかく優しそうな人に声を掛け、根気強く質問しました。 学以外にも学生をサポートしてくれる制度がたくさんあります。皆さんにはこれらのサ ポートを最大限利用して、留学を含め、大学生活を満喫して欲しいと思います。 友達とメキシコ料理のレストランでランチ オハイオ州立大学のキャンパス 北海道大学 工学部のすべて
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