平成 28 年度甘楽町総合教育会議議事録 1 日 時 平成 28 年5月 24 日(火) 2 場 所 甘楽町公民館 2階 大会議室 3 開 会 午後1時 30 分 4 閉 会 午後3時 10 分 5 出席者 町長 茂原 荘一 委員 齊藤満智子、松井 勉、下山 明美、浅香 朝雄 教育長 6 事務局 柴山 豊 学校教育課長 山﨑ひづる、社会教育課長 齋藤 淳二 行政係長 丸澤 直樹、学校教育課補佐 山田 知利、 社会教育課補佐 高橋 義信 7 議事録署名人 委員長 齊藤満智子、委員長職務代行 松井 勉 8 協議事項 (1)甘楽町の特色ある教育の推進について ①英語教育の充実 ②教育の ICT 化による魅力ある学習の推進 (2)いじめ防止教育の推進について (3)かかあ天下-ぐんまの絹物語-日本遺産認定の「甘楽社小幡組由来碑」 「旧小幡組 製糸レンガ造り倉庫(歴史民俗資料館)」の活用について (4)その他 9 資料 ・次第 ・資料1 甘楽町総合教育会議設置要綱 ・資料2 平成 28 年度甘楽町教育振興大綱 ・資料3 平成 28 年度教育行政方針 ・資料4 甘楽町の特色ある教育の推進に関する資料 ・資料5 いじめ防止教育の推進に関する資料 ・資料6 かかあ天下-ぐんまの絹物語- 10 議事経過の概要 学校教育課長 これより平成 28 年度甘楽町総合教育会議を開会する。 平成 27 年4月1日から施行された「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の 一部を改正する法律」により、全ての地方公共団体において総合教育会議の設置が 定められた。そこで、町長と教育委員が、町の教育に関することを協議・調整し、 連携を図って教育行政を推進していく。この後、概要等を説明させていただき皆様 に理解や意見をいただきたい。 平成 28 年度甘楽町教育振興大綱について、7の魅力ある安心安全な施設等年次計 画の一部が昨年度と変更になっている。 町長 元気な子どもたちがこの町から育って、甘楽町に戻ってこられるような、また、 自分の町に誇りを持てるような子ども達を育ててほしいと常々願っている 本日は、ぜひ活発なご意見をいただき、今後の学校教育、地域の社会教育、並び にいろいろな問題について御審議をいただきたい。 学校教育課長 協議事項に入る。甘楽町総合教育会議設置要綱に基づき、議長を茂原町長にお願い する。 議長(町長) 甘楽町の特色ある教育の推進について、教育長から説明をいただきたい。 教育長 甘楽町の特色ある教育の中の「英語教育の充実について」と「教育のICT化によ る魅力ある学習の推進について」説明した。 委員 できるだけ英語に触れさせる機会を増やすというのがとても大切である。 指導者、教員の指導力の向上が重要である。 ネイティブスピーカーにより生の英語を子どもたちに聞かせることがとても大切で、 ALTを増員できるとさらに充実する。また、長期休業中などに、英語を使った体験 的な講座もできるとさらによい。 委員 普段の生活の中で簡単な英語を使っていこうという気持ちを学校全体で持つことが 大切である。ALTもどんどん活用したい。 委員 将来、子どもたちが英語嫌いにならないようにするために、小学校から英語を導入 することに意義がある。 小学校で少しでも簡単な文法を身に付ければ、 少しでも英語嫌いが無くなると思う。 委員 低学年から英語に興味をもてるような簡単な英語でやっていけたらよいと思う。 委員 日常生活の中で言える、使えるように英語を身に付けさせたい。それが魅力ある町 づくりにつながる。 教育長 全校にALTを配置できると非常に良いと考えている。 また、 英語嫌いをつくらないようにできるだけ楽しい英語教育で進めてもらいたい。 委員 英語ができる教員ではなくて、 英語を使おうとする意欲のある教員になってほしい。 議長(町長) 次に、教育のICT化について御意見をいただきたい。 委員 タブレットについて、 学校でどんな場面で、どのように使うのか不安を感じている。 委員 教科書はデジタルと紙媒体で、状況によってより適したものを取り入れて、より学 習効果をあげることが必要である。また、教師にも電子機器の使用について得手・不 得手があるが、指導力や、使い方など技術的なものを身に付けていく必要がある。 委員 どう使うとより効果が上がるのか、先進校の情報を集めたりすることが大事である。 委員 先進的に取り組んでいる学校などの情報を共有し、抵抗なく使える意識を持つこと が必要である。 議長(町長) 国がもっと子どもを育てるところに目を向けるべきである。子供にかける費用は、 未来に対する投資である。目にはすぐ見えないが、長い将来において目に見える宝と なって戻ってくる。 委員 甘楽町は教育に非常に力を入れているし、先生方が本当に子供のためにほしいと思 ったものを要望すれば、必ず対応してくれている。 教育長 私たちも全国の教育委員会の声を反映させるところがあるので、国や県に呼びかけ ていきたい。 議長(町長) 町もできる限り、先生方の要望に応えていきたいと考えている。 次に、いじめ防止教育の推進について、教育長から説明をいただきたい。 教育長 いじめ防止教育の推進について、説明した。 子ども同士が、お互いが注意しあったり、子ども同士がお互いを諌め合ったり、そ ういう子ども同士の活動が非常に重要になってくる。 委員 先生がもう少しいじめに気づいてくれればと感じる。 委員 アンガーマネジメントを取り入れている国もあるが、子ども一人一人がお互いに尊 重して仲よく、気軽に付き合えるような仲間になってほしい。 委員 甘楽町子どもいじめ防止フォーラムをもう3回やっているが、小中学校、家庭、地 域全体でいじめ防止について考えていることが大事である。 学校で行っている取組の一つ一つがいじめ防止につながっているという意識を小学 校のうちから持てるようにすることが大事である。 委員 先生方のそれぞれの人権感覚というか、人権意識を高めることだとか、いじめを 見抜く力を持つことが重要である。 学校でやっている取組を地域の人たちに知ってもらうことが大切である。子ども たち自身が自分たちの問題という意識を持って、自分たちで少しずつ、みんなで話 し合う場を設けて学校全体で取り組んでいけると良い。 教育長 子どもたち自身の取組ということをできるだけ強調していきたい。 議長(町長) かかあ天下-ぐんまの絹物語-について、教育長から説明をいただきたい。 教育長 かかあ天下-ぐんまの絹物語-について説明した。 委員 日本遺産に認定されたことを、広報や町の講座などで周知を徹底したほうが良い。 教育長 夏休みに日本遺産も含めて町の歴史遺産めぐりの募集を行いたい。 また、甘楽町版のパンフレットをつくって、地域に配り普及啓発を図っていく。 委員 パンフレットのほかに、養蚕関係の実物を残して説明していけるとよい。 教育長 町の各小学校では、お蚕を分けてもらって、それぞれの学校で飼育をして繭をつ くるまでの体験をさせている。 委員 富岡製糸場が世界遺産になって、小幡も同じ絹遺産で関係あるわけだが、富岡市 民だけが無料で入れて、甘楽町の住民が入場料をとられるのはいかがか。 議長(町長) 地域の歴史だとか文化というものは地域のものなので、広域的な観光であれ、文 化であれ、歴史であれ、もっと広い範疇で考えていけるとよい。 一昨年、帝京大の学生と連携し、町歩きビンゴを行ったが、そういうことを通し て子どもたちの町に対する歴史だとか文化を理解してもらうことにつながると思う。 委員 小中連携、中高連携というのはよく見られるが、幼・保・小の連携はどうか。 教育長 甘楽町は、群馬県の中でも幼・保・小の連携は一番進んでいる。 委員 甘楽町では、一年生でも、入学式の翌日から給食が出ている。それができるのは、 子どもたちが幼稚園、保育園の頃から給食に慣れているからである。 教育長 小学校の先生と幼稚園の先生との交流会を行っている。 委員 保育園の先生も幼稚園の経験があり、 幼稚園の先生も保育園の経験があることから、 すごく事情が分かっていて素晴らしい。 議長(町長) 今日、皆さんにご意見をいただき、この会がスムーズに運営できたことにお礼を申 し上げたい。 学校教育課長 以上をもって平成 28 年度甘楽町総合教育会議を閉会する、
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