表1 [1]投票所型 [2]ネットワーク型 [2

表1
[1]投票所型
現在の方式
①有権者確認(認証機
能),2重投票の防止
電子投票システム研究会
の方式
NTT方式(A)
ブラジル方式
[2-2]運用上の仮定を
必要とする方式
[2]ネットワーク型
[2-3]物理的な仮定を必要とする方式
NTT方式(B)
NTT方式(C)
選挙管理委員会が受付で 選挙管理委員会が受付で 選挙管理委員会が受付で 電子投票箱とは別のコン 選挙管理委員会は投票者 投票者は投票内容に選挙 投票者は投票内容を拘束
投票者を確認する
投票者を確認する
投票者を確認する
ピュータが投票者を確認 を認証する
管理委員会の署名を「ブ し,それに対する選挙管
する
ラインド署名」で入手す 理委員会の署名を「ブラ
インド署名」で入手する
る
投票者は選挙管理委員会 投票者は選挙管理委員会 投票者は選挙管理委員会 確認されると電子投票箱 選挙管理委員会は暗号化
から投票用紙を受け取る から「電子投票券」を受 から「電子投票券」を受 が作動状態になる
された投票に選挙管理委
け取る
け取る
員会の署名をつけて,投
票者の氏名を削除して集
計者へ送信する
投票者はその受取とし
て,選挙管理委員会に
「署名」を発行する
②無記名投票(プライバ 投票者は隔離された場所 投票者はその投票券を用 投票者はその投票券を用 投票者は電子投票箱の画 投票者は,投票内容を集
シー保護)
で投票内容を書き込む
いて投票端末から投票す いて投票端末から投票す 面を見ながらボタンを操 計者の「公開鍵」で暗号
る
る
作して投票する
化し,選挙管理委員会へ
送信する
投票者は投票箱へ投票用
紙を入れる
投票者は,集計用コン
ピュータから,投票に対
する「署名」を受け取る
③集計監視(不正防止) 集計者は立会人の隣席の 集計端末が投票端末と
もと,投票箱の中から投 「オンライン」で結ばれ
票用紙を取り出す
ているため,投票締切後
ただちに結果が判明する
集計端末が投票端末と
「オンライン」で結ばれ
ているため,投票締切後
ただちに結果が判明する
集計者は投票を集計する
投票者は,選挙管理委員
会の署名付き投票内容を
匿名通信路で,集計者に
送信する
選挙管理委員会は署名付
き投票内容を公開する
電子投票箱のフロッピー 集計者は, 選挙管理委員
ディスクに各有権者の投 会の署名を確認する
票を記録し,「暗号化」
する.
集計者,選挙管理委員会
の署名を確認し,正当な
投票内容のみを集計し,
公表する
投票者は,投票内容の開
示に用いる情報を匿名通
信路で,集計者に送付す
る
集計者は,復号された投
票内容のみを集計する
集計者と投票内容のリス フロッピーディスクを各 署名の確認された投票に
関して,自分の秘密鍵で
トを公表し,選挙管理委 地の集計センターに運
復号して集計する
員会が公表した投票者の び,復号して集計する
リストを「投票者自身」
がチェックする
①有権者確認,2重投票 選挙管理委員会が受付で 選挙管理委員会が受付で 選挙管理委員会が受付で 電子投票箱とは別のコン 選挙管理委員会はネット 選挙管理委員会はネット
の防止
投票者を確認
投票者を確認
投票者を確認
ピュータが投票者を確認 ワーク上の認証方式など ワーク上の認証方式など
によって有権者の確認を によって有権者の確認を
おこなっている
おこなっている
選挙管理委員会はネット
ワーク上の認証方式など
によって有権者の確認を
おこなっている
電子投票箱に細工がない 選挙管理委員会が投票者 匿名通信路を用いて投票 匿名通信路を用いて投票
の氏名を削除して集計者 されている
されている
に送信している
②無記名投票
投票用紙や投票箱に細工 投票端末に細工がない
がない
③集計監視
立会人の監視のもとで開 集計用コンピュータに不 投票内容を公開し,選挙 集計用コンピュータに不 投票内容を公開し,選挙 投票内容を公開し,選挙 投票内容を公開し,選挙
票,集計
正がない
管理委員会の署名を投票 正がない
管理委員会の署名を確認 管理委員会の署名を確認 管理委員会の署名を確認
者自身が確認する
する
する
する
セキュリティ技法
物理的な手段
富山表1/表1
投票端末に細工がない
投票者は,選挙管理委員
会の署名付き投票内容を
匿名通信路で,集計者に
送信する
ディジタル署名方式
暗号方式
2000.10.18 10:47
公開鍵暗号方式
匿名通信路/ブラインド 匿名通信路/コミットメ
署名方式
ント方式
富山慶典