単位互換事業開放科目シラバス

2
科目名
障害者福祉論
単位数
授業担当教員
笠原千絵
開講キャンパス 尼崎
授業形態
講義および演習、クラスター科目、サービスラーニング科目
この科目は「地域福祉論」および「教育サービスラーニングⅡ」とのクラスター科目です。
「障害者福祉論」では、講義および演習を通して、障害のある人の生活を支える仕組みについて学びま
す。
「地域福祉論」では、地域住民の主体的な参加を通して、誰もが暮らしやすい地域をつくるための理論と方
法について学びます。「障害者福祉論」と関連させることで、地域福祉が重視されるようになった経緯、地
講義概要
域および住民が抱える課題や、住民を巻き込んだ地域づくりの方法論について、理解を深めることができ
ます。
「教育サービスラーニングⅡ」では、受講生がサービスラーニング活動を通じて発見した課題をもとに、活
動グループを形成します。そして、活動計画を企画し、実際にやってみます。これにより、「障害者福祉論」
で学んだ仕組みの現状と課題、支援のあり方について理解を深めることができます。
関心のある方は、ぜひ「地域福祉論」と「教育サービスラーニングⅡ」もあわせて履修し、学びを深めてくだ
さい。
【学習目標】
1 障害者の生活実態とこれを取り巻く社会情勢や福祉需要 (地域移行や就労の実態を含む。)について
理解する
2 障害者自立支援法の概要および関連法制度の概要について理解する
3
学習目標・及び目標
とするベンチマーク
サービスラーニング活動を通して、障害者の地域生活とコミュニティの役割について理解を深める。また、
様々な社会的支援を必要とする人との共通点についても理解する
【目標とするベンチマーク】
・豊かな心 Step1 社会の中には自分と異なる見方・感じ方や行動をする人たちがいることを冷静に受け
止めることができる
→そのために、サービスラーニング活動を通して、学習内容を実践に照らし合わせてレポートを作成する
・情報収集 Level2 収集した資料や情報を使いやすく整理するなど、ファイリングして保存することができ
る
→そのために、授業ポートフォリオ(ファイル)を作成、提出する
【ワークシート】
・講義内容をまとめるワークシート等、ほぼ毎回小課題を課す
・提出方法は各授業で指示する(基本的に翌週授業開始時に回収)
・期限に遅れた場合は減点する
【授業ポートフォリオファイルと自己管理シート】
・配布資料を分かりやすくファイルに整理する(ファイルの種類は問わないが、見やすさという観点から評
価する)
アサインメント(宿
・ファイルには必ずシラバスおよびルーブリックを綴じる
題)及びレポート課題 ・出席、課題の提出状況、毎時の振り返りを自己管理シートに記載する
【サービスラーニング活動】
・障害者福祉施設・機関で、最終レポート提出までに最低 3 日(24 時間)以上のボランティア活動をする
・授業では各自の実践をふまえた振り返りをするため、第 8 回の 11/22 までに必ず 1 回は活動しているこ
と
・活動先はサービスラーニング室で斡旋してもらい、ボランティア保険に加入すること
・サービスラーニング活動記録は、授業で配布する資料の項目を参考に e ポートフォリオ上で作成し、印刷
する。活動した日の週末までに、サービスラーニング室に提出すること
【レポート】
・テーマ「障害者の地域生活とコミュニティの役割」
・このテーマをふまえていれば、タイトルは自由につけてよい
・上記サービスラーニング活動を通して授業で学んだことを考察する
・以下のヒントを参考にしてよいが、論点を絞りこむこと。全てを書く必要はない
(ヒント)授業では主に障害者福祉の制度について学ぶ。制度を使いながらの地域生活の実際とはどのよ
うなものか?障害者自立支援法に基づくサービスはどのように活用されているのか/いないのか?その理
由は?サービスだけあれば地域生活は成立するのか?地域や地域住民との関係の現状は?地域や地
域住民には何が期待されるのか?課題は?解決方法は?他の領域との共通点は?…
・A4 用紙にワープロで 2000 字以上。文末に字数を書くこと
・学習技術で習ったレポートの書き方、特に必ず「構成」をふまえること
・1 枚目右上方に科目名、中央にレポートタイトル、左に学籍番号、氏名、提出日を明記し、左上をホチキ
スで止めること。これらの条件を満たさないものは受理しない
・提出最終期限は第 14 回授業開始時。印刷物とあわせて、e-ポートフォリオ上にも提出すること。締め切
り後は一切受理しない
【webclass の利用+確認テスト】
・社会福祉士受験に必須のキーワード+国家試験の過去問題を webclass にて自習すること
・同じ問題を使った確認テストを期末に実施する
教科書
社会福祉士養成講座編集委員会編(2010)「新・社会福祉士養成講座 14 障害者に対する支援と障害者
自立支援制度―障害者福祉論第 2 版」中央法規、 ISBN 978-4-8058-3261-5
〇地域での自立生活の概論
・定藤丈弘・岡本栄一・北野誠一(1993)「自立生活の思想と展望」、ミネルヴァ書房
・安積純子・岡原正幸・尾中文哉・立岩真也(1995)「生の技法:家と施設を出て暮らす障害者の社会学(増
補改訂版)、藤原書店
・ピープルファースト東久留米(2007)「知的障害者が入所施設ではなく地域で暮らすための本―当事者と
支援者のためのマニュアル」、生活書院
・寺本晃久・岡部耕典・末永弘・岩橋誠治(2008)「良い支援?知的障害/自閉の人たちの自立生活と支援」
生活書院
〇障害当事者の手記等(当事者運動含む)
・横田弘(2004)「否定されるいのちからの問い:脳性まひ者として生きて」、現代書館
・横塚晃一(2007)「母よ!殺すな」、生活書院
参考書
・10 万人のグループホームを!実行委員会編(2002)「もう施設には帰らない」、中央法規
・福島智君とともに歩む会(1998)「ゆびで聞く:盲ろう青年福島智君の記録」、松らい社
・田垣正晋(2006)「障害・病いと『ふつう』のはざまで:軽度障害者どっちつかずのジレンマを語る」、明石
書店
・杉本章(2008)「障害者はどう生きてきたか:戦前・戦後障害者運動史(増補改訂版)」、現代書館
〇自立支援法他(解説ブックレット)
・坂本洋一(2008)「図説 よくわかる障害者自立支援法」、中央法規
・障害者生活支援システム研究会編(2006)「障害者自立支援法活用の手引き―制度の理解... (シリーズ・
障害者の自立と地域生活支援)」 、かもがわ出版
・DPI 日本会議(2007)「問題てんこもり! 障害者自立支援法―地域の暮らし、あきらめない 」かもがわ出
版
・きょうされん障害者自立支援法対策本部(2007)「精神障害のある人と自立支援法 (KS ブックレット―障
害者自立支援法緊急ブックレットシリーズ)」、きょうされん
・上田敏(2005)「国際生活機能分類 ICF の理解と活用」、きょうされん
・小課題(ワークシート)20%
・授業ポートフォリオ(ファイル)+自己管理シート 10%
成績評価の方法
・サービスラーニング活動記録 10%
・レポート 30%
・webclass の利用+確認テスト 30%
社会福祉の学びを深めるためには、当事者の声を聞くことや、実際に様々なサービス機関に行ってみるこ
と、つまり自分の目で確かめることが欠かせません。しかし、理論や制度に関する知識、具体的な援助技
術、ものの見方や考え方に関する倫理について学んでいなければ、何が課題なのかを発見することもでき
ません。
この講義にはサービスラーニングを導入し、授業で学んだことが実際の社会ではどのような現象として現
受講生へのメッセージ れているのか、皆さんの目で確かめて学びを深めていただきたいと思います。その意味では、「授業で学
べなかったことを理解した」という感想では不十分です。「授業で学んだこと」を実践的に理解するものだと
いうことを、肝に銘じておいてください。
毎回のワークシートの提出は大変かもしれませんが、継続することで文章を書く力がつきます。また、情報
を分かりやすく整理して活用する方法も習得できます。
皆さんで障害のある人たちの生活支援の課題や方法について、一緒に考えていきましょう。
授業展開及び授業内容
以下、秋学期分のみ記載
【第 1 回】9/27 ガイダンス
【第 2 回】10/4 障害者の生活実態と社会情勢① 歴史的背景
【第 3 回】10/18 障害者の生活実態と社会情勢② データからみる生活実態
【第 4 回】10/25 障害者の生活実態と社会情勢③ 障害のとらえ方
【第 5 回】11/1 障害者自立支援法①自立支援法の理念
【ファイル+自己管理シート提出①】
【第 6 回】11/8 障害者自立支援法②障害福祉サービスの種類
【第 7 回】11/15 障害者自立支援法③支給決定のプロセス
●
【第 8 回】11/22 障害者自立支援法④自立支援医療、補装具、地域生活支援事業
【SL活動についてのグループワーク①】
【第 9 回】11/29 障害者自立支援法⑤障害児への支援
【第 10 回】12/6 障害者自立支援法⑥苦情解決および審査請求のしくみ
【ファイル+自己管理シート提出②】
【第 11 回】12/13 組織及び団体の役割
【第 12 回】12/20 専門職の役割
【SL 活動についてのグループワーク②】
【第 13 回】1/17 多職種連携とネットワーク
【第 14 回】1/24 関連法
【第 15 回】1/31 まとめと確認テスト
科目名
初等英語教育研究Ⅱ (T45・T50)
単位数
授業担当教員
片山真理
開講キャンパス 尼崎
授業形態
講義&演習(グループワーク多)
This course must be take with 初等英語教育研究Ⅱ.
2
The two courses focus on developing English
teaching skills from preschool through to grade six of primary school.
講義概要
This course is recommended
for students wishing to do overseas or domestic internship at primary schools and to be junior high
or primary school teachers.
You'll learn about language development, early English education, curricula, etc.
※初等英語教育研究Ⅱと初等英語教育演習Ⅱは同時履修すること
1. Gain knowledge of children
学習目標・及び目標 2. Gain useful skills for teaching children
とするベンチマーク 3. Be able to plan class lesson
4. Work collaboratively with other students
アサインメント(宿
・practice for the English activities with children
題)及びレポート課題 ・feedback
教科書
参考書
of the English activities with children
All materials provided by teachers
『小学校英語教育の進め方(改訂版)』
『児童英語教育を学ぶ人のために』
岡秀夫・金森強(編著) 成美堂 (ISBN978-4-7919-7147-3)
中山兼芳(編) 世界思想社
Behavior-20%
Speak English Only-10%
成績評価の方法
Presentation -20%
Homework-10%
Final test-40%
・クラスター科目:初等英語教育研究Ⅱと初等英語教育演習Ⅱは同時履修すること。
受講生へのメッセージ ・LC でのグループワークが求められます。
・Teaching
English to children is fun. You can learn a lot
授業展開及び授業内容
1: Orientation
2: Language Acquisition
3: Child development
4: Early English education (aims, effects, problems)
5: Early English education in other countries
6. lesson planning 1
● 7: assessment 1
8: ICT
9: classroom English
10: variation and effects of activities
11: analyses of the curricula
12: lesson plannning & assessment
13: "Eigo Note"
from
experience .
14:problems English education in Japan and discussion
15:Reflection and discussion
16: Final test
科目名
初等英語教育演習Ⅱ (T45・T50)
単位数
授業担当教員
片山真理
開講キャンパス 尼崎
授業形態
演習
This course must be take with 初等英語教育研究Ⅱ.
2
The two courses focus on developing English
teaching skills from preschool through to grade six of primary school.
講義概要
This course is recommended
for students wishing to do overseas or domestic internship at primary schools and to be junior high
or primary school teachers.
You'll learn about language development,
early English education, curricula, etc.
※初等英語教育研究Ⅱと初等英語教育演習Ⅱは同時履修すること
学習目標・及び目標
とするベンチマーク
アサインメント(宿
1.Gain useful skills for teaching children
2.Gain knowledge of children
3.Work collaboratively with other students
・practice for the English activities with children
題)及びレポート課題 ・feedback
教科書
参考書
of the English activities with children
All materials provided by teachers
『小学校英語教育の進め方(改訂版)』
『児童英語教育を学ぶ人のために』
岡秀夫・金森強(編著) 成美堂 (ISBN978-4-7919-7147-3)
中山兼芳(編) 世界思想社
Speak English Only -10%
In class Activities① 20%
In class Activities② 20%
成績評価の方法
① When you are a main teacher
② When you are a subteacher
preparation-10%
Final report-40%
クラスター科目:初等英語教育研究Ⅱと同時履修のこと
受講生へのメッセージ LC 活動あり(「小学生英語教室」の準備として、授業外でも LC 活動が求められる)
Teaching
English to children is fun. You can learn a lot
授業展開及び授業内容
1: Orientation
2: Model lesson and activities
3: Rehearsal for Kids English(teaching practice)
5: English activities with children, reflection
6: English activities with children, reflection
●
7: English activities with children, reflection
8: English activities with children, reflection
9: English activities with children, reflection
10:English activities with children, reflection
11:English activities with children, reflection
12:English activities with children, reflection
13:English with children Good-by party
from
experience .
14:Reflection and discussion
15:Final presentation
科目名
スポーツマネジメント総論 (2/2)
単位数
2
授業担当教員
佐藤由夫
開講キャンパス 三木
授業形態
講義・WebClass
この授業は、スポーツマネジメントの総体を明らかにし、その基本的な知識を身につけることをねらいとし
ています。スポーツが公的サービスあるいはスポーツビジネスとして存在し続けるためには、「マネジメン
ト」が各場面で重要な役割を担っていることを認識して下さい。また、スポーツが社会的価値を担保するた
めに、新しい切り口として地球環境に配慮したマネジメントのあり方についても言及します。
講義概要
2年次以降に設けられている専門科目との関わりを示すとともに、卒業に向けた研究テーマのイメージ構
築も考慮しています。
なお、講義ではパワーポイントを使用するとともに、WebClass を活用し、授業の予習や復習、質疑応答、
資料のダウンロードなどが行えるようにします。
【学習目標】
①スポーツマネジメントの領域を正しく理解する。
②スポーツビジネス最前線におけるマネジメントを理解する。
③新たなきづきにより、自分自身でマネジメント情報を集めることができる。
学習目標・及び目標
とするベンチマーク
【ベンチマーク】
◇スポーツマネジメントという新しい専門知識に関心や意欲を持つことができる。(知的好奇心)☆☆☆
◇海外のスポーツマネジメント事例なども学ぶことから国際的な視点や環境保護の視点でマネジメントを
理解できる。(多様性理解)☆☆☆
◇インターネットを活用し、スポーツマネジメントに関する有用な情報収集ができる。(情報収集/発見力)
☆☆
【アサインメント】
インターネット等を活用した情報収集(2 回)
①スポーツ用品メーカーの経営状況を調べる
②民間スポーツクラブの経営状況を調べる
アサインメント(宿
題)及びレポート課題
【課題レポート】
文字数 800 字以上。参考・引用文献、アドレスを記入すること。
引用文は本文の 20%以下、引用箇所を明示すること。(2 回)
①スポーツマネジメントと地球温暖化防止について
②スポーツマネジメントスタッフの資質
授業展開及び授業内容に提出日等を記載
教科書
特に指定なし。webclass から資料を全てアウトプットし、一冊に綴じることにより、テキストが完成します。
◇笹川スポーツ財団「スポーツ白書」(2006 年)
参考書
ISBN:4-915944-39-5
アサインメント
成績評価の方法
レポート
期末試験
2,940 円(税込)
5×2 回 10%
20×2 回 40%
50%
計 100%
受講生へのメッセージ
スポーツマネジメント専攻の学生にとって重要な必修授業です。積極的にノートテーキングを行い、自分自
身のスポーツマネジメント辞典を作ってください。
授業展開及び授業内容
【第1回】(9/24)≪オリエンテーション≫
シラバスの確認
大学でスポーツを学ぶとはどのような意味を持つのか。スポーツマネジメントのねらいはなにか、について考える。WebClass
の運用について
【第 2 回】(10/1)≪スポーツとマネジメント≫
スポーツ活動やスポーツビジネスに不可欠なマネジメント。身の回りにあるマネジメントを調べる。スポーツにおけるマネジメント
シーンを確認する。
【第 3 回】(10/8)≪スポーツ施設&環境に関するマネジメント①≫
優れたスポーツ環境を創出するための仕組みとマネジメント。利用者の行動、管理運営者の行動を予測した施設づくり。地球
温暖化防止への対応などについて理解する。
【第 4 回】(10/15)≪スポーツ施設&環境に関するマネジメント②≫
メンテナンスとライフサイクルコスト。マネジメントの効率化、省エネ化(地球温暖化防止への対応)。
◆課題レポート①「地球温暖化防止とスポーツマネジメント」(第 6 回講義日に提出)
■アサインメント①「スポーツ用品メーカーの経営状況を調べる」(第 5 回講義日に提出)
【第 5 回】(10/22)≪スポーツ用品等に関するマネジメント≫
用品用具の開発、製造と製造者の責任。流通と小売(ショップビジネス)、販売プロモーション、商標権などについて理解する。
*10/29
あじあん祭準備のため休講 (三木キャンパスは午後から準備のため休講となります)
【第 6 回】(11/05)≪スポーツイベントに関するマネジメント①≫
オリンピックやワールドカップなどの招致から準備、開催。環境対応方策、放映権とスポンサーなどについて理解する。
【第 7 回】(11/12)≪スポーツイベントに関するマネジメント②≫
● 地域における大会、イベント、教室開催におけるスポーツマネジメント。企画立案から準備、開催。行政サービスと地域ビジネス
などについて理解する。
■アサインメント②「民間スポーツクラブの経営状況を調べる」(第 8 回講義日に提出)
【第 8 回】(11/19)≪スポーツクラブ、スクール等に関するマネジメント①≫
おもに民間のクラブ、スクールのマネジメントを学ぶ。経営資源の活用と事業化。顧客満足とホスピタリティマネジメントなどにつ
いて理解する。
【第 9 回】(11/26)≪スポーツクラブ、スクールに関するマネジメント②≫
地域スポーツクラブのマネジメント。クラブの組織化と自立。クラブライフのコーディネートなどについて理解する。
【第 10 回】(12/3)≪トップスポーツに関するマネジメント①≫
J リーグやプロ野球球団などのビジネスモデル(マネジメントの実際)。フランチャイズやホームタウン制の導入。ビジネスの展開
と社会貢献などについて理解する。
◆課題レポート②「スポーツマネジメントスタッフの資質」(第 12 回講義日に提出)
【第11 回】(12/10)≪トップスポーツに関するマネジメント②≫
トップアスリートのマネジメント。育成支援システムと支援体制、選手の処遇と移籍、肖像権、セカンドキャリアなどについて理解
する。
【第12 回】(12/17)≪トップスポーツに関するマネジメント③≫
観客、サポーター、視聴者のマネジメント。魅力あるプレーの露出とファンサービス、スタジアムでの安全管理、グッズ販売、視
聴率などについて理解する。
【第 13 回】(1/7)≪大学スポーツに関するマネジメント≫
大学における運動部活動や、サークル活動などでのマネジメント。事例を踏まえながらマネジメントのあり方を考える。
*1/14
センター試験準備のため休講
【第14 回】(1/21)≪スポーツボランティアのマネジメント≫
スポーツボランティアの定義、募集と配置、養成研修などについて理解する。
【第15 回】(1/28)≪スポーツマネジメントのまとめ≫
スポーツマネジメント研究の深化に向けての課題整理と新たな研究テーマの考え方について認識する。(スポーツマネジメント
専攻のねらいの確認)マネジメントの担い手に求められる資質の理解。
(*1/28 の午前中は補講ですが、午後は平常授業です)
【第 16 回】(2/4) 最終試験
科目名
重複障害・LD 等教育総論 (6 限)
単位数
2
授業担当教員
中尾繁樹
開講キャンパス 尼崎
授業形態
講義および演習
この科目では、重度重複障害、言語障害、情緒障害、学習障害(LD)、注意欠陥/多動性障害(ADH
D)、高機能広汎性発達障害について学ぶ。特に、発達障害のある子どもの心と行動を理解するために、
発達的観点と心理学的観点を基本に置き、心理・生理・病理を解説し、教育的支援の実践的基礎を学ぶ。
また、具体的なアセスメントの方策や実践的な援助の仕方を学ぶことで、現場で役立つ理論と実践を身
講義概要
につけ、個別の指導計画の作成をする。
発達障害および重度重複障害の正しい理解と認識を深めるとともに、特別支援教育の基本的な理念と
内容について学ぶ。これまでの「場の教育」から「機会の教育」へと内容が変化している中で、通常の学校
や特別支援学校での支援の具体的な指導方策を学ぶ中で、特別支援教育の今日的課題を考察していき
たい。
※これらの科目で身につける知識・技法等
・LD等の発達障害と重度重複障害への対応体系の全体像と特別支援教育の基本的知識を身につける。
・発達障害と重度重複障害の特性(心理、生理、病理)についての基本的理解をする。
・発達障害と重度重複障害への指導の基本的理解をする。
これらの学習によって基本的な知識及び技能の習得を目指し、知的障害のある子ども一人ひとりへの具
体的な支援の手立てを考えていく。ライフステージそった様々な事象や現象について触れながら発達障害
や重度重複障害の教育課程、心理、生理及び指導法を理解し、将来の進路に向けた資質向上につながる
学習目標・及び目標 ようにする。
とするベンチマーク ※この科目で重視するKUIS学習ベンチマーク
①発達障害および重度重複障害教育に関して興味を持って調べようとする。(知的好奇心)
②学習の過程で新しい発見をし、発達障害および重度重複障害の効果的指導法を論述できる。(情報収
集/表現力)
③介護等の実習において配慮すべき基本的知識を習得する。(社会的能動性)
④発達障害および重度重複障害を理解し、個のニーズにあった指導計画の概略を知る事ができる。(共感
的態度/企画力)
中間レポート課題 (提出締め切り 後日連絡)
テーマ①「通常の学級で見られる発達障害の問題点と解決策」
テーマ②「発達障害のアセスメントについて」
アサインメント(宿
題)及びレポート課題
最終レポート課題 (提出締め切り 授業最終日)
テーマ①「重度重複障害児の具体的指導方策について」
テーマ②「発達障害児の今日的問題点について」
アサインメント ワークシートの完成と振り返りシート
教科書
必要に応じて、プリント等を配布
特別支援教育の理論と実践 特別支援教育士資格認定協会編
「特別」ではない特別支援教育① 子どもの特性を知るアセスメントと指導支援 明治図書
参考書
「特別」ではない特別支援教育② みんなの自立活動 明治図書
「特別」ではない特別支援教育③ みんなの自立活動 明治図書
「特別」ではない特別支援教育④ 0歳からの特別支援教育 明治図書
小テストおよび演習
20%
8回の小テストと演習態度の合計
中間レポート課題
成績評価の方法
20%
テーマ①②にそった内容理解と完成度および課題追求の意欲
最終レポート課題
20%
テーマ①②にそった内容理解と完成度および課題追求の意欲
ワークシート及び振り返りシート 10%
最終テスト 30%
受講生へのメッセージ
これから教員を目指す人たちにとっては、緊急かつ最も重要な課題です。VTR や演習を通して子どもたち
の特性をしっかり理解していきましょう。
授業展開及び授業内容
[第1回] 〇オリエンテーション ・シラバスの説明
・授業の内容について
[第2回] 〇発達障害の理解(小テスト①)
・発達障害とはなにか ・発達障害の生理と病理について
・発達障害の歴史
[第3回] 〇LDとは(小テスト②)
・LDの理解と指導の実際について ・LDの生理学的背景と心理について
[第4回] 〇ADHDとは(小テス③)
・ADHDの理解と指導の実際について ・ADHDの生理学的背景と心理について
[第5回] 〇高機能広汎性発達障害とは(小テスト④)
・高機能自閉症の理解と指導の実際について
て
・アスペルガー症候群と指導の実際につい
・高機能広汎性発達障害の生理学的背景と心理について
[第6回] 〇発達障害の早期発見と対応
・発達障害の早期発見と対応について ・子どもの発達と発達課題
[第7回] 〇アセスメント(1)
・アセスメントとは ・心と行動の理解について ・ 認知発達段階について
[第8回] 〇アセスメント(2) 演習①
・心理機能と発達アセスメント ・知能、言語などの心理機能について
●
[第9回] 〇アセスメント(3) (小テスト⑤)
・学力のアセスメントについて ・行動・社会性のアセスメント
[第 10 回] 〇行動障害の理解と支援(小テスト⑥)
・情緒障害、ADHD 等の認知や情緒の特徴について
・行動障害の理解と支援について
[第 11 回] 〇重度重複障害の理解(小テスト⑦)
・重度・重複障害の生理学的背景と病理について ・教育課程の基本的枠組みと特例について
・重複障害教育の今日的課題
[第 12 回] 〇重度重複障害児の理解と支援(小テスト⑧)
・重度重複障害児への支援の実際(様々な方法論と特別支援学校の実態)
[第 13 回] 〇重度重複障害の指導の実際(演習②)
・感覚運動指導
・動作学習他指導法について
[第 14 回] 〇発達障害および重度重複障害と医療
・発達障害の薬物療法について ・向精神薬について
[第 15 回] 〇まとめ
[第 16 回]
・重複障害・LD等のまとめ ・今後の課題について
○最終テスト
・てんかんとその治療・対処法について
科目名
人間学Ⅱ (A グループ)
単位数
2
授業担当教員
濱名陽子、坂上雅翁、阪本靖郎、松本茂樹
開講キャンパス 尼崎
授業形態
3人の教員による輪講形式
<全体>
科学とは、本来「人間」の生活をよりよくするために発達してきた。本科目では、様々な学問(科学)分野
から、「人間」に引き寄せて、ライフコースの長いスパンを見通して、自分の人生について主体的に考え、生
き抜いていくために必要な「考える手がかり」を提起していく。本科目を通し、受講生が自分自身の人生観
や世界観の確立にとって必要な知的刺激を受け、自分の生き方を考える自立した職業人になっていくこと
を期待している。
この科目は、履修者を3つのグループに分け、3人の教員による輪講形式で進められるため、グループ
ごとに受講順序が異なる。しかしどのような順序で学んでも、授業の進行には差し支えないよう配慮されて
いる。
<国際>阪本靖郎
国際(international)という言葉の意味は、「諸国家・諸国民に関係する」ということであるが、「21世紀に
は日本の国際化は一層進む」という言葉が意味するものは、日本(人)にとって、これからますます、世界
の国々の人々との間で交流が進み、関係が深まっていくということである。
そこで世界を眺めると、人々の暮らし方は千差万別であり、日本のそれとは大いに異なる。人々の考え
方も千差万別であり、私たちには理解しがたいものも多く見られる。このような異質な人々と交流し、交流
から実りある成果を手に入れることができるには、相手を理解し、相手を対等な協力者として受け入れるこ
とが不可欠である。異質な相手を否定していれば交流はできないだけでなく、異質なものが一緒になること
によって始めて生まれてくる新しいものを手にすることもできないからである。
ところで、世界に見られる様々な事柄はでたらめに生じたものではなく、それらの発生と変化には一定の規
則性が存在する。講義では、この規則性について説明し、皆さんが世界の多様性について整理して理解で
講義概要
きる枠組みとして役立つことを目指したい。
この規則性の要点は、世界のある地点で生じた革新的大変化がその周辺に及んでいくにつれて周辺が
変化していく、という形で世界の変化は起こる、ということにつきる。このような大変化はこれまでに5回起こ
ったが、そのうちの最後の二つを取り上げ、それらが世界各地にもたらした変化とその結果について見て
いくことにする。
課題図書 榊原英資『食がわかれば世界経済がわかる』、文春文庫、2008年
<学び> 濱名陽子
私の分担分では、「学び」というキーワードから人間を考える。人間は世代交代の方法として、「遺伝子」、
「学ぶ」に加え、「教える」という営みを取り入れている特異な生き物である。まずはじめに、人間の育ちの
特質を知り、人間の育ちのプロセスと「教育」とのかかわりについて考える。次に家庭という教育の場での
人間の育ちのプロセスについて、とくに「親」の役割に焦点をあてて考え、さらに学校という教育の場での人
間形成について、とくに教師に焦点をあて、学校が人間の何を育てるのかを考える。最後に生涯学習の時
代にあって、受講生自身の人生を「学び」の視点から考える。
課題図書 日高敏隆『人間は遺伝か環境か?遺伝的プログラム論』 文芸新書 2006
<松本茂樹>
これから社会に出ていく学生たちに、ピーター・ドラッカーから生き方と仕事のとらえ方を学んで欲しい。
「マネジメント」を発明したドラッカーから、経営についてだけでなく経営に参画するビジネスパーソンとして
の生き方、仕事の進め方を学ぶ。将来個人として組織と社会に生きていく中で、やるべき自分の仕事や使
命を常に考えることができる人間になって欲しい。
一方で、我が国にとって「地域活性化」は国を挙げて取り組まないといけない最大の課題の一つである。そ
して、ここに志の高い若い人材が必要であり、同時に彼らが願う国や地方の姿にしてくことが重要である。
国が決めて地域に押し付けるような地域活性化は、もはや機能しないことが明らかになってきている。地
域活性化にも「イノベーション」が不可欠である。「イノベーション」は、明確な目的意識、良く練られた方法
論、綿密な分析など天才ではなく凡人の地道な努力から生まれてくる。
また、ドラッカーはポスト資本主義の像を「知識社会」と名付けているが、この「知識社会」を担う人間を「教
育ある人間」と呼ぶ。つまり、論理的でありながら行動力もある。地域社会に根ざし地域文化に栄養を与え
ながらグローバルな視野やビジョンを持っている人間のことを言う。講義を通じてこのような人間になるきっ
かけを作れることができればと願う。
課題図書 久恒啓一『図解で身につく ドラッカーの理論』 中経の文庫 630円
〈学習目標〉
・「人間」を扱う研究分野の理解と、その分野では人間をどのようにとらえるかの理解
・自分なりの人生観、世界観の獲得
〈ベンチマーク〉
学習目標・及び目標
とするベンチマーク
・多様性理解と共感的態度。
自分とは異なった考えを理解することができる。
社会的、文化的に多様な人がいることを理解できる。
・自らのライフプランを自らの責任として計画する「自律性」/「自己責任」について改善を目指す。
・プレゼンテーション/表現力
自分の考えを最もふさわしい言葉で表現することができる。
ワープロ機能を使ってレポートが作成できる。
<アサインメント、各クールのレポートについて>
アサインメント(宿
アサインメント(宿題)はそれぞれの担当者の指示による。各クールごとのレポートは指定の文献を必ず
題)及びレポート課題 読み、各担当者ごとに提示されたレポート課題について 2000 字以上で提出する。なお、引用箇所には必
ず注を付けること。
教科書
<阪本靖郎>
・フェルナン・ブローデル『文明の文法 Ⅰ・Ⅱ』、みすず書房 1985
・伊東俊太郎『比較文明』、東京大学出版会 1985
・伊東俊太郎『比較文明と日本』、中央公論社 1990
・加地伸行『儒教とはなにか』、中央公論新書 1990
・加地伸行『沈黙の宗教―儒教』、筑摩書房 1994
・榊原英資『経済の世界勢力図』、文春文庫 2007
・榊原英資『食がわかれば世界経済がわかる』、文春文庫 2008 【必読】
・宮崎正勝『知っておきたい「お金」の世界史』、角川ソフィア文庫 2009
参考書
<濱名陽子>
・奥村和滋・濱名陽子編『<わたし>を生きる-自分さがしの人間学-』世界思想社
・日高敏隆『人間は遺伝か環境か?遺伝的プログラム論』 文芸新書 2006
・服部祥子『精神科医の子育て論』 新潮選書 1991
・ペック,R.N(金原訳)『豚の死なない日』 白水社 1996
・ブスカーリア,L.(海都訳)『パパという大きな木』 講談社 1990
・高橋恵子、波多野誼余夫『生涯発達の心理学』 岩波新書 1990
<松本茂樹>
・藤波匠『地方都市再生論』 日本経済新聞出版社
・小林宏至『失敗しない起業の鉄則』 商業界
2100円
1200円
・有馬哲夫『ディズニーランド物語』 日本経済新聞社
680円
・岩崎夏海『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』
ダイヤモンド社
1680円
・P.F.ドラッカー マネジメント エッセンシャル版 『基本と原則』 ダイヤモンド社
2100円
・矢沢永吉『成り上がり』 角川文庫
・久恒啓一『図解で身につく ドラッカーの理論』 中経の文庫 630円 【必読】
成績評価の方法
アサインメント 30%
各クール課題レポート 70%
受講生へのメッセージ
授業展開及び授業内容
<阪本靖郎>
第1回 世界史上の5大革命 人類革命、農業革命、都市革命、精神革命、科学革命
第2回 精神革命と世界の諸文明 その1
第3回 精神革命と世界の諸文明 その2
第4回 科学革命と工業化の進展 その1
第5回 科学革命と工業化の進展 その2
<濱名陽子>
第1回 人間の育ちの特質
人間の育ちの特質を知ったうえで、人間という存在にとって、「学び」と「教育」がなぜ大きな意義を持つのかを考える。
第2回
家庭教育と親
人間が生まれてはじめて所属する集団である「家族」。そこで出会う「親」と人間の育ちとの関係を、母性原理、父性原理という
キーワードから考える。
第3回
学校教育と教師(その1)
次に人間が所属する集団である学校。「学校」が成立してきた歴史を知ったうえで、とくに「教師」に焦点あて、学校と人間の育
ちとの関係を考える。ビデオ教材を見て各自「学校とは何か」について考える。
●
第4回 学校教育と教師(その2)
第3回の授業で「学校とは何か」について各自考えたことを、グループで分かち合い、その後クラス全体で「学校」が人間の何
を育てるのか、「学校」に行くことは現代の子どもたちにとってどのような意義があるのかを考える。
第5回
生涯学習と自分の人生
「生涯学習」という考え方がうまれた背景を知ったうえで、受講生が自分の人生のなかに「学び」をどのように位置づけ、これか
ら「学び」とどのようにつきあっていくかを考える。
<松本茂樹>
第1回 「マネジメント」・「プロフェッショナル」とは
ピーター・ドラッカーに学ぶ経営、生き方と仕事のとらえ方
第2回 「イノベーション」とは
ピーター・ドラッカーに学ぶイノベーションとネクストソサエティ
第3回 地域活性化のイノベーション
地域活性化に求められるイノベーションと人物像
第 4 回 地域活性化の取組について
地域活性化の事例紹介
第 5 回総括
注) グループにより講義順序が異なる。
2
科目名
非行心理学
単位数
授業担当教員
中山誠
開講キャンパス 三木
授業形態
週間授業
・少年非行の実際と理論を学ぶ。
・まず、少年非行を扱う公的機関や法体系を知り、現場の状況など最前線を学ぶ。
講義概要
・次に、様々な理論的アプローチを知って、具体的な罪種、事件から非行の問題点を検討する。
・レポート・ワーク
・学習目標:非行の原因やその対策を心理学用語を用いて解説できる
①非行少年のとりまく法律や処遇機関について詳しく知る。
学習目標・及び目標
②非行に関する各種理論を学ぶことが出来る。
とするベンチマーク
③事例を通じて、少年非行の問題点を自ら検討することが出来る。
・ベンチマーク:新しい知識や技能を学ぶことに関心や意欲をもつ
アサインメント(宿
題)及びレポート課題
教科書
・少年法,最新の非行,凶悪事件に対するワークやレポートなどの課題
特になし。
参考書
30%
・授業中のワーク
30%
・レポート作成
成績評価の方法
・期末試験
40%
レポート作成に当たって、インターネットは入り口として利用するのはよいが、ネットで集めた資料をコピー・
受講生へのメッセージ
ペーストすることは不可 必ず、責任のある専門の書物や、公的機関のホームページを活用し、図書館を
経由した文献のみを参考にして、必ず自分独自の考えを明確にすること
授業展開及び授業内容
【第1回】
9 月 30 日 ガイダンス ・授業の進め方
【第 2 回】 10 月 7 日 犯罪と時代の推移
【第 3 回】 10 月 14 日 少年事件特異事例解説1(実母に対する殺人未遂)
【第 4 回】 10 月 21 日 少年事件特異事例解説 2(アスペルガー症候群と医療少年院送致)
【第 5 回】 10 月 28 日 少年法の理念と非行の原因
●
【第 6 回】
11 月4日
【第 7 回】
11 月 11 日 少年事件の 3 つのピーク,家庭要因、性格要因、危険因子と保護因子
少年事件の凶悪化と少年法の改正
【第 8 回】 11 月 18 日 少年非行の説明理論 発達精神病理学
【第 9 回】 11 月 25 日 いきなり型非行と少年非行の予兆
【第 10 回】 12 月 2 日 女子非行の背景にあるもの
【第11 回】 12 月 9 日 少年サポートセンターの役割
【第12 回】 12 月 16 日 少年を支える施設
補導と立ち直り
【第 13 回】 1 月 13 日 鑑別と処遇 家庭裁判所における審判
【第14 回】 1 月 20 日 少年院と少年刑務所 保護司の役割
【第15 回】 1 月 27 日 授業のまとめ ふりかえり
2
科目名
犯罪学特論Ⅱ
単位数
授業担当教員
横川滋章
開講キャンパス 三木
授業形態
講義
犯罪心理学の領域は、精神医学・精神分析と密接に関連している。
講義概要
人間理解の枠組みとして、精神医学・精神分析の基礎を学ぶ。
そして、これらの枠組みから犯罪をどのように理解できるかを学ぶ。
本講義では以下のベンチマークを重視する。
◎話す・聴く力/意見交換力
学習目標・及び目標 ◎多様性理解
とするベンチマーク 具体的には以下の学習目標を設定している。
①精神医学・精神分析による人格理論の基礎を理解し説明できる(多様性理解)
②講義で学び考えたことを他者に伝えることができる(話す・聴く力/意見交換力)
アサインメント(宿
①各回の小レポート: 第 2~14 回
2 点×13 回=26 点
②小テスト: 第 15 回(01/21)
14 点
題)及びレポート課題 ③期末テスト: 第 16 回(02/02)
④BookReport: 第 13 回(01/07)提出 A4 用紙 5 枚以内
教科書
45 点
15 点
「犯罪心理学入門」 福島章著 中公新書 1982 年 ISBN4-12-100666-6
「精神分析的人格理論の基礎」 馬場禮子著 岩崎学術出版社 2008 年
ISBN978-4-7533-0808-8
参考書
「現代の犯罪」 作田明・福島章著 新書館 2005 年
ISBN4-403-25082-3
「犯罪精神医学入門 人はなぜ人を殺せるのか」 福島章著 中公新書 2005 年
ISBN4-12-101796-X
①各回の小レポート
成績評価の方法
②小テスト
2 点×13 回=26 点
14 点
③期末テスト
④BookReport
45 点
15 点
受講生へのメッセージ 「精神医学」を受講済みであることが望ましい。
授業展開及び授業内容
【第1回】(09/24)
ガイダンス: 授業の進め方について
【第 2 回】(10/01)
犯罪と精神医学
【第 3 回】(10/08)
●
犯罪と精神分析 1-①
【第 4 回】(10/15)
犯罪と精神分析 1-②
【第 5 回】(10/29)
犯罪と精神分析 1-③
【第 6 回】(11/05)
犯罪と異常人格①
【第 7 回】(11/12)
犯罪と異常人格②
【第 8 回】(11/19)
犯罪と異常人格③
【第 9 回】(11/26:6 限)
犯罪と異常人格④
【第 10 回】(12/03)
犯罪と異常人格⑤
【第11 回】(12/10)
犯罪と精神分析 2-①
【第12 回】(12/17)
犯罪と精神分析 2-②
【第 13 回】(01/07)
犯罪と精神分析 2-③
授業開始時に BookReport 提出(A4 用紙 5 枚以内)
【第14 回】(01/14 予定:10/22 分補講)
犯罪と精神分析 2-④
【第15 回】(01/21)
小テストと解説: 範囲は第 2 回~第 14 回
【第 16 回】(02/02)
期末テスト: 第 2 回~第 15 回が試験範囲
◆日程は、このシラバスの公開後に変更になることも有り得ます。授業中のアナウンスや掲示に注意してください。
2
科目名
スポーツ産業論
単位数
授業担当教員
井箟重慶
開講キャンパス 三木
授業形態
講義とテーマについて学生と討論形式
スポーツには観戦型と参加型があり、プロとアマチュアがある。文明、文化の発展に伴いスポーツ産業も
発展し21世紀を迎え新たな発展の時代となった。
講義概要
この講座ではスポーツ産業の構造、経営形態、特質、選手のマネージメント、自治体との関係、社会に与
える影響について学ぶ。
スポーツ産業の実態を学び理解し、将来展望について考える。
毎時間テーマをしぼり問題点について考える。
1、スポーツ産業の実態を理解する。
学習目標・及び目標
とするベンチマーク
2、スポーツ産業現行の問題点と改善策について考える。
3、プロスポーツとアマスポーツの実態と問題点について比較研究する。
4、エージェント制度について研究する。
5、プロ、アマに関して世界の動向について調べる。
課題1:スポーツ産業と他産業との相違について。
アサインメント(宿
課題2:プロスポーツの公共性と公式スポンサーについて。
題)及びレポート課題 課題3:スポーツ産業の特性について。
課題4:スポーツとマスコミの関係について。
教科書
参考書
特にナシ、プリントを配布する。
「スポーツ産業論」 松田義幸著 大修館書店
「スポーツ産業論入門」 原田宗彦編集 (株)杏林書院
小レポート4回提出、20%
成績評価の方法
課題発表、30%
最終レポート、50%
スポーツは健康のみならず産業として社会にとって大事な部門であり、世界各国で注目されています。
受講生へのメッセージ
オリンピックを始めとして最近ではプロとアマチュアの境も無くなりつつあるなかで、ナショナルフラッグをバ
ックニした各種競技の世界大会が重要視されてきました。この傾向は今後益々増加の傾向にあります。ス
ポーツを通して事業の世界的発展の傾向とその基礎に興味を持ってください。
授業展開及び授業内容
第1回:概論、授業内容と評価方法について。
第2回:スポーツ産業の主要構成について、プロスポーツ、アマチュアスポーツ 施設、用品関係。
第3回:スポーツ産業と一般産業との比較。
第4回:スポーツ産業の特性について。
第5回:プロスポーツの経営形態、組織、興業形態について。
●
第6回:プロ球団の経営手法、フアンサービス、スポンサー業務、財務、経理業務について。
第7回:スポーツ産業の市場について、種類、規模。
第8回:プロ球団、スポーツクラブの収支バランスについて。
第9回:プロスポーツの契約、選手契約、代理人問題、不法行為について。
第10回:経営管理、人事評価、報酬について。
第11回:マスコミとの関係について。
第12回:フアン対策と顧客との関係、フアンの満足度と顧客対応問題、いかにリピート客を増やすか。
第13回:国際交流と国際試合について。
第14回:一流選手の国外流出問題。
第15回:スポーツにおける国際交流と世界戦略について。