- 1 - 平成22年3月4日 報道関係各位 大和証券株式会社 日本電気株式

平成22年3月4日
報道関係各位
大和証券株式会社
日本電気株式会社
大和証券が電子ペーパーを用いた来店客向けプロモーションを開始
~第一弾として3月1日より本店に設置~
大 和 証 券 株 式 会 社 (本 社 : 東 京 都 千 代 田 区 、 代 表 取 締 役 社 長 : 鈴 木 茂 晴 、 以 下 大 和
証 券 )は 、日 本 電 気 株 式 会 社 ( 本 社 : 東 京 都 港 区 、代 表 取 締 役 執 行 役 員 社 長 :矢 野 薫 、 以
下 N E C )と 共 同 で 、 大 和 証 券 各 店 舗 の 来 店 客 に 新 商 品 ・キ ャ ン ペ ー ン な ど の 情 報 を 配
信する電子ペーパーシステムを開発し、3月1日より利用を開始しました。
第 一 弾 と し て 、本 店 に 計 6 台 の 電 子 ペ ー パ ー (プ ロ ト タ イ プ 版 )を 導 入 し ま し た 。金 融
業界において、電子ペーパーを用いた顧客向け情報配信は先進的な例となります。
こ の た び 導 入 す る 電 子 ペ ー パ ー シ ス テ ム は 、 N E C グ ル ー プ が 新 た に 開 発 (注 1)し た
A4サイズ・重さ800g の電子ペーパー上に新商品やキャンペーンなどのプロモーシ
ョ ン 情 報 を 表 示 し 、来 店 客 が 待 ち 時 間 等 に 電 子 ペ ー パ ー を 手 に 取 っ て 閲 覧 す る こ と が で
きます。
導 入 当 初 は 、電 子 ペ ー パ ー 本 体 に 保 存 し た 情 報 を ス ラ イ ド シ ョ ー 形 式 で 自 動 更 新 し て
閲 覧 す る 形 態 と し 、今 後 は 、カ ラ ー 化 、軽 量 化 を 進 め る と 同 時 に 、サ ー バ か ら ネ ッ ト ワ
ークを介して各店舗独自の情報などきめこまかな情報をリアルタイムに各電子ペーパ
ーに表示する形態のシステムへと発展させる計画です。
大 和 証 券 は こ れ ま で 、事 務 帳 票 の 電 子 化 を は じ め 、電 子 申 請 シ ス テ ム の 導 入 な ど に よ
り 、 社 内 帳 票 の 大 幅 な ペ ー パ ー レ ス 化 ( 事 務 帳 票 は 2 0 0 5 年 度 比 9 8 .7 % の 削 減 )
を 実 現 し ま し た 。そ の 一 環 と し て 、お 客 様 向 け 帳 票 の ペ ー パ ー レ ス 化 を 推 進 す る た め に 、
新しいテクノロジーである電子ペーパーに着目しました。
店 舗 に お け る リ ア ル タ イ ム な 情 報 提 供 に よ る サ ー ビ ス の 向 上 、環 境 に 配 慮 し た ペ ー パ
ー レ ス 化 、プ ロ モ ー シ ョ ン に か か る コ ス ト の 削 減 や 、さ ら に は 店 舗 だ け で な く 、将 来 的
に は お 客 様 が ご 自 宅 で 当 社 か ら の 報 告 書 や 提 案 書 等 、最 新 の 情 報 を じ っ く り 見 て い た だ
けるような仕組みを電子ペーパーの利用により実現を目指します。
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大和証券が導入した電子ペーパーシステムの概要は以下のとおりです。
(1)電 子 ペ ー パ ー (本 店 に 導 入 す る プ ロ ト タ イ プ 版 )の 仕 様
・ 大 き さ : 縦 3 3 0 mm×横 2 5 8 mm×薄 さ 6 .6 mm(1 3 .8 イ ン チ )
・重さ:800g
・ 解 像 度 : UXGA(1600×1200)、 モ ノ ク ロ
・書き換え速度:3秒
(2)シ ス テ ム 利 用 イ メ ー ジ
大和証券では顧客サービスの一層の強化に向けて、商品の拡充に加え、様々な媒体を
用いた顧客向け情報発信を進めています。今回の電子ペーパーシステムの導入はこうし
た活動の一環となります。
NECではこのたびの導入実績をふまえ、今後も最新技術を活用したソリューション
を 開 発 ・提 供 し 、 お 客 様 の 企 業 価 値 向 上 や 業 務 改 革 に 貢 献 し て ま い り ま す 。
以
上
(注 1)N E C 、 N E C 液 晶 テ ク ノ ロ ジ ー 、 N E C デ ィ ス プ レ イ ソ リ ュ ー シ ョ ン ズ が 共 同
で開発
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