コーテックグループ

平成23年度 新プロジェクト創出コラボレーション促進事業成果報告
平成23年度 新プロジェクト創出コラボレーション促進事業成果報告
コーテックグループ
反毛屑や電気炉スラグの特性を利用した園芸資材
および省エネルギー栽培技術の開発
代表企業:有限会社 コーテック
(技術サービス業)
住 所:〒594-1157
和泉市あゆみ野2-7-1
大阪府立産業技術総合研究所 F202
事業成果
①ゴルフ場等芝生の目土としての利用
代表者名:高 亨
電 話:0725-51-2644
担当コーディネータ:大江 正温(財団法人 河内長野市公園緑化協会 理事長)
構成企業
株式会社 星野産商(産業廃棄物処理業)
株式会社 田 中(土木工事用品製造業)
株式会社 クヌギザ(銀鏡製造加工業)
・芝生の生長促進
H23.12.24より
0.8kw遠赤ランプ点灯
・芝生の生長期間
H24.2.16生育状況
の延長
(早春から晩秋ま
で青々と茂る)
レモングラスの生育状況
(上:スラグ添加区 下:対照区)
H23.10.7実測値
②電子レンジを使った簡易な再現性に優れるドライフラワー製作キットの開発
目 的
電気炉酸化スラグは硬い!強い!重い!黒い!特徴を有するガラス質の球状で、電磁波を吸収する
特性を有するため
家庭用電子レンジを
赤外線の吸収特性を利用して、芝生・農作物の生長促進を図る。
ライフラワー製作キ
用いた失敗しないド
ットの販売
(事業内容①・④)
マイクロ波の吸収特性を利用して、再現性に優れるドライフラワーの製造、農作物栽培地や植物体
加温を行う。(事業内容②・⑤)
製作キット構成
専用加熱容器・収納容器(大小)・酸化
収縮防止充填材・専用保温剤・濾紙
放射線(γ線)の吸収特性を利用して、遮染に活用する。(事業内容③)に関する試験 ・ 試作 ・ 調
査ならびに情報収集等を行い、実用化を推進する。
③遮染、および除染で発生する汚染土壌集積場における活用
千葉県松戸市にて
東京農大 近藤教授
事業内容
による遮染並びに
植生基材による
①ゴルフ場等芝生の目土としての利用
栽培テストによる地温上昇と生育促進効果の測定。
②電子レンジを使った簡易な再現性に優れるドライフラワー製作キットの開発
試作品によるドライフラワーの製作。
③遮染および除染で発生する汚染土壌集積場における活用
遮染効果の確認調査と情報収集および利用の組み立て。
④反毛屑やフェルトを交合した栽培用土・容器の試作と製造
栽培テストは農作物の生長旺盛期である本年春~秋に実施する。
⑤マイクロ波による農作物栽培培地および植物体加温
栽培テストは農作物の生長旺盛期である本年春~秋に実施する。
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被覆試験実施中
福島県相馬市新地町内ホテル駐車場敷地境界
今後の目標
①ゴルフ場において現地実証試験を実施後、緑化促進資材として販売する。
②ドライフラワー製作キットのデザイン決定後市場調査を経て販売する。
③多様な汚染実態に合わせた利用方法を検討後、実用化を推進する。
④栽培テスト、市場調査を経て、実用化を推進する。
⑤栽培テスト、技術改善後各種農作物栽培に応用する。
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