移行支援マニュアル - 岡山県立岡山瀬戸高等支援学校

移行支援マニュアル
岡山県立岡山瀬戸高等支援学校
目
Ⅰ
次
在学中に取り組む内容
1
移行支援計画
個別の教育支援計画における個別移行支援計画
(1)個別移行支援計画Ⅰ
(2)個別移行支援計画Ⅱ
2 チャレンジシート
3 職業基礎(職業)
4 ワークサンプル幕張版の活用
Ⅱ
支援機関との連携
1
2
3
Ⅲ
現場実習等の同行(移行支援,定着支援)
生活体験実習
移行支援会議
卒業後のアフターケア
1
2
3
4
Ⅳ
年間計画
応援はがき
就労支援センター
アンケート調査
サポートネットせと
休日等の福祉サービスの利用
1
2
3
4
地域生活支援センター
福祉サービス利用手続き
手帳を利用して受けることのできるサービス
支援機関一覧
Ⅴ
その他
1
2
3
Ⅵ
1
2
3
4
同窓会
事業所アンケート結果報告
就労に向けたアンケート調査報告
資料
生活体験実習参加願い(別紙1)
生活体験実習日誌(別紙2)
事業所アンケート調査依頼書(別紙3)
就労に向けたアンケート調査依頼書(別紙4)
Ⅰ
在学中に取り組む内容
1
移行支援計画
~
個別の教育支援計画における個別の移行支援計画
~
「個別の移行支援計画」は、一人一人の生徒が、学校を中心とした生活から就労を中心と
した生活(社会生活)に移行するための支援を計画的に行うために作成するものである。
本校では、1 年次からそれぞれの将来の希望をもとに一般就労に向けての進路指導上の課題
および支援内容を明確にして「個別の移行支援計画」を作成している。個々の状況や進路支援
段階に応じて、卒業後の支援に関わる機関との連携をとりながら、支援体制を整えている。学
校においては、職業教育や進路指導に関する学習との関連性を持たせ、一人一人に応じた支援
ができるよう、「個別の指導計画」に反映させている。
(1)個別の移行支援計画Ⅰ
ア
入学時に卒業後の生活を具体的に考え、卒業までに達成したい目標を本人、保護者、
担任で決定する。(長期目標)
イ 各学年、学期ごとに具体的支援内容・課題の達成度を評価し見直す。(短期目標)
ウ 進路希望(本人の適性を考えた実習や就労先の職種)確認も同時に行う。
エ 長期目標、短期目標を元に移行支援計画を作成する。
【移行支援計画関連 年間スケジュール】
学年
4月
5月
6月
第 1 学年
○家庭訪問
将来の希望(目指す姿)を共通理解
○校内実習
○個別懇談
個別の移行支援計画 確認
個別の教育指導計画 確認
7月
8月
9月
10 月
第 2 学年
○個人記録確認
○「個別の移行支援計画」記入
○「個別の移行支援計画」
(短期目標)設定
(長期目標)
(短期目標)設定
○各教科 年間指導計画
○個別の教育指導計画1・2 前期
○個別の教育指導計画1・2前期
短期目標達成のために各分野、各教
短期目標達成のために各分野、
科においての個人重点課題(目標)
各 教科においての個人重点課題
、支援内容(手立て)を設定する。
(目標)を設定、支援内容(手立て)
を検討
○個別の教育指導計画評価
(通知表前期)
○集団実習
○集団実習評価
○後期個別の教育指導計画作成
○個別懇談
・実習評価
・後期の課題・目標確認
第 3 学年
求職登録
○個人記録
○「個別の移行支援計画」
(長期目標)
(短期目標)設定
○個別の教育指導計画1・2前期
短期目標達成のために各分野、
各教科においての個人重点課題
(目標)を設定、支援内容(手立て)
を検討
○前提実習評価
○個別実習評価
○個別懇談
個別の移行支援計画確認検討
個別の教育指導計画 確認
個別実習評価
(移行支援計画検討)
(移行支援協議準備)
○個別の教育指導計画1・2評価
(通知表前期)
○後期個別の教育指導計画作成
○個別実習
個別実習評価
○個別懇談
前提実習評価
*移行支援計画(2)作成
○個別の教育指導計画1・2評価
(通知表前期)
○前提実習
前提実習評価
(後期個別の教育指導計画作成
(移行支援協議資料)
(移行支援計画検討)
11 月
12 月
1月
2月
3月
○個別懇談
・実習評価、今後の見通し
・個別の移行支援計画 確認
○後期個別の教育指導計画1・2評
価
(通知表後期)
○後期個別の教育指導計画1・2評
価
(通知表後期)
移行支援会議
移行支援関連個人資料をまとめる
○個別実習
個別実習評価
○個別懇談
○個別懇談
・個別の移行支援計画・教育指導計 ・個別の移行支援計画
画(後期評価・本年度の総括)
・教育指導計画(後期評価・本年度の
総括)今後の見通し
・来年度の課題・目標設定
・来年度の課題・目標設定
(移行支援計画再検討)
(移行支援計画再検討)
○個人資料まとめ 新年度準備
Ⅰ- 1 -
○移行支援計画(2)を各支援機関、
保護者へ郵送
記入例1
Ⅰ- 2 -
記入例2
Ⅰ- 3 -
(2)個別の移行支援計画Ⅱ
ア
作成までの手順
3年生4月 将来の生活について希望調査(保護者・本人)を行う。
9月 個別懇談にて内容の確認及び追加を行う。
12月 個別の移行支援計画Ⅱの記載内容確認を行う。
~3月 移行支援会議を行う。
イ 移行支援会議が終わり次第、個別の移行支援計画Ⅱに、会議で確認された具体的な手
立てや支援内容を記入する。
ウ 訂正した内容を再度、保護者・本人に確認後、署名した個別の移行支援計画Ⅱを各支
援機関、保護者へ郵送する。
記入例3
エ
作成に当たっての留意点
3年生になってすぐに、本人・保護者と支援のニーズを確認しながら作成を進める。
各支援機関を生徒自身(保護者)が実際に利用できるように、職業基礎「職業」の授
業を中心にして、支援機関の役割、所在地・利用方法について、在学中から確認して
おく。必要に応じて、事前に支援機関とつながっておく(例:生活体験実習、余暇活
動など)。
Ⅰ- 4 -
2
チャレンジシート
(1)キャリアデザインと本校の取組
どのような職業に就きたいのか、また、どのような生活を送りたいのかについて
考えることは、豊かな人生を送るうえで大切なことである。それらの希望を叶える
ためには、現時点でどのようなことを目標にして過ごせばよいのかについて、考え
る必要がある。しかし、本校に在籍している生徒は、卒業後にどのような生活を送
りたいかについて、具体的なイメージをもちにくく、在学中にどのようなことに取
り組めばよいのか分かりにくい生徒が多い。
そこで本校では、希望する職業生活を可能にするためには、どのようなことを目
標にして学校生活を送ることが必要なのか 、『チャレンジシート(表1 )』に記入
し、生徒への意識づけを図っている。具体的な目標を教師と一緒に考えて、スモー
ルステップの目標を設定することで、その目標が達成できるように取り組んでいる。
(2)学校生活について
チャレンジシートの「基本的生活習慣 」「社会性・対人関係 」「働く場での行動
・態度」に記されてある内容は、「個別の教育指導計画1」と同じ内容である。教
師が前期・後期の目標を立てた後、生徒と懇談の時間を設けて、どのようなことを
意識して学校生活を送ってほしいのかについて具体的な内容を伝えている。
教師の意図の説明を受けた後で、生徒は目標とする内容を自分の言葉でチャレン
ジシートに記入する。自分自身がシートに記入し、それを教室に掲示することで、
目標がいつでも見え、常に意識して学校生活を送ることができるようにしている。
自己評価の欄は、期末に評価する時間を設けている。教師の評価との違いを知り、
自分の頑張りを認めてもらえるには、どのように態度や言葉、行動で示すべきかに
気づき、実践しようとする意欲につなげるようにしている。
(3)現場実習について
チャレンジシートの「実習」に書かれてある内容は、前回の実習から出てきた課
題や学校生活での課題を元に、目標を作成し記入している。この目標は、実習日誌
に書かれてある目標と同じである。
学校生活で身につけた力を試す場のひとつとして行われる実習において、どのよ
うな目標で取り組み、どのような成果が上がったのか、そしてどのような課題が残
ったのかを事後学習の重点学習と考えている。その課題は次回クリアするべき目標
としてチャレンジシートに記入し、意識できるようにしている。
Ⅰ- 5 -
チャレンジシート 1年( ) (表1)
4
5
6
7
8
9
10
自己評価
◎○△
基本的生活習慣(前期)
11
12
基本的生活習慣(後期)
社会性・対人関係(後期)
働く場での行動・態度(前期)
働く場での行動・態度(後期)
<目標>
・
・
集団実習
<目標>
成果
成果
課題
課題
・
2
3
自己評価
◎○△
社会性・対人関係(前期)
校内実習
1
グループ実習
・
<目標>
・
成果
課題
・
3
「職業」に関する内容
移行支援の視点での生徒の学習場面としては、職業基礎「職業」の授業が挙げられ
る。全学年で週1回授業設定されているが、大きく「働く意義」「進路決定(自己理
解・職場(職種)の情報整理・ジョブマッチングと進路選択)」「働く基礎知識と技術」
「卒業後の生活」の4分野に分かれている。どの分野でも卒業後のスムーズな就労移
行につなげるという視点は共通しているが、3年生で扱う「卒業後の生活」は、支援
機関・制度面と余暇を含めた卒業後の生活面全般についてより具体的に扱う。
~職業基礎「職業」の指導内容表より一部抜粋
1年生
2年生
3年生
働 ・働く3つの意義「収入」
「社会貢献」
~中略~
く 「自己実現」について知る。
意 ・実習での業務がどのような形で世の
義
中の役に立っているかについて知る。
進 ・自己理解を深める。
・様々な職種の知識を得る。
3年生では
路 ・自己理解と職業選択の関連性につい ・お互いの個別実習先の情報交換会を行う。
決
て知る。
定 ・上級生の実習報会に参加する。
・進路希望の要素について知る。
働 ・あいさつ・返事・報告の基本を知
く
る。
基 ・面接の受け方を知る。
・自己理解と職場(職種)の情報を照らし
合わせ適性と希望にあった進路の方向性
を決める。
・個別実習先で適切に状況判断し、滞りな ・求人票を読み取る。
く作業を行う。
2年生では
・履歴書を作成する。
・卒業後の生活時程を設計する。
礎 ・職場での出退社時の振る舞いと一日
・年金制度と手続きについて知る。
知
・福祉制度について知る。
の流れについて知る。
識 ・工程・作業の分担について知る。
・ハローワークについて知る。
と ・言葉遣いや身なりなど職場に応じた
・福祉事務所について知る。
技
・就業・生活支援センターについて知
態度や振る舞いを知る。
術 ・適切な質問方法について知る。
る。
・基礎体力の向上を図る。
・障害者職業センターについて知る。
卒
業
・地域生活支援センターについて知る。
1年生では
・自分の地域の支援機関について知り、
後
の
一覧表にまとめる。
~中略~
・グループホームの利用について知る。
生
・生活費について知る。
活
・趣味や余暇の種類について知る。
Ⅰ- 7 -
(1)働く意義
本校では、働く意義を、働くことは世の
中の何らかの役に立つという「社会貢献」、
収入を得て金銭的に自立した生活を目指す
「収入」、自分の居場所や存在意義、周囲か
ら認められる喜びの「自己実現」を、「働
く三大意義」として位置づけ、指導を行う。
これらは主に1年生の早い段階で取り組む。
KJ法による働く意義グループワーク
(2)働く基礎知識と技術
職場での「あいさつ 」「返事 」「報告 」「質問」を適切に行うための知識理解
と実践演習、
「身だしなみ」
「職場での言葉遣い」を整える必要性、また「工程」
「納期」「生産性」「作業動線」など基礎用語の知識などについても学習する。
「校外での現場実習」の前段階の知識理解や演習という面もある。1年生から段
階を追って取り組んでいる。各学年・各学期の現場実習事前学習・事後学習も
ここに位置づけられる。
(3)進路決定:自己理解
自分について客観的に知る活動を行う。性格や自己診断に始まり、向き不向
き、得手不得手、将来的な希望などの他、実習を通しての成果や今後の克服す
べき課題についても整理していく。1年生を中心に進める。
全学年で行う実習の事前学習・事後学習では、よりタイムリーに課題(実習
の個人目標)設定を行ったり、自己評価と指導者評価の摺り合わせを行い自分
自身の客観的な能力把握を行ったりと就労を目指す視点での自己理解を行う。
(4)進路決定:職場(職種)の情報整理
「自分を知る」の次の段階として「相手を知る」ということで1年生後半から
2年生を中心に様々な職場や職種について知る活動を行う。個別の実習先の情報
共有を行い、作業内容の他、時程や休憩時間、朝礼のスタイルなど様々な職場に
ついて知り、自己理解と合わせて興味・関心の幅を広げていく。
報告会での情報交換
実習先職場分析
Ⅰ- 8 -
(5)進路決定:ジョブマッチングと進路選択
2年生の年度末にはある程度、職種や将来の
生活の大まかな方向性を決めていく。これまで
の自己理解と職種の情報整理を合わせながら、
「本人(保護者)の希望」「能力適性」「実際の
職場の状況」の3つの要素をマッチングさせて
いく。
(6)卒業後の生活
3年生では、卒業後の生活に焦点を当てた授業を行う 。「年金制度」や「福祉
サービス 」、「卒業後の相談・支援機関授業」の部分は本人だけでなく、保護者
も内容を確認し情報共有する必要がある。個別懇談や進路研修会の他、学習ファ
イルに綴じてある各種ワークシートの情報共有も行っていく。
ア
年金制度
「年金制度のあらまし」「障害基礎年金について」「厚生年金について」
「支給額について」「手続きの方法」「手続きに必要な書類」
「自分の地域の相談(申請)窓口」「地域生活支援センターへの相談」
18歳
瀬戸支援
20歳
60歳
事業所での就労
65歳
厚生年金
老齢厚生
年金
(自動加入)
障害基礎年金
(申請)
+
老齢基礎
年金
厚生年金への加入手続きは事業所が行います。
厚生年金の保険料は事業所が折半して負担します。
生徒提示用の資料より
イ
福祉サービス
「療育手帳の更新・更新窓口 」「福祉事務所について 」「手帳の使いどころ」
「自立支援法で利用できる行政福祉サービス(A 型事業所、移行支援事業所、
B 型事業所、グループホーム、ケアホーム、移動支援など)」
「利用のための手続き」「受給者証について」
ウ
仕事の探し方
「解雇、転職の際の仕事探し」「ハローワークの利用方法」
「自分の地域のハローワークの場所」「求人票の読み取り」
「就業・生活支援センターの利用」「就業・生活支援センターに行ってみる」
「岡山県障害者職業センターの利用」「ジョブコーチについて」
「その他、企業 HP の採用情報、求人情報誌の読み取り」
「企業へのアポイントメント、面接を受ける」
Ⅰ- 9 -
エ
卒業後の生活設計
「一人暮らしについて」「部屋探し」「住宅情報誌の読み取り」
「不動産屋の利用」「家賃」「間取り」「敷金礼金について」
「グループ(ケア)ホームでの生活」「グループホーム利用方法と相談窓口」
「給料収入と支出」「四大光熱費」「地域生活支援センターの利用」
「今の生活時程と卒業後の生活時程の作成と比較」
「生活に必要なお金」「衣食住遊にかかるお金」「身近な物の相場」
「家計簿事例」「移行支援計画Ⅱの作成に向けて」
「保険制度(雇用、労災、年金保険、健康保険)」「時給と最低賃金」
「給料明細表を読む、交通費など諸手」
余暇の過ごし方
オ
趣味と余暇
「地域のサークル活動について」「趣味」
「旅行の計画」「職場の方の趣味」「情報誌の利用」
「忘年会・歓送迎会・親睦行事」「冠婚葬祭」
「昼休みにできる簡単なゲーム」
「最近のニュースから話題集め」
「インターネットの利用」
「クーポンマガジン利用」
「携帯電話・スマートフォンの利用」
「職場の人との付き合い」
「公共施設の利用(病院 銀行 役場図書館 娯楽施設の利用)」
カ
卒業後の支援機関
「自分用の卒業後支援機関一覧表つくり」「支援機関イメージマップ」
「福祉事務所、就労・生活支援センター、地域生活支援センターに行ってみ
る(夏休みの宿題)」
支援機関一覧表つくり
夏休みの宿題
Ⅰ - 10 -
Ⅰ - 11 -
4
ワークサンプル幕張版の活用
(1)ワークサンプル幕張版の概要
ワークサンプル幕張版( MWS)は、 OA 作業、事務作業、実務作業に大別さ
れる13種類の作業課題から構成されたワークサンプルである。障害者職業総合セン
ターにより「職業リハビリテーション技法に関する総合的な研究」として開発された
「職場適応促進のためのトータルパッケージ」である。すべての障害種類に対応でき、
職業評価ツールとしてだけでなく、訓練ツールとしての活用も大いに期待できる。
特長としては、「簡易版と訓練版があり、機能や評価の体験から、作業能力の段階
的な訓練まで幅広く対応できる 」「必要な段階から課題分析に基づいて、スモールス
テップを実現する難易度に分かれた作業が明確に設定されている 」「 作業内容やス
トレス・疲労などの自己管理の確立に対応できる 」「基準となる基礎統計量が明示さ
れており客観的なデータが得られる」等が挙げられる。
特徴
ワークサンプル幕張版
•
•
•
•
•
•
データによる判断
評価と訓練の一体化
個人の状況に応じた導入・実施
段階的な指導の実現
個人の変化を重視
具体的なフィードバックの実現
支援者
科学的な判断と具体的な支援
障害者
障害認識の向上と努力目標の具体化
事業主
障害理解の向上と必要な環境整備
の具体化
(2)作業課題(ワークサンプル)の種類
< OA作業 >
数値入力
…………… 画面に表示された数値を、表計算ワークシートに入力する
文書入力
…………… 画面に表示された文章を、枠内に入力する
コピー&ペースト…… コピー元をコピー先の指定箇所にペーストする
検索修正
…………… 指示された内容にそって、データ等を検索し、訂正する
ファイル整理
……… 画面に表示されたファイルを、該当するフォルダに分類する
Ⅰ - 11 -
(例)
文書入力の5つのレベル
数値入力
レベル1:漢字仮名交じり文、平均25文字
訓練版のレベル1~6まで、合計12試行実施
レベル2:漢字仮名・数字交じり文、平均30文字
レベル3:漢字仮名・英数字交じり文、平均35文字
レベル4:漢字仮名・英数字・半角全角交じり文、平均40文字
レベル5:漢字仮名・英数字(人名含む)・半角全角交じり文、平均45文字
< 事務作業 >
数値チェック
物品請求書作成
………
納品書にそって、請求書の誤りをチェックし、訂正する
……
指示された条件にそって、物品請求書を作成する
作業日報集計
………
指示された日時・人に関する作業日報を集計する
ラベル作成
………
ファイリング等に必要なラベルを作成する
(例)
数値チェック
数値チェックの6つのレベル
• 納品書を見ながら、請求書の誤りを訂正する
レベル
1シート(12問)を実施
内容
レベル1
計の金額 3桁のみ
レベル2
計の金額 4桁のみ
レベル3
計の金額 5桁のみ
レベル4
計の金額 3-5桁の混合
レベル5
計の金額 4-6桁の混合
レベル6
計の金額 5-7桁の混合
< 実務作業 >
ナプキン折り ………… 折り方ビデオを見た後、ナプキンを同じ形に折る
ピッキング …………… 指示された条件にそって、品物を揃える
重さ計測 ……………… 指示された条件にそって、秤で品物の重さを計量する
プラグ・タップ組立 … ドライバーを使い、プラグ、タップを組み立てる
※各作業ごとに 1 ~6前後の段階が設定されている
Ⅰ - 12 -
(例)
ピッキング
ピッキングの5つのレベル
訓練版のレベル1~5まで、合計5試行を実施
レベル 条件
注文書にしたがい、品物をそろえる。
品物 個数
内容
1
1種
6
1
具体物(文房具)
2
1+2種
6
1~5
具体物(文房具)
3
1+2+3種
6
6~9
具体物(文房具)
4
1種
6
1
抽象物(薬品を想定)
5
薬量の加算 6×2 2~3
抽象物(薬品を想定)
(3)本校における活用
進路の方向性を定める上で、本人の適性を把握するために、作業能力等の検査を行
う。また、専門コースや現場実習ででてきた個別の具体的な課題への訓練等を行う。
< 実施方法 >
ワークサンプル簡易版で大別される3つの作業課題(OA作業・事務作業・実
務作業)から、それぞれ1つずつ課題を取り上げて実施する。
【 実践例1 】対象:高2 男子(流通コース)
ア
< OA作業 >
(検査項目)数値入力・・1~6ブロックで構成されている。
(方法)画面に表示された数値を表計算ワークシートに入力する。
(観察)
・レベル1はできたが、次の進み方が分からず尋ねる。
・レベル2からはスムーズに進む。最後の6レベルで集中力が欠け、手元が定ま
らない。
(結果)
レベル1
32秒
正解
レベル2
25秒
正解
レベル3
32秒
正解
レベル4
19秒
正解
レベル5
22秒
正解
レベル6
40秒
正解
計170秒(2分50秒)
Ⅰ - 13 -
(評価)
・一般参考値に照らし合わせると、100%の正答率だがスピードが遅い。
・初めての課題に対して指示理解が弱い。
イ
< 事務作業 >
(検査項目)数値チェック
(方法)納品書にそって請求書の誤りをチェックし訂正する。
(観察)
・指示理解はできており、落ち着いて検査
できていた。
・用紙は離したまま見比べていた。
(結果)
12問中12問正解。作業時間3分8秒。
(評価)
・一般参考値に照らし合わせると、100%
の正答率だが、スピードが遅い。
ウ
< 実務作業 >
(検査項目)ピッキング
(方法)指示された条件にそって品物を揃える。
(観察)
・注文書に書かれた品物を4つの棚から探していた。(レベル1~5)
・レベル5の注文書どおりの量になるよう薬びんを組み合わせる作業では、質問
し、「合わせて16gになること」の指示で理解できた。
・「 注文書の上に品物を置く」の指示が分からなかったので、追加説明をした。
(結果)
レベル1
1分24秒
レベル2
9秒
レベル3
17秒
レベル4
1分35秒
レベル5
2分18秒
計
5分23秒
※品物選択、数量、見落とし計算
などエラーはなかった。
(評価)
・一般参考値に照らし合わせると、
本人の標準偏差は70~80パーセンタイル(※1)といえる。
Ⅰ - 14 -
【 実践例2 】対象:高3 男子(ものづくりコース)
ア
< OA作業 >
(検査項目)数値入力
(方法)画面に表示された数値を表計算ワークシートに入力する。
(観察)
・レベル1はできたが、次の進み方が分からず尋ねる。
・レベル2で周囲の人の動きが気になり目が動く。
(結果)
レベル1
33秒
正解
レベル2
21秒
正解
レベル3
17秒
正解
レベル4
15秒
正解
レベル5
21秒
正解
レベル6
28秒
正解
計135秒(2分15秒)
(評価)
・一般参考値に照らし合わせると、100%の正答率だが、スピードが遅い。
(平均1分32秒)
・レベル1から2へ移る方法が分からず質問するが、それ以降はレベル6まで操
作する。
・周囲の人の動きに目が動く。(集中力が切れる)
イ
< 事務作業 >
(検査項目)数値チェック
(方法)納品書にそって、請求書の誤りを
チェックし訂正する。
(観察)
・請求書と納品書がずれている。見比
べづらいがそのままで進める。そのため、
作業へのとりかかりが遅い。
・指示の聞きもらしが多く、見直しをし
ているがミスが多い。
(結果)
・12問中6問正解。作業時間2分49秒。(平均2分11秒)
(評価)
・一般参考値に照らし合わせると、正答率50%、スピードも遅い。
Ⅰ - 15 -
ウ
< 実務作業 >
(検査項目)ピッキング
(方法)指示された条件にそって品物を揃える。
(観察)
・注文書指示が理解できていない。
・分かったふりをするが、実際はいい加減に作業する。
・レベル2(カードケース)では指示書はA6だが、A7サイズを持ってくる。
レベル4(サンキョウ)では、1,0mgを0,5mgにしたり、レベル5
(エサイ)では番号とmgを間違えたりする。
・最後の指示を聞きもらし、注文書の上に品物を置くことができない。
(結果)
レベル1
1分05秒
レベル2
1分18秒
レベル3
22秒
レベル4
34秒
レベル5
33秒
計
3分52秒
※正解は5問中2問
(評価)
・一般参考値に照らし合わせると、
本人のパーセンタイルは10%以下といえる。
本人は作業自体が「できた、簡単だった」と言っていたが、本人の前で答え
合わせをすることにより、その作業に対する作業力(正確さやスピードなど)
が客観的に分かり、本人が進路の方向性を考えるうえでの参考になった。
(3)実践を通して
・支援者はマニュアル通りに統一性をもって指導に当たり、同じ見解で対応するこ
とが必要である
・今までは、周囲と比べて作業スピードが遅い、早いと主観的に判断していたが、
ワークサンプルの活用で、客観的データを得ることができた。(感覚で判断して
いる部分が大きかったが、デジタル化で根拠、位置づけができる。)
・平均値を見て正答性、スピード性などの課題が分かる。
・妥当性をもって検証していく中で(支援の中に数字が入ることで )、支援の方法
Ⅰ - 16 -
を見い出すことができるとともに、今の支援が「有効」または「あまり有効でな
い」かを確認できる。
・簡易版は、訓練版の全レベルを短い時間で網羅できるように構成されていてとり
かかり易いが、データを取り標準と比べ能力の全体像を知り、訓練版に進むには、
分析・評価に時間を要する。
・作業能力、実態の概要を把握することができるとともに、演習の結果をもとに支
援につなげられる 。(例:スピードが遅い・・・紙を折って数値を近づけて比較
する方法を助言するなど)
・検査者が参考値の見方を熟知する必要がある。
・現場は多忙であり、検査時間の確保に課題が残る。
【 用語解説 】
※1
パーセンタイル
対象とする数値群を小さい順にソートし、指定された個数番目にある値
を代表値とするもの。 (50パーセンタイル=中央値)
※2
ソート
ある特定の規則に従い並び替えること。整列。
Ⅰ - 17 -
Ⅱ
支援機関との連携
卒業後の就労生活に向けた取り組みは、卒業間際に行うものではなく、早期から支
援機関と連携を図りながら進めていくことが必要である。産業現場や関係機関の協力
を得ながら、個々に必要な福祉サービスを利用したり、サービス提供者と情報交換等
をしたりしながら進めていく。
1
現場実習等の同行
作業面や環境面等から、就労生活が困難になると予想される場合や、卒業後に自宅
以外から通勤する可能性のある場合には、現場実習等の作業の様子を見ていただくこ
とで、関係する支援機関の方と本人との顔合わせや、情報交換等を行っていく。
(1)校内調整
ア
学年・担任
早期からセンター等とつながっておく必要のある生徒を、学年からピックアップし
て、期間や機関、他学年との兼ね合い等も考慮しながら、現場実習で訪問する生徒と
事業所の候補を挙げる。
全体の訪問計画が進路から出されたら、担任は生徒や保護者、事業所に訪問日時を
伝える。
イ
事業所
訪問日を連絡する際には、支援機関の名前と役割、訪問人数を必ず伝える。事業所
によっては、多人数では断られる場合や、食品関係で白衣やシューズが不足する場合、
駐車場不足など様々な理由で制限が加わる場合がある。無理矢理に依頼をするのでは
なく、条件を聞き、こちらで可能な限り対応するが、難しい場合は取りやめて、次回
に視察をまわすことも検討する。
(2)支援機関への依頼
障害者就業・生活支援センターや地域生活支援センター等に状況説明をして、訪問
依頼をする。依頼状は、センターごとにできるだけまとめて行い、センター長あてに
職員派遣依頼を行う。
(3)当日
複数の事業所を訪問したり、事業所が遠方にある場合などは、センターの職員に同
乗していただくなど、できるだけ負担の軽減を図るようにする。
実習生プロフィールなどで、事前に状況説明等を行い、視察の観点として実習生の
Ⅱ- 1 -
課題等についてあらかじめ明確にしておくことで、実習生や職場環境や作業内容など、
ポイントを絞って観れるようにし、スムーズな質疑応答ができるようにする。
2
生活体験実習
就労のために、宿泊型自立訓練施設やグループホーム等を利用することが想定される
場合や、日常生活自立訓練を行う場合に、必要に応じて宿泊体験実習を行う。
(ア)保護者と連携し、個別の移行支援計画に基づいて行う。
(イ)第一段階として、生活体験実習先から学校へ通う体験を行う。
(ウ)第二段階として、生活体験実習先から事業所へ通う体験をする。
(1)校内調整
ア
学年・担任
生活体験実習が必要な生徒がいる場合には、担任は学年会を通じて、体験希望を
進路係に伝える。進路係は、他校や他学年との兼ね合い等も考慮しながら、事業所
と日程等の調整をする。
進路係から利用計画が出されたら、担任は生徒や保護者、事業所に連絡をして、
準備物や利用金額等の確認をする。
イ
事業所
宿泊体験が出来る事業所は限られているため、他校の利用状況には十分な配慮が
必要である。特別支援学校の進路調整会議で、現場実習期間中における事業所の担
当校(窓口)が決まっている場合には、進路係が担当校に利用希望があることを伝
える。場合によっては、担当校に利用の問い合わせをしていただく場合もある。
本校での体験利用が複数になる場合には、生徒や保護者への説明会を合同で開催
することにより、事業所の負担軽減につなげていく。
(2)体験利用
体験利用をする際には、現場実習と同じスタイルで、利用する事業所あてに依頼文
章を送付する。
ア
担任
必要に応じて巡回指導を行う。生活指導員から、施設での生活状況等を聞き取り、
生活上の課題を生徒や保護者に伝え、今後の支援につなげる。
イ
保護者
「実習参加願い」(別紙1)を校長に提出し、説明会や反省会に出席する。
Ⅱ- 2 -
施設の利用料金を支払う。
ウ
実習生
施設の規則に従って生活し、実習日誌(別紙2)を記入する。
(3)宿泊型自立訓練支援施設
ア
旭川荘
ぎおんハイツ
就労が条件の通勤寮であり、日中活動を支援す
るサービスはない。体験利用する際にも、ここを
拠点として学校に登校したり、現場実習で事業所
に通ったりする。
卒業後は、2年間の利用のなかで、一人暮らし
に向けた自立訓練棟での訓練を経て、グループホ
ームや地域のアパートに出ていく。
ぎおんハイツ(側面)
イ
吉備の里
なでしこ
吉備の里での宿泊型生活訓練事業所は「つばき寮」ですが、宿泊を伴う日中での
作業活動ができる「なでしこ」を利用する場合もあります。吉備高原の中にあるた
めに通学は困難ですが、
「吉備の里」では、日中活動として、移行支援事業、B型、
A型なども行われており、宿泊をベースとした、様々な作業体験を経験することが
できます。
「吉備の里なでしこ」では、自立訓
練(20人)として2年、移行支援(20
人)として2年の、計4年間の利用が
可能になりますが、就労をした場合は
「なでしこ」を出ないといけません。
就労をした場合は「つばき寮」
(20人)
の利用となります(2年)。
「つばき寮」
を退所した後は、グループホーム等の利
なでしこ(正面)
用になります。
(4)保険について
学校の管理下にある実習については、保険が適応される。このために、正式な手続
きのもとで体験実習を行う必要があるが、状況により保険が適応されない場合もある。
ア
日本スポーツ振興災害共済制度
学校の管理下のもとで、本人のケガや事故に適応されるが、教育課程上に位置付
Ⅱ- 3 -
けられた現場実習にも適応される。生活体験実習は、将来の就労生活に向けて、施
設から事業所に通勤するために必要な体験と見なされ、この現場実習に付随した実
習の扱いとなり、保険が適応される。
ただし、保険の適応と見なされるためには、施設職員が適切な指導をしたり、自
由時間であっても、部屋を巡回指導するなど、管理体制がある場合においてである。
実習生が、黙って施設を抜け出して事故を起こしたり、施設の食事以外に勝手な飲
み食いをして食中毒になったりした場合は、本人の恣意的な行為と見なされ、保険
適応にはならない。
イ
インターンシップ保険
作業中の事故についての損害賠償保険であり、対人も対物も対象となるが、あく
までも学校の管理下のもとでという条件であり、実習委託をしている事業所で指導
員が指導している場合に適応される。
入所を伴う場合には拡大解釈により、指導員がついていれば保険適応の可能性は
あるが、一人で部屋にいて起こった事故についてまでは、保険適応とはならない。
この点は、日本スポーツ振興災害共済制度とは異なる。
このような場合に該当するのは、強いて言えば、国内旅行保険である。
ウ
AIU保険
知的障害教育校総合補償制度(全国特別支援学校知的障害教育校PTA連合会)
は任意加入の保険である。本人のケガにも、他人への損害賠償にも対応できるため、
宿泊を伴う場合には、加入していると安心ができる。
(注意)
AIU保険は、学校(PTA)として一括加入するため、手続きには期限(5月
上旬まで)があるが、一度加入すると、卒業までは自動更新されるため、再度加入
の手続きは不要になる。
3
移行支援会議
支援の中心が学校から地域の支援機関に移行するに当たり、卒業後の就労生活へ向け
た本人・家族のニーズについて、支援機関で共通確認し、現在及び今後に向けて必要な
支援を検討するとともに、各支援機関の連携などの支援体制を構築する。
(1)日程調整
移行支援会議は、進路先決定後の関係者の集まりになるため 、「採用通知書」が届い
てからの開催となる。生徒数が多いため、ハローワークや障害者就業・生活支援センタ
ーなど、できるだけ同一日の開催にすることで、関係機関への負担軽減を図るように配
慮する。
開催にあたっては、第3学年の専門コースの実施日に行うと、生徒や担任が出席しや
Ⅱ- 4 -
すくなる。また、昼をはさむ場合には、昼食を食品コースの販売日にあわせると、支援
機関の方々へのPRにもつながる。
(2)会議内容
ア
出席者
学校関係
※生徒・保護者
※担任
※進路指導主事(就労支援コーディネーター)
・管理職、特別支援教育コーディネーター(必要に応じて)
就労関係
※事業所(人事担当、現場担当)
※ハローワーク(事業所管轄)
※障害者就業・生活支援センター(岡山、倉敷、津山、総社)
・障害者職業センター(ジョブコーチ利用の場合)
生活関係
※寮の担当者(寮生の場合)
・地域生活支援センター(生徒の居住地)
(A型事業所の場合は必ず出席、岡山市以外は福祉事務所も)
・グループホーム(利用の場合)
・知的障害者更生相談所、保健福祉センター等(必要に応じて)
※必ず出席
(注意)障害者就業・生活支援センターに出席依頼をする場合に、事業所の管轄と、居
住地の管轄とが違う場合には、2つのセンターに出席依頼をするか、居住地管轄に
ついては地域生活支援センターに依頼する。
イ
会場
地
域
岡山市
赤磐市(和気町)
会
場
ハローワーク
就・センター
学校
岡山
岡山
学校
和気
岡山
倉敷中央
倉敷
倉敷市(早島町) くらしき健康福祉プラザ
総社市
ハローワーク総社
総社
千人雇用センター
津山市
ハローワーク津山
津山
津山
玉野市
ハローワーク玉野
玉野
岡山
備
考
総社市保健福祉センター(多人数の場合)
※状況により、事業所で開催する場合もある
Ⅱ- 5 -
ウ
会議の流れ
①開会、自己紹介
・出席者全員が行う
・関係機関については、事業内容(役割や活動内容)を簡単に説明する。
②本人、保護者の希望
・「将来の生活についての希望」の欄を、本人・保護者が説明する。
(将来の希望、不安なこと、聞きたいことなど)
③支援方法の検討
・「必要と思われる支援」について、具体的に担任が説明をする。
・支援の内容について、個々の役割の確認をする。
④その他(情報交換)
・入所式、入社日などの初日の確認(時間、服装等)
・健康診断、検便
・卒業式までと春休みの過ごし方(課題の確認)
⑤閉会
※個別で、進路先と担任や保護者で話しをしたい場合は、図書室等を利用する。
エ
準備物
・移行支援計画Ⅱ×人数分(担任)
・出席者一覧表×人数分(担任)
・出席者表示(カード立て)(進路)
オ
派遣依頼
①保護者以外の派遣文章には、公印を押印する。
②同一日に複数の会議がある場合には、支援機関ごとにまとめて発送する。
③会議への礼状は、移行支援計画②の発送時に添付する。
カ
その他
卒業後、学校と就労支援機関が連携して定着支援を行っていくことができるよう
に、必要な情報を「進路だより」等で保護者に知らせ、卒業までの期間に就労支援
機関への登録を行うよう保護者へ啓発を図る。
(注意)3月から雇用を開始す場合の対応
雇用の時期を4/1より早める場合には、事業所からハローワークに届ける書類
(選考結果通知書)の雇用予定日を変更する必要がある。求人票までは書き換えな
くてもよいが、選考結果通知書を書き換えておかなければ、事業所が助成金を受け
取ることができなくなる。
Ⅱ- 6 -
Ⅲ
卒業後のアフターケア
1
年間計画
入社してから仕事や環境に慣れるまで、しばらくの期間は、作業内容そのものに加え
て、肉体的にも精神的にもストレスが加わるため、定期的、あるいは随時に見守りが必
要となる。このために、支援機関の協力を得ながら、学校全体で卒業生へのサポートを
行う。
基本的には、その年度に卒業した卒業学年全員を対象とするが、必要に応じて個々に
継続して支援を行う。
(年間計画イメージ図)
アフターケアの持ち方
(月)
学校
3
4
卒業生 TEL
旧担任
7
8
9
10 11 12 1 2 3
同窓会
応援
TEL
応援
状況確認
はがき
事業所
進 路
6
入社
卒業
(自宅)
5
【初年度】
事業所訪問
事業所訪問
はがき
TEL
(必要に応じて)
TEL
事業所訪問
(必要に応じて)
支援
機関
ア
事業所訪問(5~7月) ※必要に応じて随時
旧学年団(旧担任)
①入社前
家庭への電話連絡等で、卒業生の健康状態や生活状況等を把握し、入社日や準
備物、健康診断(検便)等の確認を行い、入社に向けて激励のエールを送る。
②応援はがき
入社して約1カ月(4月採用の場合は5月の連休前までに)がきたら、家庭へ
「応援はがき」を送る。本人に対してのエールだが、同時に保護者に対しても、何
か心配事があったらお知らせくださいというメッセージにもつながる。
Ⅲ- 1 -
③事業所訪問
夏期休業中に、卒業生の就労した事業所を訪問して、事業主や卒業生から就労
状況を聞く。あわせて、事業主から「就労に向けたアンケート調査」を用い、在
学中に身につけておいてほしいこと等について聞き取り調査を行う。
④同窓会
同窓会のなかで、卒業生との懇親会を持ち、卒業生や友人たちの近況報告を聞
く。気になることがあれば、進路係に連絡する。
⑤情報共有
卒業生や就労先での状況については、共有フォルダの「卒業生」→「卒業生情
報」の該当箇所に日付順で入力する。必要に応じて支援機関ともつながっていく
重要な情報となるため、課題がある場合は、具体的に記入する。
イ
進路係
①事業所との連携
事業所と随時、連絡を取り合いながら、状況に応じて事業所を訪問して、卒業
生を見守る。卒業生の悩みや、事業所からの相談に応じ、家庭からの協力も得な
がら、必要に応じて、支援機関や旧担任と連携を図り、課題に対処していく。
②支援機関との連携
卒業生への定着支援の一環として、ハローワークや障害者就業・生活支援セン
ターに事業所訪問の依頼を行う。支援機関が都合の良いときに単独で事業所訪問
を行う場合と、学校(進路係)が事業所訪問する時に、同行してもらう場合とが
ある。事業所が遠方にある場合には、学校からは度々は行けないため、支援機関
に、複数回の見守りを依頼する。
③情報共有
卒業生や就労先での状況については、共有フォルダの「卒業生」の該当箇所に
日付順で入力する。特に、支援機関が事業所訪問を行った際には、必ず状況を連
絡してもらい、その内容を書き込むことで、旧学年団との情報共有を行う。記録
を取り続けることが、後の支援につなげる重要な情報源となる。
2
応援はがき
入社して約1カ月(4月採用の場合は5月の連休前までに)がきたら、家庭へ「応援
はがき」を送る。はがきには、旧学年団の集合写真を載せ、卒業しても、あなたのこと
を忘れずに応援しているよ、お仕事頑張ってねというメッセージを、旧担任が一筆を添
えて送る。本人に対してのエールだが、同時に保護者に対しても、何か心配事があった
らお知らせくださいというメッセージにもつながる。
応援はがきには、就労支援センター「サポートネットせと」のアドレスを載せること
で、携帯電話やスマートフォン、パソコン等からも、24時間いつでも連絡ができるよ
うにしておき、卒業生の相談支援や状況把握につなげていく。
Ⅲ- 2 -
また、入社して約1年がたったら、2回目の応援はがきを送る。一筆啓上を添えるこ
とで、卒業生に対しての思いを伝える。なお、やむなく離職した生徒には、文面を一部
変更したはがきを送る(入社 → 卒業)。
応援はがきのイメージ図
【入社1ケ月後】
【入社1年後】
卒業生の氏名を記入
旧担任の氏名を記入
支援センター
案 内
一 筆 啓 上
3
就労支援センター「サポートネットせと」
校内に就労支援センター「サポートネットせと」を開設し、卒業生や保護者、事業所
や支援機関等からも、電話やメールで相談を受け付け、必要な支援に結びつけていけれ
るようにした。電話だと話しにくかったり、相談したいときに相手が留守だったりする
こともあるので、携帯電話やスマートフォン、パソコン等からも、24時間いつでも連
絡ができるようにした。メールのアドレスは、「setoseto」とし、卒業生にな
じみやすく、わかりやすく、打ち込みやすいものにした。
広く利用を呼びかけるために、就労支援センター「サポートネットせと」のアドレス
を「進路だより」や「応援はがき 」、事業所に配布するリーフレットやパンフレット、
Ⅲ- 3 -
本校の名刺などにもアドレスを掲載している。
<こぼれ話>
メールアドレスは、学校割り当て用の全庁メールを使用したが、アド
レス名は、そのアドレスを見たら、内容が分かるものでないといけないと言われた。
(例) setoshiensenta-など。しかし、知的に障害のある生徒が使用するということを
訴え、生徒が覚えやすく打ち込みやすい setoseto でOKをもらった。
(掲載イメージ図)
就労支援センター
事業所
保護者
卒業生
支援機関
サポートネットせと
悩み事など
なんでも
相談してね!
setoseto@pref.okayama.jp
4 アンケート調査
(1)事業所アンケート
事業所の採用担当の方に対して、今後の進路指導の参考にするために、アンケート
調査を行う。
ア
調査方法
卒業生の就労が決まった事業所に対して、年度末までに返信用封筒で回答してい
ただく。調査内容は 、「現場実習を受けようと思った理由」、「本校の生徒を採用し
た理由 」、「現場実習を受けるにあたって困難だった点 」、「生徒を雇用するうえで
将来心配なこと」、「就労するうえで大切だと考えていること」の5項目である。
※調査依頼書(別紙3)
Ⅲ- 4 -
イ
集計
調査項目で該当するものに、それぞれ「◎ 」「○」で回答していただく。集計に
あたっては 、「◎」を2点 、「○」を1点として換算し、点数が大きい項目ほど、
事業所が大切にしている項目であると一目で分かるようにする。
※(参照)Ⅴその他
ウ
事業所アンケート集計結果
活用
集計結果をまとめ 、「進路だより」等で、現場実習や雇用について、事業所の考
え方を広く知らせるとともに、今後の教育活動に役立てる。
(2)就労に向けたアンケート
実際に現場で就労してみて、在学中に身につけておけば良かったことについて、事
業所の方や、卒業生や保護者の方々から、今後の進路指導の参考にするために、アン
ケート調査を行う。
ア
調査方法
夏期休業中にアフターケアとして行う事業所訪問が、卒業生が就労して約3~4
ケ月がたった頃になるため、実際に雇用してみてどうだったのか、在学中に身につ
けておいて欲しかった内容などについて、卒業生の状況把握の一環として、事業主
に対して聞き取りによるアンケート調査を行う。
また、実際に就労してみて、在学中に身につけておけば良かったと思うことにつ
いて、卒業生や保護者から、郵送によりアンケート調査を行う。さらに、同窓会等
を活用して、細かい内容や具体的な何用について聞き取り調査を行う。
※調査依頼書(別紙4)
イ
調査内容
(ア)事業所に対して(聞き取り調査)
調査内容は、「在学中に、身につけておいてほしい力」、「学校に対する要望」、
「支援機関にお願いしたいこと 」、「雇用してみてのメリット、デメリット」の
4項目である。
(イ)卒業生や保護者に対して(郵送調査および聞き取り調査)
調査内容は、「学習面で勉強しておけばよかったと思うこと」、「専門コースで
勉強しておけばよかったと思うこと 」、「清掃や接客マナーで勉強しておけばよ
かったと思うこと」、「家庭で取り組んでおけばよかったと思うこと」、「その他、
身につけておけばよかったと思うこと 」、「学校に対する要望 」、「支援機関に対
する要望」、「事業所にお願いしたいこと」の8項目である。
Ⅲ- 5 -
ウ
集計
現場での具体的な内容を引き出すために、調査項目はすべて記入によるものとし
た。それぞれの項目には、何故それが必要なのか、具体的な理由(状況説明)も並
記することで、現場での具体的な場面や状況が想定できるようにした。
集計にあたっては、同じ内容のグループでまとめていくことで分類し、各教科や
日常生活で取り組んでいけれるようにした。
※(参照)Ⅴその他
ウ
就労に向けたアンケート集計結果
活用
集計結果をまとめ、職員会議で報告し、各教科や領域での教育活動に反映させて
いく。また、家庭で取り組むべきことも多くあるため、「進路だより」を通して日
常生活編として掲載し、家庭での協力も求めていく。
Ⅲ- 6 -
Ⅳ
1
休日等の福祉サービスの利用
地域生活支援センター
(1)地域活動支援センターとは
地域活動支援センターは 、「地域生活支援事業」の一つとして、制度化されたもの
である。
利用対象者は居住地にある地域活動支援センターを利用することが可能である。
事業
内容
地域活動支援センターⅠ型
(従来のサロンをイメージ)
日中活動(創作活動・生産活動)を行い、入浴や給食を提供
すると同時に地域住民ボランティアの育成や、医療・福祉
・地域の社会基盤との連携強化の調整を行う。
地域活動支援センターⅡ型
(従来のデイサービスをイメージ)
日中活動(創作的活動・生産活動)を行い、機能訓練・社
会適応訓練を行い、機能訓練・社会適応訓練を行い、入浴
や給食を提供する。地域の社会基盤との連携強化の調整を
行う。
地域活動支援センターⅢ型
(従来の小規模作業所をイメージ)
日中活動(創作的活動・生産活動)を行う。
岡山県内の主な地域活動支援センター
名称
岡山
地域サポートセンター仲よし
(一部掲載)
住所
〒 700-0806
電話番号
サービス提供日
086-223-1181 火曜日~土曜日
岡山市北区広瀬町 10-9
ぱる・おかやま
〒 703-8236
086-270-3322 火曜日~土曜日
岡山市中区国富 2-2-29
支援センター・コンドル
〒 702-8206
086-261-7228 月曜日~土曜日
岡山市南区浦安本町 208-6
サポートセンターかけはし
〒 709-0631
086-206-3127 月曜日~金曜日
岡山市東区東平島Ⅰ 134-50
地域活動支援センター旭川荘
〒 703-8555
086-275-4518 月曜日・木曜日
岡山市北区祇園 866
ひらた旭川荘地域活動支援セン 〒 700-0952
ター
岡山市北区平田 407
障害者生活支援センター(こら 〒 709-3111
ーれ)
086-245-7361 月曜日~金曜日
岡山市北区建部町福渡 834-2
Ⅳ- 1 -
0867-22-5200 月曜日~金曜日
〒 709-2123
ねこの手みつきらめき
0867-24-4232
土曜日のみ
岡山市北区御津河内934
地域活動支援センター・スピカ 〒 700-0013
086-250-6161 月曜日~土曜日
岡山市北区伊福町 2-6-1
倉敷
〒 710-0002
倉敷地域生活支援センター
086-464-4310 火曜日~土曜日
倉敷市生坂 836-1
第 1・3 日曜日
倉敷市児島障がい者支援センタ 〒 711-0921
086-472-3855 火曜日~日曜日
倉敷市児島駅前 4-83-2
ー
倉敷市水島障がい者支援センタ 〒 712-8033
086-440-3334 火曜日~日曜日
倉敷市水島東栄町 12-28
ー
倉敷市玉島障がい者支援センタ 〒 713-8121
倉敷市玉島阿賀先 2-1-10
ー
総社
086-525-7867 火曜日~日曜日
地域活動支援センターゆうゆう 〒 719-1172
0866-92-2566 月曜日~土曜日
総社市清音軽部 1135
瀬戸内 地域生活支援センタースマイル 〒 701-4246
第2・4日曜日
0869-22-9600 火曜日~土曜日
瀬戸内市邑久町山田庄 880-1
和気
〒 709-0451
東備地域生活支援センター
0869-93-2567 月曜日~土曜日
和気郡和気町和気 702
美作
地域活動支援センターなごみ
〒 709-4234
0868-72-1158 月曜日~金曜日
美作市江見 945
津山
〒 708-0882
神南備園
0868-24-9402 月曜日~金曜日
津山市大谷 600 番地
新見
〒 718-0003
ほほえみ広場にいみ
0867-71-2166 月曜日~金曜日
(障害者地域活動支援センター) 新見市高尾 2488-13
日曜日
(2)地域活動支援センター利用方法
勤務がOFFの日に地域活動支援センターを利用し、余暇の時間を楽しむことができ
る 。(ただし、岡山市在住の方でA型、B型の支給決定を受けている場合は、日常的
に福祉サービスを利用しているため支援センター利用は認められない)
活動内容は、支援センターによって異なるが、支援センターに来て自由に話をした
り、料理教室やカラオケ、お楽しみ会など開催されることもある。
活動支援センターは平日のみサービス提供している事業所や、定員に達している事
業所も多くあり、事前に利用できるかどうかの確認が必要である。
【岡山市の場合】
サービス
事業所
Ⅰ型
一般企業
A
地域活動支援センター
型
(サロン活動)
日中一時支援
移動支援
(利用は1ケ月に8日限度)
○
○
○
×
○
○
Ⅳ- 2 -
【活動例】
東備地域生活支援センター(1月)
玉島障がい者支援センター(2月)
(3)日中一時支援
障害がある人の家族が安心して就労できることを支援し、また日常的に介護をし
ている人が一時的な休息がとれるように、障害がある人の日中における活動の場を
提供し、日中の過ごし方の充実を図る事業。
〈対象者〉
就労支援〈タイムケア〉 ・・・
家族の就労支援を目的としており、両親が共働
き、又は、ひとり親で働かれている場合に利用す
ることができます。
一時的休息〈レスパイト〉・・・
家族の一時的な休息を目的としており、上記以
外の場合に、利用することができます。
〈利用料〉1割負担(※生活保護世帯は無料)
利用時間
利用者負担
1時間以上
200円
医療機関の場合 送迎加算(送迎サービスを有す
以後30分増すごとに (加算) 25円
400円
(加算)100円
る事業所の場合)
利用者負担金・・・(片道)50円
※岡山市の場合
〈利用上限〉就労支援〈タイムケア〉
・・・
1月あたり
23日
一時的休息〈レスパイト〉・・・
1月あたり
8日
Ⅳ- 3 -
〈内容〉指定の実施場での創作的活動・生産活動やイベントへの参加
(事業所によって、内容はさまざま異なります)
タイムケア事業所
66ケ所
、
レスパイト事業所
76ケ所
(平成24年度岡山市「障害者のしおり」より)
〈日中一時支援サービスの利用例〉
家 庭
日中一時支援
日中一時支援
(料理、作業)
9:30
家 庭
(カラオケ)
12:50 14:00
16:00
〈利用方法〉
居住地の管轄福祉事務所等に行き、「地域生活支援事業利用申請書」に必要事項を記
入し、「地域生活支援事業利用証」を発行してもらいます。(療育手帳と印鑑が必要)
日中一時支援事業所(一部を掲載)
事業所名
所在地
連絡先
定員
タイム
レスパ
ケア
イト
地域サポートセンター仲よし
岡山市北区広瀬町10-9
086-223-1181
20
○
わくわくワーク
岡山市北区一宮339-6
086-286-0951
5
○
ねこの手みつきらめき
岡山市北区御津河内934
086ー724-4232
(FAX)
5
○
○
閑谷ワークセンター・せと
岡山市東区瀬戸町肩脊43
086-952-2271
10
○
○
あおぞら
岡山市中区倉田264-13
086-200-1212
30
○
○
倉敷市山地1977
086-463-3556
(FAX)
5
○
○
ライフステップひまわり
倉敷市福田町福田2122-2
986-455-8586
15
○
○
藤工房
和気郡和気町藤野1025
0869-93-3898
7
○
○
ワークハウス
2
くるみ
福祉サービス利用手続き
①まずは、各支援センターに問い合わせ、見学等を行い、利用したい旨を伝える。
②各市町村の窓口にて地域生活支援利用(変更)申請書を申請する。
(利用決定の該当が認められた場合、市長が利用決定を行い、申請書が交付される。)
③利用したい支援センターに利用証を持参し、契約を行う。
3
手帳を利用して受けることのできるサービス
障害年金・各種手当の支給や、税金控除、医療費の助成、公共料金の割引などを利
用することが出来ます。
障害基礎年金
障害基礎年金の年金額は定額制で障害の等級により異
なる。
Ⅳ- 4 -
重度心身障害者(児)
自立支援医療(育成医療)制度
医療費支給制度
によって、医療費の自己負担額が1割ですむ。
ホームヘルプサービス
家事・介護・相談を目的とした訪問サービスを受ける
ことができる。(利用は原則1割負担)
所得税・地方税の所得控除
詳しくは税務署にお問い合わせを。
公共料金の割引
自動車税、軽自動車税、自動車取得税が減免される。(福
祉事務所での手続きが必要。重度の方のみ対象)
有料自動車道路の半額減免
事前に福祉事務所での手続きが必要。(重度の方のみ対
象)
JR運賃の半額減免
乗車距離100キロ以上で適用、急行券は減免対象外。
航空旅客運賃・タクシー・ 航空旅客運賃(2割引)
、タクシー運賃(1割引)
、
バス運賃の割引
バス運賃(5割引、定期は3割引)
※ 各事業所により異なる
生活福祉資金
生活、教育、住宅等に必要なお金の貸付制度
(社会福祉協議会が窓口)
各種公共料金の入場料割引 岡山県立美術館、後楽園など。その他映画館や遊園地
き
など割引あり。
ふれあい案内(NTT)
事前登録すれば、番号案内が無料になる。
携帯電話料金割引NHKの 会社により内容は異なるが基本使用料金等の割引きあ
受信料減免
り。重度の方、市町村民税非課税の方対象。詳しくは
日本放送協会放送受信料免除基準を。
自動車運転免許の所得費の 自動車学校に入学する前に各市町村の福祉事務所で申
助成
請手続きをする必要があり。(詳細は各市町村の福祉事
務所へ問い合わせを)
市町村によっては独自のサービス制度があり、福祉事務所に有る「福祉のしおり」や
「障害者ガイドブック」などで確認する必要があります。
Ⅳ- 5 -
(参考)自動車運転免許取得費の助成について
(一部を掲載)
市町村名
岡山市
対
象
者
助成金の額
次のいずれの要件にも該当する方 自動車運転免許の取得に直接かかった
(1)市内に住所を有し、身体障害者 費用の3/5(1,000円未満切り捨て)
手帳又は療育手帳の交付を受けて ※ただし、100,000円を限度とします。
いる方
(2)自動車運転免許を取得すること
によって、就労など社会参加が見
込まれる方
(3)市税を完納していること
倉敷市
身体障がい者手帳、療育手帳、精 100,000円(取得費用の2/3以内)
神障がい者保健福祉手帳を所持して
いる方で、免許取得が社会参加のた
めに必要と認められる方
総社市
市内に住所を有する重度障害者 自動車運転免許の取得に直接かかった
で、1級又は2級の身体障害者手帳 費用の3分の2以内の額で、100,000円
の交付を受け、免許取得により就労 を限度。
等社会参加が見込まれる方
赤磐市
市内に1年以上住所を有し、現に居 免許の取得に直接要した経費の2/3
住している身体障害者もしくは知的 の額(ただし10万円を限度とします)
障害者で、免許取得により社会参加
が認められる方
津山市
身体障害者手帳(1級または2級) 運転免許取得に直接要した費用の3分
をお持ちで、免許取得で就労や社会 の2以内で、100,000円を上限として助
参加が見込まれる方
美作市
成します(所得制限があります)。
障がいをお持ちの方で、免許取得 運転免許取得に直接要した費用の3分
で就労や社会参加が見込まれる方
の2以内で、100,000円を上限として助
成します(所得制限があります)。
※表記については、各市町村の「障害者ガイドブック」等による。
各市町村で、自動車運転免許取得費の一部を助成する制度がありますが、療育手帳では
不可の市町村もあります。多くの場合、各市町村の福祉事務所で、自動車学校に入学する
前に申請手続きをする必要があり、助成金は、免許が取得された後に支払われます。
また、市町村によっては、自動車税等の減免や、自動車改造費の助成、自動車燃料費の
助成、市営駐車場の駐車料金の減免などがありますので、詳細については、各市町村の福
祉事務所に問い合わせてください。
Ⅳ- 6 -
V
その他
1
同窓会
同窓会は本校を卒業した者や本会の趣旨に賛同した教職員や保護者で構成し、
会員相互の親睦と交流を図ったり、互いに励まし合ったりすることを目的とした
会である。また卒業後の生活について情報交換をし、必要の応じて関係諸機関と
連携を図り支援をするなど、アフターケアとしての役割も果たしている。
(1)企画・運営
卒業生の中から選出した役員と校内分掌の係とで企画・運営をする。
(2)発足までの流れ
ア 準備委員会を立ち上げ、会員や会費、内容等について話し合いをした。
イ 同窓会会則を作成した。
(3)入会までの流れ
ア 参観日等を利用し、生徒及び保護者に同窓会について説明する。
イ 入会案内の配布及び役員を選出する。
(4)同窓会当日までの流れ
ア 役員会の開催
①第1回:会長等の役職を決め、会員の把握と第1回同窓会日時及び事前
打ち合わせ日の確認をする。
②第2回:第1回同窓会のプログラム検討と役割分担を決める。
③第3回(同窓会直前):役割の確認やプログラムの内容を打ち合わせる。
イ 係で案内状の作成をする。
ウ 案内状の発送及び出欠の集約をする。(校内分掌の係)
エ 必要物品を購入する。(校内分掌の係)
(5)同窓会当日
ア 役員は早めに集合し、会場を準備する。
イ プログラムの司会進行。
(平成24年度プログラム)
卒業生及び教職員
保護者
【開会行事】
【近況報告】
どこで働いているか、どんな仕事をしているか、最近のマイブームは
初めてのお給料は何に使ったか等について発表する。
【レクリェーション】
3グループに分かれて活動
【年金制度説明会】
【歓談】
レクリェーションで作ったパフ
ェを食べながらの雑談
岡山生活・就業支援センターから
就労支援ワーカーが2名来校。
障害基礎年金の申請方法について、
保護者に説明を行う。
【閉会行事】
(6)同窓会後の反省
来年度の企画・運営の参考にするため、同窓会に参加した教職員にアン
ケートを実施した。第1回のプログラム内容では同窓会への参加人数が増
えると難しいので、第2回以降は、人数が増えることを想定し、新たな計
画を立てることと、開催時期を考えることを申し送りした。
Ⅴ- 1 -
2
事業所アンケート結果報告(H23~24年度)
卒業生が就労した事業所に対して「就労に関するアンケート」を依頼し、雇用に関する
意識調査を行った。回答(60社)をもとに、データを集計し、数値換算(下表)をした。
数値が大きいほど、大切な項目であることを示している。(上位3つに①~③の順位)
<事業所の回答>
○・・あてはまる項目
◎・・最もよくあてはまる項目
~ 数値換算 ~
(計=○×1+◎×2)
<現場実習について>
1 現場実習を受けようと思った理由
回答
ア
イ
ウ
エ
オ
2
ア
イ
ウ
エ
オ
ウ
エ
4
ア
イ
ウ
エ
オ
◎
13
5
6
4
1
順位
計
55 ①
23 ③
24 ②
20
5
企業の社会的使命のひとつと考えるから
ア
障害者雇用に関心があったから
イ
障害者への対応方法など、社内で理解を深めるため
ウ
本校(高等支援学校)の取り組みに興味があったから
エ
その他 ・会社からの命令・指示
オ
・障害者の自立の手伝いができれば(会社として)
・生徒のやりたい、頑張りたいという気持ちがあったから
・社長になったら障害を持った子ども達に、職場を提供しようと以前から
思っていたため
現場実習を受けるにあたって困難だった点
回答 ○
◎ 計
社内での障害者への理解
ア 11 5 29 ③
受け入れ部署(作業内容)の確保
イ 15 8 31 ②
実習指導担当者の確保
ウ 11 4 19
生徒にあった実習計画の立案
エ 18 7 32 ①
その他 ・実習指導者をつける人的余裕が不足している
オ 5
1
7
・実習担当者の育成をしていくべきだった
・実習受入れ時には不安があったが、終了時の本人の笑顔を見ることが
来て、ホッとしたのと同時に受け入れて良かったと思った
<雇用に関して>
3 採用した理由
ア
イ
○
29
13
12
12
3
回答
○
32
6
15
6
◎
9
5
8
2
計
50 ①
16 ③
31 ②
10
○
15
11
19
27
・
◎
7
5
3
11
2
計
29 ②
21
25 ③
49 ①
4
企業の社会的使命のひとつと考えるから
ア
障害の有無に関係なく、その作業内容を担当する人が必要
イ
であったから
ウ
障害者雇用率を達成するため
エ
その他 ・実習を通して、本人の一生懸命さや真面目さ、
何よりもこの仕事をしたいという思いが強く伝わってきたため
・以前雇用していたが、退職して数年間、空いていたため
・障害があってもできる作業があったため、雇用の場を提供したいと思っ
たから
・生徒の人柄と生徒さんを指導下さった先生方への信頼です
・会社の求める人材要件にマッチした為
・実習を通して本人の向上が認められ、この仕事をしたいという意思が
固まったため
生徒を雇用するにあたって将来心配なこと
回答
卒業後の支援体制
家庭・保護者との関係
他の従業員との関わり
仕事内容の変化への対応
その他 ・徐々にステップアップしていきます
ア
イ
ウ
エ
オ
Ⅴ- 2 -
5
雇用について御意見等があればお聞かせください
・初めての雇用のため勉強しながら指導して行きたいと思います。
・障害があるなしに関わらず、利用者、職員と無理なく関わっていけるような人間関
係を作ってほしいと思っています。
<就労に関して>
6 就労する上で大切だと考えていること
(1)職業生活
回答
ア 健康に気をつけ、良好な体調を保つことができる
ア
イ 職場に応じた身だしなみができる
イ
ウ 職場の規則を守ることができる
ウ
エ 正当な理由(通院や電車の遅延等)のない、遅刻・早退
エ
・欠勤がない
オ
オ その他 ・同僚、上司、お客様の他、外部から来た方に対し
ても「職員」としての挨拶や対応ができること
○
39
18
29
27
1
◎
10
・
9
8
・
計
59 ①
18
47 ②
43 ③
1
(2)対人関係
ア 相手や場に応じた挨拶ができる
イ 同僚や上司と適切な言葉遣いで、会話ができる
ウ 職場の上下関係、指揮命令系統について理解ができる
エ 誰とでも人間関係を上手にとることができる
オ その他 ・利用者様が、自分が守るべき人であることを
きちんと理解し、向き合えれば大丈夫です
回答
○
23
18
23
21
・
◎
13
・
8
6
・
計
49 ①
18
39 ②
33 ③
・
(3)作業力
ア 1日を通して作業をする体力がある
イ 指示通りに仕事をすることができる
ウ 正確に作業をし、品質、水準の保持ができる
エ 必要とされる作業速度をこなすことができる
オ 作業の内容や手順等の変化への対応ができる
カ 間違いや不良品の見分け、部品や伝票等の判別ができる
キ 安全に作業をし、危険や禁止事項に対処できる
ク その他
回答
○
22
28
19
14
20
13
24
・
◎
5
10
6
1
2
・
10
・
計
32 ③
48 ①
31
16
24
13
44 ②
・
(4)仕事への態度
ア 必要な時、自発的に質問・報告・連絡・相談ができる
イ 時間(作業開始時間、休憩時間、納期等)を守ることが
できる
ウ どんな作業にも自分から積極的に取り組むことができる
エ 集中して作業することができる
オ 与えられた仕事は、責任をもって最後までできる
カ 道具、材料、製品等を大切に取り扱い、整理整頓ができる
キ 作業や役割を分担したり、協力して共同作業ができる
ク その他 ・一生懸命仕事をすること
・モチベーションの維持
回答
○
29
23
15
17
32
17
19
・
◎
13
2
2
2
7
1
1
・
計
45 ②
27 ③
19
21
46 ①
19
21
・
ア
イ
ウ
エ
オ
ア
イ
ウ
エ
オ
カ
キ
ク
ア
イ
ウ
エ
オ
カ
キ
ク
<学校への要望>
・定期的に様子を見に来てほしい。
・今後、いろいろと発生する状況に応じてのアドバイス等をして頂ければ幸いです。
・2年続けて当社に就職して頂き、ありがとうございました。挨拶がきちんとでき、生
活習慣を身につけてくださっているので、スムーズに受け入れができます。
・挨拶がしっかりできる事が、社会でもっとも大事なことだと思います。
「ハイ」や「あ
りがとうございます」の返事がしっかりできる方が受け入れやすいです。
・先日の移行会議でも言われておりましたが、卒業後も本人を交えた連携支援体制をよ
Ⅴ- 3 -
ろしくお願いいたします。
・実習に至るまでの先生方の努力と熱意が少しずつですが、分かってきたような気がし
ます。来年度も積極的に実習を受け入れていきます。
・卒業後に私たち職員が、先生に代わってメンタル面をフォローしていけれるのか、楽
しみを持って就労してもらえるのかが心配。
・働く上で大切なことを生徒の方が自らの力で身につけて頂き当社としても勉強させて
頂きながらお互いによい仕事ができればと思います。今後ともどうぞよろしくお願い
致します。
Ⅴ- 4 -
3
就労に向けたアンケート調査報告
(1)<事業所へのアンケート>
項目
※聞き取り調査
在学中に、身につけておいて
ほしい力
その理由
具体的な状況(場面)
学校への要望
・休まず出勤できる力
・休みがあると、その仕事を ・急に休まれると、シフトが組めず、他 ・病院で働くためには、臨機応
誰かがカバーしないといけ
の部署から応援を頼まないといけなく
変に働ける力があるか、真面
ない。
なる。
目に休まず仕事ができる人が
・体調管理ができる。
欲しい。仕事を休む人は信用
できない。 T 君は臨機応変に
働くことは難しいが、真面目
に休まず仕事ができるので良
い。決まったスタッフで勤務
を組んでいるので、休まれる
のが一番困る。
・挨拶、返事(多数)
・最初はよいが、慣れてくる ・自ら「おはよう・・・」は△。言われ ・名前を呼ばれたときや指示を
と雑な言葉になる人がいる。 たら返せる。帰りの挨拶はできる。
受けたときにちゃんと返事を
・「 ごちそう様」に対してはじめは返答
する。
できなかった。今は「ありがとうござ ・従業員同士すれ違うときに「 お
いました」と返せるようになった。
疲れ様」と声をかける。
・部屋に入るときにノックをし
たり「失礼します」と声をか
けたりする
日常生活に関する
こと
・報告、連絡、相談( 多数 ) ・何となくできるだろうと思 ・エアコンフィルターの掃除をお願いし ・作業が終わった時の報告やわ
・分からない、自信がない、 って返事をしてしまうた
て 、「はい」と言ったのでお願いした
からない時、困った時に質問
初めての事をお願いした
め、できないまま時間が過
ら、フィルターが中途半端に付いてい
出来るようにする。
時に、聞く力 が必要。
ぎていってしまう。
て、壊れかけた。
・状況が説明できる。
・説明後、何を話したか聞くが、説明が
できない。でもある程度は理解してい
る。
・コミュニケーション能力 ・従業員同士で共通理解する ・地域の方や知っている人が多い
・目上の人や職場内での正しい
(多数)
ため。
言葉遣いができるように。
・社員との会話が少なく、社 ・独り言を言う。
員が構えているように感じ ・疑問に思う事を質問する。廃油処理=
る。
「どこにつながってるの?」
教科 に関すること
・整理整頓
・持ち物の管理
・職場でのマナー
・私服について
・更衣室の鍵をなくした。
・通勤時は私服で自由であるが、職場に ・礼儀作法やマナーを教えてほ
ふさわしくない服装の事がある。
しい。
・休憩時間の話の内容が適切
(上下ジャージ等)
でないことがる。
・メモの取り方 (絵、説明文) ・メモを取る習慣が身につい ・朝の打ち合わせや、週の予定を確認し、・メモを取らせ、活用出来る指
ていない。
段取りを考える時。
導をしてもらいたい。
・やり方、注意事項を覚える ・経験した事、気をつける事を毎回同じ
事ができないので。
ように説明している。メモに残ってい
ればそれを見て仕事ができるはず。
・指示された事、毎日の事は覚えてでき
る。
・トラブル時の対応。
・読み書き (せめて読む)
・クリーニングが仕上がった商品を店舗
に分けるときに間違いがある。
・同じ作業中のストレッチ、 ・身体の痛みを訴える。同じ ・身体をほぐす事が大切。
体をほぐすストレッチ少
姿勢の作業が多い。
し両足を開く姿勢、胸を
張った姿勢。
・パソコン (ワード、エクセ ・手書きデータをフォーマッ ・日報や作業報告など、エクセルを使う ・エクセルの基本操作を教えて
ルの基本動作)
トされたものに入力する。
場面が多い。
ほしい。
(PM2 h)
・持続して作業する事がで ・勤務時間を継続して働ける ・暑い職場なので体が一番。
きる体力及び気力
こと
・同じ作業が続くとだらける。
作業に関すること
・清掃の力
・残業有りとか変則勤務とか時
間の変更や使い方に臨機応変
に対応できるようになると良
い。
・作業は出来るが、時間をか ・詰め所の床掃除で、マジックや鉛筆の ・清掃で、目に見えないところ
けても全くきれいになって
汚れをそのままにしてしまう。半年か
もきれいにするという意識を
いない。
けて指導した事で少しずつできてきて
持たせてほしい。
いる。何のためにしているのか、目的
を持って作業できるるように学校で指
導して欲しい。
・ものの扱い方
・野菜の扱い方などが雑なと ・トマトなどの野菜をかごに入れる時に
きがある。
投げ入れる(軽く)事がある。
・包丁の取り扱い、下処理 ・袋づめした野菜をきれいに ・野菜をきれいにカゴに並べられないの
の仕方(野菜)、基本の調
カゴに並べる事ができない。 で、数を数えるのに時間がかかること
理
がある。
・食器洗浄(手洗い、機械)
・手洗いの手順。手洗い→アルコール→
手袋→アルコール
・エプロンの紐結び
・後方紐結びができない。
・洗い物が続くと飽きる。
・体の使い方(物を押す、重 ・力の入れ方が分からないよ
い物を持つ等)
うで、思っている量より運
んでくる量等が少ない。
・工具の使い方 (自転車が扱 ・慣れるまでに時間がかかる。 ・ほぼ毎日同じ作業なのですが、未だに
える程度で OK)
上達が見られない。(一人で任せられ
ない)
・流通サービスコースの中 ・あらかじめ経験しておくと ・できあがった製品を1つ1つ運ぶ。(ま
では、先入れ、先出し、
社内研修する時に役立つと
とめて運べば良いという事が言わない
マルチラッパー、カッター
思われるため。
とできない)
Ⅴ- 4 -
その他
・能率、要項(楽に早くする ・遅すぎる。要領が悪すぎる。 ・時間がかかり、次の工程に入れない。
方法)
・フォークリフト、玉掛け、 ・普通車の免許が無くても取
クレーンの免許。
れる。人数がそろえば出張
で講習に来てくれる。
・自分のペースを把握でき ・連係プレーが必要となる職
る力。
場なので。
・周りを見て動く。
・自主性を持たせるようにして
・困っている人をサポート ・相手に与える印象がよい。
もらいたい。褒めながら自信
する。
を持たせるようにして欲しい。
・実習を必ず行う。現場に ・きちんと決まった事を決ま ・実習期間は長い方がよい。3週間以上 ・時折訪問して、様子を見ても
なれる事で就労に期待出
ったようにできるので、職
は欲しい。人物をしっかり見て判断す
らいたい。
来るようになる。
員の手が不要。
る事ができる。
・就職してからも、保護者が何度か参観 ・入社後、保護者がお礼のお菓
に来たことがあるが、社会人になった
子を持ってきた。そういうこ
のだから、会社に任せてもらいたい。
とをしないように社会人とな
った子供や会社への接し方を
伝えておいて欲しい。
雇用してみてのメリット、デメリット
メリット
会社の
雰囲気
仕事面
デメリット
・最初は社員の方は不安に思っていたようだが、接するうちに変
わってきた。
・障害者がいることが、職場の雰囲気を作る。みんなが周りに気
を遣う事ができるようになった。
・彼の仕事へのひたむきさが周囲の動かす原動力となっている。
・頑張っている様子を見て、社員が刺激を受ける。
・職場の雰囲気を上げる事ができた。女性中心の職場であるが、
溶け込む事ができている。
・若い子が入って良かった。
・他の従業員への影響。周りの士気が上がった。
・みんなと仲良くしてくれている。
・真面目であるため周りによい影響。
・職場の人間関係作りに役立っている(今も)
・社会性=障害者とつきあっていく方法を考える事ができた。
・従業員の障害者理解につながり、次の障害者雇用につながる。
本人の
状況
<仕事に対する姿勢>
・身だしなみがよくない。
・会社に勤めている気構えが足りない。
・言われた事にしか対応出来ない
・言われた事が理解出来なくても聞く事ができない
・仕事の手配書を事前に見ていない
<知的障害への理解>
・本人に対する視覚支援が、他の人にとっても分かりやすいもの
になっている。
・指示の入れ方に工夫が必要である事を学んだ。
仕事面
<作業内容>
・仕事量は安定してきている。はじめは失敗もあったが、今は減
ってきている。
・決められた仕事をきちんとする。(頑張りすぎ?)
・忙しい時に+で入るのでありがたい。反面忙しい時なので丁寧
に分かるように指導できなかった。
・周りをよく見てやっている。
・片付けを全て任せて一人で出来ている。
・野菜の処理がアップ(40 Kg タマネギ)
・時間はかかるが確実にやってくれている。本人が努力している。
・レベルが高いので助かっている。戦力になっている。
<通勤方法>
・交通手段が、JR しかないため、JR の遅れなどで帰りが遅くなっ
たり、遅刻になる事がある。遅刻の時には本人から連絡する事が
できる。電車の遅れで遅くなるとの事だったので、帰りの事も考
え、その日は1日休みにした。
<作業内容>
・危険な作業や判断力が必要となる作業につかせにくい。
・本人は頑張ってくれているが、どうしてもできない事がある。
・人数にゆとりがないと本人ができる事がやってもらえない。
・新しい仕事を吸収しにくい。(覚えが悪い)
・教えるのに時間がかかる。言われたことは1回で覚えて欲しい。
付きっきりになれない。
・普通の人と比べてしまうので「 もう少し速くできるのかなぁー?」
と期待してしまうところがある。
<受け入れ体制>
・受け入れ体制(障害に理解がないなど)に問題有り。
・ M 君は障害者だからと特別な接し方はしていないが、 M 君とは
違う障害を持っている人には不安がある 。(障害によってそれが
デメリットになるかも)
<勤務状況>
・休まずに仕事に来るのでありがたい。仕事のめどが立てやすい。
・マイペースで、周りの雑音など気にせずに作業ができる。
・真面目で一生懸命にやっている。戦力である。(彼らに仕事を頼
めたら、その仕事をやっていた人に違う仕事を頼む事ができる)
・一生懸命真面目に作業するところ。残業を嫌がらないところが、
他の社員の模範になっている。( Z 君より高い給料の人によく引
き合いに出されている。残業仕事面など)
・決められた時間までに仕上げるのに 9:00 ~勤務だが、8:40 に現
場に入るように言うと次の日からきちんと 8:40 に入る事ができ
ている。素直に指示が聞ける。
その他
<意思疎通>
・感情を出してしまわない。言葉も出ないと分からない。
・何かあった時に関わる時間が必要。(思ったほど手は取られない)
・彼の思いが伝わってこないのが心配である。
<勤務時間>
・時間の制約があって困っている。本人の意識もだが、保護者も二
の足を踏んでいるところがあり 、残業させたくてもさせられない。
・本来の勤務時間に対して、開始時間までの準備(今日一日の段取
りをしてから伝えて作業する事が必要なので大変。絶えず見て指
示を出す事に手を取られる。)
・無断欠勤があった。ジョブコーチに相談して、解決済み。
・弟の世話をするために早退する事が度々あった。今はない。
・雇用率の達成。
・単純作業の人材が確保出来る。
・実習という形でお金がかからずに研修を積む事が出来るため即
戦力となる。
その他
・6月末に店長さんが代わられて雇用に至までの経過など知らない
ということで、報告出来るような話になりませんでした。
・職員旅行に誘う事がいいのかどうか、今年は乗り物酔いをすると
いう事で母親から断りがあり、参加していない
・飲み会に誘っていいのか
(2) <卒業生・保護者アンケート> ※郵送調査及び聞き取り調査
項
目
卒 業 生
在学中に勉強しておけば
よかったと思うこと
・挨拶 (1年から)
保 護 者
その理由
在学中に勉強しておけば
よかったと思うこと。
その理由
・仕事については 挨拶は基本 だか
・生活に密着したお金、言葉の勉強
・日々生活していく上で買い物をし
ら。(1年から)
時計(時間の勉強)
たり人と接したり、人と接する時
に、話しなどを理解して欲しい。
・時間で困ることがあるから。
日常生活
・流行にあった服装や恥ずかし
くない服装 や 身だしなみ 。
・自分はあまり気にならないけど
・生活するために必要な色々なこと。 ・一人暮らしを始めた時に自分を管
世間は見てくれないから。
理するために。
・身だしなみをちゃんと整えて ・ちゃんとした人になるため
おけば良かった。
Ⅴ- 5 -
・ 体の具合が悪くならないため
の生活 。
・だいたい 10 時から 11 時を目や ・言われなくても 時計を見て行動出 ・仕事に就いた時、積極的に人と関
すに寝るようにしないと、起き
来る ようになること。(1年から)
わる事ができると思う。
られなくなる。
・職場の方とのコミュニケーシ ・昼休憩時に何を話していいのか
ョンの仕方 。
分からない。
・目上の人との関わり方や会話 など
・職場で働くうえで必要
・職場の人と一緒に働くということ
・コミュニケーションがなかなかう
まくとれないため。
・受け身でなく積極的に人と関わる ・会社で人とのつきあいやコミュニ
事 を身につけておくと良かった。
ケーションのやり方がよく分かっ
ていない点がある。
・初対面の人との会話能力・対応能 ・時間を十分にかけて少しずつでも
力。
・漢字の読み書き をもっとした ・いろんな所で読む機会がある。
ら良かった。(多い)
・僕が仕事をするときに役立つか
体得させておく必要があるため。
・国語: 話す、聞く事を正確に的確 ・人間関係が大切なのでコミュニケ
に伝えることが出来る 。
らです
ーションがとれる様に力をつけて
おく。
・いざというとき漢字が書けなか ・要点をまとめて、箇条書きにする ・要点を効率的に相手に伝える必要
教
科
ったり、人によって読みかたが
こと。
違ったり読めなかったりするか ・文章を丁寧に書く こと。
ら。
があるため。
・日誌、書類など仕事でも日常生活
でも欠くことの出来ないことだか
ら。
・漢字の読み、書き 、手紙の書き方。 ・大人になって、役に立つから。
・説明を聞いてメモに書くという練 ・新しい作業の指示を早く覚えるた
習。
・書類等を書く
め。
・ボールペンで書くことに慣れてい
ない。
・計算 がもっとできるようにし ・仕事で秤を使うことがある。
・お金の計算 (1年から)
・就労して必要だから(1年から)
ておけば良かった。
・数学のプリントで、 100 ます ・計算するときに苦労している。
計算 を確実にできるよう勉強
しておけば良かった。(3年)
・お金の計算(3年)
・家計簿がつけられたら良かった。
(3年)
・英語検定があったら良かった。 ・資格を持っていると有利だか
(3 年)
・英語が日常使えたらいいと思いま
ら。
した。
・情報(エクセル)データ入力(数 ・作業日報、チェック項目を入力
字や文字)
するため。
・体力 をつけておけば良かった。 ・体力がないと仕事が続けられな
い。
・学習面では何も必要なかった。 ・国数英社理はうちの会社では何
も役に立たないから。
・普通の高校の勉強をすれば良 ・レベルが低かったから、難しい ・もう少しレベルの高い勉強。
かったと思います。
勉強をやりたかったです。
・全体的にレベルが低かったみた
い。
・難しいことは無理とは思いますが、 ・3年間は、実習へ向けての取り組
生活していく中で、必要とされる
みが中心だったと思いますが、基
基本的なことの勉強。
礎的な勉強にも力を入れて欲しか
った。
・報告の前にきちんと確認でき ・できていないと、やり直しをし
ること (3 年)
て、また報告しないといけない
から。
専
門
・服をきれいにたたむ方法
・しわをきれいに伸ばしたいから。
・計量
・木工でやった磨きが役に立った。 ・2 年間ものつくりコースで学習し、 ・指先を使っての作業で役に立って
・ノギス
・グラムを計る練習が役に立った。
・安全に関しての勉強
・レジ打ちの確認(3年)
分解組み立て木工工作を勉強して
いる。
良かった。
・打ち間違いをすると変な数にな ・レジ打ちや暗算、おつりの計算な ・人より時間がかかる分、早い時期
るから(3年)
どが人前で速くできること。(3年)
から想定される作業に慣れさせて
おく必要があるため。
Ⅴ- 6 -
・ 30Kg を超える重たい物 を持て ・会社で重い物を持つからです。
るまでやれば良かったです。
・重たい物が持てるまで訓練。
・会社で重い物を持ち上げるから。
・力の入れ方、体の使い方 を覚える。 ・動きに無駄や不自然な動作が見ら
れる。
・パソコン(エクセル)(3年)
・作業日報、チェック項目を入力 ・パソコンが仕事でもしっかり使え
するため。
・袋詰めなど細かい作業 (3 年)
たら良かった。
・小さい部品があったので入れる ・ピッキングの練習
のに時間がかかった。
・就労してしまうと忙しくて教えて
もらう時間がないと思います。
・学校で毎朝の 発声練習 を本気 ・職場で、毎朝朝礼のときに発声
でやれば良かった。(通年)
・電話の応対
練習があるから。
・内線電話をとったり、内線でま
わしたりするため。
・今の会社には直接関係ないけ ・普通の学校だったら体験できな ・食品の栄養についてこの食品はど ・毎日同じ物ばかり食べていてはい
ど、福祉や食品などを勉強出
いことが出来たからです。
来て良かったと思います。
んな栄養があって体にどのように
けないので、野菜の役割とか知ら
働いているかとか。
ずに好き嫌いで食べたり食べなか
ったりする。
・専門コースで仕事に関係する
・よくわかりませんが、 最後までや ・本人が出来ていたか否かは、よく
事をしたら良かったと思いま
り遂げる学習、訓練。
わかりません。
した。
・礼の仕方やコミュニケーショ ・色々な人と会ったときに丁寧な ・きれいな言葉遣い 。(1年から)
ンの仕方。(他の会社の人に自
挨拶ができるから。
・接客するのに必要だから。(1年
から)
分から話しかけるとか)
・人に対するときの話し方。
・質問されたときに回答の仕方がお
かしいときがある。
「 清 掃 」 ・態度 (1年から)
「接客マナ
ー」
・態度が悪いとお客様に嫌な感じ ・周りからどう見られているかを気 ・客商売では必須。
が伝わってしまう。(1年から)
・接客マナーでは正しい笑顔の ・お客様の中には色々な性格を持
作り方、個々のお客様の対応
っていて色々な年齢の方々がい
の仕方、身だしなみ、声だし。
るのでその人にあった接客対応
にして自ら身だしなみに気を遣う
習慣 。
力が求められるから。
・食事のマナーの授業。(2年)
・食べるのが早いと言われた。
・電話の受け答えは役に立った。
・人の話をよく聞く こと。
・仕事の指示を正しく聞くことが ・「 清掃 ・ 接 客」 と も、 底に 心 が必 ・嫌々していることはできあがりに
必要だから。
要であることに心をとめて行う こ
・必要なものの確認 が確実にで ・清掃道具の準備時にチェックす
きる。
伝わってくるから。
と。
るのに困った。
( 指示書では鉛筆が必要)(3 年)
・本人が、今、出来ているかどうか ・何か勉強したことは、いつか役に
は分かりません。
立つことが来ると思えるから。
・清掃で食洗機内、乾燥機内、 ・仕事をした後に、機械の洗浄を
畳、オーブントースター、機
しないといけないため。
械(特殊浴槽、工作機械など)
・マナーのことについて学習して欲 ・グループホームで生活しているの
の清掃 。
しかった。
で、清掃マナーは出来てると思う。
・清掃の事をしっかり学んでた ・清掃のコツ
ら良かったなと思いました。
<生活リズム>
・生活リズム (早寝早起き)
<生活全般>
・朝起こしてもらっているから。
・朝、自分で起きること
・もっとしっかり家事全般的に教え ・現在母が全てしているが、毎日の
ておけば良かった。
ことなので自分でできるようにし
ておけば良かった。
家
庭
<料理>
・お皿洗い、調理など。
・フードコートでは 家庭で調理を ・食事、清掃など基本的生活習慣の ・独り立ちして欲しいから。
する人しない人によって大きく
出来の差が違ってくる 。
・炊事、洗濯など家事全般、身の回 ・洗濯物の干し方、たたみ方 が良く
・自分で出来る料理を増やす。
・仕事にお弁当を持って行くが、
・もう少し家の掃除とかをして
お母さんがいないと自分で作れ
おけばよかった。料理もして
おけばよかった。
ない 。
りの片付け 。
・一人暮らしした時、自分で買っ
ない。
・家で家事を全部してくれていたの ・今後の 1 人暮らしに役立つので手
で家のことは良くできるようにな
て作れるから。
・お弁当のおかず詰め。
幅を広げること。
伝いを積極的にさせたい。
った。
・コミュニケーションの取り方をも ・仕事に就いたとき、積極的に人と
・盛りつけで手が遅いと言われた。
う少し色々な方法で学ばせておけ
関わることが出来ると思う。
ば良かった。
<清掃>
・階段清掃
・狭い急なところを体の向きを変 <料理>
えながら清掃するため。
・家の手伝い
・お弁当作り。作れる食事(料理)の ・本人が作る料理は目玉焼き、ラー
・少し不足してる。仕事で同じよ
レパートリーが5つ位 あれば良か
メン、ピザトーストと簡単な物ば
ったと思います。
かりだから。
うなことをする場面がある。
Ⅴ- 7 -
<金銭管理>
・自分で使うお金の使い道、お小遣 ・給料の管理。
い帳など生活で必要なお金の使い
方と大切さ 。
・キャッシュカードの取り扱い
<通勤>
・天候の影響で交通機関がストップ ・JRがストップしたとしてもバス
した時の対応。
で自宅近くまで帰るなどの 代替え
案を練習しておけば親が送迎でき
なくても何とかなる ので。
・通勤時のトラブルの対処方法 を知 ・電車内での忘れ物があり、職場で
っておく。
対応してもらったので。
・自転車の修理 が自信を持って出来 ・よく故障する・・その度に学んだこ
るようになっていれば良かったか
とがあるのでやってみるものの、
な。
うまくいかずこちらも少し不安も
ある上に知識がないため見守りに
くい。
<身だしなみ>
・私服の着こなし
・同じ服を続けても平気だったり、
・クールビズなど世間の常識にすぐ
対応しにくい
シャツのボタンを全て留めたり若
者的な感があるので。
<健康面>
・体力作り
<行動面>
・運動が苦手なので。
<友人関係>
・自ら進んで行動出来る 、会社 ・だらけていると必要な人になれ ・身につけると言うことではないで ・卒業してから友達がいない。
に必要な人になること。
その他
ないので真剣に頑張らないとい
すが、1ヶ月に1度でも友達と遊 ・困った時やどうすればよいかわか
けません。
びに行ける約束が出来ること。
<学習面>
・知識を身につけておけば良か
・人とのつきあい方
らない時に質問ができる。
・良い友達を作ること。
・会社で役に立つからです。
ったです。
<社会生活>
・電話での応対。(子供宛にかかって
・実習に行って良かった。
・実習と社会生活との違い(厳し
・学生の時とは違い難しくなるか
ら。
くるセールスなどに)
・社会に出るための心構え、ルール、
さ)を感じた。
常識、非常識、エチケット等。
<話し方>
・聞く方は「 ある」のか「 あった」
・息子の場合、話すときに間違って
のか、現在のことか過去のことか
いないか不安があるためか、語尾
わからなかったり 、「ある」のか
をはっきりさせない癖があるので
「ない」のかもわからなくてしば
もっと教えておけば良かった。
しば聞き直している。(家庭のこ
とですが、職場でもあると思いま
す)
学校に対する要望
卒 業 生
保 護 者
・体育大会や学校祭など行事があれば見学に行きたい ・今いる生徒さんには、人としての命の大切さを知ることや、誰とでもコミュニケーションがうま
と思います。
・来年の同窓会は平日の夜、バイキング等の店で会合
してもらいたい。(仕事の都合で)
・たまには卒業生の集まりももって欲しい。
くできる対応の仕方等しっかり教えてあげて欲しいと思います。社会性をつけることが一番大切
かなと思います。
・今のところ順調に就業できているようです。会社の方も忙しそうなので、会社を訪問することも
なくこれまできています。学校から訪問する機会があれば、同席させて頂ければありがたいかと
思います。
・行事などの案内をして頂きたい。同窓会以外にも学校へ行きたいと思っているので。 (本人が)
・就職先を斡旋して下さる際、もう少し雇用条件(良くても悪くても)について、詳細に教示して頂
ければありがたいです。
・息子にとって友達が出来たこと、いろんな事にTry出来たこと、何より楽しく学校に行けたこ
とがとても嬉しく大切な3年間だったと思います。本当にありがとうございました。元気に仕事
に通っていますし、この頃は 1 人で映画を見に行ったり余暇も楽しめているようです。
・3年間本当によくご指導頂きました。ありがとうございました。
・子供の事、子供にとって教育とは?真剣に向き合って頂きたいです。
・定期的に先生方に見に来て頂ければと思います。子供はすごく嬉しかったようで、仕事の励みに
なるみたいです。
・3年間で習得する事が難しい生徒に対して卒業後の専攻コースがあればよいと思う。
Ⅴ- 8 -
事業所にお願いしたい事
卒 業 生
保 護 者
・仕事中に私語をしている会社の人が沢山いるから、 ・年に 1 度程度(問題があれば増えても)就業の状況を話し合えれば安心です。
私語をしないで欲しい。私ともう少し仲良くなって ・問題が起きたら報告する(支援機関や家庭)だけでなく定期的に問題がないときもあるときはもち
欲しい。
ろんですが{ある 」「ない」を連絡して欲しいです。何も言われないので問題がないと思ってい
・昼食後15分でいいから休憩がしたい。
・倒産しないように気をつけて下さい。
・人の仕事を押しのけて横取りする人がいる。やめて
欲しい。
ますが、本当にないのか不安に思っています。
・連絡がないことは、息子が頑張っている、できていると思っています 。「あれ?」と思うことが
あれば小さな事でもお知らせ頂けると嬉しいです。毎日元気に仕事に出かけられていることを心
より感謝しています。これからもどうぞよろしくお願い致します。
・急に違う仕事が入るとしんどい。
・普通の子供と違い、自分の気持ちを言葉で表現出来にくい子なので、視覚から入って教えたりし
・人が少ないから 12 時間仕事をしている人もいる( し
んどそう)
て頂けたら本人に伝わりやすい。その子供さんに応じた対応をして頂ければありがたいです。
・今は6時間労働ですが、将来的には8時間労働で働きたいです。
(3)<支援機関に対する要望>
※郵送調査及び聞き取り調査
事業所
・生活面での支援はあるのか?
・補助金、助成金の情報が知りたい。
・「 何かあったら言う」ではなく「なにかありませんか」といった自主的な動きがあればよい。
・今のところはないが、将来自立する事になったら相談するかも(家から通うには遠すぎるので会社の近くに住んで欲しいと思っている。
・今は特に困っている事はないので、今までのようにたまに様子を見に来て声をかけてくれればよい。
・困った時の窓口として相談している。すぐに対応してもらえてありがたい。
・ジョブコーチや専門家に必要に応じて相談するようにしています。
・突然の訪問には対応出来ないので事前に連絡が欲しい。
・家庭との協力関係をお願いしたい。
卒 業 生
・岡山県同世代の集まりがしたい。
保 護 者
・レクリエーションなどのご案内ありがとうございます。具体的にすぐ要望はありませんが、見守
っていて下さると思うと安心です。
・職場や本人に定期的に様子を訪ねて欲しい。
・必要なときに相談しやすいようご配慮をお願いします。
・どのように利用させて頂けばよいのかまだ模索中ですが、先日お電話を頂き行事に参加すること
が出来るようです。ありがとうございました。(電話を頂くまでは「 行かない」と行っていました)
・もっと一般の方と上手に生活していけるように間を取り持つ支援が欲しい。
・障害の合う子供が生きていく上で、支援しようと本気で考えて、サポートして頂きたい。
・ジョブコーチをお願いして、職場で色々見て頂いていますが、意思の疎通が出来ないですか?!
Ⅴ- 9 -
(別紙1)
生活体験実習参加願い
岡山県立岡山瀬戸高等支援学校長
○
○
○
○
殿
貴校における生活体験実習の必要性を十分に理解し、
生活体験実習の参加を希望いたします。
なお、このたびの実習にあたり、施設の規則を遵守し、
有意義な実習になりますよう協力いたします。
平成
年
月
日
生徒氏名
保護者署名
Ⅵ- 1 -
(別紙2)
生活体験実習日誌
実習先:宿泊型自立訓練ぎおんハイツ
所在地:岡山市北区中原 664-1 先
℡番号:086-275-5697
実習期間
平成
年
月 日( )~ 月 日( )
学校名
所在地
℡番号
自宅の住所
自宅の℡
緊急連絡先
氏
名
-2-
生活体験実習では、自宅からはなれて、生活する中で、次の三つ
を目標とします。
①
自分で予定を組み立てて時間内に、身の回りのことができるよ
うにすること
②
生活に必要なスキルの中で、何が自分一人でできて、何が苦手
なのかを理解すること
③
苦手なことはどんな支援があればできるようになるのかを知る
こと
私の目標
-3-
月
日
(
)曜日 天気(
帰ってからする係は何でしたか?
係で気をつけたことは何でしたか?
職員さんに教えてもらったことは何でしたか?
今日使ったお金を計算しよう。
部屋着への着替え、制服のハンガーかけ、夕食準備、夕食の片付け、清掃、
入浴の準備、入浴(体洗い、洗髪)、入浴後の片付け、洗濯、洗濯物干し、
自分の荷物の整理、検温、ゴミの分別、日誌の記入、お小遣い帳の記入、布団の準備、
歯磨き、一人での起床、制服への着替え、パジャマの片付け、布団の片付け、洗面、
ひげそり、学校へ行くための準備(作業服、体操服など)、あいさつ、 日記など・・・
【日
記】
【職員の方より】
-4-
)
平成
年1月吉日
事業所の採用担当の方へ
岡山県立岡山瀬戸高等支援学校
校
長
○
(
公
○
印
○
省
略
○
)
事業所アンケートの御依頼
新春の候、貴職におかれましては、ますます御清栄のことと拝察いたします。
このたびは、本校生徒の採用について、格別な御配慮をいただきありがとうございまし
た。卒業式までに残された時間は、あとわずかとなりましたが、就労に向けて、さらなる
取組を行いたいと思います。
さて、このたび、本校にとって初めての卒業生を送り出すにあたり、アンケートを実施
したいと思います。今後の進路指導の参考にさせていただきたいと思いますので、アンケ
ート用紙に御記入のうえ、期日までに返信用封筒で御返送いただきますようお願いいたし
ます。
御多用中申しわけありませんが、なにとぞよろしくお願いいたします。
貴社のますますの御発展を祈念しております。
アンケート返信期日
平成
Ⅵ- 5 -
年
月
日(
)まで
事業主各位
岡山県立岡山瀬戸高等支援学校
進路・就労支援係
事業所アンケート
記入者:人事担当者・現場責任者・その他(
1
)
現場実習を受けようと思った理由
(複数回答可)・・・一番大きな理由に◎をつけてください。
ア
社会貢献や企業のイメージアップのため
イ
以前、障害者の現場実習を受けたことがあるから
ウ
本校の教員が熱心に依頼に来たから
エ
本校(高等支援学校)の取り組みに興味があったから
オ
その他
(
2
)
本校の生徒を採用した理由
(複数回答可)・・・一番大きな理由に◎をつけてください。
ア
その作業内容を担当する人が必要であったため
イ
障害者雇用による事業所のイメージアップのため
ウ
障害者雇用率を達成するため
エ
助成金がもらえるため
オ
その他
(
3
)
現場実習を受けるにあたって困難だった点
(複数回答可)・・・一番大きな理由に◎をつけてください。
ア
社内での障害者への理解
イ
受け入れ部署(作業内容)の確保
ウ
実習指導担当者の確保
エ
生徒にあった実習計画の立案
オ
その他
(
)
Ⅵ- 6 -
4
生徒を雇用するにあたって将来心配なこと
(複数回答可)・・・一番大きな理由に◎をつけてください。
ア
卒業後の支援体制
イ
家庭・保護者との関係
ウ
他の従業員との関わり
エ
仕事内容の変化への対応
オ
その他
(
4
)
就労する上で大切だと考えていること
優先される上位3つに○をつけて下さい。
ア
挨拶・返事 ができる。
イ
ミスを隠さず報告できる。
ウ
分からない時に聞くことができる。
エ
時間を守ることができる。
オ
安全に作業ができる。
カ
指示や説明を正しく聞き取ることができる。
キ
会社の決まりを守り、礼儀正しく行動できる。
ク
規則正しい生活ができる。
ケ
整理・整頓ができる。
コ
積極的に作業に取り組むことができる。
カ
自分勝手な行動をしない。
キ
出勤状態がよい(むやみに休まない)。
ク
依頼や相談をすることができる。
ケ
集中して作業することができる。
アンケート返信期日
平成
年
月
日(
)まで
※卒業生の進路先として、事業所名や作業内容を公表してもよい(
事業所名
Ⅵ- 7 -
可
・
不可)
平成
平成
年度
就労に関するアンケート調査
年7月
日
実施要領
進路・就労支援係
1
目
的
就労に向けた教育活動を展開するにあたり、実際の現場からの声を、より
反映させるために、卒業生や雇用事業所等にアンケート(聞き取り含む)に
よる情報収集を行い、今後の教育活動の取り組みの参考にする。
2
対
象
卒業生、卒業生の保護者、就労先の事業所
3
内
容
学習面や作業面等から「3年間継続して学習する必要がある内容」「必ず
指導する必要がある内容」「卒業間際に指導する必要がある内容」について、
情報収集する。
4
方
法
「事業所」・・訪問時に聞き取り調査を行う。
「卒業生」「保護者」・・郵送によりアンケートを回収する。
また、事業所訪問や同窓会等の場を利用して、聞き取り調査を行う。
5
その他
郵送料は進路指導費から支出する。
Ⅵ- 8 -
平成
卒業生
年7月
日
保護者各位
岡山県立岡山瀬戸高等支援学校
校
長
(
○
公
印
○
省
○
略
○
)
就労に関するアンケート調査の実施について(ご依頼)
時下、皆様にはますますご清栄のこととお喜び申しあげます。平素から本校の教育活動
に何かとご協力をいただき有り難くお礼申しあげます。
卒業生の皆様におかれましては、就労してから3カ月がたち、事業所での仕事や環境に
も慣れてきた頃ではないかと思います。学校では、校内に、就労支援センターを立ち上げ、
卒業生や事業所に対して、関係機関と連携しながら、職場訪問や定着指導を行っていると
ころです。
さて、本校では就労に向けて更なる取り組みを進めていくために、卒業生や保護者の皆
様からの実際の声を教育活動に反映させていきたいと思い、アンケート調査を計画しまし
た。
つきましては、別紙の用紙にご回答のうえ、同封の返送用封筒で、7月末までに、学校
宛に送っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
(お知らせ)
平成
年8月
日(日)に本校で開催される「同窓会」において、岡山障害者就業
・生活支援センターから○○○○様と○○○○様をお迎えして 、「障害基礎年金の申請方
法」についての保護者向け説明会(10:00~12:00)を計画しました。支援機関の専門ワー
カーから直接、年金手続きについてのお話を聞いたり、質問できたりするよい機会ですの
で、ふるってご参加ください。資料を準備する都合がありますので、アンケートに出欠票
を同封して、返信用封筒でお送りください。
キリトリ
年金手続き説明会出欠票
8月
日(日)に開催される「障害基礎年金の申請方法についての説明会」に
出席する
・
欠席する
卒業生氏名
保護者氏名
Ⅵ- 9 -
<事業所アンケート>
聞き取り調査
事業所名
1
卒業生
本校の卒業生を受け入れてみて、在学中(高等支援学校)に、身につけておいてほしい力
は、どのようなものですか。具体的な状況(場面)でお知らせください。
在学中に、身につけておいてほしい力
その理由
具体的な状況(場面)
在学中に、身につけておいてほしい力
その理由
具体的な状況(場面)
在学中に、身につけておいてほしい力
その理由
具体的な状況(場面)
Ⅵ - 10 -
2
学校に対する要望
3
支援機関にお願いしたい事
4
雇用してみてのメリット、デメリット
<メリット>
<デメリット>
ご協力ありがとうございました。この用紙は、8月末までに○○まで提出してください。
Ⅵ - 11 -
<卒業生アンケート>
事業所名
1
卒業生
就職してみて、在学中(高等支援学校)に勉強したり、身につけておいたりしたほうがよいと
思うのは、どのようなことですか。具体的に記入してください。
学習面(授業)で勉強しておけばよかっ
その理由(具体的に)
時期
たと思うこと。
A
B
(
)
年
C
専門コースで勉強しておけばよかったと
その理由(具体的に)
時期
思うこと。
A
B
(
)
年
C
「清掃」や「接客マナー」で勉強しておけ
その理由(具体的に)
時期
ばよかったと思うこと。
A
B
(
)
年
C
家庭で取り組んでおけばよかったと思う
その理由(具体的に)
時期
こと。
A
B
(
)
年
C
(裏面に続く)
Ⅵ - 12 -
その他、身につけておいた方がよかっ
その理由(具体的に)
時期
たと思うこと。
A
B
(
)
年
C
2
学校に対する要望があれば、記入してください。
4
支援機関に対する要望があれば、記入してください。
4
事業所にお願いしたい事があれば、記入してください。
※ 1 の時期について、いつ学習するのがよいか、記入してください。
A
3年間継続して学習する必要がある内容
B
必ず学習する必要がある内容(1~3の学年を記入する)
C
卒業間際に学習する必要がある内容
ご協力ありがとうございました。
このアンケート用紙を返信用封筒に入れて7月末まで に郵送してください。
Ⅵ - 13 -
<卒業生の保護者アンケート>
事業所名
卒業生
お子様の就労の様子をみて、高等支援学校の在学中に身につけておくべき力は、どのような
ものですか。具体的に記入してください。
学習面(授業)で勉強しておけばよかっ
その理由(具体的に)
時期
たと思うこと。
A
B
(
)
年
C
専門コースで勉強しておけばよかったと
その理由(具体的に)
時期
思うこと。
A
B
(
)
年
C
「清掃」や「接客マナー」で勉強しておけ
その理由(具体的に)
時期
ばよかったと思うこと。
A
B
(
)
年
C
家庭で取り組んでおけばよかったと思う
その理由(具体的に)
時期
こと。
A
B
(
)
年
C
(裏面に続く)
Ⅵ - 14 -
その他、身につけておいた方がよかっ
その理由(具体的に)
時期
たと思うこと。
A
B
(
)
年
C
2
学校に対する要望があれば、記入してください。
4
支援機関に対する要望があれば、記入してください。
4
事業所にお願いしたい事があれば、記入してください。
※ 1 の時期について、いつ学習するのがよいか、記入してください。
A
3年間継続して学習する必要がある内容
B
必ず学習する必要がある内容(1~3の学年を記入する)
C
卒業間際に学習する必要がある内容
ご協力ありがとうございました。
このアンケート用紙を返信用封筒に入れて7月末まで に郵送してください。
Ⅵ - 15 -