2012年 7月号

ハートフルなんぶ
2012.7月号
長野市立南部図書館
〒388-8006
長野市篠ノ井御幣川 1201 番地
TEL (026)292-0143
FAX (026)292-0559
http://library.nagano-ngn.ed.jp/
Vol.165
夏休み学習室開放のお知らせ
夏休み期間中は平日も2階大会議室を学習室として利用できます。
期間:7月21日(土)~8月26日(日)まで
*行事・会議などで利用できない時がありますので、ご了承ください。
新刊案内
『すべては今日から』児玉
『白洲家の日々』
牧山
清/著
新潮社
≪019 コ≫
圭男/著
新潮社
≪289.1 シ≫
『100歳までひとりで動ける体をつくる!』宮田
重樹/著
主婦と生活社
『かぎ針編みのちっちゃなアクセサリー&髪かざり』
河出書房新社
『POLAの美肌食堂』
≪596 ホ≫
『世界の美しい庭』
ポーラ/編
アフロ/写真
ワニブックス
≪629 セ≫
圭子/編
≪726 ニ≫
中村
『すみれ』
文藝春秋
青山
七恵/著
『ラバー・ソウル』井上
『話虫干』小路
幸也/著
『ももこのまんねん日記
『美女の七光り』
夢人/著
林
『世界を売った男』陳
≪Fイ≫
≪Fシ≫
2012』
浩基/著
河出書房新社
≪Fア≫
講談社
筑摩書房
真理子/著
≪594 カ≫
パイインターナショナル
『日本の「かわいい」図鑑』
≪493 ミ≫
さくら
ももこ/著
マガジンハウス
玉田誠/訳
『ブルックリン』コルム・トビーン/著
集英社≪914.6 サ≫
≪914.6 ハ≫
文藝春秋
栩木伸明/訳
≪923 チ≫
白水社≪933 ト≫
今月のテーマ『芥川賞受賞作』
『ひとり日和』
青山
七恵/著
河出書房新社
『乙女の密告』
赤染
晶子/著
新潮社
伊藤
たかみ/著
『八月の路上に捨てる』
『沖で待つ』
絲山
秋子/著
≪Fア≫
文藝春秋
『アサッテの人』
諏訪
哲史
講談社
『土の中の子供』
中村
文則/著
≪Fア≫
文藝春秋
≪Fイ≫
≪Fイ≫
≪Fス≫
新潮社
≪Fナ≫
「ちょっと難しそう?」
改めて芥川賞受賞作の一覧を眺めてみる。1935年の第1回から最新第146回まで151作を
数えるが、読んだものは少ない。1957年開高健「裸の王様」は確か高校の国語の教科書にあった。
1955年遠藤周作「白い人」、1963年田辺聖子「感傷旅行」は読んだ記憶がうっすらあるが、
リアルタイムではない。1987年池澤夏樹「スティル・ライフ」は受賞数年後に誰かに借りた。1
991年辺見庸「自動起床装置」には南部図書館のリサイクル本マークが赤く押してある。東側車庫
の辺りで選ばせてもらったことが懐かしい。2009年磯崎憲一郎「終の住処」はカバーデザインに
惹かれて買って途中から未読。受賞作とは今回知った。買う時、受賞を謳う帯は目に入らなかったと
いうことか?
思えば、受賞作と言う理由で選ぶことがないのは、まず賞の選考の対象である純文学という響きに
少々難解さを感じるし、もうひとつは、「泣ける!」と大きく宣伝され身近な人達がこぞって薦めて
くる映画を、何となく観ずに終わるような天の邪鬼な癖かも知れない。
とは言いながら、このごろ昼休み用には受賞作家平野啓一郎、通勤用は現選考委員である山田詠美
(受賞はない)を楽しんでいる。さらに、先週まで通勤鞄に入っていたのは堀江敏幸「熊の敷石」で、
2000年の受賞。読むうちに雑然とした心持ちが鎮まってくるようなところから、愛読書になった。
この文庫本も「ジャケ買い」で、カバー写真が内容と相まってつくづく印象的である。
寄稿:とど
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9月号のテーマ: SF
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