注文コード No.N A 1 9 6 8 LV5216CS Bi-CMOS 集積回路 LEDドライバ http://onsemi.jp 概要 LV5216CSは、チャージポンプ回路を内蔵した携帯電話用10ch LEDドライバICである。 特長 ・LEDドライバ ×10ch(メイン、3色、1色) ・チャージポンプ内蔵 ・照度センサによるメインLED自動調光機能内蔵 ・シリアルバスによる各LED電流値調整機能内蔵 ・LOGタイプ/リニアタイプの照度センサに対応 ・照度センサON/OFF制御用出力の出力レベル切り替え可能 ・着メロ、3色LEDの同期機能対応 ・グラデーション機能内蔵(3色LED) 機能 ・チャージポンプ回路 1倍、1.5倍自動切り替え方式 1.5倍時5.0V固定出力 ・LEDドライバ メイン液晶バックライト用LEDドライバ ×6、自動調光付き LED電流5BIT切り替え 0.6~19.2mA フェードIN/OUT機能あり 外部輝度調整機能あり MLED5,MLED6は独立制御可能、フルONも可能 微灯モード 3BIT切り替え 0.2~1.6mA 3色LEDドライバ ×1 LED電流5BIT切り替え 0.6~19.2mA グラデーション機能 着メロ同期機能(SCTL:Hで強制動作) 1色LEDドライバ ×1 LED電流5BIT切り替え 0.6~19.2mA 2倍電流モードあり Semiconductor Components Industries, LLC, 2013 November, 2013 81011 SY 20090423-S00002 No.A1968-1/8 LV5216CS 絶対最大定格/Ta=25℃ 項目 記号 条件 最大電源電圧 VCC max 最大端子電圧 V1 max LEDドライバ、チャージポンプ部 許容消費電力 Pd max ※ 動作周囲温度 保存周囲温度 定格値 unit 4.5 V 6 V 850 mW Topg -30~+75 ℃ Tstg -40~+125 ℃ ※指定基板:40.0mm×50.0mm×0.8mm,4層ガラスエポキシ基板(2S2P) 最大定格を超えるストレスは、デバイスにダメージを与える危険性があります。最大定格は、ストレス印加に対してのみであり、推奨動作条件を超えての機能 的動作に関して意図するものではありません。推奨動作条件を超えてのストレス印加は、デバイスの信頼性に影響を与える危険性があります。 推奨動作条件/Ta=25℃ 項目 記号 条件 定格値 unit 電源電圧1 VBAT 3.0~4.5 V 電源電圧2 VDD 1.7~VBAT V 電気的特性/ 指定なき場合、Ta=25℃,VBAT=3.7V,VDD=2.6V,RT=27kΩ,CT=100pF,VO:LEDドライバ端子電圧 項目 消費電流 記号 条件 min ICC1 RESET:L(スタンバイモード) ICC2 RESET:H(スリープモード) ICC3 チャージポンプ動作時 VO1 IO=50mA 1倍 VO2 IO=50mA 1.5倍 ILM 1.5倍モード VBAT=3.4V LED端子電圧 MAIN電流値19.2mA設定時 typ max unit 0 5 μA 0.3 5 μA 4 7 mA チャージポンプ部 出力電圧 負荷電流 4V以上 3.65 V 5.0 V 170 mA チャージポンプ切り替わり電圧 スレッショルド電 VD1 0.25 0.35 V 400 500 600 kHz 0.2 0.6 1.7 mA 0.2 0.6 1.7 mA 0.4 1.2 3.4 mA 圧 チャージポンプクロック部 クロック周波数 Fosc LEDドライバ部 最小出力電流値 IMIN1 MAINLEDドライバ シリアルデータ=#00 VO=0.5V IMIN2 3+1色LEDドライバ シリアルデータ=#00 VO=0.5V IMIN3 1色LEDドライバ VO=0.5V 最大出力電流 シリアルデータ=#00 2倍電流モード IMAX1 MAINLEDドライバ シリアルデータ=#FF VO=0.5V 18.0 19.2 20.4 mA IMAX2 3+1色LEDドライバ 18.0 19.2 20.4 mA IMAX3 VO=0.5V 1色LEDドライバ 36.0 38.4 40.8 mA VO=0.5V シリアルデータ=#FF シリアルデータ=#FF 2倍電流モード 非直線性誤差 LE ※1 -2 2 LSB 微分直進性誤差 DLE ※2 -2 2 LSB MAX出力電流 ΔIL1 MAINLEDドライバ MAX電流設定 VO=2~0.5V -10 % ΔIL2 3+1色LEDドライバ MAX電流設定 VO=4~0.35V -10 % 次ページへ続く。 No.A1968-2/8 LV5216CS 前ページより続く。 項目 リーク電流 記号 IL1 条件 min typ max MAINLEDドライバ LEDドライバ:OFF unit 1 μA 1 μA VO=0.5V IL2 3+1色LEDドライバ LEDドライバ:OFF VO=0.5V 外部CTL電流 VEN1 MLED定電流モード電流値 MICTL端子電 -0.05 0 0.05 mA 45 50 55 % 0 0.5 mA 圧=1.8V RT2=100kΩ シリアルMISW:OFF 時との差電流 MICTLC:01h VEN2 MLED定電流モード電流値 MICTL端子電 圧=0.98V RT2=100kΩ シリアルMISW :OFF時電流値に対する割合 MICTLC:01h VEN3 MLED定電流モード電流値 MICTL端子電 圧=0V RT2=100kΩ MICTLC:01h *MICTL 端子を0V印加でLEDを消す動作はNG SWモードON抵抗 FONR MLED5,6:SW モード IL=-30mA 10 Ω 照度センサ情報入力回路1(LOGタイプ) PTD端子スレッシュ電圧1 VPLG1 明るさ 1 と明るさ 2 の切り替わり PTD 端 0.197 0.247 0.297 V 0.752 0.843 0.920 V 子電圧 シリアル TAD=0.42V,TAU=0.84V 設定 PTD端子スレッシュ電圧2 VPLG15 明るさ 15 と明るさ 16 の切り替わり PTD 端子電圧 シリアル TAD=0.42V,TAU=0.84V 設定 PTD端子スレッシュ電圧差1 ΔVPLG 明るさ n+1 と明るさ n の切り替わり PTD VPLGn+1-VPLG>0 端子電圧と明るさ n+2 と明るさ n+1 の切 (1≦n≦14) V り替わり PTD 端子電圧の差 照度センサ情報入力回路2(リニアタイプ) PTD端子スレッシュ電圧3 VPLN1 明るさ 1 と明るさ 2 の切り替わり PTD 端 0.01 0.03 0.05 V 0.84 0.99 1.14 V 子電圧 シリアル TAU=0.84V 設定 PTD端子スレッシュ電圧4 VPLN9A 明るさ 9 と明るさ 10 の切り替わり PTD 端子電圧 シリアル TAU=0.84V 設定,PTGSW:open PTD端子スレッシュ電圧差2 ΔVPLG 明るさ n+1 と明るさ n の切り替わり PTD VPLNn+1-VPLNn>0 端子電圧と明るさ n+2 と明るさ n+1 の切 (1≦n≦8) V り替わり PTD 端子電圧の差 PTD端子スレッシュ電圧5 VPLN8B 明るさ 8 と明るさ 9 の切り替わり PTD 端 0.04 0.06 0.08 V 1.08 1.23 1.38 V 子電圧 シリアル TAU=0.84V 設定,PTGSW:ON PTD端子スレッシュ電圧6 VPLN15 明るさ 15 と明るさ 16 の切り替わり PTD 端子電圧 シリアル TAU=0.84V 設定 PTD端子スレッシュ電圧差3 ΔVPLG 明るさ n+1 と明るさ n の切り替わり PTD VPLNn+1-VPLNn>0 端子電圧と明るさ n+2 と明るさ n+1 の切 (8≦n≦14) V り替わり PTD 端子電圧の差 コントロール回路部 Hレベル1 VINH1 入力Hレベル シリアル VDD×0.8 Lレベル1 VINL1 入力Lレベル シリアル 0 V VDD×0.2 V 次ページへ続く。 No.A1968-3/8 LV5216CS 前ページより続く。 項目 記号 条件 min typ max unit Hレベル2 VINH2 入力Hレベル RESET FCTL 1.5 Lレベル2 VINL2 入力Lレベル RESET FCTL 0 H出力レベル1 VHO1 出力Hレベル PTEN IL=1mA シリアルPTENH:VBAT設定時 VBAT-0.3 V H出力レベル2 VHO2 出力Hレベル PTEN IL=1mA シリアルPTENH:VDD設定時 VDD-0.3 V L出力レベル1 VLO1 出力Lレベル PTEN IL=-1mA 0 V 0.3 0.3 V V ※1:非直線性誤差:理想電流値との誤差 ※2:微分直線性誤差:1BIT増加させた時の理想の増加量に対する誤差 外形図 unit:mm (typ) 3412 SIDE VIEW BOTTOM VIEW 0.235 TOP VIEW 0.235 0.5 F E D 2.97 0.5 C B A 2.97 0.55 MAX 6 0.14 SIDE VIEW 5 4 3 2 1 0.27 SANYO : WLP36(2.97X2.97) No.A1968-4/8 LV5216CS ブロック図 & 端子配線図面 VBAT 470pF PVCC PGND 1A 2A 1B 2B OUT CPTC VBAT or VDD TEST VDD PTEN VCC SVCC EN PTGSW SDA RT PTEN GND PTD SCL PTGSW RESET PTD SCTL GRADIATION RT 75pF LEDGND2 IREF VBAT or VDD CT PTEN BLED OSC VCC SGND EN PTGSW GLED RT MLED_F RLED GND PTD IREF BLED2 RT2 MICTL LEDGND1 MLED6 MLED5 MLED4 MLED3 MLED2 MLED1 No.A1968-5/8 LV5216CS シリアルバス通信仕様 (1)I2Cシリアル転送タイミング条件 twH SCL th1 twL th2 tbuf SDA ts2 th1 ts1 ton ts3 tof 標準モード 項目 記号 条件 SCLクロック周波数 fsc1 SCLのクロック周波数 データセットアップ ts1 SDAの立下りに対するSCLのセットアップ 時間 最小値 標準値 最大値 単位 0 - 100 kHz 4.7 - - μs 250 - - ns 4.0 - - μs 時間 ts2 SCLの立ち上がりに対するSDAのセットア ップ時間 ts3 SDAの立ち上がりに対するSCLのセットア ップ時間 データホールド時間 パルス幅 入力波形条件 バス・フリー時間 th1 SDAの立下りに対するSCLのホールド時間 4.0 - - μs th2 SCLの立下りに対するSDAのホールド時間 0 - - μs twL SCLのL期間パルス幅 4.7 - - μs twH SCLのH期間パルス幅 4.0 - - μs ton SCL, SDA(入力)立ち上がり時間 - - 1000 ns tof SCL, SDA(入力)立下り時間 - - 300 ns tbuf STOP条件とSTART条件との間の時間 4.7 - - μs 高速モード 項目 記号 条件 SCLクロック周波数 fsc1 SCLのクロック周波数 データセットアップ ts1 SDAの立下りに対するSCLのセットアップ 時間 最小値 標準値 最大値 単位 0 - 400 kHz 0.6 - - μs 100 - - ns 0.6 - - μs 時間 ts2 SCLの立ち上がりに対するSDAのセットア ップ時間 ts3 SDAの立ち上がりに対するSCLのセットア ップ時間 データホールド時間 パルス幅 入力波形条件 バス・フリー時間 th1 SDAの立下りに対するSCLのホールド時間 0.6 - - μs th2 SCLの立下りに対するSDAのホールド時間 0 - - μs twL SCLのL期間パルス幅 1.3 - - μs twH SCLのH期間パルス幅 0.6 - - μs ton SCL, SDA(入力)立ち上がり時間 - - 300 ns tof SCL, SDA(入力)立下り時間 - - 300 ns tbuf STOP条件とSTART条件との間の時間 1.3 - - μs No.A1968-6/8 LV5216CS (2)I2Cバス転送方式 スタート条件とストップ条件 I2Cバスでは、データを転送している動作中は基本的に下図のようにSCLが“H”の間SDAは一定の状 態に保たれる必要がある。 SCL SDA ts2 th2 また、データ転送が行われていない時はSCLとSDA共に“H”の状態になっている。 このSCL=SDA=“H”の時、SDAを“H”から“L”に変化させるとスタート条件になり、アクセスが開 始される。SCLが“H”の時、SDAを“L”から“H”に変化させるとストップ条件になり、アクセス の終了となる。 SCL SDA ts3 th1 データの転送と確認応答 スタート条件の発生後、データの転送は1バイト(8ビット)ずつ行われる。 データ転送は何バイトでも連続で転送可能である。 8ビットのデータ転送毎に受信側より送信側にACK信号が送られる。 ACK信号はデータ転送のSCL8ビット目のクロックパルスが“L”に立ち下がった直後に送信側のSDA が解放され、受信側でSDAを“L”にすることによって行われる。 受信側がACK信号を送出後、次の1バイトの転送がそのまま受信である時、SCL9クロック目のクロッ クの立下りで、受信側はSDAを解放する。 I2CバスではCE信号が無く、その代わりに各デバイスに7ビットのスレーブアドレスが割り当てられ ており、転送最初の1バイトはこの7ビットスレーブアドレスとその後のデータの転送方向を表す。 コマンド(R/W)に割り付けられている。 7ビットのアドレスをMSBから順に転送し、8ビット目が“L”の時は2バイト目はWrite、“H”の時 はreadになる。 Start M S B L S B W A C K M S B L S B A C K M S B L S B A C K Stop Start M S B L S B W A C K M S B L S B A C K M S B L S B A C K Stop SCL SDA (WRITE) SDA (READ) No.A1968-7/8 LV5216CS データ転送書き込みフォーマット 最初の1バイトでは、スレーブアドレスとWriteコマンドが割り当てられ、次の1バイトはシリアル マップ上のレジスタアドレスを指定する。 3バイト目は、2バイト目で書き込んだレジスタアドレスで指定したアドレスへのデータ転送を行い、 それ以降もデータが連続する場合、4バイト目以降はレジスタアドレスが自動でインクリメントさ れる。これにより、指定アドレスからのデータ連続送りが可能となる。ただし、アドレスが3fhに なると次のバイトの転送アドレスは00hとなる。 データ書き込み時 S 1 1 1 0 1 0 0 A 0 0 0 0 0 0 1 1 1 A S A A A P A P A データ読み出し時 S 1 1 1 0 1 0 0 A 0 0 A S 0 0 1 0 1 0 1 A Sr 1 1 1 0 1 0 0 1 A P P A A A Sr ON Semiconductor and the ON logo are registered trademarks of Semiconductor Components Industries, LLC (SCILLC). SCILLC owns the rights to a number of patents, trademarks, copyrights, trade secrets, and other intellectual property. A listing of SCILLC’s product/patent coverage may be accessed at www.onsemi.com/site/pdf/Patent-Marking.pdf. SCILLC reserves the right to make changes without further notice to any products herein. SCILLC makes no warranty, representation or guarantee regarding the suitability of its products for any particular purpose, nor does SCILLC assume any liability arising out of the application or use of any product or circuit, and specifically disclaims any and all liability, including without limitation special, consequential or incidental damages. “Typical” parameters which may be provided in SCILLC data sheets and/or specifications can and do vary in different applications and actual performance may vary over time. All operating parameters, including “Typicals” must be validated for each customer application by customer’s technical experts. SCILLC does not convey any license under its patent rights nor the rights of others. SCILLC products are not designed, intended, or authorized for use as components in systems intended for surgical implant into the body, or other applications intended to support or sustain life, or for any other application in which the failure of the SCILLC product could create a situation where personal injury or death may occur. Should Buyer purchase or use SCILLC products for any such unintended or unauthorized application, Buyer shall indemnify and hold SCILLC and its officers, employees, subsidiaries, affiliates, and distributors harmless against all claims, costs, damages, and expenses, and reasonable attorney fees arising out of, directly or indirectly, any claim of personal injury or death associated with such unintended or unauthorized use, even if such claim alleges that SCILLC was negligent regarding the design or manufacture of the part. SCILLC is an Equal Opportunity/Affirmative Action Employer. This literature is subject to all applicable copyright laws and is not for resale in any manner. (参考訳) ON Semiconductor及びONのロゴはSemiconductor Components Industries, LLC (SCILLC)の登録商標です。SCILLCは特許、商標、著作権、トレードシークレット(営業秘密)と他の知 的所有権に対する権利を保有します。SCILLCの製品/特許の適用対象リストについては、以下のリンクからご覧いただけます。www.onsemi.com/site/pdf/Patent-Marking.pdf. SCILLCは通告なしで、本書記載の製品の変更を行うことがあります。SCILLCは、いかなる特定の目的での製品の適合性について保証しておらず、また、お客様 の製品において回路の応用や使用から生じた責任、特に、直接的、間接的、偶発的な損害に対して、いかなる責任も負うことはできません。SCILLCデータシー トや仕様書に示される可能性のある「標準的」パラメータは、アプリケーションによっては異なることもあり、実際の性能も時間の経過により変化する可能性がありま す。「標準的」パラメータを含むすべての動作パラメータは、ご使用になるアプリケーションに応じて、お客様の専門技術者において十分検証されるようお願い致しま す。SCILLCは、その特許権やその他の権利の下、いかなるライセンスも許諾しません。SCILLC製品は、人体への外科的移植を目的とするシステムへの使用、生命維持を 目的としたアプリケーション、また、SCILLC製品の不具合による死傷等の事故が起こり得るようなアプリケーションなどへの使用を意図した設計はされておらず、また、 これらを使用対象としておりません。お客様が、 このような意図されたものではない、 許可されていないアプリケーション用にSCILLC製品を購入または使用した場合 、 たとえ、SCILLCがその部品の設計または製造に関して過失があったと主張されたとしても、 そのような意図せぬ使用、 また未許可の使用に関連した死傷等から、直接 、 又は間接的に生じるすべてのクレーム、費用、損害、経費、および弁護士料などを、お客様の責任において補償をお願いいたします。また、SCILLCとその役員、従業員、 子会社、関連会社、代理店に対して、いかなる損害も与えないものとします。 SCILLCは雇用機会均等/差別撤廃雇用主です。この資料は適用されるあらゆる著作権法の対象となっており、いかなる方法によっても再販することはできません。 PS No.A1968-8/8
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