ジョン・J・カーニー

ジョン・J・カーニー
John J. Carney
ベーカー・ホステトラー
パートナー
New York
T 212.589.4255 | F 212.589.4201
[email protected]
"...大規模な規制執行事案や
訴訟で、個人・企業の弁護にお
けるカーニー氏の能力は非常に
高く評価されている“
— Chambers USA 2013 年度
ランキングにおけるコメント
業務分野


海外腐敗行為防止法(FCPA)
ホワイトカラー犯罪弁護及び
企業捜査

有価証券訴訟及び規制執行

複雑商事訴訟

コーポレート・ガバナンス

ヘルスケア
インダストリー


ファイナンシャル・サービス・
インダストリー
ヘルスケア・インダストリー
前職

米国司法省
o
司法長官管轄の特別検察官
o

米連邦地検ニュージャー
ジー地区:証券及びヘル
スケア詐欺部門、首席検
察官
o
連邦検事補
o
国内証券及び商品取引詐欺
部会
米国証券取引委員会
o
中部大西洋沿岸地区
法執行グループ
ベーカー・ホステトラーの全米ホワイトカラー弁護および企業捜査部門の共同責
任者である ジョン・カーニー は元証券詐欺部門の首席検察官、連邦検事補、米
国証券取引委員会 (SEC)の首席弁護士を歴任。 また、公認会計士でもあり“ビッ
グ 4”にランクされている大手会計士事務所にも勤務した経験を持つ。 カーニー
氏は複雑且つ大規模な商業訴訟事案、規制・刑事法執行捜査において公開企
業・私企業や金融機関の代理人として豊富な経験を有し、FCPA コンプライアン
ス、政府捜査の分野で多くの企業や企業役員に対し、助言を与え弁護を行って
きた。 FCPA 違反やその他、不適切とされる可能性のある海外・国別金融取引
分野で同氏が携わった捜査は、日本、韓国、ブラジル、ロシア、インドや中国な
ど、広域地域の主要事案におよぶ。 同氏は米国政府側の検察官として、また、
政府捜査における弁護人としての経験から、昨今、これら分野の法執行がより厳
しさを増す環境の下で、法律面だけでなく、企業信用におけるリスク軽減を目的
とした予防的管理・対応策の整備を、強くクライアントに訴えかけている。
これまで数多くの大規模な規制・法執行事案における個人の弁護でも多大な成
功を収めてきた功績により、同氏はセキュリティーズ・ドケット誌の “Enforcement
40”において、全米で最も優秀な証券法弁護人として選出された。また、米法曹
界における弁護士及び弁護士事務所のランキング最大手である Chambers USA に
ランクインしたほか、米国公認会計士協会(AICPAS) の“ファイナンシャル・フォレ
ンジック認定(CFF)” 資格も有する。 同氏は コーポレート・ガバナンス、コンプ
ライアンスと情報開示、インサイダー取引、腐敗防止やマネー・ロンダリング防止
法、証券、税法やその他金融犯罪、複数管轄区域にわたる大規模な民事およ
び刑事事案に関してアメリカ国内や海外での国際会議や研修セミナーで数多く
のレクチャーを行う。
プライベート・セクターにおける実績:
•
SEC からの委託で、ポンジー・スキームによりケイマン諸島、米国及び南米
でいくつもの投資会社や子会社を介し、複雑なヘッジファンドを運営してい
た MIK Group 社の連邦裁判所指定のレシーバー弁護士として、詐欺被害
者であったオフショア金融機関やプライベート投資家救済のため、3 億ドル
以上の不正流用資産を回収。 経営陣への指示を行なうとともに 12 社以上
のプライベートエクイティ会社やその他財産管理化におかれたファイナンシ
ャル資産の清算を実行。

o
ワシントン D.C.法執行部門
“ビッグ 4”にランクされている
大手会計事務所で公認会計士
(5 年間)
•
公開企業や取締役会に対しアジアを拠点とする FCPA 内部調査に関する
助言。
•
数十億ドル規模のグローバル企業に対し、顧客透明性ポリシーの改訂を含
む企業ガバナンスとコンプライアンス事案に関する“ベストプラクティス”を実
施するための助言。
•
5 年間におよぶ数十億ドルもの財務諸表の改訂に関連し、FCPA 会計、情
報開示、証券詐欺の罪に問われたフォーチュン 50 にランクされる大手企業
の元 CFO の弁護を成功裏に終える。
•
英国不正資金洗浄法の下において、財産没収処分を認める米国証券詐
欺違反の使用に関する英国国家犯罪対策庁の専門家証人を務めた。
弁護士登録

米国連邦地方裁判所
ニューヨーク南部地区

米国連邦地方裁判所
ニューヨーク東部地区

米国連邦地方裁判所
ニュージャージー地区

ニューヨーク州

コロンビア特別区

ニュージャージー州
学歴


ラトガース大学ロースクール
(J.D.) 1990 年卒業
ラトガース大学(B.A.) 会計学
1984 年首席にて卒業
パブリック・セクターにおける実績
•
約 15 年間にわたり、米国司法省および米国証券取引委員会において、複
雑な金融詐欺、不正開示、監査役の職務不履行、インサイダー取引、国債
取引市場操作などに重点を置いた連邦証券法違反にあたる数々の事案の
捜査および起訴。
•
米国司法省の国内証券及び商品取引詐欺部会や SEC の中部大西洋沿岸
地区法執行グループの一員として 5 年以上携わり企業汚職、証券詐欺、
FCPA 違反および開示法違反など、国内および国際的な捜査の調整。
•
連邦捜査局 (FBI) と米国内国歳入庁 (IRS) が共同で実施した、数々のオフ
ショア銀行や、これらに関連する米国の傘下銀行によるマネー・ロンダリン
グ、脱税、詐欺の 3 年間に及ぶ “オペレーション・ホット・マネー” と称される
捜査で、全米管轄首席検察官を務めた。ワシントン D.C.の司法省税金部
門及びニューヨーク、マイアミ、ニュージャージーやそのほかの地区の米連
邦地検に属する数十名もの連邦捜査官や検察官との調整を行い、1,500 人
以上の個人や企業に対する捜査を実施。 その結果、数億ドルもの未払税
や罰金の回収に繋がった。ニューヨーク・タイムズ誌がこのオペレーションを
“ケイマン諸島における銀行業務に対する前例のない識見”と称したよう
に、この事案は米国上院の行政監察小委員会による脱税やマネー・ロンダ
リングに関する重要な公聴会実施への契機となった。 歴史上最も大規模
なオフショア脱税ケースを明るみにした功績が認められ、米国司法長官か
ら直々にカーニー氏に対して名誉ある長官賞が授与された。
•
司法長官の権限の下、特別検察官として米国史上初の大規模な会計詐欺
に問われた Cendant 社の 140 億ドルにも上る会計及び証券詐欺事案訴訟
で中心的役割を果たした。この裁判は 8 ヶ月にわたり、共謀、証券詐欺、米
国政府への虚偽申請など、全ての訴因において Cendant 社の元副会長は
有罪の判決を受けた。
受賞暦:
• Chambers USA:訴訟:ニューヨーク州におけるホワイトカラー犯罪および政
府捜査 (2011 ~ 2015)
•
セキュリティーズ・ドケット:"Enforcement 40" (2013)
•
マーティンデール・ハベル (Martindale-Hubbell) AV Preeminent 認定