アニュアルレポート2014を掲載致しました。

証券コード:4583
アニュアルレポート
〒151-0071 東京都渋谷区本町三丁目 12 番 1 号
住友不動産西新宿ビル 6 号館 TEL : 03-6383-3561(代表)
http://www.chiome.co.jp/
2014 株 式 会 社カイオム・バイオサイエンス
株式会社カイオム・バイオサイエンス
100% の治療効果を追求するヘルスケア・イノベーター
アニュアルレポート 2014
株式会社カイオム・バイオサイエンス
2013年4月1日∼2014年3月31日
完全ヒト
ADLib システム
開発成功 !
®
Contents
Our Vision
For the Benefit of
All Humankind
当社の事業
2
マネジメントメッセージ
3
新中期経営計画
6
カイオムの経営資源
100 %の治療効果を追求する
ヘルスケア・イノベーター
2023年
「究極のオーダーメイド医療」を実現
個々の患者さんに最適な抗体を
迅速に提供し、革新的治療を実現します。
独自の画期的な抗体作製技術「 ADLib ®システム」
10
アライアンス戦略
12
株主/投資家とのかかわり
14
従業員とのかかわり
16
カイオム社員の紹介
18
インタビュー(清田取締役)
19
トピックス
2018年
パンデミック感染症への対応
1. 完全ヒトADLib ®システムの実用化レベルの達成
20
2. 抗セマフォリン3A 抗体の新たな疾患への適用可能性
21
3. ADLib システム由来抗体の製品化
22
4. M&A /アライアンス
22
パートナーとのかかわり
23
®
完全ヒトADLib ®システムにより、
ワクチンを代替します。
5. 本社機能と研究開発機能が一体となった
都心の効率的オフィス
2014年
24
完全ヒトADLib ®システムの
開発に成功
コーポレート・ガバナンス
25
取締役/監査役/経営会議メンバー
26
わずか数週間でヒトに投与可能な抗体を
創出可能な技術を創製しました。
組織図/従業員数
29
内部統制
30
リスクファクター
32
Our Mission
新たな医療を待ち望む世界中の人々のために
我々は、遺伝情報の多様性に基づく新たな創薬技術を持続的に創造する。
我々は、革新的医薬品を創出する。
我々は、医療に革新を起こす。
編集方針
本 ア ニュア ルレポ ートは 、投 資 家 をはじめと
した ステ ークホ ル ダ ー の 皆 さまに 当 社 の 事
業活動についてより良くご理解いただけるよ
う、財 務 情 報と非 財 務 情 報を統 合 的に報 告す
ることを目 指しました。国 際 統 合 報 告 評 議 会
( I I R C )の 考 え方に基 づき、統 合 報 告 の 中 核
を価値創造・維持のプロセスとして捉え、主に
事 業 活 動とそ れによる社 会 へ の 貢 献を中・長
期 的 な 観 点も加 味しながら構 成しています。
経営成績及び財務分析
6 年間の業績サマリー
33
損益の状況など
34
連結財務諸表
36
会社情報/株式情報
55
Annual Report 2014
1
Our Business
Message from Management
世界の医薬品市場では今、抗体医薬品が注目を集めています。
2013 年の医薬品売上高トップ10 のうち5つが抗体医薬品です。当社では、独自の画期的な
抗体作製技術である「 ADLib ®システム」で、この抗体医薬品の創薬に貢献しています。
–100%の治療効果を追求する
ヘルスケア・イノベーターに向けて
ADLib ®システムを核とした3つの事業ライン
®
ADLib システムは、従来の方法では困難だった抗体の迅速な作製を可能にしました。当社では、世界中の製薬会社と
®
それぞれのニーズに応じて、以下の 3 つの事業を展開しています。
創薬アライアンス事業
製薬企業等とのアライアンスに基づいて、
標準的抗体医薬品開発期間 6.5 ∼ 10 年
基礎研究・探索研究
非臨床試験
(約 1 年)
臨床試験
( 1 ∼ 2 年)
( 3.5 ∼ 5 年)
審査
( 1 ∼ 2 年)
上市
提携先のニーズに応じた抗体を ADLib ®シ
ステムで作製し、提供します。提携先は、そ
「完全ヒトADLib システム」の
開発成功で、当社のビジョン
「究極のオーダーメイド医療」
実現に大きく一歩近づきました。
の抗体の機能を検証し、医薬品としての開
契約
締結
リード抗体作製
疾患モデル動物での
薬効確認
リード抗体最適化
(最短 10 日程度)
( 6ヶ月程度)
発を検討します。
主要取引先:中外製薬株式会社、
( 1 ∼ 2 年程度)
Chugai Pharmabody
Research Pte. Ltd.
対
価
アップ
フロント
マイル
ストーン
マイル
ストーン
マイル
ストーン
ロイヤルティ
代表取締役社長
農学修士・獣医師
リード抗体ライセンスアウト事業
大 学や 公 的 研 究 機 関 等との 共 同 研 究・提
標準的抗体医薬品開発期間 6.5 ∼ 10 年
基礎研究・探索研究
(約 1 年)
非臨床試験
臨床試験
( 1 ∼ 2 年)
( 3.5 ∼ 5 年)
審査
( 1 ∼ 2 年)
上市
携により、ユニークな抗原に対する抗体を
ADLib®システムを用いて作製し、研究を進
めていただきます。当社では、その成果を特
自社研究・
ライセンスアウト
フェーズⅠ
許化し、治療用としての可能性が確認できた
フェーズ Ⅱ
( 1.5 ∼ 2 年)
早期のライセンスアウトを行うことで開発リ
アップ
フロント
マイル
ストーン
マイル
ストーン
ロイヤルティ
主要取引先:東京大学、横浜市立大学、
静岡がんセンター、
国立がん研究センター、
Biotecnol, Inc.
基礎研究・探索研究
(約 1 年)
契約
締結
対
価
2
非臨床試験
臨床試験
( 1 ∼ 2 年)
( 3.5 ∼ 5 年)
医薬品開発決定
( 1.5 ∼ 2 年)
アップ
フロント
Chiome Bioscience Inc.
技術使用料
( 1 ∼ 2 年)
上市
IND 申請
( 0.5 年)
マイル
年間実施料
ストーン
マイル
ストーン
ロイヤルティ
ベーターとなるというビジョンを掲げ、独自の画期的な創
薬基盤技術であるADLib ®システムを核とした事業展開
を推進しています。
現在、一般的に使われている医薬品(低分子医薬品)
独自の画期的抗体作製技術
「 ADLib ®システム」
当社の ADLib ®システムは、多様な抗体を自在に、
しかも
病気の症状を和らげる対症療法に用いられています。
迅速に取得できる画期的な技術です。抗体医薬品を作
なかにはもちろん、病原菌やがん細胞等特定の原因物
る手法としては、通常、マウス等の動物個体に抗体を作
質に働くものもありますが、人工的に合成された物質を
らせるマウスハイブリドーマ法と大腸菌を用いるファー
製を行っていただきます。
用いているため、患者様の体内で重篤な副作用を起こ
ジディスプレイ法が用いられています。
しかし、これらの
取引先:富士レビオ株式会社
す危険性があります。私たちが開発を推進している抗体
方法には、抗体の多様性が十分でないこと、抗体を獲得
医薬品は、生物の身体に本来備わっている免疫システム
するまでに長い時間がかかること、また、ある種の抗原
を利用した医薬品で、もともと体内にある物質を用いる
に対する抗体は作製できない等の問題点がありました。
ため副作用も少なく、特定のターゲットだけをピンポイ
当社の ADLib ®システムはこうした問題点を解決し、多
ントで攻撃し、高い治療効果を期待できるというもので
様な抗体ライブラリから必要に応じて目的とする抗原に
す。このように優れた特性を持つ抗体医薬品は大きな
対応する抗体を短期間で作製できるようにしたもので
製薬企業等に対しADLib ®システムをライ
審査
当社は、100 %の治療効果を追求するヘルスケア・イノ
の多くは、病気を根本的に治療するのではなく、痛み等
基盤技術ライセンス事業
標準的抗体医薬品開発期間 6.5 ∼ 10 年
注目を集めており、世界でも多くの医薬品企業が開発に
注力しています。
段階で製薬企業へライセンスアウトします。
( 1.5 ∼ 2 年)
スクを抑え、進捗に応じた収入を確保します。
対
価
成長著しい抗体医薬品市場
センス供与し、各製薬企業で独自に抗体作
Annual Report 2014
3
Message from Management
世界に類のない画期的な
独自技術で社会に貢献する
ヘルスケア・イノベーターとして、
ビジョン達成に向けて
着実に歩みを進めてまいります
ー
す。また、
この要素技術を応用することで、従来の技術で
ADLib ®システムを用いた製品が
欧州で販売開始
に対して動物を使った薬効評価をより迅速に実施でき
るほか、早期開発段階でのライセンスアウトを加速化さ
せることができる等のシナジー効果が期待できます。ま
2013 年 12 月には、ADLib システムの技術導出先であ
た、
リブテックにおいても、当社の抗体創薬を含む研究
る富士レビオ株式会社から最終製品である診断薬キット
開発能力やインフラ、
グローバルでの事業開発ノウハウ
が欧州で発売されました。この製品の主成分である抗体
等を活用し、新たな付加価値を創出することが可能とな
は、従来の抗体作製技術では獲得が非常に難しいもので
ります。さらに、株式会社新日本科学と各種抗体医薬品
したが、ADLib システムを用いて短期間で作製すること
候補を評価するための疾患モデル動物確立に関する業
ができました。こうした、
これまでの技術では作製が非常
務提携契約も締結しています。これからも、シナジーが
に困難な抗体という新たな市場開拓を狙うのは、当社の
期待できる社外のさまざまな団体と積極的に連携する
起業当初からの戦略分野であり、今般の製品化をはじめ
ことで、ビジョンの早期達成に向けて成長をさらに加速
として、今後さらに多くの新製品の開発が期待されます。
していきます。
®
®
は作製できなかった抗原に対する抗体の取得にも成功
しています。高齢化社会が進展し、がんで亡くなる方が
年々増加する中で、がん治療の医薬開発は緊急の課題
本社統合による企業風土の醸成
です。ADLib ®システムは、がんやその他治療法のない
当期は、本社機能と研究開発機能を統合し、オフィス移
難治性の疾患にも対応できる、大変有望な技術です。
転を実行しました。当社には、多様なバックグランドを持
当期の業績については、
リード抗体ライセンスアウト事
つ優秀な人材が集まっています。その能力や経験を集
業において、期待されていた抗セマフォリン3A 抗体が導
結し、課題を多面的に捉えることは研究開発において非
出に至らず期ずれしたことを主因として、売上高は前年
常に重要です。今回のオフィス移転の狙いは、役職員が
度比では増加したものの、当初計画の達成はなりません
本 年 3 月には、ビジョン達 成に向けての 第 一 の 目 標で
互いに信頼し、尊敬し合える関係を築き、
カイオムという
でした。しかし、新たに得られた動物モデルでの試験結
あった「完全ヒトADLib システム」の開発に成功しまし
強固なカルチャーの中で、全社が一体となってビジョン
果から、がんやDIC(播種性血管内凝固症候群)
に対する
た。これはビジョンに直結する技術と確信し、当社設立
の達成に邁進する基盤を構築することでした。この効果
治療効果を示唆する有望な研究成果を得ることができ
当初から開発を目指してきたものです。従来の ADLib
は既に現れてきています。
ました。敗血症は有効な治療薬がないというアンメットメ
完全ヒトADLib システムの構築に成功
®
®
®
システムではトリ抗体をヒト化するステップが必要でし
ディカルニーズがあるため、当社では製薬会社の開発戦
たが、完全ヒトADLib システムの構築により、短期間で
略を想定し、よりセグメントを絞り込んだ開発をさらに行
®
ヒト抗体を取得できるようになりました。この開発成功
アライアンス戦略
100 %の治療効果を追求する「究極のオーダーメイド
当社では、優秀な人材がそれぞれ、能力を最大限に発揮
ムの実用化、オフィス移転による本社機能と研究開発機
医療」実現に向けての次の目標は、パンデミック感染症
できるような環境の整備に努めています。
しかし事業展
能の統合、そしてアライアンスの推進等、将来への布石と
への対応です。例えば新型インフルエンザ等が発見さ
開にあたっては、社内のリソースのみに頼るのではなく
なる大きな成果が得られた年でした。これらの成果を踏ま
れた場合でも、この完全ヒトADLib システムを用いて
アライアンス等を通じて社外の技術やノウハウを積極
え、来期以降は完全ヒトADLib ®システムを用い、アカデ
迅速に治療薬を作製し、例えばWHO 等の公的機関と提
的に活用しています。東京大学・高橋研や横浜市立大学
ミア等との共同研究を通じてパイプライン充実のための
携して世界的な流行を未然に防ぐ等、社会に大きく貢献
等アカデミアとの共同研究により革新的なターゲット等
抗体作製を図るとともに、その多様化レベルを向上し、創
できる可能性が広がりました。これからは、当社の技術
に対する抗体作製に取り組んでいるほか、高付加価値
薬アライアンス事業および基盤技術ライセンス事業にお
や製品が社会にとって本当に役立つものであると広く
リード抗体の創製を目指し、先鋭技術を保有する世界の
ける顧客候補企業の期待に応えられるよう改良を進める
社会から認めていただけるよう積極的な活動を推進し、
企業と共同技術開発を行っています。
等、
さまざまな取り組みを力強く推進していきます。
一日も早く病に苦しむ患者様のもとへ医薬品を届けら
当期においては、株式会社リブテックの株式の過半数
世界に類のない画期的な独自技術で社会に貢献する
れるよう努力してまいります。ここからが事業化に向け
を取得し、同社を子会社化しました。リブテックと共同研
ヘルスケア・イノベーターとして、ビジョン達成に向けて
ての本格的なスタートです。
究を行うことで、当社の作製する付加価値の高い抗体
着実に歩みを進めてまいります。
®
Chiome Bioscience Inc.
い、今後の導出活動を加速していきます。
その他、当期は前述のとおり、完全ヒトADLib ®システ
は、当社ビジョンの実現への大きな前進です。
4
当期の経営の成果を
将来に繋げる取り組み
Annual Report 2014
5
New Mid-term Management Plan
新中期経営計画
:連結損益計画
新中期経営計画( 3ヶ年計画)
技術改良への先行投資を2016 年 12 月期から本格回収
(百万円)
2014 年 12 月期より新中期経営計画をスタートしました。今般の新中期経営計画については、
当期の結果と事業環境を鑑み、当期の計画と比較してほぼ1 期ずれの計画としました。
もちろん、前述のように実用化レベルの完全ヒトADLib ®システムの構築に成功したことを始めとして、
4,000
■売上高 ■営業利益(損失) ■経常利益(損失) ■当期純利益(損失)
3,000
実績
2,500
当社の強さの要因たる経営資源については一段と強化しております。
計画
2,000
顕在・非顕在の多様で強力な経営資源をもって、新中期経営計画の達成に邁進します。
1,500
1,000
500
基本方針:当社のミッション
435
STAGE
我々は、医療に革新を起こす。
3
進行中
スタート
→加速
我々は、革新的医薬品を創出する。
2
(1,042)
655
670
(1,541)
(708) (706) (757)
(1,044)
(1,044)
(1,543)
(2,000)
我々は、遺伝情報の多様性に基づく
新たな創薬技術を持続的に創造する。
STAGE
651
(500)
(1,000)
(1,500)
1
732
342
0
新たな医療を待ち望む世界中の人々のために
STAGE
3,452
3,500
2014 年 3 月期
当社は、
「より高付加価値な
ビジネスモデルへの
転換」を目指します!
本格始動
(単位:百万円)
売上高
実績
前年比
(1,503)
2014 年 12 月期 ※
2015 年 12 月期
2016 年 12 月期
計画
計画
計画
前年比
前年比
前年比
435
442
134%
143%
342
636
79%
144%
732
1,224
214%
192%
3,452
1,490
472%
122%
102%
-
186%
-
167%
-
43%
-
営業利益(損失)
( 708 )
-
( 1,044 )
-
( 1,543 )
-
-
経常利益(損失)
( 706 )
-
( 1,042 )
-
( 1,541 )
-
当期純利益(損失)
( 757 )
-
( 1,044 )
-
( 1,503 )
-
651
655
670
研究開発費
売上高研究
開発費比率
-
-
※ 2014 年 12 月期は9ヶ月間
ADLib ®システムの進化の歩み
完全ヒトADLib ®システムからビジョン実現への布石
技 術 価 値レベル
事業化フェーズへの移行と戦略抗体の策定
完全ヒトADLib システムの構築
⇒事業化フェーズへ移行開始
®
完全ヒト
ADLib
ADLib ®
IgGキメラ
®
プロトタイプ
ADLib ®
axCELL
ADLib ®
combo
ADLib
®
6
Chiome Bioscience Inc.
2008/04
セグメント別
ビジョン実現に向けた戦略抗体( Active Sonar )
リード抗体ライセンスアウト事業
パンデミック感染症対応
パイプライン拡充のための
抗体作製プロジェクトへ実践投入
未充足の新興感染症をターゲットとした
戦略抗体の作製開始
基盤技術ライセンス事業
多様性の向上、導出活動の開始
「究極のオーダーメイド医療」実現
未充足の稀少・難治疾患をターゲットとした
戦略抗体の検討開始
※ Active Sonar …カイオムのビジネスをドライブするリード抗体等を指し、ビジョン
実現に向けた事業開発・治験等に用いることができるもの。
オリジナル
2003/07
継 続 的な技 術 改 良・先 鋭 技 術 との融 合
完全ヒト
ADLib ®
2009/10
2011/09
2013/06
2014/03
Annual Report 2014
7
New Mid-term Management Plan
:連結セグメント別売上高計画
ビジネスの展望( 3ヶ年計画)
目標値/損益計画
(百万円)
5,000
4,500
■ 創薬アライアンス事業
2016年12月期から本格回収
4,000
完全ヒトADLib ®システムの開発は完成しましたが、多
3,500
様性をさらに向上させ、より完成度を高めるための本格
高付加価値ビジネスモデルへの転換
3,000
的な取り組みを始めています。事業化に際しては、より
2,378
良い条件でライセンス交渉ができるよう、顧客候補企
2,500
業の期待に十分応えられる水準まで完成度を引き上げ
2,000
た上で本格的展開を図ることが企業価値の増大に繋が
1,500
るとの考えから、契約取得は 2015 年 12 月期、収益化は
1,000
500
0
人員計画
技術改良への先行投資を
■ リード抗体ライセンスアウト事業
■ 基盤技術ライセンス事業
66
18
30
300
417
312
366
2014 年 3 月期
2014 年 12 月期
売上高
2016 年 12 月期
※曲線は背紅蓮と別の成長トレンドのイメージです。
渉状況等を考慮し、事業ごとに各契約の収益計上時期
事業別収益モデル
索 研 究 から臨 床 を 経 て 販 売 に 至 るま
を予測して策定しています。
1
複数の事業
創薬
アライアンス
基盤技術
ライセンス
リード抗体
ライセンスアウト
で、おおよそ 6.5 ~ 10 年の期間が必要
となります。当社では主に、開発の上流
工 程である探索・創薬研究を対象に事
2
複数のクライアント
A社 B社 C社
D社 E社
F社
G社 H社
I社
点で 4,349 百万円のキャッシュを保有し、事業活動を
技術ライセンス契約に基づく売上を見込んでいます。
推進するための資金を確保しています。早期の企業
• 2015 年 12 月期は創薬アライアンス事業における完
価値向上を目指し、今後これらの資金を研究開発や技
全ヒトADLib システムによる試験的契約の拡大を見
®
究から上 市 後に至るバリューチェーン
の各段階において安定収入及び成功報
• 2016 年 12 月期は完全ヒトADLib システムの実用化
3
複数のターゲット
4
複数の収益獲得点
マイル
ストーン
ロイヤルティ
研究協力金・技術使用料
術提携等へ積極的に投入していきます。
なお、業績予想には、クライアント候補先との契約交
®
マイル
ストーン
資金計画
る国内外の製薬企業等との既存・新規契約及び基盤
による売上を見込んでいます。
業展開を図ることにより、創薬の探索研
• 費用対効果を意識しつつ、事業拡大に見合う投資を継
調達及び新株予約権の行使により、2014 年 3 月末時
となっています。また、ADLib ®システム
マイル
ストーン
設備投資
• 2014 年 12 月期は主に創薬アライアンス事業におけ
込んでいます。また、抗セマフォリン3A 抗体等の導出
アップ
フロント
きます。
• 2013 年 5 月完了の第三者割当による3,776 百万円の
業を行っており、早期の収益回収が可能
を核とした3 つの事業からなる多様な事
数精鋭による組織体制の構築を引き続き目指してい
立を見込んでいます。
• 研究開発計画を勘案しつつ、市場の動向や契約の交
※曲線はセグメント別の成長トレンドのイメージです。
抗体医薬品の開発には、通常初期の探
化及び社外機能の有効活用を継続的に行うことで、少
に事業拠点の設立、2016 年 12 月期に研究拠点の設
614
2015 年 12 月期
ていきますが、オペレーションの効率化、技術の標準
続的に行います。なお、米国において、2015 年 12 月期
2016 年 12 月期を見込んでいます。
460
• 今後の事業の拡大に対応すべく適切な体制を構築し
に伴う基盤技術の導出と複数のリード抗体の導出に
渉の遅れや研究開発進捗の遅れ等、さまざまな要因に
よる不確実性が生じる可能性があります。
よる飛躍的な売上の増大を見込んでいます。
研究開発費用
酬を計上することが可能です。
• 2014 年 12 月期は、完全ヒトADLib ®システム等の基
■ 創薬アライアンス事業
■ 基盤技術ライセンス事業
■ リード抗体ライセンスアウト事業
盤技術の改良を継続しつつ、抗セマフォリン 3A 抗体
• 研究段階の早期にアライアンス契約を
• ライセンス契約締結時に着手金(アップ
• 研究段階の早期にアライアンス契約を
の非臨床データの取得に注力します。
• アライアンス契約に基づき、契約期間に
• クライアントのライセンス利用にともな
• アライアンス契約の成果による開発契
• アライアンス契約の成果による開発契
• クライアントによる開発の成果に応じた
• クライアントによる開発の成果に応じた
• クライアントによる開発の成果に応じた
• クライアントによる抗体医療品上市後の
• クライアントによる抗体医薬品上市後の
締結し、着手金(アップフロント)を獲得
応じた持続的な研究協力金を獲得
約締結時に一時金を獲得
成功報酬(マイルストーン)を獲得
フロント)を獲得
う技術使用料を獲得
成功報酬(マイルストーン)を獲得
売上に応じたロイヤルティ収入を獲得
締結し、着手金(アップフロント)を獲得
約締結時に一時金を獲得
• 2015 年 12 月期以降は、パイプライン創出等の新規
リード抗体創製へ注力するとともに、非臨床フェーズ
へのステージアップに注力します。
成功報酬(マイルストーン)を獲得
売上に応じたロイヤルティ収入を獲得
• クライアントによる抗体医薬品上市後の
売上に応じたロイヤルティ収入を獲得
8
Chiome Bioscience Inc.
Annual Report 2014
9
Our Resources
新中期経営計画達成に向けて
完全ヒトADLib ®システムへの進化
ー
カイオムの経営資源
ADLib システムをさらに発展させ、DT40 細胞内にヒト
リの構築に成功しました。完全ヒト ADLib ®システムの
独自の画期的な抗体作製技術「 ADLib システム」
ADLib ®システムは、抗体作製においてこれまで不可能とも言われていた「多様性」
「迅速性」、
ADLib ®システムの概要と特徴
TSA処理
ADLib ®
組換え活性化
DT40 細胞のもつ多様化メカニズムを特殊な薬剤トリコスタ
チンA( TSA )で処理することで活性化。こうして作り出された
多種多様な細胞ライブラリは常時使用が可能です。
特徴 2
抗体選択
30 分
特異的モノクローナル
IgM / IgG 抗体獲得
磁石
抗原
常時使用可能なライブラリの中に特定の抗原を付着させた
S
培養 1 週間
磁気ビーズを投入し、ターゲットとなる抗原に結合したものを
N
磁気ビーズ
回収します。ここまでの工程には、30 分もかかりません。その
後、抗体を培養し、ニワトリ型の抗体をヒト型の抗体に変換し
たものが医薬品候補抗体となります。
磁石
N
S
特徴 3
困難抗原への対応
磁気ビーズ
ターゲット(抗原)を
特異的に認識する抗体
抗体産生
ニワトリ細胞
これまでの方法では抗体取得が困難であった抗原に対するさ
まざまな抗体(病原毒素・病原体・自己抗体等に対する特異抗
体等)を作製できます。
®
で作製することが可能になりました。今後さらにライブ
ことは言うまでもありません。医薬品の開発は、通常初
ラリの多様性を高める等技術改良を進めていきます。
期の探索研究から臨床を経て販売に至るまで高額の費
重要性は他の産業と比較しても高くなっています。研究
また、高付加価値リード抗体の創製を目指し、先鋭技術
開発に重点を置く当社においても、その重要性を十分
を保有する世界の企業とアライアンスを組み、共同技術
認識し、戦略的な特許出願を行っています。
開発を行っています。例えば米国の Biotecnol, Inc.と
日本を始め米国、欧州、中国といった世界の主要市場
のアライアンスにより、同社が保有するTribody
技術
において、ADLib ®システムについての基本特許の登録
を利用することで、より効果の高い抗体医薬品の開発に
は完了しており、さらに関連特許についても適時国内外
努めています。Tribody
での出願を進め、当社が独占的に事業展開を行える体
TM
TM
技術とは、一つの分子に 3 つ
を投入し、医薬品の有望な標的であるが従来の技術では抗体
制の確立に努めてまいります。
術で、これにより、患者様の抵抗力を上げながらがん細
ADLib ®システムに関連する特許及び特許ライセンス契約
■ 体細胞相同組換えの促進方法及び特異的抗体の作製方法
権利取得日
発明の名称
登録番号
権利者
持分割合
取得国
有効期間
平成 20 年
11 月14日
体細胞相同組換えの促進方法及び
特異的抗体の作製方法
第 4214234 号
独立行政法人
理化学研究所
及び当社
独立行政法人
理化学研究所:50 %
当社:50 %
日本
平成 35 年
7 月28日
平成 22 年
8 月17日
Method of enhancing
homologous recombination of
somatic cells and method of
constructing specific antibody
US7776599
独立行政法人
理化学研究所
及び当社
独立行政法人
理化学研究所:50 %
当社:50 %
米国
平成 37 年
4 月10日
平成 24 年
5 月29日
Method of enhancing
homologous recombination of
somatic cells and method of
constructing specific antibody
US8187884
独立行政法人
理化学研究所
及び当社
独立行政法人
理化学研究所:50 %
当社:50 %
米国
平成 37 年
4 月10日
平成 22 年
12 月1日
Method of promoting
homologous recombination of
somatic cells and method of
constructing specific antibody
EP1536004
独立行政法人
理化学研究所
及び当社
独立行政法人
理化学研究所:50 %
当社:50 %
欧州
平成 35 年
7 月28日
平成 20 年
4 月9 日
体細胞相同組換えの促進方法及び
特異的抗体の作製方法
ZL03818205.X
独立行政法人
理化学研究所
及び当社
独立行政法人
理化学研究所:50 %
当社:50 %
中国
平成 35 年
7 月28日
複数回膜貫通型
タンパク質
抗原発現細胞
例えばADLib システムの応用技術であるADLib axCELL
®
製薬企業にとって、特許が非常に重要な経営資源である
以上の抗原認識部位を搭載することができるという技
短期間での抗体作製
ターゲットに反応する抗体を
短時間で選択
完成により、人に用いることができるヒト抗体を短期間
さらなる技術革新を追求
その先進性は世界の抗体医薬品の創薬企業からも大きな注目を集めています。
DT40細胞
優れた技術を守る特許戦略
用と長い時間がかかるリスクの高いものですから、その
そして「困難抗原への対応」の全てを解決する画期的な技術です。
多様な抗体を持つ細胞ライブラリ
体医薬品の開発が可能となります。
抗体の遺伝子を導入することで、完全ヒト抗体ライブラ
®
特徴 1
胞を攻撃するというような、複数の作用を持つ次世代抗
®
の取得が難しいターゲットである複数回膜貫通型タンパク質
( GPCR 等)に対する抗体の取得にも成功しています。
http://www.chiome.co.jp/technology/adlib.html#axCELL
■ 技術の競合優位性
10
ADLib ®システム
マウスハイブリドーマ法
ファージディスプレイ法
施設
通常の実験室で可能
動物飼育施設が必要
組替えDNA 実験施設が必要
多様性
無限の可能性
制限あり
制限あり
抗体作製期間
10日程度
約 6ヶ月
2.5~3.5ヶ月
困難抗原
対応可能
一部対応可能
一部対応可能
Chiome Bioscience Inc.
■ 体細胞相同組換えの誘発方法
権利取得日
発明の名称
登録番号
権利者
持分割合
取得国
有効期間
平成 25 年
7 月19日
体細胞相同組換えの誘発方法
第 5319863 号
独立行政法人
理化学研究所
及び当社
独立行政法人
理化学研究所:50 %
当社:50 %
日本
平成 34 年
12 月26日
平成 22 年
8 月4 日
体細胞相同組換えの誘発方法
CN1756840
独立行政法人
理化学研究所
及び当社
独立行政法人
理化学研究所:50 %
当社:50 %
中国
平成 35 年
12 月22日
Annual Report 2014
11
Our Resources
アライアンス戦略
当社は、世界の主要市場で特許が成立しているADLib ®システムを核に、
グローバル製薬企業やバイオベンチャー、アカデミア等とのアライアンスを組み
抗体医薬品の開発を行うとともに、さらなる技術革新を通じて人々の健康な生活に貢献します。
複数の企業・団体との提携
ヤクルト本社とがん治療用抗体「 LIV-2008 」の独占オプ
当社では、医薬品企業との提携に留まらず、医薬品等の
2. アカデミア等とのアライアンス
必要とする創薬事業のリスクを低減しつつ有望な複数
ターゲット抗原の獲得や技術革新を目的として、アカデ
のパイプライン構築や付加価値の高い抗体作製に取り
ミア等と提携し事業拡大を図っています。特異的な抗原
組むとともに、アカデミアとの緊密な関係を活かして、パ
遺伝子情報を入手し、これに対応する抗体を作製、アカ
イプラインの創出にも積極的に取り組んでいます。
デミア等での研究に資するとともに、疾患に対する効果
が確認された場合にはその発明について共同出願を行
1. 創薬企業とのアライアンス
い事業化の権利を獲得します。
ADLib ®システムを利用した創薬支援、及び自社での研
現在は、横浜市立大学との共同研究で、抗セマフォリ
究開発による抗体医薬品創出を行っています。
ン 3A 抗体の薬効試験を行っているほか、
リード抗体ライ
当期においては、中外製薬グループとの研究契約を
センスアウトに向けた東京大学、静岡がんセンター、国
更新し、研究開発活動を継続しています。また、株式会
立がん研究センター等との共同研究が進展中です。
社リブテックにおきましては、2011 年 11 月に株式会社
●
●
東京大学
横浜市立大学
静岡がんセンター
国立がん研究センター
First in class の膜蛋白ターゲットに対する治療用抗体作製を実施中
横浜市立大学(五嶋研)
抗セマフォリン3A 抗体のさらなる適応疾患拡大と高付加価値抗体創出への取り組み
を継続
静岡がんセンター
アンメットニーズの高い複数のがん種に対する適応を想定して、First in class のター
ゲットに対する抗体作製を実施中
国立がん研究センター
2012 年 7 月から、複数のがん種に対する適応を想定してFirst in class のターゲットに
対する抗体作製を開始
Tribody TM技術とADLib ®システムとの組み合わせによる次世代リード候補抗体創出
への取り組みを継続
3. 技術開発に係るアライアンス
リブテックと共同研究等を行うことで、当社の作製す
ADLib システムの多様化メカニズムの解明、抗体の多
る付加価値の高い抗体に対する動物を使った薬効評価
様化レベルの解析等、より基礎的かつ高度な専門性を
をより迅速に実施できるほか、早期開発段階でのライセ
要求される分野において、それぞれの専門性を有する
ンスアウトの加速等のシナジー効果が期待できます。ま
企業・アカデミア等との提携を行い、効果的かつ効率的
たリブテックにおいても、当社の抗体創薬を含む研究開
な課題解決を図っています。2012 年には、Tribody
TM
発能力やインフラ、
グローバルでの事業開発ノウハウ等
技術を有する米国の Biotecnol, Inc.と提携し、より付
を活用し、新たな付加価値を創出することが可能となり
加価値の高い抗体医薬品を創製するための研究が進展
ます。
しています。
これからも、シナジー効果が期待できる社外のさまざ
当期においては、株式会社リブテックの株式の過半数
まな団体と積極的に連携することで、ビジョンの早期達
を取得し、同社を子会社化したほか、株式会社新日本科
成に向けて企業成長をさらに加速していきます。
®
学と各種抗体医薬品候補を評価するための疾患モデル
●抗原及び抗原発現細胞
(抗原遺伝子)の提供
●抗体による抗原評価結果
●各抗体事業のサービス
●抗体事業化の権利
抗体医薬品開発、
診断薬開発
動物確立に関する業務提携契約を締結しました。
製薬企業 等
アカデミア等
●
東京大学(高橋研)
Biotecnol
術を持つ企業・団体との提携を行うことで、長い時間を
●
内容・進捗状況
ション契約を締結し、各種非臨床試験を進めています。
研究を行うアカデミアや公共団体、その他さまざまな技
ターゲット(抗原)獲得
パートナー
●
●
●対価
●必要な実験材料
●研究用抗体の提供
●特許戦略サポート
●
●
●
大手製薬企業
バイオベンチャー
中外製薬
富士レビオ
株式会社リブテック
Biotecnol
リブテックは、神奈川科学技術アカデミー( KAST )
・幹細胞
制御プロジェクト
( 1999 年~ 2004 年)における「幹細胞生
●次世代 ADLib ®システム
開発に関する知見
●共同研究費
●コンサルタント料
物学」における研究成果をもとに設立されたバイオベン
チャーです。幹細胞とがん発生に着目し、自社ラボにおい
て標的分子候補の探索から、抗体作製、実験動物を用い
技術革新
アカデミア
●
●
●
理研
東京大学
シカゴ大学
た薬効評価試験を通して、臨床開発候補抗体の創製まで
名
所
在
称
株式会社リブテック
地
神奈川県川崎市宮前区野川
907 番地
代 表 者 の 役 職・氏 名
代表取締役社長
中村 康司
出実績があります。リブテックが保有する独自の新規リー
事
容
抗体医薬品の研究開発等
ド抗体のパイプラインのうち、
「 LIV-2008 」は株式会社ヤ
資
本
金
1,000 万円
年
月 日
行える体制を有しており、これまでに製薬会社に2 件の導
クルト本社とオプション契約下において共同で開発を進め
ており、
「 LIV-1205 」は現在複数の大手製薬会社とライセ
設
業
立
内
2004 年 3 月29日
ンス契約交渉を行っている段階です。
12
Chiome Bioscience Inc.
Annual Report 2014
13
Our Resources
株主総会の開催
株主/投資家とのかかわり
――適時適切な情報開示で当社の理解を促進
当社は、株主や一般投資家の皆さまに当社の状況に関する理解を深め、
毎年 6 月に株主総会を開催し、当社の業務内容および
発行可能株式総数 業 績をわかりやすく説 明するよう努めています。当 期
発行済株式総数
は 2 0 1 4 年 6 月 2 4 日に開 催し、そ の 報 告・決 議 内 容を
株主数
33,072,000 株
10,087,000 株
9,279 名
ウェブに掲載しています。なお、今期から決算期変更に
適切な投資判断をしていただくことを目的にIR 活動を実施しています。
基本姿勢
株式の状況 (2014年3月31日現在)
より、事業年度が毎年 1 月 1 日から12 月 31 日までの 1 年
となりました。そ のため今 後 の 株 主 総 会は毎 年 3 月に
経営情報の開示
大株主
持株数
持株比率
藤原正明
646,800
6.41
太田邦史
480,000
4.75
当社では年に 2 回、決算短信の公表に加え、アナリスト・
日本証券金融株式会社
429,300
4.25
機 関 投 資 家 の 皆さまを対 象とした決 算 説 明 会を開 催
雨堤正博
262,300
2.60
開催します。
株主名
(株)
(%)
IR 活動にあたっては、常に誠心・誠意を持った対応に心
当社では、
「 東証適時開示規則」等で定められる諸基準、
がけ、公平かつ適時、正確にお伝えすることを基本姿勢
諸法令に準拠して開示を行っています。また、関係諸法
としています。また、IR 活動を株主や投資家の皆さまと
令で開示が定められていない情報についても、株主や
の間の最も効果的なコミュニケーションの手段と位置
投資家の皆さまにとって、投資判断をするうえで有用な
づけ、お問い合わせ等に対し、常に誠心・誠意を持った対
情報につきましては、できるだけ自主的かつ公平に開示
し、社長より決算内容、研究開発の状況、中期経営計画
富士レビオ株式会社
応に心がけています。
する方針です。
200,000
1.98
等、経営概況について説明を行っています。当期中間決
法や規則によって求められる適時開示資料の発行に
算に際しては、2013 年 11 月 7 日に、本決算に際しては
BARCLAYS CAPITAL
SECURITIES LIMITED
177,600
1.76
松井証券株式会社
170,600
1.69
柴田武彦
133,000
1.31
瀬尾秀宗
120,200
1.19
日本トラスティ・サービス
信託銀行株式会社(信託口)
107,500
1.06
加え、四半期ごとの決算説明会資料及び決算補足資料
のウェブでの開示、また年に1 回の株主通信の発行とア
ニュアルレポートの発行等を行っています。
決算説明会
2014 年 5 月15日に説明会を開催しました。
株主還元
当社は設立以来、当期純損失を計上しており、利益配当
を実施していません。また、各研究分野における研究開
■ 当社に係る決定事実・決算に関する情報等
発活動を今後も引き続き実施していく必要があること
取締役会
コーポレートマネジメント部
取締役会決議予定
案件の取りまとめ
から、資金の確保を優先する方針であり、当面は配当を
※適時取締役会を開催
予定していません。
※持株比率は小数点第 3 位以下を切り捨てて表示しております。
所有者別株式分布
しかし、株主の皆さまへの利益還元は重要な経営課題
情報取扱責任者
代表取締役社長
(取締役)
情報取扱責任者
情報開示
(取締役)
合計
保することができましたら、財政状態及び経営成績を考
検討結果の報告
開示有無の確認
経過及び結果報告
であると認識しており、将来において安定的に収益を確
10,087,000株
慮した上で、利益配当についても検討します。
■ 当社に係る発生事実に関する情報等
コーポレートマネジメント部
各部署
適時開示規程による
開示有無の確認
報告
情報取扱責任者
(取締役)
開示有無の確認
経過及び結果報告
代表取締役社長
情報取扱責任者
(取締役)
持株数(株)
情報開示
検討結果の報告
※後日、取締役会にて報告
■個人・その他
構成比(%)
8,198,075
81.27
■その他国内法人
307,200
3.04
■外国法人等
519,386
5.14
■証券会社
428,139
4.24
634,200
6.28
■金融機関
※自己株式は「個人・その他」に含めております。
14
Chiome Bioscience Inc.
Annual Report 2014
15
Our Resources
従業員とのかかわり
―― 一人ひとりが能力を発揮できる環境づくり
2013 年度に実施した主な取り組み
当社では、全ての従業員を会社の財産として捉え、個々人が能力を最大限に活用することで、
従業員と会社が共に成長できる環境づくりに努めています。また、多彩な専門性・能力を持った人財が
それぞれ互いに信頼し、尊重し合える企業風土を醸成しています。
企業風土の醸成
カイオムを「まじめ」やけど「おもろい」会社にしたい、
と
カイオム社員の誓い 十か条
の創業時からの社長の想いが風通しの良い企業風土を
リーダー育成選抜研修「カイオム大学」
研究の最先端の動向を学ぶ
当 社 の 事 業と組 織 の 拡 大に必 要なリーダー の 育
「カイオムスクール」、
「カイオム・コロキウム」
成、具体的には主体性を発揮でき率先して行動で
カイオムの研究レベル向上のため、各分野のスペ
きる人財、
リスクを取れる人財、チャレンジングな人
シャリストを招聘し、抗体領域の研究に関わる知識・
財、自分のミッションに責任をもてる人財育成を目
知見の向上に努める「カイオムスクール」のほか、
的としています。社長や役員を含めて、各分野のス
論文を通して研究動向を探る「カイオム・コロキウ
ペシャリストを講師とした座学、ケーススタディや
ム」を開催しています。
作り上げました。真剣に議論するときは役職に関係なく
1. 私は、明確で正しい目標をもつ!
フィールドワーク等を通じて、
リーダーやマネジメ
各自の意見を戦わせます。互いへの信頼と尊重に基づ
2. 私は、常に本質を追究する!
ントとして必要な知識や心構えの習得、ビジネスモ
・鶴下直也先生( JN Biosciences LLC )
き、一人ひとりが持てる力を最大限に発揮して高い目標
3. 私は、常に挑戦し続ける!
デルの構築等の研修を行っています。卒業要件に
・高橋伸一郎先生(東京大学)
を追いかける。そんな土壌が当社にはあるのです。
4. 私は、実績を積み重ねることによって
は、TOEIC スコアのほか、卒論として任意に選定し
また、企業風土の醸成を行うために社員の行動規範
成長する!
た企業の経営戦略論文の作成を課し、ハードルの
は、社是や行動指針にも明示しています。
「倫理性と透明
5. 私は、常に当事者として物事に取り組む!
高いものとなっています。
性」、
「 進化と創造」、
「 交差と交流」という社是、
この社是
6. 私は、議論を成長の機会と捉える!
は、医療業界にイノベーションを創出する私たちにとっ
7. 私は、積極的に貢献する!
て、非常に重要な意味を持っていますが、この言葉は単
8. 私は、成熟した社会人となる!
プロジェクトマネジメント的なアプローチから、個や
なるお題目ではなく、
「カイオム十か条」という行動指針
9. 私は、交差交流に努める!
組織のパフォーマンスを引き出す取り組みを行って
10. 私は、倫理性・透明性に基づいて行動する!
います。当年度の取り組みでは、医療を通じて世の
にまで落とし込んでいます。この指針に基づき行動する
ことが社員には求められ、さらには人事評価の要素とし
当期のカイオムスクールの招聘講師
・津本浩平先生(東京大学)
能力開発研修「組織開発ワークショップ」
中に貢献したいという社員の「志」を社員の言葉で
て取り込まれています。当たり前のことではありますが、
語り、まとめあげ、今すべきことは何かを検討しまし
社長や会社の想いを人事制度に連動させることで、付加
た。
「アンメットメディカルニーズの動向調査」、
「患
価値の創造を促進する体制を構築しています。
者団体との交流企画」、
「社員パフォーマンス向上
世の中が大きく変化する中で、私たちも常に進化し、
のための仕組み作り」等、ビジョン実現に向けたプ
変化をチャンスとして捉える組織となるため、現在、人事
ロジェクトを既に立ち上げ、実行に移しています。
研修に取り組む社員の様子
制度や行動指針の見直しを行い、さらなる成長を目指し
研修・教育
当社が成長し、社会に貢献していくためには、継続的な
イノベーションの創出が不可欠です。イノベーションの
創出のためには組織のパフォーマンスを最大化するこ
と、組織を構成する「個」の能力を最大限に引き出すこ
Achievement
ています。
病気がこわくない社会の実現に向けて、ADLib ®シ
ステムを含めた独創的な研究開発によって、今ま
でにない医療を提供し、未来に希望と安心をもた
らす、なくてはならない社会になる!
m
Me
施しています。
Mission
Vision
Goal
とが重要と考えています。当社では、このような個や組
織の能力を開発する取り組みをかねてより積極的に実
rce
sou
/Re
ber
s
ces
Reality
Pro
For Team/
Team member
Rule
Time
当社社員が自ら創り上げた「私たちのビジョン」
16
Chiome Bioscience Inc.
キャンサーサバイバーである桜井なおみ氏(キャンサー・ソリューションズ
株式会社 代表取締役社長)による講演
Annual Report 2014
17
Our Resources
カイオム社員の紹介
当社では、年齢や性別を問わず、ビジョンに向かって自ら歩んでいける人財を積極的に登用しています。
多様な専門性・能力をもった人財のうち、ここでは全管理職の約 4 分の 1を占める女性管理職と
研究をリードする高度専門職を紹介します。
Interview
with
Keiichi Kiyota
女性管理職
山東 雅子 (右)
コーポレートプランニング部 マネージャー
取締役 清田 圭一 インタビュー
カイオムで働く
「ヒト」のための採用・制度・研修・福利厚生・職場
環境の整備等、多種多様な業務に携わることができること。そ
して、笑顔でハツラツと働く社員の原動力となり、会社として
Q1
カイオムは
どんな人財が集まる会社ですか
の成果が出せたときに働きがいを感じます。現在、カイオムの
理学博士
笹倉 由貴江 (中)
研開企画部 ディレクター
我々が目指すビジョンの達成や創薬のための基盤技
ナル研修の企画をしていますが、
「なせば成る。なさねば成ら
術の確立は、これまで誰も成し遂げることがなかった
未踏の世界です。その成功への道筋を教えてくれる先
人や教科書などどこにもありません。突き詰めれば、
Q2
カイオムのビジョン実現に向けた、
今後のカイオム人事のあり方・
展望ついて
吉田 佐知子 (左)
自分自身でリスクを取りながら数多くの試行錯誤や紆
財務経理部 マネージャー
余曲折の中、数々の事業課題を自ら考え克服してい
当社では、5 年ほど前からそのあるべき人財像を「まじ
新しい研究課題の多くは手探りから始まりますが、次第に各人
常 に 変 化し続 ける環 境 の な か 、プレー ヤ ーとして 、マ ネ ー
くしか方法はないのです。当社の社員たちは、チャレ
めやけどおもろい人」と称して掲げ、我々自身の手で考
のテーマが有機的に機能し始める瞬間に管理職としてのやり
ジャーとして成長する機会がありチャレンジできること、イノ
ンジングでポジティブな企業カルチャーに触れながら
えた人財要件を「まじめ・おもろ制度」というオリジナル
がいを感じます。また、私自身は部門長であると同時に研究開
ベーションの一翼を担えることがカイオムの仕事の大きな魅
自分自身のミッションを果たすべく
「どうしたらそれが
の人事評価制度として構築し運用しています。主に課
発企画の担当ディレクターであり、ビジョンと事業性を踏まえ
力です。社内では研究開発投資の意思決定等に必要な財務
た製品戦略、開発戦略の策定に関わっています。事業性は内外
データを提供すること、社外には決算開示や中期損益計画の
出来るのか?」を真剣に議論します。そして決して諦め
題目標の達成度や業務遂行のためのスキル向上を評
環境によって常に変化しますので、これらを見逃さずにタイム
策定等の投資家の皆さまに適切な情報発信を行うことで、企
ず、出来ることから真摯に取り組み、課題を自ら解決し
価する
“「まじめ」軸”
、そしてチャレンジングな課題への
リーなDirectionを行うことが自分の挑戦と考えています。
業価値を高めていくことが私の挑戦です。
ていくアクションが起こせる人財たちです。
積極的な取り組みや、あるいは本質を追及するための
当社で採用から教育研修に至るまで一貫して重視
積極的な議論やリーダーシップの発揮による組織や社
している点は、業務遂行のためのスキル要件を満たし
会への影響度や貢献度を
“「おもろい」軸”
の指標として
ていることはもちろんのこと、共にビジョンに向かって
総合的に評価しています。今後訪れる医療や社会の変
歩んでいけるための「志」や「ベンチャーマインド」を
化が抱えるさまざまな困難な課題は、
カイオムにとって
資質としてもっているか、視座の高い志向をできる人
はひとつのチャンスです。そのチャンスに活躍できる志
物かどうかという点です。まず採用の場面では、
「 自分
の高い組織に創り上げていくことが我々のビジョンを
がカイオムで何を成し遂げ、カイオムを通じて世の中
達成するための十分条件のひとつであると考えます。
に自分がどのように貢献できるか」という命題を課題
株式上場企業となり、おかげさまで応募してくる人財
論文や採用面接を通じて何度も問いかけ、自分の言葉
層のキャリアは上がってきたように感じます。
しかし当
で答えるというハードルを課しています。加えて、チー
社で大切にしている人財像は、安定した人生よりも充実
ムで成果を上げる大切さの理解や、ベンチャー企業に
した人生に価値をもつ人、困難な課題に果敢に取り組
おけるリスクを許容できる経験や気概があるかどうか
み不可能を可能にすることに価値をもてる人、あるい
を見定めるようにしています。
は自分の可能性を発揮することに価値を見出せる、つ
そうやって狭き門をくぐり抜け入社してきた社員た
まり
“ベンチャーらしさ”
を心に秘めた人物です。私はビ
ちの潜在的な能力やバリューをさらに引き出しても
ジョンの達成に向け、カイオムを多様な人材が集う
“人
らうため、社内外の教育研修における自己研鑽の場
にしていきたいと考えています。
財ライブラリ”
高度専門職
医学博士
理学博士
研開企画部
シニアリサーチャー
抗体創薬部
シニアリサーチャー
岡村 健太郎
18
てもらえるような数 多くの 取り組 みを継 続 的に行っ
ています。
ビジョン実現に向け、新人事制度・評価制度等の構築やオリジ
ぬ何事も」の精神で挑戦していきたいと思います。
や、社内イベント等を通じて、気づきや個性を発揮し
内木 智朗
薬効評価グループとして、社内で作製した医薬候補抗体の主
入社してから現在まで、新規ライブラリーの作製、特に完全ヒト
に動物試験での評価を担当しています。多種多様な症状に対
抗体ライブラリーの作製に力を入れてきました。現在も多様性
する医薬を創り出す上で、薬の効果を適切に見極める評価方
拡大、抗体生産量増大等の技術改良に取り組んでいます。その
法の重要性が高まっています。私は、あらゆる病気に対してそ
為に、他社にはないライブラリーのレパートリーを作るため基盤
の症状を再現し、薬の効果を正確に評価することで、これまで
技術の基礎研究に加え、競合技術について論文の検索や学会
にない革新的医薬品の創出というビジョン、そして「病気がこ
出席を通し日々学び続けています。私はこれらのライブラリー
わくない社会」の実現に向けて貢献したいと思います。
から新薬の種となる抗体が取れてくることを夢見ています。
Chiome Bioscience Inc.
Annual Report 2014
19
Topics
Topic
1
Topic
2
完全ヒトADLib®システムの実用化レベルの達成
ニワトリ抗体遺伝子をヒト人工遺伝子に置換して ADLib システムを作動させる
抗セマフォリン3A抗体の新たな疾患への適応可能性
従 来 の A D L i b ® システム
横 浜 市 立 大 学との 共 同 研 究
®
オリジナル DT40
完全ヒト抗体提示 DT40
ではニワトリの細胞でトリ
完全ヒト抗体を
分泌
遺伝子改変
抗体を作製したうえで、
ト
医薬候補抗体
の取得
を通じて作製に成功した抗セ
業への導出には至りませんで
製していましたが、今回完
したが、マウス LPS モデ ルに
成した「完全ヒト ADLib
®
おいては敗 血 症 発 症 後 の 抗
システム 」では 、ニワトリ
体 投 与で生 存 率 の 大 幅な改
善を示し、治 療 薬として期 待
ニワトリ抗体遺伝子をヒト人工遺伝子に置換して ADLib ®システムを作動させる
伝 子 をヒト抗 体 を つくる
人 工 遺 伝 子 に 置 換して
オリジナル DT40
重症敗血症モデルにおいて全例生存
マフォリン 3A 抗体は、製薬企
リ抗 体 からヒト抗 体 を 作
細 胞 の 抗 体 を つ くる 遺
抗セマフォリン3A 抗体の広がる開発領域と今後の展開
される成績が得られたほか、
敗血症からDICを併発した患者において活性 PAIが著増
DICにおける線溶阻害因子 PAI-1 増加を抗セマフォリン3A 抗体が抑制
抗セマフォリン3A 抗体はがん細胞の遊走・浸潤を抑制
がんや DIC(播種性血管内凝
完全ヒト抗体提示 DT40
えられるレベルまで改善することを最優先課題と捉
医薬候補抗体
固症候群)を始めとする疾患
ことのできるヒト抗体を直接作製することが可能
え、引き続き研究人員等のリソースを集中的に投下
へ の 適 応 可 能 性を示 唆 する
になりました。
していきます。あらゆる困難抗原に対する完全ヒト
有 望 な 研 究 成 果 が 得られた
この完全ヒトADLib ®システムでは、複数の抗原
特異的抗体を短期間で獲得できることを目指し、本
ため、2014 年 2 月、国際特許
に対して特異的な抗体を獲得できることが確認さ
格的な事業展開のスタートを目指します。
出願を行いました。
れていますが、取得した抗体の中には困難抗原に対
完全ヒトADLib ®システムがこのレベルに達すれ
がん の 治 療 法は進 展を続
する抗体も含まれ、臨床的にも大きな意義を持つ可
ば、今後の治療用抗体の開発に大きなインパクト
けており、ある種のがんでは
能性があるため、今後の機能及び薬効検証を通じて
を与えることができるだけでなく、当社の掲げるビ
一定の治療効果が得られるようになってきました
セマフォリン3A 抗体にがん細胞の浸潤を抑制する
実証していきます。しかしながら抗体発現ライブラ
ジョン、100 %の治療効果を追求するヘルスケア・イ
が、難 治がんと称されるがん 腫においては、依 然
効果があることを見出しました。従来の抗がん剤と
リの多様性については、一定の水準を満たしている
ノベーターとなるべく本格的なアクションを開始す
としてより有用な治療法の開発が期待されていま
は全く異なる作用機序を有する可能性があるため、
す。特に外科切除等の一時治療後、転移による再発
既存の抗がん剤との併用も含めてさまざまな戦略
等により病態が悪化した場合の予後は極めて不良
をとることが可能になると考えられます。
と言われており、転移性再発の制御はがん患者の
これらの知見は今後の導出において非常に重要
予後改善において重要な課題の一つです。がん細
であり、対象疾患の拡大をふまえた導出戦略を新
胞の浸潤は血流を介した遠隔転移における主要な
たに策定しました。今後は、より魅力的な導出パッ
メカニズムの一つですが、当社は、細胞レベルで抗
ケージを確実に構築し、導出を目指します。
ADLib システムを作動させることで、人に用いる
®
完全ヒト抗体を
分泌
遺伝子改変
の取得
●多様性が向上したヒト抗体発現ライブラリの作製
ものの、技術ライセンス候補企業の期待に十分応
●個別の抗原を認識する特異的抗体の取得成功 ることが可能になると考えています。
完全ヒト抗体プロトタイプ
複数種の偽遺伝子を導入
ヒトIgG 抗体
V C
V C
軽
V C
軽
V C
重
V C
重
V C
多様性確認
偽遺伝子導入
(配列の組換え)
ヒト抗体発現及び
ライブラリ化
ADLib®システムによる
特異的抗体の取得
複数種の偽遺伝子を導入
S
軽
V C
軽
V C
重
V C
重
V C
N
S
●ヒト抗体発現
ライブラリの作製
適応疾患拡大と作用機序解明による大型製品化へ
疾患モデル動物での
薬効試験
導出パッケージ
構築
導出活動・導出へ
●個別の抗原を認識
する特異的 抗 体 の
取得に成功
N
完全ヒト抗体ライブラリ
20
Chiome Bioscience Inc.
Annual Report 2014
21
Topics
Topic
3
パートナーとのかかわり
――互いに高め合い、社会の共有価値を創出
ADLib®システム由来抗体の製品化
基本的な考え方
同社との間で特許実施許諾契約を締結し、当社は
当社の事業は、共同研究等の業務提携先や購買先等の
レビオ株式会社において、ADLib ®システムを使用
製品の売上高に応じたロイヤルティを受領すること
ビジネスパートナーの皆さまとの協力のうえに成り立っ
して開発した特異的抗体を含む診断薬キットが欧州
になりました。また、共同研究開発期間の 3 年間の
ています。健全な商習慣と法令に従った、相互に利益の
で販売開始されました。これは、これまでの抗体作
延長に合意し、契約一時金及び技術使用料を受領し
ある関係を構築することを基本方針とし、パートナーと
製技術では獲得が非常に困難な、従来よりも100 倍
ます。
共に、それぞれの強みを活かして研究開発や事業を行う
高橋 伸一郎
高い感度でビタミンD 2 の認識を可能とする抗体の
富士レビオでは、同製品の欧州を始めとする海
ことで、社会の共有価値を創出してまいります。
取得に成功したものです。ビタミン D はカルシウム
外市場開拓の加速化を中期計画の中で基本戦
東京大学大学院
農学生命科学研究科 准教授
の恒常性、骨代謝等において大変重要な役割を果
略 の 一 つと位 置 づ けて いるた め 、今 後 の 成 長と
たしており、骨粗鬆症やくる病等の診断に大きなイ
ADLib システムを用いた第二、第三の新製品の
東京大学農学部高橋研との共同研究プロジェクトで得
ンパクトを与えることが期待されています。
発売が期待されます。
られた抗体が機能検証段階に進んでいるほか、米国の
®
機能性抗体の取得
Biotecnol, Inc.との共同研究開発においてもすでに
この ADLib ®システムから生じた成果を受けて、
有望な抗体の取得に成功しており、当社独自の創薬基
Topic
盤技術であるADLib ®システムとBiotecnol, Inc. の技
4
術( Tribody
M&A/アライアンス
パートナー・プロジェクト名
はなく、アライアンス等を通じて
同
一
抗
体
積 極 的に推 進しています。当 期
は株式会社リブテックの子会社
東京大学・高橋研
化、株式会社新日本化学との各
種抗体医薬品候補を評価するた
静岡がんセンター
めの疾患モデル動物確立に関す
国立がん研究センター
る業務提携等を実現しました。
Biotecnol
これからも 、シナジー 効 果 が
Clayton
期待できる社外のさまざまな団
をさらに加速していきます。
Chiome Bioscience Inc.
抗体作製
横浜市立大学・五嶋研
社外の技術やノウハウの活用を
ジョンの早期達成に向けて成長
)
との組み合わせによる付加価値の高い
そ
の
他
LIV-2008
機能検証
薬効検証
非臨床試験
カイオムに対する評価、期待すること
私たちは、現在、膜タンパク質に対する抗体をカイオ
ムとの 共 同 研 究 で 作 製して います。一 般に、膜タン
パク質 の 抗 体は、通 常 の 免 疫 法ではできにくいこと
が知られています。in vitro 系の抗体作製法である
ADLib ®は、まさにこの種のタンパク質に対する抗体
の作製に大きな力を発揮すると考えています。
がん治療用抗体医薬品創製の取り組みを継続し、薬効
多くのベンチャー企業は、まずは抗体作製法の確立か
検証へとつなげていきます。
ら苦労するわけですが、このような特長ある手法を有
また 当 社 では 、従 来 の 技 術 では 獲 得 が 困 難 で あっ
しているカイオムには、いち早く他の企業が作製でき
ます 。A D L i b ® システム の 応 用 技 術 で ある A D L i b ®
各共同研究プロジェクトが順調に進展中
社内の経営資源だけに頼るので
体と積極的に連携することで、ビ
TM
た抗 原に対する抗 体 作 製にも積 極 的に取り組 んでい
当 社では、事 業 の 推 進にあたり
22
Voice
2010 年よりADLib システムを導出している富士
®
ないような抗体を世に創出し、これらを用いた医療や
科学に寄与して欲しいと強く期待しています。
axCELLによって医薬品のターゲットとして注目されて
抗セマフォリン3A 抗体(中枢領域)
いる抗原であるGPCR 等複数回膜貫通型タンパク質に
抗セマフォリン3A 抗体(感染症・DIC )
対する抗体の獲得や、また新たな手法の開発によって、
抗セマフォリン3A 抗体(がん領域)
より分子量の小さな抗原の微細な構造の違いを認識
プロジェクトA
する抗体の獲得にも成功しており、対応可能なターゲッ
プロジェクトB
トが広がっています。今後も ADLib ®システムの技術改
良を継続することにより、クライアント候補先へ技術的
優位性を積極的に提案しアライアンス活動を行うとと
もに、新たな市場拡大に繋げていきたいと考えていま
す。なお、創生したリード抗体の評価は、その研究段階に
よって自社、
リブテック、あるいは外部委託先にて効率的
に行ってまいります。
LIV-1205
戦略抗体(感染症)
Annual Report 2014
23
Topics
Topic
5
コーポレート・ガバナンス
コーポレート・ガバナンスに関する
基本的な考え方
品開発等の豊富な経験を有する川口勉氏を選任し、より
広い視野に基づいた経営意思決定と社外からの経営監
当社は、新たな医療を待ち望む世界中の人々のために、
本社機能と研究開発機能が一体となった
都心の効率的オフィス
視を可能とする体制作りを推進しています。
「我々は、遺伝情報の多様性に基づく新たな創薬技術
2013 年 5 月、当社はオフィスビルを移転し、本社機能と研究開発機能を統合しました。
個々の潜在能力を最大限に引き出せる環境を整え、それらを結集することで一丸となった
カイオム・バイオサイエンスは比類なきチームを創り上げていきます。
を持続的に創造する。」
「我々は、革新的医薬品を創出す
b 監査役会
る。」
「我々は、医療に革新を起こす。」との企業ミッショ
当社の監査役会は、監査役 3 名(うち社外監査役 3 名)
ンのもと、株主、顧客をはじめ、取引先、地域社会、従業
で構成され、ガバナンスのあり方とその運営状況を監
員等の全てのステークホルダーから信頼される企業を
視し、取締役の職務の執行を含む日常的活動の監査を
目指しています。そのため、健全性と透明性が確保され
行っています。社外監査役は、元研究者、弁護士、証券取
た迅速な意思決定を可能とする体制の整備を進めると
引所出身者であり、それぞれの識見、職業倫理の観点よ
ともに、コンプライアンスの徹底を含む内部統制の強化
り経営監視を実施しています。
を図ることを、コーポレート・ガバナンスの基本的な考え
監査役は、株主総会や取締役会への出席や、取締役・
方として取組みを行ってまいります。
従業員・会計監査人からの報告収受等法律上の権利行
使のほか、常勤監査役は、重要な会議への出席や研究
所への往査等実効性のあるモニタリングに取り組んで
経営体制
当社は監査役制度を採用しており、監査役は定期的に
います。
監査役会を開催するほか、取締役会に出席し迅速かつ
13 階 研究室
公正な監査体制をとっています。
c 経営会議
取締役は、毎月 1 回の定時取締役会を、また必要に応
経営会議は、各部門担当取締役及びシニアディレクター
じて臨時取締役会を開催し、迅速かつ効率的な経営監
で構成されており、適宜開催し、経営方針と事業内容の
視体制をとっています。
検討、経営状況の掌握と進捗管理、重要事項の精査・検
討を行っています。
a 取締役会
外観
12 階 オフィス
当社では「統合移転によりカイオムの未来を創る!」
一人ひとりの潜在能力を最大限に引き出し、研
をコンセプトに、本社機能と研究開発機能の統合を
究開発、事業開発、コーポレート等の組織を越えて
目指して、
この移転プロジェクトを進めてきました。
皆がクリエイティブなアイデアを出し合い、議論を
移転先の選定には一切の妥協を排除し、場所やビ
戦わせる。そしてそ の 結 果 、会 社 全 体が一つにま
ルの機能について検討しました。西新宿五丁目駅
とまってビジョンの達成へと突き進んでいく。新オ
に程近い新オフィスでは、組織のさまざまな融合を
フィスは、そんなカイオム・バイオサイエンスのカル
促進するため、居室内はフリーアドレスとし、個人ま
チャーをさらに強化するための確かな基盤となる
たはプロジェクトの目的に応じた仕事環境を選択で
ものです。
きるレイアウトを採用しています。
当社の取締役会は、代表取締役 1 名、取締役 4 名(うち社
d 役員報酬の決定方法等
外取締役 2 名)の 5 名で構成され、当社の業務執行を決
取締役及び監査役の報酬等の決定については、株主総
定し、取締役の職務の執行を監督する義務を有していま
会で総額の決議を得ています。各役員の報酬について
す。社外取締役としては、ADLib ®システムの発明者の
は、取締役については取締役会で決定し、監査役につい
一人である太田邦史氏と、大手製薬企業での抗体医薬
ては監査役会で決定しています。
経営体制図
株主総会
選任・解任
会計監査人
監査
選任・解任
選任・解任
連携
連携
監査役会
取締役会
(3名のうち社外監査役3名)
連携
(5名のうち社外取締役2名)
監査
社長室
内部監査
報告
指示
選定・解職
代表取締役社長
報告
指示・助言
各部門
24
Chiome Bioscience Inc.
Annual Report 2014
25
取締役/監査役/経営会議メンバー
取締役
監査役
(左から)
社外常勤監査役
逵 保宏
社外監査役
澤井 憲子
社外監査役
朝日 義明
Interview
with
Yasuhiro Tsuji
社外常勤監査役 逵 保宏 インタビュー
社外取締役
川口 勉
取締役
清田 圭一
代表取締役社長
藤原 正明
取締役
小林 茂
社外取締役
太田 邦史
Q1
経営会議メンバー
当社監査役に就任されて、1 年が経過し
ましたが、カイオム・バイオサイエンスの
コーポレート・ガバナンスについて、どの
ような印象をお持ちですか
ことも特筆されます。取締役も常勤監査役も、個室・個机
を持たず、大部屋で、フリーアドレスの一般社員に隣接し
ながら、大テーブルで顔を合わせて執務し、監査役は、常
時、取締役と経営幹部の話題に接し、気軽に、質問・対話が
可能な環境になっています。もちろん、経営と監査の距離
昨年 6 月27日の定時株主総会でご承認を頂き就任致しま
が近いほど良いということでなく、適切な距離感こそが重
してから、はや 1 年になります。新たな監査環境で走り続
要であるとの認識が役員間で共有されています。
けた1 年でしたが、改めてガバナンス体制を振返りますと、
「社外役員(取締役・監査役)との連繋を重視した透明性
指向」と「執行と監査の間の適切な距離感」という当社の
コーポレート・ガバナンスの特徴が見えてまいりました。
取締役
小林 茂
26
Chiome Bioscience Inc.
社外取締役
川口 勉
研究開発本部シニアディレクター
村上 孝司
代表取締役社長
藤原 正明
社外常勤監査役
逵 保宏
取締役
Q2
株主の皆さまへのメッセージをお願いします
社外取締役には、東大・太田邦史教授と、中外製薬で取
監査役は基本的に会社の外、経営の外に居て、ステークホ
締役・医薬事業本部副事業本部長を務めた川口勉氏がい
ルダー間の利益・損失の配分に偏りが出ないよう、株主資
ます。監査役には、弁護士として幅広い経験を有する澤井
産の公正・透明な運用を見守り、これに反する事態になっ
憲子氏、東証での勤務経験をもとに多くの企業に経営指
た際には、経営に是正を求め、時に、株主、社会にそれを報
導を行っている朝日義明氏がいる中、昨年、小生を加えて
告し、有事には、経営との対峙も辞さない等――要は、会社
頂き、各人の専門性を活かした監査役監査を推進してい
を健全に成長させる意識を会社に徹底することが務めの
ます。
基本と認識しています。
社外役員の選任は会社法改正でも強く求められること
もちろん、役員間の関係が正常・活発・効率的でも、最
になった点ですが、当社においては、取締役に追随するこ
終、その機能が経営の実となり、株主の皆さまに伝えら
となく、時に執行に苦言を呈する社外役員が、社内役員
れなくては、皆さまのお役に立ったとは申せません。まず
の数を超えて選定されているということになります。これ
は、経営の状況が正しく迅速に公に伝えられ、それに続い
は、経営者をはじめ役員全員の思索と模索、意思の現わ
て、成果・利益が、株主の皆さまに適切にもたらされます
れであり、全役員が透明な経営を目指すことで合意した
ように、監査役として、監査役会として、株式会社リブテッ
ということと解釈しています。
クを含む当 社グループの監査監督を継続してまいりま
加えまして、経営陣から監査役への情報公開度の高い
す。今後とも宜しくお願い申し上げます。
清田 圭一
Annual Report 2014
27
取締役/監査役/経営会議メンバー
( 2014 年 6 月24日現在)
取締役
組織図/従業員数
当社組織図
( 2014 年 4 月1日現在)
株主総会
監査役会
取締役会
社長
藤原 正明
代表取締役社長
藤原 正明
(研究開発担当取締役)農学修士・獣医師
中外製薬(株)、プライスウォーターハウスクーパースコ
ンサルタント(株)
( 現・日本アイ・ビー・エム(株))、
クイン
タイルズ・
トランスナショナル・ジャパン(株)データマネジ
メント部ディレクターを経て、2005 年 2月当社設立
取締役
清田 圭一
(経営管理・財務担当取締役)経営学修士
サンド薬品(株)
( 現・ノバルティスファーマ(株))、
( 株)
ジェネティック農産 代表取締役社長、
( 株)ニムラ・ジェネ
ティックソリューションズ 代表取締役社長を経て、現任
社長室(内部監査)
取締役
小林 茂
(事業担当取締役)工学修士
協和発酵工業(株)
( 現・協和発酵キリン(株))、Kyowa
Hakko UK Ltd. 社長、Kyowa Pharmaceutical, Inc.
(現・Kyowa Hakko Kirin Pharma, Inc.)社長を経て、
研究開発本部
村上 孝司
現任
抗体創薬部
研開企画部
事業本部
小林 茂
探索推進部
事業開発部
コーポレート本部
清田 圭一
財務経理部
コーポレート
プランニング部
コーポレート
マネジメント部
当社従業員の状況
( 2014 年 3 月31日現在)
社外取締役
社外取締役
理学博士
薬学博士
独立行政法人理化学研究所・太田遺伝システム制御研究
室・准主任研究員を経て、現在、東京大学大学院総合文
化研究科教授。ADLib ®システム発明者の一人
中外製薬(株)創薬研究推進部長・創薬研究本部長・医薬
事業本部副事業本部長(取締役)、Harvard Medical
School 客員講師、ワイズセラピューティクス(株)監査
役、サミット・グライコリサーチ(株)取締役、当社監査役を
経て、現任
太田 邦史
セグメントの名称
川口 勉
創薬アライアンス事業
リード抗体ライセンスアウト事業
逵 保宏 工学博士
日本学術振興会奨励研究員、東北大学電気通信研究所
文部教官助手、中外製薬(株)執行役員製品戦略部長、
(株)中外臨床研究センター代表取締役社長、中外製薬
(株)常勤監査役を経て、現任
28
Chiome Bioscience Inc.
社外監査役
社外監査役
ブラウン・守谷・帆足・窪田法律事務所、Richard & O’
neil
法律事務所(ニューヨーク)、春木・澤井・井上法律事務
所を経て、東京丸の内法律事務所パートナー、
( 株)セル
シード 監査役
東京証券取引所、日本合同ファイナンス
(株)
(現・
(株)
ジャフコ)を経て、
ジーピーシー(株)代表取締役社長
澤井 憲子 弁護士
24[ 19 ]
基盤技術ライセンス事業
監査役
社外常勤監査役
従業員数
全社(共通)
13[ 2 ]
計
37[ 21 ]
(注)1. 従業員数は就業人員であります。
2. 従業員数欄の[外書]は、臨時従業員(人材会社からの派
遣社員を含んでおります)の年間平均雇用人員( 1日8 時
間換算)であります。
3. 当社は、各事業に関する業務がそれぞれ密接に関連して
いるため、同一の従業員が複数の事業に従事しておりま
す。
4. 全社(共通)は、事業開発や総務及び経理等の管理部門
の従業員であります。
朝日 義明
Annual Report 2014
29
内部統制
当社が業務の適正を確保するための体制として取締役会において決議した事項の概要は
以下のとおりです。
(『第 10 回定時株主総会招集ご通知』から抜粋)
取締役・使用人の職務執行が法令及び
定款に適合することを確保するための体制
1. 取締役会は、議論を尽くすに適切な人数とし、かつ社
外取締役及び社外監査役が参加することにより、取
締役及び執行役員による職務執行に対する監視・監
督機能を確保する。
2. 取締役会は、取締役社長から職務執行状況の報告を
受けるとともに、必要な事項につき取締役に、必要に
応じて取締役会において報告させる。
損失の危険の管理に関する規程
その他の体制
1. 当社は、代表取締役社長に直属する部署として社長
室を設置し、同室長がその事務を管掌する。
2. 内部監査の活動は、定期的に業務監査実施項目及び
実施方法を検証し、監査実施項目に遺漏なきよう確
れた場合には、発見された危険の内容及びそれがも
理担当取締役を責任役員として、その責任のもと、
コ
たらす損失の程度等について担当部署に通報され
ンプライアンス規程を作成するとともに、全使用人
る体制を構築する。
4. 内部監査の活動を円滑にするために、リスク管理規
財務報告の信頼性を確保するための体制
営上の重要事項を決定する場合は、取締役会決議前
内部統制報告書の有効かつ適切な提出のため、代表取
に当社に承認を求め、または報告することを義務づ
締役社長の指示の下、内部統制システムの整備・構築を
ける。
行い、その仕組みが有効かつ適正に機能することを継
続的に評価し、必要な是正を行うとともに、金融商品取
引法及び関係法令等との整合性を確保する。
をする。
3. 社長室は、関連部署と連携して、グループ各社に対し
て内部監査を実施する。
監査役の職務を補助すべき使用人を
置くことに関する事項
反社会的勢力排除に向けた
基本的な考え方及び体制
1. 社会の秩序や企業の健全な活動に脅威を与える反
社会的勢力に対しては、毅然として対応し、違法行為
や反社会的行為には一切関わらず、名目の如何を問
程、関連する個別規程等の整備を各部署に求め、ま
監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求
わず、反社会的勢力に対し、経済的利益を含む一切
た社長室の内部監査活動を全使用人に周知徹底し、
めた場合、監査役と協議の上、必要に応じて使用人を配
の利益を供与しないことを基本方針とする。
合には、その内容・対処案がコンプライアンス担当役
損失の危険を発見した場合には、直ちに社長室に報
置する。
員を通じトップマネジメント、取締役会、監査役に報
告するよう指導する。
問弁護士等、外部の専門機関と緊密に連携し、反社
監査役の職務を補助すべき使用人の
取締役からの独立性に関する事項
1. 監査役の職務を補助すべき使用人の任命・異動につ
会的勢力に関する情報の収集を行い、万が一、反社
告体制としての内部通報制度を構築する。
4. 万一コンプライアンスに関連する事態が発生した場
告される体制を構築する。
5. 担当役員は、コンプライアンス規程の運用状況を管
理・監督し、使用人に対して適切な研修制度を構築
5. コーポレートマネジメント部は、危機管理規程の整
備、運用状況の確認を行うとともに使用人に対する
研修等を企画実行する。
いては、監査役会の同意を必要とする。
し、それを通じて使用人に対し、内部通報相談窓口の
さらなる周知徹底を図る。
取締役の職務の執行に係る情報の保存
及び管理に関する体制
1. 取締役の職務の執行に係る情報・文書(以下、職務執
取締役の職務執行が効率的に行われる
ことを確保するための体制
1. 経営計画のマネジメントについては、経営理念を機
軸に毎年構築される年度計画及び中期経営計画に
に活動することとする。また、経営目標が当初の予定
に保存及び管理(廃棄も含む。)の運用を実施し、必要
通りに進捗しているか業務報告を通じ定期的に取締
に応じて運用状況の検証、各規程の見直し等を行う。
役会で審議する。
2. 業務執行のマネジメントについては、取締役会規程
存否及び保存状況を直ちに検索可能とする体制を
により定められている事項及びその付議基準に該当
構築する。
する事項についてはすべて取締役会に付議すること
3. 前 2 項に係る事務は、経営管理担当取締役が所管し、
を遵守し、その際には経営判断の原則に基づき事前
1. の検証・見直しの経過、2. のデータベースの運用・
に議題に関する十分な資料が全役員に配布される
管理について、必要に応じて取締役会に報告する。
体制をとるものとする。
3. 日常の職務遂行に際しては、組織規程で規定する職
Chiome Bioscience Inc.
会的勢力からのアプローチがあった場合には、コー
ポレートマネジメント部を対応統括部署として、組織
的にかつ速やかに対応する。
職を兼務せず監査役の指揮命令下で職務を遂行し
その評価については監査役の意見を聴取するもの
とする。
Voice
取締役及び使用人が監査役に報告するための
体制その他監査役への報告に関する体制
取締役及び使用人は、監査役会の定めるところに従い、
各監査役の要請に応じて必要な報告及び情報提供を行
尾田 隆行
うこととする。
コーポレートマネジメント部
ディレクター
その他監査役の監査が実効的に
行われることを確保するための体制
1. 監査役が、代表取締役と定期的な会合を持ち、会社
研究開発の現場を含め、社員がプライドを持って質の
が対処すべき課題、監査役監査の環境整備の状況、
務権限ならびに業務分掌等に基づき権限の委譲が
監査上の重要課題等について意見交換を行うことが
おこなわれ、各レベルの責任者が意思決定ルールに
できる体制とする。
則り業務を遂行することとする。
2. 当社は、所轄の警察署、暴力団追放センター及び顧
2. 監査役室付き使用人は、当社の業務執行にかかる役
基づき各業務執行ラインにおいて目標達成のため
行情報という。)の取扱は、当社社内規程に従い適切
2. 職務執行情報をデータベース化し、当該各文書等の
30
ともに監査の実効性が確保できる体制とする。
財務報告の信頼性確保及び金融商品取引法に規定する
する等により、内部統制体制に関する指導及び監査
3. 内部監査の活動により法令、定款違反その他の事由
に基づき損失の危険のある業務執行行為が発見さ
活動を行う社長室と連携を図り、情報交換を行うと
関係会社管理規程を定め、
グループ各社において経
2. 重要なグループ会社には取締役及び監査役を派遣
認し、必要があれば監査方法の改訂を行う。
3. 全使用人に法令・定款の遵守を徹底するため、経営管
が法令・定款等に違反する行為を発見した場合の報
当社並びにその親会社及び子会社から成る
企業集団における業務の適正を
確保するための体制
1. 当社グループにおける業務の適正を確保するため、
2. 監査役が、必要に応じて、会計監査人及び内部監査
高い仕事をし、ステークホルダーの皆さまの信頼と期
待に応えられる企業になるためには、コンプライアン
スの推進は最も重要な経営課題の 1 つであると考え
ています。社是に「倫理性と透明性」を掲げる当社グ
ループの内部統制の強化を図るとともに、継続的にコ
ンプライアンス意識の向上に努めてまいります。
Annual Report 2014
31
リスクファクター
当社の事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、
経営成績及び財務分析
リスク
投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のあるリス
ク事項を以下に記載しています。あわせて、必ずしもそ
事業環境に由来するリスク
のようなリスクに該当しない事項についても、投資者の
・抗体医薬品市場の成長に関するリスク
判断にとって重要であると考えられる事項については、
・技術革新に伴う当社技術の陳腐化リスク
積極的な情報開示の観点から記載しています。なお、本
・他社との競合に関するリスク
項の記載内容は当社株式の投資に関する全てのリスク
・法的規制による影響に関するリスク
を網羅しているものではありません。
・抗体医薬品開発におけるフェーズ・ゼロ試験の実施に
当社は、これらのリスク発生の可能性を認識した上
で、発生の回避および発生した場合の迅速な対応に努
関するリスク
で行われる必要があると考えています。
なお、本項記載の将来に関する事項は、本冊子発行日
現在において当社が判断したものです。
(単位:千円)
売上高
販売管理費
(単位:千ドル)
2009年
3月期
2010年
3月期
2011年
3月期
2012年
3月期
2013年
3月期
2014年
3月期
¥161,818
¥380,815
¥463,184
¥633,197
¥324,127
¥434,962
$4,226
-
420,227
495,570
427,035
617,874
969,814
9,442
-
209,752
245,407
177,981
309,437
442,591
4,300
(連結)
2014年
3月期
(連結)
・海外取引に伴う法規制、取引慣行、為替に関するリスク うち研究開発費
める方針ですが、当社株式に関する投資判断は、本項お
よび本項以外の記載内容もあわせて慎重に検討した上
6 年間の業績サマリー
事業内容に由来するリスク
・特許権に関するリスク
・特定の技術への依存に関するリスク
・特定の取引先への依存に関するリスク
・重要な契約に関するリスク
・複数の製薬企業との関係に伴うリスク
・提携先に影響されるリスク
営業損失
(213,010) (201,504) (231,213)
(7,266) (413,160) (708,815)
(6,887)
経常損失
(201,211) (202,660) (237,470)
(42,904) (424,813) (706,340)
(6,863)
当期純損失
(204,617) (164,400) (180,233)
(44,417) (426,890) (757,554)
(7,360)
・収益計上に関するリスク
・事業計画の前提に関するリスク
資本金
517,000
554,500
779,500
1,027,996
1,213,090
3,348,737
32,537
その他のリスク
純資産
412,611
323,211
592,978
1,045,552
1,037,894
4,559,143
44,297
総資産
660,861
865,735
876,017
1,265,866
1,296,734
5,012,804
48,705
営業キャッシュ・フロー
-
4,006
投資キャッシュ・フロー
-
財務キャッシュ・フロー
-
・経営管理体制に関するリスク
・社外取締役太田邦史の利益相反行為に関するリスク
・過年度の経営成績に関するリスク
・配当政策に関するリスク
・新株予約権の行使による株式価値の希薄化に
(195,289)
(48,867) (373,258) (552,425)
(5,367)
(264,687)
(85,664)
(3,813) (114,786) (189,296)
(1,839)
269,617
383,420
419,269
(12.11)
(101.94)
(39.62)
(0.38)
253.04
228.34
223.17
2.19
関するリスク
・営業機密の漏洩に関するリスク
・自然災害等の発生に関するリスク
1株当たり純損失(円)
(78.22)
(62.83)
(63.38)
1株当たり純資産(円)
(229.89)
(281.95)
(285.29)
売上高研究開発費
比率(%)
自己資本比率(%)
32
Chiome Bioscience Inc.
463,473
4,102,996
39,865
-
55.1
52.9
28.0
95.4
101.8
-
62.4
37.3
67.7
82.6
76.3
89.8
-
Annual Report 2014
33
経営成績及び財務分析
ン達成の第一のマイルストーンである完全ヒトADLib ®
基盤技術ライセンス事業
財務活動によるキャッシュ・フローは、株式の発行によ
当連結会計年度の売上高は、創薬アライアンス事業に
システムの完成に向けてリソースを集中的に投下したこ
オリジナルADLib システムの技術導出先である富士レ
る収入 4,199,866 千円、長期借入金の返済による支出
おいて中 外 製 薬 株 式 会 社 、並びに同 社 の 海 外 子 会 社
とにより、708,815 千円の営業損失となりました。経常
ビオ株式会社では、臨床検査・診断に用いる試薬の研究
81,263 千円等により、4,102,996 千円のプラスとなり
Chugai Pharmabody Research Pte. Ltd.との契約
損失は 706,340 千円(子会社に対する独立行政法人科
開発を行い、その成果として
“ビタミン D 測定用の抗体
ました。
に基づき研究開発活動を推進したほか、英国の Glaxo
学技術振興機構からの補助金収入 4,367 千円を含む)、
を含む診断キット
( Lumipulse
Group Limitedよりマイルストーン収益を獲得しまし
当期純損失は757,554 千円となりました。
の販売が2013 年 12
Immunoreaction Cartridges )”
たが、リード抗体ライセンスアウト事業において、抗セ
なお、2013 年 12 月より抗体医薬の研究開発を行う株
月より欧州で開始されました。このほか、技術ライセン
マフォリン3A 抗体の導出に至らず、期ずれしたこと等か
式会社リブテックを子会社化しています。
スに興味を持つ国内外の複数企業との間で技術評価の
当社では、研究開発活動の進捗に伴い多額の研究開発
ための検証試験の実施及び技術ライセンス交渉を行っ
費が先行して計上され、継続的な営業損失が生じてお
ています。
り、今後も事業の進捗に伴って運転資金、研究開発投資
以上の結果、当該事業における売上高は 18,088 千
及び設備投資等の資金需要の増加が予想されます。な
円、セグメント利益(売上総利益)は 17,980 千円となり
お、当連結会計年度において、第三者割当による新株予
ました。
約権が行使され 4,215,524 千円を調達しています。
損益の状況
ら、434,962 千円となりました。営業利益は、当社ビジョ
(単位:千円)
創薬
アライアンス
事業
リード抗体
基盤技術
ライセンスアウト
ライセンス事業
事業
調整額
売上高
417,074
-
18,088
( 200 )
セグメント利益(損失)
243,219
-
17,980
( 970,014 )
合計
434,962
( 708,815 )
®
®
G25-OH Vitamin D
資金調達の状況
財務状態の分析
当連結会計年度末における総資産は5,012,804 千円と
事業別の業績
結果、有望な成果の獲得に成功しました。今後はさらに
疾患モデル動物での薬効試験を行うことで付加価値を
創薬アライアンス事業
高め、より魅力的な導出パッケージを構築し導出を目指
中外製薬グループとの契約更新により研究開発活動を
します。
継続しています。一方、2012 年 4 月に契約を締結した英
一方、複数の大学や公的研究機関等との連携を強化
国の Glaxo Group Limitedとのプロジェクトは、当初
することで、新規治療用抗体の探索研究を継続して実施
設定したマイルストーン収益を獲得しましたが、先方の
しています。
事由によりプロジェクトが終了となりました。今後は、完
独自の多重特異性抗体作製技術( Tribody TM技術)を
全ヒトADLib ®システムを基盤に複数の製薬企業との契
有する米国の Biotecnol, Inc.とは、Tribody TM 技術と
約締結に向けた営業活動を開始します。リブテックは、
ADLib ®システムとの組み合わせによる付加価値の高い
2011年11月に株式会社ヤクルト本社とがん治療用抗体
抗体医薬品の創製に取り組んでおり、今後、薬効評価を
「 LIV-2008 」の独占オプション契約を締結し、各種非臨
行い革新的な次世代リード候補抗体を取得していく予定
床試験を行っています。
です。また、新たながん治療薬の開発に取り組む米国の
以上の結果、当該事業における売上高は 417,074 千
Clayton Medical Research Foundationと共同研究
円、セグメント利益(売上総利益)は243,219 千円となり
契約を締結し抗体医薬の創出に取り組んでいます。
ました。
リブテックでは、がん治療用抗体として創製した「 LIV-
1205 」については動物モデルでの薬効試験、非 GLP 下
リード抗体ライセンスアウト事業
横浜市立大学と共同研究中の抗セマフォリン 3A 抗体
は、炎症性疾患及びがん領域で薬効評価試験を進めた
での毒性試験が終了し、導出活動を行っています。
当該事業につきましては、売上高及びセグメント利益
(又は損失)は発生していません。
なりました。内訳は、現金及び預金 4,349,733 千円等の
流動資産が4,514,672 千円、有形固定資産 373,495 千
円等の固定資産が498,131 千円です。
当連結会計年度末における負債合計額は、453,660
千円となりました。内訳は、未払金 115,167 千円、前受金
68,224 千円等の流動負債が347,064 千円、資産除去債
務 47,935 千円等の固定負債が106,595 千円です。
当連結会計年度末における純資産は4,559,143 千円
となりました。主な内訳は、資本金 3,348,737 千円、資
本剰余金 3,338,737 千円、利益剰余金△ 2,184,884 千
円等です。
キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の期末
残高は、4,349,733 千円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当
期純損失 743,375 千円、資金の支出を伴わない減価償
却費 68,632 千円の調整、未払金 66,053 千円の増加等
により552,425 千円のマイナスとなりました。
投 資 活 動 によるキャッシュ・フロ ー は 、有 価 証 券 の
取 得による支 出 1,188,500 千 円 、固 定 資 産 の 取 得に
よる支 出 279,245 千 円 、有 価 証 券 の 償 還による収 入
1,259,105 千円等により189,296 千円のマイナスとな
りました。
34
Chiome Bioscience Inc.
Annual Report 2014
35
連結財務諸表
連結貸借対照表
株式会社カイオム・バイオサイエンス及び連結子会社
2014年3月31日現在
(単位:千円)
(単位:千ドル)
(注記)
(単位:千円)
(単位:千ドル)
(注記)
2 014
2 014
2 014
2 014
資産の部
負債の部
流動資産
流動負債
現金及び預金
¥4,349,733
$42,263
46,806
454
たな卸資産 ( 注記 3(1))
57,059
554
未収消費税等
48,118
467
その他
12,953
125
4,514,672
43,865
売掛金
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物附属設備
181,093
1,759
減価償却累計額
(11,484)
(111)
建物附属設備(純額)
169,608
1,647
480,919
4,672
機械及び装置 ( 注記 3(2))
減価償却累計額
機械及び装置(純額)
工具、器具及び備品 ( 注記 3(2))
減価償却累計額
工具、器具及び備品(純額)
建設仮勘定
有形固定資産合計
(309,230)
(3,004)
171,689
1,668
67,661
657
(37,997)
(369)
29,664
288
2,533
24
373,495
3,628
買掛金
一年内返済予定の長期借入金
¥
26,072
$
253
20,812
202
115,167
1,118
未払費用
33,123
321
未払法人税等
14,903
144
前受金
68,224
662
前受収益
35,489
344
賞与引当金
12,780
124
預り金
20,317
197
その他
174
1
347,064
3,372
長期未払費用
20,784
201
資産除去債務
47,935
465
長期前受収益
22,073
214
未払金
流動負債合計
固定負債
繰延税金負債
15,802
153
固定負債合計
106,595
1,035
負債合計
453,660
4,407
純資産の部
株主資本
無形固定資産
資本金
3,348,737
32,537
特許権
7,785
75
資本剰余金
3,338,737
32,440
ソフトウエア ( 注記 3(2))
4,109
39
利益剰余金
(2,184,884)
(21,228)
ソフトウエア仮勘定
8,210
79
自己株式
のれん
31,814
309
無形固定資産合計
51,919
504
敷金及び保証金
72,716
706
投資その他の資産合計
72,716
706
498,131
4,839
¥5,012,804
$48,705
資産合計
(292)
(2)
4,502,297
43,745
13,056
126
43,790
425
4,559,143
44,297
¥ 5,012,804
$ 48,705
新株予約権
新株予約権
投資その他の資産
固定資産合計
株主資本合計
少数株主持分
少数株主持分
純資産合計
負債純資産合計
連結財務諸表に対する注記を参照
36
Chiome Bioscience Inc.
Annual Report 2014
37
連結財務諸表
連結損益計算書
連結株主資本等変動計算書
株式会社カイオム・バイオサイエンス及び連結子会社
2014年3月31日終了年度
売上高
株式会社カイオム・バイオサイエンス及び連結子会社
2014年3月31日終了年度
(単位:千円)
(単位:千ドル)
(注記)
2 014
2 014
¥ 434,962
$ 4,226
売上原価
173,963
1,690
売上総利益
260,999
2,535
販売費及び一般管理費 ( 注記 4(1))
969,814
9,422
(708,815)
(6,887)
営業損失
(単位:千円)
株主資本
2014 年 3月31日終了の連結会計年度
当期首残高
資本金
資本剰余金
利益剰余金
有価証券利息
補助金収入
その他
営業外収益合計
954
9
14,170
137
4,367
42
138
1
19,630
190
営業外費用
新株の発行
2,135,647
2,135,647
当期純損失
(757,554)
自己株式の取得
¥(292)
株式交付費
1,265
12
15,849
153
40
0
17,155
166
(706,340)
(6,863)
37,035
359
37,035
359
(743,375)
(7,222)
その他
営業外費用合計
経常損失
特別損失
統合移転費用 ( 注記 4(2))
特別損失合計
税金等調整前当期純損失
法人税等
法人税、住民税及び事業税
3,350
法人税等調整額
法人税等合計
当期末残高
2,135,647
2,135,647
(757,554)
¥3,348,737 ¥3,338,737 ¥(2,184,884)
少数株主損益調整前当期純損失
32
15,243
148
18,594
180
(761,969)
(7,403)
(4,414)
(42)
¥(757,554)
$(7,360)
少数株主損失
当期首残高
¥ 49,044
少数株主持分
純資産合計
− ¥1,037,894
新株の発行
当期純損失
自己株式の取得
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
(35,987)
(35,987)
¥ 13,056
4,271,294
(757,554)
(292)
¥43,790
7,802
43,790
3,521,249
¥43,790 ¥4,559,143
(単位:千ドル)
(注記)
株主資本
2014 年 3月31日終了の連結会計年度
資本金
資本剰余金
当期首残高
$11,786
$11,689
20,750
20,750
利益剰余金
$(13,868)
株主資本合計
−
$9,607
$(2)
41,501
(7,360)
(2)
(2)
$(2)
34,137
$43,745
当期変動額
新株の発行
当期純損失
(7,360)
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
連結包括利益計算書
20,750
$32,537
新株予約権
当期首残高
(単位:千円)
(単位:千ドル)
(注記)
2 014
2 014
¥(761,969)
$(7,403)
(761,969)
(7,403)
包括利益
(内訳)
20,750
$32,440
(7,360)
$(21,228)
(757,554)
¥
(4,414)
(7,360)
$
$ 476
少数株主持分
−
純資産合計
$10,084
当期変動額
新株の発行
当期純損失
自己株式の取得
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
親会社株主に係る包括利益
Chiome Bioscience Inc.
自己株式
(単位:千ドル)
(注記)
株式会社カイオム・バイオサイエンス及び連結子会社
2014年3月31日終了年度
38
(292) 3,513,447
¥(292) ¥4,502,297
(単位:千円)
新株予約権
自己株式の取得
連結財務諸表に対する注記を参照
4,271,294
(757,554)
(292)
当期変動額
支払利息
少数株主に係る包括利益
− ¥ 988,850
¥1,213,090 ¥1,203,090 ¥(1,427,329)
当期変動額
当期変動額合計
受取利息及び配当金
少数株主損益調整前当期純損失
株主資本合計
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
営業外収益
当期純損失
自己株式
当期末残高
(349)
(349)
$ 126
$425
425
$425
41,501
(7,360)
(2)
75
34,213
$44,297
(42)
連結財務諸表に対する注記を参照
Annual Report 2014
39
連結財務諸表
連結キャッシュ・フロー計算書
連結財務諸表に対する注記
株式会社カイオム・バイオサイエンス及び連結子会社
2014年3月31日終了年度
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純損失
減価償却費
のれん償却額
受取利息及び受取配当金
有価証券利息
支払利息
株式交付費
補助金収入
未収消費税等の増減額(( )は増加)
未払金の増減額(( )は減少)
未払費用の増減額(( )は減少)
未払法人税等(外形標準課税)の増減額(( )は減少)
預り金の増減額(( )は減少)
売上債権の増減額(( )は増加)
たな卸資産の増減額(( )は増加)
仕入債務の増減額(( )は減少)
前受金の増減額(( )は減少)
前受収益の増減額(( )は減少)
長期未払費用の増減額(( )は減少)
資産除去債務の増減額(( )は減少)
長期前受収益の増減額(( )は減少)
その他
小計
利息及び配当金の受取額
利息の支払額
補助金の受取額
法人税等の支払額
法人税等の還付額
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の取得による支出
有価証券の償還による収入
有形固定資産の売却による収入
固定資産の取得による支出
資産除去債務の履行による支出
敷金及び保証金の回収による収入
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入 ( 注記 7(2))
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の返済による支出
長期借入金の返済による支出
株式の発行による収入
新株予約権の発行による収入
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(( )は減少)
現金及び現金同等物の期首残高
現金及び現金同等物の期末残高 ( 注記 7(1))
株式会社カイオム・バイオサイエンス及び連結子会社
2014年3月31日終了年度
(単位:千円)
(単位:千ドル)
(注記)
2 014
2 014
¥ (743,375)
68,632
4,544
(954)
(14,170)
1,265
15,849
(4,367)
(32,710)
66,053
27,435
9,210
11,747
891
(11,002)
2,364
22,951
(742)
(292)
(659)
3,175
9,831
(564,321)
14,703
(1,048)
54
(2,161)
347
(552,425)
$ (7,222)
666
44
(9)
(137)
12
154
(42)
(317)
641
266
89
114
8
(106)
22
223
(7)
(2)
(6)
30
95
(5,483)
142
(10)
0
(20)
3
(5,367)
(1,188,500)
1,259,105
192
(279,245)
(6,629)
12,236
13,542
(189,296)
(11,547)
12,233
1
(2,713)
(64)
118
131
(1,839)
連結財務諸表作成の基礎
株式会社カイオム・バイオサイエンス(以下「当社」という)の財務諸表は、日本の金融商品取引法に基づき、日本において一般に公
正妥当と認められた会計基準に準拠して作成されており、その適用及び開示要件には国際会計基準と異なる点があります。本財務
諸表の作成にあたっては、海外の利用者によりわかりやすい様式とするため、当社が関東財務局長に提出した財務諸表に、組み替え
及び調整を加えております。この修正及び組み替えは、当期純利益や利益剰余金に影響を与えるものではありません。記載金額は
千円未満を切り捨てて表示しております。その結果、財務諸表及び注記に示した合計は、必ずしも個々の勘定科目の残高の合計と
一致しません。米ドルで表示された金額は、単に便宜上のためのものであり、一般に認められた換算手順に従って計算されたもので
はなく、2014 年 3 月31日におけるおおよその為替レートである1 米ドル=102.92 円を用いて換算されております。
1. 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
1. 連結の範囲に関する事項
連結子会社の数
1社
連結子会社名
株式会社リブテック
㈱リブテックは、平成 25 年 12 月25日付の株式取得により、当連結会計年度より連結子会社となりました。
2. 連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の決算日が連結決算日と異なる会社は次のとおりであります。
会社名
決算日
株式会社リブテック
12 月31日 *1
*1. 連結財務諸表の作成にあたっては、連結決算日現在で本決算に準じた仮決算を行った財務諸表を基礎としております。
3. 会計処理基準に関する事項
( 1 )重要な資産の評価基準及び評価方法
たな卸資産
(30,000)
(81,263)
4,199,866
14,684
(292)
4,102,996
(291)
(789)
40,807
142
(2)
39,865
(74)
3,361,198
988,535
¥ 4,349,733
0
32,658
9,604
$ 42,263
① 原材料及び貯蔵品
移動平均法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
② 仕掛品
個別法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
( 2 )重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産
建物附属設備
定額法
その他の有形固定資産
定率法
なお、主な耐用年数については、次のとおりであります。
建物附属設備
15 年
機械及び装置
8年
工具、器具及び備品
4∼15 年
② 無形固定資産
定額法
なお、特許権については20 年、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間( 5 年)で償却しております。
連結財務諸表に対する注記を参照
40
Chiome Bioscience Inc.
Annual Report 2014
41
連結財務諸表
4. 連結損益計算書関係
( 3 )繰延資産の処理方法
株式交付費
※ 1. 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
支出時に全額費用として処理しております。
( 4 )外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
賞与引当金繰入額
外貨建金銭債権債務は、期末日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。
(単位:千ドル)
2 014
2 014
¥ 5,523
¥442,591
研究開発費
( 5 )重要な引当金の計上基準
(単位:千円)
$ 53
$4,300
なお、研究開発費はすべて一般管理費に計上しており、上記の金額は研究開発費の総額であります。
賞与引当金
従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき当連結会計年度に見合う分を計上しております。
※ 2. 統合移転費用
本社及び研究所の統合移転費用であり、主な内訳は次のとおりであります。
( 6 )のれんの償却方法及び償却期間
2 年間の定額法により償却しております。
研究機器移設費用
( 7 )連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
(単位:千円)
(単位:千ドル)
2 014
2 014
¥29,250
¥ 7,785
その他
$284
$ 75
手許現金、要求払預金及び取得日から3ヶ月以内に満期日の到来する流動性の高い、容易に換金可能であり、かつ、価値の変動につ
5. 連結包括利益計算書関係
いて僅少なリスクしか負わない短期的な投資からなっております。
該当事項はありません。
( 8 )その他連結財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
6. 連結株主資本等変動計算書関係
2. 会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更
当連結会計年度(自 平成 25 年 4 月1日 至 平成 26 年 3 月31日)
1. 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
当社及び連結子会社は、第 1 四半期連結会計期間より、建物附属設備の減価償却方法を定率法から定額法に変更しております。
この変更は、当連結会計年度における本社及び研究所の統合移転を契機に、有形固定資産の使用実態を見直した結果、建物附属
設備は長期に亘り安定的に使用されることから、定額法が資産の実態をより適正に反映する合理的な方法であると判断したためで
あります。
これにより、従来の方法と比較して、当連結会計年度の減価償却費が11,212 千円減少し、営業損失、経常損失及び税金等調整前
当期純損失はそれぞれ11,212 千円減少しております。
株式数(株)
会計年度期首
増加
減少
会計年度期末
発行済株式
普通株式(注1)
合 計
4,330,600
4,330,600
5,756,400
5,756,400
−
−
73
73
−
−
10,087,000
10,087,000
自己株式
普通株式(注 2)
3. 連結貸借対照表関係
合 計
※ 1. たな卸資産の内訳は、次のとおりであります。
原材料
仕掛品
(単位:千円)
(単位:千ドル)
2 014
2 014
¥37,493
¥19,565
$364
$190
※ 2. 過年度に取得した資産のうち、行政機関からの補助金による圧縮記帳額は135,010 千円であり、連結貸借対照表計上額はこ
の圧縮記帳額を控除しております。
−
(注) 1. 普通株式の発行済株式数の増加 5,756,400 株は、新株予約権の行使による増加 1,018,800 株、株式分割による増加 4,737,600
株であります。
2. 普通株式の自己株式の株式数の増加 73 株は、単元未満株式の買取りによる増加 73 株であります。
2. 新株予約権及び自己新株予約権に関する事項
提出会社
(親会社)
新株予約権の目的と
なる株式の種類
会計年度期首
増加
減少
会計年度期末
当連結会計年度末
残高(千円)
第7回
新株予約権
(注1)
普通株式
402,000
−
402,000
−
−
ストック・オプション
としての
新株予約権
(注 2)
−
−
−
−
−
¥13,056
−
402,000
−
402,000
−
¥13,056
合 計
Chiome Bioscience Inc.
新株予約権の目的となる株式の数(株)
新株予約権
の内訳
区分
ソフトウェア266 千円であります。
なお、その内訳は機械及び装置 132,340 千円、工具、器具及び備品 2,402 千円、
42
73
73
−
Annual Report 2014
43
連結財務諸表
貸主ごとの残高管理を行うとともに、主な貸主の信用状況を把握する体制としております。
与信管理規程に従い、
(注) 1. 第 7 回新株予約権の当連結会計年度の減少は、新株予約権の行使によるものであります。
2. 上記の内容については、9. ストック・オプション等関係に記載しております。
営業債務である買掛金、並びに未払金は、そのほとんどが2ヶ月以内の支払期日であります。
借入金は、主に設備投資に係る資金調達を目的とした借入れであります。また、営業債務や借入金は、流動性リスクに晒されてお
7. 連結キャッシュ・フロー計算書関係
りますが、当社では、資金繰り表を作成する等の方法により実績管理しております。
※ 1. 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
現金及び預金勘定
(単位:千円)
(単位:千ドル)
2 014
2 014
¥4,349,733
$42,263
−
−
¥4,349,733
$42,263
預入期間が 3ケ月を超える定期預金
現金及び現金同等物
株式の取得により新たにリブテックを連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びにリブテックの株式取得価額と「連
のれん
流動負債
固定負債
少数株主持分
リブテック株式取得価額
リブテック現金及び現金同等物
差引:連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入
(単位:千円)
(単位:千ドル)
2 014
2 014
¥ 201,826
2,020
36,359
(61,527)
(39,973)
(48,204)
90,500
104,042
¥ 13,542
$1,961
19
353
(597)
(388)
(468)
879
1,010
$ 131
3. 重要な非資金取引の内容
新株予約権の行使による資本準備金増加額
(単位:千円)
(単位:千ドル)
2 014
2 014
¥27,885
¥27,885
$270
$270
(2 )資産除去債務
資産除去債務の計上額
(単位:千円)
2 014
(1) 現金及び預金
(2) 売掛金
(3) 買掛金
(4) 未払金
(5) 未払法人税等
(6) 長期借入金(※)
負債 計
(単位:千円)
(単位:千ドル)
2 014
2 014
¥47,432
$460
8. 金融商品関係
1. 金融商品の状況に関する事項
( 1 )金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用については短期的な預金等に限定し、銀行等金融機関からの借入により資金を調達しております。
売掛金に係る顧客の信用リスクは、与信管理規定に沿ってリスク低減を図っております。借入金の使途は主に設備投資資金であ
ります。
時価
差額
¥4,349,733
46,806
¥4,396,540
¥4,349,733
46,806
¥4,396,540
−
¥
¥
−
26,072
115,167
14,903
20,812
¥ 176,954
−
−
26,072
115,167
14,903
20,812
¥ 176,954
−
−
−
−
(単位:千ドル)
2 014
連結貸借対照表
計上額
(1) 現金及び預金
(2) 売掛金
資産 計
( 1 )新株予約権
新株予約権の行使による資本金増加額
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めておりません。
((注)2をご参照下さい。)
資産 計
結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入」との関係は次のとおりであります。
固定資産
平成 26 年 3 月31日における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
連結貸借対照表
計上額
※ 2. 当連結会計年度に株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳
流動資産
2. 金融商品の時価等に関する事項
(3) 買掛金
(4) 未払金
(5) 未払法人税等
(6) 長期借入金(※)
負債 計
時価
差額
$42,263
454
$42,718
$42,263
454
$42,718
−
$
$
−
253
1,118
144
202
$ 1,719
253
1,118
144
202
$ 1,719
−
−
−
−
−
−
(※)1 年内返済予定の長期借入金を含めております。
(注)1. 金融商品の時価の算定方法に関する事項
資 産
(1) 現金及び預金、(2) 売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
負 債
(3) 買掛金、(4) 未払金、(5) 未払法人税等
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(6) 長期借入金
長期借入金の時価については、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によって
おります。
( 2 )金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、当社与信管理規程に従い、取引先ごとの
期日管理及び残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を把握する体制としております。
敷金及び保証金は、主に事業施設の賃借に係る敷金であり、貸主の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、当社
44
Chiome Bioscience Inc.
Annual Report 2014
45
連結財務諸表
(注)2. 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(注)平成 23 年 10 月20 日付株式分割( 1 株につき100 株の割合)、平成 24 年 4 月1 日付株式分割( 1 株につき2 株の割合)及び平成 25 年 7 月1
敷金及び保証金(※)
(単位:千円)
(単位:千ドル)
2 014
2 014
¥72,716
$706
日付株式分割( 1 株につき2 株の割合)による株式分割後の株式数に換算して記載しております。
(2) ストック・オプションの規模及びその変動状況
① ストック・オプションの数
※ 賃貸物件等において預託している敷金及び保証金は、市場価格がなく、かつ、入居から退居までの実質的な預託期間を算定することは
(単位:株)
困難であることから、合理的なキャッシュ・フローを見積ることが極めて困難と認められるため、時価開示の対象としておりません。
第1回
新株予約権
現金及び預金
(単位:千円)
(単位:千ドル)
2 014
2 014
¥4,349,733
46,806
¥4,396,540
売掛金
合計
$42,263
454
$42,718
4. 長期借入金の連結決算日後の返済予定額
1年以内
(単位:千円)
(単位:千ドル)
2 014
2 014
¥20,812
¥20,812
合計
$202
$202
−
−
−
−
−
−
付与(株)
−
−
−
−
−
8,200
失効(株)
−
−
−
−
−
−
権利確定(株)
−
−
−
−
−
−
未確定残(株)
−
−
−
−
−
8,200
権利確定後
(単位:千円)
(単位:千ドル)
2 014
2 014
¥4,905
$47
2. ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況
2,800
895,200
16,800
−
−
−
−
−
−
権利行使(株)
16,000
10,000
2,000
−
−
8,000
4,000
800
408,800
154,800
331,600
8,000
−
失効(株)
未行使残(株)
−
−
8,800
−
(注)平成 23 年 10 月20 日付株式分割( 1 株につき100 株の割合)、平成 24 年 4 月1 日付株式分割( 1 株につき2 株の割合)及び平成 25 年 7 月1
第 3回
新株予約権
第 4回
新株予約権
第 5回
新株予約権
第 6回
新株予約権
第8回
新株予約権
権利行使価格
¥
13
¥ 250
¥ 250
¥
375
¥ 375
¥ 4,271
行使時平均株価
¥2,760
¥3,655
¥3,720
¥3,500.78
¥3,535
−
付与日における
公正な評価単価
−
−
−
−
−
¥2,146.2
(注)平成 23 年 10 月20 日付株式分割( 1 株につき100 株の割合)、平成 24 年 4 月1 日付株式分割( 1 株につき2 株の割合)及び平成 25 年 7 月1
日付株式分割( 1 株につき2 株の割合)による株式分割後の株式数に換算して記載しております。
(1) ストック・オプションの内容
第1回新株予約権
第 3回新株予約権
第 4回新株予約権
第5回新株予約権
第6回新株予約権
第8回新株予約権
付与対象者の区分
及び人数
取締役 2名
従業員1名
その他個人1名
取締役 3 名
従業員11名
取締役1名
従業員13 名
取締役 2名
従業員26 名
従業員5 名
従業員15 名
株式の種類別の
ストック・オプション
の数(注)
普通株式
840,000 株
普通株式
314,800 株
普通株式
182,800 株
普通株式
1,196,000 株
普通株式
40,000 株
普通株式
8,200 株
付与日
平成17年 4月1日
平成18 年12月28日
平成 21年1月15日
平成 22 年 3月30日
平成 22 年12月9日
平成 25 年 8月2日
新株予約権の割当を
受けた者は権利行使
時においても当社ま
たは子会社の取締役
もしくは従業員また
は顧問の地位にある
ことを要す。ただし、
取締役会の決議によ
り特に相続が認めら
れた場合はこの限り
ではない。その 他の
条件は新株予約権割
当契約に定めるとこ
ろによる。
新株予約権の割当を
受けた者は権利行使
時においても当社ま
たは子会社の取締役
もしくは従業員また
は顧問の地位にある
ことを要す。ただし、
取締役会の決議によ
り特に相続が認めら
れた場合はこの限り
ではない。
また、当社の普 通
株式が上場されてい
ることを 要 す。そ の
他の条件は新株予約
権割当契約に定める
ところによる。
同左
同左
同左
Chiome Bioscience Inc.
14,000
−
(単位:円)
一般管理費の株式報酬費
46
24,000
権利確定(株)
第1回
新株予約権
1. ストック・オプションに係る費用計上額及び科目名
権利行使期間
第8回
新株予約権
② 単価情報
9. ストック・オプション等関係
自 平成19 年 4月1日
至 平成 27年 3月31日
第 6回
新株予約権
日付株式分割( 1 株につき2 株の割合)による株式分割後の株式数に換算して記載しております。
※ 1 年内返済予定の長期借入金を含めております。
対象勤務期間
第 5回
新株予約権
期首(株)
期首(株)
対象勤務期間の定め
はありません。
第 4回
新株予約権
権利確定前
3. 金銭債権の連結決算日後の償還予定額
権利確定条件
第 3回
新株予約権
同左
同左
新株予約権の割当を
受けた者は権利行使
時においても当社ま
たは子会社の取締役
もしくは従業員また
は顧問の地位にある
ことを要す。ただし、
取締役会の決議によ
り特に相続が認めら
れた場合はこの限り
ではない。
3. 自社株式オプションの内容、規模及びその変動状況
(1) 自社株式オプションに係る当初の資産計上額及び科目名
現金及び預金
同左
自 平成 24 年 4月1日
至 平成 32 年 3月31日
同左
自 平成 24 年12月10日
至 平成 32 年12月9日
同左
自 平成 27年 8月2日
至 平成 31年 8月1日
(単位:千ドル)
2 014
2 014
¥14,877
$146
(2) 自社株式オプションの内容
第9回新株予約権
付与対象者の区分及び人数
株式の種類別の
ストック・オプションの数
付与日
自 平成 20 年12月28日 自 平成 23 年1月15日
至 平成 28 年12月27日 至 平成 31年1月14日
(単位:千円)
取締役4 名
監査役 2名
従業員11名
普通株式
391,500 株
平成 26 年1月9日
権利確定条件
権利確定条件の定めはありません
対象勤務期間
対象勤務期間の定めはありません
権利行使期間
自 平成 26 年1月9日
至 平成 32 年1月8日
Annual Report 2014
47
連結財務諸表
(3) 自社株式オプションの規模及びその変動状況
(2) 第 9 回新株予約権
当連結会計年度(平成 26 年 3 月期)において存在した自社株式オプションを対象とし、自社株式オプションの数については、株式数
① 使用した評価技法
に換算して記載しております
モンテカルロ・シミュレーション
② 主な基礎数値及び見積方法
① 自社株式オプションの数
(単位:株)
第9回新株予約権
権利確定前
期首(株)
−
付与(株)
391,500
失効(株)
−
権利確定(株)
−
未確定残(株)
−
権利確定後
期首(株)
−
権利確定(株)
391,500
権利行使(株)
177,000
失効(株)
未行使残(株)
−
214,500
第9回新株予約権
株価変動性(注)1
満期までの期間
123.98%
6年
予想配当(注)2
0円/株
無リスク利子率(注)3
0.272%
(注)1. 予想残存期間に対応する直近期間について類似上場会社の株価実績に基づき算定しております。
2. 平成 25 年 3 月期の配当実績によっております。
3. 満期までの期間に対応した償還年月日平成 31 年 12 月20日の長期国債 305 の流通利回りであります。
5. ストック・オプションの権利確定数の見積方法
基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用しております。
6. ストック・オプションの本源的価値により算定を行う場合の当連結会計年度末における本源的価値の合計額及び当連結会計年度
② 単価情報
において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額
(単位:円)
第9回新株予約権
権利行使価格
¥3,350
行使時平均株価
付与日における公正な評価単価
4,784
¥
38
4. ストック・オプション及び自社株式オプションの公正な評価単価の見積方法
当連結会計年度において付与された第 8 回新株予約権及び第 9 回新株予約権についての公正な評価単価の見積方法は以下のとお
りであります。
(1) 第 8 回新株予約権
(1) 当連結会計年度末における本源的価値の合計額
(2) 当連結会計年度において権利行使された本源的価値の合計額
一括償却資産
前受収益
② 主な基礎数値及び見積方法
未払費用
第8回新株予約権
97.30%
4年
予想配当(注)3
0円/株
無リスク利子率(注)4
0.23%
(注)1. 予想残存期間に対応する直近期間について類似上場会社の株価実績に基づき算定しております。
2. 十分なデータの蓄積がなく、合理的な見積りが困難であるため、権利行使期間の中間地点において行使されるものと推定して見積
もっております。
3. 平成 25 年 3 月期の配当実績によっております。
4. 予想残存期間に対応する期間に対応する国債の利回りであります。
Chiome Bioscience Inc.
2 014
$19,509
$13,059
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
賞与引当金
48
2 014
¥2,007,938
¥1,344,088
10. 税効果会計関係
税務上の繰越欠損金
ブラック・ショールズ式
予想残存期間(注)2
(単位:千ドル)
(単位:千円)
(単位:千ドル)
2 014
2 014
繰延税金資産
① 使用した評価技法
株価変動性(注)1
(単位:千円)
未払事業税
資産除去債務
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
¥ 766,040
1,865
4,554
13,499
652
4,111
17,084
947
808,755
¥(808,755)
$ 7,443
18
44
131
6
39
165
9
7,858
$(7,858)
−
−
¥ (15,802)
(15,802)
¥ (15,802)
$ (153)
(153)
$ (153)
繰延税金負債
有形固定資産
繰延税金負債合計
繰延税金負債の純額
Annual Report 2014
49
連結財務諸表
2. 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
5. 企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
「所得税法等の一部を改正する法律」
( 平成 26 年法律第 10 号)が平成 26 年 3 月31 日に公布され、平成 26 年 4 月1 日以降に開始する
連結会計年度から復興特別法人税が課されないことになりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する
法定実効税率は、平成 26 年 4 月1 日に開始する連結会計年度に解消が見込まれる一時差異については従来の 38.0%から35.6%に
なります。
この税率変更に伴う影響は軽微であります。
(単位:千円)
流動資産
固定資産
資産合計
流動負債
固定負債
負債合計
11. 企業結合等関係
(単位:千ドル)
¥201,826
2,020
¥203,847
$1,960
19
$1,980
¥ 61,527
39,973
¥101,501
$ 597
388
$ 986
6. 企業結合が当連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額
取得による企業結合
及びその算定方法
1. 企業結合の概要
( 1 )被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称
株式会社リブテック
事業の内容
抗体医薬品の研究開発
(単位:千円)
売上高
営業損失
( 2 )企業結合を行った主な理由
経常損失
㈱リブテックが保有する薬効評価のプラットホームを利用した抗体導出パッケージ構築のノウハウに、当社の強みである困難抗
原に対するリード抗体の創出を合わせることで、早期開発段階でのライセンスアウトを加速する等のシナジー効果をもたらし新
たな付加価値を創出するためであります。
当期純損失
¥105,945
31,963
29,782
¥ 30,065
(単位:千ドル)
$1,029
310
289
$ 292
(概算額の算定方法)
企業結合が当連結会計年度開始の日に完了したと仮定して算定された売上高及び損益情報と当社の連結損益計算書における売上高及
( 3 )企業結合日
び損益情報との差額を、影響の概算額としております。なお、企業結合時に認識されたのれんが当連結会計年度開始の日に発生したもの
平成 25 年 12 月25日
とし、のれん償却額を算定しております。
( 4 )企業結合の法的形式
なお、当該注記は監査証明を受けておりません。
現金を対価とする株式の取得
12. 資産除去債務
( 5 )結合後企業の名称
株式会社リブテック
( 6 )取得した議決権比率
資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの
イ. 当該資産除去債務の概要
52.9%
( 7 )取得企業を決定するに至った主な根拠
本社及び研究所の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務等であります。
当社が現金を対価として㈱リブテックの株式を取得したためであります。
ロ. 当該資産除去債務の金額の算定方法
2. 連結財務諸表に含まれる被取得企業の業績の期間
使用見込期間を入居日から契約満了日までとし、15 年間として見積っております。
平成 26 年 1 月1日から平成 26 年 3 月31日まで
割引率は、財務省国債金利情報より、それぞれの期間に適応した1.06%を使用して資産除去債務の金額を計算しております。
3. 被取得企業の取得原価及びその内訳
ハ. 当該資産除去債務の総額の増減
(単位:千円)
取得の対価
現金
取得に直接要した費用
アドバイザリー費用
取得原価
¥87,750
2,750
¥90,500
(単位:千ドル)
$852
26
$879
期首残高
有形固定資産の取得に伴う増加額
時の経過による調整額
4. 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
( 1 )発生したのれんの金額
36,359 千円
資産除去債務の履行による減少額
その他増減額(( )は減少)
期末残高
(単位:千円)
(単位:千ドル)
2 014
2 014
¥ 7,791
47,432
502
(6,629)
(1,162)
¥47,935
$ 75
460
4
(64)
(11)
$465
( 2 )発生原因
当社とのシナジー効果および今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力により発生したものであります。
( 3 )償却方法及び償却期間
2 年間にわたる均等償却
50
Chiome Bioscience Inc.
Annual Report 2014
51
連結財務諸表
13. セグメント情報等
報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報
報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
(単位:千円)
2 014
(単位:千円)
創薬アライアンス
事業
2 014
報告セグメント
創薬アライ
アンス事業
リード抗体
ライセンス
アウト事業
基盤技術
ライセンス
事業
合計
計
連結財務諸表
計上額
( 注 2)
調整額
( 注1)
当期償却額
リード抗体
ライセンス
アウト事業
¥ 4,544
¥31,814
当期末残高
基盤技術
ライセンス事業
−
−
−
−
売上高
計
全社・消去
−
¥ 4,544
¥31,814
−
合計
¥ 4,544
¥31,814
(単位:千ドル)
外部顧客への売上高
¥416,874
セグメント間の内部売上高
又は振替高
計
セグメント利益
セグメント資産
−
¥18,088
¥434,962
200
−
−
200
417,074
243,219
31,814
−
−
18,088
¥17,980
−
−
435,162
261,199
31,814
4,544
−
−
− ¥ 434,962
¥434,962
(200)
−
435,162
(200)
261,199
(970,014)
31,814 ¥4,980,989
434,962
(708,815)
5,012,804
200 ¥
2 014
創薬アライアンス
事業
当期償却額
リード抗体
ライセンス
アウト事業
$ 44
$309
当期末残高
基盤技術
ライセンス事業
−
−
−
−
関連当事者
との関係
取引の内容
計
全社・消去
−
$ 44
$309
−
合計
$ 44
$309
その他の項目
のれん償却額
¥
¥
4,544
¥
− ¥
4,544
4,544
( 1 )関連当事者との取引
(単位:千ドル)
2 014
連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等
報告セグメント
創薬アライ
アンス事業
リード抗体
ライセンス
アウト事業
基盤技術
ライセンス
事業
連結財務諸表
計上額
( 注 2)
調整額
( 注1)
合計
計
売上高
外部顧客への売上高
$4,050
−
$175
$4,226
$4,226
1
−
−
1
1
4,052
2,363
309
−
−
175
$174
−
−
4,228
2,537
309
4,228
2,537
309
セグメント間の内部売上高
又は振替高
計
セグメント利益
セグメント資産
−
$ 4,226
(1)
−
(1)
(9,424)
$48,396
4,226
(6,887)
48,705
$
その他の項目
のれん償却額
$
44
−
−
$
44
$
44
−
$
44
(注)1. 調整額は、以下のとおりです。
( 1 )セグメント利益の調整額は、主に報告セグメントに帰属しない研究開発費、研究部門以外で発生する販売費及び一般管理費であり
ます。
( 2 )セグメント資産については、当社グループの事業は創薬基盤技術であるADLib ®システムを核として、全ての資産が一体となって
キャッシュ・フローを生成していることから、各報告セグメントへの配分を行っておりません。従って、調整額には、連結貸借対照表
の資産合計金額を記載しております。
2. セグメント利益は、連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
52
Chiome Bioscience Inc.
14. 関連当事者情報
2 014
種類
会社等の
名称
又は氏名
所在地
資本金又は
出資金
(千円)
事業の 議決権等の所有
内容又は (被所有)割合
職業
(%)
役員
及び
近親者
藤原 正明
−
−
当社
代表
取締役
(被所有)
直接 6.41
新株予約権
の権利行使
新株予約権の
権利行使
(注1,2,3)
453,050
−
−
役員
及び
近親者
清田 圭一
−
−
当社
取締役
(被所有)
直接 0.74
新株予約権
の権利行使
新株予約権の
権利行使
(注1,2,3)
202,185
−
−
役員
及び
近親者
小林 茂
−
−
当社
取締役
(被所有)
直接 0.34
新株予約権
の権利行使
新株予約権の
権利行使
(注1,2,3)
38,000
−
−
取引金額
(千円)
科目
期末残高
(千円)
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注)1.平成 22 年 3 月17 日臨時株主総会特別決議(平成 22 年 3 月17 日取締役会決議)により会社法第 236 条、第 238 条及び第 239 条の規
定に基づき付与された新株予約権の当連結会計年度における権利行使を記載しています。
2.平成 25 年 12 月16 日取締役会決議により会社法第 236 条、第 238 条及び第 240 条の規定に基づき付与された新株予約権の当連結
会計年度における権利行使を記載しています。
3.
「取引金額」欄は、当連結会計年度における新株予約権の権利行使による付与株式数に払込金額を乗じた金額を記載しています。
Annual Report 2014
53
連結財務諸表
会社情報/株式情報
会社情報 (2014年3月31日現在)
15. 1 株当たり情報
1株当たり純資産額
1株当たり当期純損失金額
(単位:千円)
(単位:千ドル)
2 014
2 014
¥223.17
¥ (39.62)
$ 2.17
$(0.38)
(注)1. 潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの 1 株当たり当期純損失金額であるため記載し
ておりません。
2. 当社は、平成 25 年 7 月1 日付で普通株式 1 株につき2 株の割合で株式分割を行い、また、平成 26 年 4 月1 日付で 1 株につき2 株の割
合で株式分割を行いましたが、当連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1 株当たり純資産額及び1 株当たり
会社名
株式会社カイオム・バイオサイエンス
英語表記
Chiome Bioscience Inc.
設立
2005 年 2 月8日
従業員数
37 名
資本金
3,348,737 千円
本社・研究所
〒151-0071 東京都渋谷区本町三丁目 12 番 1 号 住友不動産西新宿ビル6 号館
TEL : 03-6383-3561(代表)
当期純損失金額を算定しております。
3. 算定上の基礎は、以下のとおりであります。
独自の創薬基盤技術であるADLib ®システムを核とした抗体医薬品の研究開発支援及び
事業内容
( 1 )1 株当たり純資産額
研究開発等
純資産の部の合計額
純資産の部の合計額から控除する金額
(うち 新株予約権)
(うち 少数株主持分)
普通株式に係る期末の純資産額
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数(株)
(単位:千円)
(単位:千ドル)
2 014
2 014
¥4,559,143
56,846
13,056
43,790
¥4,502,297
20,173,854
2 0 0 5 年 2 月に設 立した 当 社 は 、独 立 行 政 法 人 理 化 学 研 究 所と創 薬 基 盤 技 術 で ある
ADLib ®システムの実用化を目的として共同研究契約を締結し、研究活動開始以降、中外
製薬株式会社との共同研究契約締結を端緒として、ADLib ®システムを核とした抗体医薬
沿革
$44,297
552
126
425
$43,745
20,173,854
品の研究開発支援等の事業を展開しています。
株式情報
( 2 )1 株当たり当期純損失金額
当期純損失金額
(単位:千円)
(単位:千ドル)
2 014
2 014
¥(757,554)
$(7,360)
−
−
¥(757,554)
19,121,016
$(7,360)
19,121,016
普通株主に帰属しない金額
普通株式に係る当期純損失金額
期中平均株式数(株)
16. 重要な後発事象
株式上場市場
お問い合わせ先
東京証券取引所マザーズ市場
電話、FAX 、ホームページの
2011 年 12 月20日に上場
メールフォームにて
お問い合わせを受け付けています。
証券コード
4583
決算期
毎年 12 月31日
定時株主総会
毎年 3 月
株主名簿管理人
三井住友信託銀行株式会社
T E L : 03-6383-3746
FAX : 03-5302-1311
http://www.chiome.co.jp/contact/
東京都千代田区丸の内一丁目 4 番 1 号
株式分割について
当社は、平成 26 年 3 月14日開催の取締役会決議に基づき、下記のとおり株式分割を実施しております。
( 1 )株式分割の目的
投資家の利便性の向上及び当社株式の流動性向上を目的としております。
( 2 )株式分割の割合及び時期
株価/出来高
(円)
平成 26 年 3 月31 日(月曜日)最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有する普通株式を、平成 26 年 4 月1 日を効力発生
7,000
日として、1 株につき2 株の割合をもって分割しました。
6,000
( 3 )分割により増加した株式数
株式分割前の発行済株式総数
10,087,000 株
株式分割により増加する株式数
10,087,000 株
株式分割後の発行済株式総数
20,174,000 株
株式分割後の発行可能株式総数 66,144,000 株
Chiome Bioscience Inc.
(百万株)
70
終値 ■出来高
60
(▼株式分割:1 株 →2 株)
5,000
50
4,000
40
3,000
30
2,000
20
1,000
10
0
54
当社ホームページのご案内
・
2011/12
・
2013/1
・
2014/1
・
2014/7
0
http://www.chiome.co.jp/
Annual Report 2014
55
証券コード:4583
アニュアルレポート
〒151-0071 東京都渋谷区本町三丁目 12 番 1 号
住友不動産西新宿ビル 6 号館 TEL : 03-6383-3561(代表)
http://www.chiome.co.jp/
2014 株 式 会 社カイオム・バイオサイエンス
株式会社カイオム・バイオサイエンス
100% の治療効果を追求するヘルスケア・イノベーター
アニュアルレポート 2014
株式会社カイオム・バイオサイエンス
2013年4月1日∼2014年3月31日
完全ヒト
ADLib システム
開発成功 !
®