2012 問 1 コ す場合 その コン 通常 この (2) ズを表 ずつ大 (4 で計算 は

2012
2 年度
問1
図書
書館・情報学
学概論 II 期 末テスト
以下の文を
を読み、(1)~(7)に あてはまる選
選択肢を選び
びなさい。
コンピュータや
やネットワー
ークにおいて
てデータサイ
イズや動作速
速度、通信速
速度などを数
数で表
合、基本とな
なる単位でそ
そのまま表す
すと非常に大
大きな桁数の
の数になるこ
ことが珍しくない。
す場合
そのような場合に
に、基本単位
位に対する倍
倍率を表すた
ために(1)がしばしば
ば用いられている。
ネットワーク
クの世界で用
用いられる(1)のうち、基本単位より
基
り大きなもの
ので、
コンピュータやネ
るものを小さ
さい方から並
並べると、K
K, M,(2),(3),P のよ
ようになる。
通常よく見かける
の(1)の倍
倍率について、動作速度や
や通信速度を
を表すために
に用いられる
る場合には、K,M,
この
(2),(3),P の順に(4)
の
倍ずつ大き くなっていくことがほと
とんどである
るが、データ
タサイ
表す場合には
は(4)に近
近い 2 のべき
き乗(2 をいくつか掛け合
合わせたもの
の)である(5)倍
ズを表
ずつ大
大きくなって
ていく使われ
れ方もあり、 注意が必要
要である。
(4
4)倍ずつで
で計算した(
(1)と、(5) 倍ずつで計
計算した(1)とのずれを
を以下の式
で計算
算するとすれ
れば、補助単
単位が K の場
場合には(6
6)%の違いで
であるが、M
M の場合には
は違い
は(7
7)%となり、一般に大き
きな補助単位
位を用いるほ
ほどこの違い
いは顕著にな
なっていく。なお、
(6)と(7)の計
計算は小数点
点以下第 1 位
位までとし、第 2 位は四
四捨五入する
ること。
1)の選択肢
肢
(1
a. 拡張単位
位 c. 倍数単
単位
b. 補助単位
d. 非基
基本単位
e. 省略記法
f. 単位量
2)、(3)の選
選択肢
(2
a.
G
b.
I
d.
c. L
M
e.
f.
T
Q
(4
4)の選択肢
肢
a.
2
b.
10
1
c. 100
d.
250
1
c. 128
d.
256
10.0
d.
e.
1000
f. 10000
(5
5)の選択肢
肢
a.
4
b.
16
e. 1024
f.. 8192
(6
6)の選択肢
肢
a.
-22.1
b.
2.4
c.
21.9
e.
60.0
0
f.
1000.0
7)の選択肢
肢
(7
a.
-81.9
1
b. -22.1
c.
4.9
9
d.
9.9
9
e.
90
0.2
f.
1009.7
問 2 以下の文を読み(8)~(14)にあてはまる選択肢を選びなさい。
パソコンなどの画像表示装置として現在広く使われているものとして、
(8)と(9)が挙
げられる。同程度の表示面積で比較すると、
(8)は(9)よりも大きな奥行をもち重量も重
くなるため、
(9)の表示性能が向上してきた現在では(8)は次第に使われなくなってきて
いる。
表示装置の性能を表す指標はいろいろあるが、一般にパソコンを購入する際に考慮され
ることが多いのは(10)数である。これは解像度と言われることも多くなってきているが
本来は誤用であり、
(10)数とは画面に表示される総(10)数のことを指すもので、表示容
量とも呼ばれる。
(10)数はしばしば 1024×768 のように(11)方向×(12)方向の各(10)数、の形で
表わされる。例えば 1024×768 の(10)数の表示装置と、1280×600 の(10)数の表示装
置とでは総(10)数はそれぞれ 1024×768 が(13)、1280×600 が(14)であり、大きく
は違わないということもできるが、例えばデスクトップ PC で 1024×768 の(10)数を仮
定して作成された文書や画像の閲覧の際には、1280×600 の(10)数では(12)方向が表
示し切れないなどの問題が生じる可能性もあることも考慮しておくべきだろう。
(8)と(9)の選択肢
a.
LED
b.
CCD
c.
CMOS
d. LCD
e.
MAC
f.
CRT
(10)の選択肢
a. ビット
b. バイト
c. ドット
d. エッジ
e. ノード
f. チャンネル
(11)と(12)の選択肢
a.
縦
b. 順
c. 奥行
d 長さ
e. 横
f. 斜め
(13)と(14)の選択肢
a.
1792
b.
1880
c.
614400
d. 768000
e.
786432
f.
983040
問 3. 以下の文を読み(15)~(49)にあてはまる選択肢を選びなさい。
パソコンのソフトウェアは大きく分けると基本ソフトと(15)に分けられる。多くの(15)
から共通して利用される基本的な機能を提供し、コンピュータシステム全体を管理するソ
フトウェアを(16)といいパソコンの基本ソフトと呼ばれる。
(17)は(16)の大切な仕事
の一つである。一方、
(15)は、文書の作成、数値計算などある特定の目的のために設計さ
れたソフトウェアのことである。
コンピュータでデータ処理を行うには、どのような順序でどのような処理を実行するか
という指示をコンピュータに与える必要がある。
(18)は、処理を指示する命令を処理の順
番に並べたものである。人間が書いた(18)をコンピュータが理解できる機械語に変換す
るためのソフトウェアを(19)という。
(18)を記述する言語はいろいろな種類があり、C、
Visual Basic、Java などが普及している。(20)もホームページ作成用の言語である。
(15)~(17)の選択肢
a.
ワープロソフト
b.
d.
アプリケーションソフト
e. ファイル管理
c. ベーシック
一般ソフト
f. オペレーティングシステム
(18)~(20)の選択肢
a.
COBOL
b.
d.
言語プロセッサ
e.
プロトコル
変換モード
c.
HTML
f.
プログラム
問 4. 以下の文を読み(21)~(28)にあてはまる選択肢を選びなさい。
CPU は主記憶から命令を順次読み出し処理を実行していく。CPU の命令実行速度は概し
てその(21)周波数の大小で決まる。この(21)とは電子回路を規則正しく動作させるた
めの一定周波数の信号であり、毎秒の回数で表わされる。CPU の(21)周波数が2ギガヘ
ルツ(=(22) ヘルツ)の場合、仮に1命令が 5 クロックで実行されるとすると、この CPU
は毎秒(23)の命令を実行できることになる。(24)とは、
(25)を仮想的に主記憶として
扱えるようにした仕組みである。実際よりも主記憶を大きく見せることができるが、主記
憶の(26)が小さ過ぎると(25)へのアクセスが(27)なり処理が極端に遅くなる。CPU
内部では非常に高速に処理が行われるが、主記憶からのデータのアクセスが遅いため、全
体としてのデータ処理が遅くなる。そこで両者の間に主記憶より高速な(28)を設け、全
体としての性能の向上を図ることが行われる。
(21)の選択肢
a.
パルス
c. クロック
b. サイクル
(22)、(23)の選択肢
a.
2x106
b.
2x109
c.
40 万回
d.
1000 万回
e. 4億回
(24)、(25)(28)の選択肢
a.
高速ネットワーク
b.
CR-ROM
d.
ハードディスク
e. キャッシュメモリ
c. 仮想記憶
f.
MPU
f.
100 億回
(26)、(27)の選択肢
a.
容量
b.
遅く
c. 重量
d.
頻繁に
問 5 以下の文章を読み、空欄(28)~(46)に入る語句を下記の選択肢から選べ。
コンピュータ(computer)は日本語では(28)と訳され、その名が示す通りコンピュー
タは数値の「(29)」を行うための「(30)」である。逆の見方をすればコンピュータは数値
の(29)以外のことは基本的には行えない。このような説明を行うと、コンピュータは「文
字」、
「画像」
、
「音」、
「動画」といった一見数値には見えないものも扱うことができるではな
いかという反論が予想されるが、それらの「文字」から「動画」に至るまでコンピュータが
扱うデータは例外なくすべてコンピュータの内部では数値として扱われる。ここでは「文字」
と「画像」がコンピュータの中でどのように表現されるかについて説明する。
コンピュータは、コンピュータが扱うことができるすべての文字に異なった数値を割り当
てており、それらの一つ一つの文字とその文字に対応する数値を表したものを「(31)」と
呼ぶ。日本語の文章をコンピュータで表現する際には、一般的に(32)文字と呼ばれる「ア
ルファベット」、
「数字」
、
「記号」などを集めたものと、一般的に(33)文字と呼ばれる「ひ
らがな」、
「漢字」などを集めたものの 2 種類の(38)が使われている。前者は一般的に「(34)」
という(31)が使われ、1 つの文字を(35)バイトのデータで表現する。一方後者の(31)
には様々な種類があるが、Windows では「(36)」と「Unicode」の 2 つの(31)が標準的
に使われている。また、後者の(31)では基本的に一つの文字を(37)バイトのデータで
表現する。上記のことから「This is a pen」という文章は(ただし、「」の部分は文章の一
部として数えないこと)(38)バイト、「こんにちは」という文章は(39)バイトで表現さ
れることがわかる。インターネットのウェブページを表示した際に、たまに意味不明な文章
が表示されることがあるが、それは(40)な(31)を使って記述された文章を表示したた
めにおきる現象であり、この現象のことを(41)と呼ぶ。
画像はコンピュータにおいては色のついた小さな点の集まりで表現される。一つ一つの点
の色は(42)と呼ばれる光の三原色である「赤」と「緑」と「青」の 3 つの色を組み合わ
せることで表現でき、「赤」と「緑」と「青」の色の強さを数値で表現する。たとえば色の
強さを 0~100 の数値で表現した場合、
「赤 100、緑 0、青 0」では赤以外の色が存在しない
ので結果として「赤」を表すことになる。同様に「赤 100、緑 0、青 100」は(43)、
「赤 0、
緑 0、青 0」は(44)を表すことになる。最近の一般的なコンピュータ画像では、
「赤」
、
「緑」
、
「青」のそれぞれの色の強さを 1 バイトのデータで表現するため、一つの点の色を合計 3
バイトで表現することができる。1 バイトのデータでは 0~(45)までの数値を表現できる
ので、この方法では(45)*(45)*(45)=約(46)種類の色を表現することができる。
(28)~(30)の選択肢
a. パソコン
b. 計算機
c. 個人
d. 機械
e. 表現
f. 計算
(31)~(33)の選択肢
a. 半角
b. 全角
c. 漢字
d. テーブル
e. 文字コード表
f. データベース
(34)、(36)の選択肢
a. Shift-JIS
b. JIS
c. EUC
d. Unicode
e. Ascii
(35)、(37)の選択肢
a. 1
b. 2
c. 3
d. 4
e. 5
(38)、(39)の選択肢
a. 9
b. 10
c. 11
d. 12
e. 13
f. 14
(40)、(41)の選択肢
a. リンク切れ
b. エラー
c. 文字化け
d. 不適切
e. 適切
f. ウィルス
(42)の選択肢
a. BMP
b. RGB
c. GIF
d. PNG
e. JPEG
f. RYB
(43)、(44)の選択肢
a. 緑
b. 青
c. 黒
d. 紫
c. 64
d. 100
e. 黄
f. 白
(45)の選択肢
a. 10
b. 16
e. 128
f. 256
(46)の選択肢
a. 1000
b. 4000
c. 25 万
d. 100 万
e. 200 万
f. 1600 万
問 6. 以下の文章を読み、空欄(47)~(52)に入る語句を下記の選択肢から選べ。
(47)は、電子メールやホームページ閲覧などによってコンピュータに侵入する特殊な(48)
である。例えば、コンピュータにインストールされ、ユーザの知らないうちにインターネ
ットに対して個人情報やコンピュータの情報などを送信する(49)などである。コンピュ
ータシステムにこうした(47)が侵入することを(50)という。多くの(47)は(51)す
るための仕組みを持っている。
(52)はネットワークの内部と外部の境界に設置して通信を監視し、許可されない通信を
遮断することでセキュリティを高める装置である。
(総務省
国民のための情報セキュリティサイトより)
(47)~(49)の選択肢
a.
スパムメール
b.
d.
セキュリティホール
e. プログラム
c. スパイウェア
コンピュータウイルス
f.
ハードウェア
(50)の選択肢
a.
発病
b.
感染
(51)、(52)の選択肢
a.
出力
b.
増殖
c. バウンダリ監視システム
d.
ファイアウォール
問 7. WWW について説明した文章を読み、空欄(53)~(59)に当てはまるものを選択
肢から選べ。
1990 年 11 月、欧州原子核研究機構(CERN)の(53)は、World Wide Web の具体的な提
案書"WorldWideWeb: Proposal for a HyperText Project"を発表した。また、彼は 1991 年 8
月 6 日に World Wide WWW プロジェクトに関する簡単な要約を alt.hypertext ニュースグ
ループに投稿した。これが WWW がインターネット上で利用可能なサービスとしてデビュ
ーした日とされる。
WWW の開発当初、WWW は文字情報を扱うだけの比較的単純なものであったとされる。
しかし 1992 年にイリノイ大学の米国立スーパーコンピュータ応用研究所(NCSA)で、文字
だけでなく画像なども扱える革新的なソフトウェア Mosaic が開発された。Mosaic は、現
在使用されている Microsoft 社の(54)や、Mozilla Foundation の(55)の原型ともいう
べき、(56)という種類のソフトウェアである。この開発により WWW は世界中に急速に
普及し、誰でも手軽に使うことのできる世界的なメディアとなった。
WWW のサイトが増加し、Web ページが多数公開されるようになってくると、適切な
Web ページを探すためのツールが必要となってきた。このツールが検索エンジンである。
1994 年 4 月にスタンフォード大学電気工学科博士課程で学んでいたデビッド・ファイロと
ジェリー・ヤンは、自分のお気に入りサイトの記録を効果的に整理した「道しるべ」といえ
るべき存在の必要を感じ、そのためのソフトウェアの開発に乗り出した。これが検索エンジ
ンのはじまりとされる。その時に開発されサービスを開始した検索エンジンは、
(57)とし
て今も活動を続けている。検索エンジンは、人手によって適切なページを登録していくカテ
ゴリー型と、自動的に Web ページを収集していく(58)型に分類することができるとされ
る。ただし、カテゴリー型の代表とされた(57)も、現在では自動的に Web ページを収集
して検索できる仕組みをも備えており、商用検索エンジンを排他的に分類することはできな
い。
(58)型の検索エンジンが登場した初期には、その表示される順序が人間の評価と一致
しないことが多かったため、カテゴリー型の検索エンジンの方が評価が高かったが、ページ
ランクと呼ばれる Web ページの評価方式を採用した(59)が登場したことで、(58)型の
検索エンジンの評価が高まり、現在の主流となってきている。
(53)の選択肢
a. スティーブ・ジョブス
b. ティム・バーナーズ・リー
c. ラリー・ページ
d. マーク・アンドリーセン
(54)、(55)の選択肢
a. Microsoft Excel
b. Photoshop Elements
c. Mozilla Firefox
d. Apache
e. Internet Explorer
f.Microsoft Windows
b. Web ブラウザ
c. サーチエンジン
(56)の選択肢
a. Web サーパー
d. 画像処理ソフト
e. オペレーティングシステム
(57)、(59)の選択肢
a. mixi
b. Yahoo!
c. google
d. excite
e. Microsoft
f. 千里眼
(58)の選択肢
a. マシン
b. ロボット
c. サルベージ
d. オリンピック
e. アシモフ
f. 1Q84
問 8. 以下はインターネット上の IP アドレスとドメイン名について述べた文章である。
空欄(58)~(71)に当てはまるものを選択肢から選べ
コンピュータで取り扱われる情報量の最小単位は、通常(58)と呼ばれる。1(58)は、
2 つの状態を区別することしかできない情報量であり、たとえばスイッチのオンとオフ、数
値の 0 と 1 といった区別をあらわすことができる。コンピュータがあつかうすべての情報
は、(58)の組み合わせで表現されている。(58)が 8 つ集まった 8(58)を 1(59)と言
う。2 進数は 4 桁まとめて(60)進数で表すこともあり、8(58)を(60)進法で表すと
00~(61)となる。
インターネットでは、インターネットに直接つながっているコンピュータを 4(59)
((62)
(58))の数字で区別する。これを「IP アドレス」という。なお、一般に .で区切られた
4 つの数字は 2 進数ではなく 10 進数で表記されることが多い。世界中のインターネットに
接続される機器数の増加にともなって、このような IP アドレスを 4(59)で表す現在の方
法では IP アドレスの枯渇が問題とされてきている。そのため、IP アドレスを 128(58)で
表す(63)が次世代の仕組みとして徐々に利用が広がっている。
インターネットに直接つながっているコンピュータには同じ IP アドレスを持つコンピュ
ータはない。したがって、たとえば Web ブラウザのアドレスとして、http://133.25.251.23
のように IP アドレスを直接入力することも可能である。しかし、IP アドレスは非常に覚え
にくいため、
人間が覚えやすく解りやすいようにアルファベットによる意味のある略号で構
成された「(64)」が考えだされた。そして、この(64)と IP アドレスの対応表を各コンピ
ュータがデータとして持つ(またはネットワークを経由して調べることができる)ような仕
組みが用意されたのである。
たとえば(64)は、keio.ac.jp のように記述される。この jp は第一レベル(64)とも呼
ばれ、アメリカを除く各国では国名を示している。たとえば、jp は日本、フランスは(65)、
スペインは(66)、中国は(67)、ドイツは(68)と表記される。また、第二レベル(64)(上
記の例では ac)は、かつては当該機関の属性や地域名を示すものを指定することになってお
り、 go は (69)、co は(70)、ac は(71)を示していたが、現在では機関名を直接示す
文字列も認められるようになっている。
(58)、(59)の選択肢
a. ワード
b. バイト
c. チップ
d. ディジット
e. オクテット
f. ビット
(60)、(62)の選択肢
a. 4
b. 8
c. 16
d. 32
c. 0F
d. 8F
e. 64
f. 128
(61)の選択肢
a. 8
b. F
e. F8
f. FF
(63)の選択肢
a. IPv2
b. IPv3
c. IPb4
d. IPv5
e. IPv6
f. IPv7
(64)の選択肢
a. 電話番号
b. IP アドレス
c. ドメイン
d. エリアコード
ドット
(65)~(68)の選択肢
a. fr
b. es
c. eu
d. kr
e. cn
f. de
e. クラス
f.
(69)~(71)の選択肢
a. 国際機関
b. 政府機関
c. 営利企業
d. 大学など
e. ネットワーク運営組織
f. 地方公共団体
問 9.データの記憶場所についての下記の表の空欄にあてはまるものを、各々の選択肢から
選び、回答欄にマークせよ。なお、表のうち、
「典型的な容量」の欄については、2011 年現
在の市販のコンピュータや記憶装置を基準として考え、容量が固定の記憶媒体については
選択肢の中から該当する容量が含まれるものを選ぶこと。
データ記憶場所
記憶場所の種類
媒体の取り外し
典型的な容量
DVD-ROM
(72)
(77)
(82)
CD-ROM
(73)
(78)
(83)
内蔵ハードディスク
(74)
(79)
(84)
ファイルサーバ上の記憶域
(75)
(80)
(85)
USB フラッシュメモリ
(76)
(81)
(86)
「データ記憶場所の種類」の選択肢
a. ハードディスクドライブ
b. リムーバブル記憶域
c. ネットワークドライブ
d. その他の記憶域
「記憶媒体の取り外し」の選択肢
a. 可能
b. 不可能
c. ネットワーク上の記憶場所であるため該当しない
d. 製品ごとに異なる
「典型的な容量」の選択肢
a. 1GB 未満
b. 1GB~数十 GB
c. 数百 GB~数 TB
d. 該当しない
問 10.以下の(87)~(96)の各文章について、適切なものを選択肢から一つ選べ。
(87)
:受けとった電子メールについて、その差出人が使っている電子メールソフトを調べ
るときの調査方法として、適切なものはどれか。
a. 送られてきたメールのヘッダを調べる
b. 差出人が利用しているインターネットサービスプロバイダ(ISP)を調べる
c. 差出人のアドレス情報を、自分の電子メールソフトのアドレス帳で調べる
d. 電子メールに添付されているファイルの種類を調べる
e. 電子メールソフトの開発会社の Web ページを調べる
f.
電子メールソフトを調べる方法は存在しない
(88):インターネットで電子メールを送信したところ、“Returned mail:Host unknown”
という表題の電子メールが戻ってきた。この原因として考えられるものはどれか。
a. 相手のホストサーバは電子メールのタイトルが日本語のものを受け付けない設定である
b. 相手のメールサーバが停止している
c. 指定した電子メールアドレスにおいて@の後ろのドメイン名が誤っているか存在しない
d. 送信するデータが大きすぎて、メールサーバの記憶容量を超えてしまった
e. 相手のホストサーバはファイルを添付した電子メールを受け付けない設定になっている
f.
指定した電子メールアドレスにおいて、@の前の部分が間違っている、又は存在しない
(89):インターネットで電子メールを送信したところ、“Returned mail: Unknown user”
という表題の電子メールが戻ってきた。この原因として考えられるものはどれか。ただし、
解答は(88)の選択肢から選ぶこと
(90):電子メールに関する記述のうち、適切なものはどれか。
a. 現在加入しているプロバイダの電子メールのアドレスが [email protected] の時、別の
プロバイダに加入した時の新しいメールアドレスの“@”の左側に abc は使用できない
b. 電子メールのアドレスは、DHCP によって管理されている
c. データは小さなパケットに区切って効率よく転送されるので、音声データも電話と同様
に遅延なく転送することができる
d. テキスト以外(プログラムなど)のファイルを添付して送受信できない
e. 同一の相手先と相互にメールの送受信を行う場合は、その通信経路は常に同一である
f.
お互いの加入プロバイダの接続回線速度が異なっていても、メールの送受信ができる
(91):電子メールの安全性に関する記述のうち、正しいものはどれか。
a. Windows 上のメールソフトを用いて発信したメールは暗号化がなされていないので通
信経路内でメールの内容が漏えいする可能性があるが、Web メールを使って発信したメ
ールでは暗号化がなされているので安全である
b. 電子メールは、メールソフト側で必ず暗号化されて発信されるので、受信側で復号化し
たメールの管理を徹底すれば安全性は高められる
c. メールを発信する場合、相手先アドレスを入力した時点で相手先と 1 対 1 で通信経路が
確立されるので、通信経路内でメールの内容が漏えいする恐れはない
d. ワープロなどで作成した文書ファイルは、コンピュータの内部コードに変換されている
ので、通信経路の途中でその内容が読まれる恐れはない
e. 電子メールの安全性を確保するために、必要に応じて利用する側の責任で暗号化などの
対策を講じる必要がある
f.
携帯電話の電子メールは、メールソフト側で必ず暗号化して発信するので安全性は高い
(92):電子メールを利用する際の送受信プロトコルの組み合わせとして適切なもを選べ。
a. SMTP と IMAP は送信のためのプロトコルで POP3 は受信のためのプロトコルである
b. SMTP と POP3 は送信のためのプロトコルで IMAP は受信のためのプロトコルである
c. POP3 と IMAP は送信のためのプロトコルで SMTP は受信のためのプロトコルである
d. SMTP は送信のためのプロトコルで POP3 と IMAP は受信のためのプロトコルである
e. IMAP は送信のためのプロトコルで SMTP と POP3 は受信のためのプロトコルである
f.
POP3 は送信のためのプロトコルで SMTP と IMAP は受信のためのプロトコルである
(93):インターネットの電子メールサービスの特徴として、正しいものはどれか。
a. 電子メールアドレスを間違わなければ、相手以外の人に内容を読まれてることはない
b. 電子メールアドレスを間違わなければ、電子メールは確実にその相手に届けられる
c. 電子メールは取扱える情報量に制限がない。したがって、どんなに大きなファイルを添
付した電子メールでも送ることができる
d. 電子メールは、メールサーバのメールボックスに格納されるので、相手の時間的な都合
を考えずに送ることができる
e. 電子メールを誤ったメールアドレスに送信した場合、確実にエラーメールが戻ってくる
f.
電子メールを暗号化して送る方法はない
(94):Bcc に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
a. 電子メールを To と Bcc を使って複数のメールアドレスに送った場合、To で指定された
メールの受信者は Bcc で送られた人がいることはわからない。
b. Bcc をビジネスの場で使うことはない。
c. Bcc で送られた人は、To で指定されたメールのアドレスを知ることはできない
d. Bcc で送るメールには添付ファイルをつけることができない
e. Bcc で送ることができる相手のアドレスは1つだけである
f.
Cc と Bcc はいずれか1つしか指定できない
(95):コンピュータセキュリティに関する以下の記述で適切な行動であるものは、次のう
ちどれか。
a. 電話でログインパスワードの問い合わせがされた際に、相手が自分の学籍番号と生年月
日を正しく言えるか確認してから教えた
b. 電子メールで迷惑メールが送られてきた際でも、最低3度は同じメールが届くまでは返
信をしない
c. パスワードを盗まれたら困るので、自分でも覚えられないくらいに複雑で長いものを辞
書から探し出して使う
d. 自分の使用しているオンラインバンキングで不具合があったというメールが届いたの
で、その銀行の公式 Web ページの URL を自分で入力してニュースを確認した
e. 知らない人から届いたメールに添付されていたソフトウェアを大学の PC でウィルスか
どうかのチェックをした上で自宅に持ち帰って動作させた
f.
大学の PC を利用する際に、ログインしたまま席をはなれたが、3 分以内に戻った
(96):ウィルスに感染した電子メールを受信したことがわかった場合にとるべき行動は、
次のうちどれか。
a. ウィルスに感染したことを電子メールで周りに知らせる。
b. ウィルス駆除ソフトウェアを用いて、ウィルスの駆除を行う。
c. コンピュータの電源を切り、再起動する。
d. ウィルスに感染したことを、総務省に電子メールで報告する。
e. 感染した電子メールを削除して、そのままコンピュータを再起動する。
f.
受信しただけでは問題がないので、そのまま使い続ける。
問 11.
以下はネットワーク社会における個人情報の保護とセキュリティの問題について述
べた文章である。空欄(97)~(100)に当てはまるものを選択肢から選べ。
a. 近年、コンピュータに蓄積された大量の個人情報が(97)して他人に知られることにな
ったり、(98)されて正しいデータが不正なものに書き換えられてしまったり、自分の
名前をかたって不正な行為を働かれる(99)のような事態に対する危険性が自覚される
ようになっている。多くのコンピュータが(100)に代表されるオープンな電子ネット
ワークで結ばれた社会では、蓄積された個人情報が電子ネットワークを通じて簡単に流
通することになり、場合によっては一瞬のうちに国境をも越えて広範囲に流通すること
も想定されるので、この危険性には従来以上に認識しておく必要がある。
(97)~(99)の選択肢
a. 圧縮
b. 改ざん
c. バックアップ
d. なりすまし
e. 漏洩
f. 解凍
(100)の選択肢
a. インターネット
b. イントラネット
d. 付加価値ネットワーク
e. 書誌ユーティリティ
c. ローカルエリアネットワーク
f.
FDDI