3D アニメーション作成 S051191 諸橋 克則 1.研究の動機と目的 2006 年度の専門ゼミナール(抄録集)を読んで、CG アニメーションに興味を持ち、CG アニメ ーションの作品を作ってみたいと考えた。そして、図書館で Java3D グラフィクスの本を見つ けて、より立体的なアニメーションを作ってみたいと考え、その本で勉強すると3D アニメー ションについて、より面白さを感じた。 今回の目的は、3D アニメーション作成とアニメーションの中で視点の変化と光の方向、音 や背景を取り入れる事で、簡単なシミュレーションにしていく事である。 2.方法(ソフトウェアの制作について) Java3D グラフィックスの本を参考にして、Java3D SDK をサイトからダウンロードして行 った。又、Saiga3D クラスライブラリ・VRML ファイルローダは、CD-ROM からインスト ールして、Eclipse 環境による Applet を使って行った。 Java3D の特徴は、Java3D パッケージと Saiga3D クラスを利用して、メインクラスによる オブジェクト生成とメソッドを定義していく事で描かれている。 3.結果 2つの3D アニメーションを作成して、1つめは、雪だるまが島の上を飛んでいるアニメー ションである。特徴は、副画面によって雪だるまが上からみた光景を映している。 2 つ目は、船が森の上を飛んでいるアニメーションでボタンを利用する事によって視点が変 化する。そして、数字を決める事で、霧の環境に変化する。 4.結論と今後の課題 今回は、音・光を出す事、背景設定、アニメーション、視点の変化、マウスを使って、拡大や 移動、回転を実現する事が出来たので、簡単なシミュレーションになった。しかし、霧の設定 を MyTouchSensor クラスから利用して、球によって、霧の ON と OFF の設定をしたかった が、上手く球を表示する事が出来なかった。そして、光の方向を任意に指定する事や音の強弱 を実現させたかったが、実現出来なかった。今後は、3D アニメーションの知識を発展させて、 3D ゲーム作成にしていきたい。 ※参考文献(Saiga3D クラス・画像・音・ファイルを引用) ・-Web 上で動く3DCG-Java3D グラフィックス-基礎から立体アニメーションまで 広内 哲夫=著 有限会社セレンディップ(出版社) 2004 年 7 月 20 日(出版日) (閲覧日:平成19年12月19日~平成20年1月6日)
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