子どもたちの未来、子どもの本の未来

フォーラム
「子どもたちの未来、子どもの本の未来」
戦後70年を迎える今、
子どもの本の昨日・今日・明日を考える
日時: 2015 年 11 月 14 日(土)
午後2時 ~ 午後4時 30 分
会場: 石橋文化会館 小ホール
対象: 一般(中学生以上)
参加費:500円
定員: 200名
※要申し込み(裏面参照)
〈プログラム〉
第一部 基調講演
「戦後 70 年、戦争と児童文学を考える」講師=野上暁(評論家)
第二部 パネルディスカッション
「児童文学作家たちが語る、過去のことこれからのこと」
パネリスト=片川優子、芝田勝茂、那須正幹、濱野京子 司会=野上暁 石橋文化会館 福岡県久留米市野中町 1015 ℡ 0942-33-2271
主催:一般社団法人日本ペンクラブ
共催:久留米子どもの本を読む会
日本子どもの本研究会福岡支部
後援:久留米市、久留米市教育委員会、
(一財)出版文化産業振興財団、
西日本新聞、
(一社)日本国際児童図書評議会、
福岡県教育委員会
この事業は「子どもゆめ基金」の助成を受けて行われます。
フォーラム「子どもたちの未来、子どもの本の未来」
子どもたちを取り巻く環境が大きく変わろうとしている今、わたしたちは本を通して、子どもたちに何を伝えたら
よいのだろうか。まずは日本の児童書の歴史を振り返りながら、子どもの本が果たしてきた役割を明らかにしたい。
その上で、子どもの本の作家たちが、何を考え、子どもたちに何を伝えようとしてきたのかを語り、参加者と一緒に
未来の子どもの本について考える。
出演者プロフィール
○片川優子(かたかわ・ゆうこ)
東京都出身。現在、麻布大学大学院獣医学研究科博士課程に在籍中。15 歳の時に書いた『佐藤さ
ん』で講談社児童文学新人賞佳作を受賞してデビュー。著書に『ジョナさん』『チロル、プリーズ』
『明日の朝、
観覧車で』
(以上、
講談社)
「動物学科空手道部高田トモ!」シリーズ(双葉社)がある。
Ⓒ講談社写真部
近著は、理系の青春小説『ただいまラボ』(講談社)。
○芝田勝茂(しばた・かつも)
石川県出身。著書はシリーズ「ドーム郡小史」(小峰書店・日本児童文芸家協会賞)原発や人類の
危機を描いた「きみに会いたい」
(あかね書房)
「進化論」
(講談社)自然の神々との交感を描く「ふ
るさとは、
夏」
(福音館書店・産経児童出版文化賞)など多岐。最新作は「空母せたたま小学校、発進!」
(そうえん社)
。
○那須正幹(なす・まさもと)
広島県生まれ。代表作
「ズッコケ三人組」シリーズ(巖谷小波賞)は、1978 年に始まり、2004 年『ズッ
コケ三人組の卒業式』で完結。ほかにも『ねんどの神さま』
『さぎ師たちの空』
(路傍の石文学賞)
、
『海賊モーガン』シリーズ、
『ヨースケくん』
『お江戸の百太郎』シリーズ(日本児童文学者協会賞)
、
『絵で読む広島の原爆』など多くの著書がある。
○野上暁(のがみ・あきら)
長野県出身。小学館で「小学一年生」編集長、出版部長、取締役などを歴任。主な著書に『おもちゃ
と遊び』
『越境する児童文学』
『子ども学 その源流へ』
『日本児童文学の現代へ』
『子ども文化の
現代史』など、絵本に『子ども大人』『あおうえおばけのおまつりだ』など多数。日本ペンクラブ
「子どもの本」委員長、常務理事。
○濱野京子(はまの・きょうこ)
熊本県に生まれ、東京で育つ。『フュージョン』で第 2 回 JBBY 賞、『トーキョー・クロスロード』
で第 25 回坪田譲治文学賞を受賞。作品に『アギーの祈り』
『くりぃむパン』
『石を抱くエイリアン』
『碧
空の果てに』
『ことづて屋』
『アカシア書店営業中!』「レガッタ!」シリーズなどがある。絵本の
翻訳に『はね』
(曹文軒著、ホジェル・メロ絵)。
〈お申し込み方法〉
事前申込制です。往復はがき、または電子メールのいずれかでお申し込みください。
※往復はがきの場合…氏名、住所、電話番号、参加希望人数を明記の上、下記住所までお送りください。
〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町20-3 日本ペンクラブ「子どもの本」係
※電子メールの場合…タイトルに「子どもの本」参加希望、とお書きください。本文に、氏名、住所、電話番号、
参加人数を明記の上、以下メールアドレスあてにお送りください。[email protected] 折り返し、予約券をご返送いたします。参加費は当日受付にてお支払いください。
お問い合わせ先: 日本ペンクラブ(電話 03-5614-5391)