53 ~マネキントレーニング~ まつげエクステを外す リムーブ ~マネキントレーニング~ まつげエクステを外す リムーブ 54 まつげエクステを外す リムーブ まつげの特性を知っておきましょう リムーブ手順 ① コットンをまつげの下に敷き、まぶたにリムーブ剤がつかないように保護します。 コットンが粘膜や眼球に触れないように注意しましょう。 ③ 3分程度時間を置き、 マイクロブラシまたは綿棒で軽く擦りながらエクステを外していきます。 ④ 取れにくい場合はリムーブ剤をつけ足し、少し時間を置いてからもう一度軽く擦ります。 ⑤ リムーブした後は、残ったリムーブ剤をクレンジングと精製水で綺麗に拭き取りましょう。 ※ リムーブ剤がまつげに残ったままエクステを装着すると持続力低下の原因になります。 リペアの際は十分にご注意ください。 まつげの構造は、キューティクル(毛表皮)・コルテックス(毛皮質)・メデュラ(毛髄質)の3つに分 かれており、毛質は髪の毛同様に個人差があります。健康なまつげや傷んでいるまつげ、本数や 長さなどにも違いがあり、人によっては下まつげが長い方やほとんど生えていない方、硬い毛質 の方や柔らかい毛質の方、逆まつげの方等、様々です。また、手で軽く擦るだけで抜ける毛も含 め、1日に5本前後抜け落ちるのが一般的です。装着したばかりのエクステが翌日に5本も抜け た、エクステが原因でまつげが抜けた等のクレームにならない様、あらかじめ毛周期の話を伝え ておくと良いでしょう。 ※ 外れにくい場合でも力を入れて引っ張らないようにしてください。 毛先 ※ まぶたや肌にリムーブ剤が付着しないように注意してください。 リムーブ前 リムーブ後 例1 メデュラ (毛髄質) キューティクル (毛小皮) ◆まつげの内部 memo リムーブ前 例2 コルテックス (毛皮質) 根元 まつげエクステは日々少しずつ外れていくものです。装着方法や顧客のライフスタイル、扱い方などによって は部分的にまとまって外れることもあります。その際、すぐにサロンに行くことが出来ず、残ったエクステを引っ 張って無理に外してしまう顧客もいます。リムーバーを使用せず無理に外すと、まつげの損傷、部分的な損失の 原因となります。ご自身での取り外しは避け、必ずご来店していただきましょう。 数日後に「肌に違和感があるため外してほしい」と要望する顧客もいらっしゃいます。体調や体質の変化・季 節の影響等で違和感を感じることがあるので、その場合は医師の診断のもと、速やかに対応しましょう。 リムーブ後 ◆毛周期により、まつげとエクステ が同時に外れることがあります 中級 中級 ②(目を閉じた状態で)リムーブ剤を綿棒につけ、外したいエクステ部分に乗せます。 最初から根元に置かず、少しずつ丁寧に根元方向に伸ばしていきましょう。 まつげには目を外敵から保護するという役割があり、チリやホコリなどが角膜や結膜にあたる のを防ぎます。まつげの生え際の周囲には知覚神経が集まっているため、ほこりが触れると角膜 や結膜にあたる前に感じ取り、自然にまぶたを閉じます。 通常のまつげは、まぶたから外側に向かって生えています。長さは10mm前後で本数には個 人差がありますが、概ね上まつげは片目約100~150本、 下まつげはその半数ほどです。
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