環境報告書 美しい地球を守るために スタイリングライフ・ホールディングス オフィスグループ環境 ISO 事務局 2011 スタイリングライフ グループ オフィスグループ環境報告書 2011 はじめに 当環境報告書は2010年度スタイリングライフ グループの内、オフィスグループの主要 な環境活動を要約したものです。 スタイリングライフ グループは、輸入生活雑貨販売、生活用品の通信販売、化粧品の 製造・販売、レストラン等飲食、菓子・パンの製造販売業等など、お客様のライフスタイ ルに係わるビジネスを展開しています。 グループがビジネス活動を通じて生み出し、社会へ送り出す商品・製品やサービスは環 境への大きな影響を持っています。 私たちスタイリングライフ グループは、このことを十分認識し、本来業務において「地球 環境保全」の大きな視点での活動を推進すると同時に、「省エネルギー」「廃棄物削減」 「レスペーパー」など、地道な積み重ねを大切にしてまいりました。 ただし、2006年に発足したばかりの当グループの歴史はまだ浅く、十分な環境活動 を行えているとはいえません。さらに活動を進化させていく所存です。 今後も、より一層の皆様方のご支援、ご協力をお願い申し上げます。 当報告書は、スタイリングライフ グループのオフィスグループの活動を中心にまとめた内容となっています。 (株)スタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイル カンパニーの活動報告は、こちらからご覧になれます。 http://www.plazastyle.jp/environment/eco/effort.html (株)スタイリングライフ・ホールディングス BCL カンパニー静岡プロダクツセンターの詳しい活動報告はこちらから ご覧になれます。 http://www.stylinglife.co.jp/company/pdf/BCLPreport_2010.pdf 2 1.スタイリングライフグループ環境理念・方針 理 念 スタイリングライフグループは、輸入生活雑貨販売や、通信販売、化粧品等の製造・販売な ど、複合的な「ライフスタイルクリエイション事業」を通じ、すべてのひとに楽しんでい ただく商品・サービスを提供、販売する企業として、地球環境の保全が人類共通の最重要 課題であることを認識し、すべての企業活動において、環境の保全に配慮して行動します。 方 針 地球環境保全を優先した活動を行います。 1.グループが提供する商品・情報・サービスが、地球環境に与える影響を的確に捉え、 環境マネジメントシステムの継続的な改善、汚染の防止を行います。 2.適用される法規制及び、グループが同意した要求事項の順守と、更なる向上を約束し ます。 3.環境活動と自社の活動のバランスを良好に保ちながら、商品・情報・サービスを通じ て地域社会への貢献を目指します。 4.環境目的及び目標を設定し、見直す枠組みを与えます。 5.本来業務における環境負荷低減の推進を行います。 6.この環境方針は、組織の業務に関わるすべての人に周知し、一般の人にも公開致しま す。 制定 2010年6月 株式会社スタイリングライフ・ホールディングス 代表取締役 内田 公夫 3 2.環境マネジメントシステム スタイリングライフ グループは2007年12月、(株)日本環境認証機構(JACO) の審査を受け、環境ISO認証取得をいたしました。 2010年度10月、(株)スタイリングライフ・ホールディングスプラザスタイルカンパ ニーを含めた全社を統合、対象範囲とする認証を取得いたしました。そのうちオフィスグ ループは、以下の会社が所属しております。 ●対象会社と活動組織(単位) 恵比寿サイト 株式会社スタイリングライフ・ホールディングス 事業内容:持ち株会社 芝公園サイト 株式会社ライトアップショッピングクラブ 南大沢サイト 株式会社ライトアップショッピングクラブカスタ マーサービスセンター 事業内容:生活用品の通信販売業等 天王洲サイト 株式会社スタイリングライフ・ホールディングス BCLカンパニー 株式会社CPコスメティクス 事業内容:化粧品等の製造・販売業等 銀座サイト マキシム・ド・パリ株式会社 事業内容:飲食業、菓子・ベーカリー製造・販 売業等 4 3.環境マネジメント組織図 当グループの環境管理を推進する体制、組織は以下のとおりです。グループ代表、環境委 員長、環境管理責任者の元、グループ全体の環境活動の審議、管理する「GGWS(グル ープグリーンワークショップ)」を中心に各サイトごと「GWS(グリーンワークショップ)」 で運営を行っております。 グループ代表 環境委員長 事務局 主任環境内部監査人 環境管理責任者 グループグリーンワークショップ(GGWS) 青山グループ 静岡サイト オフィスグループ 芝公園サイト 銀座サイト 天王洲サイト 南大沢サイト 5 恵比寿サイト 営業所サイト 4.環境への取組み(オフィスサイト合計) 1.レスペーパー活動 2.省エネルギー活動 3.廃棄物削減活動 オフィスサイト目的・目標(天王洲・芝公園・銀座・恵比寿) 目的 レスペーパー 目標 目的 省エネ 目標 目的 廃棄物削減 目標 一人当たりコピー用紙使用量(A4換算)を2010年度 までに2007年度比6%削減 一人当たりコピー用紙使用量(A4換算)を2010年度 までに2007年度比6%削減 一人当たり年間電気使用量を2010年度までに 2007年度比3%削減 一人当たり年間電気使用量を2010年度までに 2007年度比3%削減 一人当たり年間総廃棄物を2010年度までに2007 年度比6%削減 一人当たり年間総廃棄物を2010年度までに2007 年度比6%削減 ●2010年度スタイリングライフグループ合計実績(ひとり当たり) 100 108 104 113 80 60 40 3部門とも達成 20 0 レスペーパー 省エネ 廃棄物 6 ●レスペーパー活動 目標2007年度比6%削減目標に対して、108%達成の実績で終了いたしました。 (主な活動) 1.コピーの必要性の有無を再考 2.裏紙使用の推進 3.両面コピーの徹底 4.会議配布紙資料の削減徹底(原則禁止) 5.資料の共有化、紙での保存からデータ保存への切り替え、推進 ●省エネルギー活動 目標2007年度比3%削減目標に対して、104%達成の実績で終了いたしました。 (主な活動) 1.PC,OA機器の省エネ推進 2.空調機の省エネ推進 夏季冷房温度 27 度C 冬季暖房温度 20 度C 3.照明の省エネ推進 ●廃棄物削減活動 目標2007年度比6%削減目標に対して、113%達成の実績で終了いたしました。 (主な活動) 1.ゴミの分別の徹底 2.リサイクルの推進 3.マイカップ推進活動 4.新聞・雑誌の有価リサイクル導入、促進 5.有償リサイクル導入、促進 7 ●各サイト別活動 化粧品等製造販売 株式会社スタイリングライフ・ホールディングス BCLカンパニー / 株式会社CPコスメティクス 天王洲サイト レスペーパー●単年度目標は達成出来ませんでした。2007年度比では6%の削減を達 成しました。2010年度は合併に伴う作業、特に薬事申請関連書類が増加要因です。 省エネ●単年度目標はほぼ目標どおりでしたが、2007年度比は3%削減出来ました。 今後も継続した活動の実施、啓蒙活動推進を行います。 廃棄物●リサイクル(雑誌・新聞・段ボール)が増加した結果、廃棄の絶対量が減少しまし た。 8 ●各サイト別活動 生活用品通信販売 株式会社ライトアップショッピングクラブ 芝公園サイト&南大沢サイト レスペーパー●単年度目標117%達成、2007年度比も19%と大幅に削減出来まし た。会議体の見直し(開催頻度等の見直し)、紙資料配布禁止、プロジェクターの利用推進 等が効果をあげました。 省エネ●年間を通したこまめな空調使用時間の設定 廃棄物●単年度目標116%達成、2007年度比も22%と大幅に削減出来ました。 雑誌・新聞・機密文書等の有償、有価リサイクル推進を行い、廃棄量の削減を行いました。 9 ●各サイト別活動 レストラン、菓子・パン製造販売 マキシム・ド・パリ株式会社 銀座サイト 新店ラッシュに伴い使用量は増加しましたが、人員増もあり 3 部門目標達成しました。 レスペーパー●単年度目標108%達成、2007年度比も14%と大幅に削減出来まし た。 省エネ●単年度目標107%達成しました。2007年度比も10%削減。 廃棄物●単年度目標112%達成、2007年度比も15%と大幅に削減出来ました。 雑誌・新聞・機密文書等の有償、有価リサイクル推進を行い、廃棄量の削減を行いました。 10 ●各サイト別活動 持株会社 株式会社スタイリングライフ・ホールディングス 恵比寿サイト 人員減のため使用量は大幅に減少しました。 レスペーパー●単年度目標110%達成、2007年度比も12%削減出来ました。 省エネ●単年度目標105%達成しました。2007年度比も10%削減。 廃棄物●単年度目標113%達成、2007年度比も9%削減出来ました。 雑誌・新聞・機密文書等の有償、有価リサイクル推進を行い廃棄量の削減を行いました。 11 ●オフィスグループ合計実績 2007年~2010年 年度推移 レスペーパー ひとり当たり使用枚数(年間) レスペーパー 総使用数 (A4 換算枚数) ひとり当たり (年間)実績 2007 3,851,702 9 ,44 0 2008 3,941,746 8 ,79 9 2009 2010 3,878,605 3,750,419 8 ,46 9 ●ひとり当たり使用枚数 ●総使用枚数 8 ,20 7 (単位:A4換算、枚数) 2007年度比 2007年度比 13%削減。 3%削減。 12 省エネ ひとり当たり使用電力量(年間) 総使用量(KWH) ひとり当たり (年間)実績 2 00 7 8 61 ,88 7 2 ,11 2 2 00 8 8 67 ,53 3 2 ,02 7 2 00 9 2 01 0 8 62 ,38 8 8 36 ,15 7 1 ,98 7 1 ,95 6 (単位:kwh) 省エネ ●ひとり当たり使用枚数 ●総使用枚数 2007年度比 2007年度比 7%削減。 3%削減。 13 廃棄物 ひとり当たり廃棄量(年間) 廃棄物 総量( kg) ひとり当たり (年間)実績 2 00 7 39 ,74 8 1 13 .2 2 00 8 43 ,88 8 1 12 .2 2 00 9 2 01 0 38 ,97 2 35 ,82 2 ●ひとり当たり廃棄量 ●総廃棄量 2007年度比 2010年度 2007年度比 97 .7 90 .7 (単位:kg) 20%削減。 10%削減。 全オフィスサイトで用紙類の有償・有価リサイクルを導入。積極的に活動 を行った結果、廃棄物の絶対量が減少しました。 14 5.有益な環境活動 本来業務への取り組み 化粧品等製造販売 株式会社スタイリングライフ・ホールディングス BCLカンパニー / 株式会社CPコスメティクス ●化粧品製造容器、包装箱 回収・リサイクル CPサロンで発生する空容器・包装箱の回収に取り組み、9年が経ちました。代理店 様のご理解とご協力をいただき、回収量も年々増加しています。活動を通して、代理 店様、お客様の環境への関心の高さを感じています。 回収された空容器は、固形燃料やガラス原料として再資源化されます。包装箱は、購 入メーカーに再生原料として売却し、その原料で作られた包装材を再び購入するリサ イクルを形成しています。 CPコスメティクスはCPサロンにおけるキープ商品の「容器回収」を行っています。 CPサロン BCLカンパニー 静岡プロダクツセンター CP化粧品取扱代理店 リサイクル CPサロンで使用済みの化粧品容器 回収された容器やパッケージは パッケージを回収し、静岡プロダクツ リサイクルサークルにのせて、 センターへ送ります。 新しい資源として再生されます。 また年1度、容器回収の実績があった優秀代理店を表彰する制度を取り入れ、活動の 推進を行っています。 15 容器回収の流れ CPサロン 容器の材質毎に分別され 静岡プロダクツセンターに送付 静岡PC 梱包材 再生原料の包装材を再購入 プラスチック容器 ガラス容器 中間処理 固形燃料 化粧箱(紙箱) 購入メーカー カレット(ガラス原料) 再資源化 16 紙箱原料 ●容器・包装回収・リサイクル量 2010 年度目標→リサイクル量対 2009 年度比 103%達成 2001年スタート時8,745kgから10年、毎年着実に回収量が増加し、2010 年度実績は重量換算29,550kgを回収・リサイクルいたしました。 2001年比3.4倍の回収・リサイクル量となりました。 今後も継続して活動を行います。 17 「クリーンで環境にやさしい」 ●風力発電の導入 静岡プロダクツセンター 2007年4月から化粧品製造で使用する1 2.5万kwhの電力を、日本自然エネルギー (株)の風力発電による電気を使用していま す。 ●マテリアルリサイクル 静岡プロダクツセンターの製造作業や分析作業で購入するゴム製手袋は、使用後に購 入メーカーに返却され、自動車用内装材などに生まれ変わるマテリアルリサイクルが 形成されています。ごみ手袋以外に、作業服、工場見学用帽子やシューズカバーもリ サイクルされています。 静岡プロダクツセンター 購入メーカー シューズカバー、ビニール手袋、作業服 再生 自動車用内装品 建築用資材 リサイクル業者 18 生活用品通信販売 株式会社ライトアップショッピングクラブ 梱包・包装資材の使用量削減 目標:前年度比 1%削減(売上 100 万円あたりの使用量) 結果:①ダンボール製品○ ②プラスティック製品× ③紙製品○ ●配送用段ボール、緩衝材の環境対策「通箱化(シャトルBOX)」導入 物流センター ⇔ ショップ間の 商品輸送段 ボールを 「通箱化(シャトルBOX)」に。 ※1往復で廃棄していたものを3往復程度使 用。段ボールの使用量、廃棄量の削減実現。 ●「出荷用段ボール箱の紙袋化」 段ボール箱の使用量を削減。また輸送時の軽量化によるCO2排出量の削減を実現。 ●ショップ用、手提げ紙袋の環境対策 BEYES 表参道ヒルズ店用 ライトアップ店用 紙質の一部軽量化、 底板紙の一部省略 底板 19 生活用品通信販売 株式会社ライトアップショッピングクラブ ●環境ホームページの開設 2010年6月。環境方針、環境活動を対外公表。 ●エコ掲示板の設置 ●文具回収箱の設置 環境活動に関する情報伝達や 余った文具を回収し他の部署で再利用 環境に関する啓蒙活動に利用。 を行い、コスト削減と廃棄物削減に寄 与しました。 20 持株会社 株式会社スタイリングライフ・ホールディングス ●自転車便の使用促進 CO2削減 2008年度に導入。2010年度までバイク便 使用を原則禁止、年間200回、自転車便使用率 100%達成しました。 ●エコキャップ 2008年秋、活動開始。2009年度までに累計 56800個のペットボトルのキャップをNPO 法人「キャップの貯金箱」推進ネットワークに寄贈。 ●用紙リサイクル(有価・有償) 新聞・雑誌・機密書類等を有償・有価でリサ イを推進しました。年間の用紙廃棄量の5 0%をリサイクルしました。 環境報告書 オフィスグループ 2011 発行:2011年 6 月 30 日 お問い合わせ・発行元:株式会社スタイリングライフ・ホールディングス 環境ISO事務局 〒107-0061 東京都港区北青山2-12-2 TEL:03-5413-8767
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