A-FTU ~異機種間ファイル転送ソフトウェア

ユーティリティ
A-FTU
~異機種間ファイル転送ソフトウェア~
A-FTU (Advanced File Transfer Utility)は、TCP/IPネットワークでつながるIBMメインフレーム(ホスト)、ミッド
レンジ・サーバ、UNIXサーバ、Windows PC間において、ファイル転送とそれに付随する様々な機能を提供する、
当社独自のユーティリティです。
A-FTUをご利用いただくことで、これまで人手を介して実行していた転送前の準備、転送処理、転送結果の
確認、後続処理の実行という一連の作業をすべて自動化することができ、人為ミスの防止や人件費の削減と
いった効果が期待できます。
銀行、金融、鉄鋼、メーカーなど様々な業種のお客様でご採用いただいた実績を持つA-FTUを、ぜひご検討下
さい。
A-FTUの特長
A-FTUの主な機能
A-FTUは基本機能として異機種間のデータ連携に必要な以下の機能を有します。
転送ファイル情報の面倒な事前登録は不要
オン・ザ・フライ モードでの転送を実現
起動システム上で送受信が可能
転送後に後続処理の自動実行が可能
転送時に項目単位で文字コード変換が可能
転送時にファイルレイアウトの編集が可能
転送時にデータ圧縮/非圧縮を選択可能
パラメータファイルで自動運用が可能
転送結果ログを利用した運用が可能
幅広い対応プラットフォーム
対応プラットフォーム一覧
A-FTUは以下のプラットフォーム間での対等なファイル転送機能をご提供します。 (2013年7月現在)
サポート対象OSのバージョンについては、別紙「サポートOS一覧」をご参照下さい。
プラットフォーム
サポート対象OS
メインフレーム
OS/390 、z/OS
ミッドレンジ・サーバー
i5/OS
UNIXサーバ
AIX(Power)※1、HP-UX、Solaris(SPARC)
PC(AT互換機)
Windows Server
RedHat Enterprise Linux※2
※1. AIX 64ビットカーネル上では、32ビットエミュレーションで稼動します。
※2. 32ビットCPUを搭載した各プラットフォームに対応しています。対応可能なディストリビュータについてはお問い合わせ下さい。
SL-03-a
0606 02
導入事例
A行様のシステム構成
業務データの配信にA-FTUを活用
都市銀行A行様では、メインフレームからオープン系サーバへのファイル
転送を行うために、A-FTUをご利用いただいております。
ご利用環境は、IBMメインフレーム、分散サーバ、そしてNFS(ネットワー
ク・ファイル・システム)によってストレージ共有を行っている複数の業務
サーバの3層で構成されています(右図)。
A行様では、日々の業務データをメインフレーム上に蓄積し、定時に一斉
に業務サーバへ配信しています。A-FTUはメインフレームおよび分散サー
バに導入されており、分散サーバ側のA-FTUは、受信したデータをNFS共
有されている業務サーバのストレージに出力します。転送ジョブはほぼ同じ
タイミングで開始され、最大50個の並列転送を行います。
メインフレーム
(OS390 V2R10)
並列転送については、メインフレーム側から同時に100個の転送ジョブを
並列実行する負荷テストを実施され、すべてのジョブが正常完了することを
ご導入前に確認されたとのことです。
AIXへ送信
A行様ではもともと、他社製のファイル転送ソフトウェアを利用されていま
したが、新しいバージョンのOSをそのソフトウェアがサポートしていないこと
から、代替製品を探しておられました。いくつかの製品を候補に挙げて、ご
検討いただいた結果、以下の理由からA-FTUをご選択いただきました。
【A-FTU選択のポイント】
・z/OSおよびAIX 5Lシリーズのサポート
(NFS)
z/OS V1R4とAIX 5.2での稼動を保障します。
分散サーバ
(AIX 5.2)
(NFS)
・同じ宛先サーバへの並列転送
キューイングせずにパラレルで転送します。
・転送対象ファイル名の任意指定
事前に転送対象ファイルの登録が要りません。
A行様からの機能追加のご要望に対応させていただくことで、最終的にす
べての転送ジョブを移行できる、とのご判断をいただき、2004年10月よりAFTUを本番業務でご活用いただいております。
業務サーバA
(AIX 5.1)
業務サーバB
(AIX 5.2)
ご提供にあたって
A-FTUのご提供に際しては、以下の販売ポリシーを適用いたします。価格はお問合せ下さい。
論理区画(LPAR)を多数設定されているお客様には非常にお得な内容になっております!
ハード筐体単位の価格です(LPARでご自由にお使い下さい)。
※VMwareやHyper-V上の仮想OSについては、各OS毎にA-FTUのライセンスが必要です。
本番機とホット・スタンバイ機に導入する際、常時稼動するコンピュータの台数が1台であれば、
1台分のライセンス料でご提供させていただきます。
技術サポートをご契約いただいたお客様には、以下のサービスを年間を通じてご提供いたします。
平日の9:00-17:00のお問合せ対応、製品バージョンアップ(メディア提供)
※技術サポートの費用は初年度より製品ライセンス価格の10%(Windows/Linux版のみ20%)にてお請けいたします。
大量・一括導入の際の販売価格・サイトライセンスについては、ご相談下さい。
www.kobelcosys.co.jp
コベルコシステム株式会社
ICT本部 クラウドサービスセンター
(神戸)TEL 078-261-6132 FAX 078-261-6105
〒657-0845 神戸市灘区岩屋中町4丁目2番7号シマブンビル8階
(東京)TEL 03-5739-5175
FAX 03-5739-5155
〒141-8688 東京都品川区北品川5丁目9番12号 北品川ONビル4階
SL-03-b
0606 02
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