WordPress インストール&セットアップマニュアル

WordPress
インストール&セットアップマニュアル
~WordPress
インストール&セットアップマニュアル~
目次
1
各種ファイル・プログラムのダウンロード............................................... 3
1.1
WordPress 本体の入手 ............................................................... 3
1.2
アーカイバ(圧縮・解凍ツール)の入手................................................. 3
1.3
FTP クライアント(ファイル転送)ソフトの入手 ......................................... 3
2
前提環境のセットアップ .............................................................. 4
2.1
レンタルサーバとの契約 ............................................................ 4
2.2
ドメインの取得 .................................................................... 5
2.3
レンタルサーバスペースへのドメインの割り当て ....................................... 6
2.4
データベースの作成 ................................................................ 7
CORESERVER コントロールパネルからのデータベース作成(XREA 兼用) ....................... 8
さくらインターネットのコントロールパネルからのデータベース情報確認 .................. 9
2.5
WordPress のアップロード .......................................................... 10
2.6
.htaccess ファイルの作成(PHP が Safe mode のサーバの場合限定) ....................... 11
3
WordPress のインストール ............................................................ 14
3.1
設定ファイルの新規作成 ........................................................... 14
3.2
データベース情報の確認 ........................................................... 15
3.3
データベース情報の入力 ........................................................... 16
3.4
WordPress のインストール .......................................................... 17
3.5
管理画面の構成 ................................................................... 19
4
WordPress の基本セットアップ ........................................................ 20
4.1
ログインパスワードの変更(推奨).................................................. 20
4.2
ビジュアルエディタの無効化(推奨)................................................ 21
4.3
一般設定 ......................................................................... 22
4.4
投稿設定 ......................................................................... 23
4.5
表示設定 ......................................................................... 24
4.6
ディスカッション設定 ............................................................. 25
4.7
パーマリンク設定(※重要) ........................................................ 26
WordPress 基本操作マニュアル ダウンロード.......................................
....................................... 27
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1 各種ファイル・プログラムのダウンロード
オープンソースのブログシステムである「WordPress」を利用するには、事前に以下の環境を整えてお
く必要があります。
1.1 WordPress 本体の入手
最新の WordPress 日本語版を以下の WordPress 日本語ローカルサイトからダウンロードします。
http://ja.wordpress.org/
1.2 アーカイバ(圧縮・解凍ツール
アーカイバ 圧縮・解凍ツール)の入手
圧縮・解凍ツール の入手
WordPress は非常に膨大な数の PHP ファイルや Javascript ファイル、その他あらゆるスクリプトや画
像ファイルの集まりです。
ダウンロードした WordPress はこれらのファイルをまとめて圧縮して 1 つのアーカイブ(圧縮)ファイ
ルとして提供されていますので、これを解凍するための圧縮・解凍ツールが必要な場合は入手してお
きます。
●おすすめアーカイバ:Lhaz
おすすめアーカイバ:Lhaz
http://lhaz.softonic.jp/
1.3 FTP
クライアント(ファイル転送
クライアント ファイル転送)ソフトの入手
ファイル転送 ソフトの入手
WordPress はレンタルサーバスペースに設置してインターネットエクスプローラなどのウェブブラウ
ザからインストールおよびセットアップを行います。
ここで、解凍した WordPress のファイルをサーバにアップロードするには、FTP という仕組みを利用
して、PC 上で解凍した WordPress をサーバに転送する必要があります。
このための FTP クライアントソフトを所有していない場合は、以下より入手しておきます。
●おすすめ FTP クライアントソフト:
FFFTP : http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se061839.html
FileZilla : http://filezilla-project.org/
※安定性や機能面において FileZilla がおすすめですが、初心者向けなのは FFFTP です。
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2 前提環境のセットアップ
WordPress をインストールするには、事前にレンタルサーバとの契約や、必要に応じてサイトのアド
レスとなるドメイン(=“yourdomain.com”などのユニークなアドレス)の取得、ブログの記事データ
などを保持するためのデータベース作成などを行っておく必要があります。
2.1 レンタルサーバとの契約
現在、WordPress が正常に稼動するレンタルサーバスペースを所有していない場合は、まずはホステ
ィングサービスと契約してインターネット上に所有できる専用のサーバスペースを借りる必要があり
ます。
契約するレンタルサーバサービスの選定は、以下の条件を満たしていることを基準としてください。
●レンタルサーバ選定基準:
PHP Ver.5~
データベースが利用可能(MySQL Ver.5~)
.htaccess が利用可能
PHP がセーフモードの場合、PHP を CGI モードに切り替えることができる(.htaccess)
php.ini を設置できる(メモリが不足する場合などに、拡張できる)
FTP が利用できる
●おすすめレンタルサーバサービス:
シックスコア: http://www.sixcore.ne.jp/shared/index.php
さくらインターネット(スタンダード): http://www.sakura.ne.jp/standard.html
CORESERVER: http://www.coreserver.jp/index.html
XREA: http://www.xrea.com/
エックスサーバー: http://www.xserver.ne.jp/
※エックスサーバーは、PHP と MySQL のバージョンを 4 から 5 に切り替える必要があります。
上記レンタルサーバでなくても、WordPress が稼動する環境を満たしていれば、特に契約するレンタ
ルサーバサービスは問いません。
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2.2 ドメインの取得
レンタルサーバの契約が完了し、インターネット上にサイトを構築できるスペースが確保できれば、
すでに WordPress をインストールして構築することが可能ですが、専用のドメインを取得し、サイト
自体の URL をサイトの内容にあった専用のアドレスに置き換えることをお勧めします。
ドメインとは、簡単に解釈すると、これから作成するウェブサイトの場所を示すインターネット上の
アドレスのことです。
例)http://mydomain.com/ ※「mydomain.com」がドメインにあたります。
※「ドメイン」
、
「アドレス」、
「URL」の表現は、ここでは広義で同じ意味とします。
【ドメインを取得するメリット】 レンタルサーバから与えられたオリジナルのドメインではなく、
専用のドメインでサイトを運営する ことで、将来何らかの理由でレンタルサーバを移行する必要が
出てきた場合でも、外部からみたサイ トの URL を変更することなく、接続先のレンタルサーバスペ
ースのみを変更することで、同じ URL へ のアクセスのまま既存のサイト資産(アクセス、インデック
ス状況等)を引き継ぐことができます。
例)さくらインターネットの場合、
「http://myid.sakura.ne.jp/」が最初に与えられるメインのアド
レスとなり、仮に XREA にサーバを移行した場合のアドレスは「http://myid.s10.xrea.com/」となっ
てしまい、全く異なる URL にて別のサイトを一から構築・運営しなければいけなくなります。
ここで「mydomain.com」という専用ドメインを取得し、レンタルサーバの該当スペースに割り当てた
場合は、外部からの URL は常に「http://mydomain.com/」となるため、訪問者はそこからアクセスさ
れるレンタルサーバサービスやネイティブのアドレスは全く意識する必要がなく、既存のアクセスや
検索エンジンのインデックスや被リンクもそのまま引き継ぐことができます。
●おすすめ格安ドメインサービス:
ムームードメイン:http://muumuu-domain.com/
バリュードメイン:https://www.value-domain.com/
※バリュードメインは、XREA、CORESERVER と同一会社のサービスのため、これらのレンタル サーバ
を契約している場合はサーバもドメインも一括で管理がしやすいため、バリュー ドメインをお勧
めします。
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2.3 レンタルサーバスペースへのドメインの割り当て
サーバスペースをレンタルし、ドメインを新規で取得した場合、まずは WordPress 本体や各種ファイ
ルを置くサーバ上の任意のフォルダを決めます。
ウェブブラウザで取得したドメイン(例えば http://mydomain.com/)にアクセスした場合、ここで決め た
サーバ上の任意のフォルダ(例えば/myid/public_html/mysite/など)を参照するように設定します。
このドメインの割り当て作業は、各種ドメインサービスやホスティングサービスによって操作方法や
手順が異なりますので、詳細は各サービスにてご確認いただき、ドメインサービスやホスティングサ
ービスの管理画面にアクセスして割り当て作業を行ってください。
一般的には、DNS レコード(ドメインとサーバの割り当て、転送)の設定、ネームサーバ(ドメインが名
前解決に参照する専用のサーバ)設定などを行います。
【ドメインの割り当てによる通信動作のイメージ】
●レンタルサーバのアドレス:
レンタルサーバ内で
yourrental.server.com
さらに参照先となる
フォルダへ転送
●レンタルサーバ上のフォルダ
/myid/public_html/mydomain/
WordPress がある場所
割り当てられたレンタルサーバの
アドレスへ転送
●DNS(Domain Name Service)サーバ
(サーバとドメインの名前解決)
http://maydomain.com/
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へのアクセス
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2.4 データベースの作成
レンタルサーバスペースを確保し、サーバ上の任意のフォルダとのドメインのマッチング作業が完了
し、対象とするドメイン(URL)でブラウザから正常にアクセスできることが確認できたら、次に
WordPress の記事データやアカウント情報などのあらゆるデータを保持するためのデータベースを作
成します。
ほとんどのレンタルサーバでは、既にデータベースシステムが利用できる状態で提供されています。
本書では、データベースとして MySQL データベースを利用することを前提とします。
MySQL データベースは、レンタルサーバによって 1 アカウントに 1 つまでと決められている場合もあ
れば、1 アカウントでも規定の数だけデータベースを作成できる場合があります。
例えば、さくらインターネットでは 1 アカウントにつき 1 つのデータベースのみが利用できるのに対
し、XREA では 5 個まで、CORESERVER では無制限の MySQL データベースを作成して利用できます。
【メモ】
データベースの数は、WordPress で構築するサイトごとで必要となるわけではありません。
1 つのデータベースにて、複数の WordPress(サイト)用のデータを保持し、運用することが出来ます。
※1 つの WordPress のデータは、決められた名前の”テーブル”という概念の集まりで管理されます。
ただし、1 つのデータベース内に膨大な数の WordPress 用のデータを保持したり、他の用途でもデー
タベースを頻繁に共有して使う場合や、サイトのアクセス状況によっては、データベースの不整合が
発生したり、レスポンス低下に陥る可能性があります。
この場合は、同一データベース内にデータを持つサイト全てが影響を受けることになりますので、1
つのデータベース内で運用する WordPress の数は、これらの要因を総合的に考慮して決定する必要が
あります。
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参考までに、CORESERVER(XREA も同様)と、さくらインターネットでの各コントロールパネルからの
MySQL データベースの作成方法を示します。
CORESERVER コントロールパネルからのデータベース作成(XREA
兼用)
コントロールパネルからのデータベース作成
兼用
1. 管理メニューから「データベース」を選択します。
2. ラジオボタンにチェックを入れ、データベース名兼ユーザ名とパスワードを入力します。
3. 文字コードから「UNICODE」を選択します。
4. 「作成」ボタンをクリックし、データベースを作成します。
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さくらインターネットのコントロールパネルからのデータベース情報確認
さくらインターネットの場合は、レンタルサーバ契約と同時に、既に新規で作成されたデータベース が
与えられているため、新たに作成する必要はありません。
MySQL データベースの情報は、契約時に受け取った契約情報に記載されています。
また、コントロールパネルからの以下の画面にて MySQL データベースの情報を確認することができま
す。
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2.5 WordPress のアップロード
MySQL データベースの作成まで完了したら、いよいよ WordPress のファイルをアクセス先となるサー
バ上の任意のフォルダにアップロード(転送)します。
WordPress 日本語ローカルサイトよりダウンロードした WordPress のアーカイブファイルを一旦解凍
します。
1.3 FTP クライアントソフトの入手にてダウンロードした FFFTP を使ってレンタルサーバのフォルダ
にアクセスし、解凍して展開されたファイルをサイトの参照先となるフォルダへ全てアップロードし
ます。
FFFTP で接続したサーバ上のフォルダ
解凍した WordPress のファイル
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2.6 .htaccess ファイルの作成(PHP
が Safe mode のサーバの場合限定)
ファイルの作成
のサーバの場合限定
XREA や CORESERVER のように PHP がセーフモードの環境で動作するレンタルサーバの場合、そのまま
では WordPress のセットアップ作業が複雑になり、運用が始まってからも各種プラグインの自動アッ
プデートが出来ないなど、様々な制限が発生します。
サーバや WordPress の仕組みに関する知識がある場合は、手間は必要ですがセーフモードのままの運
用でも構いません。
※セーフモードは PHP 5.3.0 で非推奨となり、PHP 6.0.0 で削除されます。
しかし、本書ではなるべく手間を省いて WordPress のインストールと運用が行えることを目的とする
ため、ご利用のサーバでセーフモードがオンの場合、これをオフにして WordPress におけるセーフモ
ードによる制限を回避します。
セーフモードの制限を回避するには、以下の手順にてご利用のサーバの PHP を CGI 版として動作させ
るようにします。
これには、Web サーバの動作や機能を必要に応じて制御するための「.htaccess(ドット エイチティー
アクセス)」という制御ファイルを規定の書式に従って記述し、作成します。
【.htaccess の設置方法】
1. ノートパッドなどのテキストエディタにて、以下の記述をし、「htaccess」という名前でテキスト
ファイルを作成(下記内容のテキストファイルのサンプルを配布しています)。
※ファイル名の先頭に「.」を付けて(リネーム)保存することが出来ない場合がありますので、ま
ずは「.」なしの「htaccess」というファイル名で作成・保存します。
※エックスサーバーの場合はサンプルの「.htaccess」を使用しないでください。 ユーザーズサ
イトにて配布している.htaccess のサンプルは次ページにて示しています。
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<files async-upload.php>
AddHandler application/x-httpd-php5cgi .php
</files>
<files plugin-install.php>
AddHandler application/x-httpd-php5cgi .php
</files>
<files update-core.php>
AddHandler application/x-httpd-php5cgi .php
</files>
<files update.php>
AddHandler application/x-httpd-php5cgi .php
</files>
<files admin.php>
AddHandler application/x-httpd-php5cgi .php
</files>
<files options-general.php>
AddHandler application/x-httpd-php5cgi .php
</files>
<files theme-editor.php>
AddHandler application/x-httpd-php5cgi .php
</files>
# BEGIN WordPress
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
</IfModule>
# END WordPress
FileETag MTime Size
<ifmodule mod_expires.c>
<filesmatch "\.(jpg|gif|png|css|js)$">
ExpiresActive on
ExpiresDefault "access plus 1 year"
</filesmatch>
</ifmodule>
.htaccess のサンプル(※PHP がセーフモードのサーバーの場合)
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2. 作成した「htaccess」ファイルを WordPress を転送したサーバ上のフォルダ直下へ FTP でコピー。
AddHandler application/x-httpd-php5cgi .php
# BEGIN WordPress
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
ドラッグ&ドロップ
RewriteBase /services/
RewriteCond %{REQUEST_FILENAM
E} !-f
FFFTP の画面
RewriteCond %{REQUEST_FILENAM
E} !-d
RewriteRule
.
/services/index.php [L]
</IfModule>
作成した htaccess
3. 「htaccess」を「.htaccess」にリネーム。
転送した「htaccess」を選択し、右クリックメニューから「名前変更(N)…」を実行します。 テ
キストボックスに「.htaccess」と変更して「OK」ボタンを押し、リネームします。
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3 WordPress のインストール
ここまで完了したら、いよいよ WordPress のインストールを開始します。
Web ブラウザから、WordPress のファイルをアップロードしたフォルダの URL
(例: http://mydomain.com/、http://mydomain.com/wpdir/など)にアクセスします。
3.1 設定ファイルの新規作成
WordPress を設置した URL にアクセスすると、まず上図の画面が表示されます。
「設定ファイルを作成する」ボタンをクリックして、基本となる設定ファイル(wp-config.php)の新規
作成を行います。
【メモ】
ご利用のサーバの仕様によっては、WordPress をアップロードしたフォルダに書き込み権限がない場
合、WordPress によって設定ファイルが作成できずにセットアップが継続できないことがあります。
そのような場合は、予め FTP クライアントの機能を利用して、WordPress を設置したサーバ上のフォ
ルダに書き込み権限(777 または 707 など)を与えてからインストール作業を行ってください。
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3.2 データベース情報の確認
設定ファイルの作成には、既に WordPress 用に作成(または用意)してあるデータベースの情報を記録
する必要がありますので、それらの情報を用意します。
「次に進みましょう!」ボタンをクリックして次に進みます。
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3.3 データベース情報の入力
用意した WordPress 用のデータベースの名前、ユーザ名、パスワードを入力します。 データベースの
ホスト名は、さくらインターネットの場合は“localhost”にはデータベースがありま せんので、契
約時に通知されたデータベースサーバ名を正しく入力してください。
テーブル接頭辞とは、今回インストールする WordPress サイトで使用するデータベーステーブルであ
ることを識別するための、テーブル名の先頭に付ける ID のようなものです。 ここで使用するデータ
ベースで複数の WordPress をインストールする場合は、全て異なるテーブル接 頭辞にする必要があ
ります。
デフォルトは「wp_」となっています。
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3.4 WordPress のインストール
初期のログインユーザー
(管理者)情報
管理者用のメールアドレス
※後で変更可能です。
後で管理画面から変更可能
です。
ブログのタイトル、サイト管理者用のユーザ名、ログインパスワード、さらに現在有効なメールアド
レスを入力します。
検索エンジンにインデックスされるためには、
「このブログを Google や Technorati などの検索エンジ
ンに表示されるようにする。
」チェックボックスにチェックを入れておきます。
【メモ】 ここで入力したブログのタイトル、管理者用メールアドレス、検索エンジンインデッ
クス対象の有無 は WordPress インストール後に、管理画面からいつでも変更が可能(後述)です。 サ
イト名がまだ確定していないような場合は、とりあえず適当なサイトの名前でも構いません。
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サーバ側で自動的にインストールが行われ、完了すると上図のように、WordPress の管理画面にアク セ
スするためのユーザ情報が表示されます。
パスワードは直前に設定した文字列です。
設定したユーザ名(admin)とパスワードにて、WordPress の管理画面にログインします。 ここまで
で WordPress のインストール自体は完了です。
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3.5 管理画面の構成
インストールが完了し、WordPress の管理画面にログインすると、最初に上図の画面(ダッシュボード) が
表示されます。
WordPress の管理画面の構成は、左側にサイドバーがあり、ここにはブログに関する全ての操作を呼 び
出すためのメニューがあります。
ブログの投稿、編集、削除、テーマの変更、プラグインの管理、その他全ての設定はブロック分けさ
れたこのサイドバーから該当のメニューを呼び出して、制御を行います。
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4 WordPress の基本セットアップ
WordPress のインストールが完了したら、WordPress で本格的にサイトを構築していくための最初のセ
ットアップを行います。本書では、ごく基本的な設定のみに限定して解説します。
【※】 本書で行うセットアップ作業については、あくまで基本レベルであり、各作業の必要有無と他
に必要な セットアップ作業の有無については個々で判断する必要があります。
4.1 ログインパスワードの変更(推奨)
インストール完了時に自動生成されたパスワードは、セキュリティ上の面から変更されることをおすす
めします。
ログインパスワードを変更する場合は、左サイドバ
ーから「ユーザ」
「ユーザ」⇒
「ユーザ」 ⇒ 「あなたのプロフィール」を選
「あなたのプロフィール」
択します。
画面の下に、
「新しいパスワード」の入力欄があります。ここに変更後のパスワードを入力し、
「プロフ ィ
ールを更新」ボタンで変更を完了させます。
※パスワードは以後のログインから必要となります。必ずメモしておいてください。
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4.2 ビジュアルエディタの無効化(推奨)
チェック
同じくプロフィール画面の上にある「個人設定」項目にて、
「ビジュアルエディタを使用しない」にチ
ェックをしてこの機能を無効にします。
ビジュアルエディタとは、HTML タグを意識せずに、ワープロソフトのように太字、フォントカラーなど
の文字装飾や画像の表示を見たまま編集できる初心者向けの記事編集機能です。
図:ビジュアルリッチエディタ
この機能は、HTML タグを意識せずにビジュアル的に編集できるため、一見便利にみえますが、一部のプ
ラグインとの干渉が発生する場合があるほか、意図しないタグ、または無意味な HTML タグが埋め込ま
れてしまう可能性がありますので、一般的には無効化されることが望ましいとされています。
また、今後 Web サイトを構築する上で、HTML タグが分からない(ソースが読めない)まま運営することは
タブーであり、ウェブサイトの管理者として全ての面においてデメリットとなります。
HTML タグはとても簡単な構文であり、慣れてしまえば通常のテキスト編集の方がずっと扱いやすくなり
ますので、ビジュアルエディタ機能は無効にされることを強く推奨します。
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4.3 一般設定
サイトに関する基本情報を設定します。
左のサイドバーから「設定」⇒「一般」を選択しま
す。
WordPress をインス
トールした URL
実際のサイトの URL
「一般設定」で最初に変更が必要な項目は、ブログのタイトル(サイト名)、キャッチフレーズ(サイ
トの内容についての簡単な説明文)について正式なものに設定しておきます。
さらに、WordPress をインストールしたフォルダと実際のサイト用の URL が異なる場合は、
“WordPress の
アドレス”と“ブログのアドレス”を HTTP 形式で必ず指定しておきます。
その他の項目は、初期状態のままでも特に構いません。必要に応じて変更してください。
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4.4 投稿設定
次に投稿機能に関する設定を行います。
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4.5 表示設定
次にブログの表示に関する基本的な設定を行います。
サイドバーの「設定」⇒「表示設定」を選択します。
トップページの表示方法は最新
の記事を順番に表示(初期値)
トップページの表示方法を任意
のページに固定する場合に選択
メインページやカテゴリー
ページなどのアーカイブペ
ージで表示される ページ
毎の記事表示数
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4.6 ディスカッション設定
次に、トラックバックや記事へのコメントに関するディスカッション設定を行います。
サイドバーの「設定」⇒「ディスカッション」を選択します。
記事内でリンクしたページに自動
トラックバックを送信をするか
記事へのトラックバックと
コメントを受け付けるか
コメントに関する制限や表示
方法、その他制御方法を指定
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4.7 パーマリンク設定(※
パーマリンク設定(※重要)
重要
次に、アーカイブや記事ページの URL の表示形式を決めるパーマリンク設定を行います。
サイドバーから「設定」⇒「パーマリンク設定」を選択します。
パーマリンク設定は、カテゴリや記事ページの URL の表示方法を決めるもので、ここで最初に決めた
運用方法にて以後は検索エンジンにサイト上のあらゆる URL がインデックスされるため、内部 SEO の
観点からは非常に重要な項目です。
例えば、運用を開始してある程度経過してから途中で変更した場合、各記事の URL が瞬時に全て変更
されるため、それまでの URL では全てアクセスできなくなります。
また、記事の URL はデフォルトの php のパラメータを示す記号(?, &, =等)の状態や日付を表す数値で
の URL よりも、
「http://mydomain.com/カテゴリ名/記事タイトル名/」といった形式で生成される方が
検索エンジンにとって記事の内容を解釈させる上で親和性(内部 SEO 効果)があり、訪問者にとっても
URL を見ただけでどんなコンテンツなのかが分かりやすくなる、といったメリットがあります。
上記のように、カテゴリ名と記事タイトルを URL に自動的に変換するには、パーマリンク設定の“カ
スタム構造”にて以下のように入力して登録しておきます。
/%category%/%postname%/
この場合、
「mycategory」カテゴリに「posttitle」という記事タイトルで投稿した場合に生成される
記事の URL 例は、
「http://mydomain.com/mycategory/posttitle/」となります。
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WordPress 基本操作マニュアルのダウンロード
「WordPress インストール&セットアップマニュアル」をご覧頂いた方々に、より詳細な WordPress
の「基本操作マニュアル(全
「基本操作マニュアル(全 38 ページ)」を弊社サポート/ダウンロードセンターにてご提供させ
ページ)」
て頂きます。
また、「レスポンシブ WEB サイト」の構築や「レスポンシブ EC サイト」の運営をスピーディー且つ
円滑に推進するためのホットなノウハウやコンテンツを弊社メンバーズエリア内(サポート/ダウン
ロードセンター)にてご提供させていただきます。
是非とも弊社メンバーズエリアへの「無料登録」
「無料登録」をご活用頂き、ウェブマスターとして皆様のご活躍
「無料登録」
にお役に立てますことを心より願っております。
※「基本操作マニュアル(全 38 ページ)」の取得は下記
http://www.trueselflab.sakura.ne.jp/vd/entry/e/wVjS3ie18QDGwyjt/
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