アクティブ・ラーニングシステム 仕 様 書 Active Learning System 平成27年10月 国立大学法人室蘭工業大学 目 次 Ⅰ. 仕様書概要説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 仕様書概要説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 1. 調達の背景及び目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 調達の背景及び目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 2. 調達物品名及び構成内訳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 調達物品名及び構成内訳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 3. 導入場所・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 導入場所・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 4. 技術的要件の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 技術的要件の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 5. その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 5.1 技術仕様等に関する留意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 技術仕様等に関する留意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 5.2 提案に関する留意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 提案に関する留意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 5.3 その他の留意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ その他の留意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 Ⅱ. 調達物品に備えるべき技術的要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 調達物品に備えるべき技術的要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 1. 包括的要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 包括的要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 2. 機器及びソフトウェア 機器及びソフトウェア・・・・・・・・ ソフトウェア・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 2.1 AV 機器・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 機器・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 2.2 AV 機器制御関係機器・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 機器制御関係機器・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 2.3 AV 機器集約管理システム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 機器集約管理システム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 2.4 タブレット型端末・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ タブレット型端末・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 2.5 スタンド型タッチパネル式マルチメディアシステム・・・・・・・・・・・・ スタンド型タッチパネル式マルチメディアシステム・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・1 ・・13 3. 性能、機能以外の要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 性能、機能以外の要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16 3.1 設置条件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 設置条件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16 3.2 搬入・据付・配線・調整・既存設備との接続及びソフトウェアのインストール 搬入・据付・配線・調整・既存設備との接続及びソフトウェアのインストール について・ について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 3.3 マニュアル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ マニュアル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 3.4 保守・支援体制 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 Ⅰ.仕様書概要説明 1. 調達の背景及び目的 室蘭工業大学(以下、「本学」という。)では、「学生が能動的に学修しやすい環境を整備すると ともに、学生の自己学習管理能力を育成する」ことを教育に関する目標の一つにしており、その実現 のためICTや実践的な取り組みを活用したアクティブ・ラーニングの導入、学生の自学自習への支 援などの教育改革を推進している。 この教育改革を迅速かつ着実に行うため、本調達によりタブレット型端末やICTシステムを導 入しアクティブ・ラーニングに最適化された講義室を整備することにより、相互支援型学習カリキュ ラムの運用の支援を行うとともに、これらの機器を活用することによりマルチメディア対応の講義 関連資料の共有や学生間の協学の促進を図り、学生の主体的な学習を支援することを目指すもので ある。 2. 調達物品名及び構成内訳 アクティブ・ラーニングシステム (構成内訳) 2.1 AV 機器 2.2 AV 機器制御関係機器 2.3 AV 機器集約管理システム 2.4 タブレット型端末 2.5 スタンド型タッチパネル式マルチメディアシステム 以上、機器の搬入・据付・配線・調整・既存設備との接続及びソフトウェアのインストールを含む。 (詳細については「Ⅱ.調達物品に備えるべき技術的要件」に示す。) 3. 導入場所 本学 教育・研究 11 号館J棟 4. 技術的要件の概要 4.1 本調達物品に係る性能・機能及び技術等(以下「性能等」という。)の要求要件(以下「技 術的要件」という。)は「Ⅱ.調達物品に備えるべき技術的要件」に示すとおりである。 4.2 技術的要件は全て必須の要求要件である。 4.3 必須の要求要件は本学が必要とする最低条件を示しており、入札機器の性能等がこれを満た していないとの判定がなされた場合には不合格となり、落札決定の対象から除外する。 4.4 入札機器の性能等が技術的要件を満たしているか否かの判定は、本学アクティブ・ラーニン グシステム技術審査職員(以下「技術審査職員」という。)が、入札機器に係る技術的仕様書 その他の入札説明書で求める提出資料の内容を審査して行う。 1 5. その他 5.1 技術仕様等に関する留意事項 5.1.1 提案する機器及びソフトウェアは、入札時点で原則として製品化されていること。入札時 点で製品化されていない機器及びソフトウェアにより応札する場合には、技術的要件を満た すこと及び納入期限までに製品化され納入できることを証明する技術的資料、開発計画書及 び確約書を併せて提出すること。なおこれらの成否は技術審査による。 5.2 提案に関する留意事項 5.2.1 提案書は日本語で記述し、特に以下の項目を記載すること。 5.2.1.1 機器・システム構成の全体概念図(ネットワーク構成を含む) 5.2.1.2 機器の配置レイアウト図 5.2.1.3 機器・ソフトウェア仕様 5.2.1.4 国内の大学(2校以上)での同様のシステムの導入実績 5.2.1.5 保守及び障害対応に関する連絡、実施等体制 5.2.2 提案書には、提案が本仕様書の要求要件をどのように満たすか、あるいは、どのように実 現するかを要求項目毎に具体的かつ分かりやすく記載すること。また、提案が仕様を満たし ていることを提案書類のどの部分で証明できるか、参照すべき箇所を明示すること。参照す べき箇所が仕様書、説明書、カタログなどである場合は、アンダーラインや色づけを付した り、余白に大きく矢印を付したりすることによって当該部分を分かりやすくしておくこと。 5.2.3 本仕様書の技術的要件に対して、単に「実現します」や「可能です」といった回答のみの 提案書の場合、有効な提案書とみなさないので、十分留意して作成すること。特に、審査す るにあたって、提案の根拠が不明確であったり、説明が不十分であるなどして、技術審査に 重大な支障があると技術審査職員が判断した場合は、要求要件を満たしていないものとみ なし、不合格とする。 5.2.4 提出資料に対する照会先を明記すること。(住所、電話、電子メール、担当者名) 5.2.5 提出された内容等について、問い合わせやヒヤリングを行うことがある。 5.2.6 保守費用やソフトウェア年間ライセンス料等、本調達後通常の使用においても定期に費用 発生の見込まれる項目に関し、その項目と年間発生費用概算額の一覧を提案書に添付するこ と。 5.3 その他の留意事項 5.3.1 機器の搬入・据付・配線・調整・既存設備との接続及びソフトウェアのインストールに要 する全ての費用は本調達に含むものとする。 5.3.2 機器の据付・配線・調整・既存設備との接続及びソフトウェアのインストールについては 搬入前に本学担当者と協議し、その指示に従うこと。 2 Ⅱ.調達物品に備えるべき技術的要件 1. 包括的要件 1.1 本学教育・研究 11 号館 J 棟1階 J107 室及び2階 J205 室に、アクティブ・ラーニングに最適化 された講義室を整備すること。なお、J107 室の定員は 80 名、J205 室の定員は 50 名である。 1.2 本システムは、AV 機器、AV 機器制御関係機器、AV 機器集約管理システム、タブレット型端末 及びスタンド型タッチパネル式マルチメディアシステムからなっており、音声・静止画・動画・ アプリケーションファイル等の各情報の伝送・共有・実行に十分に対応した性能、機能を有する こと。 1.3 ソフトウェアは、メーカーのライセンス数に関するルールに従って提供し、ライセンス違反の無 いように留意すること。 1.4 本調達で導入する機器等について、別途サーバを設ける必要がある場合には、本学で保有する仮 想サーバシステム(VMware vSphere 5.0 Enterprise)に導入すること。 1.4.1 本学で保有するサーバの仮想マシンのスペックは以下のとおりである。 1.4.1.1 演算装置(Intel 社製 Xeon E5-2450, 2.1GHz):2 コア 1.4.1.2 主記憶装置:8GB 1.4.1.3 ストレージ容量:80GB 1.4.2 Windows Server のライセンスが必要であれば本調達内で用意すること。 1.4.3 サーバにはウィルス対策及びスパイウェア対策を行うこと。なお、導入に必要なソフト ウェア(FSecure 社製 F-Secure Client Security 及び F-Secure Server Security 最新バ ージョン)は、本学が提供するが、インストール作業は本調達に含まれるものとする。 1.4.4 導入の際には本学担当者と協議し、運用に支障がないようにすること。 3 2. 機器及びソフトウェア 2.1 AV機器 AV機器 2.1.1 Wi-Fi対応短焦点プロジェクター 2.1.1.1 解像度は WXGA(1280×800 ドット)以上に対応していること。 2.1.1.2 有効光束は 3200lm 以上であること。 2.1.1.3 スクリーンサイズ対角 80 インチで投影する場合の投影距離が 70cm 以下であること。 2.1.1.4 騒音レベルが 35dB 以下であること。 2.1.1.5 画像入力端子として VGA(ミニ D-Sub15 ピン)×1、RCA×1、HDMI×2以上 のインタフェイスを有すること。 HDMI のインタフェイスは HDCP に対応したデジタルコンテンツの投影に対応しているこ 2.1.1.6 と。 2.1.1.7 本調達で導入する「2.3 AV 機器集約管理システム」から制御ができること。また同時 に、 「2.3 AV 機器集約管理システム」を用いずに、専用リモコンによりプロジェクターを 操作できること。 2.1.1.8 脱落防止措置を施し、指定場所に設置すること。 2.1.1.9 電源を切らずに、一時的に映像と音声を消す(ミュート機能)ことができること。 2.1.1.10 本調達で導入する「2.4 タブレット型端末」又はパソコン等とWi-Fi(IEEE 802.11a/b/g/n)で接続することでその画像を投影できること。 2.1.1.11 プロジェクター1台にWi-Fi(IEEE 802.11a/b/g/n)接続された4台以上のタブレッ ト型端末等の中から、最大で4台以上のタブレット型端末等の画像を同時に1つのスク リーンに投影できること。 2.1.1.12 プロジェクター単体で2.1.1.10~2.1.1.11の機能を満たせない場合には、以下の機能 を有するWi-Fi対応プレゼンテーション用機器と組み合わせることで2.1.1.10~2.1.1.11 の機能を満たすこと。 2.1.1.12.1 プロジェクターに接続することでパソコン等の画面をWi-Fi(IEEE 802.11a/b/g/n)接続で選択したプロジェクターに映像を投影できること。 2.1.1.12.2 画像出力信号としてWXGA(1280×800ドット)以上、VGA(ミニD-Sub15ピン)×1 以上、HDMI×1以上を有すること。 2.1.1.12.3 インタフェイスとしてRJ-45コネクタ×1、φ3.5mmステレオヘッドフォンミニジャ ック×1を有すること。 2.1.1.13 プロジェクター毎に、後述する工事(3.2.7参照)で設置するワイヤリングダクト(マサ ル工業(株)社製エムケーダクトフリーコンセント相当品を予定)上に画像入力端子VGA (ミニD-Sub15ピン)×1を設けること。 4 2.1.2 Wi-Fi対応プロジェクター 2.1.2.1 解像度は WXGA(1280×800 ドット)以上に対応していること。 2.1.2.2 有効光束は 4500lm 以上であること。 2.1.2.3 スクリーンサイズが対角 100 インチから 120 インチまでの投影に対応していること。 2.1.2.4 画像入力端子として VGA(ミニ D-Sub15 ピン)×1、RCA×1、HDMI×2以上のインタ フェイスを有すること。 HDMI のインタフェイスは HDCP に対応したデジタルコンテンツの投影に対応しているこ 2.1.2.5 と。 2.1.2.6 本調達で導入する「2.3 AV 機器集約管理システム」から制御ができること。また同時 に、 「2.3 AV 機器集約管理システム」を用いずに、専用リモコンによりプロジェクターを 操作できること。 2.1.2.7 脱落防止措置を施し、指定場所に設置すること。 2.1.2.8 電源を切らずに、一時的に映像と音声を消す(ミュート機能)ことができること。 2.1.2.9 本調達で導入する「2.4 タブレット型端末」又はパソコン等と Wi-Fi(IEEE 802.11a/b/g/n)で接続することでその画像を投影できること。 2.1.2.10 プロジェクター1台にWi-Fi(IEEE 802.11a/b/g/n)接続された4台以上のタブレッ ト型端末等の中から、最大で4台以上のタブレット型端末等の画像を同時に1つのスク リーンに投影できること。 2.1.2.11 プロジェクター単体で2.1.2.9~2.1.2.10の機能を満たせない場合には、以下の機能 を有するWi-Fi対応プレゼンテーション用機器と組み合わせることで2.1.2.9~2.1.2.10 の機能を満たすこと。 2.1.2.11.1 プロジェクターに接続することでパソコン等の画面をWi-Fi(IEEE 802.11a/b/g/n)接続で選択したプロジェクターに映像を投影できること。 2.1.2.11.2 画像出力信号としてWXGA(1280×800ドット)以上、VGA(ミニD-Sub15ピン)×1 以上、HDMI×1以上を有すること。 2.1.2.11.3 インタフェイスとしてRJ-45コネクタ×1、φ3.5mmステレオヘッドフォンミニジャ ック×1を有すること。 2.1.3 スピーカー 2.1.3.1 天井埋め込み型スピーカーであること。 2.1.3.2 脱落防止処置を施すこと。 2.1.3.3 公称インピーダンスが8Ωであること。 2.1.3.4 許容入力値は15W以上であること。 2.1.3.5 本スピーカーを設置する講義室内のどの場所においても、明瞭に音声が聞き取れるよ う、適切な場所に設置すること。 2.1.3.6 アコースティックエコーによる悪影響が発生しないように措置すること。 5 2.1.4 ワイヤレスアンテナ受信機 2.1.4.1 1.9GHz 帯デジタル通信方式であること。 2.1.4.2 ワイヤレスアンテナ機能と受信機機能を有していること。 2.1.4.3 1 つの講義室に設置されている全ての「2.1.5 ハンド型ワイヤレスマイク」及び「2.1.6 タイピン型ワイヤレスマイク」を同時に組み合わせて使用できること。また、教育・研 究11号館の他の講義室等のマイクと同時に使用しても混信・干渉しないこと。 2.1.5 ハンド型ワイヤレスマイク 2.1.5.1 バックエレクトレットコンデンサー型で単一指向性であること。 2.1.5.2 1.9GHz 帯デジタル通信方式であり、「2.1.4 ワイヤレスアンテナ受信機」と組み合わせ て使用できること。 2.1.5.3 充電式電池使用時、7時間以上の連続使用が可能であること。 2.1.5.4 充電式電池は、使用者が交換できること。 2.1.6 タイピン型ワイヤレスマイク 2.1.6.1 バックエレクトレットコンデンサー型で単一指向性であること。 2.1.6.2 1.9GHz 帯デジタル通信方式であり、「2.1.4 ワイヤレスアンテナ受信機」と組み合わせ て使用できること。 2.1.6.3 充電式電池使用時、7時間以上の連続使用が可能であること。 2.1.6.4 充電式電池は、使用者が交換できること。 2.1.7 ワイヤレスマイク充電器 2.1.7.1 1つの講義室に設置されている全ての「2.1.5 ハンド型ワイヤレスマイク」及び 「2.1.6 タイピン型ワイヤレスマイク」の充電を同時に行えること。 2.1.7.2 5時間以内でフル充電可能なこと。 2.2 AV機器制御関係機器 AV機器制御関係機器 「2.2.1 マトリックススイッチャーA」から「2.2.10 機器収納ラック」までの機器の接続・設定を 行い、J107 講義室及び J205 講義室のそれぞれの操作卓から AV 機器の操作ができる環境を構築する こと。 2.2.1 マトリックススイッチャーA 2.2.1.1 映像入力はDVI(HDMI、2ch音声対応)8系統以上、映像出力は16系統以上有すること。 2.2.1.2 「2.2.10 機器収納ラック」に備える外部入出力パネル等と接続し、フロントスイッチ及 び「2.3 AV機器集約管理システム」を用いてLANもしくはRS232Cのインタフェイスで遠方か らの入力・出力の選択ができること。 2.2.1.3 映像と音声は独立して切り替えることができ、現在選択中の映像・音声チャンネルを 6 フロントスイッチの照光色により容易に確認できること。 2.2.1.4 HDCPに対応していること。 2.2.1.5 HDMIケーブルによる接続は、各機器までの伝送距離が保証されているケーブルを用いる こと。なお、各機器までのDVI信号送信用ケーブルは、各ケーブルの長さに応じてDVI信号 増幅器を用いる等により、信号補償を行うこと。 2.2.2 マトリックススイッチャーB 2.2.2.1 映像入力はDVI(HDMI、2ch音声対応)8系統以上、映像出力は8系統以上有すること。 2.2.2.2 「2.2.10 機器収納ラック」に備える外部入出力パネル等と接続し、フロントスイッチ及 び「2.3 AV機器集約管理システム」を用いてLANもしくはRS232Cのインタフェイスで遠方 からの入力・出力の選択ができること。 2.2.2.3 映像と音声は独立して切り替える事ができ、現在選択中の映像・音声チャンネルをフロ ントスイッチの照光色により容易に確認できること。 2.2.2.4 HDCPに対応していること。 2.2.2.5 HDMIケーブルによる接続は、各機器までの伝送距離が保証されているケーブルを用いる こと。なお、各機器までのDVI信号送信用ケーブルは、各ケーブルの長さに応じてDVI信号 増幅器を用いる等により、信号補償を行うこと。 2.2.3 フレームシンクロナイザ 2.2.3.1 RGB、NTSCコンポジットビデオ信号、PALコンポジットビデオ信号、D5端子相当のコンポ ーネントビデオ信号の入力に対応していること。 2.2.3.2 出力はHDMIに対応していること。この場合、変換コネクタを用いても良い。 2.2.3.3 音声の重畳機能によりアナログ音声入力をHDMI出力(リニアPCM 2ch)に重畳することが できること。 2.2.3.4 「2.2.1マトリックススイッチャーA」及び「2.2.2マトリックススイッチャーB」との接 続確認が取れていること。 2.2.4 DVI/HDMIアナログ音声分離装置 2.2.4.1 HDMI信号に重畳されている音声をアナログ音声として分離できること。 2.2.4.2 「2.2.1マトリックススイッチャーA」及び「2.2.2マトリックススイッチャーB」との接 続確認が取れていること。 2.2.5 ボリュームコントローラー 2.2.5.1 音声信号を3ch以上入出力できること。 2.2.5.2 「2.3 AV機器集約管理システム」を用いてLANもしくはRS232Cのインタフェイスで遠方か らボリューム調節が行えること。 7 2.2.6 パワーアンプ 1つの講義室に設置されている全ての「2.1.3スピーカー」と接続すること。なお、拡張 2.2.6.1 ユニット等を用いてもよい。 2.2.6.2 スピーカーを最適にドライブするためのイコライザーを内蔵していること。 2.2.6.3 入力切替やマスタボリューム調整は、すべてフロントパネルで行えること。 2.2.6.4 連続出力が8Ω時に1chあたり10W以上であること。 2.2.7 マイク音量調整ユニット 1つの講義室に設置されている全ての「2.1.4ワイヤレスアンテナ受信機」と接続するこ 2.2.7.1 と。複数ユニット用いても良い。 2.2.7.2 マイクの音量調整が可能なこと。 2.2.8. パワーディストリビューター(電源制御器) 2.2.8.1 「2.2.10機器収納ラック」内に設置された電源を要する機器のうち「2.2.9スイッチング ハブ」を除く全ての機器に電源を供給すること。 2.2.8.2 最大定格電流14.9A以上であること。 2.2.9 スイッチングハブ 2.2.9.1 100Base-TX/1000Base-T 自動認識機能を有するポートが別紙系統図で指示するシステム を構築するために必要な数を備えること。 2.2.9.2 全二重通信対応であること。 2.2.10 機器収納ラック 2.2.10.1 別紙系統図で記載する機器(赤点線で囲まれる範囲)を格納すること。 2.2.10.2 機器収納ユニット数はEIA規格の30Uであること。 2.2.10.3 教卓兼用モデルであり、以下の大きさであること。 幅 1,150mm 以上 1,400mm 以下 高さ 800mm 以上 1,050mm 以下 (地面から天板まで(キャスター部含む)) 奥行 680mm 以上 750mm 以下 2.2.10.4 キャスター付で移動が可能なこと。 2.2.10.5 天板上に以下のインタフェイスを持つ外部入出力パネルを設けること。 入力 a) HDMI 2系統 b) RGB 2系統 c) ビデオ(RCA)1系統 出力 d) AC100V 電源コンセント 2.2.10.6 3口 「2.2.8パワーディストリビューター(電源制御器)」をON/OFF操作するスイッチを机面 上に設けること。 8 2.2.10.7 2.2.10.5に記載するインタフェイス及び2.2.10.6に記載するスイッチの位置は、本学担 当者と相談して決めること。 2.2.10.8 機器収納部の扉を施錠できること。 2.3 AV 機器集約管理システム タブレット型端末及びパソコンを操作端末とし、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n)経由でWeb画面上か ら各講義室のAV機器ならびにAV機器制御関係機器を操作できるシステム環境を構築すること。 2.3.1 AV機器集約管理システム 以下の操作を実施可能とするシステムを構築すること。 2.3.1.1 2.3.1.2から2.3.1.5までの操作が2講義室独立に排他制御できること。 2.3.1.2 スクリーンに表示させる機器(パソコン等)の切替、投影するスクリーンの切替及び、 スクリーンへの表示が行えること。 2.3.1.3 スピーカーから出力させる音声の切替及び、出力が行えること。 2.3.1.4 スピーカーから出力させる音量の調整が行えること。 2.3.1.5 プロジェクターの映像入力切替、電源のON/OFFが行えること。 2.3.1.6 上記の操作をWi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n)接続されたシステム操作用タブレット型端末 を用いて1つのインタフェイスで行えること。また、パソコンからも同様のインタフェイ スで行えること。 2.3.1.7 2.3.1.6のシステム操作用タブレット型端末は以下の要件を満たすこと。 2.3.1.7.1 タブレット型端末の厚さは10mm以下であり、質量は500g以下であること。 2.3.1.7.2 ディスプレイは、対角9インチ以上11インチ以下とし、2048×1536ピクセル以上、解 像度は264ppi以上であること。マルチタッチディスプレイであること。 2.3.1.7.3 Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac)に対応していること。 2.3.1.7.4 ストレージ容量は16GB以上であること。 2.3.1.7.5 OS は Apple 社製 iOS8 相当以上の機能を有すると判断されること。 2.3.1.7.6 演算装置はApple社製Apple A8X(1.5GHz・64Bit)又はこれと同等以上の性能、機能 を有すると判断されること。 2.3.1.7.7 電源アダプタ及びUSB経由でパソコンを使って充電できること。 2.3.1.7.8 Webブラウザに対応していること。 2.3.1.7.9 内蔵バッテリーを有し、バッテリー駆動時間が9時間以上であること。 2.3.1.7.10 φ3.5mmステレオヘッドフォンミニジャック、内蔵スピーカー、及び内蔵マイクロ フォンを有すること。 2.3.2. 2.3.1のインタフェイスの作成については以下のとおりとする。 2.3.2.1 Webブラウザから操作できるWebアプリケーションとし、特定のデバイスに依存せず、 汎用のタブレット型端末及びパソコン(Microsoft社製Windows7以上及びApple社製iOS8 以上)により操作が可能であること。 9 2.3.2.2 管理者が操作画面やボタンのカスタマイズをできること。 2.3.2.3 プロジェクターの電源のON/OFF及び表示させる機器、スピーカーの音量調整及び 出力させる音声の組み合わせを予めシステムに登録し、簡単な操作で設定した状態に 準備できる一括操作機能を有すること。また、管理者が組み合わせの追加・削除・変 更をできること。 2.3.2.4 AV機器ならびにAV機器制御関係機器の追加・変更・削除ができること。 2.3.2.5 操作する機器の起動・セットアップをボタン1つで操作できること。 2.3.2.6 ドラッグ&ドロップ操作等を用いて視覚的に分かりやすい操作画面を実現すること。 2.3.2.7 視覚的に分かりやすい操作画面を実現するために、作成に当たっては、本学担当 者と緊密に調整すること。 2.4 タブレット型 タブレット型端末 2.4.1 タブレット型端末 2.4.1.1 タブレット型端末の厚さは10mm以下であり、質量は500g以下であること。 2.4.1.2 ディスプレイは、対角9インチ以上11インチ以下とし、2048×1536ピクセル以上、解像度 は264ppi以上であること。マルチタッチディスプレイであること。 2.4.1.3 Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac)に対応していること。 2.4.1.4 ストレージ容量は16GB以上であること。 2.4.1.5 OS は Apple 社製 iOS8 相当以上の機能を有すると判断されること。 2.4.1.6 演算装置はApple社製Apple A8X(1.5GHz・64Bit)又はこれと同等以上の性能、機能を有 すると判断されること。 2.4.1.7 電源アダプタ及びUSB経由でパソコンを使って充電できること。 2.4.1.8 Webブラウザに対応していること。 2.4.1.9 内蔵バッテリーを有し、バッテリー駆動時間が9時間以上であること。 2.4.1.10 φ3.5mmステレオヘッドフォンミニジャック、内蔵スピーカー、及び内蔵マイクロフォ ンを有すること。 2.4.1.11 以下の各音声ファイルに対応していること。 2.4.1.11.1 MP3(8〜320 kbps) 2.4.1.11.2 WAV 2.4.1.12 以下の各動画ファイルに対応していること。 2.4.1.12.1 H.264ビデオ 2.4.1.12.2 MPEG-4ビデオ 2.4.1.12.3 AVIビデオ 2.4.1.13 以下の各アプリケーションファイルが表示可能であること。 2.4.1.13.1 JPEG、GIF、TIFF、PNG(画像) 2.4.1.13.2 .doc .docx(Microsoft Word) 2.4.1.13.3 .htm .html(ウェブページ) 10 2.4.1.13.4 PDFファイル(Adobe Acrobat) 2.4.1.13.5 .ppt .pptx(Microsoft PowerPoint) 2.4.1.13.6 .txt(text) 2.4.1.13.7 .rtf(リッチテキストフォーマット) 2.4.1.13.8 .xls .xlsx(Microsoft Excel) 2.4.1.14 各タブレット型端末のAppleIDもしくはそれに相当するIDを代理で作成して各端末に設 定すること。 2.4.1.15 各タブレット型端末を本学で用意する無線LANアクセスポイントに接続できるように設 定すること。 2.4.1.16 以下のソフトウェアを各タブレット型端末にインストールし初期設定を行うこと。 2.4.1.16.1 Adobe社製 Adobe Acrobat Reader 2.4.1.16.2 Apple社製 Keynote 2.4.1.16.3 Apple社製 Pages 2.4.1.16.4 Apple社製 Numbers 2.4.1.16.5 google社製 Gmail 2.4.1.16.6 Readdle 製 Documents 5 2.4.1.16.7 Dropbox Inc 製 Dropbox 2.4.1.16.9 Microsoft 社製 OneDrive 2.4.1.16.10 Google 社製 Google ドライブ 2.4.1.16.11 本調達で導入する「2.1.1 Wi-Fi対応短焦点プロジェクター」及び「2.1.2 WiFi対応プロジェクター」に投影するために必要なソフトウェア 2.4.1.16.12 本調達で導入する「2.4.2 タブレット型端末管理システム」と連携するために必 要なソフトウェア 2.4.1.16.13 本調達で導入する「2.5 スタンド型タッチパネル式マルチメディアシステム」と 連携するために必要なソフトウェア 2.4.1.17 各設定情報の構成プロファイルを作成し、本学に提供すること。 2.4.1.18 機器基本情報一覧(シリアル番号、MAC アドレス、端末識別番号及びソフトウェアをイ ンストールするために必要なID)を記載した書類を提出すること。 2.4.1.19 本体にカラーバリエーションがある場合、落札業者決定後、既製品色の中から本学が 指定するものとすること。 2.4.2 タブレット型端末管理システム 2.4.2.1 クラウドサービスであること。 2.4.2.2 管理対象のタブレット型端末等のハードウェア情報、ソフトウェア情報をリモートで取 得し、一元的に管理できること。 2.4.2.3 Webブラウザから管理が行えること。 2.4.2.4 タブレット型端末等がどのネットワークに接続しているかどうかを簡単に把握できるよ 11 う、管理画面でネットワークごとのタブレット型端末等の接続状況を図表として確認で きること。 2.4.2.5 一定期間通信が行われていない、必要なソフトウェアがインストールされていないとい ったことを検知し、管理画面で確認できること。また、必要に応じて管理者などにメー ルで通知できること。 2.4.2.6 システム、マニュアル、サポートは日本語に対応していること。 2.4.2.7 管理対象タブレット型端末等のインストール制限やパスコードの設定ルールなどを管理 画面からリモートで適用できること。 2.4.2.8 管理画面から指定したタブレット型端末等に対し、複数のソフトウェアを一括してリモ ートで配付できること。 2.4.2.9 一元購入したライセンスの管理、配付、回収ができること。その際、規約更新時等を除 いては、サイレントインストールができること。 2.4.2.10 不要なソフトウェアがインストールされていないか、または、必要なソフトウェアが インストールされているかをチェックし、管理画面で確認できること。必要に応じて、 メールで管理者に通知する機能も有すること。 2.4.2.11 紛失や盗難等の際に、位置情報の把握、リモートロック、リモートワイプができるこ と。リモートワイプは、管理ソフトウェア及びデータの削除、または、初期化を選択で きること。リモートロックでは、管理者からのメッセージ表示ができること。 2.4.2.12 タブレット型端末管理システムの構成・設定については本学担当者と協議の上構成を するものとする。 2.4.2.13 タブレット型端末管理システムへ本調達で導入するタブレット型端末の登録・ユーザ ー登録を実施し、本システム上からの一元管理を可能な設定とすること。 2.4.3 タブレット型端末用充電保管庫 2.4.3.1 「2.3.1 AV機器集約管理システム」用タブレット型端末及び「2.4.1 タブレット型 端末」を保管しながら充電できること。 2.4.3.2 キャスター付で施錠ができること。 2.4.3.3 1台につき20台以上格納できること。 2.4.3.4 以下の大きさであること。 幅 500mm 以下 高さ 1,100mm 以下 奥行 600mm 以下 2.4.3.5 本調達で導入するタブレット端末をJ109室に80台、J204室に50台それぞれ保管するた めに必要な台数を用意すること。 12 2.4.4 タブレット型端末用ケース 2.4.4.1 素材は、ポリウレタン製であること。 2.4.4.2 蓋部分を三つ折りすることにより、タブレット型端末のスタンドとしての機能を有す ること。 2.4.4.3 カバーに内蔵されたマグネット等により、タブレット型端末がカバーから外れない構 造となっていること。 2.4.4.4 色は落札業者決定後、既製品色の中から本学が指定するものとすること。 2.5 スタンド型タッチパネル式マルチメディアシステム 2.5.1 機能に関しては以下の要件を満たすこと。 2.5.1.1 同時表示機能 パソコンやタブレット型端末から送信された2.5.1.1.1から2.5.1.1.4で指定するコンテ ンツを本装置上で表示できること。なお、以下の機能要件は同時に満たす必要はない。 2.5.1.1.1 以下の各静止画ファイルは、20ファイル以上を同時に表示できること。 2.5.1.1.1.1 BMP 2.5.1.1.1.2 PNG 2.5.1.1.1.3 JPEG 2.5.1.1.1.4 GIF 2.5.1.1.1.5 TIFF 2.5.1.1.2 以下の各動画ファイルは、4ファイル以上を同時に表示できること。 2.5.1.1.2.1 3GPビデオ 2.5.1.1.2.2 M2TSビデオ 2.5.1.1.2.3 MTSビデオ 2.5.1.1.2.4 WMVビデオ 2.5.1.1.2.5 MOVビデオ 2.5.1.1.2.6 MP4ビデオ 2.5.1.1.3 以下の各アプリケーションファイルは、4ファイル以上を同時に表示できるこ と。 2.5.1.1.3.1 .doc .docx(Microsoft Word) 2.5.1.1.3.2 PDFファイル(Adobe Acrobat) 2.5.1.1.3.3 .xls .xlsx(Microsoft Excel) 2.5.1.1.3.4 .ppt .pptx .pps .ppsx(Microsoft PowerPoint) 2.5.1.1.4 .htm .html(ウェブページ)は、2画面以上を同時に表示できること。 2.5.1.1.5 電源ON後、専用ソフトが自動起動してすぐに利用できること。 2.5.1.2 タッチパネル操作機能 スタンド型タッチパネル式マルチメディア装置上に表示されたコンテンツをタッチパネ ルで操作できること。 13 コンテンツ全体を拡大・縮小、回転、90度単位での回転、コピー及び削除ができ 2.5.1.2.1 ること。 2.5.1.2.2 タッチパネル操作で表示したコンテンツに対して、書込み及び書込み内容の消去 ができること。 2.5.1.2.3 メインエリアのコンテンツをドラッグ操作のみで一時保管できること。 保存・印刷機能 2.5.1.3 パソコンやタブレット型端末から、送信されたコンテンツをスタンド型タッチパネル 式マルチメディア装置で保存及びプリンターに接続することにより印刷できること。 静止画ファイルは、元のファイル形式、MHT、PDFの各ファイル形式で保存及び印 2.5.1.3.1 刷できること。 2.5.1.3.2 動画ファイル及びアプリケーションファイルは、元のファイル形式で保存できる こと。 Webページは、保存時自動キャプチャーして、BMP、MHT、PDFの各ファイル形式で 2.5.1.3.3 保存及び印刷できること。 2.5.1.4 タブレット型端末連携機能 2.5.1.4.1 スタンド型タッチパネル式マルチメディア装置から、タブレット型端末へ静止画コ ンテンツ画面の送信及び受信をすることが可能であること。 2.5.1.4.2 スタンド型タッチパネル式マルチメディア装置から各タブレット型端末へ静止画 コンテンツ画面を一斉送信できること。 2.5.1.4.3 スタンド型タッチパネル式マルチメディア装置から送信された静止画コンテンツ 画像をタブレット型端末上で拡大・縮小、90度回転、コピー、削除、書込み及び書 込み内容の消去できること。 2.5.1.4.4 タブレット型端末からスタンド型タッチパネル式マルチメディア装置へ静止画コ ンテンツ画像を個別送信できること。 2.5.1.5 パソコン連携機能 パソコンからスタンド型タッチパネル式マルチメディア装置に対して、パソコンで表示 している画面を一操作で送信できること。 2.5.1.5.1 パソコンからスタンド型タッチパネル式マルチメディア装置に送信したコンテン ツに対して、パソコン上で行った操作がスタンド型タッチパネル式マルチメディア 装置上の表示にリアルタイムで反映されること。 2.5.1.5.2 パソコンからスタンド型タッチパネル式マルチメディア装置に送信したコンテン ツに対して、スタンド型タッチパネル式マルチメディア装置のタッチパネルでマウ ス操作ができること。また、パソコンの表示にリアルタイムで反映されること。 2.5.1.6 プロジェクター連携機能 スタンド型タッチパネル式マルチメディア装置に表示されているコンテンツをタッチパ ネル上の一操作により、スクリーンに当該コンテンツが表示されること。 2.5.2 ハードウェアは以下の要件を満たすこと。 14 モニター部は、タッチパネル式で、 20インチ以上25インチ以下のフルハイビジョン 2.5.2.1 液晶ディスプレイであること。また、タッチパネルは2点以上の認識ができること。 2.5.2.2 内蔵パソコン部は、以下の要件を満たすこと。 2.5.2.2.1 演算装置は、Intel社製Core i7プロセッサ 960(3.20GHz)又はこれと同等以上 の性能、機能を有すると判断されること。 2.5.2.2.2 主記憶容量は、8GB以上であること。 2.5.2.2.3 ギガビットイーサネットに対応したネットワークインターフェースを2個以上 有していること。 2.5.2.2.4 スピーカーは2W以上×2(ステレオ)を内蔵していること。 2.5.2.2.5 内蔵HDDまたはSSDドライブは120GB以上であること。 2.5.2.2.6 スキャン部は、以下の要件を満たすこと。 2.5.2.2.6.1 カラースキャン、モノクロスキャンできること。 2.5.2.2.6.2 読取速度は、A4縦で片面10秒/枚以下であること。なお、この場合の解像 度はカラースキャンの場合は300dpi以上、モノクロスキャンの場合は600dpi以 上とする。 2.5.2.2.7 VGA(D-sub15pin)、DVI端子、HDMI端子の各端子を有すること。また、映像を出力 した際の解像度はフルハイビジョン(1,920×1,080ドット)以上であること。 2.5.2.2.8 USB2.0に対応したUSB端子を3個以上有していること。 2.5.2.2.9 非接触型のインタフェイスである、トランスファージェットにより、対応のデジ タルカメラからスタンド型タッチパネル式マルチメディア装置へデータが転送で きること。 2.5.2.2.10 外形寸法は、以下の大きさであること。 950mm 以下 高さ 1,500mm 以下 奥行 850mm 以下 幅 2.5.2.2.11 2.5.3 質量は70kg 以下であること。 ソフトウェア要件 OSはMicrosoft社製日本語版Windows7 Professional 64bit相当以上の機能を有すると 2.5.3.1 判断されること。 2.5.3.2 機器を円滑に動作させるためのソフトウェアが必要な場合は用意すること。 2.5.3.3 ウィルス対策及びスパイウェア対策を行うこと。なお、導入に必要なソフトウェア (FSecure社製 F-Secure Client Security 最新バージョン)は、本学が提供するが、 インストール作業は本調達に含まれるものとする。 15 3. 性能、機能以外の要件 3.1 設置条件 3.1.1 J107 講義室及びJ205 講義室は、二重床となっており床下に配線可能である。 3.1.2 調達物品は以下の別表1及び別表2のとおり各部屋へ設置すること。 3.1.3 機器配置の詳細については別紙配置図を参考とし、詳細については別途本学担当者と協議 すること。 別 表 1 J107講義室 J205講義室 Wi-Fi 対応短焦点プロジェクター 8台 4台 Wi-Fi 対応プロジェクター 1台 1台 スピーカー 6台 4台 ワイヤレスアンテナ受信機 1式 1式 ハンド型ワイヤレスマイク 2本 2本 タイピン型ワイヤレスマイク 2本 2本 ワイヤレスマイク充電器 1式 1式 マトリックススイッチャーA 1台 ― マトリックススイッチャーB ― 1台 フレームシンクロナイザ 3台 3台 DVI/HDMI アナログ音声分離装置 1台 1台 ボリュームコントローラー 1台 1台 パワーアンプ 1式 1式 マイク音量調整ユニット 1式 1式 パワーディストリビューター(電源制御器) 1台 1台 スイッチングハブ 1台 1台 機器収納ラック 1台 1台 AV 機器集約管理システム 1式 1式 1式 1式 J109室 J204室 タブレット型端末 80台 50台 AV 機器集約管理システム用タブレット型端末 1台 1台 タブレット型端末用充電保管庫 1式 1式 スタンド型タッチパネル式マルチ メディアシステム 別 表 2 16 3.2 搬入・据付・配線・調整・既存設備との接続及びソフトウェアのインストールについて 3.2.1 搬入・据付・配線・調整・既存設備への接続及びソフトウェアのインストール・セットアッ プを行い各機器の動作確認を行うこと。なお、これらに要する費用は全て本調達に含まれる。 3.2.2 別紙系統図及び配置図を参考のうえ設置及び配線を行うこと。 3.2.3 性能、機能に関する要件の各項目で、機器の接続に際し特に記載がない場合でも、要件を 満たすのに必要なインタフェイス、アダプタ、ケーブル及びドライバーソフトウェア等を実 装すること。 3.2.4 室内配線は隠ぺい配線とし、天井もしくは二重床内へ敷設すること。 3.2.5 立ち上がり、引き下げ配線は、ワイヤリングダクト等へ収納すること。なお、後述工事に て設置予定のワイヤリングダクトを使用してもよい。 3.2.6 機器に使用する電源は、以下に記すものを使用してよい。なお、これ以外に必要となる場 合は、本調達にて電源工事を実施するものとする。 3.2.6.1 ビデオプロジェクター用電源(天井面、AC100V15A×1口) 3.2.6.2 フロアコンセント用電源(二重床内、Panasonic 社製、AC100V15A ハーネス分岐、1階 30 回路・2階 10 回路。ただし OA タップ等を含まない。) 3.2.7 本調達と合わせて、以下の工事を別途行う。受注者は工事業者及び本学担当者と協議し、 適切な納入に努めること。 3.2.7.1 壁付ホワイトボード 3.2.7.2 同上、ワイヤリングダクト設置 3.2.7.3 天井撤去復旧、照明・空調・換気設備改修 3.2.8 学内 LAN(J105 の既設スイッチ)(以下、「学内 LAN」という。)との接続及びこれに付帯 する工事は、全て受注者が責任をもって実施すること。なお、これらに要する費用は全て本 調達に含まれる。また、学内 LAN との接続に際しては、学内 LAN の運用に支障のないよう配 慮すること。 3.2.9 機器の設置にあたっては、地震等の自然災害に備える方策を本学担当者の協議し、その対 策を行うこと。 3.2.10 本調達で導入する「2.4タブレット型端末」は、各タブレット型端末を番号管理できるよう に、番号を記したラベル等を1台毎に貼付すること。なお、付番については本学担当者と協 議し、その指示に従うこと。 3.2.11 本調達で導入する「2.4.4タブレット型端末用ケース」は、タブレット型端末に取り付けた 状態で納入すること。 3.2.12 搬入の日程については別途本学担当者と協議し、その指示に従うこと。 3.2.13 受注者は機器設置調整後、仕様に定められた機能、性能であることを本学担当者の立ち会 いのもとで確認する。 17 3.3 マニュアル 3.3.1 以下に示す日本語のマニュアルを提供すること。 3.3.1.1 AV 機器集約管理システム 紙媒体2部、電子媒体1部 3.3.1.2 タブレット型端末マニュアル(管理者用) 紙媒体2部、電子媒体1部 (プロファイルをインストールする手順等が記載されていること。) 3.3.1.3 タブレット型端末簡易マニュアル 紙媒体2部、電子媒体1部 (電源 ON/OFF 手順、ロック、アンロック手順、再起動手順等が記載されていること。) 3.3.1.4 スタンド型タッチパネル式マルチメディアシステム(管理者用) 紙媒体2部、電子媒体1部 3.3.1.5 スタンド型タッチパネル式マルチメディアシステム(利用者用) 紙媒体2部、電子媒体131部 (電子媒体131部のうち、130部は本調達で導入する「2.4 タブレット型端末」に インストールして納入すること。) 3.3.2 マニュアルが改訂された場合、再度必要部数を提供すること。 3.4 保守・支援体制 3.4.1 機器の故障発生時には翌日まで(土曜日、日曜日、国民の祝日及び本学の休業日を除く)に 技術者を派遣し、修理を開始できる体制が整備されていること。 3.4.2 納入検査終了から1年間は、ソフトウェア・ハードウエアの保守を含めて無償による保証 をすることとし、追加費用を一切発生させないこと。 3.4.3 導入にあたり、本学が指定する日時、場所で以下のとおり導入講習を行うこと。講習に関 わる経費(人件費、交通費、資料費等)は本調達に含まれる。 ・管理担当者向け 1回以上で必要な時間 ・教員(使用者)向け 2回以上で必要な時間 18 J107講義室 システム系統図 RGB 211短焦点 プロジェクター 2215DVI信号 増幅器 無線投影機器 21112 RGB 211短焦点 プロジェクター 2215DVI信号 増幅器 HDMI-1 無線投影機器 21112 RGB HDMI-2 211短焦点 プロジェクター 2215DVI信号 増幅器 221マトリクス スイッチャーA 211短焦点 プロジェクター 2215DVI信号 増幅器 22105外部 入力パネル RGB-1 無線投影機器 21112 RGB 223フレームシンクロナイザ 211短焦点 プロジェクター 2215DVI信号 増幅器 無線投影機器 21112 223フレームシンクロナイザ RGB-2 無線投影機器 21112 RGB RGB ビデオ 211短焦点 プロジェクター 2215DVI信号 増幅器 223フレームシンクロナイザ 無線投影機器 21112 2215DVI信号 増幅器 212 プロジェクター 無線投影機器 21211 RGB 211短焦点 プロジェクター 2215DVI信号 増幅器 25スタンド型タッチパネル 式マルチメディアシステム 無線投影機器 21112 RGB 2215DVI信号 増幅器 211短焦点 プロジェクター 無線投影機器 21112 214ワイヤレスアンテナ受信機 227マイク 音量調整 ユニット 215ワイヤレスマイク (ハンド型)×2 216ワイヤレスマイク (タイピン型)×2 217マイク用充電器 224DVI/HDMIアナログ 音声分離装置 225ボリューム コントローラー 226 パワーアンプ 213 スピーカー 213 スピーカー 213 スピーカー 213 スピーカー 213 スピーカー 213 スピーカー 228パワーディストリビュー ター(電源制御器) は本調達に含まない DVI/HDMI信号 J棟既設スイッチ アナログRGB信号 229スイッチングハブ ビデオ信号 無線LAN AP 無線LAN AP 2210機器収納ラック 音声信号 LAN 別 紙 制御信号 本学保有の仮想 サーバ J205講義室 システム系統図 RGB 211短焦点 プロジェクター 2215DVI信号 増幅器 無線投影機器 21112 RGB 211短焦点 プロジェクター 2215DVI信号 増幅器 無線投影機器 21112 RGB HDMI-1 HDMI-2 211短焦点 プロジェクター 2215DVI信号 増幅器 222マトリクス スイッチャーB 無線投影機器 21112 RGB 22105外部 入力パネル RGB-1 2215DVI信号 増幅器 211短焦点 プロジェクター 2215DVI信号 増幅器 212 プロジェクター 223フレームシンクロナイザ RGB-2 223フレームシンクロナイザ ビデオ 223フレームシンクロナイザ 無線投影機器 21112 無線投影機器 21211 25スタンド型タッチパネル 式マルチメディアシステム 214ワイヤレスアンテナ受信機 227マイク 音量調整 ユニット 215ワイヤレスマイク (ハンド型)×2 216ワイヤレスマイク (タイピン型)×2 217マイク用充電器 224DVI/HDMIアナログ 音声分離装置 225ボリューム コントローラー 226 パワーアンプ 213 スピーカー 213 スピーカー 213 スピーカー 213 スピーカー 228パワーディストリビュー ター(電源制御器) は本調達に含まない DVI/HDMI信号 J棟既設スイッチ アナログRGB信号 229スイッチングハブ ビデオ信号 無線LAN AP 無線LAN AP 2210機器収納ラック 音声信号 LAN 制御信号 本学保有の仮想 サーバ 別紙 ○教育・研究11号館J棟1階 -J107講義室内調達物品配置図 調達物品凡例 PJA :短焦点プロジェクター PJB TB :プロジェクター :タブレットラック SP :スピーカー(天井) ラック :教卓兼機器収納ラック N 2,000 2,000 2,000 2,000 2,500 5 PJA J110 PJA ラック 7,500 SP SP PJA SP J109 J107 講義室 CH=2,700 CH=2,700 J105 保管室 J104 配電盤室 CH=直天 CH=直天 11,000 5,000 PJA PJB TB TB TB TB 6,000 CH=2,700 4’ PJA J108 ロボットアリーナ事務室 J106 収納室 CH=直天 SP PJA CH=2,700 7,500 3’ SP SP PJA J103 機械室 CH=直天 5,000 4 PJA 4,000 J102 通り芯 29,200 3 PS 男子便所 CH=2,400 415 CH=2,700 女子便所 CH=2,400 7,800 身障者便所 CH=2,400 EV PS 18,200 1,600 7,800 1,260 J101 ロボットアリーナ 2,300 CH=3,000 CH=2,700 U 1,100 U U 3,300 2,200 390 裏口 2 6,400 6,400 ホール CH=2,700 2,710 ラウンジ 風除室 CH=2,700 1 スロープ^2 スロープ^2 U 1,000 U 壁芯 壁芯 215 215 4,000 4,000 4,000 4,000 4,000 4,000 4,000 3,200 28,000 H G F E D C B A U ○教育・研究11号館J棟2階 -J205講義室内調達物品配置図 調達物品凡例 PJA :短焦点プロジェクター PJB TB :プロジェクター :タブレットラック SP :スピーカー(天井) ラック :教卓兼機器収納ラック N 11,000 7,500 6,000 5 4’ 屋上(1) 5,000 4 7,500 3’ 通り芯 29,200 3 ラック PJA 415 4,000 PS 1,450 1,050 PJA PS J204 女子便所 CH=2,400 2,000 2,000 1,000 廊下 CH=2,400 U 390 2,200 EPS CH=2,600 2,582.5 2,000 J205 講義室 2 7,800 EV PS 18,200 2,300 CH=2,600 1,500 SP CH=2,600 2,000 SP TB TB TB 7,800 5,800 PJB 5,800 J202 3,300 U 6,400 SP J203 J201 CH=2,600 CH=2,600 6,400 PJA SP 2,710 PJA 1 壁芯 壁芯 215 4,000 200 4,000 4,000 4,000 4,000 4,000 3,200 4,000 28,000 H G F E D C B A
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