ZU-500W(X2)オーナーズマニュアル[PDF:812KB]

7.電源ユニットの起動
9.トラブルシューティング
■電源ユニット起動前の確認 (重要)
■製品が正しく動作しない場合は以下の項目をご確認ください。
電源ユニットを起動する前に、お使いのPCケースおよび接続機
器等に添付された取扱説明書の指示・警告をご確認ください。
①ACコンセントケーブルが正しく接続され、電源ユニットのメインパワ
ースイッチが「ON」
になっていますか?
②電圧切替スイッチは「115V」に設定されていますか?
電源ユニットを起動する前に、必ず次の確認を行なってくださ
い。
誤った設定、接続のままご使用になると電源ユニットや接続機
器等を破損する恐れがあります。
①電源ユニットのメインパワースイッチの表示が「OFF」になっているこ
とを確認します。
※表示が「ON」になっている場合は「OFF」に切り替えてください。
②電圧切替スイッチが「115V」になっていることを確認します。
※表示が「230V」になっている場合は「115V」に切り替えてください。(日
本国内使用時)
③マザーボードや接続機器等への配線に誤りがないか再確認します。
④PCケースのパワースイッチケーブルコネクタがマザーボードに正しく
接続されていることを確認します。
※PCケースのパワースイッチケーブルコネクタは、
お使いのPCケースお
よびマザーボードの取扱説明書の指示に従い、
正しく接続してくださ
い。
■ACコンセントケーブルの接続
端子の形状、向きを確認の上、ACコンセントケーブルの一端を電源ユニ
ット背面の挿込口に挿し込み、もう一端をコンセントに挿し込みます。
③24(20+4)ピンメインパワーケーブルコネクタはマザーボードに正しく
接続されていますか?
④各接続パーツにパワーケーブルコネクタが正しく接続されていますか?
⑤PCケースのパワースイッチケーブルコネクタはマザーボードに正しく
接続されていますか?
上記の確認を行っても電源が正常に動作しない場合は、弊社カスタマー
サポートまでお問い合わせください。
PC用電源ユニットは単体では起動しない設計になっています。
不具合ではありませんので各デバイスを接続後、動作確認を行
なってください。
(お客様登録フォームURL)
※はがき、
FAXでのご登録をご希望されるお客様は、
弊社カスタマーサポート
までお気軽にお申し出ください。お客様登録用紙を速やかにお送り
いたします。
(お問い合わせ先)e‑mail:[email protected] tel:03‑5858‑3936
・本書は2006年8月現在の製品仕様をもとに作成されています。
・製品の仕様は将来改良のため予告なく変更する場合があります。
・本書に使われている製品のイラストはイメージです。
・最新の情報、保証規定等は、弊社ホームページおよび米国ZUMAXのホームページに随時
更新されておりますので、定期的にご確認ください。
■日本総販売元 アビー株式会社ホームページ (URL)http://www.abee.co.jp/
■開発元 米国ZUMAXホームページ (URL)http://www.zumaxpower.com/
メインパワースイッチ
OFF /
ON
8.ターボファンスイッチ
クーリングファンの回転数を変更
したい場合は、電源ユニット背面に
搭載されたターボファンスイッチ
をご使用ください。高速回転、低速
回転の2段階の切り替えが可能です。
ターボファン
スイッチ
※クーリングファンの回転数は
「4.スペック」をご参照ください。
電源ユニット背面
OWNERS MANUAL P.4
1.ご注意
2.パッキングリスト
3.各部の名称および外形寸法
4.スペック
5.コネクタピンアサイン
6.電源ユニットの取り付けと
コネクタの接続
セキュリティについて SSL(Secure Socket Layer)暗号化通信
「 お 客 様 登 録 」で は 、お 客 様 の す べ て の 通 信 内 容 に 対 し て 、
SSL(Secure Socket Layer)テクノロジーによる暗号化を施し、
セキュリティの強化に努めております。
います。
【 ONの状態 】
目次
http://www.abee.co.jp/Support/Owner/
・本書は米国ZUMAXの製品仕様書およびその他の情報をもとにアビー株式会社が作成して
起動前の確認およびACコンセント
ケーブルの接続が終ったら、電源ユ
ニット背面のメインパワースイッ
チを「ON」に切り替え、PCケース前面
のパワースイッチを押し、電源ユニ
ットを起動させてください。
こ のた びは 本 製品 をお 買 い上 げい た だき 誠に あ りが とう ご ざい ます 。
本書は、本製品の機能および取り扱いに関する注意事項の説明をいたします。
製 品を ご使 用 にな る前 に 必ず お読 み くだ さい 。
弊社では、お買い上げいただいた製品を末永く快適にお使いいただくた
め、すべてのオーナー様に「お客様登録」をお願いしております。
弊社ホームページの「お客様登録フォーム」よりご登録ください。
・本書に記載された規格名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
■電源ユニットの起動
OWNERS MANUAL
10.お客様登録について
11.本書について
ACコンセントケーブルの端子は奥までしっかりと挿し込んでく
ださい。
接続が不完全なままご使用になると、PCの動作が不安定になっ
たり、電源ユニットや接続機器等を破損する恐れがあります。
ZU-400W(X1 Series) / ZU-500W(X2 Series)
1.ご注意
7.電源ユニットの起動
8.ターボファンスイッチ
9.トラブルシューティング
10.お客様登録について
11.本書について
2.パッキングリスト
お使いになる人や他の人への危害、財産への損害を未然に防止するため、
以下の内容を必ずお守りください。
本製品には次のものが含まれています。欠品またはご不明な点があり
ましたら、弊社カスタマーサポートまでお問い合わせください。
・作業を行なう前に、必ず電源をオフにしてACコンセントケーブルのプラグをコンセン
トから抜いてください。感電や故障等の原因になります。
・本製品の仕上げには万全を期しておりますが、作業を行なう際は手袋などを使用し、
けが等に十分ご注意ください。
・電源オフ直後のパソコン本体には高温の部分があります。やけど等に十分ご注意くだ
さい。
・お使いになる前に、電圧切替スイッチの表示が「115V」になっていることを必ずご確
認ください。(日本国内使用時)
・本製品はパソコン用電源ユニットです。医療設備や機器、航空宇宙設備や機器、原子力
設備や機器、輸送設備や機器、人命に関わる設備や機器、高度な信頼性を必要とする設
備や機器としての使用、また、これらに組み込まれての使用は意図されておりません。
・本製品は日本国内での使用を前提にしています。日本国外で使用された場合の直接、
間接の損害について弊社は一切責任を負いません。
・濡れた手でさわらないでください。感電や故障等の原因になります。
・ACコンセントケーブルのプラグを破損するようなことはしないでください。(加工し
たり、熱器具に近づけたりしないでください。)感電、火災、ショート等の原因にな
ります。
・内部に金属物を入れたり、水などの液体をかけたり濡らしたりしないでください。シ
ョートや発熱により、感電、火災、故障等の原因になります。
・分解、改造をしないでください。内部には電圧の高い部分があり、感電等の原因にな
ります。(封印ステッカーを開封した場合、保証の対象になりません。)
・雷が鳴り出したら、電源をオフにしてACコンセントケーブルのプラグをコンセントか
ら抜いてください。感電や故障等の原因になります。
・ACコンセントケーブルのプラグにたまったほこり等は定期的にお取りください。湿気
等で絶縁不良となり、火災等の原因になります。
・ACコンセントケーブルのプラグは根元まで確実に挿し込んでください。挿し込みが不
完全ですと、感電や発熱による火災等の原因になります。(傷んだプラグ、ゆるんだ
コンセントは使わないでください。)
・本機の上に重いものを載せたり、乗ったりしないでください。倒れたり落下すると、
けがや製品の故障等の原因になります。また、重量で外装ケースが変形し、内部部品
が破損すると、火災、故障等の原因になります。
・煙や異臭、異音が出たときはすぐにご使用を止め、電源をオフにしてACコンセントケ
ーブルのプラグをコンセントから抜いてください。そのまま使うと感電、火災等の原
因になります。(弊社カスタマーサポートまでご相談ください。)
・異常に温度が高くなるところに置かないでください。外装ケースや内部部品が劣化す
るほか、火災等の原因になります。
・油煙や湯気の当たるところ、湿気やほこりの多いところに置かないでください。火災
や感電、故障等の原因になります。
・お手入れの際はベンジン、シンナー、アルコールなどの溶剤を使わないでください。
外装ケースが変質したり、故障等の原因になります。
・幼児の手の届くところに置かないでください。
① 電源ユニット本体
② ACコンセントケーブル
③ 固定用ネジ×5
④ ケーブルバンド
上記のご注意事項のほか、本製品をご使用の前には必ずハードウェア保証書をご一読く
ださい。
⑤ オーナーズマニュアル
3.各部の名称および外形寸法
各部の名称および外形寸法は、パッケージの背面をご確認ください。
4.スペック
■入力条件
・AC95V〜132VまたはAC190V〜264Vをスイッチ切替
・AC周波数47Hz〜63Hz
■保護装置
・ショート防止回路
・過電流・過電圧保護回路
・シグナルコントロールカード
裏面(P.2)へ続く >>
OWNERS MANUAL P.1
PAP-0053 Rev.2.0
(改訂版 )
■ターボファンスイッチ
6.電源ユニットの取り付けとコネクタの接続
・高速回転または低速回転をスイッチ切替
高速回転時
低速回転時
約1680rpm
約1980rpm
スマートファンコントロール
機能により回転数を自動制御
■電圧出力、電流出力
Output Rails
Max.Current
Max.Combined
Total
Peak
ZU‑400W ATX12V Ver.2.01
+3.3V
+5V
+12V1 +12V2
20A
20A
22A
35A
240W
210W
380W
450W
Output Rails
Max.Current
Max.Combined
Total
Peak
ZU‑500W ATX12V Ver.2.01
+3.3V
+5V
+12V1 +12V2
20A
20A
28A
46A
384W
230W
480W
550W
■ケーブル、コネクタ
‑5V
0.5A
2.5W
‑5V
0.5A
2.5W
‑12V
0.8A
9.6W
20W
+5Vsb
2.5A
12.5W
‑12V
0.8A
9.6W
20W
+5Vsb
2.5A
12.5W
ケーブル、コネクタの種類・数量・寸法等は、パッケージ背面をご確認
ください。
5.コネクタピンアサイン
■24(20+4)ピンメインパワーコネクタ
Pin1
Pin13
+3.3VDC
+3.3VDC
COM
+5VDC
COM
+5VDC
COM
PWR_OK
+5V_SB
+12V1DC
+12V1DC
+3.3VDC
+3.3VDC
-12VDC
COM
PS_ON/OFF
COM
COM
COM
-5VDC
+5VDC
+5VDC
+5VDC
COM
■プロセッサ用8(4+4)ピン12Vコネクタ
Pin1
Pin5
COM
COM
+12V2DC
+12V2DC
COM
COM
+12V2DC
+12V2DC
■4ピンペリフェラルコネクタ
Pin4
+12V1DC
COM
COM
Pin1
+5VDC
■SATAコネクタ
Pin15
+12V1DC
COM
+5VDC
COM
①お使いのPCケースの取扱説明書の指示に従い、PCケースのカバーを
取り外します。
②電源ユニットの吸気ファンを下
向きにし(注)、メインパワースイッ
チがPCケース背面の開口部から
出るように搭載します。
【 20ピンタイプ 】
(注)電源ユニットを上部に取り付ける仕様
の一般的なタワー型PCケースの場合
①電源ユニットの12Vケーブルコネクタをマザーボードに接続します。
まずは、お使いのマザーボードの12Vコネクタが4ピンタイプか8ピンタ
イプかをご確認ください。
■コネクタ接続前の確認 (重要)
各パワーコネクタの接続をする前に、必ず次の確認を行なって
ください。
誤った設定のままご使用になると電源ユニットや接続機器等を
破損する恐れがあります。
①電源ユニットのメインパワース
イッチの表示が「OFF」になってい
メインパワー
ることを確認します。
【 OFFの状態 】
スイッチ
ON
OFF
電源ユニット背面
【 115Vの状態 】
電圧切替
スイッチ
Pin4
Pin1
Pin4
+12V1DC
+12V1DC
+12V1DC
COM
COM
COM
※ZU‑400Wに6ピンPCI Expressコネクタは含まれません。
■ファンコントロールコネクタ(4ピン)
Pin4
+12V1DC
①電源ユニットのメインパワーケーブルコネクタをマザーボードに接続
します。
まずは、お使いのマザーボードのメインパワーコネクタが20ピンタイ
プか24ピンタイプかをご確認ください。
【 20ピンタイプ 】
メインパワー
コネクタ
【 24ピンタイプ 】
②マザーボードのメインパワーコネクタのタイプに電源ユニットのメイ
ンパワーケーブルコネクタを合わせます。
20ピンタイプのマザーボードをお使いの場合は、24(20+4)ピンコネク
タの4ピンを外してお使いください。
24ピンタイプのマザーボードをお使いの場合は、24(20+4)ピンコネク
タの4ピンを結合した状態でお使いください。
前方にスライドさせる
前方にスライドさせる
※ZU‑400Wに6ピンPCI Expressコネクタは含まれません。
■ファンコントロールケーブルコネクタの接続
本製品には、ケースファンのスピードを
電源ユニットのクーリングファンに連動
させることにより、システム全体の静音
性を高めるファンコントロールケーブル
コネクタが装備されています。
①お使いのケースファンのコネクタ形状を
ご確認ください。
b
【 4ピンタイプ 】
【 8ピンタイプ 】
③電源ユニットの12Vケーブルコネクタとマザーボードのコネクタの向
きを確認の上、
ツメがロックされるまでしっかりと挿し込んでください。
■ファンコントロールコネクタ(3ピン)
【 20ピンタイプ 】
【 4ピンタイプ 】
【 3ピンタイプ 】
ファンコントロールケーブルコネクタ
②コ ネ クタ の 向 き を確 認 の 上 、ツ メ が
ロックされるまでしっかりと挿し込んで
ください。
【 4ピンタイプ 】
【 8ピンタイプ 】
■ストレージデバイスへのコネクタ接続
SATAコネクタの接続
SATAコネクタ対応のストレージデ
バイスに電源ユニットのSATAケー
ブルコネクタを接続します。
コネクタの向きを確認の上、奥まで
しっかりと挿し込んでください。
4ピンペリフェラルコネクタの接続
4ピンペリフェラルコネクタ対応の
ストレージデバイスに電源ユニッ
トの4ピンペリフェラルケーブルコ
ネクタを接続します。
コネクタの向きを確認の上、奥まで
しっかりと挿し込んでください。
COM
OWNERS MANUAL P.2
②マザーボードの12Vコネクタのタイプに電源ユニットの12Vケーブルコネク
タを合わせます。
4ピンタイプのマザーボードをお使いの場合は、
8(4+4)ピ
ンコネクタを下図のように分割し、
bのコネクタをお使いください。
(aのコネクタは物理的に挿さりません。
)
8ピンタイプのマザーボードをお使いの場合は、
コネクタを分割せず8ピン
コネクタの状態でお使いください。
必要に応じて( PCI Express対応のVGA
カードをお使いになる場合)6ピン
PCI ExpressケーブルコネクタをVGA
カードに接続します。
コネクタの向きを確認の上、奥まで
しっかりと挿し込んでください。
ストレージデバイスへのコネクタ接続の際は、
コネクタの向きに
十分ご注意の上、
正しく接続してください。
誤ったコネクタ接続の状態でご使用になると配線等が発火し、
電源ユニットや接続機器等を破損する恐れがあります。
Pin1
+12V1DC
COM
【 8ピンタイプ 】
■PCI Express対応VGAカードへの接続
24(20+4)ピンメインパワーケーブルコネクタの接続
+5V DC
COM
COM
+12V1DC
■6ピンPCI Expressコネクタ
プロセッサ用
12Vコネクタ
1本のパワーケーブルに複数のストレージデ
バイスを接続する場合は、図の番号順にコ
ネクタを接続することをおすすめします。
接続するストレージデバイス同士が離れて
いる場合は、②コネクタを飛ばして接続し
ても動作に支障はありません。
■マザーボードへのコネクタ接続
■FDDコネクタ
Pin1
FDDに電源ユニットのFDDケーブル
コネクタを接続します。
コネクタの向きを確認の上、奥まで
しっかりと挿し込んでください。
電源ユニット背面
+3.3VDC
Pin1
【 4ピンタイプ 】
a
②電圧切替スイッチが「115V」にな
っていることを確認します。
※表示が「230V」になっている場
合は「115V」に切り替えてくだ
さい。(日本国内使用時)
【 24ピンタイプ 】
プロセッサ用8(4+4)ピン12Vケーブルコネクタの接続
③付属の固定用ネジを使い、電源ユ
ニットとPCケースをしっかりと
固定します。
※表示が「ON」になっている場合
は「OFF」に切り替えてください。
※「O N」への切り替えはパワーコ
ネクタをすべて接続した後に
行ないます。
FDDコネクタの接続
コネクタの向きにご注意ください。
115
ZU‑400W
ZU‑500W
■電源ユニットの取り付け
③電源ユニットのメインパワーケーブルコネクタとマザーボードのコネ
クタの向きを確認の上、ツメがロックされるまでしっかりと挿し込ん
でください。
【 24ピンタイプ 】
裏面(P.4)へ続く >>
OWNERS MANUAL P.3
PAP-0053 Rev.2.0
(改訂版 )