第1条 この要綱は、障害者の社会

上越市地域活動支援センター事業補助金交付要綱
(趣旨)
第1条 この要綱は、障害者の社会参加と自立を図るため、地域活動支援センター事業を実
施する団体に対し、予算の範囲内で交付する補助金の交付に関し、上越市補助金交付規則
(昭和46年上越市規則第56号。以下「規則」という。)に定めるもののほか、必要な
事項を定めるものとする。
(定義)
第2条 この要綱において「地域活動支援センター」とは、障害者の日常生活及び社会生活
を総合的に支援するための法律(平成17年法律第123号。以下「法」という。)第5
条第25項に規定する施設のうち、次の各号に掲げる要件のいずれにも該当する施設をい
う。
⑴ 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく地域活動支援
センターの設備及び運営に関する基準(平成18年厚生労働省令第175号)に定める
基準に適合していること。
⑵ 障害者の指導に従事する常勤職員が配置されていること。
⑶ 一の年度における1日平均利用人員がおおむね10人以上であること。
2
この要綱において「地域活動支援センター事業」とは、地域活動支援センターにおいて、
障害者に対し、通所により創作的活動、生産活動の提供その他地域の実情に応じた支援を
行う事業をいう。
3
この要綱において「専門職」とは、社会福祉士、看護師、保健師、保育士、精神保健福
祉士その他これらの職に相当する職であると市長が認める職をいう。
(補助対象団体)
第3条 補助金の交付を受けることができる団体は、地域活動支援センター事業を実施する
団体とする。
(補助対象経費)
第4条 補助金の交付の対象となる経費(以下「補助対象経費」という。)は、地域活動支
援センター事業の実施に要する報酬、給料、手当、賃金、社会保険料及び民間社会福祉職
員退職金制度事業主負担分、旅費、需用費、役務費、使用料、賃借料、備品購入費、委託
料その他市長が必要と認める経費とする。
(補助基準額)
第5条 補助基準額は、次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号に定める額とする。
⑴ 障害者の指導に従事する職員(施設長を含み、次項第2号の職員を除く。次号におい
て同じ。)の配置が4人(うち専門職の常勤職員が3人)以上である団体 月額112
万900円に年間開設月数を乗じて得た額
⑵
障害者の指導に従事する職員の配置が3人(うち常勤職員が2人)以上である団体
月額45万4,200円に年間開設月数を乗じて得た額
⑶
障害者の指導に従事する職員(施設長を含む。)の配置が2人(うち常勤職員が1
人)以上である団体 月額36万5,950円に年間開設月数を乗じて得た額
2
前項の規定にかかわらず、次の各号に掲げる要件のいずれにも該当する団体の補助基準
額は、同項に定める補助基準額及び別表左欄に掲げる区分に応じ、同表右欄に定める重度
加算額の合計額とする。
⑴ 次に掲げる人が地域活動支援センター事業を利用していること。
ア 重度知的障害者(新潟県療育手帳制度要綱(平成6年8月1日付け障第511号の
2新潟県民生部長通知)に基づく療育手帳の交付対象者であって、その障害の程度が
新潟県療育手帳制度実施要領(平成6年8月1日付け障第511号の2新潟県民生部
障害福祉課長通知)に定める重度に該当するもの又は同程度の障害を有するものをい
う。以下同じ。)
イ 重度身体障害者(身体障害者福祉法(昭和24年法律第283号)第15条第4項
の規定による身体障害者手帳の交付を受けている人で、その障害の程度が1級又は2
級のものをいう。以下同じ。)
⑵ 重度知的障害者又は重度身体障害者の指導に従事する職員を1人以上地域活動支援セ
ンターに配置していること。
3
前2項の規定にかかわらず、第1項第1号又は第2号の規定に該当する団体で、次の各
号に掲げる要件のいずれにも該当するものの補助基準額は、それぞれ同項第1号又は第2
号に定める補助基準額及び月額50万円に年間開設月数を乗じて得た額の合計額とする。
⑴ 精神保健福祉士の資格を有する職員を1人以上地域活動支援センターに配置している
こと。
⑵ 地域活動支援センターの一の年度における1日平均利用人員がおおむね20人以上で
あること。
⑶ 法第51条の19第1項の規定による指定一般相談支援事業者の指定又は法第51条
の20第1項の規定による指定特定相談支援事業者の指定を受けていること。
⑷ 医療、福祉及び地域の社会基盤との連携強化のための調整、地域住民ボランティアの
育成、障害に対する理解促進を図るための普及啓発等を実施していること。
(補助金の額)
第6条 補助金の額は、補助対象経費の総額又は前条に規定する補助基準額のいずれか低い
額(当該額に1,000円未満の端数があるときは、当該端数を切り捨てた額)とする。
(交付申請書の添付書類)
第7条 規則第2条第3号の市長が必要と認める書類は、次に掲げる書類とする。
⑴ 利用する人の人数が分かる書類
⑵ その他市長が必要と認める書類
(補助金の交付条件)
第8条 規則第4条の規定により補助金の交付決定に付する条件は、次のとおりとする。
⑴ 地域活動支援センター事業に係る収入及び支出を明らかにした帳簿を備え、当該帳簿
及び証拠書類を5年間保存すること。
⑵ 補助金により取得し、又は効用の増加した施設、設備、備品等を補助金の交付の目的
に沿って使用するとともに、その適正な管理運用を図ること。
⑶ その他市長が必要と認める事項
(実績報告書の添付書類)
第9条 規則第8条第1項の必要な書類は、次に掲げる書類とする。
⑴ 事業報告書
⑵ 収支決算書
⑶ その他市長が必要と認める書類
(財産の処分の制限に係る規定の適用除外)
第10条 規則第12条ただし書の規定により、同条本文の規定は、適用しないものとする。
(その他)
第11条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。
附 則
この要綱は、平成20年4月1日から実施する。
附 則
(実施期日)
1
この要綱は、平成23年4月1日から実施する。
(適用区分)
2
改正後の第5条の規定は、この要綱の実施の日以後に交付申請のある補助金の交付につ
いて適用し、同日前に交付申請のあった補助金の交付については、なお従前の例による。
附 則
この要綱は、平成25年4月1日から実施する。
附 則
この要綱は、平成26年4月1日から実施する。
附 則
(実施期日)
1
この要綱は、平成27年4月1日から実施する。
(適用区分)
2
改正後の第5条の規定は、この要綱の実施の日以後に申請のある補助金の交付について
適用し、同日前に申請のあった補助金の交付については、なお従前の例による。
附 則
この要綱は、平成28年4月1日から実施する。
別表(第5条関係)
区
分
重度加算額
重度知的障害者又は重度身体障害者
月額8万8,250円に年間
の一の年度における1日平均利用人
開設月数を乗じて得た額
員が5人以上の場合
重度知的障害者又は重度身体障害者
月額5万8,830円に年間
の一の年度における1日平均利用人
開設月数を乗じて得た額
員が1人以上5人未満の場合