平成19年12月第6回 坂井市議会定例会議事日程(第1号) 平成19年12月6日(木)午前10時 開議 1.議事日程 〔第1号〕 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 認定第1号 平成18年度坂井市一般会計歳入歳出決算の認 定について 日程第4 認定第2号 平成18年度坂井市国民健康保険特別会計歳入 歳出決算の認定について 日程第5 認定第3号 平成18年度坂井市老人保健特別会計歳入歳出 決算の認定について 日程第6 認定第4号 平成18年度坂井市赤坂聖苑特別会計歳入歳出 決算の認定について 日程第7 認定第5号 平成18年度坂井市水道事業会計決算の認定に ついて 日程第8 認定第6号 平成18年度坂井市公共下水道事業会計決算の 認定について 日程第9 認定第7号 平成18年度坂井市農業集落排水事業会計決算 の認定について 日程第10 認定第8号 平成18年度坂井市病院事業会計決算の認定に ついて 日程第11 発議第8号 坂井市議会会議規則の一部を改正する規則につ いて 日程第12 発議第9号 坂井市議会政務調査費の交付に関する条例の一 部を改正する条例について 日程第13 発議第10号 市長の専決処分事項の指定について 日程第14 議案第69号 平 成 1 9 年 度 坂 井 市 一 般 会 計 補 正 予 算 (第 3 号 ) 日程第15 議案第70号 平成19年度坂井市国民健康保険特別会計補正 予算(第1号) 日程第16 議案第71号 平成19年度坂井市老人保健特別会計補正予算 (第1号) 日程第17 議案第72号 平成19年度坂井市水道事業会計補正予算(第 2号) -1- 日程第18 議案第73号 平成19年度坂井市公共下水道事業会計補正予 算(第1号) 日程第19 議案第74号 坂井市総合計画基本構想の策定について 日程第20 議案第75号 字の区域及び名称の変更について 日程第21 議案第76号 坂井市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の 一部を改正する条例について 日程第22 議案第77号 坂井市職員の育児休業等に関する条例の一部を 改正する条例について 日程第23 議案第78号 坂井市一般職の職員の給与に関する条例の一部 を改正する条例について 日程第24 議案第79号 坂井市重度障害者(児)医療費の助成に関する 条例の一部を改正する条例について 日程第25 議案第80号 坂井市下水道条例の一部を改正する条例につい て 日程第26 議案第81号 福井県市町総合事務組合の規約の変更及び財産 処分について 日程第27 議案第82号 指定管理者の指定(坂井市営JR春江駅駐車場 ほか2施設)について 日程第28 議案第83号 指定管理者の指定(坂井市赤坂聖苑)について 日程第29 議案第84号 指定管理者の指定(坂井市坂井健康増進センタ ー)について 日程第30 議案第85号 指定管理者の指定(坂井市三国社会福祉センタ ー)について 日程第31 議案第86号 指定管理者の指定(坂井市三国希望園)につい て 日程第32 議案第87号 指定管理者の指定(坂井市丸岡総合福祉保健セ ンター)について 日程第33 議案第88号 指定管理者の指定(いこいの家)について 日程第34 議案第89号 指定管理者の指定(坂井市坂井障害者交流セン ター)について 日程第35 議案第90号 指定管理者の指定(坂井市ゆりの里公園)につ いて 日程第36 議案第91号 指定管理者の指定(坂井市坂井地域交流センタ ー)について 日程第37 議案第92号 指 定 管 理 者 の 指 定 (坂 井 市 三 国 温 泉 ゆ あ ぽ ~ と ) について -2- 日程第38 議案第93号 指定管理者の指定(東尋坊駐車場)について 日程第39 議案第94号 指定管理者の指定(丸岡城ほか3施設)につ いて 日程第40 議案第95号 指定管理者の指定(坂井市丸岡観光情報センタ ー)について 日程第41 議案第96号 指定管理者の指定(丸岡まちかど公園駐車場ほ か1施設)について 日程第42 議案第97号 指定管理者の指定(坂井市たけくらべ広場)に ついて 日程第43 議案第98号 指定管理者の指定(坂井市みくに文化未来館) について 日程第44 議案第99号 指定管理者の指定(旧森田銀行本店)について 日程第45 議 案 第 100号 指定管理者の指定(旧岸名家ほか1施設)につ いて 日程第46 議 案 第 101号 指定管理者の指定(坂井市文化の森・YURI 文化情報交流館)について 日程第47 議 案 第 102号 指定管理者の指定(三国運動公園屋内温水プー ル)について 日程第48 議 案 第 103号 指定管理者の指定(丸岡情報団地公園)につい て 日程第49 議 案 第 104号 指定管理者の指定(丸岡運動公園ほか9施設) について 2.本日の会議に付した事件 議事日程のとおり 3.出席議員(29名) 1番 藤 澤 寛 司 (10:22出席) 2番 松 本 3番 東 野 栄 治 4番 伊 藤 聖 一 5番 辻 人 志 6番 川 畑 孝 治 7番 前 田 嘉 彦 8番 橋 本 充 雄 9番 永 井 純 一 10番 大 和 久米登 11番 橋 本 幸一郎 12番 前 川 重 雄 13番 畑 野 麻美子 14番 高 間 正 信 15番 山 田 栄 16番 広 瀬 潤 一 17番 田 中 千賀子 18番 嶋 﨑 正 宏 -3- 朗 19番 西 端 勲 20番 木 村 21番 岡 田 23番 岡 25番 十 八 22番 西 岡 紀 夫 本 正 義 24番 山 本 洋 次 酒 井 英 夫 26番 豊 原 春 雄 27番 釣 部 勝 義 28番 木 下 恒 則 29番 西 野 清 志 4.欠席議員(1名) 30番 小田原 幸四郎 5.説明のため出席した者の職氏名 市 長 坂 本 憲 男 副 長 小 林 正 明 長 川 元 利 夫 総 務 部 長 丸 子 公 秀 財 務 部 長 恩 地 勲 生活環境部長 森 勝 義 福祉保健部長 前 田 公 治 産業経済部長 松 下 義 隆 建 設 部 長 佐 藤 寛 治 上下水道部長 陶 山 隆 志 教 育 部 長 虎 尾 誠 治 三国病院事務局長 本 田 真 弘 会計管理者 柴 田 豊一郎 教 育 市 6.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 事 務 局 長 亀 嶋 政 幸 事務局次長 小 川 茂 治 書 西 出 憲 男 書 木 下 幹 雄 記 7.議事の経過 午前10時 開 議 -4- 記 第6回坂井市議会定例会 (午前10時 ○ 開議) 事務局長(亀嶋政幸)ご起立願います。一同、礼。 (起立・礼) ○ 議長(岡本正義)ただいまの出席議員数は28人であります。 小田原議員欠席、藤澤議員の遅参が連絡が入っております。 定足数に達しておりますので、これより平成19年第6回定例会を開会いた します。 ここで、会議に先立ち市民憲章を全員で唱和いたしますので、よろしくお願 いいたします。 前文は私が朗読いたしますので、以下各項目については全員でご唱和をお願 いいたします。ご起立願います。 (起立) 市民憲章。 彩り豊かな海・山・川と市民が融和する坂井市。 大空へ伸びる緑の木々のように 希望に満ちたまちの実現に向けて ここに市民憲章を定めます。 一、 青い日本海のすがすがしさ 自然と住みよい環境に恵まれた 一、 白いユリのやさしさ 人々のきずなと安心が広がる 一、 坂井 桜に浮かぶ古城の気高さ 誇りある歴史と文化が息づく 一、 坂井 真っ赤な太陽の輝き 明るい笑顔と活力があふれる ○ 坂井 黄金波打つ平野の温もり 感謝と思いやりの心を育む 一、 坂井 坂井 議長(岡本正義)はい。ご着席願います。 市長の招集のあいさつを許します。 坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)年の瀬も押し迫った本日、ここに平成19年第6回議会 定例会を開催をいたしましたところ、議員各位にはご多忙の中をご出席をいた だき、提出いたしました平成19年度12月補正予算案を初めとする諸案件に ついてご審議を賜りますことを、厚く感謝申し上げます。 また、平素は市政の運営に当たって、各般にわたりご理解とご支援を賜って -5- おりますことに対し、厚く御礼を申し上げます。 まず初めに、地方分権の状況について申し上げます。 第二期地方分権改革の動きが進展する中で、政府の地方分権改革推進委員会 においては、地方分権改革推進計画の作成のための具体的な指針の勧告に向け、 協議を重ねておりますが、11月19日、国と対等な地方政府確立へ向けて、 国から地方への権限移譲や地方財政の充実などを盛り込んだ「地方分権改革推 進に当っての中間的報告」を取りまとめたところであります。 この中間的な取りまとめについては、地方自治体の自由度や自主性を高める ため、特定の場合を除き自治体固有の自治事務について、国が法令で事業内容 や実施方法を縛る国の義務づけ・枠づけについて廃止するよう明記されており ます。 また、国税と地方税の税源配分については5対5が明記され、個別の行政分 野においても、地方の意見を踏まえた大胆な見直しの方向が示されたことは大 きな前進であると思っております。 しかし、義務づけ・枠づけの見直しを除いては、改革の実現に向けた具体的 な方策が明らかになっておらず、また、地方6団体が求めていた地方共有税の 導入などには触れていない状況にあります。 これらの状況を受けまして、地方6団体と地方分権推進連盟においては、本 格的な税源移譲を直ちに実現することなどを内容とする「地方分権改革推進に 関する決議」を行ったところであります。 税源移譲の問題は、地方自治体を運営していく上で、財源の確保という行政 運営の根幹をなす重要な課題であると認識しております。今後も引き続き全国 市長会など関係機関と連携をとりながら、適時適切な対応を図ってまいりたい と考えております。 それでは、これより前定例会以降今日までの市政全般について、まちづくり の基本目標ごとにご報告を申し上げます。 まず、「住民とともに育むまちづくり」について申し上げます。 ふだんお話しする機会の少ない市民の皆様から市政に対するご意見を伺うた め、広聴事業の一環として、「市長への手紙」を9月から10月にかけて実施 したところであります。11歳から85歳までの幅広い年齢層から118通、 157件の貴重なご意見、ご要望、提案等をいただきました。 これらの意見の中で、すぐに解決できるものは早急に対応するよう、また今 後検討を要するものについては十分調査・検討するよう、各部署に指示したと ころであります。 次に、姉妹都市交流事業としまして、宮崎県延岡市との交流を推進するため、 10月14日に開催いたしました丸岡古城まつりに延岡市杉本副市長を団長と -6- する延岡市交流使節団11名を招聘いたしまして、まつりへの参加などを通じ、 両市の親善友好のきずなを一層深めたところであります。 次に、「多様な都市活動を支えるまちづくり」について申し上げます。 市の情報化につきましては、坂井市総合計画においても情報通信分野として 掲げておりますが、住民サービスの向上や情報通信技術を活用したまちづくり を具体的に進めるため、現在、第一次坂井市情報化計画を策定中でありまして、 10名の委員による計画策定審議会において、6月からこれまで5回の審議を 重ねてきております。 このたび、審議会での計画原案がほぼまとまりましたので、12月10日か ら1カ月間、原案に対するパブリックコメントを実施し、本年度末をめどに策 定したいと考えております。 次に、「地域の活力を創造するまちづくり」について申し上げます。 まず、農業関係について申し上げます。 平成20年産、米の生産調整にかかわる生産数量目標については、仮配分と し て 2 万 4 ,1 6 4 ト ン 、 転 作 面 積 と い た し ま し て は 約 1 ,6 8 3 ヘ ク タ ー ル を 、 9月に自治会長・農家組合長等に通知をいたしたところであります。正式配分 につきましては、県からの需要量に関する数量をもとに、来年2月中旬ごろま でに各自治区ごとに説明会を開催し、関係者の方々にお示ししたいと考えてお ります。 次に、商工関係について申し上げます。 企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法 律が、地域経済の自律的発展の基盤強化を図ることを目的に、6月11日施行 されました。 福井県及び県内全市町では、この企業立地促進法に基づく地域産業活性化計 画を策定し、10月17日に国の同意を受けたところであります。 この基本計画につきましては、嶺北地域、嶺南地域の2計画を策定し、それ ぞれの地域の強みを生かした産業集積や活性化を促進するため、集積を目指す 業種や企業立地件数の目標及び目標達成に向けた技術支援等の施策について定 めていますが、嶺北地域においては自動車関連産業、化学工業・素材関連産業、 健康長寿関連産業11業種の集積等を目標とした基本的な計画となっておりま す。 これによりまして、立地企業へは特別償却制度による減税措置、立地産業人 材育成支援事業の適用、中小企業信用保険法の特例などが受けられることにな り、新たな立地や増設等が図られると期待をいたしておるところであります。 次に、商工会の合併について申し上げます。 坂井市内の2商工会の合併につきましては、11月27日、坂井市商工会の -7- 臨時総代会が開かれ、丸岡商工会との合併に向け、協議会を設置することが承 認されました。 丸岡商工会の離脱で一時は心配をしておりましたが、私は以前から市内商工 会は1つであるべきとの強い思いを持っておりましたので、今回の両商工会の 決断に対しまして、敬意を表する次第であります。 今後、来年4月1日の合併成立を目指し、詳細な部分について協議していく ことになっていくと思いますが、市内商工業の経営支援を図るとともに、地域 の社会的・文化的側面においても大きな役割を果たしていただけるものと期待 をいたしております。 次に、「安全で快適な暮らしを支えるまちづくり」について申し上げます。 除雪対策についてでありますが、平成19年12月1日から平成20年3月 15日までを除雪期間と定め、幹線道路につきましては積雪10センチ以上、 その他の路線については15センチ以上で出動することといたしております。 今冬の降雪長期予報では平年並みとのことでありますが、副市長を本部長と した除雪対策本部を設置し、主要幹線の確保や関係機関との調整など体制づく りの強化に取り組みながら、除雪対策に万全を期したいと考えております。 次に、「誰もが笑顔で暮らせるまちづくり」について申し上げます。 男女がともに生き生きと暮らす地域づくりの推進につきましては、これまで 多くの市民の皆様と協力し各種事業を行ってきたこともあり、地域全体で男女 共同参画社会の実現に向けての意識が高まっていると感じております。 こうした意識がさらに浸透していくよう、男女共同参画に関する施策を総合 的かつ計画的に推進するための基本計画を策定するため、10月1日、坂井市 男女共同参画審議会に計画策定の諮問をいたしました。答申後は、原案に対す るパブリックコメントを実施し、本年度末をめどに策定したいと考えておりま す。 次に、児童家庭関係について申し上げます。 10月31日、学識経験者、保護者、教育関係者代表で組織された坂井市幼 児教育・保育検討委員会から、就園年齢の統一、預かり保育時間の拡大、通園 区域の柔軟な対応や、公立保育所の民営化における公立・私立保育所の配置バ ランスの考慮、保護者への説明、子どもの不安解消等を内容とする提言をいた だいたところであります。 今後、この提言をもとに具体的な計画案を作成するため、幼稚園教育の推進 方法についてはワーキンググループを、公立保育所の民営化については公立保 育所民営化推進委員会を立ち上げたいと考えております。 次に、「生涯を通じて学び・育つまちづくり」について申し上げます。 初めに、鳴鹿小学校におけるエコ改修事業の取り組みについて申し上げます。 -8- 6月以来、改修の基本構想案を検討するためエコ改修検討会を6回、環境教 育検討会を4回、延べ400名余りの参加を得て開催してまいりました。 両検討会では熱心な協議が行われ、今後の改修プランの作成と、環境学習取 り組みに向けて大きな成果を上げ、終了をいたしました。2つの検討会の成果 を生かし、今後、鳴鹿小学校校舎の改修工事に向けて、設計者のプロポーザル を実施し、来年3月には設計者の選定を行いたいと考えております。 次に、四町融和を図るためのさまざまな事業を実施してまいりましたので、 幾つかご報告させていただきます。 ま ず 1 つ 目 と い た し ま し て 、 1 0 月 3 日 に 市 内 の 6 年 生 の 全 児 童 約 1 ,0 0 0人が一堂に会し、第1回坂井市小学校連合運動会が三国運動公園陸上競技場 で開催され、秋晴れの中、すがすがしい汗を流し、運動を通して交流を図ると ともに、体力と陸上の技能向上を図ったところであります。 次に2つ目として、生涯学習関係で市内の10小学校を対象に、6月から1 1月までの期間で計8回、チャレンジ合宿通学事業を行いました。282名の 小学生が、公民館や青年の家に4日から5日間宿泊しながら通学を行いました。 期間中、地域ボランティアの協力をいただきながら、洗濯や食事づくりなど、 多くの体験をいたしました。大きな部屋で仲間と枕をともにしたこと、多くの 友達と入浴したこと、ボランティアの協力を得てのカレーをつくったことなど、 一生心に残る貴重な体験となり、これらの多くの活動を通じて子どもたちが一 歩成長し、家族や地域への感謝の気持ちが育めたものと感じております。 次に3つ目として、文化関係で坂井市合併一周年記念事業といたしましては、 9月16日にハートピア春江において、坂井市三国町出身の小松長生氏とセン トラル愛知交響楽団によるアフタヌーンコンサートを開催をいたしました。市 民にオーケストラの醍醐味を満喫していただくとともに、音楽を通じ、四町融 和のまちづくりを図られたのではないかと思っております。 また、コンサートでは、市内中学校合唱部を中心とした坂井ジュニア合唱団 が坂井市丸岡町出身の作曲家、今川節の「ペチカ」などをオーケストラの演奏 に合わせ、合併1周年を祝う美しい歌声を響かせてくれました。 次に4つ目として、スポーツ関係でだれもが気軽に参加できるスポーツの祭 典として、第2回坂井市民スポーツ祭を6月10日より市民を対象に、27種 目において競技会・体験教室などを実施しております。 特に、10月8日の体育の日には、市民スポーツ祭の総合イベントとして、 三国運動公園、三国体育館を会場として、スポーツの楽しさや健康の大切さを 認識していただくことを目的に、スポーツフェスタと健康フェスタを開催をい たしました。 開催当日、体力テスト、ニュースポーツ体験、AED講習会などに、延べ1, -9- 700名の市民の参加を得ることができました。 最後に、「地域全体でもてなすまちづくり」について申し上げます。 継体大王即位1500年記念事業について申し上げます。 「坂中井-越の国まん中物語-」は、4月15日の坂井市誕生1周年記念式 典とあわせて行った開始式を皮切りに、丸岡城桜まつり、三国祭、はるえイッ チョライでんすけ祭り、さかい夏まつりにおいて「坂中井-越の国まん中物語 -パネル展」を開催するとともに、近年健康食として脚光を浴びている古代食 の試食体験を、すべての会場で実施をいたしました。 また、全国版の雑誌やテレビ番組、県内の各種報道機関でPRを行い、9月 から10月にかけては、市内の継体大王ゆかりの地をめぐる「大王ゆかりの地 探訪ツアー」や「大王の美食プラン」を実施し、市内外から多数の方々に参加 をしていただいたところであります。 さらに、9月23日には、ハートピア春江において「越の国シンポジウム2 007」を開催し、学識経験者による最新の考古学情報を紹介をいたしました。 そして、物語の最終章「坂中井-越の国まん中物語-豊穣祭」においては、 「水への感謝・くらしの賛歌・地域への誇り」を題材に、坂井市民の融和・一 体感を図った次第であります。 この「坂中井-越の国まん中物語-」では、さまざまな取り組みを通して、 水を初めとした自然資源から恩恵を受けていることへの感謝の気持ち、歴史や ゆかりの人物を紹介することで、坂井市の住人であることへの誇りを醸成する ことができたのではないかと思っております。 今後は、私たちが先人から引き継いだように、坂井市の豊かな資源をどう守 り、発展させ、後世に継承していくかを検討していきたいと考えております。 最後に、「日本一短い手紙とかまぼこ板の絵の物語」コラボ展について申し 上げます。 9月11日から9月17日までの1週間、京都府文化博物館において開催さ れた「日本一短い手紙とかまぼこ板の絵の物語」コラボ展は、京都府文化芸術 室 の 全 面 的 な ご 協 力 の も と 、 3 ,5 0 0 人 も の 入 場 者 の 方 々 に 多 く の 共 感 と 感 動を生み出しました。 第2回のコラボ展は、地元である坂井市の福井県児童科学館エンゼルランド ふくいで12月8日から12月16日まで開催をいたします。 地元開催ということもあり、できるだけ多くの皆様方にコラボ展を見ていた だきたいとの思いで無料といたします。会場が児童科学館ということもあって、 子ども向けの作品を新たに50点制作して、親子で見れるような展示会にする 予定といたしております。また、新たな試みとしてはコラボ作品のカレンダー も作成をいたしましたので、会場にてお求めをいただければと思っております。 -10- 今後5年間で全国の美術館等で有料開催を計画しておりますが、感動に出会 える本当にすばらしい「日本一短い手紙とかまぼこ板の絵の物語」コラボ展と して全国の方々に知っていただけるよう、努力をしてまいりたいと考えており ます。皆様方のご支援、ご協力を賜りますようにお願い申し上げます。 このコラボ展の企画により、10月19日には西予市議会議長ほか9名の 方々が、新一筆啓上賞の事業に係る行政視察で当事業団へ来られて、事業内容 等を熱心に質問されておりました。この行政視察により、両市が全国に発信し ている「日本一短い手紙」と「かまぼこ板の絵」についての理解がより深まっ たと思っております。 以上、前定例会以降、今日までの市政全般についてご報告を申し上げました。 今後、市政を推進するに当たりまして、施策の選択と財源の確保に最大限配 慮し、議会を初め市民の皆様方のご意見をいただきながら、全力で取り組んで まいりたいと考えておりますので、議員各位の温かいご指導、ご鞭撻を賜りま すようにお願いを申し上げまして、定例会開会のあいさつといたします。 よろしくお願いをいたします。 ○ 議長(岡本正義)これより、諸般の報告をいたします。 諸般の報告を事務局長にさせます。 事務局長。 ○ 事務局長(亀嶋政幸)ご報告いたします。 本定例会に市長より提出されました案件は、平成18年度決算認定8件、平 成19年度坂井市一般会計補正予算以下、議案36件でございます。 本定例会に提出されました議案内容説明のための出席要求者は、市長以下1 3名でございます。 本日までに提出されました陳情、要望書はお手元に配付のとおりでございま す。 以上、報告を終わります。 ○ 議長(岡本正義)これで諸般の報告を終わります。 これより、本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、21番、岡田十八議員 及び22番、西岡紀夫議員を指名いたします。 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、本日から12月20日までの15日間といたしたいと思 います。これにご異議ありませんか。 -11- 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)異議なしと認めます。 よって、会期は15日間と決定いたしました。 日程第3、認定第1号から日程第10、認定第8号までを一括上程いたしま す。 9月定例会において、決算特別委員会に付託いたしました認定8件について、 委員長の委員会審査の報告を求めます。 26番、豊原春雄議員。 ○ 26番(豊原春雄)それでは、決算特別委員会の決算報告をさせていただ きます。 去る9月定例会において本委員会に付託されました平成18年度決算認定8 件について、その審査結果と意見をご報告を申し上げます。 平成18年度決算は、合併後、坂井市として一本化された最初の通年決算で あり、平成17年度決算とは内容を異にしていることから対前年度比較は特別 の意味をなさないという観点から、合併初年度の主要な事務事業について、内 容、成果及び課題に着目して、10月30日から11月21日まで、計10日 間にわたり当委員会を開催し、審査を実施してまいりました。 審査は、各常任委員会の所管ごとに部局別に部局長ほか説明職員の出席を求 め、「主要施策の成果」を主体として詳細な説明を受け、監査意見書を参考に しながら審査し、さらに総括審査において平成18年度決算全般にわたる施策 の内容、今後の方向性など総体的な事項に関して、市長以下の答弁を求めた上 で審査意見を取りまとめ、最後に講評を行い、採決に移りました。 採決の結果、当委員会に付託されました案件8件は、すべて認定とすること に決しました。 審査意見について申し上げます。 坂井市を取り巻く厳しい社会情勢において、少子・高齢化への対応、防災・ 防犯対策、循環型社会の構築、都市基盤の整備など諸課題が山積している中で、 多様化する市民ニーズに的確に対応し得る計画的な財政運営が求められており ます。 こうした状況を踏まえて行財政改革を着実に実行し、市税等の収納率の向上 や、新たな財源の創出による自主財源確保に努める一方、徹底した事務事業の 見直しなどにより、歳出削減に努めることが不可欠であります。 しかし、こうした中にあっても、市民福祉の増進と市民協働による個性豊か で活力に満ちた魅力あるまちづくりの実現に向けて、努力いただきたいという ものであります。 次に、所管ごとの審査意見について申し上げます。 -12- 全部局共通では、財政の長期ビジョンについて。民間の経営感覚を取り入れ た中で、将来的投資ビジョンを持って行政運営に取り組んでいく必要がある。 また、坂井市の各種の建設計画の中で、財政健全化を基本とする事業の精査を 適切に行っていくこと。 総合支所再編についてですが、総合支所再編に伴い、住民サービスの低下を 招かないよう十分な配慮をするとともに、本庁機能の拡大に伴う費用は最小限 にとどめること。 指定管理者制度について。指定管理者の決定方法として、決定のあり方と評 価方式の具体的内容について、透明性、制度充実の観点から公表すること。 職員の人材育成について。本格的な地方分権時代を迎えるにあたり、将来の 坂井市を担う人材を育成すること。 自主財源の確保について。ケーブルテレビや福祉バスを利用した広告料など、 自主財源確保の検討に努めること。 総務部所管では、職員研修について。行財政の効率化や事務事業の見直しを 行い、民間の経営感覚を取り入れた研修を意識的に実施すること。 統計調査データの活用について。国・県が実施する統計業務で得られた多く の情報について、効率的な利活用の環境を整えること。 北陸新幹線について。北陸新幹線整備による在来線の影響や整備負担金につ いて、現段階では不明瞭である。今後、新幹線問題に取り組んでいく上で、状 況を見きわめながら議論していくこと。 財務部関係、合併特例債について。合併特例債の活用を明確にすること。 起債について。厳しい財政状況の中、早期に中長期財政健全化計画を作成、 公表し、坂井市全体でこの難局に対処していくこと。 生活環境部について、市民課窓口の休日サービスについて。毎週金曜日に市 民課窓口は時間外サービスを行っているが、現在の厳しい労働条件下では、平 日利用が困難な市民に対して休日サービスを検討すること。 消費生活相談専門職員の配置について。消費生活の相談員は専門的な知識を 要することから、今後専門職員の設置をすること。 国民健康保険の資格証明書について。資格証明書の発行は滞納者の納付意識 の問題であり、発行基準の中で滞納状況を把握しながら、弾力的に対応するこ と。 ごみの減量化について。「資源ごみ」と「一般ごみ」の性格を加味した中で、 将来抜本的な見直しを図るとともに、坂井市の基本的な考え方を検討すること。 福祉保健部では、外出支援サービスについて。特定高齢者の増加が見込まれ る中で、十分な支援が行われるよう配慮すること。 集団健診について。健診カード送付と診療機関の時間的ギャップが原因で、 -13- 受診しないことも考えられることから、受診率向上のための周知方法を検討す ること。 就業支援について。母子家庭の就業支援は職業安定所での相談で対応してい るが、相談経過について把握し、以後の相談に備えること。 病後児保育について。病後児保育について坂井市内に1カ所であるため、拡 充すること。 放課後児童クラブについて。学童保育において位置づけ・指導員研修など行 政がなすべき事項を定めた条例の制定などを検討すること。 産業経済部に関しては、商工業の活性化について。予算比率において、商工 費の割合は比較的低いものとなっているが、商工業の活性化を把握する上で、 速効性のある、効果の高い幅広い支援策を講ずること。 企業立地促進事業奨励金について。この奨励金は大企業対象となっているが、 既存企業を含む中小企業対象のものを商工会と連携して検討すること。 観光協会について。三国、丸岡の観光協会について、組織、運営方法等の相 違が認められる中で、坂井市観光連盟の設立にあたり、市が調整役として関与 すること。 農業政策について。農地・水・農業環境保全向上活動支援事業の取り組みに おいて、地元の事情を十分把握しながら支援、推進すること。 漁業補助について。三国、丸岡の漁業補助について、事業実態を判断し、適 切に対応すること。 建設部では、道路整備について。市単独の道路整備は、各自治区の要望を十 分反映し、各地域の均衡を失することのないようにすること。 公園管理について。都市公園は地元の自主的な活動の中で管理を依頼するこ とについて、協定を締結するときはその趣旨を十分説明し、理解を得た上で行 うこと。 上下水道部について、給水原価の削減について。給水原価について内容を調 査の上、コスト削減に努め、市民へ財政内容を公表し、理解を求めること。 企業債の借りかえについて。高利の企業債は早期に繰上償還し、低利のもの に借りかえするよう最大限の努力をすること。 下水道接続の促進について。下水道整備地区の水洗化率向上のため、積極的 な啓発を促進すること。 不明水対策について。下水道の不明水について、その原因究明に努めるとと もに、その対策を講ずること。 下水道の普及について。下水道整備事業は下水道整備計画に基づき着実に実 施すること。 教育委員会では、教育施設の修繕について。学校、幼稚園の修繕は、児童・ -14- 生徒の安全性を考慮し、適切に対応すること。 学校教育について。小中学校のパソコン管理を確実に行うこと。教職員の適 切な教育指導に配慮した配備を検討すること。 学校教材費について。保護者負担増とならないよう配慮すること。 小学校の図書館司書は、専属の職員を配置するよう検討すること。 普通学級での特別支援教育は、支援員の増員を図ること。特別支援学級の充 実と、養護学校などの連携による受け入れ体制に配慮すること。 学校給食について。学校給食は地産地消のさらなる充実を図るとともに、品 質管理を徹底すること。 公民館について。耐震化計画について検討すること。 公民館の有料化により、利用者数の影響があると考えられる。今後もその妥 当性について引き続き検討すること。 公民館はまちづくり協議会の拠点となることから、施設環境の整備と職員配 置について配慮すること。 文化振興について。文化・歴史を継承する上で、観光、学校教育との連携を 検討すること。 図書館について。図書購入費は市の財産として適切な予算確保を行うこと。 貸出システムの統一において、利便性の向上に努めること。 図書館職員の体制について、司書資格取得者に配慮しながら、充実を図るこ と。 三国病院では、経営形態について。総務省の自治体病院の改善のための指針 が示される中で、病院の経営形態(公設民営、民間移譲、地方独立行政法人な ど)の変更が求められる懸念がある。今後、病床利用率のアップなど経営努力 を進めることが重要である。 職場の意識改革について。患者による意識改革により成功している事例もあ り、職員の意識改革をあわせて病院経営に取り組むこと。 会計課では、伝票処理について。合併して伝票処理件数が大幅に増加した中 で、効率的な事務処理の観点から、事務の迅速化・省力化を視野に入れ、有効 かつ効率的な事務処理の方法を図ること。 監査委員事務局では、監査研修について。新市となって監査の体制が強化さ れた中で、地方財政健全化法の施行に伴い監査のあり方が変わり、法的趣旨を 理解、把握し、適切かつ効率的な監査体制を構築すること。 以上、審査結果と審査意見を申し上げ、決算特別委員会の報告とさせていた だきます。 ○ 議長(岡本正義)はい、ご苦労さんでした。 以上で、委員長の委員会審査の報告を終わります。 -15- これより、委員長の委員会審査の報告に対する質疑を許します。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 ○ 議長(岡本正義)これより討論を行います。 討論ありませんか。 ○ 議長(岡本正義)2番、松本議員。 ○ 2番(松本 朗)日本共産党議員団を代表して、2006年度決算につい て討論を行います。 一般会計と国保特別会計は反対、その他は賛成でありますが、水道事業会計 については問題点を指摘します。 2006年度は、坂井市が誕生した最初の1年でした。政府・県が市町村合 併を強力に推進し、各町が四町の住民にサービスは低下させない、合併しなけ ればやっていけないなどと言い、強引に合併を行いました。 大企業は空前のもうけを出している一方、市民の所得はふえていません。と ころが、政府の税制改正により住民税の定率減税の半減、老年者控除等の廃止 に よ る 増 税 で 、 市 民 の 負 担 は 住 民 税 で 2 億 6 ,0 0 0 万 円 の 引 き 上 げ と な り ま した。 国民生活は一層深刻な状況になっています。こういう状況で18年度の予算 が編成され、執行されました。その結果、住民へは負担増を行い、市の財政運 営はその事態の深刻さを十分考慮したとは言えない上に、より大きく悪化する ことになりました。 2 0 0 6 年 度 1 年 間 の 単 年 度 の 実 質 収 支 は 8 億 4 ,7 0 0 万 円 の 赤 字 で あ り 、 経 常 収 支 比 率 9 2 .9 % 、 実 質 公 債 費 比 率 は 1 8 年 単 年 度 で 1 7 .9 % な ど 、 極 めて厳しい水準に陥っています。 次に、その施策について指摘します。 合併に伴って、乳幼児の医療費の無料化が小学校就学前まで前進しました。 学校の耐震化改築などの整備計画が策定されました。また、立田団地の耐震化 や春江北保育所の改築も行われるなど、評価できるものもあります。 しかし、問題点が大変大きいのです。 第1は、審査報告にもありましたが、新幹線芦原温泉駅建設促進同盟会負担 金 な ど 、 新 幹 線 関 係 の 負 担 金 で 2 2 万 6 ,0 0 0 円 が 支 出 さ れ て い ま す 。 ところが、決算委員会の審査の中で明らかになったのは、整備した際の負担 がどうなるのか明らかになっていないということでした。新幹線の整備は、本 来国と事業者であるJRが負担すべきです。並行在来線の問題も含め、坂井市 -16- 民、県民にとって、本当に納得・合意できる方向が明らかになるまで、市とし ては安易な態度は戒めるべきであることを強く指摘いたします。 第2は、合併に伴う矛盾が如実にあらわれたということであります。 その1つは、ごみ袋の料金引き上げの問題です。丸岡町以外の町民にとって は料金が引き上げられました。旧町の大量在庫問題は再販売を行うことで基本 的に解決しましたが、その在庫分も含めて新料金で販売しました。その結果、 す べ て の 袋 の 販 売 額 で 前 年 度 よ り 約 3 ,0 0 0 万 円 余 り の 市 民 負 担 増 と な り ま した。 2つは、公民館の有料化です。公民館の利用料は、対前年比で560万円以 上の増額、有料化によって講座が廃止されたり、講座の参加者が減少するなど の影響が出ました。わずか500万円のために、公民館の学びの場としての役 割を低下させることは、正しい判断とは言えません。今、公民館が地域づくり の拠点としての新たな役割を担うことが求められている中、改めてこの問題を 検討すべきです。 3つは、教育費の削減によって現場が大変な状況になっているということで す。ある学校では、学校の来訪者のお茶の費用も足らなくなるという状況が出 ています。また、義務教育の父母負担は中学生では年間約10万円、小学生で は 6 万 7 ,0 0 0 円 の 負 担 で す 。 今 後 減 額 す べ き で あ り ま す 。 第3は、合併したことによる矛盾が解消されないままとなっているという問 題です。 幼稚園の保育行政では、丸岡の幼保園と他の三町の幼稚園では、保育料の負 担に不公平が生じています。丸岡の幼保園では、1時半以降も預ける場合は長 時部ということで有料となりますが、他の三町の幼稚園は、3時までは預かり 保育として無料で対応しています。丸岡の父母からは、他の町と同じように3 時までは預かり保育として無料にしてほしいとの声が寄せられています。こう した格差こそ、直ちに是正するべきでした。春江・坂井の幼稚園の給食に対す る補助が行われ、格差が解消されるという前進がある一方で、この問題は現在 も解消されていません。 第4は、今後の行政のあり方に大きな懸念を生じさせる計画が策定されたこ とです。 国民保護計画や行政改革大綱の策定です。特に、行政改革大綱は職員の大幅 削減、保育所の民営化など、行政の民間化を当然の方向とする国言いなりの方 向で、いわば地方自治の解体につながりかねないものです。市民に対する安心 できる、安定した公共サービスの提供という、本来の地方自治を充実させる立 場からの真の行政改革が求められるということを指摘しておきます。 次に、国民健康保険特別会計です。 -17- 国民健康保険は、その多くが自営業者や高齢者など、総体的に所得の低い方 が多く加入している保険です。その所得の割に国保税は負担感が大きい税とな っています。しかも、坂井市は県内8市の中でも1人当たりの税額が高い方で す。こうした中で、生活が厳しくて国保税を払えない方がいる。滞納が行われ ているということです。 審査の中で明らかになったのは、国民健康保険証の資格証明書が本人に面接 せずに100名以上も発行されたということです。合併のはざまの中で、これ まで合併前は少しずつでも滞納分を支払った人に対しても、その後書類の通知 だけで、面接せずに資格証を発行しました。これは税の滞納対策としても効果 がありません。 市は、滞納者との接触の機会をつくるために資格証を発行するというふうに 説明をしましたが、資格証を発行することによって、行政の側が本人との接触 をすることを放棄することにつながるものであります。市長はこうした状況に 改善の必要を認められましたが、今後改められるべきです。 また、制度の改善によって滞納者を極力ふやさないための施策が求められま す。現在、国民健康保険の会計状況は、実質収支が約7億円、基金が4億円あ ります。これを活用して、所得の低い方のための減免制度をつくることが必要 であります。 次に、水道事業会計について、賛成の立場での討論を行います。 会計の損益計算書によりますと、18年度は実質的な純損失は約1億円であ ります。これは当面は約15億円の現金預金で対応することになりますが、こ のままでは会計が悪化することになります。 現在、1トン78円の高い県水を買っています。これまで各町は水道料金の 引き上げを抑えるために、毎年数億円一般会計から繰り入れを行ってきました。 ところが、合併して坂井市になり、繰り入れを行いませんでした。これによ って会計が赤字になったのです。78円という高い県水を購入することは、当 時の町の政策判断でした。したがって、一般会計から繰り入れをすることによ って水道料金を上げないようにすることは、企業会計の問題ではなくて、坂井 市としての市民に対する姿勢であり、今後このことを踏まえた対応が求められ るということを強く要求するものです。 なお、今年度、市が総務省に行った財政健全化計画では、水道料金を平成2 3年に引き上げる計画となっています。このまま一般会計からの繰り入れを行 わないことを続ければ、料金引き上げにつながることになります。低廉で安全 な水の供給というのは、本来地方自治体としての大きな責任であります。この ことを踏まえた対応を強く要求して、討論といたします。 ○ 議長(岡本正義)ほかに討論ありませんか。 -18- 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)これで討論を終わります。 これより日程第3、認定第1号、平成18年度坂井市一般会計歳入歳出決算 の認定についてを採決をいたします。 この決算に対する委員長の報告は認定するものであります。委員長の報告の とおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立多数であります。 よって、認定第1号については認定することに決定いたしました。 次に、日程第4、認定第2号、平成18年度坂井市国民健康保険特別会計歳 入歳出決算の認定についてを採決いたします。 この決算に対する委員長の報告は認定するものであります。委員長の報告の とおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立多数であります。 よって、認定第2号については認定することに決定いたしました。 次に、日程第5、認定第3号、平成18年度坂井市老人保健特別会計歳入歳 出決算の認定についてを採決いたします。 この決算に対する委員長の報告は認定するものであります。委員長の報告の とおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)全員起立であります。 よって、認定第3号については認定することに決定いたしました。 次に、日程第6、認定第4号、平成18年度坂井市赤坂聖苑特別会計歳入歳 出決算の認定についてを採決いたします。 この決算に対する委員長の報告は認定するものであります。委員長の報告の とおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)全員起立であります。 よって、認定第4号については認定することに決定いたしました。 次に、日程第7、認定第5号、平成18年度坂井市水道事業会計決算の認定 についてを採決いたします。 この決算に対する委員長の報告は認定するものであります。委員長の報告の とおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)全員起立であります。 -19- よって、認定第5号については認定することに決定いたしました。 次に、日程第8、認定第6号、平成18年度坂井市公共下水道事業会計決算 の認定についてを採決いたします。 この決算に対する委員長の報告は認定するものであります。委員長の報告の とおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、認定第6号については認定することに決定いたしました。 次に、日程第9、認定第7号、平成18年度坂井市農業集落排水事業会計決 算の認定についてを採決いたします。 この決算に対する委員長の報告は認定するものであります。委員長の報告の とおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、認定第7号については認定することに決定いたしました。 次に、日程第10、認定第8号、平成18年度坂井市病院事業会計決算の認 定についてを採決いたします。 この決算に対する委員長の報告は認定するものであります。委員長の報告の とおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、認定第8号については認定することに決定いたしました。 次に、日程第11、発議第8号、坂井市議会会議規則の一部を改正する規則 についてを議題といたします。 提出者の趣旨説明を求めます。 12番、前川重雄議員。 ○ 12番(前川重雄)発議第8号、坂井市議会会議規則の一部を改正する規 則について、提案の趣旨をご説明申し上げます。 議会の会議は、その運営のルールを定めた会議規則が必要であり、坂井市議 会は平成18年5月10日に、議会規則第1号で定めております。 坂井市誕生以来、1年9カ月を経過しようとしておりますが、新しい坂井市 を築いていく上で必要な各種施策について、議員は市民の代弁者という立場か ら市の考え方をただし、これを市民に明らかにしていくことが議会の大きな責 務とされております。 こうした中で、これまで同様、質問の回数制限が設けられている中では、十 分に理事者の考え方を把握することができないと想定されますので、今定例会 -20- よりこの回数制限を撤廃し、議論の質を高めていく議会にするためという趣旨 から、議会運営委員会の発議として提案するものであります。 以上、議員各位のご理解をお願い申し上げまして、趣旨説明といたします。 ○ 議長(岡本正義)これより質疑を許します。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)質疑をこれで終わります。 これより討論を許します。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)これで討論を終わります。 これより発議第8号を採決いたしたいと思います。 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、発議第8号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第12、発議第9号、坂井市議会政務調査費の交付に関する条例 の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提出者の趣旨説明を求めます。 12番、前川重雄議員。 ○ 12番(前川重雄)発議第9号、坂井市議会政務調査費の交付に関する条 例の一部を改正する条例について、提案の趣旨をご説明申し上げます。 政務調査費は、議員の調査研究に要する必要な経費として、議員1人につき 月額5万円が会派に交付されているものであります。 坂井市議会は、この条例を制定するにあたり、議会全体を通じて透明性の確 保を基本として領収書を添付し、適正な支出に努めてまいりました。 しかし、これまでは議会内の申し合わせの中で行ったものであり、条例にお いてこの種の規定はなかったため、将来において透明性の確保を担保し、市民 の負託にこたえていくという趣旨から、この際、領収書その他の証拠書類の添 付を明記し、義務化しようというものであります。 あわせて、これらの閲覧に関する規定を盛り込み、条例の一部を改正し、平 成20年4月1日から施行しようとするものであり、今回議会運営委員会の発 議として提案するものであります。 以上、議員各位のご理解をお願い申し上げまして、趣旨説明といたします。 ○ 議長(岡本正義)これより質疑を許します。 質疑ありませんか。 -21- 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)これで質疑を終わります。 これより討論を許します。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)これで討論を終わります。 これより発議第9号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、発議第9号は原案のとおり可決されました。 日程第13、発議第10号、市長の専決処分事項の指定についてを議題とい たします。 提出者の趣旨説明を求めます。 12番、前川重雄議員。 ○ 12番(前川重雄)発議第10号、市長の専決処分事項の指定について、 提案の趣旨説明を申し上げます。 地方自治法第180条において、議会の権限に属する軽易な事項で、その議 決により特に指定したものは、市長において専決することができるということ から、法の趣旨にのっとり専決処分する事項について、理事者の提案に基づき 議会運営委員会で慎重に協議をいたしました。 その結果、3項目の指定事項を定めさせていただきます。 1つ目は、道路面の陥没による車両破損など、坂井市が管理する施設・道路 などの管理上の瑕疵による事故などに係る損害賠償金。 2つ目は、公用自動車による交通事故、対人対物の損害賠償金。 3 つ 目 は 、 議 会 の 議 決 事 項 と な っ て い る 予 定 価 格 が 1 億 5 ,0 0 0 万 以 上 の 工事または製造の請負契約において、300万円以下の契約変更を伴うもので ございます。 今回、議会の権限に属する軽易な事項として、議会の議決により指定するた め、議会運営委員会の発議として提案するものであります。 以上、議員各位のご理解をお願い申し上げまして、趣旨説明といたします。 ○ 議長(岡本正義)これより質疑を許します。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)これで質疑を終わります。 これより討論を許します。 -22- 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)これで討論を終わります。 これより発議第10号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、発議第10号は原案のとおり可決されました。 ここで、11時20分まで休憩をいたします。 ○ (午前11時09分 休憩) (午前11時20分 再開) 議長(岡本正義)休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 審議の都合上、日程第14、議案第69号から日程第49、議案第104号 までの議案36件を一括上程し、理事者から提案理由の説明を求めたいと思い ます。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)異議なしと認めます。 よって、日程第14、議案第69号から日程第49、議案第104号までの 議案36件を一括上程いたします。 理事者の提案理由の説明を求めます。 坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)これより、今回提案いたしております議案等の提案理由 につきまして、ご説明を申し上げます。 まず初めに、議案第69号、平成19年度一般会計補正予算(第3号)の概 要について、ご説明申し上げます。 一 般 会 計 補 正 予 算 ( 第 3 号 ) の 補 正 額 は 、 2 億 7 ,7 2 1 万 8 ,0 0 0 円 を 追 加 す る も の で 、 既 決 予 算 と の 総 額 で は 3 1 5 億 1 ,7 9 0 万 2 ,0 0 0 円 の 予 算 規 模 と な り 、 対 前 年 度 比 1 0 .8 % 、 3 8 億 2 , 1 6 2 万 6 ,0 0 0 円 の 減 額 と なりました。 そ の 財 源 と い た し ま し て 、 自 主 財 源 で 市 税 1 億 2 ,0 0 0 万 円 、 諸 収 入 3 ,0 7 3 万 1 , 0 0 0 円 な ど 、 依 存 財 源 で 県 支 出 金 1 ,3 0 3 万 6 ,0 0 0 円 、 市 債 2 億 3 ,7 5 3 万 9 ,0 0 0 円 な ど を 充 て ま し て 、 収 支 の 均 衡 を 図 っ た 次 第 で あ ります。 次に、歳出補正予算の主な内容について申し上げます。 まず、総務費の財産管理費では、来年4月からの坂井市組織再編に伴う本庁 -23- 及 び 各 総 合 支 所 の 庁 舎 の 充 実 、 配 置 変 更 等 に 係 る 経 費 と い た し ま し て 1 ,3 0 0万円を計上いたしました。 民生費の老人福祉費では、要介護状態になった高齢者が住みなれた地域での 生活を維持できるよう、特別養護老人ホーム等を建設する社会福祉法人に対し、 地 域 総 合 整 備 資 金 を 貸 し 付 け る た め 8 ,2 0 0 万 円 を 計 上 を い た し ま し た 。 児童福祉総務費では、坂井保育所の保護者送迎用等の駐車場用地を取得する た め 、 土 地 購 入 費 と い た し ま し て 4 3 0 万 1 ,0 0 0 円 を 計 上 を い た し ま し た 。 農林水産業費の農業振興費では、効率的で安定的な経営体を育成する明日の 地 域 農 業 を 支 え る 担 い 手 条 件 整 備 事 業 補 助 金 と い た し ま し て 、 2 ,4 5 7 万 6 , 000円を計上いたしました。 農地費では、十郷幹線用水路の管渠化に伴う上部の有効利用を図るため、九 頭 竜 川 下 流 地 区 地 域 用 水 機 能 増 進 事 業 負 担 金 と い た し ま し て 、 1 ,3 1 6 万 9 , 000円を計上いたしました。 次に、教育関係の予算についてご説明いたします。 教育費の事務局費では昨年に引き続き、三国町のシプロ化成株式会社から1 50万円の寄附を受けましたので、市内の中学校5校へ交付するため、教育振 興奨励金150万円を計上をいたしました。 教育振興費では、学校図書館の図書が標準冊数に満たない学校に対し、図書 を補充するため、小学校11校分で400万円、中学校3校で100万円の図 書購入費を追加計上をいたしました。 共通経費としての人件費関係では、人事院勧告の実施に伴う一般職の給料改 定及び勤勉手当・扶養手当の引き上げ並びに給料・共済費の調整や、知事、県 議会議員選挙の職員手当等の減額により補正が生じましたので、一般会計の給 料 で 2 ,4 2 1 万 6 ,0 0 0 円 を 減 額 、 職 員 手 当 等 で 9 5 4 万 7 ,0 0 0 円 を 増 額 、 共 済 費 で 2 億 2 ,4 6 4 万 9 ,0 0 0 円 を 増 額 し 、 合 わ せ ま し て 2 億 9 9 8 万円を計上をいたしました。 以上、一般会計歳出予算について、その概要を申し上げました。 続きまして、議案第70号、平成19年度国民健康保険特別会計補正予算 (第1号)の概要について申し上げます。 国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の歳入歳出予算額は、それぞれ3 億 7 ,0 5 7 万 円 の 増 額 と な り ま し て 、 予 算 総 額 で は 7 8 億 6 , 2 4 2 万 8 , 0 00円となるものであります。 そ の 財 源 と い た し ま し て は 、 国 ・ 県 支 出 金 3 ,2 8 9 万 6 ,0 0 0 円 、 療 養 給 付 費 交 付 金 2 億 9 ,4 5 1 万 1 ,0 0 0 円 な ど を 見 込 み ま し て 、 収 支 の 均 衡 を 図 った次第であります。 それでは、歳出補正予算のうち主な経費について申し上げます。 -24- 保険給付費では、療養給付費、療養費、高額療養費、葬祭費でそれぞれ不足 が 見 込 ま れ た た め 、 4 億 8 ,8 0 0 万 円 を 計 上 を い た し ま し た 。 老人保健拠出金、介護納付金では、今年度の支出額が確定をいたしましたの で 、 1 億 3 ,2 4 8 万 5 ,0 0 0 円 を 減 額 す る も の で あ り ま す 。 続きまして、議案第71号、平成19年度老人保健特別会計補正予算(第1 号)について申し上げます。 老人保健特別会計補正予算(第1号)の歳入歳出補正額は、それぞれ38万 8 ,0 0 0 円 と な り 、 予 算 総 額 で は 9 4 億 1 , 9 2 9 万 4 , 0 0 0 円 と な る も の でありまして、その財源といたしましては、一般会計からの繰入金38万8, 000円を見込んでおり、歳出補正予算の内訳は人件費の増額であります。 続きまして、議案第72号、平成19年度水道事業会計補正予算(第2号) の概要について申し上げます。 水道事業会計補正予算(第2号)は、人事院勧告の実施に伴う給与の改定及 び人事異動に伴う人件費の減額、並びに企業会計システム改築に伴う委託費の 追 加 で 、 補 正 額 は 収 益 的 支 出 で 1 ,7 0 9 万 9 ,0 0 0 円 の 減 額 、 資 本 的 支 出 で 2 7 万 8 ,0 0 0 円 の 追 加 で あ り ま す 。 続きまして、議案第73号、平成19年度公共下水道事業会計補正予算(第 1号)の概要について申し上げます。 公共下水道事業会計補正予算(第1号)は、人事院勧告の実施に伴う給与の 改定及び人事異動に伴う人件費の減額、並びに水道会計で行うシステム改築に 伴う下水道会計からの負担金の追加が主なものでありまして、補正額は収益的 支 出 で 8 8 9 万 5 ,0 0 0 円 の 減 額 、 資 本 的 支 出 で 5 2 8 万 2 ,0 0 0 円 の 減 額 であります。 以上、一般会計補正予算(案)及び特別会計補正予算(案)並びに企業会計 補正予算(案)について、その概要を申し上げました。 次に、予算関係以外の議案につきまして、ご説明をさせていただきます。 議案第74号、坂井市総合計画基本構想の策定について申し上げます。 本案は、地方自治法の規定により、今後10年間の市政運営の指針となりま す坂井市総合計画基本構想を定めるもので、今回、平成20年度を初年度に平 成29年度を目標とする、第一次坂井市総合計画を別紙のとおり策定をするも のであります。 続きまして、議案第75号、字の区域及び名称の変更については、丸岡南部 第四土地区画整理事業に伴う換地処分により、字の区域等の変更を求めるもの であります。 次に、条例の一部改正につきましては、議案第76号、坂井市職員の勤務時 間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例など5件を提案しております。 -25- 議案第81号につきましては、福井県市町総合事務組合の規約の変更等を求 めるものであります。 議案第82号から議案第104号までの23件につきましては、各施設にお ける管理運営業務を効果的かつ効率的に行うため、それぞれ記載の指定管理者 に指定しようとするものであります。 なお、条例案などの各議案につきましては、それぞれ記載の理由により提案 するものであります。 以上、今回提案いたしました予算案などについてご説明申し上げましたが、 詳細につきましては、審議の過程においてご説明申し上げますとともに、詳細 につきましては質問に応じまして、私または副市長、部長等よりお答えをさせ ていただきます。 何とぞ慎重なるご審議の上、妥当なるご決議を賜りますように、よろしくお 願いをいたしまして、私の提案理由とさせていただきます。 ○ 議長(岡本正義)次に、日程第14、議案第69号から日程第18、議案 第73号について、理事者より議案の内容の説明を求めます。 恩地財務部長。 ○ 財務部長(恩地 勲)それでは、平成19年度12月補正予算につきまし て、補正予算書に基づきまして、議案第69号、平成19年度坂井市一般会計 補正予算(第3号)につきまして説明をさせていただきます。 予算書の1ページをお願いいたします。 第 1 条 、 歳 入 歳 出 予 算 の 補 正 に つ き ま し て は 、 歳 入 歳 出 そ れ ぞ れ 2 億 7 ,7 2 1 万 8 ,0 0 0 円 を 増 額 し 、 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 を 歳 入 歳 出 そ れ ぞ れ 3 1 5 億 1 ,7 9 0 万 2 ,0 0 0 円 と 定 め る も の で ご ざ い ま す 。 第2条の地方債の補正につきましては、第2表地方債の補正により、それぞ れ追加・変更をお願いするものでございます。 なお、今回、人事院勧告の実施に伴います一般職の給料改定及び勤勉手当・ 扶養手当の引き上げ、及び退職手当組合への特別負担金の追加、並びに人事異 動に伴います給料・共済費の調整等、職員人件費の補正を款ごとにそれぞれ行 っておりますので、一般会計で2億998万円の追加でございます。 これらの補正につきましては説明を省略させていただきますので、ご了承を 賜りたいと存じます。 次に、2ページをお願いいたします。 まず、第1表の歳入歳出予算の補正の歳入でございます。 第 1 款 市 税 の 補 正 額 は 1 億 2 ,0 0 0 万 円 の 追 加 で ご ざ い ま す 。 内 訳 は 第 1 項 市 民 税 で 1 億 1 ,0 0 0 万 円 の 追 加 、 第 4 項 市 た ば こ 税 で 1 ,0 0 0 万 円 の 追 加でございます。 -26- 第 1 4 款 国 庫 支 出 金 は 4 ,7 5 8 万 2 ,0 0 0 円 の 減 額 で ご ざ い ま し て 、 第 1 項 の 国 庫 負 担 金 で 8 3 万 2 ,0 0 0 円 の 減 額 で ご ざ い ま す 。 第 2 項 の 国 庫 補 助 金 で 4 ,6 7 5 万 円 の 減 額 で 、 地 方 道 路 整 備 臨 時 交 付 金 の 減 額 で ご ざ い ま す 。 第 1 5 款 県 支 出 金 に つ き ま し て は 、 1 ,3 0 3 万 6 ,0 0 0 円 の 追 加 で ご ざ い ま す 。 第 1 項 県 負 担 金 で 5 1 8 万 4 ,0 0 0 円 の 減 額 で ご ざ い ま す 。 第 2 項 の 県 補 助 金 で 1 ,8 6 5 万 2 ,0 0 0 円 の 追 加 で 、 主 な も の は 明 日 の 地 域 農 業 を 支 え る 担 い 手 条 件 整 備 事 業 補 助 金 1 ,2 3 3 万 9 ,0 0 0 円 の 追 加 で ご ざ い ま す 。 第 3 項 の 委 託 金 で 4 3 万 2 ,0 0 0 円 の 減 額 で ご ざ い ま す 。 第17款寄附金、第1項寄附金で150万円の追加でございます。中学校の 教育振興等への指定寄附150万円でございます。 第 1 8 款 繰 入 金 、 第 2 項 基 金 繰 入 金 で 7 ,8 0 0 万 6 ,0 0 0 円 の 減 額 で ご ざ い ま す 。 財 政 調 整 基 金 へ の 繰 入 金 を 7 ,8 0 0 万 6 ,0 0 0 円 繰 り 戻 す も の で ご ざいます。 第 2 0 款 諸 収 入 で 3 ,0 7 3 万 1 ,0 0 0 円 の 追 加 で ご ざ い ま す 。 第 4 項 受 託 事 業 収 入 で 4 5 万 4 ,0 0 0 円 の 追 加 、 第 6 項 の 雑 入 で 3 ,0 2 7 万 6 ,0 0 0 円の追加でございます。主なものは、坂井地区介護保険広域連合負担金の精算 金 2 ,5 0 7 万 8 ,0 0 0 円 で ご ざ い ま す 。 第 2 1 款 市 債 、 第 1 項 市 債 で 2 億 3 ,7 5 3 万 9 ,0 0 0 円 の 追 加 で ご ざ い ま す 。 地 域 総 合 整 備 資 金 貸 付 事 業 債 8 ,2 0 0 万 円 の 追 加 、 退 職 手 当 債 1 億 5 ,4 00万円の追加でございます。 次に、3ページをお願いします。 歳出の部でございます。 第1款議会費、第1項議会費で51万円の減額でございます。 第 2 款 総 務 費 で 2 億 1 ,2 5 1 万 2 ,0 0 0 円 の 追 加 で ご ざ い ま す 。 第 1 項 の 総 務 管 理 費 で 、 2 億 1 ,1 6 4 万 3 ,0 0 0 円 の 追 加 と な っ て お り ま す 。 主 な も の は 、 来 年 4 月 の 市 の 組 織 再 編 に 係 る 庁 舎 施 設 整 備 工 事 等 1 ,3 0 0 万 円 の 追 加 で ご ざ い ま す 。 第 2 項 徴 税 費 で 7 4 4 万 2 ,0 0 0 円 の 追 加 で ご ざ い ま す 。 主なものは、還付金650万円の追加でございます。第3項戸籍住民基本台帳 費 で 7 0 5 万 8 ,0 0 0 円 の 減 額 で ご ざ い ま す 。 第 4 項 選 挙 費 で 4 1 万 5 ,0 0 0 円 の 減 額 、 第 5 項 統 計 調 査 費 で 3 7 万 5 ,0 0 0 円 の 追 加 、 第 6 項 監 査 委 員 費 で 2 万 1 ,0 0 0 円 の 減 額 、 第 7 項 諸 費 で 5 4 万 6 ,0 0 0 円 の 追 加 で ご ざ い ます。 第 3 款 民 生 費 で 4 ,6 7 6 万 2 ,0 0 0 円 の 追 加 で ご ざ い ま す 。 第 1 項 の 社 会 福 祉 費 で 5 ,0 5 1 万 6 ,0 0 0 円 の 追 加 で ご ざ い ま し て 、 こ の 中 に は 地 域 総 合 整 備 資 金 貸 付 金 8 ,2 0 0 万 円 を 含 ん で お り ま す 。 第 2 項 の 児 童 福 祉 費 で 1 ,0 4 0 万 8 ,0 0 0 円 の 減 額 で ご ざ い ま す 。 坂 井 保 育 所 の 保 護 者 用 送 迎 用 駐 車 場 -27- 用 地 取 得 費 4 3 0 万 1 ,0 0 0 円 の 追 加 を 含 ん で お り ま す 。 第 3 項 生 活 保 護 費 は 、 国 庫 ・ 県 費 等 返 還 金 で 8 5 6 万 2 ,0 0 0 円 の 追 加 で ご ざ い ま す 。 第 4 項 国 民 年 金 事 務 取 扱 費 で 1 9 0 万 8 ,0 0 0 円 の 減 額 で ご ざ い ま す 。 第 4 款 衛 生 費 、 第 1 項 保 健 衛 生 費 で 2 ,5 3 3 万 1 ,0 0 0 円 の 追 加 で ご ざ い ます。国民健康保険特別会計への繰出金で773万円の減額が含まれておりま す。 第 5 款 労 働 費 、 第 1 項 労 働 総 務 費 で 8 6 0 万 1 ,0 0 0 円 の 追 加 で ご ざ い ま す。 第 6 款 農 林 水 産 業 費 で 3 ,3 2 0 万 9 ,0 0 0 円 の 追 加 で ご ざ い ま す 。 第 1 項 の 農 業 費 で 4 ,8 7 2 万 2 ,0 0 0 円 の 追 加 で ご ざ い ま し て 、 こ の 主 な も の は 、 明 日 の 地 域 農 業 を 支 え る 担 い 手 条 件 整 備 事 業 補 助 金 2 ,4 5 7 万 6 ,0 0 0 円 の 追 加 、 県 営 か ん が い 排 水 事 業 負 担 金 で 1 ,1 7 4 万 2 ,0 0 0 円 の 追 加 、 九 頭 竜 川 下 流 地 区 地 域 用 水 機 能 増 進 事 業 負 担 金 で 1 ,3 1 6 万 9 ,0 0 0 円 の 追 加 で ご ざ い ま す 。 第 2 項 林 業 費 で 5 0 万 円 の 追 加 、 第 3 項 水 産 業 費 で 1 ,6 0 1 万 1 , 000円の減額でございます。 第 7 款 商 工 費 、 第 1 項 商 工 費 で 4 6 万 1 ,0 0 0 円 の 追 加 で ご ざ い ま す 。 次に、4ページをお願いします。 第 8 款 土 木 費 で 7 ,9 6 7 万 4 ,0 0 0 円 の 減 額 で ご ざ い ま す 。 第 1 項 の 土 木 管 理 費 で 1 ,2 5 4 万 5 ,0 0 0 円 の 減 額 、 第 2 項 道 路 橋 り ょ う 費 で 7 ,8 8 9 万 5 ,0 0 0 円 の 減 額 で ご ざ い ま す 。 主 な も の は 、 随 応 寺 ・ 江 留 上 線 道 路 改 良 事 業 6 , 8 3 5 万 8 , 0 0 0 円 の 減 額 で ご ざ い ま す 。 第 3 項 河 川 費 で 1 ,0 4 8 万 4 ,0 0 0 円 の 減 額 、 第 4 項 都 市 計 画 費 で 1 , 4 4 8 万 7 ,0 0 0 円 の 追 加 、 第 5 項 住 宅 費 で 7 7 6 万 3 ,0 0 0 円 の 追 加 で ご ざ い ま す 。 第 9 款 消 防 費 、 第 1 項 消 防 費 で 3 ,2 7 9 万 6 ,0 0 0 円 の 追 加 で ご ざ い ま し て、嶺北消防組合に対する負担金でございます。 第10款教育費でございますが、227万円の減額でございます。第1項の 教 育 総 務 費 で 3 ,3 1 1 万 3 ,0 0 0 円 の 減 額 で す が 、 こ の 中 に は 市 内 中 学 校 へ の教育振興奨励金150万円の追加が含まれております。第2項小学校費で2 3 1 万 4 ,0 0 0 円 の 追 加 で 、 主 な も の は 小 学 校 の 図 書 館 用 図 書 購 入 費 4 0 0 万円の追加でございます。第3項中学校費で235万円の減額ですが、中学校 の図書館用図書購入費100万円の追加が含まれております。第4項幼稚園費 で 1 ,2 7 9 万 円 の 減 額 、 第 5 項 社 会 教 育 費 で 4 ,7 8 8 万 1 ,0 0 0 円 の 追 加 、 第 6 項 保 健 体 育 費 で 4 2 1 万 2 ,0 0 0 円 の 減 額 で ご ざ い ま す 。 次に、5ページをお願いします。 第2表地方債の補正でございます。 ま ず 、 追 加 で ご ざ い ま す が 、 地 域 総 合 整 備 資 金 貸 付 事 業 債 で 8 ,2 0 0 万 円 、 -28- 退 職 手 当 債 で 1 億 5 ,4 0 0 万 円 の 限 度 額 を 設 定 し 、 起 債 の 方 法 は 証 書 借 入 ま た 証 券 発 行 、 利 率 は 4 .5 % 以 内 、 償 還 の 方 法 は 借 入 先 の 融 資 条 件 に よ る も の とさせていただくものでございます。 次 に 、 変 更 で ご ざ い ま す が 、 補 正 後 の 限 度 額 を 農 地 整 備 事 業 は 1 億 8 ,1 8 0 万 円 に 、 道 路 改 良 事 業 は 1 億 5 ,3 5 0 万 円 に 、 臨 時 財 政 対 策 債 は 9 億 4 ,6 4 3 万 9 ,0 0 0 円 に 、 辺 地 対 策 事 業 債 は 2 ,5 6 0 万 円 に 、 合 併 特 例 事 業 債 は 5 ,7 6 0 万 円 に そ れ ぞ れ 変 更 す る も の で 、 起 債 の 方 法 、 利 率 、 償 還 の 方 法 に つきましては、補正前と同じでございます。 以上、議案第69号、平成19年度坂井市一般会計補正予算(第3号)の説 明とさせていただきます。 よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。 ○ 議長(岡本正義)森生活環境部長。 ○ 生活環境部長(森 勝義)それでは、議案第70号、平成19年度坂井市 国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、ご説明を申し上げます。 予算書に基づきまして、ご説明をさせていただきます。 平成19年度坂井市国民健康保険特別会計補正予算は、歳入歳出予算の総額 に 、 歳 入 歳 出 そ れ ぞ れ 3 億 7 ,0 5 7 万 円 を 追 加 し 、 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 を 歳 入 歳 出 そ れ ぞ れ 7 8 億 6 ,2 4 2 万 8 ,0 0 0 円 と す る も の で あ り ま す 。 2ページをおめくりください。 歳入について、申し上げます。 3 款 国 庫 支 出 金 は 、 補 正 前 の 額 に 2 ,7 0 9 万 9 ,0 0 0 円 を 追 加 し 、 1 8 億 6 ,6 0 2 万 1 ,0 0 0 円 と す る も の で あ り ま す 。 そ の 内 訳 は 、 1 項 国 庫 負 担 金 で 補 正 前 の 額 に 1 ,9 6 4 万 6 ,0 0 0 円 を 追 加 し 、 1 4 億 4 ,7 1 9 万 8 ,0 0 0 円 と 、 2 項 国 庫 補 助 金 で 補 正 前 の 額 に 7 4 5 万 3 ,0 0 0 円 を 追 加 し 、 4 億 1 ,8 8 2 万 3 ,0 0 0 円 で あ り ま す 。 4 款 県 支 出 金 、 2 項 県 補 助 金 は 、 補 正 前 の 額 に 5 7 9 万 7 ,0 0 0 円 を 追 加 し 、 3 億 1 ,3 3 0 万 8 ,0 0 0 円 と す る も の で あ り ま す 。 5 款 療 養 給 付 費 交 付 金 、 1 項 療 養 給 付 費 交 付 金 は 補 正 前 の 額 に 2 億 9 ,4 5 1 万 1 , 0 0 0 円 を 追 加 し 、 2 0 億 6 , 6 5 1 万 2 ,0 0 0 円 と す る も の で あ り ます。 8 款 繰 入 金 は 、 補 正 前 の 額 に 1 億 6 ,3 9 8 万 5 ,0 0 0 円 を 減 額 し 、 2 億 7 , 9 0 4 万 7 ,0 0 0 円 と す る も の で あ り ま す 。 そ の 内 容 は 、 1 項 他 会 計 繰 入 金 、 補 正 前 の 額 に 7 4 6 万 2 ,0 0 0 円 を 減 額 し 、 2 億 7 ,9 0 4 万 7 , 0 0 0 円 と 、 2 項 基 金 繰 入 金 で 補 正 前 の 額 に 1 億 5 ,6 5 2 万 3 ,0 0 0 円 を 減 額 し 、 ゼ ロ と するものであります。 9 款 繰 越 金 、 1 項 繰 越 金 は 、 補 正 前 の 額 に 2 億 7 1 4 万 8 ,0 0 0 円 を 追 加 -29- し、2億715万円とするものであります。 次に、歳出について申し上げます。 1 款 総 務 費 、 1 項 総 務 管 理 費 は 、 補 正 前 の 額 に 2 6 万 円 8 ,0 0 0 円 を 追 加 し 、 8 ,0 4 2 万 7 ,0 0 0 円 と す る も の で あ り ま す 。 2 款 保 険 給 付 費 は 、 補 正 前 の 額 に 4 億 8 ,8 0 0 万 円 を 追 加 し 、 5 2 億 4 ,8 5 6 万 2 ,0 0 0 円 と す る も の で あ り ま す 。 そ の 内 訳 は 、 1 項 療 養 諸 費 で 補 正 前 の 額 に 3 億 7 , 5 0 0 万 円 を 追 加 し 、 4 7 億 1 ,1 7 6 万 2 ,0 0 0 円 と 、 2 項 高 額 療 養 費 で 補 正 前 の 額 に 1 億 円 を 追 加 し 、 4 億 7 ,0 0 0 万 円 、 5 項 葬 祭 諸 費 で 補 正 前 の 額 に 1 ,3 0 0 万 円 を 追 加 し 、 3 ,1 6 0 万 円 と す る も の で あ り ます。 3 款 老 人 保 健 拠 出 金 、 1 項 老 人 保 健 拠 出 金 は 、 補 正 前 の 額 に 8 ,6 4 7 万 8 , 0 0 0 円 を 減 額 し 、 1 2 億 3 ,3 8 2 万 2 ,0 0 0 円 と す る も の で あ り ま す 。 4 款 介 護 給 付 金 、 1 項 介 護 給 付 金 は 補 正 前 の 額 に 4 ,6 0 0 万 7 ,0 0 0 円 を 減 額 し 、 3 億 9 ,3 9 9 万 3 ,0 0 0 円 と す る も の で あ り ま す 。 6 款 保 健 事 業 費 、 1 項 保 健 事 業 費 は 、 補 正 前 の 額 に 3 6 5 万 7 ,0 0 0 円 を 減 額 し 、 6 ,3 8 0 万 6 ,0 0 0 円 と す る も の で あ り ま す 。 9 款 諸 支 出 金 、 1 項 償 還 金 及 び 還 付 加 算 金 は 、 補 正 前 の 額 に 1 ,8 4 4 万 4 , 0 0 0 円 を 追 加 し 、 2 ,8 1 5 万 5 ,0 0 0 円 と す る も の で あ り ま す 。 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 次に、議案第71号、平成19年度坂井市老人保健特別会計補正予算(第1 号)について、ご説明を申し上げます。 平成19年度坂井市老人保健特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出予算 の 総 額 に 歳 入 歳 出 そ れ ぞ れ 3 8 万 8 ,0 0 0 円 を 追 加 し 、 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 を 歳 入 歳 出 そ れ ぞ れ 9 4 億 1 ,9 2 9 万 4 ,0 0 0 円 と す る も の で あ り ま す 。 歳入について申し上げます。 4 款 繰 入 金 、 1 項 一 般 会 計 繰 入 金 は 、 補 正 前 の 額 に 3 8 万 8 ,0 0 0 円 を 追 加 し 、 7 億 8 ,7 6 9 万 5 ,0 0 0 円 と す る も の で あ り ま す 。 次に、歳出について申し上げます。 1 款 総 務 費 、 1 項 総 務 管 理 費 は 、 補 正 前 の 額 に 3 8 万 8 ,0 0 0 円 を 追 加 し 、 4 ,3 1 6 万 1 ,0 0 0 円 と す る も の で あ り ま す 。 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○ 議長(岡本正義)ここで、暫時休憩をいたしまして、午後1時30分より 会議を再開いたします。 ○ (午前11時52分 休憩) (午後 再開) 1時30分 議長(岡本正義)休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 -30- 陶山上下水道部長。 ○ 上下水道部長(陶山隆志)それでは、私は議案第72号、平成19年度坂 井市水道事業会計補正予算(第2号)について、ご説明申し上げます。 予算書の1ページをお開き願います。 第2条は、平成19年度坂井市水道事業会計予算第3条に定めました収益的 収入及び支出の予定額を補正させていただくものでございます。営業収益を1 5 1 万 6 , 0 0 0 円 増 額 補 正 し 、 1 8 億 3 ,8 0 3 万 6 , 0 0 0 円 と さ せ て い た だくもので、内容はシステム改修に伴う他会計負担金でございます。営業費用 を 1 ,7 0 9 万 9 , 0 0 0 円 減 額 補 正 し 、 1 7 億 2 ,1 0 7 万 円 と さ せ て い た だ くもので、内容はシステム改修費用の増額と職員給与費等の減額でございます。 第 3 条 は 、 当 初 予 算 第 4 条 の 本 文 括 弧 書 き の 4 億 3 ,3 4 7 万 6 ,0 0 0 円 を 4 億 3 ,3 7 5 万 4 , 0 0 0 円 に 、 4 億 1 ,6 6 7 万 8 ,0 0 0 円 を 4 億 1 ,6 9 5 万 6 ,0 0 0 円 に 改 め さ せ て い た だ く も の で ご ざ い ま す 。 建 設 改 良 費 を 2 7 万 8 ,0 0 0 円 増 額 補 正 し 、 4 億 8 , 5 3 0 万 3 , 0 0 0 円 と さ せ て い た だ く も ので、内容は職員給与等でございます。 第 4 条 は 、 当 初 予 算 第 1 0 条 で 定 め た 職 員 給 与 費 に つ い て 2 ,0 7 0 万 6 ,0 0 0 円 を 減 額 し 、 1 億 4 ,7 8 7 万 4 ,0 0 0 円 と さ せ て い た だ く も の で ご ざ い ます。 引き続き、議案第73号、平成19年度坂井市下水道事業会計補正予算(第 1号)について、ご説明申し上げます。 予算書の1ページをお開きください。 第2条は、平成19年度坂井市下水道事業会計予算第3条に定めた収益的支 出の予定額を補正させていただくものでございます。営業費用を889万5, 0 0 0 円 減 額 補 正 し 、 1 8 億 8 ,1 3 0 万 5 ,0 0 0 円 と さ せ て い た だ く も の で 、 内容は職員給与等でございます。 第 3 条 は 、 当 初 予 算 第 4 条 の 本 文 中 の 括 弧 書 き の 、 不 足 す る 額 9 億 9 ,3 8 9 万 6 ,0 0 0 円 を 9 億 8 ,5 9 1 万 4 ,0 0 0 円 に 、 当 年 度 損 益 勘 定 留 保 資 金 9 億 6 8 2 万 3 , 0 0 0 円 を 、 8 億 9 , 8 8 4 万 1 ,0 0 0 円 に 改 め さ せ て い た だくものでございます。 資 本 的 収 入 と し て 、 企 業 債 を 7 0 万 円 増 額 補 正 し 、 2 0 億 1 ,9 9 0 万 円 に 、 補 助 金 を 2 0 0 万 円 増 額 し 、 8 億 9 ,3 0 3 万 4 ,0 0 0 円 と さ せ て い た だ く も ので、事業内容見直しによる財源振り替えでございます。 ま た 、 資 本 的 支 出 と し て 建 設 改 良 費 5 2 8 万 2 ,0 0 0 円 を 減 額 補 正 し 、 2 6 億 7 8 万 3 ,0 0 0 円 と さ せ て い た だ く も の で 、 内 容 は 職 員 給 与 費 等 で ご ざ います。 2ページをお開き願います。 -31- 第4条は、当初予算第7条で定めました起債限度額を70万円増額し、17 億 6 ,4 5 0 万 円 と さ せ て い た だ く も の で ご ざ い ま す 。 第 5 条 は 、 当 初 予 算 第 1 0 条 で 定 め ま し た 職 員 給 与 費 を 1 ,5 6 9 万 3 ,0 0 0 円 減 額 し 、 1 億 9 ,9 1 5 万 円 と さ せ て い た だ く も の で ご ざ い ま す 。 以上、説明とさせていただきます。 ○ 議長(岡本正義)これより、日程第14、議案第69号、平成19年度坂 井市一般会計補正予算(第3号)についての質疑を行います。 質疑ありませんか。 4番、伊藤議員。 ○ 4番(伊藤聖一)全協の方では説明がなかったということで、きょう説明 をいただきましたが、あえて詳細についてもう少しお伺いしますが、土木費、 道路橋りょう新設改良費について、何点かお聞きをいたします。 まず第1点目、末政・随応寺線道路改良事業ですけども、減額されているわ けなんですが、減額の内訳としては、当初予算との比較になりますが、工事請 負費は、これ全額削除といいますか、全額マイナス補正、それから委託料につ いても、ほとんど全額のマイナス補正ということなんですが、この点、少し説 明をいただきたいと思います。 それから、随応寺・江留上線道路改良工事事業、これにつきましてもほとん どが減額ということなんですが、特に公有財産購入費、これについても当初予 算の中での全額のマイナス補正ということなんですが、公有財産が購入できな かったから、あわせて工事ができなかったのかなというふうにも思いますが、 この2つの路線についての事業の進め方も含めて、少し説明をお願いいたしま す。 ○ 議長(岡本正義)佐藤建設部長。 ○ 建設部長(佐藤寛治)ただいまのご質問にお答えをいたします。 まず初めに、道路改良新設工事の減額がほとんどということでございますけ れども、これにつきましては国からの補助の内示によるものでございます。県 全体では64%の減額の内示でございまして、当市におきましては、1割から、 多いところで7割減というような減額の内容でございます。 今ご質問にありました末政・随応寺線の工事請負費を減額し、公有財産購入 費で増額しているということにつきましては、これは国道8号線の交差点改良 のために、まずもって用地を確保したいと、そういうことで工事費を減額して 用地取得にあたるものでございます。 それから、随応寺・江留上線の公有財産購入費でございますけれども、これ は 当 初 1 億 の 事 業 予 定 を し て お り ま し た 。 そ の う ち 内 示 を 受 け た の が 3 ,0 0 0万ということでございまして、それに見合った事業を行ったということで、 -32- それぞれ工事請負費、公有財産購入費を減額したものでございます。 ○ 議長(岡本正義)4番、伊藤議員。 ○ 4番(伊藤聖一)大体、内容はわかりました。要は国の地方道路整備臨時 交付金かな、それが確定に伴うものという説明かなというふうに思ったんです が 、 こ れ 当 初 で た し か 1 億 8 ,0 0 0 万 ぐ ら い 交 付 金 は 予 算 化 さ れ て た か な と 思うんですが、えらい大分当初の予定と変わってきたのかなというふうに思う んですけど。 これ交付金ですからパッケージですよね、多分。地区内のパッケージでやら れてるんだろうと思うんですけど、その辺が我々議員になってから、この交付 金に対するどういう組み合わせ、パッケージでどういう効果をもとにして、そ ういう国に出してるか、一切何も我々知らないんですが、それも少し、今でな くてもいいですけどね、その事業の計画に対して国庫補助の申請をしててやら れてると思うんで、どの路線でどういうような組み合わせでパッケージを組ん で、どういう効果を、目標数値を出しているのか、そういうこともこれから教 えていただきたいと思うのと、財政の方にちょっとお聞きしたいんですが、余 りにも大きな見込み違いっていうか、そういうのが出てきてるのかなと思うん ですが、予算立てるのは仕方ないかなと思うんですけど、それの査定をどうい うふうにして査定して、こういう大きな補正をしなければならないことになっ てしまったのか、査定の段階でどういうふうな目算といいますか、どういうよ うなふうに予算立てをしたのか、わかればちょっと教えていただきたいんです けど。 ○ 議長(岡本正義)恩地財務部長。 ○ 財務部長(恩地 勲)お答えをさせていただきます。 査定の段階では、一応国庫補助、いろんな県の補助金も含めてですけども、 ある程度そういった県の見込みというんですか、そういった内示というんです か、そういうなものをある程度見込めるというような形で、各原課から上がっ てくるわけですけども、そういったことに基づき査定をさせていただいており ますので、それが1つの査定の考え方としては、そういう形で計上をさせてい ただいております。 以上です。 ○ 議長(岡本正義)佐藤建設部長。 ○ 建設部長(佐藤寛治)今のご質問でございますけれども、それぞれの補助 事業でございますので、計画に基づいて予算要求をしているところでございま す。特に今回の補正減の主な内容につきましては、随応寺・江留上線が大幅な 減額ということで、これは交通量が少ないということで大幅な減額になったも のでございます。 -33- また、末政・随応寺線、それから随応寺・丸岡線につきましては、合併に伴 う道路改良も含まれておりますので、1割減程度にとどまったということでご ざいます。 ○ 議長(岡本正義)4番、伊藤議員。 ○ 4番(伊藤聖一)再度確認といいますか、私が知らない、わからないだけ かもしれないんですけど、地方道路整備臨時交付金、この交付金の性格からし て、単独の事業に対して単独の国庫の補助金をつけるものではなかったという ふうに私は理解してるんですが、地区全体を眺めて総合的にメリットが出るよ うな道路整備を一体的に進めてやるというふうに、私はこの交付金の趣旨をそ ういうふうに理解してるんですが、今の部長の話だと、単独の事業について、 単独に国庫の補助金がついてるというようなお答えなんですが、私の交付金に 対する認識が違ってるのかどうかだけ、最後にお願いします。 ○ 議長(岡本正義)佐藤建設部長。 ○ 建設部長(佐藤寛治)今申し上げましたように、それぞれの事業には計画 がございまして、年度の事業費をそれぞれ持っております。それに基づいて国 の方へ補助申請をしますので、それに基づいて内示があるということでござい ます。 ○ 議長(岡本正義)ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 次に、日程第16、議案第71号、平成19年度坂井市老人保健特別会計補 正予算(第1号)について、質疑を行います。 質疑を許します。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)質疑ないようですので、これで質疑を終わります。 次に、議案第70号、平成19年度坂井市国民健康保険特別会計補正予算 (第1号)についての質疑を承ります。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)これで質疑を終わります。 次に、日程第17、議案第72号、平成19年度坂井市水道事業会計補正予 算(第2号)についての質疑を行います。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)質疑ないようですので、質疑を終わります。 -34- 次に、日程第18、議案第73号、平成19年度坂井市公共下水道事業会計 補正予算(第1号)について、質疑を行います。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)これで質疑を終わります。 次に、日程第19、議案第74号から日程第26、議案第81号までについ て理事者に議案の内容の説明を求めます。 丸子総務部長。 ○ 総務部長(丸子公秀)続きまして、私は議案第74号から議案第81号ま での議案内容につきまして、ご説明を申し上げます。 まず、議案第74号、坂井市総合計画基本構想の策定についてでございます が、地方自治法第2条第4項の規定に基づき、坂井市の今後10年間の市政運 営の指針となり、市政における最上位の計画に位置づけられます坂井市総合計 画基本構想を、別紙のとおり策定することにつきまして、議会の議決をお願い いたすものでございます。 この基本構想は、本市が目指すまちづくりの指針として、市の将来像を明ら かにし、その達成のための理念や方針、基本政策を示すもので、計画期間は平 成20年度を初年度に、平成29年度までの10年間を計画期間といたしてお ります。 また、基本計画は基本構想の実現に向け、具体的な施策や事業の体系を示す もので、期間は5年ごとに改定を行うものとし、今回は前期期間として20年 度から24年度までの5年間とするものであります。 次に、策定にあたりましての経過でございますけれども、市民と行政が一体 となってまちづくりを推進するため、広く市民の参加を求め、情報を共有しな がら策定にあたりました。 特に、4つの地域協議会とは地域が抱える諸課題や今後のまちづくりについ て意見交換を行い、また、それぞれ有識者8人から成る4つの専門部会で構成 するまちづくり計画策定委員会を設置し、幅広い視野に立って坂井市の進むべ き方向やあるべき姿について、議論、提言をいただいてまいりました。 さ ら に は 、 市 民 8 ,0 0 0 人 を 対 象 に し た 市 民 ア ン ケ ー ト や 、 中 学 2 年 生 へ のアンケートを実施するなど、市民ニーズの把握にも努めました。 こうした作業を踏まえ、全庁体制のもとで総合計画試案を作成いたし、これ を市内各界各層の代表者等20名で構成いたします総合計画審議会に諮問いた し、慎重な審議を重ねていただき、去る11月16日に答申をいただいたとこ ろでございます。 基本構想の概要といたしまして、坂井市の将来像、「子どもたちの夢を育む -35- 故郷を目指して」「輝く未来へ・・・みんなで創る希望の都市」と定め、その 実現に向けて21世紀に力強く発展するための確固たる礎を市民と協働で築き 上げていくものでございます。 こうした観点から、今後の坂井市のまちづくりの基本目標として、「住民と ともに育むまちづくり」「多様な都市活動を支えるまちづくり」など、8つの 「まちづくり」を柱に掲げております。 なお、基本計画におきましては、基本目標ごとに基本施策を掲げ、どのよう な事業を推進するのかを市民にわかりやすく示しておりますとともに、基本理 念に掲げた市民との協働体制につきましても、明確に示させていただきました。 さらに、現在策定中、及び今後策定予定の各部署におきます都市計画マスタ ープランなどの個別の計画との一体的な推進により、総合計画の実効性を高め てまいるところでございますので、どうかひとつよろしくお願いを申し上げま す。 次に、議案第75号、字の区域及び名称の変更についてでございますが、坂 井市丸岡町猪爪、西瓜屋及び寅国地係における丸岡南部第四地区土地区画整理 事 業 、 こ れ 面 積 2 .0 2 ヘ ク タ ー ル で ご ざ い ま す け れ ど も 、 こ の 事 業 に 伴 い ま す換地処分に基づき、字の区域及び名称の変更を、別紙変更調書のとおり変更 いたしたいので、議会の議決をお願いいたすものでございます。 次に、議案第76号、坂井市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を 改正する条例について、及び議案第77号、坂井市職員の育児休業等に関する 条例の一部を改正する条例についてでございますが、少子化対策として長期間 にわたる育児と仕事の両立が可能となるように、地方公務員の育児休業等に関 する法律の一部が改正されました。 これに伴いまして、育児休業をとる職員の1日あたりの勤務時間を、例えば 4時間とするとか、週3日勤務するといった勤務形態、あるいは当該職員の休 暇等に関する規定のほか、勤務しないこととなる時間等の業務に対応いたすた め、非常勤の短時間勤務職員を任用することができるといった、育児短時間勤 務をする職員等の勤務時間、休暇等に関する規定を整備させていただくもので ございます。 次に、議案第78号、坂井市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正 する条例についてでございますが、人事院勧告に基づく給与改定に準じまして、 初任給を中心に若年層に限定した給与月額の改定や扶養手当の改定など、職員 の給与の改定を行いますとともに、先ほど条例改正でご説明いたしました育児 短時間勤務をする職員等の給与に関する規定を整備させていただくため、条例 の一部を改正させていただくものでございます。 次に、議案第79号、坂井市重度障害者(児)医療費の助成に関する条例の -36- 一部を改正する条例についてでございますが、福井県重度障害者(児)医療無 料化対策事業実施要綱の一部改正に伴いまして、坂井市内の病院や障害者支援 施設などに、坂井市以外の方が入所等された場合、医療費の助成はその方の入 所等以前の住所地の市町村が負担するといった、住所地特例の改正を行う内容 のものでございます。 次に、議案第80号、坂井市下水道条例の一部を改正する条例についてでご ざいますが、排水設備等の新設等を行おうとする者に対し、確認手数料を徴収 するための規定を整備するものでございますが、内容といたしましては、公共 下水道の供用開始の日から3年以内に排水設備等の新設等を行う場合は、この 確認手数料はいただかないというふうにすることで、公共下水道の普及率を高 めてまいるものでございます。 次に、議案第81号、福井県市町総合事務組合の規約の変更及び財産処分に ついてでございますが、合併により旧丹生郡六町のうち、四町が越前町に、二 町村が福井市に合併したことに伴い、丹生衛生管理組合が解散をいたすため、 平成20年3月31日付で、福井県市町総合事務組合から丹生衛生管理組合を 脱退させること、及び一部事務組合等が退職手当支給事務組合から脱退する場 合における福井県市町総合事務組合規約の変更、並びに丹生衛生管理組合の脱 退に伴う福井県市町総合事務組合の財産処分についての協議をお願いいたす内 容のものでございます。 以上、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げまして、議案内容のご 説明とさせていただきます。 ○ 議長(岡本正義)これより、日程第19、議案第74号、坂井市総合計画 基本構想の策定について、質疑を行います。 質疑はありませんか。 17番、田中議員。 ○ 17番(田中千賀子)74号のこの坂井市総合計画基本構想の、この中の 言葉遣いなんですけれども、何かこう読んでいますと、市民と住民っていう言 葉が入りまじっているんですけども、この総合計画におきましてはどんな意図 があるのか、ちょっと説明をお願いいたします。 ○ 議長(岡本正義)丸子総務部長。 ○ 総務部長(丸子公秀)ちょっと部分的な場所がわかりませんけれども、一 般的なことでお答えをさせていただきますと、坂井市内に住民登録をされてい る方と、市内に通ってこられる会社勤めの方といったようなところで、多少の 使い分けをしている部分があろうかと思います。 ○ 議長(岡本正義)17番、田中議員。 ○ 17番(田中千賀子)私たち、一般的に思うんですけども、市民というの -37- は、社会の一員としてまちづくりの担い手としての主体的、自立的な意味を持 つ人かなという思いを込めて使ってあるのが多いんでないかなと思うんですね。 そして、住民というのは一般的にどちらかというと受け身であったり、それか ら行政に対して意見とか、いろんな要望を言う主体としてとらえているという かね、そういうことで、この場合、市民っていう言葉を使ってほしかったなっ て思うんですけども、その点、いかがでしょうか。 例えばですね、この目次を見ますと、第2部の基本構想のところで、第2章 の2の1の「住民とともに育むまちづくり」ということが書いてあったり、そ れから、65ページですか、5の2の循環型社会の構築というところでは、市 民っていう言葉が書いてあるんですね。それで、もっともっと探すとあるんで すけれども、ざっと大ざっぱに言いますとこういうところで違うので、別に分 けなくても、市長は、市民と協働のまちづくりということで、合併当時からこ の言葉を非常に使っておりますので、市民っていう言葉が適正かなって、私は 思うので質問をいたしております。 ○ 議長(岡本正義)丸子総務部長。 ○ 総務部長(丸子公秀)今のご質問は、総合計画のこの文章中で、多方面に わたり住民という言葉が出てまいりますけれども、それを全部市民という言葉 に置きかえるということでしょうかね。 ○ 17番(田中千賀子)はい。そういうことを提案してるんですけれども、 いかがでしょうか。 ○ 総務部長(丸子公秀)先ほど申し上げましたように、いわゆる市に住民登 録をされているという方での使い分けである市民というような言い方、さらに は、そういう住民登録はされていませんけれども、坂井市内で活動なり勤務な りをされている方もおられますので、私どもとしては、そういう部門部門での 言葉の使い分けとして市民という言葉であったり、住民という言葉であったり、 あるいは地域住民、あるいは住民とともにというふうに、それぞれ使い分けを させていただいておりますので、この形でお願いをできればというに思います。 ○ 議長(岡本正義)ほかにございませんか。 ほかに質疑ないですか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)これで質疑を終わります。 次に、日程第20、議案第75号、字の区域及び名称の変更についてを質疑 を行います。 質疑を許します。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 -38- ○ 議長(岡本正義)これで質疑を終わります。 次に、日程第21、議案第76号、坂井市職員の勤務時間、休暇等に関する 条例の一部を改正する条例についての質疑を許します。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)これで質疑を終わります。 次に、日程第22、議案第77号、坂井市職員の育児休業等に関する条例の 一部を改正する条例について、質疑を許します。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)これで質疑を終わります。 次に、日程第23、議案第78号、坂井市一般職員の給与に関する条例の一 部を改正する条例について、質疑を許します。 質疑ありませんか。 27番、釣部議員。 ○ 27番(釣部勝義)27番、釣部です。 今の78号でございますが、人事院勧告での、少し上げてもよかろうかって いうようなことだと思うんですが、きのうの全協でも大変厳しい経済状況の中 で、坂井市といたしましても来年から予算組むのに大変だという時期に、これ は、今のこの金額は若い人に少しでもというんで私は反対はしませんが、来年 あたりから、私が思うのは、また給料値上げとかという話が出てくるかに思う んですね。来年のことになりますが、それは絶対上げてはならないと。といい ますのは、きょうの新聞ですか、越前市も職員の給料を上げるんでなしに下げ ているというようなことでございますので、来年度に向けてその辺も慎重に考 えて、市政は税金でやっておりますので、その辺をひとつ十分に考えて検討し てほしい。 今回は、これで私は賛成に回りますが、来年からはそんなわけにはいきませ ん。 以上でありますが、財務部長、何か来年に向けて。 (発言する者あり) ○ 27番(釣部勝義)来年はえんか。じゃ、市長やね、市長。 来年います市長にお願いします。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)今回の人事院勧告については、国が示されたということ でありますし、ただ、職員も多くは家庭も持ってますし、そういった中で、議 員さんも職員もみんな一緒やというように思いますし、景気が悪うなったさけ -39- って、職員だけっとすると、なかなか難しい点があるんじゃないかなと。 職員も家庭も持ってますし、そういった中で、今の現時点で職員の人事院勧 告のものを述べることじゃないんじゃないかなというふうに思います。 今、釣部議員言われたように、きょうの新聞にも載っていましたが、人事院 勧告で少し上げて、新聞読みますとですよ、少し上げて今度は市でまた下げる、 それ以上に下がると思うんですね。そこらは、ちょっと私はわかりませんが、 今の現時点においては、私どもこもということは考えていませんので、そのと きにまた、来年のときにまた考えていきたいなというふうに考えています。 (発言する者あり) ○ 議長(岡本正義)ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)ないようでございますので、これで質疑を終わります。 次に、日程第24、議案第79号、坂井市重度障害者(児)医療費の助成に 関する条例の一部を改正する条例についての質疑を許します。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)これで質疑を終わります。 次に、日程第25、議案第80号、坂井市下水道条例の一部を改正する条例 について、質疑を許します。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)これで質疑を終わります。 次に、日程第26、議案第81号、福井県市町総合事務組合の規約の変更及 び財産処分についての質疑を許します。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)これで質疑を終わります。 次に、日程第27、議案第82号から日程第49、議案第104号について、 理事者より議案内容の説明を求めます。 丸子総務部長。 ○ 総務部長(丸子公秀)続きまして、議案第82号から議案第104号まで の指定管理者の指定について、ご説明を申し上げます。 市におきましては、公の施設に対する多様な住民ニーズに対し、より効果的、 効率的に対応するため、公の施設の管理に民間の能力を活用しつつ、住民サー ビスの向上を図るとともに、経費の節減等を図る目的で、平成19年4月第二 次公の施設の指定管理者制度に関する指針を定め、指定管理者導入施設の選定、 -40- 募集要領による募集、及び指定管理者選定委員会におけるプレゼンテーション 等により、このほど指定管理候補者を選定いたしたところでございます。 そして、今議会におきまして、それぞれの公の施設の管理運営業務を効果的、 効率的に行うため、以下の団体等を指定管理者として指定しようといたすもの でございます。 まず、議案第82号の坂井市営JR春江駅駐車場、JR丸岡駅南駐車場及び JR丸岡駅長畑駐車場については、福井市下馬二丁目101番地、株式会社ア イビックス、代表者吉田敏貢。 議案第83号の坂井市赤坂聖苑につきましては、福井市里別所新町505番 地、株式会社法美社、代表者木下雅俊を。 議案第84号の坂井市坂井健康増進センター、議案第85号の坂井市三国社 会福祉センター及び議案第86号の坂井市三国希望園の3施設につきましては、 坂井市丸岡町八ケ郷第21号7番地1、社会福祉法人坂井市社会福祉協議会、 代表者豊永雄勝を。 議案第87号の坂井市丸岡総合福祉保健センターについては、福井市円成寺 町1番6号、イワシタ物産株式会社、代表者岩下春幸を。 議案第88号のいこいの家については、坂井市丸岡町西瓜屋第4号65番地、 特定非営利活動法人すいせんの家、代表者清水嘵美を。 議案第89号の坂井市坂井障害者交流センターについては、坂井市坂井町東 第24号22番地、特定非営利活動法人スマイルネットワークさかい、代表者 田崎健治を。 議案第90号の坂井市ゆりの里公園については、坂井市春江町大針第8号2 3番地、長谷川造園株式会社、代表者長谷川範彦を。 議案第91号の坂井市坂井地域交流センターについては、福井市下馬二丁目 101番地、株式会社アイビックス、代表者吉田敏貢を。 議案第92号の坂井市三国温泉ゆあぽ~とについては、坂井市三国町宿二丁 目18番1号、三国温泉組合代表者、船木一輝を。 議案第93号の東尋坊駐車場については、坂井市三国町安島第59号53番 地、坂井市三国観光協会、代表者道場幸信を。 議案第94号の丸岡城、坂井市丸岡歴史民俗資料館、霞ケ城公園及び坂井市 霞ケ城公園事務所の4施設については、坂井市丸岡町霞町三丁目1番地3、財 団法人丸岡町公共施設等管理公社、代表者北川貞二を。 議案第95号の坂井市丸岡観光情報センターについては、坂井市丸岡町霞町 三丁目1番地3、有限会社一筆啓上茶屋、代表者竹内一男を。 議案第96号の丸岡まちかど公園駐車場及びお天守前駐車場の2施設につい ては、坂井市丸岡町霞町三丁目1番地3、財団法人丸岡町公共施設等管理公社、 -41- 代表者北川貞二を。 議案第97号の坂井市たけくらべ広場については、坂井市丸岡町山竹田第1 19号3番地、社団法人竹田文化共栄会、代表者中川輝雄を。 議案第98号の坂井市みくに文化未来館及び議案第99号の旧森田銀行本店 の2施設については、坂井市三国町神明一丁目4番20号、財団法人坂井市三 国町文化振興事業団、代表者川元利夫を。 議案第100号の旧岸名家及び三国湊町家館については、坂井市三国町新保 第8号2番地、特定非営利活動法人ボランティアガイドきたまえ三国、代表者 魚谷敏明を。 議案第101号の坂井市文化の森・YURI文化情報交流館については、坂 井市春江町西太郎丸第15号22番地、財団法人坂井市春江文化振興事業団、 代表者川元利夫を。 議案第102号の三国運動公園屋内温水プールについては、福井市花堂北二 丁目31番23号、アクアスポーツ株式会社、代表者木下喜彦を。 そして議案第103号の丸岡情報団地公園及び議案第104号の丸岡運動公 園、鳴鹿テニス場、磯部テニス場、今市水泳プール、長畝水泳プール、丸岡武 道館、丸岡今福体育館、丸岡ゲートボール場、坂井市丸岡スポーツランド及び 霞ケ城公園屋内球技練習場の10施設につきましては、坂井市丸岡町霞町三丁 目1番地2、財団法人丸岡体育振興事業団の代表者林田千之を。 それぞれ指定管理者として指定いたしたいので、議会の議決をお願いいたす ものでございます。 なお、各施設の指定の期間は、議案第97号のたけくらべ広場及びただいま の議案第103号の情報団地公園と、104号の丸岡運動公園など10施設に つきましては3年、残りの施設につきましては5年を指定期間といたすもので ございます。 以上、よろしくご審議を賜りまして、議決をちょうだいいたしますようお願 いを申し上げまして、議案内容の説明とさせていただきます。 ○ 議長(岡本正義)審議の都合上、日程第27、議案第82号から日程第4 9、議案第104号まで、議案23件を一括質疑を行いたいと思いますが、ご 異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)異議なしと認めます。 よって、日程第27、議案第82号から日程第49、議案第104号まで、 議案23件を一括して審議を行います。 これより質疑を許します。 2番、松本議員。 -42- ○ 2番(松本 朗)この指定管理者についての選定委員会の選定について、 議会として可否を判断する材料が極めて不足しているというふうに思っている んですが、今議案として提出されているもののほかに、各審査項目に対する得 点については提出をされました。 そこでお尋ねしますが、この審査項目に対する部分的な得点ですね、これに ついてそれぞれの選定委員が点数をつけたわけですが、どういう観点でこの審 査項目それぞれについて、どういう視点で点数を入れたのかということについ ては、検証できるものというのは存在しているんですか。 ○ 議長(岡本正義)小林副市長。 ○ 副市長(小林正明)指定管理者の選定委員というのは、基本的に、その委 員を選定した段階で、その方々、内部的に言えば私も含めて部長級入っており ますので、直接の担当してる者、それと外部の方が2名ということでございま す。そのときのお話でございますと、その人たちがどういう印象なり、そのプ レゼンなり、あるいは提案書を読んでどう判断したかと、その中身まで示しな さいというふうに聞こえますが、それ自体は事実的に検証する材料はないと思 います。 ただ、指定管理者の選定委員会を開始するに当たって、指定管理者を選ぶた めの基本的な論点については、打ち合わせをさせていただきました。それは、 この指定管理者を選定しようとして、6月議会、9月議会でいろいろ議員の皆 様方と議論をさせていただいた項目で、特に重要だと思われることを提示をい たしまして、その上でやると。 その重要だと思うことの一番大きなものは、これまでご説明しているように、 公の施設としての性格を変えるものではないと。今まで委託でやっていたもの を、指定管理者という形で包括的に運営を任せるという前提の制度でございま すので、今の現状よりも住民に対するサービスレベルが下がらないと。なおか つ、それを前提にした上でより運営が効率的なり、あるいはその施設がより活 発に利用されるようなという判断を、それぞれの個別で、それぞれの今までの 経験なり専門の識見から判断をしてくださいということで、お願いをしており ます。 それともう1点は、そういうような形でございますので、この指定管理者に ついては金額も含めて提示をしてございますが、まず選定については、その機 能の面を優先をいたしますと。その上で、機能の面で拮抗している、あるいは ほとんど差がないような状況の場合に、初めて金額で判断をさせていただくと いうような、大きな点ではその2点をお願い、あるいは協議をした結果、それ ぞれのプレゼンなり事業者からの申請書を、それこそ全部委員会のメンバーに 見ていただきましたし、外部からお願いをした委員さんも、それぞれの施設全 -43- 部自分でお回りになって、見ていただいた上で判断をさせていただいています ので、ご了解いただきたいと思います。 ○ 議長(岡本正義)2番、松本議員。 ○ 2番(松本 朗)今、副市長が答弁された観点としては理解できます。今 後もさらに指定管理者について、そういう選定をするという機会があろうかと 思います。そういう点では、これからがスタートでありまして、今後継続的に 検証がされる事業なわけですけども、その際、その選定をする段階で妥当であ ったとしても、結果としてそれが新たな視点が必要であったとかいうことなど が、改めて、振り返って検証できることというのは必要ではないのかというふ うに思います。 それで、私は選定委員個別の観点を議会に示すことを求めているのではあり ません。選定委員の方がそれぞれの観点として、何をどうとらえて点数を決め たのかということについては、検証可能にしておくべきではないのかというふ うに思います。それが1点です。それが今ないという答弁でありましたが、行 政としては本来そういうことも配慮しておくべきではないのかということを、 意見として言っておきます。 次、質問ですけど、では、指定された業者が破綻した場合、それはいろんな 要因があるし、いろんな要素の中で破綻する可能性があると思うわけですが、 そういうときに、どういうふうに対応、責任を問うのかという点では、6月の 議会での伊藤議員の一般質問の中で協定書の中で明記するという答弁だったと 思います。 そこで伺いますが、ここは単に指針の中にあります管理の停止とかっていう だけではなく、その責任を明確に問う。損害賠償であるとかいう点については、 どのように協定書の中で盛り込まれようとしているのですか。 ○ 議長(岡本正義)丸子総務部長。 ○ 総務部長(丸子公秀)2点のご質問にお答えをさせていただきます。 まず、指定管理者となった団体等が倒産した場合でございますけれども、こ れにつきましては、今ほど議員おっしゃいましたとおり、市の公の施設の指定 管理者制度に関する指針の中で、協定書に定めるべき事項という中で22項目、 公理基本協定の中でございます。その中で、指定の取り消しと管理の停止に関 することというものを設けてございまして、それを受けまして管理運営に関す る協定書の中で指定の取り消し等という条を設けまして、そこに具体的にどう いう場合に指定の取り消し等が行われるかということを明記をしてまいりたい ということでございます。 それから、同じく、今ほど損害賠償ということを2番目におっしゃいました けれども、これにつきましても、いわゆる管理運営を行っておりますその施設 -44- について、どういう責任のもとにそうした被害、事故等が起きたのかというこ とによって、どちらがその責めを負うべきかということが1件1件、多分違う んだろうと思いますので、そうしたことにつきましても、この協定の中で明記 をしていきたいと、こういうふうに考えております。 ○ 議長(岡本正義)2番、松本議員。 ○ 2番(松本 朗)損害賠償のことについて言ったのは、その個別の事象の 問題ではなくて、破綻したときにどういう責めを指定管理になった業者が負う のかという問題であります。つまり、これを単に破綻したから指定の取り消し、 契約の解除というだけで済むのなら、それは破綻してるんですから引き続きで きないのは当たり前なんですね。 そうではなくて、破綻をするというリスクをどのように行政が担保に取るの かというのは、破綻した業者には直接損害賠償というのはできないかもしれま せんから、事前に、破綻したときに、業者が行政に対して損害賠償なり一定の 責任を果たす上での何らかの契約をすると。わかりやすく言えば、保険のよう なもの、そういうことを課すことによって、課すことが担保になるんではない のかと。破綻してしまってから損害賠償を取れないわけですから、そういう問 題についても、きちっと対応していくべきではないのかということを言ってい るわけです。 もう一つ、そもそもそういうことが本当にあり得ないかどうかっていう議論 は、今ここの段階でしてもしようがないんですが、しかし、今回の選定された 業者の中には、やはり一定、過去、町が空港関連などもいて大型の補助金をも らって、生産組合をつくって施設建設したけども、その耐用年数が終わるまで に事実上破綻に近い状態で、生産組合としては休止活動になったというような ところの中心的な方がやっているっていうのがあるわけですね。 だから、必ずしも、それは単なる理論上の問題ではなくて、現実的にそうい うことがあり得るということもありますので、具体的なそういう想定は必要で はないのかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 ○ 議長(岡本正義)小林副市長。 ○ 副市長(小林正明)今、松本議員がご指摘になられた点については、確か に想定、あるいは理論的にはあり得るかと思いますが、それでは今、指定管理 者に指定をして運営をしていただくという状況の中で、どういう損害が発生す るのかという論点がまず必要かと思います。 もともと、今おっしゃられたような市の工事委託とかそういう場合について は、工事保証制度というようなものがあって、あらかじめ、破綻した場合にそ れを引き継ぐよというような制度を設定していることもございます。 ただ、今回の場合については、運営を委託するのであって、そこを運営する -45- 体制がどこまで必要なのかという問題でございます。実際破綻するまでわから ないという状況があっては、それはいけないことでありますが、可能性として はないわけではないと思いますけども、基本的にはそれぞれの施設については、 いわゆる担当課の方で最低でも1年に1回は報告をもらいますし、それ以上に、 それぞれの施設は市民の方々がお使いになってるものでございますので、本来 運営されている中で、支障があれば何らかの形で情報はキャッチできるだろう と思いますし、できるような体制にしていかなきゃだめだと思います。 ですから、本当の意味で破綻する前に、今回の指定管理者の選定の中でもあ りますが、その施設を運営するに足る経営基盤があるかというのは、当然審査 項目になっておりますので、そういう観点も含めて、そういう事態になる前に、 まずはやるべきと。それと、実際になったとして、本当に損害が出たかどうか っていう部分は、今後検証した上で、その場合があればやっていく必要がある かと思いますが、今のところ、そういう想定はしておりません。 ○ 議長(岡本正義)松本君。3回ですから。 ○ 2番(松本 ○ 議長(岡本正義)4回です。特別に許します。 ○ 2番(松本 朗)最後です。 朗)ありがとうございます。 副市長言われたように、破綻するまでにきちっと検証すると、把握するとい う努力が当然、行政にはそういう意味での責任はあるわけです。ですから、今 後そういう視点をより自覚的に持つということが大事かと思います。 あわせて、破綻したときにどういう損害が生じるのかといえば、これは破綻 したことによって管理・運営がなされなくなるわけですから、これは当然にそ の空白なりが生じるということがあって、それは住民に対するサービスの停止 ということになるわけですから、これは必ずしも軽くない損害、坂井市がこう むる損害ということになるんではないかと思います。 全国的な例でも、水道の検針などで指定管理者になって、ところが、検針員 が毎日何人もやめていくということで、途中で破綻したというような事例があ るわけですけども。ですから、そういう点について、しっかりとそういう自覚 を持った対応が行政には求められるということを指摘して、引き続き議論した いと思います。 ○ 議長(岡本正義)はい。答弁いいね。ちょっと待って。答弁は。いいね松 本議員。 27番、釣部議員。 ○ 27番(釣部勝義)指定管理者制度のこの件でございますが、副市長頑張 って大変だったと思います。しかし、私の思いは、これ全部総額で20億円、 大体5%で1億円ぐらいの経費が節約できると。大ざっぱに言いますと、そう -46- だ と 思 う ん で す が 、 私 は せ め て 1 億 5 ,0 0 0 万 か ら 2 億 ぐ ら い 削 減 し て も ら えるような努力をしてほしかったなと思うんです。 し た が い ま し て 、 こ の 丸 岡 の 福 祉 総 合 セ ン タ ー は 、 3 億 4 ,5 0 0 万 か か っ て い る の を 、 約 3 億 1 ,0 0 0 万 ぐ ら い で 、 8 9 .3 % ぐ ら い で イ ワ シ タ 物 産 に 引き受けてもらったというようなことでありまして、ちょっと寂しいのは、三 国温泉ゆあぽ~とが、三国温泉は関係の方もいらっしゃるかと思いますが、こ れはもう少し、ちょっと寂しい金額かなと思うんですね。その辺の大変だった というようなことを、ちょっとお聞かせ願いたいのと。 それと、指定の期間ですが、実は指定管理者は23指定の施設があるんです が、そのうち丸岡のたけくらべ広場と丸岡運動公園ほか9施設が、この指定の 期間が2年早く23年3月31日、2つが。あとは、もう25年までと、こう なっているんですが、その辺のこの2つだけが何で2年早くなっているのかと いうのを、ちょっとお願いをいたします。 ○ 議長(岡本正義)小林副市長。 ○ 副市長(小林正明)まず、苦労話ということでございますが、苦労話とい う意味では、出てきた書類、これぐらいの分厚い書類を全部読まなきゃいけな くて、なおかつプレゼンを聞いて判断をしなければならないというのは、確か に苦労でございましたが、それ以上の苦労はございません。 先ほど質問にございました三国温泉ゆあぽ~とでございますが、これは私ど もが示した管理で、運営に必要な経費として幾ら下がったかということで、表 示をさせていただきます。 ただ、今回のプレゼンで、これ以外に自由提案というのを求めておりまして、 そこの部分で温泉組合は、あの施設に自分の資金で露天ぶろをつくりましょう、 あるいは食堂の利便性を高めるために施設改修をしましょうというのは、自分 の資金でやりましょうと。それは、指定管理が終わって、もし次が受け取れな くても、そのまま市の財産としてもよろしいですというようなことがございま すので、実質的にはこれのはるかに効果としてはあると思います。 ただ、あくまでも指定管理のための指定料に対して幾らという規定がござい ますので、その部分でも数千万の自己資金をかけて、施設改修をして利便性を 高めようという努力をしているということで、全協等でお渡しした資料等で見 ていただくとわかるんですが、金額はるかに安いものがおっても、一位票をつ けた人は何人かは同列にいますが、審査員全員が一位票をつけております。 ですから、ここにあらわれているもの以外でも、そういう自由提案で自分な りの費用をかけてやろうというのは、ほかにも、そこまで巨額ではないですが やっておりますので、これまで市がやっていた以上の利便性なり、新たな展開 というのを期待できるんじゃないかと、そういう面では市としても期待をして -47- いるところでございます。 それと、先ほどのもう一つの質問で、3年と5年の期間の問題でございます が、これについては基本的単純な管理ですね、いわゆる民間の方々のノウハウ を余り発揮できない、すぐにでもかわれるような管理しかできないような施設 については3年、民間のノウハウを使って、ある程度、今言ったように自分な りの資本投下なり何かをして、5年間の間で自分たちの利潤なり運営を確保し ようというものについては5年というような形で、基本的な考え方でやってお りまして、今のこの施設については、先ほど総務部長の方から説明した施設に ついては、単純な管理業務であろうということで3年にした。あるいは、単純 な管理業務であっても、施設の投下を前提にして募集をしているものについて は、またそこは考慮して期間を設定をしております。 ○ 27番(釣部勝義)わかりました。 ○ 議長(岡本正義)ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)これで質疑を終わります。 お諮りいたします。 会議規則第37条の規定により、総務常任委員会に議案第69号、議案第7 4号、議案第75号、議案第76号、議案第77号、議案第78号、議案第8 1号、議案第82号を、教育民生常任委員会に議案第69号、議案第70号、 議案第71号、議案第79号、議案第83号、議案第84号、議案第85号、 議案第86号、議案第87号、議案第88号、議案第89号、議案第97号、 議案第98号、議案第99号、議案第100号、議案第101号、議案第10 2号、議案第103号、議案第104号を、産業経済常任委員会に議案第69 号、議案第90号、議案第91号、議案第92号、議案第93号、議案第94 号、議案第95号、議案第96号を、建設常任委員会に議案第69号、議案第 72号、議案第73号、議案第80号をそれぞれ所管の委員会に付託し、審議 をすることにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)異議なしと認めます。 よって、所管の各常任委員会に付託することに決定いたしました。 次に、本日までに受理しました請願及び陳情書は、お手元に配付いたしまし た文書表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託しましたので、報告をい たします。 10日は午前10時より本会議を再開いたしますので、よろしくお願いいた します。 本日はこれをもって散会いたします。ご苦労さまでした。 -48- ○ 事務局長(亀嶋政幸)ご起立願います。一同、礼。 (起立・礼) (午後2時39分 散会) 地方自治法第123条第2項の規定により、会議の経過を記録して、その相 違ないことを証するため、ここに署名する。 議 長 署 名 議 員 署 名 議 員 -49- 平成19年12月第6回 坂井市議会定例会議事日程(第2号) 平成19年12月10日(月)午前10時01分 開議 1.議事日程 〔第2号〕 日程第1 一般質問 2.本日の会議に付した事件 議事日程のとおり 3.出席議員(30名) 1番 藤 澤 寛 司 2番 松 本 朗 3番 東 野 栄 治 4番 伊 藤 聖 一 5番 辻 人 志 6番 川 畑 孝 治 7番 前 田 嘉 彦 8番 橋 本 充 雄 9番 永 井 純 一 10番 大 和 久米登 11番 橋 本 幸一郎 12番 前 川 重 雄 13番 畑 野 麻美子 14番 高 間 正 信 15番 山 田 栄 16番 広 瀬 潤 一 17番 田 中 千賀子 18番 嶋 﨑 正 宏 19番 西 端 勲 20番 木 村 21番 岡 田 十 八 22番 西 岡 紀 夫 23番 岡 本 正 義 24番 山 本 洋 次 25番 酒 井 英 夫 26番 豊 原 春 雄 27番 釣 部 勝 義 28番 木 下 恒 則 29番 西 野 清 志 (13:00出席) 30番 小田原 幸四郎 4.欠席議員(0名) な し 5.説明のため出席した者の職氏名 市 長 坂 本 憲 男 副 長 小 林 正 明 長 川 元 利 夫 総 務 部 長 丸 子 公 秀 財 務 部 長 恩 地 勲 生活環境部長 森 勝 義 福祉保健部長 前 田 治 産業経済部長 松 義 隆 教 育 公 -50- 市 下 建 設 部 長 佐 藤 寛 治 上下水道部長 陶 山 隆 志 教 育 部 長 虎 尾 誠 治 三国病院事務局長 本 田 真 弘 会計管理者 柴 田 豊一郎 6.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 事 務 局 長 亀 嶋 政 幸 事務局次長 小 川 茂 治 書 西 出 憲 男 書 木 下 幹 雄 午前10時01分 開 議 記 7.議事の経過 -51- 記 第6回坂井市議会定例会 (午前10時01分 ○ 開議) 事務局長(亀嶋政幸)ご起立願います。一同、礼。 (起立・礼) ○ 議長(岡本正義)ただいまの出席議員数は29人であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。 議事に入る前に、議員各位、理事者にお願いを申し上げます。 本議会より、回数を撤廃いたしまして、時間だけを守っていただくというこ とで、それとまた通告書を取り入れておりますんで、事前通告のない質問に対 しましては理事者も答弁いたしませんし、議員各位もそのつもりで質問をよろ しくお願いいたします。 それでは、日程により、これより通告順に質問を許します。 5番、辻人志議員。 辻人志議員。 ○ 5番(辻 人志)おはようございます。5番、市民クラブの辻人志でござ います。私は、今回、市内の小中学校の学校給食の方向性について質問をさせ ていただきます。 10月4日、坂井市学校給食問題検討会は、今後の学校給食の方向性につき まして、老朽化した施設から順に民間委託が望ましいと、そういう答申を出さ れました。この答申の内容に関しまして、次の6点につきまして、教育長のご 見解をお伺いいたします。 まず第1点目に、既に民間委託を実施している丸岡中あるいは丸岡南中にお いて、業者から供給される給食について、どのような検査体制をとっておられ るのか、具体的にお答えください。 2点目でございます。丸岡南中の給食ではクックチル方式という給食の方式 が採用されていますが、それは具体的にどんな調理方法なのでしょうか。また、 そのメリットは何なのでしょうか、お伺いをいたします。 3点目、今後は新たな給食施設の改修とか改築は行わず、順次民間委託に移 行していくということなのでしょうか、それをお伺いします。そうすると、平 成21年からエコ改修工事が予定されております丸岡町の鳴鹿小学校について も、改修後は現在の自校式の給食を廃止して、民間委託に切りかえるというこ となのでしょうか。お伺いをいたします。 4点目、民間移行した場合、旧施設に勤務していた職員の処遇をどのように お考えなのか、これは正職員じゃなく臨時職員についてもお答えをお願いしま す。 -52- 5点目でございます。学校給食の方向性について、学校現場の先生方、調理 師そして栄養教諭、こういった方々の意見はどのように反映されているのでし ょうか、お伺いをいたします。 最後、6点目でございます。保護者に対して、あるいは地域の人に対して詳 しい説明を行い、意見を聞いて、場合によっては学校給食問題検討会の答申に こだわらず方向性を再検討すべきだとも考えますが、この点についてご所見を お伺いいたします。 以上6点について、教育長のご見解をお伺いいたします。 ○ 議長(岡本正義)川元教育長。 ○ 教育長(川元利夫)議員の皆様、おはようございます。 では早速、辻議員の学校給食の方向性についてのご質問にお答えをいたしま す。 まず1番目の、検査体制につきましては、現在市が民間委託給食を実施して いる2業者におきましては、民間のそれぞれの栄養士が毎日衛生管理や食材の 仕入れの検品を行っているところであります。 市としての管理体制は、丸岡中学校及び丸岡南中学校の給食担当の栄養教諭 及び学校教育課の職員が一緒になりまして、民間業者の施設に立ち入りまして、 年に数回検査を行っております。 チェック内容は、文部科学省の大量調理施設衛生管理マニュアルというもの がありまして、それに基づきまして調理場の衛生管理と、それから食材の仕入 れ状況までしっかりと検査をさせていただきながら、作業日誌及び検収簿や伝 票からの食材の産地、納入日付まで確認をさせていただいているところであり ます。 続いて、2番目のご質問でありますクックチル方式につきましては、クック チルとは、一度加熱調理した料理を0度から3度まで急速冷却しまして冷蔵保 管して、それを提供直前にまた再加熱をいたしまして調理する方法であります。 具体的に丸岡南中学校の例を挙げますと、まず給食前日にセントラルキッチ ンと呼ばれる中学校とは別の施設で下処理をいたしまして調理を行い、すぐに 先ほど言いましたように0度から3度までの急速冷却をし、チルド保存を行い ます。その後、提供する丸岡南中学校にありますサテライトキッチンと呼ばれ るランチルームの調理室に配送しまして、そして給食当日に焼くとか煮るとか 蒸すとか、あらゆる調理方法ができますそのスチームコンベクションオーブン というものを使いまして再度加熱して、温かくておいしい給食を提供しておる ところであります。 そのメリットは、大量処理や多様な給食への対応ができるということと、ま た作業効率にも大変すぐれているというところであります。そういったことか -53- ら、選択制の導入にも運用されやすくて、現在丸岡南中学校では選択方式もと られておりまして、子どもたちからも大変好評を得ているところであります。 その理由は、まず調理したものを急速冷却することによりまして、細菌の繁 殖を抑えることができるということであります。また、従来の冷凍とは違いま して、冷蔵のため食品の細胞膜とかそういったものを壊すということがありま せんし、食味とか栄養価が下がるということもほとんどないわけであります。 そして、当日の調理がいろいろ困難なメニューであったとしても、大量の調理 を前もって管理して調理をしますので、最大5日までは冷蔵保管ができるとい うことから、大変効果的であると考えております。 次に3番目の、今後の坂井市学校給食のあり方についてはどうかということ でありますが、2つの給食センターやそれぞれの学校、特に丸岡自治区にあり ますそれぞれの学校の給食施設は、大規模な改築が必要となった場合は新たな 改修とか改築は行わず、順次年を重ねながら民間委託に移行していく方向で考 えております。 鳴鹿小学校につきましても、エコ改修事業にあわせて給食の検討委員会の方 針を尊重しながら、今後保護者や学校、そして地域の方々と協力しながら、考 えをしっかり聞きまして、民間委託を含めた方向性を検討していきたいと考え ています。 4番目の職員の処遇について、現在坂井市には学校給食に携わっている調理 師は正職が48名、臨時職員が16名の合計64名おります。順次、民間委託 が進んでいった場合は、他の学校給食施設への異動とか、あるいは保育所とか 病院への異動を考えていきたいと考えています。 また、今後5、6年の間に定年退職する正職員は10数名おられます。また、 臨時職員につきましては単年度雇用になっておりまして、事前に通告を行い、 不利益が生じないよう、心を込めて対応してまいりたいと考えています。 5番目の学校給食の方向性については、昨年坂井市の学校給食問題検討委員 会を設置いたしまして、今年の8月までの10回にわたり、今後の坂井市の学 校給食のあり方について協議を重ねてまいりました。 なお、委員会のメンバーには、学校現場から校長・教頭の代表のほか、PT Aの代表の方、給食センターの代表の方、また一般の栄養士の方、また公募に よる人もさまざまなご意見をいただきながら、答申を出させていただいたこと であります。 また、市及び県の栄養教諭や栄養士とも協議を重ねていきながら、学校給食 のあり方、食育のあり方についてしっかりと研修も重ねていきまして、坂井市 の子どもたちが健全な食生活を実践することができるように、重ねて検討をし ていきたいと考えております。 -54- 最後に、6番目の保護者への説明につきましては、今後民間委託へ移行する ことになった場合は適宜保護者や学校への説明などを開催し、地域の方々のご 理解を得ながら、その中で給食検討委員会の答申を尊重しながら、また検討し ていきたいと、このように考えておりますので、ご理解をいただきたいと思い ます。 以上です。 ○ 議長(岡本正義)5番、辻議員。 ○ 5番(辻 人志)すみません。それでは、ちょっと、多々納得のいかない ご答弁もありましたので、再質問させていただきます。 まず1番目の、食材の仕入れ状況までチェックしているとおっしゃっておら れましたけども、仕入れ先のチェックまでしておられるのか。これは私が今言 うまでもなく、赤福の問題や吉兆の問題、あるいは北海道のミートホープ社の 問題、ことごとく偽装されていたわけです。ああいった問題をクリアしている のか、その仕入れ先のチェックまでちゃんと行っているのか、まずそれをお伺 いいたします。 ○ 議長(岡本正義)教育長。 ○ 教育長(川元利夫)先ほどお話ししましたように、いろいろ検査を重ねて おりまして、もちろん民間の業者もそのチェック体制もあるわけでありますが、 学校教育課あるいは行政側から、栄養教諭も交えてチェック体制を行っている わけでありますが、その先につきましても検討をして、ちゃんとチェックをさ せていただいています。こういった表があるんですが、きちんとさせていただ いています。 ただし、仕入れ先がきちんと決まっていたとしても、その中身がどうである かということについては、偽装された部分についてはなかなかそこまで、中身 までチェックするということは難しいんであります。当然、いわゆる今言われ たように、赤福についてもそうでありますし、あの有名な船場の吉兆について も、ほんとにどこまで検査ができるかっていうことはこれから課題が多いと思 います。 流通体制のそういった中での検査体制を確立するとか、そういうこともあわ せて、ここは考えていかなきゃならんのでないかなと思っています。 以上です。 ○ 議長(岡本正義)辻議員。 ○ 5番(辻 人志)そういうことなんですよ、教育長。つまり、食の安全と いうのが叫ばれている中、産地がどこかわからない、これはもう大変問題です。 やっぱり、何といってもまず生産者の顔が見えて、生産過程がどうであれ、そ して流通経路、これがどんな流通経路であるか、そういったことをしっかりと -55- 把握できないっていう問題があるんですよ、この民間委託した場合。ですから、 それをまず今後はっきりしていただきたい。それによって、保護者の方も安心 して子どもさんを学校に行かせられる。 それから、地産地消の問題ですね。これは、果たしてこの現行の方式が、民 間に委託した場合、地産地消が図れるのかっていう、こういった問題があると 思うんです。現在でも地産地消は完全なものじゃないのにもかかわらず、さら に全部民間委託した場合、実際地産地消が図れるのか、そういった不安もある んですけど、いかがでしょうか。 ○ 議長(岡本正義)教育長。 ○ 教育長(川元利夫)それにつきましても、現在給食センター方式、あるい は自校給食もやっているわけでありますが、その仕入れ先、あるいはどこから 品物を持ってきたということがきちんと流通経路は確認できますが、そのもと で、違ったお米であったり、コシヒカリでないっていう場合もあるわけであり ます。それは、どこの体制であっても、民間であっても、いわゆる今の体制で あっても、なかなか難しい問題もあるわけです。だから、そこのところは、ま たきちんと検査体制というものは確立していかなあかん、それは思います。 いかにはっきりした地産地消をやっていくかということについても、これ契 約の中で確認しながら、また検査体制もしながら、僕はできるんじゃないかな と思っています。 ○ 議長(岡本正義)辻議員。 ○ 5番(辻 人志)とにかく、地産地消というのは大変重要な問題です。例 えば、もし民間委託した場合、今三国港で水揚げされたものが使われています けども、そういったことができないんじゃないかと、そんなふうな感じもしま す。 例えば、これ地元の方にお伺いしたんですけども、三国港で水揚げしたセイ コガニを給食に安く提供してもいいとおっしゃっていただける方も事実おられ ます。そういったことが民間委託になれば、できなくなってしまうんじゃない か、そういう不安もございます。ぜひとも、そういうこと、例えばカニなんか、 子どものときから食べる習慣をつけさせておけば、大人になってからも食べれ るというふうに思っています。 次に、丸岡南中学校の給食のクックチル方式の件でございますけども、私も 実際丸岡南中学に行って視察をしてまいりました。ランチルームを拝見して、 実際給食も食べさせてもらいました。ただ、あのランチルームとかクックチル 方式というのは、何かこの学校給食になじまない、そんな違和感を私は覚えま した。というのは、要は社員食堂スタイルなんですね、あれ。生徒は配ぜんを するわけでもないわけです。ああいったのは今までの給食と全く違って、それ -56- で教育上いいのかなと。 それと、選択制とさっきおっしゃってましたけども、それだと嫌いなもん食 べないんじゃないか。クックチル方式が多くの病院でも採用されているという ことは、私も調べさせてもらったんですけども、これ、要するに冷蔵保存した ものを、さっき言いましたオーブンで温めるんですけども、これ家庭で毎日こ んなことをやったらどうですかね。同じ比較にならないですけども、自分の家 庭で毎日こんな調理方法を出されたら、たまったもんじゃない。ですから、学 校給食もやっぱりでき立てがいいんじゃないかと思うんですけど、いかがでし ょうか。 ○ 議長(岡本正義)川元教育長。 ○ 教育長(川元利夫)今のことなんですが、例えば三国産でとれましたカレ イを使うとか、あるいはその他エビを使うというなことにつきましては、現在 の給食センターとか自校給食では、その皮むきをやるとか何するとかっていう ことになったら、非常に下調理というか、下ごしらえというんか、それが大変 なんです。それから、皮むきもずっとやっていくわけですね。そういう材料に ついても、野菜についても下ごしらえが大変なんです。その時間があります。 その中で、8時から来て10時までの2時間ぐらいの間で仕上げるんですね。 非常にここは無理があるわけです。だから、メニュー的にも豊富なメニューは できない。 ところが、クックチル方式といいますのは、前の日、あるいは5日前まで可 能なんでありますが、そこでじっくりと地場の産物を使って、しっかり調理を して、そこで冷蔵していくことによって、次の朝それぞれの学校に持ってきて、 そこでオーブンでやると、全くおいしい給食になる。現在の丸岡南でも、本当 に僕は25校の学校回って、いつも給食を食べています。いつもってことはな いんですが。指導主事訪問があって食べてます。僕、一番魅力的なのは、丸岡 南のクックチル方式の料理、これはうそでも何でもありません。そして、しか も、ここは選択方式というのはどういうことかというと、お弁当も可能なんで あります。それから、めん類も可能であり、また普通のご飯とか、そんなこと も可能なんであります。 しかし、心配をしていた、恐らくお弁当を食べるのは、30%ぐらいはお弁 当を持ってくるであろうということであったんですが、現在は97%ぐらい、 だからもう3%ぐらいしかお弁当を持って、その部分についてはいろいろお母 さんの手づくりであったり、あるいは、アレルギーの子どもであったりという こともあって、そういう選択もできるわけであります。 それからもう一つ、一番大事なことは、お父さん、お母さんが朝、やっぱり 子どもの前で料理をしていただくことが大事なんです。早寝・早起き・朝ご飯 -57- って言われるんです。これが大事なんです。お母さんが全然子どもの前で料理 の姿を見せずして、そして、学校の中で給食に期待するということはやっぱり だめと、僕は思う。 それから、さっき南中学校のそのクックチルの方式の給食については、おい しくて、楽しくて、やっぱりランチルームでみんなで食べると、いっぱい話が できるんですって。みんな、元気な顔が全部見れるわけです。大変いいですよ。 そういう点では、学校給食というのは学校の教育の中ではやっぱり非常に大き なウエートがあると僕は思っています。 以上です。 ○ 議長(岡本正義)辻議員。 ○ 5番(辻 人志)わかりました。もう少し簡単明瞭にひとつお願いします。 時間がだんだん、そこにタイマーがありまして、あれ減っていくのチェック、 はらはらしてるんです。丸岡南中のクックチル方式については、もうわかりま した。 3番目の順次民間移行という話ですね、大体で結構でございますけども、タ イムスケジュールをお示し願いたい。つまり、三国給食センターはあと何年ぐ らい、それから春江・坂井給食センターはあと何年くらいなのか、この2つの 給食センターで結構でございます。どのくらいなのか、タイムスケジュールが もしわかっていたらで結構ですので、お示しいただきたいと思います。 ○ 議長(岡本正義)川元教育長。 ○ 教育長(川元利夫)まず最初に出てくるのが、鳴鹿小学校のエコ改修によ るものであります。ここにつきましては、今さっきお話ししたように従来の自 校給食でやるか、クックチル方式でやるかについては住民に問いたいと思いま すが、新しいものにはしません。現在自校であってもそのままの形で、そこだ け取り残していくというような形になります。 それかち、22年、23年には、議員さんのご了解を得まして、いわゆる中 学校の大規模改修を行う中で丸岡南方式をとりたい。全部の学校をそのように やっていくと。もちろん、それの民間のキャパシティの問題もありますが、な るべく早く仕上げることによって、民間のそういう力を得ることができるので はないかなと考えております。 そうしますと、今現在飽和状態にあります春江・坂井給食センターの数が、 春江中学校の800と、それから坂井中学校の400の数がとれまして、約1, 2 0 0 か ら 1 ,3 0 0 食 が 移 る と い う こ と で す の で 、 大 分 余 裕 が 出 て く る ん で はないかなと考えております。 もちろん、三国もそうであります。そして、何年かって、三国の給食センタ ーがいつ使えなくなるのかということについては、なるべくしっかりとやって -58- いくわけでありますが、10年か、15年までいくかどうかわかりませんが、 とにかくそんなぐらいの、今何年ということは言えませんが、なるべくそのま ま持っていってということで、そして職員の自然に減っていくものを見ながら 検討していきたいなと考えております。 ○ 議長(岡本正義)辻議員。 ○ 5番(辻 人志)今のご答弁で、三国あるいは春・坂の給食センターにつ いては、今すぐじゃないんだということはよくわかりました。丸岡町の鳴鹿小 学校についてですけども、先ほどのご答弁伺ってますと、エコ改修事業に合わ せて、給食検討委員会の方針を尊重しながら、保護者や学校、地域の方々と協 議しながら、民間委託を含めた方向性を検討してまいりますとおっしゃいまし た。 遠回しなんですけど、これははっきり申し上げていただきたいんですけども、 検討委員会の方針というのは民営化なんです。ということは、それを尊重する ってことは、鳴鹿小学校はエコ改修工事が終了した平成22年からは、もう自 校式給食ではなくて、クックチル方式になるということですね。 ○ 議長(岡本正義)教育長。 ○ 教育長(川元利夫)これにつきましては、さっき言ったように、保護者と か学校と話をさせていただきますが、たまたま丸岡南中学校校区でもあり、そ の南中学校の横にC・ネットという民間の業者があると、そこで一番近い部分 で幾らでも鳴鹿については今の機構でできるんだということもあって、やりた いなと考えています。 ただし、いや、反対だっていうことになったら、そのまましばらく自校のま まで残したままでいきたいということであります。でも、必ずや理解を得られ るものと確信します。 ○ 議長(岡本正義)辻議員。 ○ 5番(辻 人志)私は理解は得られないんじゃないか、かなり厳しいんじ ゃないかという見方をとっています。例えば、給食だけじゃなくて、災害時、 学校は避難場所にも指定されてますよね。自校式の給食施設があれば、避難し てきた住民の方々の給食設備にも成り得ると思います。ですから、ここで全部 なくしてしまったらもう元に戻らない。そういったことも含めて、慎重に検討 していただきたい。 平章小学校初め、高椋、明章、磯部、鳴鹿、長畝、竹田、これ全部自校式だ と思います。これがすべてクックチル方式になることについては、ものすごく 保護者の方、地域の方、抵抗あると思うんで、十分意見を聞いて取り入れてい ただきたいと思っています。 先ほどおっしゃった、民間移行した場合、この旧施設に勤務されていた職員 -59- さんをどうするか、これ簡単に保育所とか病院にかわっていただくといったこ とをおっしゃってましたけど、保育所も今民営化の方向になっている。病院と いっても、もしかしたら民営化になってしまうかもしれない、そういう展望が ある中、果たしてそう簡単にいくのかなというふうに思っていますし、職員さ んもかなり不安を持っていらっしゃるんじゃないか。 これは、今これ以上申しませんけども、労働組合の方とよく話し合ってほし い。納得を得てからやってほしい。いきなり結論を突きつけるような、そうい ったやり方は絶対しないでいただきたいと思っています。 臨時職員さんも同じです。労働ユニオンに加盟していられる方もおられる。 また、全然入ってない方もいらっしゃいます。どうか、個別じゃなくて、みん な一緒に話を聞いていただきたい。これは今後の大事なことですんで。という のは、不安があると、将来自分どうなるんだろうかと思うとなかなか働きづら いというか、そういう心配事があって働くというのは決して精神的にもよくな いと思っています。 5番目の現場の調理員さん、栄養教諭さんとかの意見は反映をされているの かということについて、どうも教育長の答弁に歯切れが悪かったんですけども、 検討委員会のメンバー、私も見させていただきましたけども、先ほどおっしゃ っていたように、校長先生と教頭先生がお1人ずつ入っているだけ、現場の先 生、栄養教諭、いわゆる有識者、例えば大学教授、そういった方は入ってない んですね。できれば、これもう一度、現場の先生とか栄養教諭の意見を聞いて みたらどうでしょうか。 ○ 議長(岡本正義)川元教育長。 ○ 教育長(川元利夫)まず初めに、今給食関係の職員が不安な気持ちでいる というなことがあったんですが、これにつきましては、あした、あさって、あ るいは来年、再来年、給食の方向性が変わるんだというような早とちりとか、 そういうなことで非常に不安になっているわけでありますが、どこ行っても、 こういう話はさせていただいてご理解をいただいています。だから、5年なり 10年かけてということですし、施設職員をぽんぽんと、ここをやめたから、 今度あっち行けとか、そんなことはしませんって。なるたけ心を込めてやりま すって、そういうことについてはご理解いただきたいなと思っています。 それから、検討委員会の中に、それぞれのいろんな人たちを入れてやったら いいじゃないかということにつきましては、もう既に検討委員会が終わって答 申が出されたわけで、例えば食育が非常に大事になってきてるというようなこ ともありますので、食育推進部会というのをつくらせていただいて、栄養士の 方とか栄養教諭の方も入れるなら、今度はその検討委員会で出された方向性を 見ながら膨らませていっております。安心した食育ができる学校給食ができる -60- ような、そういうことはきちんとフォローしていきます。だから、安心をして いてください。 ○ 議長(岡本正義)辻議員。 ○ 5番(辻 人志)安心できないから、こうやって言ってるわけです。保護 者に対して、6番目ですね、どうか詳しい説明会とか、そんな場を設けていた だきたい。というのは、保護者あっての教育行政だと、地域の住民あっての教 育行政じゃないですか。ぜひこれはそういった場を設けていただきたいと思っ ています。 11月26日の新聞報道で、文科省が給食の主要目的を従来の栄養改善から 食育に転換する方針を固めています。来年の通常国会に提出されるわけですが、 感謝の念とか、郷土への愛着とか、食育に関する学校全体の計画づくり、地域 とか家庭の連携というものが盛り込まれています。民営化は、私はそういった 時代の流れに逆行しないかと思っています。 給食問題検討委員会のこの報告書を見ていると、やたらコスト比較という言 葉が出てくるんですね。給食の目的は、本来食育という、文科省の方針とあわ せても、何かこれおかしいんじゃないかと思うんです。長年教育現場で児童・ 生徒の指導にあたってこられた教育者の立場で川元教育長おっしゃっている。 コスト、コストと書いてありますけども、教育現場にそんな市場主義を持ち込 んでよいものでしょうか。どうですか。 ○ 議長(岡本正義)川元教育長。 ○ 教育長(川元利夫)いや、そんなつもりは毛頭ありませんよ。全体的な、 そういうコストの面は考えていかなきゃならんけれども、だから食育は今民間 委託することによってなされないとか、逆行するとは僕は毛頭思いません。 と申しますのは、民間委託をされたとしても、学校には栄養教諭がいますし、 栄養士もいますし、いわゆる管理体制としての、あるいは学校の中でのそうい う食育についてはきちんと進めていかなきゃならんのですから、学校教育課の 中にそういった係とかあるいは課を新しく設けてもいいです。きちんとそうい う管理体制とか、あるいはその指導体制というものもしっかりと踏まえていき たいと思います。当然、その中に食育とか、学校の給食のあり方とか、給食が いかに大切かということについて、僕は十分できると思います。 ○ 議長(岡本正義)辻議員。 ○ 5番(辻 人志)よくわかりました。例えば現状が悪い、今の給食が悪い というんであれば、民間委託もしようがないかと思うんです。ただ、そうでは ないから、こうして申し上げてる。 例えば、私の地元の三国給食センターの取り組みなんかでは、こうやって保 護者向けに給食レシピ集というのを出しています。実際、これを使ってつくっ -61- てみたお母さんの話も聞きましたけれども、本当においしかったと、給食の味 がするというふうに言っていたそうです。そのくらい、非常にいい取り組みを している。 余り報道はされていませんが、三国給食センターは全国学校給食甲子園とい う 大 会 に 出 て 、 全 国 1 ,1 6 9 校 の 中 の 1 2 校 ま で 、 最 終 予 選 ま で 、 決 勝 ま で 行っている。入賞してるんですね。こういった取り組みをやっているわけです。 そのメニューには、例えば三国港で水揚げした赤ガレイとか、三国産のラッキ ョウとか、三国産のワカメご飯とか、そういったものが入っているわけですね。 こういった現状は何も悪いところがない。ただ、そういった今後の財政面とい いますか、コスト面だけだと思っています。 滋賀県の野洲市というところがある。愛知県の北名古屋市という、これは両 方とも平成の大合併で誕生した町です。これは旧町の給食センターが老朽化し て問題になっていますが、両市の方向性は民営化じゃありません。統合した給 食センターを、今PFIで建設するということを検討しているらしい。 やっぱり、民営化は食の安全が確保できない、それから現場の意見も十分に 聞いた、調理員さんの人事異動が難しいということを担当者がおっしゃってま したんで、この野洲市、北名古屋市というのは教育長も最近行かれておられる んでよくわかると思いますが、どうかほかの自治体にも足を運んでいろいろ視 察をしていただきたいと思っています。 この1950年に始まった学校給食は、もう60年近い歴史を持ちます。た だ単に財政が厳しいっていう理由だけで、戦後脈々と受け継がれてきたこの食 の文化をリセットしてもいいのかと、余りにも惜しいんじゃないかと私は思い ます。この問題、原点に振り返ってみますと、そもそもこの背景は予算がない、 人件費がかかるということから来ている。 市長、すみません、そういうことなんです。これ、給食だけじゃない、子ど もたちに使う予算が少ないから民営化なんていう話が出てくるんじゃないです か。子どもは地域の宝です。財源がないとか言う前に、まず教育予算をしっか り確保してください。そういった姿勢が大切だと思うんですけども、どうでし ょう、いかがでしょうか。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)私は、ご承知のように将来を担う子どもたちのためにと いうことで、大きな目標があります。そうした中で、昨日も子どもさんのバイ オリンコンサートも見てきました。本当に顔見てるだけでかわいいし、3歳か 4歳の子どもがバイオリンを一生懸命習ってる。そういう顔を見ているだけで、 やはり私たちは子どものために一生懸命行政運営といいますか、今教育長と辻 議員といろんな議論をされてます。すべて、これが正しいっていうのは、私は -62- なかなか判断は難しいというように思っております。 特に、子どもさんの食育っていうんか、食に対しては、本当に大切であると いうふうに思っております。そうした中で、18年度において一番予算的に多 いのは民生費なんです。約22%、教育費が2番目に約17%ついています。 決して、教育費を絞っているわけでもありませんし、そういう全体的なバラン スを考えていきながら予算づけをしていくことが望ましいというふうに思って います。 ただ、辻議員もご承知のように、今この坂井市においても財政的な問題が大 きな課題になっておりますので、そういうところも十分お含みをいただきたい というふうに考えております。 ○ 議長(岡本正義)辻議員。 ○ 5番(辻 人志)学校給食の民営化は、本来の教育とはかけ離れた概念を 持ち込むんじゃないかと、財政難を口実に学校給食体制を壊すということは、 私はもう今の段階では許されないんじゃないか、学校給食は市の責任において 進めるべきであると思います。 保護者や地域、そして学校現場の意見をさらに聞いて、結論を急ぐことなく、 さらに慎重に慎重に議論を深めていって結論を出すといったことを申し上げま して、私の質問を終わらせていただきます。 ○ 議長(岡本正義)次に、24番、山本洋次議員。 24番、山本議員。 ○ 24番(山本洋次)皆さん、おはようございます。24番、山本洋次、政 和会。私は、坂井市の学校教育環境について、教育長にお伺いいたします。 まず、1点目でございますが、今全国的に学校や教育委員会に対しまして、 モンスターペアレントから、普通では考えられないような要求やクレームが言 ってくるそうでございます。そうした行為をするものを、すなわち保護者のこ とをモンスターペアレントというそうでございます。 例えば、子どもの担任をかえてくれとか、それから、あの先生は気に入らな いから転勤させてくれとか、また、うちの子はあの子と気が合わないからクラ スを変更しろといったような保護者がいるということでございます。そのこと で、学校教育がやりにくくなっているようでございます。 ただでさえ忙しい先生方の負担が、その対応でさらに大きくなっていて困っ ているような状況と聞いております。この件に関しましては、全国の小中学校 1万校の校長先生を対象にアンケート調査した結果、78%の校長が保護者の 利己的な行動を問題視しているそうでございます。 そこで、教育長にお尋ねしますが、今まで坂井市内の各小中学校に、または 市の教育委員会に、こうしたモンスターペアレントからの要求やクレームはあ -63- りませんでしたか。もしあれば、相手の理解を得るためにどのような対応をす るのか、お聞かせ願いたいと思っております。 次に、2点目でございますが、児童・生徒の携帯電話の使用についてお伺い いたします。 通学途中や、下校後の塾通いの途中等で起こる可能性のある誘拐や事件・事 故から身を守るため、子どもに携帯電話を持たせている親がふえているようで ございます。ちなみに、外国でも犯罪に巻き込まれたり、緊急連絡用として積 極的に持たせている国もあるようでございます。ちなみに、アメリカでは13 歳から17歳の子どもの4人に3人が携帯を持っております。また、イギリス におきましては、11歳の子どもの7割が、また12歳では9割が携帯を持っ ておるそうでございます。しかし、インドのある州では学習や健康に有害であ るという理由で、16歳未満への販売や学校内での使用禁止をしているところ もございます。 ところで、日本では安全のために与えたはずの携帯が、逆に子どもを危険に さらすケースが見られます。同級生や先生の悪口、また嫌がらせをした結果、 その原因として自殺まで起こっているケースもございます。携帯にはこうした 二面性がございます。 そこで、坂井市内の小中学生がどの程度携帯電話を持っているのか、実態を お聞かせ願いたいと思います。また、携帯を所持したり使用することによって、 各小中学校はどのような指導をしているのか、その指導方針は保護者に伝えら れているのか。また、児童・生徒が携帯を持つことについての、教育長自身の お考えもあわせてお聞かせ願いたいと思います。 以上でございます。 ○ 議長(岡本正義)川元教育長。 ○ 教育長(川元利夫)山本議員の、モンスターペアレントからのクレームに ついてのお答えをいたしたいと思います。 学校に対して理不尽な要望を言う親、いわゆるモンスターペアレントといわ れる方からのクレームはありませんが、各学校及び市や県の教育委員会には、 保護者、また地域の方々などからさまざまなご意見はいただいております。1 0月現在で、坂井市内の学校には58件、市の教育委員会には4件、そして県 の教育委員会には3件ありました。これは坂井市の関係の意見っていいますか、 クレームっていいますか、そういうものであります。 しかし、各学校及び市の教育委員会では、これらをクレームというとらえ方 をせずに、ご意見として受けとめさせていただいていますし、そのような見方 を各学校にお願いをしているところであります。学校とは違った視点を持って 見ていただくっていうこともありまして、改善すべき点もたくさん見えてくる -64- わけであります。したがいまして、具体的な改善策を立てまして、相手に直接 示すことでご理解をいただいております。 また、各学校に寄せられたご意見とその対応策につきましては、市の教頭会 があります。その教頭会でお互い情報を交換し、共有し、そして各学校の改善 に役立てていきたいということで、そういうことを大切にしながら直接お会い をして、顔と顔を合わせてしっかりと聞くことからスタートさせていただいて いる。心を通じなければ、こういうふうなものは解決できないということであ りますので、電話ではだめであります。学校へ来てもらうだけではだめであり ます。学校の先生がみずから直接行って、顔を合わせてお願いをするというと ころであります。 次に、携帯電話の児童・生徒の保有については、今年の4月に行われました 全国学力・学習状況調査、いわゆる学力テストですね、この調査の中で児童・ 生 徒 質 問 紙 に よ る と 、 坂 井 市 の 小 学 生 の 6 年 生 で は 1 6 .3 % 、 中 学 生 で は 4 2%の児童・生徒が持っていることになります。 各学校では、学習に不必要なものという位置づけをさせていただきまして、 携帯電話を学校に持ち込まないように指導をしているところであります。 また、中学校では全校集会や学級指導の中で、携帯電話に関するトラブル例 を挙げまして紹介し、注意を呼びかけたり、あるいは警察としっかりと連携を とりまして、警察が行っておりますひまわり教室を実施させていただきながら、 トラブルに巻き込まれた場合どうするか、加害者にならないように注意するに はどうしたらいいかということについて、学習会を開いているところでありま す。 保護者に対しましても、有害サイトに入っていけないようなフィルタリング ソフトの利用の呼びかけを行ったり、ブログ、メール等によるトラブル防止に ついて通知を出しまして、ご家族の方にも注意を呼びかけているところであり ます。 学校によっては、文化祭で携帯電話によるトラブル防止についての展示を行 ったり、携帯電話会社と連携しながらケータイ安全教室を実施したりして、携 帯電話の持つ危険性や被害者にも加害者にもならない方法等について啓蒙を続 けているところであります。 しかし、学校の問題はすべて学校だけで指導するだけではもう限界が来てい るわけでありまして、お父さんやお母さんはもちろんのこと、家族ぐるみ、地 域ぐるみで子どもたちを見守っていただくことが大事なのであります。ぜひご 協力をお願い申し上げまして、ご回答とさせていただきます。 ○ 議長(岡本正義)山本議員。 ○ 24番(山本洋次)再質問をお願いします。24番、山本洋次。 -65- 今、教育長からご回答いただいたわけでございますが、まず、教育委員会ま たは学校から見た保護者とはどういうものを指すのか、その点についてを教え 願いたいと思います。私といたしまして、保護者っちゅうのは、今、教育長申 されました親、ただそれだけを指すかどうかっていうことを、保護者というの は、私らも含めての保護者か、そういった学校から見た保護者の意味をちょっ と教えていただきたい。 それから2点目で、私は携帯電話は便利であると思います。でも、あくまで もこれは伝言板、告知板、掲示板的な要素が強いと思っております。人間味性、 情緒性に欠けていると思っております。 そうした中で、坂井市においては「一筆啓上」という文化事業の推進を行っ ています。携帯電話万能時代においてこそ、学校教育の中で、今、文化事業を やっている中で、子どもたちにはがきや手紙を書く教育を徹底した方がいいん でないかと思っております。 ちなみに、教育長、昔ラブレターをお書きになりましたね。書きましたね。 書いた中で、相手に伝わる気持ちが違ってきますんですよ。だから、そういう ような学習方法を指導していって、子どもたちに楽しさを教えていただきたい と思いますんで、その点、教育長、今後どうやるか、お聞かせ願いたいと思い ます。 ○ 議長(岡本正義)川元教育長。 ○ 教育長(川元利夫)まず、初めの保護者の意味っていいますか、どういう ものであるかということでありますが、普通はお父さん、お母さんということ でありまして、親権を持っている者、または後見人っていう感じになるんであ りますが、でも、これは法律上の問題でありまして、やっぱり子どもを取り巻 く人、おじいちゃん、おばあちゃんも僕は保護者であると思います。 家族ぐるみ、それが保護者ではないかなと思っておりますし、学校側として、 あるいは教育者として考えたならば、もっと広げて地域の方々すべてが、保護 者として活躍してくれたら、まだまだ変わっていくのではないかなと考えてい ます。なかなか難しいんですけれども、今まで地域ではしっかりと、いたずら することもありました。許してくれました。隣のおじいちゃんがしっかりと指 導もしてくれましたし、かわいがってもくれました。今はそうではない部分が 多いのであります。もう、いたずらではありません。犯罪として、カキをとっ たら、もう犯罪なんであります。やっぱりそんな地域では寂しい。子どもは生 き生きと地域に根差した教育っていうのができるのではないかなと思いますの で、とにかく子どもを取り巻く家族はもちろんのこと、地域の方々のご協力を いただきたいというのが、最初のお答えとします。 それからもう一つ、今、携帯とかメールとかっていうのがあります。あるい -66- は電話というのがありますが、なかなか思いが、心が通じていかない、これは もう山本議員が言うとおりであります。 先ほどのクレームにつきましても、そうであります。学校にどんどんクレー ムが出てきます。あるいは、はがきで来ます。匿名で来たりします。それにつ いて、しっかり対応できない部分があるわけであります。でも、顔をしっかり 合わせると、よくわかってくれる。もう、顔を合わせただけで、100%の中 で40%ぐらいは解決するわけです。あとの60%をどうするかというのが大 事なんであります。そういう意味でも、やっぱり子どもたちには、思いが、自 分の心とか考え方がしっかりと相手に伝わるということが大事であります。 そういう意味では、携帯というのは非常に便利でありますが、なかなか思い が行きませんし、自分を殺して相手にいろんなことを伝えることもできるわけ であります。しかし、手紙なんかだと、あるいははがきなんかやと、非常に一 言一言の思いが伝わってきます。 そういう意味では、今やっています丸岡の「一筆啓上」なんかは、非常にい いものであると思っておりますし、これから手紙文化・はがき文化というもの も、僕はどんどんどんどんお願いしていきたいなと思っております。 年賀状についてもそうであります。300、400来ましても、その大半が きれいなパソコンで書かれていますが、どんなにきれいであっても、やっぱり 一言その人の手が入っていなければ、僕は気持ちは通じていかんのではないか と、そういうことが大事なんであります。パソコンでは本当に、わあ、すごい と思いますが、でも、その人の思いはあんまり通じていかんのではないかなと。 そこへ一言、元気ですかだけでもいいから書くことによって、思いが通じてい く。心と心のそういう通じ合いというものがあるのではないかなと考えており ますので、今後それぞれの学校に行きましても、指導主事訪問等で教育長の話 をしてくれという中でも、そんなことはどんどんお話しさせていただきながら、 心の通じる教育に邁進をしていきたいと、このように考えています。 ○ 議長(岡本正義)山本議員。 ○ 24番(山本洋次)今、2点目の携帯につきましては、前向きで進めると いうことで了解いたしました。 1点目の、この問題の中で、今回答はいただいたんですが、教育委員会及び 学校長などから、逆に先生や児童・生徒に対しましてパワーハラスメント行為 がないかどうか、坂井市内の中小学校でないかどうかを、逆にお聞きしたいと 思いますんで、よろしくお願いします。 ○ 議長(岡本正義)川元教育長。 ○ 教育長(川元利夫)今のセクハラ、いわゆるセクシャルハラスメントとい うことにつきましては、現在その各学校から上がってはきておりませんが、先 -67- 生方の間、生徒・児童と先生方、あるいは保護者と先生方っていう、そういう 関係の中で、いわゆる性的嫌がらせっていうようなことがあったかないんかと いうことでありますが、現在はそういうことは上がってきておりません。 しかし、やっぱり大事なことは、そういう嫌な言葉とか、そういう言動につ いてはやっぱり慎むべきであるということであります。心のこもった言動、言 葉であったり、行動が大事であるということです。 つまり、学校の職場でも優しさであったり、信頼感であったり、あるいは、 思いが通じていれば、「どうや、赤ちゃんまだか」って言ったら、何にも問題 ではないんであります。「どうや、結婚まだか」って言ってもいいんでありま す。 ところが、信頼感がないと、大きなお世話、セクハラという言葉に変わって くるわけであります。人と人とのつながりによって、それが是であったり非で あったりするわけでありますので、やっぱり信頼、大好きになる、あるいは好 感を持つ、そういうことが大事であって、そういうところから僕はスタートす るのではないかなと。今のところ、そんなものは報告がなされていません。 以上です。 ○ 議長(岡本正義)山本議員。 ○ 24番(山本洋次)教育長、今の質問に対してちょっと、意味がちょっと。 私の聞いているのは、教育委員会が、学校長が先生、部下に対して、子どもに 対していじめをやってえんかどうかというのを聞いたんで、僕の顔を見て、そ ういうような意味はわかんてほしいと思います。僕はまじめなんです。 ○ 議長(岡本正義)川元教育長。 ○ 教育長(川元利夫)大変失礼いたしました。それにつきましても、今のと ころ、上がってきておりません。 でも、さっきお話しされたように、いろいろクレームはいっぱいあります。 例えば、さっき山本議員もお話したように、担任が嫌だからかえてくれとか、 それから体育会とか運動会が近づいたときに、周りの家庭からやかまし過ぎる、 マイクがやかましいからやめよとか、今勤務先から帰ったんで、寝るのに寝ら れんとかっていう、もういろんな電話がありますが、さっきも言ったように、 それはクレームでなくて、ご意見としてとらえて対応していくっていうことが 大事かなということを、みんなにもお願いをしているところであります。 ○ 議長(岡本正義)山本議員。 ○ 24番(山本洋次)最後になりますけど、教育長さんのセクハラの以外は 大体教育長と方向性は同じ方向に進んでいると思っております。 そうした中で、こういう問題が今はなくても、今後起こり得ることが十分予 想されます。そうしたことが起こらないためには、各中小学校が、先ほど教育 -68- 長が言われましたが、家庭と地域に信頼される学校づくりを一層進めることが 必要ではないかと、私は思っております。 また、学校の教育目的や教育方針を保護者や地域に知らせ、先生方が保護者 と地域との対話の機会を多く持つこと、また、地域住民に学校を見てもらう機 会を持つなど、家庭と地域と連携し、学校への理解や支援を深めてもらう必要 があるんではないかと思っております。これも坂本市長の協働のまちづくりの 一環になると思ってますんで、今後教育長、学校教育の環境整備に一層の力を 注いでいただきたいと思います。 これで終わらせていただきます。 ○ ○ 議長(岡本正義)ここで、11時15分まで暫時休憩をいたします。 (午前11時05分 休憩) (午前11時15分 再開) 議長(岡本正義)休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 3番、東野栄治議員。 3番、東野議員。 ○ 3番(東野栄治)議席番号3番、政和会の東野です。私は、次の2つの質 問をいたします。 1つ目は、北陸新幹線と坂井市への影響について。 2点目は、インターネットと子どもの犯罪、いじめについての質問をいたし ます。 まず1点目の、北陸新幹線と坂井市への影響についてでありますが、北陸新 幹線は、東京を起点として長野、上越、富山、金沢、福井などの主要都市を経 由し新大阪に至る、延長約700キロメートルの路線であります。 このうち、高崎─長野間は、平成9年10月から営業運転されております。 また、長野─上越間は平成10年3月に、上越─富山間は平成13年5月に、 富山─金沢間、及び福井駅部は平成17年6月にそれぞれ着工し、遅くとも平 成26年までの完成を目指し、建設が進められております。 12月4日付の福井新聞の記事によりますと、北陸新幹線の金沢─白山総合 車両基地から敦賀間が11月28日の与党整備新幹線建設促進プロジェクトチ ーム、PT会合で決まった与党案に、新規着工を目標として明記され、近く政 府と与党の検討委員会が設置され、詰めの論議が始まるということであります。 北陸新幹線は、県が空港拡張を中止し、高速体系計画の最重要課題として位 置づけ、地元経済界とともに精力的に推進をしております。ある資料によりま すと、北陸新幹線は北陸沿線に大きな経済効果をもたらし、建設から開業7年 間で総生産が約3兆円増加する。長野─福井間までのフル規格は1年に300 から450億円の収支改善効果をもたらす。また、フル規格で整備されると、 -69- 東京─富山間で60分、東京─金沢間で1時間21分、東京─福井間で50分 短縮されるとの予想であります。 このように、北陸新幹線は沿線に莫大な効果をもたらすということでありま す。私はこのことを必ずしも否定はいたしません。坂井市にもそれなりの効果 はあり、市民にも利益がもたらされる点も多々あると思います。 しかし、物事には何でも表と裏があるように、すばらしい計画にも裏がある と思います。つまり、説明されていることの反面、問題点があると思われます。 私は今回、この問題点の一部、特に坂井市にとってを取り上げ質問をしたいと 思います。 大きな問題点は3つあると思います。 1つ目は、在来線の問題であります。2つ目は、坂井市の都市計画への影響 であります。3つ目は、住民生活への影響であります。 そこで、次の質問をいたします。 もし建設が進んだ場合、在来線はどうなると予想されますか。 2点目、坂井市のまちづくり計画の中にJR春江駅やJR丸岡駅をそれぞれ 含んだ整備計画がありますが、この計画は新幹線建設を前提としていますか。 また、将来も変わりませんか。 3点目、今の建設計画では、坂井市地係はJR線より東側を通ります。JR 線と新幹線により分断されることになります。将来の道路計画、土地改良計画 などに影響が出ると思います。新しいマスタープラン(案)は、新幹線建設を 前提に将来を見込んで策定されていますか。特に、東西の道路計画と新幹線計 画をどう考慮しているのか、お答え願います。 4点目は、騒音や震動などの影響はどうなるか、お答えを願います。 次に、インターネットと子どもの犯罪、いじめの関係であります。 今年11月22日に、公立小学校の生徒指導担当教員らが一堂に会し、いじ めやその対策について情報交換し合う、初めての連絡協議会が県立大学福井キ ャンパスで開かれました。 ここには、嶺北地方の学校の約200人が出席し、メールやブログによるト ラブルが増加していることや、学校内に独自の場を設けるなどの取り組みを発 表し、いじめの対処法を探りました。 会議の報告では、中学校の分科会でいじめの現状について、メールやブログ に個人名が出て中傷するケースがあった。今の生徒は自己表現できず、インタ ーネットなどを使って憂さを晴らす傾向にあるなど、いじめの潜在化が指摘さ れたようであります。 私自身も、自分のブログサイトを開いております。ブログを開いていますと、 いろいろな迷惑メールが入ってきます。インターネットは情報の宝庫であり、 -70- 検索をすればどんな情報でも手に入れることができます。何でも調べるのに、 本を見るよりインターネットの方がより正確で、タイムリーな情報を得ること ができます。 しかし、それがいじめの道具に使われるとなると、事態は深刻であります。 それは無限大に広がる可能性があります。なぜならば、潜在化こそがいじめの 本質であるからであります。ストレートに相手の批判や中傷をせず、メールや ブログでする行為そのものがひきょうであり、卑劣な行為であります。憂さを 晴らすためにいじめをしているとすれば、大人社会のストレスがそのまま子ど もの社会にあらわれているとも言えると思います。 インターネットの一部であるメールやブログは、自分の正体がわからないた めに何でも書くことができます。ふだん口にできない人の批判や中傷を書き、 憂さを晴らしているのは子どもだけではありません。大人の行為が子どもの行 為になっているだけで、大人社会の反映であるとも思います。 名前がわからず、いろいろなことを書くことができる、それがメールやブロ グの最大のよさでありますが、半面、その行為の中に人間として卑劣な内容が 入っていても公開されてしまい、人権が無視されてしまう最も悪い面もあわせ 持っていることを理解しなければなりません。 そこには、使う人の良心が求められます。誹謗中傷を書いたメールやブログ が間接的に当事者を深く傷つけ、そのことが原因で自殺したとしても何のおと がめもないのが現実です。 しかし、そういった状況は、幾ら表現の自由といっても、できる限りの対策 を打ち出し、子どもたちをインターネットによる犯罪やいじめから守る責任が、 私たち大人にはあるのではないでしょうか。 そこで、次の質問をいたします。 坂井市内の小中学校において、メールやブログを使ったいじめは、今までに ありましたか。坂井市内の小中学校において、インターネットと子どもの犯罪 への対策はどうしていますか。坂井市内の小中学校において、メールやブログ も含めた、いじめへの対策はどうしていますか。 最後に、インターネットは子どもに多大な影響を与えます。教育長は、この インターネットの子どもへの影響をどのように考え、どう対処しようとしてい ますか。教育長の見解をお尋ねいたします。 以上、質問終わります。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)おはようございます。東野議員のご質問にお答えをさせ ていただきます。 私の方からは、北陸新幹線建設と坂井市への影響についてお答えし、質問事 -71- 項2の、インターネットと子どもの犯罪等については、後ほど教育長からお答 えをさせていただきます。 北陸新幹線の状況でございますが、本年11月28日に行われました与党整 備新幹線建設促進プロジェクトチームの会合において、新幹線整備計画の新た なスキーム案が決定されまして、新規着工区間として北陸新幹線の金沢─敦賀 間が盛り込まれました。この新スキーム案には、並行在来線への財政支援や、 建設費の地元負担についての支援も盛り込まれました。しかし、与党プロジェ クトチーム案の段階でありまして、政府としての開業時期、財源などの具体的 な計画が示されていないところであります。 ご質問の第1点目の、在来線の予想についてでありますが、在来線は北陸新 幹線が開業した場合は、JRの経営から分離され、地元地域が経営する第三セ クターとして存続するという基本的方針が示されております。第三セクターが 運営する在来線は、より地域住民のニーズに対応できる電車のダイヤを自由に 取り組むことが可能になるわけであります。 福井県では、第三セクターへの十分な財政支援を関係省庁に要望していると ころでございますが、坂井市としても並行在来線が地域住民の日常の移動手段 として利用できるよう、地域密着型の交通機関として検討していきたいという ふうに考えております。 次に、2点目のご質問でありますが、坂井市まちづくり計画にJR春江駅と JR丸岡駅を中心とした整備計画があるが、この計画は新幹線建設を前提とし ているのか、また、将来も変わらないかというご質問でございますが、坂井市 は市街地が分散している現状から、一極集中型の都市づくりではなく、複数の 都市の核・拠点が機能を分担し、それぞれを交通網でネットワークされた多核 連携型の都市を目指しております。 坂井市まちづくり計画では、通勤や買い物などの日常生活における移動手段 を自家用車から鉄道への転換を図り、鉄道利用を促進することを目指していま す。 このまちづくり計画を受けて、現在、坂井市公共交通計画を策定しておりま して、JR北陸本線やえちぜん鉄道を軸とした地域公共交通網の構築に向けて、 坂井市独自のコミュニティバスの運行に取り組んでまいりたいというふうに考 えております。 また、鉄道を利用しやすい駅環境の整備や駅周辺の駐車場・駐輪場の整備等 につきましても、今後検討していきたいというふうに考えております。 次に3番目の、北陸新幹線と都市計画マスタープランについてをお答えをさ せていただきます。 上位計画である嶺北北部都市計画では、新幹線の計画路線は提示されていま -72- すが、具体的な着工計画には至っていないため、新幹線建設を前提とした計画 とはなっておりません。 また、坂井市都市計画マスタープランは現在作成中でありまして、当然北陸 新幹線計画路線は考慮していますが、現段階では金沢以北の整備状況を見ます と、高架式で整備されていることなどから、新幹線整備により東西が分断され るような計画とはなっていません。 そこで、東西の主要道路の計画につきましては、新幹線建設計画に影響され ることなく、着実に整備を進めていきたいというふうに考えております。 最後になりますが、4点目の騒音や振動などの影響はどうなるのかというご 質問でありますが、北陸新幹線が開業した場合の騒音や振動等の影響について は、国及び県から明示されていない状況であります。 今後、北陸新幹線の具体的な内容が示されたときには、国及び福井県と連携 をとって議会に報告させていただき、対応策を協議していきたいというふうに 考えておりますので、ご理解を賜りますようにお願いをいたします。 ○ 議長(岡本正義)川元教育長。 ○ 教育長(川元利夫)東野議員の2番目の質問、インターネットと子どもの 犯罪、いじめの関係についてお答えをいたします。 坂井市の小中学校において、メールや、あるいはブログを使ったいじめは、 平成18年度に小学校では1件、中学校で3件発生し、この平成19年度上半 期では、中学校では4件確認をしております。 次に、坂井市の小中学校におけるインターネットと子どもの犯罪への対策に ついては、小学校では高学年に総合的な学習の時間の中で、コンピューター教 育の一環として、モラルや加害者にならないような指導を行っております。 また、メールやブログを使ったいじめへの対策については、各学校が全校集 会の中で注意を呼びかけたり、警察と連携し、警察がひまわり教室を実施して おりますので、その中で加害者にならないよう注意を促したりしております。 最後に、インターネットの子どもへの影響をどのように考え、どのように対 処しようとしているのかについてでありますが、インターネットは大変便利で あり、生活を豊かにするものの1つであります。この便利さゆえに、時として 有害サイトによる勧誘や性犯罪など、子どもたちが被害者になることがありま す。 したがいまして、インターネット犯罪から子どもたちを守ることは大変重要 であり、利用する人のモラルも大切であります。いつでも、どこでもというユ ビキタスの時代では、学校と家庭、関係機関が連携した取り組みが今求められ ているところであります。 それぞれが、インターネットの危険性について十分理解をし、子どもたちに -73- 利用させることが大切であると考えております。これもやはり携帯電話と同じ でありまして、保護者、ご家族の温かい見守りが絶対条件と考えておりますの で、なお一層のご協力をお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。 ○ 議長(岡本正義)東野議員。 ○ 3番(東野栄治)再質問させていただきます。 まず、北陸新幹線と坂井市への影響についてでありますが、先ほどの市長の 答弁の中で、少し触れられなかったことがあります。というのは、この第三セ クター、今計画では、直江津から金沢間の北陸新幹線が、JRから別会社へ移 管される予定になっているということで、当然福井もその中に、整備が進めら れた場合含まれてくるということで、第三セクターになって経営されるという ことは、市長の答弁のとおりであります。 懸念される1つのこととして、私が調べた範囲では、今まで北陸新幹線のこ の並行在来線がどういうふうになっているかということでありますが、そもそ も新幹線が開通すると、在来並行線というのは特急が廃止されたり少なくなっ たりして、主に地域内輸送と新幹線の補完的な輸送、そして貨物列車等にシフ トするということであります。 したがいまして、どういう現象が起こるかといいますと、採算の合う部分に ついてはJRが引き継ぐ、採算が非常に悪い部分っていうのを第三セクターが 引き継ぐということになると思われます。 ということは、まず懸念されることは、料金がどうなるかということであり ます、在来線、第三セクターになったときに。これはほとんどが大幅に上昇す るのではないかという予想が出ております。この料金が値上げされることによ ってどうなるかというと、今度、料金が上がるために相対的に利用者の減少が 見られると。結果、第三セクターというのは大幅な赤字になるという、今まで の例でもそういうふうになっているわけです。そこが、私非常に懸念するとい うか、心配するわけですけれども、市長はこの点どういうふうに考えられます か。こうなりますという断定はされなくて結構ですけども、今までの例でそう いうことは明らかなんですね。そういうことについてどう思われるか、再質問 させていただきます。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)今、東野議員申し上げましたとおりでありまして、この 新幹線ができた場合、今在来線の問題というのは非常に私も懸念をいたしてお りますし、今言われたように、例えば特急なんかも当然減っていくんじゃない かなということで、いろんな、それ以上に重要課題も山積をいたしております。 そうした中で、ご承知かと思いますが、昨日10時から急遽北陸新幹線の整 備実現のための県の推進本部と、地元国会議員の先生方との合同会議が開催さ -74- れたわけでございまして、今週の14日が大きな山場であるということでござ いまして、今日その14日まで、そういう関係者が精いっぱい、その新幹線の 実現に向けて取り組んでいこうということで、一致されたわけでございます。 まずは、その14日のそういう政府与党検討委員会の動向を注視しています ので、それを見てから、いろんな問題点もまた検討していくべきじゃないかな というふうに思いますし、10年以内に新幹線が走るということは、まずない んじゃないかなというふうに、私は思っています。 こういった中で、もっと時間をかけて十分、また議会とも検討していきなが ら、騒音の問題とか、たくさんまだ課題があるというふうに思っていますので、 そういった中で、時間もありますし、じっくり考えて、住民の意向等もお聞き をしながら煮詰めていく課題もたくさんあるんじゃないかなというふうに考え ております。 ○ 議長(岡本正義)東野議員。 ○ 3番(東野栄治)それで、市長の考えはそういうふうに、これからしてい ただきたいと思うんですけども、私が一番言いたいというか、市長にお願いし たいのは、今までの新幹線、ずっと進められてきてますけども、県とか経済界 とか、一生懸命どこの県もずっと進めてきていますけれども、通るこの地元の 自治体というのは、必ずしもいいことばかりではないということで、その問題 点というのは、しっかり言うべきことを市は言わないといけないんじゃないか と。私も新幹線、言っときますけど反対ではありませんので。ただ黙っている と、地元の例えばさっき言った、この在来線の春江駅や丸岡駅だって、利用者 が減って将来見通しがつかないような状況になるかもしれない。だから、今の うちにそういうことも予想されるのであれば、やはりいろんな対策を打つ必要 があるということを、私は言いたいわけです。 市長にぜひお願いしたいというか、この場でお約束してほしいことがあるん ですが、JR春江駅と丸岡駅は絶対なくさんと、新幹線が通ってもね。そうい う対策を打つということを、ぜひ約束していただきたいと思います。どうでし ょう。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)先ほど申しましたように、まず14日の政府・与党間の そういう検討委員会というのを動向等を見きわめていきたいことが、まず1つ かなというふうに思います。そういったのは、当然、今丸岡駅とか春江のJR 線とか、それはもう残していくというのは、それはもう当たり前のことであり まして、今後とも東野議員といろんなご意見等もいただきながら、地域の発展 のために全力を傾注していきたいというふうに考えております。 ○ 議長(岡本正義)東野議員。 -75- ○ 3番(東野栄治)それと、私がこういう質問をしているのは、私の個人的 な考えだけではなくて、やはり私も春江駅の近くに住んでますので、いろんな この周辺の人の意見を聞いて、かなり不安な意見が出てるんですよ、実際。 そもそも、在来線がどうなるかっていう、今、私と市長とやりとりして、ケ ーブル放送を見ていただいた方はわかると思うんですが、知識のある方はわか りますけども、余りそういうことに興味がないというか、普通の方という言い 方をしていいかどうかわかりませんが、第三セクターになって、在来線がです よ、将来第三セクターになるということ自体、知らない方がたくさんおられる。 ですから、新幹線通って、これ本当に春江駅なんかもなくなってまうんじゃな いかっていうようなことを言っている方も実際おられるんですね、いっぱい。 だから、やはり不安を解消するということが、私はぜひ必要ではないかという ふうに思うんです。 それと、質問の中身にありましたけども、さっきのJR春江駅、丸岡駅の整 備ですけど、マスタープランの案の中には、新幹線建設に関する将来予想は描 かれてないと。これは市長は、まだ今のところはいいみたいな回答をされまし たが、私はそうではないと思う。将来、何年後になるかわからないけれども、 必ず新幹線は通るようになると思うんです。そのときになって、いや、新幹線 通るから計画変更するんだっていうんでは、そのときにまたおかしい話になる から、JRよりも東側に通るというのは、もうほぼこれ確定みたいな感じで、 今から地権者の交渉とか当然あるんでしょうけども、計画としてはもうそうい う計画があるんですから、その前提に立って計画を立てるということが、私は 必要だと思うんです。だから、将来予想でも構いませんから、そういうことを 考慮したマスタープランにぜひしてほしいなと思っております。 そういう点、市長、先ほど、市長の回答の中に、高架になるから東西は分断 されないというな回答もされましたけども、これも私、ちょっと違うと思いま すよ。高架になったから分断されないということではないと思います。やっぱ りさまざまな影響あると思うんですね。 特に、この坂井市の中心的な課題の中に、東西線を何とかして、特に、この 丸岡と三国の交流を図ろうということもうたっておるわけですから、新幹線が 通ることによって、そういうことに障害が出てこないかということも、市とし て当然考える必要があると思うんです。 ですから、ぜひとも、まだマスタープランは案の段階ですから、そういう将 来の新幹線構想も予想した計画に、ぜひしていただきたいということをお願い をいたします。言いにくいことがたくさんあると思います。県とも話、今から していかなあかんのでしょうけども、やはり坂井市としてはあくまで通過点な んですね、この新幹線というのは。駅の周りは非常によくなるけれども、通過 -76- 点というのは余りいいことがないというのが常識だと思うんで、ぜひお願いを したいと思います。 何か、市長の方の質問ばっかりになって、時間があれになったんですけども、 そういうことを、ぜひ市長、お願いします。 それと、教育長、インターネットのことですが、先ほど山本議員の質問の中 にもありました。当然、かなりダブっているところもあると思いますが、特に 私聞きたいのは、教育長のインターネットに対しての認識といいますか、そう いうことであります。 インターネットっていうのは相互という意味がありまして、ネットワークで あります。最近、特に有線と無線、いわゆる有線はパソコン、無線が携帯電話 と。携帯電話の使用率がものすごく高くなっているんですが、先ほど言ったブ ログなんかはパソコンを使ったネットワークですし、メールはどちらというと 携帯電話中心になってきています。 子どもがそういうことでいじめをやっていると。件数は先ほどの回答では、 今のところはさほど、これ自体は問題ではないとは言いませんが、さほど多く はないんですが、やはり今後非常にふえてくる可能性は、私は否定できないと 思います。 ですから、このインターネットに対しての認識っていうか、教育長ももちろ んしっかり持ってもらわなあかんし、先生方にもいじめの道具になるというか、 この辺が非常に私は問題だと思います。大人でも、インターネットを使って誹 謗中傷のメールとか、今実際パソコン上でやってるんです。ですから、これは 子どもだけの問題じゃないんです。 ただ、子どもにそういうことをすると、1人の人に集中的に攻撃がされて、 全然名前を名乗らないで、そういういじめをするというような、こういう行為 は絶対許してはならないし、そういう対策をぜひ打っていただきたいというふ うに思います。 ですから、大体、教育長の先ほどの認識でいいと、私は思いますが、今後、 数字が余り多くないからといって軽視するんではなくて、十分に対策を打って いただきたい。 最後に答弁していただけますか。 ○ 議長(岡本正義)川元教育長。 ○ 教育長(川元利夫)昨年の7月に、福井県の中学3年生を対象にした統計 を見ますと、携帯電話を持っている者は約30%、そして、男と女と比べます と、女性の方が多く持っている。そして、今度はパソコン。自分のパソコンを 持っているものは13%いるわけであります。そして、家族で共有していると いうのが74%。だから、もう大体1つの家族には1台持っているということ -77- でありますが、自分のパソコンといいますと13%ぐらいということでありま す。 先ほど、東野議員もおっしゃられたように、大変パソコンは便利であります し、有益でもありますし、いわゆる情報を得るには大変効果のあるものやと、 僕は思っております。 しかし、その中でメールのやりとりとか、ゲームで遊ぶとか、そういう中で、 いろいろトラブルが起こってくるわけでありますし、ブログでの書き込みとか、 そんなこともありまして、パソコンの持っている危険性というものは、これは 非常に大きい。今後まだまだ出てくるのではないかな。だから、学校全体の中 でしっかりと取り組んでいただく。 さっきも言いましたように、学校の総合的な学習の時間とか、あるいは学習 の時間、あるいは学級指導の時間とか、いっぱいあります。そういう中で指導 はしていくんですが、でも、やっぱり直接子どもが生活する家族、家庭の中で どう指導していただくかということが大事であります。保護者の方、おじいち ゃん、おばあちゃんも合わせた家族がその子どもたち一人一人をどう見守って いくか、指導していくかということが大事であるということであります。 それにつきましても、いろんな保護者会等でお話をさせていただきながら、 ご協力いただくように指導していきたいと考えております。 以上です。 ○ 議長(岡本正義)東野議員。 ○ 3番(東野栄治)最後になりますけども、ぜひとも教育長、そういうこと で、インターネットに対しての啓蒙というか、そういうものを。先ほど教育長 も言いましたけども、学校だけではとても対処できるものではないと思います。 ですから、保護者の方に特に、保護者の方に学校側から問題を提案するという ことはできますから、そういうことをやっていただいて、学校と保護者の方が 連携して、そういうインターネットをしないようにするということは、私はで きないと思うんで、そういう危険な面、怖い面というのをしっかりと認識して、 子どもにもそういう意識を植えつけるということが非常に大事なことだと思い ますんで、ぜひとも今後の対策を期待しております。 以上、質問を終わります。 ○ 議長(岡本正義)ここで、暫時休憩をいたします。 午後1時から再開をいたしますので、よろしくお願をいたします。 ○ (午前11時53分 休憩) (午後 再開) 1時00分 議長(岡本正義)休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 15番、山田栄議員。 -78- 15番、山田議員。 ○ 15番(山田 栄)15番、市政同志会の山田です。さきの通告どおり、 2年目を前にした坂本市長の反省と今後の考えはについて一般質問します。 私は、日本の国はゆがんだ、国民を現実視しない、全く遊離した国になった なというふうに考えます。 もっとも、政府はアメリカ的外圧より内需拡大を図る手段として、地方自治 体に公共事業を地方交付税という甘いえさで多額の借金をさせ、そして国が苦 しくなると、三位一体の改革を旗印に地方交付税を大幅に削減してきて、今度 は合併せえ、合併しなさいの大合唱でした。 そして、合併をして物を言う地方になりなさいと言って、昨年12月8日で したか、地方分権改革推進法を成立させ、地方をその気にさせておいて、今度 は特殊な夕張市の財政破綻によって、財政運営が厳しい地方自治体に財政健全 化法案を義務づかせ、国による地方自治体の関与を強化し、地方自治を侵害し かねない施策であり、国の政策は無責任そのものであります。 私は、国は無責任でも、坂井市の坂本市長はそんなことはないと信じる1人 であるが、余りにもころころ変わる政府の施策に翻弄され、心変わりが多少あ ると感じ、坂井市坂本丸は2年目を前に、またいろんな決め事が決まる前に、 幾つかの確認をしたいと考えます。 1つ、合併協議会の決め事の中で、特に総合支所の運営方法とスペースの活 用ということです。それと2番目、マニフェストとの相違、3番目は、国・県 への要望書の具体的施策、特に最重点項目である高規格道路の整備の具体的活 動方法、それと医師不足による坂井市三国病院の運営改善について、詳しく聞 きたいと思います。 まず1番目の、当初、合併協議会の決め事の中でどうかということですが、 特に地域自治区制での総合支所の役割は、責任者を置いて住民に身近なところ での現地解決型の総合事務所と位置づけていますが、本庁との関係で集約計画 が出たり入ったりで、空きスペースの活用計画も二転三転しているが、特に現 地解決型という形に対してどう変化したかが1つ。 また、今現在も空きスペースがありますが、さっき言ったように、合併は 国・県が進めてきたことです。正直な者が潤うような社会の見本として、国・ 県の責任として、また坂井市が合併での庁舎利活用の見本のモデルとして、特 別な補助金を取ってきて運用する気があるかどうかをお聞きしたい。 2番目、マニフェストとの相違。市長は5つのはぐくみとして、1つ、子育 て教育、2つ目、交流まちづくり、3つ目、福祉、4つ目、環境、5つ目、産 業ということを挙げておられ、さらに市政の基本理念として市民連体、情報開 示、行政改革の3つを挙げておられますが、この辺は反省して、または修正し -79- ないといけないなと考えるところがあれば、言っていただきたいと思います。 特に、マニフェストの達成度を判断するための外部委員会を設置とあるが、 その進捗度、また、マニフェストを確実に実施するため、部局長マニフェスト を作成するとあるが、その進捗度はどのようになっているのか教えていただき たい。 3番目、国・県への要望書の具体的施策でありますが、合併協議会のまちづ くりのとこから、そして坂井市になって、さらにまた平成20年度要望事項も 最重点NO1である高規格道路の整備ですが、今現在何の進展もありません。 福井港が外国船が直接入港にならないとだめだとか、50隻を超えなければだ めだとか言って引き延ばしてきています。今現在、直接入港になり、貨物船は 200隻を超え、福井港がにぎわいを始めようとしています。そして観光客を ふやすためにも、あの道路整備は急がなければなりません。今後も税収が大変 です。坂井市の企業が国内外に躍進するためにも、そしてさらに優良企業の誘 致も今しかありません。 坂本市長は、今定例会の招集あいさつで、「地域の活力を創造するまちづく り」の中で、6月11日施行された企業立地促進法に基づく地域産業活性化計 画を策定したと言っていました。ですから、今のタイミングで、私は早く道づ くり協議会を立ち上げ、その会長に坂本市長がなって、国・県へ促進する具体 的行動が大事ではないかと考えます。そして、東西に長い坂井市の四町融和を さらに深めるためにも、どうですか、坂本市長、その気がありますか。 次に、医師不足による坂井市三国病院の運営改善。今、職員・医師は一生懸 命頑張っているが、3年前に導入された新人医師を対象とした臨床研修制度が 地方の医師不足に拍車をかけ、また、過酷な労働環境がそうなっていると考え るが、このままでは当初の計画を上回る大幅な赤字運営になるおそれがあるが、 対策に妙案があるかどうかお聞きしたい。 以上でございます。よろしくお願いします。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)山田議員のご質問にお答えをさせていただきます。 まず、総合支所の運営方法についてというご質問であります。 総合支所については、合併協議に従って、住民生活に直結する行政サービス は市全体の均衡を確保しつつ、できる限り地域内で完結することができるよう な体制で運営を図ってまいりました。 一方、合併協議においては、10年後の職員数を一般会計で600人に削減 することを目指すことになっております。このため、この1年半の総合支所の 運営実績について調査を行い、行政サービスの迅速かつ的確な対応に向けた、 本庁と総合支所の役割分担や連携機能体制について、検討を行ってまいりまし -80- た。 その結果、総合支所の体制については、市民生活に直結した市民サービス部 門について現状体制を維持し、本庁において事業を実施した方が効率がよく、 効果がある部門と考えられる建設部、上下水道部については、本庁に統合させ る方針のもと、今現在詳細な事務分掌の見直しを進めているところであります。 総合支所の有効活用については、公有財産利用検討委員会において、空きス ペースの活用の検討を行い、9月定例会時にその素案をお示しをさせていただ いたところでございます。その後、各地域協議会の意見をお聞きしておりまし て、可能なところから順次活用してまいりたいと考えております。 現時点では、春江庁舎については、来年度から福井県後期高齢者医療広域連 合に対し、レセプト点検事務室として賃貸することを予定しております。また、 丸岡庁舎についても、庁舎を利用して高椋公民館と文化ホールの2つの機能を 持たせるための具体的な検討に入りたいというふうに考えております。 最後に、総合支所の運営方法と、庁舎空きスペースの解消については、今後 とも市民の意見等も取り入れながら議会にお諮りし、十分に検討を重ねてまい りたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようにお願いをいたします。 次に、マニフェストについて申し上げます。 21世紀に入り、少子・高齢化や経済のグローバル化を初めとする、新しい 時代の急激な変化の中で、経済社会の構造はもとより、地方自治や政治の仕組 みも大きな節目を迎えているところであります。 こうした中、地方が抱えます多くの課題につきまして、今後の基本的な方向 として、国に依存することなく、市民の参加を得ながら地方自治体みずからが 考え、解決していくことが強く求められております。 私は、四町融和のまちづくり、地域の個性と特色を生かしつつ、新市として の新しい文化を育て、新生坂井市としての誇りと役割を市民の皆様と一緒に力 を合わせていきながら、子どもたちに夢をはぐくむ故郷を残していくことが、 今後の私の使命であるというふうに考えております。 このため、私は市長選挙におきまして、マニフェスト「市民と協働」を掲げ、 1つ、将来の宝「子供たち」の夢をはぐくむ。 2つ目、四町の融和と個性あるまちづくり機運をはぐくむ。 3番目といたしまして、お年寄りにやさしい心とまちをはぐくむ。 4番目に、誇りの持てる自然とふるさとをはぐくむ。 5番目においては、キラリと光る技術や活力のある産業をはぐくむ。 この5つのビジョンと政策を具体的に提案して、そしてその実現のために、 責任ある市政運営に努めることを市民の皆様方に訴えてまいりました。就任以 来、着実にマニフェストに掲げた施策の展開が図られてきているものと考えて -81- おります。 私は、申し上げました5つのビジョンを的確に、かつ迅速に実現するため、 今後も行財政改革の推進に取り組むとともに、市民の皆様と協働で各施策の推 進に取り組んでまいる所存であります。 なお、マニフェストの達成状況についてというご質問でございますが、私が 掲げました5つのビジョンと政策約80項目につきましては、現時点では、達 成及び取り組み中を合わせまして、達成率は約80%といったところであると いうふうに私は思っております。今後、残りにつきましても、総合計画を実施 していく中で、その実現に向け積極的に取り組んでまいりたいと考えておりま す。 また、マニフェストの達成度を客観的に判断するための、外部委員会の設置 と公表につきましては、現時点では設置等をいたしておりませんが、市長とし て2年が経過をいたした時点で、外部委員会の設置と中間公表について検討さ せていただきたいと思っておりますので、この点についてもご理解をいただき たいと思います。 さらには、マニフェストの確実な実施のため、市長と部局長の間でも業務の 目標を示す部局長マニフェストの作成と、成果の発表ということであったとい うふうに思いますが、今後、総合計画に基づく実施計画の中に、部署ごとにマ ニフェストの未達成項目を取り入れていくこととすることで、確実な実施につ なげてまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと思います。 次に3番目に、国・県への要望書の具体的な施策の高規格道路整備について をお答えをさせていただきます。 坂井市の道路状況を見ますと、南北方向については、東から北陸自動車道、 国道8号線、嶺北縦貫道、芦原街道が整備をされています。 しかし、合併により東西約32キロ、南北17キロと東西に細長い行政区域 となった坂井市は、市街地が分散し、産業や歴史、文化も分散しており、速や かな一体化及び市の発展には、東西方向の交通ネットワークの強化が重要と考 えております。 私のマニフェストにおいても、新市の背骨となるべく福井港丸岡インター道 路の整備を第一に掲げているところであります。私は本道路の整備実現に向け、 昨年、本年と福井県への要望で、最重点要望として要望をいたしておりますし、 平成18年11月30日に開催された、これからの道路整備についての意見交 換会等、あらゆる機会を通して、実現に向け要望活動をいたしております。 今年度、県では都市計画決定に向けての予備設計を行っているとお聞きをい たしておりますので、市選出の県会議員の先生方のご協力等もいただきながら、 関係当局に対して今後とも強く要望し、実現のために最大限の努力をしてまい -82- りたいというふうに思っております。 最後に、坂井市立三国病院の運営改善についてをお答えをさせていただきま す。 全 国 に は 1 ,0 0 0 弱 の 自 治 体 病 院 が ご ざ い ま す が 、 三 国 病 院 も 加 入 し て お ります全国自治体病院開設者協議会及び全国自治体病院協議会では、毎年、自 治体病院危機突破全国大会を開催いたしております。 その中で、国に対しまして要望事項を協議し、医師・看護師確保対策や診療 報酬の改正等について、総務省、厚生労働省、文部科学省など関係省庁に要望 を重ねているところであります。 こうした状況の中、政府は緊急臨時的医師派遣の実施を本年6月に決定をい たしましたが、派遣を受ける要件が厳しく、全国で6つの医療機関しか認定さ れず、また、派遣期間も6カ月間程度でありまして、全国的な医師不足の解消 にはほど遠い状況であります。 また、県に対しても、9月に坂井市の要望書を提出する中で、重要要望事項 の1つとして、医師等の確保対策についてを要望いたしておるところでござい ます。要望の内容といたしましては、大学からの医師派遣が厳しい状況の中、 県が医師を採用して、県内の公立病院に派遣する体制の構築や、自治医科大学 卒業生の派遣などを要請したところであります。 福井県では、今年度から医師確保のための情報発信事業、医師確保アドバイ ザー設置事業などを予算化し、来年度には県立病院救急救命センターに医師を 確保し、十分な医療体制が組めない自治体病院等に医師を派遣する地域医療支 援ドクター事業の導入を予定しているとお聞きをいたしておりますので、これ らの事業の成果に大いに期待をいたしておるところでございます。 当三国病院におきましては、医師確保のため、福井大学を初め、北陸地方の 大学を中心に医師派遣の要請を再三行い、私自身もいろいろなところに足を運 んでおるところであります。 地方の大学の医師不足により、医師確保が厳しい状況にありますが、本年3 月に大学とは別のルートから内科医師1名が確保できました。今後ともさまざ まな方面から医師確保に向けた努力を重ねてまいりたいと考えております。 また、坂井市立病院として、三国地域の住民だけでなく、コミュニティバス の運行など、坂井市全域から三国病院を訪れる方策も今後模索をしてまいりた いと考えておりますので、議員各位のご支援、またご協力を賜りますようにお 願いを申し上げます。 ○ 議長(岡本正義)山田議員。 ○ 15番(山田 栄)15番、山田。三国病院については、同じ会派の橋本 充雄議員が一般質問されますので、詳細についてはちょっと割愛します。再質 -83- 問も避けます。 今、合併の中で特に現地解決型ということで、私とにかく言った中で、土 木・建設と下水道関係・水道関係はライフライン的なもの。坂井市はやはり東 西に長い。特に、坂井市は国家みたいなもんで、大きな森林を後ろに抱えてい ますし、西の方には大きな海があります。そういう意味では、自然災害がどう いう形で発生するか予想もつかないと。ですから、一極集中というのも私はわ かるんでけど、どういう事態が予想される、最近非常に温暖化で一極集中して 雨が降ったり、一部に地震も起きてますけど、やっぱりそういうことも考えて、 そういう土木行政とかそういうことを一極集中するんであれば、残った総合支 所に対して、残ってる職員がそういういろんな対策、ちょっとした瞬時の対策 のマニュアルというか、そういうことも植えつけて、総合支所が慌てふためく ということだけないように、ひとつお願いしたいなというふうに思っておりま す。 それと、マニフェストとの相違の中で私が気になったのは、そのマニフェス トを確実に実施するため、部局長マニフェストを作成するということですが、 これはやはり実践型というか、仕事をどういうふうにしていくかっていう、あ てがいぶちみたいな形ですが、私はその中に、もう当たり前のことですが、坂 井市はなりたての市です、10年先、20年先を見据えた人材育成、部局長マ ニフェストの中にそういうこともしっかりと入れて、将来健全な運営ができる 坂井市で、坂井市民が安心・安全に住まれるまち、そういうことを今やること が必要じゃないかなということで、ひとつ人材育成については十分な予算とい ろんな研修を、切磋琢磨できるような体制をつくっていただきないなというふ うに思っています。 それともう一つ、ちょっと言いますが、総合支所の中で、さっき一部春江と か丸岡の具体的な施策の中身が出ましたけど、私は合併して総合支所が今後大 きな課題になってくると思うんですが、合併っていうのは、中でも言いました けど、国・県が進めてきたことなんで、そこの利活用っていうのは僕は本当は 国とか県が一部お金を出して、そういう特別な補助金体制とか何かそういうも んつくってやるべきやなと、私は国がするべきやと思うんです。 そういうことを働きかけて、特別なそういう話をいろんな市長さんやら、そ ういう知事さんが行って、その話を政府にして、そういう補助金枠をつくると いうことが大事やし、また、そういうことについて坂井市が先に立って言うて いって、日本の1つのモデルを坂井市でつくると、ああ、合併してよかったん だというふうにならんといかんなと思いますんで、政府に働きかけてそういう ことをして、1つの利活用のモデルっていうかそういうことをやって、みんな に合併して本当によかったなというふうになるように、ひとつお願いしたいな -84- というふうに思います。 それと、11月28日やったかね、福田総理が、これは町村大会のあいさつ の中で、一部医師不足の話もありましたけど、道路整備の話をしておりまして、 特に、真に必要な道路整備を急いでやらなあかんという話をしてました。私も 話を聞いてまして、本当に大事やなというふうに思たんですが、先週12月の 3日、4日、市政同志会で東京へ行って来ました。 地元の国会議員の先生方と話しする機会がありまして、参議院議員の幹事長 の部屋で話があったんですが、このインター線、高規格道路ですが、全国の主 要設備道路が100カ所あるそうですが、それが60番目に格上げされたと。 ここ2、3年で工事が始まるような話でございました。具体的になるやろうと いうふうに言っていただきました。 今までは、何か論外みたいな話だったんですが、そういうところまで行った ということで、すぐ着工するような話をしていました。非常に私らは勇気づけ られたわけです。そこへもってきて、さっき言うてますように、この線は旧四 町を走る道路です。私は坂本市長が会長になって、地元のトップとなって、県 やいろんなところに働きかけていくのがさらに早くできるし、地元の人間、ま た企業がさらに勇気づけられるんじゃないかなというふうに思います。 やはり、ぜひとも坂本市長が会長になって取り組んでいただきたいと思いま すんで、あわせてその辺は念押しいたしまして質問を終わりますけど、その辺 の回答をひとつよろしくお願いします。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)山田議員言われるように、まずまちづくりの基本となる のは、やはり人であるというふうに認識もいたしております。もちろん部局長 のそういうマニフェストの今後の検討というんか、そういった中で、もちろん 今人材の育成等も当然取り組んでいかなければならないというふうに思ってお ります。 また、総合支所の問題も本当に大きな坂井市としての課題であります。でき るだけ、国はもとより県等においても、こういう厳しい状況であります。少し でもそういった中で補助金をしてもらえるように最大限の努力をしていかなく てはならないというふうに考えております。 また、この合併問題については、やはり旧四町の融和が一番大事であるとい うふうに思っておりますし、それには何といってもこういう東西線の高規格道 路というのは、本当に最重点の目標といいますか、大変重要なことであるとい うふうに思っております。今日までいろいろとそういう会があるごとに、私も 東西線の高規格道路については要望もしてまいりましたし、1週間前にも国交 省の所長さんがお見えになったときにおいても、こういう問題も取り上げてい -85- ますし、今後とも国会議員、あらゆる関係機関についても積極的に取り組んで いきたいと思います。 そのためには、今ほど山田議員言われるように、仮称でありますが、促進期 成同盟会というような、そういった会も必要とあれば、私も会長になってさせ ていただき、また、特に議員さんの皆さん方の大きな考え方を1つになって、 県また国にも働きかけていくことが大変重要であるというふうに認識をしてお りますので、今後とも議員各位の皆さん方のまたご支援もいただきますように、 よろしくお願いをいたします。 ○ 議長(岡本正義)次に、9番、永井純一議員。 永井議員。 ○ 9番(永井純一)公明党の永井でございます。通告に従いまして、大きく 3点質問をさせていただきます。 最初に、子育て支援について。 1番目に、乳幼児医療費の無料化について、これまで拡充を求めてまいりま した。私も、せめて義務教育修了まで推進してほしいと願っています。 国におきまして、18年度の医療制度改革に基づき、20年度から現在3歳 未満に対して行っている減額措置を、小学校就学前まで引き上げることになっ ています。坂井市においても、さらなる拡充を求めたいと思います。もし、実 現ができるのであれば、どこまで拡大をされるのか、また、いつから実施され るのか、お尋ねいたします。 2つ目に、5歳児健診の推進についてでございます。現在、健康診査実施の 対象年齢は0歳、1歳半、3歳となっており、その後は就学前健診になります。 実は3歳健診から就学前健診までのこの期間の開き過ぎは、特に近年増加して いる発達障害にとって重要な意味を持っています。 なぜなら、発達障害は早期発見・早期療育の開始が重要で、5歳程度になる と健診で発見することができるのですが、就学前までの健診の機会がなく、よ うやく就学前健診で発見されたのでは遅いと言われているのです。発達障害は 対応がおくれると、それだけ症状が進むと言われています。また就学前健診で 発見されても、親がその事実を受け入れるのに時間がかかって、適切な対応・ 対策を講じることなく子どもの就学を迎えるために、状況を悪化させてしまっ ているといった現状があります。早期発見で多くの子どもたちを救うため、5 歳児健診の導入を強く求めたいと思います。 2番目、自主財源確保についてでございます。 寄附による投票条例について、現在24の自治体で導入されており、今後拡 大されることが予想されます。自主財源につながり、検討する価値が大いにあ ると思います。 -86- この寄附による投票条例とは、簡単に申しますと複数の政策メニューを提示 した上で、その政策メニューに対して寄附金を個人や団体から募り、寄附金を 財源にして政策を具体化する事業を執行するものであります。 その期待される効果でありますけれども、大きく4点ございまして、寄附者 の政策ニーズが反映される。2つ目に、寄附が第2の財源になる。3番目に、 寄附は民間版の地方交付税になる。4番目に、市民の自治意識の醸成につなが っていくというメリットがございます。大いに検討する価値があると思います ので、市長のお考えをお聞きしたいと思います。 次に3番目に、教育についてでございます。 現在、教師が多忙をきわめ、その原因として事務処理等に追われて、また、 子どもと向き合う時間がないというふうに悩んでおります。そのことをどのよ うに考え、また、その教師の負担軽減のためにどのような対策を講じているか、 教育長にお尋ねをいたします。 2番目に、学校教育でのBLS(一次救命処置)教育の導入について。 先般も田中議員よりAEDの設置、講習会等の質問がございました。私も総 務委員会で申し上げましたが、どんどんAEDの設置が進んでまいっておりま すが、学校にもAEDが設置されており、教師や子どもたちがいざというとき に使えるよう講習会が大事だというふうに思っております。しかし、1回程度 の講習ではなかなか身につきません。命の大切さ、人を思いやる心を養うこと によって、自然に救命機器の活用も身についていくのではないでしょうか。 そこで、命をつなげていける社会にするため、継続的な授業の中で命につい て、死について、生きるということについて考えていく、命の教育を含めたB LS教育の導入が大切ではないかというふうに思っておりますので、教育長の 所見をお伺いいたします。 以上、よろしくお願いいたします。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)永井議員のご質問にお答えをさせていただきます。 私の方からは、質問事項1、子育て支援についてと、質問事項2であります 自主財源確保についてお答えをいたしまして、質問事項3については教育長の 方からお答えをいたします。 まず、子育て支援についての医療費無料化の拡大についてをお答えをさせて いただきます。 子育て支援施策としての児童の医療費無料化につきましては、永井議員から 昨年の9月、また本年の6月議会に同様のご質問がございましたが、そこで本 年9月に県に対しましても、補助対象になっていない3歳児を小学校就学前ま でに県補助を拡大するよう要望をいたしております。 -87- しかし、厳しい財政状況の中でございますので、県の補助対象が小学校就学 前までに拡大された時点で、市単独によるこの制度の拡大というものを検討し ていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思いま す。 次に、5歳児健診の推進についてをお答えをいたします。 現在、本市では心身両面の医療の早期発見・早期支援と、子育て支援を目的 に、母子保健法に基づいて0歳児の乳児健診、1歳半健診、3歳児健診を実施 し、95%前後の受診率があります。1歳半や3歳児健診では、保健師による 観察と個別指導を強化いたしております。 確かに、3歳児では幼いため、健診では診断できない知的・情緒的な発達の おくれが一部あるようにお聞きをいたしております。その場合、保育所や幼稚 園で、発達面で気になる子どもとして、保育士やまた幼稚園教諭が障害の兆候 に気づいたり、保護者から相談を受けていることが多く、何らかの形で把握さ れています。 その子ども及び保護者に対しましては、市の保健師と保育所や幼稚園と連携 し、市が実施しています発達クリニックを受けていただき、医師、心理士、言 語療法士など専門職による療育指導を行っています。 この発達クリニックは本市独自の事業でありまして、月1回就学前の子ども で発達面の気になる子どもを予約制で受け入れまして、平均8人ほどの子ども が指導を受けています。また、市の保健師による訪問指導や、保育所で保護者 に対し発達専門の医療機関を勧めたり、保育士等が医療機関に出向いて保育上 のアドバイスを受けるなど、ケースに合った対応に努めております。 5歳児の保育所や幼稚園の入所率はほぼ100%に近いことや、発達に問題 のある子どもは3歳児健診や、保育所での健診や遊びの中で把握されているこ とから、坂井市といたしましては、新たに5歳児健診を設けるのではなく、3 歳児健診の内容を充実し、発達障害のおそれのある子どもを早期発見していき たいというふうに考えております。 そして、保健と保育士や幼稚園、また支援が入学で中断しないよう学校との 連携を強化し、個別支援を充実するなど早期支援に力を入れていきたいと考え ております。 次に、自主財源の確保についてでございますが、寄附による投票条例につき ましては、自治体が提示した複数の政策メニューに対して、住民等がその中か ら政策を選んで寄附を行い、その寄附金を財源として政策の実現を図るため、 創設された制度であります。 この制度は、平成16年の6月に長野県の泰阜村で創設されたのを皮切りに いたしまして、北海道のニセコ町や、岡山県の新庄村など、平成19年3月末 -88- 現在で24の自治体で導入され、全国的な広がりを見せているところでありま す。 また、対象事業の事例を見てみますと、地域福祉の向上や地域資源の保全、 活用などを目的としたものが多くなっているようであります。本市におきまし ても、豊かな自然と恵まれた観光資源を保全、活用した特色ある事業の展開な ども考えられます。市民の皆さんからの寄附により事業を選択するというこの 制度は、厳しい財政状況の中にあって、市民との協働のまちづくりを実現し、 自主財源の新たな確保の1つの方向性として、有望な仕組みであると考えてお ります。 しかしながら、議会の議決権との関係や、特定の者の多額寄附による政策誘 導の可能性などの整理、検討しなければならない問題も考えられますので、既 に導入している自治体の状況などを十分、調査研究をしていきたいと考えてお りますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○ 議長(岡本正義)川元教育長。 ○ 教育長(川元利夫)永井議員の3番目のご質問、教育についてお答えをい たします。 教師の多忙化につきましては、子どもと向き合う時間が少なくなるなど、大 きな問題が出てきております。教師は子どもと向き合って指導したり、話を聞 いたりして、子どもの成長を支援することが何よりも大事な職務であると考え ております。したがいまして、学校行事の見直しや会議の精選、教材の共有化 などを図り、子どもと向き合う時間をふやすよう、学校訪問のたびに指導をさ せていただいております。 しかし、保護者の部活動への期待感、生徒指導上の問題を抱えた児童や生徒 への対応、地域や保護者の価値観の多様化などで、クリアしなければならない 課題が大変多いのも事実であります。苦肉の策として、夏休みとか冬休みなど の長期の休暇で、勤務態様に工夫をさせていただいているところでもあります。 次に、AED設置に伴う、教師及び子どもたち対象のBLS教育指導につい てでありますが、一次救命処置は119番へ通報、心肺蘇生、AEDの使用、 救急隊員への引き継ぎなど、一連の動作が重要になってまいります。 このため、学校では消防署と連携し、職員対象の一次救命処置講習会を毎年 開いておりますし、救急時に対応できるようにしています。学校では、子ども たちが活動しているときは必ず教師が近くにいるので、教師を呼ぶことを第一 に指導しております。また、スポーツ少年団の指導や、あるいは機会を得て、 研修会や技術講習なども開催をさせていただいておりまして、命の大切さや人 を思いやる教育は道徳教育を初め、学校教育全体の中で今後も継続しながら指 導をしていきたいと考えています。 -89- 以上です。 ○ 議長(岡本正義)永井議員。 ○ 9番(永井純一)最初の医療費のことでございますが、これはもう毎回質 問させていただいて、毎回同じ答えという形なんですけれども、市長の子ども に対する思いというのは常日ごろよく聞いておりますし、私も同感であります。 今回、国が20年度から年齢制限を引き上げるっていうことで、実はこれは国 の財源措置が伴っていないっていうことで、私もちょっと文科省の方に尋ねて みました。 全国で、今は就学前あるいは小学校いっぱいまでという支援をしているとこ ろがふえていると。国の言い分としては、財源措置をして年齢制限を決めてし まうと、もうそれ以上のことはやらないっていう返事やったんですけども、突 き詰めていくと財源がないからというふうな受けとめ方もできます。 我が福井県においては、全国の中でも県が少子化対策に力を入れていると言 っておりますけれども、この辺に関しては非常におくれていまして、文科省の 指標によりますと、3分の2以上は県の方で、入院・通院と差はありますけれ ども、就学前まで3分の2以上はもう県の方でやっているところがございます。 そういった意味で、私も先日、国あるいは県の方にしっかりやっていただく ように、また財源措置の方も含めて要望をしました。それはそれで頑張りたい というふうに思っておりますけれども、やはり今一般質問の中でも市長が子ど もに対する思いを一番に掲げてやっておられるということでありますので、こ の辺はやっぱりしっかりと市長の思いというか、それを反映させてほしいなと いうふうに強く思っておりますので、もう一日も早く支援の引き上げをお願い したいというふうに思います。 それから、5歳児健診のことですけれども、これもしっかりと現行の中で坂 井市として取り組まれているということをお聞きいたしました。しかし、厚生 労 働 省 の 研 究 報 告 書 に よ り ま す と 、 鳥 取 県 の 5 歳 児 健 診 で 9 .3 % 、 栃 木 県 で は 8 .2 % も の 児 童 が 発 達 障 害 の 疑 い が あ る と 診 断 さ れ て お り ま し て 、 こ う し た児童の半数以上は、3歳児健診では何ら発達上の問題を指摘されていません でした。報告書の結論として、現行の健診体制では十分に対応できないという ふうにしていますと、厚生労働省の報告にございます。 これも、やっぱりしっかりと小さいうちに手だてをしておれば、大きくなっ ても十分健康に対応できていくというふうに思っておりますので、将来の大事 な子どもたちのために、しっかりと5歳児健診の推進をお願いしたいというこ とを申し上げておきたいと思います。 2番目の、寄附による投票条例でございますが、これも前向きに研究してい くということでございますで、私も今いろんな資料とか、まだ導入されている -90- 自治体に行ったわけではございませんので、私もしっかり勉強しながら、坂井 市にとって有意義な財源確保のためっていうふうに思っておりますので、とも どもに勉強して、できるのであれば導入をして、しっかりした財源確保に努め ていきたいというふうに思っております。この辺は、しっかりと市長に申し上 げたいというふうに思っておりますので、返事は結構でございます。 あと、教育に関してでございますけれども、11月17日の福井新聞、多分 ごらんになっていると思うんですけれども、「多忙な先生に助っ人」というこ とで、宮崎の小林市立小中学校で、事務職員が業務を代行というふうに書いて ございました。そのことが負担減になって授業に集中ができると。この小中学 校の事務職員に教師の一部業務を代行させる取り組みを始め、効果が出始めて いると。教師たちからは、負担が軽減されて授業に打ち込めるようになったと 好評で、文科省の方も成果が出ていると思うというふうに評価をしているとい うことで、こういった独自の自治体におきましても、軽減措置を考えられてお るんですけれども、この辺の考えはどうでしょうか。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)まず、医療無料化の問題、永井議員の気持も私も変わっ ていないんですよ、正直言って。私はこの無料化、今、県内ほとんどやってい るんですね、就学前まで。やってるのは県なんですよ。県が上げてくれれば、 その分だけといいますか、何らかの形も市もしたいと思ってはいるんですよ。 だから、永井議員も、県にも強く言ってもらえますかね。そういった中で、ま た検討していく。本当、気持ちは変わってない。 今の時点では、もうこれしか言えないんで、3回目同じ質問と言われたんで すけど、確かにもう本当に、答弁しにくいなというふうにちょっと思っていま したが、まず、やっぱり県の姿勢っていうんか、子どもに対しての姿勢、そん なことも、ちゃんとこれからも県にも要望していきたいと思いますんで、永井 議員もそういった立場の中で、また働きかけをしていただきたいなというふう に思っております。 5歳児健診については、できるだけ早く健診なんかした方が、これは言うま でもなく、できるだけ早く。もう小さいときの1カ月、2カ月でどんどん変わ っていく、成長も速いですし、だからそういった中で、できることは精いっぱ い、5歳児健診というよりか、ずっと小さいうちから常に目をかけていきなが ら、このことに対して対応していくことが望ましいというふうに私も理解をい たしておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○ 議長(岡本正義)川元教育長。 ○ 教育長(川元利夫)今の11月17日のそのことにつきましては、私も新 聞を見ているわけでありますが、現在各学校には事務職がいるわけであります -91- が、その事務職の事務量そのものが非常に多いんであります。 したがって、その事務職員が教員の事務を肩がわりするなんてのは、もうと ってもできません。だから、その事務職に支援員をつけるとか、そういう形で あったらそれは、あるいは、教員に事務的なそういう面で支援員をつけるとい うことであったら可能であるということは言えますが、そういう点はなかなか 難しいなと思っております。 さきの県議会の中でも、教職員の多忙化ということについて話題になってお りまして、県の方でもその多忙化解消のための検討委員会を開くということを 明言しているわけでありますが、坂井市といたしましても、何とかして先生方 の多忙化を少しでもとってあげたい、解消してあげたいなというなこともあっ て、なかなかその策が見つからんのであります。校長会にも、今お話をして、 何らかの形で少しでもと思っているわけであります。 一生懸命やる、もう力いっぱい頑張る人は非常に多忙化になるんであります。 部活で一生懸命やったり、子どもたちの進学のために頑張ってやることによっ て、保護者からの信頼も得るわけであります。毎日、小学校の先生方は買い物 かごに作品とか、ノートとか、ワークを入れて帰って、夜また丸つけるんです。 そして、いかに丸が多いかによって評価されて、子どもは伸びていくんです。 そういった先生方の努力というものは非常に大事だし、しかし、それを何とか して解消しなきゃならないという、そういうジレンマもあります。だから、何 とかしてあげたいと思います。 しかし、先生方は長い夏休みがあったり、あるいは冬休み等があります。そ の中で、子どもがいない分、その中で少しは日ごろのそういう多忙化を何とか して、1日とか2日ゆっくりして自分の家族のために恩返しをしてあげたいと か、そんなふうなことは考えさせていただいています。 これ、多くの課題でもありますので、いっぱい関係機関と話をさせていただ きながら、少しでも多忙化が解消できるように努力はしていきたいと考えてお ります。 ○ 議長(岡本正義)永井議員。 ○ 9番(永井純一)今、教育長のお話の中にあった支援員とか、そういう補 助をする方とか、そういった採用とかということは考えていらっしゃらないん でしょうか。 ○ 議長(岡本正義)教育長。 ○ 教育長(川元利夫)それについては、財源とかいろんな面で大変なんじゃ ないかなと思っております。だから、恐らく、今約束してとかそんなことは毛 頭ここでは言えませんし、いろいろ今後課題として、またお話はさせていただ くということでお許しを願いたいと思います。 -92- ○ 議長(岡本正義)永井議員。 ○ 9番(永井純一)当然、市政全般の財源もございますし、そういった意味 では厳しい中だというふうに察します。 けれども、私も教育長の熱い情熱とか、それはよく理解してる1人だと思っ てるんですけれども、そういった思いを、思いだけでなくて、現実の場所で現 実の形であらわしていくっていうことが、教育だっていうふうに私は思ってお りますので、本当に思いはよくいつも、これは市長も一緒なんですけど、その できるできないっていうことは確かに現実問題としてあるかもわかりませんけ れども、それをできないからできないんでなくて、やるためにどうしたらいい かという知恵をしっかり出し合っていただいて、教育長お話しのように、教育 だけでは解決できないことも当然あるだろうと思いますし、市全体で教育につ いてバランスよく考えていく必要はあると思うんです。だから、そういった形 に出していっていただきたいなというふうに思いますので、この辺をしっかり 研究して。僕も、今回3人ほどの先生でしたけれどもお聞きして、本当に忙し いということで、こっちの方にもその負担軽減をどうしたらいいかということ を投げかけられたわけですけれども、本当に全体が考えていかなければいけな い問題だというふうに思っていますし、また、先生によっても現実を受けとめ て、その中で対応を、それでも受けてやるんやという先生もいらっしゃいます し、嘆いているばかりの方も中にはいらっしゃいますし、そういった教師に対 しての教育というんですか、本当に子どもたちのためにというその思い。 ちょっと話が変わってしまいますけど、教師になられた最初の思いというん ですか、これはいろんな思いがあったと思います。本当に子どもが好きでって いう人とか、また、あるいは公務員の立場で入ったという方もいらっしゃるか もわかりません。それはまた別として、入ったからには、なったからにはやっ ぱり子ども第一という思いという、そういった思いを教育長が、忙しいでしょ うけれども、学校長なり教師なり、そういう思いを語っていくということも大 事だと思うんです。お忙しいと思うんですけど、そういった教師の方と話され る時間というのはあるんでしょうか。 ○ 議長(岡本正義)教育長。 ○ 教育長(川元利夫)決して、思いだけで毎日を過ごしているわけではない んで、常に僕は前向きで一歩前進する、何かあったらすぐ出かける、保護者と も会う、校長とも会うというようなことをさせていただいておりますし、あら ゆる機会に学校に出かけていきまして、子どもたちの状況とか先生方の悩みを お聞きしたり、あるいは僕の思いをお話しさせていただいておりますので、一 歩ずつ前進していってると思いますし、決して教育長室に座っているわけでは ありません。いつも、議員さんがお訪ねされるときはいなんで、またどこ行っ -93- てるんやっていうような思いをしている方が大変多いんですが、学校に出かけ ていっておりますし、公民館に出かけていってお話をさせていただいています ので。 とにかくいろいろ問題があります。そこで、議員さん方にもお力をいただい て、少しでも少しでも改革していきたい。あしたからもまた、丸岡方面でスク ールバスの説明会もさせていただきますが、なかなか難しい課題を抱えていな がらも、お話はさせていただいて、前進していきたいと考えておりますので、 ご支援のほど、ご協力のほどよろしくお願いをいたします。 終わります。 ○ 議長(岡本正義)永井議員。 ○ 9番(永井純一)ありがとうございます。 よくわかりました。それだけ行動されているのですから、いろんな思いとか ご意見は聞いていると思うんです。そういった中で、そういった1つ1つ、私 たちも住民の方からいろんなことを伺えば、即それに対応していくという使命 がございますので、教育長は教育長の立場でそういった声を聞いたら、すぐに 対応していくというお願いをしたいなというふうに思っております。 あと、BLS教育でございますけども、何かあったら教師を呼ぶという対応 というふうにおっしゃいました。それは大事なことでございます。けれども、 運動場で子どもが遊んでいて、だれかが倒れて先生を呼びに行くと。そこに先 生がおられれば、それはそれで結構ですけども、もし一時的に離れていた場合 に呼びにいくと。その間にやっぱり何分かございます。そこで、倒れた子ども の周りの子どもがじっと見ているだけっていうんでは、これは余りにもちょっ と悲し過ぎるっていうんか、そういった子どもたちも自然なところで助けてあ げようっていう、そういう対応をできるっていうんですか、そういったために は、やっぱりそういう教育が必要だと思うんです。 この間もお話はしましたけれども、全国でもそういった体育の授業中とか放 課後のクラブ活動中に突然死した生徒もおられます。そういったところは、現 実的に授業の中で取り入れ始めております。それは回数が少ないんで、1回だ けではなかなか、年に1回とか2回だけでは厳しい状況でございますので、坂 井市において、将来というか、そういったしっかりした、困っている人を見た ら、すぐ助けられるような子どもを育成するために先取りをしていただいて、 ぜひ教育の中で採り上げていっていただきたいなっていうふうに思っているん ですけども、どうでしょうか。 ○ 議長(岡本正義)教育長。 ○ 教育長(川元利夫)今の永井議員さんのBLS教育とか、命のとうとさと いうことにつきまして、これからもいろいろな機会を得まして、頑張っていき -94- たいなと思っております。 学校には、学級指導の時間とか、総合的な学習の時間とか、それから学年集 会とか、体育の時間の中の保健指導の時間とか、それから養教の先生の保健指 導とか、あらゆる機会がありますので、そういうところを通してお話をしてい ただくように、あるいはまた講習会も開くようにお願いをこれからしていきた いと思いますが、とにかく時間的にそれをどんどん入れていくっていうのはな かなか難しい面もありますので、時間をきちんと計画的にとりまして、またお 話をさせていただきたいと、このように思っておりますので、よろしくお願い します。 ○ 議長(岡本正義)永井議員。 ○ 9番(永井純一)ぜひよろしくお願いしたいと思います。 そういった意味で、さきに教師の負担軽減の話もさせていただきました。単 に先生方に押しつけるだけじゃなくて、しっかりとそういったものも取り入れ られる時間をつくってほしいなという思いで、質問をさせていただきました。 ともすると、親っていうんか、大人の立場、大人の目っていうんですか、そう いう方向でしかなかなか私たちも見れないっていうんか、本当に子どもの目線、 子ども側に立った思いとか、そういったものを中心に考えていくっていうこと が、教育では大事だというふうに思いますので、しっかりとまた市全体で取り 組みをお願いして、質問を終わります。 ○ 議長(岡本正義)次に、4番、伊藤聖一議員。 伊藤議員。 ○ 4番(伊藤聖一)4番、市政同志会、伊藤です。 私が、今ここで改めて申し上げるまでもなく、坂本市政運営の基本方針の1 つとして協働がうたわれており、その施策の1つとしてまちづくり協議会設置 が進められています。 現在、丸岡地区で5つ、三国地区で2つ設置されたと最近の新聞で報道され ました。私の地元校下でも準備会が立ち上がり、協議を進めております。これ までも一般質問の中で何人かの同僚議員の方が協働やまちづくり協議会につい ては質問されておりますが、今回準備会での協議の内容を踏まえまして、まち づくり協議会とまちづくり交付金について、何点か質問させていただきます。 まず、第1点目ですが、まちづくりのキーワード、協働の取り組みについて は広報等で紹介されていますが、協働の考え方の住民の理解が十分とは思えま せん。行政と市民・団体との関係、協働の概念、協働のメリットについて改め て伺いたいと思います。 2点目に、まちづくり協議会設置にあたり、市の行政改革の悪影響による行 政の仕事の押しつけ、またはボランティアの強制という市民の意見を聞きます。 -95- まちづくり協議会の趣旨を理解してもらう、今以上の努力が必要と思われます が、今後どのように取り組むかについて伺いたいと思います。 3点目が、まちづくり協議会の設置を行政サイドで市内23地域と決め、来 年度中の市内全域での設置としていますが、地域での温度差もあり、負担増と 受けとめる地区もあるようです。より柔軟な対応が必要ではないでしょうか。 4点目に、まちづくり協議会に交付されるまちづくり交付金の使途に関して、 協議会の裁量が極めて低いと思われます。今後見直しがあるとのことですが、 協議会の裁量権の拡大と、不用額の基金積み立てについての考えを伺います。 最後、5点目ですが、これは今ほどの永井議員の質問と非常に関連しますが、 来年度以降の税制見直し議論の中で、住民税に対し公益法人への寄附控除を認 めるとの政府方針が、11月24日の新聞で伝えられました。 この政府方針を調査し、実施される時点にはいち早く取り組むことが協働推 進に重要と考えますが、この点についての考えや認識について伺います。 まず、以上5点についての答弁を求めます。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)伊藤議員のご質問にお答えをさせていただきます。 まず初めに、協働の考え方についてというご質問でありますが、地方分権の 流れの中で、住みやすさ、暮らしやすさを目指すまちづくりは、地域が主体と なって、それぞれが地域の特性を利活用しながら、多様な方法で進めていくも のであると考えております。このためには、行政のみでなく、住民、コミュニ ティー組織、NPOなど民間組織と連携していきながら、市民と行政がパート ナーとして参画、ともに活動する協働の関係が大変重要であるというふうに私 は認識をいたしております。 協働は、市民・行政がそれぞれの責務や役割を理解し、相互に補い、協力し 合う関係となることであります。言いかえますと、市民や地域の団体など、地 域・民間でできることは地域・民間で、地域や民間でできないことは行政が行 うということであると思います。 市民の身近な課題の解決や、地域の特性を生かしたまちづくりなど、地域で できることは地域に住む人たちがみずから考え、行動をすることにより、より きめ細かな対応ができるようになると思います。そのためには、市民が主体と なり、市民だれもが参加できる地域のまちづくり組織をつくって、活動してい くことが必要であります。 次に、まちづくり協議会の活動についてでありますが、市民が主体となった 住民自治組織の最も身近なものとしては、各自治会がございます。市内442 の自治会のうち、約半数が50戸未満、8割以上が100戸未満であります。 地域のまちづくりは自然・歴史・文化など、地域に潜在する資源や宝を利活用 -96- したり、地域・住民間の交流や理解を深めていくことによりまして進められる ものと思っております。これらは一朝一夕にできるものではありませんし、共 通の課題を抱える区域の住民や団体が連携し、責任と役割分担を行うことによ り継続され、実現されていくものと考えております。 このことから、協働のまちづくりは自治会単位を超え、もう少し大きなコミ ュニティーで組織することが適切であるというふうに考えております。そして、 この組織のあり方につきましては、各自治区の地域協議会で審議し、意見をい ただいた結果、地区公民館単位の市内23地域で進めることとなったわけであ ります。ただ、それぞれ地域により特性や事情が大きく違いますので、設立方 法や活動範囲、活動内容は地域の実情に合わせ、地域で十分協議し、理解と納 得を得ながら進めていただきたいと思っております。 従来、地域で自主的に活動してきたまちづくり活動というものは、どちらか というと単発的な活動であったと思いますが、今後協議会として計画的に活動 できるようにしていければ、より充実した活動になるものと考えております。 無理に事業を企画するのではなく、まずは組織づくり・仕組みづくりに重点を 置き、地域の皆さんの重荷や押しつけと感じることにならないよう、できるこ とから、できる範囲で始めていただければよいものと思っております。市とし ても、まちづくり担当課や公民館を中心に支援していきたいというふうに考え ております。 また、まちづくり事業交付金の使途についてでありますが、協議会設立の準 備 、 運 営 、 活 動 経 費 へ の 支 援 と し て 、 さ き の 9 月 議 会 で 本 年 度 分 1 ,2 5 0 万 円を補正をさせていただいたわけであります。当交付金事業につきましては、 厳しい財政状況にあっても優先すべき事業と位置づけておりまして、まちづく りの趣旨、目的に沿った中で自由に使用していただければよいと思っておりま す。しかし、あくまでも公金の使用としての枠を守っていただくことは仕方の ないことでありまして、その中でできるだけ各協議会の意向を反映できるよう にしていきたいというふうに考えております。 なお、当事業は今年度と来年度を特に設立機関と位置づけておりまして、こ の間の状況や問題点、意見等を踏まえ、算定基準や使途、不用額等の扱いにつ いて見直ししていきたいというふうに考えておりますので、ご理解のほどよろ しくお願いをいたします。 最後に、寄附金の税制についてでありますが、来年12月から公益法人関連 法の施行等、公益法人改革が実施されることになり、公益法人の認定が大幅に 緩和されまして、税の寄附金控除の優遇対象も大幅にふえる見込みとなります。 地域に密着した民間の非営利活動を促進することは、民間団体の公益サービ スを広げることにもなり、協働の観点からも重要であると思います。このため、 -97- その際の寄附金に対する住民税を含めた税制上の優遇策のあり方、仕組みの検 討も重要であると思います。 ○ 議長(岡本正義)伊藤議員。 ○ 4番(伊藤聖一)4番、伊藤です。 今ほど、質問に対する回答をいただいたんですが、これはこれまでの議会の 中での答弁とやはり同じような点、類似した点が非常に多いかなと思いますけ ども、私が一番感じたのは、準備会の中で行政側の説明される方の話を聞いて、 極端に言うとハートの部分で足りないなと思ったのが、まちづくり協議会の自 主性について、まだとても対等ではないのかなと、話の説明の仕方等どうして も感じてしまうのが、対等以上、やはり行政と地域とのいわば上下にあるよう な説明をされるので、その点が物足りない、住民の方、準備会に参加されてい る方がその点、どうしてもまだまだ理解ができてないのかなと思うんです。 その辺、ただ決められたスケジュールどおりに準備会を進めていくのではな くて、やはりもうちょっと丁寧に、協働というものを地域の自主性を重んじた 説明をしていただかないと、なかなか話は前に進まないのかなと思うんですが、 まずその点、どうでしょうか。もちろん、答えにくい質問かなと思いますが、 どうしてもまちづくり協議会を立ち上げねばならないというような担当者の頭 が先行してしまって、前段のその部分でまだ認識が伴ってきてないように思う んですが、その点、まずいかがですかね。 ○ 議長(岡本正義)市長。 ○ 市長(坂本憲男)やはり、伊藤議員言われるように、まちづくり協議はつ くればいいというものではないというふうに思います。つくっていただくには、 やはりみずから十分理解し納得してもらわないと、いいまちづくりのそういう 地域の活性化というのもなかなか進んでいかないということで、準備会にあた って参加されている方が、もうひとつ協働とかそういう意味で理解できないと いうのであれば、もう何回でも担当課なり説明をしていきながら、十分納得し て、先ほども冒頭でお答えさせていただきましたが、そんなに慌てて何でもい い、つくればいいっていうもんじゃないというふうに思います。 そういうことによって地域の融和も上がりますし、先ほども申し上げました ように、やっぱり人材といいますか、いいまちづくりを進めていくには、やは り何といっても、人間関係というのが一番大事であるというふうに思います。 そういった中で、皆さんがまちづくりに対して十分認識をしていただけないと、 そういう地域の活性化にも、最終的には地域の活性化のためにやる協議会です から、そういった面で、今後とも必要であれば何回でも担当課より説明をさせ ていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。 ○ 議長(岡本正義)伊藤議員。 -98- ○ 4番(伊藤聖一)それから、もう少し今の点につけ加えたいと思うんです が、これは直接市長よりも、総務部長の方がよろしいのかなと思うんですが、 直接担当されている課の長ということで。 説明の中で、やはりいろんな質問が出るんですが、協働になったときに、こ れまでの公共サービスから協働で公共サービスをやった場合、どのようにサー ビスが変わってくるのか、これは非常に皆さん知りたいところなんですが、そ れについて全く回答ができないといいますか、どうして必要なのかという点、 それから、公共がやるサービスから協働でのサービスに変えた場合にはどう変 わるかという、そういう説明がないんですね。その点、何か部内でそういう話 ってないでしょうか。 ○ 議長(岡本正義)丸子総務部長。 ○ 総務部長(丸子公秀)私の方から、お答えをさせていただきたいと思いま す、的確な回答になるかどうかわかりませんけれども。 例えば、ただいま行政でやっております公園なら公園の管理業務というもの につきまして、造園業者にお願いをするというような管理の仕方がございます が、仮にですけど、これをまちづくり協議会の方にお願いをしたということに なりますと、その地域にある公園を、その地域にある人たちで管理をしていく ということで、まず1点には、気持ちの上で愛着がわくというなことがあろう かと思います。みんなでそういうものを管理していくんだということでの、公 園美化に対する環境というものは、行政そのものがやるよりはよくなっていく んじゃないかなと、これ、今1つの例で申し上げましたけど、こんなようなこ とが考えられるんかなということで、これは1つの例でございますが、そうし たことが23の地域それぞれ、決して共通したものではないと思います。それ ぞれに特性があるもの多々あろうと思いますので、そうしたものも選択してい ただければと、今こんなふうに思っているところでございます。 ○ 議長(岡本正義)伊藤議員。 ○ 4番(伊藤聖一)住民の方に対する期待ということなんですけども、期待 された住民の人も逆に大変かなと思うんですが、これから議論を重ねる中で、 恐らく、今部長おっしゃったように、地域の問題はおのおの変わりますし、同 じ問題でもそれぞれの課題が違ったりする部分が多々、ケースバイケースたく さんあると思うんですね。 その中で、行政が市内全域均一サービスをしようと思うと、決まったサービ スしかできないから、その地域に合った特性っていうものを無視したサービス しかできないっていうケースも多々出てくるんかなと思うんですね。これから 地域の中で、地域の問題の洗い出しが行われたときに、そういうときに行政の 方から市単独でサービスした場合には、こういうサービスしかできませんが、 -99- 協働でやった場合には、地域のこの問題を解決するためにこういう方策ができ ますよと、そういうような具体的な担当者の方から話をいただければ、より地 域の実情に合った、地域のみんなが参加しようというような心に変わってくる と思うんですが、そういうところまで踏み込んで、担当の方は軌道に乗るまで はやっていただきたいと思うんです。どうでしょう。 ○ 議長(岡本正義)総務部長。 ○ 総務部長(丸子公秀)予定では、来年4月から担当課に昇格させていただ いて、職員の充実も図らせていただく予定でございます。したがいまして、そ うした1つ1つの協議会の準備会のところにも出向いていきまして、先進的な 例とか、幾つかの事例等もお示しをしながら、十分ご理解をしていただくよう な体制はしかせていただきたいと思っておりますし、それから必要であれば、 そういったことによく詳しいアドバイザーの方を、そうした準備会にも派遣さ せていただいて、十分話し合いをさせていただくようにもっていきたいという ふうに考えております。 ○ 議長(岡本正義)伊藤議員。 ○ 4番(伊藤聖一)わかりました。よろしくお願いします。 それから次は、市長が先ほど答弁いただいた中で、例えばこれは、恐らく三 国地区での活動のことかなと思うんですが、各団体の単発的なまちづくりにつ いての取り組みはありましたけども、これからはより大きな範囲の中でまちづ くりの方が参加しながら、まちづくりを進めていきたい。そのためには、まち づくり協議会というようなご説明をいただいたと私は思っているんですが、あ くまでも、まちづくり協議会は地域全体の、協働の中でも地域協働だと思うん ですね、地域の協働。これまで進められてきたまちづくりというのは、狭い分 野で同じ考えを持った人たちが集まって、その問題解決のために一生懸命行政 とともにやってきた部分かなというふうに思うんですが、これまでの単発的な まちづくり協議会が持続性がないからということで切り捨てることなく、それ はそれで非常に大事な部分かなというふうに思いますし、その辺、例えば、あ る地区の中に地域協議会としてのまちづくり協議会があったとしても、別の部 分である種特殊な団体がまちづくりのために、行政と協働である事業をやると いうことが存在することができるのかどうか、まずこの点はどうでしょう。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)このまちづくり協議会っていうか、さっきも申し上げま したように、こういうふうに4つの旧町が合併すると、いろんなそういう、今 までいいものがなくされていってしまう。そのことによって、地元で、地域で 今までずっとつくり上げてきた歴史や文化というものをなくさないようにと、 そういった意味においても、このまちづくり協議会、その地域の公民館単位に -100- なっていますが、そういった地域の中できちんとしたものを守っていこうとい うのは大変重要であるというふうに思いますし、当然、今まで単発的に行って きたまちづくり協議会というのは、名前は違っていても、それを今後もう一つ、 幅広く輪をかけてという言葉はおかしいんですけど、それ以上にもっと大きな ものにつくり上げていけばいいんじゃないかなというふうに思います。 あんまり、私はかたい、かたいことっておかしいんですけど、やはり、何し てもいいんじゃないかなと、極端に言いますと。今、伊藤議員も言われるよう に、やはりそういった人間関係はまず基本というようになります。 また、地域のそういう融和といいますか、お互い何事があっても、そうする ことによって、お互い近所の人と顔見知りしながら、先ほども問題出ています ように、いろんな防災方面とか、今までそういった中で話を合わせていかんと、 参加することによって大きな意義があると思いますし、地域で何回も、何をす るんでもいいと思いますし、そういうことを顔を合わせてしながら、お互いに 助け合い、支え合っていくことが大事だというふうに思いますし、まして、今 こういう団塊の世代といいますか、高齢化社会が進んでいきますし、これから そういう問題も解決していくには、こういったまちづくり協議会というのは、 やっぱり必要であろうというふうに私は思ってますので、よろしくお願いをい たします。 ○ 議長(岡本正義)伊藤議員。 ○ 4番(伊藤聖一)今、市長、非常にいいことを言っていただいたかなと思 うんですが、これをもっとまちづくり協議会の中で、皆さんに話していただき たいかなと思うんですが、合併によりいいものがなくなったと、各地域の。そ れをなくさないために、まちづくり協議会をつくってやりたいんだと、そうい うようなことを言っていただくと、逆にわかりやすいかなと、地域の人にとっ てはというふうな感想を持ちました。 それで、何でもやってもいいんだというふうな、市長のお言葉をいただいた んですが、これなかなか、冊子を見ますと、非常に制約が多い。これは恐らく、 どこの協議会でもそうとらえるんじゃないかなと思うんですが、その辺を我々 もまちづくり協議会のメンバーの方と話をしながら、公民館の館長さんも含め て、いろんないい事業というものを見つけていきたいと思いますし、その際に 余りそういうしゃくし定規にならずに、先ほども何遍も申し上げましたけれど も、まちづくり協議会を本当に実効性のあるものにするためには、その協議会 の自主性をどれだけ尊重してもらえるか、公金であるから当然縛りはあるとい う、そのお言葉の意味も十分わかりますけども、がんじがらめで、これはだめ、 あれはだめというようなことのないように、それだけもう一度確認させていた だきたいんですが、どうでしょう。 -101- ○ 議長(岡本正義)丸子総務部長。 ○ 総務部長(丸子公秀)冒頭、市長の方からお答えさせていただいておりま すように、まちづくり協議会で、今お願いをいたしておりますのは、それぞれ の地域で従来からやっておられた、それぞれの地域がよくなることと申します か、それぞれの地域が住みやすくなる、あるいは暮らしやすくなるといったよ うなことを、さらに広めてくださいというのが目的でございますので、行政側 が今やっているものを、そっちでやってくださいという押しつけをするもので はないというのが、まず基本にございますので。 ですから、何か、今お話を聞いていますと、十分意図が伝わってない部分も あるのかもしれませんけれども、従来やっておられたことを、これを機にでき ることならもう少しだけ幅を広くするとか、そういうことから始めていただけ れば、決って押しつけとか、強制とかという感覚はなくなっていくんかなとい うふうに思いますので、やっぱりお互いに十分話をする必要があろうかと思い ますので、もともとがそのメニューの中にも従来やっていることというのを取 り上げておりますので、そういった面、ちょっと重点にお話をさせていただき たいなというふうに思います。 ○ 議長(岡本正義)伊藤議員。 ○ 4番(伊藤聖一)私の説明が悪いんかなと思うんですけども、非常に扱い にくいっていうのは、これまでは自分たちの寄附集めたりとか、地区から協賛 金をもらったりしながらやっていた事業ありますよね。それの事業を、じゃ今 度もらえるまちづくり交付金にどれがあてはまるかな、その中でどれが使える かなと思ったら、使えない方が多くて、その事業を推進、拡大するにあたって も、交付金が交付されても、実際はかなり使いにくいっていうような感想なん ですね。 ○ 議長(岡本正義)総務部長。 ○ 総務部長(丸子公秀)多分、その使い道の中身の細かいことなんだろうと 思いますので、これにつきましては、今初年度でもございますし、いろんな地 区でそれぞれいろんな従来の扱い方が違うといった差もあるところから、そう いったことが出てくるんかなと思いますので、これにつきましても十分いろん な地域のご意見をお聞きしながら、より地元で取り組みやすい形で進めさせて いただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。 ○ 議長(岡本正義)伊藤議員。 ○ 4番(伊藤聖一)時間ありますけど、これで終わりにさせていただきたい と思いますが、まちづくり協議会、23のうち、今7つですから、新しくでき るところが、これから本当のかなというふうに思います。先行してできたとこ ろは、今までのいろんな積み重ねがあって、スムーズにまちづくり協議会に移 -102- 行できたのかなと思うんですが、これからつくるところの方が、本当に問題が たくさんあって正念場に入ってくるのかなと思いますし、その辺十分、各支所 の地域課が担当されるのかわかりませんが、地域課の方も本庁の新しくできる 課の方に相談しながらということになりますし、その辺総務部の方で総務部の まちづくり推進課なんですか、その辺で十分フォローしていただきながら、ま ちづくり協議会が逆に住民の人の負担にならないように、自主性を尊重してい ただいて、本当に個々の地域のまちづくりができるように、そういうようなま ちづくり協議会をつくっていただくことを要望しまして、質問を終わらせてい ただきます。 ○ ○ 議長(岡本正義)ここで、45分まで暫時休憩をいたします。 (午後2時35分 休憩) (午後2時46分 再開) 議長(岡本正義)休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 26番、豊原春雄議員。 豊原議員。 ○ 26番(豊原春雄)26番、市政同志会、豊原春雄。 私は、昨年12月に文化少年団の育成について質問をしました。そこで教育 長の答弁は、前向きに支援をしていくという答弁でございました。今年の2月 には、県内の文化関係者が丸岡町に集い、丸岡文化少年団の活動を視察し、文 化少年団をつくろうというテーマで、地域リーダー交流集会が開催をされまし た。坂井市の関係者も参加をされました。 市長のマニフェストには、「将来の宝「子供たち」の夢をはぐくむ」とあり ます。そして、昨年より進めてきました坂井市総合計画にも盛り込まれている ように、子どもたちの夢をはぐくんで、すばらしい坂井市を築こうということ でございます。 その総合計画の中に、地域を担う人づくりの推進、青少年の健全育成が掲げ られています。そして、現状と課題では、家庭や学校、地域住民、各種団体な どを中心とした地域社会が、それぞれの役割を果たしながら互いに連携して、 明るく良好な社会環境づくりに努め、地域ぐるみで青少年の健全育成に取り組 んでいく必要があると言っております。 具体的な方策として、多様なメニュープランを提供し、思春期の子どもや親 たちの心の教育、青少年関係団体や、リーダーとなる人材の育成を図らねばな らないということ、また、地域で子どもを育てる環境の充実や地域住民による ボランティアの育成など、地域ぐるみで取り組むと書かれています。そのとお りだと思っております。 経済が高度成長することによって物はあふれ、豊かになってきましたが、そ -103- の反面、心をつくるのを忘れかけていたのではないかと思われます。心を取り 戻すに今からでも遅くはないと思っております。 人づくりは100年かかると言われています。さきの教育関係の講演会で言 われたことですが、乳児は肌を離さず、幼児は手を離さず、少年は目を離さず、 そして青年は心を離さずと話されていました。講演で言われた言葉は心にずし りと来ました。4つの離さずをきちんと守れば、非行に走らないとこう思われ ています。もし非行に走っても、立ち直りが早いんじゃないんかなと、そうい うふうに思います。 行政がみずから事業をすることは限界があると思います。地域の文化団体、 ボランティア団体の協力を得ながら進めることが大切ではないかと思われます。 市内にはたくさんの文化団体、ボランティア団体があります。自分たちの教養 を高めながら活動しておられます。そして、優秀な人材がたくさんいます。 市としては、これらの文化団体、またボランティア団体の協力を得ることで、 青少年の健全育成を進めることができます。文化少年団と対してスポーツ少年 団があります。スポーツ少年団が今日あるのも、文部省とか地域の行政機関、 体協の協力の大きな支援があったと。そして、30数年の歴史が刻まれており ます。 私がスポーツ少年団の育成、当初ごろでございますけれども、丸岡町の教育 委員会にお世話をしていたことを思い出しました。丸岡文化少年団の歴史は浅 く、さかのぼること9年前になりますが、丸岡五徳会が独自の発想で誕生させ ました。文化少年団が担う役割は、さきの、少年は目を離さずをモットーに、 古い文化を守り、新しい文化をつくることを分担していきたいと思います。 少年たちに目を向け、健全育成のために地域における者の一員として、将来 を託せる後継者の人づくりをしていかねばならないと思っております。 そこで、お聞きをしたいと思います。文化少年団の取り組みの現状はどうか、 今後どのように進めるか、具体的な方向を質問させていただきます。 以上2点について質問しますので、どうぞよろしくお願いします。 ○ 議長(岡本正義)川元教育長。 ○ 教育長(川元利夫)豊原議員の、文化少年団についてのご質問にお答えを いたします。 丸岡五徳会が取り組んでおられます丸岡少年団活動は、子どもたちの豊かな 感性を育むために、文化活動を通じて人と人とのつながりの温かさを体験した り、豊かな人間形成を図る目的として五徳会がリーダーシップをとりながら企 画・立案し、全く行政に頼らずしてボランティアスタッフのみで実施している ことは大変すばらしいことであり、坂井市が目指す少年団のあり方そのもので あります。五徳会の皆様に改めて敬意を表したいと思います。 -104- また、今、教育委員会では、自然・文化の体験などを取り入れたわんぱく少 年団事業や、また公民館を主体とした地域子ども教育推進事業に取り組んでい るところであります。 わんぱく少年団は、昨年までは三国地区で実施していましたが、本年度より 坂井市全体の小学生を対象に実施しています。市内小学校5、6年を対象に、 定員を50名で年間10回の活動で、学校や家庭では体験できない魅力的なプ ログラムを行っています。本年度は、わんぱくの森づくりをメイン活動といた しまして、自然体験活動を通じて、豊かな人間性を育てる活動を目指していま す。 また、地域子ども教育推進事業、これは放課後子ども教室とも申しまして、 いきいき子ども教室と称しまして、心豊かな、そしてたくましい子どもを社会 全体で育むために、さまざまな体験学習を実施しております。しかし、なかな かその指導者あるいはボランティアの確保が難しくて、五徳会のこれまでの活 動に対しての大変なご苦労があったことをお察し申し上げます。 また、それぞれの地域においても、子どもたちを対象とした公民館講座とか、 児童館活動や子ども会活動など、自然や歴史・文化体験などを取り入れたさま ざまな青少年健全育成教育の推進に努めてまいっております。 今後はこの取り組みを、地域住民やボランティアの育成を図りながら、自立 した組織をつくり、活動の広がりにつなげていくことが望ましいと考えており ます。 以上です。 ○ 議長(岡本正義)豊原議員。 ○ 26番(豊原春雄)26番、豊原。ただいまご答弁をいただきまして、あ りがとうございます。 今後の取り組みについて答弁をいただきましたけれども、ボランティアの育 成とかそういうものを行っていくということでございます。具体的な取り組み について見守りたいと、そんなんに思っておりますので、よろしくお願いした いと思います。 それから、市内にいろんな文化団体、たくさんボランティア団体とか文化団 体ありますので、そういうものと提携をしていただいて、青少年の健全育成を 図っていただきたい。そして、総合計画に、今ほど申し上げましたけども、絵 にかいたもちにならないように、もちが食べれるような施策をしていただきた いなと、そういうふうに思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。 以下、質問いろいろしたいと思いますけども、時間を置いて、また半年なり 1年して、結果を見ながら質問していきたいと思いますので、これで一般質問 を終わりたいと思います。 -105- ○ 議長(岡本正義)次に、18番、嶋﨑正宏議員。 嶋﨑議員。 ○ 18番(嶋﨑正宏)嶋﨑正宏です。豊原議員、余りにも早く要領よくやり ましたんで、心の準備ができていませんけれども、きょう私は、障害者の方々 の就労の件が1つと、それと財政等でございます。私の後に続いている橋本議 員は財政の問題でございまして、私はこの問題はございませんので、その辺を 心してひとつ答弁をお願いいたします。 3障害者の法定雇用等についてでお尋ねします。 平成18年3月20日は坂井市の誕生日でございますが、それより10日お くれで、今言う障害者自立支援法が施行されたということで、1年と9カ月経 過している状況の中で、いろんなところで話を聞きますと、福祉は50年間、 半世紀停滞していたというふうに言われております。 障害者自立支援法により、地域福祉の推進や雇用施策の拡充が見られ、施設 から地域へ移行し、地域で自立して普通に暮らし、共生社会が求められます。 授産施設の充実にあたって、当局は努力されていると思われますが、施設内で の最低賃金の適用は困難かもしれませんが、その他民間事業所での就労におい て、就労環境及び最低賃金について実態調査、把握をしていますか。 また、卒業間近になると養護学校生の就職状況について、学校、行政、保護 者と大変困難をきわめておりますが、最近他市において給食センターへの大量 の就労の確保とか、就労のための受け皿機関として協議会を設け、当市におい てそのようなイニシアチブをとるような考えはないか、また、既に地域自立支 援協議会が立ち上がっているなら、活動実績はどういうことか。当市は公の施 設、指定管理者選定にあたり、今回45近くの施設の運営・管理の協定を結び ますが、公募に際して地元障害者の雇用について特段注記してありませんが、 それは法定雇用率があるゆえにしなかったんですか。 また、今回の指定管理者候補はすべて法定雇用率をクリアしていますか。法 定雇用に拘束されない従業員少数の企業団体は、どう行政指導をするのですか。 坂井市への入札登録及び経営審査事項に、新年度より障害者雇用数の記入を 設け、点数評価を高めるつもりはありませんか。 これが、就労等についての質問でございます。 次は、前回の9月定例会同様、財政についてお尋ねします。 グローバルの時代ですから、瞬時のいろんな出来事が大きくリアクションす る状況でございます。12月は、直前までパニくったアメリカの住宅ローン、 サブプライムで、世界の金融界が景気にもダイレクトに波及する今後世界で最 大35兆から40兆円が損失となるとの悲観的報道もありましたが、ローン金 利の5年間上昇凍結で、不安ながら市場は小康状態であります。しかしながら、 -106- 信用不安を呼んで信用収縮につながると、国家予算の50%弱が相当いたしま す。 経済のグローバル化の中で、大企業偏重の経済構造により国内産業の空洞化 もさらに深化し、中小零細企業が不況にあえいでいるのが現状です。東京並び に大都市の豊かさ、地方の冷え込みはますます各種構造格差を呼び、経済のみ ならず税収、財政へと地方自治体の一般財源、自主財源の先細りであり、9 9%の民間の活力停滞であります。 そうした社会経済の環境の中で、旧町に要した社会資本整備と、そして合併 に伴う新規継続投資等により実質債務比率が拡大し、財政への健全指標に当初 の予想指標では抵触しかねる状態でありましたが、平成20年度よりの地方自 治体の財政健全度の指標の基本数値が示されたが、4指標とも坂井市において は難を逃れたと思います。 そこで、平成20年度一般会計予算マイナスシーリング30%について、ど う編成していくのかということでありますが、主なる項目の縮小均衡型か、そ れともめり張りをつけた集中と選択の中で優先的に考慮していく施策、並びに 投資的経費に削減ありきでありますが、しかし、市民の生命と財産に危機が迫 るようでは本末転倒だが、どう市民に説明責任を果たすのか。お願いいたしま す。説明をしてください。 以上。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)嶋﨑議員のご質問にお答えをいたします。 私の方からは、障害者の法定雇用等についての授産施設での就労環境等の実 態把握について、障害者自立支援協議会について、指定管理者候補における障 害者の法定雇用についてと、質問事項であります財政についてお答えをいたし まして、質問事項4番目となっています入札参加資格等については副市長より お答えをさせていただきたいと思います。 それではまず、質問事項の障害者の法定雇用等についての、授産施設での就 労環境等の実態把握と、障害者自立支援協議会について、それぞれ関連がござ いますので、あわせてお答えをさせていただきたいと思います。 授産的な施設は、県内には40数カ所設置をされていますが、市内には旧町 を単位として授産的な活動を行っている施設は3カ所あります。三国の希望園、 丸岡町のNPO障害者自立援助センターしいのみ、春江町のNPOはあとスマ イル春江でございます。これらの施設では、主に重度の知的障害者の方が通所 していることもありまして、単純作業が中心となり、月に数千円から2万円程 度の収入となっておりまして、最低賃金等の確保までは至っていないのが状況 であります。 -107- なお、平成18年度の厚生労働省の調査では、市内と同様な施設の全国平均 の 月 額 工 賃 は 9 ,2 7 4 円 で 、 福 井 県 で は 1 万 5 ,4 9 3 円 と な っ て お り ま す 。 障害者自立支援法が施行されまして、民間事業者における障害者の就労環境の 確保や、障害者の就労を支援するための方策が出されてはいますが、完全に確 保されていない状況にあります。市としても、民間企業に対する個別調査等は 行っておりませんが、ハローワーク等の資料においても、その厳しさを伺うこ とができます。 このような状況下にあって、議員ご指摘の、県内の養護学校などの特別支援 学校の卒業生の一般企業への就労については、大変困難な状況であると思われ ます。 これまで、卒業後の就労等については、学校の先生方に大部分をゆだねてい ましたが、障害者自立支援法が施行されまして、相談支援事業としての障害者 自立支援協議会が県内の市町等においても設置されております。 協議会においては、就労支援の部会を設けまして、特別支援学校の先生方や ハローワークの担当者が協議を行い、積極的に障害者の就労に対応していこう という動きも出てまいりました。 坂井市におきましても、障害者が自立した日常生活や社会生活を営むことが できるようにするための支援体制を確立することを目的といたしまして、坂井 圏域の関係機関の方々にご参加をいただきまして、平成19年の3月にあわら 市との共同で、坂井地区障害児・者自立支援協議会を設置をいたしました。今 後とも、あわら市と協議を行いながら、特別支援学校卒業生の就労相談等、さ らに自立支援協議会での充実を図ってまいりたいというふうに考えております。 次に、指定管理候補者に係る障害者の法定雇用等についてをお答えをさせて いただきたいと思います。 障害者の雇用につきましては、障害者の雇用の促進等に関する法律に基づき、 国・地方公共団体及び民間企業は、法定雇用率に相当する人数以上の障害者を 雇用しなければならないこととされております。 今回の指定管理者の募集にあたっては、募集要項の中に障害者の雇用及び法 定雇用率の遵守等について特記しておりませんが、管理業務の基準として労働 基準法、労働安全衛生法ほか労働関係法令を遵守することを条件といたしてお ります。 今議会に指定管理者の指定についてお諮りしております17候補者において、 障害者の法定雇用が義務づけられている企業・団体は3者で、すべて法定雇用 率を達成している状況となっております。 また、市といたしましては、障害者の雇用を促進するため、今後、同法律の 対象となっていない指定管理者に対しましても、積極的な雇用について働きか -108- けていきたいというふうに考えております。 次に、財政についてのご質問について、お答えをさせていただきます。 合併後の平成18年度及び平成19年度の予算につきましては、合併協議を 最大限尊重した予算としておりまして、本年度予算では財政不足を補うために 19億円近い基金を繰り入れて編成をいたしております。 平成20年度以降の予算につきましては、繰り入れる基金も少なくなり、三 位一体改革に伴う交付税の削減など、一般財源の確保が厳しい財政状況を踏ま え、限られた財源を有効活用した予算編成に取り組まねばならないというふう に思っております。 そのため、平成20年度の予算編成につきましては、まず部制導入の組織力 を最大限に生かしたものとなるよう、個々の施策内容と市民ニーズを最も理解 している事業担当部局が、すべての事務事業についてゼロベースから総点検を することといたしております。 さらに、基金の繰り入れを前提としない予算編成に取り組むために、財源不 足が見込まれる一般財源を予算編成の段階で抑制するため、一部でありますが、 一般財源での配分予算方式を採用をいたしました。 これは、平成19年度の当初予算を基準に、各部局ごとに一般財源の一定額 を削減して配分するものでございます。平成19年度の当初予算における一般 財源の総額は、職員給を除きますと約180億円であります。 そのうち、削減が難しい義務的経費や、次年度には必要のない臨時的経費等 を除くと約25億円となります。この25億円につきましては、努力次第では 削減が可能な部分と見込みまして、その25億円の30%にあたる約7億6, 0 0 0 万 円 の 削 減 と 、 臨 時 的 な 費 用 に 充 て ら れ た と 考 え ら れ る 3 億 4 ,0 0 0 万円を合わせて11億円の削減を目指して予算編成にあたるよう方針を示した ところであります。 それぞれの部局が与えられた一般財源を有効に活用するため、市民の視点か らの事業効果や有効性の検証などに積極的に取り組むことにより、真に必要な 事業の選択や予算の集中が図られることになり、それが住民サービスの向上に つながるものと考えておりますので、ご理解を賜りますようにお願いをいたし ます。 ○ 議長(岡本正義)小林副市長。 ○ 副市長(小林正明)それでは、私の方から、障害者の法定雇用に係る4番 目の、入札参加資格等についてお答えをいたします。 坂井市の入札参加資格申請については、現在19年度、20年度を対象にし て、2年分を登録して運用しております。 これまでご説明をしておりますが、坂井市が誕生してから市独自の入札参加 -109- 資格というものは、現在のところ設けておりません。業者の格付については県 の格付を準用してやっております。現在、この格付の準用しています県のもと でやっておりますが、実績をもとに今後格付をしていきたいというふうに考え ております。 議員ご指摘の件でございますが、今現在準用しています県の格付根拠には、 障害者の雇用促進等に関する法律、これに基づきます加点措置がされておりま すので、市としてもその加点措置を運用しているという形になっております。 今後、来年度から、これまでの約2年間の工事実績を勘案いたしまして、坂 井市独自の格付を行う予定でございますが、障害者の雇用促進等に関する法律 に基づきまして、障害者の雇用の促進や雇用の継続が図れますように、点数評 価等についても、これから検討して、中に入れていきたいと思っておりますの で、よろしくお願いいたします。 ○ 議長(岡本正義)嶋﨑議員。 ○ 18番(嶋﨑正宏)ただいまの答弁で、就労者の方の積極的な雇用という ことを働きかけていくっていうようなお話がありましたけれども、今、私が質 問したのは、すべて公の施設というような状態の中での基本ポイントもあるん ですけども、税金の施設であるんで、法定雇用率に達してないところも積極的 に行政指導するというようなお話も承りましたが、やはりこれは、ある意味で はもう義務的な状況でとらえてほしいなという形等が1つと、もう一つは坂井 市の委託、ここなども適格性を見きわめながら、委託業務にも障害者の就労の 場を積極的に設けていくと、この辺をあわせてひとつ考えていただきたいなと いうところと、ただいま副市長から格付等の問題で検討していただけると、入 れていくと、20年度から、こういう話がございましたが、その評価内容を高 めるにしましても、県がそういう状態だから坂井市もじゃなくして、坂井市が 範を示すぐらいの内容の項目を設けてほしいんですね。坂井市がすばらしい範 を見せてるんだと、登録に際して、そういう形、就労の促進を図っていただく と、あわせて、それを達成すればこういうふうなご褒美が出るんだよというぐ らいの暗示策をひとつ設けていただけたらなと、そういったことであります。 続いて、今の財政の方でございますが、この19年度の繰入金20億円なく すと、底をついてしまったという形なんですね。それで、今おっしゃったのは、 そういう中で、それぞれの各項目、物件費とか、補助費とか、公共事業費とか、 そういったところを削減するというふうに結果的にとれるんですけれども、当 初予算規模は290億から300億前後というふうに予想されるんですが、そ ういうふうに理解すればいいんですか。 ○ 議長(岡本正義)小林副市長。 ○ 副市長(小林正明)まず、法定雇用の件でございますが、議員十分ご承知 -110- だと思いますが、今、法律で義務づけされてますのは、企業規模が一応56人 以 上 と い う も の が 法 定 雇 用 率 と い う 形 で 、 1 .8 % と い う 数 字 に な っ て い ま す 。 当然、障害者の方々を雇用するということは、それだけ企業としての全体の 中で、ある程度カバーできるような体制がないとなかなか難しいということで、 完全にそれ以下のところまで義務づけするというのは、なかなか難しいかと思 いますので。ただ、市として、そういう雇用の機会を確保するというのは当然 の責務だと思っておりますので、今の段階ではなるべく雇用をしてくださいと いうことをやらないと、逆に坂井市の業者の中で56人以上雇用している方が 入札参加の中でどれだけいるかというお話になりますので、その辺はある程度 慎重にいきたいと。 ただ、今、嶋﨑議員の方から、達成したらご褒美という話については、これ からちょっと、どういう形がよろしいのかというのは検討させていただきたい と思いますが、義務づけの方はちょっと今の状況の中では、なかなか困難であ ろうと思っております。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)財政の問題、今回の一般質問においても何件か関連した 質問をされているわけでございますが、今、どこの自治体においても行財政改 革というのは至上命題となっておりまして、特に議員の皆さん方、本当にご案 内のように、坂井市においても大変な厳しい財政状況にあるわけでございまし て、今、嶋﨑議員申しましたように、大体290億から300億ぐらいの、全 体の一般会計においては、それぐらいになっていくんじゃないかなっていうふ うに目標をいたしております。 ただ、住民の生活にも影響を及ぼすこともありますので、そういった中にお いても十分検討をしていきながら、一方的にするんじゃなしに、議員のご意見 等もいただきながら、行財政改革に取り組んでいかなればならないというふう に考えております。 ○ 議長(岡本正義)嶋﨑議員。 ○ 18番(嶋﨑正宏)雇用者のことですけれども、これ確認という形でお尋 ねするんですけど、今いう就労移行のですね、支援事業ということとか、就労 の継続性の事業とか、いろんな点が稼働内容等について、これからどういうふ うに底上げ、ボトムアップを施策的に、また引っ張り上げていくのにどういう ふうな形を考えておられるんか、その辺のところ考えを示してもらえませんか。 ○ 議長(岡本正義)前田福祉保健部長。 ○ 福祉保健部長(前田公治)先ほども市長がご説明申し上げましたように、 地域に協議会がございます。その中で、協議会の方から企業の方へ呼びかけを して、できるだけ雇用していただくように努力をしたいと思っておりますので、 -111- よろしくお願いいたします。 ○ 議長(岡本正義)嶋﨑議員。 ○ 18番(嶋﨑正宏)それは、行政の丸投げじゃないんですか。それは、少 し無責任過ぎますわ。その辺のところ、もう少し真摯に検討してもらわないと。 正直言って、ブーイングですよ。私はそう思いますよ。 そういうお考えならば、これからの平成20年度の予算編成の中でも、そう いうふうな形で反映されてくるとなってきますと大きな問題ですね。じゃ、も う少し財政の方で話を進めさせていただきたいと思います。 この19年度までは合併協議事項の重視と、旧四町の折り合いを尊重してき たんですね、市長は。今後は、1つの市として統治を市長はやっていくんです けれども、そのどの分野も聖域というものはないと思うんですよ。今年の第2 回の定例会の所信表明で、19年度の予算編成については、市全体における一 体感の醸成と市政の均衡ある発展を目指すため、歳入の積極的な確保を図ると。 また、先般18年度の決算審査委員会の意見書でも、委員長が表明している とおりであります。そういった内容を勘案すると、普通会計、特別会計、企業 会計、一部事務組合、第三セクター等の財政連立する抜本的な改革・改善及び 柔軟な運営が迫られていると思うんです。 特に、負の遺産の部類に入らないように、上下水道事業、病院事業、また再 生した競艇、将来の環境衛生組合であります。いずれも装置産業でありますが、 例えば普通会計へモーターボート競走施行組合より基金積立金を繰り入れ、交 付金ですね、繰り入れとして計上できないか、モーターボートの本来の市民福 祉向上の理念を具現化していくと。 病院事業の方も同じくあるんですけども、病院事業は後ほど橋本充雄議員が、 その辺はどう論じるか知りませんけど、それはゆだねるとしまして、いずれに しましても、坂井市の財政規律を守りながら、豊かな市民社会を継続し、構築 していくに一時借り入れの感覚で実行してほしいと思います。 市長にお願いします。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)先ほどの障害者の就労の問題やね、簡単にしましたけど、 私もこの障害者の就労の問題についても、三国町時代から現地も行っています し、だからそういった中で、本当に私も働きかけたこともあります。企業を回 って、少しでも雇ってもらえんかと。先ほど冒頭に説明したように、本当に1 万円か2万円なんですよ、1カ月ずっと働いても。私も現場も希望園なんかも ずっと行ってきたけど、どうしたらいいかっていうのは、もう本当に、これっ ていうのはないんですよ。今、簡単に部長答えましたが、やはりこの行政とし て、また議員さんの皆さんにお願いして、少しでも収入を得るような、そうい -112- った就労の問題、少しでも仕事を与え、収入を得るようなものにしていかない かんと思うし。 それであと、学校卒業して少しでも社会に出て行けるように、やはりそうい うものを一番行政として大事なことであるというふうに私は思ってますし、私 としても嶋﨑議員同様、障害者雇用の問題についても気にしていますし、これ からも、こういう問題、積極的に努力をしていかなければならないなというふ うに思ってますし、嶋﨑議員もいろんな面で勉強してるみたいですから、また いろんなご指導をいただきながら、そういった同じ方向で進んでいきたいなと いうふうにできるだけ思っています。 また、この財政問題においては、先ほども山田議員冒頭で言いましたように、 合併問題から始まって、何か話がちょっと違っているような感じするんですよ。 合併するのに何年といいますか、長い期間かかって、やっとこれ4つが合併し たけど、今度、財政問題についても何かちょっと方向が違う。だれがやったと は言いませんが、三位一体改革でないかといろんな言いながら、結果的には地 方交付税なんかも削減されたと。 特に、都会と地方の格差っていうのがすごくあるように思っています。私も 腹の中で、あんまり言いませんが、山田議員もさっきも言って、私もそのとお りでありますし、そういった中で、国からお金をもらってこない、もちろん収 入についての努力はしなきゃいけないというふうに思います。 そういった中で、この産業という企業の立地等も取り組んでいくこともあり ますし、簡単に商売ってなわけにはいきません。収入ってのは、なかなか難し い面もありますが、そういった中で精いっぱい努力していきながら、収入の面 において力を入れていくことがまず大事じゃないかなというふうに思っていま す。そういった面で、少しでも補助金等がもらえるような、いろいろ施策にも 取り組んでいかなくてはならないというふうに思っています。 また、今、ありましたように、今、三国競艇の問題、3年前までは、正直言 って、つぶれるか、やめるか、との瀬戸際までいきました。正直言って、橋本 議員、監査委員してますから知ってると思いますけれども、3年前で2億5, 000万までも底をついたんです。もうあと1年で終わってしまうということ で、そういった中で、今目標として20億円借金あるんですね、ボートで。従 業員さんも300人近くいましたけど、110人に減らした。そのかわりとし て、そういう機械も導入したということで、そういうような借金も、ボートの エンジンのお金とかって20億ぐらい。今、約12億円ぐらい積み立てしてい ます。目標としては20億円を積み立てるってことです。そうしないと、もし 本当に使ってしまうと、もしお金がなくなったら、税金を今度は投入せないけ なくなる、何かあった場合に。また誤解を招くもんですから、20億円。 -113- 越前市の議会議員の皆さん方のいろんなご理解をいだたきながら、20億円 をめどに積み立てていきたい。 そして、その後、余裕ができたら、一般会計の方に財源を投入していきたい なというふうに、今考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○ 議長(岡本正義)前田福祉保健部長。 ○ 福祉保健部長(前田公治)坂井市の独自の支援ということでございますけ れども、これは自立支援法に基づきまして、就労支援ということで、就労移行 の事業を行っております。これは、いわゆる障害者の方が定職を持つように訓 練するんですね。そういうような事業を、費用を出して事業者の方へお願いし て、そして自立できるようにということで、当初予算にも計上しておりますの で、決して行政として見放しているわけではございません。 その中で、私どもは先ほども言いましたように、協議会の方へ呼びかけして、 そういうような方が自立できるように模索をしているというのが現状でござい ますので、ご理解を賜りたいと思います。 ○ 18番(嶋﨑正宏)質問終わります。 ○ 議長(岡本正義)次に、8番、橋本充雄議員。 橋本議員。 ○ 8番(橋本充雄)8番、市政同志会、橋本充雄です。2点について質問を させていただきたいと思いますが、山田議員、嶋﨑議員と重なる点もあるかと 思いますが、よろしくお願いを申し上げます。 まず1点目に、公立病院改革ガイドラインについて質問をいたします。 総務省は、10月30日、大半が赤字経営となっている公立病院の改革に向 けたガイドラインの素案をまとめました。経営効率化に向けた数値目標では、 病床利用率が過去3年連続で70%未満と低い病院に対して、病床数削減や診 療所化など、抜本的な見直しを求めることも盛り込んでいます。 今、自治体公立病院は全国で約970ありますが、そのうち平成17年度は 7 割 以 上 の 7 2 1 病 院 が 赤 字 で あ り 、 赤 字 額 は 2 ,2 2 9 億 円 で 、 経 営 改 善 が 課題となっております。 また、病床利用率70%未満の公立病院は、平成17年度で全体の約35% を占めております。三国病院も平成18年度の決算において、経常損益で2億 8 ,2 0 0 万 円 の 赤 字 、 当 期 純 損 益 で 5 億 5 ,9 0 0 万 円 の 赤 字 で あ り ま す 。 病 床 利 用 率 も 平 成 1 7 年 度 は 5 7 .5 % 、 平 成 1 8 年 度 で は 6 1 .1 % 、 今 年 度も約70%前後と聞いており、大変厳しい経営状況にあると言わざるを得ま せん。 そこで、今回総務省が示した公立病院改革ガイドラインについて、質問をし たいと思います。 -114- まず、公立病院改革の必要性について、ガイドラインでは役割について明確 化をしています。例えば、過疎地における一般医療の提供、救急など不採算部 門にかかわる医療の提供、高度先進医療の提供、医師派遣拠点としての機能な ど、採算性の面から民間医療機関による提供が困難な医療を提供すること。さ らに、経営効率化などによって持続可能な病院経営を目指すとしています。三 国病院にとって、まずこの必要性についてどうとらえているのか、お伺いをい たします。 2点目には、改革プランの策定についてでありますが、中身について説明を いたしますと、まず第1点として、各自治体において平成20年度内に策定を すること。その中で経営効率化を3年程度、病院統廃合などの再編・ネットワ ーク化や、経営形態の見直しを5年程度で行うこと。 2点目には、当該病院の果たすべき役割と、一般会計負担の考え方を明記す ること。 3番目に、経営の効率化については、経営指標にかかわる数値目標を設定す る。一般会計からの所定の財源の繰り出し後、経常黒字が達成される水準をめ どとする。病床利用率が過去3年連続して70%未満の病院は、病床数などの 削減や診療所化など抜本的に見直すこと。 4点目に、再編・ネットワーク化については、医師派遣拠点の整備を含め、 一定のモデルパターンを示しています。 5点目に、経営形態の見直しについては、人事・予算などの実質的権限と責 任を経営責任者に一元化をすること。民間譲渡や指定管理者制度、地方独立行 政法人化、地方公営企業法全部適用などの選択を提示したほか、診療所化や老 健施設、高齢者住宅事業などへの転換など、幅広い見直し案を提案をしていま す。 以上、公立病院改革ガイドラインのポイントを申し上げましたが、三国病院 として、今後の病院経営のあり方や改革について、平成20年度のガイドライ ンの策定に向けて、どのように取り組むのか、お伺いをいたします。 2点目には、財政問題についてであります。9月議会に引き続き、財政問題 を取り上げたいと思います。 総務省は12月7日に、自治体財政健全化法に基づき、自治体の財政をチェ ックする4指標の数値基準を決め、都道府県や市町村に通知をいたしました。 9月には、実質公債費比率について議論をいたしましたが、今回すべての指 標の数値が出そろい、財政が厳しい自治体は財政の健全化に向けて取り組むこ とになります。 坂井市も、平成18年度決算を議会初日に認定はしたものの、財政の状況は 単年度収支について極めて厳しい状況であるとの報告がなされております。数 -115- 字的には、9月議会で詳しく述べましたので省略をさせていただきますが、市 としても具体的な要因については示されなかったと思います。 特 に 、 実 質 公 債 費 比 率 に つ い て は 、 平 成 1 8 年 度 単 年 度 に お い て 1 7 .9 % と、起債の発行に許可の要る18%に迫っている状況について、連結対象とな る公共下水道事業会計の元利償還金がふえたことによる要因が大きいと説明を されました。 そ こ で 、 具 体 的 に 平 成 1 7 年 度 単 年 度 1 3 .4 % か ら 、 4 .5 % 増 加 し た 要 因 を数値を挙げて説明をいただきたいと思います。 2点目には、実質公債費比率が18%を超えないために、平成20年度の予 算に向けて、どう対応するのかということであります。 平成19年度の予算では、先ほども説明ありましたが、基金繰り入れを18 億 7 ,0 0 0 万 円 、 繰 越 金 を 7 億 円 歳 入 に 盛 り 込 ん で い ま す 。 さ ら に 、 坂 井 市 の 財 政 健 全 化 計 画 で は 、 平 成 1 9 年 度 末 残 高 は 財 政 調 整 基 金 で 3 億 4 ,0 0 0 万 円 、 減 債 基 金 で 4 ,6 0 0 万 円 ま で 繰 り 入 れ る 計 画 と な っ て お り ま す 。 景気の回復が地方はまだまだ望めない中、平成19年度の決算はさらに厳し い状況になることは、目に見えています。そこで、平成20年度の予算をどう 組むかということになります。 市税の大幅な伸びは期待できません。国の改革により交付金や補助金の増額 も見込めません。起債は実質公債費比率を上げることになるので、増額できま せん。基金は底をついています。財政課が示した公的資金補償金免除繰上償還 に係る財政健全化計画では、平成19年度と比較して約20億円の歳入不足を、 人 件 費 3 億 2 ,3 0 0 万 円 、 物 件 費 5 億 5 ,0 0 0 万 円 、 補 助 費 等 5 億 円 、 普 通 建 設 費 5 億 7 ,4 0 0 万 円 の 歳 出 削 減 で 予 算 を 組 む 予 定 を し て お り ま す 。 しかし、果たしてこのとおり歳出削減ができるのでしょうか。もし達成可能 と見込んでいるならば、その根拠を示していただきたいと思います。また、達 成できない場合はどうするのか、示していただきたいと思います。 3点目に、総務省が示した自治体健全化法に基づく指標の数値基準がすべて 公表されました。このうち、実質赤字比率、連結実質赤字比率について、坂井 市の場合どのような数値になるのか、お示しをいただきたいと思います。 4点目に、公的資金補償金免除繰上償還に係る財政健全化計画について、全 員協議会で説明がありましたが、この繰上償還については、実質公債費比率を 下げるためにも有効な施策だと思います。 しかし、繰上償還に伴う場合に、策定が義務づけられる財政健全化計画には、 高いハードルをクリアしなければならない要件があります。特に、一般会計で は、実質公債費比率が基準年度の平成18年度の数値と比較して、計画期間終 了時の平成23年度において増加しないこととなっております。 -116- 坂井市は、平成18年度15%と低いため、5年後この数値を下回ることは 困難だと考えます。だとしたら、どう対応するのか、お答えをいただきたいと 思います。 公共下水道会計では、公営企業債残高が同じく基準年度を上回らないことと なっています。しかし、全員協議会でも議論になったとおり、建設費の削減や 計画の延長には多くの議員からの指摘が相次いでおります。理解を得るために どう対応するのか、お答えください。 以上、質問を終わります。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)橋本充雄議員のご質問にお答えをいたします。 まず、公立病院改革ガイドラインについてを、お答えさせていただきます。 公立病院の改革については、平成19年6月19日に閣議決定された、経済 財政改革の基本方針2007において、社会保障改革の一環として改革に取り 組むことが明記されたことを受けて、総務省の公立病院改革懇談会が改革ガイ ドラインの素案をまとめ、去る11月12日に総務省に答申いたしました。 素案の中で、公立病院の役割として、過疎地等における一般医療の提供、救 急等の不採算部門に係る医療の提供、高度・先進医療の提供、医師派遣拠点機 能などが挙げられております。 三国病院におきましては、今日まで地域の基幹的総合病院として幅広い診療 科の一般医療、365日24時間対応の救急医療や、坂井地区唯一の小児入院 ベッドを有する小児医療、高度医療である人工透析など、地域に必要な医療を 担ってまいりました。さらには、テクノポート福井へ企業が進出する場合、地 元に救急対応が可能な公立病院があることも重要な要件でございました。 こうしたことから、これまで同様、三国病院が公立病院として果たす役割は 大きいものがあると考えておりますが、全国的な医師不足により十分な医療体 制が組めなくなり、病院経営も厳しい状況にございます。昨年、新病院を開院 したばかりでありますが、今後、診療科目、病床数の見直しも含めて、まずは 経営を効率化しながら、病院を存続していかなければならないと考えておりま す。 次に、公立病院改革プランの策定につきまして、橋本議員ご指摘のとおり、 素案では数値目標を設定した経営の効率化、一般会計からの所定の繰り出し後 の経営黒字の達成、病床利用率の改善、再編・ネットワーク化、経営形態の見 直しなど、抜本的な改善プランを平成20年度内に策定するよう求めておりま す。総務省から、まだ具体的な数値目標など示されておりませんが、三国病院 におきましても、今後改善プランの策定に向けての取り組みを始めてまいりた いというふうに考えております。 -117- 次に、財政問題についてをお答えをいたします。 まず、18年度の単年度における実質公債費比率は、ご指摘のとおり17. 9%となりました。この要因は、9月議会においても申し上げましたとおり、 連結対象となります公共下水道事業会計の元利償還金が極めて多くなっている ことであります。 また、平成20年度の予算は、平成20年度決算を適正な姿とするためにも、 極めて重要な岐路と言える予算であると考えております。そのためには、今般 の公的資金免除に係る繰上償還を行うための財政健全化計画や公営企業経営健 全化計画に基づき、実効性のある形の予算編成を行い、財政環境の健全化に努 める所存でございます。議員各位のご理解と、またご協力をお願いしたいと思 います。 次に、財政健全化法における本市の実質赤字比率及び連結実質赤字比率につ いてのお尋ねであったと思いますが、議員ご指摘のとおり、総務省は去る11 月15日に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に関する説明会を開き、 4つの財政指標の早期健全化基準、財政再生基準、経営健全化基準の数値等に ついての考え方を公表いたしております。 また、健全化判断比率等の算定方法(案)も提示しておりまして、この算定 方法案によりますと、実質赤字比率は一般会計等を対象とした実質赤字の標準 財政規模に対する比率でございます。坂井市の場合は、平成18年度決算につ きましては、いずれも黒字決算でありますので、実質赤字比率の算定には該当 しないということでございます。 また、連結実質赤字比率につきましては、一般会計等及び公営企業会計を対 象とした、実質赤字または資金の不足額の標準財政規模に対する比率でござい ます。坂井市の4つの公営企業会計の平成18年度決算につきましては、いず れも資金不足額はありませんでしたので、一般会計等及び公営企業会計を合わ せた連結実質赤字比率の算定にも該当しないということであります。 次に、公的資金補償金免除繰上償還に係る財政健全化計画の件についてであ ります。一般会計での財政健全化計画におきましては、実質公債費比率の基準 年 度 で あ り ま す 平 成 1 8 年 度 の 数 値 は 1 5 .0 % と 低 く な っ て お り ま し て 、 今 後の5カ年でそれ以下にするということは不可能であります。 しかし、一般会計における行政改革の取り組みや公共下水道事業会計におけ る建設事業の見直し等により、計画期間中には達成できないものの、その後も 確実に抑制されていくことを前提に認められるものと考えております。 また、公共下水道事業会計におきましては、公営企業経営健全化計画に掲げ ております企業債のみを発行することとなりますので、計画終了年度でありま す平成23年度末では、ふえることはないものであると思っております。この -118- 健全化計画に掲げた企業債の新規発行額は、平成20年度以降につきましては、 毎年度の償還元金の金額の範囲内でおさめております。 これらの健全化計画が実際に達成できない場合についての処遇は、まだ財務 省から提示されておりませんが、計画の進捗状況については毎年度公表するこ ととなっております。そのため、計画が達成されない場合は、新規の起債の発 行が許可されないことも推測されるところであります。 ○ 議長(岡本正義)橋本議員。 ○ 8番(橋本充雄)まず、病院のことですが、必要性、役割についての認識 でありますけども、総務省の素案でいきますと、三国病院が当てはまるという のは非常に困難でないかなというふうな思いをいたします。もう少し必要性の 明確化を文書化しないと、難しいんじゃないかなと思うんですが、そこら辺ど どうお考えですか。 ○ 議長(岡本正義)本田三国病院事務局長。 ○ 三国病院事務局長(本田真弘)先ほど市長から答弁申し上げたとおりでず が、繰り返しになるかもしれませんが、三国病院におきましては、素案の中で 示されております、過疎地ではないですが、一般医療を提供をまずしておりま す。それと、2つ目の役割でございます救急対応、小児医療等の不採算部門の 医療の提供、これについても従来から行ってきておりますし、現在も行ってお ります。それと、3つ目の役割として掲げられております高度先進医療、特に 高度医療にうたわれております人工透析、これも昭和50年代からいち早く始 めて、今日までそういう人工透析の医療を行っております。確かに4番目の医 師派遣機能等はございませんが、こうした役割を三国病院においては担ってき ております。 それと、先ほど市長答弁したように、テクノポートに企業進出、誘致するに あたって、特に化学工場が多い企業が進出しておりますが、そういう救急対応 ができる近くにある病院というのも、進出の1つの要件でございました。これ までも、そういうテクノポートの企業から、大災害ではございませんが、ちょ っとガスを吸って運ばれてくるとか、そういう患者がおりました。そういう患 者に、今まで医療を行って対応してきたところでございます。 ○ 議長(岡本正義)橋本議員。 ○ 8番(橋本充雄)なかなか難しい面あると思います。その一般医療の提供 というのは、過疎地における一般医療の提供ということで明文化をしておりま す。だから、一般医療を行ってるところは、当然一般医療を行ってるんです、 どこの病院も。ただ、過疎地におけるというのが文書化されてますんで、そこ ら辺ど、ちょっと難しい面があるんかなというふうに思いますが、ぜひ役割が クリアできるように、しっかりと整えていただきたいと思います。 -119- それから、次の改革プランの中にあります、病床利用率が70%を切った場 合に病床数を削減せよという、また新たな診療所化とか、病院の中身を見直せ ということに対しては、どう対応する予定ですか。 ○ 議長(岡本正義)本田三国病院事務局長。 ○ 三国病院事務局長(本田真弘)今、橋本議員ご指摘の病床利用率、確かに 先ほどご指摘あったとおり、三国病院におきましては平成16年、17年、1 8年と、70%を切りました。特に17年、18年におきましては、17年度 は新病院の移転を控えておりまして、かなりの入院患者に退院を促しまして、 退院をずっとさせてきたということがございます。そういう中で、病床利用率 も落ちました。 また、18年度5月から新病院を開院したわけでございますが、その入院患 者を旧病院から新病院に移すにあたって、いろんな患者さんの負担、労力の負 担を含めて、38人程度で新病院入院を始めました。そうした中で、なかなか 秋ごろまで患者数が伸びてこなかったために、18年度においても非常に病床 利用率が低くなったという現実がございます。 何とか今年度は、今総務省が言っております70%は超える見込みをいたし ておりますが、今、総務省も具体的にガイドラインでの素案では、懇談会が答 申した素案では、今ほど橋本議員がおっしゃったようなことが載っております が、具体的な数値目標、この3年が何年度の3年になるのか、その辺もまだ明 らかになっておりませんし、例えば、今うちは105床ございます。これを、 診療所化っていうのは、20床以下、19床以下にするというのが診療所化で ございます。そういう中で、105床の昨年新病院をオープンしまして、40 億近くの投資をした病院でございます。そういうものを、いきなりそういう診 療所化にするということは、極めて困難であるというふうに私どもは考えてお ります。 ただ、病床利用率をどのように削減して、ただ病床利用率だけをキープすれ ばいいということであれば、それは10床なり20床削減すれば済むことかも しれませんが、そういうことでなくて、やはりいろんな部分の医師の確保を含 めて、もっと収益を伸ばすことを目標にして、歳出の削減、費用の削減ももち ろんそうでございますが、そういう中で効率化を図っていく。看護師不足も、 以前ご質問にお答えしたとおり、13対1しかとれておりません。対外の大き な病院10対1、さらに7対1ととっております。そういう10対1になれば、 入院基本料を上げることで収益を図ることができます。 そういう中で、看護師も、赤字という状態ではありますが、看護師も募集し ながら、少しでも収益増、費用対効果、看護師の人件費と収益を見ますと、1 0対1をとれれば、今以上に収益が改善されるということも考えております。 -120- そういう中で、いろいろな経営効率化、今後平成20年度内に改善プランを いろいろ策定する中で、いろんなこともさまざまな方面から検討して、こうい うプランを策定してまいりたいと。また、その策定の折には、議会の皆さん方 にもお諮りして、ご説明を申し上げたいというふうに考えております。 ○ 議長(岡本正義)橋本議員。 ○ 8番(橋本充雄)今の病床利用率の70%の年度がいつのころとか、まだ 示されてないということでありますが、19年度で出すんだから、当然19、 18、17じゃないですか。その後はないでしょう。それ以前のよかったとき の数字を出せとも言わんと思いますが。もし、16年以前が70%を超えてい るなら、また示していただきたいんですが。それはそういうことです。 それから、診療所化は1つの例であるんですが、この老健施設ということも 一応提示をしてるんですよね。前は老健施設はだめですよというふうなことに なってたんですが、今回、老健施設もいいよというふうな話にもなってきてま す。そこら辺ど幅広い選択わざが考えられるということなんで、そこら辺ども まず検討していただきたいということです。病床利用率はそこら辺ど何か答え がわかれば示してください。 それから、病院の経営の黒字化ということでありますが、一般会計から所定 の財源の繰出後、経常黒字が達成されることというのが見どころになっていま す 。 実 は 平 成 1 7 年 、 一 般 会 計 の 法 定 の 繰 出 金 は 1 億 2 ,2 5 6 万 3 ,0 0 0 円 で す か 。 補 助 金 、 こ れ 赤 字 補 て ん 分 で す が 、 2 億 1 ,7 7 5 万 9 ,0 0 0 円 出 し て ま す 。 合 わ せ て 3 億 4 ,0 0 0 万 円 出 し て い る ん で す が 、 実 は 1 8 年 は 赤 字 補てんはしておりません。当然、病院会計は赤字になってるんですが、ここの、 この法定を入れた時点で黒字にせよというのが、このガイドラインの求めてい るところだというふうに思うんですが、そこら辺どの見解をお聞きしたいと思 います。 ○ 議長(岡本正義)事務局長。 ○ 三国病院事務局長(本田真弘)ガイドラインでも、一般会計の繰出基準を きちっとしなさいと、一般会計から公営企業の繰出基準に基づいていろんな算 出基礎というのがございますが、これがまだ総務省も抽象的な表現で、今まで はですね。病院事業の収支でカバーできない部分、先ほどちょっと申し上げま した救急医療であるとか、小児医療であるとか、いろんな高度医療である透析 医療であるとか、いろんな部分で繰出基準のことが示されておりますが、じゃ 額は幾らにしろということまでは、具体的には総務省も踏み込んでないわけで ございます。 そ う い う 中 で 、 ま だ う ち で も 、 先 ほ ど 1 7 年 度 の 繰 入 金 が 1 億 2 ,0 0 0 万 とおっしゃいました。これも、まだうちの病院も一般会計から小児医療にかか -121- わる経費とか、全額全然いただいておりません。 そういうものも例えば、いろいろ基準どおりに負担金をいただくとすると、 多分さらに負担金が1億以上ふえることになろうかというふうに思っておりま す。そういうきちっとした繰り出しをした中で、さらに今回ガイドラインでは、 赤字が出てもその赤字補てんまではだめよと、繰出後の経常黒字を目指しなさ いと、そういう計画を立てなさいということが示されているわけでございます。 だから、当然、私ども平成18年度におきまして、18年度からは企業債の 一部元利償還も始まりました。そういう中で、元利償還の3分の2というもの も一般会計からいただいてきております。そうした中で、一般会計の3条では、 1 億 5 ,9 0 0 万 ほ ど な っ て お り ま す が 、 そ う し た 中 で 確 か に 決 算 で は 5 億 6 , 000万近くの赤字決算となりました。お金をいただいたのは、そういう部分 で、一般会計の負担すべき部分だけをいただきまして、決算を組んだわけです が 、 実 際 、 5 億 5 ,0 0 0 万 ほ ど の 赤 字 は 旧 病 院 の 取 り 壊 し 、 医 療 機 器 の 廃 棄 等 が 2 億 7 ,8 0 0 万 ほ ど 、 こ れ は 特 別 損 失 、 実 際 お 金 は 発 生 し て お り ま せ ん が、企業会計の決算上、特別損失として計上するものでございます。 また、一番病院の事業で、これは企業会計の会計上当然のことでございまし ょうが、やはり建物等、機械等の減価償却費、それとか、今18年度に新病院 から導入しました電子カルテとか医療情報機器のこれもシステムの減価償却費 と申しますか、繰延勘定償却、こういうものがかなり大きな額を占めまして、 なかなかそこまでの額を病院の医療の中で補い切れないというのが現状でござ います。 でも、18年度におきましては、別に病院として資金が不足したわけでもご ざいません。そういう中で、一般会計からは赤字補てんというものはいただか なかったということでございます。 ○ 議長(岡本正義)橋本議員。 ○ 8番(橋本充雄)これ以上やってますと次の質問に響きますんで、この辺 で置きますが、別に今の三国病院をどうのこうのしようということではないん です。将来的なこのガイドラインに向けて、しっかり取り組まないと大変なこ とになるということで、今話を進めてますんで、よろしくお願いをしたいと思 います。 財 政 に 移 ら さ せ て い た だ き ま す が 、 4 .5 % 実 質 公 債 費 比 率 が 上 が っ た 要 因 の 下 水 道 の 繰 上 償 還 金 は 、 確 か に 1 0 億 9 ,0 0 0 万 円 ほ ど ふ え て い ま す 。 こ の 分 子 の 1 0 億 9 ,0 0 0 万 円 ふ え る こ と が 4 .5 % の 数 字 の 上 が り 方 に な る ん ですか。ちょっと、計算式でもあったら教えてください。財務部長。 ○ 議長(岡本正義)恩地財務部長。 ○ 財務部長(恩地 勲 ) 1 7 .9 % に 上 が っ た 要 因 は 、 下 水 道 の 需 要 で ご ざ -122- いますけれども、数字的に言いますと、17年度の公営企業の償還の財源に充 て た と 見 ら れ る 繰 入 金 で す け ど も 、 1 7 年 度 に つ き ま し て は 1 1 億 7 ,1 2 0 万 9 ,0 0 0 円 、 そ し て 1 8 年 度 に お き ま し て は 1 7 億 9 ,4 5 3 万 3 ,0 0 0 円 、 増 加 率 と し て 5 3 .2 % が 主 な も の で ご ざ い ま す 。 以上です。 ○ 議長(岡本正義)橋本議員。 ○ 8番(橋本充雄)今、それ聞いてるんじゃないんですって。確かに17年 度 は 1 2 億 7 ,9 0 0 万 で す 。 1 8 年 度 は 2 3 億 4 ,2 0 0 万 で 。 あ あ 、 ご め ん なさい。確かに10億ふえているんですよ、10億。それが、分子でふえた分、 4.5%上がるんですかっていうことを聞いてるんです、それだけで。わから んかったら、また後で数字出してください。わかりますか。 ○ 議長(岡本正義)恩地財務部長。 ○ 財務部長(恩地 勲 ) 全 体 的 に 言 い ま す と 5 3 .2 % が ふ え る わ け で す け ども、ただ、その中にはいろんな細かい項目がございます。そういった中で、 主 な も の と い う こ と で 、 そ の 下 水 道 の 需 要 に 対 し て 4 .5 % が 増 と い う こ と で 考えていますので、ご理解いただきたいと思います。 ○ 議長(岡本正義)橋本議員。 ○ 8番(橋本充雄)ちょっと、期待した数字出てきませんので、また後でお 伺いします。これ、こんで置きます。 それから、赤字比率については18年度黒字だっていうことで、数字的には 問題ないということでありますが、今後赤字が多分ふえてまいるというふうに 思いますんで、そこら辺どはしっかりまたとらえていっていただきたいと思い ます。 それから、繰上償還に係る財政健全化法の中で、実質公債費比率が到底1 5%には下がらないけど、クリアできるというふうな見解をさっき市長示され ましたが、これはそのとおりとらえてよろしいんですか。財務部長。 ○ 議長(岡本正義)恩地財務部長。 ○ 財務部長(恩地 勲)確かに、この数値につきましては、現在、全国的に も非常に厳しいそういった状況ということを聞いております。そういった中で、 各全国の自治体からもいろんな、そういったクリアできない部分が出てくるん でないかなということですけれども、今のところはクリアできるような見込み は立てております。 ○ 議長(岡本正義)橋本議員。 ○ 8番(橋本充雄)それは、確かな答えじゃないんですね、じゃ。そういう ふうな、何かあるんですか、総務省かどっかから。繰上償還の要件の中には基 準年度の18年度から5年を超えたらだめよっていうふうな要件になっている -123- んですよね。15%、今、公債費比率が下がるというのは、ちょっと難しいと 思 う ん で す よ ね 。 1 0 億 の 下 水 の 償 還 の お 金 が ふ え た だ け で 、 4 .5 % 上 が る んですよね。これは前も言いましたが、下水道は5年後しかだめなんです。だ から、今10億ふえたのは、平成13年それぞれ合併する前、各町がやった事 業の返済が今来てるんですよね。だから、5年後ということは、今年やめなけ れば5年後、そんな10億もそこらも下がらないですって。としたら、これ絶 対実質公債費比率は下がらないんですよね。そうすると、今言う、基準年度と 超えなくても、行革に取り組めば、今後下水をふやさなければ大丈夫なんだと いう答えになるんですかっていうことなんです。 ○ 議長(岡本正義)小林副市長。 ○ 副市長(小林正明)橋本議員がおっしゃるのは、まさにそのとおりでござ います。15%を5年後に引き下げるということは、先ほど市長が答弁したよ うに不可能でございます。ただ、もう一方の方で、いわゆる公債費をふやさな いという前提がもう一つにございますので、現実的に過去5年前に起債したも のを減らすということは現実的にできませんので、それを求められたら、正直 申し上げて、これは承認されないと思います。 ですが、今回の繰上償還の目的というのは、これからの財政健全化法が適用 されるにあたって、市町村が健全財政をするための前に、そういう過度の負担 になっている利率等を下げて、それによって少しでも健全化が図れるよという 形で、特別措置として、今回を承認して3年間かけてでやりますと。 ですから、これは1回限りのものでございます。その状況の中で、5年前の ことがあるから、実質的に不可能なものをだめだと言うんでは、この措置自体 が国として本当にやる気があるのという話になりますので、その辺は、承認さ れるかどうかはわかりませんが、市としても財政のいわゆる財務部等のヒアリ ングにおいても、今後の公債費をどう下げていくのに行革の取り組みをどうす るのかっていうことを訴えて、認めていただけるように話をしているというこ とでございますので、今現在で15%を確実に下げられますなんては一切言え ません。それでだめであるなら、そこはもう仕方がないと。そういう意味では、 ある意味仕方がないということでございます。 ○ 議長(岡本正義)橋本議員。 ○ 8番(橋本充雄)時間ありませんのでまとめますが、多分そういうことや と思います。その要件の中で、行革と公共下水道へ繰り出さないというのが、 多分これが条件になってくると思うんですね。そうすると、全協でもありまし た下水道の計画の見直しということになってくるんだと思います。これが、や はり今回の大きなポイントだと思いますんで、そこら辺ど、じっくりまた議会 と相談して、やっていただきたいと思います。 -124- 12秒残りましたが、終わります。 ○ 議長(岡本正義)次に、30番、小田原幸四郎議員。 小田原議員。 ○ 30番(小田原幸四郎)30番、政和会の小田原幸四郎でございます。一 般質問をさせていただきます。私は、3点に絞って質問をしたいと思います。 議員各位には、長時間の聴講でお疲れのとこと思いますが、しばらくの間ご清 聴をお願いをしたいと思います。 1番目に、私は福井港の国の重要港湾格上げと環境整備について、質問をし たいと思います。 福井港は、昭和47年に掘り込み港湾事業に着手し、その後、国の重要港湾 の指定を受け、昭和53年に一部を供用開始いたしましたが、諸般の事情によ り、平成12年に国の港湾格付の見直しによりまして、地方港湾に格下げにな ったのであります。 平成17年4月に関税法の港湾指定を受け、現在3年が経過しております。 外国船の入港も年々増加し、昨年は200隻を超える外国船が入港しておりま す。並びに、豪華客船も年1回ですが定期的に入港し、韓国の方へ渡航をして おるわけでございます。 福井港から外国に観光客が渡航している現状であります。最近、特に福井港 の 環 境 整 備 促 進 が 叫 ば れ て い る 現 状 は 、 1 0 .1 8 5 メ ー ト ル 、 3 バ ー ス 、 7 . 5 メ ー ト ル 、 5 バ ー ス 、 4 メ ー ト ル か ら 5 .1 8 0 メ ー ト ル の 4 バ ー ス で あ り ますが、新たに、立地企業の強い要望として大型貨物船の岸壁の水深13メー トルのワンバースが必要であるということで要求がされております。 これらの水深の浅い4バースの岸壁補強と、水路の浚渫整備に膨大な予算が 必要と考えられます。現在の地方港湾の位置づけでは非常に施行が困難である と思うが、この機会に国の重要港湾に格上げしていただき、国営事業で直轄で 施行していただけるよう、坂井市重要要望事項として強く関係機関に要望する 考えはないか、市長の考えをお伺いしたいと思います。 2番目に、未操業企業の早期工場の建設についてお伺いをいたします。 坂井市地係で、テクノポート福井に未操業企業が10社程度あります。面積 で は 2 8 0 .5 3 3 平 米 で あ り 、 古 い 企 業 で は 昭 和 5 2 年 3 月 に 土 地 売 買 契 約 をし、現在も工場建設に着手されず、約30年間も遊休地のままになっており、 手つかずになっておる企業の中には転売を希望する企業があると聞いておりま す。 最近では、土地単価の問題が持ち上がり、県も困っているようで、訪問活動 も見合わせているように聞いております。反面、「捨てる神あれば拾う神あ り」でございまして、先月29日セーレンが2つのセンターを稼働したと報道 -125- されております。 1つは、次世代電磁波シールド材を量産するFMセンターと、ビスコテック ス技術を使った非繊維素材の開発・生産を行うSVセンターが完成し、稼働し たとあります。 先ほど申し上げました未操業企業10社の中で、平成20年3月から平成2 3年9月までに3社が工場建設を予定していると聞いております。残り7社に ついては、転売の土地代が問題であると聞いております。損をして得をするよ うな政策を、県と連携する中で、知恵を出し合って頑張っていただきたいと思 いますが、市長の考えをお伺いしたいと思います。 次に、同じく未操業企業でございます北陸電力の早期建設について、お伺い をしたいと思います。 北陸電力株式会社が、昭和59年に土地売買をしていただき、F地区62. 8ヘクタールの広大な土地が、20数年間も遊休地となっているわけでござい ます。当時はエネルギー関連研究機関を建設する予定で土地を購入していただ いたが、諸般の事情でやむなく中止となり、現在では自社で計画もなく、他社 に転売を希望していると聞いております。 これは1つの提案ですが、県と市と企業と相談する中で、漁業関係研究機関 の設置を国に要望してはどうかと思います。国・県・市も、捕る漁業から育て る漁業を推進しているが、嶺南には水産試験場があり、栽培漁業センターがあ ります。県立施設が集中しておりますが、嶺北地域に漁業基地が多くあります。 越前海岸の漁業基地、福井市の漁業基地、坂井市の三国の漁業基地があるわけ でございますが、漁業関連研究機関が1つもないわけでございます。将来の漁 業の発展が望まれるか、心配であるわけでございます。嶺北地域に漁業研究機 関設置が多くの漁業者の願望であると思うが、市長の考えをお伺いしたいと思 います。 最後に、松くい虫の早急な対策についてお伺いをしたいと思います。 松くい虫対策には毎年多額の予算を費やし、対策を進めていただいているこ とは大変ありがたいことであるが、クロマツの被害はおさまるどころか、年々 増加の傾向にあると思われます。今年も、今海岸線で伐採が実施されておりま すが、台風時期に一度も北陸地方に上陸しなかったことがよかったものと思い ますが、これから冬期間に入ると、強い季節風で海岸特有の吹き上げる台風並 みの強風が、海岸観光道路、並びに通学道路での倒木事故が心配であります。 事故対策には万全を期していただきたい。平常時でも、たびたび海岸線及び通 学道路に倒木があり、道路が閉鎖されております。11月末には倒木が夜中に 民家を襲う事故があったが、人命には被害がなく、不幸中の幸いであったと聞 いております。 -126- そんな中で、先月30日、昨年松枯れ600本を伐採した跡地に240本を 植樹し、松林の再生を図ってくれたことはまことにありがたいことであると思 いますが、市は財政的にも苦しい時期であると思われますが、この地域が危険 な環境の中にあることを認識していただき、早急な対策が必要であると思われ ますが、市長の考えをお聞かせいただきたいと思います。 以上で、私の質問を終わります。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)小田原議員のご質問にお答えをいたします。 まず、福井港の国重要港湾格上げの環境整備の促進についてということでご ざいます。福井港が平成12年に地方港湾に格付変更になって以来、今年初め て県は国土交通省への要望事項の中に、福井港の重要港湾格上げの項目を盛り 込みました。これは、今後県が重要港湾格上げに取り組んでいく意思表示であ ると考えています。 福井港は近年、外国船入港と貨物の取扱量が増加をいたしておりまして、重 要港湾格上げは今後福井港が国際港として飛躍していくためにも大変重要であ り、坂井市としても、県と連携しながら国に要望していきたいと考えておりま す。 次に、未操業企業の早期工場建設促進についてをお答えいたします。 議員ご指摘の未操業企業10社についてでございますが、このうち2社、信 越化学工業、また、山崎金属産業につきましては、本年7月に立地協定を締結 いたしました企業でありまして、それぞれ平成20年3月、平成21年の1月 に操業予定となっておるところであります。この2社の用地につきましては、 未操業企業となっていた2社、つまりチヨダウーテと紀和化学工業から譲渡さ れ た 用 地 の 3 万 9 ,4 6 6 平 米 と 、 県 有 未 売 却 地 の 4 万 8 ,3 8 6 平 米 を 購 入 し 、 両 社 で 合 わ せ て 8 万 7 ,8 5 2 平 米 の 進 出 と な っ た と こ ろ で あ り ま す 。 また、2月に立地協定を締結いたしました吉野石膏におきましては、3月議 会でもお答えをさせていただきましたように、先行投資として取得したもので ありまして、平成23年の9月ごろの操業予定となっているところでございま す。 ほかの企業につきましては、県と同行した企業訪問、意向調査の情報では、 今後の予定のある企業3社、山本化学工業、小西化学工業、新道繊維工業、転 売希望3社でありますコスモ石油、出光興産、岡本木材、利用計画なし1社で ありますジャパンエナジーとなっているところでございます。 これらの企業につきましては、県と連携のもと、転売の斡旋等を含め、早期 の企業立地に向けて働きかけてまいりたいというふうに考えております。 次 に 、 北 陸 電 力 株 式 会 社 所 有 の 工 業 用 地 6 2 .8 ヘ ク タ ー ル の 遊 休 地 の 活 用 -127- につきましても、3月議会でお答えをいたしましたとおり、地権者である北陸 電力の考え方、テクノポート福井の造成目的などを十分考慮した中で、県と連 携を図りながら慎重に対処しなければならないと考えておりますので、ご理解 をいただきたいと思います。 最後に、松くい虫の対策についてをお答えをさせていただきます。 松くい虫の被害につきましては、ご承知のとおり、平成18年度から大きく 被害が拡大をいたしております。拡大の原因としては、地球温暖化の要因で松 くい虫の活動期間が長くなっていると思われます。また、完全に被害木を処理 するには膨大な費用がかかるとともに、民間の山林も介在しており、困難な状 況となっておるところであります。 ご質問の倒木による安全対策でございますが、今日まで松くい虫被害総合対 策事業の対象となる被害木につきましては、その事業の中で危険回避として伐 倒処理を実施しており、対象とならない被害木につきましては、市の単独事業 として伐倒処理を行っておるところでございます。特に危険と思われる道路沿 いにおきましては、重点的に危険回避として処理を行っている次第であります。 これから、降雪、強風の時期となります。安全確保のため、国・県と協力体 制を密にしていきながら、引き続き対応していきたいと考えておりますので、 ご理解を賜りますように、よろしくお願いをいたします。 ○ 議長(岡本正義)小田原議員。 ○ 30番(小田原幸四郎)ありがとうございました。 福井港の国の重要港湾格上げについては、昭和53年に、先ほども申し上げ ましたとおり、一度重要港湾に指定された経緯があるわけでございますが、ど うしても元のさやに納めていただきますように政治的な施策がないか、これが 実現することによって、県・市の財政の負担が少なくなると考えられるが、市 長の考えはどうか、お伺いをしたいと思います。 福井港が一部開港してから来年度が30周年の節目となり、県においては、 当初予算でイベントを考えているようでございますが、坂井市も県と相談する 中で考えて実施する考えはないか。今1つの案といたしまして、豪華客船で今 まで3回韓国に行っておりますが、福井港からさらに北方領土の訪問を実施し たらどうか、あわせて市長の考えをお伺いしたいと思います。 それから2番目の、未操業の件でございますが、未操業に対する県・市の対 応が今まで長い間、起業30年から20年も放置されていたことは、まことに 遺憾に思っております。 また、転売の土地が問題となっているようですが、県企業局には土地代の積 立金があるわけでございます。これも数十億のオーダーで残っていると思いま す。私もやめてから20年ほどたちますから、金額については確認をしており -128- ませんが、やっぱり県が困っているときに、困っている県を助けて土地を買っ ていただいた企業でございますんで、この未操業企業が困っている工場建設に 着手できないということでございますんで、着手できるようにその金を使って 制度を考えていただくようお願いをしたいと思います。 北電については、県内企業であり、3者が県庁で集まって話し合いの場をつ くっていただいて、対策会議を開いて打開策を考えてほしいと思いますが、こ のことによって、坂井市にとっては税収で財政が潤うし、若者の雇用の拡大に つながると思いますが、市長の考えをお伺いしたいと思います。 次に、松くい虫の対策でございますが、現在伐倒作業が進められております が、道路を挟んで海側の方から作業を進めてほしいのですが、現在の作業の状 況を見ておりますと、山の方から仕事が進んでおりますが、海から吹き上げる 風によっての倒木によって道路上に倒れ、交通が遮断し、交通不能になる場合 がたびたびあります。通勤時や自動車等に倒れ、人身事故の発生となれば大変 なことになると思いますが、通学道路及び観光道路において最近倒木による道 路が通行止めになった事故があり、通学時間帯でないため生徒には事故がなか った、非常に危険な状態にあるわけでございますんで、危険度の高いところか ら早急に対策を講じていただいて、そこの危険なところから作業を進めていた だくように、ご指導をお願いしたいと思いますが、市長の考えをお伺いしたい と思います。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)特に、この福井港の問題についても、未操業の問題につ いても、私市長になってから3回目かなというふうに思いますが、今、小田原 議員言われるように、福井港に対しての重要港湾についての格上げの問題につ いても、今後大変重要な港湾であります。 今日まで、先日も国交省の方ともお話もさせていただきました。そうした中 で、まず港湾局というのは、港から港までが100キロ以上離れてないと難し いということでございます。一応、聞いたのは。敦賀から福井港まで80キロ ぐらいしかないと思います。そういう難しい問題があることと、それから港の 水深が、今10メートルぐらいしかないということであります。12メートル 以上が必要と。そういったものを、県がちゃんと計画書を出してほしいという のを求めているらしいです。重要港湾としてただ要望してきても、全然進まな いというのが国の考え方であります。 そういった中で、今後とも県と連携をしていきながら、重要港湾としての格 上げに最大限の努力をしていきたいというふうに考えております。 また、来年30周年ということであります。この点についても、県とのいろ んな考え方、また連携をしていきながら、今後どうしていくというものを検討 -129- していきたいなというふうに考えております。 松くい虫の件については、小田原議員地元でありますし、特に三国の砂丘地 の問題もありますし、非常に重要課題となっておりまして、今日まで地元の議 員さんとか、また市会議員の皆さん方、いろんなご心配もしていただいている と思います。 ただ、いつまでもほうっておいて人的に影響を及ぼすことのないようにして いかなければならないというふうに考えております。そうした中で、伐採する ものは伐採していかなきゃならないと思いますし、先週ですか、緑少年団とか ガールスカウトの子どもさん方もたくさん参加していただきまして、植栽等に 協力をしていってまいりましたが、また今後ともそういった中で、いろんな 国・県の、また地元ともいろんな関係機関の連携というんか、お願いもしてい きながら、松くい虫対応に取り組んでいきたいというふうに考えております。 ○ 議長(岡本正義)小田原議員。 ○ 30番(小田原幸四郎)先ほども話の中であったと思うんですが、立地企 業の中の東京の吉野石膏でございますけれども、土地を買っていただいた条件 の中に大型貨物船が着く岸壁がないということで、13メートルから15メー トルの接岸できるワンバースを1つお願いしたいと。県で聞きますと、候補地 はあるわけですけれども、現在まだ手つかずのままでなっている。現在、石炭 置き場の南側を予定しているわけでございますが、今厳しい財政の中で施行す るのは、なかなかこれは困難な問題であると思いますんで、市長も知事の港湾 管理者とともに国の港湾審議会の委員と会って、高度な政治折衝をしていただ いて、ぜひとも国の重要港湾に格上げしていただきますように、ひとつお骨折 りをお願いしたいと思いまして、私の質問を終わります。 ○ 議長(岡本正義)答弁は。答弁要らんのかね。 お諮りいたします。 本日の会議はこれで終了いたしまして、あすに延会したいと思いますので、 ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)それでは、本日はこれにて延会いたします。 ○ 事務局長(亀嶋政幸)ご起立願います。一同、礼。 (起立・礼) (午後4時38分 -130- 延会) 地方自治法第123条第2項の規定により、会議の経過を記録して、その相 違ないことを証するため、ここに署名する。 議 長 署 名 議 員 署 名 議 員 -131- 平成19年12月第6回 坂井市議会定例会議事日程(第3号) 平成19年12月11日(火)午前10時 開議 1.議事日程 〔第3号〕 日程第1 一般質問 2.本日の会議に付した事件 議事日程のとおり 3.出席議員(28名) 1番 藤 澤 寛 司 2番 松 本 朗 3番 東 野 栄 治 4番 伊 藤 聖 一 5番 辻 人 志 6番 川 畑 孝 治 7番 前 田 嘉 彦 8番 橋 本 充 雄 9番 永 井 純 一 10番 大 和 久米登 13番 畑 野 麻美子 14番 高 間 正 信 15番 山 田 栄 16番 広 瀬 潤 一 17番 田 中 千賀子 18番 嶋 﨑 正 宏 19番 西 端 勲 20番 木 村 21番 岡 田 十 八 22番 西 岡 紀 夫 23番 岡 本 正 義 24番 山 本 洋 次 25番 酒 井 英 夫 26番 豊 原 春 雄 27番 釣 部 勝 義 28番 木 下 恒 則 29番 西 野 清 志 30番 小田原 幸四郎 幸一郎 12番 前 川 重 雄 4.欠席議員(2名) 11番 橋 本 5.説明のため出席した者の職氏名 市 長 坂 本 憲 男 副 長 小 林 正 明 長 川 元 利 夫 総 務 部 長 丸 子 公 秀 財 務 部 長 恩 地 勲 生活環境部長 森 勝 義 福祉保健部長 前 田 公 治 産業経済部長 松 下 義 隆 建 設 部 長 佐 藤 寛 治 上下水道部長 陶 山 隆 志 教 育 -132- 市 教 育 部 長 虎 尾 誠 治 会計管理者 柴 田 豊一郎 三国病院事務局長 本 田 真 弘 6.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 事 務 局 長 亀 嶋 政 幸 事務局次長 小 川 茂 治 書 西 出 憲 男 書 木 下 幹 雄 記 7.議事の経過 午前10時 開 議 -133- 記 第6回坂井市議会定例会 (午前10時 ○ 開議) 事務局長(亀嶋政幸)ご起立願います。一同、礼。 (起立・礼) ○ 議長(岡本正義)おはようございます。 ただいまの出席議員数は28人であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。 日程第1、一般質問を昨日に引き続き行います。 通告順に質問を許します。 6番、川畑孝治議員。 川畑議員。 ○ 6番(川畑孝治)皆さん、おはようございます。6番、市民クラブの川畑 孝治です。 今回、私は災害時の心構えについてと、松くい虫、松の木の有効活用につい て質問をいたします。 まず初めに、災害時の心構えについてですが、地球温暖化などによる異常気 象による災害や、福井地震から来年で60年を迎え、この地においていつ地震 が起きても不思議ではありません。そういった災害時における市職員及び市民 の心構えについて質問します。 1、自治体職員は、その職務が、災害、防災、消防、復旧等に直接携わる人 でなくても、災害発生時の際には住民救済、対応、復旧等に動員されます。そ こで、災害時の心構えについて、職員の研修等はどのように行われているので しょうか。 2、災害時においては道路が使用できなくなったり、水などの使用ができな くなったり、通常時では当たり前に思っているような社会資源の利用ができな くなり、被害が広範囲に及ぶときなどは、消防・警察などの活動は極めて制限 されます。こういったことから、災害時の初期段階においては、公的な援助、 支援、出動が期待できません。防災における市民活動による地域力が大変重要 となります。 そこで、災害時における市民の心構えについて、広報活動などはどのように 考えているのでしょうか。災害時において、まず自助、そして共助、協働によ り災害の救援活動がされるものと思います。そこで、市として自助・共助・協 働についてどのように理解され、職員、市民への広報、研修等を考えているの でしょうか。 4、次に、トリアージについてですが、災害時において限られた医療資源を -134- 最大限に活用して、救助可能な傷病者を、可能な限り多くの傷病者の治療を行 うために、傷病者の緊急性や重要度に応じて治療の優先順位を決めることであ ります。大きな災害時には使用されることが考えられるこのトリアージについ て、職員、市民に対し理解していただくべきと思います。 そこで、このトリアージについての広報活動などはどのように考えているの でしょうか。 次に、松くい虫、松の木の有効活用についてですが、昨日の小田原議員の質 問にもありましたように、海岸線における松くい虫の被害状況は膨大な数が被 害を受け、非常に残念であり、悲しい思いがしております。 この被害木は業者に処分を任せておりますが、次の点について質問いたしま す。 1、この松くい虫の被害に遭った被害木の利活用について何か検討はしたの でしょうか。 2、この被害木をバイオマス資源として活用はできないでしょうか。 3、木質バイオマスを利用するためにも、公共施設、民間施設に木質ストー ブなどの導入を進めてはどうでしょうか。 4、ハウス園芸などにおける農業現場において、木質ボイラーの導入を進め てはどうでしょうか。 以上、前向きな答弁を求めます。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)おはようございます。 川畑議員のご質問にお答えをさせていただきます。 まず質問事項の、災害時の心構えについての職員の研修についてと、市民へ の広報について、自助・共助・協働については共通する部分がありますので、 一括してお答えをさせていただきます。 坂井市では、平成19年3月に坂井市地域防災計画を策定いたしまして、市 及び関係機関が迅速かつ適切な応急対策ができるよう、防災体制を整備してお ります。有事の際はこの計画に基づき、職員が適切に対応できるよう周知徹底 を図っております。また、災害時における適正な判断力を養い、防災活動を円 滑に実施するため、消防科学総合センター主催の防災基本研修や、総務省主催 の緊急地震速報に関する講演会などに積極的に参加をしております。さらに、 水防訓練や非常招集訓練などを実施して、防災実務の習得と実践的能力の養成 に努めております。 災害から住民の生命・身体及び財産を守るためには、まずは市民一人一人が みずからの命はみずからが守るという防災の基本に立つことが最も重要であり ます。そこで、日ごろからまず災害についての認識を深め、自分の身体や財産 -135- は自分で守るという意識で行動すること、さらには、地域の人々が互いに助け 合うという意識を持つように促すことが大切であります。そのため、市民に対 しては広報紙やホームページ等を通して、防災知識や防災思想の普及・啓発に 努めるとともに、総合防災訓練などを実施することにより、市民の防災意識の 高揚に努めています。また、自主防災組織の育成を促進し、地域における総合 的な防災体制の確立に努めております。 続いて、トリアージについてをお答えをいたします。 トリアージとは、医療機能が制約されていく中で、1人でも多くの疾病者に 対して最善の治療を行うため、その緊急度や重症度によって治療や後方搬送の 優先順位を決めることでありますが、災害現場における初動段階でのトリアー ジは、現場に急行した救急隊員が行うケースが多くなります。その後、医師が 現場に到着すれば、その医師にリーダーシップをゆだね、看護師などが医師の 指示によってトリアージに協力し、救急隊員は搬送に専念することになります。 こうしたトリアージについては、総合防災訓練などの中における必須訓練項 目の1つとして位置づけております。総合防災訓練等を通して、市職員に対す る教養を行うほか、医師会、消防、赤十字奉仕団などと連携したトリアージ訓 練を反復することによって、職員や住民に対する周知と徹底を図っていきたい というふうに考えております。 次に、松の木の資源としての利活用について申し上げます。 現在、松くい虫の被害による伐倒した被害木については、松くい虫、マツノ ザイセン虫が潜伏しているため被害が拡大しないよう、坂井森林組合において チップ破砕処理を実施しているところであります。破砕処理した後は、坂井森 林組合リサイクルセンターで吹きつけ基盤材として利用しており、海浜自然公 園でも雑草の抑制に利用するなど、資源の利活用を行っております。 次に、木質ストーブなどの導入について申し上げます。 木材は、水と二酸化炭素から光合成によって生まれたもので、太陽エネルギ ーがある限り持続的に再生可能な資源として、数年前から注目され始め、地球 温暖化対策の一環として利活用されてきております。 木質ストーブの導入につきましては、鳴鹿小学校のエコ改修検討会でも話題 になったようでありますが、今後、二酸化炭素排出抑制対策の一環としても導 入の機運はますます高まっていくものと考えられますので、費用、効果等を十 分検討して対応していきたいというふうに考えております。 また、農業等木質ボイラーの導入については、施設園芸関係の県事業の補助 対象となっておりますので、農家の方々から要望があれば進めていきたいと考 えております。 資源の利活用は非常に重要なことと思っております。県、各関係機関と十分 -136- 協議をしながら進めていかなければならないというふうに思っておりますので、 ご理解を賜りますようによろしくお願をいたします。 ○ 議長(岡本正義)川畑議員。 ○ 6番(川畑孝治)実はこの防災に関しましては、さきの9月議会の一般質 問でも触れましたが、1つの制度の中で防災士というものがありまして、その 防災士の研修が11月末から今月頭にかけて開催されました。 この防災士とは、防災に関する知識を常識として備えた人を社会的に育成し、 それを防災士として広く社会的に認知し、新しい社会の防災システムの中心に なってもらおうとする考え方であります。 こういった防災士の研修がありましたが、今回、福井市の防災センターで行 われました研修におきましては、受講者110名が参加されております。そし て、その中で、自治体関係者は23名の方が受講されておりました。内訳は、 県庁より9名、福井市から8名、越前市から2名、大野市から2名、勝山市か ら2名、残念ながら坂井市からは1人も研修に参加しておりませんでした。こ の防災士の研修についてどのように検討されたのでしょうか。 ○ 議長(岡本正義)丸子総務部長。 ○ 総務部長(丸子公秀)防災に関係いたします研修につきましては、今ほど 市長、答弁で申し上げましたとおり、19年度につきましては消防科学総合セ ンター主催の防災基本研修、あるいは総務省主催の緊急地震速報に関する研修 等に出しておりますが、今年度はこういった防災士の研修には職員出ておりま せんが、来年度以降につきましては、かねてから各議員さん方から、例えば民 間へ派遣するような職員研修、あるいは市の将来を背負って立つ幹部となる職 員への集中的な研修、あるいは市民の皆さん方の多様化する住民サービスに十 分対応できる各専門分野での研修といったようなことをたくさんご要望をいた だいておりますので、これから後、3月までの期間、また4月からの新年度に おきまして、総務部職員課におきまして十分にそうした内容を踏まえた上での 職員研修の計画を立てていきたいというふうに思いますし、防災士の研修につ きましても積極的な受講を図ってまいりたいというふうに思いますので、よろ しくお願いを申し上げます。 ○ 議長(岡本正義)川畑議員。 ○ 6番(川畑孝治)当坂井市におきましても、まことに立派な坂井市地域防 災計画が策定されております。非常に立派な策定でありまして、災害時におけ る職員の配置、また、坂井市内においての危険物のある場所とか、いろいろ事 細かに策定されております。 しかし、これだけ立派なものを職員の方々がすべてやっぱり把握するという ことはなかなか困難もありますし、そして、頭の中だけではなく、やはり実際 -137- 的な行動、実際的な研修を受けていなければ、実際のときには何ら行動に移せ ないものであります。 また、阪神・淡路の大震災のときには、職員の参集状況が報じられておりま した。災害が午前5時46分に起きた段階で、災害対策本部には朝8時30分、 約3時間たった段階でも21名中5名しか集まることができませんでした。県 庁の職員では全体においても40人程度、午後2時になっても出勤率が2割で あります。そういった実際の災害になると、考えもつかない状況になります。 そういったときのために職員の研修、非常に重要性を感じるわけであります。 また、一般の住民の方々の心構えでありますが、先ほども申しましたように、 実際災害が起きたときには広範囲であります。ですから、日ごろの小さな火事 とか小さな事故においては、嶺北消防管内、電話をすれば5、6分以内には救 急車なり消防車が来ていただけますが、大きな災害となると、まず来ていただ けないのが実情であります。この前回の大きな事故のときには、住民の方々の 約8割以上が自分の自助、そして近所の方々での救出でありました。こういっ たことを考えても、住民の方々への広報活動は積極的にされることが期待され ますが、今後の住民の方々へのそういった防災時における自助・共助の考え方 等の広報に対する考えはどのようなものがあるでしょうか、お答え願います。 ○ 議長(岡本正義)総務部長。 ○ 総務部長(丸子公秀)広く市の皆さん方に対します広報の方法といたしま しては、例えばそれぞれの時期、6月のいわゆる水害等想定したような時期に 対しましては、そうしたことの備えに対します市の広報を通じての広報、また、 地震等につきましてはそれに対応する広報等、内容が幾つかあろうかと思いま すので、それぞれに適した広報活動は行ってまいりたいというふうに思ってお ります。 それから、職員研修等の絡みになりますけれども、研修を受けることはもち ろん大切でございますけれども、職員は特に災害を想定した実際の防災訓練と いうことで経験を積むことも重要かというふうに思っております。市におきま しては、19年度は各支所ごとにそれぞれ水害を想定した水防訓練を行ってま いりましたけれども、平成20年度におきましては、たまたま23年、福井震 災から数えて60年を迎える年でございますので、広く市域を中心とした地震 が発生したということを想定した総合防災訓練を実施をしていきたいというふ うに思います。 そうした中で、今ほど議員ご指摘のような招集訓練であったり、あるいは救 急救護訓練であったりといったような、各種、今のところ予定では10以上の いろんな訓練を実施する予定でございますけれども、こういったようなものに、 それぞれの職員が市民の皆さんと一緒に参加をしながら実際にやってみるとい -138- うことも計画をしてまいりますので、そうしたことも通じ、常に広報活動は行 ってまいりたいというふうに思います。 ○ 議長(岡本正義)川畑議員。 ○ 6番(川畑孝治)この私たちのいる坂井平野においては、これはインター ネットで出したんですが、全国の主要98断層帯というのが出されていました。 非常に、地震の原因であります断層の上に住んでおります。 その1つは福井平野東縁断層帯主部、そして2本目は福井平野東縁断層帯西 部、そしてもう1本、柳ケ瀬・関ケ原断層帯主部・北部断層帯であります。こ ういった3本の断層帯の上にこの坂井市があります。この3本の断層帯の起こ り得る予想地震規模では、いずれも震度6弱の地震規模が予測されております。 非常にいつ地震が起きても不思議ではない地域にいる、そういったことをご理 解いただいて、今後の防災に対する取り組みをお願いしたいと思います。 そして、トリアージでありますが、私も実物を嶺北消防組合に行ってお借り してきました。実際思っていたのよりも非常に大きく、また、この紙が災害の ときには被害者の方の命をさえも左右するのだな、そういうようなことを感じ ました。命はあっても、このトリアージによってまず優先的に治療を行われる 方、そして時間を置いても治療が行われる第2段階の黄色、そして治療を行わ なくても大丈夫な第3段階の緑、そしてもう治療を施してもどうしようもない ゼロ段階の黒。身内の方が、まだ心臓は動いているのにこの黒のトリアージを 示されたときに、そのご家族の方々の心中を考えると非常に複雑なもの、重い ものを感じます。平常時に、こういったトリアージによって判断が出される、 そういったことがあるということも市民の皆さんにぜひともお知らせ願いたい と思います。 そして、松くい虫の方でありますが、現在、坂井市の松くい虫は、今ほど市 長の方から行く先について報告がありましたが、担当部長にお聞きします。こ ういった廃掃法におきまして、こういった排出物ですね、それにおいては中間 処理業者からその先、最終処分場までが排出事業者の責任にあたります。そう いった部分で、坂井市のこの松くい虫の被害木がどのように処理されているか、 お答えを願いたいと思います。 ○ 議長(岡本正義)松下産業経済部長。 ○ 産業経済部長(松下義隆)私の段階の調査事項、重複する部分はあるかと 思いますが、先ほど市長が述べられたような形の中で、坂井森林組合のリサイ クルセンターの方で破砕処理したチップ、いわゆるチップという形に相成って おりますが、それにつきましては、法面の保護材、コンクリートとまぜて吹き つけをする、あるいは、昨年度海浜公園の中へ草が生えないような抑制措置と してまいております。そのほかに、風が強い場合においては、それをコンクリ -139- ート等固め材として混入しながらひいていく、そういうことを聞いております。 なお、製材に関しましては、松くい虫ちゅう関係の中で、製材としては出して いないということでございます。 以上でございます。 ○ 議長(岡本正義)川畑議員。 ○ 6番(川畑孝治)今ほどは、すべてではありませんね。私が調べたところ によりますと、南越前町の業者のところから製紙メーカーへ、ティッシュペー パー等の原料として製紙メーカーへ行っております。また、越前市の木質関係 を扱う事業所のところへ行き、そこにおいて一部堆肥化、そして、そちらの方 からも行きますし、坂井森林組合からも行きますが、敦賀にあります北陸電力 火力発電2号機におきまして、バイオマス発電にも利用されております。これ は、燃料となる石炭の3%から5%を木質バイオマスを燃焼させて発電に使わ れております。 そういったことで、現在、坂井市としては独自にこの有効活用をしておりま せん。そういった部分で何とか、ただ業者にお金を払って処分するだけではな く、坂井市としての資源としての利用について検討されたことはないでしょう か。また、検討されたとすれば、どのようなことが検討されたかお知らせ願い たい。 ○ 議長(岡本正義)松下産業経済部長。 ○ 産業経済部長(松下義隆)伐倒等した木材につきましては、一応幹の部分、 太い部分につきましては、現段階ではリサイクルをするということの中で、設 計額の方には試算をしておりません。ただ、枝葉等、これにつきましては、立 米 あ た り 3 ,0 0 0 円 ち ゅ う 形 の 中 で 設 計 額 に 置 い て お り ま す が 、 私 の 段 階 で は、調査している段階では、先ほど述べたような形の中で処理をしているよう な状況でございます。 ○ 議長(岡本正義)川畑議員。 ○ 6番(川畑孝治)こういった木質のバイオマスの有効利活用の方法としま しては幾つかあります。 まず、使える部分を、細い材料をつなぎ合わせて大きな断面を持たせます集 積材としての活用、そして、細かく砕いたのをボードの原料として使うボード 化、そして、今ほども言いましたが、発酵させて堆肥として使う使い方、そし てもう1点、ペレットの燃料化、そして、先ほどの北陸電力等のバイオマスの 燃料に使うという言い方がありました。 そこで、この考えられるのは、やはり確かに中に虫がいるときに、その虫の 飛散は十二分に検討しなくてはなりませんが、活用方法としてペレット化を検 討したりとか、実際、まきとして検討したりとか、そういったことは検討され -140- なかったのでしょうか、お答え願います。 ○ 議長(岡本正義)松下産業経済部長。 ○ 産業経済部長(松下義隆)確かに今の段階におきましては、今までの段階 におきましてはそういう検討をしておりません。 ただし、今、木質ストーブ、ペレットにしながら利用することにつきまして は、ただいまの川畑議員さんの通告等を見せていただきまして勉強しておりま すが、木質ストーブを利用しながらの利用につきましては、入り口から出口ま でのことを考えてやらなければ、今、私どもの調査段階におきましては、ペレ ットをつくる会社が今の段階、試作段階でやっている1社、それから自社だけ のが1社、そういうことを聞いておりますので、それを利用する、材料に、製 品としてつくる、それを求めながら、最終的には灰が出ますので、灰を処分す ることも考え、産業廃棄物として扱われるようでございますので、それ等もし ながら、いろんな形で検討しなければならないと理解しているところでござい ます。 ただ、木質につきましてもいろんな、先ほどおっしゃりましたように燃料あ るいは堆肥、それからエタノールまでの木質で利用するようなバイオ計画が、 全国調べればあるということですので、それ等も検討していかなければならな い。ただし、松にこだわるわけではないんですが、松につきましては三国町の 海岸一帯にある松っちゅう解釈をすれば、供給用の限界が来るかなっていう解 釈もしております。それで、丸岡さんの方の森林等もありますので、それ等も 考えていけば利用価値は出てくるかなという解釈をしているところでございま す。 以上でございます。 ○ 議長(岡本正義)川畑議員。 ○ 6番(川畑孝治)今ほど担当課の方でもいろいろ検討されていることはわ かりましたが、しかし、坂井市において現在バイオマスタウン構想が組まれて おりません。こういった木質バイオマス、今ほど部長言われたように、三国だ けの松の木だけではなく、丸岡地域の間伐材、そういったいろんなもの、また、 食品廃棄物等々あります。こういった有効活用を策定するためにも、今ほどの 事業を進めるためにも、バイオマスタウン構想の設立が重要ではないでしょう か。こういったバイオマスタウン構想の設立によって、木質ストーブなんかも 導入した例は9月議会において若狭町、若狭町の例を出してこの場で発言させ ていただきました。また、そこにおいては、障害者の授産施設でありますC・ ネットの人たちが、障害を持った方たちが若狭町においてはペレットをつくっ ております。 11月と、そしてこの12月の頭に石油製品が値上がりいたしました。そう -141- いったところで、現在の石油価格とペレットストーブのペレットの価格は逆転 しております。11月の段階でほぼ同等金額、そしてこの12月の値上がりに おいては、ペレットの原料の方が、同じ熱量、熱カロリーに換算しますと、ペ レットの方が割安となってきております。そして、このペレット、木質を使う ということは、カーボンニュートラルの考え方によりまして、CO2の削減効 果があり、石油燃料を使うよりも、地球の環境問題についても非常に有効であ ります。 そういった部分で、このバイオマスタウン構想についてどのように検討され、 今後どのように取り組まれるのか、部長の前向きな答弁を求めます。 ○ 議長(岡本正義)産業経済部長。 ○ 産業経済部長(松下義隆)今、川畑議員さんの教え等も、私どもとしたら、 大体今灯油90円ぐらいと解釈すれば、1対2の割で、ペレットの今の段階の 生産量ではキロ大体40円ちゅう解釈を聞いておりますので、大体1対2の割 合でなれば、先月の段階では同等な金額。ただ、それにつきましては配送料が かかりますので、今現在の灯油の値上がりの段階で同等かなという解釈をして おります。これから灯油等が上がればペレットの方が安くなるちゅう解釈はさ してもらっております。 また、バイオマスタウン構想につきましては、こういう機会をとらえながら 検討しなければならない時期かなと。坂井市におきましてはいろんなバイオの 原料がございます。例えば、10月の初めですか、そういう考えもありまして、 産業経済常任委員会の視察に関しましては、稲を原料としたバイオエタノール のところへ視察も行っておりますので、議員さん方にも一応理解はしていただ けると思いますので、今後そういうようなことで検討方、勉強させていただき ますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○ 議長(岡本正義)川畑議員。 ○ 6番(川畑孝治)今ほどの答弁にあったように、本当にバイオマスタウン 構想をまず早急に立ち上げ、いろいろな坂井市におけるこのバイオマスの利活 用に取り組むためにも、これは市長にお願いでありますが、あくまでもこのバ イオマスタウン構想の窓口は農水課であります。しかし、このバイオマスタウ ン構想に関しましては、国においても8つの省庁が共同でやっているように、 坂井市においても特に生活環境部等の協力を得ながら、坂井市としてのバイオ マスタウン構想を早急に立ち上げる必要があるかと思います。 そういったことで、農水課だけじゃなく、いろんな課に働きをかけて、一日 も早くバイオマスタウン構想を作成していただきたいと思いますが、市長の意 気込み、思いはどうでしょうか、お答え願います。 -142- ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)このバイオマスタウン構想については、先週ですかね、 土地改良連合会ですか、県の、専務理事さんもお見えになって、私もそういっ た今のそういう中身について説明をいただきました。 そういった中で、環境問題について大変重要な時期でもありますし、そうい った中で、担当課においては前向きに十分検討するようにということで一応指 示をしたところでございます。今後十分検討していきたいというふうに考えて おります。 ○ 議長(岡本正義)川畑議員。 ○ 6番(川畑孝治)それでは、以上、一日も早いバイオマスタウン構想の策 定と、そして、市民の方々が安心・安全に生活できるようなこの防災に対する 取り組みをご期待をいたしまして、私の質問といたします。 以上、終わります。 ○ 議長(岡本正義)次に、16番、広瀬潤一議員。 広瀬議員。 ○ 16番(広瀬潤一)おはようございます。16番、広瀬でございます。政 和会です。 初めに、テクノポート企業の悪臭・異臭についてお尋ねをいたしたいと思い ます。 福井テクノポートには数社の化学会社が進出をしているわけですが、この数 社の化学会社からは時期によっては何とも言えない悪臭・異臭がするときがあ ります。この件につきましては、三国町議会のときからも私は一般質問をさせ ていただきましたし、いろんな会議の場でも質問をし、お聞きしてきたところ でございます。答えはいつも、県の基準内であるとのことでした。 しかし、最近、周辺住民からまた意見が相次いで出てくるようになってまい りました。地元の議員はわかっているのか、市役所は調査をしているのかとの ことです。旧三国町時代には定期的に調査もし、検査もしておりましたが、合 併してからは距離的に遠くなったし、以前のような検査が行われてないのでは ないか、心配をしています。お尋ねをしたいと思います。 次に、テクノポート企業の耐震・安全性についてお尋ねをしたいと思います。 このテクノポートには北陸電力の火力発電所と、福井石油備蓄があるわけで ございますが、これらの会社は大変な量の石油が業務用に、また備蓄にとある わけでございます。大地震が起きたときにこれらのタンクが耐えられるのかど うか、地元の住民は大変心配をしているわけです。行政として災害の面や消防 の面でも、民間会社とはいえ、調査・検査をしていただきたいと思います。浜 四郷地区や新保地区の住民が安心して暮らせるまちになるよう要望いたします。 -143- 市長のお考えをお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)広瀬議員のご質問にお答えをさせていただきます。 私からは質問事項の発電所と石油備蓄の耐震・安全性についてお答えをし、 テクノポート企業の悪臭については後ほど生活環境部長からお答えさせていた だきます。 ご質問の発電所と石油備蓄の耐震・安全性についてでありますが、発電所や 石油備蓄基地のある石油コンビナート特別防災区域では、その区域に係る災害 の特殊性にかんがみ、消防法、高圧ガス保安法、災害基本法とともに、石油コ ンビナート等災害防止法が制定されておりまして、災害防止に関する基本事項 が定められております。 県では、法に基づき福井県石油コンビナート等防災計画を策定し、防災体制 の整備、災害の予防及び災害応急対策の実施に万全を期すとともに、3年ごと にこの区域に係る総合防災訓練を実施し、防災関係機関が協力して迅速・的確 に応急対応が実施できるよう、その確立を図っております。 また、この区域内の設備については、すべて耐震基準をクリアしておりまし て、特定事業者による日常的な自主点検はもちろんのこと、法に基づき消防に よる定期的な点検を実施し、安全性の確保を図るとともに、石油貯蔵施設立地 対策等交付金により、周辺道路の整備、消防設備の整備を行い、有事に備え万 全の態勢を整えております。 ○ 議長(岡本正義)森生活環境部長。 ○ 生活環境部長(森 勝義)ご質問の第1、テクノポート企業の悪臭につい て、私の方からお答えさせていただきます。 現在、テクノポート福井には、福井市、坂井市合わせて74社の企業が立地 しております。その中で、操業あるいは操業予定の企業は66社でございます。 その半数ほどが化学系の企業でありまして、坂井市側では22社の化学系の企 業との間で、公害防止協定の中で悪臭に係る協定値を設けてございます。 ご質問の悪臭・異臭につきましては、どこの工業団地よりも厳しいと言われ る数値を厳守して企業に課しております。県や市が立入検査等、立入測定及び 監視等を県とあわせて強化、指導に努めているところでございます。しかし、 周辺住民からの苦情は年に数回あるのが現状でございます。 特に、本年6月ごろから8月ごろにかけて、硫黄臭・ガス臭と思われる刺臭 を訴える苦情が集中いたしました。県と合同で調査を行ったところでありまし て、発生源を特定することができました。当該企業において悪臭の処理施設の 改善、取扱マニュアルの整備など恒久の対策を講じていただき、報告と確認を 行ったところであります。その後の苦情は、今のところ聞いてございません。 -144- しかしながら、悪臭に係る苦情においては、個人の感じ方の差、また、複数 の企業からの微量の臭気が混合臭となって風に流され引き起こされることが多 いことから、発生源の特定にはなかなか難しい状況もございます。市におきま しては、三国町のときと同様、企業の自主測定の検査結果の報告の義務と、あ わせて行政の立入検査により、悪臭測定やテクノポート福井浄化センターの排 水の水質検査等を継続して実施しております。また、企業訪問による工場内施 設や排ガス等の処理施設の施設整備面や運用面の監視の指導をすることにより、 公害や苦情の未然防止に努めているところでございます。これからも住民の皆 さんもそういったにおい等について十分に監視をいただき、私どももその監視 の強化に努めていきたいと思いますので、ご理解を賜りたいと思います。 ○ 議長(岡本正義)広瀬議員。 ○ 16番(広瀬潤一)ただいまの市長の答弁ですと、3年ごとに県の検査が あるから、やっているから大丈夫だというお答えでしたが、先ほど川畑議員も 質問していたとおり、我が福井県にもこの下に活断層が入っているということ でございまして、先般、何年前ですか、新潟の中越地震のときも柏崎原発が、 東京電力に言いますと、想定外だったとか予想外だったと。そういうことで、 想定外の災害が本当に頻繁に日本じゅうで起きてくるようになっているんです ね。だから、3年ごとに検査をしているとか、大丈夫やっていうんでなくして、 3年のとこをまた毎年してもらわないかんし、もしそういうことがあったら大 変なことになります。この油が日本海に流れて、前のロシアタンカーのときの ように油が海に流れたら、福井県の漁業界、特にこの坂井市三国地区の4漁業 は大打撃になってしまい、風評も大変なことになる。ですから、そういうこと を心配して検査をもっとしていただきたいということです。 市長、もう少し何か答えありますか。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)広瀬議員の心配されることはもちろんでありますし、今、 川畑議員からもいろんな災害においての質問、再三にわたって質問をいただい ております。 この坂井市といいますか、福井県においても、いつ何どきこういう大きな地 震が発生するか予想がつかないわけでございます。そういった意味においても、 大きな地震が起きても万全を果たしていくことが、今の国家石油備蓄の責務で あるというふうに思いますし、今後もそういった機会の中で、そういった耐震 についての要望等もしていきたいなというふうに考えております。 また、2、3日前ですか、今、韓国で重油の流出事故が、またタンカーの衝 突による流出事故が発生いたしております。1万トンぐらい流出しているって いうことで、映像を見ていても本当に三国の10年前、三国においては10年 -145- 前に起きたわけでございます。本当に恐らく同様な被害をこうむっております。 県にも問い合わせをいたしております。これは今、坂井市がどうのこうのじゃ なしに、国全体の対応となるわけでございますが、そういった中で、しばらく 見守っていきたいなというふうに思っておりますし、また、石油備蓄について は5、6年前ですか、砂の吸い込みによって陥没したんですね、3メートルぐ らい。そういった中で、福井港海岸事業ということで、私も対策推進協議会の 会長を務めて、県の。国の方にも5回ほど漁業組合と要望してまいりまして、 今から3年前ですけど、3年前に178億の予算がつきまして、この約2キロ、 海岸の整備を図っているわけでございまして、そういった意味においても、こ ういった石油備蓄だけじゃなしに、いろんな大きな施設もあるわけでございま して、そういった中でテクノポート福井との連絡協議会というのもありますの で、そういった中で今後とも万全を期していただくようにまた要望してまいり たいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○ 議長(岡本正義)広瀬議員。 ○ 16番(広瀬潤一)ありがとうございます。 それから、このテクノポートの悪臭と異臭のことでございますが、環境部長 ももっとわかっていただきたいんですが、坂本市長もちょっと聞いてほしいん ですけれど、これ、何で私が今回これを今質問したかということですね。 今、坂井市がまちづくり協議会をやっているわけなんですが、我が浜四郷地 区におきましても今、準備委員会が先般の10月に浜四郷地区でアンケート調 査をとったんですね。その中に、浜四郷地区で住んでいいとこはどんなことか というと、いろいろな果物や野菜をつくることができていいとことか、農産物、 自然に恵まれているとか、自然環境のすばらしいところとか、のどかで自然に あふれているって、こんなのもかなりあるんですわ。しかし、その反面、今度 は心配事が何かっていうと、今の松くい虫の木を何とかしてほしいとか、特に この悪臭・異臭のこれがひどいんですね。テクノポート工場からの悪臭、テク ノポートからの異臭が漂ってくることの体への影響、テクノポート福井が近く にあり、公害等が不安で、特に化学工場のにおいが強い、テクノポート地域に おいて化学工場あるようですが、時々におうときがある、問題はないでしょう か、環境汚染調査を定期的に行い、その結果を公表してほしいと、この悪臭・ 異臭の心配がものすごい多いんですわ。そういうことで今回、私、これ、今質 問さしていただいたんですけど、部長、あれですね、検査は先ほど言ったとお り、三国町のときと一緒です。県の基準内に入っているから大丈夫だというん ですけど、部長、実際このにおい、かいだことありますか。ちょっと聞きます。 ○ 議長(岡本正義)森生活環境部長。 ○ 生活環境部長(森 勝義)私、かいだことございません。 -146- ○ 議長(岡本正義)広瀬議員。 ○ 16番(広瀬潤一)それは確かに基準内にはあるらしいんですけど、実際、 このにおい、この化学会社のにおいというのは、また下水とかあら処理とか、 またああいうにおいと違った独特の、何とも言えない、何というか、もう全然 違うんですわ。それは確かに基準内にはあっても、しかし、これは、先ほど汚 水の話も出ていましたが、化学工場のこの汚水は、浄化センターの方から、初 めはもう黒い水です、工場から排水している。しかし、あれ、海に流すときは ほとんどきれいな状態で流しています。だけど、この空気は見えないですね。 古河とかあこらの白い煙は北電やら出てても、この悪臭というのはもう目に見 えないから。だから、これを何とかこの企業らも、努力はしていただいている んでしょうけど、もっと何ppmだから何ともないっていうんでなくして、企 業ももっと設備投資というんですか、それは確かに基準内にはあってももっと 努力して、完全にというとなんですけど、においが出ないような工夫をしてい ただきたいと、そういう企業に対して要望をしていただきたいと思います。ど うですかね。 ○ 議長(岡本正義)森生活環境部長。 ○ 生活環境部長(森 勝義)これからも十分に監視を続けていきたいという ふうに考えております。 それからもう一つ、測定をされました企業等については、これから市長と協 議をしながら、測定結果の報告書等については公開してもいいんじゃないかな というふうに思っております。これは住民の理解を得なければいけませんので、 そういうようなものは積極的に公開しながら、また、監視の目を続けていきた いというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○ 議長(岡本正義)広瀬議員。 ○ 16番(広瀬潤一)そうですね、今、部長さんの方から言うていただいた この公表ですね、浜四郷地区でも毎月「さんぽみち」っていう広報が出ている わけなんですわ。それなんかにでも、浜四郷地区だけでも住民に、新保地区と 浜四郷西地区ですね、公表していただいたら、もっとみんな安心するんでない かなと思いますんで、よろしくお願いします。 特に梅雨どきとか天気の悪い、晴天とかそんなときは何ともないです。天気 がどよんとして雲が下がっているときにこのにおいがするんですわ。その辺を また部長、機会がありましたらいっぺん経験してくんなるとわかりますで。お 願いします。 ○ 議長(岡本正義)次に、1番、藤澤寛司議員。 ○ 1番(藤澤寛司)おはようございます。1番、市民クラブ、藤澤寛司でご ざいます。さきの通告に従いまして一般質問をさせていただきます。 -147- 高齢者福祉を語るとき、しばしば、高齢者は今の社会の基礎を築いてくださ った方だから大切にしましょうという表現が使われます。こうした考え方は、 多年にわたり社会の進展に寄与してきた者として、かつ豊富な知識と経験を有 する者として敬愛されるとともに、生きがいを持てる健全で安らかな生活を保 障されるとする老人福祉法の基本理念にもあらわれています。 しかし、一方では、高齢者はみずからの健康の保持に努め、社会基盤への参 加が求められ、その機会が提供されるべきであると、自己管理をし、社会参加 をする主体として高齢者をとらえようとしています。老人福祉法でも、みずか ら加齢に伴って生ずる心身の変化を自覚して、常に健康の保持・増進に努める と、高齢者の健康面の自己管理を求めています。 このような背景の中において、高齢化率が低いとはいえ、高齢者は着実に増 加 し て い き ま す 。 ま た 、 2 0 1 5 年 の 高 齢 化 率 は 1 6 .7 % と 、 1 0 年 間 で 約 5%という速さで高齢化が進みます。20年後には団塊の世代が後期高齢者に なります。今後、団塊の世代が定年退職し、ますます高齢化が進む中で、市は どう対処していくのかをお伺いいたします。 また、介護保険制度が開始されてから数年がたち、2006年4月に新介護 保険制度がスタートしました。介護保険制度は、高齢者の自立支援と尊厳の保 持を図り、在宅での生活と介護予防を重視したシステムへと転換しており、高 齢者が要介護に陥ることなく、健康で生き生きとした生活を送れるように、訪 問活動や老人クラブ活動、スポーツ大会などの充実を図りながら、多面的に支 援していくことが大切であるという中において、市は介護保険適用者をどう減 らしていくのかをお伺いいたします。 介護の必要がないように予防する意味での介護予防ということは、非常に大 切であると私は考えます。その予防対策として、丸岡町が開催している介護予 防拠点施設が目立ちます。他町でも拠点施設が必要とされる中において、今後、 自治区間格差をどう是正していくのかも、あわせてお伺いします。 また、郵便局と連携し、局員による高齢者見回り活動を展開してはいかがと 提案し、答弁を求めます。 最後に、十郷用水パイプライン跡地について、鳴鹿堰堤から丸岡南中学校ま でのパイプライン跡地利用計画の進捗状況をお伺いし、以上、1番、藤澤寛司 の一般質問とします。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)藤澤議員のご質問にお答えをいたします。 最初に、質問事項の高齢者福祉についてをお答えをさせていただきます。 まず、団塊の世代を含めた市の高齢化対応についてでございます。本市の高 齢 化 率 は 平 成 1 9 年 度 現 在 2 0 .6 % で 、 福 井 県 平 均 の 2 2 .3 % を 下 回 っ て い -148- ますが、三国地区では県平均を上回り、市外からの転入者の多い丸岡地区及び 春江地区では20%を下回るなど、地域によって差が生じております。また、 高 齢 者 単 身 数 は 2 ,0 7 1 人 で あ り ま し て 、 介 護 保 険 の 始 ま っ た 平 成 1 2 年 の 時点と比較すると、78%の増加となっております。 老後生活における最大の不安要因の1つは、介護の問題でありまして、本市 ではあわら市とともに坂井地区介護保険広域連合を組織しまして、介護保険に 関する諸施策に取り組んできております。平成19年度における坂井市の要支 援 、 要 介 護 認 定 者 数 は 2 ,9 4 1 人 で あ り ま し て 、 年 々 増 加 す る 傾 向 に あ り 、 これに伴って介護サービス費用も、平成12年と比べると約2倍となっており まして、介護サービス費用の増大といった問題が全国と同様に生じているとこ ろであります。 そこで、平成17年6月には介護保険法が改正され、介護保険制度は高齢者 の自立支援と尊厳の保持を図り、在宅での生活と介護予防を重視したシステム へと転換をしております。 高齢者が健康で生き生きとした生活を送れるよう、予防事業や訪問活動、老 人クラブ活動、スポーツ大会などの活動の充実をするなど、多面的に支援して いくことが大切となってきております。 また、明るく活力に満ちた高齢社会を確立するためには、高齢者自身が地域 社会の中でみずからの経験と知識を生かしていきながら、積極的な役割を果た していけるような社会づくりが必要であると考えております。特に、2007 年問題と言われる団塊の世代の一斉退職を迎え、豊富な経験やすぐれた技能を 有する人材を有効に活用していくことが求められております。 こうしたことから、本市では高齢者福祉について、1番目として総合的な高 齢者福祉施策の推進、2番目に介護体制の確立、3番目に社会参加の促進と生 きがづくりの3点を基本に据えまして対応してまいりたいというふうに考えて おります。 次に、介護保険適用者をどう減らしていくのかというご質問であります。 介護保険適用者を減らすためには、特定高齢者、生活機能が低下している方 及び将来的に介護が必要となるおそれが高い方々を特定高齢者と称しますが、 これらの方々に対し、可能な限り地域において自立した日常生活を営むことが できるよう支援する事業として、地域支援事業を重点化していくことが重要で あります。この事業は坂井地区介護保険広域連合から坂井市が受託して行うも のでありまして、特定高齢者や元気な高齢者を対象に介護予防を推進するため、 事業費を増加して積極的に実施しております。 具体的には、坂井市で実施しています地域支援事業として、特定高齢者に対 して重点的に筋力向上などの介護予防事業を実施しております。また、元気な -149- 高齢者には転倒予防や認知症予防教室などを実施しております。3番目には、 高齢者が主体的に行う老人クラブ活動への支援、また、介護予防拠点施設で行 う地域介護予防活動支援事業の実施、最後に、地域との協働によるサロン事業 を推進するなどがあります。 また、あわせて、地域包括支援センターが特定高齢者の介護予防ケアプラン や、要介護1、2の方を対象とした介護予防給付のケアプランを作成すること で、介護認定前から連続性ある介護予防ケアマネジメントによって自立支援を 図っております。 今後、これらの健康づくり事業や介護予防事業の拡充を図るとともに、地域 包括支援センターを中心に地域と協働で進めていく体制を構築していくことが 重要であるというふうに考えております。 次に、介護予防拠点施設に関する自治区間格差をどう減らしていくのかとの ご質問であります。 三国地区では1カ所、丸岡地区で7カ所及び坂井地区2カ所の介護予防拠点 施設が設置され、NPO法人及び社会福祉協議会が介護予防事業を行っており ます。また、それ以外の地区においても、公民館、地区集会所及び空き家等を 活用して、NPO法人及び社会福祉協議会が介護予防事業を行っているところ であります。 平成17年度に施行されました地域介護・福祉空間整備等交付金に、介護予 防拠点の整備が含まれましたので、坂井地区介護保険広域連合の介護保険事業 計画と調整しながら、自治区間格差の是正に努めてまいりたいというふうに考 えております。 最後に4番目でございますが、郵便局と連携して、局員による高齢者見守り 活動を展開してはいかがとご質問であったかと思いますが、郵便局配達員によ る高齢者の見守り活動についてはそれなりの効果があるというふうに思います が、必然的に高齢者等の情報提供が伴うこととなり、個人情報保護の観点から 慎重な対応が必要であると思います。現在、坂井市では民生委員の方々に対し て、高齢者の見守り活動をお願いをいたしております。また、坂井市社会福祉 協議会においては見守りネットワークの構築を進めておりまして、今後、これ らを踏まえた高齢者の見守りについて考えてまいりたいと思います。 次に、十郷用水パイプラインの跡地についてのご質問であります。 農業用水の整備については、国営かんがい排水事業九頭竜川下流地区として、 平成11年度新規採択され、同13年度より幹線用水のパイプライン化を目指 し て 工 事 が 進 め ら れ 、 昨 年 度 末 で の 進 捗 は 、 全 長 で 4 9 .4 キ ロ に 対 し 、 1 2 . 4キロが完成をいたしまして、延長比率で25%の進捗となっております。 一方、跡地利用に際して、管理用道路と防草対策等については国営事業で対 -150- 応し、ほかの空間利用については、地域用水機能増進事業が幹線パイプライン 事業と連携して進められております。 この事業の事業主体は土地改良区(鳴鹿堰堤土地改良区連合)でありまして、 事業推進にあたっては、北陸農政局、県の坂井農林総合事務所、市、関係土地 改良区、地域住民の構成による地域用水対策協議会を設置し、ワークショップ を開催した上で、地域に合ったプランを策定して工事を実施しておるところで あります。 ご質問の進捗状況でございますが、丸岡南中学校から上流の四郎丸分水工ま での区間においては、国が事業主体で実施する幹線パイプラインの維持管理道 路と、平成18年度繰越明許予算で土地改良区が事業主体で実施されています せせらぎ水路、洗い場等に加え、今回補正予算でお願いをいたしております四 ツ柳地係における親水公園などの整備を含め、年度内の完成を目指していると ころであります。 また、四郎丸分水工から上流の鳴鹿堰堤までの区間の中で、鳴鹿堰堤から下 流13キロの四ヶ分水工までは未施行でありまして、パイプライン敷設後、跡 地利用の計画が策定されますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○ 議長(岡本正義)藤澤議員。 ○ 1番(藤澤寛司)2点目の、十郷用水パイプライン跡地からの再質問をさ せていただきます。 この十郷用水パイプライン跡地について再度ご要望いたします。鳴鹿堰堤か ら丸岡南中学校までのパイプライン跡地でございますが、昨年の6月定例会の 一般質問ともかぶりますが、幹線パイプラインの跡地については、土地改良区 の中で、ワークショップで全体の有効利用を検討していくとの答弁でございま す。それから1年半がたち、地域の意向を踏まえて活用していくことが、私は 認識しているのですが、再度要望いたします。 ここで市にお伺いします。このパイプライン跡地を土地連合会や地元に問い 合わせて、通学路、またはサイクリングロード、健康づくりのレクリエーショ ン、ウオーキング道路として考えることはできないか、再度、教育長または産 業経済部長の答弁をいただきたいと思います。 ○ 議長(岡本正義)川元教育長。 ○ 教育長(川元利夫)丸岡南中学校の通学路ということにつきましては、い わゆる現在ある道路の中で、子どもたちが安全に学校に通学できるところを選 定いたしまして、それを保護者と学校と、そして子どもたちと一緒に歩きまし て、そして、そこを、一番安全なところを指定して通学路となるわけでありま す。 今回、このパイプライン上の整備された部分を通学路にということであれば、 -151- これは、通学路としてきちんとした道路ができ上がれば、現在ある通学路と比 べてこちらの方が安全であるとか、安全・安心して行けるとか、そういうよう なことを比較してパイプライン上の道路がいいということであったら指定をさ せていただくということでありまして、ここを指定するから通学路として整備 してくださいということではないのであります。 以上です。 ○ 議長(岡本正義)松下産業経済部長。 ○ 産業経済部長(松下義隆)藤澤議員さんの再度のことでございますが、昨 年度、これにつきましていろいろな問題がありまして、おしかりを受けながら 最終的に12月補正、減額補正を組み直しながら事業変革をさせていただきま した。 それにつきましては、あとの基本的な跡地利用につきましては、管理道路等 につきましては国営の方が実施する、管理のために実施をする。そのほかにつ いては、地元が維持管理等世話をできるよう形でしたら、それによって25% 市が負担しながら実施していこうちゅう説明を、昨年度もおしかりの中で説明 させていただきました。それに基づきまして、そのような立場で今、12月ま でに、昨年度までの事業に関しましては完成をしているようでございます。 それで、市長の方から先ほど言ったように、あとは、進んだ分については3 月末までに完成するような補正計上をさしてもらっておりますので、今後もワ ークショップの中の意見を確かめながら、緻密な申し合わせをしながら実施し ていきたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○ 議長(岡本正義)藤澤議員。 ○ 1番(藤澤寛司)パイプライン跡地は、幸いにしまして、鳴鹿小学校から 丸岡南中学校まで通じており、自動車が通れない、子どもたちが安心して通え る自転車・歩行者道路として最適な場所でありますので、この跡地をモデル事 業として先駆けとなるようなパイプライン跡地にしていただきたいと要望し、 2点目の十郷用水パイプライン跡地についての質問はこれで終わります。 それで、介護保険、高齢者福祉についてなんですけども、市長も、先ほど壇 上で申し上げましたとおり、坂井市も平成22年には65歳の人口が20. 6%に達するということで、超高齢化社会が私どもに到来するということでご ざいます。これからの社会を考えてみますと、高齢者というふうに考えないで、 経験の豊富な方、そういう豊富な経験の方の知恵、知識をこれからの社会に大 きく役立てていただきたいというのを私は期待しております。そういった願い を実現するためには、私といたしましては、鯖江市などが行っている高年大学 などの学習の場を提供して、1人でも多くの方がそういう地域活動に参加して -152- いただけるよう機会をつくることが大事であるというふうに思っていますが、 坂井市はどのような対応をするのかを再度お伺いいたします。 ○ 議長(岡本正義)前田福祉保健部長。 ○ 福祉保健部長(前田公治)人生経験豊かな団塊の世代の方が定年でやめら れるということでございますけれども、その豊かな経験を、公民館活動とか社 会活動に積極的に呼びかけをして、新たな指導者として地域に根差した協議会 とかそういうようなものに、有効に参加するように呼びかけをしたいと思いま す。 また、当然団塊の世代でなくても、高齢社会の人口はふえております。そう いうことで、地域に根差した老人クラブの方にも若い方が参加をしていないと いうことで、老人クラブも非常に苦慮しております。そういうようなところに も、ぜひとも若いお年寄りの方も参加していただいて、若いお年寄りというこ とでございます。若いお年寄りの方も参加していただいて、老人クラブの育成 に寄与していただくように私どもも頑張っていきたいと思いますので、よろし くお願いいたします。 ○ 議長(岡本正義)藤澤議員。 ○ 1番(藤澤寛司)団塊の世代の知恵を生かしながら、坂井市としてつくっ ていっていただきたいと思います。 次に、1点目の3点目について再度ご質問します。 2点目ともかぶりますが、先ほど壇上でも申し上げましたけれども、坂井市 で公民館単位での介護予防拠点施設を行っているのは丸岡町だけであります。 坂井町などではさわやかさかいなどがありますが、他の自治区では皆無に近い といった状況でございます。 また、介護保険適用者の数字で割合を見てみますと、丸岡を除く各自治区は、 人口割合約4%に対しまして、丸岡の介護保険適用者は946人、人口の2% 近くぐらいであります。また、実際に介護予防拠点施設の方とお話をしてみま すと、週1回ないし2回、それだけでも痴呆予防などが高まり、介護保険を適 用しないで済む高齢者になっていくといったぐあいであります。 そこで、市にお伺いします。介護予防拠点施設を全体的に拡幅することがで きないか、お伺いいたします。 ○ 議長(岡本正義)前田福祉保健部長。 ○ 福祉保健部長(前田公治)旧丸岡町におきましては、公民館単位で介護予 防拠点施設が整備されております。 今、先ほども市長が申しましたように、広域連合の方で地域空間事業という ことで、新しい介護予防拠点施設が整備することが可能になりました。それを 受けまして、坂井町、2カ所設置されたところでございます。介護予防拠点施 -153- 設という名称は使わなくても、いきいきサロンとかいう、そういうような事業 を通しまして、各地区の公民館、それから地区の集会所、そういうようなとこ ろに出向いてサロン事業をやっております。介護予防拠点施設ということにと らわれなくて、介護予防の方にはサロン事業ということでかわる事業がござい ますので、今後ともその方にも力を入れてやっていきたいと思いますので、よ ろしくお願いをしたいと思います。 ○ 議長(岡本正義)藤澤議員。 ○ 1番(藤澤寛司)理解いたしました。 次に、4点目の質問に入っていきます。 この郵便局と連携して、高齢者の見守り活動という提案をしたかと申します と、集落が散在しているため、民生委員の福祉チームの見守りでは困難な集落 や、交通の不便な地域の高齢者を中心に、郵便局の職員に見守りをしてもらう 事業でございまして、現在では石川県の輪島市門前町が行っているスタイルで ございます。市民クラブで視察に行かしていただき、重要だと感じたことは、 見守りの、高齢者をどのような人たちに見守るについては、担当地域のお年寄 りの情報をまとめるとともに、一目でわかる高齢者マップを作成したことであ ります。実際、この高齢者マップを作成しただけでも、寝たきりのお年寄りの 方がどこにいて、身体障害者の方がどこにいるかという情報収集ができて、地 震があったときにでも役に立つということであります。 郵便局が困難であれば、この高齢者マップだけでも、今後民生委員の方も助 かるでしょうし、また、通告とは若干離れますが、震災がいつ坂井市を襲って も十分対応できると思うからです。この点について、高齢者マップについて再 度答弁を求めます。 ○ 議長(岡本正義)前田福祉保健部長。 ○ 福祉保健部長(前田公治)高齢者マップということですけども、今、情報 政策課の方で新しく制度を取り入れてやるような企画がございます。その中で マップに落としまして、まず私どもの方としてマップに落としたものを今後利 用していきたいと考えております。 また、郵便局の方ですけれども、新聞が何日間もたまっておったというよう なことがありましたら、地区の会長さん、また、行政の方へも連絡をするよう にということは、個人的には、正式な契約文書は回しておりませんけれども、 そのような要望はしておりますので、よろしくご理解をお願いしたいと思いま す。 ○ 議長(岡本正義)藤澤議員。 ○ 1番(藤澤寛司)分かりました。 最後に、今後は要介護者への介護基盤の整備とともに、元気な高齢者に対し -154- て、健康生きがいづくり、介護予防生活支援などを進めていくことが大切であ ると思います。そういう意味で、坂井市が高齢者にやさしいまちとなるよう祈 願いたしまして、私の一般質問を終わります。 ○ 議長(岡本正義)次に、25番、酒井英夫議員。 酒井議員。 ○ 25番(酒井英夫)皆さん、こんにちは。25番、酒井英夫でございます。 〔「頑張れよ」と呼ぶ者あり〕 ○ 25番(酒井英夫)ありがとうございます。私は無所属ということで報告 をさせていただきます。 通告に従いまして、私は、議員各位も日ごろから市民の方々からお聞きにな っております自治区長の任期について質問をいたします。 平成18年3月20日、合併により坂井市が誕生してから1年と8カ月が経 過をいたしたところでございます。4つの町が対等に合併をするにあたり、合 併協議の中でそれぞれの町が持っている地域性や個性を尊重し、また、住民自 治の強化を図りながら、速やかに一体感を持った坂井市を築くため、福井県下 で初めての旧四町の区域に地域自治区を設置し、地域自治区内の事情を十分に 把握し、すぐれた見識を有する者のうちから、市長が任命した特別職の区長の もと、総合支所と地域協議会が設置をされました。そして、今日まで区長とし ての職務上の責任を果たしており、このことが市民の合併に対する抵抗感や心 配を和らげることとともに、現在、市が積極的に進めておられます協働のまち づくり、特にまちづくり協議会にもつながってきていると受けとめているとこ ろであります。 しかしながら、昨今の市の財政を取り巻く状況は一段と厳しさを増しており、 市においては行政改革や本庁集中への組織の見直し、再編など、積極的に取り 組み、職員数も計画的に削減を行っているような状況にあります。 このような中、さきの9月議会でも、同僚議員からも自治区長制度について、 そのあり方についての質問があり、市長は、これまでのとおり、1期2年を踏 まえた上での2期4年を1つの区切りとして、その成果を検証し、そのあり方 を考えたいと表明をされました。しかしながら、市の財政状況は、さまざまな 制度改正などもあり、合併時や昨年度想定していた以上に厳しいとの認識は、 市長はもとより議会議員一同も承知いたしているところであります。 このような財政健全化へのさらなる取り組みが求められる中で、区長任期に 対しての市民の多くから声が出ており、このことについては市長も承知いたし ておられると思います。 そこで、冒頭で申し上げました、区長の主な職務内容は順調に経過いたして いるということでもありますので、いま一度、この自治区長の任期を改めて1 -155- 期2年の検証の中で一区切りとすることについて検討をいたしたらどうかと考 えますが、市長の考えはいかがでしょうか、お伺いをいたします。 以上、答弁を求めまして、質問といたします。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)酒井議員のご質問にお答えをいたします。 坂井市では、それぞれの特性を持った4つの町が対等合併して発足する中で、 新市の速やかな一体性の確立や、地域住民の声を行政に反映するため、地域自 治区制を導入し、常勤の特別職として自治区長を置いたところであります。 自治区長には定期的に施政方針の確認や、それぞれの地域自治区の状況を報 告いただいてるほか、自治区内の行政機関や公的団体との連携や調整などに、 それぞれ自治区の代表として対応をお願いしており、4名の自治区長にはその 職務を、職責を十分に果たしていただいていると思っております。 その任期については、地域自治区の導入は全国的にも前例がなく、合併によ る新市の体制を確立し、行政運営を軌道に乗せていく上でも、1期2年間を踏 まえた上で、これまでは、2期4年と一区切りとして、総合支所方式とともに 成果を検証し、そのあり方を考えたいと申し上げてまいりました。 坂井市が発足して1年8カ月が経過したところでございますが、財政運営を 含めて、合併後の環境は一段と厳しさを増すなど、合併当初と比較して、市を 取り巻く状況は大きく変化しております。このような状況の中で、坂井市とし てどのように対応していくのか、ただいま組織、財政などのあり方について検 討を進めているところでございますが、自治区長制度についても、議員初め議 会や、各方面からいろいろなご意見をいただいていることを十分受けとめてま いりたいと考えております。 ○ 議長(岡本正義)酒井議員。 ○ 25番(酒井英夫)25番、酒井。これまでよりも大きく変わった、前向 きな市長の答弁であったなという、そういう受けとめをいたしましたので、再 質問はいたしませんが、合併後の今日、大変大きな変貌をいたしております市 の行政の状況の中で、市民の多くの、また大きな声があるということを市長も 真摯に受けとめていただいて、1期2年を区切りとした改革、決断を深く期待 いたしまして、質問を終わります。 以上です。 ○ 議長(岡本正義)次に、22番、西岡紀夫議員。 西岡議員。 ○ 22番(西岡紀夫)22番、政和会の西岡でございます。 私は、坂井市民が合併の効果を実感できる施策の推進という観点から質問を させていただきます。昼食時間、迫っていますんで手短に、迷惑のかからない -156- ようにやらしていただきます。 歴史的な四町合併が実現をいたしまして、坂井市がスタートしてからはや2 年目の、2回目の新年を迎えようとしております。言うまでもなく、この合併 というのは簡素で効率的な行政運営を推進することと、もう一つ大きなのが、 やはり行財政基盤を拡充・強化することにあると思います。しかし、自治体を 取り巻く社会環境は年々厳しさを増しておりまして、少子・高齢化の進展、財 源不足が慢性化をいたしまして、また、近年は国の制度改正も重なりまして、 我々には重税感と住民の負担ばかりがのしかかっております。なかなか明るい 展望が開けてこないのが現状ではないかと思います。このことは坂井市に限っ たことではございませんが、この局面を打開するためにこの合併が行われたも のというふうに私は理解をしております。 このよう中で、坂井市は明るく活力のあるまちづくりを推進するために、 早々に行政改革大綱を策定されまして、この具体的な実現に向けて懸命に努力 をされていると、このことに対しましては心から敬意を表したいと思います。 しかし、この改革は痛みを伴うものであります。あらゆる角度から検証し、 また、関係者の理解と協力のもとで慎重に推進すべきものと私は考えておりま す。特に、本市は合併して日もまだ非常に浅く、市民はまだまだ合併後の混乱 期にあり、行政サービスの面でもいろいろと戸惑いを感じているのではないで しょうか。市民が今、市に対して期待していることは、やはりこの地域内の格 差をなくして、合併してよかったと実感できるような身近な施策を推進するこ とではないかと思います。我々が市民からよく聞く言葉は、「合併しても余り よいことがなかった」という言葉であります。むしろ不満ばかりが耳に入って きております。そのようなときに、私なりに市の取り組みを説明しながら理解 を求めているわけですけども、なかなか理解してもらえないというのが現状で ございます。 このようなやさき、先日の全員協議会で市の財政見通しと財政健全化計画に ついての説明を受けたわけですが、坂井市が合併の目玉でありましたこの特例 債の活用もままならないというほど危機的な財政状況にあるということを初め て知らされまして、非常に私、ショックを受けたところでございます。 この主な要因は、やはり普通会計と企業会計を含めた連結決算による財政指 標としたためではないかと思いまして、決して無駄遣いをしたということでは ないというふうに理解しておりますが、市も苦渋の選択をされまして、大きく 方向転換のかじを切ったなということであります。これは甘んじて受けざるを 得ないなというふうに私は思っております。しかし、私としては、国の指導と はいえ、合併時に住民の皆さんに説明したこの財政計画が完全に崩れてしまい ました。合併による効果が全く出ていないということに大変落胆をいたしてお -157- ります。これは市民の期待を裏切ったことにもなり、今後の市政運営にあたっ ては、市民に対してこの点を十分説明責任を求められるんではないかというふ うに思います。 一方、このたびようやく坂井市のまちづくりの指針となる総合計画がまとま ってまいりまして、本定例会にも基本構想が示されました。また、合併協議で 先送りになっていましたいろいろな懸案事項も、次々検討結果がまとまってき まして、総合計画に沿ったまちづくりが本格的にスタートできる態勢が整った なと感じていたところでございますが、先ほどの財政状況を聞くと、何か出鼻 をくじかれたような気がしております。しかし、このような環境でも効率的な 行政運営を進めるということが自治体には求められております。そういう面で は行革は避けて通ることのできない重要な政策でもございます。さきにも申し ましたが、この納税者である市民には十分説明しながらこの改革を進めること が大事ではないかと思います。 本市の行革は、大綱に基づいて一部実施に移されております。その計画はこ の上位計画でもありますので、当然これとの整合性を図りながら推進されるべ きものでございます。今回、特に各総合支所の組織等の大幅な見直しに伴う庁 舎の改修経費や、23カ所の公の施設の維持管理を指定管理者に移行する議案 が提出をされております。私はこの積極性については評価をしているところで ありますが、進め方がやや拙速過ぎるのではないかというふうに感じておりま す。合併して2年にも満たない今、市民もここまでは望んでいないんではない でしょうか。見直しの必要性はこれはだれもが認めております。経費の節減効 果や住民ニーズの動向を十分見きわめながら、段階を踏んで徐々に進めても遅 くないんではないかと考えます。当面は、まずやはりこの四町融和と一体感を 醸成し、制度面を含めた地域内の格差是正に全力で取り組んでいただくという ことが市民の満足度を高める近道ではないかというふうに私は感じております。 ここで4点についてお伺いをいたします。 今、なぜこれほど早急に見直しを進める必要があるのか、また、今後この予 定はどうなっているのか。 2点目として、この行革により住民サービスの低下を招くようなことはない のか。また、その場合の対応をどのように考えておられますか。 3点目として、今の財政状況では当分新規事業や補助事業、起債事業を含め て抑制せざるを得ないと思いますが、今後は予算規模的には小さいものでも、 この合併効果を実感できるような、市民から要望の強い単独事業を優先的に推 進して、市民の期待にこたえるべきではないかなというふうに思いますが、市 長の考えをお伺いしたいと思います。 4点目ですが、財政健全化対策とはいいましても、何かちょっと再建団体に -158- でもなったかのような消極的な予算編成になりますと、全く明るい展望が開け てまいりません。予算額をカットすれば、ますます財政指標的には悪くなる要 素がふえますし、まちにも活力がなくなってしまいます。新年度に向けまして 消極的にはならずに、自主財源の確保に全庁的に取り組んでいただき、知恵を 絞り、坂井市でも、最近国でも話題になっていますように、ひとつこの埋蔵金 を探し出していただきまして、分母をふやすような積極的な予算編成に何とか やっぱり努力してほしいなというふうに思いますので、この点について市長の 意欲、意気込みを聞かせていただきたいと思います。 以上4点について、私の一般質問といたします。終わります。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)西岡議員のご質問にお答えをいたします。 坂井市の運営については、合併による急激な変化を緩和しながら、まちづく りを推進していく体制で運営を行ってまいりました。 一方、合併協議においては、10年後の職員数を一般会計で600人に削減 することや、財政の健全化を目指すことになっており、思い切ったアウトソー シングと事務の効率化が必要であり、合併1年目の昨年度、行政改革大綱を作 成したところであります。また、合併後の坂井市の財政状況は、三位一体改革 による国庫補助や交付税改革により、合併時と現在では財政環境が大きく変わ ってきておりまして、大変厳しい状況になっております。 このような中、学校の改修や道路整備など、市民生活に直結する施設整備や 社会保障サービスの増大などが考えられ、このまま行くと将来的には坂井市財 政は必ず行き詰まってしまいます。市が現在行っている公共サービスをそのま まの形で維持していくことは困難であります。本当に市として行っていかなく てはならない仕事なのか、それとも民間や市民の方々にお願いしながら、その 役割を担ってもらえればよい仕事なのか、また、事業目的が達成してしまい、 事業の継続が必要のない仕事なのかなどを十分見きわめた上で、行政改革に取 り組む必要があると思っております。 しかし、行政改革を公共サービスの縮小といった面だけでとらえるのではな く、限られた財源・資源の中で市民が最大限に満足できるような行政運営をし ていかなくてはならないと考えております。そのため、行政改革大綱の5つの 基本項目のうち、早急に見直しが必要なところから取り組んでいこうという方 針のもと、行政の担うべき役割の明確化として、事務事業の見直し、効率的な 組織運営として、各総合支所と本庁との効率的な組織体制の見直しに取り組ん でいるところであります。今後も行政改革の取り組みについては継続的に進め、 総合計画と整合性をとりながら、真に必要な事業だけを選択と集中により実施 してまいりたいと考えております。 -159- 次に、改革により住民サービスの低下を招くことはないのかとのご質問であ ったかと思います。 今回の行政改革では、市民満足度100%に向けて、最少経費で最大効果の 実現、及び市民との協働によるまちづくりの3点を目標に掲げているように、 行政改革を住民サービスの低下としてとらえるのではなく、限られた財源の中 で、市民が最大限に満足できる行政運営を目指しているところであります。 行政改革は、何を削るのかということに目が行きがちでございますが、職員 の意識をどう変えていくのか、市民の方々が自分たちでできることは自分たち でやろうということをどう理解していただくか、その上で新しいシステムをど うつくるのかに主眼を置き、サービスの低下を招くことのないよう取り組んで まいりたいと考えております。 なお、行政改革によって制度等が変更となる場合は、議会、市民へ周知する とともに、できる限り不安感や不信感を抱かないような形で進めていきたいと 考えておりますので、ご理解賜りますようにお願いをいたします。 次に、合併効果を実感できる事業の積極的な推進についてお答えをいたしま す。 厳しい財政状況であることは、これまでの答弁でもご説明をさせていただい ておるとおりのものでございます。平成20年度の予算編成においては、すべ ての事務事業について市民の視点から効果や有効性の総点検を指示していると ころでありまして、新規事業や補助事業を行わないということではありません。 今後につきましても、住民のニーズを的確に把握しながら政策に反映してまい りたいと思います。 最後に、予算編成のことについてお答えをします。 予算の減額が財政指標の悪化には直接はつながらないものと考えますが、自 主財源の確保については当然努力してまいりたいと思います。坂井市行政改革 大綱の中でも、持続可能な財政運営で、受益者負担の適正化を初めとして、企 業誘致による税収の確保や、市税・公共料金等の収納強化など、7項目を掲げ 財源の確保に取り組むことといたしております。これらの項目について積極的 に取り組みながら、貴重な財源を有効に活用できるよう、真に必要な事業の選 択と集中を図りながら、予算の編成に取り組みたいと考えておりますので、よ ろしくお願いをいたします。 ○ 議長(岡本正義)西岡議員。 ○ 22番(西岡紀夫)ただいま市長からの答弁をいただきましたが、私も全 般的には市長の前向きな姿勢に賛同いたします。特に、この改革につきまして は、やはりこの国、行革は手順が大事でございます。この手順を間違うと、や はりうまくいく改革もかえって市民が不満を抱くということになりますので、 -160- この市民の視線でひとつ進めていただきたい。市民を犠牲にするような改革に はしないようにしていただきたいということです。 私、もう一回言いますと、やはりこの改革は、まず1つは、四町の一体感と いうことが第一優先、それから、制度面での、各旧四町では制度面でのいろい ろと食い違いといいますか、格差がありますので、これをまず解消することが 市民の理解を得られるんでないかなというふうに思いますので、そういう点で 今後も努力していただきたいというふうに思います。 それから、この合併に対する不満という面では、これは、不満はやはり裏を 返せば市に対する期待感であります。そういう面では、こういう不満をただ不 満に受けるんじゃなくて、プラスに考えていただきまして、この市政について も前向きに、積極的に取り組んでいっていただきたいと。市長の今の答弁の中 でも積極的にというふうな言葉がありましたんで、私もそれで特に質問する気 はございませんが、そういうふうにしていただきたいと思います。 それと、この改革で一番大事なのは、やはり職員の意識改革であります。や はり職員がそういう意識を改革して、こういうことにやる気を持っていただく ということが非常に大事ではないかなというふうに思います。これからは特に 財政厳しい折でありますから、最少の経費で、職員も最少の人数の職員でこの 行政運営を進めていただくということになると思います。そういう点では職員 にも大きな負担がかかるわけですから、職員の待遇という面ではしっかり保障 してあげていただきたいなと思います。そういうことによってまた能率も上が るということであります。職員がやる気をなくしますと非常に事務効率も落ち るということで、逆に経費がかさんでくるということになりますので、この辺 もよくバランスを考えながらひとつ行政運営を進めていただきたいと思います。 それと、財政の問題ですが、確かに厳しいのは私も十分理解しております。 ただ、坂井市の財政、これは全国的に見ますと、それほど悪くないということ であります。特に余り安心できる状態ではありませんけれども、その辺は余り 消極的にならなくてもいいんじゃないかなと思います。むしろそういうことに よって市民が動揺するというようなことは、マイナス効果ではないかなと思い ます。 先日もちょっと全国のこういう18年度の決算状況を見ますと、実質公債費 比率とか起債の制限比率、人件費比率等を見ましても、全国の782の市のう ち、すべてが200番台から300番の前半ということで、むしろ全国的には 上位にあるというふうな状況でありますから、こういうことを踏まえながら、 今後の市政運営をしていただきたいと思います。 ただ、そういう面で1つお聞きしたいのは、この四町間の制度の格差といい ますか、違いがありますが、こういう面での、これを先延ばしにしての改革は -161- あり得ないと思いますので、この辺の改正のスケジュールといいますか、対策 をどういうふうに今考えておられるのか、ちょっとその辺のお答えをお願いし ます。 ○ 議長(岡本正義)小林副市長。 ○ 副市長(小林正明)西岡議員の今のご質問でございますが、ちょっと間違 ってたら申しわけございませんが、いわゆる各町間で事務事業の扱いとか補助 金の扱い等が違うことということでお答えをさせていただきますと、この行革 大綱を今年の3月に発表いたしまして、その後、いわゆる事務事業の見直しと 補助金の見直しというものを今、順次進めております。 これまでも何回かご説明をしておりますが、今、坂井市においては、一応事 務 事 業 と し て 出 て き て お り ま す の は 、 約 3 ,0 0 0 前 後 と い う 数 字 が 出 て き て おります。今、本庁と支所で合わせて5カ所という形で業務をしている関係上、 類似団体、いわゆる人口等がよく似ているところと比べると、ほぼ倍の事務事 業という形になっておりまして、その地区ごとの特色を反映したような形で、 違うやり方をしている事務事業もございます。その辺については、今、3年を かけて全部見直しをしようということで作業を進めております。今年度は、そ の中の約500ぐらいだったと思いますが、特に大きな差のあるものについて、 どういう方向に行くのかっていうことを、今、実際上ヒアリングをしながら作 業を進めております。なかなか一遍に統合するというのも、いろいろなこれま での経過がございますが、何年かかけてでもいいので、方向としてはこの方向 でいこうというものは一応出した上で、地元にご説明をしながらやっていくと。 事務事業のこの評価については、3年ですべてを一応やりますが、その後も毎 年その方向性に対して、どういう形で動かしていくのかというローテーション をかけていきたいと思っております。 それと、この間の全協でもご説明いたしましたが、補助金についても今、3 年計画で見直しをかけております。これは事業補助をまず最初にやりまして、 来年度からは団体運営補助というような段取りで行いたいと思っております。 現在、事業補助については見直しをしておりますが、これもさきの全員協議会 で申し上げましたように、今、市内部で勝手に補助金を制度を変えるというこ とはなかなか難しいということを十分承知しておりますので、市として基本的 な補助金のルールというものを目指しまして、そのそれぞれの補助金について はこういう方向でいきたいということを議会等にもご説明いたした上で、団体 あるいは事業をやっているところと交渉を進め、すぐに受けていただければそ れにこしたことはございませんが、できないものであれば、何年かけてやれる のか、あるいはどこまで近づけるのかというような形での調整をやりながら、 できるだけ早く四町間の差異をなくしていきたいというふうな取り組みをして -162- おります。 基本的に、補助金につきましては、今、行政側としてこれだけは譲れないと いうもので、協議する前に直させていただきたいと思いますのは、これまでい わゆる飲食費等についても、行事があって集まった方々の飲食費はこの補助の 対象にしているというような分も多々見受けられましたが、現状の中では、外 部からおいでいただいた方々の飲食費についてはこれまでどおりでございます が、基本的に自分たちの飲食するものについてはもう補助対象から外させてい ただきたいと。そこだけは、制度としてというよりも、補助対象の考え方とし て、今の時代にそぐわない分は直させていただきますが、あとの制度について は、先ほど申し上げたような形で、これから調整をさせていただきたいと思い ますので、よろしくお願いをいたします。 ○ 議長(岡本正義)西岡議員。 ○ 22番(西岡紀夫)特に、こういうふうな制度改正にあたっては、基本的 には事務事業、特に事務事業については、先進的な事務事業をやはり優先する といいますか、それに合わせるような改正にして、なるべく後退するような改 正はしないようにするべきでないかなというふうに思っております。 それと、時間が来ましたんで最後にさせていただきますが、ちょっと観点を 変えまして、この財源の確保という問題ですが、やはり金がないということで、 当分の財政運営は厳しいんですが、将来のことを考えると、やはり企業誘致と いうのが非常に大事じゃないかなというふうに思います。もう少し企業誘致を 積極的に推進していくべきでないかなというふうに考えております。現在の職 員体制が私、まだ十分認識していないわけですけども、この部分はむしろ人員 を増強しながら、積極的に取り組んでほしいなと思います。特に、こういうふ うな面で能力のある職員といいますか、いろいろ人脈を持ったり、知恵のある 職員の情報なんかも活用しながら、場合によっては、そういうふうないい職員 がいれば、こういう企業誘致の担当と兼務発令をするというような形で、アン テナを広げていくというふうなことが大事でないかなと思います。そうするこ とによって職員も行動しやすくなりますので、そういうふうな形で、そういう 面での経費ぐらいは余り抑えない方がいいんでないかなというふうに思ってお ります。 それともう1点、地元業者の育成という面から、坂井市としてなかなか新規 事業に取り組めないということもありますので、国やら県営事業を何とか坂井 市に持ってこれないか。これなんかも少し努力していただいて、国、県の事業 で坂井市なりをセールスするというふうな考え方で、少し頑張ってほしいと思 います。そういう点も含めて、ひとつ何か考えがありましたらお願いしたいと 思います。 -163- ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)西岡議員、本当にごもっともな話だというふうに思いま す。全般的に合併して本当によかったかという、何がメリットあるんかってな かなか難しい問題があります、ちょっと今の問題と離れていますが。私は合併 する以前からメリットというのはほとんどないように思っておりました。ただ、 何で合併したかという私の考えは、今までのせかしていた今の水準よりかは下 回らないことのないようにということで合併した方がいいだろうというふうに、 私はそういうふうに思っています。合併したメリット、なかなか今の時点では 難しい。だから、将来的には合併してよかったなって言えれるような市の体制 に取り組んでいかないかんなというふうに思っています。 何といって今、財政問題、いろんな問題も出ています。改革っていうのは私、 至上命題というふうに思っていますし、そういった中でお話がありましたよう に職員の改革、まずあすから10回にわたって職員の研修を行わせていただき、 今の状況っていうのは、やはりなかなか理解していない職員もあろうかという ふうに思いますし、あすから取り組んで徹底してまいりたいというふうに考え ております。それ以上に、今、財源の確保ということで、もちろん埋蔵金なん かあれば一番いいんですけど、なかなかそれも、今のところ見当たらないわけ でございまして、先ほど申し上げましたように、収納率を高めていくことがま ず一番手っ取り早いといいますか、それを推進していかなければならないとい うふうに思います。 また、企業の誘致であります。今日まで何カ所か福井の方に出向いて、そう いう企業なんかも、企業誘致にあたっていたこともあるわけでございますし、 今後も企業誘致に向けて積極的に取り組んでいきたいというふうに考えており ますし、また、特にそういった中で、厳しい景気っていうのは、景気もよくな っているみたいですけど、そういう地元の零細企業なんか大変また厳しいもの があるわけでございまして、地元の企業の業者っていう地元業者の育成という 意味は、いろんな面で言われたように、例えば今のパイプラインの問題、大き な多額な投資をするわけでございますが、これは国の事業といいますか、そう いった中で、私も地元の業者にできるだけ発注してほしいということを要望も 先日もしてまいりました。そういった中で、できるだけ地元業者の育成ってい うのは最大限に努力していきたいというふうに考えておりますので、ご理解を いただきたいと思います。 ○ 議長(岡本正義)西岡議員。 ○ 22番(西岡紀夫)最後にさせていただきますが、大変今、厳しい状況に あるということでお互いが認識をまず深めることが大事だと思います。そうい う面では、理事者、職員も非常に大変でございますが、ひとつお互いが信頼関 -164- 係を持って、また、お互いにひとついたわり合いながら、一丸となって総合力 を高めていただきたいと、そして、この難局を乗り切っていただきたいという ふうに思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。 終わります。 ○ 議長(岡本正義)これで、暫時休憩に入りたいと思います。午後は1時5 分から会議を再開いたします。 ○ (午後0時01分 休憩) (午後1時05分 再開) 議長(岡本正義)休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 13番、畑野麻美子議員。 畑野議員。 ○ 13番(畑野麻美子)日本共産党の畑野麻美子です。 昨日、公務員の期末手当が支給されました。税金がたくさんと引かれました。 国、県、市も財政が厳しいと言われますが、家計も厳しいです。国会では政治 資金の領収書の添付も1円まで義務づけられました。それは、1円たりとも無 駄に遣ってほしくない国民の要求とも言えるのではないでしょうか。無駄を省 いて必要なところにはしっかりと税金を遣ってほしい、そんな気持ちで一般質 問をいたします。 まず1点目は、学校給食は教育の一環、自治体の責務で行うこと。 2点目、新たな地域づくりのかなめとしての公民館の充実を図ることについ て、一般質問を行います。 まず、給食問題について。 現在、坂井市の学校給食は、三国地区では三国学校給食センターで、保育 所・幼稚園を含めて学校給食を行っています。春江・坂井地区では、春江・坂 井学校給食センターで、小学校・中学校の給食を調理し、配送しています。丸 岡地区では、小学校は自校方式で、中学校は民間委託で給食を行っています。 春江・坂井地区の幼稚園は、19年度からご飯を含めた完全給食による民間委 託をしています。 この学校給食については、合併協議会で、合併後、速やかに学校給食運営検 討委員会を設置し、民間委託も含めて学校給食のあり方について検討するとの 調整方針が示され、18年度より学校給食検討委員会で協議されてきました。 今年10月に、給食検討委員会の答申が出され、中学校は改築と同時に、クッ クチル方式、小学校、幼稚園では自校方式、センター方式を将来的にすべて民 間委託にするとの方針が示されました。その方針によれば、望ましい坂井市学 校給食のあり方として、おいしくて楽しい給食を実現するための4つの項目、 温かい給食、ランチルームで食べる給食、安心できる給食、選べる給食が提案 -165- され、給食の方式もそれらの視点とコストを含めて協議されてきました。 それらを踏まえての民間委託を選択した提案には、幾つかの問題点が考えら れます。まず第1は、温かい給食です。温かさはおいしさの第一条件です。最 近では食缶も保温性の高いものが使われてもいますが、学校全域を回るとなる と、1時間前に配達することになります。これで温かさが保たれるのかどうか ということです。 第2に、安心できる給食ということですが、安心できるということの意味は、 給食をつくる人の顔が見える、また、地産地消、農産物をつくる人の顔が見え るということが安心できる給食ということです。現在、文部科学省は食育基本 法を踏まえた学校給食法を検討しています。その内容は、学校給食の主な目的 を食育とする、地場産物や郷土食、行事食を活用して、地域への理解や、郷土 への愛着を育てる。改正案では、給食を生産者や生産過程、流通、さらに食文 化を学ぶ場とすることを明確にしました。例えば和風仕立てという加工品をて っきり国産かと思って確認しますと、中国産だったりして、基準値を超える残 留農薬などの違反が見つかっています。このように、安い輸入加工食品が増加 しているのが現状です。民間委託ではその安全性が確保されるのでしょうか。 また、栄養教諭の配置を推進し、職務内容を規定するとあります。栄養教諭 は食に関する指導と給食管理を一体のものとして行い、地場産物を活用して、 給食と食に関する指導をするとあります。給食を外注にして果たしてこれらの ことが可能でしょうか。 これらの問題点を踏まえ、総合的に判断すれば、おいしくて楽しい給食とい いながら、結果的にはコスト、経費削減に重きを置いたものになっています。 給食の目的に食育を推進することが重要な課題となっており、学校給食の充実 が求められている今、民間委託を選択するのではなく、自治体の責務で行うこ とが必要ではないでしょうか。答弁を求めます。 次に、公民館のあり方について。 公民館は今後まちづくりの拠点としても重要な役割を果たしています。当局 から示された今後の公民館の職員体制は、すべて臨時職員となっている上に、 時差出勤という体制です。公民館が有料になり、講座や利用者が減ってきてい ます。その上、体制が弱くなるのでは、地域のコミュニティーセンターとして の役割は発揮できず、地域課題の解決の場としての公民館とは言えません。新 たな地域づくりのかなめとしての公民館の充実を図ることを求めます。 以上、一般質問といたします。 ○ 議長(岡本正義)川元教育長。 ○ 教育長(川元利夫)畑野議員のご質問に対し、お答えをさせていただきま す。きのうの辻議員のお答えと重複する点があることをお許しいただきたいと -166- 思っております。 では、1番目の学校給食のご質問についてであります。 最初の、温かい給食につきましてですが、民間委託となった場合でも、丸岡 南中学校のようにクックチル方式を採用した場合は、学校の調理場で再加熱調 理を行うため、温かいものが提供できますし、仮に食缶で配送したといたしま しても、保温性の高いものや、配送車の数をふやすことなどいたしまして、温 かい給食が提供できると考えております。 ちなみに、文部科学省の学校給食衛生管理の基準によれば、共同調理場で調 理した食品を、調理後2時間後以内に給食できるようにするための配車数を必 要台数確保することとなっており、現在、丸岡の民間業者はこの基準を満たし ておりまして、中学校及び春江・坂井の幼稚園給食に温かい給食を配送してい るものであります。 次に、ご質問のありました安心できる給食につきましては、生産者団体と連 携をとりまして、地場産物の活用の推進や、子どもが食の大切さや楽しみを実 感できるように、さまざまな食に対する体験活動を推進しながら、民間委託と なってもそういうことは大切と考えておりまして、どんどん取り入れていきた いと考えております。 つくる人の顔が見えることにつきましては、クックチル方式の場合、サテラ イトキッチンと申しまして、委託業者の調理師が児童・生徒と顔を合わせてお ります。丸岡南中学校がそのいい例であります。学校の中に調理場があって、 そこにいろいろな煮炊きをする、あるいは煮たり焼いたりするオーブンがある ということです。そこでしっかりと調理させていただくということであります。 また、加工食品の安全性につきましても、新たな契約の中で、他の食材と同様、 成分表の提示などを求め、不必要な添加物等を使用しないような指導をしてい きたいと考えています。 栄養教諭のご質問につきましては、栄養教諭の職務として、食に関する指導 と学校給食の管理の2つが主な仕事であります。現在は、学校給食の管理に費 やす時間が大変多いようでありますが、もし給食を民間委託することになった 場合、かえって食に関する指導への時間配分が多くなって、食育の推進が僕は かえってできるのではないかと考えているわけであります。 最後に、災害時への対応でありますが、例えば民間委託にした場合でも、非 常時の対応を契約に盛り込むことによりまして可能ではないかと考えておりま すし、また、食材の確保といった面でも、むしろ民間業者の方が適切ではない かと考えております。 これらの学校給食は、やっぱり食育を推進することが重要であると考えてお りまして、そのためにも自校式、センター式、あるいはまた民間委託、どちら -167- にいたしましても、栄養教諭とか栄養職員を中心とした食に関する指導を充実 していくことが自治体としての責務であると、このように考えています。 次に2番目の、公民館のあり方についてのご質問に対し、お答えをいたしま す。 長い歴史と伝統を持つ4つの町が合併をいたしまして2年目を迎えましたが、 公民館の運営につきましては、従来のやり方と、合併時のすり合わせとの相違 によりまして、市民、いわゆる利用者から戸惑いの声が聞かれております。 今回、全員協議会でご報告させていただく公民館のあり方についてでござい ますが、旧町時代から引き継いだ館長の身分、勤務時間及び賃金の額などを初 め、公民館の人員配置等、合併時には調整がつかなかったものを、その合併前 の体制のままで現在なっていることに対しまして、今後、そのあり方として一 定の基準を示したものでございます。その中で、公民館が管轄する地域の規模、 利用団体数、利用人数などを総合的に勘案しまして、正職員及び臨時職員の配 置を行っていく予定であり、この体制への移行につきましては、複数年かけて 順次できるところから実施をしていきたい、このように考えております。 正職員は人事異動があり、公民館に配置される正職員もこれは例外ではあり ません。臨時職員とすることにより、地元に精通し、かつある程度長期間勤務 できる方を雇用することが可能となってきます。また、社会教育に関する各種 研修等を受講していただきまして、専門職としての育成を図るなど、公民館職 員としての資質向上もあわせて、これから実施をしていきたいと考えておりま す。 また、職員が交代により時差出勤を行うというのは、仕事帰りの方が立ち寄 ったり夜間利用する団体へ、次の利用申請とか許可を行ったり、使用料の受領 が可能になるなど、利用者へのサービス向上が少しでも図れることを想定いた しまして、市街地に立地している公民館を中心に、弾力的に地域の需要や実情 に応じて時差出勤を予定していく考えであります。 最後に、地域づくりのかなめとしての公民館の果たす役割は、従来にも増し てますます大きくなっていくと思います。従来の社会教育施設としての公民館 の枠にとどまらず、まちづくりの拠点としての役割をも担っていくわけであり ます。平成20年4月から、来年から、いわゆる公民館長を非常勤特別職とし て、地域づくりのコーディネーターとして積極的に働きができますように、従 来の公民館業務と、市民との協働によるまちづくり推進のための支援を含めた 勤務時間及び報酬の額も考えた上で、地域から信頼されている方を選任したい と考えております。 まちづくり協議会等への支援につきましても、公民館職員を含め、平成20 年4月に新設予定の総務部まちづくり推進課の職員及び各総合支所の地域課の -168- 職員としっかりと連携をとりながら推進をしていく予定であります。 以上です。 ○ 議長(岡本正義)畑野議員。 ○ 13番(畑野麻美子)今の教育長の答弁では、小学校もクックチル方式に するというふうに受けとめましたけれども、小学校もクックチル方式にする。 ○ 議長(岡本正義)教育長。 ○ 教育長(川元利夫)ご理解をいただきながらそうしたいと考えております。 ○ 議長(岡本正義)畑野議員。 ○ 13番(畑野麻美子)現在の丸岡中学校の状況をちょっと話しますと、丸 岡中学校だけが今、民間委託にしています。 中学校に上がりました1年生の人に聞きますと、「中学校の給食、どう」っ て聞くと、「味が違う」と言います。それはやはり自校方式では、例えば煮物 なんかのだしなども、おつゆなんかのだしもコンブとウルメでとっています。 でも、民間ですとそういうわけにはいきません。そういうところが味が違うの は当然ではないかと思います。 それと、子どもたちは隣に高椋小学校があるのに、どうして高椋小学校から とらないのかっていう声もあります。そして2年生になると、同じ給食の質問 をしますと、子どもたちは「ビミョー」って言います、給食は「ビミョー」っ て。それは、味の感覚がちょっとずつ変わってきているんじゃないかな。3年 生になると、「まあ、こんなもんかな」っていうふうに答えました。それもや はり中学校の味つけに、給食の味つけになれてきてしまっているのでしょう。 子どもたちの食に関する感じ方が、これではとても食育を目的とした給食とは 私は言えないと思います。その点、いかがでしょうか。 それと、昨日の辻議員さんの質問で、鳴鹿小学校もエコ改修で、クックチル 方式に住民の理解を得られればやっていきたいと言われました。小学校にクッ クチル方式を持ち込んだ場合に、今までは高学年が小学2年生の給食を分けて いましたね。そういうこともなくなってしまいます。給食を生きた教材として 使いなさいっていうふうにありますけれども、それでは生きた教材にはなりま せんし、学校給食法の第2条にも、生徒が豊かに育つ生活の場と言えることが 大事だというふうに書かれています。そういう点についてはいかがでしょうか。 ○ 議長(岡本正義)川元教育長。 ○ 教育長(川元利夫)丸岡中学校の民間委託と、丸岡南のクックチル方式は 違います。そして、自校給食とか給食センター方式でいろいろ食べ比べを多く の方にしていただく中で、丸岡の南の、南中学校のクックチル方式が非常にい いだろうということになったわけであります。 今、言われるように、丸岡中学校の民間委託のこれは、少しそういった面で、 -169- 今、問題はあるかなとは思っておりますが、今度とるクックチル方式について はそういうものはありません。 それから小学校でも、いわゆる今の調理場を、サテライトシステムと申しま して、そこで温めたりする場はあるんですよ、クックチル方式で。そして、煮 たり焼いたりそこでしていただきながら、今度は食缶で各教室へ運んで、高学 年が低学年の補助をする。そんなことは当然できるわけであります。今と一緒 であります。調理場は、そこで調理師がいて、2人、例えば、明章であれば2 人の調理員で190名の調理をするわけであります。ジャガイモの皮をむいた り初めからしていくわけです。そして、煮たり焼いたり、ご飯を炊いたりして やるわけでありますが、そこではやっぱり2人だけですと非常に無理がかかる わけです。だから、献立にも僕は豊富な献立というのは期待できない部分があ るんでないかなと。ところが、こういったクックチル方式になりますと、そう いう部分がメニューにも、非常に魅力のあるものができてきますし、今まで議 員さんが言われたように、縦割り班のそういった活動も十分できると思います し、においもそこから発せられますし、顔も見えると、このように思います。 ○ 議長(岡本正義)畑野議員。 ○ 13番(畑野麻美子)クックチル方式は、絶対民間に比べれば私はずっと いいと思っています。全くの民間委託にする点については、仕入れなんかも単 独仕入れで、それぞれが地産地消のものも受け入れやすいかなとは思いますが、 ちなみに県立の病院、県立病院ではクックチル方式をやっていますけれども、 その病院の中の調理室の中でクックチル方式をとっている。別のところから運 んでいるわけではないんですね。 クックチル方式でも、南中学校を見ますと、前日処理というのをやっていま すね。キャベツなんかも刻んでしまっていて、それを次の日に出す。それはち ょっと少し考えなくちゃいけないかなというふうにも思います。でも、これは まだまだ検討していくものがあると思うんですけど。 その次に、私、先日商店街のお店屋さんで、お孫さんを連れたおばあちゃん が話をしているのを聞きました。どういうことかといいますと、おばあちゃん がお孫さんに、「何々ちゃんの保育所の給食はここの野菜を使っているんだ よ」って言うんですね。「お肉もこのお店屋さんの隣のお店屋さんのお肉だ し」っていう話をしているんですよ。そのおばあちゃんが、私は商店街を歩く ときに、こういうふうにあなたの保育所の給食はここのお店屋さんのを使って いるのよ、ここを使っているのよって、そんなふうにしてこのまちを歩きたい っていう話をしてらしたら、お店屋さんの人が、「私たちもこのお店の前を通 る子どもたちを見ると、やはりできるだけこの子どもたちの給食には地元の野 菜をと気持ちが入って、農家の人に頼んでいるんですよ」って言われました。 -170- 給食はこういうふうにまちの活性化にもつながりますし、地元の農業を守ると いうことにもなると思います。学校給食を教育委員会だけのものとするのでは なくって、まちづくりの観点からも給食をとらえることが大事ではないかと思 いますけれども、市長、いかがでしょうか。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)私も地産地消の問題点だと思います。言うまでもなく、 やっぱり地元でとれた野菜でも魚でも、そういったものはやっぱりできるだけ 多く使ってまいりたいというふうに考えております。 ただ、余りお金のことは言いたくないっていいますか、その問題は多少あり ますし、また、一遍にそういう量が確保できるかという問題点もありますので、 そういった中で十分検討していきながら、給食検討委員会の方で十分審議をさ れた中で答申をいただきましたので、そういったものはやっぱり尊重していき たいなというふうに思っています。 ○ 議長(岡本正義)川元教育長。 ○ 教育長(川元利夫)今、地場産のものを使うとかですね、そういうことに つきましては、今の丸岡南のC・ネットでは、なかなかもうキャパシティーが ないと。今、これからこういうことで坂井市としてクックチル方式をやってい きたいんだっていう旗上げをすることによって民間が参入してくるんでないか と。そのときに、必ず坂井市内に僕は会社を建てていただきたいとか、坂井市 内での雇用も考えていく。そして今後は、坂井市内のそういった野菜とかそう いうものも取り入れる、お魚も取り入れていただくというような方向性を示せ ば、僕、それはクリアできるんではないかと考えています。 ○ 議長(岡本正義)畑野議員。 ○ 13番(畑野麻美子)そういうことも含めて、まちづくりの観点っていう ことで、学校給食課というのを設けてもいいんじゃないかっていうふうに思い ました。担当課を設けてもいいのではないかというふうに思いました。 あと、高椋小学校が来年度、体育館の改修に入りますけれども、それと当時 に、調理室をなくしていくという説明を受けたということですけれども、それ について説明を求めます。 ○ 議長(岡本正義)教育長。 ○ 教育長(川元利夫)そういう説明はしたこと、ありません。 ○ 議長(岡本正義)畑野議員。 ○ 13番(畑野麻美子)じゃ、それなら結構ですけど、何かそういう不安を 持っていました。 食育推進基本計画というのができましたけれども、その概要では、国は以下 の施策に取り組むとともに、地方公共団体等はその推進に努めるとあります。 -171- その2番目に、学校給食の充実が掲げられておりまして、学校給食の普及・充 実と、生きた教材としての活用、学校給食での地産地消の推進、単独調理方式 の効果などの周知、普及などとあります。子どもたちが遊んだり勉強したりす る姿を見ながら給食をつくること、また、温かいおいしい給食のにおいが学校 じゅうに流れてくる、そして感謝の気持ちを持つということ。単に給食は食べ るという給食ではなくって、おいしくて本当に楽しい給食を通じて、学校生活 が豊かになることが求められます。地域の宝でもある子どもたちの学校給食は、 何としても自治体の責務で行うことを強く求めて、この質問は終わりたいと思 います。 次に、公民館ですけれども、この前出していただきましたあり方については、 今後のあり方ということですけれども、来年度からは丸岡町で7つの公民館、 あと、春江、三国、坂井では1カ所の公民館が時間差になっていきますけども、 その基準は何ですか。 ○ 議長(岡本正義)川元教育長。 ○ 教育長(川元利夫)今、公民館が26館あるわけですが、そのうち分館が 3つありまして、26館の中の23館がこういったシステムになると。 そこで、中学校校区というんか、例えば丸岡南では磯部公民館が中心公民館 となります。それから、丸岡中学校校区では高椋が、春江では春江中公民館が、 坂井では東十郷、三国では三国公民館がこの基点の基公民館になりまして、そ こには正職が張りつきます。そして、さっき言ったように、館長さんがもちろ ん特別臨時職で張りつきます。 それから次、臨時職員として2人来ていただくということになりますと、そ ういう中心公民館は4名の体制になるわけであります。館長、正職、そして臨 時職が2人ということになります。 そうしますと、次に、朝8時半から例えば5時半までという勤務帯、4人が そこにいる、朝何も人が来ない中でそういう勤務をしているんでなくて、少し 時差をするにことによって、5時から7時までぐらいの、お客さんが出入り、 お仕事で帰りに寄るとか、あるいは7時前に来て次の手続ができるとか、料金 を納入することができるというような、その2時間のそこの穴埋めを職員でや りたいんであります。そうすることによって、使い勝手がいいそういうものに したい。そのために時間差を、時差を設けて勤務をしていただくことによって それが成り立つということです。何も職員として時間が多くなったとかそんな ことではないんであります。 ○ 議長(岡本正義)畑野議員。 ○ 13番(畑野麻美子)そういうこともありますけれども、なぜ丸岡町だけ が7館時間差になるのかということですね。 -172- ○ 議長(岡本正義)川元教育長。 ○ 教育長(川元利夫)だれがそんなことを言っているんですか。そんなん、 何でもだれかが言ったとか、それでみんなが言っているとか、それはだめです って。僕らが言ったのに、そんなの、一言も言ったこと、ありませんよ。 ○ 議長(岡本正義)畑野議員。 ○ 13番(畑野麻美子)この前、生涯学習課のところへちょっと聞きに行き ましたら、この7館とここですっていうふうに言われました。 ○ 教育長(川元利夫)いや、そんなことは言いませんよ。 ○ 13番(畑野麻美子)あそこの職員の方に言われましたので、その基準が 何かなと。 丸岡はいち早くまちづくり協議会を立ち上げまして、本当になぜ立ち上がっ たかっていいますと、やはりその地域課の課長さん初め、職員が仕事が終わっ た後にも、本当にそのまち、地元地元へ出向いていって一生懸命やったってい う経過があるんですね。そういうところの、丸岡町の公民館だけが早くに時間 差出勤となるのはちょっと余り納得できないなと思ったんですけど、そういう ことはないっていうことですね。はい。じゃ、いいんですけど。 ○ 議長(岡本正義)川元教育長。 ○ 教育長(川元利夫)それにつきましては、5時から7時までとか、その後、 いわゆる5時後は、今まではシルバーであったり、閉めてあった場合が多いん ですわ。そうすると、市民の利用がやっぱり不便であるとか、だから使いやす いようにしたいんだっていうことで、職員を張りつけることによって、いてい ただくことによって僕は便利になって使いやすくて、やっぱりニーズにこたえ られるんでないかと思います。それは職員として当然だと思いますよ。その公 民館の職員になったからには、その勤務対応っていうことについては自覚して 勤めていただく、当然。僕らだって土曜日、日曜日なんかありませんよ、それ は当然であります、何の不満もありません、当然でありますって。 ○ 議長(岡本正義)畑野議員。 ○ 13番(畑野麻美子)職員っていっても臨時職員、臨時職員も含めて職員 だと思うんですね。 今後のあり方について、すぐに来年度からやってもいいものもあると思うん ですよ。シルバーさんで清掃に入っていて、1日8時間いるところもあれば、 週3日で1日4時間のところもあります。そういうちょっとバランスのとれな いところはきちんと整理した方がいいと思うんですけど、例えば臨時職員、館 長さんと臨時職員が2人入りますよね。そうした場合に、先ほど教育長さんは、 臨時職員はある程度長期勤務することができる人っていいますと、今入ってい る臨時職員の方で大変若い方もいらっしゃいます。最近赤ちゃんができて、ま -173- だ1年目の方もいらっしゃいます。そうしますと、そういう方が7時半まで勤 務することに交代でなりますと、そこまで保育所にも預かってもらえませんし、 そういう不都合も起きるんですよね。専門性の育成も図るって言われましたけ ど、専門性を持ってもらうんだったら、もう私は正職員で雇っていただいて、 しっかり公民館を固めて、まちづくりのかなめにするべきでないかというふう に思いますが、いかがでしょう。 ○ 議長(岡本正義)川元教育長。 ○ 教育長(川元利夫)すべてを正職にしたい、だれでもそう思いますって。 でも、そういかない部分があるのは、僕はご理解いただきたいなと思いますわ。 そうでしょう。 ○ 議長(岡本正義)畑野議員。 ○ 13番(畑野麻美子)正職員にすることがこちらの都合でできないんであ ったら、時間差出勤をするっていう体制ですけども、シルバーの人でも、シル バーの方でもその5時半からの受付は十分に私、できるように思うんですけれ ども。私、今の丸岡町のを見ていますと、そんな受付ができないような方がな っているわけではありませんので。 ○ 議長(岡本正義)川元教育長。 ○ 教育長(川元利夫)今はそういうシステムであったので、非常に市民から の要求があったんですって。だから今、中央公民館としての5つの館だけでも 1回それをやってみたいということであります。しかも、毎日が7時までとか、 1人の職員が、5日のうち毎日7時までとかっていうわけではありませんって。 5日間の中で、あるいは6日間の中で2日だけそういう10時から7時までと か、そういう体制を公民館の中でとっていただくことによって、館長さんも中 に入っていただきながらしていただく。それはその職員の話し合いの中ででき ると思いますし、もう一つ、その臨時職員につきましても、これはまちづくり が今から立ち上がって、特に丸岡、今、進んでいます。まちづくりで一生懸命 やっていただく方の中から、恐らくそういった職員も選んで、いっぱい僕、い るんでないかなと。「よし、まちづくりのために頑張ろう」っていうか、その 人らになっていただくことによって、僕はそれがクリアできるんでないかな。 それがまちづくりの一番いいところやと僕は思っています。必ず「まちのため にやろう」っていう人が出てきて、その人の中から臨職として雇っていただい て、そしてうまく進んでいくんではないかな、そのように希望しています。 ○ 議長(岡本正義)畑野議員。 ○ 13番(畑野麻美子)まちのために頑張ろうっていう人も出てくることは あるとは思いますけれども、やはり若い世代がこれからのまちづくりをしてい くことは大事ですので、公民館で働く人も、やはり若い世代の人たちにも職員 -174- として入っていただきたいし、やはり子育て支援ということで、7時半までの 勤務っていうところは十分に考慮していくことが大事だと思います。 公民館は貸し館ではありませんので、講座をしたり、それから社会教育の場 としても大切なところ、まちづくりの場としても大切なところですので、ぜひ 充実を図る方向でやっていただきたいと思います。 一般質問を終わります。 ○ 議長(岡本正義)次に、7番、前田嘉彦議員。 前田議員。 ○ 7番(前田嘉彦)7番、政和会、前田嘉彦。眠気覚ましのためにちょっと 大きな声でやってみたいと思います。しっかりご清聴のほど、よろしくお願い いたします。 通告に従いまして、まちづくり拠点施設の整備についてと、観光客の増加を 目指しての2点について、坂井市の現状とお考えをお尋ねしたいと思います。 まず、まちづくり拠点施設の整備についてお尋ねいたします。 平成21年4月には、公民館がある23の地区でまちづくり協議会が組織さ れ、スタートしようとしております。当然、まちづくりの拠点施設は、各地区 の公民館であることは言うまでもありません。 昨年の9月議会におきましても、公民館の耐震性について取り上げさせてい ただきました。このとき、昭和56年以前に建設された公民館は、全26館中 16館であり、施設の耐震性については今後とるべき対応を考えていきたいと の答弁を教育長からいただいたのはまだ記憶に新しいところであります。 あれから1年以上経過いたしましたが、まず第1番目に、公民館の耐震改修 はどのようになっているのか、お尋ねしたいと思います。 次に、協働のまちづくりということで、まちづくり協議会が既に設立された 地域や準備段階の地域などがありますが、公民館中心の活動となる中で、これ からの高齢化社会を考える中、トイレの改修も急務と考えられます。洋便器の 設置やバリアフリー化、また、身障者便所など、整備していく必要があるので はないかなと考えられます。 そこで、2番目の質問として、トイレなどの改修計画はどうなっているのか、 お尋ねしたいと思います。 それから、ソフト面につきましては畑野議員の質問と重なっておりましたの で割愛させていただきます。今の教育長の答弁で大体のことはわかりましたの で。 続きまして、観光客の増加を目指すという観点から質問をしたいと思います。 最近、財政面で暗い話題が多いようでありますが、やはり多くの観光客にこ の私たちの坂井市に来ていただければ、地域も活気づき、市民生活や市の財政 -175- 面でも増収につながることは言うまでもありません。 そこで、平成6年から開催されています越前・加賀みずといで湯の文化連邦 推進協議会についてお尋ねしたいと思います。この協議会の目的は、広域協同 プロジェクト制度に基づき策定した、越前・加賀みずといで湯の文化連邦プラ ンを実現するため、対象地域の関係市が協同で事業の推進を図ることを目的と するとなっております。今年は7月26日に一筆啓上茶屋にて第14回目のサ ミットが行われました。現在は、坂井市、あわら市、加賀市の三市による行政 中心の交流と思われますが、この交流を民間レベルまで広げて、民間活力も取 り入れ、さらなる観光情報発信の場として、観光客の増加を目指してはどうか という点であります。 以上、市長並びに関係部長の答弁を求めます。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)前田議員のご質問にお答えをいたします。 私の方から、質問事項のまちづくり拠点施設としての公民館の整備計画及び 公民館の耐震改修計画と、質問事項の2番目の、観光客の増加を目指しての3 点についてお答えをさせていただきます。あとのトイレのバリアフリー計画に ついては、後ほど教育部長の方からお答えをさせていただきます。 まず初めに、公民館の整備計画でございますが、坂井市総合計画の中で、施 設の改修計画として公民館の防水工事、老朽化している冷暖房設備改修工事、 高圧設備関係の改修工事等を挙げております。 2つ目の公民館の耐震計画でございますが、これにつきましても、総合計画 に基づき計画的に耐震診断及び耐震補強工事等を実施していく予定であります。 次に、質問事項2の、観光客の増加を目指してということでございます。 坂井市は、今、前田議員言われたように、加賀市、あわら市の三市で広域協 同プロジェクト制度に基づき、協同で事業の推進を図っていくことを目的とし た、越前・加賀みずといで湯の文化連邦推進協議会を設置をいたしております。 この協議会には観光振興部会、広報部会、歴史文化交流部会、スポーツ交流部 会、イベント部会、見て歩き部会の各部会を設置しまして、それぞれの市が部 会担当市となりまして、他の市と連携をとっていきながら、圏域内の交流事業 を実施をいたしております。 観光振興部会では、ホームページにおけるプレゼントクイズの実施、観光コ ースのモデルプランの紹介、広域観光パンフレットの高速道路のサービスエリ アや道の駅への設置など、三市以外に対しても情報の発信を行い、観光客の誘 致を図っているところであります。観光ニーズの多様化、個性化、宿泊客の減 少など、観光地を取り巻く状況は大変厳しいものがありますが、民間団体等と 連携した魅力ある広域観光を推進し、観光客増加を目指していくことは大変重 -176- 要な課題であるというふうに認識いたしております。 このため、市では現在、商工会、農業団体、漁業団体、林業団体との連携を 図っていきながら、仮称ではありますが、坂井市観光連盟の設立準備委員会を 立ち上げまして、来年の5月設立を目指して協議中であります。また、先般は 観光ビジョン戦略セミナーを開催し、市民の方々にこれからの観光についての 貴重なご意見等いただいたところであります。今後は、越前・加賀みずといで 湯の文化連邦推進協議会の中でも十分協議をしていきながら、広域観光を推進 するとともに、観光客増加に努めてまいりたいと思いますので、ご理解を賜り ますようにお願いをいたします。 ○ 議長(岡本正義)虎尾教育部長。 ○ 教育部長(虎尾誠治)私の方からは、質問事項のトイレのバリアフリー計 画についてお答えをいたします。 まず、トイレのバリアフリー計画でございますが、人にやさしい施設づくり として、和式トイレから洋式トイレへの改修工事を順次実施しております。限 られた財源でございますので、段差解消とあわせた改修までは実施できません が、障害者用洋式トイレを含め、洋式トイレがない公民館から順次改修工事を 実施していく予定でございます。 現在、26館中、19年度に1基改修しました三国東部公民館を除きまして 8公民館が、今、洋式トイレが全くないという公民館の状況でございます。 以上です。 ○ 議長(岡本正義)前田議員。 ○ 7番(前田嘉彦)7番、前田。順番に再質問させていただきます。 まず、公民館の耐震改修、総合計画に基づいて順次やっていきたいと。その 計画がなかなか見えてこないから、このように何度も質問させていただいてい るわけなんですが、これまでの当面の目標は学校ということは十分に私も理解 しているつもりでございます。ただ、どうしても平成21年度からまちづくり 協議会がスタートして、その施設、公民館を皆さんがご利用になるということ で、なるべく早期の対応を考えていってほしいなというふうに考えております。 お隣の福井市などでは多分5年ほど前から耐震診断は行われていまして、昨年 度などでも順番に公民館の耐震化を行っています。 耐震化といいましても、耐震補強をすればびくともしない建物になるわけで はございません。その中にいる人の命が守れるという建物ができるということ になるだけではございますが、その辺、十分に研究していただきまして、早期 実現を目指していただきたいと思います。 2番目に、トイレの改修についてちょっとお尋ねしたいと思います。 教育部長、今、昨年から公民館利用料、取るようになりましたが、昨年度決 -177- 算では大体利用料はお幾らぐらいなものでしょうかね、お願いいたします。 ○ 議長(岡本正義)教育部長。 ○ 教 育 部 長 ( 虎 尾 誠 治 ) 1 8 年 度 決 算 で 、 7 7 7 万 1 ,6 9 0 円 が 公 民 館 の 使用料として計上されております。 ○ 議長(岡本正義)前田議員。 ○ 7番(前田嘉彦)昨年から、公民館が有料施設になってしまったというこ とで、やはりお金をいただく方といたしましても、耐震性の問題、トイレの改 修の問題、重要な課題だと私は認識しております。その777万円、昨年利用 料が入ったもので、順次トイレの整備ぐらいはしていただけないでしょうかね。 そのように一般市民の方も強く望んでいるのだと私は認識しております。 今年ですか、ある公民館まつりであったことなんですが、やはりトイレに段 差がありまして、あいにく天候も何かどんよりとして、ちょっと体調悪いお年 寄りの方がいらっしゃいまして、やはりトイレでつまずいて倒れられたと。大 事には至らなかったので、多分市の方には報告はなかったと思いますが、そう いったこともやはり現実として、その公民館のトイレで起きている。これから 有料化の施設として、やはりきちんとその辺も認識をしながら、市民サービス に努めていただきたいと思いますが、教育部長、いかがでしょう。 ○ 議長(岡本正義)虎尾教育部長。 ○ 教育部長(虎尾誠治)そういった形で利用料をちょうだいいたしまして、 これをその施設の整備に充てたいと考えるのは当然のことでございまして、私 どもも新年度の予算の要求に向けては、そういった要求を申し上げていきたい というふうな予定でおります。 ただ、トイレのみならず全体を見ますと、いろんな設備がかなり老朽化した り、あるいは破損したりという状況でございますので、場合によりましてはト イレより優先する設備をやらなきゃいけないというものも当然ございますので、 それはそれにまた対応していくというふうな予定をしていきたいというふうに 思っております。 以上です。 ○ 議長(岡本正義)前田議員。 ○ 7番(前田嘉彦)なかなか財政が厳しいっていう話ばっかり聞いています んで大変かとは思いますが、21年スタートに向けて、やはり何とか少しでも 改善していただければという気持ちでいっぱいでございます。 あと、公民館施設ですと、当然、もともと建築基準法って昭和25年にでき まして、耐震的な話ですと、昭和46年に第1回目の改正ありまして、56年 に次の改正があったと。56年以前の建物は耐震性が悪いということになって います。当然、耐震性もそのように年度ごとに変わってくるんですね。日本全 -178- 国でいろんな火事があったり、そういった災害があった場合に、消防法なんか も変わってくる。公民館、多分200平米以上の集会施設ということで、物に よって建物の定期調査を行っていると思われます。そのときに消防法なんかも、 何か問題がある施設、当然、毎年法律が変わってくるもんですから、あるんじ ゃないかと思うんですが、部長、いかがでしょうか。 ○ 議長(岡本正義)虎尾教育部長。 ○ 教育部長(虎尾誠治)手元のちょっと資料では、26館あります公民館の うちで、7つか8つだけはそういった指摘が、ちょっと少ないように思います が、あとすべて、消防法の指摘を受けているというふうな状況でございまして、 こ れ を 大 体 集 計 い た し ま し て も 、 1 ,3 0 0 万 ほ ど の 予 算 に な る と い う ふ う な 状況でございまして、順次解消にあたっているところでございます。 以上です。 ○ 議長(岡本正義)前田議員。 ○ 7番(前田嘉彦)やはり施設が老朽化していくと、いろんなやっぱり改修 が必要かと思います。 一般的に、鉄筋コンクリートの建物は大体耐用年数60年と。これ、固定資 産税の税法的なものと、あと、建物の実際のコンクリートの耐用的なものとあ わせて大体60年ぐらいって言われていますが、小まめに改修をされれば10 0年でも150年でももつんだと思います。ですから、このこういった改修が 一番大切かなというふうに私は認識しておりますので、ひとつその辺を含めな がら早急な対応をお願いしたいと思います。 それから、来年度から職員体制、新体制になるということで、当然、先ほど 聞いていますと、何か人数がふえる公民館もあるみたいなちょっとニュアンス でお聞きしたのですが、人数がふえた場合に、現有の公民館の事務所で対応が できるのでしょうか。その辺がどのように判断されているのか、教育長なり教 育部長なり、もしわかる範囲でご答弁願えばと思います。 ○ 議長(岡本正義)虎尾教育部長。 ○ 教育部長(虎尾誠治)すべての公民館が余裕のある事務室ではございませ んので、大丈夫ですと完全に言い切れるわけにもいかないところはあるかもし れませんけど、何とかお願いできるんじゃないかというふうに考えているとこ ろです。 以上です。 ○ 議長(岡本正義)前田議員。 ○ 7番(前田嘉彦)もし何か問題が出れば、また速やかに対応してあげてほ しいなということで、お願いにしておきます。 続きまして、みずといで湯文化連邦を利用した観光客の増加を目指したらど -179- うかということでございますが、日本国内、どこを旅行しても、最近やはり中 国語系のお客様が非常に多いということで、やはり随分中国は高度成長ととも に、海外旅行客もふえてきたなと。今後もますますふえるのではないだろうか ということで、せっかくここ、北陸唯一の最高の温泉場、加賀温泉郷、そして 芦原温泉、三国温泉というふうに、このみずといで湯の文化というのは非常に よいものを持っているんじゃないかというふうに思われます。 ですから、行政レベルでだけ交流をするんじゃなくて、民間レベルでも交流 をしていただき、その民間の知恵もかりながら、最近ですと、たまに小松空港 にチャーター便が香港から来たって何かニュースで聞いたのかな。それから、 当然輪島の方にもチャーター便で入ってくると。外国からお客さんが入ってく る。このみずといで湯文化連邦でそういった受け皿をやはりつくっていただき たいと、そして少しでも地域の活性化につなげていただけたらどうかと思うの ですが。 福井県の観光振興課のホームページなんかを見ますと、最近の観光客、福井 県の状況、ざっときのう見てまして、坂井市は福井県でナンバーワンの観光客 数を誇ると。これは非常に誇れることで、470万人ぐらい年間訪れてくれて いると。お隣の福井市で270万人ぐらいですから、なかなか坂井市はそれな りのものを持っているなということを感じ取られます。芝政ワールドが年間1 5 0 万 人 、 東 尋 坊 1 0 9 万 人 、 越 前 竹 人 形 の 里 3 0 万 4 ,0 0 0 人 、 丸 岡 城 3 0 万 1 ,0 0 0 人 。 この辺が30万以上の観光地ではございますが、福井県の観光の状況を、観 光客の入り込み数の状況を見てみますと、平成元年、大体850万人ぐらい、 平成17年で915万人ぐらい、若干平成元年と比べると人数はふえているの ですが、県外からの観光客は平成元年のときに530万人、そして平成17年 で420万人と、やはり110万人ぐらい落ち込んできております。宿泊客で 見ますと、平成元年には364万人、平成17年には246万人と3分の2に 落ちてきています。やはり何か観光的なことをアピールしていかないと、埋も れてしまうんじゃないかなと。その主な観光客、やはり多いのは関西地区です ね、172万人、中京地区で119万人、関東地区になりますと残念ながら2 4 万 4 ,0 0 0 人 。 や っ ぱ り 関 東 に は ち ょ っ と ア ピ ー ル が 足 り な い の か な と い う感じはいたしております。 今年の1月に政務調査で東京へ行ったときに、たまたま福井県の事務所を訪 ねまして、そのときに、京王百貨店の新宿店で、1月25日、福井県越前若狭 の物産と観光展っていうのがありまして、私ものぞかせていただきました。当 然、越前ガニも置いてございましたし、越前そばもございました。やはりそう いうふうにPRしているのを見ると、私も勇気づけられますし、非常にありが -180- たいなというふうに考えています。 そこで、今、市長にお尋ねしたいのは、みずといで湯文化連邦をいかに今後 活用されていく気持ちがあるのかどうかというのを再度お尋ねしたいと思いま す。 それから、産業経済部長、坂井市が年間に物産展に負担している負担金って 幾らか、わかったら教えていただきたい。 以上、お願いいたします。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)今、前田議員、いろいろ言われたわけでございますが、 特に、越前・加賀みずといで湯の文化連邦推進協議会というのが、たしか平成 6年からスタートして、約今14回目になっているというふうに思います。 だからこの間、丸岡でも今、最初は丸岡とあわらと、春江は入ってなかった ですね、三国と加賀、山中と、一市五町ですか、で始まったのがもう。そうい った中で、もちろん、今これが三市を見ても、やはりメインは観光なんです、 確かに。まして、この坂井市っていうのは言うまでもなく温泉もあり、海もあ り、農産物も、坂井平野もありますし、本当にあらゆる面で観光を誘致しても、 いろんなものがそろっているということで誘致しやすい条件にあるわけでござ いまして、そういった中で、今までもそういう観光をテーマとしたそういう会 議とか、もちろん今までにおいても、特別民間を巻き込んだっていうのは今ま ではないわけでございますが、いろんな民間というか、地域の人に参加をして いただきながら、こういう観光面においても推進を図っていきたいというふう に思っております。 そういった中で、時代も年々変わると同時に、観光客のニーズも変わってい ます。まずは、やはり例えば地元の三国で言いますと、今まではずっと通過型 で来た。これからは滞在型観光を目指していくことがやはり望ましいんじゃな いかなというふうに思いますし、もちろん先ほども冒頭でお話しさせてもらっ たように、この観光についての設立準備会を来年の5月にすることになってい ます。それの団体というんか、そういう観光業界といいますか、それも含めて いただきながら観光の推進に全力を傾注していきたいというふうに考えており ますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○ 議長(岡本正義)松下産業経済部長。 ○ 産業経済部長(松下義隆)今、前田議員さんのご質問の件ですが、まこと に申しわけありませんが、細かい数字は現在手持ちにありませんので。ただ、 商工費の方で物産展って明示されている額では、平成18年度80万相当額を 物産展参加旅費としてしております。そのほか、出展に伴う経費っちゅうんで すけど、出展に出していただくのは、地元の物産を持って行くために、そこに -181- 依頼する、あるいは品物だけを借りていくっちゅう形の中で、出面の関係で、 旅費とか日当とか、それで変わってきておりますので、細かい明細は予算書で はちょっと把握できませんので、ご了承をお願いいたします。 また、先ほど、宿泊数が減ってきているっちゅうご指摘ありましたが、だか ら今、残す宿泊を求めていく施策を、先ほど市長の方から答弁あったように、 戦略セミナーの中で討議をするような形も相成っております。これについては 12月2日に文化未来館で戦略セミナー、あるいは個人討議等、グループ討議 等をしながらやっております。その席には、議員さん、4、5名来ていただき ましたが、グループ討議には2名ほど入っていただきました。また、1月20 日には第2回としてやっておりますので、議員さん方もその立場に、今度はハ ートピアで実施するような形に周知宣伝をさせていただきますので、参加方、 また別な立場からご教示いただければ幸いと思いますので、よろしくお願いい たします。 以上でございます。 ○ 議長(岡本正義)前田議員。 ○ 7番(前田嘉彦)今、部長からおっしゃっていただいたのは、この坂井市 観光ビジョン戦略セミナー参加者募集っていうこれですね。12月2日の日、 みくに文化未来館でありました。1月20日が今、ハートピア春江、それから 2月24日が城のまち会館、この3回。確かにこの観光ビジョン、商工観光課 の方も一生懸命頑張ってらっしゃるんだなというふうに思っています。また、 坂井市観光ビジョン戦略事業ということで、そういった計画も今つくられよう としています。できれば私、その中に、やはりいかに福井港を利用した、客船 が入ってきたり、小松空港で海外からの人を少しでも受け入れられるような体 制づくりを、そういった戦略事業の中で考えていけないかなということをお願 いしたいと思います。 それから、今、物産展、約80万円ぐらいというお話でございます。10月 ですか、決算特別委員会で平成18年度の決算を見ていて、やはりその中で決 算委員の中から指摘があった中に、歳出に占める商工費の割合が非常に少ない んじゃないかというご指摘がございました。坂井市の場合は歳出に占める商工 費 の 比 率 が 1 .8 % で ご ざ い ま す 。 お 隣 の あ わ ら 市 を 見 ま す と 2 .8 % 、 福 井 市 は 3 .9 % 。 県 下 9 つ あ る 市 の 中 で 、 商 工 費 の 比 率 が 最 も 低 く 、 1 % 台 は 坂 井 市だけでございます。これはですね、やはり今後のまちの活性化、企業誘致、 きょうありましたね、そういう話も。観光客誘致、これは大切な問題だと思う んですよね。だけど、商工費がなければ、部長、なかなか頑張りたくても頑張 れ な い と こ も あ る ん じ ゃ な い か な と 推 察 す る ん で す が 、 1 .8 % で い か が で し ょうか、部長。 -182- ○ 議長(岡本正義)松下産業経済部長。 ○ 産業経済部長(松下義隆)議員さんのおっしゃるとおりでございます。お 金あれば、何でもできます。 ただ、決算の総括審査でしたか、産業経済の決算委員会でしたか、ある議員 さんから質問があった中で答えさせていただきましたが、18年度の決算につ きましては、3月20日に合併して、そのときの18年度暫定予算を決めまし て、この本予算のときには編成方針が出ておりました。旧町時代からのどうし てもしなければいけないこと、ほか、最低限のことで予算を編成。予算に基づ き我々は執行しておりますので、新しい新規なものが特別ない限り出てきてお りませんので、そのような形にも少し影響していると思います。ただ、19年 度につきましては、企業立地助成金とかいろいろして、企業もふえてきている と思いますので、助成金の支出だけの現在はなっているかと思いますが、少々 なりともふえている可能性はありますので、この点も一部ご理解をお願いをし ます。 以上でございます。 ○ 議長(岡本正義)前田議員。 ○ 7番(前田嘉彦)非常に厳しい財政の中でも、まちをやっぱり活気づかせ るためには、この辺、どうかひとつやはり市長としても考えていただいて、先 ほどのみずといで湯の文化、平成18年度決算でいけば約183万円、決算出 ておりました。民間レベルでの交流も考えていくんであれば、先ほど坂井市観 光連盟が5月設立ということで、その設立と同時に、ぜひその民間活力、やは り民間の人って、割と経営的にはピッとアンテナがなかなか高いんじゃないか なという感じもしますので、その辺の予算組みも考えながら、全体の商工費の 底上げも考えていただいて、これから活力ある坂井市になっていただくように、 ぜひ来年の予算を検討していただきたいのですが、最後に市長の答弁を求めた いと思います。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)商工だけでなしに、全体的ないろいろな課題も山積をい たしております。だから、パーセントだけじゃなしに、予算的にはパーセント だけじゃなし、やっぱり中身の問題だというふうに思っていますし、もちろん 今 、 商 工 費 の 問 題 、 1 8 年 度 は 1 .8 % っ て い う こ と で お 話 し さ れ た わ け で ご ざいます。予算が多ければいいっていうもんじゃないし、やはり中身の充実し たものにしていくことが大変重要かなというふうに思っております。そういっ たことを十分かんがみ、考えていきながら予算編成にあたってまいりたいとい うふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。 ○ 議長(岡本正義)前田議員。 -183- ○ 7番(前田嘉彦)終わります。 ○ 議長(岡本正義)ここで、2時25分まで暫時休憩いたします。 ○ (午後2時18分 休憩) (午後2時27分 再開) 議長(岡本正義)休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 2番、松本朗議員。 2番、松本議員。 ○ 2番(松本 朗)日本共産党の松本朗です。 私はPFI事業による学校建設の問題点と、通学バス支援問題について、9 月議会に続いて取り上げます。教育長としっかり議論を深めたいと思います。 最初に、PFIによる学校建設問題でありますが、坂井市は中学校4校の建 設を同時着工することにしています。この事業をPFI方式によって行うか否 かを今年度中に決定することにしています。しかし、このPFI方式による事 業については懸念される問題、疑問点があります。 PFI事業とは、民間の資金、経営能力を活用した公共施設等の整備を促進 するという目的で、政府が1999年に民間資金等の活用による公共施設等の 整備等の促進に関する法律、いわゆるPFI促進法をつくり、強力に進めてお り、当議会でもこの制度の活用を求める発言もあります。 しかし一方で、これは公共施設の企画、設計、建設、管理、運営のすべての 過程とその契約において事後チェック方式を適用する。つまり、民主導の事業 形態であり、必ずしも事業縮減につながらないだけでなく、議会や住民の関与 が形骸化するなどの問題点も指摘されています。 去る11月13日、学校整備特別委員会が滋賀県の野洲小学校を視察しまし た。私はその一員として参加をいたしました。野洲小学校は2003年着工、 2004年完成し、PFIにより建設管理されています。視察に対応されたの は教育総務課長と補佐の職員ですが、率直な対応をされたと思います。印象に 最も残ったのは、学校建設はPFIの事業に合わないとの言葉でした。この発 言には実感がこもっていました。この発言にはPFIの制度上の根拠がありま す。PFIは建設、管理、運営を一体のものとして行うことによって経済性の メリットがありますが、学校は、当然のことながら、建設をした後は市が管理 するものであります。 そこで、幾つかPFI問題についてお尋ねします。 1つは、バリュー・フォー・マネー、いわゆるVFMの問題でありますが、 実際にこのバリュー・フォー・マネーについて、安上がりになったのかどうか の検証はできないのではないでしょうか。このことについて、私は視察の際も 野洲市の側に聞いたわけですけども、野洲小の場合は、このVFMが16%の -184- 見込みであったと説明がありました。つまり、通常の建設コストよりも16% 安くPFIだと事業が行えると、建設管理コストですね、行うというものであ りました。その検証ができるのかというふうに説明しましたが、担当者の方は、 VFMはアバウトで検証はできないとの回答でありました。 そこでお尋ねしますが、仮に市がPFIを行うことがあるのならば、このP FI事業を行うか否かの大前提としてVFMについて検討するわけであります けども、これを、VFMについて検討できる資料を議会にも、事前に市が判断 する前に提出するべきだと考えますけど、いかがでしょうか。 VFMが幾らになるのかということをコンサルタントに発注するわけですが、 この可能性調査に対する市としての正確な判断というのが本来は不可欠であり ます。しかし、その判断の正確さをいかに確保するのですか。この点について お尋ねします。 3番目は、このPFI事業を行うことによって、施設が必要以上に豪華にな る傾向があるということです。実際、野洲小学校も当初の予定よりも大きく事 業費が膨らんだ、豪華な建物になったということでありました。さらに、PF Iがゆえの危険もあります。PFIを請け負った事業者に対する税の優遇、あ るいは事業者が破綻した場合のそのリスクに対する対策、これをどのように考 えますか。事業者責任をどのように明確にできるでしょうか。その方針を明ら かにしていただきたいと思います。 次に、施設が学校の使用条件を変更するものについてはSPC、スペシャ ル・パーパス・カンパニー、特定目的会社という、中心的な各企業が集まって いる会社でありますが、ここと協議をしなければならないということでありま す。野洲小学校の場合は、施設が新しいということもあるのかもしれませんが、 学校の中に幾つもの部屋が、スリッパも、あるいは子どもたちはズックも脱い で使用しなければならない部屋がありました。これについては、学校の先生は 実は困っているんだと。スリッパのまま使えるようにしたいっておっしゃって いましたが、これをそのようにするのにも、SPCの協議項目の中に入ってお りまして、協定項目の。そういう問題が支障になっているようでありました。 つまり、使い勝手の自由度が低くなるという懸念がありますが、この点につい てどのように考えますか。 最後の問題点として、市には、坂井市は公共工事の、小規模公共工事に対す る登録制度というものも持っています。残念ながら、余り活用が現在のところ されていませんが、簡単な工事でもPFIで行うことになれば、このSPCに 入っている業者が、いわゆるコンソーシアムという企業集団でありますが、こ こに加入している業者が行うことになります。つまり、PFIを行うことによ って、今後20年間施設の管理について請け負う場合に、特定の業者にこうい -185- う管理、改修作業が固定されることになるわけです。今、坂井市にたくさんの 業者がいて、これがまさにここ坂井市で生活しているわけですけども、こうい う方々には整備改修事業が回らない、一部の特定の業者に偏ることにならない でしょうか。ましてや、地元業者が請け負うことの保障もないわけであります。 この点についてお尋ねをします。 次に、通学バス問題であります。 通学バスの経費と財源について、9月議会でも取り上げました。やはり通学 バス問題というのは、この経費の問題、あるいは坂井市としての財源の問題、 事実は正確にした上で、その上で保護者負担について検討するべきであります。 具体的には、通学支援事業を行うことによって、市は1億円の経費が要る、 かかるということは説明してありますが、増額される交付税がどの程度になっ ているかについては明確な説明をされていません。ところが、通学バス問題検 討 委 員 会 で は 、 こ の 点 に つ い て 検 討 さ れ た 形 跡 が あ り ま せ ん 。 小 学 生 2 ,0 0 0 円 、 中 学 生 3 ,0 0 0 円 の 根 拠 は 、 報 告 書 の 中 の 6 番 で 、 保 護 者 負 担 金 の 考 え方についてで示されていますが、そこでは1日1往復、月20日間で1回ワ ン コ イ ン と い う 考 え の 1 0 0 円 で 、 1 カ 月 に 4 ,0 0 0 円 と し 、 そ の 半 額 と い う こ と で 2 ,0 0 0 円 と い う 額 が 導 き 出 さ れ て い ま す 。 教 育 委 員 会 が こ の 間 行 った保護者説明会の中でもこの見解が示されました。ここにも交付税について の認識が全く考慮されてないことが明らかであります。 9月議会の私の質問についても、その答弁は明確さを欠いていました。私は 保護者説明会に、三国、坂井、春江と、7回のうち4カ所に参加をしまして、 春江町の説明会の中では、この交付税問題について少しだけ質問をしました。 その後、若干交付税問題については説明をされているのはいるんですけども、 明確な説明ではなくて、よくわからない、聞いている側もよくわからないので はないのかっていうふうに思います。 言うまでもなく、交付税額というのは、基準財政需要額と基準財政収入額と の差であります。ここで需要額は、通学支援事業を行わない場合はゼロであり、 実施する場合には、その分の需要額がそのまま交付税額の増額になります。つ まり、支援事業に対する交付金と同等であるとみなすことができます。 そこでお尋ねしますが、市が来年9月以降計画している通学バスの支援事業 を行うことによって、交付税に算入される基準財政需要額の算入額は幾らにな りますか。 2番目、総経費から算入額を差し引いた額は、市の一般財源で対応すること に市民の理解が得られない額でしょうか。 3番目、交付税について、保護者に説明を十分なされなかった。すべての説 明会で今後、正確に説明をするべきでありますが、いかがですか。 -186- 4番目、ある保護者説明会では、バスを利用するかどうかについては、そこ の通学班、地域で話し合って決めればよいとの回答でありました。それは当然 のことだと思うわけですが、その回答を聞いた保護者の方は、地域で決めろと いうのなら、教育委員会が地域に来て説明をするべきではないのかとの指摘が ありました。私は当然の声だと思いました。その質問に対して、教育長はどの ように受けとめましたか。 5番目、私は決算委員会などでも指摘をしておりましたが、やはりこの問題 は、単に現在の保護者あるいは自治会長だけが理解すれば済む問題ではなく、 将来の保護者や関係者である地域住民全体に説明をし、納得を得なければだめ な大きな大転換の方針だと思うわけです。住民全体に改めて説明をすべきだと 思いますが、いかがでしょうか。 以上の点について、最初の質問といたします。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)まず、私の方から、松本議員のPFIに関する1番目の、 バリュー・フォー・マネーと、2番目の税の優遇、リスク管理のご質問にお答 えをし、あとのご質問に対しましては教育長の方からお答えをさせますので、 よろしくお願いいたします。 まず、PFIでは民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して、効率 的・効果的に質の高い行政サービスを達成することを目的といたしております。 このため、導入方針決定の際には、従来の事業方式とPFI方式の事業を比較 検証することとされておりまして、バリュー・フォー・マネーの達成が確認で き、かつ実現可能であると判断された場合には、PFI方式を導入する仕組み になっております。 4中学校施設整備にあたり、校舎の耐力度調査などにより、早急に施設整備 をしなければならないところから短期かつ並行的に整備を行うため、財政負担 の平準化の面から、有効的な事業の1つの手段としてPFI導入可能性調査を 今年度実施しておりまして、現在、基本構想、基本計画の細部にわたる検討や 基礎データ等の収集、事業形態の検討を行っているところであります。バリュ ー・フォー・マネーの検証につきましても、先進事例や過去の学校建設データ などを活用するとともに、議会に資料を提示し、ご理解を得ながら適正に判断 していきたいというふうに考えております。 2番目の質問であります税の優遇につきましては、民間事業者がみずから資 金調達を行い、施設の所有権を持ち、事業期間終了後に所有権を公共に移転す るいわゆるBOT方式の場合は、不動産に関する諸税、不動産取得税や固定資 産税などに減免措置があります。施設建設後、所有権を公共に移転するいわゆ るBTO方式の場合は、不動産に関する諸税は非課税となっております。また、 -187- 特定目的会社、いわゆるSPCの法人に課せられる税として、法人設立時に負 担する登録免許税及び法人税等がありますが、事業スキームなどの形態により 節減されるケースもあるというふうにお聞きをいたしております。 また、破綻リスクについては、官民が破綻事由ごとに、あらかじめ契約にお いて具体的かつ明確に取り決めておくことが重要でありまして、予防策として 会社の経営状態の把握、モニタリングなど、適切なリスク管理が必要であると 考えます。 ○ 議長(岡本正義)川元教育長。 ○ 教育長(川元利夫)松本議員のPFIに関するご質問で、3番目の、既存 の学校と整合性を図る必要性があるのではないのかということについてお答え をいたします。 PFI事業では、発注者である市が、要求水準書の中で施設の整備水準を規 定をいたしまして、事業者が施設設計案を提案するものでありますから、既存 の学校との整合性に配慮しつつ、一定の品質確保とコスト縮減ができる審査基 準を考えていく必要があると考えています。 4番目と5番目のご質問につきましては、PFI事業者を募集する際に、地 元企業も含める要件を入れることが可能であることや、学校生活に支障を来す ことがないよう、また、先進事例のように、使い勝手の自由度が低くなること がないよう十分注意しながら、官民の役割分担を十分に検討していかなければ ならないと考えています。 続きまして、通学バス問題に対するご質問について、再度お答えをいたしま す。 まず1番目の、需要額算入額についてでありますが、現在、通年で運行して い る 小 中 学 校 ス ク ー ル バ ス 5 台 に 係 る 算 入 額 は 約 2 ,8 0 0 万 円 で あ り 、 新 た なスクールバスの増大による算入額は相当の額になります。 〔「幾らですか」と呼ぶ者あり〕 ○ 教育長(川元利夫)これはまだはっきりわかりません。 普通交付税の算入の基礎数値となるスクールバスの台数については、これか ら申しますように、5月1日現在に通学バスとしての年間を通じての登校・下 校のために運行されているバスの台数でありますので、平成20年9月から新 しい通学支援の実施によってスクールバスの運行台数がふえた場合も、普通交 付税算入額として計算されるのは21年度分からということになっています。 2番目の、なぜ有料化に固執するのかとのことでありますが、今回の基準で は、一定距離以上の地区を支援対象としたものであり、この限られた地区にの み多額の公費を投入することから、ご理解をお願いするものであります。 また、今回の基準については、通学距離が遠距離であることと、通学路にお -188- ける安全・安心の面からも、一定距離以上の地区を対象に通学支援を実施しよ うとするものでありまして、支援対象となる保護者すべてにとって公平な負担 となる定額にしたいと考えています。 また、この通学支援に係る費用を公費のみで賄うとするならば、利益を受け ない人、つまり通学支援の対象外となる地区の人や、通学バスに乗らない人た ちにも費用を負担させることと同じになり、住民の負担方法としては公平を欠 くことになるのではないかと思います。こうしたことから、通学バスの運行に より利益を受ける人に、バス運行経費の一部を負担していただきたいと考えて おります。全体にかかわる4割だと思います。 3番目の、交付税について保護者に説明すべきであることにつきましては、 一般の市民の方には専門の内容になり、かえって理解しにくい面があると思い ますので、説明会では随時簡単に説明をさせていただいているところでありま して、詳しく説明すればするほどわからなくなるのではないかというおそれが あります。 4番目の、地域に出かけて説明が必要ということにつきましては、市内9会 場で関係保護者や自治会長さんにご案内をさせていただきまして、去る11月 からこの12月にかけて説明会を実施しているところでありまして、きょうあ す、丸岡町で行いましてすべてが終了するということになります。しかし、各 地でもう少し説明をしてほしいという要請があれば、今後検討を重ねていきた いと考えています。 最後に、松本議員さんにおかれましては、幾度となくこの説明会にご出席を いただきまして、励ましていただいていることにつきまして厚くお礼申し上げ て、答弁とさせていただきます。 〔「どういたしまして」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)松本議員。 ○ 2番(松本 朗)再質問、行います。 市長の答弁の中で、バリュー・フォー・マネーについて、行政が判断する際 の正確さをどのように求めるかという私の質問に答えられませんでした。 これ、極めて難しいと思うんですが、しかし、そういうものがなければ、コ ンサルタントの言いなりで、大体基本的なその計算式は、国のやっている計算 式ではバリュー・フォー・マネーが出てくることになっているんですから、そ の点についてはどのように正確さを確保するんですか。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)バリュー・フォー・マネーというのは専門的な用語であ りまして、今、中学校の学校建設、一応といいますか、予定では23年から2 4年に建設していこうということで、PFIと関連してこういうBTOとかバ -189- リュー・フォー・マネーとか、またSPCとか、いろんなこういう専門的な用 語が出ているわけでございまして、こういうバリュー・フォー・マネーの中身 言いますと、このPFIにおける最も重要な概念の1つであって、税金の使用 価値を最も高めようとする考え方でありまして、PFI手法で実施した方が従 来型手法で実施した場合よりも支払いに対しての価値の高いサービスを供給す る場合、PFI事業の方にバリュー・フォー・マネーがあるという、これが国 のPFI基本方針における特定事業の選定基準となっているということでござ いまして、こういった中で今後、こういったものをPFIにしていくにもどう いう問題点があるかっていうのを今後、検討していくべきであるというふうに 考えております。 ○ 議長(岡本正義)松本議員。 ○ 2番(松本 朗)今の段階では答えられないということであります。 非常にここは大きな問題があるということでありますが、その点について明 確な、こちら側の、発注側のそういう根拠がなければ、このPFIを使う、P FI事業でやろうという判断に大きく前進することはやめるべきだというふう に思います。 PFI事業っていうのは、わかりやすく言えばですよ、この90年代に日米 構造協議というものがあって、13年間に650兆円もお金を使えという約束 をして、この地方自治体は地域総合整備事業債っていう一般単独事業で、借金 をどんどんしてでもいいで公共事業を行えということで、今現在、全国の地方 自治体が借金だらけになっています。 今、財政が大変厳しくなったと、すべての自治体が。そういうところで一般 建設事業がなかなかできないと。それを、しかし、それでも財界、ゼネコン業 界は事業を確保したいと、そのために編み出したのがイギリスが発祥したもの でありますが、PFI事業であります。これは、まさにゼネコンの戦略として PFIというものは具体化されています。法律を読んでもまさにそのPFI事 業者にとって非常にやりやすい、敷居を外す、それから規制緩和をどんどん行 う、公共の用地もみんな提供してもオーケーにすると、法改正を何回も繰り返 して、そのように法整備を、推進側にとってまさにPFI促進法の名のごとく 行っているわけです。 99年7月に法律をつくった後、翌々年の11月に公共施設等の管理者に、 衆参両院議長や最高裁長官とか、あらゆる機関、三権すべてをPFIの事業の 対象としたり、行財政財産を貸し付け、地上権の設定をできるとか、行うと。 まさに行財政財産が、行政財産が無期限に使用可能になったと。 コスト削減、質の高い公共サービスの提供を名目としながら、公共事業を官 の責任から民の商売に変質させるという危険が非常にある制度であると思いま -190- す。なぜなら、PFIは民間が行うからであります。最初の建設コストを低く 抑えるために、まさに坂井市なんかは当面の中学校建設事業費がなかなかつく れないと。だから、差し当たりの建設事業はのどから手が出るほど欲しいと。 しかし、今後20年間メンテナンスのコストとかずっとかかっていくと。結局、 最終的には高くつくかもしれないという代物でありますので、まさに本質的な ところをしっかり見きわめて慎重な判断をすることが求められると思います。 それから、教育長答弁されたPFI関連のことですが、地元の業者をSPC に入れるのを条件にするということをおっしゃいました。しかし、それでもS PCに入った、つまり請け負ったSPCの中に入った地元業者しか潤わないわ けですよね。PFIでやらなければ、今後20年間、いろんな改修の機会があ るときに、地元の業者がいろんな参入の条件が出てくるということもあります し、大もとでは基本的にゼネコンというものが全体を仕切っているという構図 があるわけですから、その点についてもしっかりと考慮をすべきだと思うんで すが、どうですか。 ○ 議長(岡本正義)教育部長。 ○ 教育部長(虎尾誠治)教育長にかわりまして。 おっしゃるとおり、契約の条件として、地元の業者のSPCの参入というん ですか、構成を条件としたいという中においては、それは幾らかの数の制限と か、あるいは場合によっては、地域を限ってとかっていうこともできないこと もないんかもしれないと。ここのところはまだ未定の部分でありますので、積 極的なそういうふうな導入は図っていく必要があると思っています。 以上です。 ○ 議長(岡本正義)松本議員。 ○ 2番(松本 朗)じゃ、次に、通学バスの問題でありますが、教育長の答 弁は、基本的に9月議会の答弁を踏襲したものであり、基本的に進んでないと 思っているんですね、認識が変わってないと思っているんですね。じゃ、それ でいいのかっていうことを私はかねがね言っているわけです。 私も保護者説明会に行きまして、一番強く感じたのは、保護者の方が、お金 の 問 題 よ り も 、 何 で う ち の 地 域 は 1 .5 キ ロ か ら 欠 け る 、 今 ま で 乗 っ て い た 木 部東小学校の父兄の方は、木部東地区の方は、バスに乗っていたのに乗れない の か と か 、 春 江 町 の 西 長 田 も 同 じ で す け ど 、 そ う い う 問 題 。 そ れ か ら 1 .5 キ ロと2キロの差で高学年になると乗れなくなるけど、これは困るとか、そうい う切実さが一番強く感じました。これは親の気持ちとして当然だと思いますが、 と同時に、思ったより負担が安いと発言もあった一方で、やはり共働きでない う ち で は 月 2 ,0 0 0 円 も 大 変 重 い ん だ と い う 発 言 も あ り ま し た 。 やはり冬の間、通学が大変だっていう親の気持ちっていうものは、どうして -191- も金の問題よりも優先するというのが、これは基本的な親の気持ちだと思うん ですが、しかし、現実問題として、金の負担というのは大きな問題であると思 うわけです。逆にいえば、そういうお金の問題を持ち出しにくいというところ があったんではないかと思います。 一番焦点の交付税問題に行きますけどね、ちょっと議長の許しを得てこうい うものをつくりました。初めての試みで、大変小さくて見にくいかもしれませ んが、教育長は元気もよくて耳もいいし、目もいいと思いますのでよく見てく ださい。 これで、言いましたように、交付税額というのは基準財政需要額から基準財 政収入額を引いた額です。これはどんな場合でもそうなんです。こちらの表は、 平成17年度の普通会計の決算ベースのグラフでありまして、基準財政収入額 が103億円、つまり、マイナス103から出発して、YイコールXマイナス 103というグラフです。つまり、基準財政需要額がふえればふえるだけ、1 03からどんどんプラスになっていくと。基準財政需要額が103億円になっ たらちょうどゼロ、つまり交付税はゼロです、基準財政需要額が103億円な らば。ところが、平成17年度は、基準財政需要額が157億円ですので、交 付税額54億円となりまして、これは決算の資料に、決算カードの中にも出て います正確な数字であります。 つ ま り 、 こ の 平 成 1 7 年 当 時 は 、 バ ス 事 業 は 多 分 二 千 数 百 万 円 か 3 ,0 0 0 万円程度だったと思います。四町合わせて。それを仮に、それからさらに今の 説明ですと、交付税額、わからないっていう答弁をされましたが、これは非常 に無責任だと思うんですよ、通告をしているのに。21年度でいいんですから、 5月時点で、来年の平成21年の5月時点のバスの状況を、基本的な今の計画 に合わせて計算すれば、交付税参入額、需要額の算入額っていうのは計算上出 るはずなんですね。それを足せば、当然にして、このグラフのように一直線な んですから、その分、需要額分交付税がふえるんですよ。ということは、事業 を行わないことに比べて、事業が行った需要額は、そのまま事業を行ったこと に対する交付税の増収になるわけですね。そうしますと、多分、今、通学バス は、先ほど教育長答弁された二千数百万円の需要額というのはバス5台、これ が 十 数 台 に な り ま す 、 2 倍 以 上 で す よ 。 6 ,0 0 0 万 円 程 度 の 交 付 税 額 が 増 額 されるというふうに見込むのが普通の考え方です。1億円の経費のうち、6, 0 0 0 万 円 の 交 付 税 が 来 れ ば 、 残 り 4 ,0 0 0 万 円 で す 。 6 ,0 0 0 万 円 、 残 り 4 ,0 0 0 万 円 で す ね 。 1 0 3 億 円 の 基 準 財 政 収 入 額 が あ る 自 治 体 で す 。 つ ま り、普通税で113億円、平成17年度ありましたけどね。問題は、いろんな 坂井市が事業を行っていて、市民税などの普通税をどのように割り振るのかと いうのが市の施策なんです。それを教育長、この間も同じことをおっしゃって -192- いますが、バスに乗らない人とか、バスに乗らない家庭とか、子どもを持たな い人とか、そういう方の負担もすることになるっていう考え方は、そもそも論 理上間違っているんですよ。そんなことにお金を使っているんじゃないんです。 百十数億円の普通税、それをどこにどう使うのかっていうのが行政の仕事なん で す よ 。 1 1 0 億 円 の 事 業 の う ち で 、 お 金 の う ち で す よ 、 そ こ か ら 4 ,0 0 0 万円通学バスの支援に使うということなんです。学校建設が何十億円も使う、 道路1本つくるのに、9億円も10億円も使うと、これもみんな同じ税金で使 うんです。 で は 、 義 務 教 育 の 通 学 事 業 に 、 そ う い う 税 金 を 年 間 4 ,0 0 0 万 円 投 入 す る のが本来の自治体のあり方として正しくないのか、使い過ぎなのか、市民の理 解を得られないのか、そういう問題でしょうか、いかがですか。 ○ 議長(岡本正義)虎尾教育部長。 〔一般質問用タイマーのブザーが鳴る〕 ○ 議長(岡本正義)それだけ答えてください。 ○ 教育部長(虎尾誠治)ちょっと用意はしてきたんですけども、時間がない みたいなので、簡単に申し上げれば、そういった増加需要額は、バス1台あた り 、 普 通 交 付 税 上 5 6 4 万 7 ,0 0 0 円 と い う の が あ り ま す の で 、 例 え ば 1 台 ふえればこの数字が交付税上は増額になると、需要額として増額になるという ことはいわゆる既定の話でございます。 おっしゃるとおり、これは需要額の算定であって、全く新しい形で需要額が ふえれば交付税にする分だというお話は、それは間違いはありません。 ただ、問題は今後段で言われたように、そのすべてがスクールバスの運営費 に回されるのかということになると、話は別だというふうに私どもは理解して います。というのが、お考えのとおり、交付税上算定しています基準財政需要 額でくくった額、あるいは収入を割り返してつくった標準財政規模っていう、 団体のその規模があります。あるいは、一般会計の予算の額ですね、これ、簡 単に言いますと、一般会計の予算から見りゃ、基準財政額で絞った数字なんて いうのは3分の1ぐらいの規模であるわけですね。その差額っていうのはすべ て税金で、あるいは国庫支出金、あるいは起債等で賄われているわけでありま して、その増加された部分がそこへ回せるかどうかっていうことは、もちろん それは政策的な問題、判断ではありますが、なかなかそこまで回らないのが現 実ではないかというふうに考えられるわけでございます。 以上です。 ○ 2番(松本 朗)その説明は正確じゃないですよ、これをつかって住民説 明会で。 ○ 議長(岡本正義)松本議員、時間が来ました。 -193- 次、行きます。 17番、田中千賀子議員。 田中議員。 ○ 17番(田中千賀子)17番、田中千賀子、政和会です。 それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。 今回は3点質問いたします。1点目は、市民と行政の協働の条例制定につい てです。2点目は、男女共同参画推進室の設置について、3点目は、下水汚泥 の利用について伺います。 まず1点目、市民と行政の協働の条例制定について伺います。 平成12年4月の地方分権一括法の施行により、国と自治体の関係は、それ ぞれの上下・主従から対等・協力の関係へと改められました。中央集権型シス テムのもとでは、国の言うとおりにさえしていればよかった自治体が、これか らは地域のことは自分たちで考え、自分たちの責任で決めていかなければなり ません。すなわち、国から市・町に権限がおりてくるのは地方分権といって、 上下の垂直な分権です。 行政がやっていた仕事を市民のNPOなどに委託をする市民分権の場合は、 あくまでも水平分権であるべきと言われています。行政と市民は対等な主体で あり、行政の下請をする、市民が安上がりな賃金で担うべきではないと思いま す。あくまでも水平分権にこだわり、市民が堂々とまちづくりに参加し、コミ ュニティービジネスなどにも展開できるということが言われております。その ためのルールづくりが協働協定書であり、ガイドラインの作成が必要と思われ ます。市民と行政の協働とかパートナーシップという言葉だけがひとり歩きを して耳には聞こえがよいのですが、実際、姿をどういうふうにイメージをして いるか見えてこないと、市民から聞こえてきます。市民と行政の協働の条例を どのような形でつくっていくのか、また、市民と行政の協働のまちづくりを、 市民に対し、市長初め職員はどのように説明しているのか、また、していくの かお尋ねをいたします。 2点目、男女共同参画推進室の設置について質問いたします。 男女共同参画社会は、男だから女だからということで不利益をこうむらない 社会、活力ある社会にするための政策です。坂井市では本年4月から男女共同 参画推進条例を施行し、その条例に基づき、施策を総合的かつ計画的に推進す るための基本計画を策定中と聞いております。条例の中でも、家庭、地域、職 場、学校など、社会のあらゆる分野で進めなくてはならないと明記されている ことから、市行政は横断的に連携しながら進めなければならないと思います。 すなわち連携業務の重要な位置づけとなります男女共同参画推進を担当する部 署は、兼務業務等をせず、専属の部署を設けるべきと考えますが、市長の見解 -194- をお聞かせください。 3点目は、下水汚泥の利用について伺います。 12月1日の新聞の報道によりますと、福井県の方針では、農産物の安心・ 安全を第一に、肥料取締法の基準をクリアした下水汚泥肥料を、公園や工事の り面緑化などで利用していきたいと答弁がありましたが、坂井市はどのように 考えているのでしょうか、お伺いをいたします。 以上、一般質問といたします。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)田中議員のご質問にお答えをいたします。 初めに、協働のまちづくり条例についてでありますが、これはまちづくりを 進める上での、市民がまちづくりの主役として行動するための基本となるルー ルでありまして、自治基本条例、まちづくり基本条例と呼ばれているものであ ります。 道路や上下水道など、社会基盤整備のようなハードの側面だけではなく、住 民参加の仕組みづくり、市民一人一人がみずから考え、行動するという自治を 基本としたまちづくりを発展させることを目的とするものであります。 住民参加のまちづくりにつきましては、協働のまちづくりと位置づけした中 で、市民の皆さんのご理解とご協力をいただきながら、まちづくり協議会を中 心に進めております。今年度と来年度を準備期間とし、市内全域でまちづくり 協議会が設立されるようお願いをしておりますが、支援制度の見直しを含め、 指針とする条例につきましては、この期間の状況を踏まえた上で制定していき たいというふうに考えております。 次に、協働のまちづくりの推進についてでありますが、伊藤議員のご質問に もお答えしましたように、市民と行政がパートナーとなって、適切な役割分担 により、権限と責任を分かち合い、市民や地域でできることは地域で、行政が すべきことは行政がという協働であり、地域ではまちづくり協議会が中心とな って活動していくものであります。ところによりましては規模や地域性が違う とともに、まちづくり活動の範囲、状況も多種多様となります。まちづくり協 議会に関する地区説明会で、地域代表の方々にも申し上げておりますが、まち づくり活動については地域・組織の状況や特性に応じ、各分野から広く人材を 募り、交流、安全・安心、環境、福祉など、身近でできることから始めていっ ていただきたいというふうに考えております。市としても経費への助成、アド バイザーの派遣のほか、まちづくりの担当課、公民館もできる限りの支援をし ていきたいというふうに考えております。 次に、男女共同参画推進室の設置についてでございます。 男女共同参画の推進については、国が21世紀の最重要課題として、男女共 -195- 同参画社会の実現を掲げております。坂井市といたしましても、男女共同参画 の推進は全市的に取り組むべき課題として、市長部局である総務課の中に位置 づけ、これまで多くの市民の皆様と協力し、各種事業を実施しているところで あります。 また、本年3月に制定いたしました坂井市男女共同参画推進条例に基づく男 女共同参画に関する基本的な計画として、現在、坂井市男女共同参画推進計画 を策定中であります。計画策定後は、この計画に基づき、企業など関係機関の 協力を得ながら、より具体的に事業を展開していくことになりますが、推進室 の設置については、今後の事業展開を見ながら検討していきたいというふうに 考えております。 次に、下水の汚泥の処理についてというご質問であります。 下水汚泥の処理状況でありますが、三国町池見にある福井県下水道公社にお ける発生汚泥は、肥料やセメント原料として利用されており、残りは産業廃棄 物として埋立処理されております。 このうち、汚泥肥料については、肥料取締法が適用され、農産物の安全性を 確保するため、基準値に合致したものが国に登録され、使用されることとなっ ております。しかし、農林水産省の調査によると、肥料取締法に違反する事例 が見られ、国は製造や利用について慎重な対応を求めてきております。坂井市 としてはグリーン購入法による環境物品等の利用促進の観点から、必要に応じ て公共施設等の公園やのり面緑化の肥料として活用していきたいというふうに 考えております。 ○ 議長(岡本正義)田中議員。 ○ 17番(田中千賀子)17番、田中。それでは、再質問させていただきま す。 市民と協働の条例については、状況を踏まえながらつくっていくということ を今、答弁していただきましたけれども、その条例をつくるまでのスタンスと いうんですか、どういうふうに、過程がすごく大事じゃないかなと思うんです ね。その条例をつくるときには、今いろんな委員会を見てみますと、公募制と かをとっておりますけど、なかなか公募に応じる申し込みをする方が少ないと かいうことも聞いております。 それで、これ、私が思っていることなんですけども、例えば200字とか4 00字で作文を書くようなことが様式として求められているんですけども、例 えば今まで自分たちがやってきた活動とか、そして何のために策定委員に入り たいのかという、そういう簡単なものにするように何か改善などをしていただ きたいなと思いますけど、その点についてお答えをお願いいたしたいと思いま す。 -196- それから、3点目の下水汚泥のことなんですけども、県と同じ方針で行うと 聞いて安心をしています。もしも、もしもですね、畑に利用されますと、土壌 に重金属などが蓄積される心配もありますので、坂井市として指導と監視をお 願いいたします。 それから、2番目の男女共同参画の推進室につきましては、今後の事業展開 を見ながら考えていくということをお聞きしました。私は12月1日に南条町、 宮崎村の陶芸村のところで開催されました男女共同参画都市宣言に行ってまい り ま し た 。 こ こ は 2 万 4 ,0 0 0 人 の 町 な ん で す け ど も 、 室 が あ り ま し て 、 非 常に活発に職場やら、そして学校やら、そして地域に入り込んで、いろいろな 事業を展開している、気づき事業なども勉強させていただきました。室が設置 されているところに、市長初め、担当部局の方は行ったことがあるのかどうか、 福井市でも設置されておりますし、それから近くにはあわら市、人口でいうと 福 井 市 の 方 が 大 き い の で 、 私 た ち も 四 町 合 併 し ま し て 9 万 5 ,0 0 0 、 第 二 の 都市になりましたし、そういうところに行って、実際どういうことを室はやる べきかということを見てきているのか、その点についてお答えをお願いいたし ます。 以上2点、1番目と2番目、お答えをお願いします。 ○ 議長(岡本正義)丸子総務部長。 ○ 総務部長(丸子公秀)私の方からお答えをさせていただきます。 まず1点目の、協働のまちづくり条例の制定にあたりましては、広く一般市 民の皆さん方のご意見もいただきながら条例を制定していくという、そういう 過程の中で、仮にそうした検討する組織の中に一般市民の方を公募する場合に は、ただいま議員さんおっしゃいましたとおり、例えばその方の思い、あるい はこれまでの活動内容等、いわば800字程度の論文等であらわしていただく といったようなことも参考にしながら公募してまいるのが一般的かなというふ うに思っております。 それからもう1点の、男女共同参画の室設置に向けて、他の自治体の実際に そうしたところを見てきたことがあるのかというご質問かと思いますが、ご案 内のとおり、本年3月に男女共同参画推進条例が制定されまして、4月1日か ら施行されているのは、議員さんおっしゃったとおりでございます。市におき ましては、ただいまこれを受けまして、5月末に男女共同参画に関係いたしま す市民の皆さんへの意識調査というものをさせていただいております。そして、 その調査結果をもとに、女性の委員さん5名、男性の委員さん5名、計10名 から成ります男女共同参画審議会を設置をさせていただきまして、坂井市男女 共同参画推進計画というものをただいま鋭意策定中でございまして、この計画 策定ももう終盤を迎えてきているということでございます。 -197- この後、予定では、年明けから広く市民の皆さんにパブリックコメントをか けまして、3月議会の定例会で議会の議員さん方にはその推進計画を説明させ ていただき、ご報告としたいと、こういう流れの中で動く予定でございます。 そして、推進室の設置にあたりましては、今ほど市長お答え申し上げました ように、私どももこれから後、そうした先進の市の組織体制も参考に検証させ ていただきますが、そのでき上がりました推進計画に基づきまして、実際に市 としてどのようなことをどんな形でやっていくのか、例えば事業所に対しては どんな働きかけを行い、どんな啓発を行っていくのか、また、市民の皆さん、 あるいは家庭においてはどんな役割を果たしていただくのか等、広報活動と実 際に行います業務、また、それに基づきます事務量、これを参考にしながら、 室の設置については検討させていただきたいというふうに思いますので、よろ しくお願いを申し上げます。 ○ 議長(岡本正義)田中議員。 ○ 17番(田中千賀子)室の設置、1点目、男女共同参画のことなんですけ ども、2点目の質問の中で、男女共同参画の推進室のことにつきましては、前 向きにつくることにしていくということで、質問を、わかりましたので終わり ます。 それから、市民と協働のまちづくりなんですけども、まだまだまちづくりの 協議会では非常にわからないことも多いので、ぜひワークショップなどをしま して、そういうことも展開しながら、市民に対してわかりやすく、どういう方 向で今後協働を行うかっていうことを明確にしていただきたいと思います。自 治体の憲法と言われている自治基本条例なのですから、住民と行政の関係を、 本当に信頼関係をもちろん含めてですけど、やっぱり市民が何とかしなくては と市民から盛り上がるような、意欲が出てくるような、そういう体制にもって いただけたらなと思います。いかがでしょうか、この点につきまして。 ○ 議長(岡本正義)丸子総務部長。 ○ 総務部長(丸子公秀)ご案内のとおり、今、坂井市におきましては、公民 館を単位といたしまして23の地区で、本年度、それから来年度、この2カ年 間を準備期間といたしまして、それぞれにまちづくり協議会の設置をお願いを いたしているところでございます。 まちづくり基本条例の制定にあたりましては、そうした市民側からの役割と いうことで、実際にまちづくり協議会で、それぞれの地域にあった事業を展開 していく中でのご意見といったようなものを、この条例の中に盛り込んでいく 必要があろうかと思いますので、来年1年間、できれば全部23地区で設立を お願いいたしますけども、そうしたところの意見も十分に取り入れた形で条例 制定化に向けて進めてまいりたいというふうに思っております。 -198- ○ 議長(岡本正義)次に、20番、木村議員。 木村議員。 ○ 20番(木村 )20番、木村です。市政同志会でございます。20番 でちょうど20番目、最後になりましたが、20分ぐらいで終わりたいと思い ますんで、どうぞひとつよろしくお願いします。 今回、私は農業者に対する交付金、補助金の使途についてと、2点目に、土 木、建設の入札について質問させていただきます。 まず1点目、平成19年度水田農業構造改革交付金、産地づくり対策の使途 についてお伺いいたします。 国は昭和51年ぐらいから、減反をするようにというふうなことでやってき ました。でも、その当時、減反は余り多くなかったので、さほどでも、こうい う今みたいに多くなるとは思ってもみませんでした。でも、今では大体25% から30%といったような割合で、大体3年に1回回ってきます。それで、平 成19年度水稲、麦、大豆、そばの交付金について、転作奨励金、国産地づく り交付金、市とJAの助成金、予定額では、産地づくり交付金、国が支払うの が大麦で基本額が1万円、それから団地加算、または土地利用集積で1万円、 そ れ か ら 技 術 加 算 で 1 万 円 、 担 い 手 加 算 で 1 万 4 ,0 0 0 円 、 そ れ に 市 が 今 団 地 加 算 で 8 ,0 0 0 円 出 し て お り ま す 。 そ れ に J A が 団 地 加 算 で 1 ,0 0 0 円 と 、 合 計 最 高 で 5 万 3 ,0 0 0 円 出 し て お り ま す 。 非 担 い 手 の 方 は こ の 担 い 手 加 算 が 省 略 さ れ ま す ん で 3 万 9 ,0 0 0 円 と 、 1 万 4 ,0 0 0 円 の 差 が ご ざ い ま す 。 それに、後作として大豆・そばといったような作物をつくっております。それ も 、 大 豆 の 場 合 は 、 そ ば も 同 じ で す け ど 、 周 年 型 加 算 金 で 5 ,0 0 0 円 、 そ れ か ら 市 が 7 ,0 0 0 円 、 大 豆 の 場 合 。 そ れ か ら 、 そ ば の 場 合 は 3 ,0 0 0 円 で 4 , 500円、それにJAの周年型が500円プラス出荷奨励といったような、こ の プ ラ ス 出 荷 奨 励 が こ れ 、 み そ で ご ざ い ま し て 、 そ の 合 計 が 1 万 2 ,5 0 0 円 プラス出荷奨励というふうになっております。 次に、品目横断的経営安定対策として、19年度から緑ゲタ、それから黄色 ゲタ、ナラシといった交付金をつけて、農業者にはさもよくなったように見せ ておりますが、生産者にはよくなったとは思っておりません。今年度はまだ平 成20年3月に黄色ゲタ分が3月とのことで、平成18年10月に麦をまき、 6月に刈り取り、精算が終わるのは平成20年3月。麦をまいて17カ月たっ て交付金の支払いがやっと終わると、そういった長い月日がかかります。また、 麦の代金、米も同じですけど、JAが3年間で支払いをするんです。17年度 6月の刈り取りの麦が19年、今年の8月でやっと終わったというような感じ でございます。生産者はたまったもんではありません。今年、19年度から2 1年度までのこの3年間、このような交付金をつけていたのでは、これからの -199- 農業者はやりがいがなくなるといったような感じがいたします。 今まで、18年度の場合は交付金が一括で払われていたわけですね。それが 19年度から変わりまして、18年度の場合は大体8月ぐらいに一括精算で麦 の精算ができてたというような感じでしたので、生産者は余り気にしてなかっ たんですが、19年度からのこの政策が少し変わったもんで、国のせいでどう にもならんのかもしれませんが、もう少し早くできないかなというようなのが 要望でございます。 次に、補助金についてですが、平成18年3月に坂井市となり、それまで坂 井町農政では、毎年集落農業活性化事業として補助金を出しておりました。こ れも坂井町の場合は昭和62年ぐらいが初めだと思いますが、余りちょっとは っきりしたあれはないんですけど、たしか62年ぐらいだったと思います。 その当時からずっと集落活性化事業として出していたわけですが、まずここ 3 年 間 っ ち ゅ う か 、 合 併 前 の 3 年 間 、 平 成 1 5 年 度 に は 総 事 業 費 が 1 ,2 6 1 万 7 ,8 5 0 円 、 補 助 金 額 が 6 3 0 万 5 ,0 0 0 円 、 件 数 に し て 7 件 。 そ れ か ら 1 6 年 度 が 3 ,9 3 0 万 3 ,2 2 7 円 の 補 助 金 額 が 1 ,9 6 4 万 6 ,0 0 0 円 、 こ れは11件でございます。それから17年度、最終ですね、18年度は合併し て な く な っ た も ん で 、 1 7 年 度 が 1 億 2 ,4 8 2 万 7 ,0 6 0 円 の あ れ で 、 補 助 金 額 が 3 ,5 0 0 万 5 ,0 0 0 円 、 件 数 に し て 2 2 件 、 そ れ ぐ ら い の 助 成 を 行 っ ておりました。 今は合併後、認定農業者、農業生産法人、生産組織などが機械など、リース や機械を導入する場合は、今は県が3分の1、市が4分の1やったね、助成を 行っております。すみません、産業経済の委員長でありながらちょっとうかつ だったです。しかし、金額の少ない、50万、100万といったようなぐらい の機械を買った場合、県や市の補助がなかなかつきにくいと、申し込むのも大 変だというようなものでけられております。全額自己払いというふうなことに なっております。これからの農業は厳しいものがあり、農業だけでは生活はな かなかやっていかれないと思います。少しでも今までのような補助金が出ます よう要望いたします。 次に、2点目の入札の工事指名についてお伺いいたします。 現在、指名のやり方は不公平があるように思われます。といいますのは、な ぜ資格がある業者を1業種しか入札に参加させていないのか。そのわけをお伺 いいたします。旧坂井町時代は、資格を持っておればどのランクにでも入札が できたというような経過があると思うんですが、僕も余りはっきりはわかりま せんが、市民からいろんなことを聞いていますんで、ひとつご答弁のほど、よ ろしくお願いします。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 -200- ○ 市長(坂本憲男)木村議員のご質問にお答えをいたします。 まず、農業者に対する交付金、補助金の使途についてということでお答えを させていただきます。 初めに、経営安定対策について申し上げます。ご承知のとおり、本年より品 目横断的経営安定対策が導入されまして、価格政策から所得政策へと移行され、 担い手の経営安定に着目し設けられた国の制度であります。例えば麦の場合、 昨年までは麦の販売価格に国の交付金が含まれており、8月末には概算払いと し て 1 俵 あ た り 約 6 ,0 0 0 円 が 国 か ら 農 協 を 経 由 し て 農 家 に 支 払 わ れ て お り ました。本年度からは制度が変わりまして、国の交付金は12月と翌年の3月 支払いとなりました。そこで、担い手農家の経営安定を図るため、8月に農協 が 国 か ら 支 払 わ れ る 予 定 の 交 付 金 の 一 部 を 立 て か え し て 、 4 ,0 0 0 円 を 概 算 払いしたというふうにお聞きをいたしております。 昨年より概算払いの金額が下がっていることから、担い手の方々から資金繰 りなどで苦慮しているというふうに聞き及んでおります。市といたしましても、 国の交付金をできるだけ早く農家の方々へ支払う、また、農協の乾燥調整料を 分割するということと、また、市単独の生産調整に係る助成金の支払いを早め るなど、担い手の経営安定のため、坂井市水田農業推進協議会、担い手育成総 合支援協議会で協議・検討し、あらゆる機会を通して国、県等へ引き続き要請 をしていきたいというふうに考えております。 次に、小農機具導入に係る市単独の助成についてということでございますが、 合併前、坂井町のみ単独助成があったわけでございまして、他の三町にはなか ったものであります。合併調整の中で廃止に至った経緯がございます。財政状 況を踏まえますと、市単独での助成は困難であるというふうに現時点では考え ております。 現在、市といたしましても、平成19年度から21年度までの3年間を、国 同様、担い手育成の集中期間と位置づけし、明日の地域農業を支える担い手条 件整備事業におきまして、市の補助率を4分の1にかさ上げし、支援している ところでございます。今後は、あぜ塗機、溝堀機などの小農機具の導入につき ましても補助対象として取り組めるように、県にも働きかけていきたいという ふうに思っていますので、ご理解賜りますようにお願いをいたします。 次に、土木、建設入札についてのご質問でございます。 現在、当市の指名競争入札における土木、建設、舗装、管、電気等の主要業 種の業者登録につきましては、その業者が希望する第1工種のみの登録として おりまして、当市は業者数が約200と非常に多く、複数の業者登録とすると、 受注業者が偏る懸念がありまして、小規模な業者の健全な発達を阻害するおそ れがあります。指名にあたってはランクごとの発注基準額を明確に設定し、指 -201- 名業者が偏らないように配慮し、市内業者の健全な育成を視野に入れながら、 透明性・競争性・客観性を向上させた入札制度に取り組んでおりますので、ご 理解賜りますようによろしくお願いをいたします。 ○ 議長(岡本正義)木村議員。 ○ 20番(木村 )20番、木村です。再質問をさせてもらいます。 今、市長が答弁されたように、まず1点目の産地づくり対策ですかね、それ と品目横断的安定対策のことですが、確かに農協の方で協力金という形で8月 に出しております。しかし、その協力金ちゅうのは、農協が出しているものは、 ちょっとこれ、意味があるんですね。 と い う の は 、 協 力 金 を 出 さ な い で 、 出 荷 料 だ け 出 す と 、 1 俵 あ た り 1 ,8 0 0円ぐらいの金額にしかなりません。そうなりますと、農協がやっております 乾燥代並びに肥料代、その金が入らないんですね。担い手農家とかそういうよ うなところの口座が赤字になります。乾燥代と肥料代、全部合わせますとその 一時金でもらう金よりかまだ赤字がつくもんで、農協は支払いに応じられない というような感じで、せっぱ詰まって支払いに返した協力金でございます。そ の協力金も8月9日に出して、その9日の日には施設利用料としてそれ以上の 金を引いております。 それと、今言いました品目横断的緑ゲタですね、これは12月5日に口座に 振り込まれております。でも、これはその生産の標準額っちゅうか、生産者に よって異なるわけでございます。緑ゲタの分は過去の実績、3年間の実績をも とに出しております。それによって政府と農協との行き違いがございまして、 政府が思ったより実績が少ない場合には、その緑ゲタの金額が少なくなります。 そうした場合に、農協の協力金はある程度のあれで、幾ら出すといったかな、 4 ,0 0 0 円 か な 、 で 出 し て お り ま す 。 そ う な る と 、 金 を 貸 し た 方 が 多 い 場 合 もございます。そうなると、口座は赤字になって、またそれは落とせないと、 一般の市民から文句が出るというような感じでございます。今まではそういう こ と が な か っ た 、 1 8 年 度 ま で は 8 月 に 1 俵 あ た り 6 ,0 0 0 円 な ら 6 ,0 0 0 円の交付金をつけて払っていますんで、そういうことはなかったんですが、今 回の場合は、19年度からはその協力金でごまかしてたんですが、作物を3年 間でようけとれていた人はいいんですが、その3年間の間に台風なり水害に遭 うて、保険とかそういうようなもんを使った人になると今度は赤字になると、 作物がとれないんで赤字になる。そうなると、今年のこの品目横断の緑ゲタと いう部分の交付金は少なくなるということで、これ、下手すれば赤字になるで、 どうもならんっちゅうような感じがございます。これからはやっぱりそういう ことのないように、一定した金額がとれるように、交付金でもやっぱりそうい うようなあれはしてほしいと思います。 -202- そ れ と 、 市 の 方 で す が 、 市 の 方 の 団 地 加 算 は 8 ,0 0 0 円 で す ね 。 こ れ は あ る程度決まっているんで、今12月の5日現在では、品目横断、国のこの緑ゲ タは出しているんです。そのかわり、でも、市のこの団地加算は12月25日 ごろにならな出してこんのよね。これ、もっと早う出されんのですか。もう8 月にはこれ、わかっているんやね、減反の面積っちゅうのは。ほしたら、8月 からそこらに出せば、農協も団地加算は一緒に出すちゅうようなことを言って い る ん で 、 9 ,0 0 0 円 っ ち ゅ う も の は も っ と 早 く 出 せ れ ば 、 そ の 分 だ け 生 産 者には助かると思うんやね。4カ月もそこらもたっていると。 それと、今生産している人は、結局機械代とか手間ですね、その手間はあり ません、はっきり言いまして。これ、今全部終わって、来年の3月になると手 間を払えて、少しちょんちょんになるかなというような感じでございますんで、 それでは生産はつくっても、借金して支払いして、何のために農業をやってい るかわからないちゅうような感じになりますんで、そのとこ、どう思いますか、 ちょっとお願いします。 ○ 議長(岡本正義)松下産業経済部長。 ○ 産業経済部長(松下義隆)木村議員さんのご質問でございますが、産地づ くり交付金につきましては、市の方へ通さずに水田協議会、先ほど市長の方か ら申しました坂井市水田農業推進協議会の中でいろんな施策を投げながら、そ の中で施策をして説明をしている状況でございます。 その中に、水田農業推進協議会の中の規約でございますが、水田協議会の事 業っちゅう形の中で、担い手育成支援に関すること、あるいは地域貢献担い手 確保育成支援に関すること、以下、2、3事業目的がありますので、水田農業 推進協議会の中でできるものについては協議をしながら、多分足りないっちゅ うのは資金繰りの関係でいけると思いますので、できるものについては確認が でき次第、支払うようなことを私どもでは約束できませんが、水田協議会の中 へこういうことができないかっちゅう確認はとらせていただきます。 去年の水田協議会の中でも、一部委員さんの中からそういう要請がありまし て、少し農協さんの方も腰を上げたようでございますが、いまだまだ少しそう いう声が聞こえてきておりますので、以前にこの通告書をいただいたときには、 もう担当者にはこういう要件を投げかけておりまして、きのう、そういう話し 合いを、できるかできないか、トップの方の会議に上げるように指導をしてお りますので、そのような形の中でご了承をお願いいたします。 以上でございます。 ○ 議長(岡本正義)木村議員。 ○ 20番(木村 )産業経済部長がそう言いますんで、あれですけど、こ れは18年度までは別にそんなことを言わなんだですわ。そういう交付金があ -203- れして出てたもんで。やっぱり19年度になって、こうやって麦をとっても1 年7カ月もそこらもたってやっと精算できるよちゅうような体制になりますと、 これはやっぱりちょっと考えてもらわんとみんな困る。みんな金があってやっ ているもんでないんですで、借金に借金を重ねてやっているもんですで、ひと つよろしくお願いします。 それに、次は、入札の件でございますが、業者さんは県の審査がやっぱりや っているわけですね。それで、県の仕事はやっぱり資格によってAランク、B ランク、Cランクとか、そういうふうなランクづけでいうように、技術者によ っては指名を受けられるあれをやっていると思うんです。資格があって、そう いう業者はみんな資格を持って雇っているわけでございますんで、そういうな もんをさ、県がやっていることを市もやっぱりある程度倣ってやってほしいな という面がございます。 土建業も今年らもなかなか大変やと思います。特に市長、三国や何かは、2 件もそこらも。あと、坂井市らでも丸岡でも、いろんなところでちょっといろ んなうわさを聞いております。職員や僕らもいろんなことを聞いておりますん で、また、これは皆さんが言われるように、やっぱり2社なり、そのランクを 持っておったら、やっぱりある程度のやつは。市になりましても、その地域地 域、丸岡は丸岡、坂井は坂井、三国は三国なりのやっぱりそういう仕事の内容 っちゅうのはやっていくのが、これはあとしばらくすればどうなるかわかりま せんが、いましばらくはやっぱりそういう体制の中でやっていると思うんです。 今年らもちょっといろんな問題がございました。 そういうような地元の業者を余り育てなければ、これからは除雪、今から雪 降るとまた除雪がございます。そやけど、そういう除雪は、県と違って市の除 雪の場合は、集落の中を小まめにやってもらうっちゅうのが念頭でございます んで、そういうようなんも今、リースやからにと言ってどっかほかから頼んで きても、夜の夜中に部落の中の狭いとこへ行けっちゅっていったって、それは 絶対行けるもんでございません。それは僕らも何年もここで除雪をやってます んで、僕らもたまに隣の部落へ除雪に行けっちゅうと、もう行かれなんだです わ、もう立ち合いをしてもろうては。そういうような状況があるんで、そうい うようなこともやっぱりいろんな協力をして、いろんなことをやっていかない と、これまたちょっと変なことになりますんで、それらをどう思いますか、副 市長、答弁お願いします。 ○ 議長(岡本正義)坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)今の業者、特に土木業者というのは今、大変な、今に本 当に時期だなというふうに理解をしております。私の知る限りでも、今年に入 ってもいろいろと大変なことっちゅうか、経営が厳しいような業種も幾つかあ -204- るようでございます。 だけど、ただ業者のために行政があるもんじゃないですから、だからできる だけ、さっきも申し上げましたように、1種というのは業者が200社あるん ですね。だからそれを今1つ、全部の方に、大体普通の1種、1つの会社が大 体塗装も舗装も土木工事もみんな持っていると、結構あるんです、許可という か。確かに県はそういうAランク、Bランクとつけてやっていますが、坂井市 という小さなこの範囲内ですから、できるだけ小さい業者もはいれるようにっ ていうことで、こういう今指名のやり方をしているわけでございまして、私は あくまでも業者、余り業者ばっかしの、普通、業者のために行政があるんじゃ ないというふうに思っていますし、いろんな関係もあるわけでございまして。 業者のことは育成っていうのも十分考えていきながら、その土木関係の仕事っ ていいますか、入札等に取り組んでいきたいなというふうに思っております。 ○ 議長(岡本正義)木村議員。 ○ 20番(木村 )では、これ、ちょっと別なことになるかもしれません が、参考までにちょっと聞きたいんですけど、県は今度、250万以上は、工 事は何か電子入札になるとかって聞いておりますけど、市はそういう電子入札 とか、一般競争とか、そういうふうな考えはお持ちですか、お持ちでないです か、ちょっとお聞きします。 ○ 議長(岡本正義)小林副市長。 ○ 副市長(小林正明)今、議員がご質問された250万というのは、県は2 50万円以上を一般競争入札にするという形で計画をしているようでございま して、ただ、中身的にどういう条件をつけてやっていくかというのをまだ詰め ている段階だと思います。 それと、電子入札とはまたちょっと観点が違いまして、電子入札は基本的に 県もそこの入札ラインを下げれば、基本的には電子入札も下げていくという状 況になっていますし、ほとんどの工種が電子入札の対応をせないと入札にはい れないという状況になっていると思います。ちなみに、坂井市の方は一般競争 入 札 の 方 に つ い て は 、 今 年 7 ,0 0 0 万 と い う こ と で 、 そ の と き も 申 し 上 げ ま したけども、全体の状況を見ながら、一方、坂井市内の業者の方々の育成とい う観点も踏まえながら、金額の設定は今後考えていかなきゃならないというこ とと、それと電子入札については、基本的に来年度から電子入札が導入できる ような検討を今やっております。その電子入札も、基本的に県の業者として仕 事をされている方は、どの金額でも対応ができるかと思いますが、その県の入 札に入ってらっしゃらない方については、電子入札を導入しても、今までのと おり、いわゆる郵送なり何なりの方法で入札ができるようなことは考えた上で、 電子入札を導入していきたいと考えております。 -205- ○ 議長(岡本正義)木村議員。 ○ 20番(木村 )じゃ、土木、建築もなかなか大変やと思いますんで、 地元を精いっぱいかわいがるような方法で、ひとつよろしくお願いいたします。 これで一般質問を終わります。 ○ 議長(岡本正義)以上をもって、一般質問を終わります。 お諮りいたします。 各常任委員会に付託いたしました議案等の審議のために、明日12日から1 9日までを休会することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)異議なしと認めます。 よって、明日12日から19日までを休会とすることに決定いたしました。 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。12月20日は午前10 時より本会議を再開いたしますので、よろしくお願いいたします。 本日はこれをもって散会いたします。ご苦労さまでした。 ○ 事務局長(亀嶋政幸)ご起立願います。一同、礼。 (起立・礼) (午後3時58分 散会) 地方自治法第123条第2項の規定により、会議の経過を記録して、その相 違ないことを証するため、ここに署名する。 議 長 署 名 議 員 署 名 議 員 -206- 平成19年12月第6回 坂井市議会定例会議事日程(第4号) 平成19年12月20日(木)午前10時 開議 1.議事日程 〔第4号〕 日程第1 議案第69号 平 成 1 9 年 度 坂 井 市 一 般 会 計 補 正 予 算 (第 3 号 ) 日程第2 議案第70号 平成19年度坂井市国民健康保険特別会計補正 予算(第1号) 日程第3 議案第71号 平成19年度坂井市老人保健特別会計補正予算 (第1号) 日程第4 議案第72号 平成19年度坂井市水道事業会計補正予算(第 2号) 日程第5 議案第73号 平成19年度坂井市公共下水道事業会計補正予 算(第1号) 日程第6 議案第74号 坂井市総合計画基本構想の策定について 日程第7 議案第75号 字の区域及び名称の変更について 日程第8 議案第76号 坂井市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の 一部を改正する条例について 日程第9 議案第77号 坂井市職員の育児休業等に関する条例の一部を 改正する条例について 日程第10 議案第78号 坂井市一般職の職員の給与に関する条例の一部 を改正する条例について 日程第11 議案第79号 坂井市重度障害者(児)医療費の助成に関する 条例の一部を改正する条例について 日程第12 議案第80号 坂井市下水道条例の一部を改正する条例につい て 日程第13 議案第81号 福井県市町総合事務組合の規約の変更及び財産 処分について 日程第14 議案第82号 指定管理者の指定(坂井市営JR春江駅駐車場 ほか2施設)について 日程第15 議案第83号 指定管理者の指定(坂井市赤坂聖苑)について 日程第16 議案第84号 指定管理者の指定(坂井市坂井健康増進センタ ー)について 日程第17 議案第85号 指定管理者の指定(坂井市三国社会福祉センタ ー)について -207- 日程第18 議案第86号 指定管理者の指定(坂井市三国希望園)につい て 日程第19 議案第87号 指定管理者の指定(坂井市丸岡総合福祉保健セ ンター)について 日程第20 議案第88号 指定管理者の指定(いこいの家)について 日程第21 議案第89号 指定管理者の指定(坂井市坂井障害者交流セン ター)について 日程第22 議案第90号 指定管理者の指定(坂井市ゆりの里公園)につ いて 日程第23 議案第91号 指定管理者の指定(坂井市坂井地域交流センタ ー)について 日程第24 議案第92号 指 定 管 理 者 の 指 定 (坂 井 市 三 国 温 泉 ゆ あ ぽ ~ と ) について 日程第25 議案第93号 指定管理者の指定(東尋坊駐車場)について 日程第26 議案第94号 指定管理者の指定(丸岡城ほか3施設)につい て 日程第27 議案第95号 指定管理者の指定(坂井市丸岡観光情報センタ ー)について 日程第28 議案第96号 指定管理者の指定(丸岡まちかど公園駐車場ほ か1施設)について 日程第29 議案第97号 指定管理者の指定(坂井市たけくらべ広場)に ついて 日程第30 議案第98号 指定管理者の指定(坂井市みくに文化未来館) について 日程第31 議案第99号 指定管理者の指定(旧森田銀行本店)について 日程第32 議 案 第 100号 指定管理者の指定(旧岸名家ほか1施設)につ いて 日程第33 議 案 第 101号 指定管理者の指定(坂井市文化の森・YURI 文化情報交流館)について 日程第34 議 案 第 102号 指定管理者の指定(三国運動公園屋内温水プー ル)について 日程第35 議 案 第 103号 指定管理者の指定(丸岡情報団地公園)につい て 日程第36 議 案 第 104号 指定管理者の指定(丸岡運動公園ほか9施設) について 日程第37 発議第11号 中期計画の策定、道路特定財源諸税の暫定税率 -208- 延長等に関する意見書の提出について 日程第38 陳情第13号 特定非営利活動法人自立支援センターはあとス マイル春江の施設整備と支援員の増員に関す る要望について 日程第39 陳情第15号 農業生産調整の支援に関する要望について 日程第40 陳情第16号 北部集会所譲渡に伴う長畝日向神楽伝承資料館 の整備に関する陳情について 日程第41 委員会の閉会中の継続審査について 2.本日の会議に付した事件 議事日程のとおり 3.出席議員(30名) 1番 藤 澤 寛 司 2番 松 本 朗 3番 東 野 栄 治 4番 伊 藤 聖 一 5番 辻 人 志 6番 川 畑 孝 治 7番 前 田 嘉 彦 8番 橋 本 充 雄 9番 永 井 純 一 10番 大 和 久米登 11番 橋 本 幸一郎 12番 前 川 重 雄 13番 畑 野 麻美子 14番 高 間 正 信 15番 山 田 栄 16番 広 瀬 潤 一 17番 田 中 千賀子 18番 嶋 﨑 正 宏 19番 西 端 勲 20番 木 村 21番 岡 田 十 八 22番 西 岡 紀 夫 23番 岡 本 正 義 24番 山 本 洋 次 25番 酒 井 英 夫 26番 豊 原 春 雄 27番 釣 部 勝 義 28番 木 下 恒 則 29番 西 野 清 志 30番 小田原 幸四郎 4.欠席議員(0名) な し 5.説明のため出席した者の職氏名 市 長 坂 本 憲 男 副 長 小 林 正 明 長 川 元 利 夫 総 務 部 長 丸 子 公 秀 財 務 部 長 恩 地 勲 生活環境部長 森 勝 義 教 育 -209- 市 福祉保健部長 前 田 公 治 産業経済部長 松 下 義 隆 建 設 部 長 佐 藤 寛 治 上下水道部長 陶 山 隆 志 教 育 部 長 虎 尾 誠 治 三国病院事務局長 本 田 真 弘 会計管理者 柴 田 豊一郎 6.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 事 務 局 長 亀 嶋 政 幸 事務局次長 小 川 茂 治 書 西 出 憲 男 書 木 下 幹 雄 記 7.議事の経過 午前10時 開 議 -210- 記 第6回坂井市議会定例会 (午前10時 ○ 開議) 事務局長(亀嶋政幸)ご起立願います。一同、礼。 (起立・礼) ○ 議長(岡本正義)皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員数は30人であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 初めに、広域連合及び一部事務組合の議会報告を関係議員にしていただきま す。 まず、坂井地区介護保険広域連合について、4番、伊藤聖一議員お願いいた します。 伊藤議員。 ○ 4番(伊藤聖一)皆様、おはようございます。それでは、私は坂井地区介 護保険広域連合議会の報告をさせていただきます。 今回、ご報告申し上げる期間におきましては、3回の定例会がございました。 まず最初に、平成19年2月に開かれました議会についてご報告いたします。 第24回坂井地区介護保険広域連合議会は、2月14日にあわら市議場にお いて開催され、議案10件が審議され、すべて可決をされました。 主な内容といたしましては、坂井地区介護保険広域連合特別職の職員の非常 勤のものの報酬に関する条例の一部を改正する条例についてということで、当 広域連合の特別職の職員のうち、広域連合長・副連合長及び収入役の報酬を廃 止するものであります。 そのほかの議案といたしましては、平成18年度の一般会計の補正予算、平 成18年度の介護保険特別会計の補正予算が審議されております。 一 般 会 計 で は 、 総 額 が 6 , 0 0 4 万 4 ,0 0 0 円 、 特 別 会 計 で は 3 億 9 , 0 8 1 万 5 ,0 0 0 円 を 減 額 し 、 総 額 で 7 1 億 6 ,8 4 2 万 1 ,0 0 0 円 と な っ て お ります。 ま た 、 平 成 1 9 年 度 の 当 初 予 算 で は 、 一 般 会 計 で 6 ,0 0 6 万 8 ,0 0 0 円 、 特 別 会 計 で は 、 総 額 で 7 6 億 7 9 2 万 1 ,0 0 0 円 が 計 上 さ れ て い ま す 。 一般質問では、当市坂井市の畑野麻美子議員が地域包括支援センターの体制 を強化することについて質問を行いました。 次に、19年7月に第25回の坂井地区介護保険広域連合議会が開催され、 7月18日に開催されました。 4月にあわら市で市長選が行われた関係で、広域連合長が空席となっており ましたので、当市坂本市長と橋本あわら市長による広域連合議長選挙が行われ、 -211- 橋本市長が広域連合長に当選し、5月1日に就任をいたしました。 橋本前議長があわら市長選挙へ立候補されたことにより、議長欠員となって おりましたので、議長選挙の結果、あわら市の宮崎修議員が当選をされました。 また、宮崎議員が議長に就任したことにより欠員となった議会運営委員に、あ わら市の丸谷浩二議員が選任され、互選により副委員長に就任をいたしており ます。 引き続き、議案が4件審議されました。主な議案につきましては、平成18 年度の坂井地区介護保険広域連合介護保険特別会計繰越明許費繰越計算書の報 告について。この件につきましては、医療保険制度改正に伴うシステム改修及 び地域介護・福祉空間整備事業についての報告です。 そのほかには、19年度の一般会計の補正予算、特別会計の補正予算が計上 されました。 一般質問では、坂井市の畑野麻美子議員が、地域支援事業の体制を充実させ ること、並びに介護保険の国庫負担を5%引き上げ、保険料・利用料の減免制 度を、新たに国の制度として確立するように国に求めることについての2点。 同じく藤澤寛司議員が、高齢者専用賃貸住宅の建設について、そして私が、介 護保険広域連合のあり方について、それぞれ質問を行いました。 次に、平成19年11月7日に、あわら市議場において第26回の定例会が 開催をされました。議案は2件であります。 議案2件とも決算認定でありまして、平成18年度坂井地区介護保険広域連 合 一 般 会 計 歳 入 歳 出 決 算 認 定 に つ い て は 、 歳 入 総 額 で 6 ,0 1 5 万 8 ,1 3 7 円 、 歳 出 総 額 で 5 ,6 9 4 万 5 , 7 2 1 円 で 、 実 質 収 支 3 2 1 万 2 ,4 1 6 円 が 翌 年 度への繰り越しとなりました。 また、18年度の坂井地区介護保険広域連合特別会計歳入歳出決算認定につ き ま し て は 、 歳 入 総 額 で 7 1 億 4 ,9 6 3 万 2 ,5 5 8 円 、 歳 出 総 額 で 6 8 億 7 , 5 6 7 万 9 ,1 8 7 円 で 、 実 質 収 支 2 億 7 ,3 9 5 万 3 , 3 7 1 円 が 翌 年 度 へ の 繰り越しとなっています。 一般質問では、当坂井市の田中千賀子議員が、地域支援事業について、及び 地域包括支援センターについての2点について、それから、同じく畑野麻美子 議員が介護労働者の労働条件の改善について、そして、私が第四期計画策定に 向け、施設整備計画と保険料の方針について、それぞれ質問を行いました。 そのほかといたしましては、19年11月に議員の視察研修を行っておりま す。11月26日から27日の2日間にわたり、愛知県の知多北部広域連合、 岐阜県のもとす広域連合へ視察に行っております。昨年の介護保険制度の改正 により創設された地域包括支援センターの運営や介護予防事業の取り組みにつ いて、視察研修を行いました。 -212- 以上、坂井地区介護保険広域連合議会の現状報告といたします。 ○ 議長(岡本正義)はい、ありがとうございました。 次に、福井県後期高齢者医療広域連合について、22番、西岡紀夫議員お願 いいたします。 西岡議員。 ○ 22番(西岡紀夫)おはようございます。私からは、福井県後期高齢者医 療広域連合議会の現況について報告させていただきます。 福井県後期高齢者医療広域連合は、主に75歳以上の高齢者等を対象とした 公的医療保険制度として後期高齢者医療制度が創立され、平成20年度から運 用されることとなったため、その運営主体として福井県全域を構成単位とする 県内九市八町により、本年2月1日に設立されたものであります。 広域連合の議会は、構成市町の議会から選出された23名の議員により組織 をされております。定例会は年2回となっております。これまで2回開催をさ れておりますので、その概要を申し上げます。 第1回の定例会は、3月の29日に福井県自治会館において開催され、まず 議長の選挙が行われ、その結果、初代広域連合議長には山口清盛福井市議会議 長が選出されました。また、議案については、2月1日に新しく発足した福井 県後期高齢者医療広域連合を運営するため、副広域連合長、監査委員等の特別 職の選任や、その報酬、費用弁償等に関する条例、また、平成19年度の一般 会計予算等、議案18件が審議され、いずれも原案のとおり可決されました。 なお、平成19年度の一般会計の予算額は、歳入歳出それぞれ3億560万 円となりました。また、監査委員には田本光三氏(坂井市監査委員)が選任さ れました。 次に、第2回の定例会は、去る11月16日に福井県自治会館において開催 をされました。 4月の統一選挙によりまして、広域連合構成議員も変更となったため、議長 の選挙が行われ、広域連合議長には谷口福井市議会議長が選任されました。 議案については、2議案が上程されまして、いずれも原案のとおり可決をさ れました。 1件目の議案の主な内容といたしまして、平成20年4月1日施行の、新制 度における75歳以上の方が納付することになる福井県後期高齢者医療保険料 率が、福井県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の中で制定 をされました。 そ の 保 険 料 に つ き ま し て は 、 均 等 割 が 4 万 3 ,7 0 0 円 、 所 得 割 で 7 .9 % と なりました。 また、保険料を徴収する事務につきましては、市町の事務となるため、その -213- 徴収事務の詳細につきましては、今後坂井市の議会において坂井市の徴収条例 案が提出された段階で、審議されることになるものと考えております。 2 件 目 の 議 案 に つ い て は 、 平 成 1 8 年 度 の 決 算 が 報 告 さ れ 、 歳 入 総 額 1 ,5 6 3 万 4 ,4 2 6 円 、 歳 出 総 額 で 1 ,2 8 0 万 2 ,4 0 9 円 と な り 、 差 し 引 き 額 2 8 3 万 2 ,0 1 7 円 が 翌 年 度 へ 繰 り 越 し と な る こ と が 認 定 を さ れ ま し た 。 なお、一般質問には、木下章議員(敦賀市議)より、保険料の減免について と、保険料の滞納対策について、辻健一郎議員(美浜町議長)が後期高齢者医 療制度と国保並びに社会保険制度との違いについて、公平の原則についてと、 制度周知について、それぞれ質問を行いました。 以上、福井県後期高齢者医療広域連合議会の報告といたします。 平成19年12月20日、後期高齢者医療広域連合議会議員、西岡紀夫。 以上です。 ○ 議長(岡本正義)はい、ありがとうございました。 次に、嶺北消防組合について、25番、酒井英夫議員にお願いいたします。 酒井議員。 ○ 25番(酒井英夫)私の方から、嶺北消防組合議会における審議状況につ いて報告いたします。 まず、平成18年12月26日に第3回臨時会が開会され、議案6件を原案 可決いたしました。 提案された議案は、平成18年度嶺北消防組合一般会計補正予算(第3号) と他団体との規約変更協議が5件であります。 補 正 予 算 の 内 容 は 、 歳 入 歳 出 と も に 8 8 9 万 5 ,0 0 0 円 を 減 額 し た も の で 、 職員人件費及び事業費の確定に伴う補正が主なものであります。 次に、平成19年第1回定例会が3月29日に開会され、議案8件を原案可 決しました。 まず、議案第1号は、他団体との規約変更についての専決処分を承認したも のであります。 議案第2号は、平成19年度嶺北消防組合一般会計予算についてで、歳入歳 出 の 予 算 額 は 1 9 億 9 ,0 6 0 万 6 ,0 0 0 円 で あ り ま す 。 構 成 市 の 分 担 金 は 、 坂 井 市 が 1 3 億 7 ,4 8 1 万 円 、 あ わ ら 市 が 4 億 9 ,5 3 7 万 8 ,0 0 0 円 と な っ て お り ま す 。 また、歳出予算の主な事業としましては、常備車両の消防ポンプ車1台、高 規格救急車1台、消防団の消防ポンプ車1台、合わせて3台の更新と、嶺北芦 原消防署に配備されているはしご車の総合点検が予算計上されております。 議案第3号から第8号までにつきましては、条例の制定及び改正で、情報公 開条例の制定、並びに職員の給与条例の改正が主なものであります。 -214- 次に、平成19年第2回臨時会が5月23日に開会され、一般会計補正予算 1件を原案可決しました。 議案第9号の補正予算内容は、高規格救急車を整備することに伴い分担金等 の補正を行ったもので、891万円の増額補正であります。 また、本臨時会において議長選挙が行われ、坂井市の岡本正義議員が嶺北消 防組合議会議長に就任されました。 次に、平成19年第3回臨時会が9月3日に開会され、議案4件を原案可決 しました。 議案第10号は、損害賠償の額の決定についての専決処分承認で、内容は、 三国町南本町地係に設置されている嶺北消防組合管理の陸閘が原因で発生した 事故の損害賠償額を70万円と決定したものであります。 議案第11号は、平成18年度嶺北消防組合一般会計決算認定で、歳入額1 9 億 9 ,5 8 7 万 9 ,9 5 6 円 、 歳 出 額 1 9 億 8 ,0 7 9 万 1 ,6 4 5 円 、 歳 入 歳 出 の 差 し 引 き 額 は 1 ,5 0 8 万 8 ,3 1 1 円 と な っ て お り ま す 。 議案第12号は、財産の取得の件についてで、嶺北金津消防署に配置する高 規 格 救 急 自 動 車 1 台 を 3 ,0 0 3 万 円 で 取 得 す る も の で あ り ま す 。 議案第13号も、同じく財産の取得で、嶺北消防署に配置する救助対応消防 ポ ン プ 自 動 車 1 台 を 4 ,2 8 4 万 円 で 取 得 す る も の で あ り ま す 。 次に、平成19年10月22日に組合議会全員協議会が開会され、職員の休 日勤務手当の取り扱いについて協議をいたしました。 これは、消防職員の休日勤務手当の支給において、給与条例の解釈に誤りが あったため、過払い及び未払いが生じたものであります。 過 払 い 対 象 者 は 1 7 1 名 で 、 過 払 い の 額 の 合 計 は 1 ,3 9 4 万 8 ,8 1 0 円 と なっており、対応としましては、地方自治法の規定により、平成18年度から 5年間にさかのぼり精査した金額を本年度中に返納することを求めるものです。 ま た 、 未 払 い 対 象 者 は 1 3 7 名 、 未 払 い 額 の 合 計 は 6 2 2 万 5 ,4 1 4 円 で ありまして、対応としましては、労働基準法の規定により、平成18年度から 2年間にさかのぼり精査した金額を本年度中に支給することとしたものです。 以上が、嶺北消防組合議会における内容でございます。 報告を終わります。 ○ 議長(岡本正義)はい、ありがとうございました。 次に、坂井地区水道用水事務組合について、29番、西野清志議員お願いい たします。 西野議員。 ○ 29番(西野清志)皆さん、おはようございます。 坂井地区水道用水事務組合の本年度の報告をさせていただきます。 -215- まず、第67回坂井地区水道用水事務組合議会定例会が、平成19年2月2 3日に坂井市役所3階会議室にて開催され、議案2件が審議されました。 議案の主な内容につきまして報告いたします。 議案第1号、福井県市町総合事務組合への加入については、当組合が平成1 9年度より、非常勤職員に対する公務災害補償に関する事務を行う福井県市町 総合事務組合へ加入するためのものであります。 議案第2号、平成19年度坂井地区水道用水事務組合一般会計歳入歳出予算 については、質疑及び討論を行いました。予算額160万円を賛成多数で承認 されました。 次に、平成19年5月24日から25日の2日間、視察研修を行いました。 視察先は愛知県丹羽広域事務組合、愛知中部水道企業団の2カ所でございまし た。丹羽広域事務組合では、消防と水道の業務を二町にまたがって行う組合で した。一方、愛知中部水道企業団は、二市三町へ水道の末端給水を行う企業団 でした。 次に、第68回坂井地区水道用水事務組合議会定例会が平成19年10月5 日に坂井市役所3階の会議室にて開催され、認定1件が審議されました。 平成18年度坂井地区水道用水事務組合一般会計歳入歳出決算は、歳入総額 2 0 2 万 9 ,8 3 8 円 で 、 歳 出 総 額 1 5 万 8 ,6 7 4 円 で 、 歳 入 歳 出 差 し 引 き 額 は 1 8 7 万 1 ,1 6 4 円 で あ り ま し た 。 質疑及び討論があり、公費・私費の負担すべきものをはっきりすべきとしま した。今後の両市の議会議員同士の協議を通じて改善すべきとの指摘がありま した。採決に入り、賛成多数で可決されました。 以上、坂井地区水道用水事務組合の現状の報告とさせていただきます。 どうもありがとうございました。 ○ 議長(岡本正義)はい、ありがとうございました。 次に、坂井地区環境衛生組合について、28番、木下恒則議員お願いいたし ます。 木下議員。 ○ 28番(木下恒則)皆さん、おはようございます。 それでは、私の方から、坂井地区環境衛生組合議会の報告をいたします。 本年3月30日に、あわら市から4名、坂井市から6名の議員全員出席のも とで定例議会が開催されました。 平成18年度補正予算、平成19年度一般会計予算が提出され、事務局より 詳細な説明を受けました。 ま ず 、 1 8 年 度 補 正 に つ い て は 、 5 8 6 万 9 ,0 0 0 円 を 追 加 し 、 総 額 を 2 億 9 5 7 万 3 ,0 0 0 円 と す る も の で し た 。 -216- 一 般 会 計 予 算 に つ い て は 、 総 額 2 億 1 ,7 8 7 万 5 ,0 0 0 円 が 計 上 さ れ 、 そ の う ち 坂 井 市 の 負 担 分 は 1 億 4 ,3 2 4 万 8 ,0 0 0 円 で あ り ま し た 。 昭和55年から処理を受け入れておりました永平寺町が、新年度から当組合 への委託処理をしないとの方針が示されまして、その受託料収入としての年間 約 2 ,0 0 0 万 円 が な く な り ま し た 。 まず、議員の皆様に坂井地区環境衛生組合、いわゆるし尿処理場の現況を知 っていただくために、過去の経過も含めまして簡単に説明をさせていただきま すと、この施設は昭和30年代前半、正式には32年と記憶しておりますけれ ども、にさかのぼりますが、旧三国町の竹田川沿いに前身の施設が建設されて、 坂井郡全域の環境や衛生管理の面でも、一躍その文化生活への第一歩目の役割 を果たしてくれた施設であります。その後、老朽化に伴いまして建てかえの必 要に迫られ、昭和50年に旧坂井町地籍に移設されまして、現在に至っており ます。 既に今の施設は31年を経過しておりまして、全体的に老朽化が激しく、耐 震構造的にも、それから受け入れし尿の内容物の変化によるなど、今の機能で は処理が困難になっているわけでありまして、新設が望ましいとの結論を得て、 この坂井市が合併する直前の平成16年に循環型社会形成推進地域計画が策定 され、平成18年度から向こう5カ年計画で新しい施設への建てかえ準備に入 ったということであります。 それを受けて、本年9月25日に全員協議会を開催し、平成18年度中に実 施した経過説明と、今年度で実施している業務内容及び今後の計画の進め方に ついて事務局の説明を受けました。 大きく分けまして、し尿処理場の、正式には汚泥再生処理センター基本計画 業務、施設予定地測量地質調査業務、施設予定地土壌汚染調査業務の3点を実 施したとの詳しい説明報告を受けました。 その内容については、時間がありませんので割愛させていただきますが、規 模的には将来の人口推計・下水道の進捗状況を予測して、1日41キロリット ルの施設規模に縮小しながら、いろいろな環境規制に適合した信頼性の高い、 経済的にも有効な処理方式を採用するとの報告でありました。最終的に残りま す汚泥は、乾燥し袋詰めにして肥料登録し、住民に還元をしたいとの説明であ りました。 そ こ で 、 こ の 建 設 に よ る 事 業 費 は 1 8 億 4 ,5 0 0 万 円 、 施 設 工 事 監 理 費 に 5 ,0 0 0 万 円 、 既 設 の 取 り 壊 し 費 用 に 1 億 7 ,0 0 0 万 円 、 新 施 設 の 運 転 管 理 費 に 、 初 年 度 で 8 ,6 0 0 万 円 を 算 定 し て い る と の 説 明 を 受 け ま し た 。 また、施設の敷地内に埋め立ててあります廃棄物による影響は少ないとの調 査データでありますが、焼却灰、消化槽汚泥は平成17年度の法改正により、 -217- 全量撤去し適正に処分すべしとのことで、この処分費に総額3億数千万円が見 積もられていることも報告を受けました。 この件については、最小限の費用で努力をしてもらうように管理者に対して 要望したところであります。 また、気になる環境面、特に周辺農地、地下水等においては厳しい検査をし ておりますが、基準を十分に満たしているとの説明を受けました。 最後に、今後の処理場計画の進め方について報告を受けました。 1つ、平成19年度中に本体工事を発注する仕様書等の作成及び生活環境影 響調査を実施すべく、コンサル業者に業務委託して取り組んでいること。 1つ、本工事発注の方法として、PFI事業を含めた長期包括的運営事業と して実施すべく考えていること。 1つ、環境省が指導している廃棄物処理施設建設工事の入札・契約の手引よ り検討をしていること。 1つ、本工事の入札仮契約を平成20年12月までに終え、12月定例議会 で承認手続を得て工事に着手したいこと。 1つ、施設建設後の維持管理については業者に委託することとし、入札時に 15年間の委託契約を含めて検討すること等が報告され、組合議員より活発な 質疑が実施されました。 なお、最後になりましたが、この処理場に搬入されております現在のし尿等 の 状 況 で ご ざ い ま す が 、 平 成 1 8 年 度 は 全 体 で 2 万 5 ,1 7 8 キ ロ リ ッ ト ル 搬 入され、そのうちの坂井市のみでは全体の67%を占めております。 将来的に下水道の整備が進んでまいりますと、平成23年度には1日約37 キロリットルになると推定し、施設の整備計画を順次進めているとの報告を受 けております。 以上、簡単でございますが、坂井地区環境衛生組合の現況と議会の報告とい たします。 ありがとうございました。 ○ 議長(岡本正義)はい、ありがとうございました。 次に、福井坂井地区広域市町村圏事務組合について、6番、川畑孝治議員に お願いいたします。 川畑議員。 ○ 6番(川畑孝治)福井坂井地区広域市町村圏事務組合議会の概要について、 ご報告いたします。 福井坂井地区広域市町村圏事務組合は、福井市、あわら市、坂井市、永平寺 町の三市一町で構成され、広域共同事業として一般廃棄物の共同処理、電子計 算組織の共同利用、広域観光の各事業を行っております。 -218- 平成19年3月28日、第138回組合議会定例会が招集され、上程された 議案は次のとおりであります。 第1号議案、平成19年度福井坂井地区広域市町村圏事務組合一般会計予算 に つ い て 。 概 要 は 、 歳 入 歳 出 予 算 総 額 、 そ れ ぞ れ 3 9 億 3 ,8 7 5 万 3 ,0 0 0 円 で あ り 、 歳 入 に つ き ま し て は 、 分 担 金 及 び 負 担 金 3 7 億 6 ,0 2 6 万 3 ,0 0 0 円 、 こ の う ち 坂 井 市 の 負 担 分 と い た し ま し て は 、 1 3 億 5 ,1 9 9 万 5 ,0 0 0円であります。 使 用 料 及 び 手 数 料 1 億 5 ,9 9 8 万 円 4 ,0 0 0 円 、 財 産 収 入 9 6 0 万 円 、 繰 越 金 1 0 万 円 、 諸 収 入 8 8 0 万 6 ,0 0 0 円 で あ り ま す 。 歳 出 に つ き ま し て 、 議 会 費 4 2 1 万 2 ,0 0 0 円 、 総 務 費 8 億 6 ,5 0 9 万 9 , 0 0 0 円 、 衛 生 費 1 2 億 6 , 9 3 1 万 4 ,0 0 0 円 、 公 債 費 1 7 億 9 ,5 1 2 万 8 ,0 0 0 円 、 予 備 費 5 0 0 万 円 で あ り ま す 。 第2号議案、福井坂井地区広域市町村圏事務組合情報公開及び個人情報保護 に関する条例の制定について。概要は、組合行政への住民参加を促進し組合行 政の公正な運営を図るともに、住民の情報の公開を求める権利並びに自己情報 の公開及び訂正、削除または、目的外利用の中止を求める権利を保障するもの であります。 第3号議案、福井坂井地区広域市町村圏事務組合長期継続契約を締結するこ とができる契約を定める条例の制定について。概要は、地方自治法及び地方自 治法施行令の一部改正に伴い、長期継続契約の締結に関し必要な事項を定める ものであります。 第4号議案、福井坂井地区広域市町村圏事務組合職員定数条例の一部改正に ついて。 第5号議案、福井坂井地区広域市町村圏事務組合特別職の職員の費用弁償に 関する条例の一部改正について。 両議案とも、地方自治法の一部改正に伴い、条例の一部を改正するものであ ります。 第6号議案、福井県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及 び同組合規約の変更について。 概要は、福井県市町総合事務組合に、福井県後期高齢者医療広域連合等を加 入させることなどに伴い、同組合規約の一部を変更するというものであります。 第10号議案、平成18年度福井坂井地区広域市町村圏事務組合一般会計補 正予算について。 概 要 は 、 歳 入 歳 出 そ れ ぞ れ 6 ,6 4 6 万 5 ,0 0 0 円 の 減 額 補 正 で あ り 、 主 な 内容といたしましては、清掃費の修繕費及び各種業務委託料の入札差金による 減額、さらに余熱館外壁整備事業につきまして明許繰り越しを行うものであり -219- ます。 以上を審議し、原案のとおり可決されました。 平成19年7月25日、第139回組合議会定例会が招集され、上程された 議案は次のとおりであります。 また、この議会より議員定数を30名から23名の議員定数で開催されまし た。 第7号議案、平成19年度福井坂井地区広域市町村圏事務組合一般会計補正 予算について。 概 要 は 、 歳 入 歳 出 そ れ ぞ れ 4 ,0 1 5 万 7 ,0 0 0 円 の 減 額 補 正 で あ り ま す 。 内容は、清掃費の薬剤費及び各種修繕工事並びに各種業務委託料の入札差金に よる減額、さらに繰越金による財源更正を行うものであります。 第8号議案、監査委員の選任について。 概要は、欠員となっている監査委員を、本市の議長である岡本議員の選任に ついて同意を求めるものであります。 以上を審議し、原案のとおり可決されました。 また、一般質問については、平成18年7月議会全員協議会において議員か ら提案があり、議員定数懇話会において導入を決定いたしました。 それにより、今議会より一般質問制を採用いたしまして、あわら市の向山議 員、私、川畑が質問いたしました。 平成19年11月26日、第140回組合議会定例会が招集され、上程され た議案は次のとおりであります。 第9号議案、平成18年度福井坂井地区広域市町村圏事務組合一般会計歳入 歳出決算の認定について。 概要は、一般廃棄物の共同処理事業、電子計算組織の共同利用事業、広域観 光 事 業 の 運 営 に 伴 い 執 行 さ れ た も の で 、 歳 入 総 額 3 8 億 6 ,9 1 8 万 6 ,3 4 6 円 、 歳 出 総 額 3 8 億 1 0 7 万 7 ,7 0 2 円 、 差 し 引 き 残 高 6 ,8 1 0 万 8 , 6 4 4円となっており、組合議会の認定を求めたものであります。 第10号議案、福井県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少、 同組合規約の変更及び財産処分について。 概要は、平成20年3月31日に福井県市町総合事務組合から丹生衛生管理 組合を脱退させること、一部事務組合等が退職手当支給事務から脱退する場合 における同組合規約の変更及び丹生衛生管理組合の脱退に伴う同組合の財産を 帰属させるというものであります。 以上を審議し、原案のとおり可決されました。 また、一般質問は辻議員、私、川畑が質問いたしました。 視察概要。1、視察日程、10月22日、23日、視察先は滋賀県湖南市、 -220- 東洋カレット株式会社滋賀工場、愛知県豊田市、渡刈クリーンセンター、組合 議員16名、事務局4名、計20名で行いました。 視察目的は、廃棄物処理法や資源有効利用促進法などに基づき、廃棄物の適 正処理、資源のリサイクルを推進している先進施設を視察することにより、当 広域圏における今後の廃棄物業務の実施にあたり参考とするためであります。 東洋カレット滋賀工場は、新潟から熊本にかけての西日本エリアを中心に3 36カ所の自治体、広域組合、事業所から回収瓶を引き取っている民間企業で、 瓶の破砕、洗浄及び金属・陶磁器等の異物除去を行い、高品質のカレットに加 工しています。 加工されたカレットは隣接する東洋ガラスに送られ、カレット、珪砂、石灰、 ソーダ灰などの原料を混合し、ガラス瓶を製造しております。当広域圏の清掃 センターに収集された資源瓶も、白と茶瓶でありますが、同工場に引き取られ て新しい瓶に再生されています。 渡刈クリーンセンター、平成19年3月に稼働しており、流動床式熱分解ガ ス化溶融炉の最新鋭の技術を導入してごみ処理を行い、あわせて排ガス、飛灰 中のダイオキシン等を高度処理し、ごみを安定的、衛生的に処理しております。 また同時に、焼却灰をガラス状のスラグにして、公共工事などのリサイクル 資源として有効利用を進めている施設であります。 福井坂井地区広域市町村圏事務組合議会議員定数について。 平成15年7月議会の全員協議会において、市町村の合併に伴う議員定数取 り扱い等を検討するため、議員定数検討懇話会が設置されました。構成団体の 議長メンバーとして調査・研究を行い、議員定数を福井市8名、あわら市5名、 坂井市6名、永平寺町4名は、組合議会の承認を得て各構成市町議会の議決を いただき、平成19年7月議会から新しい議員定数で開催されました。 また、議会運営懇話会ですが、議員定数検討懇話会を発展的に解消し、議会 運営に関するさまざまな懸案事項に対処するため、構成団体の議長、副議長を メンバーとして議会運営等懇話会が設置されました。 検討事項としては、1、議会運営等の重要事項に関すること、2、その他懇 話会が必要と認めることでございます。 なお、これまで、平成19年7月6日、平成19年11月16日に開催され ております。 7月6日の開催の議会運営等懇話会における申し合わせ事項。 1、役職の選任について。議長・福井市議会議長、副議長・あわら市議会議 長、監査委員(議会選出委員)は、坂井市議会議長、監査委員(識見委員)は 永平寺町識見監査委員であります。 2、行政視察の実施について。毎年実施することとしました。福井坂井地区 -221- 広域市町村圏事務組合の特別職の職員の費用弁償に関する条例に規定する宿泊 料、日当、交通費は公費により負担いたします。公費負担分以外は自己負担と いたします。 3、意見交換会の実施について。全額個人負担により実施することといたし ました。 以上、福井坂井地区広域市町村圏事務組合の報告を終わります。 ○ 議長(岡本正義)はい、ありがとうございました。 次に、三国あわら斎苑組合について、17番、田中千賀子議員お願いいたし ます。 田中議員。 ○ 17番(田中千賀子)皆さん、おはようございます。三国あわら斎苑組合 議会報告をさせていただきます。 まず、3月26日、平成19年第1回三国あわら斎苑組合議会定例会が開催 されましたので、その結果をご報告させていただきます。 今回の議案は、平成19年度当初予算が2件、条例改正が3件、一部事務組 合に関する協議1件の6議案でありました。 それでは、議案ごとに説明をいたします。 議案第1号、平成19年度三国あわら斎苑組合一般会計予算につきましては、 予 算 総 額 は 歳 入 歳 出 そ れ ぞ れ 5 ,7 4 0 万 9 ,0 0 0 円 で 、 対 前 年 度 比 3 1 9 万 4 ,0 0 0 円 、 率 に し て 5 .9 % の 増 と な っ て お り ま す 。 歳出の主なものとしては、一般管理費の負担金、補助及び交付金で、事務局 職 員 人 件 費 負 担 金 4 5 1 万 6 ,0 0 0 円 、 繰 出 金 で 代 官 山 墓 地 特 別 会 計 繰 出 金 400万円、火葬場施設費の修繕料におきまして、火葬炉施設整備修繕料24 9 万 4 ,0 0 0 円 を 、 委 託 料 に お き ま し て は 、 葬 斎 場 樹 木 管 理 委 託 料 1 2 6 万 円 、 火 葬 業 務 等 の 委 託 料 2 ,8 8 7 万 5 ,0 0 0 円 、 葬 斎 場 の 警 備 監 視 業 務 委 託 料 2 9 万 円 、 浄 化 槽 保 守 点 検 業 務 委 託 料 5 1 万 3 ,0 0 0 円 、 除 雪 作 業 委 託 料 2 7 万 3 ,0 0 0 円 、 自 動 ド ア 保 守 点 検 委 託 料 6 3 万 円 等 を 計 上 し て お り ま す 。 一 方 、 歳 入 の 主 な も の と し て は 、 二 市 か ら の 事 業 費 負 担 金 3 ,6 7 1 万 円 、 火 葬 場 使 用 料 が 1 ,5 5 0 万 円 、 繰 越 金 5 1 5 万 円 を 計 上 し て お り ま す 。 こ の 中 で 、 火 葬 炉 施 設 整 備 修 繕 料 2 4 9 万 円 4 ,0 0 0 円 に つ き ま し て は 、 現在4炉ある台車の耐火が200から250体の遺体を燃やすことにより、炉 が変形するため修繕が必要となってくるもので、これは850度以上の高熱で 燃やすことや、人間の水分が多いことから発生する現象であるとのことであり ました。 次に、議案第2号、平成19年度三国あわら斎苑組合代官山墓地特別会計予 算 。 予 算 総 額 は 、 歳 入 歳 出 そ れ ぞ れ 1 ,1 3 9 万 2 ,0 0 0 円 で 、 対 前 年 比 2 8 -222- 万 円 、 率 に し て 2 .4 % の 減 と な っ て お り ま す 。 歳出の主なものとしては、墓地施設費の委託料210万円は、墓地公園内植 栽 管 理 委 託 料 で あ り 、 公 債 費 で は 元 金 8 4 4 万 4 ,0 0 0 円 、 利 子 1 8 万 8 ,0 00円を計上しております。 歳 入 の 主 な も の と し て は 、 墓 地 使 用 料 5 6 9 万 円 5 ,0 0 0 円 、 基 金 繰 入 金 と し て 墓 地 基 金 繰 入 金 1 6 4 万 3 ,0 0 0 円 、 一 般 会 計 繰 入 金 4 0 0 万 円 等 を 計上しております。なお、公債費につきましては、本年度をもって償還完了と なります。 議案第3号、三国あわら斎苑組合監査委員条例の一部を改正する条例の制定 について、議案第4号、三国あわら斎苑組合職員定数条例の一部を改正する条 例の制定について、議案第5号、三国あわら斎苑組合特別職の職員で非常勤の ものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまし ては、いずれも地方自治法の改正により当組合の条例を改正する必要があるた め、提出されたものであります。 議案第6号、福井県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及 び同組合規約の変更につきましては、平成19年4月の1日から福井県後期高 齢者医療広域連合と坂井地区水道用水事務組合を加入させ、勝山・上志比衛生 管理組合の名称を変更するとともに、規約の一部を変更することについて協議 する必要があるため、提出されたものであります。 以上、6議案について慎重審議した結果、全議案可決決定いたしました。 次に、8月3日、平成19年第2回三国あわら斎苑組合議会定例会が開催さ れましたので、その結果をご報告させていただきます。 今回、予算等の審議案件はありませんでした。 一般質問は、辻議員が質問を行っております。 質問内容は、新しく管理者となりました橋本市長に、斎苑組合の現状と課題 について質問をしております。 課題につきましては、待合室の利用が少ないという課題、各種委託料が割高 感があることの質問でありました。 管理者の答弁は、待合室の利用については組合管内の葬儀から収骨までの風 習があり、なかなか利用が上がらない。今後、類似団体の調査や先進地研修等 により対策を講じ、利用率の向上に努めたいとの答弁でありました。 また、委託料につきましては、火葬業務等委託料が最もウエートが高いもの ですが、この件につきましては、職員を置かないことから当該業務を全面委託 としたものであります。 今後、委託業務につきましては、入札制度を取り入れる等を視野に入れて、 経費の節減を図っていきたいとの答弁でありました。 -223- また、斎苑組合の視察研修を9月3日、4日に、兵庫県篠山市営斎場へ行っ ております。 研修内容といたしましては、施設の管理運営の委託について、待合室の利用 状況について研修をしております。特に、待合室の利用につきましては、篠山 市は式場が隣接している斎場となっており、午後からの葬儀が風習にあること から、待合室を使用しております。また、斎場までの距離があるため、遠いと ころで1時間かかることから、収骨までの間を待合室を利用することでありま した。待合室利用の最大の理由は、式場があることから利用が上がっているこ とでありました。 次に、11月7日、代官山斎苑におきまして、待合室利活用について、葬祭 業者5社と組合議員が意見交換を行っております。 葬祭業者は、待合室を利用しないのは、葬儀から収骨までの風習があること が最大の原因となっていることであり、収骨までの間に葬式に参った方や、町 内のお手伝いされた方に食事をもてなすことが風習としてあり、これらには喪 主や親族が接待することから、待合室が利用できないものとなっているもので あります。 今後、市民向けの待合室のパンフレット等を作成して、業者の方に配布して ほしいとの意見もありました。パンフレットは作成してPRに努めていただく との考え方であります。 次に、11月30日、平成19年第3回三国あわら斎苑組合議会定例会が開 催されましたので、その結果をご報告させていただきます。 今回の議案は、平成18年度の決算認定2件、一部事務組合に関する協議1 件の3議案でありました。 それでは、議案ごとに説明をさせていただきます。 議案第7号は、平成18年度三国あわら斎苑組合一般会計歳入歳出予算認定 に つ い て は 、 実 質 収 支 で 歳 入 総 額 5 , 9 6 5 万 7 ,3 4 3 円 、 歳 出 総 額 5 , 0 7 5 万 6 0 5 円 で 、 差 し 引 き 額 8 9 0 万 6 ,7 3 8 円 と な っ て お り ま す 。 内訳といたしまして、歳出の主なものとしては、総務管理費の一般管理費で、 負 担 金 補 助 及 び 交 付 金 の 事 務 局 職 員 人 件 費 負 担 金 4 3 6 万 7 ,7 5 2 円 は 、 あ わら市への負担金であり、繰出金400万円は墓地特別会計への繰出金であり ます。 環境衛生費の火葬場施設費では、需用費の燃料費で施設用燃料458万57 円 、 光 熱 水 費 の 電 気 料 3 2 6 万 9 ,6 6 2 円 、 委 託 料 で は 庭 木 剪 定 委 託 料 1 2 2 万 2 , 2 0 0 円 、 火 葬 業 務 委 託 料 2 , 8 8 7 万 5 ,0 0 0 円 、 浄 化 槽 保 守 点 検 業 務 委 託 料 4 9 万 8 ,2 7 0 円 と な っ て お り ま す 。 歳 入 の 主 な も の と し て は 、 事 業 負 担 金 3 ,8 0 3 万 円 で 、 内 訳 は 坂 井 市 1 ,5 -224- 2 1 万 2 ,0 0 0 円 、 あ わ ら 市 2 ,2 8 1 万 8 ,0 0 0 円 で 、 火 葬 場 使 用 料 1 ,4 9 4 万 1 ,0 0 0 円 は 葬 斎 場 、 霊 柩 車 、 待 合 室 使 用 料 で 、 繰 越 金 5 8 7 万 9 ,6 9 7 円 は 前 年 度 繰 越 金 で あ り 、 雑 入 は 8 0 万 6 ,6 2 0 円 で 、 主 な も の は 北 陸 電力の立ち木の補償金であります。 議案第8号は、平成18年度三国あわら斎苑組合代官山墓地特別会計歳入歳 出 決 算 認 定 に つ い て は 、 実 質 収 支 で 歳 入 総 額 1 ,1 6 6 万 8 ,3 4 0 円 、 歳 出 総 額 1 ,0 5 8 万 9 , 3 1 1 円 で 、 差 し 引 き 額 1 0 7 万 9 , 0 2 9 円 と な っ て お り ます。 歳 出 の 主 な も の と し て は 、 墓 地 公 園 植 栽 管 理 委 託 料 1 5 9 万 6 ,0 0 0 円 で 、 公 債 費 の 元 金 8 4 4 万 4 ,0 0 0 円 、 利 子 5 3 万 1 ,9 7 0 円 と な っ て お り 、 償 還完了は平成19年度となっております。 歳入の主なものとしては、墓地使用料520万円、一般会計繰入金400万 円となっております。 議案第9号は、福井県市町総合事務組合の規約の変更及び財産処分について、 協議するものであります。 以上、3議案を慎重審議した結果、すべて可決決定いたしました。 一般質問については、辻議員が質問を行っております。 以上、三国あわら斎苑組合議会の報告とさせていただきます。 ありがとうございました。 ○ 議長(岡本正義)はい、ありがとうございました。 ここで、11時10分まで暫時休憩をいたします。 ○ (午前10時57分 休憩) (午前11時10分 再開) 議長(岡本正義)休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 次に、武生三国モーターボート競走施行組合について、16番、広瀬潤一議 員にお願いいたします。 広瀬議員。 ○ 16番(広瀬潤一)武生三国モーターボート競走施行組合議会の報告をさ せていただきます。 平成19年第2回定例会は、坂井市議会議場において平成19年7月9日午 後4時から開議されました。 議案は、承認案件2件で、(1)平成18年度施行組合一般会計補正予算 (第1号)について。18年度売り上げ確定に伴い経費等で増減が見込まれる ものについて、補正措置をしたものです。 (2)施行組合特別職の職員の給与及び旅費等に関する条例の特例に関する 条例の一部改正について。特別職の給与について、現在の30%カットをさら -225- に2年間延長し、平成21年6月30日まで継続するものであります。 以上、原案どおり承認されました。 平成19年第3回定例会は、越前市議会議場において平成19年9月28日 午後3時から開議されました。 議案は、認定案件1件と承認案件2件で、認定案件については、平成18年 度施行組合一般会計歳入歳出決算認定を原案どおり認定されました。 承認案件2件は、(1)施行組合モーターボート競走条例の一部改正につい て 。 グ ル ー プ 席 ( 2 ,0 0 0 円 ) の 増 設 と ペ ア 席 の 新 設 ( 1 ,0 0 0 円 ) を す る ものであります。 (2)施行組合一般会計補正予算(第1号)について。場外協力場での売上 増に伴う補正措置をしたものであります。 以上、原案どおり承認されました。 平成19年第4回定例会は、坂井市議会議場において平成19年11月28 日午後4時30分から開議されました。 議案5件で、(1)施行組合職員の育児休業等に関する条例の一部改正につ いて。 (2)施行組合職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について。 (1)及び(2)は少子化対策として、育児と仕事の両立が可能となるよう、 育児短時間勤務制度を導入するものであります。 (3)競走用ボート購入について。 (4)競走用モーター購入について。 ( 3 ) 及 び ( 4 ) は 、 財 産 の 取 得 価 格 が 2 ,0 0 0 万 円 を 超 え る た め で あ り ます。 (5)福井県市町総合事務組合規約の変更及び財産処分について。平成20 年3月31日付で、丹生衛生管理組合が福井県市町総合事務組合から脱退する ことで、規約の変更と財産処分についての協議を行いました。 以上、原案どおり可決されました。 次に、議員研修の報告をさせていただきます。 平成19年10月3日から5日まで、場所はボートピアなんぶ、青森県であ ります。参加者は、私と小田原議員、岡田議員、山本議員、大和議員、そして 長谷川課長の6名で行ってまいりました。 目的地選定理由については、当時石川県津幡町にボートピア計画があり、ロ ーカルなボートピアで、売上規模等が似ているためであります。 視察の概要につきましては、ボートピアなんぶは、八戸市の中心部まで30 ~ 4 0 分 の 位 置 に あ り 、 施 設 の 規 模 は 3 万 2 9 0 平 方 メ ー ト ル の 敷 地 に 2 ,7 63平方メートルの鉄骨平家建てとなっておりました。客席は280席あるが、 -226- SG競走開催中の同視察日に3割程度の空席が見られました。なお、1日平均 の入場者は350から400名で、1人あたりの売上額は1万円強との話であ りました。 以上、武生三国モーターボート競走施行組合議会議員、広瀬潤一。 報告終わります。 ○ 議長(岡本正義)はい、ありがとうございました。 次に、五領川公共下水道事務組合について、25番、酒井英夫議員お願いい たします。 酒井議員。 ○ 25番(酒井英夫)それでは、私の方から、五領川公共下水道事務組合議 会の現況報告をいたします。 五領川は、永平寺町と丸岡町の一部を区域として整備を進めてきているとこ ろでございます。 まず、18年12月25日、第67回組合議会定例会が開会され、関係一部 事務組合の解散及び統合に伴う案件が3件、下水道条例の一部の改正を求める 案件、五領川公共下水道事務組合一般職の職員の給与に関する条例の一部の改 正を求める案件、平成18年度五領川下水道事業会計補正予算案(第2号)に ついての6議案が上程されました。 議案第3号から第5号までは、平成19年3月31日をもって福井県市町村 消防団員等公務災害補償組合、福井県市町村非常勤職員公務災害補償組合及び 福井県市町村交通災害共済組合が解散し、4月1日から福井県市町村職員退職 手当組合が福井県市町総合事務組合と、名称を新たにこれらの事務を継承する ことに伴い、財産処分、規約の変更に係る議決を求めるもので、妥当と認め原 案のとおり決議いたしました。 次に、議案第6号は、平成19年4月から使用料徴収業務を坂井市と永平寺 町に委託することに伴い、所要規定の整備を図るもので、慎重審議の上、妥当 と認め原案のとおり決議いたしました。 次に、議案第7号は、国家公務員一般職の職員の給与に関する法律の一部改 正に準じて扶養手当の月額を改定することに伴い、当事務組合も所要規定の整 備を図るもので、慎重審議の上、妥当と認め原案のとおり決議いたしました。 次 に 、 議 案 第 8 号 は 、 当 初 予 算 に 定 め た 収 益 的 支 出 に お い て 2 3 8 万 6 ,0 0 0 円 の 追 加 補 正 、 及 び 資 本 的 支 出 に お い て 4 2 2 万 7 ,0 0 0 円 の 追 加 補 正 を行うものであります。 内容は、人事異動及び給与の改定に伴う人件費の調整、及び使用料徴収業務 委託に係る委託料の追加で、慎重審議の上、妥当と認め原案のとおり決議いた しました。 -227- 以上が、67回の報告でございます。 次に、第68回議会の現況報告をいたします。 去る19年3月27日、第68回組合議会定例会が開会され、第1号議案、 福井県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び同組合規約の 変更について、第2号議案、五領川公共下水道事務組合職員の勤務時間、休暇 等に関する条例の一部を改正する条例について、第3号議案、平成19年度五 領川下水道事業会計予算の3議案が上程されました。 まず、第1号議案は、平成19年4月1日から、福井県市町総合事務組合に 福井県後期高齢者医療広域連合及び坂井地区水道用水事務組合を加入させ、あ わせて勝山・上志比衛生管理組合の名称を変更するとともに、規約に会計管理 者の条文を加えることについて議決を求めるもので、妥当と認め原案のとおり 決議いたしました。 次に、第2号議案は、人事院規則の一部改正及び総務省自治行政局公務員部 からの通知に基づき勤務時間を定めることに伴い、当事務組合も所要規定の整 備を図るもので、慎重審議の上、妥当と認め原案のとおり決議いたしました。 次に、第3号議案について概要を申し上げます。 平 成 1 9 年 度 の 主 な 業 務 の 予 定 量 は 、 排 水 戸 数 が 4 3 戸 増 加 し 2 ,4 5 8 戸 で あ り ま す 。 年 間 総 排 水 量 は 、 前 年 度 よ り 2 万 5 ,0 0 0 立 方 メ ー ト ル の 減 少 の 9 8 万 7 ,0 0 0 立 方 メ ー ト ル を 見 込 ん で お り ま す 。 こ れ は 大 口 需 要 家 の 節 水によるものでございます。 ま た 、 永 平 寺 町 か ら の 年 間 受 託 汚 水 量 は 6 万 3 ,0 0 0 立 方 メ ー ト ル 増 の 7 4 万 6 ,0 0 0 立 方 メ ー ト ル で ご ざ い ま す 。 次に、企業の経営活動に伴う収益的収入及び支出でありますが、収入は前年 度 比 3 1 6 万 減 の 4 億 3 ,6 8 3 万 円 で 、 支 出 は 前 年 度 比 3 0 4 万 円 減 の 4 億 3 ,0 2 0 万 円 で ご ざ い ま す 。 ま た 、 資 本 的 収 入 は 前 年 度 比 5 ,3 9 2 万 円 増 の 7 ,0 6 3 万 円 で 、 下 水 道 事 業 に 対 す る 国 庫 補 助 金 を 1 ,7 5 0 万 円 、 同 じ く 企 業 債 を 1 ,5 7 0 万 円 見 込 み ました。 資 本 費 平 準 化 債 の 借 り 入 れ は 、 前 年 度 比 1 ,4 0 0 万 円 増 の 2 ,8 0 0 万 円 を 見込みました。 資 本 的 支 出 は 2 億 4 ,1 6 0 万 5 ,0 0 0 円 で 、 資 本 的 支 出 の 主 な も の は 、 建 設改良費では丸岡町熊堂地係における管渠布設工事、浄化センターの機械設備 の改築工事及び下水道施設耐震及び機能診断調査業務委託並びに企業債の償還 元金でございます。 な お 、 資 本 的 収 入 が 資 本 的 支 出 額 に 対 し 不 足 す る 額 1 億 7 ,0 9 7 万 5 ,0 0 0円については、損益勘定留保資金等で補てんするものでございます。 -228- 以上、慎重審議の上、妥当と認め原案どおり議決いたしました。 以上が、68回議会の報告でございます。 次に、第69回議会の現況報告をいたします。 去る10月10日、第69回組合議会定例会が開会され、第4号議案、五領 川公共下水道事業区域外流入分担金の徴収に関する条例の制定について、第5 号議案、五領川公共下水道事務組合徴収金に係る督促及び延滞金並びに滞納処 分に関する条例の制定について、平成18年度決算の認定についての3議案が 上程されました。 まず、第4号議案は、組合の排水区域外からの汚水を排除することにより受 益を受けるものに対し、分担金を徴収することについて議決を求めるもので、 慎重審議の上、妥当と認め原案のとおり決議いたしました。 次に、第5号議案は、組合が徴収する徴収金について、公正かつ的確な徴収 業務の執行を図るため、所要規定の整備を図るもので、慎重審議の上、妥当と 認め原案のとおり決議いたしました。 次に、認定第1号は、平成18年度五領川下水道事業会計決算の認定につい てであります。 ま ず 、 事 業 状 況 で す が 、 処 理 区 域 面 積 2 5 9 .5 ヘ ク タ ー ル に 対 す る 整 備 面 積 は 2 5 5 .5 ヘ ク タ ー ル で 、 整 備 率 は 9 8 .5 % と な っ て お り ま す 。 処 理 人 口 は 6 ,0 1 6 人 で 、 水 洗 化 率 は 9 3 % と な っ て お り ま す 。 次に、決算の主な内容は、収益的収入及び支出における収入総額が4億3, 9 2 9 万 6 ,1 5 4 円 で 、 予 算 額 に 対 し て 9 9 .8 % の 収 入 率 と な り 、 こ れ に 対 す る 支 出 総 額 は 4 億 2 ,6 1 6 万 9 , 3 7 2 円 で 、 9 7 . 9 % の 執 行 率 で あ り ま す。 ま た 、 資 本 的 収 入 及 び 支 出 に お け る 収 入 総 額 は 2 ,5 3 8 万 1 ,3 0 0 円 で 、 予 算 額 に 対 し 1 1 9 .7 % の 収 入 率 と な り 、 支 出 総 額 は 2 億 4 9 4 万 6 ,4 9 4 円 で 、 9 7 .3 % の 執 行 率 と な り ま し た 。 次 に 、 経 営 状 況 を 示 す 損 益 計 算 書 で す が 、 営 業 収 益 は 3 億 4 ,9 1 8 万 7 ,5 7 3 円 で 、 こ れ に 対 す る 営 業 費 用 は 3 億 1 ,1 4 1 万 7 ,4 0 1 円 で 、 3 ,7 7 7万172円の営業利益が生じました。 ま た 、 営 業 外 収 益 は 7 ,9 2 6 万 5 ,7 9 3 円 で 、 営 業 外 費 用 は 1 億 5 7 5 万 2 ,3 0 0 円 で 、 経 常 利 益 は 1 ,1 2 8 万 3 ,6 6 5 円 と な り ま し た 。 さ ら に 、 特 別 損 失 は 2 4 万 8 3 円 で あ り ま し て 、 平 成 1 8 年 度 は 1 ,1 0 4 万 3 ,5 8 2 円 の 純 利 益 を 生 じ る こ と と な り ま し た 。 次 に 、 剰 余 金 処 分 計 算 書 で す が 、 当 年 度 末 処 分 利 益 剰 余 金 1 ,1 5 1 万 4 ,6 2 6 円 の う ち 、 1 ,1 0 0 万 円 を 減 債 積 立 金 に 積 み 立 て 、 残 り の 5 1 万 4 ,6 2 6円を利益剰余金として翌年度に繰り越すものであります。 -229- 次 に 、 財 務 状 況 を 示 す 貸 借 対 照 表 で す が 、 資 産 合 計 は 8 6 億 1 ,7 4 0 万 4 , 2 4 4 円 で 、 前 年 度 よ り 9 ,2 8 9 万 円 ほ ど 減 少 、 負 債 合 計 は 1 億 2 ,4 7 9 万 1 ,9 4 7 円 で 、 前 年 度 よ り 2 ,7 3 9 万 円 ほ ど 増 加 を い た し て お り ま す 。 資 本 合 計 は 8 4 億 9 , 2 6 1 万 2 , 2 9 7 円 で 、 前 年 度 よ り 1 億 2 ,0 2 8 万 円 ほ ど 減少をいたしております。 以上、妥当と認め認定をいたしました。 以上が、五領川公共下水道事務組合における概要であります。 報告を終わります。 ○ 議長(岡本正義)はい、ありがとうございました。 以上をもって、広域連合及び一部事務組合の議会報告を終わります。 お諮りいたします。 審議の都合上、日程第1、議案第69号から日程第40、陳情第16号まで、 議案36件、発議1件、陳情3件を一括上程したいと思いますが、ご異議あり ませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)異議なしと認めます。 よって、日程第1、議案第69号から日程第40、陳情第16号まで、議案 36件、発議1件、陳情3件を一括上程いたします。 これより、各常任委員会に付託いたしました案件について、各常任委員長の 委員会審査結果の報告を求めます。また、閉会中の所管事務組合の調査視察研 修報告についても、あわせてお願いをいたします。 初めに、総務常任委員長の報告を求めます。 10番、大和久米登委員長。 大和議員。 ○ 10番(大和久米登)さきの本会議において、本委員会に付託された案件 の審査結果と審議内容についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、議案第69号、平成19年度坂井市一般 会計補正予算(第3号)、議案第74号、坂井市総合計画基本構想の策定につ いて、議案第75号、字の区域及び名称の変更について、議案第76号、坂井 市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について、議案 第77号、坂井市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例につい て、議案第78号、坂井市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する 条例について、議案第81号、福井県市町総合事務組合の規約の変更及び財産 処分について、議案第82号、指定管理者の指定(坂井市営JR春江駅駐車場 ほか2施設)についての、議案8件であります。 去る12月18日、委員会を招集し、市長、副市長初め担当部課長ほかの出 -230- 席を求め、全委員出席のもと委員会を開会いたしました。審査は、各担当部課 長からそれぞれ詳細にわたる説明の後、審議に入りました。 その主な審議内容は、財務部所管では、法人税収入増の要因、指定管理者の 管理運営の具体的な考え方について。 総務部所管では、自主防災組織の周知、育成方法、職員の時間外手当の適正 化、総合計画と財政の整合性、総合計画における福井空港の位置づけ、育児休 業の現状等について、それぞれ質疑、意見が交わされました。 採決の結果、本委員会に付託された議案8件は、すべて原案のとおり可とす ることに決しました。 なお、財務部より財政健全化計画について、さきの全協に引き続き詳細な説 明がありました。今回、議会に対する説明は、計画案を国に提出後になされま したが、今後は事前協議を重ねた上取り組まれるよう要望するものであります。 また、総務部においては地域自治区、内容は総合支所、自治区長、地域協議 会、自治区としての事業のあり方について協議がなされました。 これらに対し、地域自治区の重要性について十分な協議を重ね、統括した構 想を示し、そのもとで諸問題に対処されますよう要請するものであります。 以上が、本委員会に付託された案件の審査経過と、関連する諸問題への協議 に関する総務常任委員会の報告といたします。 以上でございます。 ○ 議長(岡本正義)はい、ありがとうございました。 次に、教育民生常任委員長の報告を求めます。 11番、橋本幸一郎委員長。 橋本議員。 ○ 11番(橋本幸一郎)皆さん、おはようございます。 それでは、教育民生常任委員会の報告をいたします。 さきの本会議において、本委員会に付託された案件の審査結果と審議内容に ついてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、議案第69号、平成19年度坂井市一般 会計補正予算(第3号)、議案第70号、平成19年度坂井市国民健康保険特 別会計補正予算(第1号)、議案第71号、平成19年度坂井市老人保健特別 会計補正予算(第1号)、議案第79号、坂井市重度障害者(児)医療費の助 成に関する条例の一部を改正する条例について、議案第83号、指定管理者の 指定(坂井市赤坂聖苑)について、議案第84号、指定管理者の指定(坂井市 坂井健康増進センター)について、議案第85号、指定管理者の指定(坂井市 三国社会福祉センター)について、議案第86号、指定管理者の指定(坂井市 三国希望園)について、議案第87号、指定管理者の指定(坂井市丸岡総合福 -231- 祉保健センター)について、議案第88号、指定管理者の指定(いこいの家) について、議案第89号、指定管理者の指定(坂井市坂井障害者交流センタ ー)について、議案第97号、指定管理者の指定(坂井市たけくらべ広場)に ついて、議案第98号、指定管理者の指定(坂井市みくに文化未来館)につい て、議案第99号、指定管理者の指定(旧森田銀行本店)について、議案第1 00号、指定管理者の指定(旧岸名家ほか1施設)について、議案第101号、 指定管理者の指定(坂井市文化の森・YURI文化情報交流館)について、議 案第102号、指定管理者の指定(三国運動公園屋内温水プール)について、 議案第103号、指定管理者の指定(丸岡情報団地公園)について、議案第1 04号、指定管理者の指定(丸岡運動公園ほか9施設)について、請願第2号、 子どもの医療費の完全無料化を求める請願、請願第3号、後期高齢者医療制度 に関する請願、陳情第13号、特定非営利活動法人自立支援センターはあとス マイル春江の施設整備と支援員の増員に関する要望、陳情第16号、北部集会 所譲渡に伴う長畝日向神楽伝承資料館の整備に関する陳情の、議案19件、請 願2件、陳情2件でありました。 去る12月13日に委員会を招集し、市長、副市長初め教育長、担当部局長、 課長ほかの出席を求め、全委員の出席のもと委員会を開会いたしました。審査 は、所管の各担当部局長、課長からそれぞれ詳細にわたる説明の後、審議に入 りました。 その主な審議内容は、生活環境部所管では、療養給付費、葬祭費の予算計上 内容、次に、赤坂聖苑の指定内容について、福祉保健部所管では、丸岡総合福 祉保健センターの指定内容、非公募施設の経費について、教育委員会所管では、 学校図書の整備充実、幼稚園の職員体制、教育振興奨励金の活用方法について、 それぞれ質疑また意見が交わされました。 採決の結果、本委員会に付託されました議案19件は、すべて原案のとおり 可とすることに決しました。 次に、請願2件について、本委員会の審査結果を報告申し上げます。 まず、請願第2号、子どもの医療費の完全無料化を求める請願について。国 への意見書提出を内容とするものでありましたが、他市と足並みをそろえてい く立場で、状況を見きわめながら結論を出していくという意見で一致しました。 また、請願第3号、後期高齢者医療制度に関する請願について。75歳以上 の後期高齢者を対象に独立した医療制度を確立しようというもので、平成20 年4月実施に向けて広域連合で準備を進めているところであり、制度の内容を 見きわめた上で検討する必要があるという意見で一致をいたしました。 以上の経過から、請願第2号及び請願第3号は、いずれも全員一致で継続審 査とすることに決した次第であります。 -232- 次に、陳情案件でございますが、まず陳情第16号、北部集会所譲渡に伴う 長畝日向神楽伝承資料館の整備に関する陳情について。整備金額、場所の問題 など課題は残るが、文化財保護という趣旨を尊重し、採決の結果、本委員会は 趣旨採択とすることに決しました。 また、9月定例会で継続審査となっておりました陳情第13号、特定非営利 活動法人自立支援センターはあとスマイル春江の施設整備と支援員の増員に関 する要望について。市内4カ所の同様な施設の現状を11月28日に視察した 中で、ほかの施設との均衡を失しないことを前提とした上で、採決の結果、全 員一致で採択とすることに決しました。 以上、本委員会に付託されました案件の主な審議経過を申し上げ、教育民生 常任委員会の報告といたします。 続きまして、本委員会の閉会中の継続調査として視察研修を実施いたしまし たので、その研修結果を報告いたします。 教育民生常任委員会研修報告。 去る10月16日から18日までの3日間、全委員、随行者前田福祉保健部 長参加のもと、16日には大分県中津市、17日には大分市学校法人渕野学園、 富士見が丘幼稚園、18日には福岡県春日市において視察研修を実施しました ので、その概要を報告します。 中津市の概要。研修初日の中津市は、大分県の最北端に位置し、北東は周防 灘 に 面 し て い ま す 。 人 口 8 万 6 ,2 4 1 人 、 世 帯 数 3 万 5 ,3 3 2 世 帯 、 面 積 は 4 9 1 .0 9 平 方 キ ロ メ ー ト ル で 、 市 域 の 約 8 0 % は 山 林 原 野 が 占 め て お り ま す。山国川下流の平野部にまとまった農地が開け、中津地域を中核としていま す。中津市は古くから文化が発達し、すぐれた人材を数多く出しています。啓 蒙思想家としての福沢諭吉は特に有名でありまして、また、耶馬溪など山紫水 明の地でもあり、中津市は古い歴史文化と豊かな自然に恵まれた中核都市とし て発展をしています。 視察研修内容といたしまして、食育推進計画についてでありますが、策定に 至った背景は、食生活改善推進協議会が、市町村合併、一市四町、中津市、本 耶馬渓町、耶馬溪町、山国町により、推進員の数が252名、坂井市は108 名でございます。 食生活改善推進活動のさらなる発展を期し、食を通じたコミュニケーション が失われつつある今、食の楽しさを実感させ、地域に愛着が持てるような食育 が重要と、このような視点に立ち、現在及び将来にわたり健康で文化的な中津 市の実現を目指し、係及び食生活改善推進協議会と協働で取り組むことに決定 されたところであります。 計画策定までの経緯は、平成17年6月食育基本法制定、7月施行されたこ -233- とに伴い、平成17年12月策定委員会設置条例制定、既存データの見直し、 アンケートの実施、平成18年2月から10月、委員会を開催し、平成18年 11月、市長への策定の報告を行っております。年次推進計画は、平成19年 度から28年度の10年間となっております。 策定にあたり、食育推進計画策定委員会、20名でございますが、及び食育 推進計画作業部会、ここは25名で策定をしております。 食育推進に伴う取り組みについては、平成19年度から28年度の10年間 で初期、中期、長期となっており、なかつ食育指針の普及、生活習慣病予備軍 への予防強化など、8つの施策に取り組んでいます。 次に、研修2日目の大分市学校法人渕野学園、富士見が丘幼稚園の概要につ いて申し上げます。 この富士見が丘幼稚園は、昭和51年初代理事長渕野文男さんが4つの日々、 「誠実な日々」「成長・反省する日々」「感謝する日々」「自然や人への奉仕 報恩の日々」、ひたむきであれという幼児教育の理想を掲げて創立され、現在 はご息女の渕野二三世さんが2代目の理事長を兼園長と引き継ぎ、創立の理念 を堅持し、平成18年には大分県第1号の認定こども園、幼稚園型ですけれど も、認定をされております。 平成19年4月、幼稚園を終えた子どもたちが家に帰るという目的で建てら れたハリーのポケット、ここは預かり保育ですが、をスタートさせております。 ハリーのポケットは、おふろや畳の部屋、冷暖房が完備されており、4名の お母さん先生が5時30分まで預かっています。 職員は、幼稚園で園長ほか14名、保育所機能で4名、定員220名で幼稚 園8クラス、保育所機能1クラスであり、実在園児数は幼稚園179名、保育 所機能21名、総数200名であります。 認定こども園までの背景と経過。なぜ運営しようとしたか、1つとして国の 方が幼保一元化を推進しているから、2つ目として、少しでも早く保護者教育 をしたいと思ったからと言われておりました。3つ目として、幼稚園も30年 の節目を過ぎ、安定した経営ができるようになり、受け入れる教職員が育ち、 長年取り組まなかった満3歳児の教育をしようと思ったからなどを挙げておら れました。 認定こども園も平成19年4月1日にスタートしたため、いまだ手探りの状 態であります。課題としては、施設整備費の補助金などの整備がおくれている 点などを挙げておられました。 次 に 、 研 修 3 日 目 の 春 日 市 は 、 福 岡 市 南 部 に 位 置 し 、 人 口 1 0 万 9 ,3 3 3 人 、 世 帯 数 4 万 3 ,4 1 5 世 帯 、 面 積 は 1 4 .1 5 平 方 キ ロ メ ー ト ル で 、 東 西 4 キ ロ 、 南 北 5 .3 キ ロ の 円 形 に 近 い 福 岡 県 の 県 下 最 小 の 市 で 、 県 下 で も 人 口 密 -234- 度の都市として発展をしております。 春日市は、江戸時代にかんがい用につくられたため池がまちに潤いを与え、 自然環境に恵まれ、昭和32年福岡県施行の春日原土地区画整理事業が完了し、 福岡都心部から近距離であることや、都心部に比べ生活環境が良好であるため、 都心部勤労者の住宅都市として、急激に人口が増加しているところでございま す。 視察研修内容といたしまして、春日市の放課後児童クラブ(学童保育)につ いては、共働きや母子・父子家庭の小学生の放課後の生活を継続的に保障し、 働く親の権利を守ることを目的として実施され、放課後児童クラブ数は12で、 すべて市内12小学校の敷地内に設置され、建物は丸太づくりのログハウスで 整備され、公設民営(指定管理者)で、運営主体は特定非営利活動法人子ども 未 来 ネ ッ ト ワ ー ク 春 日 が 、 市 よ り 運 営 委 託 料 8 ,1 2 3 万 8 ,0 0 0 円 で 運 営 さ れておりました。 特定非営利活動法人子ども未来ネットワーク春日は、数年前までは任意団体 春日市学童保育連合会であったが、保護者を中心として組織され、学童保育O Bも運営に参加しているNPO法人であります。 単に子どもを預けるだけでなく、子どもたちに放課後の生活をともに考え、 子どもたちが安全で心豊かに過ごせるように、直接保護者がクラブの運営にか かわるシステムをとっております。児童クラブについても集団下校をとり、安 全対策に工夫をしておりました。 法人になったことにより、全体で統一して運営するため運営費の格差が是正 され、指導員を安定して雇用することができ、指導員全体での研修が計画的に できるようになり、指導員の資質向上、新任指導員の研修体制の確立なども可 能となっていることがメリットでありました。 以上、研修を終えて、1つ目として、食育推進計画についてですけども、坂 井市においても、安全な食材の地産地消を進める上でも食育推進計画は必要と 思われますので、速やかに策定を望みたいと思っております。 また、食生活改善推進員の養成を図り、市民への健康的な食生活推進普及、 地域に根づいた活動で、栄養・食生活に関する知識の普及、郷土料理の伝承な どに取り組んでいくことを期待をしております。 2つ目として、認定こども園について、幼児教育・保育検討委員会の報告な どを十分に検討し、市としての研究をしていただくようにお願いを申し上げま す。 3つ目といたしまして、放課後児童クラブについて、今後も共働きや母子・ 父子家庭がふえつつある中で、放課後児童クラブの役割は大きなものがあり、 当市においてもできるだけ小学校の空き教室や敷地内に整備に努め、子どもた -235- ちの放課後の生活をともに考え、子どもたちが安全で心豊かに過ごせるように 希望をしております。 以上、研修報告と所見を述べ、教育民生常任委員会の研修報告とさせていた だきます。 ありがとうございました。 ○ 議長(岡本正義)はい、ありがとうございました。 ここで暫時休憩をいたします。 午後1時から再開をいたします。 ○ (午前11時54分 休憩) (午後 再開) 1時00分 議長(岡本正義)休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 次に、産業経済常任委員長の報告を求めます。 20番、木村委員長。 木村議員。 ○ 20番(木村 )産業経済常任委員会報告をいたします。 さきの本会議において、本委員会に付託された案件の審査結果と審議内容に ついてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、議案第69号、平成19年度坂井市一般 会計補正予算(第3号)、議案第90号、指定管理者の指定(坂井市ゆりの里 公園)について、議案第91号、指定管理者の指定(坂井市坂井地域交流セン ター)について、議案第92号、指定管理者の指定(坂井市三国温泉ゆあぽ~ と)について、議案第93号、指定管理者の指定(東尋坊駐車場)について、 議案第94号、指定管理者の指定(丸岡城ほか3施設)について、議案第95 号、指定管理者の指定(坂井市丸岡観光情報センター)について、議案第96 号、指定管理者の指定(丸岡まちかど公園駐車場ほか1施設)について、陳情 第14号、坂井地区農業者労働災害互助制度の条例化に関する要望、陳情第1 5号、農業生産調整の支援に関する要望の議案8件、陳情2件であります。 去る12月17日、委員会を招集し、市長、副市長初め担当部課長ほかの出 席を求め、全委員出席のもと委員会を開催いたしました。審査は、産業経済部 の担当部課長からそれぞれ詳細にわたる説明の後、審議に入りました。 その主な審議内容は、農業補助金要望の状況、農道環境整備事業の内容、農 地・水・環境保全向上対策事業の現状と今後の対応、営農活動支援の内容、指 定管理施設のPRと管理の内容、指定管理者導入に伴う今後の方向性について、 質疑、意見が交わされました。 採決の結果、本委員会に付託されました議案8件は、原案のとおり可とする ことに決しました。 -236- 次に、陳情案件について、本委員会の審査結果を申し上げます。 陳情第14号、坂井地区農業者労働災害互助制度の条例化に関する要望につ いて。理事者とJA花咲ふくいの今後の動向を見きわめる必要があると判断し、 採決の結果、全員一致で継続審査とすることに決しました。 次に、陳情第15号、農業生産調整の支援に関する要望について。最近の農 業事情において、生産調整を視野に入れた中で坂井市独自のブランド確立のた め、採決の結果、全員一致で採択とすることに決しました。 以上が、本委員会に付託された案件の主な審査経過であり、産業経済常任委 員会の報告といたします。 続きまして、本委員会の閉会中の継続調査として視察研修を実施いたしまし たので、その研修結果を報告いたします。 10月9日、10日、11日に実施いたしました産業経済常任委員会の視察 研修内容について報告いたします。 まず、10月9日は、くろべ漁業協同組合のできたて館についての視察研究 をいたしました。 くろべ漁業協同組合は、正組合員105名、準組合員385名、登録漁船数 90隻で、役員・職員は理事12名、監事3名、職員17名、パート38名で 組織運営されております。 くろべ漁業協同組合が取り組んでいる魚の駅「生地」の加工工場の設置目的 と経緯については、昭和36年に女性部が89名にて結成され、特に多獲生魚 の加工は昭和58年ぬかイワシから始まり、スルメイカの一夜干しなどをつく り、商品化のための研究を続けてきました。 平成5年には、沿岸漁業構造改善事業により簡易加工場が整備され、事業推 進しながら販売してきたところである。しかし、加工事業については支障がな いが、女性部はほとんどが専業漁業者の配偶者であり、常時陸上での生活活動 に時間を費やされ、肝心な製造管理、製品管理がおろそかになり、また肝心な 販売経路及び拡大の施策に欠けていることから、腐敗処理しなければならない 状況が見られ、平成12年くろべ漁業協同組合(平成10年4月1日設立)が 漁協事業として引き継ぎ、8月からさきの女性部がサークル的に行っていたぬ かイワシを中心とした加工品を、2時間の限定で販売を開始するようになった。 また一方、漁業経営の厳しさは以前より全国的に危惧されており、魚価の低 迷、漁業後継者の減少、高齢化が進行し、地域の活力低下も招いており、また、 最近の経費等の高騰も漁業経営に影響を及ぼしている要因が、漁協経営にも影 響しているものと判断し、今後の漁業振興策が議論され、平成13年地区漁業 者・商工会議所・黒部市観光協会・地区振興会及び消費者代表者からなる、く ろべ漁協直販施設検討委員会を組織、議論・検討を重ね、現在の後継者不足、 -237- 資源管理意欲を分析すると、漁家の所得増加策を講じることしか道はなくと判 断し、その後、漁業者の計画と地域の期待から直販施設とレストランの設置を 計 画 し 、 平 成 1 6 年 1 0 月 に 魚 の 駅 「 生 地 」 と し て 、 と れ た て 館 4 9 8 .6 9 平 方 メ ー ト ル 、 で き た て 館 が 3 7 0 .9 8 平 方 メ ー ト ル を 事 業 費 2 億 6 ,2 0 0 万円でオープン、漁協直営としております。 次に、加工・直販事業の売上高は、オープン前の平成15年度は3事業で4, 700万円、平成16年度は9月までで3事業、10月から7事業を含め1億 4 ,7 0 0 万 円 、 平 成 1 8 年 度 で は 3 億 6 ,6 0 0 万 円 に て 推 移 し て お り 、 平 成 1 9 年 度 売 上 高 3 億 8 ,1 0 0 万 円 を 期 待 し て い る と の こ と で あ り ま す 。 現在では、組合長を中心とした生地まち歩き実行委員会が結成されており、 黒部市、黒部市観光協会などとの連携のもと、漁港周辺の散在している観光資 源を生かした都市間及び地域交流の拠点となっており、地域の活性化にも大き く貢献している状況である。 次に、10月10日、新潟県三条市の「北陸193」の実証栽培圃場にて、 米を原料としたバイオエタノール製造と利用の事業化を目指すJAにいがた南 蒲とJA全農が進めている「北陸193」の調査事業、及び今後の計画につい て現地視察とした。 JAにいがたは、第1点、米の消費減退などにより米の生産目標数量が減少 していく中で、地域の水田農業に寄与する。第2点、畑作物への転換が困難な 地域の水田の有効な活用を図る。第3点、水田を水田として活用することによ り、地域の農地・水・環境を将来にわたり、良好な状態で維持するとの構想か ら、地域からの協力を得ながら、国内においてもイネを原料としたエタノール の製造と利用についての実証を行い、水田農業が抱える課題への対応策として、 平成17年度から実証調査事業をスタートする。 内容としては、原料イネの生産合意調査では、南蒲の生産組織の代表者に対 し、原料玄米の単価をキログラムあたり20円と提示する。生産組織からは、 生産コストをカバーする補助金などの一定の条件があれば生産する。 また、製造工場成立要件調査を提示する。生産組織からは、原料もみの低コ ストの効率的な収集・利用などの条件あれば、などの回答があった。 平成18年度の取り組みは、「北陸193」をJAにいがたが南蒲地区で8 3アールに栽培する。この時点で10アールあたり880キロ、コシヒカリは 508キログラムで収量は多くなっている。 生産費につきましては、JAにいがたの試算でキログラムあたり50円から 54円と整理している。 さきの原料玄米の単価キログラムあたり20円ということで赤字になるわけ であるが、この赤字分は地域の三条市水田農業推進協議会にお願いして、転作 -238- の対象として産地づくり交付金から、10アールあたり3万円を交付していた だいております。 19年度においては、JAにいがた南蒲・JAえちご上越で、栽培面積36 ヘクタールで生産者42名の協力を得る。 JAにいがたが取り組む実証事業の概要は、新潟の一番の特徴は、すべて新 潟県内で実施することで、原料玄米の栽培を新潟県内で実施、バイオエタノー ル製造も新潟東港にあるコープ・ケミカル社の敷地内にプラントを建設して実 施する。エタノールとガソリンの混合についても、新潟東港にある全農の新潟 石油基地で実施し、製造されたE3ガソリンをJAのサービスステーションで 販売するという、新潟県内で一貫して実施する構想が大きな特徴としておりま す。 次 に 、 実 証 目 標 は 、 原 料 玄 米 の 生 産 は 新 潟 県 下 の J A で 、 生 産 量 2 ,5 0 0 トン、年反収800キログラム以上、栽培面積280ヘクタールとし、E3ガ ソ リ ン と し て は 年 3 万 3 ,0 0 0 キ ロ リ ッ ト ル を 製 造 、 供 給 す る 予 定 で あ る 。 バイオエタノールの製造工場は、平成20年5月に工事着工し、平成21年 の1月からの本格的バイオエタノール製造ということで、現在予定しておりま す。 もう一つの特徴は、もみ殻をエタノールをつくるときの熱源として活用する 計画を立てております。ほかに、家畜の肥料として活用できないかは、今後の 研究課題としております。 その他、この取り組みに関しては農水省からの指導もあり、全農が主体にな っているが、実証目標として原料玄米供給者の全農・県下新潟JA・新潟県及 び関係する市町村を構成メンバーとする地域協議会の結成を予定、現在進行中 であります。 近々の問題としては、エタノールの製造プラントの工事もあるが、平成21 年度本格的に稼働するためには280ヘクタールからの水田確保が必要で、各 農協に提案しているところであります。 しかしながら、一番の問題はコストの面で、各農協が地域に戻って産地づく り交付金を活用できないか、地元で協議検討の進行中であるようです。 また、産地づくり交付金については、今年度は三条市・見附市では反あたり 3万円、上越市では反あたり4万円を支出してもらっているが、厳しい情勢に なっているので、これらについては多少の減額があるものと思われます。 もう1点、E3ガソリンの販売をするために、各JAサービスステーション の給油施設の改造が必要で、基準をクリアできる改造が可能かが、現在検討中 とされております。 次、10月10日午後からは、ほりのうち花き園芸組合の視察研修を北魚沼 -239- 農業協同組合及び圃場にて実施いたしました。 堀之内町のユリ生産の歴史は、食糧難時代の昭和20年代に、周囲の反対を 押し切って花の栽培に取り組むグループを設立し、その後いくつかの品種に挑 戦し、技術の高まりの中、次第に球根類を主体とした花き産地の素地をつくり 進めてきたが、昭和50年代に球根の生産過剰から、余った球根を使って切花 出荷を試してみたところ好評で、このころから切花生産に切りかわっていき、 現在では切花を主体としたナルコユリ・シャクヤクなど30品目以上の花き栽 培を主としている。 ほりのうち花き生産組合の概要は、平成18年度で組合員数152名、栽培 品目はユリの切花・ナルコユリ・シャクヤクなど、作付面積102ヘクタール で 、 主 要 1 3 市 場 を 中 心 に 全 国 1 0 0 市 場 出 荷 、 販 売 額 1 7 億 2 ,0 0 0 万 円 としています。 堀之内町のユリは、基本的には露地栽培で西部丘陵地帯の山林地で造成され た圃場で栽培、11月から4月までは積雪、根雪期間となるため、露地の圃場 は5月から10月まで作付される。 ユリは秋に定植した球根が、冬期間の積雪によって安定した温度と湿度が確 保され、自然の力により実質的な抑制栽培となり、これとあわせて冷蔵施設を 活用した抑制栽培技術を確立し、花き球根冷蔵施設、JA集出荷施設の建設を 進め、長期出荷を実現させている。 現在、ユリは7月中旬から10月下旬までの抑制栽培、ハウス後期抑制栽培 と組み合わせて、6月から12月上旬まで継続した出荷がなされている。 農家が午前10時から午後5時までに集荷場に搬入、JAが品質・数量を検 査、日通がこん包し、月・水・土は関西・九州方面へ、火・木・日は関東・北 陸方面に出荷している状態であります。 現在の主な栽培品目は、ユリの切花・シャクヤク・オミナエシ・ナルコユリ などであり、組合員は135戸前後で、若い後継者も育ってきている。 ユリが生育する温度は15度から25度が適度であるが、今年は夏場に35 度から45度の中での栽培でリスクを抱えた。当地は、ほとんどが露地栽培で あ る 。 1 0 月 下 旬 か ら 1 1 月 の 出 荷 は ハ ウ ス と し 、 作 付 面 積 3 反 で 1 ,0 0 0 万 円 の 総 所 得 が あ る と し て い る が 、 そ れ 以 上 の 2 ,0 0 0 万 円 の 総 所 得 額 の 農 家は家族経営で、それ以上の収益農家は雇用をしての経営者である。 経費は球根代が高く、昔、球根栽培農家はいましたが、現在では連作障害、 反収の観点から全国的にも1割ぐらいであると言われております。 球根代は30%から40%で経費が大きく、例えば反収を500万円から6 00万円の農家でも、手元に残るのは100万円ぐらいである。 また、最近では、冬期間(12月から3月までの事業)の農作業の確保策と -240- して、タラの芽の栽培を取り入れている。 今後は、花き産業は国際化や新興産地の進出が著しく、厳しい状況と、現在 ユリの出荷が6月下旬から10月中旬に出荷しているため、ハウス栽培などを ふやす計画で、また3年前の地震、大雪で無加温ハウスの倒壊により、耐雪型 ハウスなどの導入、他品目を導入しての将来を見据えた基盤整備に取り組み、 さらなる飛躍を目指すとしております。 以上、産業経済常任委員会の視察研修の報告とさせていただきます。 ○ 議長(岡本正義)はい、ありがとうございました。 次に、建設常任委員長の報告を求めます。 18番、嶋﨑委員長。 嶋﨑議員。 ○ 18番(嶋﨑正宏)建設常任委員会より報告いたします。 さきの本会議におきまして、本委員会に付託された案件の審査結果と審議内 容についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、議案第69号、平成19年度坂井市一般 会計補正予算(第3号)、議案第72号、平成19年度坂井市水道事業会計補 正予算(第2号)、議案第73号、平成19年度坂井市公共下水道事業会計補 正予算(第1号)、議案第80号、坂井市下水道条例の一部を改正する条例に ついて、陳情第17号、中期計画の策定、道路特定財源諸説の暫定税率延長等 に関する意見書採択の要請の、議案4件、陳情1件であります。 去る12月12日、委員会を招集し、市長、副市長を初め担当部課長ほかの 出席を求め、全委員出席のもと委員会を開会いたしました。審査は、建設部所 管の各担当部局長からそれぞれ詳細にわたる説明の後、審議に入りました。 その主な審議内容について申し上げます。 建設部所管では、財政が厳しい中での道路整備方針、道路照明の整備方針、 芦原街道拡幅の事業内容について、上下水道部所管では、料金、会計システム 改修に伴う業務効率化の内容、流動比率の目標、下水道確認手数料の徴収時期 について、それぞれ質疑、意見が交わされました。 採決の結果、本委員会に付託されました議案4件は、すべて原案のとおり可 とすることに決しました。 次に、陳情案件について、本委員会の審査結果を申し上げます。 陳情第17号、中期計画の策定、道路特定財源諸税の暫定税率延長等に関す る意見書採択の要請について。暫定税率延長は税負担の面で市民感情に配慮が 必要であるが、坂井市の広域ニーズに対応するため道路整備は不可欠との観点 から、採択とすることに決した次第であります。 なお、建設部から次の5点について説明がありましたので、報告いたします。 -241- 除雪計画、住宅マスタープラン、洪水ハザードマップ、都市計画マスタープ ラン、景観行政推進計画策定委員会の設置の5点でございます。 以上、本委員会に付託された案件の主な審議経過を申し上げ、建設常任委員 会の報告といたします。 ○ 議長(岡本正義)はい、ありがとうございました。 次に、河川改修対策特別委員長の視察研修報告を求めます。 19番、西端勲委員長。 西端議員。 ○ 19番(西端 勲)河川改修対策特別委員会視察研修の概要をご報告いた します。 19年の11月13日、14日、視察先につきましては、豊岡市と奈良県の 高田土木事務所でございます。委員6名と事務局1名。 まず、最初に豊岡市なんですけど、この豊岡市はコウノトリの里で有名でご ざいます。その件につきましても、後ほど水田の有機農法とか、そんなことを ちょっと視察いたしました。 まず、豊岡市は平成17年に五町が合併いたしました市でございます。人口 は坂井とほぼ同じ、面積につきましては、坂井市の約3倍ほどございます。余 りにも広大な行政地域であるために、地域によって災害時の対応もまちまちで ありました。 そこで、合併前の町単位でそれぞれに災害対策本部を設置いたしまして、総 合支所長に災害に関する市長の権限を委譲し、総合支所長の判断で物事に対処 しており、市役所本部の災害対策本部は各総合支所長からの報告を受け、報道 等に対応しておりました。 皆さんもご存じのとおり、この豊岡地方は合併前16年の10月20日、台 風23号による豪雨によりまして、この地域を流れます円山川が堤防決壊によ りまして付近一帯が大水害に遭いました。その被害につきましては、死者7名、 浸 水 家 屋 8 ,3 0 0 と 、 現 在 の 豊 岡 市 全 体 の 2 8 % に 相 当 す る 被 害 で あ っ た と いうことでありました。 そこで、豊岡市につきましては、このような状況を経まして、合併と同時に 洪水ハザードマップ作成事業に取りかかり、また「まるごとまちごとハザード マップ」策定事業は、浸水や避難所等、洪水に関する情報を洪水関連標識とし て、生活空間である町なかに表示することになり、常時洪水への意識を高める とともに、浸水、避難所等の知識の普及を図り、発生時には安全かつスムーズ な避難行動につなげ、洪水による被害を最小限にとどめることを目的として、 17年度より市内を11地区に分けて取りかかったとのことでありました。 ここは、非常に集落も点在しており広域なところでございますので、受ける -242- 被害の影響が違うため11に分けたそうであります。 洪水ハザードマップの配布につきましては、関係する地域ごとに全戸配布し、 その他、公共施設、駅、デパート等市民が集まるところに掲示し、市民に周知 したとのことでありました。 その他、出前講座等を学校・団体に対して行い、周知の機会を設けて理解を 求め、特に学校における出前講座は防災教育の一環に組み入れ、子どものころ から防災に対する意識改革に取り組んだとのことでございました。 この視察研修を終えて、坂井市においても今回の洪水ハザードマップ策定業 務において、でき上がるハザードマップを全戸配布したときの市民の反応を思 うと、豊岡市民のように容易に受け入れられるかなと。しかし、避けて通れな い問題でもございました。 また、坂井市において、学校に協力を求め、教育の一環として子どものころ から防災に対する意識改革に努めていくべきと思ったところでございます。 次に、大和高田市の河川の改修事業についてご報告いたします。 この高田土木事務所は、大阪のベッドタウンとして急激に開発が進んでおり ます。過去10年間に家屋浸水発生回数が7回、浸水戸数が400を超える浸 水常襲地域でもございます。市施行の五位堂駅前区画整理事業と連携して、河 川のつけかえを行い、被害の解消を図るため、浸水被害常襲地域の解消すべく、 重点かつ緊急に治水対策事業に着手いたしました。 この葛下川の流域なんですけど、流域面積は47平方キロ、計画河川流量は 毎 秒 1 7 0 ト ン に 改 修 す る 工 事 で 、 工 事 施 工 は 施 工 延 長 で 1 ,0 8 0 メ ー ト ル 、 工 事 費 は 5 2 億 6 ,0 0 0 万 を 投 じ て 、 1 3 年 度 に 着 工 し た 工 事 で ご ざ い ま す 。 工事施工に対して、事業用地及び遺跡調査費として、区画整理事業者に対し て公共管理者負担金として12億円を支払い、同区画整理事業に協力を求め、 用地提供を受けての工事でございました。 また、同区画整理事業区域内において、新しくかけかえられた橋が2つあり ましたが、河川区画整理事業との事業費の案分が必要となり、橋において現況 幅員より広くなった場合、また、隅切り等を設けて広くなった場合は、大きく なった橋の面積に対して事業費を案分し、事業費の一部を区画整理事業者に負 担してもらって、県施行の工事で完成しております。幅員が同じ場合は河川管 理者負担となると説明を受けました。護岸工事につきましても同様の考え方で 施行しているとの説明を受け、聞いた私たちも驚いたところでございます。 次に、河川の管理につきまして、高田土木事務所管内には46河川、367 キロメートルの河川区域があります。最近はごみの投棄があり、非常に困って いるとのことでございました。 この説明によりますと、ごみがごみを呼ぶと。そこへごみを投げると、また -243- 次の人がごみを投げると言われております。これを見つけると、すぐ拾い集め て廃棄し、毎月第3水曜日にパトロールを実施しておりました。 また、河川美化愛護団体支援事業を興し、市民の協力を得て美化に努めてい るとのことでございます。この河川ごみ監視委員をお願いしている人ですが、 これは少額費用を出しているそうでございます。 この人は、「ごみを捨てるのは大人だ」と言い、近隣の小学校に出向き、子 どもたちにごみが捨てられる原因、捨てられているごみの状況を説明し、家庭 から大人の意識改革を子どもたちを通してしようということで、学校にて子ど もたちに教育しているとのことでございました。 この土木事務所といたしましては、今後ごみの捨てられる場所に監視カメラ を設置し対応していきたいと申しており、我々も話を聞き、心が痛んだ次第で ございます。 以上で、河川改修対策特別委員会の報告を終わります。 ○ 議長(岡本正義)はい、ありがとうございました。 次に、学校整備特別委員長の視察研修報告を求めます。 3番、東野栄治委員長。 東野議員。 ○ 3番(東野栄治)11月13日、14日と2日間、学校整備特別委員会の 視察研修に行ってまいりましたので、その概要をご報告いたします。 坂井市では、平成19年度から10年間かけて小中学校の耐震改修工事、改 築工事を進める計画となっております。 中学校は、PFIの導入可能性調査を実施中でありますし、環境省認定のエ コ改修、鳴鹿小学校の工事も進める予定であります。 今回の研修は、その関連で野洲小学校・幼稚園整備事業(PFI事業)、そ して西春中学校エコ改修事業(環境省モデル事業)の2カ所の視察を行いまし た。 それでは、簡潔にご報告をいたします。 事業の特徴といたしまして、まず野洲小学校の方ですが、外観的には周辺環 境に配慮した校舎ということでありまして、自然素材を活用した温かみのある 空間、間仕切りを可動式にすることによるオープンスペースの確保、また、地 域調和の面としては、身障者や高齢者等に配慮したバリアフリーの実現、エレ ベーターの設置、地域住民と交流のできるふれあい教室の設置、環境面では夜 間電力の利用、太陽光・風力発電の利用、雨水利用の散水システムなど、自然 の有効利用、省電力型の機器の導入に努めておりました。 野洲小学校・幼稚園のPFIについての現状と課題でありますが、PFI事 業のメリットは、VFM、バリュー・フォー・マネー、コスト削減が創出され -244- るということでありまして、設計・建設に係る管理コストが削減できること、 また、公募型プロポーザルとあわせまして、短い施工期間内に環境的配慮やユ ニバーサルデザインなどの提案も取り入れた内容で整備が可能であること、デ メリットとしては、発注事業者選定に時間とコスト、アドバイザリー委託費を 要することであるそうであります。供用開始後の維持管理及び問題点について は、維持管理に伴う官民リスクはSPC、PFI事業者で対応しております。 問題点として、整備後の維持管理業務の期間が20年間という長期にわたる ことから、事務事業、担当者の異動を含めてうまく継続して行われるかどうか 不安ということでありました。 また、維持管理のみであって、創意工夫により利益が生まれがたい施設であ るということ、事業所が遠隔地にあり、管理運営報告書等の書面だけの対応で あって、最近は疎遠になってきているという印象を受けるという説明がありま した。 この件で感じたことは、PFI事業が学校建設にふさわしいのか、また、維 持管理費が長期間にわたり不透明な不安をどう解消するのかという、この2点 のことが導入決定の大切な判断材料であるということでありました。 次に、西春中学校のエコ改修事業でありますが、この事業は現在進行中の事 業であります。選定した理由は、市街地にあり環境改善の面で効果が期待でき ることと、耐震補強工事を行う順番が来ているためということでありました。 なお、環境教育の面では小学校の方が行いやすいと考えられますが、中学校 は自主的に環境について学び、考える力が備わっていると考えて、あえて中学 校を選択したということであります。 現在、事業を始めて3年目でありますけれども、1年目は学校改修検討会及 び環境教育検討会を実施、環境調査、2年目はプロポーザルによる設計業者の 決定と実施設計、3年目は整備工事を行っているということでありました。 事業内容としては、屋上部分での置き屋根による断熱、OMソーラーによる 空調エネルギーの削減、太陽光発電、屋上緑化、壁面緑化、雨水利用など新エ ネルギーの活用したエコ改修事業の取り組みなど、試算でCO2排出量を約7. 3%削減をするという目標としております。 事業実施による効果及び問題点については、効果としてCO2排出量の減少、 学習環境の改善、技術者の育成ということであります。問題点としては、長期 間にわたる改修工事に伴う授業への影響があるということでありました。 今後の課題については、環境学習センターの運用、学校における環境教育の 充実、他校、地域への波及、いかにエコを進めていくかということであります。 最後にまとめとして、環境省のモデル事業の趣旨をよく理解して、地球温暖 化を防ぐ学校改修を進めるハード事業と、こうした整備を利用し、学校と地域 -245- が協力した環境教育の推進や、環境建築技術の地域への普及といったソフト事 業を一体的に進めることが重要であると思いました。 以上が、視察報告の概要であります。視察研修で学んだ課題や問題点、また メリット・デメリットを十分考慮し、また生かすように努力をし、今後の坂井 市内の小中学校の整備事業を理事者と協議しながら進めてまいりたいと思いま す。 以上、視察研修の報告を終わります。 ○ 議長(岡本正義)はい、ありがとうございました。 以上で、各委員長の委員会審査結果の報告及び視察研修報告を終わります。 これより、各常任委員長の報告に対する質疑を許します。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより日程第1、議案第69号から日程第36、議案第104号までにつ いて討論を行います。 2番、松本朗議員より、日程第6、議案第74号と、日程第22、議案第9 0号について討論の通告がありましたので、発言を許します。 松本議員。 ○ 2番(松本 朗)日本共産党を代表して、議案第74号、議案第90号に 反対の討論を行います。 議案第74号は、坂井市総合計画基本構想についてです。地方自治法第2条 第4項の規定は、議会の議決によって決定した基本構想に即して、市の事務を 行うこととしています。つまり、この構想が今後10年間の坂井市の事務を規 定することになる重要な決定となります。 構想自体は、一般的で当たりさわりのないものになっています。財政が厳し い 中 、 目 標 人 口 を 平 成 1 7 年 時 の 9 万 2 ,0 0 0 余 人 を 9 万 8 ,0 0 0 人 と し 、 人口の増加を見込んでいますが、これを実現していくためには、住民の暮らし 応援の施策の充実が欠かせません。 担当課の説明では、人口増加を見込む根拠の1つとして、子どもの増加を想 定し、子育て支援の充実を行うとのことでした。確かに、総合計画の中で児童 福祉の充実の項目では、諸施策の充実がうたわれてはいます。しかし一方では、 同じ計画で効率的な行政運営の推進ということで、今年3月に策定した行政改 革大綱を実行し、職員の大幅削減、保育所の民営化、指定管理者の導入など、 行政の民間化を強力に進めることを宣言しています。 無駄を省き、効率的な行政運営を行う行政改革は必要ですが、行政改革大綱 -246- は市民が求める安定した公共サービスを受けたいとの要求にかなうものにはな りません。こうした行政の民間化の方向には賛成できません。 議決を求められているのは、構想それ自体でありますが、構想の具体化とし て計画が策定されています。これは、総合計画も一体のものとして議会が判断 することを求めるものです。 しかし、議会としてのこの審査は極めて不十分であったと言わなくてはなり ません。引き続き、議会として審査を深めることを求めるとともに、当議員団 として今後の改善を要求していきます。 次に、指定管理者問題です。 今議会には、23議案、35施設の指定管理業者の指定について上程されて います。我が党は指定管理者制度については、公の施設の管理運営が2003 年の地方自治法改定に伴い、民間企業に開放されたことによって指定管理者制 度の本質的問題点があるとの問題意識から、6月議会以降、検討審査を加えて きました。 その主な問題点は、大きく言って以下の3点です。 1つ、公の施設がビジネスの対象になるということ。これに伴うサービスの 低下、あるいは特定業者との癒着という懸念があります。 2つ目、雇用問題が発生するおそれがあるということです。 3点目、議会、住民の監視、関与が低下する懸念があるということなどの問 題点です。 1の点で言えば、民間企業が指定管理者になれば、必ず利益を上げなければ なりません。逆に言えば、利益が上げられないと判断すれば、サービスを低下 させるしかありません。全国にはこうした事例も出ています。市は、業者選定 の基準は現状のサービス水準を落とさないことを前提としたとしています。今 後のその推移のチェックが重要であると考えます。 2点目の雇用問題では、ハートピア、みくに未来館など、これまで指定管理 を行ってきた公的団体がプロパー職員を雇用していた場合、その他の団体、企 業が管理者となった際に生じ得る問題でした。 市長は、指定された企業に雇用を続けてもらえるよう要請するとしていまし たが、それは結局は相手次第で、確たる保証はできないとの市の認識でありま した。今回は従来の団体が選定されましたが、この制度が続く限りこの問題は 解消されません。 3点目の問題は、今後行政への報告の義務づけ、協議は行いますが、日常的 な議会や市民の関与は薄れることにならざるを得ません。必要に応じて、議会 に管理業者を呼んで審査することなども必要であると考えます。 この議案を採決する上でも、議会に対する情報提供は極めて不足しています。 -247- 選定委員会の選定結果について、その是非の判断材料は採点結果のみです。そ の採点の妥当性は判断できないのです。今後のこの点についての改善が求めら れます。少なくとも、応募業者の提案内容、選定委員の所見について、事後公 表は必要であります。何か問題が起きたときに検証する仕組みもつくるべきで あります。 以上のことなどについて審査を深めてきました。その中で、懸念事項に対す る市の対応も明らかにされていきました。しかし、事業者が指定期間中に破綻 した場合の責任のとり方については明らかにされていません。 今後、指定管理者の管理運営の実態について、行政としてしっかり対応する とともに、議会としても監視していかなくてはなりません。 以上、指定管理者の制度には問題点がありますが、議決するにあたっては個 別の議案について判断いたします。 指定管理者の指定については、議案第90号についてのみ反対をいたします。 90号は、ゆりの里公園の指定管理を行うものとして長谷川造園が選定される ものです。率直に言って、この業者が管理運営をすることに大きな不安があり ます。過去のこの業者の実態を見るならば、5年間安定したサービスの提供、 管理運営ができるだろうかとの懸念があるのです。この業者は、かつて福井空 港関連の補助事業のかさ上げによって大型鉄骨ハウスの提供を受け、大針地被 生産組合の事実上の責任者でありました。しかし、組合は10年足らずで活動 は事実上停止しています。数億円の補助が有効に生かされなかったのです。ま た、土木会社も経営していましたが、破綻し、しかも職員の賃金不払い問題に ついても当時新聞報道をされました。 このような業者がなぜ選定されたのか、その是非は今後の事態の推移、市民 の判断を待たなければなりませんが、大きな懸念がある以上、この議案につい て賛成できないと判断をしたものであります。 最後に、法改正によって指定管理者制度が導入されましたが、地方自治法第 244条、公の施設についての条文は変わっていません。つまり、地方自治法 244条の公の施設の大原則である住民の施設利用の権利についての規定は貫 かれなくてはならないということを最後に強調して、討論といたします。 ○ 議長(岡本正義)ほかに討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)これで討論を終わります。 これより日程第1、議案第69号、平成19年度坂井市一般会計補正予算 (第3号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君は起立を求めます。 -248- (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第2、議案第70号、平成19年度坂井市国民健康保険特別会計 補正予算(第1号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第3、議案第71号、平成19年度坂井市老人保健特別会計補正 予算(第1号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第4、議案第72号、平成19年度坂井市水道事業会計補正予算 (第2号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第5、議案第73号、平成19年度坂井市公共下水道事業会計補 正予算(第1号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第6、議案第74号、坂井市総合計画基本構想の策定についてを 採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) -249- ○ 議長(岡本正義)起立多数であります。 よって、議案第74号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第7、議案第75号、字の区域及び名称の変更についてを採決い たします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第8、議案第76号、坂井市職員の勤務時間、休暇等に関する条 例の一部を改正する条例についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第76号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第9、議案第77号、坂井市職員の育児休業等に関する条例の一 部を改正する条例についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第77号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第10、議案第78号、坂井市一般職の職員の給与に関する条例 の一部を改正する条例についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第78号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第11、議案第79号、坂井市重度障害者(児)医療費の助成に 関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 -250- よって、議案第79号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第12、議案第80号、坂井市下水道条例の一部を改正する条例 についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第80号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第13、議案第81号、福井県市町総合事務組合の規約の変更及 び財産処分についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第81号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第14、議案第82号、指定管理者の指定(坂井市営JR春江駅 駐車場ほか2施設)についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第82号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第15、議案第83号、指定管理者の指定(坂井市赤坂聖苑)に ついてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第83号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第16、議案第84号、指定管理者の指定(坂井市坂井健康増進 センター)についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第84号は原案のとおり可決されました。 -251- 次に、日程第17、議案第85号、指定管理者の指定(坂井市三国社会福祉 センター)についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第85号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第18、議案第86号、指定管理者の指定(坂井市三国希望園) についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第86号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第19、議案第87号、指定管理者の指定(坂井市丸岡総合福祉 保健センター)についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第87号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第20、議案第88号、指定管理者の指定(いこいの家)につい てを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第88号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第21、議案第89号、指定管理者の指定(坂井市坂井障害者交 流センター)についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第89号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第22、議案第90号、指定管理者の指定(坂井市ゆりの里公 -252- 園)についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立多数であります。 よって、議案第90号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第23、議案第91号、指定管理者の指定(坂井市坂井地域交流 センター)についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第91号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第24、議案第92号、指定管理者の指定(坂井市三国温泉ゆあ ぽ~と)についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第92号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第25、議案第93号、指定管理者の指定(東尋坊駐車場)につ いてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第93号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第26、議案第94号、指定管理者の指定(丸岡城ほか3施設) についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第94号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第27、議案第95号、指定管理者の指定(坂井市丸岡観光情報 センター)についてを採決いたします。 -253- 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第95号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第28、議案第96号、指定管理者の指定(丸岡まちかど公園駐 車場ほか1施設)についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第96号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第29、議案第97号、指定管理者の指定(坂井市たけくらべ広 場)についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第97号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第30、議案第98号、指定管理者の指定(坂井市みくに文化未 来館)についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第98号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第31、議案第99号、指定管理者の指定(旧森田銀行本店)に ついてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第99号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第32、議案第100号、指定管理者の指定(旧岸名家ほか1施 設)についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する -254- ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第100号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第33、議案第101号、指定管理者の指定(坂井市文化の森・ YURI文化情報交流館)についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第101号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第34、議案第102号、指定管理者の指定(三国運動公園屋内 温水プール)についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第102号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第35、議案第103号、指定管理者の指定(丸岡情報団地公 園)についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第103号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第36、議案第104号、指定管理者の指定(丸岡運動公園ほか 9施設)についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、議案第104号は原案のとおり可決されました。 ここで、暫時10分間休憩させていただきます。 25分まで休憩いたします。 (午後2時14分 休憩) (午後2時26分 再開) -255- ○ 議長(岡本正義)休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 次に、日程第37、発議第11号、中期計画策定、道路特定財源諸税の暫定 税率延長等に関する意見書の提出についてを議題といたします。 事務局長に意見書を朗読させます。 事務局長。 ○ 事務局長(亀嶋政幸)朗読いたします。 発議第11号、中期計画の策定、道路特定財源諸税の暫定税率延長等に関す る意見書の提出について。 上記の議案を、別紙のとおり坂井市議会会議規則第14条第2項の規定によ り提出する。平成19年12月20日、坂井市議会議長、岡本正義殿。提出者、 坂井市議会建設常任委員会委員長、嶋﨑正宏。 中期計画の策定、道路特定財源諸税の暫定税率延長等に関する意見書。 道路は、国民生活や経済・社会活動を支える最も基礎的な施設である。 高齢化、少子化が進展している中、活力ある地域づくり・都市づくりを推進 するため、高速道路を含む道路の整備は、より一層重要となっている。 安全で安心できる暮らしの実現、また、地域格差の解消、地域の活性化を図 るため、私共の地域においても道路整備に対し住民から強い期待が寄せられて いる。 昨年末に、道路特定財源の見直しに関する具体策が示され、見直しの作業が 進められているが、道路整備に対する国民のニーズは依然として高いことを踏 まえ、引き続き道路整備の推進が強力に図られるよう次の事項を強く要望する。 1、今後の具体的な道路整備の姿を示した中期計画において、真に必要な道 路の整備・管理に必要な事業量を確保すること。 2、受益者負担の趣旨にそぐわない一般財源化や転用することなく、すべて 道路整備を強力に推進するために充てること。 3、各地方で行われる道路整備が滞ることなく着実に進むよう、平成20年 度以降も以下を措置すること。 イ、道路特定財源諸税の暫定税率を延長すること。 ロ、地方道路整備臨時交付金制度を継続すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成19年12月20日。福井県坂井市議会議長、岡本正義。 以上でございます。 ○ 議長(岡本正義)提出者の趣旨説明を求めます。 嶋﨑正宏建設常任委員長。 嶋﨑議員。 ○ 18番(嶋﨑正宏)意見書提出の趣旨説明を行います。 -256- 発議第11号、中期計画の策定、道路特定財源諸税の暫定税率延長等に関す る意見書についてご説明をいたします。 ガソリンや自動車にかかる税金を道路財源に充てる道路特定財源について、 政府・与党は今月7日に暫定税率を2008年以降10年間延長するとして、 具体策を正式合意しましたが、他方で国民感情に配慮して延長反対の動きもあ るわけでございます。 しかし、平成の大合併により市町村の行政区域が広がり、広域サービスを充 実し、あわせて少子・高齢化が進展する中で、都市と地方、地域間の格差を緩 和するため、道路の整備は従来にも増して必要性が高まっていると認識される わけであります。 とりわけ、坂井市におきましても、丸岡インターから福井港までの東西を結 ぶ高規格道路の整備が重要な課題となっており、中期計画の中で真に必要な道 路として早期整備を強く要望していくことが求められております。 こうした中で、坂井市が最重要課題と位置づけている東西道路の早期着工の 実現のため、平成20年度以降においても道路特定財源の暫定税率の延長と、 地方道路整備臨時交付金制度の継続を求める趣旨から、国に対して意見書を提 出することについて、建設常任委員会の発議として提案するものであります。 以上、議員各位のご理解をお願い申し上げまして、趣旨説明といたします。 ○ 議長(岡本正義)これより質疑を許します。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)これで質疑を終わります。 これより討論を行います。 討論の通告がありましたので、通告順により発言を許します。 5番、辻人志議員。 辻議員。 ○ 5番(辻 人志)5番、市民クラブ、辻人志でございます。 私は、発議第11号、中期計画の策定、道路特定財源諸税の暫定税率延長等 に関する意見書の提出について、反対の立場から討論をさせていただきます。 原油の価格高騰が続く中、暫定的に本来の約2倍に設定されている揮発油税、 いわゆるガソリン税を現状のまま維持していくことは、国民生活に大きな影響 を与えるものと考えます。 原油1バレルの価格が90ドル以上という高騰が続いている影響で、灯油や ガソリンを消費する一般家庭はもちろん、温室栽培などを中心とした農業、燃 料代の大幅な値上げで既に採算割れを起こしている組合も出ている漁業、さら にはトラック運送業、旅客運送業、クリーニング業など、多方面で国民の生活 -257- や経済活動が圧迫されています。ガソリン税は本来1リットルあたり29円で すが、租税特別措置法により約25円上乗せされています。 政府・与党は今後も道路整備の財源を確保するために、暫定税率をさらに1 0年間延長する方針でありますが、果たしてそれが国民の理解を得られるでし ょうか。 もし、暫定税率を撤廃すれば、ガソリンは来年の4月から1リットルあたり 約25円安くなるのであります。25円です。10リットルで250円。大型 の タ ン ク を 持 つ ワ ゴ ン 車 で あ れ ば 、 1 回 の 給 油 で 約 1 ,0 0 0 円 安 く な る の で あります。 日本テレビが、先般12月7日から9日にかけて行った電話による世論調査 でも、ガソリン価格を引き下げるために暫定税率を引き下げるべきであるとい う意見が、全体の81%を占めたということです。 しかし、一方で、暫定税率を本来の税率に戻すと、道路特定財源の半分近い 約 2 兆 7 ,0 0 0 億 円 の 減 収 に な っ て し ま い ま す 。 地方自治体における道路整備、とりわけ坂井市においては、高規格道路整備 の財源確保が滞るのではないかという懸念が考えられます。 このため、暫定税率を撤廃した場合、これにかわる地方道路整備財源対策と して、地方分の関連税率を引き下げない、あるいは必要不可欠な道路整備を抱 える自治体に、重点的に地方交付税を配分するなどといった、抜本的な地方対 策が求められると思います。いずれにしましても、必要な社会投資は政府の責 任においてやっていかなければならないと思うわけであります。 道路整備の財源について、暫定税率を今後どうするかは慎重に議論していく べきであり、我々議員は原油高騰で悲鳴を上げている国民の生活の安定を何よ りも優先して考えていくべきであるということを申し上げまして、私の反対討 論とさせていただきます。 ありがとうございました。 ○ 議長(岡本正義)次に、13番、畑野麻美子議員。 畑野議員。 ○ 13番(畑野麻美子)畑野麻美子です。日本共産党議員団を代表して、発 議11号、中期計画の策定、道路特定財源諸税の暫定税率延長等に関する意見 書の提出について、反対の立場で討論します。 道路特定財源は、国道と都道府県道の舗装率が5%しかなかった半生紀前に、 整備が急務だという理由で臨時措置法としてスタートした制度です。本当に必 要な道路は一般財源で建設できます。舗装率が97%を超えた現在も道路特定 財源を続ける理由は全くありません。 2007年度の国の道路特定財源は揮発油税、石油ガス税、自動車重量税の -258- 3 つ で 合 計 3 兆 4 ,0 7 6 億 円 で す 。 そ の う ち 純 粋 に 道 路 関 係 以 外 の 一 般 財 源 と し て 使 わ れ る の は 1 ,8 0 6 億 円 で す 。 わ ず か 5 % で す 。 2 0 0 7 年 度 の 坂 井 市 の 予 算 で も 、 自 動 車 重 量 譲 与 税 と し て 2 億 9 ,3 0 0 万円計上されており、一般財源として充てられています。また、目的税で坂井 市 に お り て く る 地 方 道 路 整 備 臨 時 交 付 金 は 約 1 億 8 ,0 0 0 万 円 、 道 路 特 定 財 源といいながら、地方へはわずかにすぎません。 さて、道路特定財源を充てて返済していた本州四国連絡橋公団の借金、06 年 度 は 4 ,5 2 2 億 円 が 終 了 し た た め 、 2 0 0 7 年 度 は 道 路 特 定 財 源 に 大 幅 な 余剰が生じることになります。 自動車重量税が余っているうちは予算措置で切り抜けられますが、揮発油税 が余ってくる事態になると、目的税を定めた法律を守ることができなくなり、 結局採算のとれない高速道路建設などに使われてしまいます。道路特定財源制 度自体の見直しの必要に迫られることになります。 受益者負担と言われますが、創設当時、揮発油税とガソリン税は一般財源で した。今回の意見書にもある、活力ある地域づくり、安心・安全の確保や経済 発展を支えるための道路整備など、必要なところには一般財源化しても予算を かけることは当然のことです。骨太の方針2006では、一般財源化を図るこ とを小泉元首相も安倍前首相も明言し、公約しています。 しかし、その見直しに関する具体策として、道路歳出を上回る税収は一般財 源化するという、これでは無駄な道路建設をやめるどころか、特定財源の税収 を超えるまで道路建設費をふやせば、一般財源には1円も回らないことになり ます。一般財源化の実現とは正反対の方針です。 実際に、国土交通省が発表した道路の中期計画素案によると、今後10年間 の 道 路 建 設 費 は 6 8 兆 円 、 1 年 あ た り 6 .8 兆 円 に 上 り ま す 。 道 路 特 定 財 源 は 、 国・地方合わせて6兆円程度で、今後10年間はすべて道路建設に使い切る計 算になります。 政府が財政危機を強調すればするほど、税金の無駄遣いに対する国民の批判 も強まっています。巨額の税収を当てにして無駄な道路をつくり続け、浪費の 温床となってきた道路特定財源をやめ、使い道を特定しない一般財源として社 会保障などの予算に回すようにすることは国民的な重要課題です。 また、苦しい財政の地方への税源移譲のためにも、道路特定財源の一般財源 化は必要と考えます。そうすれば、坂井市の市道の維持管理や、市単独事業の 市道の改良、舗装などに必要な予算化もできます。 以上のことから、道路特定財源の確保の意見書には賛成できません。 最後に、意見書の提出は、市の公益に関する事件において、市の議決機関と しての議会の意思を決定して、国・県等に表明する権限であります。 -259- ところが、この意見書採択の陳情者は福井県となっています。今回の意見書 提出先は国、関係機関ではありますが、本来、意見書提出先となり得る県が、 市議会に対し、国への意見書提出を要請するというのは不正常な行為であるこ とを指摘しまして、討論とします。 ○ 議長(岡本正義)次に、4番、伊藤聖一議員。 伊藤議員。 ○ 4番(伊藤聖一)4番、伊藤です。私は、市政同志会を代表しまして、発 議第11号、中期計画の策定、道路特定財源諸税の暫定税率延長等に関する意 見書の提出について、賛成討論を行います。 国の平成19年度道路関係予算ベースでは、総道路投資額8兆860億円に 対し、財源内訳として道路特定財源税収は総投資額の約70%を担っており、 重要な役割を果たしています。仮に、この税率を本則税率に戻しますと、道路 特定財源税収は現行の50%と、大幅な減収となります。 国は、今後10カ年の総道路投資額を59兆円と設定しておりますが、この 暫定税率を撤廃しますと、国の政策は根本的に崩れるとともに、全国各自治体 の道路行政は成り立たなくなるものと思われます。 暫定税率廃止による道路事業が大幅に縮減されることで、国直轄事業、県事 業の進捗が大幅に減退し、そのため全国的に危惧されるのは、耐用年数を迎え ようとしている橋りょうなどの構造物の長寿命化対応のおくれにより、通行止 め路線が続出したり、維持管理にも支障を来し、舗装・補修などになかなか手 が回らなくなったり、冬期の除雪作業への影響も考えられます。 坂井市に与える影響としては、地域高規格道路、福井港丸岡インター連絡道 路は事業化が非常に困難になるでしょう。 また、国道8号線バイパス、県道丸岡川西線、布施田橋、そして地方道路整 備臨時交付金を一部財源とする市道末政・随応寺線、市道随応寺・丸岡線の事 業中止、または完成がおくれるのは間違いありません。 特に、地域高規格道路、福井港丸岡インター連絡線は四町融和のハード事業 の柱であり、また、企業や観光客の誘致など産業面での効果も期待されており、 活力ある地域づくりに一日も早い完成が望まれております。 国・県の合併支援が期待できる今、市当局を初め、一般質問では山田議員が 申し上げましたように、議会としても積極的に関係機関に対し要望活動を行っ ているところであります。 また、一般財源化についてですが、平成18年を例としますと、自動車重量 譲 与 税 、 地 方 道 路 譲 与 税 、 自 動 車 取 得 税 交 付 金 、 こ れ ら 平 成 1 8 年 6 億 1 ,8 00万の収入がありましたけれども、特定財源の一般財源化により、これが3 億 3 ,5 0 0 万 、 マ イ ナ ス 2 億 8 ,3 0 0 万 と 予 想 さ れ ま す 。 こ れ ら に 見 合 う 国 -260- 庫支出金が全く保証されておりません。 このように述べたように、これらの理由により坂井市にとっては現行の道路 特定財源が必要不可欠と考えますので、道路特定財源諸税の暫定税率延長に賛 成の討論といたします。 ○ 議長(岡本正義)以上で、通告による討論は終わります。 ほかに討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)これで討論を終わります。 これより発議第11号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立多数であります。 よって、発議第11号は原案のとおり可決されました。 ただいま議決されました発議第11号の意見書は、関係省庁等に提出をいた します。 次に、日程第38、陳情第13号、特定非営利活動法人自立支援センターは あとスマイル春江の施設整備と支援員の増員に関する要望について、討論を行 います。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)討論なしと認めまして、これで討論を終わります。 これより陳情第13号を採決いたします。 この要望に対する委員長の報告は採択であります。委員長の報告のとおり決 することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、陳情第13号は委員長の報告のとおり採択することに決定いたしま した。 次に、日程第39、陳情第15号、農業生産調整の支援に関する要望につい て、討論を行います。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)討論なしと認めまして、これで討論を終わります。 これより陳情第15号を採決いたします。 この要望に対する委員長の報告は採択であります。委員長の報告のとおり決 することに賛成の諸君の起立を求めます。 -261- (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、陳情第15号は委員長の報告のとおり採択することに決定いたしま した。 次に、日程第40、陳情第16号、北部集会所譲渡に伴う長畝日向神楽伝承 資料館の整備に関する陳情について、討論を行います。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)討論なしと認めまして、これで討論を終わります。 これより陳情第16号を採決いたします。 この陳情に対する委員長の報告は趣旨採択であります。委員長の報告のとお り決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○ 議長(岡本正義)起立全員であります。 よって、陳情第16号は委員長の報告のとおり趣旨採択することに決定いた しました。 日程第41、委員会の閉会中の継続審査についてを議題といたします。 教育民生常任委員長並びに産業経済常任委員長から、目下委員会において審 査中の事件について、会議規則第104条の規定によって、お手元に配付いた しました申し出のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りいたします。 委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査にすることにご異議ありませ んか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○ 議長(岡本正義)異議なしと認めます。 よって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定い たしました。 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 ここで、市長よりごあいさつがありますので、発言を許します。 坂本市長。 ○ 市長(坂本憲男)平成19年第6回議会定例会の閉会にあたりまして、一 言お礼を申し上げます。 議員の皆様方には、年末の何かとお忙しい中、今月6日から本会議や各委員 会にご出席をいただきまして、また12月補正予算案や坂井市総合計画基本構 想の策定を初めとした案件につきまして、ご審議を賜りますとともに、妥当な るご決議をいただき、厚く御礼を申し上げます。 -262- また、一般質問、各委員会を通じましてお寄せいただきましたご意見、ご要 望等は十分に尊重していきながら、市政への反映に最善を尽くす所存でござい ます。 特に、坂井市総合計画基本構想のご承認をいただきましたので、今後市民ニ ーズや社会経済の変動に合わせた各種事業の実施計画を明らかにしてまいりた いというふうに考えております。 また、国の予算編成につきましては、昨日、平成20年度の財務省原案の概 要が決定をいたしまして、高齢化の進展などに伴う社会保障関係費の増加など を 背 景 に 、 一 般 会 計 総 額 は 前 年 度 比 0 .2 % 増 の 8 3 兆 6 1 3 億 円 と な っ て お ります。 また18日、総務大臣と財務大臣による閣僚折衝が行われまして、地方全体 の 歳 出 歳 入 の 規 模 を 示 す 平 成 2 0 年 度 の 地 方 財 政 計 画 を 8 3 兆 3 ,9 0 0 億 円 とすることで合意をいたしました。 全国知事会など地方側が増額を求めていた地方交付税は、特別会計借入金の 返 済 留 保 な ど に よ り 、 自 治 体 へ の 配 分 額 が 1 .3 % 増 の 1 5 兆 4 ,1 0 0 億 円 と なっております。 今後、新年度予算案の国会審議が始まりますので、市といたしましては、そ の動向を注視し、的確に対応してまいりたいというふうに考えております。 また、本年度も残り3カ月余りとなりました。現在検討を進めている多くの 懸案に対しまして、一つ一つ解決の道筋をつけるとともに、本年度事業の達成 に向けて鋭意努力をする所存でございます。 議員の皆さん方には、今後とも何かとお世話をおかけすることと思いますが、 引き続きご支援、ご協力を賜りますように、よろしくお願いをいたします。 平成20年が本市にとりまして、さらなる飛躍と発展を遂げる輝かしい年と なりますよう祈念いたしまして、閉会のごあいさつとさせていただきます。 ありがとうございました。 ○ 議長(岡本正義)本年最後の12月定例議会、15日間にわたる会期も終 了いたしました。 その間、各常任委員会におきましては、年末大変お忙しい中、慎重審議をい ただきましたことに対しまして、まことにご苦労さまでございました。 年の瀬も迫り、本年も残すところあとわずかになりましたが、5月10日議 長就任以来きょうまで、議会運営につきまして、議員各位の、また市長を初め 理事者の皆様には温かいご協力とご理解を賜りましたこと、心から感謝を申し 上げる次第であります。 新年に向かって、さらなる信頼される議会運営を図りたいと思いますので、 今後ともよろしくお願い申し上げます。 -263- また、議員の皆様におかれましても、また市長、理事者、職員の皆様におか れましても、ご家族おそろいで、すばらしい新年をお迎えいただきますことを ご祈念申し上げますとともに、なお一層今後ともご協力を賜りますようお願い を申し上げまして、簡単でございますけれども、12月定例議会のごあいさつ とさせていただきます。本当にありがとうございました。 これをもちまして、第6回の坂井市議会定例会を閉会いたします。 ○ 事務局長(亀嶋政幸)ご起立願います。一同、礼。 (起立・礼) (午後2時57分 閉会) 地方自治法第123条第2項の規定により、会議の経過を記録して、その相 違ないことを証するため、ここに署名する。 議 長 署 名 議 員 署 名 議 員 -264-
© Copyright 2026 Paperzz