環境行政の概要

第2章
環境行政の概要
1.機 構及び分掌事務
本 市 にお け る 環 境 保 全 関係 事 務 は 、 市民 部 環 境 課 で 所掌 し て い る が 、平 成 25 年 度の 市 民
部 機構 及び 環 境課 の所 掌 事務 等 の内 容は 次 のと おり で ある 。
(1) 機 構 図
市
長
環 境審 議会
副
市
長
市
民
部
公 害等 紛争 調 整委 員会
環 境 課
環 境係 (係 長 1名 、 係員 2名 、 臨時 職員 2 名)
市民 対 話課
市民 課
美化 セ ンタ ー
(2) 分 掌事 務
環境 係
①
環境 基 本計 画に 関 する こ と
②
環境 関 係条 例の 運 用調 整 に関 する こ と
③
環境 審 議会 の運 営 に関 す るこ と
④
環境 保 全思 想の 普 及啓 発 に関 する こ と
・ 広報 資 料の 作成
・ その 他 の啓 発活 動
⑤
公害 審 査及 び技 術 指導 に 関す るこ と
⑥
公害 苦 情の 処理 に 関す る こと
⑦
環境 保 全協 定の 締 結又 は 改廃 に関 す るこ と
⑧
調査 分 析に 関す る こと
⑨
公害 等 紛争 調整 委 員会 の 運営 に関 す るこ と
⑩
公害 関 係団 体の 指 導に 関 する こと
⑪
レン タ ルル ーム 等 指導 要 綱の 運用 に 関す るこ と
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2.環 境保全関係予算
平 成 25 年 度 に お け る 本市 の 環 境 保 全関 係 ( 環 境 課 執行 分 ) 予 算 の 内訳 は 次に 示 すと お り
で ある 。
環境 保 全 関係 予算 内訳 ( 人件 費は 除 く)
( 千円 )
予 算 科 目
報
公 害 対 策 費
予 算 科 目
酬
報 償費
721
85
旅
費
需 用費
役 務費
167
3,788
6,686
使 用料 及
備
品
負担金補助
び 賃借 料
購 入費
及び交付金
3,444
4,389
公 害 対 策 費
公 課費
15,252
合
8
委 託料
20,714
計
55,254
主な 事業 費 内訳
( 公害 対 策費 )
○ 環 境調 査事 業
2 7, 12 8 千円
○ 公 害測 定機 器 等整 備 事業
7, 30 0 千円
○ 千 種川 等水 質 精密 調 査事 業
2, 00 0 千円
○ 大 気汚 染物 質 調査 事 業
57 0 千円
○ 環 境基 本計 画 推進 事 業
1, 76 0 千円
○ 住宅用太陽エネルギー利用機器設置補助事業
15 ,0 0 0千 円
○ 一 般事 務費 等
1, 49 6 千円
環境 保 全 関係 予算 の推 移 (人 件費 は 除く )
(千 円)
年
度
元
予 算総 額 45,417
年
度
10
予 算総 額 50,061
年
度
19
予 算総 額 36,039
2
3
4
5
6
45,551
56,059
92,298
11
12
13
14
15
60,663
78,377
53,610
45,550
20
21
22
41,164
50,824
36,133
7
8
9
51,753
50,271
16
17
18
47,114
45,637
41,379
35,982
23
24
25
57,983
70,793
55,254
74,514 111,133 43,199
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3.環 境保全行政の取り組み
本 市 にお け る 本 格 的 な 環境 行 政 へ の 取り 組 み は 、 昭 和3 0 年 代 に は じま る 重化 学 工業 を 中
心 と し た高 度 成 長 に 伴 う 産業 公 害 に 対 応す る た め 、 昭 和4 6 年 に 「 赤 穂市 環 境保 全 条例 」 を
制 定し たこ と には じま る 。
そ の 後、 昭 和 6 0 年 代 に入 る と 、 環 境に 関 す る 考 え 方の 範 囲 や イ メ ージ は 「都 市 環境 の 安
全 性 」 や「 公 害 の 防 止 」 とい う 枠 か ら 文化 的 ・ 歴 史 的 環境 の 保 全 、 さ らに は 文化 性 や美 観 的
要 素 を 兼備 し た 都 市 環 境 づく り へ と 変 革し 、 こ れ ら に 対応 す る た め 、 従来 か らの 公 害対 策 と
と も に 、 自 然 環 境 の 保 全 や 魅 力 あ る 都 市 景 観 づ く り な どに 取 り 組 む こ と を 目 的と し た 「赤穂
市環境管理計画」を平成元年度に策定した。
し か し 、 社 会の 成 熟 化 が 進む 中 、 環 境 問 題 はこ れ ま で 以上 に 複 雑 化 し 、産 業活 動 のみ な ら
ず 、 市 民生 活 な ど か ら 発 生す る 環 境 負 荷も 大 き く な っ てき て お り 、 地 域だ け の問 題 から 地 球
温 暖 化 など 人 類 そ の も の の生 存 基 盤 を 脅か す 地 球 規 模 での 環 境 問 題 へ と発 展 して き てお り 、
こ れ ら の課 題 の 解 決 の た めに は 、 従 来 の環 境 保 全 の 枠 組み 、 取 り 組 み だけ で は十 分 な対 応 が
図 れな くな っ てき た。
こ れ ら諸 問 題 に 対 処 す るた め 、 国 に おい て は 環 境 保 全に 関 す る 多 様 な施 策 を総 合 的か つ 計
画 的 に 進め て い く た め の 新た な 法 的 枠 組み と し て 「 環 境基 本 法 」 を 制 定し 、 また 大 量生 産 ・
大 量 消 費・ 大 量 廃 棄 に よ って 、 限 界 に 直面 し た 社 会 構 造を 改 め る た め 、循 環 型社 会 形成 推 進
基 本 法 など 6 つ の 環 境 関 連法 を 整 備 し 、地 域 環 境 と 共 生で き る 新 た な 社会 を 築く た めの 取 り
組 みを 推進 し てい る。
こ の よ う な 状況 の な か で 、本 市 に お い て も 環境 基 本 法 制定 の 背 景 及 び 循環 型社 会 形成 推 進
基 本 法 の 制 定 趣 旨 並 び に 「 赤 穂 市 総 合 計 画 ( 平 成 1 2 年 度 策 定 )」 の 趣 旨 等 を 踏 ま え 、 環 境
へ の 負 荷の 少 な い 、 人 と 自然 と が 共 生 する 持 続 的 発 展 が可 能 な 循 環 型 社会 の 構築 に 向け て の
取 り 組 み が 求 め ら れ 、 平 成 1 3 年 3 月 に 「 赤 穂 市 環 境 保 全 基 本 条 例 ( 平 成 元 年 制 定 )」 の 全
部 を改 正し 「 赤穂 市環 境 基本 条 例」 の整 備 を行 った 。
ま た 、地 域 環 境 の あ り 方を 明 示 し 、 環境 に 配 慮 し た 新た な 行 政 の 展 開を 図 るた め に、 本 市
の 自 然 的・ 社 会 的 条 件 に 応じ 、 施 策 を 体系 化 し 、 様 々 な施 策 手 法 を 有 機的 に 組み 合 わせ る と
と も に 、市 民 ・ 事 業 者 ・ 行政 な ど 社 会 の構 成 員 す べ て の自 主 的 な 取 組 と相 互 の協 働 のも と 、
よ り 環 境 へ の 負 荷 が 少 な く 、 人 と 自 然 と が 共 生 し た 持 続 可 能 な 環 境 へ と 進 化 す る た め 、「 赤
穂 市 環 境管 理 計 画 」 を 全 面改 定 し 、 平 成1 3 年 3 月 、 新た に 2 1 世 紀 への ま ちづ く りの 指 針
と なる 「赤 穂 市環 境基 本 計画 」 を策 定し た 。
な お 、地 球 温 暖 化 防 止 に向 け た 新 た な枠 組 み づ く り とな る 「 低 炭 素 社会 の 構築 」 に向 け て
平 成 2 1 年 3 月 に 「 赤 穂 市 低 炭 素 戦 略 2020」( 赤 穂 市 地 球 温 暖 化 対 策 地 域 推 進 計 画 ) を 策 定
す る と と も に 、 こ の 計 画 と の 整 合 性 を 図 る た め 、「 赤 穂 市 環 境 基 本 計 画 」 の 一 部 見 直 し を 行
っ た。
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4.環 境基本計画の概要
こ の 計 画 は 、「 赤 穂 市 環 境 基 本 条 例 」 に 位 置 づ け ら れ た 環 境 行 政 の 基 本 方 針 を 示 す も の で
あ り 、 ま た 、「 赤 穂 市 総 合 計 画 」 に 描 か れ た ま ち づ く り の 基 本 理 念 や 都 市 像 を 環 境 面 か ら 実
現 する ため の もの でも あ り、 本 市の 環境 行 政の 基本 的 指針 と して の性 格 を有 する 。
(1) 本 市が め ざす 都市 イ メー ジ
こ の計 画 は 、 市 民 ・ 事業 者 ・ 市 な ど社 会 の 構 成 員 すべ て の 自 律 と 協働 の もと 、 より 環 境
への 負荷 が 少な く、 人 と自 然 とが 共生 し た持 続可 能 な環 境 へと 進化 す る都 市を め ざす 。
『 環 境進 化都 市 ・赤 穂』
~ 自律 し た市 民・ 事業 者 ・市 が とも に 環境 づく りに 取 り組 む まち ~
(2) 都 市イ メ ージ を実 現 する た めの 基本 目 標
「 環境 進 化都 市・ 赤 穂」 を 実現 する た め次 の5 つ の基 本 目標 に沿 っ て取 り組 み を進 め る。
①
最適 消 費と 健全 な 循環 の まち 〔環 境 への 負荷 の 低減 〕
②
自然 と 共生 する ま ち〔 生 物多 様性 の 維持 〕
③
うる お いと やす ら ぎの あ るま ち〔 多 様で 節度 あ る快 適 さの 確保 〕
④
環境 へ の取 組を 通 じた 活 力の ある ま ち〔 環境 と 産業 と の融 合〕
⑤
環境 に 配慮 した 人 ・社 会 のま ち〔 み んな が環 境 に学 び ・と もに 育 む〕
(3) 対 象と す る環 境の 範 囲
こ の計 画 の対 象と す る環 境 の範 囲は 次 の4 分野 と する 。
分
野
環
境
の
項
目
生 活環 境
大気 質 ・騒 音 ・振 動・ 悪 臭・ 土壌 ・ 廃棄 物 ・有 害化 学 物質 など
自 然環 境
水質 ・ 多様 な 生態 系・ 地 形・ 地質 な ど
快 適環 境
良好 な 景観 ・ 水辺 ・自 然 との ふれ あ い・ 歴 史文 化資 源 など
地 球環 境
地球 温 暖化 ・ オゾ ン層 の 破壊 ・酸 性 雨・ 海 洋汚 染
有害 廃 棄物 の 越境 移動 ・ 森林 の減 少 ・野 生 生物 種の 減 少な ど
(4) 計 画の 期 間
計 画の 期 間 は 、 赤 穂 市総 合 計 画 の 目標 年 次 と の 整 合を 図 る た め 平 成21年 (2009年) 度 か
ら平 成32年 (2020年 ) 度ま で とし ます 。
また 、 社会 情勢 の 変化 ・計 画 の進 捗 状況 等を 踏 まえ 、概 ね 5年 後 に検 証と 見 直し を行 い 、
必要に応じて計画の改定を図ります。なお、平成62年(2050年)を超長期として展望します。
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(5) 重 点的 に 取り 組む こ と
本 計画 に お い て は 、 計画 全 体 を 牽 引( リ ー ド ) す るも の と し て 、 次の 6 つの 重 点テ ー マ
を掲 げて い る。
①
清流 千 種川 のた め に〔 上 流域 との 広 域連 携〕
②
赤穂 式 環境 パー ト ナー シ ップ 〔遠 く まで 見え る 澄ん だ 空〕
③
ぶら り 赤穂 のま ち 〔歩 い て楽 しい ま ちづ くり 〕
④
足下 か らの 地球 温 暖化 対 策〔 協働 の ライ フス タ イル 〕
⑤
赤穂 ゼ ロエ ミッ シ ョン 〔 最少 負荷 の まち へ〕
⑥
太陽 の 恵み をも う 一度 〔 自然 ネル ギ ー利 用文 化 の普 及 〕
重点 施 策テ ー マと 基本 目 標・ 施策 体 系と の 関連
基 本目 標 ・施 策体 系
1 最 適 消 費 2 自 然 と 共 3 うるおいと 4 環境への取 5 環 境 に 配
と 健 全 な 循 生するまち やすらぎのあ 組を通じた活 慮 し た 人 ・
重 点施 策 テー マ
1
清 流 千種 川の た めに
環のまち
◎
るまち
力のあるまち 社会のまち
○
○
-上 流 域と の広 域 連携 -
2
赤 穂 式環 境パ ー トナ ーシ ッ プ登 録
◎
○
○
制度 - 遠く まで 見 える 澄ん だ 空-
3
ぶ ら り赤 穂の ま ち
○
◎
○
-歩 い て楽 しい ま ちづ くり -
4
足 下 から の地 球 温暖 化対 策
◎
○
◎
-協 働 のラ イフ ス タイ ル-
5
赤 穂 ゼロ エミ ッ ショ ン
◎
◎
○
◎
◎
○
-最 少 負荷 のま ち へ-
6
太 陽 の恵 みを も う一 度
-自 然 エネ ルギ ー 利用 文化 の 普及 -
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5.環 境保全に関する普及・啓発
(1) 啓 発活 動 等
環 境 に 関 す る情 報 提 供 及 び 啓発 を 行 う こ とに よ り 市 民 の 理 解と 協 力 を求 め、 環 境保 全 に
対す る意 識 の高 揚を 図 るた め 、各 種広 報 活動 に努 め てい る 。
○
赤穂 こ ども エコ ク ラブ だ より の発 行
(2) 情 報提 供
①
環境 関 連ホ ーム ペ ージ の 開設
環境 基 本 計 画 の 概 要や 環 境 行 政 への 取 り 組 み 、 環境 に 関 す るお 知 らせ 等に つ いて 広 く
市民に周知を図るため、市のホームページにて市における取り組み、こどもエコクラ
ブ の活 動状 況 等の 情報 提 供を 行 って いる 。
②
「赤 穂 の環 境」 の 発行
赤穂 市 生 活 環 境 の 保全 に 関 す る 条例 第 4 条 第 3 項の 規 定 に よ り 、毎 年 、赤 穂 の大 気 、
水 質、 騒 音 等 の 環 境 状況 の 調 査 結 果を は じ め と す る環 境 保 全 対 策 事業 に つい て とり ま と
め た「 赤 穂 の 環 境 」 を発 行 し 、 市 民に 市 の 環 境 状 況や 環 境 施 策 の 概要 に つい て 周知 を 図
っ てい る 。 ま た 、 平 成1 5 年 度 よ り環 境 基 本 計 画 の進 捗 状 況 に つ いて の 年次 報 告も こ の
「 赤穂 の 環境 」で 行 って い る。
③
広報 あ こう によ り 情報 を 提供
広 報あ こ う に お い て、 市 民 に 身 近 な環 境 に 関 す る情 報 を 提 供 す るた め 、 赤 穂 の環 境 の
概 要な ど の情 報提 供 を行 っ てい る。
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6.環 境審議会
良 好 な環 境 の 保 全 及 び 創造 の た め の 基本 施 策 に つ い て審 議 を 行 う 市 長の 諮 問機 関 であ り 、
赤 穂 市 環境 基 本 条 例 ( 平 成1 3 年 赤 穂 市条 例 第 1 2 条 )第 1 9 条 の 規 定に 基 づく 「 赤穂 市
環 境審 議会 規 則」( 平成 13 年 赤穂 市 規則 第9 号 )に より 組 織運 営 して いる 。
なお 、平 成 25 年度 に おけ る 会議 の開 催 状況 は次 の とお り であ る。
環 境審 議 会開 催状 況
会
議
開
催
日
会
平 成 26 年2 月 5日
議
内
容
(1)平 成 25 年度 版 「赤 穂の 環 境」 の 概要 につ い て
(2)P M 2. 5( 微 小粒 子状 物 質) に つい て
(3)住 宅 用太 陽エ ネ ルギ ー利 用 機器 設 置補 助事 業 につ いて
(4)産 業 廃 棄 物 最 終 処分 場 ( 管 理 型 )の 設 置 計 画 概要 に つ い
て
7.公 害等紛争調整委員会
公 害 等生 活 環 境 に 係 る 紛争 の 円 滑 な 調整 解 決 を 図 る ため 、 赤 穂 市 生 活環 境 の保 全 に関 す る
条 例 ( 平成 元 年 赤 穂 市 条 例第 1 5 号 ) 第7 0 条 の 規 定 に基 づ き 「 赤 穂 市公 害 等紛 争 調整 委 員
会 規則 」(平 成元 年 赤穂 市規 則 第2 9 号) を制 定 し、 これ に より 組 織運 営し て いる 。
平成 25 年 度に おい て は、 当 委員 会に 対 し調 整申 立 の要 請 はな かっ た 。
なお 、会 議 の開 催状 況 は次 の とお りで あ る。
公 害等 紛 争調 整委 員会 開 催状 況
会 議 開 催 日
平 成 26 年3 月 14 日
会
議
内
容
(1)平成 25 年 度版 「赤 穂 の環 境 」の 概要 に つい て
(2)平成 25 年 度公 害苦 情 の概 要 につ いて
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赤穂 市環 境審 議 会委 員 名簿
委 嘱 区 分
学 識 経 験
者
市
員
議
会
議
市民組織の代表者
産 業 界 の 代 表 者
公
募
市
民
関係 行政 機 関の 職員
市
関
係
職
員
( 注 )◎ 印は 会 長
(平 成2 6 年3 月3 1 日現 在 )
委
員
名
太 田 洋 一( 赤穂 市 医師 会 会長 )
赤 井 高 之( 相生 ・ 赤穂 市 郡歯 科医 師 会赤 穂支 部 長)
寺 田 晋 一 郎( 赤相 薬 剤師 会 赤穂 部会 長 )
堀 田 品 子( ひょ う ご森 の イン スト ラ クタ ー)
○ 東 南 公 雄((公社)赤穂市シルバー人材センター理事長)
木 下
守
家 入 時 治
土 遠 孝 昌
山 田 昌 弘
木 村 音 彦( 赤穂 市 自治 会 連合 会会 長 )
◎ 萬 代 新 一 郎( 赤穂 市 自治 会 連合 会副 会 長)
中 村 文 代( 赤穂 市 消費 者 協会 会長 )
宮 本 孝 典( 赤穂 労 働者 福 祉協 議会 会 長)
寺 田 祐 三( 赤穂 商 工会 議 所副 会頭 )
榊
敏 ( 赤穂 市 農業 委 員会 会長 )
平 田 一 典( 赤穂 市 漁業 協 同組 合参 事 )
上 田 昌 弘( 主要 企 業環 境 保全 協議 会 会長 )
霜 野 昭 徳( 赤穂 青 年会 議 所未 来拡 大 室長 )
牟 禮 宗 弘
大 久 保
修
鷲 見
宏( 赤穂 健 康福 祉 事務 所長 )
糟 谷 昌 俊( 光都 土 木事 務 所長 )
菅 原
健( 光都 農 林水 産 振興 事務 所 長)
神 田 泰 宏( 西播 磨 県民 局 県民 室環 境 参事 )
西 野 秀 夫( 赤穂 警 察署 長 )
明 石 元 秀( 副市 長 )
小 野 成 樹( 市民 病 院院 長 )
西 中 克 典( 消防 長 )
○ 印 は副 会長
公 害等 紛 争調 整委 員会 委 員名 簿
( 平成 26 年 3月 31 日 現在 )
区
分
委 員 長
氏
菅 野
名
新 治
職 務代 理者
多
田
憲
子
委
東
南
公
雄
〃
仙
丸
〃
清
山
〃
沖
〃
住
員
所
区
委
氏
今 井
名
眞 治
〃
坂
本
光
義
〃
山
本
達
也
寛
〃
神
吉
美 千子
〃
金
尾
宗
悟
知
道
〃
小
椋
孝
子
知
之
- 11 -
分
員
實
8.環 境保全協定の締結
(1) 環 境保 全 協定 の推 移
本 市に お い て は 、 昭 和4 4 年 度 か ら行 政 指 導 の 立 場で 、 公 害 防 止 協定 の 締結 を 進め て き
た が 、昭 和 4 6 年 1 0 月以 降 は 、 赤 穂市 環 境 保 全 条 例( 昭 和 4 6 年 条例 第 35 号 )の 規 定
に よ って 、 公 害 発 生 要 素の 高 い 企 業 を対 象 に 市 と の 公害 防 止 協 定 の 締結 を 義務 づ けし た 。
そ の後 、 昭 和 4 8 年 4月 2 7 日 、 市内 主 要 企 業 1 8工 場 を 対 象 に 、改 め て県 ・ 市・ 企 業
の三 者間 に おい て地 域 ぐる み の公 害防 止 協定 を締 結 した 。
更 に 、 NOx 対 策 の 強 化 及 び 総 排 出 量 規 制 の 徹 底 等 本 格 的 な 対 策 を 推 進 す る た め 、 昭 和
5 1 年6 月 に 全 面 改 定 を行 っ た が 、 昭和 5 9 年 6 月 1日 に は 、 こ れ ら協 定 の全 面 的な 見 直
し改 定を 行 い、 名称 も 環境 保 全協 定と 改 めた 。
し かし 、 近 年 の 環 境 問題 の 変 化 に 対応 す る た め 、 地球 環 境 問 題 、 循環 型 社会 の 形成 、 化
学 物 質対 策 な ど の 法 整 備も 行 わ れ 、 協定 に お い て も 新た な 対 応 が 求 めら れ てい る こと か ら
見 直 しの 必 要 性 が 生 じ 、主 要 企 業 に つい て は 平 成 1 7年 度 に 自 主 的 な環 境 保全 活 動等 新 た
な枠組みを取り入れた見直しを行い 、平成19年度、平成20年度には環境管理の徹底
や違 反時 の 措置 強化 等 につ い ての 協定 内 容の 見直 し を行 い 、協 定改 定 を行 った 。
そ の ほ か 中 小企 業 で は 、 公 害発 生 要 素 の 高い 化 学 工 業 、 生 コン 製 造 業、 採石 事 業場 、 養
鶏 事 業場 、 ゴ ル フ 場 と も公 害 防 止 協 定を 締 結 し て お り、 平 成 2 0 年 度に は 採石 事 業場 、 養
鶏事 業場 に つい て内 容 を見 直 し協 定改 定 を行 った 。
な お現 在 、協 定を 締 結し て いる 主要 企 業及 び中 小 企業 は 31 事業 所 とな って い る。
(2) 主 要企 業 の環 境保 全 協定 の 見直 し
主 要企 業 と の 環 境 保 全協 定 に つ い ては 、 各 事 業 所 にお け る 施 設 の 現状 を 踏ま え 、ま た 地
球 温 暖化 対 策 や 情 報 公 開へ の 対 応 等 新た な 課 題 に 対 応す る た め 、 事 業所 個 別の 協 定値 見 直
しを 含め た 協定 改定 を 平成 1 7年 度に 行 った 。
平 成1 9 年 度 に は 協 定締 結 事 業 所 に対 し て 環 境 保 全意 識 の 向 上 を 図る た め、 改 めて 環 境
管理 の徹 底 を促 し、 協 定違 反 時の 措置 の 強化 する 等 協定 内 容の 見直 し を行 った 。
ま た平 成 2 0 年 度 に は、 協 定 締 結 後年 数 が 経 過 し 事業 所 に お け る 操業 や 施設 の 状況 等 が
協定 締結 時 と変 更を 生 じて い る事 業所 に つい て協 定 内容 の 見直 し改 定 を行 った 。
(3) 今 後の 動 向な ど
主 要 企 業 の環 境 保 全 協 定の 改 定 に つ い て は平 成 1 7 年度 及 び 平 成 1 9年 度に 行 い、 ま た
平 成 20 年 度 に は 、 協 定締 結 時 の 操 業状 態 や 施 設 の 状況 等 が 大 き く 様変 わ りし た 事業 所 に
つい て協 定 の見 直し を 行っ た が、 今後 も 引き 続き 必 要に 応 じて 協定 見 直し の検 討 を進 め る。
な お、 環 境 保 全 協 定 (一 部 公 害 防 止協 定 も 含 む ) では 、 工 場 等 の 施設 変 更等 を 行お う と
す る 場合 、 市 へ の 事 前 協議 を 規 定 し てお り 、 平 成 2 5年 度 の 事 前 協 議は 3 1件 で あっ た 。
- 12 -
環境 保全 協定 等 の締 結 工場
(平 成 26 年3 月 31 日 )
区
分
工
場
等
の
名
称
業
㈱豊工業所赤穂砕石所(第1工場及び第2工場)
定 締結 工 場等
金 田 砕石 (有)
〃
〃
奥 村 組土 木興 業 ㈱
〃
〃
兵 庫 奥栄 建設 ㈱
〃
〃
大 和 紡績 ㈱
石
締結 年月 日
市との二者協
(1 7 )
採
種
ゴ ル フ場
ユ ニ チカ 赤穂 開 発㈱
〃
21. 2.25 改 定
2. 1.29 改 定
2. 1.29
和 光 純薬 工業 ㈱
牧
タ テ ホ化 学工 業 ㈱有 年 工場
化 学 工業
57. 5.31 改 定
赤 穂 生コ ン㈱
生 コ ン製 造業
52. 6.29
ア グ ロケ ミテ ッ ク㈱ 赤 穂工 場
化 学 工業
〃
千 種 工業 ㈱
土 石 製品 製造 業
〃
㈱ デ イリ ーエ ッ グ有 年 農場
養鶏業
21. 2.25 改 定
ア ー ス製 薬㈱
化 学 工業
20. 3.25 改 定
赤 穂 ロー プ㈱
金 属 製品 製造 業
〃
㈱ カ ンペ 赤穂
塗 料 製造 業
〃
㈱ MORESCO 赤 穂工 場
潤 滑 油製 造業
〃
和 光 純薬 工業 ㈱ 播磨 工 場
化 学 工業
〃
県・市との三
赤 穂 化成 ㈱
化 学 工業
20. 3.25 改 定
者協定締結工
関 西 電力 ㈱赤 穂 発電 所
電気業
20.12.25 改 定
場
黒 崎 播磨 ㈱赤 穂 工場
窯
20. 3.25 改 定
高 周波熱錬㈱製品事 業部赤穂工場
金 属 製品 製造 業
〃
品 川 リフ ラク ト リー ズ ㈱赤 穂工 場
窯
業
〃
住 友 大阪 セメ ン ト㈱ 赤 穂工 場
窯
業
〃
正 同 化学 工業 ㈱ 赤穂 工 場
化 学 工業
〃
太 陽 鉱工 ㈱赤 穂 工場
非 鉄 金属 精錬 業
〃
タ テ ホ化 学工 業 ㈱
化 学 工業
〃
DSL ジ ャ パン ㈱ 赤穂 工場
化 学 工業
〃
㈱ 日 本海 水赤 穂 工場
製塩業
〃
三 菱電機㈱系統変電 システム製作所赤穂 工場
電気 機械器具製造業
〃
ユ ニ チカ ㈱坂 越 事業 所
繊 維 工業
〃
ロ ザ イ工 業㈱ 赤 穂工 場
窯
〃
(1 4 )
場
業
業
62.10. 3 改 定
※高砂菱光コンクリート工業㈱赤穂 工場(S52.6.29締結):事業所閉鎖に伴い 平成26年3月31日に廃止
- 13 -
9.赤 穂市内主要企業環境保全協議会
本 市 で は 、 市 内企 業 に 対 す る 公害 防 止 対 策 指導 の 円 滑 化 を 図 るた め 、 各事 業者 の 理解 を 得
て 、 昭 和4 5 年 に 企 業 の 公害 防 止 担 当 者を 構 成 員 と す る「 赤 穂 市 主 要 企業 公 害担 当 者会 議 」
を 設置 した 。
昭 和 4 9 年 に至 っ て 、 地 域ぐ る み の 公 害 防 止協 定 の 締 結を 機 会 に 、 企 業と して の 公害 防 止
に 対 す る責 任 体 制 を よ り 明確 に す る た め、 会 議 構 成 員 を各 企 業 の 公 害 防止 管 理者 等 へ改 め る
と と も に、 組 織 機 能 の 充 実に よ る 自 主 運営 を 進 め る た め事 務 局 を 赤 穂 商工 会 議所 に 置い た 。
更 に 、 昭 和 60 年 に 、 環 境保 全 に 関 す る 社 会的 要 求 を 尊重 し 、 清 潔 で 健康 な都 市 づく り に
寄 与 す るた め 、 公 害 防 止 対策 の 一 層 の 強化 と 環 境 保 全 の自 主 的 な 推 進 を図 る こと を 目的 に 、
会 議の 名称 を 赤穂 市内 主 要企 業 環境 保全 協 議会 と改 め るな ど 整備 が行 わ れた 。
現 在 、 県 ・ 市と 環 境 保 全 協定 を 締 結 し て い る企 業 な ど 21 社 が 加 入 し 、事 業の 推 進に 努 め
て い る が、 市 と し て も 当 該協 議 会 に 対 する 公 害 対 策 、 環境 保 全 に つ い ての 指 導や 活 動の 円 滑
な 推進 のた め の協 力や 必 要な ア ドバ イス を 行っ てい る 。
な お 、 当 該 協 議会 で は 、 昭 和 49 年 以 降 地 域の 環 境 美 化 対 策 と快 適 な 環境 づく り のた め 、
環 境 美 化月 間 協 賛 行 事 と して 各 種 事 業 を継 続 実 施 さ れ てお り 、 平 成 2 5年 度 には 企 業内 に お
け る環 境保 全 活動 の事 例 研修 、 先進 企業 視 察の 事業 も 実施 し てい る。
赤穂 市 内 主要 企業 環境 保 全協 議会 会 員企 業
(平 成26年 3月 31日現 在)
ア
ー
赤
ス
穂
赤
穂
製
化
ロ
薬
成
ー
プ
㈱
タ
テ
ホ
化
学
工
業
㈱
㈱
D S L . ジ ャ パ ン ㈱ 赤 穂 工 場
㈱
㈱ 日 本 海 水
赤 穂 工 場
M O R E S C O 赤 穂 工 場
関 西 電 力 ㈱ 赤 穂 発 電 所
㈱
黒
三菱電機㈱系統変電システム製作所赤穂工場
崎
播
磨
㈱
赤
穂
工
場
高 周 波 熱 錬 ㈱ 赤 穂 工 場
桃
品川リフラクトリーズ㈱赤穂工場
ユ ニ チ カ ㈱ 坂 越 事 業 所
ジ オ マ テ ッ ク ㈱ 赤 穂 工 場
㈱ 吉 野 工 業 所 赤 穂 工 場
住友大阪セメント㈱赤穂工場
ロ ザ イ 工 業 ㈱ 赤 穂 工 場
正 同 化 学 工 業 ㈱ 赤 穂 工 場
和 光 純 薬 工 業 ㈱ 播 磨 工 場
太
陽
鉱
工
㈱
赤
穂
工
場
- 14 -
井
製
網
㈱
赤
穂
工
場
10. 市内環境調査及び立入り調査実施状況
(1) 環 境調 査
本 市 に お い て は 、 昭 和 3 9 年 に PbO 2 法 に よ る 硫 黄 酸 化 物 濃 度 、 デ ポ ジ ッ ト ゲ ー ジ 法 に
よ る 降下 ば い じ ん の 環 境調 査 を 開 始 した が 、 以 降 逐 年監 視 体 制 の 整 備を 図 り現 在 では 、 次
に 示 すと お り 国 の 環 境 基準 の 適 合 実 態の 確 認 を 中 心 に広 く 環 境 の 状 況に つ いて 継 続的 に 調
査を 実施 し てい る。
環 境 調 査 実 施 状 況
区
分
測 定 対 象
測
定
地
点
硫 黄酸 化物
加 里 屋( 市 役 所 ) ・塩屋 ・尾崎 ・坂 越 ・
( 導電 率法 )
天 和 ・大 津 ・高 雄 ・有 年 ・西 有 年 ( 自 排
地点数
備
考
9
連続 測 定
局)
窒 素酸 化物
〃
9
〃
浮 遊粒 子状 物 質
〃
9
〃
微 小粒 子状 物 質
加 里屋 (市 役 所))
1
〃
大 気汚 染
光 化学 オキシダント
加 里屋 (市 役 所) ・有年
2
〃
関
風 向・ 風速
加 里 屋( 市 役 所 ) ・千鳥 ・塩屋 ・尾 崎 ・
10
〃
1
〃
10
常時 測 定
13
年 4回 (5,9,
係
坂 越 ・天 和 ・大 津 ・高 雄 ・有 年 ・西 有 年
( 自排 局)
気象
有年
降 下ば いじ ん
加 里 屋( 市 役 所 ) ・千鳥 ・塩屋 ・尾 崎 ・
坂 越・折 方・天 和・大 津・高 雄・有 年
河 川水 質
水 質汚 濁
関
係
千種川5・長谷川1・新川1・加里屋川2
大 津川 2・塩 屋川 1・矢 野 川1
海 域水 質
地 先海 域一 円
1,2月 )
11
年4回 (6,9,
12,2月 )
騒 音関 係
自動車騒音常時監視
幹 線道 路沿 線
- 15 -
3
年1回 (1月)
(2) 立 入調 査
公 害関 係 法 令 や環 境 保 全 ( 公 害防 止 ) 協 定 規 定事 項 の 適 正 な執 行 確 保及 び公 害 関係 施 設
や 管 理組 織 体 制 の 整 備 等に つ い て の 指導 を 目 的 に 、 定期 的 に あ る い は随 時 、工 場 ・事 業 場
への 立入 調 査を 行っ て いる 。 主た る立 入 検査 状況 は 次の と おり であ る 。
工 場排 水検 査
延
9 7件
使 用燃 料中 硫 黄分 検 査
延
1 3件
工 事完 成認 定 検査
延
3 5件
帳 簿書 類等 確 認検 査
延
1 9件
苦 情立 入調 査
延
1 2件
総 合パ トロ - ル
延
4 7件
ま た、 特 定 建 設 作 業 現場 及 び 特 定 開発 事 業 現 場 に つい て は 必 要 に 応じ 立 入調 査 を実 施 す
る と と も に 、一 般 環 境 状 況確 認 の た め 環 境 パト ロ - ル や、 空 地 の 管 理 状況 調査 等 も随 時 実
施し てい る 。
①
市内 工 場立 入調 査
環境 保 全 協 定に 基 づ き 工 場 等に 汚 染 物 質 排 出量 ・ 濃 度 に つい て 自 主測 定を 義 務づ け る
と とも に 、 測 定 結 果 の報 告 を 求 め てい る が 、 こ れ ら測 定 結 果 の 報 告内 容 につ い て協 定 値
超 過の 有 無 に つ い て 書類 審 査 す る とと も に 、 工 場 に立 入 を 行 い 生 産施 設 の実 態 及び 公 害
防 止対 策 施 設 の 管 理 状況 、 そ の 他 工場 等 の 環 境 美 化対 策 等 に つ い て調 査 を行 っ た。 そ の
結 果、 法 令基 準及 び 環境 保 全協 定の 基 準に 適合 し た良 好 な状 況で あ った 。
②
市内 工 場排 水検 査 結果
公 共 用 水域 の 水 質 保 全対 策 と し て 、 公 共下 水 道 や 農業 集 落 排 水 施 設の 整備 を 促進 す る
傍 ら、 工 場 等 に 対 し ては 水 質 汚 濁 防止 法 、 瀬 戸 内 海環 境 保 全 特 別 措置 法 等法 令 に基 づ く
規 制を は じ め 、 市 の 「生 活 環 境 条 例」 や 環 境 保 全 協定 等 に よ り 排 水規 制 の強 化 、徹 底 を
行 って き てい ると こ ろで あ る。
主 要 工 場に つ い て は 、環 境 保 全 協 定 に より 、 工 場 排水 の 自 主 測 定 と県 ・市 へ の報 告 を
義 務づ け てい る。
平 成 2 5年 度 に お い ての 工 場 排 水 の 一 斉立 入 調 査 結果 ( 一 般 項 目 )に つい て は、 次 表
に 示す と お り で あ り 、法 令 基 準 及 び環 境 保 全 協 定 の基 準 に 全 て の 工場 に おい て 適合 が 認
め られ た 。
- 16 -
工場排水調査結果
項目 工場名
採水
時刻
年月日
H25.5.21
アース製薬㈱
H25.7.31
赤穂本部赤穂工場
H26.1.16
H26.3.19
H25.5.21
アース製薬㈱
H25.7.31
赤穂本部坂越工場
H26.1.16
H26.3.19
H25.5.21
H25.7.31
赤穂化成(株)
H26.1.16
H26.3.19
H25.5.21
H25.7.31
赤穂ロープ(株)
H26.1.16
H26.3.19
H25.5.23
H25.8.1
関西電力㈱赤穂発電所
H25.12.17
H26.3.19
H25.5.23
黒崎播磨㈱赤穂工場
H25.8.1
H26.3.4
H25.5.21
H25.7.31
高周波熱錬㈱赤穂工場
H26.1.16
H26.3.19
H25.5.21
住友大阪セメント㈱
H25.8.1
赤穂工場
H25.12.17
H26.3.4
H25.5.23
H25.7.31
正同化学工業㈱赤穂工場
H25.12.17
H26.3.4
H25.5.23
H25.7.31
正同化学工業㈱西沖工場
H25.12.17
H26.3.4
H25.5.23
H25.8.1
太陽鉱工㈱赤穂工場
H26.1.16
H26.3.19
水温
pH
℃
10:51
10:54
11:07
10:50
10:27
10:27
10:43
10:31
10:14
10:13
10:25
10:16
10:05
10:01
10:14
10:08
10:30
10:35
10:39
11:28
9:12
9:11
9:20
9:26
9:20
9:33
9:29
10:55
9:54
10:09
10:12
11:12
11:28
11:09
10:52
11:21
11:20
11:17
11:00
10:58
11:07
11:47
11:48
23.9
29.9
14.1
16.8
21.8
28.9
7.1
11.0
26.4
30.7
20.4
22.0
20.3
28.1
5.9
12.5
24.0
33.7
13.6
16.5
18.5
25.8
7.5
27.8
30.5
26.8
26.0
30.5
33.1
25.2
14.9
23.8
30.9
20.5
19.0
25.0
27.0
18.0
20.7
22.8
23.2
12.8
19.5
- 17 -
7.2
6.4
6.8
6.7
7.3
7.1
7.7
7.7
8.0
7.8
6.9
7.1
7.3
6.9
7.3
7.0
7.0
6.8
6.9
7.6
7.9
7.5
7.7
7.5
7.3
7.8
7.6
8.1
7.8
8.1
7.9
8.0
7.9
7.9
7.9
8.0
7.7
7.6
8.1
7.7
7.8
7.6
8.1
SS
COD
大腸菌群数
mg/L
mg/L
個/cm3
5
<1
9
<1
6
7
4
1
13
8
2
1
<1
4
<1
3
<1
1
<1
1
<1
5
1
<1
1
<1
1
4
3
<1
4
<1
<1
1
4
1
2
<1
3
<1
<1
<1
4.3
4.8
13.3
7.6
6.2
7.4
6.6
7.0
3.8
5.2
3.5
6.8
3.2
2.3
2.6
1.2
1.4
1.8
1.6
1.7
4.2
4.3
3.8
0.8
0.5
1.9
0.8
1.9
1.9
1.8
1.2
1.3
1.3
0.9
1.9
1.3
1.6
2.4
0.7
1.3
1.3
1.7
2.5
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
備考
項目 工場名
採水
年月日
H25.5.23
H25.8.1
H26.1.16
H26.3.19
H25.5.21
DSL.ジャパン(株)
H25.8.1
赤穂工場
H25.12.17
H26.3.4
H25.5.21
H25.7.31
(株)日本海水赤穂工場
H26.1.16
H26.3.4
H25.5.23
H25.8.1
㈱カンペ赤穂
H25.12.17
H26.3.4
H25.5.30
H25.8.5
㈱MORESCO赤穂工場
H25.12.17
H26.3.28
H25.5.23
三菱電機㈱系統変電
H25.8.1
システム製作所赤穂工場 H25.12.17
H26.3.4
H25.5.21
H25.7.31
ユニチカ㈱坂越事業所
H26.1.16
H26.3.19
H25.5.23
和光純薬工業㈱
H25.8.1
播磨工場
H25.12.17
H26.3.4
H25.5.21
クマモト食品工業㈱
H25.7.31
赤穂工場
H26.1.22
H26.3.19
タテホ化学工業㈱
本社工場
時刻
水温
pH
℃
10:02
10:03
11:22
11:11
11:15
10:49
10:53
10:36
11:08
11:04
11:32
10:29
10:12
10:17
10:20
10:23
10:00
9:54
9:43
9:32
9:23
9:26
9:29
9:31
9:50
9:45
9:55
9:53
9:49
9:43
9:59
10:04
9:17
9:10
9:01
9:19
41.6
42.8
37.0
36.0
35.8
33.0
35.8
32.6
24.2
30.5
14.8
10.4
24.9
30.1
14.9
15.0
20.0
27.4
11.8
12.5
21.9
29.3
10.3
11.3
26.5
30.9
10.1
15.5
21.1
28.8
10.1
10.0
20.9
26.6
3.9
8.5
- 18 -
7.5
7.1
7.3
7.7
8.0
7.9
8.3
8.4
7.5
7.1
7.8
8.4
7.6
7.4
7.4
7.7
8.0
7.1
7.3
7.4
7.6
7.3
7.8
7.7
7.3
7.1
8.2
7.5
7.5
7.5
6.7
7.7
7.4
7.2
8.3
7.6
SS
COD
大腸菌群数
mg/L
mg/L
個/cm
18
4
8
7
3
<1
2
<1
4
3
2
10
4
4
<1
1
2
1
5
1
2
<1
<1
1
1
<1
2
3
4
<1
<1
<1
8
<1
45
32
4.0
3.8
9.6
5.8
4.2
3.0
2.7
4.7
3.0
3.9
3.0
4.2
5.6
7.6
8.1
9.8
10.8
12.0
6.3
6.2
3.8
4.2
2.0
3.2
4.1
4.8
6.4
12.0
2.3
2.1
1.8
1.9
10.0
6.7
21.6
17.6
備考
3
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
BOD 7.5
BOD 14.6
BOD 4.4
BOD 15.9
BOD 4.0
BOD 5.9
BOD 15.2
BOD 0.4
③
市 内工 場 使用 燃料 中 硫黄 分 検査 結果
大 気 汚 染物 質 排 出 量 の低 減 を 進 め る た め、 兵 庫 県 環境 の 保 全 と 創 造に 関す る 条例 や 市
の 生活 環 境 条 例 、 環 境保 全 協 定 に より 規 制 強 化 を 図っ て き た 。 近 年、 工 場に お ける 低 硫
黄 燃料 の 使 用 及 び 燃 料使 用 量 の 減 少に 伴 い 燃 料 の 燃焼 に 伴 う 硫 黄 酸化 物 の排 出 量は 大 幅
に 減少 し てき た。
平 成 2 5年 度 に お い て主 要 工 場 に お け る使 用 燃 料 中硫 黄 分 の 実 態 確認 のた め 一斉 立 入
調 査を 実 施 し た が 、 これ ら 調 査 結 果は 次 表 に 示 す とお り 県 条 例 の 基準 及 び環 境 保全 協 定
の 基準 を 大幅 に下 ま わる 良 好な 状況 で あっ た。
工場 等 の使 用燃 料 中の 硫黄 分分 析 結果
工 場 名
採 取
年月日
燃料の
種 類
測定値
S分(%)
工 場 名
採 取
年月日
燃料の
種 類
測定値
S分(%)
アース製薬㈱
坂越工場
H26.1.21
A
0.09
正同化学工業㈱
赤穂工場
H26.1.21
A
0.08
赤穂化成㈱
H26.1.21
A
0.06
C
2.38
PC
5.45
㈱日本海水
赤穂工場
関西電力㈱
赤穂発電所
黒崎播磨㈱
赤穂工場
住友大阪セメント㈱
赤穂工場
H26.1.20
原油(1U)
0.38
原油(2U)
0.38
㈱MORESCO
赤穂工場
H26.1.17
A
0.06
A
0.07
和光純薬工業㈱
播磨工場
H26.1.24
A
0.09
C
1.31
クマモト食品㈱
H26.1.24
A
0.08
石炭
0.36
H26.1.20
H26.1.17
H26.1.23
- 19 -
11. 環境関係法令等に基づく届出状況
(1) 赤 穂市 生 活環 境の 保 全に 関 する 条例 関 係
赤 穂市 生 活 環 境の 保 全 に 関 す る条 例 ( 平 成 元 年条 例 第 1 5 号) で は 、指 定工 場 等及 び 指
定 家 畜飼 養 施 設 に 関 し 、許 可 申 請 等 の義 務 づ け 等 の 規定 を 設 け て い る。 平 成2 5 年度 に お
け る 工場 ・ 事 業 場 の 新 規設 置 は 6 件 であ り 、 既 設 工 場・ 事 業 場 に お ける 生 産設 備 およ び 公
害対 策施 設 の更 新等 変 更に 係 るも のは 3 9件 であ っ た。
ま た、 同 条 例 で は 、 一定 規 模 以 上 の用 地 の 造 成 等 の事 業 を 行 お う とす る 場合 の 事前 届 出
制 も 設け て い る が 、 平 成2 5 年 度 の 届出 件 数 は 1 3 件で あ っ た 。 こ れら 許 可等 の 状況 に つ
いて は次 表 のと おり で ある 。
生活 環 境条 例適 用 対象 事業 所 数一 覧
( 平成 26年3月 31日 現 在累 計)
区
分
工
設 置許 可申 請
変 更許 可 申請
場
213 ( 3)
1,010(37)
場
465 ( 3)
135 ( 2)
家 畜 飼養 施設
44 ( 0)
16 ( 0)
計
722 ( 6)
1,161(39)
事
注1
業
(
)内 は 平成 2 5年 度申 請 件数
2
設 置 許可 申 請に は既 設 届を 含む
3
家 畜 飼養 施 設は 届出
設 置 ・変 更 許可 申請 の 内訳
届
工
出
内
新
件
数
設
3
設
3
生 産 設 備 等 の 増 設
11
公 害 対 策 施 設 の 増 設
2
生 産 施 設 の 更 新 等 変 更
8
そ の 他付 帯施 設 の更 新 等変 更
18
事
場
容
業
場
新
特定 開 発事 業実 施 届出 の内 訳
届
出
内
容
件
用 地 の造 成等 に 関す る もの
数
3
建築物・工作物の設置等に関するもの
- 20 -
10
(2) 赤 穂市 レ ンタ ルル ー ム等 施 設の 建築 等 の規 制に 関 する 指 導要 綱関 係
赤 穂市 レ ン タ ル ル ー ム等 施 設 の 建 築等 の 規 制 に 関 する 指 導 要 綱 ( 平成 2 年1 0 月1 日 訓
令 甲 第2 5 号 ) に お い ては 、 レ ン タ ルル ー ム 類 似 施 設、 パ チ ン コ 店 及び ゲ ーム セ ンタ ー の
建 築 等に 関 し 必 要 な 指 導を 行 う た め 、事 前 協 議 を 義 務づ け て い る が 、平 成 25 年 度に つ い
ては 事前 協 議は 無か っ た。
(3) そ の他 公 害関 係法 令
公 害関 係 法 令 のう ち 本 市 に お いて は 、 騒 音 規 制法 、 振 動 規 制法 及 び 悪臭 防止 法 の規 定 に
基 づ く 届 出 の 受理 並 び に 兵 庫 県環 境 の 保 全 と創 造 に 関 す る 条 例の 規 定 に基 づく 騒 音、 振 動
及 び 悪臭 に 係 る 届 出 の 受理 、 ば い 煙 、粉 じ ん 、 汚 水 に係 る 届 出 の 経 由に 関 する 事 務を 行 っ
てい る。
こ れら 平 成2 5年 度 の届 出 等の 内訳 は 、次 表の と おり で ある 。
①
兵庫 県 条例 に基 づ く特 定 施設 数
区分 \ 種 類
設
置
施設等変更
廃
止
施設 数 (累 計 )
②
ば い煙
13
0
2
109
粉じ ん
6
2
9
637
汚
水
1
1
0
57
騒
音
27
2
13
1,147
振
動
0
0
0
58
悪
臭
0
0
0
5
合
計
47
5
24
2,013
関係 法 令に 基づ く 特定 施 設数
種類
区分
設
大気汚染
防 止 法
騒 音
規制 法
水質汚濁
瀬 戸内 法
防 止 法
振 動 ダイオキシン 類
規制 法 対策特別措置 法
合
計
置
3
11
7
36
12
0
69
施設等変更
14
0
6
12
1
0
33
廃
止
11
6
10
28
11
0
66
施 設数 (累計 )
564
306
416
1,630
618
5
3,539
③
特定 建 設作 業の 実 施届
種 類
くい打
機等を
使用す
る作業
さ く岩
機 を使
用 する
作業
空 気圧
縮 機を
使 用す
る 作業
舗装 版
破砕 機
を使 用
する作 業
ブレ ー
カー を
使用 す
る作 業
兵庫 県条
例に よる
もの
4
0
0
0
0
騒音 規制
法に よる
もの
8
40
5
振動 規制
法に よる
もの
3
区 分
バック
ホウを
使用す
る作業
1
0
36
- 21 -
トラクターシ
ョベルを
使用す
る作業
0
ブルドー
ザーを
使用す
る作業
掘 削機
を 使用
す る作
業
解 体作
業 又は
破 壊作
業
137
3
4
合
計
144
58
0
39
④
瀬 戸内 海環 境 保全 特別 措 置法 に 基づ く許 可 申請 等
区分
特定 施設 設
特 定 施設 構造 等
特定施設使
代表 者 氏
特定施設
置許 可申 請
変 更 許可 申請
用 変更 届 出
名変 更 届
用廃 止 届
件数
⑤
2
3
1
3
承継 届
6
1
環境 保 全協 定等 に 基づ く 事前 協議 件 数
区
分
件
数
大
気
ば い 煙
粉 じ ん
1
3
水
質
騒音 ・ 振動
5
3
産
廃
0
そ の他
19
合
計
31
(4) そ の他 届 出等
①
汚染 物 質等 測定 結 果報 告
県 ・ 市 又は 市 と の 間 で環 境 保 全 協 定 を 締結 し て い る工 場 等 に つ い ては 汚染 物 質排 出 量
・ 濃度 等 に つ い て の 自主 測 定 を 義 務づ け て お り 、 法令 の 規 定 に 基 づく こ れら 測 定結 果 と
あ わせ 半 期毎 に年 2 回の 報 告を 求め て いる 。
②
光化 学 スモ ッグ 緊 急時 対 策削 減計 画 書・ 報告 書
兵 庫 県 広域 大 気 汚 染 緊急 時 対 策 実 施 要 綱に 基 づ き 、緊 急 時 対 策 措 置要 請対 象 工場 1 7
社 から は 、 光 化学 ス モ ッ グ 予 報発 令 時 等 の 燃 料使 用 量 削 減 等の 対 応 策に つい て 事前 に 計
画 書の 提 出を 求め て いる 。 また 、広 報 等の 発令 及 び解 除 の通 報は 県 環境 影響 評 価室 か ら、
市 及び 対 象 工 場 に フ ァク シ ミ リ を 主体 と し た 連 絡 網に よ り 行 っ て いる 。 なお 、 発令 時 の
燃 料使 用 量削 減等 の 確認 に つい ては 、 削減 措置 状 況の 報 告を 求め て いる 。
- 22 -
12. 公害苦情の状況
(1) 公 害等 苦 情の 処理 状 況
平 成2 5 年度 に市 民 から 申 し出 のあ っ た公 害等 に 関す る 苦情 は1 2 件で あっ た 。
事 業所 に おけ る焼 却 炉か ら の煙 や個 人 所有 地で の 野外 焼 却等 に関 す る苦 情の 申 出が 多 く、
発生 源の 特 定が 困難 な 騒音 に 関す る苦 情 の申 出も あ った 。 それ ぞれ の 苦情 内容 に つい て は、
発 生 源に 対 す る 対 策 の 指導 等 に よ り ほと ん ど が 解 決 に至 っ て い る が 、一 部 につ い ては 継 続
監 視 、指 導 を 行 っ て い る。 こ の 他 に も空 地 に お け る 雑草 の 繁 茂 等 の 近隣 迷 惑行 為 的な 苦 情
の申 し出 、 相談 があ り 、現 場 確認 のう え 発生 元へ の 適正 指 導等 を行 っ てい る。
苦 情内 容 及 び 対 策 措 置、 発 生 源 別 苦情 件 数 、 地 域 別苦 情 件 数 に つ いて は 下記 の 通り で あ
った 。
苦 情内 容 及び 対策 措 置
種
類
大気汚染
騒
悪
音
臭
廃棄 物
苦情発 生地 域
鷆
和
(調整区 域)
城 西 町
(工業専 用)
尾
崎
(調整区 域)
尾
崎
(調整区 域)
折
方
(工業地 域)
松 原 町
( 第 1種住 専 )
中 浜 町
( 第 1種住 専 )
清 水 町
( 第 1種住 専 )
真
殿
(工 業 専用 )
高
野
(調 整 区域 )
西 有 年
(調整区 域)
塩
屋
(第 2種住 居 )
苦
情
内
容
対 策 措 置 等
個 人 所 有 地 で の 伐 採 木 の 野 外 野外焼却の中止 、適正処理指導
焼却
製造施設から他事業所への
発生元施設の適 正管理指導
白い 粉の飛散
畑に おける野外焼却
野外焼却の中止 、適正処理指導
建築 作業場における焼 却炉
から の煙
事 業 場 に お け る 焼 却炉 か ら
の煙
空地 における建設廃材 の野外
焼却
飲食 店 換気 扇等 か らの 騒音
新 築 家 屋 建 築 現 場 から 発 生
する 騒 音
民家 家 屋内 で聞 こ える 騒音
牛舎 、 堆肥 舎か ら の悪 臭
民地 へ の廃 材不 法 投棄
個人 所 有地 での 不 要物 の
放置 、 散乱
焼却炉の適正使 用と廃棄物の
適正処理指導
焼却炉の適正使 用と廃棄物の
適正処理指導
野外焼却の中止 、適正処理指導
騒音発生施設の管理及び、騒音
防止対策の徹底 を指導
作業時間の遵守と周辺環境への
へ配慮を指導。
発生源の特定と工場側防音対策
の徹底を指導。 (継 続指 導 中)
臭気測定を実施。臭気対策の徹
底を指導(継続 指導中)
警察・県と現場確認し関係部局
と連携し処分等 について協議
警察・県と連携し不要物の確
認、撤去指導
発生源別苦情件数
地域別苦情件数
工業専用地域
2件
工業地域
1件
店舗
1件
市街化調整
5件
工場
2件
地域別
12件
発生源別
12件
住居地域
1件
その他
6件
住居専用地域
3件
- 23 -
事業場・事業所
3件