韓国へ輸出する際の 注意事項 輸入禁制品 主な対象品目 関税法234条項による以下の禁止品目 1.憲法秩序を乱す恐れのある品目、及び公共の秩序または、風俗を害する書籍・刊行物・図画、映画・レコード・ ビデオ・彫刻、またはこれに該当するもの 2.政府の機密を漏洩したり諜報活動に使われる物品 3.貨幣・債権やその他の有価証券の偽造品・変造品または、模造品 <主管省庁、機関> 税関 www.customs.go.kr 現地において確認が必要とされる主な項目および規制 輸入ライセンスが必要な主な輸入管理品目 食品 ・事前に商品の成分等の詳細を食品医薬品安全庁(KFDA)に届け出をし、「輸入食品等の事前確認登録」を行い、 輸入通関前にはKFDAより「輸入届出済み証」の交付を受ける必要があります。 ・植物検疫の対象品に該当する品目は、検疫を受ける必要があります。 ※製造成分によっては輸入ができない場合があります。 ◎食品は出荷前に下記項目を確認して下さい。 1.食品衛生法 に適合するか否か確認し、その基準を満たさなければなりません。 *使用した原材料が適正かどうか *食品添加物の使用基準の遵守 *製造加工基準の遵守 ※製造・加工時に使用した添加物の溶媒および残留量を確認しなければなりません *食品衛生法第10条(表示基準)および施行規則第8条(誇大広告、虚偽表示と過大包装)の遵守 *包装基準の遵守(容器や包装材の材質・名称確認) *表示義務の対象となる遺伝子組み換え食品かどうか *有機食品は国際有機農業運動連盟(IFOAM)、または輸出国政府が公認した認証機関の「有機農認証書」の提出が必要 2.健康食品の場合 *製品の成分配合率や使用可能な成分かどうか *製造方法の説明書(特に加温が必要な場合“○○℃で○○分”など詳細に表示されなければなりません) *成分が健康機能食品に関する基準や規格に適合かどうか *用途および使用方法 *過大表示または虚偽表示の有無(現品とその包装紙) *その他、参考資料(分析証明書、製品説明書、検査証明書など) ※詳細は食品医薬品安全庁にお問い合わせください。 <主管省庁、機関> 食品医薬品安全庁 http://www.kfda.go.kr KDFA 輸入食品 情報サイト http://www.foodnara.go.kr/importfood/src/main/main_poll.jsp 動植物類 ・動・植物、果物野菜類、農林産物など: 輸入植物検疫証明証が必要 <主管省庁、機関> 農林水産検疫検査本部 http://www.qia.go.kr 武器類 ・銃砲、刀剣、火薬類など(模造・装飾用含む) : 輸入の都度、銃器刀剣許可証が必要 ※品目及び輸入目的により異なる主管省庁の許可が必要なため注意が必要です。 <主管省庁、機関> 軍用 - 防衛事業庁 http://www.dapa.go.kr/index.jsp 軍用以外の輸入 - 警察庁 http://www.police.go.kr/japan/main.jsp 医薬品 品目及び輸入目的により事前に食品安全庁長の許可または韓国医薬品輸出入協会長の標準通関予定報告書の 承認が必要 <主管省庁、機関> 食品医薬品安全庁 http://www.kfda.go.kr 廃棄物 ・廃棄物の国家間移動及びその処理に関する法律に該当する物品 : 廃棄物輸入許可(変更)申込書 管轄流域・地方環境庁長の承認が必要 <主管省庁、機関> 環境庁 http://www.me.go.kr 有害化学物質 ・有害化学物質及びそれを保有する製品全般 : 製造成分に従った有害化学物質確認書が必要 <主管省庁、機関> 韓国化学物質管理協会 http://www.kcma.or.kr その他注意点 【必要書類項目、規制事項を満たさない場合、韓国税関にて差し止め、品物の没収、 破棄および返送となる可能性があ ります。】 ※地域により、条件・規制等が一部異なる場合があります。 ※上記記載項目以外にも禁止・規制品や輸送上の規制がある場合があります。 ※掲載情報につきましては充分に注意して掲載しておりますが、当該サイトにアクセス頂いた時点において、その内容が常に最新 で、かつ、実効性を保有していることを保証するものではございません。当情報が原因にて発生した損害につきましては、弊社では 責任を負いかねますので予めご了承下さい。(掲載情報取得日:2012.08.31) ※掲載情報に関わる最終的な法的解釈判断は、各国当局に帰属します。
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