第 8回 ・デンマークに学 ぶ <期間>2011 年8月 14 日(日)∼22 日(月)<7泊9日> ☆森のようちえん(写真左) 森で遊ぶ子どもたちはすごく“自分”というものを持っているように 感じ、個人の意思・一人一人の活動がとても温かく受け入れられてい るからこそ、思いきり自分をだせるのではないかなということを強く感 じました。それに、自然という環境の中で、子どもたちは土に触れ、木 に触れ、草に触れ、風に触れ、…たくさんのものに触れて、手や耳や 肌で多くの感覚を味わって、本当に体中を動かして遊びを楽しんでい るのだなと思いました。まさにセンスオブワンダーの世界です。 そして、きちんとした理念と実践を踏まえたスタッフがいます。 328,000 円 <現 地 活 動 費 > 森の中で鬼ごっこを楽しむ ひにち 1 8月 14 日 (日) 2 8月 15 日 (月) 3 8月 16 日 (火) 4 8月 17 日 (水) 5 8月 18 日 (木) 6 8月 19 日 (金) 7 8月 20 日 (土) 8 8月 21 日 (日) 9 8月 22 日 (月) <現地セミナーリーダー>澤渡夏代 Brandt(デンマーク在住) 活 動 内 容 コペンハーゲン空港到着ロビーにて午後 4 時より受付開始 ひの社会教育センター職員は直行便で出発予定ですので、よろしか ったらご一緒にどうぞ。 (宿泊は全てダンホステルの予定) ★ヴィンインゲ保育園訪問(0∼6歳児) (総合保育園の子どもたちは園でどの様な生活をしているかを見学) ★Lokalcenter 高齢者ケア南地区センター・アスタースバイ訪問 ★レクチャー:『デンマーク一般事情』( 澤渡夏代ブラント) ★レクチャー:デンマークの子育て事情について ★ロスキレ総合保育園の訪問とレクチャー(0∼6歳児) (子どもたちと一緒に遊んだり園長先生のお話を伺う&質問) ★参加者ミーティング(中間報告と交流会) ★森の幼稚園訪問(子どもたちの活動に同行します) ★午後からはフリータイム及び日程の調整日 (OP)コペンハーゲン散策やチボリ公園を楽しむ ★自然保育園訪問 (子どもたちの活動に同行します) ★補助器具センターまたは青少年クラブ訪問 (テーマ:青少年の下校後の居場所について) ☆ロスキレ大聖堂パイプオルガンコンサート鑑賞(OP) ★精神疾患患者用ナーシングホーム訪問・交流 ★高齢者委員会の皆さんとの交流夕食会 *レクチャー:高齢者委員会の活動について ★ロスキレ市の朝市を楽しむ ★コペンハーゲンミニ観光とフリータイムを楽しんでいただきます。 ★夕刻より参加者皆で澤渡さん宅でグリルパーティーを楽しみます ★午前中:まとめ会、フリータイム ☆お昼過ぎにホテル出発、コペンハーゲン空港へ。到着後解団式 ※出国手続き終了後、空港内でのショッピング等をお楽しみいただ き、仲間の皆さんと一緒にご帰国ください。 ☆成田着 税関通過後解散。お疲れ様でした。 食 機 軽 B L D B L D B L F B L D B L F B F D B F 機 機 *視察のポイント ①乳幼児から就学前の幼児の保育園での様子に直接ふれることが出来ます。 ②子どもたちの保育園での様子や園の特徴や方針など、園の責任者より直接話を伺うことが 出来ます。(時間の許す限り質問をすることも可能です。通訳あり) ③現場の担当保育士と直接話すことも出来、日本とデンマークの違いなどについて、意見の交 換をすることが出来ます。(子どもたちと一緒に遊ぶことも可能です) 青少年クラブ <自然保育園の園長先生のお話から> 子どもたちが幼い頃から自然に親しみ、自然とと もに過ごすことで自然を大切にする心が生まれ、自 然の良さ、自然と共存することを体で感じていきま す。デンマークの自然保育は、そのような趣旨で始 まりました。この保育園の装飾は、全部自然の素材 を使い、自然から見つけた物を飾り、自然について 子どもたちが知るように配慮しています。 デンマークの保育の基本方針は、①個人の尊 重。②社会性を身につける。③言葉の発達を促す。 ④自然に親しむ。⑤文化的発展をはかる。⑥身体 的発展をさせる。の 6 つの項目が挙げられます。 <この視察の特徴とお願い> ※この事業はデンマーク・ロスキレ市の全面的なご 支援をいただいて実施しています。そこで、ロス キレ市に腰を据えて活動をしますので、町の様 子や雰囲気を充分に味わうことができます。 ※交通機関や現地の事情により実施日や訪問先、 視察・研修の内容が変更になる場合があります ので、あらかじめご了解ください。 写真左:ゴーカートクラブの子どもたち、修理も自分たちで行います 企画:財団法人社会教育協会 ひの社 会 教 育 センター 電話 (航空券は含みません) ※ご希望の方には航空券の手配も致します。 <募 集 人 員 > 10 名 (視察実施人員8名、職員同行) 042-582-3136 澤渡夏代 BRANDT(セミナーリーダー) 後援:デンマーク大使館、スカンジナビア政府観光局 ※食事(B:朝食)、(L:昼食)、(D:夕 食 )、 ( F: 自由 食) 、( 機:機 内食 ) (軽:軽食) ※参加費の他に施設へのお土産等 共通費として、別途8,000円必要 になります。 ※一人部屋追加料金は 45,000円 です。(先着5名様までです) 『デンマークからのメッセージ』 (現地セミナーリーダー:沢渡夏代 BRANDT デンマーク在住) ◆お昼寝文化の違い デンマークの乳児・幼児保育施設を訪問すると、日本からのお客様は、「へー、赤ちゃんこんな所でお昼寝 するの」と驚きの声をあげています。 そこは、保育園の分厚い煉瓦づくりと違い、暖房設備もない、小屋風で、中には、幾つもの木製の乳母車 がならんでいます。乳児達は、家庭と同様、お昼寝の時間になると、乳母車に寝かされ、スヤスヤと眠りにつ きます。乳母車での昼寝は、何もお天気の良い夏に限ってだけのものではありません。冬の零下の日でも、 おくるみから顔だけが出ているような重装備で寝かされています。 日本の赤ちゃんがおんぶや添い寝で育つ一方、デンマークの赤ちゃん達は、乳母車で昼寝し、買い物や 散歩に乳母車に乗って付き合い、育っていきます。言わば、デンマークの子育て文化といえましょう。 私がこの乳母車での子育てを知ったのは、結婚なんて夢にも考えていなかった 21 歳の頃で、長くペンフレ ンドだった女性を初めての外国、フィンランドに訪問した時でした。その日は、零下 10 度で、東京育ちの私に は、十分厳しい寒さでしたが、庭に乳母車があり、しかも赤ちゃんが寝ているのを知って、初めてのカルチャ ーショックを経験したのを覚えています。更に、友人が当然というように話してくれたのには、「零下 15 度ぐらい迄なら、いつも外で昼 寝」だということでした。 それから3年が過ぎ、私自身が乳母車の持ち主になりました。案の定、訪問保健婦の指示で、生後 10 日目の長男の乳母車昼寝 保育が始まり、これが結構合理的だと悟るのにそう時間がかかりませんでした。玄関側の軒下に長男を乗せた乳母車を置いていま したが、静かさと、新鮮な外気で新生児だと、2、3時間たっぷり眠ります。目覚めると家の中で おっばいと遊びの時間となり、結構はっきりとした、ローテーションで一日が過ぎて行きました。これだと泣く原因が、お腹空いてか、 又は眠たいのかがはっきり区別でき、ひっきりなしにおっぱいを飲ませる必要もありません。 こうやって、私は、3人の子どもを育てましたが、こどもの寝ている時間は、自分の時間についやす事が出来て、子育てで疲れてしま ったという記憶は、あまりありません。 幸福度世界一の国をあなたも自分の目で確かめてください <百聞は一見にしかず。> 2010 年度参加者 ドレミファ保育室 園長:平林邦男 国民満足度が高いと言われているデンマークでは子育てから介護までどのような福祉政策 が実施され、現場の福祉施設ではどのような状況なのかを視察する、ひの社会教育センター 企画の「デンマークに学ぶ子育て文化の視察」・「高齢者福祉の視察」研修旅行はデンマーク 大使館並びにスカンジナビア政府の後援のもとで毎年実施されてきて、平成 23 年度は第 20 回目の節目を迎えます。 昨年度はこの研修旅行に子育て関係者、老人福祉関係者、医療関係者が参加し、また現 地で日本国大使館からの特別参加もあって多彩なメンバーが揃いました。メンバーは学生さ んを始めとしてベテランの専門家までさまざまな方々がフリーに参加しています。首都コペン ハーゲンから電車で 30 分ほどのロスキレ市に 1 週間ほど滞在し現地の自然や生活を体験し ます。福祉についてはレクチャーを受け、施設を視察し、関係者と交流するという充実した内 容になっています。さらには地元の個人宅を訪問し、ご家族と歓談する機会が設けられて、実際のデンマーク社会を垣間見る機会 も企画されています。 百聞は一見にしかずで、デンマークを訪れてデンマークの良さを肌で感じ、一方で日本の良さを認識することができる素晴らし い企画です。福祉関係者ばかりでなく多くの方々に参加していただき、デンマークとの交流を深め、相互の良さを体感していただき たいとご参加をお勧めいたします。 <ご参加に当たって> ■現地費用に含まれるもの 日程表に記載された、現地での団体行動 中の視察、移動のための乗り物料金、オプ ションを除く観光料金、ツインルーム宿泊料 金、サービス料金、日程に記載されている食 事代、視察・通訳料金、随行員費用。 ■現地費用に含まれないもの 電話代などの個人的費用、現地へのお土 産代、現地関係者との交流会の費用、傷害、 疾病に関する医療費、シングル部屋の使用 料金、飲み物・自由食の代金、オプションの 代金。現地までの往復航空券、旅券印紙代、 渡航手数料、成田空港をはじめ各地空港施 設使用料、航空保安税、燃油サーチャージ、 日本国内における自宅から成田空港までの 交通費。 ■申し込み方法 申込書に必要事項をご記入の上、ひの社 会教育センターへ申し込んでください。 その際申し込み金¥30,000(現地費用に 充当)が必要になります。申し込み金をいた だいた時点でこの視察への参加が成立する ものといたします。なお、残金は6月末日ま でに下記の口座へお振込みください。 <現地費用の振込先> 郵便振替口座: 00160−1−250007 加入者名:(財)社会教育教会 日野社会教育センター ■取り消しについての払い戻し お客様はいつでも次に定める取り消し料 をお支払いいただいて今回の契約を解除す ることができます。 視察開始日の 60 日前∼29 日前……参加費の 10% 30 日前∼14 日前……参加費の 20% 13 日前∼4日前 ……参加費の 30% 3日前∼前日 ………参加費の 50% 出発日当日 ………参加費の 100% ■視察の実施人数 参加者が8名に達しない場合は今回の視 察を中止することがあります。その場合は、7 月 15 日までにご通知いたします。 ■視察についてのお問い合わせ この事業は日野社会教育センターの中能 が担当しています。 往復の航空券の手配や、活動内容並び にオプションの相談等がございましたら、遠 慮なくお問い合わせください。 ■往復の航空券の手配について この事業に同行します中能は、現地まで の往復航空券を下記の旅行社に手配してい ます。コペンハーゲンでの手続きをスムース にするためにも是非ご利用ください。 ご一報いただければご紹介いたします。 (2010/12/23 作成) ※航空券の手配先 自遊旅行 電話 0426−31−1166 〒192-0046 八王子市明神町 3-2-5-4f 代表者:若井寿人
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