SkyStone v1.1 システムガイド - 株式会社コミュニケーションビジネス

SkyStone v1.1
システムガイド
株式会社コミュニケーションビジネスアヴェニュー
17-3-502 Anjindai Yokosuka Kanagawa
Tel. (+81)46-821-3362
Fax (+81)46-821-3306
E-Mail: [email protected]
Site:
http://cba-japan.com/
目次
1.
概要_________________________________________________________________ 3
2.
アーキテクチャ ______________________________________________________ 3
3.
要求仕様、インストールと初期設定（First Run）_____________________________ 4
4.
Asterisk IP-PBX との統合 _____________________________________________ 8
4.1
Stonevoice SkyStone 設定 ____________________________________________8
4.1.1
4.1.2
クイック設定 _________________________________________________________ 9
詳細設定 ____________________________________________________________ 12
5.
Bulk import of Skype contacts _______________________________________ 16
6.
Multiple incoming calls on same Skype account ______________________ 19
7.
Direct Inward Dial capabilities _______________________________________ 20
8.
Add credit to SkyStone skype accounts ______________________________ 21
Contacts_________________________________________________________________ 23
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1. 概要
SkyStone はマルチチャンネルソフトウエア IP SKYPE ゲートウエイで、従来の PBX
および IPPBX に基づくテレフォニーソリューションを“skype world”に接続します。
これにより、企業の従業員は Skype サービスをフルに活用することができ、二つのハ
ンドセットや、二つの電話番号を持つ必要はなくなります。
最初にはっきりと現れる利点は、モバイルあるいはリモートの社員は Skype クライア
ントを使用して会社の内線を呼び出すこと、またその逆ができるようになります。複雑
な操作は一切ありません。:
•
SIP あるいは H.323 プロトコルを利用する IP PBX とのスムーズな統合
•
ソフトウエアベース: インストールが簡単で設定も容易。– プラグ & プレイ
•
Windows ベースのプラットフォーム上で稼動 (XP or 2003（英語版）)
•
拡張性: 一台の PC 上で複数の回線を確保
•
ACD アドオンにより、クラスタリング & 冗長性を実現
•
ACD アドオンにより、空き回線自動選択およびダイレクト内線ダイヤル機能を
実現
2. アーキテクチャ
アーキテクチャは極めてシンプルです。: SkyStone をインストールした Windows
ベースの PC/サーバが有れば良いのです。 (ハードウエアおよびソフトウエア要求に
ついては StoneVoice のウェブサイトをご覧下さい):それから IP-PBX との H.323
あるいは SIP 接続を設定すれば Skype から IP 電話を、また IP 電話から Skype をコ
ールすることができます。
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3. 要求仕様、インストールと初期設定（FIRST RUN）
SkyStone v1.1 は Skype version 3.5 がインストールされた PC/サーバ上にインストールでき
ます。
ファイヤウォールや VPN クライアントは切っておいてください
Skype クライアントは以下のリンクからダウンロードできます。:
http://downloads.stonevoice.com/downloads/special/SkypeSetup.exe
SkyStone をインストールする前に Skype クライアントをインストールしておいて下さい。
SkyStone が Skype クライアントにログインできるようにインターネット接続が必要です。
SkyStone をインストールする前に、Skype クライアントの設定を確認してください。
“Sign me in when Skype starts”および“Start Skype when the computer starts”のチェック
をはずしておいてください。
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以下の画面の指示に従って SkyStone をインストールしてください。
以下の Virtual Audio Cable 設定ダイアログが表示されたら、”ContinueAnyway”を
クリックして、インストールを続けます。
インストールの最後で、初期設定ウイザード（First Run wizard）が起動し、Skype アカウントの
設定が始まります。「OK」をクリックして、Skype アカウント設定ウイザードを開始してください。
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“Error configuring Skype”というメッセージが表示されたら、Skype クライアントが正しくインスト
ールされ、インストールパスが正しいかどうかもう一度確認します。
SkyStone は複数の同時通話をサポートしています。それで、ウイザードはライセンスが許す限
りの Skype アカウントを立ち上げます。「Next」をクリックして、最初のディスパッチャーを設定し
ます。各 Skype クライアントで、ユーザー名（username）とパスワード（password）を設定
します。 (例 yourcompany.001)
新規にアカウントを作成することもできますし、既存のアカウントを流用することもできます。
この時点で、 “Sign me in when Skype starts” のチェックボックスをチェックしておきます。
もし以下のダイアログが表示されたら、 “SvSsaClient.exe” アプリケーションが Skype アプリケ
ーションにアクセスすることを許可して下さい。Skype がログインするまで待ちます。それから
「Next」ボタンをクリックして、次のチャンネルを設定します。
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セットアップ後は、マシンを再起動し（推奨）、インストールを完了します。
SkyStone が使用する Skype アカウントを変更するときは、必ず初期設定ウイザード（First Run
wizard）を実行してください。
新しいライセンスを適用し、チャンネル数を変更するときも、初期設定ウイザード（First Run
wizard）を実行してください。
4. ASTERISK IP-PBX との統合
SkyStone v1.1 と Asterisk IP-PBX との間は SIP プロトコルで接続されます:
•
Skype2VoIP、つまり Skype から IP 電話をコール
•
VoIP2Skype、つまり IP 電話から Skype アカウントをコール
•
VoIP2SkypeOUT、つまり IP 電話から SkypeOUT を使用して一般公衆回線に
発信
4.1
STONEVOICE SKYSTONE 設定
設定はウェブベースで以下のリンクを参照します:
http://192.168.200.232:7505/
この 192.168.200.232 は SkyStone がインストールされた PC の IP アドレスです。
Windows のプログラムメニューからも設定画面に移動することができます。:
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ログインページが表示されます。デフォルトのユーザ名（username）/パスワード
（password）はそれぞれ admin/admin です。
4.1.1
クイック設定
最初のステップとして、SIP binding のためのローカル IP アドレスを指定します。
これは SkyStone がインストールされているマシンの IP アドレスです。ここでは
192.168.200.232 となっています。
SkyStone が正常に動作するには絶対に必要な設定です。
Asterisk IP-PBX 上では以下の設定をします:
1.
sip.conf ファイルに SIP デバイスを記述します。SkyStone IP アドレス、
g711 ulaw コーデック、rfc2833 dtmf モードを使用します。
2.
extension.conf ファイルに発着信用のダイヤルプランを記述します。
以下の例では SkyStone は IP あどれすが 192.168.200.232 であるマシンにインスト
ールされているものとします。
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extensions.conf
[from-SkyStone]
include =>lan-phone
[to-SkyStone]
exten => _83.,1,Dial(SIP/${EXTEN}@skype)
exten => _84.,1,Dial(SIP/${EXTEN}@skype)
sip.conf
[skype]
disallow=all
allow=ulaw
context=from-skype
dtmfmode=rfc2833
insecure=very
nat=no
canreinvite=no
qualify=no
auth=plaintext
tos=none
type=friend
host=192.168.200.232
この時点で以下の “SkyStone” | “Engine and channels status” 画面の通り、
START ボタンをクリックし、SkyStone エンジンをスタートさせます。
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ここまで設定すると、以下の操作が可能になります。:
- IP 電話から 8300 をダイヤルすると Skype 音声テストサービスに接続されます。
- 他の PC から SkyStone に登録した Skype アカウントをコールすると (例えば
yourcompany.001) 201 番 IP 電話に着信します。
次のステップは SkyStone のフレキシブルな機能を利用するために、短縮ダイヤル設
定、着信ルールおよびワイルドカードの利用法を解説します。
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4.1.2
詳細設定
SkyStone は以下の項目はすでに設定済みです。
- Skype からのすべての着信(Skype2VoIP): これは [email protected] へリダイ
レクトされます。これはつまりアドレスが 192.168.10.1 の IP-PBX の 201 番電
話です。
- 内線電話から 8300 へ発信 (VoIP2Skype): これは Skype 音声テストサービスへ接
続されます。
- IP-PBX に接続された内線電話から、SkypeOUT を利用して一般公衆回線に発信でき
ます。 (Skype アカウントにクレジットする必要があります。最後の章をご覧下さ
い ): 8400390297482200 をダイヤルすると、 Skystone は PSTN の
00390297482200 へ発信します。最初の 84 は自動的に削除されます。
(VoIP2SkypeOUT).
次のセクションでは、Web インターフェースを用いた、詳細の設定方法を学びます。:
- Skype から内線の番号へ接続することが可能になります。
- 電話機から異なった Skype アカウントに発信できるようになります。
SIP Definition
このセクションでは以下の項目を定義します。
- 内線電話から Skype アカウントへ発信する短縮ダイヤル（Speed dial）パターン
- 内線電話から SkypeOUT 発信する Skype TRUNK パターン
- Skype から着信したコールの SIP パターン
ワイルドカードを利用できます:
- T は数字または文字列のシーケンスを表しています(複数回使用できません)
IP-PBX での内線電話の SIP パターンの表記法は内線番号 @IP ( 例 :
[email protected])です。201 は内線番号 192.168.10.1 は IP-PBX の IP アドレ
スです。
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Skype Definitions
このセクションでは以下を定義します:
- 電話から着信する Skype アカウント
- 内線電話から外線発信する際の SkypeOUT パターン
- Skype から着信する Skype アカウント
ワイルドカードが利用できます:
- *は任意の数字/文字列を表します (複数回使用することはできません)
Skype から着信する Skype アカウントは、社内の内線電話に接続されます。これは
SkyStone の初期設定を行ったときに登録したアカウントと同一でなければなりません。
しかし、SkyStoneACD を使用している場合はこの限りではありません。詳しくは
SkyStoneACD システムガイドをご覧下さい。
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Rules
ここでは新しい発着信ルールを追加します。:
- 内線電話から Skype (短縮ダイヤル：Speed dial rules)
- 内線電話から SkypeOUT (SkypeOUT rules)
- Skype から内線電話 (Skype rules)
新しい短縮ダイヤル（ SpeedDial ）の追加を行いたい場合は、短縮ダイヤル
（SpeedDial）パターンをドロップダウンボックスから選択します。（つまり内線電話
でダイヤルする短縮ダイヤル番号）そして、発信先の Skype アカウントを選択します。
(つまり短縮ダイヤルの接続先)
どの内線電話からも 8400390297482200 をダイヤルすると、公衆回線の
00390297482200 に発信します。最初の 84 は自動的に無視されます。（注：
SkypeOUT では国番号からダイヤルしなければなりません）
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“Skype rules”では、Skype から着信する Skype アカウントをドロップダウンボック
スから選択し、SIP パターンを選択してコールの着信先とします。 (つまりコールの接
続先)
ご自分の Web サイトに “Call us” Skype ボタンを載せて、訪問者がこのボタンをクリ
ックするだけで、会社の公開アカウント yourcompany.001 を呼び出し、IP-PBX に
接続されるように設定することができます。
SkyStone はデフォルトで“すべての Skype アカウント（All Skype accounts）”から
のコールは [email protected] に着信するように設定されています。
このルールは優先値(Preference)が 10 になっています。
次に新しいルールを追加すると、優先値(Preference)は 20 になります。
SkyStone は優先値(Preference)の大きい順にルールを処理します。それで、処理さ
せたい順序に変更したい場合は、この優先値(Preference)を変更することができます。
“すべての Skype アカウント（All Skype accounts）”ルールは非常に一般的なので、
一番最後に処理されます。
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5. SKYPE コンタクトの一括インポート
一度に多くの Skype アカウントをインポートする必要がある場合は、インポートユー
ティリティを使用することができます。
メインメニューの右上の”RULES”をクリックし、続いて”短縮ダイヤルルール（Speed
dial rules）をクリックします。インポート（Import）ボタンをクリックすると一括イ
ンポートページへ移動します。
一括インポート画面で、インポートする Skype アカウントを記述したテキストファイ
ルを指定します。画面下部の“短縮ダイヤルインポートテンプレート（Speed dial
import template）”リンクをクリックし、インポート用テキストファイルの記述方法
を記したファイルをダウンロードします。
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ダウンロードしたテキストファイルを開いて、上図の通りに Skype アカウント名と短
縮ダイヤル番号を記述してゆきます。
もし、 Skype アカウント名だけで短縮ダイヤル番号を記述していなければ、
SkyStone はインポート時に自動的に番号を付加し割り当てます。
テキストファイルを保存し、画面下部の”インポート実行（Run import!）”ボタンをク
リックします。
インポート結果が表示されます。
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“短縮ダイヤルルール（Speed dial rules）”ボタンをクリックすると、インポートされ
たルールが表示されているはずです。
本ユーティリティは以下を生成します:
- Skype パターンセクションの Skype アカウント
- SIP パターンセクションの短縮ダイヤルパターン（speed dial pattern）
- Rules セクションで、関連する短縮ダイヤルルール（Speed dial rule）
このようにして、すべての内線電話から登録した番号をダイヤルすると関連付けられた
Skype アカウントに発信することができるようになります。 (8302 番なら
john.brown など…)
このテンプレートを他のユーザーと共有し、SkyStone から接続するアカウントを追加
したり、あるいは直接短縮ダイヤル設定を追加させたりすることができます。以下の
URL を通知してください:
http://x.x.x.x:7505/admin/import_speeddial.asp
x.x.x.x は SkyStone マシンの IP アドレスです。他のユーザーはこのアドレスからテ
ンプレートをダウンロードし、短縮ダイヤル設定を追加できます。インポートの際には
Skype アカウント名だけで、短縮ダイヤル番号を指定しなくても、SkyStone が自動
的に短縮ダイヤルを割り当てます。
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6. 単一 SKYPE アカウントへの多重着信
SkyStone はアクティベートされたライセンス数に応じて複数の同時通話に対応してい
ます。デモバージョンでは 2 チャンネルです。
IP-PBX から Skype への発信は追加設定の必要はありません。
Skype から IP-PBX への着信で、一つの Skype アカウントに複数のコールを着信させ
るためには追加のコンポーネント SkyStoneACD が必要です。
SkyStone の初期設定で、 yourcompany.001 と yourcompany.002 の二つの
Skype アカウントを登録したとしましょう。
外部からはこのどちらのアカウントにもコールできますが、外部には一つだけのアカウ
ントを公開して、こちらにすべてのコールを集めたいと思われることでしょう。
Stonevoice はこのために ACD モジュールを開発しました。ACD は着信したコールを
最初の空き SkyStone チャンネルに転送します。
SkyStoneACD 上には複数のエリアス（代表アカウン）を定義することができ、代表
アカウントに着信したコールを SkyStone チャンネルに転送できます。
詳しくは SkyStoneACD システムガイドをご覧下さい。
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7. ダイレクト内線ダイヤル機能
SkyStone は SkyStoneACD との組み合わせで、Skype アカウントへの着信を、直接
内線電話に着信させる機能を提供します。 (ダイレクト内線ダイヤル)
SkyStone が扱えるチャンネル数だけの同時通話に対応しています。担当者のアカウント数だ
け内線に接続できるわけではありません。 (これは担当者のアカウント数が SkyStone のチャン
ネル数を超えることができないからです)。下図の通り SkyStoneACD により、SkyStone チャンネ
ルを、公開する Skype アカウントから切り離すことができます。:
このようにして、skype call me ボタンをメールの署名に追加し Skype から直接自分のデスクの
内線電話に着信させることができます。
詳しくは SkyStone ACD システムガイドをご覧下さい。
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8. SKYPE アカウントにクレジットを追加する
多数の Skype アカウントのクレジットを管理するために、StoneVoice は Skype for
コントロールパネルのご利用をお勧めしています:
http://www.skype.com/intl/en/allfeatures/controlpanel/
新規でアカウントを登録し、ここですべてのアカウントを管理できます。
コントロールパネルにログインし、登録されたアカウント間で共有するクレジットを追
加する必要があります。
クレジットを追加したら、以下の手順で管理したいアカウントを追加してください。:
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クレジットを追加したい Skype アカウントを指定します。こうして SkypeOUT が利
用できるようになります。
追加されると、招待メールがこれらのアカウントへ送信されます。メールを受け取った
ユーザがクレジットの追加を承認すると、People パネルで表示されます。:
い
ど
う
クレジットとクレジット補充方法を指定することができます。自動補充を選ばれるよう
にお勧めします。こうすることで、クレジットは自動的に補充され途切れることなく
SkypeOUT を利用できるようになります。
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連絡先
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Email:
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