有 価 証 券 報 告 書

有 価 証 券 報 告 書
(証券取引法第24条第1項に基づく報告書)
事業年度
自
平成13年4月1日
(第19期)
至
平成14年3月31日
エヌ・アイ・エフ ベンチャーズ株式会社
(941555)
有
価 証 券 報 告 書
(証券取引法第24条第1項に基づく報告書)
事業年度
(第19期)
自 平成13年4月1日
至 平成14年3月31日
関東財務局長 殿
平成14年6月27日提出
会
社
名
エヌ・アイ・エフ ベンチャーズ株式会社
英
訳
名
NIF Ventures Co., Ltd.
代表者の役職氏名
本店の所在の場所
東京都中央区京橋一丁目2番1号
最寄りの連絡場所
同
上
代表取締役社長
堀
井
愼
電話番号
03-5201-1515(代表)
連 絡 者
執行役員
荒 田
電話番号
同
上
連 絡 者
同
上
一
譲
有価証券報告書の写しを縦覧に供する場所
名
(注)
称
所
在
地
エヌ・アイ・エフ ベンチャーズ株式会社関西支社
大阪府大阪市北区梅田一丁目1番3号
エヌ・アイ・エフ ベンチャーズ株式会社中部支社
愛知県名古屋市中区錦三丁目15番30号
エヌ・アイ・エフ ベンチャーズ株式会社九州支社
福岡県福岡市中央区天神一丁目12番5号
日本証券業協会
東京都中央区日本橋兜町7番2号
上記のうち、エヌ・アイ・エフ ベンチャーズ株式会社九州支社は、証券取引法の規定による設置場所では
ありませんが、投資者の便宜をはかるために備え置きます。
(本書面の枚数
表紙共58枚)
目
次
頁
第一部
企業情報 ……………………………………………………………………………………………… 1
第1
企業の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
第2
第3
第4
第5
1
主要な経営指標等の推移 ………………………………………………………………………… 3
2
沿革 ………………………………………………………………………………………………… 9
3
事業の内容 ………………………………………………………………………………………… 10
4
関係会社の状況 …………………………………………………………………………………… 13
5
従業員の状況 ……………………………………………………………………………………… 14
事業の状況 …………………………………………………………………………………………… 15
1
業績等の概要 ……………………………………………………………………………………… 15
2
営業の状況 ………………………………………………………………………………………… 17
3
対処すべき課題 …………………………………………………………………………………… 30
4
経営上の重要な契約等 …………………………………………………………………………… 31
5
研究開発活動 ……………………………………………………………………………………… 31
設備の状況 …………………………………………………………………………………………… 32
1
設備投資等の概要 ………………………………………………………………………………… 32
2
主要な設備の状況 ………………………………………………………………………………… 32
3
設備の新設、除却等の計画 ……………………………………………………………………… 34
提出会社の状況 ……………………………………………………………………………………… 35
1
株式等の状況 ……………………………………………………………………………………… 35
2
自己株式の取得等の状況 ………………………………………………………………………… 39
3
配当政策 …………………………………………………………………………………………… 39
4
株価の推移 ………………………………………………………………………………………… 39
5
役員の状況 ………………………………………………………………………………………… 40
経理の状況 …………………………………………………………………………………………… 42
[監査報告書] …………………………………………………………………………………………… 43
1
連結財務諸表等 …………………………………………………………………………………… 47
[監査報告書] …………………………………………………………………………………………… 83
2
財務諸表等 ………………………………………………………………………………………… 87
第6
提出会社の株式事務の概要 …………………………………………………………………………110
第7
提出会社の参考情報 …………………………………………………………………………………111
第二部
提出会社の保証会社等の情報 ………………………………………………………………………112
第一部 企業情報
- 1 -
第1
企業の概況
はじめに
当社(旧大和ファイナンス株式会社)は、日本インベストメント・ファイナンス株式会社と平成12年4
月1日をもって合併し、商号をエヌ・アイ・エフ ベンチャーズ株式会社に変更いたしました。このため、
主要な経営指標として、旧大和ファイナンス株式会社の数値とともに、参考資料として平成12年3月期
以前の日本インベストメント・ファイナンス株式会社の数値及び2社合算値を記載しております。
なお、当社の事業年度の期数は、存続会社である旧大和ファイナンス株式会社の通算方法を承継し、
平成12年4月1日より始まる事業年度を第18期としております。
日本インベストメント・ファイナンス株式会社
(消滅会社)
設立日:昭和57年8月2日
主な業務内容:投資業務、ファンド[*1]運営管理業務
大和抵当証券株式会社
(存続会社)
設立日:昭和58年10月20日
主な業務内容:融資業務、抵当証券業務
大和ファイナンス株式会社
(存続会社)
エヌ・アイ・エフ ベンチャーズ株式会社
(存続会社)
大和クレジットサービス株式会社
を吸収合併し、同時に商号を「大
和ファイナンス株式会社」に変更
(合併期日:平成元年7月1日)
日本インベストメント・ファイナン
ス株式会社を吸収合併し、同時に商
号を「エヌ・アイ・エフ ベンチャー
ズ株式会社」に変更
(合併期日:平成12年4月1日)
大和クレジットサービス株式会社
(消滅会社)
設立日:昭和60年7月1日
主な業務内容:クレジットカード業務
株式会社大和カードサービス
クレジットカード業務を営業譲渡
(営業譲渡日:平成12年3月31日)
[*1]
ファンド(投資事業組合等)
民法上の任意組合を中心として、商法上の匿名組合、外国の法制上のリミテッド・パートナーシップなど、種々の形態による
合同運用投資基金等を指しております。
- 2 -
1
主要な経営指標等の推移
(1) 存続会社である旧大和ファイナンス株式会社及び合併後の当社
平成10年3月期及び平成11年3月期の財務諸表については、証券取引法第193条の2の規定に基づ
く監査を受けておりません。
平成12年3月期、平成13年3月期及び平成14年3月期の連結財務諸表及び財務諸表については、
証券取引法第193条の2の規定に基づき、朝日監査法人の監査を受けております。
(1)-1
連結経営指標等
旧大和ファイナンス株式会社の
主要な経営指標等
第15期
第16期
第17期
回次
決算年月
合併後の当社の
主要な経営指標等
第18期
第19期
平成10年3月
平成11年3月
平成12年3月
平成13年3月
平成14年3月
売上高
(百万円)
―
―
5,393
20,586
17,226
経常利益
当期純利益又は
当期純損失(△)
純資産額
(百万円)
―
―
803
4,958
3,353
(百万円)
―
―
△15,367
2,668
3,264
(百万円)
―
―
4,728
24,746
33,865
総資産額
(百万円)
―
―
115,689
125,100
112,847
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益又は
1株当たり当期純損失(△)
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
自己資本比率
(円)
―
―
614,047.82
937,368.18
117,182.72
(円)
―
―
△214,429.09
113,747.72
12,304.40
(円)
―
―
―
―
―
(%)
―
―
4.1
19.8
30.0
自己資本利益率
(%)
―
―
―
14.6
11.1
株価収益率
営業活動による
キャッシュ・フロー
投資活動による
キャッシュ・フロー
財務活動による
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
期末残高
(倍)
―
―
―
―
25.0
(百万円)
―
―
81,904
68,693
16,192
(百万円)
―
―
22,127
△2,506
△2,157
(百万円)
―
―
△99,306
△74,549
△13,835
(百万円)
―
―
5,680
2,870
3,111
(名)
―
―
52
従業員数
149
(18)
162
(注) 1 売上高には消費税等は含まれておりません。
2
3
4
5
6
7
8
9
当社は、平成12年4月1日をもって旧日本インベストメント・ファイナンス株式会社を合併しております。
平成12年3月期(第17期)より連結財務諸表を作成しております。
平成12年3月期(第17期)の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、1株当たり当期純損失が計
上されており、また新株引受権付社債及び転換社債を発行していないため、記載しておりません。
平成13年3月期(第18期)及び平成14年3月期(第19期)の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、
新株引受権付社債及び転換社債を発行していないため、記載しておりません。
自己資本利益率は、期首期末平均純資産額に基づいて算出しております。なお、平成12年3月期(第17期)につ
いては、当期純損失が計上されているため、記載しておりません。また、平成13年3月期(第18期)については、
消滅会社の純資産額も含めて算出しております。
平成13年3月期(第18期)以前の株価収益率については、当社株式が非上場かつ非登録でありますので、記載し
ておりません。
従業員数欄の( )は、臨時従業員の年間平均雇用人員であり、外数で記載しております。なお、平成12年3月
期(第17期)及び平成14年3月期(第19期)については、臨時従業員の年間平均雇用人員が期末の従業員の総数の
100分の10を超えておりませんので、記載しておりません。
平成13年8月1日付をもって、50,000円額面株式1株を5,000円額面株式10株に株式分割しており、平成14年
3月期(第19期)の1株当たり当期純利益金額は、株式分割が期首に行われたものとして算出しております。ま
た、日本証券業協会の引受責任者宛通知「登録申請のための有価証券報告書の作成上の留意点について」(平
成13年11月2日付日証協(店登)13第号359号)に基づき、当該株式分割に伴う影響を加味し、遡及修正を行った
場合の1株当たり指標の推移を参考までに掲げると次のとおりとなります。
なお、当社は平成12年4月1日をもって旧日本インベストメント・ファイナンス株式会社を合併しております
ので、平成13年3月期(第18期)のみを遡及修正し記載しております。
また、当該数値については朝日監査法人の監査を受けておりません。
回次
第18期
決算年月
平成13年3月
1株当たり純資産額
(円)
93,736.82
1株当たり当期純利益
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
(円)
11,374.77
(円)
―
- 3 -
(1)-2
提出会社の経営指標等
旧大和ファイナンス株式会社の
主要な経営指標等
合併後の当社の
主要な経営指標等
回次
第15期
第16期
第17期
第18期
第19期
決算年月
平成10年3月
平成11年3月
平成12年3月
平成13年3月
平成14年3月
売上高
(百万円)
8,783
7,979
5,219
20,214
16,820
経常利益
当期純利益又は
当期純損失(△)
資本金
(百万円)
2,388
1,736
910
4,809
3,336
(百万円)
0
△3,100
△15,679
2,596
3,257
(百万円)
13,657
13,657
1,365
8,292
11,267
発行済株式総数
(株)
77,000
77,000
7,700
26,400
289,000
純資産額
(百万円)
23,518
20,418
4,738
24,025
33,061
総資産額
(百万円)
1株当たり純資産額
1株当たり配当額
(内1株当たり中間配当額)
1株当たり当期純利益又は
1株当たり当期純損失(△)
(円)
(円)
(円)
296,594
227,594
305,438.71
―
(―)
265,168.85
―
(―)
114,611
615,346.51
―
(―)
124,212
111,967
910,038.86
7,500
(―)
114,402.39
1,000
(―)
(円)
8.44
△40,269.86
△218,780.55
110,610.94
12,278.69
(円)
―
―
―
―
―
(%)
7.9
9.0
4.1
19.3
29.5
自己資本利益率
(%)
0.0
―
―
14.8
11.4
株価収益率
(倍)
―
―
―
―
25.0
配当性向
(%)
―
―
―
8.9
従業員数
(名)
72
59
52
6.8
120
(14)
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
自己資本比率
138
(注) 1 売上高には消費税等は含まれておりません。
2
3
4
当社は、平成12年4月1日をもって旧日本インベストメント・ファイナンス株式会社を合併しております。
平成14年3月期(第19期)の1株当たり配当額には、店頭上場記念配当250円を含んでおります。
平成11年3月期(第16期)及び平成12年3月期(第17期)の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、
1株当たり当期純損失が計上されており、また新株引受権付社債及び転換社債を発行していないため、記載し
ておりません。
5 平成10年3月期(第15期)、平成13年3月期(第18期)及び平成14年3月期(第19期)の潜在株式調整後1株当たり
当期純利益金額については、新株引受権付社債及び転換社債を発行していないため、記載しておりません。
6 平成14年3月期(第19期)より自己株式を資本に対する控除項目としており、また、1株当たり純資産額、1株
当たり当期純利益金額のそれぞれの数値は発行済株式総数から自己株式数を控除して計算しております。
7 自己資本利益率は、期首期末平均純資産額に基づいて算出しております。なお、平成11年3月期(第16期)及び
平成12年3月期(第17期)については、当期純損失が計上されているため、記載しておりません。また、平成13
年3月期(第18期)については、消滅会社の純資産額も含めて算出しております。
8 平成13年3月期(第18期)以前の株価収益率については、当社株式が非上場かつ非登録でありますので、記載し
ておりません。
9 従業員数欄の( )は、臨時従業員の年間平均雇用人員であり、外数で記載しております。なお、平成10年3月
期(第15期)、平成11年3月期(第16期)、平成12年3月期(第17期)及び平成14年3月期(第19期)については、臨
時従業員の各年間平均雇用人員が各期末の従業員の総数の100分の10を超えておりませんので、記載しており
ません。
10 平成13年8月1日付をもって、50,000円額面株式1株を5,000円額面株式10株に株式分割しており、平成14年
3月期(第19期)の1株当たり当期純利益金額は、株式分割が期首に行われたものとして算出しております。ま
た、日本証券業協会の引受責任者宛通知「登録申請のための有価証券報告書の作成上の留意点について」(平
成13年11月2日付日証協(店登)13第359号)に基づき、当該株式分割に伴う影響を加味し、遡及修正を行った場
合の1株当たり指標の推移を参考までに掲げると次のとおりとなります。
なお、当社は平成12年4月1日をもって旧日本インベストメント・ファイナンス株式会社を合併しております
ので、平成13年3月期(第18期)のみを遡及修正し記載しております。
また、当該数値については朝日監査法人の監査を受けておりません。
回次
第18期
決算年月
平成13年3月
1株当たり純資産額
(円)
91,003.89
1株当たり配当額
750
(円)
(内1株当たり中間配当額)
(―)
1株当たり当期純利益
(円)
11,061.09
潜在株式調整後
(円)
―
1株当たり当期純利益
- 4 -
(2) 消滅会社である旧日本インベストメント・ファイナンス株式会社
平成10年3月期及び平成11年3月期の財務諸表については、証券取引法第193条の2の規定に基づ
く監査を受けておりません。
平成12年3月期の連結財務諸表及び財務諸表については、証券取引法第193条の2の規定に基づき、
中央青山監査法人の監査を受けております。
(2)-1
連結経営指標等
回次
第17期
第18期
第19期
決算年月
平成10年3月
平成11年3月
平成12年3月
売上高
(百万円)
―
―
21,370
経常利益
(百万円)
―
―
7,824
当期純損失
(百万円)
―
―
3,214
純資産額
(百万円)
―
―
7,026
総資産額
(百万円)
―
―
92,474
1株当たり純資産額
(円)
―
―
895.03
1株当たり当期純損失
(円)
―
―
409.49
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
(円)
―
―
―
自己資本比率
(%)
―
―
7.6
自己資本利益率
(%)
―
―
―
株価収益率
(倍)
―
―
―
営業活動による
キャッシュ・フロー
(百万円)
―
―
10,645
投資活動による
キャッシュ・フロー
(百万円)
―
―
25,983
財務活動による
キャッシュ・フロー
(百万円)
―
―
△33,459
現金及び現金同等物の
期末残高
(百万円)
―
―
5,554
(名)
―
―
従業員数
128
(15)
(注) 1 売上高には消費税等は含まれておりません。
2
同社は、平成12年4月1日をもって当社と合併しております。
3
平成12年3月期(第19期)に連結財務諸表を作成しております。
4
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、1株当たり当期純損失が計上されており、また新株引
受権付社債及び転換社債を発行していないため、記載しておりません。
5
自己資本利益率については、当期純損失が計上されているため、記載しておりません。
6
株価収益率については、同社株式が非上場かつ非登録でありますので、記載しておりません。
7
従業員数欄の( )は、臨時従業員の年間平均雇用人員であり、外数で記載しております。
- 5 -
(2)-2
同社の経営指標等
回次
第17期
第18期
第19期
決算年月
平成10年3月
平成11年3月
平成12年3月
売上高
(百万円)
15,230
21,240
20,138
経常利益
(百万円)
958
4,371
7,483
当期純利益又は
当期純損失(△)
(百万円)
59
△1,834
△3,888
資本金
(百万円)
6,353
6,353
6,353
7,850,000
7,850,000
7,850,000
発行済株式総数
(株)
純資産額
(百万円)
11,980
10,145
6,362
総資産額
(百万円)
129,213
119,334
91,472
1株当たり純資産額
(円)
1,526.16
1,292.46
810.57
1株当たり配当額
(円)
(円)
(内1株当たり中間配当額)
―
(―)
―
(―)
―
(―)
1株当たり当期純利益又は
1株当たり当期純損失(△)
(円)
7.57
△233.70
△495.35
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
(円)
―
―
―
自己資本比率
(%)
9.3
8.5
7.0
自己資本利益率
(%)
0.5
―
―
株価収益率
(倍)
―
―
―
配当性向
(%)
―
―
―
従業員数
(名)
119
118
110
(12)
(注) 1 売上高には消費税等は含まれておりません。
2
同社は、平成12年4月1日をもって当社と合併しております。
3
平成10年3月期(第17期)の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、新株引受権付社債及び転換
4
平成11年3月期(第18期)及び平成12年3月期(第19期)の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、
社債を発行していないため、記載しておりません。
1株当たり当期純損失が計上されており、また新株引受権付社債及び転換社債を発行していないため、記載し
ておりません。
5
自己資本利益率は、期首期末平均純資産額に基づいて算出しております。なお、平成11年3月期(第18期)及び
6
株価収益率については、同社株式が非上場かつ非登録でありますので、記載しておりません。
7
従業員数欄の(
平成12年3月期(第19期)については、当期純損失が計上されているため、記載しておりません。
)は、臨時従業員の年間平均雇用人員であり、外数で記載しております。なお、平成10年3月
期(第17期)及び平成11年3月期(第18期)については、臨時従業員の各年間平均雇用人員が各期末の従業員の総
数の100分の10を超えておりませんので、記載しておりません。
- 6 -
(3) 2社合算及び合併後の当社
平成13年3月期より前の連結財務諸表及び財務諸表との期間比較の便を考慮して、2社の連結財
務諸表及び財務諸表を合算し、2社合算の連結財務諸表及び財務諸表に係る主要な経営指標を示す
と次のとおりであります。
なお、2社合算は、相互取引の消去等を行っていない単純合算であります。また、2社合算の連
結財務諸表及び財務諸表は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査を受けておりません。
(3)-1
2社合算及び合併後の連結経営指標等
合併後の当社の
主要な経営指標等
2社合算の主要な経営指標等
決算年月
平成10年3月
平成11年3月
平成12年3月
平成13年3月
平成14年3月
売上高
(百万円)
―
―
26,764
20,586
17,226
経常利益
(百万円)
―
―
8,627
4,958
3,353
当期純利益又は
当期純損失(△)
(百万円)
―
―
△18,582
2,668
3,264
純資産額
(百万円)
―
―
11,754
24,746
33,865
総資産額
(百万円)
―
―
208,163
125,100
112,847
1株当たり純資産額
(円)
―
―
136,359.41
937,368.18
117,182.72
1株当たり当期純利益又は
1株当たり当期純損失(△)
(円)
―
―
△123,743.44
113,747.72
12,304.40
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
(円)
―
―
―
―
―
自己資本比率
(%)
―
―
5.6
19.8
30.0
自己資本利益率
(%)
―
―
―
14.6
11.1
株価収益率
(倍)
―
―
―
―
25.0
(百万円)
―
―
92,550
68,693
16,192
(百万円)
―
―
48,110
△2,506
△2,157
(百万円)
―
―
△132,766
△74,549
△13,835
(百万円)
―
―
11,234
2,870
3,111
(名)
―
―
180
営業活動による
キャッシュ・フロー
投資活動による
キャッシュ・フロー
財務活動による
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
期末残高
従業員数
149
(18)
162
(注) 1 売上高には消費税等は含まれておりません。
2
3
4
5
6
7
8
平成12年3月期より連結財務諸表を作成しております。
1株当たり純資産額は、2社合計期末発行済株式数に基づいて算出し、1株当たり当期純損失は、2社合計発
行済株式数の期中平均発行済株式数に基づいて算出しております。
なお、2社合計発行済株式数は、旧日本インベストメント・ファイナンス株式会社の1株の額面金額(500円)
を50,000円額面として換算し、算出しております。
平成12年3月期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、1株当たり当期純損失が計上されて
おり、また新株引受権付社債及び転換社債を発行していないため、記載しておりません。
平成13年3月期及び平成14年3月期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、新株引受権付社
債及び転換社債を発行していないため、記載しておりません。
自己資本利益率は、期首期末平均純資産額に基づいて算出しております。なお、平成12年3月期については、
当期純損失が計上されているため、記載しておりません。
平成13年3月期以前の株価収益率については、両社とも株式が非上場かつ非登録でありますので、記載してお
りません。
従業員数欄の( )は、臨時従業員の年間平均雇用人員であり、外数で記載しております。なお、平成12年3月
期及び平成14年3月期については、臨時従業員の年間平均雇用人員が期末の従業員の総数の100分の10を超え
ておりませんので、記載しておりません。
- 7 -
(3)-2
2社合算及び合併後の経営指標等
合併後の当社の
主要な経営指標等
2社合算の主要な経営指標等
決算年月
平成10年3月
平成11年3月
平成12年3月
平成13年3月
平成14年3月
売上高
(百万円)
24,013
29,220
25,358
20,214
16,820
経常利益
(百万円)
3,347
6,107
8,394
4,809
3,336
当期純利益又は
当期純損失(△)
(百万円)
60
△4,935
△19,568
2,596
3,257
資本金
(百万円)
20,010
20,010
7,719
8,292
11,267
(株)
155,500
155,500
86,200
26,400
289,000
純資産額
(百万円)
35,499
30,563
11,101
24,025
33,061
総資産額
(百万円)
425,807
346,928
206,084
124,212
111,967
228,290.71
196,552.12
128,783.43
910,038.86
114,402.39
発行済株式総数
1株当たり純資産額
(円)
1株当たり配当額
(円)
(円)
(内1株当たり中間配当額)
―
(―)
―
(―)
―
(―)
7,500
(―)
1,000
(―)
1株当たり当期純利益又は
1株当たり当期純損失(△)
(円)
395.46
△31,738.43
△130,308.53
110,610.94
12,278.69
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
(円)
―
―
―
―
―
自己資本比率
(%)
8.3
8.8
5.4
19.3
29.5
自己資本利益率
(%)
0.2
―
―
14.8
11.4
株価収益率
(倍)
―
―
―
―
25.0
配当性向
(%)
―
―
―
6.8
8.9
従業員数
(名)
191
177
162
120
(14)
138
(注) 1 売上高には消費税等は含まれておりません。
2
3
4
5
6
7
8
9
1株当たり純資産額は、2社合計期末発行済株式数に基づいて算出し、1株当たり当期純利益又は1株当たり
当期純損失は、2社合計発行済株式数の期中平均発行済株式数に基づいて算出しております。
なお、2社合計発行済株式数は、旧日本インベストメント・ファイナンス株式会社の1株の額面金額(500円)
を50,000円額面として換算し、算出しております。
平成14年3月期の1株当たり配当額には、店頭上場記念配当250円を含んでおります。
平成11年3月期及び平成12年3月期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、1株当たり当期
純損失が計上されており、また新株引受権付社債及び転換社債を発行していないため、記載しておりません。
平成10年3月期、平成13年3月期及び平成14年3月期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、
新株引受権付社債及び転換社債を発行していないため、記載しておりません。
平成14年3月期より自己株式を資本に対する控除項目としており、また、1株当たり純資産額、1株当たり当
期純利益金額のそれぞれの数値は発行済株式総数から自己株式数を控除して計算しております。
自己資本利益率は、期首期末平均純資産額に基づいて算出しております。なお、平成11年3月期及び平成12年
3月期については、当期純損失が計上されているため、記載しておりません。
平成13年3月期以前の株価収益率については、両社とも株式が非上場かつ非登録でありますので、記載してお
りません。
従業員数欄の( )は、臨時従業員の年間平均雇用人員であり、外数で記載しております。なお、平成10年3月
期、平成11年3月期、平成12年3月期及び平成14年3月期については、臨時従業員の各年間平均雇用人員が各
期末の従業員の総数の100分の10を超えておりませんので、記載しておりません。
- 8 -
2
沿革
年
当社(旧大和ファイナンス株式会社)
昭和57年
昭和58年
8月
10月
東京都中央区八重洲に大和抵当証券株
式会社を設立、融資業務、抵当証券業
務を開始
昭和59年
昭和63年
平成元年
旧日本インベストメント・ファイナンス株式会社
3月
4月
1月
2月
7月
大和クレジットサービス株式会社を合
併し、クレジットカード業務に進出す
るとともに商号を大和ファイナンス株
式会社に変更
平成2年
3月
6月
平成3年
7月
平成4年
3月
8月
平成6年
平成7年
4月
10月
6月
平成11年
4月
8月
2月
3月
4月
NIF Management Singapore Pte.Ltd.を
シンガポールに設立(現連結子会社)
同社で初めての外国籍会社型ファンド
である、「Asia-Pacific Ventures Limited」
を設立
株式会社エヌ・アイ・エフコンサルテ
ィングアソシエイツ(現ベンチャーエン
トリー株式会社)を子会社として設立
(現持分法適用関連会社)
エヌ・アイ・エフ事務サービス株式会
社を設立(現連結子会社)
東京都中央区日本橋に本店を移転
東京都品川区西五反田に本店を移転
平成8年
平成12年
東京都新宿区西新宿に日本インベスト
メント・ファイナンス株式会社を設
立、投資業務、ファンド運営管理業務
を開始
大阪支店(現関西支社)を開設
同社で初めての民法上の任意組合であ
る、投資事業組合「NIF1号」を設
立
NIF International(Asia)Ltd.を香港に
設立(現連結子会社)
名古屋支店(現中部支社)、福岡支店(現
九州支社)を開設
札幌支店(現北海道支社)を開設
東京都中央区京橋に本店を移転
クレジットカード業務部門を株式会社
大和カードサービスに営業譲渡
日本インベストメント・ファイナンス
株式会社を合併し、商号をエヌ・ア
イ・エフ ベンチャーズ株式会社に変更
4月
NIF-TVL Management Limited を 英 国 領
ヴァージン諸島に設立(現持分法適用非
連結子会社)
NIF Ventures USA,Inc. を 米 国 に 設 立
(現連結子会社)
同社で初めての投資事業有限責任組合
である、投資事業有限責任組合「しょ
うなん産学連携ファンド」を設立
東京都中央区京橋に本店を移転
大和ファイナンス株式会社との合併に
伴い、会社清算
当社(エヌ・アイ・エフ ベンチャーズ株式会社)
平成12年
4月
8月
平成13年
1月
2月
平成14年
3月
札幌支店、名古屋支店、大阪支店、福岡支店を、それぞれ北海道支社、中部支社、関西
支社、九州支社に名称変更
株式会社エヌ・アイ・エフコンサルティングアソシエイツ(現ベンチャーエントリー株式
会社)をMBOにより分離、独立(子会社から関連会社化)
抵当証券業務から撤退
ケンブリッジ大学(英国)が設立した起業家支援組織「アントレプレナーシップセンタ
ー」の顧問会員資格を取得
社団法人日本証券業協会に店頭売買銘柄として登録
- 9 -
3
事業の内容
(1) 当社を中心とする企業集団の事業内容
当社を中心とする企業集団は、当社、子会社5社及び関連会社7社で構成されており、投資事業
(いわゆるベンチャーキャピタル業務)及び融資事業を事業内容としております。
[投資事業]
当社を中心とする企業集団が行う投資事業は、将来、株式公開が見込まれるベンチャー企業等の
株式未公開企業を発掘、調査し、当該企業の発行する株式、社債等(以下、「株式等」といいま
す。)を取得(以下、「ベンチャー投資」といいます。)した上、適宜、当該企業を支援、育成す
ることによって企業価値向上をはかり、主に当該企業の株式公開時又は株式公開後に当該株式等を
売却することで利益を得ることを目的としております。また、当該企業の株式公開前においても、
当該株式等を有利に売却する機会があれば、株式公開前に売却することで利益を得ることも追求し
ております。
また、ファンドを設立、あるいは運営管理することにより、管理報酬や成功報酬等を得るほか、
ファンドの運営管理に係る事務(主に経理事務、有価証券現物管理)を代行することにより、事務代
行手数料を得ております。
投資事業における各社の役割は次のとおりであります。
① 国内外における投資対象企業の発掘及び調査業務
当社
NIF Management Singapore Pte.Ltd.(連結子会社)
NIF Ventures USA,Inc.(連結子会社)
NIF International(Asia)Ltd.(連結子会社)
② ファンドの事務代行及び運営管理業務
当社
エヌ・アイ・エフ事務サービス株式会社(連結子会社)
NIF Management Singapore Pte.Ltd.(連結子会社)
NIF-TVL Management Limited (持分法適用非連結子会社)
Meitung Ltd.(持分法非適用関連会社)
IJT Management Ltd.(持分法非適用関連会社)
PT.Danareksa-Daiwa NIF Ventures(持分法非適用関連会社)
BPMB-NIF Modal Teroka Sdn.Bhd.(持分法非適用関連会社)
③ 人材紹介等の業務
ベンチャーエントリー株式会社(持分法適用関連会社)
④ 国内地方都市における投資対象企業の発掘及び調査業務
当社
山口キャピタル株式会社(持分法非適用関連会社)
株式会社香川銀キャピタル(持分法非適用関連会社)
[融資事業]
当社は、不動産担保融資を中心とした融資業務及びリース業務を行っておりましたが、当該業務
からは撤退することを基本方針とし、既存債権の管理及び回収のみを行っております。
なお、上記2事業は「第5 経理の状況 1 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げる事業の種類別
セグメント情報と同一の区分であります。
- 10 -
当社を中心とする企業集団の事業の系統図は、次のとおりであります。
エ
ヌ
・
ア
イ
・
エ
フ
投
資
ベ
事
ン
チ
ャ
ー
ズ
株
業
国内子会社
ベンチャーエントリー㈱
[人材紹介等]
[ファンドの事務代行]
国内関連会社 (注)2
海外子会社
山口キャピタル㈱
㈱香川銀キャピタル
NIF Management Singapore Pte.Ltd.
[投資対象企業の発掘及び調査]
NIF International
(Asia)Ltd.
海外関連会社 (注)2
Meitung Ltd.
IJT Management Ltd.
NIF-TVL Management
Limited (注)1
PT.Danareksa-Daiwa NIF Ventures
BPMB-NIF Modal Teroka Sdn.Bhd.
NIF Ventures USA,Inc.
[ファンドの運営管理]
[投資対象企業の発掘及び調査]
[ファンドの事務代行及び運営管理]
(注)
1.NIF-TVL Management Limitedは、持分法適用非連結子会社であります。
2.国内関連会社2社及び海外関連会社4社は、持分法非適用会社であります。
- 11 -
会
社
融資事業
国内関連会社
エヌ・アイ・エフ事務サービス㈱
式
(2) 株式会社大和証券グループ本社及び同社を中心とする企業集団との関係
当社は、前述のとおり、当社、子会社5社及び関連会社7社から構成される当社を中心とする企
業集団を形成する一方、株式会社大和証券グループ本社の子会社として、同社を中心とする企業集
団(以下、「大和証券グループ」といいます。)に属しております。
大和証券グループは、株式会社大和証券グループ本社、同社連結子会社51社及び同社持分法適用
関連会社4社などから構成され、証券業を中核とする投資・金融サービス業を主な事業内容として
おり、証券関連業務、金融業・その他関連業務及びベンチャーキャピタル業務などに区分されます。
当社はベンチャーキャピタル業務に位置付けられております。
大和証券グループの事業の系統図は、次のとおりであります。
株式会社大和証券グループ本社
証券関連業務
国内
大和証券株式会社
大和証券エスエムビーシー株式会社
大和証券投資信託委託株式会社
大和住銀投信投資顧問株式会社
4社
欧州
3社、アジア・オセアニア
17社、米州
11社
ベンチャーキャピタル業務
エ ヌ ・ ア イ ・ エ フ
ベ ン チ ャ ー ズ 株 式 会 社
国内12社
その他関連業務 11社
株式会社大和総研、株式会社大和証券ビジネスセンター
大和土地建物株式会社
金融業・その他関連業務
欧州
8社
- 12 -
他
4
関係会社の状況
名称
住所
資本金
又は
出資金
主要な
事業の内容
議決権の
所有(被所有)割合
所有割合
(%)
被所有
割合(%)
関係内容
(親会社)
株式会社大和証券
グループ本社
東京都
千代田区
百万円
138,431
子会社・関連
会社の支配、
管理
―
債務保証を受けておりま
79.2
す。
(54.9)
役員の兼任 1名
(連結子会社)
エヌ・アイ・エフ事務
サービス株式会社
東京都中央区
NIF Management
Singapore Pte.Ltd.
シンガポール
NIF Ventures USA,Inc.
NIF International
(Asia)Ltd.
千円
10,000
投資事業
100.0
―
シンガポー
ルドル
1,000,000
同上
100.0
―
米国
米ドル
200,000
同上
100.0
―
香港
米ドル
200,000
同上
100.0
(100.0)
―
千円
10,000
同上
35.0
―
当社が運営管理するファ
ンドの事務代行を行って
おります。
投資対象企業の斡旋及び
投資先企業の管理を行っ
ております。
役員の兼任 2名
投資対象企業の斡旋及び
投資先企業の管理を行っ
ております。
役員の兼任 2名
投資先企業の管理を行っ
ております。
(持分法適用関連会社)
ベンチャーエントリー
株式会社
東京都中央区
当社及び連結子会社並び
に投資先企業に対して人
材の紹介を行っておりま
す。
(注) 1 親会社を除く主要な事業の内容欄には、事業の種類別セグメントの名称を記載しております。
2 「議決権の所有(被所有)割合」の( )は、間接所有割合であり、内数で記載しております。
3
株式会社大和証券グループ本社は有価証券報告書を提出しております。
- 13 -
摘要
5
従業員の状況
(1) 連結会社の状況
(平成14年3月31日現在)
事業の種類別セグメントの名称
従業員数(名)
投資事業部門
115
融資事業部門
5
全社(共通)
42
合計
162
(注) 1
従業員数は就業人員であります。なお、臨時従業員については、臨時従業員の年間の平均雇用人員が平
成14年3月31日現在の従業員の総数の100分の10を超えておりませんので記載しておりません。
2 全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属してい
るものであります。
(2) 提出会社の状況
(平成14年3月31日現在)
従業員数
138名
平均年齢
平均勤続年数
平均年間給与
39歳1ヶ月
5年6ヶ月
8,759,831円
(注) 1
従業員数は就業人員であり、執行役員11名及び受入出向者7名を含んでおります。なお、臨時従業員に
ついては、臨時従業員の年間の平均雇用人員が平成14年3月31日現在の従業員の総数の100分の10を超
えておりませんので、記載しておりません。
2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3 最近一年間における従業員数は、定期採用を主として18名増加しております。
(3) 労働組合の状況
当社及び連結子会社の従業員のうち74名が、大和証券グループ従業員組合の組合員となっており
ます。
なお、労使関係は円満に推移しております。
- 14 -
第2
1
事業の状況
業績等の概要
(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国の経済は、IT産業を中心とした景気悪化や米国の景気減速及び米国で
の同時テロ事件などの影響により依然として厳しい状況が続きました。当連結会計年度の終盤には米国
経済の回復が見られ、日本経済にも一部には明るい兆しが見られたものの、依然として雇用・所得状況
は回復せず個人消費の低迷は続きました。金融機関の不良債権処理も未だ着地点が見えない状態であり、
企業の設備投資も低迷したままで景気回復を実感するには至りませんでした。
当連結会計年度の国内の新興三市場(ジャスダック、東証マザーズ、ナスダック・ジャパン)におけ
る新規公開企業数は合計147社であり、前年度の156社に比べ若干減少いたしました。しかし、国内経済
の状況や東証一部などの流通市場の状況と比べてみますと底堅い展開となりました。
このような状況のもと、当社は、いわゆるITバブルの崩壊後、投資価格が割安となっている中、成長
有望なベンチャー企業を十分精査し選別投資を行い投資実行高16,265百万円となりました。当社の投資
先企業においては、当連結会計年度に公開いたしました企業数は国内外合計24社でありました。またフ
ァンドの新規設立は5組合で総額22,500百万円となりました。
これらの結果、当連結会計年度の業績は、売上高17,226百万円(前年度比16.3%減)、経常利益
3,353百万円(同32.4%減)そして当期純利益が3,264百万円(同22.3%増)となりました。
事業の種類別セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
[投資事業部門]
(投資業務)
当連結会計年度における当社及び連結子会社による直接投資(以下、「プロパー投資」[*1]といいま
す。)並びに当社及び連結子会社が単独で投資判断を行うファンドによる投資(以下、「組合投資」
[*1]といいます。)の総投資実行高は16,265百万円(前年度比29.5%減)となりました。このうちプロ
パー投資の実行高は5,586百万円(同43.7%減)、組合投資の実行高は10,678百万円(同18.9%減)で
あります。その結果、当連結会計年度末の総投資残高は79,632百万円(同3.2%減)となり、このうち
プロパー投資の残高は37,154百万円(同13.6%減)(営業投資有価証券残高は、プロパー投資37,154百
万円、ファンドへの当社出資持分8,441百万円に当連結会計年度末における時価評価差額の5,083百万円
を加えた50,679百万円(同7.5%減)となっております。)、組合投資の残高は42,477百万円(同8.1%
増)となりました。総投資残高の投資対象別の内訳は、株式が75,188百万円(同3.3%減)、社債等が
4,443百万円(同2.6%減)となり、業種別の主な内訳は、コンピュータ・通信・エレクトロニクス業が
35,754百万円(同16.3%増)、サービス業が10,508百万円(同3.4%減)、消費財関連業が7,477百万円
(同15.6%減)他となっております。また、総投資残高の地域別の主な内訳は、日本国内が49,282百万
円(同0.6%増)、米国が13,566百万円(同40.7%増)、アジアが12,724百万円(同39.9%減)、欧州
その他の地域が4,059百万円(同64.3%増)となっております。
また、当連結会計年度において株式公開を実現した投資先企業24社の内訳は、国内16社、海外8社と
なっております。
なお、当連結会計年度における営業投資有価証券売却額は11,831百万円(同1.2%減)となり、営業
投資有価証券利息配当金614百万円(同7.7%減)とあわせ、営業投資有価証券売上高は12,445百万円
(同1.5%減)となりました。
[*1] 「プロパー投資」及び「組合投資」については、「2 営業の状況 (2)投資の状況
が行うベンチャー投資の内容」を参照ください。
- 15 -
①当社及び連結子会社
(ファンドの運営管理業務)
当連結会計年度においては、当社及び連結子会社が単独で投資判断を行うファンドとして、新たに投
資事業組合「NIF・Hファンド1号」、投資事業組合「NIF21-ONE(2号-A)」、投資事業
組合「NIF21-ONE(2号-B)」、「投資事業有限責任組合あきた地域活性化支援ファンド一
号」及び「投資事業有限責任組合エヌアイエフ日米欧ブリッジファンド」を設立いたしました。
設立したファンドの出資金総額は22,500百万円(前年度比0.4%減)であります。
なお、当連結会計年度における投資事業組合等運営報酬は、2,629百万円(同43.2%減)であり、こ
のうち管理報酬等は2,544百万円(同9.2%増)で、成功報酬は84百万円(同96.3%減)となりました。
以上の結果、投資事業部門の売上高は15,438百万円(同11.8%減)、営業利益は2,650百万円(同
33.2%減)となりました。
[融資事業部門]
(融資業務)
当連結会計年度においては、引き続き、既存の債権の管理及び回収に努めました。その結果、当連結
会計年度末の営業貸付金残高は20,145百万円(前年度比25.0%減)、固定化営業債権残高は貸倒引当金
10,279百万円を控除した後で18,904百万円(同25.0%減)となりました。また、営業貸付金利息は
1,586百万円(同42.0%減)となりました。
以上の結果、融資事業部門の売上高は1,787百万円(同42.1%減)、営業利益は662百万円(同34.1%
減)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは16,192百万円のキャッシュインフロー(前年度68,693百万円の
キャッシュインフロー)となりました。これは、営業貸付金の回収及び固定化営業債権の売却を進めた
こと等によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは2,157百万円のキャッシュアウトフロー(前年度2,506百万円の
キャッシュアウトフロー)となりました。これは主に投資有価証券の取得によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは13,835百万円のキャッシュアウトフロー(前年度74,549百万円
のキャッシュアウトフロー)となりました。これは主に財務体質の強化をはかるため、有利子負債の削
減による支出20,190百万円及び公募新株発行6,530百万円によるものであります。
以上の結果、当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比
べ241百万円増加(前年度2,809百万円減)し、当連結会計年度末は3,111百万円(前年度2,870百万円)
となりました。
- 16 -
2
営業の状況
(1) 売上高の内訳
事業の種類別
セグメントの
名称
売上高の内訳
(単位:百万円)
当連結会計年度
自 平成13年4月1日
至 平成14年3月31日
前連結会計年度
自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日
金額
構成比
金額
構成比
%
営業投資有価証券売上高
12,637
61.4
12,445
72.2
11,970
58.2
11,831
68.7
666
3.2
614
3.5
4,630
22.5
2,629
15.3
管理報酬等
2,330
11.3
2,544
14.8
成功報酬
2,299
11.2
84
0.5
229
1.1
363
2.1
17,496
85.0
15,438
89.6
2,737
13.3
1,586
9.2
1,832
8.9
1,569
9.1
904
4.4
16
0.1
352
1.7
201
1.2
3,089
15.0
1,787
10.4
20,586
100.0
17,226
100.0
営業投資有価証券売却額
営業投資有価証券利息配当金
投資事業部門
投資事業組合等運営報酬
その他の売上高
合計
営業貸付金利息
一般貸付金利息
融資事業部門
抵当証券貸付金利息
その他の売上高
合計
売上高合計
(注)
%
上記金額には、消費税等は含まれておりません。
- 17 -
[投資事業部門]
(a) 営業投資有価証券売上高
投資先企業の株式公開時又は株式公開後に当該企業株式等を売却することにより得られる収入、
投資先企業の株式等からの配当及び利息が主なものであります。
(b) 投資事業組合等運営報酬
ファンドの運営管理を行うことによって得られる管理報酬、ファンドの会計期間中に実現した
キャピタルゲインに応じて得られる成功報酬等が主なものであります。
(c) その他の売上高
ファンドの運営管理に係る事務(主に経理事務、有価証券現物管理)を代行することによって得
られる手数料等が主なものであります。
出
資
者
出資
株
分配
主
出資
管理報酬・成功報酬等
配当金等
運営管理
フ
ァ
ン
ド
資
分
配
当社及び連結子会社
配当金等
支援、
育成
成 長 性 の あ る ベ ン チ ャ ー 企 業
株式公開、株式の交換
M&A等
証
券
市
場
等
[融資事業部門]
当社の融資事業の主な収益としては、下図のとおり、貸付先からの貸付金利息収入とリース取引
によるリース料収入に分類されます。
なお、融資事業からは撤退することを基本方針とし、既存債権の管理及び回収のみを行っており
ます。
当
資金の貸付
元利金の支払
貸付先
(資金需要者)
(注)
社
資産の賃貸
リース料の
支払
取引先
現在は、新規取引を行っていないため、融資及びリースの実行に係る取引はありません。
- 18 -
キャピタルゲイン等
投資
配当金等
株式等売却
株式等売却
キャピタルゲイン等
投資
出
(2) 投資の状況
① 当社及び連結子会社が行うベンチャー投資の内容
当社及び連結子会社がベンチャーキャピタルとして行う投資は、(ⅰ)自己資金を原資としたベ
ンチャー投資、(ⅱ)ファンド出資者からの出資金(以下、「組合出資金」といいます。)を原資
としたベンチャー投資に分類されます。
(ⅰ)自己資金を原資としたベンチャー投資
当社及び連結子会社は、自己資金を原資としたベンチャー投資を行います。この投資の残高
は、連結貸借対照表上、当社及び連結子会社の資産として営業投資有価証券に含まれます。
自己資金を原資としたベンチャー投資は、投資形態により「プロパー投資」と「ファンドを
通じた投資」に分類されます。
A.「プロパー投資」
当社及び連結子会社の自己資金により、自ら直接行うベンチャー投資であります。
B.「ファンドを通じた投資」
当社及び連結子会社の自己資金により、以下のファンドを通じて間接的に行うベンチャー
投資であります。
(b1)「当社及び連結子会社が単独で投資判断を行うファンド」
当社及び連結子会社が単独又は他社と共同で運営管理するファンドのうち、当社及び連
結子会社が単独で投資判断を行うファンドであります。
(b2)「その他のファンド」
(b1)以外のファンドであり、他社が単独で運営管理しかつ投資判断も行うファンドのほ
か、当社及び連結子会社が単独又は他社と共同で運営管理し、他社と共同又は他社単独で
投資判断を行うファンドであります。
(ⅱ)組合出資金を原資としたベンチャー投資(組合投資(C))
当社及び連結子会社は組合出資金を原資としたベンチャー投資活動を行います。
この投資は、当社及び連結子会社がファンドの業務執行組合員等の立場において、ファンド
の運営管理業務の一環として、単独の投資判断により行うものであります。プロパー投資と異
なり、組合投資により取得した株式等は、各ファンドに占める当社及び連結子会社持分相当額
を除き、当社及び連結子会社の営業投資有価証券となるものではありません。
「自己資金を原資としたベンチャー投資」と「組合投資」の関係を図示すると次のようになり
ます。(第19期連結会計年度末の投資残高を併記しております。)
そ
出
の
他
資
の
者
当社及び連結子会社
当社及び連結子会社が単独
で投資判断を行うファンド
その他のファンド
[プロパー投資]
[組合投資] [ファンドを通じた投資]
[ファンドを通じた投資]
42,477百万円(C)
38,828百万円
そ の 他 の
出
資
者
持 分 相 当 額
(注) 1
3,649百万円
当 社 及 び
連結子会社
持分相当額
(b1)
37,154 百万円
(A)
4,791百万円
(b2)
自己資金を原資としたベンチャー投資=(A)+(b1)+(b2)…第19期連結貸借対照表上の営業投資有価証
券
※第19期連結会計年度末の連結貸借対照表上の営業投資有価証券計上額には時価評価差額(5,083百万
円)が含まれております。
2
組合投資=(C)
※組合投資(C)のうち、当社及び連結子会社の持分相当額(b1)は、「自己資金を原資としたベンチャー
投資」の中に含まれております。
- 19 -
②
投資状況の概要
(ⅰ)自己資金を原資としたベンチャー投資と連結貸借対照表上の営業投資有価証券の関係
(単位:百万円)
当連結会計年度
平成14年3月31日現在
社数
金額
(ファンド数)
前連結会計年度
平成13年3月31日現在
社数
金額
(ファンド数)
プ ロ パ ー 投 資
(A)
617
43,003
613
37,154
ファンドを通じた投資
(B)
(65)
7,446
(73)
8,441
当社及び連結子会
社が単独で投資判 (b1)
断を行うファンド
(28)
3,402
(33)
3,649
その他のファンド (b2)
(37)
4,043
(40)
4,791
時 価 評 価 差 額 (注2)
4,346
5,083
合計(営業投資有価証券)
54,796
50,679
(注) 1
2
ファンドを通じた投資(B)欄の社数(ファンド数)は、当社及び連結子会社が出資しているファンド数を
記載しております。
前連結会計年度より、金融商品に係る会計基準(「金融商品に係る会計基準の設定に関する意見書」(企
業会計審議会 平成11年1月22日))を適用し、時価のある有価証券については、決算末日の市場価格等
に基づく時価により評価しております。上表では、プロパー投資(A)欄及びファンドを通じた投資(B)欄
の金額は取得原価を表示し、時価評価差額欄の金額に時価と取得原価との差額をまとめて表示しており
ます。
(ⅱ)プロパー投資及び組合投資の状況
(単位:百万円)
当連結会計年度
自 平成13年4月1日
至 平成14年3月31日
前連結会計年度
自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日
投資実行高
社数
金額
投資残高
社数
金額
投資実行高
社数
金額
投資残高
社数
金額
プ ロ パ ー 投 資 (A)
141
9,915
617
43,003
92
5,586
613
37,154
組
128
13,160
412
39,280
93
10,678
414
42,477
155
23,075
742
82,283
101
16,265
717
79,632
合
投
総投資
(注)
資 (C)
同一投資先企業にプロパー投資と組合投資双方で投資している場合、総投資欄の社数は1社として集計し
ているため、プロパー投資(A)欄の社数と組合投資(C)欄の社数との合計は一致しておりません。
- 20 -
③
種類別投資実行高及び投資残高
(ⅰ)プロパー投資
自
至
前連結会計年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日
投資実行高
社数
株
社数
金額
社数
投資残高
金額
社数
金額
6,063
571
40,330
82
4,424
574
34,474
開
―
―
112
14,055
―
―
99
7,017
開
129
6,063
459
26,274
82
4,424
475
27,457
債
27
3,851
71
2,672
16
1,162
69
2,680
(A)
141
9,915
617
43,003
92
5,586
613
37,154
社
(注)
金額
投資実行高
129
公
プロパー投資合計
投資残高
式
公
未
(単位:百万円)
当連結会計年度
自 平成13年4月1日
至 平成14年3月31日
同一投資先企業に株式と社債それぞれで投資している場合、プロパー投資合計(A)欄の社数は1社として集
計しているため、株式欄の社数と社債欄の社数との合計は一致しておりません。
(ⅱ)組合投資
(単位:百万円)
当連結会計年度
自 平成13年4月1日
至 平成14年3月31日
前連結会計年度
自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日
投資実行高
社数
株
公
未
公
社
出
資
金
組 合 投 資合 計
投資残高
金額
社数
投資実行高
金額
社数
投資残高
金額
社数
金額
式
123
12,350
385
37,392
88
10,041
391
40,714
開
―
―
16
1,606
―
―
17
1,357
開
123
12,350
369
35,785
88
10,041
374
39,356
債
8
789
43
1,855
10
637
42
1,732
(注)2
1
20
2
31
―
―
2
31
128
13,160
412
39,280
93
10,678
414
42,477
(C)
(注) 1
同一投資先企業に株式と社債それぞれで投資している場合、組合投資合計(C)欄の社数は1社として集
計しているため、株式欄の社数と社債欄の社数と出資金欄の社数との合計は一致しておりません。
2 組合投資において、他のファンドに出資しているファンド数及び金額であります。
- 21 -
④
業種別投資実行高及び投資残高
(単位:百万円)
当連結会計年度
自 平成13年4月1日
至 平成14年3月31日
前連結会計年度
自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日
投資実行高
社数
投資残高
金額
社数
投資実行高
金額
社数
投資残高
金額
社数
金額
コンピュータ・通信・
エレクトロニクス
93
13,122
258
30,732
57
11,096
263
35,754
サ
ス
16
4,084
107
10,873
16
2,124
108
10,508
財
14
1,708
113
8,857
5
478
101
7,477
機 械 ・ 自 動 車
10
1,948
58
8,034
5
216
55
7,077
学
3
237
50
4,838
1
111
45
4,152
融
4
746
36
8,867
―
―
28
4,053
バイオ・ヘルス・医療
5
387
18
3,748
10
733
27
3,770
ー
消
ビ
費
素
材
・
化
金
そ
の
他
10
839
102
6,331
7
1,505
90
6,838
総
投
資
155
23,075
742
82,283
101
16,265
717
79,632
平成14年3月期 業種別投資実行高割合
平成13年3月期 業種別投資実行高割合
バイオ・ヘルス
・医療
2%
その他
素材・化学 金融
4%
1%
3%
機械・自動車
8%
コンピュータ・通
消費財
信・エレクトロニクス
7%
57%
素材・化学
バイオ・ヘルス
1%
・医療 その他
9%
5%
機械・
自動車
1%
消費財
3%
コンピュータ・通
信・エレクトロニクス
68%
サービス
13%
サービス
18%
平成13年3月期 業種別投資残高割合
バイオ・ヘルス
・医療
金融
4%
11%
バイオ・ヘルス
その他
・医療
金融 5%
9%
5%
その他
8%
コンピュータ・通
信・エレクトロニクス
37%
素材・
化学
6%
機械・自動車
10%
平成14年3月期 業種別投資残高割合
素材・化学
5%
コンピュータ・通
信・エレクトロニクス
45%
機械・自動車
9%
消費財
11%
消費財
9%
サービス
13%
- 22 -
サービス
13%
⑤
地域別投資実行高及び投資残高
(単位:百万円)
当連結会計年度
自 平成13年4月1日
至 平成14年3月31日
前連結会計年度
自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日
投資実行高
社数
金額
投資残高
社数
投資実行高
金額
社数
金額
投資残高
社数
金額
日
本
96
13,695
563
49,009
67
8,121
553
49,282
米
国
18
4,706
39
9,639
15
4,980
38
13,566
ア
29
3,197
108
21,163
10
1,251
91
12,724
他
12
1,475
32
2,471
9
1,911
35
4,059
資
155
23,075
742
82,283
101
16,265
717
79,632
ア
欧
ジ
州
そ
総
投
の
平成14年3月期 地域別投資実行高割合
平成13年3月期 地域別投資実行高割合
アジア
14%
欧州その他
6%
アジア
8%
欧州その他
12%
日本
60%
日本
50%
米国
30%
米国
20%
平成13年3月期 地域別投資残高割合
アジア
26%
平成14年3月期 地域別投資残高割合
欧州その他
3%
アジア
16%
日本
59%
米国
12%
欧州その他
5%
日本
62%
米国
17%
- 23 -
(3) ファンドの状況
①
当社及び連結子会社が単独で投資判断を行うファンドの推移状況
前連結会計年度
平成13年3月31日現在
払 込
ファンド
純資
分 配
出資金
数
産額
累計額
累計額
運
営
中
(清算のため延長中を含む)
清
算
合
完
計
了
(単位:百万円)
当連結会計年度
平成14年3月31日現在
払 込
ファンド
純資
分 配
出資金
数
産額
累計額
累計額
30
126,944
84,759
60,613
35
149,444
86,440
68,170
7
21,500
―
36,606
7
21,500
―
36,606
37
148,444
84,759
97,219
42
170,944
86,440
104,776
(注) 1 各連結会計年度末直近の各ファンドの事業報告書又は中間決算報告書に基づいて集計しております。
2 最初の決算期又は中間決算期が到来しておらず、初年度の事業報告書又は中間決算報告書が作成されて
いないファンドの純資産額については、払込出資金と同額として集計しております。
3 純資産額には、有価証券評価差額金が含まれております。
前連結会計年度
86百万円
当連結会計年度
337百万円
4 上記以外の、
(ⅰ)当社及び連結子会社が単独又は他社と共同で運営管理するファンドは、運営中のもの及び清算完了
したものをあわせ、当連結会計年度末において、12ファンド(払込出資金累計額14,080百万円)であ
ります。
(ⅱ)当社及び連結子会社が事務代行のみをするファンドは、運営中のもの及び清算完了したものをあわ
せ、当連結会計年度末において、6ファンド(払込出資金累計額7,343百万円)であります。
- 24 -
②
当社が設立したファンド
当連結会計年度(自
平成13年4月1日
至
平成14年3月31日)
(単位:百万円)
名
称
設立年月日
出資金総額
投資事業組合「NIF・Hファンド1号」
平成13年4月25日
1,000
投資事業組合「NIF21-ONE(2号-A)」
平成13年5月21日
6,000
投資事業組合「NIF21-ONE(2号-B)」
平成13年5月21日
6,000
「投資事業有限責任組合あきた地域活性化支援ファンド一号」
平成13年12月14日
500
「投資事業有限責任組合エヌアイエフ日米欧ブリッジファンド」
平成14年1月10日
9,000
合
前連結会計年度(自
22,500
計
平成12年4月1日
至
平成13年3月31日)
(単位:百万円)
名
称
設立年月日
出資金総額
「京都ベンチャー育成ファンド1号投資事業有限責任組合」
平成12年4月3日
1,000
投資事業組合「NIF・TTファンド」
平成12年4月19日
400
投資事業組合「NIF・STファンド」
平成12年4月19日
100
投資事業組合「NIFニューテクノロジーファンド2000/2号」
平成12年5月31日
10,100
投資事業組合「NIF21-ONE(1号)」
平成13年3月22日
11,000
合
(注)
計
22,600
上記出資金総額のうち、当連結会計年度末における払込出資金は22,350百万円であります。
- 25 -
(4) 投資先企業新規株式公開状況
当連結会計年度(自
平成13年4月1日
会社名
至
平成14年3月31日)
公開年月日
公開市場
㈱有線ブロードネットワーク
ス
平成13年4月25日
ナスダック
ジャパン
㈱ソフト99コーポレーショ
ン
平成13年6月12日
東証2部
平成13年6月15日
店頭
平成13年7月1日
ナスダック
ジャパン
プラネックスコミュニケーシ
ョンズ㈱
平成13年7月11日
店頭
㈱ソディックプラステック
平成13年8月31日
店頭
㈱新日本建物
平成13年9月7日
店頭
㈱プロトコーポレーション
平成13年9月12日
店頭
㈱イーストアー
平成13年9月19日
ナスダック
ジャパン
日清医療食品㈱
平成13年10月10日
店頭
㈱電通
平成13年11月30日
東証1部
ムービーテレビジョン㈱
平成13年12月13日
㈱ワークス・アプリケーショ
ンズ
国内16社
*
海外8社
*
㈱インテリジェント ウェイ
ブ
㈱メールニュース
(㈱サイバー・コミュニケーシ
ョンズとの株式の交換)
本社所在地
東京都
大阪府
コンピュータ・ソフトウェ
ア開発
東京都
インターネット広告業
東京都
ネットワーク製品の開発・
製造・販売、ITシステム構
築の提案、LAN工事請負
射出成型機の開発・製造・
販売
マンション・戸建ての分譲
及び建設請負工事、建築設
計
情報誌の発行、イベントの
企画及び設営、データベー
スサービス事業
ECツール提供を行うアプリ
ケーションプロバイダー
東京都
神奈川県
東京都
愛知県
東京都
病院・老人福祉施設給食受
託
東京都
広告代理業
東京都
店頭
外国映画及び外国テレビ映
画の輸入配給
東京都
平成13年12月13日
店頭
ソフトウェア開発
東京都
㈱パソナ
平成13年12月18日
ナスダック
ジャパン
人材派遣業
東京都
スターキャット・ケーブルネ
ットワーク㈱
平成14年2月13日
店頭
CATV事業
愛知県
サン電子㈱
平成14年3月20日
店頭
パチンコ周辺機器・パチン
コ店向けシステム・ゲーム
ソフト等の開発・販売
愛知県
平成13年4月1日
アメックス
血液自己測定を在宅で行う
ための簡易測定器具の開
発・販売
米国
平成13年4月2日
台湾
通信機器の販売及び通信関
連製品の開発・製造・販売
台湾
Emerging Display
Technologies Corp.
平成13年4月3日
台湾店頭
LCDモジュールの組立販売
台湾
HannStar Display
Corporation
平成13年8月17日
台湾店頭
TFT-LCDパネル専業メーカー
台湾
Chilisin Electronics Corp.
平成13年9月26日
台湾
SIMPLO TECH
平成13年11月27日
台湾店頭
Prime Optical Fiber
Corporation
平成14年3月8日
台湾
光ファイバーの製造・販売
台湾
台湾店頭
幼児教育ソフト・ゲームソ
フト開発、人材評価ウェブ
サイト構築・運営、人材管
理
台湾
LXN Corporation
(Inverness Medical
Technology, Inc.との株式の
交換)
Sis Nortel
Telecommunication
InterServe International
Inc.
(注)
主要業務
放送事業、カラオケボック
ス等の運営、カラオケ機器
の販売及びブロードバンド
事業等
自動車用化学製品の製造及
び販売
平成14年3月22日
コア(鉄芯)、コイル及びチ
ップ・インダクターの製造
ノートブックパソコン用の
リチウム電池等のバッテリ
ーパッケージング
台湾
台湾
*印は既株式公開企業と株式の交換を行ったものであり、公開年月日は株式の交換日を記載しております。
- 26 -
前連結会計年度(自
平成12年4月1日
会社名
国内27社
至
平成13年3月31日)
公開年月日
公開市場
主要業務
本社所在地
㈱フォー・ユー
平成12年4月25日
大証2部
TVゲームソフト、CD、古本、古
着販売店の経営
香川県
第一交通産業㈱
平成12年4月26日
福証
タクシー事業及び不動産販売・
賃貸業
福岡県
㈱サンエー化研
平成12年4月27日
店頭
包装資材等製造販売
東京都
㈱エイトコンサルタント
平成12年6月8日
東証2部
総合建設コンサルタント
岡山県
ミヤコ㈱
平成12年6月12日
店頭
給排水金具、管工機材、住宅設
備機器の卸売
大阪府
㈱大塚商会
平成12年7月14日
東証1部
OA機器商社
東京都
㈱まんだらけ
平成12年7月26日
マザーズ
中古マンガ本、マンガ同人誌等
の販売
東京都
㈱シンワ
平成12年8月8日
大証2部
食肉卸売業
大阪府
㈱北弘電社
平成12年8月10日
札証
内線工事、送電線工事、設備機
器販売
北海道
㈱ソーテック
平成12年9月7日
㈱ダイユーエイト
平成12年9月14日
店頭
全国朝日放送㈱
平成12年10月3日
東証1部
㈱インプレス
平成12年10月6日
東証1部
デザインエクスチェンジ㈱
平成12年10月17日
マザーズ
㈱平賀
平成12年10月24日
店頭
㈱ダイナック
平成12年10月26日
㈱日本エル・シー・エー
平成12年10月31日
㈱ディックスクロキ
平成12年11月14日
㈱ゲオ
平成12年11月24日
㈱メイコー
平成12年12月8日
店頭
プリント配線基板及びその製造
装置の開発・製造
神奈川県
㈱アクシーズ
平成12年12月12日
店頭
鶏肉・加工食品・飼料等の製
造、販売
鹿児島県
㈱カワニシ
平成12年12月21日
東証2部
医療用機器及び関連製品の販売
岡山県
㈱シー・ヴイ・エス・
ベイエリア
平成12年12月21日
ナスダック コンビニエンスストア(サンク
ジャパン ス)店舗運営及びFC展開
千葉県
㈱リアルビジョン
平成12年12月21日
マザーズ
3Dグラフィックスエンジン及
びボード開発・販売他
神奈川県
高松機械工業㈱
平成13年2月21日
店頭
NC工作機械、産業機械の製造・
販売
石川県
㈱アクセス
平成13年2月26日
マザーズ
ブラウザ等のインターネットソ
フトウェアの受託開発等
東京都
㈱プライムシステム
平成13年2月27日
- 27 -
ナスダック パソコンの企画・開発及び製
ジャパン 造・販売
ホームセンター、ドラッグスト
ア、オフィスサプライのチェー
ン経営
テレビジョン放送事業、放送番
組・映画・出版物の製作・販
売・興行
パソコン関連出版事業及びイン
ターネット関連事業
デザインコンテンツ(素材)の企
画・製作・販売及びデザイン関
連サイトの運営
チラシを中心とした印刷物の製
造販売
洋風居酒屋を中心とした飲食店
ナスダック
の経営、パーティーの企画・運
ジャパン
営
ナスダック
経営コンサルタント
ジャパン
店頭
不動産賃貸、管理等
ナスダック レンタルビデオ店経営、ビデ
ジャパン オ・CD等の中古品販売及び卸売
ナスダック
システムソリューション事業
ジャパン
神奈川県
福島県
東京都
東京都
東京都
東京都
東京都
京都府
福岡県
愛知県
東京都
会社名
Jurong Technologies
Industrial Corporation
Pte.Ltd.
海外16社
*
*
*
(注)
公開市場
主要業務
本社所在地
平成12年4月6日 シンガポール
電子部品組立及び船舶エンジニ
シンガポール
アリング
Oridion Systems Limited.
平成12年4月10日 スイス新市場
呼気内二酸化炭素検査装置の開
イスラエル
発・販売
ABIT CORPORATION
平成12年6月22日
台湾
マザーボード、PC関連製品の製
造販売
台湾
平成12年6月30日
台湾
DRAMのデザイン・製造
台湾
平成12年6月30日
台湾
8インチ・ウエハーの加工
台湾
平成12年7月1日
ナスダック
企業間電子商取引の為のソフト
ウェア開発・販売
米国
平成12年7月7日
香港GEM
光コネクタ用セラミック・フェ
ルールの製造・販売
香港
TSMC-ACER Semiconductor
Manufacturing Inc.
(TSMC社との株式の交換)
Worldwide Semiconductor
Manufacturing Corporation
(TSMC社との株式の交換)
enCommerce,Inc.
(Entrust社との株式の交換)
Intcera
limited
*
公開年月日
high
tech
group
Ezyhealth Asia Pacific
Pte.Ltd.
平成12年7月20日 シンガポール
医療関係者のインターネットポ
シンガポール
ータルサイトの運営
STRATECH SYSTEMS PTE.LTD.
平成12年8月2日 シンガポール システム開発販売会社
Arcontech Corporation
平成12年8月16日
香港GEM
ICチップに埋め込むソフトウェ
アの開発・販売
香港
Taiwan Cellular
Corporation
平成12年9月19日
台湾店頭
携帯電話サービス他
台湾
Mustang Industrial
平成12年9月28日
台湾店頭
金属スタンピング機械及びプラ
スチック製品金型機器の製造・
販売
台湾
NewSoft Technology
Corporation
平成12年10月18日
台湾店頭
インターネット・ソフトウェア
の開発及び販売
台湾
Element 14 Limited
(Broadcom Corp.との 株式 の
交換)
平成12年11月22日
ナスダック
HDTV用セットトップボックス向
けのDSPのデザイン
米国
LEAD DATA INC.
平成13年1月3日
台湾
CD-R(Compact DiscRecordable)の製造・販売
台湾
EI-NETS COM.
平成13年1月19日
シンガポール
シンガポール ECポータルによる業務用電気機
シンガポール
店頭
器及び機材の提供
*印は既株式公開企業と株式の交換を行ったものであり、公開年月日は株式の交換日を記載しております。
- 28 -
(5) 営業貸付金
(単位:百万円)
当連結会計年度
平成14年3月31日現在
前連結会計年度
平成13年3月31日現在
一
般
貸
付
高
25,807
19,756
抵 当 証 券 貸 付 金 残 高
1,061
389
26,868
20,145
合
金
残
計
(6) 固定化営業債権
(単位:百万円)
当連結会計年度
平成14年3月31日現在
前連結会計年度
平成13年3月31日現在
固
定
化
権
42,434
29,183
貸 倒 引 当 金 ( 固 定 )
△17,225
△10,279
25,209
18,904
合
営
業
債
計
- 29 -
3
対処すべき課題
当社は平成 14 年3月 12 日に店頭市場に上場いたしました。経営にあたりましては、公開企業として
今まで以上に企業の社会的使命を果たすべく努力してまいります。
当面の当社及び連結子会社が対処すべき主な課題は次のとおりと考えております。
(1)ハンズオン(経営支援)体制の強化
近年、当社の投資先企業については、設立間もない(いわゆるアーリーステージ)企業への投資の割
合が急激に高まっております。こうした企業に対しましては、資金の提供のみならず、マーケッティン
グや管理部門を中心に経営支援を行い、企業価値を高めていくことが大変重要であります。当社は、今
まで以上に投資先企業にハンズオンできる体制を固めていきます。
(2)ファンド(投資事業組合等)業務の強化
日本経済の再生にベンチャー企業創出が不可欠であり、また米国のベンチャーキャピタル市場の発展
状況と比較しますと、日本のベンチャーキャピタル市場は、今後飛躍的に拡大することが期待されます。
こうした歴史的チャンスに投資家のニーズに合ったオルタナティブ金融商品として魅力あるファンドを
設立運営してまいります。またそれにより当社の安定的収益を確保し、収益基盤の一層の強化をはかっ
ていきたいと考えております。
(3)グローバル投資の更なる強化
当社は創業以来グローバル投資の重要性を認識して積極的に展開しておりますが、経済のグローバル
化、特に将来性のあるビジネスはますますボーダーレスになっております。“グローバルな視点で、ロ
ーカルな精査の投資”を更に強化し、他のベンチャーキャピタルとの差別化をはかってまいります。
(4)バイアウト業務の推進
ベンチャーキャピタル投資とともに重要なプライベート・エクイティビジネスでありますバイアウト投
資は、日本経済の再生(スクラップ&ビルド)の中でますます大きなビジネスチャンスになります。既
に専門チームが活動を行っておりますが、更に本格的に推進してまいります。
(5)不稼動資産の流動化の促進
投資先の中で当面公開が見込まれなくなった企業の株式等の処分及び再生化への対応、そして融資業
務における貸付債権の回収を促進させることにより、資金の効率的活用と財務基盤の強化をはかってま
いります。
(6)人材の増強・育成
前記の課題に対処するためには、人材の量的かつ質的強化が必要であります。少数精鋭の基本方針を
堅持しながら、研修等の充実により現スタッフのレベルアップをはかるとともに、経験と実績のある人
材を外部よりヘッドハンティングして、ハンズオンやバイアウトができるベンチャーキャピタリストを
増やしてまいりたいと考えております。
- 30 -
4
経営上の重要な契約等
該当事項はありません。
5
研究開発活動
該当事項はありません。
- 31 -
第3
1
設備の状況
設備投資等の概要
当連結会計年度において、特記すべき設備投資はありません。
なお、当連結会計年度において、融資事業部門における代物弁済等で所有しておりました不動産588
百万円を売却しております。
2
主要な設備の状況
(1) 提出会社
(平成14年3月31日現在)
事業所名
(所在地)
本社
(東京都中央区)
セグメント
の名称
投資事業部門
融資事業部門
帳簿価額 (単位:百万円)
設備の内容
建物及び
構築物
土地
(面積㎡)
事務所設備
89
―
賃貸用資産
36
福利厚生施設
その他
(注)
その他
従業
員数
(名)
合計
56
146
411
(4,575.45)
144
592
196
991
(837.24)
1
1,189
12
109
(549.98)
10
132
摘要
117
北海道支社
(札幌市中央区)
投資事業部門 事務所設備
0
―
―
0
―
中部支社
(名古屋市中区)
投資事業部門 事務所設備
―
―
1
1
4
関西支社
(大阪市北区)
投資事業部門 事務所設備
6
―
6
12
14
九州支社
(福岡市中央区)
投資事業部門 事務所設備
―
―
1
1
3
主要な賃借設備の内容は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
提出会社
事業所名
(所在地)
セグメント
の名称
設備の内容
本社
(東京都中央区)
投資事業部門
融資事業部門
事務所設備
2,470.95
275
中部支社
(名古屋市中区)
投資事業部門
事務所設備
26.45
2
関西支社
(大阪市北区)
投資事業部門
事務所設備
208.02
11
九州支社
(福岡市中央区)
投資事業部門
事務所設備
52.90
2
- 32 -
面積(㎡)
年間賃料
摘要
(2) 国内子会社
(平成14年3月31日現在)
事業所名
(所在地)
会社名
セグメント
の名称
帳簿価額 (単位:百万円)
設備の内容
建物及び
構築物
土地
(面積㎡)
―
―
エヌ・アイ・エ
本社
フ事務サービス
投資事業部門 事務所設備
(東京都中央区)
株式会社
その他
従業
員数
(名)
合計
0
0
摘要
9
(3) 在外子会社
(平成14年3月31日現在)
事業所名
(所在地)
会社名
NIF Management
Singapore
Pte.Ltd.
NIF Ventures
USA,Inc.
(注) 1
セグメント
の名称
本社
投資事業部門
(シンガポール)
本社
(米国)
投資事業部門
帳簿価額 (単位:百万円)
設備の内容
従業
員数
(名)
建物及び
構築物
土地
(面積㎡)
事務所設備
―
―
2
2
10
事務所設備
―
―
4
4
5
その他
合計
摘要
主要な賃借設備の内容は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
NIF Ventures
USA,Inc.
2
事業所名
(所在地)
セグメント
の名称
設備の
内容
本社
(米国)
投資事業部門
事務所設備
面積(㎡)
年間賃料
226.92
摘
要
17
リース契約による主要な賃借設備の内容は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
NIF Management
Singapore
Pte.Ltd.
事業所名
(所在地)
セグメント
の名称
設備の
内容
本社
(シンガポール)
投資事業部門
事務所設備
- 33 -
数量
リース期間
1
3年
年間
リース料
13
リース契約
残高
21
3
設備の新設、除却等の計画
(1) 重要な設備の新設等
該当事項はありません。
(2) 重要な設備の除却等
該当事項はありません。
- 34 -
第4
1
提出会社の状況
株式等の状況
(1) 株式の総数等
① 株式の総数
種類
会社が発行する株式の総数(株)
普通株式
1,056,000
計
1,056,000
② 発行済株式
種類
事業年度末現在
発行数(株)
(平成14年3月31日)
提出日現在
発行数(株)
(平成14年6月27日)
上場証券取引所名又は
登録証券業協会名
内容
普通株式
289,000
同左
日本証券業協会
完全議決権株式であ
り、権利内容に何ら
限定のない当社にお
ける標準となる株式
計
289,000
同左
―
―
(2) 新株予約権等の状況
該当事項はありません。
- 35 -
(3) 発行済株式総数、資本金等の推移
発行済株式総数
資本金
資本準備金
年月日
摘要
増減数
残高
株
平成9年5月2日
平成12年3月17日
増減額
株
42,000
百万円
77,000
△69,300
7,700
残高
百万円
7,497
13,657
△12,291
1,365
増減額
残高
百万円
7,497
百万円
13,157
有償第三者割当による
増加 (注)1
12,291
株式10株を1株に無償
併合し、資本金を10分
25,448
の1に減資したことに
よる減少
日本インベストメン
ト・ファイナンス株式
28,634 会社との合併による増
加(合併比率1:2)
(注)2
平成12年4月1日
15,700
23,400
3,176
4,542
3,186
平成12年6月27日
―
23,400
―
4,542
△22,075
6,558
株主総会決議に基づく
資本準備金の取崩
平成13年3月23日
3,000
26,400
3,750
8,292
3,750
10,308
有償第三者割当による
増加 (注)3
平成13年8月1日
237,600
264,000
―
8,292
―
10,308
1株を10株にする株式
分割
平成14年3月12日
25,000
289,000
2,975
11,267
3,605
13,913
有償一般募集(ブッ
クビルディング方
式)による増加
(注)4
(注) 1
発行価格……357,000円
資本組入額…178,500円
割当先………大和ビルヂング株式会社(現大和土地建物株式会社)、大和住宅サービス株式会社、株式会
社大和総研、大和証券投資信託委託株式会社、大和証券株式会社(現株式会社大和証券グ
ループ本社)、不二総合サービス株式会社
2 平成12年4月1日の合併に際して、当社は額面普通株式(1株の額面金額50,000円)15,700株を発行し、
合併期日前日の最終の日本インベストメント・ファイナンス株式会社の株主に対して、その所有する額
面普通株式(1株の額面金額500円)500株につき合併新株式1株の割合をもって割当いたしました。
3 発行価格……2,500,000円
資本組入額…1,250,000円
割当先………株式会社大和証券グループ本社
4 発行価格……280,000円
引受価額……263,200円
発行価額……238,000円
資本組入額…119,000円
(4) 所有者別状況
平成14年3月31日現在
株式の状況
区分
政府及び地
方公共団体
証券会社
その他の
法人
57
3
253
19
( 1)
14,018
14,350
8,672
100
235,297
5,533
( 3)
39,390
288,992
3.00
0.03
81.42
1.92
(0.00)
13.63
100.00
人
株主数
―
所有株式数
―
割合
―
株
%
外国法人等
個人その他
(うち個人)
端株の状況
金融機関
計
株
(注) 1 自己株式3.1株は、「個人その他」に3株、「端株の状況」に0.1株含めて記載しております。
2 上記「その他の法人」には、証券保管振替機構名義の株式が111株含まれております。
- 36 -
―
8
―
(5) 大株主の状況
平成14年3月31日現在
発行済株式総数に対する
所有株式数
所有株式数の割合
氏名又は名称
住所
大 和 土 地 建 物 株 式 会 社
東京都中央区日本橋茅場町1丁目1番9
号
株
%
128,160
44.35
70,265
24.31
12,300
4.26
11,010
3.81
5,800
2.01
2,114
0.73
1,400
0.48
住 友 信 託 銀 行 株 式 会 社 大阪府大阪市中央区北浜4丁目5番33号
990
0.34
日 清 医 療 食 品 株 式 会 社 東京都千代田区紀尾井町3番12号
850
0.29
モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー・インター
ナショナル・リミテッド
25 CABOT SQUARE. CANARY WHARF. LONDON E14
4QA ENGLAND
786
0.27
(常任代理人 モルガン・スタンレー証券会社)
(東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号)
計
―
233,675
80.86
株 式 会 社 大 和 証 券 ク ゙ ル ー フ ゚ 本 社 東京都千代田区大手町2丁目6番4号
大和住宅サービス株式会社
東京都中央区日本橋茅場町1丁目1番9
号
株 式 会 社 大 和 総 研 東京都江東区冬木15番6号
大和証券投資信託委託株式会社
東京都中央区日本橋茅場町2丁目10番5
号
ダイワセキュリティーズエスエムビーシーホンコンリミテッド 26 TH/F ONE PACIFIC PLACE 88 QUEENSWAY
ADMIRALTY HONG KONG
(常任代理人 大和証券エスエムビーシー株式会社)
(東京都中央区八重洲1丁目3番5号)
不 二 総 合 サ ー ビ ス 株 式 会 社 東京都中央区日本橋小網町8番2号
(6) 議決権の状況
① 発行済株式
平成14年3月31日現在
区分
株式数(株)
議決権の数(個)
内容
無議決権株式
―
―
―
議決権制限株式(自己株式等)
―
―
―
議決権制限株式(その他)
―
―
―
完全議決権株式(自己株式等)
(自己保有株式)
普通株式
3
―
権利内容に何ら限定のない当社にお
ける標準となる株式
完全議決権株式(その他)
普通株式 288,989
端株式
普通株式
発行済株式総数
総株主の議決権
(注)
1
2
288,989
8
―
289,000
―
―
同上
同上
―
288,989
―
「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が111株(議決権111個)含
まれております。
「端株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式0.1株が含まれております。
② 自己株式等
所有者の氏名
又は名称
(自己保有株式)
エヌ・アイ・エフ
ベンチャーズ株式会社
計
平成14年3月31日現在
自己名義
他人名義 所有株式数 発行済株式総数
所有株式数 所有株式数
の合計
に対する所有
(株)
(株)
(株)
株式数の割合(%)
所有者の住所
東京都中央区京橋一丁目
2番1号
―
- 37 -
3
―
3
0.00
3
―
3
0.00
(7) ストックオプション制度の内容
当社は、新株予約権方式によるストックオプション制度を採用しております。
当該制度は、商法第280条ノ20及び第280条ノ21の規定に基づき、当社の取締役及び従業員に対し
て無償で新株予約権を発行することを平成14年6月27日の第19回定時株主総会において決議された
ものであります。
当該制度の内容は、次のとおりであります。
決議年月日
平成14年6月27日
付与対象者の区分及び人数(名)
当社の取締役及び従業員
なお、上記区分ごとの人数(名)については、今後開催され
る取締役会で決議されます。
新株予約権の目的となる株式の種類
普通株式
株式の数(株)
2,100株を上限とする。(注)1
新株予約権の行使時の払込金額(円)
(注)2
新株予約権の行使期間
平成16年6月28日~平成18年6月27日
新株予約権の割当を受けた者は、権利行使時において
新株予約権の行使の条件
も、当社の取締役または従業員の地位にあることを要す
る。ただし、任期満了に伴う退任、定年退職その他正当な
理由のある場合にはこの限りでない。
新株予約権の相続は認める。
新株予約権の消却の事由及び条件
当社が消滅会社となる合併契約書または当社が完全子会
社となる株式交換契約書もしくは株式移転の議案が株主総
会で承認されたときは、当社は新株予約権を無償で消却す
ることができる。
新株予約権の割当を受けた者が、権利を行使する条件に
該当しなくなったときは、当社は新株予約権を無償で消却
することができる。
新株予約権の譲渡に関する事項
(注) 1
調整後株式数
2
新株予約権を譲渡するには当社取締役会の承認を要する。
当社が株式分割または株式併合を行う場合、次の算式により新株予約権の目的たる株式
の数を調整するものとする。ただし、かかる調整は新株予約権のうち、当該時点で権利
行使されていない新株予約権の目的たる株式の数についてのみ行われ、調整の結果によ
り生じた1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。
= 調整前株式数
×
株式分割(または株式併合)の比率
新株予約権発行の日の属する月の前月各日(取引が成立しない日を除く。)における日
本証券業協会が公表する当社普通株式の最終価格(以下、「最終価格」という。)の平
均値に1.10を乗じた金額(1円未満の端数は切り上げる)、または308,000円のいずれか高
い金額とする。
ただし、その金額が新株予約権発行の日の最終価格(取引が成立しない場合はそれに
先立つ直近日の最終価格)を下回る場合は、新株予約権発行の日の最終価格とする。
なお、新株予約権発行以降、当社が株式分割または株式併合を行う場合は、次の算式
により払込金額を調整し、調整により生じる1円未満の端数は切り上げる。
調整後払込金額
=
調整前払込金額
×
1
分割・併合の比率
また、新株予約権発行以降、当社が時価を下回る価額で新株の発行または自己株式の
処分を行う場合は、次の算式により払込金額を調整し、調整により生じる1円未満の端数
は切り上げる。
既発行株
式数
調整後払込
金額
=
調整前払込
金額
+
新規発行(処分)
株式数
×
1株当たり
払込金額
1株当たり時価
×
既発行株式数 +
- 38 -
新規発行(処分)株式数
2
自己株式の取得等の状況
[定時総会決議による自己株式の買受け等、子会社からの自己株式の買受け等又は再評価差額金によ
る消却のための自己株式の買受け等の状況]
(1) 前決議期間における自己株式の取得等の状況
該当事項はありません。
(2) 当定時株主総会における自己株式取得に係る決議状況
平成14年6月27日決議
区分
株式の種類
株式数(株)
価額の総額(円)
自己株式取得に係る決議
普通株式
3,000株
1,000,000,000円
再評価差額金による消却のた
―
―
―
めの買受けに係る決議
計
―
―
1,000,000,000円
(注) 上記授権株式数の当定時株主総会の終結した日現在の発行済株式総数に占める割合は1.04%で
あります。
[資本減少、定款の定めによる利益による消却又は償還株式の消却に係る自己株式の買受け等の状
況]
(1) 前決議期間における自己株式の買受け等の状況
該当事項はありません。
(2) 当定時株主総会における自己株式取得に係る決議状況等
該当事項はありません。
3
配当政策
当社は収益基盤の構築をはかり、適正な配当を継続的に行うことを基本方針としておりますが、同
時に投資事業の特性を勘案し、将来の事業展開のための内部留保の充実にも十分留意する必要がある
と考えております。
上記基本方針に基づき、当期については、1株につき750円の普通配当に加え、1株につき250円の
店頭上場記念配当を実施することとして平成14年6月27日開催の第19回定時株主総会において決議さ
れました。これによる配当性向は8.9%となっております。
また、内部留保といたしました資金については、成長性豊かな有望未公開企業へ積極的な投資を行
うことにより、将来の利益増大、株主価値の拡大を継続的に実現するために有効に活用してまいりま
す。
4
株価の推移
最近5年間の事業年
度別最高・最低株価
回次
第15期
第16期
第17期
第18期
第19期
決算年月
平成10年3月
平成11年3月
平成12年3月
平成13年3月
平成14年3月
―
―
―
400,000
―
―
―
290,000
円
最高
―
最低
―
円
月別
最近6箇月間の月別
最高・最低株価
平成13年
10月
11月
平成14年
1月
12月
2月
3月
円
最高
―
最低
―
―
―
―
―
400,000
―
―
―
―
290,000
円
(注) 1 最高・最低株価は、日本証券業協会公表のものであります。
2 当社株式は、平成14年3月12日から日本証券業協会に店頭登録されております。それ以前の株価につい
ては該当はありません。
- 39 -
5
役員の状況
役名及び職名
氏名
(生年月日)
略歴
所有
株式数
株
昭和36年4月
堀
井
愼
一
代表取締役社長
(昭和11年12月16日生)
昭和61年12月
平成元年6月
平成2年6月
平成4年6月
平成6年6月
同年同月
平成9年6月
平成11年6月
昭和37年4月
代表取締役副社長
( 投資第六 グルー
プ分担)
保
成
久
男
平成6年6月
平成9年6月
平成11年4月
(昭和18年9月30日生)
同年6月
平成12年4月
平成13年6月
昭和42年4月
三
好
亮之助
代表取締役副社長
平成3年6月
平成5年5月
平成7年6月
(昭和19年6月8日生)
平成8年6月
平成12年4月
平成13年6月
昭和37年4月
専務取締役
( 企業開発 第一、
第二グループ・投
資第一、第二、第
三、第四、第五グ
ループ・北海道支
社上席分担兼北海
道支社長)
監査役
(常勤)
脇
田
純
一
(昭和18年12月16日生)
佐
藤
中
勇
(昭和16年10月17日生)
昭和61年1月
平成9年6月
同年12月
平成10年6月
平成11年6月
平成12年4月
平成13年6月
昭和41年4月
平成4年6月
平成5年6月
同年同月
平成8年6月
平成12年4月
同年6月
平成13年6月
- 40 -
大和証券㈱(現㈱大和証券グループ本
社)入社
同社取締役
同社常務取締役
同社専務取締役
同社代表取締役副社長
当社取締役
日本インベストメント・ファイナンス
㈱代表取締役社長
当社取締役退任
当社代表取締役社長(現任)
40
大和証券㈱(現㈱大和証券グループ本
社)入社
同社取締役
同社常務取締役
日本インベストメント・ファイナンス
㈱顧問
同社専務取締役
当社専務取締役
当社代表取締役副社長(現任)
―
大和証券㈱(現㈱大和証券グループ本
社)入社
同社取締役
大和ヨーロッパLimited会長
日本インベストメント・ファイナンス
㈱常務取締役
同社専務取締役
当社専務取締役
当社代表取締役副社長(現任)
28
大和証券㈱(現㈱大和証券グループ本
社)入社
同社上野支店長
同社参与公開引受副本部長
同社参与法人本部企業公開担当
当社常務取締役
当社代表取締役専務
当社常務取締役
当社専務取締役(現任)
㈱日本長期信用銀行(現㈱新生銀行)入
行
同行営業事務部長
㈱エル カクエイ理事
カクエイ ユニオンライフ㈱専務取締
役
日本インベストメント・ファイナンス
㈱常務取締役
当社常務取締役
当社常務執行役員
当社監査役(現任)
―
24
役名及び職名
氏名
(生年月日)
略歴
昭和42年4月
監査役
(常勤)
山
路
輝
久
昭和63年1月
平成9年7月
平成11年4月
(昭和20年2月18日生)
平成13年4月
平成14年6月
昭和42年4月
平成2年7月
平成10年6月
監査役
(非常勤)
上
田
進
平成11年4月
(昭和18年8月3日生)
平成13年4月
平成14年6月
同年同月
昭和61年4月
監査役
(非常勤)
大
胡
誠
(昭和33年4月6日生)
平成14年6月
計
大和証券㈱(現㈱大和証券グループ本
社)入社
同社国際営業部長
同社アジア・オセアニア副本部長
大和証券エスビーキャピタル・マーケ
ッツ㈱(現大和証券エスエムビーシー
㈱)海外事業部 部長
同社企業年金推進室長
当社監査役(現任)
大和証券㈱(現㈱大和証券グループ本
社)入社
同社公開業務部長
同社参与インベストメント・バンキン
グ本部担当
大和証券エスビーキャピタル・マーケ
ッツ㈱(現大和証券エスエムビーシー
㈱)参与公開担当
同社参与コーポレート・ファイナンス
担当
大和証券㈱監査役(現任)
当社監査役(現任)
弁護士登録(東京弁護士会)
柳田野村法律事務所入所(現任)
(平成12年10月より平成14年3月まで
㈱大和証券グループ本社経営企画第一
部及び法務監理部勤務)
当社監査役(現任)
所有
株式数
―
―
―
92
(注) 1
監査役山路輝久、上田進及び大胡誠は、「株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律」第18条
第1項に定める社外監査役であります。
2 当社は、意思決定・監督機能と業務執行機能の分離により取締役会の活性化をはかるため、執行役員制
度を導入しております。執行役員は、次のとおりであります。
常務執行役員 飯尾博信 … 審査グループ・投資総務グループ・投資調査グループ分担
執行役員
松﨑 薫 … 中部支社・関西支社・九州支社分担兼関西支社長
執行役員
柳原洋泰 … 企業開発第一、第二グループ・投資第三、第四、第五グループ分担
執行役員
髙嶋勝平 … 法務グループ・金融業務グループ・投資企画グループ分担
執行役員
榊原 勇 … 和通国際股份有限公司(Hotung Investment Company Ltd)出向
執行役員
鈴木伸夫 … 財務グループ・投資事業組合事務局・投資管理グループ分担
執行役員
林 伴親 … 投資第一、第二グループ分担
執行役員
荒田 譲 … 経営企画グループ・広報IRグループ・業務グループ分担
執行役員
谷口修一 … 国際業務グループ・国際投資グループ・M&A投資グループ分担
執行役員
日尾民明 … 総務人事グループ分担兼総務人事グループマネージャー
執行役員
山澤修一 … 関西支社副支社長兼関西支社投資第一グループマネージャー
- 41 -
第5
1
経理の状況
連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵
省令第28号。以下「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。
(2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第
59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、前事業年度(平成12年4月1日から平成13年3月31日まで)は、改正前の財務諸表等規則に
基づき、当事業年度(平成13年4月1日から平成14年3月31日まで)は、改正後の財務諸表等規則に
基づいて作成しております。
2
監査証明について
当社は、証券取引法第193条の2の規定に基づき、前連結会計年度(平成12年4月1日から平成13年
3月31日まで)及び第18期事業年度(平成12年4月1日から平成13年3月31日まで)並びに当連結会計年
度(平成13年4月1日から平成14年3月31日まで)及び第19期事業年度(平成13年4月1日から平成14年
3月31日まで)の連結財務諸表及び財務諸表について、朝日監査法人による監査を受けております。
なお、前連結会計年度及び前事業年度に係る監査報告書は、平成14年2月4日に提出した有価証券
届出書に添付されたものの写しを利用しております。
- 42 -
監
査
報
告
書
平成14年2月1日
エヌ・アイ・エフ ベンチャーズ 株 式 会 社
代表取締役社長
堀 井
愼 一 殿
朝 日 監 査 法 人
代表社員
関与社員
代表社員
関与社員
関与社員
公認会計士
伊
東
健
治
公認会計士
河
合
利
治
公認会計士
山
田
雄
一
当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられてい
るエヌ・アイ・エフ ベンチャーズ株式会社の平成12年4月1日から平成13年3月31日までの連結会計年度の連結
財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書、連結キャッシュ・フロー計算書
及び連結附属明細表について監査を行った。
この監査に当たって、当監査法人は、一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠し、通常実施すべき監
査手続を実施した。
監査の結果、連結財務諸表について会社の採用する会計処理の原則及び手続は、一般に公正妥当と認められ
る企業会計の基準に準拠し、かつ、前連結会計年度と同一の基準に従って継続して適用されており、また、連
結財務諸表の表示方法は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28
号)の定めるところに準拠しているものと認められた。
よって、当監査法人は、上記の連結財務諸表がエヌ・アイ・エフ ベンチャーズ株式会社及び連結子会社の
平成13年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フロ
ーの状況を適正に表示しているものと認める。
会社と当監査法人又は関与社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
(注)会社は、当連結会計年度より追加情報の注記に記載のとおり、金融商品に係る会計基準、退職給付
に係る会計基準及び改訂後の外貨建取引等会計処理基準が適用されることとなるため、これらの会計基準に
より連結財務諸表を作成している。
以
上
監
査
報
告
書
平成14年6月27日
エヌ・アイ・エフ ベンチャーズ 株 式 会 社
代表取締役社長
堀 井
愼 一 殿
朝 日 監 査 法 人
代表社員
関与社員
代表社員
関与社員
関与社員
公認会計士
伊
東
健
治
公認会計士
河
合
利
治
公認会計士
山
田
雄
一
当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられてい
るエヌ・アイ・エフ ベンチャーズ株式会社の平成13年4月1日から平成14年3月31日までの連結会計年度の連結
財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書、連結キャッシュ・フロー計算書
及び連結附属明細表について監査を行った。
この監査に当たって、当監査法人は、一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠し、通常実施すべき監
査手続を実施した。
監査の結果、連結財務諸表について会社の採用する会計処理の原則及び手続は、一般に公正妥当と認められ
る企業会計の基準に準拠し、かつ、前連結会計年度と同一の基準に従って継続して適用されており、また、連
結財務諸表の表示方法は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28
号)の定めるところに準拠しているものと認められた。
よって、当監査法人は、上記の連結財務諸表がエヌ・アイ・エフ ベンチャーズ株式会社及び連結子会社の
平成14年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フロ
ーの状況を適正に表示しているものと認める。
会社と当監査法人又は関与社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
上
1
連結財務諸表等
(1) 連結財務諸表
① 連結貸借対照表
期別
金額
科目
(単位:百万円)
当連結会計年度
平成14年3月31日現在
前連結会計年度
平成13年3月31日現在
構成比
金額
構成比
%
%
(資産の部)
Ⅰ
流動資産
1
現金及び預金
2
営業投資有価証券
3
投資損失引当金
4
営業出資金
5
営業貸付金
6
有価証券
7
繰延税金資産
8
その他
9
貸倒引当金
3,608
54,796
△1,227
※1
流動資産合計
Ⅱ
4,929
50,679
53,569
△1,922
48,757
1,440
2,100
26,868
20,145
2,624
2,834
―
0
1,057
821
△51
△40
89,117
71.2
79,549
70.5
固定資産
1
有形固定資産
※2
(1) 建物及び構築物
(2) 土地
356
341
2,091
1,512
371
229
(3) その他
有形固定資産合計
2
無形固定資産
3
投資その他の資産
2,820
2.3
2,082
1.9
146
0.1
137
0.1
(1) 投資有価証券
※3
5,970
10,769
(2) 固定化営業債権
※4
25,209
18,904
(3) その他
※4
1,836
1,404
投資その他の資産合計
33,016
26.4
31,077
27.5
固定資産合計
35,983
28.8
33,298
29.5
125,100
100.0
112,847
100.0
資産合計
- 47 -
期別
金額
科目
(単位:百万円)
当連結会計年度
平成14年3月31日現在
前連結会計年度
平成13年3月31日現在
構成比
金額
構成比
%
%
(負債の部)
Ⅰ
流動負債
1
短期借入金
64,100
51,800
2
一年以内返済予定長期借入金
8,870
11,071
3
未払法人税等
76
25
4
繰延税金負債
1,828
1,631
5
賞与引当金
197
172
6
その他
840
722
流動負債合計
Ⅱ
※5
75,912
60.7
65,423
58.0
固定負債
1
長期借入金
19,211
12,719
2
長期借入有価証券
3,600
―
3
繰延税金負債
224
0
4
退職給付引当金
72
156
5
役員退職慰労引当金
113
112
6
厚生年金基金引当金
448
―
7
その他
773
569
固定負債合計
負債合計
24,442
19.5
13,558
12.0
100,354
80.2
78,981
70.0
8,292
6.6
11,267
10.0
(資本の部)
Ⅰ
資本金
Ⅱ
資本準備金
10,308
8.2
13,913
12.3
Ⅲ
連結剰余金
3,321
2.7
6,371
5.6
Ⅳ
その他有価証券評価差額金
2,827
2.3
2,242
2.0
Ⅴ
為替換算調整勘定
△4
△0.0
71
0.1
24,746
19.8
33,865
30.0
△0
△0.0
△0
△0.0
24,746
19.8
33,865
30.0
125,100
100.0
112,847
100.0
Ⅵ
自己株式
資本合計
負債及び資本合計
- 48 -
②
連結損益計算書
期別
自
至
前連結会計年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日
金額
科目
(単位:百万円)
当連結会計年度
自 平成13年4月1日
至 平成14年3月31日
百分比
金額
百分比
%
Ⅰ
%
売上高
1
営業投資有価証券売上高
12,637
12,445
2
投資事業組合等運営報酬
4,630
2,629
3
営業貸付金利息
2,737
1,586
4
その他の売上高
581
Ⅱ
20,586
100.0
564
17,226
100.0
9,349
54.3
売上原価
1
営業投資有価証券売上原価
2
資金原価
3
4
※1
7,386
7,211
2,100
1,177
投資損失引当金繰入額
766
805
その他の売上原価
266
売上総利益
Ⅲ
販売費及び一般管理費
※2
営業利益
Ⅳ
10,520
51.1
154
10,065
48.9
7,876
45.7
5,095
24.8
4,563
26.5
4,970
24.1
3,312
19.2
295
1.7
254
1.4
3,353
19.5
営業外収益
1
受取利息
50
35
2
受取配当金
32
148
3
持分法による投資利益
0
5
4
自己株式売却益
56
―
5
その他の営業外収益
Ⅴ
119
260
1.3
106
営業外費用
1
支払利息
2
新株発行費
3
その他の営業外費用
経常利益
234
195
27
49
9
271
1.3
4,958
24.1
- 49 -
10
期別
自
至
前連結会計年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日
金額
科目
(単位:百万円)
当連結会計年度
自 平成13年4月1日
至 平成14年3月31日
百分比
金額
百分比
%
Ⅵ
%
特別利益
1
投資有価証券売却益
2
厚生年金基金引当金戻入益
3
固定資産売却益
4
貸倒引当金戻入益
Ⅶ
127
304
※3
―
197
※4
56
37
82
266
1.3
―
539
3.1
626
3.6
3,266
19.0
1
0.0
3,264
19.0
特別損失
1
貸倒引当金繰入額
―
37
2
固定資産除売却損
※5
27
10
3
固定化営業債権整理損
※6
1,697
128
4
固定資産評価損
※7
37
38
5
投資有価証券評価損
164
405
6
投資有価証券売却損
8
5
7
関係会社整理損
※8
8
税金等調整前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
1,944
9.5
3,281
15.9
―
175
53
法人税等還付額
―
54
法人税等調整額
436
当期純利益
- 50 -
612
2.9
2,668
13.0
3
③
連結剰余金計算書
期別
金額
科目
Ⅰ
連結剰余金期首残高又は
欠損金期首残高(△)
Ⅱ 欠損金減少高及び
連結剰余金増加高
1
資本準備金取崩額
2
合併に伴う欠損金減少高
及び連結剰余金増加高
Ⅲ
(単位:百万円)
当連結会計年度
自 平成13年4月1日
至 平成14年3月31日
前連結会計年度
自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日
金額
△22,085
22,075
663
3,321
―
22,738
―
―
連結剰余金減少額
1
配当金
―
2
役員賞与
―
176
―
39
215
Ⅳ
当期純利益
2,668
3,264
Ⅴ
連結剰余金期末残高
3,321
6,371
- 51 -
④
連結キャッシュ・フロー計算書
期別
前連結会計年度
自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日
金額
科目
Ⅰ
金額
営業活動によるキャッシュ・フロー
1
税金等調整前当期純利益
2
減価償却費
3
貸倒引当金の減少額
4
投資損失引当金の増加額
657
694
5
賞与引当金の減少額
△1
△24
6
退職給付引当金の増加額
72
84
7
役員退職慰労引当金の減少額
△12
△0
8
厚生年金基金引当金の減少額
―
△448
9
受取利息及び受取配当金
△3,486
△2,383
10
資金原価及び支払利息
2,334
1,373
11
持分法による投資利益
△0
△5
3,281
3,266
291
223
△82
△10
12
投資有価証券評価損
13
投資有価証券売却損益
14
自己株式売却益
△56
―
15
固定資産除売却損益
27
△26
16
固定資産評価損
37
38
17
営業投資有価証券の減少額
396
636
18
営業貸付金の減少額
63,981
13,584
19
投資不動産の減少額
3,852
―
20
役員賞与の支払額
―
△39
21
その他
△3,476
△1,745
67,861
15,324
3,655
2,401
△2,516
△1,428
△307
△106
68,693
16,192
小計
22
利息及び配当金の受取額
23
利息の支払額
24
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー
Ⅱ
(単位:百万円)
当連結会計年度
自 平成13年4月1日
至 平成14年3月31日
164
405
△119
△298
投資活動によるキャッシュ・フロー
1
有形固定資産の取得による支出
△123
△42
2
有形固定資産の売却による収入
565
38
3
投資有価証券の取得による支出
△5,673
△3,527
4
投資有価証券の売却及び償還による収入
2,392
1,117
5
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー
- 52 -
331
257
△2,506
△2,157
期別
自
至
金額
科目
Ⅲ
前連結会計年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日
(単位:百万円)
当連結会計年度
自 平成13年4月1日
至 平成14年3月31日
金額
財務活動によるキャッシュ・フロー
1
短期借入金の純減少額
△41,510
△12,300
2
長期借入れによる収入
17,497
1,000
3
長期借入金の返済による支出
△6,403
△8,890
4
借入有価証券の返済による支出
△8,850
―
5
抵当証券の償還による支出
6
配当金の支払額
7
株式の発行による収入
8
自己株式の売却による収入
67
―
9
自己株式の取得による支出
―
△0
△42,823
―
―
△176
7,472
6,530
財務活動によるキャッシュ・フロー
△74,549
△13,835
Ⅳ
現金及び現金同等物に係る換算差額
36
42
Ⅴ
現金及び現金同等物の増減額
△8,326
241
Ⅵ
現金及び現金同等物の期首残高
5,680
2,870
Ⅶ
合併による現金及び現金同等物の増加額
5,516
―
Ⅷ
現金及び現金同等物の期末残高
2,870
3,111
- 53 -
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
自
至
前連結会計年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
当連結会計年度
平成13年4月1日
平成14年3月31日
1 連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社数 4社
会社名
エヌ・アイ・エフ事務サービス株式会社
NIF Management Singapore Pte.Ltd.
NIF Ventures USA,Inc.
NIF International(Asia)Ltd.
1
連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社数 4社
会社名
エヌ・アイ・エフ事務サービス株式会社
NIF Management Singapore Pte.Ltd.
NIF Ventures USA,Inc.
NIF International(Asia)Ltd.
下記の6社は平成12年4月1日に旧日本インベス
トメント・ファイナンス株式会社と合併したことに
より、新たに連結子会社となりました。
株式会社丸和
エヌ・アイ・エフエステート株式会社
エヌ・アイ・エフ事務サービス株式会社
NIF Management Singapore Pte.Ltd.
NIF Ventures USA,Inc.
NIF International(Asia)Ltd.
なお、前連結会計年度において連結子会社となっ
ておりました大和エステート管理株式会社及び合併
により新たに連結子会社になりましたエヌ・アイ・
エフエステート株式会社については、当連結会計年
度に清算したため、上記連結子会社数には含んでお
りませんが、清算までの損益計算書及びキャッシ
ュ・フロー計算書について連結しております。
また、合併により新たに連結子会社になりました
株式会社丸和については、当連結会計年度に所有し
ておりました全株式を平成13年2月に売却したた
め、上記連結子会社数には含んでおりませんが、み
なし譲渡日を期末日とし、損益計算書及びキャッシ
ュ・フロー計算書について連結しております。
(2) 主要な非連結子会社の名称等
会社名
NIF-TVL Management Limited
(連結の範囲から除いた理由)
非連結子会社の総資産、売上高、当期純損益及び
剰余金(持分に見合う額)は、いずれも連結財務諸表
に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体としても重要
性はないことから、連結の範囲から除外しておりま
す。
なお、上記の会社は平成12年4月1日に旧日本イ
ンベストメント・ファイナンス株式会社と合併した
ことにより、当社の子会社となったものでありま
す。
2
持分法の適用に関する事項
(1) 持分法を適用した非連結子会社数
会社名
NIF-TVL Management Limited
(2) 主要な非連結子会社の名称等
会社名
NIF-TVL Management Limited
(連結の範囲から除いた理由)
非連結子会社の総資産、売上高、当期純損益及び
剰余金(持分に見合う額)は、いずれも連結財務諸
表に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体としても重
要性はないことから、連結の範囲から除外しており
ます。
2
1社
持分法の適用に関する事項
(1) 持分法を適用した非連結子会社数
会社名
同
左
- 54 -
1社
自
至
前連結会計年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
当連結会計年度
平成13年4月1日
平成14年3月31日
(2) 持分法を適用した関連会社数 1社
会社名
株式会社エヌ・アイ・エフコンサルティングアソ
シエイツ
上記の会社は前連結会計年度において、旧日本イ
ンベストメント・ファイナンス株式会社の連結子会
社でありましたが、当連結会計年度において、当社
の持株比率が低下したため、関連会社として持分法
を適用しております。
なお、同社は平成13年4月にベンチャーエントリ
ー株式会社に商号変更しております。
(2) 持分法を適用した関連会社数 1社
会社名
ベンチャーエントリー株式会社
(3) 持分法を適用していない関連会社
会社名
北国キャピタル株式会社
山口キャピタル株式会社
株式会社香川銀キャピタル
Meitung Ltd.
IJT Management Ltd.
PT.Danareksa-Daiwa NIF Ventures
BPMB-NIF Modal Teroka Sdn.Bhd.
(持分法を適用していない理由)
持分法非適用会社の当期純損益及び剰余金(持分
に見合う額)のそれぞれの合計額は、いずれも連結
財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体とし
ても重要性はないことから、持分法の適用から除外
しております。
(3) 持分法を適用していない関連会社
会社名
山口キャピタル株式会社
株式会社香川銀キャピタル
Meitung Ltd.
IJT Management Ltd.
PT.Danareksa-Daiwa NIF Ventures
BPMB-NIF Modal Teroka Sdn.Bhd.
(4) 他の会社等の議決権の20%以上、50%以下を自己
の計算において所有しているにもかかわらず関連会
社としていない当該他の会社等の名称
会社名
加藤精機株式会社
ニッテレ債権回収株式会社(旧日本テレサーチ株
式会社)
エイダイ開発株式会社
株式会社アイ・ティー・シー
NIF Taiwan Ventures Limited
なお、日本テレサーチ株式会社については、ニッ
テレ債権回収株式会社に商号変更いたしました。
(関連会社としなかった理由)
上記の5社については、当社の主たる営業目的で
あるベンチャー企業の投資育成のための取得であ
り、人事、資金、技術、取引等の関係を通じての支
配を目的としていないためであります。
また、投資事業組合等に対する出資のうち、当社
及び連結子会社の持分割合が20%以上、50%以下で
あるものが5組合ありますが、同様に、投資育成の
ための取得であり、支配を目的としていないため、
投資事業組合等は関連会社として取り扱っておりま
せん。
(4) 他の会社等の議決権の20%以上、50%以下を自己
の計算において所有しているにもかかわらず関連会
社としていない当該他の会社等の名称
会社名
加藤精機株式会社
ニッテレ債権回収株式会社
エイダイ開発株式会社
株式会社アイ・ティー・シー
NIF Taiwan Ventures Limited
(持分法を適用していない理由)
同
左
- 55 -
(関連会社としなかった理由)
上記の5社については、当社の主たる営業目的で
あるベンチャー企業の投資育成のための取得であ
り、人事、資金、技術、取引等の関係を通じての支
配を目的としていないためであります。
また、投資事業組合等に対する出資のうち、当社
及び連結子会社の持分割合が20%以上、50%以下で
あるものが7組合ありますが、同様に、投資育成の
ための取得であり、支配を目的としていないため、
投資事業組合等は関連会社として取り扱っておりま
せん。
自
至
前連結会計年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
(5) 持分法適用会社のうち、決算日が異なる会社につ
いては、当該会社の事業年度にかかわる財務諸表を
使用しております。
(5)
同
当連結会計年度
平成13年4月1日
平成14年3月31日
左
3
連結子会社の事業年度等に関する事項
3 連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社のうち、下記の3社の決算日は12月31日
同
左
であります。
NIF Management Singapore Pte.Ltd.
NIF Ventures USA,Inc.
NIF International(Asia)Ltd.
連結財務諸表の作成に当たっては、同日現在の財務
諸表を使用しております。ただし、連結決算日との間
に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を
行っております。
4 会計処理基準に関する事項
4 会計処理基準に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
①有価証券
①有価証券
その他有価証券
その他有価証券
a 時価のあるもの
a 時価のあるもの
決算日の市場価格等による時価法(評価差額
同
左
は全部資本直入法により処理し、売却原価は移
動平均法により算定)を採用しております。
b 時価のないもの
b 時価のないもの
移動平均法による原価法を採用しておりま
同
左
す。
②デリバティブ
時価法を採用しております。
②デリバティブ
同
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
①有形固定資産
当社及び国内連結子会社は定率法を採用しており
ます。ただし、賃貸資産についてはリース期間を耐
用年数とした定額法を、平成10年4月1日以降に取
得した建物(建物附属設備を除く)については、定額
法を採用しております。
なお、耐用年数及び残存価額については、法人税
法の規定する方法と同一の基準によっております。
ただし、平成10年3月31日以前取得の建物(建物附
属設備を除く)については、平成10年度の法人税法
改正前の耐用年数を継続して適用しております。
在外連結子会社については、所在地国の会計基準
に基づく定額法を採用しております。
(追加情報)
当社及び国内連結子会社は、建物(建物附属設備
を除く)の減価償却の方法については従来、定率法
によっておりましたが、平成10年度の税制改正に伴
い、平成10年4月1日以降取得した建物(建物附属
設備を除く)については、当連結会計年度から定額
法を採用しております。
この変更による影響は軽微であります。
左
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
①有形固定資産
当社及び国内連結子会社は定率法を採用しており
ます。ただし、賃貸資産についてはリース期間を耐
用年数とした定額法を、平成10年4月1日以降に取
得した建物(建物附属設備を除く)については、定額
法を採用しております。
なお、耐用年数及び残存価額については、法人税
法の規定する方法と同一の基準によっております。
ただし、平成10年3月31日以前取得の建物(建物附
属設備を除く)については、平成10年度の法人税法
改正前の耐用年数を継続して適用しております。
在外連結子会社については、所在地国の会計基準
に基づく定額法を採用しております。
- 56 -
自
至
前連結会計年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
当連結会計年度
平成13年4月1日
平成14年3月31日
なお、平成10年度の税制改正以降、当連結会計年
度において初めて建物(建物附属設備を除く)を取得
いたしました。
②無形固定資産
定額法を採用しております。
自社利用のソフトウェアについては、社内におけ
る利用可能期間で償却しております。
(3) 重要な引当金の計上基準
①貸倒引当金
貸付金等の貸倒損失に備えるため、当社及び国内
連結子会社は一般債権については貸倒実績率法によ
り、貸倒懸念債権及び破産更生債権等については財
務内容評価法により計上しております。また、在外
連結子会社は、個別の債権について回収可能性を検
討し、貸倒見積額を計上しております。
②無形固定資産
同
左
(3) 重要な引当金の計上基準
①貸倒引当金
同
左
②投資損失引当金
当連結会計年度末現在に有する営業投資有価証券
の損失に備えるため、投資先会社の実績を勘案の
上、その損失見積額を計上しております。
②投資損失引当金
同
左
③賞与引当金
従業員に対する賞与の支払いに備えるため、支給
見込額のうち、当連結会計年度の負担額を計上して
おります。
③賞与引当金
同
左
④退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、退職金規程に基
づく当連結会計年度末要支給額を計上しておりま
す。この退職金については、将来の昇給等による給
付額の変動がなく、貢献度、能力及び実績等に応じ
て、各連結会計年度ごとに各人別に勤務費用が確定
するためであります。
また、年金受給権者のみを対象とする閉鎖型適格
退職年金については、当連結会計年度末における退
職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当連結
会計年度末において発生していると認められる額を
計上しております。
④退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、退職金規程に基
づく当連結会計年度末要支給額を計上しておりま
す。この退職金については、将来の昇給等による給
付額の変動がなく、貢献度、能力及び実績等に応じ
て、各連結会計年度ごとに各人別に勤務費用が確定
するためであります。
また、年金受給権者のみを対象とする閉鎖型適格
退職年金については、当連結会計年度末における退
職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当連結
会計年度末において発生していると認められる額を
計上しております。
なお、当社は、平成13年12月に退職一時金制度の
一部について確定拠出年金制度へ移行いたしまし
た。
⑤役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支払いに備えるため、役員退
職慰労金規程に基づく当連結会計年度末要支給額を
計上しております。
⑤役員退職慰労引当金
同
左
- 57 -
自
至
前連結会計年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
当連結会計年度
平成13年4月1日
平成14年3月31日
⑥厚生年金基金引当金
当社は総合型基金である日本証券業厚生年金基金
に加入しておりますが、将来の年金給付の確保に備
えるため、同基金の予測給付債務から年金資産の公
正な評価額を控除した額のうち、その負担分につい
て合理的な方法で計算した額を計上しております。
(4) 連結財務諸表の作成の基礎となった連結会社の財
務諸表の作成に当たって採用した重要な外貨建の資
産又は負債の本邦通貨への換算の基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相
場により円換算し、為替差額は損益として処理して
おります。なお、在外子会社等の資産及び負債は、
決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及
び費用は期中平均により円貨に換算し、為替差額は
資本の部における為替換算調整勘定に含めておりま
す。
(4) 連結財務諸表の作成の基礎となった連結会社の財
務諸表の作成に当たって採用した重要な外貨建の資
産又は負債の本邦通貨への換算の基準
同
左
(5) 重要なリース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められ
るもの以外のファイナンス・リース取引について
は、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理
によっております。
(5) 重要なリース取引の処理方法
同
左
(6) 重要なヘッジ会計の方法
①ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理によっております。
②ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段は金利スワップ取引及び金利キャップ
取引、ヘッジ対象は変動金利の借入金であります。
③ヘッジ方針
金利スワップ取引及び金利キャップ取引は将来の
金利上昇リスクを回避する目的で利用しているのみ
であり、投機目的の取引は行わない方針でありま
す。
④ヘッジ有効性評価の方法
ヘッジ手段の時価又はキャッシュ・フロー変動の
累計額とヘッジ対象の時価又はキャッシュ・フロー
変動の累計額とを比較する方法によっております。
(6) 重要なヘッジ会計の方法
①ヘッジ会計の方法
同
左
②ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段は金利スワップ取引、ヘッジ対象は変
動金利の借入金であります。
③ヘッジ方針
金利スワップ取引は将来の金利上昇リスクを回避
する目的で利用しているのみであり、投機目的の取
引は行わない方針であります。
(7) その他連結財務諸表作成のための重要な事項
①営業投資有価証券売上高及び営業投資有価証券売
上原価
「営業投資有価証券売上高」は、当社が投資育成
目的で取得した営業投資有価証券の売却収入、受取
利息及び受取配当金等を計上し、「営業投資有価証
券売上原価」は、これに対応する営業投資有価証券
の売却簿価、支払手数料及び評価損等を計上してお
ります。
(7) その他連結財務諸表作成のための重要な事項
①営業投資有価証券売上高及び営業投資有価証券売
上原価
同
左
④ヘッジ有効性評価の方法
同
左
- 58 -
自
至
前連結会計年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
当連結会計年度
平成13年4月1日
平成14年3月31日
②投資事業組合等への出資金の会計処理
投資事業組合等への出資金に係る会計処理は、組
合等の事業年度の財務諸表及び事業年度の中間会計
期間に係る中間財務諸表に基づいて、組合等の資
産・負債・収益・費用を当社の出資持分割合に応じ
て計上しております。また、初年度の財務諸表また
は中間財務諸表が作成されていない組合等について
は、流動資産の「営業出資金」に計上しておりま
す。
②投資事業組合等への出資金の会計処理
同
左
③資金原価
借入金利息については、資産の平均残高に基づい
て、営業資産に係るものと非営業資産に係るものと
に区分し、営業資産に係る借入金利息は売上原価、
非営業資産に係る借入金利息は営業外費用に計上し
ております。
③資金原価
同
④消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は、税抜方式を採用してお
り、控除対象外の消費税等については、販売費及び
一般管理費に計上しております。また、固定資産に
係る控除対象外の消費税等は、投資その他の資産
「その他」(長期前払費用)に計上し、法人税法の規
定する期間にわたり償却しております。
④消費税等の会計処理
同
左
5
連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項
5
連結子会社の資産及び負債の評価方法は、全面時価
評価法によっております。
6
左
連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項
同
左
利益処分項目等の取扱に関する事項
6 利益処分項目等の取扱に関する事項
連結剰余金計算書の利益処分及び損失処理について
連結剰余金計算書の利益処分については、連結会計
は、連結会計年度中に確定した利益処分又は損失処理
年度中に確定した利益処分に基づいて作成しておりま
に基づいて作成しております。
す。
7 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲 7 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金
同
左
及び現金同等物)は、手許現金、要求払預金及び容易
に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少な
リスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限
の到来する短期投資からなっております。
- 59 -
表示方法の変更
自
至
前連結会計年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
従来、独立掲記しておりました「賃貸資産」は資産の
総額に占める割合が低下したため、有形固定資産の「そ
の他」に含めて表示しております。
なお、当連結会計年度末の賃貸資産の金額は261百万
円であります。
従来、独立掲記しておりました「リース売上高」「リ
ース料原価」は売上高の総額及び売上原価の総額に占め
る割合が低下したため、それぞれ「その他の売上高」
「その他の売上原価」に含めて表示しております。
なお、当連結会計年度のリース売上高、リース料原価
の金額はそれぞれ276百万円、261百万円であります。
従来、独立掲記しておりました「受取損害賠償金」は
営業外収益の総額の100分の10以下となったため、「そ
の他の営業外収益」に含めて表示しております。
なお、当連結会計年度の受取損害賠償金の金額は20百
万円であります。
従来、融資事業部門における代物弁済等で取得した不
動産については、「投資不動産」として表示しておりま
したが、有形固定資産の「土地」「建物及び構築物」に
含めて表示しております。
なお、当連結会計年度末の各科目に含まれている金額
は次のとおりであります。
土地
688百万円
建物及び構築物
15百万円
計
704百万円
- 60 -
当連結会計年度
平成13年4月1日
平成14年3月31日
追加情報
自
至
前連結会計年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
当連結会計年度
平成13年4月1日
平成14年3月31日
(「金融商品会計に関する実務指針(中間報告)」の一部
(金融商品会計)
当連結会計年度より金融商品に係る会計基準(「金融 改正)
当連結会計年度より金融商品に関する実務指針(中
商品に係る会計基準の設定に関する意見書」(企業会計
審議会 平成11年1月22日))を適用し、有価証券の評価 間報告)の一部改正(「金融商品会計に関する実務指針
基準及び評価方法、ヘッジ会計の方法及び貸倒引当金の (中間報告)」の改正について(日本公認会計士協会 平
成13年3月30日))を受け、返済期日が一年以内に到来
計上基準について変更しております。
この変更により、従来の方法によった場合と比較して する借入有価証券については「一年以内返済予定長期
経常利益は1,166百万円増加し、税金等調整前当期純利 借入金」に含めて記載しております。
益は1,411百万円増加しております。なお、セグメント
情報に与える影響額については、当該箇所に記載してお
ります。
(退職給付会計)
当連結会計年度より退職給付に係る会計基準(「退職
給付に係る会計基準の設定に関する意見書」(企業会計
審議会 平成10年6月16日))を適用しております。
この変更による損益に与える影響は軽微であります。
(外貨建取引等会計処理)
当連結会計年度より改訂後の外貨建取引等会計処理基
準(「外貨建取引等会計処理基準の改訂に関する意見
書」(企業会計審議会 平成11年10月22日))を適用して
おります。
この変更による損益に与える影響はありません。
- 61 -
注記事項
(連結貸借対照表関係)
前連結会計年度
平成13年3月31日現在
当連結会計年度
平成14年3月31日現在
※1
抵当証券発行特約付貸付金が1,061百万円含まれ ※1 抵当証券発行特約付貸付金が389百万円含まれて
ております。
おります。
※2
有形固定資産から控除した減価償却累計額は ※2 有形固定資産から控除した減価償却累計額は
1,852百万円であります。
2,017百万円であります。
※3
投資有価証券の中には、非連結子会社及び関連会 ※3 投資有価証券の中には、非連結子会社及び関連会
社株式が210百万円、関連会社社債が20百万円含
社株式が205百万円、関連会社社債が20百万円含
まれております。
まれております。
※4
投資その他の資産に対して個別に計上した貸倒引 ※4 投資その他の資産に対して個別に計上した貸倒引
当金は、当該資産より直接控除しております。
当金は、当該資産より直接控除しております。
直接控除した内訳は次のとおりであります。
直接控除した内訳は次のとおりであります。
「固定化営業債権」
10,279百万円
「固定化営業債権」
17,225百万円
「その他」(会員権)
91百万円
「その他」(会員権)
51百万円
なお、「固定化営業債権」は財務諸表等規則第
なお、「固定化営業債権」は財務諸表等規則第
32条第1項第10号の債権であります。
32条第1項第10号の債権であります。
※5 返済期日が一年以内に到来する借入有価証券が
3,600百万円含まれております。
- 62 -
(連結損益計算書関係)
自
至
前連結会計年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
当連結会計年度
平成13年4月1日
平成14年3月31日
※1
営業投資有価証券売上原価には評価損が2,205百 ※ 1 営 業 投 資 有 価 証 券 売 上 原 価 に は 評 価 損 が 916
万円含まれております。
百万円含まれております。
※2
販売費及び一般管理費の主なもの
給与手当
賞与引当金繰入額
役員退職慰労引当金繰入額
支払手数料
※2
1,438百万円
197百万円
28百万円
1,130百万円
販売費及び一般管理費の主なもの
給与手当
賞与引当金繰入額
役員退職慰労引当金繰入額
貸倒引当金繰入額
支払手数料
1,312百万円
172百万円
27百万円
230百万円
502百万円
※3
厚生年金基金引当金戻入益は、日本証券業厚生年
金基金からの脱退に際し負担した金額を厚生年金
基金引当金から控除し、残額を取り崩したことに
よるものであります。
※4
固定資産売却益の内訳は次のとおりであります。 ※4
投資不動産
56百万円
固定資産売却益の内訳は次のとおりであります。
有形固定資産「土地」
33百万円
投資その他の資産「その他」
4百万円
(会員権)
計
37百万円
※5
固定資産除売却損の内訳は次のとおりでありま ※5 固定資産除売却損の内訳は次のとおりでありま
す。
す。
固定資産除却損
固定資産除却損
建物及び構築物
18百万円
建物及び構築物
6百万円
有形固定資産「その他」
有形固定資産「その他」
8百万円
0百万円
(器具備品)
(器具備品)等
計
26百万円
計
7百万円
固定資産売却損
固定資産売却損
有形固定資産「その他」
投資不動産
0百万円
3百万円
(器具備品)等
計
0百万円
計
3百万円
固定資産除売却損計
27百万円
固定資産除売却損計
10百万円
※6
固定化営業債権整理損は、固定化営業債権の売 ※6
却、整理に伴って発生した損失を計上しておりま
す。
※7
固定資産評価損の内訳は次のとおりであります。 ※7
投資その他の資産「その他」
(出資金)
19百万円
(会員権)
18百万円
計
37百万円
※8
関係会社整理損は、関係会社の清算、整理に伴っ
て発生した損失を計上しております。
- 63 -
同
左
固定資産評価損の内訳は次のとおりであります。
投資その他の資産「その他」
(会員権)
38百万円
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
自
至
前連結会計年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
当連結会計年度
平成13年4月1日
平成14年3月31日
1
現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高と連結 1 現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高と連結
貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
現金及び預金勘定
有価証券勘定
3,608百万円
2,624百万円
現金及び預金勘定
有価証券勘定
4,929百万円
2,834百万円
計
6,232百万円
現金及び預金のうち組合出資金持分相当額
△779百万円
有価証券のうち組合出資金持分相当額
△2,583百万円
計
7,764百万円
現金及び預金のうち組合出資金持分相当額
△1,819百万円
有価証券のうち組合出資金持分相当額
△2,833百万円
現金及び現金同等物
現金及び現金同等物
2,870百万円
2
当連結会計年度に合併した日本インベストメント・
ファイナンス株式会社及びその連結子会社等より引き
継いだ資産及び負債の主な内訳は次のとおりでありま
す。また、合併により増加した資本金及び資本準備金
は、それぞれ3,176百万円及び3,186百万円でありま
す。
流動資産
85,573百万円
固定資産
6,890百万円
資産合計
流動負債
固定負債
負債合計
92,463百万円
70,542百万円
14,895百万円
85,437百万円
- 64 -
3,111百万円
(リース取引関係)
自
至
前連結会計年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
当連結会計年度
平成13年4月1日
平成14年3月31日
<借手側>
<借手側>
1 リース物件の所有権が借主に移転すると認められる 1 リース物件の所有権が借主に移転すると認められる
もの以外のファイナンス・リース取引
もの以外のファイナンス・リース取引
①リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当
額及び期末残高相当額
①リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当
額及び期末残高相当額
有形固定資産「その他」
有形固定資産「その他」
取得価額相当額
減価償却累計額相当額
期末残高相当額
(車両運搬具)
9百万円
7百万円
2百万円
なお、取得価額相当額は、前連結会計年度まで支払
利子抜き法によっておりましたが、当連結会計年度よ
り支払利子込み法により算定しております。支払利子
抜き法による当連結会計年度の金額は次のとおりであ
ります。
有形固定資産「その他」
取得価額相当額
減価償却累計額相当額
期末残高相当額
②未経過リース料期末残高相当額
1年以内
1年超
合計
③支払リース料及び減価償却費相当額
支払リース料
減価償却費相当額
期末残高相当額
(車両運搬具)
9百万円
6百万円
3百万円
なお、取得価額相当額は、未経過リース料期末残高
が有形固定資産の期末残高等に占める割合が低いた
め、支払利子込み法によっております。
(車両運搬具)
5百万円
3百万円
1百万円
35百万円
0百万円
②未経過リース料期末残高相当額
1年以内
1年超
35百万円
なお、未経過リース料期末残高相当額には、転貸リ
ースに係る未経過リース料残高を含めております。
また、未経過リース料期末残高相当額は、前連結会
計年度まで支払利子抜き法によっておりましたが、当
連結会計年度より支払利子込み法により算定しており
ます。支払利子抜き法による当連結会計年度の金額は
次のとおりであります。
1年以内
34百万円
1年超
0百万円
合計
取得価額相当額
減価償却累計額相当額
合計
1百万円
2百万円
3百万円
なお、未経過リース料期末残高相当額は、未経過リ
ース料期末残高が有形固定資産の期末残高等に占める
割合が低いため、支払利子込み法によっております。
34百万円
1百万円
1百万円
③支払リース料及び減価償却費相当額
支払リース料
減価償却費相当額
なお、支払利子抜き法による当連結会計年度の金額
は次のとおりであります。
支払リース料
1百万円
減価償却費相当額
0百万円
支払利息相当額
0百万円
- 65 -
1百万円
1百万円
自
至
前連結会計年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
④減価償却費相当額の算定方法
減価償却費相当額の算定方法は、リース期間を耐用
年数とし残存価額をゼロとした定額法を採用してお
ります。
2
オペレーティング・リース取引
未経過リース料
1年以内
1年超
当連結会計年度
平成13年4月1日
平成14年3月31日
④減価償却費相当額の算定方法
同
左
2
オペレーティング・リース取引
未経過リース料
1年以内
1年超
13百万円
19百万円
14百万円
7百万円
合計
21百万円
合計
32百万円
<貸手側>
<貸手側>
1 リース物件の所有権が借主に移転すると認められる 1 リース物件の所有権が借主に移転すると認められる
もの以外のファイナンス・リース取引
もの以外のファイナンス・リース取引
①リース物件の取得価額、減価償却累計額及び期末残
高
①リース物件の取得価額、減価償却累計額及び期末残
高
有形固定資産「その他」
有形固定資産「その他」
(機械装置)
(器具備品)
(機械装置)
(器具備品)
合計
取得価額
60百万円
775百万円
836百万円
取得価額
55百万円
214百万円
270百万円
減価償却
累計額
40百万円
578百万円
618百万円
減価償却
累計額
44百万円
154百万円
198百万円
期末残高
19百万円
197百万円
217百万円
期末残高
11百万円
60百万円
71百万円
179百万円
66百万円
246百万円
②未経過リース料期末残高相当額
1年以内
1年超
合計
②未経過リース料期末残高相当額
1年以内
1年超
合計
2
合計
51百万円
19百万円
70百万円
なお、未経過リース料期末残高相当額には、転貸リ
ースに係る未経過リース料残高を含めております。
また、未経過リース料期末残高相当額の算定は、未
経過リース料期末残高及び見積残存価額の残高の合計
額が営業債権の期末残高等に占める割合が低いため、
受取利子込み法によっております。
なお、未経過リース料期末残高相当額の算定は、未
経過リース料期末残高及び見積残存価額の残高の合計
額が営業債権の期末残高等に占める割合が低いため、
受取利子込み法によっております。
③受取リース料及び減価償却費
受取リース料
減価償却費
③受取リース料及び減価償却費
受取リース料
減価償却費
オペレーティング・リース取引
未経過リース料
1年以内
1年超
合計
195百万円
146百万円
2
9百万円
―百万円
9百万円
- 66 -
オペレーティング・リース取引
未経過リース料
1年以内
1年超
合計
143百万円
117百万円
1百万円
―百万円
1百万円
(有価証券関係)
前連結会計年度(自
平成12年4月1日
至
平成13年3月31日)
有価証券
1
その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
区分
連結貸借対照表
計上額
取得原価
差額
営業投資有価証券に属するもの
連結貸借対 照表
計上額が取 得原
価を超えるもの
①
株式
6,288
12,458
6,169
②
債券
―
―
―
③
その他
―
―
―
6,288
12,458
6,169
計
投資有価証券に属するもの
①
株式
2,081
3,030
949
②
債券
9
9
0
③
その他
-
-
-
計
2,090
3,040
949
合計
8,379
15,498
7,118
営業投資有価証券に属するもの
連結貸借対 照表
計上額が取 得原
価を超えな いも
の
①
株式
7,828
5,721
△2,107
②
債券
-
-
-
③
その他
-
-
-
7,828
5,721
△2,107
計
投資有価証券に属するもの
①
株式
2,149
1,871
△278
②
債券
-
-
-
③
その他
500
361
△138
計
2,649
2,233
△416
合計
10,478
7,954
△2,523
18,858
23,453
4,595
総計
2
当連結会計年度中に売却したその他有価証券
(単位:百万円)
売却額
営業投資有価証券に属するもの
投資有価証券に属するもの
売却益の合計額
売却損の合計額
11,970
8,104
1,408
549
127
8
- 67 -
3 時価のない主な有価証券の内容及び連結貸借対照表計上額
その他有価証券
(単位:百万円)
内容
連結貸借対照表計上額
営業投資有価証券に属するもの
非上場株式(店頭売買株式を除く)
30,206
非上場内国・外国債券
3,145
その他
3,265
有価証券に属するもの
受益証券(MMF)
2,624
投資有価証券に属するもの
非上場株式(店頭売買株式を除く)
467
非上場内国債券
20
合計
4
39,728
その他有価証券のうち満期があるものの今後の償還予定額
(単位:百万円)
区分
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
10年超
―
―
―
―
133
1,914
49
―
―
―
―
―
133
1,914
49
―
国債・地方債等
―
9
―
―
社債
―
20
―
―
その他
―
―
―
―
計
―
29
―
―
合計
133
1,943
49
―
営業投資有価証券に属するもの
債券
国債・地方債等
社債
その他
計
投資有価証券に属するもの
債券
- 68 -
当連結会計年度(自
平成13年4月1日
至
平成14年3月31日)
有価証券
1 その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
区分
連結貸借対照表
計上額
取得原価
差額
営業投資有価証券に属するもの
連結貸借対 照表
計上額が取 得原
価を超えるもの
①
株式
3,435
7,996
4,560
②
債券
―
―
―
③
その他
―
―
―
3,435
7,996
4,560
計
投資有価証券に属するもの
①
株式
1,950
2,482
531
②
債券
9
9
0
③
その他
1,002
1,004
1
計
2,962
3,496
534
合計
6,398
11,493
5,094
営業投資有価証券に属するもの
連結貸借対 照表
計上額が取 得原
価を超えな いも
の
①
株式
3,668
2,988
△679
②
債券
―
―
―
③
その他
―
―
―
3,668
2,988
△679
計
投資有価証券に属するもの
①
株式
7,333
5,771
△1,562
②
債券
―
―
―
③
その他
500
307
△192
計
7,833
6,078
△1,755
合計
11,501
9,066
△2,435
17,900
20,559
2,659
総計
2
当連結会計年度中に売却したその他有価証券
(単位:百万円)
売却額
営業投資有価証券に属するもの
投資有価証券に属するもの
売却益の合計額
売却損の合計額
11,831
6,723
1,205
1,098
304
5
- 69 -
3 時価のない主な有価証券の内容及び連結貸借対照表計上額
その他有価証券
(単位:百万円)
内容
連結貸借対照表計上額
営業投資有価証券に属するもの
非上場株式(店頭売買株式を除く)
32,223
非上場内国・外国債券
3,302
その他
4,169
有価証券に属するもの
受益証券(MMF)
2,834
投資有価証券に属するもの
非上場株式(店頭売買株式を除く)
968
非上場内国債券
20
合計
43,518
(注)当社の保有する子会社株式及び関連会社株式を除く有価証券の区分は全て「金融商品に係る会計基準」にいう
「その他有価証券」であり、このうち当社の主たる営業目的であるベンチャー企業の投資育成のために取得し
た有価証券を流動資産の「営業投資有価証券」に、これ以外の長期保有を目的として取得した有価証券を投資
その他の資産の「投資有価証券」に表示しております。当連結会計年度において、業務提携の強化を機にその
保有目的を投資育成のための保有から長期保有へ変更した時価のある株式1銘柄2,957百万円(連結貸借対照表
計上額)、時価評価されていない株式4銘柄343百万円(連結貸借対照表計上額)について、流動資産の「営業投
資有価証券」から投資その他の資産の「投資有価証券」へ振り替えております。
4
その他有価証券のうち満期があるものの今後の償還予定額
(単位:百万円)
区分
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
10年超
―
―
―
―
541
1,172
424
―
―
―
―
―
541
1,172
424
―
国債・地方債等
―
9
―
―
社債
―
20
―
―
その他
―
―
―
―
計
―
29
―
―
合計
541
1,202
424
―
営業投資有価証券に属するもの
債券
国債・地方債等
社債
その他
計
投資有価証券に属するもの
債券
- 70 -
(デリバティブ取引関係)
1
取引の状況に関する事項
自
至
前連結会計年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
当連結会計年度
平成13年4月1日
平成14年3月31日
1
取引の内容
1
当社は、金利スワップ取引及び金利キャップ取引を
行っております。
取引の内容
当社は、金利スワップ取引を行っております。
2
取引に対する取組方針
2
当社は、将来の金利の変動によるリスクを回避する
目的でのみデリバティブ取引を利用しており、投機
的な取引は行わない方針であります。
取引に対する取組方針
同
左
3
取引の利用目的
3 取引の利用目的
金利スワップ取引及び金利キャップ取引は将来の市
金利スワップ取引は将来の市場金利上昇による変動
場金利上昇による変動リスクを回避する目的で利用
リスクを回避する目的で利用しております。
しております。
4
4
取引に係るリスクの内容
当社のデリバティブ取引は信用度の高い金融機関を
契約先としており、相手方の契約不履行によるリス
クは極めて少ないものと認識しております。
5
取引に係るリスク管理体制
5 取引に係るリスク管理体制
金利スワップ取引及び金利キャップ取引について、
金利スワップ取引について、財務グループが取引内
財務グループが取引内容を検討の上、取締役会の承
容を検討の上、取締役会の承認を得て、取引の実行
認を得て、取引の実行及び管理を行っております。
及び管理を行っております。
2
取引に係るリスクの内容
同
左
取引の時価等に関する事項
前連結会計年度(平成13年3月31日現在)
当社はデリバティブ取引を行っておりますが、すべてヘッジ会計を適用しておりますので、デリ
バティブ取引に関する注記を省略しております。
当連結会計年度(平成14年3月31日現在)
当社はデリバティブ取引を行っておりますが、すべてヘッジ会計を適用しておりますので、デリ
バティブ取引に関する注記を省略しております。
- 71 -
(退職給付関係)
自
至
前連結会計年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
当連結会計年度
平成13年4月1日
平成14年3月31日
1 採用している退職給付制度の概要
採用している退職給付制度の概要
当社は一時払いの退職金制度を設けているほか、年
当社は一時払いの退職金制度を設けているほか、総
金受給権者のみを対象とする閉鎖型適格退職年金制度
合設立の厚生年金基金に加入しております。
を採用しております。
また、年金受給権者のみを対象とする閉鎖型適格退
また、当社は平成13年12月に退職一時金制度の一部
職年金制度を採用しております。
について確定拠出年金制度へ移行いたしました。
1
2
2
退職給付債務に関する事項
①退職給付債務の額
△300百万円
②年金資産
229百万円
③連結貸借対照表計上額純額(①+②) △70百万円
④前払年金費用
1百万円
⑤退職給付引当金(③-④)
△72百万円
(注) 1 当社は、退職給付債務の算定にあたり、
簡便法を採用しております。
2 上記のほか、総合設立の厚生年金基金に
係る年金資産のうち、当社の掛金拠出割
合に基づく期末の年金資産残高は826百万
円であります。
3
退職給付費用に関する事項
①勤務費用
②厚生年金基金掛金等
③退職給付費用(①+②)
3
88百万円
26百万円
115百万円
- 72 -
退職給付債務に関する事項
①退職給付債務の額
△369百万円
②年金資産
212百万円
③退職給付引当金(①+②)
△156百万円
(注 )
当社は、退職給付債務の算定にあたり、
簡便法を採用しております。
退職給付費用に関する事項
①勤務費用
②厚生年金基金掛金等
③確定拠出型年金への掛金拠出額
④退職給付費用(①+②+③)
82百万円
14百万円
8百万円
105百万円
(税効果会計関係)
当連結会計年度
当連結会計年度
平成13年3月31日現在
平成14年3月31日現在
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別 1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別
の内訳
の内訳
繰延税金資産
税務上の繰越欠損金
投資損失引当金
賞与引当金
厚生年金基金引当金
役員退職慰労引当金
土地評価損
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
8,623百万円
516百万円
34百万円
188百万円
47百万円
245百万円
140百万円
9,796百万円
△9,796百万円
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
その他
繰延税金負債合計
繰延税金負債の純額
―百万円
繰延税金資産
税務上の繰越欠損金
投資損失引当金
賞与引当金
貸倒引当金
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
土地評価損
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
2,051百万円 繰延税金負債
0百万円
その他有価証券評価差額金
2,052百万円
その他
2,052百万円 繰延税金負債合計
繰延税金負債の純額
6,186百万円
808百万円
42百万円
896百万円
48百万円
47百万円
245百万円
113百万円
8,388百万円
△8,381百万円
7百万円
1,626百万円
11百万円
1,638百万円
1,631百万円
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担 2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担
率との差異の原因となった主な項目別の内訳
率との差異の原因となった主な項目別の内訳
2
法定実効税率
(調整)
評価性引当額
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
海外子会社との税率差異
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
42.1% 法定実効税率
(調整)
△24.0% 評価性引当額
1.1% 交際費等永久に損金に算入されない項目
△0.1% 海外子会社との税率差異
△1.1% その他
0.7% 税効果会計適用後の法人税等の負担率
18.7%
- 73 -
42.1%
△42.9%
0.8%
△0.2%
0.3%
0.1%
(セグメント情報)
1
事業の種類別セグメント情報
前連結会計年度(自 平成12年4月1日
至
平成13年3月31日)
(単位:百万円)
投資事業
Ⅰ
融資事業
計
消去又は全社
連結
売上高及び営業損益
売上高
(1) 外部顧客に対する
売上高
(2) セグメント間の内部
売上高又は振替高
17,496
3,089
20,586
―
20,586
―
―
―
―
―
17,496
3,089
20,586
―
20,586
営業費用
13,531
2,084
15,615
―
15,615
営業利益
3,965
1,004
4,970
―
4,970
68,863
53,939
122,802
2,298
125,100
減価償却費
88
203
291
―
291
資本的支出
174
739
913
―
913
計
Ⅱ
資産、減価償却費
及び資本的支出
資産
(注) 1 事業区分は、内部管理上採用している区分によっております。
2 各区分の主な業務の内容
(1) 投資事業……国内・海外のベンチャー企業等に対する投資、投資事業組合等の設立及び組合財産
の運営管理 他
(2) 融資事業……融資、リース、その他金融業務 他
3 資産のうち、消去又は全社の項目に含めた全社資産の金額は2,298百万円であり、その主なものは、当
社の現金及び預金であります。
4 当連結会計年度より(追加情報)に記載のとおり、「金融商品に係る会計基準」を適用しております。こ
の結果、従来の方法によった場合と比較して、投資事業については、営業費用が1,166百万円減少、営
業利益が同額増加しております。
- 74 -
当連結会計年度(自 平成13年4月1日
至
平成14年3月31日)
(単位:百万円)
投資事業
Ⅰ
融資事業
計
消去又は全社
連結
売上高及び営業損益
売上高
(1) 外部顧客に対する
売上高
(2) セグメント間の内部
売上高又は振替高
15,438
1,787
17,226
―
17,226
―
―
―
―
―
15,438
1,787
17,226
―
17,226
営業費用
12,787
1,125
13,913
―
13,913
営業利益
2,650
662
3,312
―
3,312
70,612
39,720
110,333
2,513
112,847
減価償却費
100
122
223
―
223
資本的支出
64
25
90
―
90
計
Ⅱ
資産、減価償却費
及び資本的支出
資産
(注) 1 事業区分は、内部管理上採用している区分によっております。
2 各区分の主な業務の内容
(1) 投資事業……国内・海外のベンチャー企業等に対する投資、投資事業組合等の設立及び組合財産
の運営管理 他
(2) 融資事業……融資、リース、その他金融業務 他
3 資産のうち、消去又は全社の項目に含めた全社資産の金額は2,513百万円であり、その主なものは、当
社の現金及び預金であります。
2
所在地別セグメント情報
前連結会計年度(自 平成12年4月1日
至
平成13年3月31日)
本邦の売上高及び資産の金額は、全セグメントの売上高の合計及び全セグメントの資産の合計額
に占める割合がいずれも90%超であるため、所在地別セグメント情報の記載を省略しております。
当連結会計年度(自 平成13年4月1日
至
平成14年3月31日)
本邦の売上高及び資産の金額は、全セグメントの売上高の合計及び全セグメントの資産の合計額
に占める割合がいずれも90%超であるため、所在地別セグメント情報の記載を省略しております。
- 75 -
3 海外売上高
前連結会計年度(自 平成12年4月1日
至
平成13年3月31日)
(単位:百万円)
アジア
米州
欧州その他
計
Ⅰ
海外売上高
2,861
2,296
531
5,689
Ⅱ
連結売上高
―
―
―
20,586
Ⅲ
連結売上高に占める
海外売上高の割合
13.9%
11.1%
2.6%
27.6%
当連結会計年度(自 平成13年4月1日
至
平成14年3月31日)
(単位:百万円)
アジア
米州
欧州その他
計
Ⅰ
海外売上高
2,890
336
97
3,325
Ⅱ
連結売上高
―
―
―
17,226
Ⅲ
連結売上高に占める
海外売上高の割合
16.8%
1.9%
0.6%
19.3%
(注) 1 国又は地域は、地理的近接度により区分しております。
2 本国以外の区分に属する主な国又は地域
(1) アジア
……台湾、香港、シンガポール他
(2) 米州
……米国
(3) 欧州その他……英国、フランス、イスラエル他
3 海外売上高は、当社及び連結子会社の本邦以外の国又は地域における売上高であります。
- 76 -
(関連当事者との取引)
前連結会計年度(自
1
平成12年4月1日
至
平成13年3月31日)
親会社及び法人主要株主等
(単位:百万円)
属性
親会社
親会社
会社等
の名称
株式会社
大和証券
グループ
本
社
大和土地
建
物
株式会社
住所
関係内容
議決権等
資本金又 事業の内容
の所有
役員の 事業上
は出資金 又は職業
(被所有)割合 兼任等 の関係
東京都
子会社・
千代田 138,431 関連会社の
区
支配、管理
東京都
中央区
793 不動産業
取引の内容
資金の借入
(被所有) 役員の
資金の 利息の支払
96.2% 兼任
借入
債務被保証
(69.6%) 1名
増資引受
(被所有)
資金の 資金の回収
62.7% なし
貸付
利息の受取
(4.7%)
期末
残高
取引金額
科目
*1
*1
*2
*3
36,600
33
3,600
7,500
―
―
―
―
―
―
―
―
*4
*4
28,950
363
―
―
―
―
(注) 1 「議決権等の所有(被所有)割合」の( )は、間接所有割合であり、内数で記載しております。
2 取引条件及び取引条件の決定方針等
*1 当社は株式会社大和証券グループ本社より短期資金の借入を行っております。資金の借入にあたって
は、市場金利を勘案して利率を合理的に決定しております。なお、上記取引金額は期中の総借入額で
あり、平均残高は3,370百万円であります。
*2 住友信託銀行株式会社からの有価証券の借入(3,600百万円、期限平成14年10月25日)について、株式
会社大和証券グループ本社より債務保証を受けております。
*3 当社は、財務体質の強化及び自己資本比率の向上のため第三者割当増資を行いました。なお、発行価
格は収益還元方式による価格を基準として決定しております。
*4 資金の貸付にあたっては、市場金利を勘案して利率を合理的に決定しております。
2
兄弟会社等
(単位:百万円)
属性
会社等
の名称
住所
親会社
の
子会社
大和住宅
サービス
株式会社
東京都
中央区
(注)
関係内容
議決権等
資本金又 事業の内容
の所有
役員の 事業上
は出資金 又は職業
(被所有)割合 兼任等 の関係
10 不動産業
(被所有)
4.7%
なし
取引の内容
資金の 資金の回収 *1
貸付
利息の受取 *1
取引金額
科目
5,163
19
―
―
取引条件及び取引条件の決定方針等
*1 資金の貸付にあたっては、市場金利を勘案して利率を合理的に決定しております。
- 77 -
期末
残高
―
―
当連結会計年度(自
平成13年4月1日
至
平成14年3月31日)
1 親会社及び法人主要株主等
(単位:百万円)
属性
親会社
会社等
の名称
住所
関係内容
議決権等
資本金又 事業の内容
の所有
役員の
事業上
は出資金 又は職業
(被所有)割合 兼任等 の関係
株式会社
東京都
子会社・
大和証券
千代田 138,431 関連会社の
グループ
区
支配、管理
本
社
(被所有) 役員の
79.2% 兼任
なし
(54.9%) 1名
取引の内容
債務被保証 *1
取引金額
3,600
科目
―
期末
残高
―
(注) 1 「議決権等の所有(被所有)割合」の( )は、間接所有割合であり、内数で記載しております。
2 取引条件及び取引条件の決定方針等
*1 住友信託銀行株式会社からの有価証券の借入(3,600百万円、期限平成14年10月25日)について、株式
会社大和証券グループ本社より債務保証を受けております。
2
兄弟会社等
(単位:百万円)
属性
親会社
の
子会社
(注)
会社等
の名称
住所
関係内容
議決権等
資本金又 事業の内容
の所有
役員の 事業上
は出資金 又は職業
(被所有)割合 兼任等 の関係
大和証券
エスエム 東京都
205,600 証券業
ビーシー 中央区
株式会社
なし
なし
なし
取引の内容
取引金額
科目
新 株 式 の払 込
金の受取 *1
2,105
―
期末
残高
―
取引条件及び取引条件の決定方針等
*1 当社の新株式発行に際し、引受価額(263,200円)にて新株式払込金を当社に払込み、280,000円にて
発行を行っております。発行価額及び引受価額については、市場需要等を勘案し合理的に決定して
おります。
- 78 -
(1株当たり情報)
自
至
前連結会計年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
当連結会計年度
平成13年4月1日
平成14年3月31日
1株当たり純資産額
937,368円18銭 1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
113,747円72銭 1株当たり当期純利益
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額に
ついては、新株引受権付社債及び転換社債を発行して
いないため、記載しておりません。
117,182円72銭
12,304円40銭
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額に
ついては、新株引受権付社債及び転換社債を発行して
いないため、記載しておりません。
平成13年8月1日付をもって、50,000円額面株式1
株を5,000円額面株式10株に株式分割しており、当連結
会計年度の1株当たり当期純利益金額は、株式分割が
期首に行われたものとして算出しております。
(重要な後発事象)
自
至
前連結会計年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
当連結会計年度
平成13年4月1日
平成14年3月31日
平成14年6月27日開催の第19回定時株主総会において商法第210条
平成13年5月15日開催の当社の取締役会
において、株式分割について、下記のとお の規定に基づく自己株式取得及び商法第280条ノ20及び280条ノ21の
規定に基づくストックオプション(新株予約権)の付与を決議いたし
り決議いたしました。
ました。
(1) 分割方法及び発行する株式の種類
平成13年7月31日の株主名簿又は端株 1.自己株式取得の内容
原簿に記載された株主の所有株式数を、 (1) 取得する株式の種類
当社普通株式
平成13年8月1日付をもって50,000円額
面株式1株につき5,000円額面株式10株 (2) 取得する株式の総数
3,000株を上限とする。
に分割する。
(発行済株式総数に対する割合1.04%)
(2) 増加する資本の額
商法第218条の規定に基づく新株式の (3) 株式の取得価額の総額
10億円を上限とする。
発行によるもので、資本の額の増加はあ
りません。
2.新株予約権の内容
(3) 株式分割の効力発生日
(1) 新株予約権を付与する対象者
平成13年8月1日
当社の取締役及び従業員とする。
(4) 配当起算日
(2) 新株予約権の目的たる株式の種類及び数
平成13年4月1日
当社普通株式2,100株を上限とする。
なお、当社が株式分割または株式併合を行う場合、次の算式
(注) 上記の決議の条件であった定款の一
により新株予約権の目的たる株式の数を調整するものとする。
部変更(発行する株式の総数の変更
ただし、かかる調整は新株予約権のうち、当該時点で権利行使
及び額面株式1株の金額の変更)
されていない新株予約権の目的たる株式の数についてのみ行わ
は、平成13年6月26日に開催された
れ、調整の結果により生じた1株未満の端数については、これ
当社の第18期定時株主総会におい
を切り捨てるものとする。
て、承認可決されております。
調整後株式数
=
調整前株式数
×
株式分割(または株式
併合)の比率
(3) 発行する新株予約権の総数
2,100個を上限とする。
(新株予約権1個あたりの目的となる株式数1株)
- 79 -
自
至
前連結会計年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
当連結会計年度
平成13年4月1日
平成14年3月31日
(4) 新株予約権の発行価額
無償とする。
(5) 新株予約権行使に際して払込みを為すべき金額
新株予約権発行の日の属する月の前月各日(取引が成立しな
い日を除く。)における日本証券業協会が公表する当社普通株
式の最終価格(以下、「最終価格」という。)の平均値に1.10
を乗じた金額(1円未満の端数は切り上げる)、または308,000円
のいずれか高い金額とする。
ただし、その金額が新株予約権発行の日の最終価格(取引が
成立しない場合はそれに先立つ直近日の最終価格)を下回る場
合は、新株予約権発行の日の最終価格とする。
なお、新株予約権発行以降、当社が株式分割または株式併合
を行う場合は、次の算式により払込金額を調整し、調整により
生じる1円未満の端数は切り上げる。
1
調整後払込金額
=
調整前払込金額
×
分割・併合の比率
また、新株予約権発行以降、当社が時価を下回る価額で新株
の発行または自己株式の処分を行う場合は、次の算式により払
込金額を調整し、調整により生じる1円未満の端数は切り上げ
る。
新規発行(処
既発行
株式数
調整後
払込金額
=
調整前
払込金額
分)株式数
+
×
1株当たり
払込金額
1株当たり時価
×
既発行株式数 +
新規発行(処分)株式数
(6) 新株予約権の権利行使期間
平成16年6月28日から平成18年6月27日までとする。
(7) 新株予約権の行使の条件
①新株予約権の割当を受けた者は、権利行使時においても、
当社の取締役または従業員の地位にあることを要する。た
だし、任期満了に伴う退任、定年退職その他正当な理由の
ある場合にはこの限りでない。
②新株予約権の相続は認める。
(8) 新株予約権の消却の事由及び条件
①当社が消滅会社となる合併契約書または当社が完全子会社
となる株式交換契約書もしくは株式移転の議案が株主総会
で承認されたときは、当社は新株予約権を無償で消却する
ことができる。
②新株予約権の割当を受けた者が、権利を行使する条件に該
当しなくなったときは、当社は新株予約権を無償で消却す
ることができる。
(9) 新株予約権の譲渡制限
新株予約権を譲渡するには当社取締役会の承認を要する。
- 80 -
⑤
連結附属明細表
a 社債明細表
該当事項はありません。
b 借入金等明細表
(単位:百万円)
区分
前期末残高
短期借入金
1年以内に返済予定の長期借入金
長期借入金
(1年以内に返済予定のものを除く。)
当期末残高
平均利率
返済期限
64,100
51,800
0.8%
―
8,870
11,071
2.5%
―
19,211
12,719
1.7%
平成15年4月~
平成18年10月
3,600
―
―
―
95,781
75,591
―
―
摘要
その他の有利子負債
長期借入有価証券(1年超)
合計
―
(注) 1 平均利率については、期末借入残高に対する加重平均利率を記載しております。
2 当連結会計年度より金融商品に関する実務指針(中間報告)の一部改正により、返済期日が一年以内に
到来する借入有価証券(3,600百万円)については「1年以内に返済予定の長期借入金」の当期末残高に
含めております。
3 長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年内における返済予定額は以下のと
おりであります。
(単位:百万円)
1年超2年以内
長期借入金
2年超3年以内
10,239
(2) その他
該当事項はありません。
- 81 -
421
3年超4年以内
2,000
4年超5年以内
59
監
査
報
告
書
平成14年2月1日
エヌ・アイ・エフ ベンチャーズ 株 式 会 社
代表取締役社長
堀 井
愼 一 殿
朝 日 監 査 法 人
代表社員
関与社員
代表社員
関与社員
関与社員
公認会計士
伊
東
健
治
公認会計士
河
合
利
治
公認会計士
山
田
雄
一
当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられてい
るエヌ・アイ・エフ ベンチャーズ株式会社の平成12年4月1日から平成13年3月31日までの第18期事業年度の財
務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、利益処分計算書及び附属明細表について監査を行った。
この監査に当たって、当監査法人は、一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠し、通常実施すべき監
査手続を実施した。
監査の結果、会社の採用する会計処理の原則及び手続は、一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準
拠し、かつ、前事業年度と同一の基準に従って継続して適用されており、また、財務諸表の表示方法は、「財
務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)の定めるところに準拠してい
るものと認められた。
よって、当監査法人は、上記の財務諸表がエヌ・アイ・エフ ベンチャーズ株式会社の平成13年3月31日現在
の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を適正に表示しているものと認める。
会社と当監査法人又は関与社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
(注)会社は、当事業年度より追加情報の注記に記載のとおり、金融商品に係る会計基準、退職給付に係
る会計基準及び改訂後の外貨建取引等会計処理基準が適用されることとなるため、これらの会計基準により
財務諸表を作成している。
以
上
監
査
報
告
書
平成14年6月27日
エヌ・アイ・エフ ベンチャーズ 株 式 会 社
代表取締役社長
堀 井
愼 一 殿
朝 日 監 査 法 人
代表社員
関与社員
代表社員
関与社員
関与社員
公認会計士
伊
東
健
治
公認会計士
河
合
利
治
公認会計士
山
田
雄
一
当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられてい
るエヌ・アイ・エフ ベンチャーズ株式会社の平成13年4月1日から平成14年3月31日までの第19期事業年度の財
務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、利益処分計算書及び附属明細表について監査を行った。
この監査に当たって、当監査法人は、一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠し、通常実施すべき監
査手続を実施した。
監査の結果、会社の採用する会計処理の原則及び手続は、一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準
拠し、かつ、前事業年度と同一の基準に従って継続して適用されており、また、財務諸表の表示方法は、「財
務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)の定めるところに準拠してい
るものと認められた。
よって、当監査法人は、上記の財務諸表がエヌ・アイ・エフ ベンチャーズ株式会社の平成14年3月31日現在
の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を適正に表示しているものと認める。
会社と当監査法人又は関与社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
上
2
財務諸表等
(1) 財務諸表
① 貸借対照表
期別
金額
科目
(単位:百万円)
第19期
平成14年3月31日現在
第18期
平成13年3月31日現在
構成比
金額
構成比
%
%
(資産の部)
Ⅰ
流動資産
1
現金及び預金
2
営業投資有価証券
3
投資損失引当金
4
営業出資金
5
営業貸付金
6
有価証券
7
前払費用
8
その他
9
貸倒引当金
3,077
54,796
△1,227
50,679
53,569
△1,922
48,757
1,440
2,100
※1
26,868
20,145
※2
2,583
2,833
59
45
824
620
△51
△40
流動資産合計
Ⅱ
4,332
88,371
71.1
78,795
70.4
固定資産
1
有形固定資産
※3
(1) 建物
354
337
(2) 構築物
2
3
(3) 車両運搬具
5
10
(4) 器具備品
87
66
(5) 賃貸資産
261
144
2,091
1,512
(6) 土地
有形固定資産合計
2
2,804
2.3
2,075
1.8
無形固定資産
(1) ソフトウェア
73
71
(2) その他
13
13
無形固定資産合計
87
- 87 -
0.1
85
0.1
期別
金額
科目
(単位:百万円)
第19期
平成14年3月31日現在
第18期
平成13年3月31日現在
構成比
金額
構成比
%
3
%
投資その他の資産
(1) 投資有価証券
5,686
10,512
(2) 関係会社株式
213
199
(3) 関係会社社債
20
20
490
214
19
18
25,209
18,904
5
6
1,305
1,134
(4) 出資金
(5) 従業員長期貸付金
(6) 固定化営業債権
※4
(7) 長期前払費用
(8) その他
※4
投資その他の資産合計
32,949
26.5
31,010
27.7
固定資産合計
35,841
28.9
33,172
29.6
124,212
100.0
111,967
100.0
資産合計
- 88 -
期別
金額
科目
(単位:百万円)
第19期
平成14年3月31日現在
第18期
平成13年3月31日現在
構成比
金額
構成比
%
%
(負債の部)
Ⅰ
流動負債
1
短期借入金
2
一年以内返済予定長期借入金
3
未払金
4
未払費用
5
未払法人税等
6
未払消費税等
1
―
7
繰延税金負債
1,827
1,626
8
預り金
318
110
9
前受収益
189
273
10
賞与引当金
197
172
※5
流動負債合計
Ⅱ
64,100
51,800
8,870
11,071
17
170
214
112
8
9
75,745
61.0
65,346
58.4
固定負債
1
長期借入金
19,211
12,719
2
長期借入有価証券
3,600
―
3
繰延税金負債
223
―
4
退職給付引当金
72
156
5
役員退職慰労引当金
113
112
6
厚生年金基金引当金
448
―
7
その他
773
569
固定負債合計
負債合計
24,442
19.7
13,558
12.1
100,187
80.7
78,905
70.5
(資本の部)
Ⅰ
資本金
※6
8,292
6.6
11,267
10.1
Ⅱ
資本準備金
※7
10,308
8.3
13,913
12.4
Ⅲ
利益準備金
※7
―
―
21
0.0
Ⅳ
その他の剰余金
当期未処分利益
その他の剰余金合計
Ⅴ
その他有価証券評価差額金
Ⅵ
自己株式
資本合計
負債資本合計
2,596
5,617
2,596
2.1
5,617
5.0
2,827
2.3
2,242
2.0
△0
△0.0
―
24,025
19.3
33,061
29.5
124,212
100.0
111,967
100.0
- 89 -
②
損益計算書
期別
自
至
第18期
平成12年4月1日
平成13年3月31日
金額
科目
自
至
百分比
(単位:百万円)
第19期
平成13年4月1日
平成14年3月31日
金額
百分比
%
Ⅰ
%
売上高
1
営業投資有価証券売上高
12,637
12,445
2
投資事業組合等運営報酬
4,390
2,424
3
営業貸付金利息
2,763
1,586
4
その他の売上高
423
Ⅱ
20,214
100.0
363
16,820
100.0
9,349
55.6
売上原価
1
営業投資有価証券売上原価
2
資金原価
3
4
※2
7,386
7,211
2,100
1,177
投資損失引当金繰入額
766
805
その他の売上原価
261
売上総利益
Ⅲ
販売費及び一般管理費
※3
営業利益
Ⅳ
10,515
52.0
154
9,699
48.0
7,470
44.4
5,094
25.2
4,180
24.9
4,604
22.8
3,289
19.5
305
1.8
258
1.5
3,336
19.8
営業外収益
1
受取利息
2
受取配当金
3
自己株式売却益
4
その他の営業外収益
Ⅴ
※1
36
24
268
182
56
―
114
476
2.3
97
営業外費用
1
支払利息
2
新株発行費
3
その他の営業外費用
経常利益
234
195
27
49
9
271
1.3
4,809
23.8
- 90 -
13
期別
自
至
第18期
平成12年4月1日
平成13年3月31日
金額
科目
自
至
百分比
(単位:百万円)
第19期
平成13年4月1日
平成14年3月31日
金額
百分比
%
Ⅵ
%
特別利益
1
投資有価証券売却益
2
厚生年金基金引当金戻入益
3
固定資産売却益
4
貸倒引当金戻入益
Ⅶ
100
304
※4
―
197
※5
―
37
82
182
0.9
―
539
3.2
608
3.6
3,267
19.4
9
0.0
3,257
19.4
特別損失
1
貸倒引当金繰入額
―
30
2
固定資産除売却損
※6
26
7
3
関係会社整理損
※7
24
―
4
固定化営業債権整理損
※8
1,697
128
5
固定資産評価損
※9
37
38
6
投資有価証券評価損
155
399
7
投資有価証券売却損
8
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
当期純利益
1,950
9.7
3,041
15.0
8
9
436
445
2.2
2,596
12.8
前期繰越利益
当期未処分利益
4
―
―
2,359
2,596
5,617
- 91 -
③
利益処分計算書
株主総会承認年月日
第18期
平成13年6月26日
科目
金額
Ⅰ
当期未処分利益
Ⅱ
利益処分額
利益準備金
2
配当金
3
役員賞与金
Ⅲ
1
金額
2,596
5,617
21
―
176
288
39
次期繰越利益
(注)
(単位:百万円)
第19期
平成14年6月27日
236
2,359
役員賞与金は、全額取締役に対するものであります。
- 92 -
20
308
5,308
重要な会計方針
自
至
第18期
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
第19期
平成13年4月1日
平成14年3月31日
1
有価証券の評価基準及び評価方法
1 有価証券の評価基準及び評価方法
(1) 子会社株式及び関連会社株式
(1) 子会社株式及び関連会社株式
移動平均法による原価法を採用しております。
同
左
(2) その他有価証券
(2) その他有価証券
① 時価のあるもの
① 時価のあるもの
期末日の市場価格等による時価法(評価差額は
決算日の市場価格等による時価法(評価差額は
全部資本直入法により処理し、売却原価は移動平
全部資本直入法により処理し、売却原価は移動平
均法により算定)を採用しております。
均法により算定)を採用しております。
② 時価のないもの
② 時価のないもの
移動平均法による原価法を採用しております。
同
左
2 デリバティブの評価基準及び評価方法
2 デリバティブの評価基準及び評価方法
時価法を採用しております。
同
左
3 固定資産の減価償却の方法
3 固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産
(1) 有形固定資産
定率法を採用しております。ただし、賃貸資産に
定率法を採用しております。ただし、賃貸資産に
ついてはリース期間を耐用年数とした定額法を、平
ついてはリース期間を耐用年数とした定額法を、平
成10年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備
成10年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備
を除く)については、定額法を採用しております。
を除く)については、定額法を採用しております。
なお、耐用年数及び残存価額については、法人税
なお、耐用年数及び残存価額については、法人税
法の規定する方法と同一の基準によっております。
法の規定する方法と同一の基準によっております。
ただし、平成10年3月31日以前取得の建物(建物附
ただし、平成10年3月31日以前取得の建物(建物附
属設備を除く)については、平成10年度の法人税法
属設備を除く)については、平成10年度の法人税法
改正前の耐用年数を継続して適用しております。
改正前の耐用年数を継続して適用しております。
(追加情報)
建物(建物附属設備を除く)の減価償却の方法につ
いては従来、定率法によっておりましたが、平成10
年度の税制改正に伴い、平成10年4月1日以降取得
した建物(建物附属設備を除く)については、当期か
ら定額法を採用しております。
この変更による影響は軽微であります。
なお、平成10年度の税制改正以降、当期において
初めて建物(建物附属設備を除く)を取得いたしまし
た。
(2) 無形固定資産
(2) 無形固定資産
定額法を採用しております。
同
左
自社利用のソフトウェアについては、社内におけ
る利用可能期間(5年)で償却しております。
4 繰延資産の処理方法
4 繰延資産の処理方法
(1) 新株発行費
(1) 新株発行費
支出時に全額費用として処理しております。
同
左
5 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
5 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場によ
同
左
り円貨に換算し、換算差額は損益として処理しており
ます。
6 引当金の計上基準
6 引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
(1) 貸倒引当金
貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権につ
同
左
いては貸倒実績率法により、貸倒懸念債権及び破産
更生債権等については財務内容評価法により計上し
ております。
- 93 -
自
至
第18期
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
第19期
平成13年4月1日
平成14年3月31日
(2) 投資損失引当金
期末現在に有する営業投資有価証券の損失に備え
るため、投資先会社の実情を勘案の上、その損失見
積額を計上しております。
(2) 投資損失引当金
同
左
(3) 賞与引当金
従業員に対する賞与の支払いに備えるため、支給
見込額のうち、当期の負担額を計上しております。
(3) 賞与引当金
同
(4) 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、退職金規程に基
づく期末要支給額を計上しております。これは当社
の退職金は、将来の昇給等による給付額の変動がな
く、貢献度、能力及び実績等に応じて、各事業年度
ごとに各人別に勤務費用が確定するためでありま
す。
また、年金受給権者のみを対象とする閉鎖型適格
退職年金については、期末における退職給付債務及
び年金資産の見込額に基づき、期末において発生し
ていると認められる額を計上しております。
(4) 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、退職金規程に基
づく期末要支給額を計上しております。これは当社
の退職金は、将来の昇給等による給付額の変動がな
く、貢献度、能力及び実績等に応じて、各事業年度
ごとに各人別に勤務費用が確定するためでありま
す。
また、年金受給権者のみを対象とする閉鎖型適格
退職年金については、期末における退職給付債務及
び年金資産の見込額に基づき、期末において発生し
ていると認められる額を計上しております。
なお、当社は、平成13年12月に退職一時金制度の
一部について確定拠出年金制度に移行いたしまし
た。
(5) 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支払いに備えるため、役員退
職慰労金規程に基づく期末要支給額を計上しており
ます。
(5) 役員退職慰労引当金
同
左
左
(6) 厚生年金基金引当金
当社は総合型基金である日本証券業厚生年金基金
に加入しておりますが、将来の年金給付の確保に備
えるため、同基金の予測給付債務から年金資産の公
正な評価額を控除した額のうち、その負担分につい
て合理的な方法で計算した額を計上しております。
7 収益及び費用の計上基準
収益及び費用の計上基準
(1) 営業投資有価証券売上高及び営業投資有価証券売
(1) 営業投資有価証券売上高及び営業投資有価証券売
上原価
上原価
「営業投資有価証券売上高」は、当社が投資育成
同
左
目的で取得した営業投資有価証券の売却収入、受取
利息及び受取配当金等を計上し、「営業投資有価証
券売上原価」は、これに対応する営業投資有価証券
の売却簿価、支払手数料及び評価損等を計上してお
ります。
7
(2) 資金原価
借入金利息については、資産の平均残高に基づい
て、営業資産に係るものと非営業資産に係るものと
に区分し、営業資産に係る借入金利息は売上原価、
非営業資産に係る借入金利息は営業外費用に計上し
ております。
(2) 資金原価
同
- 94 -
左
自
至
第18期
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
第19期
平成13年4月1日
平成14年3月31日
8
リース取引の処理方法
8 リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められる
同
左
もの以外のファイナンス・リース取引については、通
常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によって
おります。
9 ヘッジ会計の方法
9 ヘッジ会計の方法
(1) ヘッジ会計の方法
(1) ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理によっております。
同
左
(2) ヘッジ手段とヘッジ対象
(2) ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段は金利スワップ取引及び金利キャップ
ヘッジ手段は金利スワップ取引、ヘッジ対象は変
取引、ヘッジ対象は変動金利の借入金であります。
動金利の借入金であります。
(3) ヘッジ方針
(3) ヘッジ方針
金利スワップ取引及び金利キャップ取引は将来の
金利スワップ取引は将来の金利上昇リスクを回避
金利上昇リスクを回避する目的で利用しているのみ
する目的で利用しているのみであり、投機目的の取
であり、投機目的の取引は行わない方針でありま
引は行わない方針であります。
す。
(4) ヘッジ有効性評価の方法
(4) ヘッジ有効性評価の方法
ヘッジ手段の時価又はキャッシュ・フロー変動の
同
左
累計額とヘッジ対象の時価又はキャッシュ・フロー
変動の累計額とを比較する方法によっております。
10 その他財務諸表作成のための重要な事項
10 その他財務諸表作成のための重要な事項
(1) 投資事業組合等への出資金の会計処理
(1) 投資事業組合等への出資金の会計処理
同
左
投資事業組合等への出資金に係る会計処理は、組
合等の事業年度の財務諸表及び事業年度の中間会計
期間に係る中間財務諸表に基づいて、組合等の資
産・負債・収益・費用を当社の出資持分割合に応じ
て計上しております。また、初年度の財務諸表又は
中間財務諸表が作成されていない組合等について
は、流動資産の「営業出資金」に計上しておりま
す。
(2) 消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は、税抜方式を採用してお
り、控除対象外の消費税等については、販売費及び
一般管理費に計上しております。また、固定資産に
係る控除対象外の消費税等は、投資その他の資産
「長期前払費用」に計上し、法人税法の規定する期
間にわたり償却しております。
(2) 消費税等の会計処理
同
左
- 95 -
表示方法の変更
自
至
第18期
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
従来、独立掲記しておりました「リース売上高」「リ
ース料原価」は売上高の総額及び売上原価の総額に占め
る割合が低下したため、それぞれ「その他の売上高」
「その他の売上原価」に含めて表示しております。
なお、当期のリース売上高、リース料原価の金額はそ
れぞれ276百万円、261百万円であります。
従来、独立掲記しておりました「受取損害賠償金」は
営業外収益の合計額の100分の10以下となったため、
「その他の営業外収益」に含めて表示しております。
なお、当期の受取損害賠償金の金額は20百万円であり
ます。
従来、融資事業部門における代物弁済等で取得した不
動産については、「投資不動産」として表示しておりま
したが、有形固定資産の「土地」「建物」に含めて表示
しております。
なお、当期の各科目に含まれている金額は次のとおり
であります。
土地
688百万円
建物
15百万円
計
704百万円
- 96 -
第19期
平成13年4月1日
平成14年3月31日
追加情報
自
至
第18期
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
第19期
平成13年4月1日
平成14年3月31日
(「金融商品会計に関する実務指針(中間報告)」の一部
(金融商品会計)
金融商品については、当期より金融商品に係る会計基 改正)
当期より金融商品に関する実務指針(中間報告)の一
準(「金融商品に係る会計基準の設定に関する意見書」
(企業会計審議会 平成11年1月22日))を適用し、有価 部改正(「金融商品会計に関する実務指針(中間報告)」
証券の評価基準及び評価方法、ヘッジ会計の方法及び貸 の改正について(日本公認会計士協会 平成13年3月30
日))を受け、返済期日が一年以内に到来する借入有価
倒引当金の計上基準について変更しております。
この変更により、従来の方法によった場合と比較して 証券については「一年以内返済予定長期借入金」に含
経常利益は1,166百万円増加し、税引前当期純利益は めて記載しております。
1,411百万円増加しております。
(自己株式)
前期まで流動資産の有価証券に含めて掲記しておりま
(退職給付会計)
当期より退職給付に係る会計基準(「退職給付に係る した「自己株式」は、財務諸表等規則の改正により当
会計基準の設定に関する意見書」(企業会計審議会 平 期より資本に対する控除項目として資本の部の末尾に
表示しております。
成10年6月16日))を適用しております。
この変更による損益に与える影響は軽微であります。
(外貨建取引等会計処理)
当期より改訂後の外貨建取引等会計処理基準(「外貨
建取引等会計処理基準の改訂に関する意見書」(企業会
計審議会 平成11年10月22日))を適用しております。
この変更による損益に与える影響はありません。
- 97 -
注記事項
(貸借対照表関係)
第18期
第19期
平成13年3月31日現在
平成14年3月31日現在
※1 抵当証券発行特約付貸付金が1,061百万円含まれ ※1 抵当証券発行特約付貸付金が389百万円含まれて
ております。
おります。
※2
有価証券には自己株式0百万円を含んでおりま
す。
※3
有形固定資産から控除した減価償却累計額は
1,810百万円であります。
※3
有形固定資産から控除した減価償却累計額は
1,982百万円であります。
※4
投資その他の資産に対して計上した貸倒引当金
は、当該資産より直接控除しております。
直接控除した内訳は次のとおりであります。
「固定化営業債権」
17,225百万円
「その他」(会員権)
51百万円
なお、「固定化営業債権」は財務諸表等規則第
32条第1項第10号の債権であります。
※4
投資その他の資産に対して計上した貸倒引当金
は、当該資産より直接控除しております。
直接控除した内訳は次のとおりであります。
「固定化営業債権」
10,279百万円
「その他」(会員権)
81百万円
なお、「固定化営業債権」は財務諸表等規則第
32条第1項第10号の債権であります。
※5
返済期日が一年以内に到来する借入有価証券が
3,600百万円含まれております。
※6
会社の発行する株式及び発行済株式の総数は次の ※6 会社の発行する株式及び発行済株式の総数は次の
とおりであります。
とおりであります。
授権株式数
70,700株
授権株式数
1,056,000株
発行済株式総数
26,400株
発行済株式総数
289,000株
※7
- 98 -
平成12年6月27日開催の第17回定時株主総会の決
議により、下記の欠損填補を行っております。
資本準備金
22,075百万円
利益準備金
6百万円
計
22,082百万円
(損益計算書関係)
第18期
第19期
自 平成12年4月1日
自 平成13年4月1日
至 平成13年3月31日
至 平成14年3月31日
※1 関係会社との取引のうち、各科目に含まれている ※1 関係会社との取引のうち、各科目に含まれている
ものは次のとおりであります。
ものは次のとおりであります。
受取配当金
241百万円
受取配当金
35百万円
※2
営業投資有価証券売上原価には、評価損が2,205 ※2 営業投資有価証券売上原価には、評価損が916百
万円含まれております。
百万円含まれております。
※3
販売費及び一般管理費の主要な費目及び金額は次 ※3 販売費及び一般管理費の主要な費目及び金額は次
のとおりであり、販売費及び一般管理費のうち、
のとおりであり、販売費及び一般管理費のうち、
販売費に属する費用の割合は概ね30%でありま
販売費に属する費用の割合は概ね39%でありま
す。
す。
給与手当
1,182百万円
給与手当
1,070百万円
賞与引当金繰入額
197百万円
賞与引当金繰入額
172百万円
役員退職慰労引当金繰入額
28百万円
役員退職慰労引当金繰入額
27百万円
減価償却費
92百万円
貸倒引当金繰入額
230百万円
支払手数料
1,602百万円
減価償却費
88百万円
投資事業組合持分経費
360百万円
支払手数料
639百万円
賃借料
304百万円
投資事業組合持分経費
385百万円
賃借料
329百万円
※4
厚生年金基金引当金戻入益は、日本証券業厚生年
金基金からの脱退に際し負担した金額を厚生年金
基金引当金から控除し、残額を取り崩したことに
よるものであります。
※5
固定資産売却益の内訳は次のとおりであります。
有形固定資産「土地」
投資その他の資産「その他」
(会員権)
計
※6
33百万円
4百万円
37百万円
固定資産除売却損の内訳は次のとおりでありま ※6 固定資産除売却損の内訳は次のとおりでありま
す。
す。
固定資産除却損
固定資産除却損
建物
18百万円
建物
6百万円
器具備品
7百万円
器具備品等
0百万円
計
25百万円
計
7百万円
固定資産売却損
土地
計
固定資産除売却損計
0百万円
0百万円
26百万円
※7
関係会社整理損は、関係会社の清算、整理に伴っ
て発生した損失を計上しております。
※8
固定化営業債権整理損は、固定化営業債権の売 ※8
却、整理に伴って発生した損失を計上しておりま
す。
※9
固定資産評価損の内訳は次のとおりであります。 ※9
出資金
19百万円
投資その他の資産「その他」
18百万円
(会員権)
計
37百万円
- 99 -
同
左
固定資産評価損の内訳は次のとおりであります。
投資その他の資産「その他」
38百万円
(会員権)
(リース取引関係)
自
至
第18期
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
第19期
平成13年4月1日
平成14年3月31日
<借手側>
<借手側>
1 リース物件の所有権が借主に移転すると認められる 1 リース物件の所有権が借主に移転すると認められる
もの以外のファイナンス・リース取引
もの以外のファイナンス・リース取引
①リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当
額及び期末残高相当額
車両運搬具
取得価額相当額
9百万円
減価償却累計額相当額
7百万円
期末残高相当額
2百万円
なお、取得価額相当額は、前期まで支払利子抜き
法によっておりましたが、当期より支払利子込み法
により算定しております。支払利子抜き法による当
期の金額は次のとおりであります。
車両運搬具
取得価額相当額
5百万円
減価償却累計額相当額
3百万円
期末残高相当額
1百万円
②未経過リース料期末残高相当額
1年以内
1年超
合計
35百万円
0百万円
期末残高相当額
1百万円
1百万円
②未経過リース料期末残高相当額
1年以内
1年超
合計
1百万円
2百万円
3百万円
なお、未経過リース料期末残高相当額は、未経過
リース料期末残高が有形固定資産の期末残高等に占
める割合が低いため、支払利子込み法によっており
ます。
③支払リース料及び減価償却費相当額
支払リース料
減価償却費相当額
なお、支払利子抜き法による当期の金額は次のと
おりであります。
支払リース料
1百万円
減価償却費相当額
0百万円
支払利息相当額
0百万円
④減価償却費相当額の算定方法
減価償却費相当額の算定方法は、リース期間を耐
用年数とし残存価額をゼロとした定額法を採用して
おります。
3百万円
なお、取得価額相当額は、未経過リース料期末残高
が有形固定資産の期末残高等に占める割合が低いた
め、支払利子込み法によっております。
35百万円
なお、未経過リース料期末残高相当額には、転貸
リースに係る未経過リース料残高を含めておりま
す。
また、未経過リース料期末残高相当額は、前期ま
で支払利子抜き法によっておりましたが、当期より
支払利子込み法により算定しております。支払利子
抜き法による当期の金額は次のとおりであります。
1年以内
34百万円
1年超
0百万円
合計
34百万円
③支払リース料及び減価償却費相当額
支払リース料
減価償却費相当額
①リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当
額及び期末残高相当額
車両運搬具
取得価額相当額
9百万円
減価償却累計額相当額
6百万円
④減価償却費相当額の算定方法
同
左
- 100 -
1百万円
1百万円
自
至
第18期
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
第19期
平成13年4月1日
平成14年3月31日
<貸手側>
<貸手側>
1 リース物件の所有権が借主に移転すると認められる 1 リース物件の所有権が借主に移転すると認められる
もの以外のファイナンス・リース取引
もの以外のファイナンス・リース取引
①リース物件の取得価額、減価償却累計額及び期末残
高
賃貸資産
賃貸資産
合計
(機械装置)
(器具備品)
取得価額
60百万円
775百万円
836百万円
減価償却
40百万円
578百万円
618百万円
累計額
期末残高
19百万円
197百万円
217百万円
②未経過リース料期末残高相当額
1年以内
1年超
合計
①リース物件の取得価額、減価償却累計額及び期末残
高
賃貸資産
賃貸資産
合計
(機械装置)
(器具備品)
取得価額
55百万円
214百万円
270百万円
減価償却
44百万円
154百万円
198百万円
累計額
期末残高
11百万円
60百万円
71百万円
②未経過リース料期末残高相当額
1年以内
1年超
合計
179百万円
66百万円
246百万円
なお、未経過リース料期末残高相当額の算定は、未
経過リース料期末残高及び見積残存価額の残高の合計
額が営業債権の期末残高等に占める割合が低いため、
受取利子込み法によっております。
なお、未経過リース料期末残高相当額には、転貸
リースに係る未経過リース料残高を含めておりま
す。
また、未経過リース料期末残高相当額の算定は、
未経過リース料期末残高及び見積残存価額の残高の
合計額が営業債権の期末残高等に占める割合が低い
ため、受取利子込み法によっております。
③受取リース料及び減価償却費
受取リース料
減価償却費
2
未経過リース料
1年以内
1年超
合計
③受取リース料及び減価償却費
受取リース料
減価償却費
195百万円
146百万円
オペレーティング・リース取引
2
9百万円
―百万円
51百万円
19百万円
70百万円
143百万円
117百万円
オペレーティング・リース取引
未経過リース料
1年以内
1年超
9百万円
- 101 -
合計
1百万円
―百万円
1百万円
(有価証券関係)
前連結会計年度及び当連結会計年度に係る「有価証券」(子会社株式及び関連会社株式で時価のあるものは除
く)に関する注記については、連結財務諸表における注記事項として記載しております。
第18期(平成13年3月31日現在)
子会社株式及び関連会社株式で時価のあるものはありません。
第19期(平成14年3月31日現在)
子会社株式及び関連会社株式で時価のあるものはありません。
(税効果会計関係)
第18期
第19期
平成13年3月31日現在
平成14年3月31日現在
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別 1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別
の内訳
の内訳
繰延税金資産
税務上の繰越欠損金
投資損失引当金
賞与引当金
厚生年金基金引当金
役員退職慰労引当金
土地評価損
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
繰延税金負債合計
繰延税金負債の純額
繰延税金資産
税務上の繰越欠損金
8,623百万円
投資損失引当金
516百万円
賞与引当金
34百万円
貸倒引当金
188百万円
退職給付引当金
47百万円
役員退職慰労引当金
245百万円
土地評価損
122百万円
その他
9,778百万円
△9,778百万円 繰延税金資産小計
評価性引当額
―百万円
繰延税金資産合計
2,051百万円 繰延税金負債
2,051百万円
その他有価証券評価差額金
2,051百万円 繰延税金負債合計
繰延税金負債の純額
6,181百万円
808百万円
42百万円
896百万円
48百万円
47百万円
245百万円
107百万円
8,377百万円
△8,377百万円
―百万円
1,626百万円
1,626百万円
1,626百万円
2
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担 2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担
率との差異の原因となった主な項目別の内訳
率との差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
(調整)
評価性引当額
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
42.1% 法定実効税率
(調整)
△25.9% 評価性引当額
1.1% 交際費等永久に損金に算入されない項目
△2.9% その他
0.2% 税効果会計適用後の法人税等の負担率
14.6%
- 102 -
42.1%
△42.8%
0.8%
0.2%
0.3%
(1株当たり情報)
自
至
第18期
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
第19期
平成13年4月1日
平成14年3月31日
1株当たり純資産額
910,038円86銭 1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
110,610円94銭 1株当たり当期純利益
114,402円39銭
12,278円69銭
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額につ
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額につ
いては、新株引受権付社債及び転換社債を発行していな いては、新株引受権付社債及び転換社債を発行していな
いため、記載しておりません。
いため、記載しておりません。
平成13年8月1日付をもって、50,000円額面株式1株
を5,000円額面株式10株に株式分割しており、当事業年
度の1株当たり当期純利益金額は、株式分割が期首に行
われたものとして算出しております。
また、当期より1株当たり情報の計算については、発
行済株式数から自己株式数を控除して算出しておりま
す。
(重要な後発事象)
自
至
第18期
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
第19期
平成13年4月1日
平成14年3月31日
平成14年6月27日開催の第19回定時株主総会において商法第210条
平成13年5月15日開催の当社の取締役会
において、株式分割について、下記のとお の規定に基づく自己株式取得及び商法第280条ノ20及び280条ノ21の規
定に基づくストックオプション(新株予約権)の付与を決議いたしまし
り決議いたしました。
た。
(1) 分割方法及び発行する株式の種類
平成13年7月31日の株主名簿又は端株 1.自己株式取得の内容
原簿に記載された株主の所有株式数を、 (1) 取得する株式の種類
当社普通株式
平成13年8月1日付をもって50,000円額
面株式1株につき5,000円額面株式10株 (2) 取得する株式の総数
3,000株を上限とする。
に分割する。
(発行済株式総数に対する割合1.04%)
(2) 増加する資本の額
商法第218条の規定に基づく新株式の (3) 株式の取得価額の総額
10億円を上限とする。
発行によるもので、資本の額の増加はあ
りません。
2.新株予約権の内容
(3) 株式分割の効力発生日
(1) 新株予約権を付与する対象者
平成13年8月1日
当社の取締役及び従業員とする。
(4) 配当起算日
(2) 新株予約権の目的たる株式の種類及び数
平成13年4月1日
当社普通株式2,100株を上限とする。
なお、当社が株式分割または株式併合を行う場合、次の算式に
(注) 上記の決議の条件であった定款の一
より新株予約権の目的たる株式の数を調整するものとする。ただ
部変更(発行する株式の総数の変更
し、かかる調整は新株予約権のうち、当該時点で権利行使されて
及び額面株式1株の金額の変更)
いない新株予約権の目的たる株式の数についてのみ行われ、調整
は、平成13年6月26日に開催された
の結果により生じた1株未満の端数については、これを切り捨て
当社の第18期定時株主総会におい
るものとする。
て、承認可決されております。
調整後株式数
=
調整前株式数
×
株式分割(または株式
併合)の比率
(3) 発行する新株予約権の総数
2,100個を上限とする。
(新株予約権1個あたりの目的となる株式数1株)
- 103 -
自
至
第18期
平成12年4月1日
平成13年3月31日
自
至
第19期
平成13年4月1日
平成14年3月31日
(4) 新株予約権の発行価額
無償とする。
(5) 新株予約権行使に際して払込みを為すべき金額
新株予約権発行の日の属する月の前月各日(取引が成立しない
日を除く。)における日本証券業協会が公表する当社普通株式の
最終価格(以下、「最終価格」という。)の平均値に1.10を乗じ
た金額(1円未満の端数は切り上げる)、または308,000円のいずれ
か高い金額とする。
ただし、その金額が新株予約権発行の日の最終価格(取引が成
立しない場合はそれに先立つ直近日の最終価格)を下回る場合
は、新株予約権発行の日の最終価格とする。
なお、新株予約権発行以降、当社が株式分割または株式併合を
行う場合は、次の算式により払込金額を調整し、調整により生じ
る1円未満の端数は切り上げる。
1
調整後払込金額
=
調整前払込金額
×
分割・併合の比率
また、新株予約権発行以降、当社が時価を下回る価額で新株の
発行または自己株式の処分を行う場合は、次の算式により払込金
額を調整し、調整により生じる1円未満の端数は切り上げる。
新規発行(処
既発行
株式数
調整後
払込金額
=
調整前
払込金額
分)株式数
+
×
1株当たり
払込金額
1株当たり時価
×
既発行株式数 +
新規発行(処分)株式数
(6) 新株予約権の権利行使期間
平成16年6月28日から平成18年6月27日までとする。
(7) 新株予約権の行使の条件
①新株予約権の割当を受けた者は、権利行使時においても、当
社の取締役または従業員の地位にあることを要する。ただ
し、任期満了に伴う退任、定年退職その他正当な理由のある
場合にはこの限りでない。
②新株予約権の相続は認める。
(8) 新株予約権の消却の事由及び条件
①当社が消滅会社となる合併契約書または当社が完全子会社と
なる株式交換契約書もしくは株式移転の議案が株主総会で承
認されたときは、当社は新株予約権を無償で消却することが
できる。
②新株予約権の割当を受けた者が、権利を行使する条件に該当
しなくなったときは、当社は新株予約権を無償で消却するこ
とができる。
(9) 新株予約権の譲渡制限
新株予約権を譲渡するには当社取締役会の承認を要する。
- 104 -
④
附属明細表
a
有価証券明細表
(単位:百万円)
有
価
証
券
そ
の
他
有
価
証
券
種類及び銘柄
そ
の
他
投資事業組合等の出資持分相当額
2,833
計
―
2,833
その他有価証券合計
―
2,833
有価証券合計
―
2,833
株式数(株)
Hotung Investment Holdings Limited
投
資
有
価
証
券
3,075
グッドウィル・グループ株式会社
2,843
861
アイ・ティー・エックス株式会社
2,100
630
三和シャッター工業株式会社
1,470,000
463
Hotung Securities International Co.,Ltd.
9,009,000
343
8,570
332
50,000
303
キッセイ薬品工業株式会社
140,000
260
株式会社レーサムリサーチ
1,310
239
63,800
169
7,133,741
2,511
162,149,635
9,190
株式会社有線ブロードネットワークス
株式会社仙台銀行
その他
58銘柄
計
銘柄
債
券
貸借対照表計上額
144,268,271
日清医療食品株式会社
そ
の
他
有
価
証
券
貸借対照表計上額
―
銘柄
株
式
投資口数等
券面総額
第117回割引国債
計
種類及び銘柄
貸借対照表計上額
10
9
10
9
投資口数等(百万口)
貸借対照表計上額
(証券投資信託受益証券)
そ
の
他
大和証券投資信託委託㈱
新世代成長株ファンド「ダイワ大輔」
大和住銀投信投資顧問㈱
大和住銀ジャパン・スペシャル「ギアチェンジ」
548
307
1,000
1,004
1,548
1,311
その他有価証券合計
―
10,512
投資有価証券合計
―
10,512
計
- 105 -
b
有形固定資産等明細表
(単位:百万円)
資産の種類
前期末残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高
減価償却累計額又は
償却累計額
当期償却額
建物
587
33
16
604
266
34
337
9
1
―
10
7
0
3
12
12
7
16
6
4
10
器具備品
193
7
5
195
129
28
66
賃貸資産
1,721
―
2
1,718
1,573
114
144
土地
2,091
9
588
1,512
―
―
1,512
4,614
64
620
4,058
1,982
181
2,075
181
19
78
122
50
21
71
13
―
―
13
―
―
13
195
19
78
136
50
21
85
5
2
1
6
―
―
6
―
―
―
―
―
―
―
―
計
―
―
―
―
―
―
―
構築物
有
形
固
定
資
産
車両運搬具
計
無
形
固
定
資
産
ソフトウェア
その他
計
長期前払費用
繰
延
資
産
差引
当期末残高
- 106 -
摘要
―
―
―
c
資本金等明細表
(単位:百万円)
区分
前期末残高
資本金
当期増加額
8,292
普通株式
うち既発行株式
計
当期減少額
2,975
―
当期末残高
摘要
11,267
(注)1
(26,400株)
8,292
(262,600株)
2,975
(
―株)
―
(289,000株)
(注)1
11,267
(26,400株)
8,292
(262,600株)
2,975
(
―株)
―
(289,000株)
11,267
―
(資本準備金)
資本準備金及び
その他の資本剰余金
利益準備金及び
任意積立金
株式払込剰余金
7,122
3,605
―
10,727
合併差益
3,186
―
―
3,186
計
10,308
3,605
―
13,913
―
21
―
21
―
21
―
21
(利益準備金)
計
(注)1
―
(注)2
―
(注) 1
資本金、普通株式並びに資本準備金及びその他の資本剰余金の増加は、株式分割及び有償一般募集増資
(ブックビルディング方式)によるものであります。
なお、当期末における自己株式数は、3.1株であります。
2 利益準備金及び任意積立金の増加は、前期決算の利益処分によるものであります。
d 引当金明細表
(単位:百万円)
当期減少額
区分
前期末残高
当期増加額
当期末残高
目的使用
貸倒引当金(流動)
51
40
―
51
40
貸倒引当金(固定)
17,276
364
7,187
93
10,360
1,227
805
110
―
1,922
賞与引当金
197
172
197
―
172
役員退職慰労引当金
113
27
28
―
112
厚生年金基金引当金
448
―
250
197
―
投資損失引当金
摘要
その他
(注) 1 貸倒引当金(流動)の当期減少額「その他」の欄の金額は、貸倒実績率による洗替額であります。
2 貸倒引当金(固定)の当期減少額「その他」の欄の金額は、回収等による戻入額であります。
3 厚生年金基金引当金の当期減少額「その他」の欄の金額は、日本証券業厚生年金基金からの脱退に伴う
精算後の戻入額であります。
- 107 -
(2) 主な資産及び負債の内容
a 資産の部
イ
現金及び預金
(単位:百万円)
区分
金額
摘要
現金
0
預
金
当座預金
0
普通預金
2,512
計
2,513
投資事業組合等出資持分相当額
―
1,819
合計
4,332
―
ロ 営業投資有価証券
(単位:百万円)
区分
金額
摘要
株式
39,927
債券
2,711
投資事業組合等出資持分相当額
8,040
合計
50,679
―
ハ 営業出資金
(単位:百万円)
区分
金額
投資事業組合等出資持分相当額
摘要
2,100
合計
2,100
―
ニ 営業貸付金
(単位:百万円)
区分
正常先
合計
金額
摘要
20,145
社内の規程に従って分類しております。
20,145
―
ホ 固定化営業債権
(単位:百万円)
区分
要注意先
金額
摘要
18,184
社内の規程に従って分類しております。
破綻懸念先
9,565
社内の規程に従って分類しております。
破綻先・実質破綻先
1,433
社内の規程に従って分類しております。
29,183
―
計
貸倒引当金
△10,279
合計
18,904
- 108 -
―
b
負債の部
イ
短期借入金
(単位:百万円)
相手先
金額
摘要
株式会社三井住友銀行
17,500
住友信託銀行株式会社
10,500
株式会社ユーエフジェイ銀行
5,000
株式会社山口銀行
4,500
株式会社東京三菱銀行
3,500
その他
10,800
合計
51,800
金融機関からの借入金であります。
―
ロ 一年以内返済予定長期借入金
(単位:百万円)
相手先
金額
摘要
住友信託銀行株式会社
6,100
株式会社三重銀行
2,000
株式会社東京三菱銀行
1,500
株式会社群馬銀行
500
株式会社横浜銀行
500
その他
471
合計
(注)
11,071
金融機関等からの借入金であります。
―
住友信託銀行株式会社の「金額」欄の金額には、返済期日が一年以内に到来する借入有価証券(3,600百万
円)が含まれております。
ハ 長期借入金
(単位:百万円)
相手先
金額
摘要
株式会社第一勧業銀行
2,000
株式会社三重銀行
2,000
株式会社山口銀行
2,000
住友信託銀行株式会社
1,250
株式会社東京三菱銀行
1,125
その他
4,344
金融機関等からの借入金であります。
12,719
―
合計
(注)
株式会社第一勧業銀行からの借入金は、同行の平成14年4月1日における株式会社富士銀行及び株式会社
日本興業銀行との合併及び分割により、株式会社みずほコーポレート銀行からの借入金となっております。
(3) その他
該当事項はありません。
- 109 -
第6
提出会社の株式事務の概要
決算期
3月31日
株主名簿閉鎖の期間
株券の種類
定時株主総会
該当事項はありません。
1株券、10株券、100株券、
1,000株券
取扱場所
代理人
株式の名義書換え
取次所
代理人
端株の買取り
3月31日
中間配当基準日
9月30日
1単元の株式数
―
住友信託銀行株式会社
無料
全国本支店
新券交付手数料
無料
東京都千代田区丸の内一丁目4番4号
住友信託銀行株式会社 証券代行部
大阪府大阪市中央区北浜四丁目5番33号
住友信託銀行株式会社
取次所
住友信託銀行株式会社
買取手数料
株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額
公告掲載新聞名
日本経済新聞
株主に対する特典
該当事項はありません。
(注)
基準日
東京都千代田区丸の内一丁目4番4号
住友信託銀行株式会社 証券代行部
大阪府大阪市中央区北浜四丁目5番33号
住友信託銀行株式会社
名義書換手数料
取扱場所
決算期の翌日から3ヵ月以内
全国本支店
当社は、商法第220条ノ2第1項に規定する端株原簿を作成しております。
- 110 -
第7
提出会社の参考情報
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
(1) 有価証券届出書
(有償一般募集増資(ブックビルディ
及びその添付書類 ング方式による募集)及び株式売出し
(ブックビルディング方式による売出
し))
平成14年2月4日
関東財務局長に提出。
(2) 有価証券届出書の (1)の有価証券届出書に係る訂正届出
訂正届出書
書であります。
平成14年2月20日及び
平成14年3月1日
関東財務局長に提出。
(3) 臨時報告書
平成14年3月11日
関東財務局長に提出。
企業内容等の開示に関する内閣府令
第19条第2項第3号(提出会社の親
会社の異動)に基づく臨時報告書で
あります。
- 111 -
第二部 提出会社の保証会社等の情報
該当事項はありません。
- 112 -