日本社会事業大学報 第 60 号 全国の福祉リーダーを養成する 平成 23 年 3 月 31 日発行 巻 頭 言 伝統を引継、さらに革新的変革を! 理事長 鷲 尾 悦 也 3月11日午後、マグニチュード9.0という世 さて、私が大学の理事長に就任してからはや 界最大級の地震が東北地方太平洋沖を震源に発 10 ヶ月が経過しました。これまで大学で教鞭 生しました。 をとった経験はあるものの、大学の経営につい ては全くの素人で、戸惑いの連続でした。 本学におきましては、大震災後、直ちに髙橋 学長を本部長とする緊急対策本部を立ち上げ、 しかし、基本的には一般の企業や官公庁、労 被災地域出身学生や教職員の被災状況の把握、 働組合、NPOなど組織運営の基本は同じだと 校舎等の被害状況の確認に努め、必要な対策の いうことに気がつきました。それはその中で働 検討を行うなど、教職員一丸となって迅速な対 くすべての人たちが帰宅するときに充実した一 応を講じたところです。 日であるという実感が持てる職場であることで す。そうした現場では、職員が一丸となって、 被災された方々への支援活動としまして、ま どんなに困難な課題が待ち受けていても、元気 ず、被災された学生や教職員に対して見舞金の に挑戦できる気持ちになることが大切です。 支給を決定、さらに、対策本部の下に義援金委 員会を設置し「日社大東日本大震災義援金」口 大学は、普通の職場とは違うのではと反論す 座を開設して被災された皆様への義援金募金活 る意見もあるかもしれませんが、そうではない 動を開始、また、学生、教職員のボランティア と思います。授業やゼミにおいても、学生の皆 活動を積極的に支援していくため、 「災害支援 さんが先生と一緒になって明るい雰囲気で研 ボランティアセンター」を立ち上げ、被災地へ 究、学習に励むことが学識の向上に大いに役立 のボランティア活動を積極的に進めていくこと つのです。 としています。 学生は大学にとって需要家です。その家族は その需要を支える大切なスポンサーです。しか あらためましてこの度の大震災により亡くな し、大学が提供する学問という商品は、陳腐化 られた多くの方々のご冥福を心からお祈り申し が非常に早く、すぐに売れなくなります。供給 上げますとともに、被災されました皆様には心 側である先生方にも格段の努力が必要でしょう よりお見舞い申し上げます。 し、そのため経営としての環境整備も大切です。 本学が、日進月歩する学問に遅れることなく、 その発展の先導役になることもたいへん重要な ことです。 -1- 巻 頭 言 本学は、創立以来社会福祉研究の向上に寄与 最後になりますが、今も地震と津波に襲われ することを使命として運営されてきました。ま た地域では、多くの同窓生の皆様が、被災され た、あわせて我が国における指導的社会福祉従 た方々の支援のために日夜奔走されていると 事者の養成および研修について主導的役割を果 伺っています。 たしてきました。 まだ予断を許さない余震が続いている状況下 での支援活動は、並大抵のことではないと思い その結果、本学は我が国のさまざまな福祉分 ます。本学としましては、同窓会と連携をとり 野に卒業生を送り出し、自治体、社会福祉施設、 ながら、被災地域へできる限りの支援を行って 医療機関、教育機関等の第一線で重要な役割を いく所存です。 担っています。 被災地域が一日も早く復興し、日々安らかに 現在、急速な少子・高齢化の進展、デフレの 送れることを心よりお祈り申し上げます。 長期化、労働条件の低迷など社会福祉を巡る状 況は大きく変化しています。しかし、そうであ ればあるほど社会福祉の果たすべき役割が大き いことは言うまでもありません。 また、 そのための人材育成が求められており、 本学に対する期待も高まっています。そのため にもこれまで役職員、同窓生の皆様が積み上げ てきた伝統と実績、信頼を基礎におきながらさ らに飛躍するよう努力していかなければなりま せん。 そのために視野を大きく広げ、社会福祉の分 野に止まらず周辺科学の蓄積も活用し、積極的 理論の提言を進めるべきであり、その提言を竹 丘から清瀬、東京、関東、日本から世界へと発 信する体制を作り上げたいと考えています。 -2- 東日本大震災関連 東北地方太平洋沖地震対策本部を設置 3月11日午後に発生した東北地方太平洋沖地 大会の二日目)を決め、法人で準備に取りかかっ 震、それに伴う津波、さらには福島第一原発の ているところです。 放射能漏れ、電気の計画停電、公共交通の大幅 入学式については、4月5日に予定どおりに な制限と、深刻な生活問題が発生しました。日 本学講堂で開催することにしました。だが、様々 本社会事業大学東北地方太平洋沖地震対策本部 な危険(リスク)を回避するために、午前11時 を大学にいた関係部署の責任者により地震発生 から学部入学式を、午後1時から大学院入学式 直後に立ち上げ、それぞれの時点での方針を決 をそれぞれB棟101教室で開催する準備を進め 定し、安心・安全対策を決定し迅速な対応をし ています。日本社会事業大学始まって以来の初 てきました。 めての経験です。ぜひ、入学される学部生、大 特に、3月18日の卒業式については様々な条 学院生、ご家族・ご親族の皆様のご理解をお願 件を考慮し延期を決め、下記のとおり学長メッ いします。厳粛でしかも華美にならず、関係者 セージを本学ホームページに掲載し、最終的に の思い出に残る式典を関係者の英知を集め準備 は6月26日(日)開催すること(6月25日・26 しているところです。 日の日本社会事業大学社会福祉学会50周年記念 学 長 髙橋 重宏 (本学ホームページより) 学位授与式の延期にあたって 学 長 髙 橋 重 宏 3月11日の午後に発生した、千年に一度と言 本日(3月18日)予定していた学位授与式の われたマグニチュード9.0という東北地方太平 延期は、このような事態が刻々と激変するなか 洋沖地震により、多くの方が犠牲となり、被災 で学生、院生の安全・安心を熟慮したことによ されました。その影響は現在も終息をみるに至 る苦渋の決断です。学生生活を締めくくる重要 らず、余震が続き、計画停電や交通機関の混乱 な式典の延期は、まことに残念な決定でありま に加え、ガソリン、灯油、生活物資の不足も生 すが、卒業生、修了生及びご家族のご理解をお じています。地震の影響による東京電力福島第 願いいたす次第です。 一原発事故はその被害は拡大する一方で世界中 が凝視しています。 -3- 東日本大震災関連 日本社会事業大学の建学以来の教育方針は、 卒業生・修了生の皆さんがソーシャルワー 博愛の精神に基づく社会貢献「忘我友愛」 、社 カーとして社会に旅立つにあたり、あらためて 会福祉の理論を窮め、ソーシャルワーク実践を 本学の建学の理念を確認し、本学の卒業生、修 常に大切にすること「窮理窮行」 、異なる文化、 了生がこの思想を体現し行動してくださること 異なる民族、異なる国籍の人々と共に生きる社 を期待いたしております。 会の創生「平和共生」を体現できる学生の教育 であります。 学位授与の式典の延期日程については、でき るかぎり早期に設定し、お知らせいたします。 今、地震と津波に襲われた各地域では、多く 重ねて、卒業生、修了生のみなさん及びご家族 の同窓生たちが、 被災された方々の支援のため、 のご理解をお願いいたします。 昼夜を問わず、支援活動に奔走しています。 ソーシャルワーク実践は、傷ついた弱い立場 最後に、被災地の皆様に衷心からのお見舞い にある人間に寄り添い、個人や家族を支援し、 を申し上げるとともに、犠牲になられた方々の 同時にコミュニティや社会へ働きかけ、社会を ご冥福をお祈りいたします。 変革する機能・役割を意味します。 2011年3月18日 -4- 東日本大震災関連 東日本大震災義援金へのご協力をお願いします。 日本社会事業大学東北地方太平洋沖地震対策本部 髙 橋 重 宏(学長) この度の東北地方太平洋沖地震により、東日 本の各地に多大な被害がもたらされました。 被災された皆様に心からお見舞い申し上げま すとともに、犠牲となって尊い命を失われた 方々のご冥福を謹んでお祈りいたします。 さて、被災された地域では、いまでもたくさ んの方々が救援の手を求めておられます。 そこで、 日本社会事業大学では、 被災された方々 への支援のため、 日本社会事業大学に関わる皆様 からの義援金を受け付けることといたしました。 義援金は、 大学内の募金箱でお受けするほか、 次の受付口座でもお受けしております。皆様の 温かいご協力をお願いいたします。 今回お預かりします義援金は、中央共同募金 会を通じて被災された地域に届けられ、被災さ れた方々の生活支援や地域の復興に役立たせて いただきます。また、その一部については被災 しました同窓生などへの支援等に活用させてい ただくこととしております。 お振り込みいただく受付口座は次のとおりで す。 振込手数料は、ご負担願います。但し、三井 住友銀行本支店のATMによる振込の場合は、 「振込手数料受取人負担」を選択していただく ことで、三井住友銀行様のご協力により、手数 料が無料となります。 【義援金受付口座】 三井住友銀行 清瀬支店(店番号849) 普通預金 №4693269 口座名:「社大震災義援金口」 (略称) (シャダイシンサイギエンキングチ) ※本募金については、税法上の寄付金控除の 対象とはなりませんので、ご留意願います。 なお、義援金に関するお問い合わせ先は以下 の窓口にお願いいたします。 学部生・院生の皆さん ……学生支援課 042-496-3110 通信課程学生の皆さん ……通信教育室 042-496-3200 同窓会の皆さん ……校友室 042-496-3053 子ども学園保護者の皆さん ……子ども学園 042-491-8131 上記以外のお問い合わせは次にお願いしま す。 総務課 Tel 042-496-3000(代) Fax 042-496-3001 Mail:[email protected] 日社大災害支援ボランティアセンターの設置について 3月22日、日本社会事業大学地震対策本部 の下に 「日社大災害支援ボランティアセンター」 を立ち上げました。 このセンターは災害支援ボランティア学生の 登録、被災地に関する情報収集、情報発信等で 被災者支援を行っていく組織です。 当センターの主な役割は、 1.災害支援ボランティアを行う学生の登録 2. 被災地および後方支援におけるボラン ティア情報の収集 3.学生・教職員への災害支援ボランティア 情報の提供 4.災害支援に関するボランティアコーディ ネート 5.被災地における卒業生の状況把握及びボ ランティアニーズの収集などです。 -5- 日社大災害支援ボランティアセンター 〒204-8555 東京都清瀬市竹丘3-1-30 問い合わせ:日本社会事業大学学生支援課 TEL: 042-496-3112 大学の動き 日中比の大学が連携し、アジア型ソーシャルワークを開発 ~中国・華東理工大学、フィリピン大学と交流協定を締結~ 左:髙橋重宏(日本社会事業大学学長) 右:徐永祥教授(華東理工大学社会与公共管理学院院長) <華東理工大学> 日本社会事業大学(東京都清瀬市、学長:髙橋重宏)は、平成22年11月4日付で、中華人民共和国の 華東理工大学社会与公共管理学院と、相互の学術研究及び教職員の交流における協力と、それによる両校の 教育・研究の発展を目的として、交流協定を締結しました。 <アジア型ソーシャルワーク・スタンダードの開発> 本学は、すでに中国の頂点的大学である北京大学とも交流協定を結んでいます。 今回、経済の中心地である上海に位置し、中国においてソーシャルワーク実践研究分野でリーダー的役割 を担っている華東理工大学と協定を結ぶことで、社会福祉分野での両国の絆をさらに強固なものにしました。 本協定は、日本と中国の文化的交流及び協力体制の強化の一環と位置づけることができます。 協定の第一の目的は、両校が協力してアジア型のソーシャルワーク・スタンダードを開発・確立していく ことです。交流協定には、災害リスク管理のソーシャルワーク等の個別テーマにおける共同研究、教員・学 生の交換留学、研究資料・データの収集・交換等、多岐に渡る交流内容が盛り込まれています。 <日本社会事業大学アジアウィークの一環として調印> 交流協定書の調印は、11月3日(水)~5日(金)に開催された国際会議『日本社会事業大学アジアウィー ク』の一環として行われました。 アジア13カ国から多数の研究者・実践家が参加し、特にAPASWE(アジア太平洋ソーシャルワーク教 育連盟)との共催で行われた「ソーシャルワークの定義の再検討」セッションにおいては、 「ソーシャルワー ク」について、政治・経済等の国情を超えた新たな定義の必要性が確認され、欧米とは異なるアジア型の定 義の必要性が共通認識されました。 華東理工大学の徐教授は「調和の重要性」「研究者側からの発信の重要性」を述べ、日本社会事業大学と ともにソーシャルワーク・スタンダードの開発を進めていくことを約束しました。 ◇交流協定書の概要 日本社会事業大学と、中国トップクラスの重点大学である華東理工大学社会与公共管理学院(上海)との 交流協定書では、研究の交流と人員の交流を行うことを定めています。 1 研究の交流 セミナーやシンポジウム、研究会の開催、研究資料及びデータの収集、情報の交換、研究成果報告書 の発行などの研究交流のため、相互に協力する。具体的な条件については、事業ごとに協議する。 2 人員の交流 教育・研究の発展という目的達成のため、教職員を相互に受け入れて、講義、研修、共同研究・個人 研究、意見交換等を行う。 両大学は、交流協定に先立ち、社会福祉・社会保障に関する研究交流を行ってきた実績があり、ソーシャ ルワーク実践教育に関する共同研究も進行中です。 -6- 大学の動き <フィリピン大学> 日本社会事業大学は、平成22年11月24日付でフィリピン大学と交流協定を締結しました。協定内容は、華 東理工大学と同様の内容です。 フィリピン大学は、フィリピンで唯一の国立大学であり、アジア型ソーシャルワークの開発において、両 国の絆が強化されたといえます。なお、平成23年2月3日~9日には本学学部生がフィリピン大学を訪れ、 3月11日にはフィリピン大学大学院生が本学を訪れるなど、人材交流が始まっています。 ※ この2大学との協定により、海外の本学との協定校は10校となりました。 アジア・太平洋の声を一つに ~アジアウィークの開催~ 日本社会事業大学(東京都清瀬市、学長:髙橋重宏)では、2010 年度の環太平洋社会福祉セミナー を、アジア福祉創造センター創立2周年を記念し、日本社会事業大学アジアウィークとして次の とおり実施しました。特に、11月4日には、アジア太平洋11カ国の代表が「ソーシャルワークの定 義」改訂について初めてそれぞれの国内の現状を報告しました。 最終的には、2012年ストックホルムでの国際会議総会で決議されます。 日 時: 11月3日(水・祝日) ~ 11月5日(金) 各日9:30開始 会 場: 日本社会事業大学 教学棟A101教室(東京都清瀬市) 主 催: 日本社会事業大学 アジア福祉創造センター 参加国: オーストラリア、バングラデシュ、中国、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、 ニュージーランド、ネパール、フィリピン、シンガポール、スリランカ、タイ(13 ヵ国) ①11月3日( 水 )「移住女性と子どものエンパワメントのための国際円卓会議」 共催:アジア太平洋ソーシャルワーク教育学校連盟(APASWE) 当事者による移住女性と子どもと支援の抱えるトランスナショナルな問題に対応する多文化 ソーシャルワーク機能を強化するための国際的な連携を深めます。 ②11月4日( 木 )「ソーシャルワーク国際定義アジア太平洋地域ワークショップ」 主催:アジア太平洋ソーシャルワーク教育学校連盟(APASWE) 日本社会事業大学アジア福祉創造センター 共催:国際ソーシャルワーク教育学校連盟(IASSW)、日本社会福祉教育学校連盟(JASSW) 現在の定義は私たちに、私たちの実践、思考、価値にあっているのであろうか。 ばらばらのつぶやきを、アジア・太平洋地域のまとまった一つの声にします。 ③11月5日( 金 )第19回 環太平洋社会福祉セミナー 「災害リスク管理のソーシャルワーク教育の理論と実践」 共催:アジア太平洋ソーシャルワーク教育学校連盟(APASWE) このセミナーの目的は、アジア地域における災害リスク管理のソーシャルワーク人材育成 の ための教科書を開発することにあります。災害復興は長期的な社会開発であり、私たちはし なやかなコミュニティを構築するためのソーシャルワーカーの役割について検討します。 -7- 同窓会の動き 1.同窓会の総会について ○豊岡 敬(本学社会福祉学部14期卒、都立 平成22年10月30日(土)午後、本学文京キャ ンパスで総会開催。今回は今年度で退職される 萩山実務学校長) 「児童相談所の現状と課題」 山下英三郎先生、児玉桂子先生と本学卒業生の 豊岡敬(都立萩山実務学校長)先生を講師とし 2.本学卒業生 佐藤弘樹さん秋の褒章を授章 て学習会を開催。参加者の多くは学習会にも出 平成22年2月に東京・杉並区の「JR高円寺 席されたいへん有意義な総会となりました。ま 駅」で、自己の危難を顧みず線路に転落した女 た、終了後には「同窓会福祉サロン」において 性を救助した本学卒業生の佐藤弘樹さん(49期 懇親会が行われ、退職される先生を囲んで社大 卒)は、秋の褒章のうち、人命を救助した者に の思い出や同窓会活動の話などで盛り上がり、 授与される「紅綬褒章」を授章されました。佐 同窓生の親睦の場となりました。 藤さんの授章は最年少だそうです。 今回は、会員数が多い首都圏支部(東京、神 佐藤さんは、本学社会福祉学部福祉援助学科 奈川、埼玉、千葉)活動の支援も考慮し、清瀬 を2009年卒業。在学中はラグビー部の主将で活 世代で首都圏在住者へダイレクトハガキを送 躍し、卒業後は本学で勉学してきた児童福祉を 付、学習会の講師依頼には、初めての試みでも 活かし児童福祉施設に勤務しています。 あり東京都支部の全面的協力をいただき進めら れてきました。今後もこのような学習会を首都 圏支部の応援を受けて文京キャンパスで開催す ることを考えています。 ◇学習会の概要◇ ○山下英三郎(本学社会福祉学部教授) 「ス クールソーシャルワーク ~これまで とこれから~」 ○児玉桂子(本学社会福祉学部教授) 「環 境づくり支援プログラムを用いて ~ 認知症高齢者のケアと暮らしの向上を図 る~現場での実践と研究から」 ◆同窓会総会にて講演する3講師(左から山下、右上から児玉、豊岡各先生) -8- 支部活動の状況(平成22年9月以降) ○長崎県同窓会 ○滋賀県同窓会 日 時:平成22年9月11日(土) 日 時:平成22年10月3日(日) 場 所:長崎国際大学 場 所:滋賀県 ホテルニューオウミ 内 容:支部総会及び社会福祉セミナー 内 容:支部総会及び講演会 テーマ:福祉サービス利用者の権利について テーマ:滋賀県の地域福祉の経過と現状 講師他:若穂井透教授、数間文夫 (校友室) 講師他:川上雅司支部長 ○山形県同窓会 日 時:平成22年10月23日(土) 場 所:山形県河崎温泉いしやま旅館 内 容:支部総会 ○熊本県同窓会 ◆挨拶する平光同窓会長崎県支部長 日 時:平成22年11月6日(土) 場 所:熊本県 公徳会カルチャーセンター 内 容:支部総会及び福祉公開講演会 テーマ:子どもの虐待への社会的対応 ○福島県同窓会 日 時:平成22年9月25日(土) 場 所:福島県 パレスの樹 内 容:支部総会及び福祉セミナー テーマ:認知症ケアのあり方を考える 講師他:今井幸充教授、数間文夫 (校友室) ◆福島県支部同窓会の方々 講師他:髙橋重宏 学長、伊藤博胤(同窓会)、 加藤総務部長、畑戸企画室主任 学長講演に加え、教育後援会九州地区の在学 生保護者への相談会も同時に催された。 学長講演では、124名、教育後援会相談会では、 2名の参加者がありました。 ◆福島県支部セミナー -9- ◆熊本県支部で講演する髙橋学長 ◆九州地区同窓会役員会 ○富山県同窓会 テーマ:地域福祉のこれからと担い手として 日 時:平成22年11月13日(土) の役割 場 所:サンシップとやま 講師他:大橋謙策特任教授 内 容: 支部総会及び講演 テーマ:障害を持つ人たちとともに守る中山 ○静岡県同窓会 間地 :社大の動向、本部同窓会の活動、他 県支部の状況 日 時:平成22年12月18日(土) 場 所:静岡県社会福祉総合会館 講師他:吉田勇次郎、伊藤博胤 (同窓会) 内 容:静岡県ソーシャルワーカー協会 静 岡県地域ソーシャルワーク関係団体 合同研修会 テーマ:地 域包括ケアをめぐる施策動向と ○群馬県同窓会 ソーシャルワークの課題と展望 日 時:平成22年11月20日(土) 講師他:平野方紹准教授 場 所:ホテルメトロポリタン高崎 内 容: 支部総会及び講演会 テーマ:障がい者総合福祉法(仮称)の創設 準備にかかる現状の取り組みについ ○広島県同窓会 て 日 時:平成23年2月11日(金) 講師他:佐藤久夫教授 場 所:広島県相生市 内 容: 支部総会及び講話 テーマ:広島の被爆者として平和を願い、現 在・過去の福祉に対する思い等 ○宮城県同窓会 講師他:樽本叡支部長、伊藤博胤 (同窓会) 日 時:平成22年12月11日(土) 場 所:東北福祉大学 内 容:支部総会及び地域福祉フォーラム -10- 教育後援会 ■日本社会事業大学教育後援会の活動状況について 平成20年度に発足し3年目を迎える教育後援会は、これまで学生支援に関わる様々な活動をしています。 本年度の具体的な活動は、次のとおり平成22年度事業計画に基づき実施したところです。 ① 社会福祉士国家資格取得支援として 模擬試験(社養協主催)の受験料一部を援助……実施済 <受験料7,800円の内、1300円を168名へ援助> 模擬試験 (福祉教育ガレッジ主催)の受験料一部を援助……実施済 <受験料4,000円の内、1000円を180名へ援助> ② サークル活動・ボランティア活動支援として <15団体へ約100万円(1団体 上限10万まで)の援助> ③ 実施事業 ア.海外交流事業(スタディツアー等)への援助 イ.会員交流会の開催 計 約15万円 ④ その他 ア.台風の影響で、社大祭への援助については、対象イベントが中止になり、援助は見送りとなりました。 イ.インフルエンザ予防接種への援助については、学内接種を行わなくなったため、接種費用の一部援助は見送り となりました。 ウ.ア.及びイ.に代わり、平成22年度はさらなる学習環境の整備をはかるべく、講堂の時計やイベント用テント の購入を行いました。 また、教育後援会は今後、本学同窓会各支部とタイアップをし、活動をより充実させたものにしていこうと考えて おります。 そこで今年度は、はじめての試みとして、同窓会熊本県支部とタイアップし、九州地区在住の在学生保護者(25名) の皆様全員に、熊本市において公開講演会と在学生保護者への相談会のご案内をしました。 当日<2010年11月6日(土)>の公開講演会では、124名、在学生保護者への相談会では、2名の参加者がありました。 今後とも保護者等関係者の皆様方のご理解とお力添えをよろしくお願いいたします。 ・写真左 : 教育後援会が、「保護者のためのなんでも相談コーナー」を設置 ・写真中 : 相談をする保護者の方々 ・写真右 : 熊本県支部にて教育後援会の紹介をする加藤総務部長 -11- トピックス ■第3回 社大 OF THE YEAR 社大に貢献したぞ~ !! コンテスト 「社大 OF THE YEAR 社大に貢献したぞ~ !! コンテスト」は、日本社会事業大学教職員が、社 大のために貢献してきたことを顕彰することで、職員の意欲の向上に寄するとともに、今後の業務 改善や改革に活かし、組織の活性化に繋げる目的で、3年前から実施されており、常務理事会にて 授賞者を決定しております。 2010年度も常務理事会にて審議が行われ、 12月9日(木)大学の忘年会にて授賞式が行われました。 授賞者は、以下のとおりです。 なお、今回特別に野球部の優勝に大きく貢献したとし、本学準硬式野球部 監督 藤崎信一さん が、理事長特別賞を受賞されました。 所属名・団体名 代 表 名 テ ー マ 最優秀賞 子ども学園 佐藤 美由紀 園児確保作戦 優秀賞 準硬式野球部指導者 添田 正揮 スポーツを通じた 学生指導による成果 優秀賞 社会福祉学部 斉藤 くるみ 社大の魅力をさらに アップさせました! 理事長特別賞 準硬式野球部監督 藤崎 信一 ※今回特別に受賞 <授賞式の風景> ■最優秀賞に決まった子ども学園職員のみなさん ■優秀賞の斉藤くるみ先生 -12- 日本社会事業大学 〒204–8555 東京都清瀬市竹丘 3 - 1 - 30 TEL 042-496-3000 http://www.jcsw.ac.jp
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