確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠 加入者1212

フィデリティ退職・投資教育研究所
フィデリティ退職・
投資教育研究所
レポート
確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠
確定拠出年金加入者 1212 人アンケートにみる
その実像と投資教育
2012 年 1 月
フィデリティ退職・投資教育研究所
確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠
確定拠出年金加入者1212人アンケートにみるその実像と投資教育
ポイント
1.
制度創設から10年を経た確定拠出年金(DC、以下同様)制度は、2012年にはい
わゆるマッチング拠出も可能になり、新たな局面に入った。これまで実施してきた
各種のアンケートでは、「DC加入者の投資リテラシーは相対的に高く、退職準備
は非加入者よりも進んでいる」ことなどが分かった。しかし、DC制度内での資産配
分をみると依然として定期預金や保険など元本確保型が多数を占め、退職後資
目次
1. これまでのアンケート結果から
• DC加入者は投資リテラシー
が相対的に高い
• DC制度への要望は「手続き
の簡素化」。非加入者からは
「加入対象者の拡大」
• 低所得層及び女性へのDC制
度の認知度向上が鍵
• 振り返ってみればやはり資産
形成は重要だった
産の形成という本来の目的からは程遠いことも表面化している。
2.
こうしたなか、2011年12月に企業型DC加入者1212人を対象にしたアンケート調
査を実施し、2つのアプローチでDC加入者の理解度、参加度を分析した。まず、
DC積極参加への4つのステップを想定し、そのどの段階でDC加入者がハードル
を感じ、それが元本確保型商品の配分比率に影響しているかを探った。
3.
その結果、「DCとDBの違いがわかる」、「DCに興味がある」といった初歩的な「気
づき」の段階で大きな差異が生まれていることが分かった。また、口座情報の入手
2. DC加入者アンケート;基礎的
な投資教育の必要性
1) DC活用度合いを4つのステッ
プに分けて分析
• 「DCとDBの違いがわかる」、
「DCに興味がある」という“気
づき”が大切
• 「興味があるがわからない」ま
まに放置する危険性
• 「どうしていいかわからない」
層には口座情報の入手方法
を案内
2) 定性的な情報との分析でDC
活用へのアイディアを探る
• 制度改善に4割前後が前向き
• DCの基礎的な情報の提供が
積極的な利用に効果
• マッチング拠出が可能になる
2012年は投資教育のチャン
ス
• 税制優遇への理解が大きな
鍵
• 次の課題は拠出限度額の引
き上げ
方法を知ることも差異を生んでいる要素になっていることも窺えた。
4.
ちなみに、DCを積極的に活用しているグループでは、元本確保型商品の資産配
分割合を「わからない」と回答した加入者は0人で、その比率が50%以下と回答し
た加入者は8割を超えた。一方、未活用のグループでは、元本確保型商品の配分
比率が「わからない」との回答は57%に達し、50%以下と回答した加入者の比率
は2割強に留まっている。
5.
もう一つのアプローチは、投資教育の利用度、DCへの意識、制度改正のインパク
トなど定性的な情報をもとにそれぞれのグループの特徴をまとめ、DC未活用加入
者が積極活用へと変化する誘引を探った。
6.
ここでも「投資教育の機会が提供されていない」、されていても「会社の説明が理
解できなかった」とする加入者が多く、基礎的な情報の提供の余地が大きいことが
わかった。また、税制優遇などの理解、マッチング拠出の認可や拠出金額の上限
引き上げといった制度改革が、効果がありそうな点も見つかった。
7.
また、投資経験ありとするDC加入者が62.3%に達し、DCが投資への入り口にな
っていることも窺われた。
確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠 2
<アンケート調査の概要>
„ 調査会社:
Ipsos日本統計調査株式会社
„ 実施時期:
2011年11月30日(水)から12月5日(月)の6日間
„ 調査方法:
ウェブアンケート調査
„ 調査対象:
全国、企業型確定拠出年金に加入している20歳~59歳の会社員男女
„ 配信数:
61,589 通
„ 回収数:
13,018(回収率 21%)
„ 条件該当数:
1,212(条件該当率は回収数の 9.3%)
サンプル構成
3
(上段:%/下段:件数)
標 本
数
男
性
計
2
0
代
3
0
代
4
0
代
5
0
代
女
性
計
100.0
1,212
78.4
950
15.7
190
18.2
221
23.3
283
21.1
256
21.6
262
確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠
2
0
代
5.5
67
3
0
代
7.9
96
4
0
代
5.5
67
5
0
代
2.6
32
フィデリティ退職・投資教育研究所
制度創設から10年を経た確定拠出年金(DC、以下同様)制度は2012年には加入者に拠
出を認める、いわゆるマッチング拠出も制度上認められることになり、新たな局面に入った。
こうしたなか、フィデリティ退職・投資教育研究所では2011年12月にDC加入者1212人を対
象にしたアンケート調査を実施した。
これまで当研究所では、サラリーマン1万人アンケート(2010年)、退職者8000人アンケー
ト(2011年)などで、DC加入者の実像を探ってきた。そこでは、「DC加入者は投資教育の
成果から投資に関するリテラシーが相対的に高く、その結果、退職後の生活資金の準備が
非加入者よりも進んでいる」ことが分かった。しかし、「退職金の投資では、そうした投資教
育の成果はほとんど現れておらず、まだその浸透度が薄い」ことも表面化した。また、投資
教育の成果が出ているとはいえ、DC制度内での資産配分を見ると依然として定期預金や
保険など元本確保型が多数を占め、退職後資産の形成という本来の目的からは程遠い事
態も表面化している。
今回のアンケートは、そうしたDC加入者のDCへの参加度、理解度を探り、DC制度の有効
活用を可能にする投資教育の一助にすることを目的としている。DCに加入しているものの、
そもそもDCとはどういうものかを十分理解できていないものの、「興味はある」とする加入
者も多数存在しており、まだまだ投資教育の余地が大きいことを示唆している。
1
これまでのアンケート結果から
まずは過去2年に行ったアンケート調査から特徴的だった結果をまとめて紹介する。これら
のアンケートでは、DCの加入者と非加入者の比較が中心となっているが、加入者の投資リ
テラシーの高さが印象的だった。
DC加入者は投資リテラシーが相対的に高い
2010年に行ったサラリーマン1万人アンケート注1では、アンケート回答者10976人のうちDC
に加入していると明示した1634人をDC加入者として、それ以外の非加入者との比較分析を
行った(このアンケートでは一部個人型DCへの加入者が含まれている)。特に注目されたの
は、DC加入者の投資に関するリテラシーが相対的に高い点だ。投資教育でよく言及する
「長期投資」、「分散投資」、「時間分散」の3つに関して、それぞれ有効であると思うか否かを
訊いた結果では、いずれもDC加入者の方が非加入者よりもそれぞれに有効と見ている比
率がかなり高かった。ただ、課題としては、DC制度自身の特徴である「時間分散」がDC加
入者でさえ、その効果を有効と見ているのは35.4%と全体の3分の1に過ぎない。長期投資
の54.6%、分散投資の61.4%に比べると大きく見劣り、この点の投資教育が求められよう。
注1
フィデリティ退職・投資教育研究所レポート、「DC 制度、投資教育に一定の効果」、2010 年 4 月。詳細は
http://www.retirement.fidelity.co.jp/pdf/report201004DC_invest_edu.pdf を参照
確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠 4
図表 1:「長期投資」、「分散投資」、「時間分散」の認識度
有効である
長期投資
分散投資
時間分散
(単位:%)
有効ではない
わからない
全体(n=10976)
40.7
12.8
46.5
DC加入者(n=1634)
54.6
13.7
31.7
DC非加入(n=9342)
38.3
12.6
49.0
全体(n=10976)
46.5
9.2
44.3
DC加入者(n=1634)
61.4
10.4
28.2
DC非加入(n=9342)
43.9
9.0
47.1
全体(n=10976)
24.0
13.5
62.5
DC加入者(n=1634)
35.4
16.7
47.9
DC非加入(n=9342)
22.0
12.9
65.1
(出所)フィデリティ退職・投資教育研究所レポート、
「DC制度、投資教育に一定の効果」
、2010年4月
そうした投資に関するリテラシーの高さは、退職後の資産準備にも影響を与えている。退職
後の生活用として準備している金額の平均値は、DC加入者が783万円、非加入者が469万
円(全体平均は516万円)と6割以上上回っている。
図表 2:退職後の生活用として準備している資金は(DC の加入・非加入別)
0円(まったく準備していない)
500万円~1000万円未満
3000万円~5000万円未満
0%
100万円未満
1000万円~2000万円未満
5000万円以上
20%
40%
全体(n=10976)
DC加入者(n=1634)
DC非加入(n=9342)
100万円~500万円未満
2000万円~3000万円未満
60%
11.9
32.2
16.0
18.9
16.8
14.0
46.4
100%
1.9
3.2
1.5
5.4
3.5
2.4
6.2
1.4
2.8
1.6
6.7
11.7
17.1
13.7
44.3
80%
9.6
10.9
(出所)フィデリティ退職・投資教育研究所レポート、
「DC制度、投資教育に一定の効果」
、2010年4月
DC制度への要望は「手続きの簡素化」。非加入者からは「加入対象者の拡大」
サラリーマン1万人アンケートの回答者10976名のうち、DC制度を知っていると回答した
4,458名(DC加入者、非加入者を含む)に対して、DC制度の最も良い点を挙げてもらった。
突出して支持が多かったのは、「自分の判断で資産運用できる」(52.2%)点で、これは、加入
者、非加入者でほとんど差が無い。
図表 3:DC 制度の良い点
(DC 制度を知っているとの回答者対象)
60%
52.2
50%
40%
Q18.確定拠出年金制度の改善点/確定拠出年金認知者ベース
30%
20%
10%
0%
(単位:%)
全体(n=4458)
14.4
12.7
自分の判断で資産 自分自身の老後の 転職時等に持ち運
運用が出来る点
資産である点
びが出来る点
10.7
7.2
2.8
他の企業年金よりも
税制優遇が充実し 自分の年金資産が
信頼できると思われ
ている点
すぐにわかる点
る点
全体(n=4458)
52.2
14.4
12.7
10.7
7.2
2.8
DC加入者計(n=1384)
52.8
12.5
12.6
12.3
7.4
2.4
DC非加入者計(n=3074)
51.9
15.3
12.8
10.0
7.2
3.0
(出所)フィデリティ退職・投資教育研究所レポート、
「DC制度、投資教育に一定の効果」
、2010年4月
5
確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠
フィデリティ退職・投資教育研究所
逆に、改善点として挙げた項目では、同じDC制度を知っていると回答した4458名のなかで
も、加入者と非加入者では大きな違いが出た。DC加入者における順位では、「手続きの簡
素化」(35.6%)、「中途引き出し・借り入れ」(31.7%)、「資産運用の代行」(30.7%)、「運用商
品の品揃え強化」(28.1%)、「掛金の上限引き上げ」(22.0%)が20%を超える比率となった。
一方、非加入者からは「手続きの簡素化」(41.6%)、「資産運用の代行」(30.3%)、「中途引き
出し・借り入れ」(27.5%)、「加入対象者の拡大」(22.2%)が挙げられた。
良い点として過半数が「自分の判断で運用できる点」を挙げているにも関わらず、改善点で
「資産運用の代行」を挙げる点に矛盾が残る。
図表 4:DC 制度の改善点
50%
40%
30%
20%
10%
0%
39.8
(DC 制度を知っているとの回答者対象)
全体(n=4458)
30.4
28.8
22.1
18.6
18.0
17.7
16.4
中途引出しや積立
本人の代わりに資
掛金の上限をなくす 企業型の場合に従 制度の加入対象者 店頭で色々な手続
手続きを簡単にして
資産からローンを受 色々な運用商品を
産運用をしてくれる
かもっと引き上げて 業員も拠出できるよ (加入資格)を拡大 き・相談ができると
ほしい
けれる制度など設け
入れてほしい
仕組みがあると良い
ほしい
うにしてほしい
してほしい
良い
てほしい
全体(n=4458)
39.8
30.4
28.8
22.1
18.6
18.0
17.7
DC加入者計(n=1384)
35.6
30.7
31.7
28.1
22.0
19.1
7.8
13.9
DC非加入者計(n=3074)
41.6
30.3
27.5
19.3
17.1
17.5
22.2
17.6
16.4
(出所)フィデリティ退職・投資教育研究所レポート、
「DC制度、投資教育に一定の効果」
、2010年4月
低所得層および女性へのDC制度の認知度向上が鍵
なお、DC非加入者に対して、DC制度への加入意向を訊いてみた。「加入したい」、「加入を
検討中」をあわせると20.4%。また「加入したくない」は10.8%に留まり、「わからないのでなん
とも言えない」とする人が68.8%を占めている。特に、年収別にみると、低所得層ほど「わか
らないのでなんとも言えない」の比率が高くなっている点、また女性の認識度が相対的に低
い点は、DC制度の認知度向上にとって今後の大きな課題といえそうだ。
図 5:DC 制度への加入意向(未加入者対象、全体、男女・年齢別、年収別)
加入したい
加入を検討中または検討してみたい
0%
20%
全体(n=9342)
4.6
15.8
男性20代(n=1143)
男性30代(n=1827)
男性40代(n=1672)
男性50代(n=1771)
5.2
5.8
5.0
4.0
18.6
18.3
18.0
16.6
女性20代(n=948) 2.2
女性30代(n=702) 3.3
女性40代(n=683) 4.8
女性50代(n=596) 5.4
12.4
12.4
10.4
10.1
加入したくない
40%
よくわからないのでなんとも言えない
60%
80%
10.8
8.4
11.1
12.4
17.3
67.7
64.9
64.7
62.1
3.9
6.7
7.9
10.1
11.4
6.5
300万円未満(n=2324) 3.2
16.0
9.4
300万円~500万円未満(n=3298) 5.1
20.3
500万円~700万円未満(n=1683) 5.3
18.5
700万円~1000万円未満(n=1144) 4.8
1000万円~1500万円未満(n=275)
7.6
24.4
10.5
28.9
1500万円~2000万円未満(n=38)
2000万円以上(n=16)
18.8
12.5
9.2
11.3
わからない・答えたくない(n=564) 2.5
100%
68.8
81.4
77.6
76.9
74.5
78.8
69.5
62.5
59.3
11.9
17.4
42.9
36.8
37.5
25.1
23.7
31.3
77.0
(出所)フィデリティ退職・投資教育研究所レポート、
「DC制度、投資教育に一定の効果」
、2010年4月
確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠 6
振り返ってみればやはり資産形成は重要だった
一方、2011年に実施した退職者8018人へのアンケート調査注2では、「現役時代にやってお
けばよかった」ことについて設問を用意した(このアンケートでは企業型DC加入者のみ対
象)。結果は、全体で50.6%が「退職後の生活に心配しないだけの資産形成」をしておけば
よかったと反省している。DC加入者に限っても、同様な回答は52.7%と過半数を占めた。
図表6:退職前にやっておけばよかったと思うこと
60.0
50.0
50.6
40.0
33.4
24.9
30.0
17.2
20.0
13.0
10.0
6.1
3.2
その他
地域ネ ットワーク への参
画
持ち家 の取得
余暇を楽 しめる趣味を持
つこと
税制 に関する知識 の習得
これからの資産運用 に役
立 つ投資知識 の習得
退職後 の生活 に心配 しな
いだけの資産形成
0.0
(単位:%)
(出所)フィデリティ退職・投資教育研究所レポート「DC加入者の優位性がみえない退職金での投資」
、2011年4月
また、DC制度で議論されているテーマの一つである「資産の中途引き出しを可能にすべき
かどうか」についてDC加入者1022名に訊ねた。結果は、引き出しを認めない方がいいとい
う意見が過半数を占めた。現役世代が中途引き出し条件の緩和を要望している点と比べる
と、退職者の中途引き出しへの厳しい見方は、退職後の生活費を準備しきれない現状への
裏返しのように映る。
図表7:DC制度の引き出し制度に関する見方
(単位:%)
51.1
0%
10%
20%
25.4
30%
40%
50%
60%
13.5
70%
老後の資産形成は大切なので引き出せないようしておくことは必要
「生活困窮時」など条件があれば引き出しや借入れを可能にすべき
引き出しを制限すべきではない
わからない
80%
10.0
90%
100%
n=1022
(出所)フィデリティ退職・投資教育研究所レポート「DC加入者の優位性がみえない退職金での投資」
、2011年4月
注2
フィデリティ退職・投資教育研究所レポート、
「DC 加入者の優位性がみえない退職金での投資」、2011 年 4
月。詳細は http://www.retirement.fidelity.co.jp/pdf/report201104_8000survey_dc.pdf を参照
7
確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠
フィデリティ退職・投資教育研究所
2 DC加入者1212人アンケート ;
基礎的な投資教育の必要性
1) DC活用度合いを4つのステップに分けて分析
2011年12月に実施したDC加入者アンケートでは、加入者のなかで積極的にDCを活用し
ている人とそうでない人の差を明らかにしようと試みた。特に、何が原因で、またはどの段階
でDCの積極活用に至れないのかを見極めることに主眼をおいた。そこで、DC加入者がDC
の積極的な活用に至るまでのステップとして次ぎの4つを設定し、その結果の違いが資産配
分(⇒『行動(Action)』)にどう影響しているかを分析した。なお、すべての設問を1212名が
回答し、クロス分析の段階で下記4つのステップ分けを行っている。
①
DCとDBの違いを知っているか ⇒ 『注意(Attention)』
「知っている」と「知らない」
②
DCに興味があるか ⇒ 『関心(Interest)』
「興味があり積極的に活用している」、「興味はあるがどうしたらよいかわから
ない」、「金額が小さいので興味がない」、「会社が拠出するお金なので興
味がない」の4つの選択肢を用意
③
DCの口座情報の入手方法を知っている ⇒ 『欲求(Desire)』
「知っている」と「知らない」
④
拠出金額や残高を知っているか ⇒ 『記憶(Memory)』
「知っている」と「知らない」
「DCとDBの違いが分かる」、「DCに興味がある」という“気づき”が大切
まず、①のステップと、②のステップに分けた段階での資産配分の違いをそれぞれみたのが
図表8と9。今回のアンケート回答者1212名の場合、DCに加入しているにも関わらず「DCと
DBの違いがわからない」と回答した加入者は697名、57.5%と過半数となっている。また、
「わからない」と回答した697名のうち、興味の度合いで「興味はあるがどうしたらよいかわか
らない」とした加入者は408名と58.5%に達している。1212名のうち3人に1人は「DCが何か
がわからず、興味があるがどうすればよいかわからない」状態にいることがわかった。この層
が最も多い層で、対応が求められる対象といえそうだ。
図表8は、元本確保型商品の比率の変化と「DCとDBの違いがわかる」と回答した加入者の
比率の関係を示しているが、明らかに元本確保型商品の比率が低下するに連れて「DCと
DBの違いがわかる人」の比率が高くなっている。同様に図表9では元本確保型商品の比率
が低下するに連れて「興味もあり、積極的に活用している」人の比率が増え、逆に「興味はあ
るが、どうしたらいいかわからない」の比率が減少していることも指摘できる。この3つの要素
は、資産配分の決定に何らかの影響を持っていることが十分推察できる。
確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠 8
図表8:DCとDBの違いの理解度別資産配分比率
(単位:人)
DCとDBの違いが分かるか
資産配分状況
分かる
全体
分からない
515
42.5%
697
57.5%
1212
100.0%
分からない
47
17.7%
219
82.3%
266
100.0%
76-100%
72
35.1%
133
64.9%
205
100.0%
51-75%
51
45.5%
61
54.5%
112
100.0%
26-50%
102
46.2%
119
53.8%
221
100.0%
1-25%
93
57.4%
69
42.6%
162
100.0%
0%
150
61.0%
96
39.0%
246
100.0%
図表9:DCへの興味度合い別資産配分比率
(単位:人)
DCに興味があるかどうか
会社が拠出し
ているお金な
ので特に興味
がない
金額が小さ
いのであま
り興味がな
い
興味はある
が、どうし
たらよいか
わからない
興味もあ
り、積極的
に活用して
いる
188
15.5%
271
22.4%
551
45.5%
202
16.7%
1212
100.0%
分からない
61
22.9%
44
16.5%
157
59.0%
4
1.5%
266
100.0%
76-100%
38
18.5%
53
25.9%
98
47.8%
16
7.8%
205
100.0%
51-75%
16
14.3%
26
23.2%
47
42.0%
23
20.5%
112
100.0%
26-50%
15
6.8%
52
23.5%
113
51.1%
41
18.6%
221
100.0%
1-25%
19
11.7%
40
24.7%
70
43.2%
33
20.4%
162
100.0%
0%
39
15.9%
56
22.8%
66
26.8%
85
34.6%
246
100.0%
資産配分
状況
全体
(注)資産配分状況は「元本確保型商品の配分比率」で表示
「興味があるがわからない」ままに放置しておく危険性
さらに細かく分析するために、4つのステップで枝分かれさせたグループを作成した。4つの
ステップでの選択肢を考慮すると32のグループがつくれるが、ここではデータの信頼性を保
つために、①と②のステップではグループの構成人数が100名を超えていること、③と④の
ステップでは50名を超えていることを条件とした。結果は、図表10のとおり、条件を満たすグ
ループは全部で8つあり、それぞれのグループの加入者の資産構成をチェックした。
資産構成の良否は、各グループ内の①「わからない」の加入者比率が20%を下回っている
こと、②元本確保型商品比率が50%以下とした加入者の比率が過半数になっていること、
で判定することにした。ともに満たしていれば「良好な資産配分(図表では◎)」、いずれも満
たしてなければ「良好でない資産配分(図表では×)」、どちらか片方満たしていれば「中間
的な資産配分(図表では△)」とした。
9
確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠
④
③
②
興味あり、
積極活用
164
31.8%
159 知っている
知らない
24
21.4%
515
143
27.8%
知らない
11.7%
31
117 知っている
知っている
94
80.3%
グループ3
知らない
23
19.7%
拠出額、残高を
知っているか
83.0%
◎
141
27.4%
知らない
口座情報の入手方法
金額小さく
興味なし
42.5%
17.0%
24
会社拠出な
ので興味な
し
(注)①のステップ、②のステップでは構成人数が100名を超えていること。③、④ステップでは同50名を超えていることを条件とした。
それぞれの最下欄の◎、△、×はDCの資産構成の状況を示す。◎は「わからない」<20%かつ元本確保型商品比率50%未満の
加入者比率>50%、×は「わからない」>20%かつ元本確保型商品比率50%以下の加入者比率>50%、△はどちらか片方が
◎の状況を示す中間的配分
グループ2
グループ1
知っている
88
78.6%
拠出額、残高を
知っているか
78.3%
112 知っている
◎
知らない
12
7.5%
3.0%
5
興味あるが
わからない
はい
DCへの興味の度合い
口座情報の入手方法
◎
知っている
147
92.5%
拠出額、残高を
知っているか
知らない
口座情報の入手方法
97.0%
①
DCとDBの違いがわかる
67
13.0%
フィデリティ退職・投資教育研究所
確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠 10
11
確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠
214 知っている
△
△
グループ4 グループ5
知らない
79
36.9%
知っている
135
63.1%
拠出額、残高を
知っているか
52.5%
興味あるが
わからない
47.5%
194
408
58.5%
知っている
26
13.4%
グループ6
×
知らない
168
86.6%
拠出額、残高を
知っているか
知らない
口座情報の入手方法
興味あり、
38
積極活用
5.5%
697
57.5%
85 知っている
知っている
54
63.5%
グループ7
知らない
31
36.5%
拠出額、残高を
知っているか
65.4%
△
130
18.7%
知らない
口座情報の入手方法
金額小さく
興味なし
34.6%
45
DCとDBの違いがわかる
DCへの興味の度合い
いいえ
53 知っている
知っている
30
56.6%
知らない
23
43.4%
拠出額、残高を
知っているか
43.8%
121
17.4%
56.2%
68
知っている
2
2.9%
グループ8
×
知らない
66
97.1%
拠出額、残高を
知っているか
知らない
口座情報の入手方法
会社拠出なの
で興味なし
(注)①のステップ、②のステップでは構成人数が100名を超えていること。③、④ステップでは同50名を超えていることを条件とした。
それぞれの最下欄の◎、△、×はDCの資産構成の状況を示す。◎は「わからない」<20%かつ元本確保型商品比率50%未満の
加入者比率>50%、×は「わからない」>20%かつ元本確保型商品比率50%以下の加入者比率>50%、△はどちらか片方が
◎の状況を示す中間的配分
④
③
②
①
フィデリティ退職・投資教育研究所
図表10で紹介した8つのグループのうち「良好な資産構成グループ」の代表例と「良好でな
い資産構成グループ」の代表例を図表11で比較した。①のステップで「DCとDBの違いを知
っているか」どうかで枝分かれした後、「DCに興味があるか」の設問でも違う回答をしたグル
ープだが、「口座情報の入手方法を知っている」場合には、そのまま「拠出金額や残高を知
っている」となり、逆に「口座情報の入手方法を知らない」場合にはそのまま「拠出金額や残
高も知らない」という流れになっている。それぞれ同じ程度の人数の詳細グループが出来上
がっている。ここでは前者を『DC積極活用グループ』(図表10でグループ1)、後者を『DC未
活用グループ』(図表10でグループ6)と呼ぶことにする。
資産構成は、前者が「わからない」と回答した加入者が0名で、元本確保型商品の構成比が
50%以下と回答した加入者が81.6%に達している。一方、後者は「わからない」との回答が
57.1%を占め、元本確保型商品の構成比が50%以下と回答した加入者が22.6%にとどまっ
ている。
図表11:『DC積極活用グループ』と『DC未活用グループ』の比較(単位:人)
DC積極活用グループ
DC未活用グループ
(図表10でグループ1)
(図表10でグループ6)
対象1212
対象1212
DCとDBの違いを認識しているか
DCとDBの違いを認識しているか
はい 515 (42.5%)
確定拠出年金について興味がありますか
いいえ 697 (57.5%)
確定拠出年金について興味がありますか
興味もあり、積極的に
164 (31.8%)
活用している
興味はあるが、どうしたら
408
よいかわからない
どうすれば自分の確定拠出年金口座の情報が
わかるかご存知ですか
どうすれば自分の確定拠出年金口座の情報が
わかるかご存知ですか
はい 159 (97.0%)
確定拠出年金口座に毎月拠出されている金額
や現在の残高をご存知ですか
はい 147 (92.5%)
元本確保型商品の配分割合(金額での割合)
を教えてください
分からない
76-100%
51-75%
26-50%
1-25%
0%
0
12
15
30
29
61
(0.0%)
(8.2%)
(10.2%)
(20.4%)
(19.7%)
(41.5%)
(58.5%)
いいえ 194 (47.5%)
確定拠出年金口座に毎月拠出されている金額
や現在の残高をご存知ですか
いいえ 168 (86.6%)
元本確保型商品の配分割合(金額での割合)
を教えてください
分からない
76-100%
51-75%
26-50%
1-25%
0%
96 (57.1%)
24 (14.3%)
10 (6.0%)
18 (10.7%)
9 (5.4%)
11 (6.5%)
確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠 12
「どうしていいかわからない」層には口座情報の入手方法を案内
「DCとDBの違いがわからない」、「興味があるがどうしたらよいのかわからない」と回答した加
入者のうち、③のステップで「口座情報入手の方法がわかる」と回答した214人(図表10で
グループ4と5)の傾向をみたのが、図表12。DCの口座情報入手の方法が「分からない」と
回答した加入者と比べて(図表11の右側のグループ6と比較して)、資産配分比率が相対的
に良くなっていることが分かる。
「DCとDBの違いがわからず」、しかもDCに「興味はあってもどうしていいか分からない」加入
者に対しては、口座情報の入手方法がわかるだけで、資産配分比率は、「わからない」が大
幅に減って、その分、元本確保型商品の比率の低い人が増えていることがわかる。
図表12:DC口座情報の入手方法が分かる人の特徴
(単位:人)
①で「DCとDBの違いがわからない」、
②で「興味があるがどうしたらよいのかわからない」とした加入者
どうすれば自分の確定拠出年金口座の情報がわかるかご存知ですか
はい
214 (52.5%)
確定拠出年金口座に毎月拠出されている金額や現在の残高をご存知ですか
いいえ 79 (36.9%)
元本確保型商品の配分割合(金額での
割合)を教えてください
分からない
76-100%
51-75%
26-50%
1-25%
0%
18 (22.8%)
12 (15.2%)
7 (8.9%)
18 (22.8%)
12 (15.2%)
12 (15.2%)
(図表10でグループ5)
はい 135 (63.1%)
元本確保型商品の配分割合(金額での
割合)を教えてください
分からない
76-100%
51-75%
26-50%
1-25%
0%
14 (10.4%)
31 (23.0%)
16 (11.9%)
38 (28.2%)
15 (11.1%)
21 (15.5%)
(図表10でグループ4)
②のステップで「金額が小さいのであまり興味がない」と回答した130名についても、同様の
ことがいえる。130名のうち口座情報の入手方法を知っていると回答した85名の資産構成比
をみると、「わからない」との回答が10.6%で、元本確保型商品の比率が50%以下という加
入者が43.5%になっており、相対的に資産構成比が良くなっている。
また②のステップで「会社が拠出しているお金なので特に興味はない」と回答した加入者は、
121人全体の資産構成比で、「わからない」との回答が43.8%と高く、元本確保型商品の比
率が50%以下という加入者が28.1%にとどまっている。この層は口座情報の入手方法など
でもほとんど効果がなかった。
13
確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠
フィデリティ退職・投資教育研究所
2) 定性的な情報との分析でDC活用へのアイディアを探る
ここからは、4つのステップでグループ分けした加入者別により定性的な情報などとのクロス
分析から、DCを積極的に活用している加入者とそうでない加入者の差異を確認し、DC活
用へのアイディアを探ってみる。
定性的な情報としては、
1.
会社が提供している投資教育の利用頻度、
2.
DCについての意識度合い、
3.
DCに対する思い(19項目の選択肢から自由選択)
の3つとクロス分析を行った。
また、現在、DC加入者にとって話題となっている
1.
拠出金上限額の引き上げ
2.
従業員拠出(マッチング拠出)の認可
の2つがDCにおける自分の行動に与える影響を聞いた。
さらに属性情報として、
1.
投資経験の有無、
2.
加入経過年数、
3.
年収
ともクロス分析を行った。
制度改善に4割前後が前向き
まず、全体として確認できたことは(図表13の最右欄を参照)、
【投資教育が十分教育が浸透していない】
「投資教育の機会を積極的に利用している」のはわずか12.8%しかおらず、その一方で「会
社から投資教育の機会が何も提供されていない」とする加入者が35.9%と3分の1に達して
いる。またDCに関する「会社からの説明は理解できた」とする加入者が21.0%いる反面、
「説明が不十分だった」とする意見も15.8%あり、投資教育の提供と合わせてこの点も改善
の余地がありそうだ。
【意外にDCに関して意識している】
普段からDCに関して「一切意識していない」層は19.2%にとどまり、「会社から残高のお知ら
せが届くときに意識する」44.1%、「会社から確定拠出年金に関する何らかの連絡があった
ときに意識する」30.6%など高水準となった。ただ、投資教育の不十分さと合わせて考えると、
「関心はあるがどうしてよいかわからない」層の多さと符合する。
確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠 14
【DCが不安な理由は受給金額が不明な点、自分で運用することに忌避感少ない】
「DCが不安だ」とする加入者が31.8%と高い水準に達し、「安心だ」とする4.3%との乖離が
非常に大きい。その背景の一つに、「どれくらいもらえるのかわからない」(28.4%)ことがある
ようだ。DCの特徴でもある、自分で運用することが「良い」とする加入者は14.3%と「嫌だ」と
する加入者13.0%が拮抗している。意外に多くの加入者が「選択できる商品が少なすぎる」
(19.0%)点を指摘している。
【DC加入で投資経験者は増える傾向】
DC加入者の投資経験者比率は62.3%となった。前述した2010年に実施したサラリーマン
10976人へのアンケート調査では、DCに加入している人1634名のうち50.2%が投資経験
ありと回答しており(非加入者の投資経験者は31.1%)、このデータとも合わせてみると、DC
加入が投資への誘引になっていることが窺われる。
【37%がマッチング拠出に前向き、44%が拠出金額上限の引き上げに前向き】
拠出金額の上限引き上げを念頭に置いて「拠出金額や資産が今より多ければ資産配分に
影響するか」を尋ねたところ、「真剣に資産配分を考えるようになる」とした加入者が43.9%に
達し、「変わらない」28.0%を大きく上回った。また、「わからない」とする加入者はわずか
9.4%にとどまっている。一方、加入者拠出に関しては、「DCをもっと活用するようになると思
う」と回答した加入者は37.0%と「そう思わない」とする加入者30.0%と拮抗している。また「わ
からない」とする加入者も33.0%おり、見方が分かれる結果となった。
15
確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠
フィデリティ退職・投資教育研究所
DCの基礎的な情報の提供が積極的な利用に効果
特にDCを積極的に活用するために何が必要かを探るために、前述の『DC積極活用グルー
プ』164名と『DC未活用グループ』194名を、これら定性的な要素をもとに比較してみると、
DCに関する基礎的な情報の不足、その際に影響していることが窺える(図表13を参照)。
1. 「投資教育の機会が提供されていない」とする加入者の比率が積極活用グループで
は28.0%に対して、未活用グループでは45.9%に達している。また「会社の説明が理
解できた」とする比率も33.5%と10.8%と大きな開きがあり、DCの積極活用を促すた
めにも投資教育の提供そのものが不可欠なことがわかる。
2. また「税制優遇があるので(DCは)良い」とする加入者の比率にも開きがある。積極活
用グループでは28.0%が「良い」とする一方で、未活用グループではわずか3.1%にと
どまっている。下記の年収層との関係が影響している可能性もあるが、それを考慮し
ても、税制優遇に関する情報提供はDCの積極活用に効果があると思われる。
3. 加入年数では、両者の違いはほとんどないが、年収ではやはり年収の高い方が積極
的にDCを活用している姿が窺える。積極活用グループの年収中央値はちょうど
500-700万円層だが、未活用グループの中央値は300-500万円層となっている。
確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠 16
17
確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠
5.2%
33.7%
18.9%
42.2%
7.6%
39.6%
6.6%
32.3%
26.3%
5.9%
41.9%
3.0%
31.9%
13.9%
16.6%
1.6%
4.0%
25.1%
3.7%
29.6%
0.3%
16.1%
8.0%
14.6%
13.6%
2.9%
6.9%
6.7%
51.1%
48.9%
36.6%
23.4%
27.4%
12.8%
30.0%
30.6%
39.5%
12.9%
30.1%
35.9%
21.1%
9.8%
37.0%
27.3%
16.4%
5.7%
0.1%
0.1%
3.6%
697
36
235
132
294
53
276
46
225
183
41
292
21
222
97
116
11
28
175
26
206
2
112
56
102
95
20
48
47
356
341
255
163
191
89
209
213
275
90
210
250
147
68
258
190
114
40
1
1
25
40.2%
18.9%
12.8%
28.0%
54.9%
44.5%
7.3%
17.1%
1.2%
56.1%
0.6%
7.9%
20.1%
33.5%
15.9%
11.6%
17.1%
7.9%
19.5%
25.6%
3.0%
20.7%
37.2%
6.7%
36.6%
1.8%
28.0%
12.8%
87.8%
12.2%
66.5%
3.0%
29.3%
1.2%
61.0%
24.4%
14.6%
10.4%
25.6%
36.0%
28.0%
2.4%
23.2%
24.4%
29.9%
13.4%
4.3%
0.0%
2.4%
164
66
31
21
46
90
73
12
28
2
92
1
13
33
55
26
19
28
13
32
42
5
34
61
11
60
3
46
21
144
20
109
5
48
2
100
40
24
17
42
59
46
4
38
40
49
22
7
0
4
23.1%
36.3%
13.2%
27.4%
26.8%
50.1%
10.7%
28.3%
9.7%
34.4%
8.0%
6.0%
31.8%
30.7%
14.8%
5.6%
20.0%
11.8%
12.2%
26.8%
2.3%
19.6%
22.7%
10.7%
26.2%
3.3%
18.3%
10.1%
77.5%
22.5%
53.8%
12.6%
28.7%
4.9%
46.6%
29.1%
24.3%
13.2%
29.1%
34.6%
23.1%
3.1%
26.6%
23.5%
28.0%
12.6%
1.9%
0.6%
3.7%
515
119
187
68
141
138
258
55
146
50
177
41
31
164
158
76
29
103
61
63
138
12
101
117
55
135
17
94
52
399
116
277
65
148
25
240
150
125
68
150
178
119
16
137
121
144
65
10
3
19
408
16
162
54
176
28
169
34
152
85
11
185
9
143
53
74
3
19
118
15
151
0
65
20
67
53
11
23
25
207
201
154
123
85
46
137
100
171
54
120
144
90
46
151
110
67
23
0
0
11
3.9%
39.7%
13.2%
43.1%
6.9%
41.4%
8.3%
37.3%
20.8%
2.7%
45.3%
2.2%
35.0%
13.0%
18.1%
0.7%
4.7%
28.9%
3.7%
37.0%
0.0%
15.9%
4.9%
16.4%
13.0%
2.7%
5.6%
6.1%
50.7%
49.3%
37.7%
30.1%
20.8%
11.3%
33.6%
24.5%
41.9%
13.2%
29.4%
35.3%
22.1%
11.3%
37.0%
27.0%
16.4%
5.6%
0.0%
0.0%
2.7%
興味はあるが、ど
うしたらよいかわ
からない
注)ここでは『DC積極活用グループ』とは、DCとDBの違いがわかり、かつDCに興味もあり積極的に活用している164名
のグループ。『DC未活用グループ』とは、DCとDBの違いがわからず、DCに興味はあるがどうしたらよいかわからず、し
かも口座情報の入手方法を知らない194名のグループ、を指す。
税込み年収はいくら位ですか
確定拠出年金制度に加入してからどれく
らい経過していますか
ご自分の給与からも確定拠出年金が拠
出できるようになったとしたら、確定拠出
年金をもっと活用しようと思いますか。
毎月拠出されている確定拠出年金の金
額や資産残高が今より大きければ、あな
たの行動は変わると思いますか。
今までに株式や債券、投資信託などの
投資経験がありますか
「確定拠出年金」について今思うことは何
ですか
確定拠出年金について普段意識してい
ますか (MA)
会社などから提供されている投資教育の
機会を活用していますか
1. 積極的に活用している
2. 興味はあるが活用していない
3. 興味はない
4. 何も提供されていない
1. いつも意識している
2. 「残高のお知らせ」が届くとき意識する
3. メディアで年金の話題を見聞きしたとき意識する
4. 会社等から、確定拠出年金に関する何らかの連絡があったとき意識する
5. 全く意識していない
1. よく知っている
2. よくわからない
3. 確定拠出年金は安心できる
4. 確定拠出年金は不安だ
5. 会社等からの制度に関する説明は理解できた
6. 会社等からの説明は不十分だった
7. 確定給付型の年金よりも信頼できる
8. 確定給付型の年金の方が信頼できる
9. 難しそう
10. やればできそう
11. どれくらいもらえるかわからない
12. もらえる金額は十分
13. もらえる金額が少なすぎる
14. 自分で運用するのは良い
15. 自分で運用するのは嫌だ
16. 選択できる商品が少なすぎる
17. 選択できる商品が多すぎる 18. 税制優遇があるのでよい
19. 色々な制約がある
1. ある
2. ない
1. 今より真剣に配分先を考えると思う。
2. 今より真剣に考えたいが、どうすればよいかわからない。
3. 特に変わらないと思う。
4. わからない
1. 思う
2. 思わない
3. わからない
1. 加入1年未満
2. 加入して1~3年が経過
3. 加入して4~6年が経過
4. 加入して7年以上が経過
1. 300万円未満
2. 300~500万円未満
3. 500~700万円未満
4. 700~1000万円未満
5. 1,000~1,500万円未満
6. 1,500~2,000万円未満
7. 2,000万円以上
8. わからない/答えたくない
分からない
興味もあり、積極
的に活用している
DCとDBの違いが分かるか
(単位:人)
分かる
図表13:『DC積極活用グループ』と『DC未活用グループの比較
214
11
85
31
87
24
106
13
80
28
5
81
4
93
32
44
2
13
73
9
83
0
41
16
44
38
8
17
18
121
93
95
59
48
12
65
67
82
29
64
75
46
14
78
63
36
15
0
0
8
5.1%
39.7%
14.5%
40.7%
11.2%
49.5%
6.1%
37.4%
13.1%
2.3%
37.9%
1.9%
43.5%
15.0%
20.6%
0.9%
6.1%
34.1%
4.2%
38.8%
0.0%
19.2%
7.5%
20.6%
17.8%
3.7%
7.9%
8.4%
56.5%
43.5%
44.4%
27.6%
22.4%
5.6%
30.4%
31.3%
38.3%
13.6%
29.9%
35.0%
21.5%
6.5%
36.4%
29.4%
16.8%
7.0%
0.0%
0.0%
3.7%
口座情報の入手方
法を知っている
194
5
77
23
89
4
63
21
72
57
6
104
5
50
21
30
1
6
45
6
68
0
24
4
23
15
3
6
7
86
108
59
64
37
34
72
33
89
25
56
69
44
32
73
47
31
8
0
0
3
2.6%
39.7%
11.9%
45.9%
2.1%
32.5%
10.8%
37.1%
29.4%
3.1%
53.6%
2.6%
25.8%
10.8%
15.5%
0.5%
3.1%
23.2%
3.1%
35.1%
0.0%
12.4%
2.1%
11.9%
7.7%
1.5%
3.1%
3.6%
44.3%
55.7%
30.4%
33.0%
19.1%
17.5%
37.1%
17.0%
45.9%
12.9%
28.9%
35.6%
22.7%
16.5%
37.6%
24.2%
16.0%
4.1%
0.0%
0.0%
1.5%
口座情報の入手方
法を知らない
1212
155
422
200
435
191
534
101
371
233
218
333
52
386
255
192
40
131
236
89
344
14
213
173
157
230
37
142
99
755
457
532
228
339
114
449
363
400
158
360
428
266
84
395
311
258
105
11
4
44
全体
12.8%
34.8%
16.5%
35.9%
15.8%
44.1%
8.3%
30.6%
19.2%
18.0%
27.5%
4.3%
31.8%
21.0%
15.8%
3.3%
10.8%
19.5%
7.3%
28.4%
1.2%
17.6%
14.3%
13.0%
19.0%
3.1%
11.7%
8.2%
62.3%
37.7%
43.9%
18.8%
28.0%
9.4%
37.0%
30.0%
33.0%
13.0%
29.7%
35.3%
21.9%
6.9%
32.6%
25.7%
21.3%
8.7%
0.9%
0.3%
3.6%
フィデリティ退職・投資教育研究所
マッチング拠出が可能になる2012年は投資教育のチャンス
DCとDBの違いがわかっているとしながらも、どうしたらよいかわからない加入者143人(全体
の11.8%)の特徴をDCとDBの違いがわかる全体515名との比較でみると(図表14を参照)、
1.
「年金への不安」が高く(46.9%、515名では31.8%)、DCは「難しそう」(22.4%、同
11.8%)との意識から「自分で運用するのは嫌だ」(19.6%、同10.7%)と考えてい
る。
2.
ただ、「マッチング拠出が認められればDCをもっと活用する」との加入者が4割以
上(41.3%、同46.6%)となっており、今年以降、制度変更が可能になったことから
この層をより積極活用へ突き動かすチャンスが来ているといえる。
一方、「金額が小さくて興味がない」とする層141人の特徴は、
1.
「会社からの説明は理解できた」や「DCへの信頼度」など基礎的な理解は515人と
ほとんど変わらない。
2.
「拠出金額や残高が今より多ければあなたの行動は変わると思いますか」との設問
に50.4%が「変わると思う」と答えている。拠出限度額引き上げがこうした層には直
接的に効果があるように思われる。ただ、515人のグループ全体でも53.8%が「変
わると思う」と答えている点からすると、「金額が小さくて」を理由に「興味がない」と
している141人が、その金額が大きくなる可能性をもっと高く評価してもいいはず。
このグループは、「金額が小さい」ということを理由にしている割に、「拠出金額や残
高が今より多くなること」に対してそれほど強い反応を示していないかもしれない。
確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠 18
19
確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠
1. 積極的に活用している
会社などから提供されている投資教育の機会を 2. 興味はあるが活用していない
活用していますか
3. 興味はない
4. 何も提供されていない
1. いつも意識している
2. 「残高のお知らせ」が届くとき意識する
確定拠出年金について普段意識していますか
3. メディアで年金の話題を見聞きしたとき意識する
(MA)
4. 会社等から、確定拠出年金に関する何らかの連絡があったとき意識する
5. 全く意識していない
1. よく知っている
2. よくわからない
3. 確定拠出年金は安心できる
4. 確定拠出年金は不安だ
5. 会社等からの制度に関する説明は理解できた
6. 会社等からの説明は不十分だった
7. 確定給付型の年金よりも信頼できる
8. 確定給付型の年金の方が信頼できる
9. 難しそう
「確定拠出年金」について今思うことは何ですか 10. やればできそう
11. どれくらいもらえるかわからない
12. もらえる金額は十分
13. もらえる金額が少なすぎる
14. 自分で運用するのは良い
15. 自分で運用するのは嫌だ
16. 選択できる商品が少なすぎる
17. 選択できる商品が多すぎる 18. 税制優遇があるのでよい
19. 色々な制約がある
今までに株式や債券、投資信託などの投資経 1. ある
験がありますか
2. ない
1. 今より真剣に配分先を考えると思う。
毎月拠出されている確定拠出年金の金額や資 2. 今より真剣に考えたいが、どうすればよいかわからない。
産残高が今より大きければ、あなたの行動は変
3. 特に変わらないと思う。
わると思いますか。
4. わからない
ご自分の給与からも確定拠出年金が拠出できる 1. 思う
ようになったとしたら、確定拠出年金をもっと活 2. 思わない
用しようと思いますか。
3. わからない
1. 加入1年未満
確定拠出年金制度に加入してからどれくらい経 2. 加入して1~3年が経過
過していますか
3. 加入して4~6年が経過
4. 加入して7年以上が経過
1. 300万円未満
2. 300~500万円未満
3. 500~700万円未満
4. 700~1000万円未満
税込み年収はいくら位ですか
5. 1,000~1,500万円未満
6. 1,500~2,000万円未満
7. 2,000万円以上
8. わからない/答えたくない
図表14:『DCとDBの違いがわかる』層の特徴
515
119
187
68
141
138
258
55
146
50
177
41
31
164
158
76
29
103
61
63
138
12
101
117
55
135
17
94
52
399
116
277
65
148
25
240
150
125
68
150
178
119
16
137
121
144
65
10
3
19
分かる
23.1%
36.3%
13.2%
27.4%
26.8%
50.1%
10.7%
28.3%
9.7%
34.4%
8.0%
6.0%
31.8%
30.7%
14.8%
5.6%
20.0%
11.8%
12.2%
26.8%
2.3%
19.6%
22.7%
10.7%
26.2%
3.3%
18.3%
10.1%
77.5%
22.5%
53.8%
12.6%
28.7%
4.9%
46.6%
29.1%
24.3%
13.2%
29.1%
34.6%
23.1%
3.1%
26.6%
23.5%
28.0%
12.6%
1.9%
0.6%
3.7%
DCとDBの違いが分かるか
確定拠出年金に興味あるかどうか
興味もあり、積 興味はあるが、どう
会社が拠出しているお
金額が小さいのであ
極的に活用して したらよいかわから
金なので特に興味がな
まり興味がない
いる
ない
い
164
143
141
67
66 40.2%
16
11.2%
20
14.2%
17
25.4%
31 18.9%
79
55.2%
51
36.2%
26
38.8%
21 12.8%
11
7.7%
27
19.1%
9
13.4%
46 28.0%
37
25.9%
43
30.5%
15
22.4%
90 54.9%
16
11.2%
15
10.6%
17
25.4%
73 44.5%
83
58.0%
72
51.1%
30
44.8%
12
7.3%
24
16.8%
7
5.0%
12
17.9%
28 17.1%
64
44.8%
33
23.4%
21
31.3%
2
1.2%
8
5.6%
26
18.4%
14
20.9%
92 56.1%
20
14.0%
41
29.1%
24
35.8%
1
0.6%
23
16.1%
10
7.1%
7
10.4%
13
7.9%
6
4.2%
5
3.5%
7
10.4%
33 20.1%
67
46.9%
41
29.1%
23
34.3%
55 33.5%
40
28.0%
43
30.5%
20
29.9%
26 15.9%
20
14.0%
21
14.9%
9
13.4%
19 11.6%
3
2.1%
3
2.1%
4
6.0%
28 17.1%
31
21.7%
33
23.4%
11
16.4%
13
7.9%
32
22.4%
7
5.0%
9
13.4%
32 19.5%
17
11.9%
9
6.4%
5
7.5%
42 25.6%
53
37.1%
31
22.0%
12
17.9%
5
3.0%
2
1.4%
0
0.0%
5
7.5%
34 20.7%
23
16.1%
34
24.1%
10
14.9%
61 37.2%
19
13.3%
26
18.4%
11
16.4%
11
6.7%
28
19.6%
9
6.4%
7
10.4%
60 36.6%
27
18.9%
35
24.8%
13
19.4%
3
1.8%
6
4.2%
6
4.3%
2
3.0%
46 28.0%
19
13.3%
22
15.6%
7
10.4%
21 12.8%
12
8.4%
15
10.6%
4
6.0%
144 87.8%
94
65.7%
109
77.3%
52
77.6%
20 12.2%
49
34.3%
32
22.7%
15
22.4%
109 66.5%
60
42.0%
71
50.4%
37
55.2%
5
3.0%
39
27.3%
17
12.1%
4
6.0%
48 29.3%
31
21.7%
46
32.6%
23
34.3%
2
1.2%
13
9.1%
7
5.0%
3
4.5%
100 61.0%
59
41.3%
53
37.6%
28
41.8%
40 24.4%
37
25.9%
51
36.2%
22
32.8%
24 14.6%
47
32.9%
37
26.2%
17
25.4%
17 10.4%
24
16.8%
22
15.6%
5
7.5%
42 25.6%
47
32.9%
40
28.4%
21
31.3%
59 36.0%
46
32.2%
53
37.6%
20
29.9%
46 28.0%
26
18.2%
26
18.4%
21
31.3%
4
2.4%
8
5.6%
1
0.7%
3
4.5%
38 23.2%
36
25.2%
40
28.4%
23
34.3%
40 24.4%
34
23.8%
33
23.4%
14
20.9%
49 29.9%
38
26.6%
39
27.7%
18
26.9%
22 13.4%
17
11.9%
21
14.9%
5
7.5%
7
4.3%
1
0.7%
1
0.7%
1
1.5%
0
0.0%
0
0.0%
1
0.7%
2
3.0%
4
2.4%
9
6.3%
5
3.5%
1
1.5%
(単位:人)
697
36
235
132
294
53
276
46
225
183
41
292
21
222
97
116
11
28
175
26
206
2
112
56
102
95
20
48
47
356
341
255
163
191
89
209
213
275
90
210
250
147
68
258
190
114
40
1
1
25
5.2%
33.7%
18.9%
42.2%
7.6%
39.6%
6.6%
32.3%
26.3%
5.9%
41.9%
3.0%
31.9%
13.9%
16.6%
1.6%
4.0%
25.1%
3.7%
29.6%
0.3%
16.1%
8.0%
14.6%
13.6%
2.9%
6.9%
6.7%
51.1%
48.9%
36.6%
23.4%
27.4%
12.8%
30.0%
30.6%
39.5%
12.9%
30.1%
35.9%
21.1%
9.8%
37.0%
27.3%
16.4%
5.7%
0.1%
0.1%
3.6%
分からない
1212
155
422
200
435
191
534
101
371
233
218
333
52
386
255
192
40
131
236
89
344
14
213
173
157
230
37
142
99
755
457
532
228
339
114
449
363
400
158
360
428
266
84
395
311
258
105
11
4
44
全体
12.8%
34.8%
16.5%
35.9%
15.8%
44.1%
8.3%
30.6%
19.2%
18.0%
27.5%
4.3%
31.8%
21.0%
15.8%
3.3%
10.8%
19.5%
7.3%
28.4%
1.2%
17.6%
14.3%
13.0%
19.0%
3.1%
11.7%
8.2%
62.3%
37.7%
43.9%
18.8%
28.0%
9.4%
37.0%
30.0%
33.0%
13.0%
29.7%
35.3%
21.9%
6.9%
32.6%
25.7%
21.3%
8.7%
0.9%
0.3%
3.6%
フィデリティ退職・投資教育研究所
税制優遇への理解が大きな鍵
最も大きな課題を抱えている層は、「DCとDBの違いがわからず」、とはいえ「DCには興味が
あってどうしたらよいかわからない」408名のグループだ。この層は、「DCとDBの違いがわか
らない」とするグループ697名の約6割を占めることから、P12で言及した『DC積極活用グル
ープ』と『未活用グループ』の差異と同じ傾向がある(図表15参照)。
1.
「投資教育の機会が提供されていない」とする比率が43.1%に達し、「違いがわか
る」層の27.4%を大きく上回っている。しかも「会社からの説明が理解できた」とする
比率は13.0%(「違いがわかる」層30.7%)に留まっていることも大きな特徴だ。会
社からの投資教育のチャンスが少ない上に、その説明を理解できていないとする
のが、この408名の最大の特徴といえる。
2.
その結果、DCが「信頼できる」との評価は4.7%(同20.0%)に留まり、「難しそう」
28.9%(同11.8%)と考える人が多く、「自分で運用するのが良い」と評価する比率
が4.9%(同22.7%)と低くなっている。
3.
ただ、「自分で運用するのは嫌だ」とする比率は16.4%と「DCとDBの違いがわか
る」層10.7%とそれほど大きな乖離がないことから、全くDCを否定しているわけで
はないようだ。
4.
「拠出金額や残高が今より大きかったとしたら」、「加入者拠出が認められたら」の場
合では、それほど「DCとDBの違いがわかる」層との乖離はない。ただ、「税制優遇
が良い」との理解は5.6%に留まっており、「違いがわかる」層18.3%との乖離を埋
めることができれば、積極活用へ一歩踏み出す可能性がありそうだ。
確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠 20
21
確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠
税込み年収はいくら位ですか
確定拠出年金制度に加入してからどれくら
い経過していますか
確定拠出年金について普段意識していま
すか (MA)
会社などから提供されている投資教育の機
会を活用していますか
ご自分の給与からも確定拠出年金が拠出
できるようになったとしたら、確定拠出年金
をもっと活用しようと思いますか。
今までに株式や債券、投資信託などの投資
経験がありますか
毎月拠出されている確定拠出年金の金額
や資産残高が今より大きければ、あなたの
行動は変わると思いますか。
「確定拠出年金」について今思うことは何で
すか
1. よく知っている
2. よくわからない
3. 確定拠出年金は安心できる
4. 確定拠出年金は不安だ
5. 会社等からの制度に関する説明は理解できた
6. 会社等からの説明は不十分だった
7. 確定給付型の年金よりも信頼できる
8. 確定給付型の年金の方が信頼できる
9. 難しそう
10. やればできそう
11. どれくらいもらえるかわからない
12. もらえる金額は十分
13. もらえる金額が少なすぎる
14. 自分で運用するのは良い
15. 自分で運用するのは嫌だ
16. 選択できる商品が少なすぎる
17. 選択できる商品が多すぎる 18. 税制優遇があるのでよい
19. 色々な制約がある
1. 今より真剣に配分先を考えると思う。
2. 今より真剣に考えたいが、どうすればよいかわからない。
3. 特に変わらないと思う。
4. わからない
1. 思う
2. 思わない
3. わからない
1. ある
2. ない
1. 積極的に活用している
2. 興味はあるが活用していない
3. 興味はない
4. 何も提供されていない
1. いつも意識している
2. 「残高のお知らせ」が届くとき意識する
3. メディアで年金の話題を見聞きしたとき意識する
4. 会社等から、確定拠出年金に関する何らかの連絡があったとき意識
5. 全く意識していない
1. 加入1年未満
2. 加入して1~3年が経過
3. 加入して4~6年が経過
4. 加入して7年以上が経過
1. 300万円未満
2. 300~500万円未満
3. 500~700万円未満
4. 700~1000万円未満
5. 1,000~1,500万円未満
6. 1,500~2,000万円未満
7. 2,000万円以上
8. わからない/答えたくない
図表15:『DCとDBの違いがわからない』層の特徴
5.9%
41.9%
3.0%
31.9%
13.9%
16.6%
1.6%
4.0%
25.1%
3.7%
29.6%
0.3%
16.1%
8.0%
14.6%
13.6%
2.9%
6.9%
6.7%
36.6%
23.4%
27.4%
12.8%
30.0%
30.6%
39.5%
51.1%
48.9%
5.2%
33.7%
18.9%
42.2%
7.6%
39.6%
6.6%
32.3%
26.3%
12.9%
30.1%
35.9%
21.1%
9.8%
37.0%
27.3%
16.4%
5.7%
0.1%
0.1%
3.6%
697
41
292
21
222
97
116
11
28
175
26
206
2
112
56
102
95
20
48
47
255
163
191
89
209
213
275
356
341
36
235
132
294
53
276
46
225
183
90
210
250
147
68
258
190
114
40
1
1
25
515
177
41
31
164
158
76
29
103
61
63
138
12
101
117
55
135
17
94
52
277
65
148
25
240
150
125
399
116
119
187
68
141
138
258
55
146
50
68
150
178
119
16
137
121
144
65
10
3
19
34.4%
8.0%
6.0%
31.8%
30.7%
14.8%
5.6%
20.0%
11.8%
12.2%
26.8%
2.3%
19.6%
22.7%
10.7%
26.2%
3.3%
18.3%
10.1%
53.8%
12.6%
28.7%
4.9%
46.6%
29.1%
24.3%
77.5%
22.5%
23.1%
36.3%
13.2%
27.4%
26.8%
50.1%
10.7%
28.3%
9.7%
13.2%
29.1%
34.6%
23.1%
3.1%
26.6%
23.5%
28.0%
12.6%
1.9%
0.6%
3.7%
分からない
分かる
38
12
1
2
11
11
8
1
3
4
2
4
0
7
9
5
10
0
10
7
28
0
10
0
18
14
6
32
6
9
12
2
15
14
19
3
9
1
3
10
15
10
0
10
16
9
2
1
0
0
31.6%
2.6%
5.3%
28.9%
28.9%
21.1%
2.6%
7.9%
10.5%
5.3%
10.5%
0.0%
18.4%
23.7%
13.2%
26.3%
0.0%
26.3%
18.4%
73.7%
0.0%
26.3%
0.0%
47.4%
36.8%
15.8%
84.2%
15.8%
23.7%
31.6%
5.3%
39.5%
36.8%
50.0%
7.9%
23.7%
2.6%
7.9%
26.3%
39.5%
26.3%
0.0%
26.3%
42.1%
23.7%
5.3%
2.6%
0.0%
0.0%
興味もあり、積極
的に活用している
会社が拠出してい
興味はあるが、ど
金額が小さいので
るお金なので特に
うしたらよいかわ
あまり興味がない
興味がない
からない
408
130
121
11
2.7%
11
8.5%
7
5.8%
185
45.3%
43
33.1%
63
52.1%
9
2.2%
4
3.1%
6
5.0%
143
35.0%
41
31.5%
27
22.3%
53
13.0%
20
15.4%
13
10.7%
74
18.1%
21
16.2%
13
10.7%
3
0.7%
5
3.8%
2
1.7%
19
4.7%
3
2.3%
3
2.5%
118
28.9%
23
17.7%
30
24.8%
15
3.7%
7
5.4%
2
1.7%
151
37.0%
27
20.8%
24
19.8%
0
0.0%
2
1.5%
0
0.0%
65
15.9%
29
22.3%
11
9.1%
20
4.9%
19
14.6%
8
6.6%
67
16.4%
15
11.5%
15
12.4%
53
13.0%
20
15.4%
12
9.9%
11
2.7%
7
5.4%
2
1.7%
23
5.6%
10
7.7%
5
4.1%
25
6.1%
9
6.9%
6
5.0%
154
37.7%
48
36.9%
25
20.7%
123
30.1%
24
18.5%
16
13.2%
85
20.8%
48
36.9%
47
38.8%
46
11.3%
10
7.7%
33
27.3%
137
33.6%
34
26.2%
20
16.5%
100
24.5%
57
43.8%
42
34.7%
171
41.9%
39
30.0%
59
48.8%
207
50.7%
69
53.1%
48
39.7%
201
49.3%
61
46.9%
73
60.3%
16
3.9%
9
6.9%
2
1.7%
162
39.7%
38
29.2%
23
19.0%
54
13.2%
32
24.6%
44
36.4%
176
43.1%
51
39.2%
52
43.0%
28
6.9%
4
3.1%
7
5.8%
169
41.4%
56
43.1%
32
26.4%
34
8.3%
6
4.6%
3
2.5%
152
37.3%
35
26.9%
29
24.0%
85
20.8%
39
30.0%
58
47.9%
54
13.2%
21
16.2%
12
9.9%
120
29.4%
37
28.5%
43
35.5%
144
35.3%
49
37.7%
42
34.7%
90
22.1%
23
17.7%
24
19.8%
46
11.3%
9
6.9%
13
10.7%
151
37.0%
49
37.7%
48
39.7%
110
27.0%
32
24.6%
32
26.4%
67
16.4%
24
18.5%
14
11.6%
23
5.6%
8
6.2%
7
5.8%
0
0.0%
0
0.0%
0
0.0%
0
0.0%
1
0.8%
0
0.0%
11
2.7%
7
5.4%
7
5.8%
DCとDBの違いが分かるか
(単位:人)
1212
218
333
52
386
255
192
40
131
236
89
344
14
213
173
157
230
37
142
99
532
228
339
114
449
363
400
755
457
155
422
200
435
191
534
101
371
233
158
360
428
266
84
395
311
258
105
11
4
44
全体
18.0%
27.5%
4.3%
31.8%
21.0%
15.8%
3.3%
10.8%
19.5%
7.3%
28.4%
1.2%
17.6%
14.3%
13.0%
19.0%
3.1%
11.7%
8.2%
43.9%
18.8%
28.0%
9.4%
37.0%
30.0%
33.0%
62.3%
37.7%
12.8%
34.8%
16.5%
35.9%
15.8%
44.1%
8.3%
30.6%
19.2%
13.0%
29.7%
35.3%
21.9%
6.9%
32.6%
25.7%
21.3%
8.7%
0.9%
0.3%
3.6%
フィデリティ退職・投資教育研究所
次の課題は拠出限度額の引き上げ
最後に、元本確保型商品の配分比率別に定性的な特徴をまとめ、元本確保型商品一辺倒
のDC資産の変更を促す方策を探る。図表16にあるとおり、今回のアンケート回答者1212人
は元本確保型商品の配分比率によって、
「わからない」266名、21.9%、
「76-100%」が205名、16.9%、
「51-75%」が112名、9.2%、
「26-50%」が221名、18.2%、
「1-25%」が162名、13.4%、
「0%」が246名、20.3%
となっている。ここでは特に、「わからない」とする266名の特徴を他のグループと比較し、そ
の比率を引き下げる方策の参考にしたい。
1. 「わからない」とする266名のうち、59.0%が「興味があるが、どうしてよいかわからな
い」と答えており、これまで重視してきたとおり、この「どうしていいかわからない」層へ
のアプローチが資産配分を積極化する最大のポイントといえる。
2. また、「わからない」とする層のうち34.6%が年収で300-500万円の層となっており、相
対的に年収が低い層ほど「わからない」ままになっている印象が強い。
3. また、税制優遇の理解は「わからない」とする層では2.3%に過ぎないが、「26-50%」
層で10.4%、「0%」層で19.1%と高くなっている。ここでも税制優遇への理解が進め
ば、資産配分に変化が出てきそうだ。
4. 「わからない」とする層では、「拠出額や残高が今より多ければ資産配分を今より真剣
に考える」とする比率が24.4%、「加入者拠出が認められれば行動が変わる」とする比
率が28.6%と、制度改正も2-3割に効果がありそうだ。ただ、「26-50%」層や「0%」
層との比較でみると、それぞれ4-5割と高い比率でポジティブに捕らえており、「わか
らない」とする層へはまずは制度の理解が進む必要があることが窺える。
5. なお、加入者拠出の認可と拠出金額引き上げを比較すると、「わからない」とする層へ
のアプローチでは前者が効果が相対的に高く(28.6%対24.4%)、逆に後者は既に
資産配分を元本確保型から移している層に効果がありそうだ。ちなみに、「26-50%」
層では41.2%対51.1%、「0%」層へでは45.5%対57.7%となっている。
確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠 22
23
確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠
税込み年収はいくら位ですか
確定拠出年金制度に加入してからどれくらい経
過していますか
ご自分の給与からも確定拠出年金が拠出できる
ようになったとしたら、確定拠出年金をもっと活用
しようと思いますか。
毎月拠出されている確定拠出年金の金額や資産
残高が今より大きければ、あなたの行動は変わる
と思いますか。
今までに株式や債券、投資信託などの投資経験
がありますか
「確定拠出年金」について今思うことは何ですか
確定拠出年金について普段意識していますか
(MA)
会社などから提供されている投資教育の機会を
活用していますか
DCに興味はありますか
DCとDBの違いを知っていますか
1.わかる
2.わからない
1.興味があって積極的に活用している
2.興味はあるがどうしたらよいかわからない
3.金額が小さいので興味がない
4.会社が拠出しているので興味がない
1. 積極的に活用している
2. 興味はあるが活用していない
3. 興味はない
4. 何も提供されていない
1. いつも意識している
2. 「残高のお知らせ」が届くとき意識する
3. メディアで年金の話題を見聞きしたとき意識する
4. 会社等から、確定拠出年金に関する何らかの連絡があったとき意識する
5. 全く意識していない
1. よく知っている
2. よくわからない
3. 確定拠出年金は安心できる
4. 確定拠出年金は不安だ
5. 会社等からの制度に関する説明は理解できた
6. 会社等からの説明は不十分だった
7. 確定給付型の年金よりも信頼できる
8. 確定給付型の年金の方が信頼できる
9. 難しそう
10. やればできそう
11. どれくらいもらえるかわからない
12. もらえる金額は十分
13. もらえる金額が少なすぎる
14. 自分で運用するのは良い
15. 自分で運用するのは嫌だ
16. 選択できる商品が少なすぎる
17. 選択できる商品が多すぎる 18. 税制優遇があるのでよい
19. 色々な制約がある
1. ある
2. ない
1. 今より真剣に配分先を考えると思う。
2. 今より真剣に考えたいが、どうすればよいかわからない。
3. 特に変わらないと思う。
4. わからない
1. 思う
2. 思わない
3. わからない
1. 加入1年未満
2. 加入して1~3年が経過
3. 加入して4~6年が経過
4. 加入して7年以上が経過
1. 300万円未満
2. 300~500万円未満
3. 500~700万円未満
4. 700~1000万円未満
5. 1,000~1,500万円未満
6. 1,500~2,000万円未満
7. 2,000万円以上
8. わからない/答えたくない
図表16:元本確保型商品の配分比率別の特徴
35.1%
64.9%
7.8%
47.8%
25.9%
18.5%
10.2%
30.2%
22.9%
36.6%
9.8%
44.4%
9.8%
33.2%
19.0%
16.1%
29.8%
7.8%
30.2%
26.8%
15.6%
5.4%
7.3%
22.9%
6.8%
29.3%
2.0%
18.5%
10.7%
17.6%
10.2%
5.9%
12.7%
5.9%
53.2%
46.8%
29.8%
17.6%
44.4%
8.3%
24.9%
41.5%
33.7%
15.1%
33.2%
33.2%
18.5%
7.8%
34.1%
28.3%
18.5%
7.3%
0.5%
1.0%
2.4%
205
72
133
16
98
53
38
21
62
47
75
20
91
20
68
39
33
61
16
62
55
32
11
15
47
14
60
4
38
22
36
21
12
26
12
109
96
61
36
91
17
51
85
69
31
68
68
38
16
70
58
38
15
1
2
5
266
47
219
4
157
44
61
13
90
48
115
9
77
26
102
98
12
138
8
63
28
36
4
11
58
8
77
1
28
15
26
20
3
6
13
116
150
65
75
63
63
76
51
139
30
82
90
64
33
92
53
50
18
0
1
19
17.7%
82.3%
1.5%
59.0%
16.5%
22.9%
4.9%
33.8%
18.0%
43.2%
3.4%
28.9%
9.8%
38.3%
36.8%
4.5%
51.9%
3.0%
23.7%
10.5%
13.5%
1.5%
4.1%
21.8%
3.0%
28.9%
0.4%
10.5%
5.6%
9.8%
7.5%
1.1%
2.3%
4.9%
43.6%
56.4%
24.4%
28.2%
23.7%
23.7%
28.6%
19.2%
52.3%
11.3%
30.8%
33.8%
24.1%
12.4%
34.6%
19.9%
18.8%
6.8%
0.0%
0.4%
7.1%
76-100%
わからない
(単位:人)
112
51
61
23
47
26
16
21
42
15
34
21
60
11
30
14
19
25
6
37
30
15
4
16
21
10
34
1
26
13
14
19
4
14
6
62
50
55
22
31
4
37
33
42
16
30
46
20
5
43
27
23
9
3
0
2
45.5%
54.5%
20.5%
42.0%
23.2%
14.3%
18.8%
37.5%
13.4%
30.4%
18.8%
53.6%
9.8%
26.8%
12.5%
17.0%
22.3%
5.4%
33.0%
26.8%
13.4%
3.6%
14.3%
18.8%
8.9%
30.4%
0.9%
23.2%
11.6%
12.5%
17.0%
3.6%
12.5%
5.4%
55.4%
44.6%
49.1%
19.6%
27.7%
3.6%
33.0%
29.5%
37.5%
14.3%
26.8%
41.1%
17.9%
4.5%
38.4%
24.1%
20.5%
8.0%
2.7%
0.0%
1.8%
221
102
119
41
113
52
15
28
87
29
77
33
116
20
67
26
33
47
6
90
55
37
7
28
52
21
74
1
43
34
39
42
8
23
24
143
78
113
49
46
13
91
67
63
30
62
79
50
10
65
74
49
17
0
1
5
26-50%
元本確保型商品の配分比率
51-75%
46.2%
53.8%
18.6%
51.1%
23.5%
6.8%
12.7%
39.4%
13.1%
34.8%
14.9%
52.5%
9.0%
30.3%
11.8%
14.9%
21.3%
2.7%
40.7%
24.9%
16.7%
3.2%
12.7%
23.5%
9.5%
33.5%
0.5%
19.5%
15.4%
17.6%
19.0%
3.6%
10.4%
10.9%
64.7%
35.3%
51.1%
22.2%
20.8%
5.9%
41.2%
30.3%
28.5%
13.6%
28.1%
35.7%
22.6%
4.5%
29.4%
33.5%
22.2%
7.7%
0.0%
0.5%
2.3%
162
33
69
12
54
23
13
12
46
12
32
16
48
5
37
12
14
20
3
40
15
24
2
11
21
5
28
3
22
15
15
34
2
15
8
69
33
54
23
24
1
48
34
20
16
39
30
17
7
40
26
20
4
1
0
4
1-25%
20.4%
42.6%
7.4%
33.3%
14.2%
8.0%
7.4%
28.4%
7.4%
19.8%
9.9%
29.6%
3.1%
22.8%
7.4%
8.6%
12.3%
1.9%
24.7%
9.3%
14.8%
1.2%
6.8%
13.0%
3.1%
17.3%
1.9%
13.6%
9.3%
9.3%
21.0%
1.2%
9.3%
4.9%
42.6%
20.4%
33.3%
14.2%
14.8%
0.6%
29.6%
21.0%
12.3%
9.9%
24.1%
18.5%
10.5%
4.3%
24.7%
16.0%
12.3%
2.5%
0.6%
0.0%
2.5%
0%
246
150
96
85
66
56
39
43
74
41
88
72
115
12
54
37
83
39
8
71
55
39
9
33
31
25
53
2
48
59
21
74
7
47
28
204
42
142
19
74
11
112
78
56
27
64
91
64
12
70
62
61
28
5
0
8
61.0%
39.0%
34.6%
26.8%
22.8%
15.9%
17.5%
30.1%
16.7%
35.8%
29.3%
46.7%
4.9%
22.0%
15.0%
33.7%
15.9%
3.3%
28.9%
22.4%
15.9%
3.7%
13.4%
12.6%
10.2%
21.5%
0.8%
19.5%
24.0%
8.5%
30.1%
2.8%
19.1%
11.4%
82.9%
17.1%
57.7%
7.7%
30.1%
4.5%
45.5%
31.7%
22.8%
11.0%
26.0%
37.0%
26.0%
4.9%
28.5%
25.2%
24.8%
11.4%
2.0%
0.0%
3.3%
フィデリティ退職・投資教育研究所
重要情報
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
当資料は、信頼できる情報をもとにフィデリティ投信が作成しておりますが、正確性・完全性について当社が責任を負うものではあ
りません。
当資料に記載の情報は、作成時点のものであり、市場の環境やその他の状況によって予告なく変更することがあります。また、い
ずれも将来の傾向、数値、運用結果等を保証もしくは示唆するものではありません。
当資料に記載されている個別の銘柄・企業名については、あくまでも参考として申し述べたものであり、その銘柄又は企業の株式
等の売買を推奨するものではありません。
当資料にかかわる一切の権利は引用部分を除き当社に属し、いかなる目的であれ当資料の一部又は全部の無断での使用・複製
は固くお断りいたします。
投資信託のお申し込みに関しては、下記の点をご理解いただき、投資の判断はお客様自身の責任においてなさいますようお願い
申し上げます。なお、当社は投資信託の販売について投資家の方の契約の相手方とはなりません。
投資信託は、預金または保険契約でないため、預金保険および保険契約者保護機構の保護の対象にはなりません。
販売会社が登録金融機関の場合、証券会社と異なり、投資者保護基金に加入しておりません。
投資信託は、金融機関の預貯金と異なり、元本および利息の保証はありません。
投資信託は、国内外の株式や公社債等の値動きのある証券を投資対象とし投資元本が保証されていないため、当該資産の市場
における取引価格の変動や為替の変動等により投資一単位当たりの価値が変動します。従ってお客様のご投資された金額を下
回ることもあります。又、投資信託は、個別の投資信託毎に投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国等が異なる
ことから、リスクの内容や性質が異なりますので、ご投資に当たっては目論見書や契約締結前交付書面を良くご覧下さい。
ご投資頂くお客様には以下の費用をご負担いただきます。
申込時に直接ご負担いただく費用: 申込手数料 上限 3.675%(消費税等相当額抜き3.5%)
換金時に直接ご負担いただく費用: 信託財産留保金 上限 1%
投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用: 信託報酬 上限 年率2.0265%(消費税等相当額抜き1.93%)
その他費用: 上記以外に保有期間等に応じてご負担頂く費用があります。目論見書、契約締結前交付書面等でご確認ください。
ご注意)上記に記載しているリスクや費用項目につきましては、一般的な投資信託を想定しております。
費用の料率につきましては、フィデリティ投信が運用するすべての公募投資信託のうち、徴収する夫々の費用における最高の料
率を記載しておりますが、当資料作成以降において変更となる場合があります。投資信託に係るリスクや費用は、夫々の投資信
託により異なりますので、ご投資をされる際には、事前に良く目論見書や契約締結前交付書面をご覧下さい。
フィデリティ投信株式会社 金融商品取引業者
登録番号: 関東財務局長(金商)第 388 号
加入協会: 社団法人投資信託協会、社団法人日本証券投資顧問業協会
DC120117-1
確定拠出年金の基礎的な理解が不可欠 24