Users Manual CX

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第6章 Q&A
この章では PRICOM の導入時に想定される障害とその解決法を示します。
弊社ホームページ( www.silex.jp )にて、製品に関する Q&A など最新の情報を公開して
いますので、あわせてご参照ください。
CD-ROMを挿入しましたが、メニューが起動しません
・お使いのパソコンがAutorunに対応していない場合は、CD-ROMをセットしてもメニュー画面が表示されませ
ん。その場合は、CD-ROMをセットし、ルートディレクトリ(お使いのCD-ROMがDドライブなら、D:¥)にある
[autorun.exe]を直接実行してください。
設定ツール(PRICOM User Software CX)で検索を行ったがPRICOM
が見つかりません
・PRICOMのLINK LEDが点灯しているか確認してください。PRICOMのLINK LEDが点灯していない場合、PRICOM
が正しく接続されていない可能性があります。下記内容を確認し、再度設置作業を行ってください。
○PRICOMに電源は入っていますか?
○ネットワークケーブルが正しく接続されていますか?
○ネットワークケーブルは断線していませんか?
○稼動しているPRICOMと接続イーサネットハブ(HUB)のLINK LEDが点灯していますか?
○イーサネットハブ(HUB)のポートが故障していませんか?
・PRICOMを工場出荷設定に戻し、PRICOMの再設定を行ってください。
印刷が行えません
・PRICOMのLINK LEDが点灯しているか確認してください。PRICOMのLINK LEDが点灯していない場合、PRICOM
が正しく接続されていない可能性があります。下記内容を確認し、再度設置作業を行ってください。
○PRICOMに電源は入っていますか?
○ネットワークケーブルが正しく接続されていますか?
○ネットワークケーブルは断線していませんか?
○稼動しているPRICOMと接続イーサネットハブ(HUB)のLINK LEDが点灯していますか?
○イーサネットハブ(HUB)のポートが故障していませんか?
○PRICOMとプリンタが正しく接続されていますか?
○PRICOM C-6100U/C-6200Uをご利用の場合、USBケーブルが正しく接続されていますか?
Q&A
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・TCP/IPプロトコルを使用している場合、PRICOMに割り当てたIPアドレスに、pingを使って、応答があるかを
確認してください。pingによる応答がない場合、IPアドレスが正しく設定されていない可能性があります。
PRICOMを工場出荷設定に戻して、再度IPアドレスの設定を行ってください。
例)Windows 98のMS-DOSでPingを実行する場合
「スタート」-「プログラム」-「MS-DOSプロンプト」で、Ping XXX.XXX.XXX.XXXを実行すると下記内
容が表示されます。XXX.XXX.XXX.XXXはPRICOMのIPアドレスです。
(Pingに応答がある場合)
Reply from XXX.XXX.XXX.XXX:bytes=32
Reply from XXX.XXX.XXX.XXX:bytes=32
Reply from XXX.XXX.XXX.XXX:bytes=32
Reply from XXX.XXX.XXX.XXX:bytes=32
time=58ms
time=58ms
time=58ms
time=58ms
TTL=253
TTL=253
TTL=253 TTL=253 (Pingに応答がない場合)
Request timed out. Request timed out. Request timed out. Request timed out. ・PRICOMにtelnetコマンドを実行してログインしてください。PRICOMにログインできない場合、IPアドレスが
正しく割り当てられていない可能性があります。PRICOMのIPアドレスを確認して、設定内容の変更を行って
ください。
・ネットワーク上にDHCP/BOOTPサーバまたはRARPサーバが存在していると、IPアドレスの自動割当を行うの
で、PRICOMに設定したIPアドレスが、サーバに書き換えられている可能性があります。サーバにPRICOMのIP
アドレスを割り当てられないように、サーバが存在しないローカルな環境を作成して、PRICOMのIPアドレス
設定を行ってください。IPアドレス設定時に「IPアドレスを自動的に取得」のチェックボックスは外してく
ださい。
・お使いのパソコンとPRICOMが同一セグメント内に無い場合、PRICOMにサブネットマスク、ゲートウェイアド
レスの設定を行う必要があります。設定ツールPRICOM User SoftwareCXにてサブネットマスク、ゲートウェ
イアドレスが正しく行われているかを確認してください。
・PRICOMのプリンタポート名を確認してください。PRICOMのポート名は、任意のポート名の後に「(PRICOMPrint CX TCP Port)」または「(PRICOM-Print CX IPX Port)」と記されています。
Windows NT 4.0でPRICOMをご利用の場合
・キヤノンプリンタドライバ Ver4.2x以前では、PRICOM-Print CXの印刷先ポート名はxxx0:∼xxx3(XXXは
任意の3文字)で設定してください。
例)ABC1:,XYZ3:
・キヤノンプリンタドライバ Ver4.3xでは、PRICOM-Print CXの印刷ポート名に任意の文字列を設定すると、
印刷できない場合がありますので、印刷ポート名は「Default」のまま、変更せずにご利用ください。
Q&A
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印刷を行うとダイヤルアップが起動する
・この現象はOSの仕様により回避できません。ダイヤルアップを「キャンセル」すると、ダイヤルアップアダ
プタからLANアダプタへ処理が移行され、印刷が開始されます。
印刷中にエラーが発生する
・他の人が大量に印刷していたり、大きなサイズのデータ(高解像度のフルカラー画像)を印刷している時に
印刷を行った場合、他の人の印刷が終了するまで印刷ができません。長時間待たされた場合、タイムアウト
が発生してエラーとなる場合があります。その際は、再度印刷を行ってください。
PRICOMでLPR印刷が行えません
・一部のキヤノンプリンタでは、LPR印刷機能がご利用になれない場合があります。
詳しくは弊社ホームページにてご確認ください。
PRICOM C-5100/C-6100U/C-6200UでIPP印刷が行えません
・一部のキヤノンプリンタでは、IPP印刷機能がご利用になれない場合があります。
詳しくは弊社ホームページにてご確認ください。
・PRICOM C-700にはIPP機能が搭載されていません。
PRICOMの設定内容を確認したい
・PRICOM C-5100/C-6100U/C-6200Uでは自己診断機能により、設定内容を確認することができます。
但し、フォントを搭載しているプリンタでのみ自己診断印刷を行えます。
自己診断印刷に関しては、「第2章 PRICOMについて」を参照ください。
・PRICOM C-700では自己診断印刷は行えません。
Q&A
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PRICOMを工場出荷設定に戻せますか
・設定ツールPRICOM User Software CX及びTelnetから工場出荷設定に戻すことができます。
設定ツールから工場出荷設定に戻す場合、PRICOM User Software CX Setupユーティリティの「PRICOM設
定」画面から、工場出荷設定に戻すPRICOMを選択し、「工場出荷設定に戻す」をクリックしてください。
Telnet から工場出荷設定に戻す場合は、
「付録」をご参照ください。
・PRICOM C-5100は、DIPスイッチを切り替えることで工場出荷設定に戻すことができます。
DIPスイッチを切り替えて工場出荷設定に戻す場合は、「第2章 PRICOMについて」-「機器の説明」をご参
照ください。
・PRICOM C-6100U/C-6200Uは、プッシュスイッチを操作することで工場出荷設定に戻すことができます。
プッシュスイッチを操作して工場出荷設定に戻す場合は、「第2章 PRICOMについて」-「機器の説明」をご
参照ください。
PRICOM電源投入毎に工場出荷設定に戻ってしまう(PRICOM C-5100
の場合)
・PRICOM C-5100のDIPスイッチが工場出荷設定に戻す設定になっていないか確認してください。
DIPスイッチの工場出荷設定に関しては、「第2章 PRICOMについて」-「第2節 PRICOM C-5100につい て」-「機器の説明」をご覧ください。
BJステータスモニタが使用できません
・キヤノンプリンタドライバのバージョンによっては、BJステータスモニタ機能が搭載されていない場合があ
ります。キヤノンプリンタのホームページから最新プリンタドライバを入手してください。
・プリンタによってはBJステータスモニタに対応していない機種があります。弊社ホームページで、対応プリ
ンタを確認してください。
・Windowsの「スタート」-「プログラム」-「BJラスタプリンタ」-「BJ Printer Monitor」や、登録プリン
タの「プロパティ」-「ユーティリティ」から、BJステータスモニタを手動起動してもBJステータスモニタ
が正しく動作されない場合があります。自動起動(印刷開始時の自動起動)でご利用ください。
<Windows 95/98/MeでPRICOMをご利用の場合>
・PRICOM-Print CXで印刷設定の印刷先ポート名には「LPTx:(xは任意文字)」の名称を割り当ててください。
「LPTx:(xは任意文字)」以外の名称を割り当てると、BJステータスモニタが動作しません。
<Windows NT 4.0でPRICOMをご利用の場合>
・プリンタドライバのバージョンによっては、BJステータスモニタがご利用になれない場合があります。
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