写真家・関口照生が1年半の歳月をかけ、 海を渡ったサムライ・支倉常長

News release
宮城、メキシコ、スペイン、そしてローマへ。
写真家・関口照生が1年半の歳月をかけ、
海を渡ったサムライ・支倉常長の旅路を辿った
写真集「支倉の道」、 10月10日発売決定!
COVER 羊を追う牧童。スペイン・ダロッカ付近
支倉常長が一途に使命を果たすべく歩いた道は希望と苦難
の道のりであり、彼が見た異国の風景は400年の時を経て、
変わらぬ山河もあり、歴史の変遷や文化の進化とともに大き
く変貌した街もある。この写真集に収められた作品は、彼らの
歩いた道の一部であり、1年半の時間をかけ、自分なりの感
性で取材撮影したものである。ー関口照生(本書あとがきより)
満月の月の浦(石巻)
セビリア近郊、ロレート修道院
ローマ入市式のパレードが通った、サンタンジェロ城と橋
ハポンさん
10/4(金)~11/17(日)、仙台市博物館特別展
慶長遣欧使節出帆400年・ユネスコ世界記憶遺産登録記念特別展
「伊達政宗の夢―慶長遣欧使節と南蛮文化」にて、
関口照生写真展「支倉の道」同時開催!
◎濱田直嗣さん
◎竹下景子さん
(宮城県慶長使節船ミュージアム 館長)
(女優・日本スペイン交流400周年親善大使)
400年目の今、支倉常長の軌跡を写真家・関口
照生が追い、現在に甦らせようとしている。単な
る歴史風景の回顧ではなく、世界各地にカメラを
据えて凝視してきた独自の眼、そして何より、奇
しくも慶長の大津波から400年目に勃発した平成
の東日本大震災を直視した精神を基軸に、「支倉
の道」が創出される。(本書より)
2013年6月11日、私は親善大使としてスペイン国
立劇場にいました。(中略)ホワイエでは、関口の
作品が大きく引き伸ばされて会場を飾っていまし
た。仙台青葉城、石巻の港、カモメ、桜の下で憩う
女学生、満月の月浦港。一方、コリア・デル・リオは
新月の夜、支倉等が逗留した修道院の祭壇、羊飼
い、荒野を貫く曲がりくねった一本道は支倉の人生
そのもののように見えました。(本書より)
関口照生
写真家/日本写真家協会(J,P,S)会員
倉敷芸術科学大学客員教授 東京生まれ/明治大学卒業
コマーシャルや雑誌・写真集の撮影を中心にフリーカメラマンとして活動。各TV
局のコメンテーターとしても番組出演。 世界の辺境を訪ねるTV番組の取材を
きっかけに、以後ライフワークとして世界各地の取材を続ける。
作品集に「火のラティード」「膳のパフォーマンス」、名取裕子写真集「序の舞い」、
かたせ梨乃写真集「DAY FOR NIGHT」、竹下景子との共著「ハロープラスワ
ン」「ファミリーへ、ウエルカム」、写真集「地球の笑顔」等多数。小笠原ドキメント
映画「EDEN」監督
審査員:経済産業省 2005年「ものづくり日本大賞」、2006年・2007年・2008年・
2010年「今年のロボット大賞」、日本専門新聞協会「写真コンクール」、ニコン フォ
トコンテスト インターナショナル2010-2011
価格/2000円+税 仕様/88頁、245㎜×245㎜、オールカラー ISBN978-4-9901909-8-9
宮城県内の主要書店、首都圏の主要書店、アマゾンほかで発売。
発行/株式会社プレスアート 問合せ/022-266-0911(川元)