成長へのアプローチ グローリー株式会社 会社説明会資料 (6457) 東証1部・大証1部 http://www.glory.co.jp/ 2007年9月8日(土) 丸の内トラストタワーN館 目 次 1.グローリーとは 2.中期事業戦略について 3.利益配分等について 本資料の取扱いに関するご注意 本資料に含まれる将来の見通しに関する既述は、現時点における情報に基づき判断したものであり、 当社を取り巻く内外の経済情勢、業界動向、商品需給、新技術の動向などにより変動することがあります。 従いまして、実際の業績などが本資料に記載されている将来の見通しに関する記述と異なるリスクや不確 実性がありますことをご了承ください。 2 1.グローリーとは? ●グループの概要 ●主な国内拠点 ●グローバル・ネットワーク ●主な商品と納入先 ●事業領域 ●三つの強み ●収益モデル 1.グローリーとは? グローリーグループの概要 社 名 グローリー株式会社 創 業 1918年(大正7年)3月 資本金 128億9,200万円 本 社 兵庫県姫路市 事業所 東京本部他国内4ヶ所 従業員数 3,317名 連結業績 売上高 1,645億円 経常利益 134億円 (平成19年3月期 実績) ※数値は全て平成19年3月31日現在 事業内容 ・通貨処理機 ・情報処理機 姫路城 姫路城 ・自動販売機 ・カードシステム・サービス機器 などの開発・製造・販売・メンテナンス ネットワーク グループ34社 従業員総数 約5,700名 【国内拠点 約100】 【海外拠点 12】 4 1.グローリーとは? 主な国内拠点 ●開発拠点 ●生産拠点 ●販売・アフターサービス拠点 (約100ヶ所) ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 本社: 兵庫県姫路市 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●● ●● ● ● ●● ●● ● ● ●● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●● ● ● ● ●● ● ● ● ● ●● ●● ● ●● ● ● ● ● ●● ● ●● ● ● ● ● ● ● 営業拠点: 東京都千代田区 工場: 兵庫県姫路市 埼玉県加須市 兵庫県神崎郡 5 1.グローリーとは? グローバル・ネットワーク グローリー U.S.A.(アメリカ) グローリー ヨーロッパ(ドイツ) ● ● ●●● ● ● ● ● ●● ●● ● ● ● ● 光栄電子工業(中国) ● ● グローリー フィリピン グローリー マネー・ハンドリング・マシン (シンガポール) ●開発拠点 ●生産拠点 ●販売・アフターサービス拠点 6 1.グローリーとは? 主な商品と納入先 電子マネー決済端末 玉貸機 玉計数機 コインロッカー 売上金入金機 商品券入金機 スポーツ 文化施設 学校 パチンコホール コンビニエンス ストア ホテル 百貨店 駅 診療費支払機 スーパー マーケット 病院 レジつり銭機 レストラン 銀行 一般企業 カード専用診療費支払機 住宅 官公庁 高機能スキャナー ガソリン スタンド 自動料金計算機 投票用紙分類機 営業店用入出金システム 両替機 窓口用現金入出金機 7 1.グローリーとは? 事業領域 ●技術開発により事業領域を拡大 商品への主な展開 「セキュリティ」 事業領域 指紋・顔照合などの バイオメトリクス認証技術 顔照合システム 「決済」 現金以外のデビット・クレジットカード、ICカード などを使った決済手段の多様化に対応する技術 お金の金種や本物・偽物を見分ける技術 コア技術 「認識・識別」 電子マネー 決済端末 自動料金計算機 窓口用現金入出金機 営業店用入出金システム 「メカトロ」 お金やモノを正確に「数え」「選別し」「搬送する」技術 レジつり銭機 技術の深化(技術開発) 売上金入金機 8 1.グローリーとは? 三つの強み 研究開発力 研究開発に力を注ぐ企業姿勢 150 【研究開発投資額】 毎年約100億円 【研究開発人員】 約800名(単体700人) 研究開発投資額 推移 (億円) 100 90 90 92 H10/3 H11/3 H12/3 110 115 H13/3 H14/3 101 119 130 95 93 H18/3 H19/3 50 0 「販売」「アフターサービス」 のネットワーク網 【グループ従業員】 約5,600名 【営業員】 約800名 【メンテナンス員】 約1,400名 グループ一貫体制 H15/3 H16/3 H17/3 お客様との信頼を結ぶ人員配置 【国内拠点 約100】 【海外拠点 12】 お客様のニーズをいち早く形にできる体制 お客様のニーズをいち早く形にできる体制 商品企画 【グループ総数】 34社 【製造系】 国内11社 海外3社 【販売系】 国内11社 海外9社 商品開発 アフター サービス お客様 納 品 (研 修) 製 造 販 売 9 1.グローリーとは? 収益モデル 2,000 1,800 (億円) 保守売上 ・新紙幣3金種 商品売上 (一万円、五千円、千円) 発行に関する需要 ・二千円紙幣 ・新五百円硬貨 発行に関する需要 1,600 1,400 1,200 1,000 800 600 400 200 0 H10/3 H11/3 H12/3 H13/3 H14/3 H15/3 H16/3 H17/3 H18/3 H19/3 商品+アフターサービスにより安定した収益を確保 10 2.中期事業戦略について ●主な市場と事業体制 ●金融機関市場 ●海外市場 ●流通・交通市場 ●一般市場 ●自動販売機市場 ●遊技市場 ●新事業 ●市場別成長イメージ ●市場別売上高構成 2.中期事業戦略について 主な市場と事業体制 市場 金融機関 主な取引先 ・国内一般 金融機関 ・郵政公社 海外 ・海外全般 ・国内外 システム メーカー 流通・交通 ・小売業 ・交通機関 ・警備会社 ・現金輸送 会社 一般 ・病院 ・ICカード 運営企業 ・一般企業 ・各種施設 自動販売機 ・たばこ メーカー ・小売店 遊技 ・パチンコ ホール ・カードシステム 会社 新事業 ・セキュリティ 関連企業 ・小売業 ・印刷会社 各カンパニーの担当分野 金融 カンパニー 主な事業 戦略 ビジネス チャンス 拡大に伴う シェアアップ 海外・OEM カンパニー 流通・メディア カンパニー 自販機・遊技 カンパニー 市場開拓 と 販売促進 フロント市場 警送市場 の拡大 システム提案 と 販売促進 たばこ販売機 の 成人識別対応 トータル 提案力 の強化 非現金分野 事業、 新規事業領域 の推進 12 2.中期事業戦略について 金融機関市場[市場における当社のポジション] 金融機関市場 銀行、信用金庫、JA、証券会社他 営業店用入出金システム 両替機 現金やデータの管理を1台で賄うシステム商品 【設置場所】 銀行営業店の事務フロア 1度に大量の両替を行う商品 【設置場所】 銀行ロビー 主要製品シェア 営業店用入出金システム WAVEシリーズ グローリー 70% 紙幣両替機 ENシリーズ グローリー 50% ※データは当社調べ 13 2.中期事業戦略について 金融機関市場 ●ビジネスチャンスの拡大に伴うシェアアップ メガバンク 郵便貯金(ゆうちょ)銀行 地方銀行 第2地方銀行 需要の拡大が期待される 営業店用入出金システム WAVEシリーズ 信用金庫 業 態 信用組合 その他、金融機関 事業規模 窓口用現金入出金機 RBシリーズ 14 2.中期事業戦略について 海外市場[市場における当社のポジション] 海外市場 銀行、現金輸送会社、カジノ、流通他 硬貨包装機 紙幣計算機 大量の硬貨やコインを包装する商品 【設置場所】 銀行、カジノ、警備会社 大量の紙幣を計算する商品 【設置場所】 銀行、小売店、カジノ、警備会社 グローリー 20% 主要製品シェア 【米国】硬貨包装機 WS・WRリーズ グローリー 65% 【欧州】紙幣計算機 GFBシリーズ ※データは当社調べ 15 2.中期事業戦略について 海外市場[市場別戦略] ●市場開拓と販売促進 ︵ 売上高︶ 市場別売上高イメージ 中期経営計画 期間 保守パーツ レジ関連機器市場 ●新製品の開発と提携先との 連携強化 オートキャッシャ市場(OEM含む) ●システム対応力の強化 OEM市場(ATM用ユニット) ●紙幣入金ユニット 供給先との 紙幣入金ユニット供給先との 関係強化 通貨処理機市場 ●紙幣識別機能強化 H12/3 H13/3 H14/3 H15/3 H16/3 H17/3 H18/3 H19/3 H20/3 H21/3(年) 16 2.中期事業戦略について 流通・交通市場[市場における当社のポジション] 流通・交通市場 百貨店、ショッピングセンター、スーパーマーケット他 レジつり銭機 売上金入金機 自動でつり銭を払い出す商品 【設置場所】 小売店・飲食店等のレジ テナントの売上金を入金する商品 【設置場所】 ショッピングセンター等のバックヤード 主要製品シェア グローリー 66% 硬貨レジつり銭機 RTシリーズ 売上金入金機 DSSシリーズ グローリー 70% ※データは当社調べ 17 2.中期事業戦略について 流通・交通市場 ●レジつり銭機市場の拡大 標準タイプ 高機能タイプ OEM供給タイプ 【対象】 ・専門店/ショッピングセンター、 飲食店等 −−−−−−−−−−−−−−− ・紙幣・硬貨一体型の販売増加。 ・つり銭補充用包装硬貨管理機 をラインナップ。 ●警送市場の拡大 製品ラインナップの拡充 [入金量] 多い 【対象】 ・大手量販店 −−−−−−−−−−−−−−− ・イトーヨーカ堂全店で稼動中。 ・他業態へ拡大展開。 【対象】 ・POSレジメーカー −−−−−−−−−−−−−−− ・セルフレジのユニットとして レジつり銭機をOEM供給中。 [売上金入金機ラインナップ] 大型店向け入金機 DS−500 中大型店向け入金機 DSS-200 少ない 中小型店向け入金機 DSS-S10 18 2.中期事業戦略について 一般市場[市場における当社のポジション] 一般市場 病院、ICカード運営企業、一般企業、各種施設他 診療費支払機 ICカード企業内食堂システム 病院で診療費や入院費を精算する商品 【設置場所】 病院 ICカードで食堂内の代金を精算する商品 【設置場所】 一般企業、大学等 主要製品シェア 診療費支払機 FKシリーズ グローリー 33% ICカード企業内 食堂システム グローリー 55% ※データは当社調べ 19 2.中期事業戦略について 一般市場 ●システム提案と販売促進 グローリーの 情報処理センター GCANセンター ネットワーク 病院ロビー/病棟内 病院ロビー/病棟内 金融機関 電算センター 診療費支払機 カード 企業構内 企業構内 社員食堂 自動販売機 社員証 ICカードトータルシステム 自動料金計算機 入金機 勤怠管理、入退出管理 20 2.中期事業戦略について 自動販売機市場[市場における当社のポジション] 自動販売機市場 たばこメーカー、飲食店、レジャー施設他 たばこ自動販売機 券売機 コインロッカー たばこを販売する商品 【設置場所】 たばこ店他 食券や入場券等を販売する商品 【設置場所】 飲食店・レジャー施設他 荷物を一時預かりする商品 【設置場所】 駅、レジャー施設他 主要製品シェア たばこ自動販売機 グローリー 27% グローリー 55% コインロッカー ※データは当社調べ 21 2.中期事業戦略について 自動販売機市場[たばこ販売機] ●成人識別対応の完遂 たばこICカード「Taspo」 成人識別対応ユニット 【参考】成人識別対応機導入スケジュール 1.2008年3月∼ 宮崎、鹿児島で運用開始 2.∼2008年7月 全国へ展開 (2006年10月20日 日刊工業新聞より) 社団法人 日本たばこ協会ホームページより ①更新需要のシェア確保 ・市場シェア「約30%」(市場稼動台数 約56万台から算出) ②改造受注の拡大 ・2006年10月から改造作業スタート(約7万台の改造実施) 平成19年7月末現在 22 2.中期事業戦略について 遊技市場[市場における当社のポジション] 遊技市場 パチンコホール他 両替機 玉貸し機・メダル貸し機 玉計数機 紙幣を硬貨に両替する商品 【設置場所】パチンコホール各所 玉、メダルを貸し出す商品 【設置場所】 パチンコホール遊技台の間 パチンコ玉を計数する商品 【設置場所】 パチンコホール各所 主要製品シェア グローリー 20% グローリー 55% ホール向け両替機 メダル貸し機 ※データは当社調べ 23 2.中期事業戦略について 遊技市場 ●トータル提案力の強化 主なホール向け商品 基幹商品 ホール向けカードシステム「ナスカG8」 ナスカセンター 景品自動払出機 日本決済情報センター 管理コンピュータ 両替機 景品管理 ターミナル 精算カード 高額紙幣対応玉貸し機 カード販売機・精算機 紙幣搬送システム 玉計数機 24 2.中期事業戦略について 新事業 ●新事業の方向性 自社技術 精算ビジネス 会話プライバシー 生体認証 通信サービス事業 フィー ビジネス 販 売 印刷検査機 平成21年3月期 目標 50億円 他社技術 25 2.中期事業戦略について 市場別成長イメージ[H19/3∼H21/3] 金融機関市場 海外市場 流通市場 一般市場 自動販売機市場 成長イメージ 成長イメージ 成長イメージ 成長イメージ 成長イメージ H19/3 H20/3 H21/3 H19/3 H20/3 H21/3 遊技市場 新事業 成長イメージ 成長イメージ H19/3 H20/3 H21/3 H19/3 H19/3 H20/3 H21/3 H19/3 H20/3 H21/3 H19/3 H20/3 H21/3 H20/3 H21/3 26 2.中期事業戦略について 市場別売上高構成 平成19年3月期 一般 7.3% 遊 技 15.9% 金融機関 31.5% 平成20年3月期予想 遊 技 13.3% 一般 5.4% 金融機関 32.7% 自動販売機 14.9% 自動販売機 11.8% 流通・交通 16.1% 海 外 17.3% 流通・交通 14.5% 海 外 19.2% (百万円) 平成19年3月期 (2007年3月期) 平成20年3月期予想 (2008年3月期) 前年同期比 売上高 164,539 185,000 +12.4% 27 2.中期事業戦略について 業績目標[売上高・営業利益・経常利益・当期純利益] (億円) 【平成19年7月20日 公表値】 H21/3の目標値は平成18年9月27日に設定した数値です。今後見直す予定です。 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 200 ( 億円) H19/3 (2007/3) H20/3 (2008/3)目標 H21/3 (2009/3)目標 1,645 129 134 64 1,850 180 180 120 1,600 130 130 85 200 【営業利益】 ( 億円) 150 【当期純利益】 【経常利益】 180 180 160 160 (億円) 100 140 120 140 180 130 129 120 180 134 120 100 100 85 130 50 64 H1 9 / 3 実績 H2 0 / 3 目標 H2 1 / 3 目標 H1 9 / 3 実績 H2 0 / 3 目標 H2 1 / 3 目標 H1 9 / 3 実績 H2 0 / 3 目標 H2 1 / 3 目標 (2007/3) (2007/3) (2007/3) (2008/3) (2009/3) (2008/3) (2009/3) (2008/3) (2009/3) 28 3.利益配分等について ●利益配分について ●資本政策等 ●社会貢献活動 3.利益配分等について 利益配分について ●平成19年3月期の配当金について 配当方針 自己資本をベースとした安定配当に加え、 連結業績等の動向も勘案した利益還元 平成19年3月期の連結業績を勘案し、株主の皆様の日頃のご理解とご支援にお応えする 1株当たりの配当金 中間期末 期 末 年 間 平成18年3月期 実績 11円00銭 11円00銭 22円00銭 平成19年3月期 実績 11円00銭 19円00銭 30円00銭 平成20年3月期 予想 14円00銭 14円00銭 28円00銭 30 3.利益配分等について 資本政策等 ●自己株式の取得について ・自己株式取得の理由 機動的な資本政策の遂行および株主還元策の一環として、 消却を前提とした自己株式の取得を行いました。 ・取得した期間 平成19年5月18日∼8月16日(42日間) ・取得した株式の種類 当社普通株式 ・取得した株式の総数 約139万8,000株(発行済株式総数の1.88%) ※当初は160万株(発行済株式総数の2.16%)を上限に取得する予定でした。 ・株式の取得価額の総額 約39億9,586万円 ※当初は40億円を上限に取得する予定でした。 ・買付け方法 信託方式による市場買付け 31 3.利益配分等について 社会貢献活動 夏休みグローリー科学体験教室 グローリーこども劇場 毎年3月に、21世紀を担うこどもたちに、こども劇場を通して「純粋な心」「自由な 発想」「旺盛な好奇心」「豊かな情操」を育んでいただきたいと願っております。 姫路城下町マラソン大会への協賛(毎年) 毎年夏休み、子供たちの持つ、「自由な発想」や「旺盛な好奇心」 が「豊かな創造力」と「ユニークな発想力」へと成長することを願っ て、開催しています。 2005年1月10日 神戸新聞掲載 32
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