公益財団法人 小西国際交流財団 平成 27 年度事業報告書 (平成 27 年 4 月 1 日~平成 28 年 3 月 31 日) 1.小西財団日仏翻訳文学賞 (1)第 20 回日仏翻訳文学賞授賞式 a) 日本側授賞式(フランス語から日本語への翻訳) 平成 27 年 6 月 15 日 18 時 於ホテルオークラ 受賞者:塩塚秀一郎氏 受賞作:レーモン・クノー『リモンの子供たち』、レーモン・クノーコレクション③、水声社、 2012 年。(原作:Raymond QUENEAU, Les enfants du limon) b) フランス側授賞式(日本語からフランス語への翻訳) 平成 27 年 10 月 13 日 18 時 於パリ日本文化会館 受賞者:カトリーヌ・アンスロー氏 受賞作:AKUTAGAWA Ryûnosuke, Jambes de cheval, Belles Lettres, 2012. (原作:芥川龍之介『馬の脚』) 奨励賞:ミリアン・ダルトア=赤穂氏 受賞作:OGAWA Ito, Le restaurant de l’amour retrouvé, Philippe Picquier, 2013. (原作:小川糸『食堂かたつむり』) (2)日仏翻訳文学賞第 20 回記念行事 a) 日仏翻訳文学賞第 20 回記念シンポジウム(東京) 平成 27 年 7 月 11 日 14 時~18 時 於日仏会館 参加者 約 150 名 入場無料 タイトル:「日本とフランス-翻訳文学の明日に向かって」 ・基調講演「翻訳家の仕事-ある16世紀研究者の歩み」 講師:宮下 志朗 ディスカッサント:荻野 アンナ ・対談「作家と翻訳者」 フィリップ・フォレスト、澤田 直 ・パネルディスカッション「翻訳文化をめぐって」 野崎 歓、堀江 敏幸、セシル・坂井、パトリック・ドゥヴォス b) 日仏翻訳文学賞第 20 回記念座談会 平成 27 年 10 月 13 日 18 時 30 分~20 時 於パリ日本文化会館(授賞式に引き続き開催) 1 参加者 約 130 名 入場無料 タイトル:「日仏翻訳の課題と未来」 司 会 ドミニック・パルメ パネラー コリーヌ・アトラン、ルネ・ガルド、パトリック・オノレ、エマニュエル・ロズラン (3)第 21 回日仏翻訳文学賞選考委員会 a) 日本側及びフランス側選考準備委員会 平成 27 年 6 月 27 日および 11 月 14 日 於東京 b) 日本側選考委員会(フランス語から日本語への翻訳) 平成 27 年 2 月 23 日 於東京 受賞者:平岡敦氏 受賞作:ガストン・ルルー『オペラ座の怪人』、光文社古典新訳文庫、2013 年。 (原作:Gaston LEROUX, Le Fantôme de l’opéra) c) フランス側選考委員会(日本語からフランス語への翻訳) 平成 28 年 2 月 11 日 於パリ 受賞者:ジャクリーヌ・ピジョー氏 受賞作:Kamo no Chômei, Récits de l'éveil du cœur, Ed. Bruit du temps, 2014. (原作:鴨長明『発心集』) 2.国際交流事業助成事業 (1)「日仏整形外科交換研修プログラム及び合同会議開催」 (申請者:大橋弘嗣氏、助成金額:15 万円) 2015 年度日仏整形外科交換研修プログラムにおいて、4 名の医師に対し、フランスでの研修に 必要な渡航費用及び滞在費の一部を補助。 (2)「文芸翻訳振興協会 2016 年翻訳家養成マスタークラス」 (申請者:ヨルン・カンブルラン氏、助成金額:50 万円) 平成 28 年 9 月 6 日~11 月 15 日、アルル(フランス)にて、日仏翻訳家を養成するための研 修を開催予定。 (3)「漫画トークショウ Manga et traduction(漫画と翻訳)」 (申請者:市橋尚子氏、助成金額:65 万円) 平成 28 年 2 月 9 日パリ(フランス)にて、パトリック・オノレ氏の司会のもと、パリ在住の 漫画家かわかみじゅんこ氏とその翻訳者柿崎=ライヤール深里氏による対談を開催。 2
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