化粧品の定義・分類 ※医薬品との違い 化粧品(Cosmetics)

化粧品の定義・分類 ※医薬品との違い
○化粧品(Cosmetics)
人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪をすこ
やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されること
が目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なもの。
(薬事法抜粋第二条第3項)
国内調査(2004現在)
分類
主な品目
スキンケア
洗顔料、クレンジング、化粧水、乳液、美容液
約1兆円
メイクアップ
ファンデーション、アイシャドウ、マスカラ、ネイルケア
約4,800億円
ヘアケア・ヘアメイク
シャンプー、トリートメント、スタイリング剤、ヘアカラー
約4,800億円
メンズコスメティックス
スカルプケア、シェービング化粧料、フェイスケア
約1,100億円
ボディケア
リップクリーム、ボディソープ、日焼け止め
約1,100億円
フレグランス
パルファン、オードトワレ、オーデコロン
約350億円
参考
㈱富士経済
https://www.fuji-keizai.co.jp/market/05028.html
http://www.health.ne.jp/library/5000/w5000285.html
市場規模
化粧品の市場規模
2兆1,803億円(2010年度)
2兆0,846億円(2011年度見込み) ※前年比4.4%減
市場としてすでに成熟しており、過去10年間は2兆円強と横ばいであったが、今後は
少子高齢化などにより市場縮小が見込まれる。
①年齢層に合わせた商品、男性向け商品などターゲットや機能を絞り込む
②アジア圏(主に中国)を中心とした海外市場へ注力
参考
東洋経済
http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/5d88e4c2c44a4d359ecd7bf44f55690d/
㈱富士経済
https://www.fuji-keizai.co.jp/market/11074.html
業界規模:1兆6,474億円(2010.3)
国内メーカー:約1200社
他の業界(味の素、富士フィルム等)の新規参入
※その他:DHC、ポーラ、ファンケル、日本メナード化粧品、ノエビア、
マンダムなど(売上高順)
※海外シェア(2010年度)
1. ロレアル 2. P&G 3. ユニリーバ
4. エスティローダー
参考
業界動向SEARCH.COM
http://gyokai-search.com/3-kesyo.htm
http://www.gyoukaimap.com/kagaku/keshouhin/keshouhin200903.html
5. 資生堂
【基本原料:3種類】
① 基剤
② 品質保持原料
③ 化粧品用薬剤
・油性原料
・酸化防止剤
・紫外線防御剤
・保湿剤
・防腐殺菌剤
・美白剤
・高分子化合物
・金属イオン封鎖剤
・抗酸化剤
・界面活性剤
・ビタミン剤
・色材
・植物抽出物類
・香料
・アミノ酸、ペプチド類
参考
化粧品科学ガイド フレグランスジャーナル社 2007年発行