中期経営計画(2016~2018年)

中期経営計画
(2016~2018年)
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目次
1.トップメッセージ
2.事業計画
3.事業戦略 (食品事業)
4.事業戦略 (油化事業)
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1.トップメッセージ
「良き物づくり」
を求めて
当社は、より一層付加価値の高い物づくりへシフトし、新規
市場の開拓を力強く推し進めるため、2016年~2018年の中
期経営計画を策定いたしました。本計画は、2つを基本方針
としています。
①食品事業と油化事業を二本柱とする強固な経営基盤
を作る
②人と人との“絆”、会社と会社の“繋がり”を大切にする、
信頼される会社を作る
「良き物づくり」と2つの基本方針をモットーに当計画を推進
し、品質と技術の向上に努め、油脂加工メーカーとして生活
文化の向上に寄与する企業を目指します。
代表取締役社長 堀尾 容造
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2.事業計画
(単位:百万円)
2015年
売上高
2016年
2017年
2018年
45,270
48,000
49,100
50,500
食品事業
32,583
35,000
35,700
36,800
油化事業
12,523
12,800
13,200
13,500
561
900
1,030
1,280
食品事業
720
810
840
980
油化事業
△224
30
130
230
営業利益
※計画値は連結決算数値を記載しております。
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3-1.事業戦略 (食品事業)
◆多様化した市場のニーズを的確にとらえ、国内市場における経営基盤を
より強固なものにする
●マーガリン・ショートニング・ラード・ホイップクリーム
・機能性強化のための技術力向上、及び提案力を更に強化する。
・ニーズの細分化にアプローチするための、製品開発を推進する。
・製菓・製パン市場でのシェアアップを目指す。
●ラード・精製油
・品質と安定供給を最優先として、加工食品・外食など広く食品業界に貢献する。
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3-2.事業戦略 (食品事業)
◆将来の収益源を創出するために、新たな市場に挑戦する
●粉末油脂事業の深化
・粉末油脂の持つ高い「機能性」に加え、「健康」をキーワードに新たな市場開発
を推進し、事業を深化させる。
●チョコレート用油脂への取り組み
・チョコレート用油脂の販売領域拡大と技術力向上を図る。
・事業を通じて製菓・製パン業界との関わりを深め、基幹事業であるマーガリン・
ショートニングとの相乗効果を目指す。
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4-1.事業戦略 (油化事業)
◆油脂化学と界面化学の先端技術を活かした安全・安心な製品を提供し、
経営基盤をより強固なものにする
●脂肪酸・グリセリン・石鹸
・高品質な製品を幅広い業界(食品・紙パルプ・香粧品・ゴム・プラスチック等)に
提供し、事業領域を拡大する。
・再生油脂の積極活用により、持続可能な社会の実現に貢献する。
●界面活性剤並びに環境関連製品
・紙パルプ用薬剤・香粧品原料をはじめとする各種界面活性剤関連製品を国内外
に提供し、事業領域を拡大する。
・重金属処理剤・植物由来樹脂製品をはじめとする優れた環境改善製品の製造・
販売を通じて、地球環境の改善に貢献する。
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4-2.事業戦略 (油化事業)
◆新規素材を活かした新たな市場に挑戦する
●新たな市場展開による収益向上
・永年培った生産技術を活用した脂肪酸とグリセリンを、食品分野・香粧品分野
に展開する。
・当社独自の新しい界面活性剤・イオン液体などの開発を進め、素材の特徴を
活かし、新規市場を創出する。
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本資料に関する注意事項
本資料に掲載されている将来の見通しに関する事項については、本資料発表日
現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、将来の業績を保証す
るものではなく、実際は今後の様々な要因によって変動する可能性があります。
平成28年2月22日
以 上
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