北海道大学 社会科学実験研究センター 自己点検評価報告書 2012 年 7 月 北海道大学 社会科学実験研究センター 自己点検評価報告書 2012 年 7 月 目次 はじめに:実験社会科学を取り巻く世界の潮流と社会科学実験研究センターの役割 .......................................................................................................................... 1 1.センター概要 .........................................................................................................................2 (1)沿革 ...........................................................................................................2 1) 萌芽段階:21 世紀 COE の成果とその発展的継承 ........................................................ 2 2) 社会科学実験研究センター設立 ..................................................................................... 3 3) 2011 年度までの社会科学実験研究センター ................................................................. 4 4) 現在の社会科学実験研究センター ................................................................................. 5 (2)センターの理念 ........................................................................................ 5 (3)センターの役割 ........................................................................................6 (4)本学における位置づけ ............................................................................. 7 1) 中期目標・中期計画における位置づけ ...........................................................................7 2) 創成研究機構の一組織としての位置づけ ...................................................................... 8 3) 北大を特徴づける研究分野・研究テーマとしての位置付け ........................................ 9 (5)予算・人員措置 ........................................................................................9 (6)施設概要 ................................................................................................. 10 2.教育研究活動の概要 ..................................................................................... 10 (1)施設利用状況 .......................................................................................... 10 (2)教育活動 ................................................................................................. 10 (3)若手研究者の支援とその成果 ................................................................ 11 (4)競争的資金獲得状況 ............................................................................... 11 (5)研究業績 ................................................................................................. 11 (6)アウトリーチ活動................................................................................... 11 (7)拠点間連携 .............................................................................................. 11 3.過去5年間の点検・総括 ............................................................................. 12 (1)4つの目標別の点検・評価 .................................................................... 12 (2)総括と今後の展望................................................................................... 15 資料編 資料1 実験施設の詳細................................................................................... 16 資料2 教育研究活動の詳細 ........................................................................... 19 資料3 若手研究者の支援とその成果の詳細 ................................................ 26 資料4 競争的資金獲得状況の詳細 ............................................................... 34 資料5 研究業績一覧 ..................................................................................... 38 資料6 アウトリーチ活動の詳細 ................................................................. 100 資料7 拠点間連携及び学外研究機関との共同研究による施設利用実績 ... 102 付録 付録1 組織構成員 .......................................................................................... 104 (1)専任教員 ............................................................................................... 104 (2)兼務教員 ............................................................................................... 104 (3)運営委員会委員一覧 ............................................................................. 104 (4)研究倫理委員会委員一覧 ..................................................................... 105 (5)点検評価委員会委員一覧 ..................................................................... 105 付録2 関連規程及び内規 ............................................................................... 106 社会科学実験研究センター規程 ..................................................................... 107 社会科学実験研究センター運営委員会規程 ................................................... 109 社会科学実験研究センター研究倫理委員会内規............................................. 111 社会科学実験研究センター点検評価内規 ....................................................... 113 はじめに:実験社会科学を取り巻く世界の潮流と 社会科学実験研究センターの役割 現在、心理学はもとより、経済学、政治学、人類学、社会学、法学を含む広範な社会科学領域 において、「社会科学実験」の重要性が世界的に認識されつつあり、「人間・社会科学統合」に 向けての理論的整備が、旧来の学問体系を超えて急速に進行している。こうした動きは、2002 年のノーベル経済学賞が実験経済学・行動経済学に与えられたことからも明らかであり、さらに、 CalTech, UCLA, University of Michigan, Harvard University などのアメリカの主要大学、University of Zurich, Max Planck Institute, London School of Economics などのヨーロッパの主要大学・研究機 関においても、経済学・人類学部門に大規模な実験研究施設を開設する動きが、10 年ほどの間 に急速に展開している。同時に、それぞれの国際拠点間での社会科学実験研究のネットワークが 整備されつつあり、研究者・PD の交換を含む人的交流も盛んになりつつある。こうした動きは、 単に実験という社会科学において新規な研究手法の普及に留まらず、ゲーム理論を共通の概念軸 に、「人間・社会科学統合」に向けての理論的整備が、旧来の学問体系を超えて、急速に進行し ているという文脈から生じている。10 年の後には、こうした流れから、自然科学とも真に交通 可能な人間・社会科学の姿が具体的な像を結び始めるだろう。この意味において、人間・社会科 学は現在、100 年単位での大変革期に入りつつある。 こうした世界的潮流の中、先端的な社会科学実験を展開するための日本で唯一の専門機関であ る北海道大学社会科学実験研究センターは、2007 年 4 月に、学内共同教育研究施設(2011 年度ま での時限付きセンター)として発足した。本センターは、時限完了を控えた 2011 年 10 月に創成 研究機構評価委員会による審査を受け、極めて高い評価のもと、同年 12 月に、2012 年度からの 5 年間の更新が全学的に決定された。また、これに先立ち、2011 年 3 月には、北海道大学におけ る「北大を特徴づける研究分野及び研究テーマ」の「世界レベルで見て北大に優位性のある研究 分野」の一つとして、「実験社会科学」が選定されており、本学における戦略的な位置づけが明 確化されている。 本報告では、発足以来 5 年間のセンターの活動を自己点検・評価する。以下では、最初に本セ ンターの沿革および現況について述べた上で、全学における位置づけ(中期目標・中期計画にお ける位置づけ及び創成研究機構の一組織としての位置づけ)、予算・人員措置、施設概要の面か ら、現在の本センターの姿を概観する。次に、5 年間の本センターの教育・研究活動を概観した 後(詳細については資料 2 の「教育研究活動の詳細」を参照)、活動の総体について自己点検・ 総括する。 自己点検にあたっての評価軸は、北海道大学社会科学実験研究センター規程第2条の規定に拠 る。同規定には、「センターは,北海道大学(以下「本学」という。)の共同教育研究施設として, 社会科学実験に関する研究を行うとともに,社会科学実験分野における人材の育成,研究成果の国内 1 外への発信,及び国内外の研究拠点との連携の強化を促進することにより,社会科学実験に関する教 育研究の進展に資することを目的とする。」と記されている。この規定を承けて、本報告書では、 以下の4つの側面、すなわち、①社会科学実験における先端研究の推進、②社会科学実験分野に おける有為の若手人材の育成、③国際的にインパクトのある研究成果の発信、④海外の研究拠点 と連携強化を通じた人間・社会科学における実験研究のための国際ネットワーク構築をどの程度 達成できたかについて総括する。最後に、こうした自己点検・総括をもとに、社会科学実験研究 のセンターの今後の活動指針を展望する。 1.センター概要 (1) 沿革 1)萌芽段階: 21 世紀 COE の成果とその発展的継承 実験社会科学を取り巻く世界的な流れの中で、北海道大学文学研究科・教育学研究科(現:教 育学研究院)の教員から構成される 21 世紀 COE 研究拠点「心の文化・生態学的基盤」は、5 年 間(2002 年度-2006 年度)の活動を通して、アジアにおける社会科学実験の最中核拠点として、第 一線の国際的地位を確立した。以下では、社会科学実験研究センター設立の萌芽段階にあたる、 21 世紀 COE 研究拠点(以下では 21COE と略記)の研究教育活動について述べる。 2002 年秋、「心の文化・生態学的基盤」に関する拠点形成計画 が、21COE として採択された。 2003 年 4 月には、実験研究のための施設が北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟 6 階に完成 し、本格的な活動が開始された。 CEFOM/21 (Center for the Study of Cultural and Ecological Foundations of the Mind, a 21st Century Center of Excellence) は、2002 年度に採択された人文科学分野における全国で 20 の COE 研究拠点 の中でも、その尖鋭さの面で際立っていた。同拠点はいわゆる「・・・の総合的理解」といった 総花的な研究・教育のあり方を求めるのではなく、変革期にある人間・社会科学の今後 50 年の 方向を定めることになると考えられる最も深く困難な問題――人間の社会を可能としている心の メカニズムの解明――を正面からとりあげ、それらの問題に全力を集中するという研究戦略をと った。20 世紀後半を支配した社会科学におけるタブラ・ラサの神話が崩壊しつつあるなか、科 学的な研究成果にもとづく新たな人間観の構築こそが、これから生まれる新たな社会科学に最も 強く求められている。CEFOM/21 は、様々な研究を通して、この新たな科学的人間観構築のため に必要とされる科学的な基礎データの提供の実現を目指した。 2002 年秋の拠点発足以降、研究論文数は急激に増加した。この傾向は、国際誌のみに限った 研究論文数でも同様であった。研究論文数の増加と並行して、研究の国際的インパクト(ISI に 2 よる国際研究誌上での被引用数)に関しても 2002 年以降、年を追うごとに増加した。例えば、 同拠点リーダーであった山岸俊男教授の論文の国際的インパクト(被引用数)は、人文系他 19 拠点のリーダーの合計の 2 倍以上に達し、他を凌駕した。また、CEFOM/21 の発信する論文は、 Journal of Personality and Social Psychology や Journal of Experimental Social Psychology などの社会心 理学系の学術誌、Psychological Review や Psychological Bulletin などの心理学一般の学術誌のみな らず、American Sociological Review や American Political Science Review などの社会科学系の学術 誌、さらには Nature や Science などの自然科学系の学術誌掲載の論文にも引用された。2005 年に は、非人文科学系学術誌からの引用が全体引用の約半数を占めるに至った。 同拠点では、事業推進担当者の第一線の研究活動に若手研究者がチームの一員として積極的に 関与していくことで、研究能力を育成する教育を行った。加えて、研究成果を国際的に発信して いくための能力をもつ若手を育成する教育を展開した。具体的には、国際水準の研究を指導する とともに、研究成果の海外学術誌への投稿・海外学会等での報告・COE 国際シンポジウム・ワ ークショップ等での発表を奨励し、そのための人的援助(外国人教授およびポスドク研究員の採 用、および彼らによる英語による教育)および経済的援助(国際学会での発表にかかる旅費を補 助)を実施した。その結果、若手研究者による論文数は、総数、第1著者の場合のみ、および国 際誌掲載のみのいずれの場合も 2002 年以降急激に増加した。さらに、若手研究者による国際的 インパクトも年々増加し、2005 年においては、他の人文系 19 拠点リーダーの総数を越えるほど であった。このことは、同拠点の若手研究者が大きな国際的インパクトを持ちえる研究者として 成長したことを示している。 日本学術振興会特別研究員(DC、PD、海外)の数は 2002 年の段階で 2 名だったが、2006 年 には 10 名に増加した。また、若手研究者の中には、海外(カナダ、ベルギー、ロシア)の研究 機関の職に就く者もいる。 拠点全体としての研究成果の一部は、「社会集団の論理と実践―互恵性を巡る心理学と人類学 的検討」(煎本孝・高橋伸幸・山岸俊男(編)、2007 年、北海道大学出版会)、「現代文化人 類学の課題―北方研究から見る」(煎本孝・山岸俊男(編)、2007 年、世界思想社)、“Cultural and Ecological Foundations of the Mind” (M.H.B. Radford, S. Ohnuma. & T. Yamagishi (eds.), 2007, Hokkaido University Press) などの著書としても刊行された。 同 21COE は 2007 年 3 月をもって終了したが、日本学術振興会の審査委員会から、「設定され た目的は十分に達成され、期待以上の成果があった」という A 評価を得たと共に、21COE 事業 全体の事後総括の中で「拠点形成の組織的・戦略的なシステムのモデル的なプログラムの事例」 としてとりあげられるに至った。 2) 社会科学実験研究センター設立 上述のようにCEFOM/21は大きな成果を収め、北海道大学は2007年までの時点で、アジアにお ける社会科学実験の最中核拠点として第一線の国際的評価を得るに至った。同年3月の21COEの 3 終了を控え、同分野における北海道大学の国際的評価を一層確実なものとし、その役割をさらに 発展させるために、ソフト・ハード両面のインフラストラクチャーの整備が必要であるとの認識 が学内で共有された。その結果、これらのインフラを提供する土台として、社会科学実験研究セ ンターの設立が検討された。 2007年2月、北海道大学社会科学実験研究センター設置準備委員会が正式に発足し、同月、設 置が承認され、同年3月、同センターの規程及び運営委員会規程が整備された。同センター規程 第2条の規定には、「センターは,北海道大学(以下「本学」という。)の共同教育研究施設と して,社会科学実験に関する研究を行うとともに,社会科学実験分野における人材の育成,研究 成果の国内外への発信,及び国内外の研究拠点との連携の強化を促進することにより,社会科学 実験に関する教育研究の進展に資することを目的とする。」と明記されている。 以上の経過を経て、2007年4月、先端的な社会科学実験を展開するための日本で唯一の専門機 関である、北海道大学社会科学実験研究センターが、学内共同教育研究施設として発足した。 21COEによる教育研究資産を継承しつつ、1)社会科学実験に関する研究の推進、2)社会科学 実験分野における人材の育成、3)研究成果の海外への発信、4)海外の研究拠点との連携の強 化が、本センターの達成すべき目的である。こうした社会科学全般にわたる研究・教育体制を構 築するために、構成員は、文学研究科、教育学研究院、経済学研究科、法学研究科、公共政策大 学院の文系全部局から兼務教員が配された。 3) 2011 年度までの社会科学実験研究センター 2007年4月の発足以来、社会科学実験研究センターは、上記の4つの目標を達成するために、 以下に挙げる複数の機能を担ってきた。 ① グローバルCOEプログラム「心の社会性に関する教育研究拠点」(2007年度-2011年度)を 展開するための教育研究インフラの提供 社会科学実験研究センターは、グローバルCOEプログラム(以下ではGCOEと略記)「心の社 会性に関する教育研究拠点」(2007年度-2011年度)の獲得に大いに資すると共に、GCOEを国 際的に展開するためのさまざまな教育研究インフラを提供した。同GCOEとセンター活動との関 わり、そこから生まれた教育研究の成果(国際的インパクトのある研究の展開、国際的発信能力 のある若手の育成)については、以下の項で詳述する。 ② 社会科学実験に関する研究を推進するための大型外部資金獲得のための受け皿 後述するように、社会科学実験研究センターは、GCOEに加え、特定領域研究「実験社会科学 ―実験が切り開く21世紀の社会科学」(2007年度-2012年度)、最先端基盤研究事業(2010年度 -2012年度)など、各種の大型外部資金を獲得するための受け皿としての機能を果たしている。 ③ 海外主要拠点との連携を通じた国際的な実験ネットワークの構築 社会科学実験研究センターは、経済学、政治学、法学、社会学など広範な社会科学の諸分野 との協働を推進すると同時に、進化心理学研究の世界的中心として知られているカリフォルニア 大学サンタバーバラ校「進化心理学センター」をはじめとする、海外主要研究拠点(スタンフォ 4 ード大学社会科学研究所、UCLA 行動・進化・文化センター、コーネル大学経済社会研究センタ ー、インディアナ大学認知科学プログラム等)との拠点レベルでの連携強化を進めている。 ④ 学内の研究者・大学院生を対象とする施設提供・技術供与・教育展開 後述するように、本センターは学内共同教育研究施設として、学内の研究者・大学院生を対 象に、各種の社会科学実験を行うための施設提供、技術の供与、教育展開を行っている。 なお、山岸俊男教授(文学研究科)の定年に伴い、2011 年 4 月より、亀田達也教授(文学研 究科)が社会科学実験研究センター長に就任した。 4) 現在の社会科学実験研究センター 本センターは 2011 年 10 月に創成研究機構評価委員会による審査を受け、極めて高い評価のも と、同年 12 月に、2012 年度からの 5 年間の更新が全学的に決定された。以下にその概要を述べ る。 2011 年 7 月、創成研究機構より本センターの評価にかかる委員会からの依頼により、8 月下旬 に書類にて自己評価を提出した。さらに 9 月、委員長をはじめ本学外の外部委員が過半数を占め る評価委員会が招集され、そこでプレゼンテーションを行った。その結果、「本センターは広い 領域の社会、人文科学を融合し、人間の社会、経済、文化と心に迫る新しいパラダイムを追求し、 設置期限内における4つの達成計画全てにわたり、それぞれ注目すべき成果が得られている。ま だ予備的な結果もあり、個人を対象とする実験の成果を集団の行動や特性に結びつけるには、い ま一段の飛躍が必要であるが、今後の研究によりすばらしい成果が出ると期待される。」とのコ メントの上、最高のS評価が得られ、「創成研究機構評価委員会としては、本センターで実施さ れている研究の継続を期待する。」と結ばれている。 この評価委員会の評価調書を受け、2011 年 11 月に本センターの将来計画を作成・提出し、翌 年 1 月の教育研究評議会での審議・了承後、同月の役員会において正式に、2012 年度からの 5 年 間の更新が措置された。 (2) センターの理念 社会科学実験研究センターは、以下の事項を理念とする。 社会科学における実験研究のための手法の開発と普及を通して、社会科学の実験科学化を 推進する。 社会科学における実験研究の本格的導入により、人間科学と社会科学の双方に対して共通 の対話可能な研究環境を提供する。 5 人間・社会科学における実験研究のための国際実験ネットワークの構築を進め、世界各国 の拠点を結ぶ国際実験の促進をめざす。 実験研究を通して人間科学と社会科学とを結びつけるための研究活動を行い、その成果を 国際的に発信することのできる若手人材を育成する。 (3) センターの役割 社会科学実験研究センターは、学内共同教育研究施設として、以下の研究・教育を展開する。 社会科学実験の国際拠点として、先端的研究を展開し、研究成果を国際発信する。 国内における社会科学実験の中心として、他大学の研究者との協力のもと、若手研究者を 育成する(PD・リサーチャーの受け入れ、ワークショップの開催)。国外の主要拠点との 間にも同様の協力を行う。 学内の研究者・大学院生を対象に、社会科学実験研究のための施設提供と技術供与を行う (インターンシップ、コンサルティング)。 6 社会科学実験の論理と実践に関する大学院共通授業を展開する。 (4) 本学における位置づけ 1) 中期目標・中期計画における位置づけ 北海道大学の第一期中期目標・中期計画では、人間・社会統合科学が研究重点領域として構想 されている。同時に、「旧来の学問体系を越えて新たな学問領域の創生を果たすために、複合的 学際的領域における世界的研究拠点形成の核となりえる研究の推進」が目標とされている。 21COE「心の文化・生態学的基盤」を継承・発展させ、GCOE「心の社会性に関する教育研究拠 点」の基盤を提供する形で、社会科学実験に関心をもつ文系 5 研究科・部局の研究者を結集した 本センターは、こうした第一期中期目標・中期計画の理念と明確に関連する。 社会科学実験研究センターには、その発足以来、第一期中期目標・中期計画に沿う形で全学的 な支援が行われてきた。その支援の中心は、人文・社会科学総合教育研究棟 6 階に実験研究のた めの施設が確保されたこと、全学運用教員制度による教員の戦略的配置により同センターの運営 に必要とされる人件費等が措置されたこと、の 2 点である。現在、本センターはこうした全学的 支援を背景に、GCOE 拠点にインフラを提供し、拠点形成に参加する文学研究科、教育学研究院、 経済学研究科等の諸組織での大学院教育の高度化と部局横断的な若手研究者育成プログラムを強 力に推進している。 さらに、第二期中期目標・中期計画では、「研究水準及び研究の成果等に関する目標を達成す るための措置」として、「基礎領域における研究を持続的に推進するとともに、(中略)実証 型・フィールド型の研究や先端融合領域の研究を重点的に支援する。」、「研究成果を、国際的 に評価の高い学術誌や著書、国際学会・シンポジウム等に積極的に発表する。」としており、社 会科学実験研究センターは、教育研究活動の概要 (p.10) で述べるように、着実にこの目的に沿っ た活動を果たしてきている。また、第二期中期目標・中期計画では、研究実施体制について、 「「創成研究機構」において、本学の研究戦略に基づき、附置研究所、共同利用・共同研究施設、 学内共同利用研究施設間の連携を進め、共同研究プロジェクトを機動的に推進する。」としてお り、本センターも、その一つとして明確に位置づけられている。 また、2005 年 6 月、文学研究科は、スタンフォード大学社会科学研究所との間に、社会科学実 験研究センター構想を核とする研究交流協定を結んだ。同時に、社会科学実験研究センターは、 大阪大学「アンケート調査と実験による行動マクロ動学」、神戸大学「新しい日本型経済パラダ イム」、早稲田大学「開かれた政治経済制度の構築」の 3COE 拠点における社会科学実験研究者 と共同して、2007 年、特定領域研究「実験社会科学-実験が切り開く 21 世紀の社会科学-」を 獲得した。2010 年からは、文部科学省の最先端研究基盤事業の連携拠点として、京大をはじめ とする心理学系研究拠点とともに「心の先端研究のための連携拠点 (WISH: Web for the Integrated Studies of the Human Mind) 構築」を推進している。他分野・他大学の研究者との間で先端的な共 同研究体制を構築するという本センターの方向性は、「他大学等との連携による効果的な共同研 究を推進し、全国に(また世界に)開かれた研究拠点としての地位のより一層の向上を図る。」 7 という第一期中期目標・中期計画の、また、「他大学及び諸研究機関と効果的な連携研究を推進 する。」という第二期中期目標・中期計画の理念と整合する。 2) 創成研究機構の一組織としての位置づけ 2009 年 4 月、北海道大学に創成研究機構が設置された。創成研究機構は、「先駆的・融合的学 問領域の創成」、「研究成果の社会還元」等を目的に、旧来の創成科学共同研究機構が進めてき た大型の競争的資金によるプロジェクト研究の実施と研究成果の実用化・事業化に向けた活動に 加え、学内の附置研究所・研究センターの効率的な運用を目指す組織である。社会科学実験研究 センターは、同機構を構成する組織の1つとして位置づけられている(次頁の組織図参照)。 創成研究機構傘下の組織として、本センターは以下の具体的な研究課題を掲げている。 「正義」への実験的接近: 格差是正や社会的公正をめぐる広範な議論の背景となる、分配の正義(distributive justice)や 共感を支える人間の心理・行動のメカニズムについて、社会科学と脳科学の協同により、 文理融合的な接近を行う。そうした検討から得られる実証的知見と、法学・政治学などに おける規範的議論との接合を図る。同時に、司法場面における行動科学的知見の応用につ いても検討を進める。 相互協力達成のメカニズム: 人間社会を特徴付ける大規模な相互協力の心的・社会的基盤について、競合する複数の理 論モデル(集団選択モデル、評判モデル、ドメイン間連結モデル)の妥当性を検討する。 研究手法としては、進化ゲーム理論を軸とする数理解析・コンピュータシミュレーション と、実証データを得るための行動実験や社会実験(通常の実験室実験に加えて国際比較・ 地域間比較を含む)を相互補完的に用い、数理生物学・人類学・生態学との連携を図る。 意思決定における心的表象の役割: 時間、確率、対人的距離(社会的距離)や報酬・罰の価値などの心的表象を心理物理学的 に計測し、自己制御におけるメタ認知の役割と関連づけつつ、神経経済学の観点から分析 する。これらの検討では、神経経済学や社会物理学的手法による数理モデル化の作業や、 神経内分泌系の分析と併せ、脳科学者とのコラボレーションを行う。 8 図1 創成研究機構組織図 3) 北大を特徴づける研究分野・研究テーマとしての位置づけ 北海道大学研究戦略室は 2011 年 3 月に「北大を特徴づける研究分野及び研究テーマ」を全学 で 41 件、抽出した。「実験社会科学」は、「世界レベルで見て北大に優位性のある研究分野」 の一つとしてこの中に採択されている。具体的には、「重要な研究分野」として「実験社会科 学」が、研究テーマとして「心の社会性に関する研究」(「心は集団環境における適応課題を解 く道具群から成るシステムであるという観点から,心の設計を進化ゲームモデルと行動・生理・ 脳計測実験により明らかにし,社会科学の基盤となる人間像を提供する」)が選定されている。 (5) 予算・人員措置 重点配分経費として本部から、2008 年度 44 万 7,000 円、2009 年度 44 万 5,000 円、2010 年度 44 万円を措置された。また、実験室改修工事費として 2008 年度 175 万 6,000 円(本部 90 万円、文 9 学研究科 85 万 6,000 円)、実験室補修工事費として 2010 年度 260 万円(文学研究科)の措置を 受けた。 本センターには、全学運用教員制度に基づき、助教 1 名が措置されている。平成 24 年度現在、 文学研究科・経済学研究科・法学研究科・教育学研究院にそれぞれ所属する教員が兼務教員とし て勤務している。 (6) 施設概要 社会科学実験研究センターは、北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟 6 階に、以下の実験 設備を有している。これらの実験設備は、国内はもとより、国際的にも最高水準の社会科学実験 施設であり、国内外らの数多くの見学者を集めている。(本センターの有する実験設備の詳細に ついては資料1「実験施設の詳細」を参照) 2.教育研究活動の概要 (1) 施設利用状況 本センターの実験施設の稼働日数は 5 年間で合計 1,132 日、実験への参加者総数は延べ 15,583 人であった。これらの参加者のほとんどは本学の学生であるが、それ以外に 5 年間で延べ 986 人 の一般市民が実験に参加している。これらの実験には、本実験施設を中国および台湾の実験室と インターネットを介して結んだ国際実験も含まれる。この規模での実験研究の組織的推進は国内 において類例がなく、国際的にも屈指の規模である(詳細については資料1「実験施設の詳細」 を参照)。 (2) 教育活動 2007 年度 平成 19 年度特定領域研究「実験社会科学―実験が切り開く 21 世紀の社会科学」2007 サマース クール 2008 年度-2012 年度(毎年開講) 大学院共通授業科目「実験社会科学入門」 10 上記に加え、ワークショップ、シンポジウム、院生セミナーを定期開催している。院生セミナ ーとは、大学院生が、専門の異なる領域同士の教員・学生らに研究発表を行い、議論を行う場で ある。こうした取り組みが、深い専門性と幅広い学際的視野の涵養の両立に繋がっている。(詳 細については資料2「教育研究活動の詳細」を参照) (3) 若手研究者の支援とその成果 本センターは、GCOE と連携するかたちで、過去 5 年間で合計 10 名のポスドク研究員を採用 し、社会科学実験分野の若手研究者育成に努めている。また、若手研究者に対し、国際学会発表 支援、英語論文執筆支援などを行ってきている(国際学会発表旅費支援では延べ 60 人以上、総 額約 1,100 万円)。これらの支援は、若手研究者の自立にも結びついている。2010 年度には、将 来我が国の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院博士課程学生として高岸治 人が「第 1 回日本学術振興会育志賞」を受賞した。それ以外にも、本センターでの活動を基盤と する大学院生が、過去 5 年間で、合計 51 件の競争的外部資金、5 件の国際学会賞、24 件の国内 学会賞を得ている。さらに、過去 5 年間で、合計 35 名の大学院生が日本学術振興会特別研究員 に採用されたほか、その他のさまざまなフェローシップを獲得している。(詳細については資料 3「若手研究者の支援とその成果の詳細」を参照) (4) 競争的資金獲得状況 本センターに所属する教員は、過去 5 年間に、合計 50 件、総額 422,729,000 円(直接経費の み)の競争的外部資金を獲得した。(資料4「競争的資金獲得状況の詳細」を参照) (5) 研究業績 過去 5 年間に合計 134 件の著書・分担執筆(うち洋書 21 件、和書 113 件)、228 件の学術論文 (うち国際誌 142 件、国内誌 86 件)を公刊、876 件の学会発表。(うち国際学会 340 件、国内学 会 536 件)を行った(詳細については資料5「研究業績一覧」を参照)後述するようにこれらの 研究業績は国際学術誌において多くの引用を受けている。 (6) アウトリーチ活動 定期的なニュースレターの発行、大学サイエンスフェスタ(国立科学博物館)における一般市 民向けの企画展示、各種フォーラムでの講演活動(大学院教育改革プログラム合同フォーラム、 九州大学・北海道大学合同活動報告会など)により、社会への多様なアウトリーチ活動を行って いる。(詳細については資料6「アウトリーチ活動の詳細」を参照) (7) 拠点間連携 国内外の拠点間連携 11 社会科学実験研究センターは、1)カリフォルニア大学サンタバーバラ校進化心理学センター との共同教育体制の構築、2)他の国外研究拠点(スタンフォード大学社会科学研究所、UCLA 行動・文化・進化センター等)との連携の強化、3)国内における社会科学分野の2つの GCOE 拠点(大阪大学、早稲田大学)との連携と、これらが共同で実施する特定領域研究「実験社会科 学―実験が切り開く 21 世紀の社会科学」の推進にあたって、中核的な役割を果たしている。 2010 年度からは、インディアナ大学認知科学プログラムとの連携も開始されている。また 2009 年度には、玉川大学脳科学研究所の研究者と共同し、『意思決定科学・法哲学・脳科学の連携に よる「正義」の行動的・神経的基盤の解明』プロジェクト(異分野融合による方法的革新を目指 した人文・社会科学研究推進事業)が開始された。 「心の先端研究拠点:WISH 事業」との連携 2010 年 6 月、文部科学省は世界水準の研究拠点に集中的に資源投下するため、最先端研究基 盤事業の補助対象事業として、「心の先端研究のための連携拠点 (WISH: Web for the Integrated Studies of the Human Mind) 構築」(以下 WISH)など 14 件を選定した。社会科学実験研究センタ ーは、社会科学実験を行う連携拠点としてこの WISH の重要な一翼を担っている。北海道大学に おいて最先端研究基盤事業の連携拠点として採択されたのは、「社会科学実験研究センター」と、 同じく創成研究機構に属する「人獣共通感染症リサーチセンター」の 2 施設のみである。(詳細 については資料7「拠点間連携及び学外研究機関との共同研究による施設利用実績」を参照) 3.過去 5 年間の点検・総括 実験社会科学を取り巻く世界的潮流が急速に進行するなか、2007 年 4 月に発足した北海道大学 社会科学実験研究センターは、今日に至るまで 5 年間の教育研究活動を行ってきた。以下では、 上述の客観的データをもとに(詳細については資料 1 ~ 7 を参照)、本センターの平成 23 年度ま での活動について点検・総括し、平成 24 年度以降の展望をおこなう。 自己点検にあたっての評価軸は、北海道大学社会科学実験研究センター規程第2条の規定に基 づく4つの目標(p.5 ~ 6 のセンターの理念と役割はこれらの目標に具体化されている)のそれぞ れがどの程度達成できたかにある。以下では、目標ごとに点検・評価を行う。 (1) 4つの目標別の点検・評価 ① 社会科学実験の国際拠点としての先端研究の展開 「沿革」(p.2)で述べたように、本センターの萌芽となった 21COE(CEFOM/21)は大きな成功 を収め、北海道大学は 2007 年の時点で、アジアにおける社会科学実験の最中核拠点として第一 線の国際的評価を得るに至った。こうした成果を受け継ぎ 2007 年 4 月に発足した本センターは、 12 GCOE「心の社会性に関する教育研究拠点」の展開を支援するかたちで、この 5 年間の間に、合 計 142 本の国際学術論文、340 件の国際学会発表を生み出している。これらの学術論文は、 Psychological Review, Psychological Science, Journal of Experimental Psychology, Journal of Persnolaity and Social Psychology などの心理学・社会心理学分野、Current Anthropology などの人類学分野、 Evolution and Human Behavior などの人間行動進化学分野、Public Choice などの政治・経済学分野、 Proceedings of the National Academy of Science などの自然科学分野の一流国際学術誌に刊行されて いる。こうした先端研究の展開と照応する形で、本センターに所属する教員は、International Congress of Psychology, Human Behavior and Evolution Society,International Congress of Applied Psychology などの国際学会における基調講演、Stanford University, Universtiy of California Santa Barbara などにおける招聘フェローシップ、Stanford Universtiy, University of Michigan, UCLA, Indiana University などにおける招待講演を行ってきた。こうした成果は、本センターが、アジア のみならず、実験社会科学分野における国際的な主要研究拠点として広く認知されていることを 示している。以上から、「社会科学実験の国際拠点としての先端研究の展開」という所期の目標 の達成に向け、着実な進展が見られる。 ② 社会科学実験分野における有為の若手人材の育成 「若手研究者の支援とその成果」(p.11) で述べたように、本センターに活動基盤を置く若手研 究者は、過去 5 年間で、合計 5 件の国際学術賞、24 件の国内学術賞(第 1 回日本学術振興会育志 賞を含む)を得た。また、日本学術振興会の特別研究員として 35 名が採用されると共に、30 件 の競争的外部資金(特別研究員奨励費 35 件を除く)を獲得している。これらの若手研究者は、 実験社会科学を担う有為の人材として国内外で高く評価されていると共に、就職面でも、アルバ ータ大学助教授、ブリティッシュコロンビア大学講師(カナダ)、ウィリアム&メアリー大学助 教(アメリカ)、嶺南大学助教(香港)、神戸大学准教授、東京大学助教などの研究職を得てい る。以上より、「社会科学実験分野における有為の若手人材の育成」という所期の目標が着実に 達成されている。 ③ 国際的にインパクトのある研究成果の発信 既に①で述べたように、本センターからは、GCOE や、特定領域研究と連動するかたちで、一 流国際学術誌に数多くの論文が公刊されてきた。また、本センターの発信する論文は、心理学、 社会心理学のみならず、経済学、経営学、社会学、政治学、法学、人類学、情報科学、進化生物 学、動物行動学、社会物理学などの広範な領域の国際学術誌において、数多くの引用を受けてい る。次頁の図 2 は、本センターの発信した論文が国際学術誌において引用された回数の推移を示 している(2011 年度の被引用数については現段階で ISI 統計が未確定のため記載していない)。 また、次頁の図 3 は、若手研究者が第一著者として公刊した国際学術誌論文数の推移を示してい る。いずれの図からも、本センターとその支援する GCOE が発足した 2007 年以降、国際的な研 究成果が増大していることが分かる。以上より、「国際的にインパクトのある研究成果の発信」 という所期の目標の達成に向け、着実な進展が見られる。 13 14 図2 国際学術誌における論文被引用数の推移 図3 若手研究者が第一著者として公刊した 国際学術誌論文数の推移 *2011 年度は in press を含む数 ④ 海外の研究拠点との連携強化を通じた、人間・社会科学における実験研究のための国際ネッ トワークの構築 「拠点間連携」(p.10) で述べたように、本センターは、カリフォルニア大学サンタバーバラ校 進化心理学センターとの間で、GCOE を通じた共同教育体制を構築している。さらに、他の海外 研究拠点(UCLA 行動・文化・進化センター、スタンフォード大学社会科学研究所、インディア ナ大学認知科学プログラム、ウェリントン・ヴィクトリア大学応用比較文化研究センター、コー ネル大学経済社会研究センター、国立台湾大学心理学研究所)との研究連携を行い、研究員の交 換等を行っている。また、博士課程大学院生が双方の拠点を、中・短期間、研究訪問し、実験デ ータを共同で収集するなどの研究活動も頻繁に行われている。こうした研究・教育連携は、海外 主要研究拠点間での実験を軸としたネットワークの形成に大きく貢献している。以上から、「海 外の研究拠点との連携強化を通じた、人間・社会科学における実験研究のための国際ネットワー クの構築」という所期の目標の達成に向け、着実な進展が見られる。 上記に加え、本センターは共同教育研究施設として、学内の研究者・大学院生を対象に、社会 科学実験研究のための施設提供と技術供与(インターンシップ、コンサルティング)、および、 社会科学実験の論理と実践に関する大学院共通授業を展開している(詳細については資料 1 の (2)「施設利用状況」と資料 2「教育研究活動の詳細」の項を参照)。また、本センターの活 動は一般公開のワークショップ、ニュースレター、ワーキングペーパー、WEB ページでの広報 活動などを通じて市民に公開されている。例えば、2009 年 12 月には、国立科学博物館(東京) の「大学サイエンスフェスタ」における研究展示を 10 日間にわたり行い、数千名の一般市民の 訪問を得た。 15 さらに本センターは、大型研究資金(特定領域研究、最先端研究基盤事業)の獲得を通じて、 国内の主要研究拠点(大阪大学社会経済研究所、早稲田大学政治経済学術院、京都大学霊長類研 究所)との間にも共同の研究体制を構築している。このことは、「大型研究プロジェクトの立ち 上げ段階から事業終了まで、継続的な支援を行う。」という第二期中期計画の一部が、これまで の社会科学実験研究センターの活動において既に実現しつつあることの証左として捉えられよう。 こうした活動は本学における研究戦略とも密接に関連しており、例えば、「世界レベルで見て北 大に優位性のある研究分野」の一つに「心の社会性に関する研究」が選ばれており、社会科学実 験研究センターがその基盤を提供していることにも表れている。 (2) 総括と今後の展望 以上、本センターは、5 年間の教育研究活動を通じて、社会科学実験の国際的中核拠点として の高い評価を確立してきた。こうした実績は、「社会科学実験に関する教育研究の進展に資する ことを目的とする」という本センターの設立目的(北海道大学社会科学実験研究センター規程第 2条)に叶うものであると総括できる。また、本センター長の亀田達也は上述の WISH の代表世 話役を 2012 年度より務めており、心の先端研究をめざすトップ拠点間連携の中核として、本セ ンターの役割がいっそう重要性を増している。 さらに、本センターの兼務教員は数多くの重要な研究プロジェクトを担っている。センター長 の亀田達也は特定領域研究「実験社会科学」の研究班代表に加え、異分野融合による方法的革新 を目指した人文・社会科学研究推進事業『意思決定科学・法哲学・脳科学の連携による「正義」 の行動的・神経的基盤の解明』プロジェクトの代表として、「正義」の規範的研究から脳科学に おける実証的研究までを包含する、人間・社会科学の総力を挙げた取り組みを展開している。加 えて、仲眞紀子は、平成 23 年度科研費新学術領域研究「法と人間科学」の研究代表者として、 100 名を超える全国の研究者・大学院生・実務家をリードしている(なお、この課題は、平成 23 年度に人文・社会科学系で採択された唯一の研究課題である)。また、高橋泰城は新学術領域研 究「精神機能の自己制御理解にもとづく思春期の人間形成支援学」の研究分担者として、高橋伸 幸は新学術領域研究「ネアンデルタールとサピエンスの交代劇:学習能力の進化に基づく実証研 究」の招待研究者として、既存の学問領域の枠を超えた新しい領域の開拓を担っている。その一 方で、本センターのさまざまな業務を唯一の専任教員として担ってきた助教のポスト(全学運用 教員として措置)が 2012 年度をもって終了する。競争的外部資金により特任助教を雇用する方 向を探る一方、北大における戦略的研究展開の観点からの全学的支援の可能性も同時に望まれる ところである。 このように、本センターは社会科学実験の国際的中核拠点として日々の研究教育活動を鋭意展 開している。北海道大学の人文社会科学分野における屈指の先端研究拠点として、社会科学実験 の国際的進展と普及に努めつつ、来るべき「人間・社会科学統合」に向けて世界的役割を果たし ていくことが、本センターの今後の重要なミッションである。 16 資料編 資料1 実験施設の詳細 (1) 施設紹介 集団実験室 15 のパーティションつきデスクが設置され、他者の存在を意識しつつ行う集団内行動の実験 に用いる。各デスクのパーティションの高さを変えることでプライバシーの程度を調整できる。 また正面には大型スクリーンが設置されており、参加者全員に対し同時に実験の説明を行う必要 のある実験が実施できる。また各デスクにはパソコンが設置されており、国際ネットワーク実験 室ともネットワークで連結すると、合わせて 36 人まで同時に実験参加が可能である。 図 4 集団実験室における実験実施の様子 図5 集団実験室模式図 国際ネットワーク実験室 実験参加者用の個室が 16 室用意され、参加者同士あるいは海外の実験室にいる参加者と、コ ンピューターネットワークを介して相互作用を行う実験に用いる(これまでの実施実績:日本・ 中国・台湾を連結した国際実験)。参加者用個室に加え、実験準備室が設置されている。これら の個室及び制御室にはコンピューターが配置されており、LAN で接続されている。よってコン ピューターを介したコミュニケーションや相互作用の実験が実施できる。個室は完全な防音を施 していないため、他の参加者の存在を意識しつつ、かつ相手の顔や名前についての匿名性の保障 された状態で実験を実施できる。 17 国際ネットワーク実験室における実験実施の様子 中山大学(中国)の実験室 図6 国際ネットワーク実験室模式図 NTU(国立台湾大学)における実験の様子 国際ネットワーク実験室における日本・中国・台湾の国際接合実験 感覚システム実験室 他の参加者と相互作用を行いながら、眼球運動、心拍数、皮膚反応などの感覚・生理データを 計測し、行動と情動反応や注意の配分などとの関連を調べるための実験室が整備されている。2 つの完全防音室と 2 つの簡易防音室、および実験のための準備室から構成されており、各実験室 内に LAN が設置されている。防音室には、眼球運動測定装置、参加者に実験刺激を提示しつつ 実験の様子を録画できるプロンプター、心拍などの整理指標を測定する装置、実験実施と分析用 コンピューターが配置され、外部の雑音に影響されやすい生理指標・認知指標を測定する実験か ら分析まで実施できる。 18 筋電位測定 呈示された実験刺激 測定値の分析 分析結果 感覚システム実験室模式図 図7 感覚システム実験室における研究例 (顔面筋電位検査による二者間の表情、及び感情の転移現象の検証. Kameda, T., Saito, H., & Murata, A., in preparation) (2) 施設利用状況 本センターの実験施設の稼働日数は、2007 年度 250 日、2008 年度 281 日、2009 年度 148 日、 2010 年度は 214 日、2011 年度は 239 日であり、1 日あたり数名から約 100 名の参加者を募集して 実験を実施するなど、効率的な施設使用が実現されている。これらの実験に参加した参加者数は、 2007 年度 2,554 人、2008 年度 3,145 人、2009 年度 2,609 人、2010 年度 3,351 人、2011 年度 3,924 人であった。さらに、実験者プール登録者数は、2007 年度 1,685 人、2008 年度 1,898 人、2009 年 度 1,888 人、2010 年度 1,723 人、2011 年度 1,889 名であった。これらの実験には本学の学生が参 加しているが、それに加え、2007 年度には 108 名、2008 年度には延べ 302 名、2009 年度には 95 名、2010 年度には 193 名、2011 年度には 288 名の一般市民が実験に参加している。 19 資料2 教育研究活動の詳細 教育活動 社会科学実験研究センターでは、以下の科目を開講している。 2007 年度 平成 19 年度特定領域研究「実験社会科学―実験が切り開く 21 世紀の社会科学」2007 サマー スクール 2008 年度-2012 年度(毎年開講) 大学院共通授業科目「実験社会科学入門」 また、次に示すワークショップ、共催ワークショップ、院生セミナーを開催している。 ワークショップ 2007 年度 日付 タイトル 講演者 社会行動の学習における個人差とその脳 活動 春野雅彦 5/15 The Case of the Transmogrifying Experimenter and Other Absurd Tales from the Meaning Maintenance Model Steven J. Heine 5/17 (ATR 脳情報研究所) (University of British Columbia, Canada) 参加者 11 名 27 名 2011 年度 日付 7/26 20 タイトル How Competitive are Professional Women? A Tale of Identity Conflict 講演者 Fei Song (Ryerson University), Bram Cadsby (University of Guelph, Canada) 参加者 15 名 共催ワークショップ 2007 年度 日付 10/18 12/6 12/20 12/26 タイトル 講演者 Culture and Stereotype Communication: Victoria Yeung Are there Cultural Differences in Stereotype Communication? (University of Melbourne, Australia) The Bicultural Self: A cognitive and socialneuroscience approach Sik Hung Ng 時間選好・合理的習慣形成(中毒)・リ スク態度の神経経済学 高橋泰城 Cultural influences in cognition and emotion 増田貴彦 (University of Alberta, Canada), Oona Cha (Chung-Ang University, Korea), 小宮あすか 参加者 22 名 21 名 (City University of Hong Kong, The President of Asian Association of Social Psychology) 32 名 (東京大学) 20 名 (京都大学) 2/27 Culture and cognitive dissonance 北山忍, Jiyoung Park, Sasha Kimel (University of Michigan) 14 名 3/5 感情の社会・生態学的基礎 佐藤弥(京都大学),魚野翔太 (京都大学),間山ことみ(北海 道大学),齋藤寿倫(北海道大 学) 27 名 2008 年度 日付 5/24-25 タイトル Cultural Neuroscience 講演者 北山忍 (University of Michigan), William Gehring (University of Michigan), Richard Lewis & Sharon G. Goto (Pomona College), 渡部幹 (早稲田大学),番浩志(京都大 参加者 31 名 学),高橋泰城(北海道大学), Incheol Choi & Sun Hae Sul (Seoul National University), Shihui Han (Peking University), Trey Hedden (Massachusetts Institute of Technology), Nalini Ambady (Tufts University),西條辰義(大阪大 学),大平英樹(名古屋大学), 石井敬子(北海道大学) 21 8/7 8/7 9/22 Choosing the right drug plan: Older adults, choice size, and numeracy Yaniv Hanoch & Michaela Gummerum The development of prosocial behaviour in children and adolescents (University of Plymouth) Normative economics without consistency axioms?: Three empirical examples using food prices, lab experiments with time tradeoffs, and non-Bayesian cancer-risk beliefs among economists Nathan Berg Reciprocity, cooperation and fairness among human and non-human animals Kevin McCabe, David Chavanne (George Mason University),山本真 20 名 20 名 (University of Texas-Dallas) 23 名 也, 服部裕子(京都大学),山岸 俊男(北海道大学) 9/22 Current issues of environmental psychology in Japan 藤井聡(東京工業大学),安藤香 織(奈良女子大学),大沼進(北 海道大学),大友章司(甲南女子 大学),Robert Gifford (University of Victoria) 10 名 9/30 生態系と人間社会系のカップリング 佐竹暁子 16 名 (北海道大学) 11/29-30 Experimental research on cross-societal trust James Liu (Victoria University of Wellington), Yicheng Lin (National Taiwan University), Feixue Wang (Sun Yat-sen University), 山岸俊男, 6名 高橋知里, Joanna Schug(北海道大 学) 12/8 42 名 Lost in Transition: Youth, Work, and Instability in Postindustrial Japan Mary C. Brinton 3/27 Evolutionary approach for human mating and emotion Jeffrey Keith Snyder, Matthew Michel Gervais (Department of Anthropology, University of California, Los Angeles) 24 名 3/29 Workshop on Cooperation and Emotional Expression Michael Kuhlman (University of Delaware),大薗博記(京都大学) 24 名 3/29-30 Workshop on Cheater/Cooperator Detection William Brown (Brunel University),Jan Verplaetse, Sven Vanneste (Ghent University),小田 亮(名古屋工業大学), Madeleine Page (University of Delaware), 山岸俊男, 清成透子, 品 田瑞穂, Joanna Schug(北海道大 学) 24 名 22 (Harvard University) 2009 年度 日付 4/27 7/31-8/1 タイトル 講演者 Who moved my cheese?: Coping flexibility and adaptation to life changes Cecilia Cheng Socio-Ecological Approaches to Cultural and Social Psychological Processes Glenn Adams (University of Kansas), Chi-Yue Chiu (Nanyang Technological University, Singapore; University of Illinois at UrbanaChampaign), Ying-Yi Hong (Nanyang Technological University, Singapore; University of Illinois at Urbana-Champaign), Letty Kwan (University of Illinois, UrbanaChampaign), Shigehiro Oishi (University of Virginia),石井敬子 (北海道大学),結城雅樹(北海 参加者 17 名 (University of Hong Kong) 28 名 道大学) 9/7 11/20 Luminous Shine versus Dark Shadow: The Duality of Late Adolescent's Friendship Network Chyi-in Wu ソウル大学・北海道大学ジョイントシン ポジウム 分科会 石井敬子(北海道大学),橋本博 文(北海道大学),Jihye Chong (ソウル大学),佐藤剛介(北海 "Culture and the Sociality of Mind" 12 名 (Institute of Sociology, Academia Sinica, Taiwan) 20 名 道大学),Yoonji Shim(ソウル大 学),Pyongwon Kang(ソウル大 学),結城雅樹(北海道大学), Hyunjung Lee(ソウル大学), Hyekyung Park(Sungshin Women’s University),山岸俊男(北海道 大学),Incheol Choi(ソウル大 学) 3/26 近代経済学研究会 西條辰義(大阪大学社会経済研究 所) 20 名 2010 年度 日付 8/24 タイトル Group homophily and the emergence of upstream reciprocity 10/14 神経行動学から考える「生まれと育 ち」:何を学べて何を学べないのか?そ れはどうやって制御されているのか? 11/15 テストステロンとリスク選好:濃度変化 が重要なのか? 講演者 Yen-Sheng Chiang (Department of Sociology,University of California, Irvine) 和多和宏(北海道大学理学部生物 科学科) 蔵研也(岐阜聖徳学園大学経済情 報学部) 参加者 25 名 27 名 20 名 23 1/27 情報カスケードは相転移か? 守真太郎(北里大学理学部) 24 名 2/17 実験哲学と実験経済学:Knobe 効果の哲 学実験の経済実験化 小田宗兵衛(京都産業大学) 22 名 2/22 Cultural norms modulate one’s sensitivity to the disappearance of smiles associated with 5-HTTLPR genotypes. 石井敬子(神戸大学) 24 名 2011 年度 日付 4/3-5 タイトル Workshop on Human Nature and Institutions 講演者 6/7 量子ゲーム理論と量子意思決定論 10/22-23 日本シミュレーション&ゲーミング学会 2011 年秋季全国大会 20 名 11/19-20 日本人間行動進化学会第 4 回大会 100 名 山岸俊男(北海道大学),Pascal Boyer (Washington University in St.Louis) 全卓樹(高知工科大学) 参加者 15 名 17 名 院生セミナー 2007 年度 日付 9/26 タイトル 話者 第 1 回 GCOE 院生セミナー 橋本博文,高岸治人 参加者 33 名 (北海道大学文学研究科) 10/31 第 2 回 GCOE 院生セミナー 堀田結孝,上宮愛 42 名 (北海道大学文学研究科) 11/28 第 3 回 GCOE 院生セミナー 佐藤剛介(北海道大学文学研究 38 名 科),栗田健一(北海道大学経済 学研究科) 2008 年度 日付 4/23 タイトル 第 4 回 GCOE 院生セミナー 話者 山崎圭子(北海道大学教育学研究 参加者 26 名 院),小室匠(北海道大学文学研 究科) 5/21 第 5 回 GCOE 院生セミナー 山口未花子,釜屋健吾 (北海道大学文学研究科) 24 40 名 6/25 第 6 回 GCOE 院生セミナー 大瀬幸則,齋藤寿倫 46 名 (北海道大学文学研究科) 10/1 第 7 回 GCOE 院生セミナー 渡辺隼人(北海道大学教育学研究 院),間山ことみ(北海道大学文 学研究科) 約 40 名 11/5 第 8 回 GCOE 院生セミナー 瀧川真也,小野田竜一 約 40 名 (北海道大学文学研究科) 12/3 第 9 回 GCOE 院生セミナー 小林大州介(北海道大学経済学研 究科),三船恒裕(北海道大学文 学研究科) 約 40 名 話者 参加者 2009 年度 日付 タイトル 5/13 第 10 回 GCOE 院生セミナー 黒阪健吾(北海道大学経済学研究 科),村田藍子(北海道大学文学 研究科) 26 名 6/17 第 11 回 GCOE 院生セミナー 小西信義,川村誠 20 名 (北海道大学文学研究科) 7/22 第 12 回 GCOE 院生セミナー 奥村安寿子(北海道大学教育学研 究院),橋本博文(北海道大学文 16 名 学研究科) 10/21 第 13 回 GCOE 院生セミナー 牛澤隆司,黒阪健吾(北海道大学 経済学研究科),李楊(北海道大 学文学研究科) 約 20 名 11/18 第 14 回 GCOE 院生セミナー 岩田みちる(北海道大学教育学研 究院),堀田結孝(北海道大学文 学研究科) 25 名 1/27 第 15 回 GCOE 院生セミナー 奥山史亮 19 名 (北海道大学文学研究科) 2010 年度 日付 5/26 タイトル 第 16 回 GCOE 院生セミナー 話者 松山直樹(経済学研究科・専門研 究員),佐藤剛介(文学研究科行 参加者 34 名 動システム科学講座) 6/23 第 17 回 GCOE 院生セミナー 杉野佑太(文学研究科心理システ ム科学講座),小野田竜一(文学 研究科行動システム科学講座) 25 名 25 7/21 第 18 回 GCOE 院生セミナー 小西達也(文学研究科宗教学イン ド哲学専修),森康浩(文学研究 29 名 科行動システム科学専修) 10/27 第 19 回 GCOE 院生セミナー 足立明夏(教育学院特殊教育・臨 床心理学研究グループ),豊川航 28 名 (文学研究科行動システム科学専 修) 11/24 第 20 回 GCOE 院生セミナー 竹谷隆司(教育学院特殊教育・臨 床心理学研究グループ),会津祥 34 名 平(文学研究科行動システム科学 専修) 1/26 第 21 回 GCOE 院生セミナー 滝澄子(文学研究科歴史地域文化 学専攻),佐々木超悦(文学研究 29 名 科行動システム科学専修) 2011 年度 日付 5/11 タイトル 第 22 回 GCOE 院生セミナー 話者 日高茂暢(教育学院 発達教育臨 床論講座),長坂邦仁(文学研究 参加者 40 名 科行動システム科学専修修士課 程) 6/22 第 23 回 GCOE 院生セミナー 上宮愛(文学研究科心理システム 科学専修博士後期課程), 波多 35 名 野礼佳(文学研究科行動システム 科学専修修士課程) 7/20 第 24 回 GCOE 院生セミナー 小西信義(文学研究科北方文化論 講座博士後期課程),三浦亜利紗 32 名 (文学研究科行動システム科学講 座修士課程) 10/26 第 25 回 GCOE 院生セミナー 橋本悟(教育学院臨床心理学専修 修士課程),佐藤浩輔(文学研究 38 名 科行動システム科学講座修士課 程) 11/30 第 26 回 GCOE 院生セミナー 黄霂寒(経済学研究科博士後期課 程),中村文彦(文学研究科行動 29 名 システム科学専修修士課程) 2/8 第 27 回 GCOE 院生セミナー 日高茂暢(教育学院発達教育臨床 論講座特殊教育・臨床心理学研究 グループ),北梶陽子(文学研究 科行動システム科学専修修士課 程) 26 19 名 資料3 若手研究者の支援とその成果の詳細 本センターは、2007 年度から 2011 年度にかけて、GCOE と連携するかたちで以下のポスドク 研究員を採用し、当該分野の若手研究者育成に努めている。 GCOE 研究員 2007 年度 Victoria Yeung、高橋泰城、高篠仁奈 2008 年度 Victoria Yeung、Hyekyung Park、高橋泰城、高篠仁奈 2009 年度 Victoria Yeung、水谷裕佳、横田晋大 2010 年度 Victoria Yeung、伊藤圭子、樋口さとみ、Tom Wisdom、Stephen Le 2011 年度 伊藤圭子、樋口さとみ、Tom Wisdom、Stephen Le 短期受け入れ外国人研究員 2009 年度 Lindsay Schaefer、Tugce Kurtis 2010 年度 Ming Xue 2011 年度 Seth Frey、Aldo Chimno 日本学術振興会特別研究員 PD(外国人) 2009 年度 Hyekyung Park、Yen-Sheng Chiang、Kate Pickett、 Stephanus Mathijs、Joseph Janssen 日本学術振興会特別研究員 PD(日本人) 2007 年度 真島理恵、品田瑞穂 2008 年度 品田瑞穂 2009 年度 高篠仁奈 27 若手育成の成果を以下の表に示す(交付総額については複数年度にわたる場合、2011 年度ま でのみ示す)。 日本学術振興会特別研究員 氏名 資格 受給期間 交付総額 (年度) (千円) 研究課題名 S. C. Koller 外国人特別 研究員 2005~2007 1,500 近世後期における日本北辺と北太平洋地域 の歴史的研究-1789-1821 を中心に- 山畑倫志 DC 2005~2007 1,600 アパブランシャ語説話文学を中心とした中 期インド語の言語学的研究 Sanjaya Acharya 外国人特別 2006~2008 ネパールにおける貧困からの脱出に関する 1,200 総合的研究-韓国と日本の過去の経験との 高橋知里 DC 2006~2007 1,900 山田敦士 DC 2006~2007 1,900 松村健太 PD 2006~2007 1,900 澤木梨沙 DC 2006~2008 2,800 加藤美保子 DC 2007~2008 1,800 高橋沙奈美 DC 2007~2008 1,800 左近幸村 DC 2007~2008 1,900 秋山徹 研究員 DC (21COE 枠) 比較 2007 DC 2007~2008 1,100 真島理恵 PD 2007 1,200 DC 2007~2008 北部モン・クメール諸言語の記述と言語接 触にかんする研究 心臓血管系ストレス反応の個人差-脈波伝 播速度と血行力学的反応パターンの関係 注意欠陥/多動性障害の事象同定プロセス における認知特性の解明 ポスト冷戦期におけるロシアの多国間外交 の展開とアジア太平洋地域主義 ロシア正教をめぐる記憶から見る、ポス ト・ソヴィエト社会の国民統合問題 帝政期のロシア極東と東アジアの経済ネッ トワーク 近代中央アジア遊牧社会の社会制度変容過 500 程の研究-クルグズ人のマナプ制度を中心 に- 松本あづさ 赤井文人 心と文化の相互生成関係の実験研究:制度 論的観点からのアプローチ 蝦夷地における幕藩権力とアイヌ民族の社 会史的研究 相互協力形成の心理・社会的基盤:交換関 係の連結に関する理論的・実証的研究 更新世末から完新世の高緯度における人類 1,800 の環境適応行動:北海道の細石刃石器群研 究 28 谷田林士 DC (GCOE 枠) 2007~2008 1,800 利他行動を支える心理メカニズムの解明: 互恵行動の適応的基盤からのアプローチ 600 日本中~近世移行期における幕藩制的権力 の形成とその政策 平井上総 DC 2007 片桐正敏 DC 2007~2008 1,800 発達障害をもつ人たちにおける社会適応メ カニズムの認知心理学的検討 李賢京 DC 2007~2008 1,000 日韓の宗教文化交流に関する比較社会・文 化研究 石橋伸恵 DC 2007~2009 2,700 組織・集団におけるモチベーションの生起 メカニズムとその生態学的適応基盤 白石紘章 DC 2007~2009 2,700 犬飼佳吾 DC 2008~2009 1,000 三船恒裕 DC 2008~2009 1,000 高岸治人 DC 2008~2010 1,500 佐藤剛介 DC 2009~2010 2,000 堀田結孝 DC 2008~2010 1,500 橋本博文 DC 2009~2011 犬飼佳吾 PD 2010~2012 2,800 ナイト流不確実性下の意思決定モデルの構 築:ニューロエコノミクスによる検討 2010~2011 1,400 環境配慮行動に対する動機的アプローチ 2,100 内集団ひいき行動の適応的基盤-理論的研 究と実証的研究を用いた検討- 森康浩 DC (GCOE 枠) 事実を聞き出す面接法-認知面接の半自動 化に向けた基礎的・応用的検討- 規範の認知・感情的基盤と社会階層:経験 抽出法と行動実験による検証 文化的価値と素人社会理論:適応的ヒュー リスティックと協力行動の文化比較 不公正是正行動における心の理論の役割: 発達研究とシミュレーション研究 社会不安の適応的基盤:社会生態学的アプ ローチによる検討 公正行動の心理メカニズム:適応基盤から のアプローチ 2,800 制度アプローチによる「心の文化差」の理 論的・実証的検討 小野田竜一 DC 2010~2012 日高茂暢 DC 2010~2012 高橋由伊 DC 2010~2012 1,400 精神疾患・発達障害における予測システム の解明と検査法・介入法の開発 尾山智子 DC 2010~2011 1,400 感情的な出来事の語りに関する認知発達心 理学的研究 奥山史亮 DC 2010~2011 名畑康之 DC 2011~2013 1,400 自閉症の対人認知過程での場面情報処理に おける弱い中枢性統合の影響 800 亡命者エリアーデの思想における「宗教」 700 心理学者による専門家証言の効果‐裁判員 (2011 年度) 裁判への適用‐ 29 奥村安寿子 DC 発達性ディスレクシアの英単語認知におけ 700 る音韻と正書法の相互作用分析と指導法の 2011 開発 2007 年度に院生が獲得した学会賞・フェローシップ (学振特別研究員奨励費を除く) 氏名 学会費・フェローシップ 山崎優子 International Conference on Psychology and Law, Poster Award 槙洋一 日本心理学会優秀論文賞 藤本良伺 情報知識学会論文賞 橋本博文 日本グループ・ダイナミックス学会優秀学会発表賞 竹村幸祐 SPSS 研究奨励賞(審査委員特別賞) 竹村幸祐 Quinn Exchange Fellowship (Department of Psychology, University of British Columbia, Canada) 竹村幸祐 松下国際財団研究助成 竹村幸祐 日本社会心理学会大学院生海外学会発表補助金 三船恒裕 日本社会心理学会大学院生海外学会発表補助金 佐藤剛介 Society for Personality and Social Psychology Travel Award 釜屋健吾 Society for Personality and Social Psychology Travel Award 堀田結孝 財団法人科学技術融合振興財団 シミュレーション&ゲーミングの先進的独創的な手法の研究補助金 堀田結孝 日本社会心理学会若手研究者奨励賞 橋本博文 日本社会心理学会若手研究者奨励賞 2008 年度に院生が獲得した学会賞・フェローシップ (学振特別研究員奨励費を除く) 氏名 山崎圭子 30 学会費・フェローシップ The 15th Annual Cognitive Neuroscience Meeting, Graduate Students Present Award 橋本博文 The 19th International Congress of the International Association for Cross-cultural Psychology, The Best Poster Award Joanna Schug Society for Personality and Social Psychology Graduate Student Poster Award Finalist 三船恒裕 日本グループ・ダイナミックス学会優秀学会発表賞 齋藤寿倫 日本社会心理学会若手研究者奨励賞 竹村幸祐 北海道大学クラーク記念財団 博士後期課程在学生研究助成 村田明日香 北海道大学クラーク記念財団 博士後期課程在学生研究助成 佐藤剛介 松下国際財団研究助成 佐藤剛介 社会安全研究財団研究助成(B 若手研究助成) 佐藤剛介 日本心理学会国際会議等参加旅費補助金 橋本博文 日本心理学会国際会議等参加旅費補助金 釜屋健吾 日本心理学会国際会議等参加旅費補助金 2009 年度に院生が獲得した学会賞・フェローシップ (学振特別研究員奨励費を除く) 氏名 学会費・フェローシップ 橋本博文 日本グループ・ダイナミックス学会第 56 回大会 ーチ部門) 橋本博文 大学院教育改革プログラム ター発表会 優秀賞 人文科学における実証的研究者の育成拠点 院生ポス 大学院教育改革プログラム 人文科学における実証的研究者の育成拠点 院生ポス 石橋伸恵 ター発表会 優秀学会発表賞 (ロング・スピ 研究奨励賞 小室匠 大学院教育改革支援プログラム 年度第 1 四半期・第 3 四半期) 人文科学における実証的研究者の育成拠点(2009 川村誠 大学院教育改革支援プログラム 年度第 1 四半期・第 3 四半期) 人文科学における実証的研究者の育成拠点(2009 松田瑛美 大学院教育改革支援プログラム 年度第 1 四半期・第 2 四半期) 人文科学における実証的研究者の育成拠点(2009 松田瑛美 村田藍子 大学院教育改革プログラム ター発表会 人文科学における実証的研究者の育成拠点 院生ポス 研究奨励賞 大学院教育改革支援プログラム 年度第 1 四半期・第 3 四半期) 人文科学における実証的研究者の育成拠点(2009 31 名畑康之 大学院教育改革支援プログラム 年度第 3 四半期) 人文科学における実証的研究者の育成拠点(2009 小野田竜一 大学院教育改革プログラム 人文科学における実証的研究者の育成拠点 ター発表会 最優秀賞・総合賞 山本渉太 大学院教育改革支援プログラム 年度第 3 四半期) 村田藍子 電通育英会大学院奨学金(2009 年度~2010 年度) 院生ポス 人文科学における実証的研究者の育成拠点(2009 2010 年度に院生が獲得した学会賞・フェローシップ (学振特別研究員奨励費を除く) 氏名 李楊 学会費・フェローシップ ロータリー米山奨学金 長坂邦仁 三浦亜利紗 宮﨑義久・ 栗田健一 第二回北海道大学サステナビリティ研究ポスターコンテスト 北海道大学総長賞(最優秀賞) 日本人間行動進化学会若手発表賞 2010 年度生活総研賞 韓若康 北海道大学クラーク記念財団・クラーク賞 高岸治人 第 1 回日本学術振興会育志賞 橋本博文 Society for Personality and Social Psychology Graduate Student Poster Award Runner-up 佐藤剛介 Society for Personality and Social Psychology Graduate Student Poster Award Finalist Joanna Schug 松下国際財団研究助成 名畑康之 日本心理学会国際会議等参加旅費補助金 井上愛弓 日本心理学会国際会議等参加旅費補助金 2011 年度に院生が獲得した学会賞・フェローシップ (学振特別研究員奨励費を除く) 氏名 学会費・フェローシップ 李楊 松下幸之助記念財団 2011 年度研究助成 李楊 2011 年度日本社会心理学会若手研究者奨励賞 橋本博文 32 日本グループ・ダイナミックス学会第 58 回大会 部門) 優秀学会発表賞 (English Session 橋本博文 平成 23 年度日本グループ・ダイナミックス学会優秀論文賞 佐々木超悦 第 15 回実験社会科学カンファレンストラベルアワード 佐々木超悦 日本人間行動進化学会第 4 回大会若手優秀発表賞 佐藤剛介 平成 23 年度北海道心理学会研究奨励賞 佐藤剛介 日本心理学会国際会議等参加旅費補助金 喬旦加布 川嶋章司記念基金 李思淼 中国留学基金 韓若康 北海道大学クラーク記念財団外国人留学生奨学金 佐藤浩輔 日本証券奨学金 稲葉美里 日本社会心理学会大学院生海外学会発表支援制度補助対象 黒阪健吾 平成 23 年度財団法人科学技術融合振興財団調査研究補助金 会津祥平 2011 年度アジア社会心理学会発表支援制度補助対象 北梶陽子 平成 23 年度財団法人科学技術融合振興財団調査研究補助金 中村文彦 第 15 回社会科学カンファレンスポスター発表優秀賞 33 資料4 競争的資金獲得状況の詳細 (金額は直接経費のみ、複数年度にわたる場合は受給開始年度から 2011 年度までの総計を示す) 資金名 受給期間 (年度) 科学研究費補助金 特定領域研究 山岸俊男 61,000 2007~2010 集団拘束的行動の適応的基盤 山岸俊男 15,700 山岸俊男 3,200 互恵行動の心理的基盤: 2006~2007 科学研究費補助金 特定領域研究 金額 (千円) 社会行動の文化・制度的基盤 科学研究費補助金 萌芽研究 氏名 2007~2012 科学研究費補助金 基盤研究 B 研究課題 合理的人間像と社会的効用 2007~2012 集団行動と社会規範 亀田達也 55,200 2009~2011 意思決定科学・法哲学・脳科学の連携 による「正義」の行動的・神経的基盤 の解明 亀田達也 12,200 亀田達也 8,500 日本学術振興会受 託研究異分野融合 による方法的革新 を目指した人文・ 社会科学研究推進 事業 科学研究費補助金 基盤研究 B 2005~2007 討 大学院教育改革 イニシアティブ 2007~2009 人文科学における実証的研究者の育成 拠点 仲眞紀子 29,960 2005~2008 子どもの面接法―出来事を話すための 語彙― 仲眞紀子 8,400 2008~2009 司法面接法の開発と訓練 仲眞紀子 11,385 2006~2008 一般交換の心理的基盤と社会・文化的 適応分析 高橋 伸幸 18,600 結城雅樹 3,400 大沼進 3,200 大沼進 1,200 科学研究費補助金 基盤研究 B 受託研究(独立行 政法人科学技術振 興機構) 科学研究費補助金 若手研究 A 科学研究費補助金 基盤研究 C 2008~2010 科学研究費補助金 若手研究 B 財団法人科学技術 融合振興財団研究 助成 34 「原初的共感」の社会・生態学的基盤 とその心的アーキテクチャに関する検 2007~2009 高関係流動性社会における適応デバイ スとしての自尊心 市民参加手続きが政策受容に及ぼす効 果の環境心理学的研究:札幌市廃棄物 政策事例 2008 社会的ジレンマとしての環境問題とい う視点からの社会的決定支援ツールと してのゲーミングの開発・改訂と実践 Promoting environmental 平成 20 年度国際学 会派遣事業 sustainability by effective social 2008 decision making, 大沼進 334 大沼進 1,000 高橋泰城 2,600 瀧川 哲夫 2,100 7,800 XXIX International Congress of Psychology (Berlin, Germany) 札幌市廃棄物政策の多面的評価:家庭 旭硝子財団研究助 成 2009 科学研究費補助金 若手研究 B 2008~2010 科学研究費補助金 萌芽研究 2007~2008 科学研究費補助金 基盤研究 B 2007~2009 特別なニーズのある幼児・児童・青年 の障害特性の評価と支援プログラムの 開発 室橋春光 34,600 2007~2008 文化とフロンティア精神:相互独立的 エートスの起源に関する実験研究 石井敬子 1,700 2009~2010 心の性質の文化依存性:事象関連脳電 位によるアプローチ 石井敬子 2,000 長谷川晃 50,700 尾崎一郎 9,000 2009~2010 制度生態系アプローチによる経済政策 論の研究:進化主義的制度設計と地域ド ック 西部忠 6,900 2007~2009 アジアにおける循環型社会と環境ガバ ナンス 吉田文和 16,300 2006~2008 IT と環境問題―電気・電子機器廃棄物 を中心として― 吉田文和 14,800 2008~2009 市町村合併の政治経済学的研究 肥前洋一 1,500 2007~2010 政治制度の選択と機能分析 肥前洋一 21,600 科学研究費補助金 基盤研究 S 2005~2009 科学研究費補助金 基盤研究 B 科学研究費補助金 基盤研究 A 科学研究費補助金 基盤研究 B 科学研究費補助金 若手研究 B 科学研究費補助金 特定領域研究 <法のクレオール>と主体的法形成の研 究 司法制度改革の比較法社会学的考察 2007~2009 科学研究費補助金 基盤研究 B ション課題の開発 煎本孝 科学研究費補助金 若手研究 B 食事日誌記述法と食事選択シミュレー チベットの文化復興とアイデンティテ ィの形成に関する文化人類学的研究 科学研究費補助金 若手研究 B 意志決定の神経科学基盤に関する神経 経済学的研究 2006~2009 科学研究費補助金 基盤研究 A ごみ有料化を含む総合的施策導入の効 果に関する社会心理学的・経済学的・ 工学的分析 ―新制度派歴史社会学の視角から― 35 科学研究費補助金 若手研究 B 2006~2007 住民投票の成立要件が有権者の投票行 動に与える影響 肥前洋一 1,400 2009~2010 裁判知識の理解と受容が裁判員の法的 判断の妥当性に及ぼす影響 山崎優子 1,980 2009 報道情報が裁判員の法的判断に及ぼす 影響に関する心理学的研究 山崎優子・ 石崎千景 1,400 上宮愛 1,450 大沼進 3,300 大沼進 1,200 科学研究費補助金 スタートアップ 放送文化基金 科学研究費補助金 スタートアップ 2009~2010 科学研究費補助金 基盤研究 C 科学技術融合振興 財団調査研究助成 2010~2012 2009~2010 社会的ジレンマとしての環境問題とい う視点からの社会的決定支援ツールと 2008~2010 高関係流動性社会における適応デバイ スとしての自尊心 結城雅樹 3,400 2010~2011 秩序問題への学際的アプローチ-認知 的制約と社会ネットワーク構造の効果 の解明 高橋伸幸 2,700 2008~2010 意思決定の神経化学基盤に関する神経 経済学的研究 高橋泰城 2,600 2009~2010 Conversational Game Across Cultures 楊慧蘭 3,000 科学研究費補助金 若手研究 B 社会的ジレンマ場面における手続き的 公正の共益的視点導入効果:札幌市廃 してのゲーミングの開発・改訂と実践 科学研究費補助金 挑戦的萌芽研究 因:嘘・真実の議論(TLD)の効果 棄物政策事例 科学研究費補助金 基盤研究 C 子どもの出来事の報告を促進する要 科学研究費補助金 若手研究 B 西部忠・ 2010 年度(財)全 労済協会公募委託 調査研究 2010~2011 社団日本心理学会 研究集会等助成金 JST(科学技術振興 機構) 財団法人杉野目記 念会 海外研修助 草郷孝好・ 吉地望・ 2,220 橋本敬 2009~2012 制度生態系アプローチによる経済政策 論の研究:進化主義的制度設計と地域ド ック 西部忠 2010 「法・矯正領域における心理実務家研 修プログラム」研究会 仲眞紀子 100 仲眞紀子 2,000 品田瑞穂 100 品田瑞穂 1,400 科学研究費補助金 基盤研究B 地域通貨を活用した地域ドックによる 地域社会の活性化 2010 「犯罪から子どもを守る司法面接法の 開発と訓練」国際展開に向けて 2011 12,900 成 文部科学省科学研 究費若手研究 B 36 2011~2012 協力関係の形成方略とその心理・認知 的基盤の体系的検討 文部科学省科学研 究費補助金 基盤研究 B 2011~2013 科学技術融合振興 財団(FOST)調査研 究補助金 2011 発達障害における脆弱性と回復性の検 室橋春光・ 河西哲子・ 討と、それに応ずる個別支援法の開発 正高信男・ 豊巻敦人 電子地域通貨を用いたゲーミング・シ 三上真寛・ ミュレーション ―ネットワーク上取引 と相対取引の比較分析― 西部忠・宮 崎義久 7,600 170 持続可能な経済社会を実現するための 旭硝子財団研究助 成 2011~2013 平成 22 年度科学技 術融合振興財団調 査研究助成 2011~2013 2011~2013 財団法人旭硝子財 団 ステップアッ プ助成 地域通貨の応用に関する研究-進化主義 的制度設計によるメディア・デザイン 論- 西部忠 1,000 社会的ジレンマと集団間葛藤を乗り越 える集団意思決定と合意形成過程の分 析ツールとしてのゲーミング開発 大沼進 300 持続可能な制度設計プロセスにおける 市民参加と施策評価:札幌市資源循環 政策事例調査 大沼進・ 吉田文和・ 松藤俊彦 6,000 37 資料5 研究業績一覧 2007 年度 【著書・分担執筆(洋書)】 Brewer, M. B., & Yuki, M. (2007). Culture and social identity. In S. Kitayama & D. Cohen (Eds.), Handbook of cultural psychology (pp. 307-322). New York: Guilford. Mashima, R., & Takahashi, N. (2007). The emergence of generalized exchange by indirect reciprocity. In A. Biel, D. Eek, T. Garling & M. Gustafsson (Eds.), New issues and paradigms in research on social dilemmas (pp. 156-176). New York: Springer. Ozaki, I. (2007). Civil Litigation in Postwar Japan. In D.-K. C. K. Rokumoto (Ed.), Transformation of Judicial System in the Globalizing World (pp. 105-136). Seoul, Korea: Seoul University Press. Ozaki, I. (2007). Judicial System Reform and Legalization: A Hasty Lapse from Idealism to Instrumentalism. In H. S. L. Mayarli (Ed.), Emerging Concepts of Rights in Japanese Law, The Robbins Collection (pp. 211-230). Radford, M. H. B., Ohnuma, S., & Yamagishi, T. (Eds.) (2007). Cultural and Ecological Foundations of the Mind. Sapporo: Hokkaido University Press. Shinada, M., & Yamagishi, T. (2007). Bringing Back Leviathan into Social Dilemmas. In A. Biel, et al. (Eds.), New issues and paradigms in social dilemma research (pp. 93-123). New York: Springer. Takemura, K., Yuki, M., Kashima, E. S., & Halloran, M. (2008). A cross-cultural comparison of behaviors and independent/interdependent self-views. In A. B. I. Bernardo, M. C. Gastardo-Conaco & M. E. C. D. Liwag (Eds.), The self, relationships, and subjective well-being in Asia: Psychological, social, and cultural perspectives (pp. 105-121). Seoul, Korea: Kyoyook-Kwahak-Sa. 【著書・分担執筆(和書)】 石原孝二. (2007). 環境政策と予防原則. 日本公共政策学会 (編), 科学技術の公共政策 (pp. 78-82). 東京: 中央大学出版 部. 石原孝二. (2007). 技術リスクにどう向き合うべきか. 北海道技術者倫理研究会 (編), オムニバス技術者倫理 (pp. 2535). 東京: 共立出版. 石原孝二. (2008). 人文・社会科学と科学技術コミュニケーション. 杉山滋郎 (編), はじめよう!科学技術コミュニ ケーション (pp. 72-79). 京都: ナカニシヤ出版. 石井敬子. (2008). 文化心理学と単純接触効果. 宮本聡介・太田信夫 (編), 単純接触効果研究の最前線 (pp. 84-93). 京 都: 北大路書房. 亀田達也・石橋伸恵・犬飼佳吾・岩渕恵. (2007). 適応システムとしての「心」:社会心理学とゲーム理論. 経済セ ミナー「ゲーム理論+」 (pp. 64-67). 東京: 日本評論社. 仲眞紀子. 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Paper presented at Social-Personality Colloquium, University of Illinois. Yokota, K., & Yuki, M. (2007). Different facets of perceived entitativity lead to different types of intergroup threats and emotions. Paper presented at the 8th Annual meeting of Society of Personality and Social Psychology. Yoshida, F., & Yoshida, H. (2007). An Economic Analysis of Municipal Solid Waste in Japan. the Second International Conference on Waste Management and Technology. Yoshida, F., & Yoshida, H. (2007). An Economic Analysis of WEEE in Japan. The Third International Eco-electronics Conference. Yuki, M., Sato, K., Schug, J., Horikawa, H., Takemura, K., & Kaneko, M. (2007). The "openness" of a society and the relationship between self-esteem and subjective well-being. Paper presented at the 7th Conference of Asian Association of Social Psychology. 【学会発表(国内学会)】 馬場則夫・半田久志・大沼進・長澤健太. (2007). 環境ゲームをより興味深くするための進化計算の活用とその効 果. 日本シミュレーション&ゲーミング学会全国大会 2007 年秋号. 長谷川晃. (2007). アイヌ民族の<多形的>統合. 日台法哲学シンポジウム. 橋本博文・山岸俊男. (2007). 自己卑下・自己高揚傾向に関する実験研究:文化への制度アプローチに基づいて. 第 11 回実験社会科学カンファレンス. 橋本博文・山岸俊男. (2007). 社会的環境へのデフォルトの適応戦略:文化への制度アプローチの視点から. 人間行 動進化学研究会第 9 回研究発表会. 橋本博文・山岸俊男. (2007). 対人場面におけるデフォルトの自己提示戦略:日米比較研究を通して. 日本社会心理 学会第 48 回大会. 橋本博文・山岸俊男. (2007). 自己卑下的自己提示に対する制度アプローチ. 北海道心理学会第 54 回大会. 橋本博文・山岸俊男. (2007). デフォルトの適応戦略としての文化特定的行動. 日本グループ・ダイナミックス学会 第 54 回大会. 平野晋吾・広重佳治・室橋春光. (2007). 脳波活動の時間変動を用いた入眠時における覚醒水準低下過程の検討. 第 25 回日本生理心理学会大会. 肥前洋一・新名理史. (2007). Imposing a Lower Bound on Voter Turnout. 日本経済学会 2007 年度秋季大会. 本多悠葵・瀧川哲夫. (2007). ステレオタイプが対人判断に及ぼす影響~ステレオタイプ不一致情報の記憶と好み の判断について~. 日本心理学会第 71 回大会. 45 本多悠葵・瀧川哲夫. (2007). 反ステレオタイプ的行動についての原因帰属と好みの推測. 日本社会心理学会第 48 回大会. 本多悠葵・瀧川哲夫. (2007). ステレオタイプ不一致情報の保持が対人判断に及ぼす影響. 北海道心理学会第 54 回 大会. 堀川裕生・結城雅樹. (2007). ステレオタイプが有用な社会状況と無用な社会状況:関係流動性プライミングを用 いた検討. 日本社会心理学会第 48 回大会. 堀川裕生・結城雅樹. (2007). 社会構造とステレオタイプ:関係流動性がステレオタイプの正確性認知に与える影 響の検討. 北海道心理学会第 54 回大会. 堀川裕生・結城雅樹. (2007). ステレオタイプが有用な社会状況と無用な社会状況: 関係流動性プライミングを用い た検討. 北海道心理学会第 54 回大会. 堀田結孝・山岸俊男. (2007). 一般交換システムへの適応としての内集団ひいき:順序つき PD を用いた実験研究. 日本社会心理学会第 48 回大会. 堀田結孝・山岸俊男. (2007). 最後通告ゲームにおける同一性保護の役割. 第 11 回実験社会科学コンファランス. 堀田結孝・山岸俊男. (2007). 最後通牒ゲームにおける自己イメージの保持としての拒否. 北海道心理学会第 54 回 大会. 堀田結孝・山岸俊男. (2007). 自集団への互恵行動の適応基盤:順次付き囚人のジレンマを用いた検討. 人間行動進 化学研究会第 9 回研究発表会. 堀田結孝・山岸俊男. (2007). 最後通告ゲームでの意図によらない不公正分配の拒否. 日本グループ・ダイナミック ス学会第 54 回大会. 犬飼佳吾. (2007). 感情の諸相と社会生態学的環境:経験抽出法と行動実験による検証. 日本感情心理学会第 15 回 大会. 犬飼佳吾・亀田達也. (2007). 感情の諸相と社会階層:経験抽出法と行動実験による検証. 日本社会心理学会第 48 回大会. 煎本孝. (2007). 人類の進化と北方適応. 日本文化人類学会第 41 回研究大会シンポジウム・21 世紀地球人類の危機 と人類史. 石橋伸恵・亀田達也. (2007). 集団作業における行動の個人差と行動的均衡の発生―「二八の法則」の心理・生態 学的基盤(2)―. 日本社会心理学会第 48 回大会. 石橋伸恵・亀田達也. (2007). コラボレーションの社会・生態学的基盤:フリーライダーの出現と「二八の法則」. 日本認知科学会第 24 回大会. 石原孝二. (2007). 工学倫理・研究倫理と情報知識学会. 情報知識学会第 15 回大会. 石原孝二. (2007). 社会的合理性の成立基盤. 日本倫理学会第 58 回大会. 石井敬子・Robert Kurzban. (2007). 循環型の公共財ゲームにおける行動戦略:日本における検討. 第9回人間行動 進化学研究会. 石井敬子・Mary Rigdon・北山忍・渡部幹. (2007). ∵は何に見える?独裁者ゲームにおける他者の目の効果. 日本 心理学会第 71 回大会. 石井敬子. (2008). 顔は声の調子への注意を高めるのか?:感情的発話を用いた検討. 京都大学グローバル COE 研 究開発コロキアム助成ワークショップ. 石崎千景・仲眞紀子. (2007). 市民は犯人識別の信頼性をいかにして判断するか?. 法と心理学会第8回大会. 板垣俊・片山順一. (2007). ギャンブリング課題における自己と他者の結果に対する期待と評価:結果呈示前後の ERP による検討. 第 25 回日本生理心理学会. 板垣俊・片山順一. (2007). 他者と対立する関係におけるギャンブリング課題の結果の評価:事象関連脳電位での 検討. 日本心理学会第 71 回大会. 伊東裕司・三浦大志・薩川奈々・山崎優子・仲眞紀子. (2007). 裁判員の判断に被告人の職業・経歴などの情報が 及ぼす影響:認知欲求との関連. 法と心理学会第 8 回大会. 伊東裕司・仲眞紀子. (2007). 記憶・認知の応用研究─その広がりと可能性. 日本心理学会第 71 回大会. 46 岩井香織・安達真由美. (2007). J ポップ風の歌における情動的印象:曲と歌詞についての検討. 北海道心理学会第 54 回大会. 釜屋健吾・浜村武・Steven S. Heine・堀和泉. (2007). 成功を求める北米人、失敗を避ける日本人─制御焦点と情報 処理の比較文化研究─. 日本社会心理学会第 48 回大会. 釜屋健吾・結城雅樹. (2007). 社会構造が原因帰属に与える影響. 北海道心理学会第 54 回大会. 亀田達也. (2007). 適応装置としてのグループ─ 集合知・ただ乗り問題・進化ゲーム─. 日本心理学会第 71 回大会. 片桐正敏・河西哲子・室橋春光. (2007). 健常成人における自閉症尺度得点による視覚処理特性の違い. ヒューマン 情報処理研究会. 片山順一. (2007). 指定討論 [ワークショップ:事象関連電位をどう使うか─若手研究者からの提言(4)]. 日本 心理学会第 71 回大会. 片山順一・澤木梨沙. (2007). 刺激文脈による逸脱刺激処理の変容: P3a・P3b の振る舞いから [シンポジウム: ERP による情報処理研究の最前線]. 第 24 回日本脳電磁図トポグラフィ研究会. 吉地望・栗田健一・吉田昌幸・吉井哲・山本堅一・宮崎義久・西部忠. (2007). 地域通貨流通網と地理的制約につ いて:苫前町地域通貨流通実験を事例として. 進化経済学会第 11 回大会. 木村元洋・片山順一・室橋春光. (2007). 課題難易度が視覚逸脱事象の処理に及ぼす影響. 第 25 回日本生理心理学 会大会. 木村元洋・片山順一・室橋春光. (2007). 事象関連脳電位を用いた視覚変化検出メカニズムの解明シンポジウム 2 「視覚脳波・脳磁場研究の新展開」. 日本視覚学会 2007 年夏季大会. 木村元洋・片山順一・室橋春光. (2007). 課題非関連周辺刺激の輝度変化による視覚ディストラクション:行動指 標および事象関連脳電位を用いた検討. 日本心理学会第 71 回大会. 小林大州介. (2008). 商品研究における人工物進化概念の適用. 第 12 回進化経済学会大会. 小林大州介. (2008). 商品研究における人工物進化概念の適用. 第 2 回進化経済学会北海道・東北部会. 小室匠・河口朋広・亀田達也. (2007). 遅延リスクに対する人々の選好と時間割引の関連性. 人間行動進化学研究会 第 9 回研究発表会. 前田洋枝・広瀬幸雄・杉浦淳吉・大沼進. (2007). 市民は参加を通じてエンパワーメントを獲得できたのか?─ドイ ツ Bayern における Planungszelle 事例調査─. 日本社会心理学会第 48 回大会. 真島理恵・高橋伸幸. (2007). 多人数間の助け合いにおける選別的利他行動の検討:強制的プレイパラダイムを用 いた実験研究. 日本グループ・ダイナミックス学会第 54 回大会. 真島理恵・高橋伸幸. (2007). 一般交換状況における選別的利他行動の検討:強制的プレイパラダイム・選択的プ レイパラダイム間の比較. 日本社会心理学会第 48 回大会. 真島理恵・高橋伸幸. (2007). 一般交換における選別的利他行動の実証的検討:強制的プレイ・選択的プレイパラ ダイムを用いた比較. 北海道心理学会第 54 回大会. 三船恒裕・山岸俊男. (2007). 独裁者ゲームにおける内集団への利他行動. 第 11 回実験社会科学コンファランス. 三船恒裕・山岸俊男. (2007). 最小条件集団における内集団ひいきの性差の検討. 人間行動進化学研究会第 9 回研究 発表会. 三船恒裕・山岸俊男. (2007). 協力行動における集団成員性の共有効果 最小条件集団を用いた日乳比較実験. 日本 グループ・ダイナミックス学会第 54 回大会. 三船恒裕・山岸俊男. (2007). 集団成員性の共有性が自集団への協力行動に与える影響 日本・ニュージーランド 比較実験. 北海道心理学会第 54 回大会. 三輪智子・仲眞紀子. (2007). 幼児による出来事の語り─日常的ルーチン,ポジティヴな出来事,ネガティヴな出来 事─. 日本心理学会第 71 回大会. 三輪智子・仲眞紀子. (2007). 子どもによる感情的な出来事の語り─日常のルーチン、ポジティブな出来事、ネガテ ィブな出来事─. 日本心理学会第 71 回大会. 三輪智子・仲眞紀子. (2008). 幼児による出来事の語り─日常的ルーチンと過去の感情的な出来事─. 日本発達心理 学会第 19 回大会. 47 守谷大樹・河西哲子・室橋春光. (2007). 感情状態による視覚処理への影響:刺激競合事態における検討. 第 25 回 日本生理心理学会大会. 村田明日香・片山順一. (2007). Task-switching が行動モニタリング機能に与える影響. 第 25 回日本生理心理学会. 室橋春光. (2007). 発達障害における生物学的基礎と社会環境. 社会技術研究開発センター「脳科学と社会」研究開 発領域 第3回「脳神経科学と倫理」ワークショップ 赤ちゃんの脳、子どもの脳─科学と育ちと学び の倫理─. 仲眞紀子. (2007). 幼児による人物記述:記述項目数と記述内容. 日本発達心理学会第 18 回大会. 仲眞紀子. (2007). 目撃証言研究の新しい展開(3). 日本心理学会第 71 回大会. 仲眞紀子. 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(2008). レッツ!聞き上手お母さん③「わかりやすい報告」できてますか?. ファミリス 2008 年 8 号 (pp. 22-23). 静岡: 株式会社静岡教育出版社. 仲眞紀子. (2008). レッツ!聞き上手お母さん④質問でプレッシャーかけてませんか?. ファミリス 2008 年 9 号 (pp. 22-23). 静岡: 株式会社静岡教育出版社. 仲眞紀子. (2008). レッツ!聞き上手お母さん⑤自由報告を大切にする司法面接. ファミリス 2008 年 10 号. 静岡: 株 式会社静岡教育出版社. 仲眞紀子. (2008). レッツ!聞き上手お母さん⑥子どもを元気にする応答. ファミリス 2008 年 11 号. 静岡: 株式会社 静岡教育出版社. 仲眞紀子. (2008). 談話の産出・理解におけるメタ認知. 三宮真智子 (編), メタ認知:学習力を支える高次認知機能. 京都: 北大路書房. 仲眞紀子. (2009). テクスト学と認知心理学:書くことの機能. 齊藤 晃 (編), テクストと人文学―知の土台を解剖す る (pp. 244-263): 京都: 人文書院. 宇都宮輝夫. (2008). 生まれて愛して死んでゆく、なんの不服があろうか─生の意味の根底を求めて─. 熊野純彦・ 下田正弘. (編), 死生学〈2〉死と他界が照らす生 (pp. 67-86). 東京: 東京大学出版会. 宇都宮輝夫・阿部包 (編). (2008). 面白いほどよくわかるキリスト教─イエスの教えから現代に生きるキリスト教文 化まで. 東京: 日本文芸社. 【学術雑誌(国際誌)】 Cook, K. S., & Yamagishi, T. (2008). A defense of deception on scientific ground. Social Psychology Quarterly, 71, 215-221. Hamamura, T., Meijer, Z., Heine, S. J., Kamaya, K., & Hori, I. (2009). Approach-avoidance motivation and information processing: cross-cultural analysis. 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The 'evoked culture' approach to cultural variations in the importance of self-esteem (1): A cross-national comparison. Paper presented at the 20th Annual Meeting of the Human Behavior and Evolution Society. Sato, K., Yuki, M., Takemura, K., Schug, J., & Oishi, S. (2008). The 'evoked culture' approach to cultural variations in the importance of self-esteem (1): A cross-national comparison. Paper presented at the 2nd Conference on Evolution and the Sociality of Mind. Sato, K., Yuki, M., Takemura, K., Schug, J., & Oishi, S. (2008). The "openness" of a society determines the relationship between self-esteem and subjective well-being (1): A cross-societal comparison. Paper presented at the 29th International Congress of Psychology. Sato, K., & Yuki, M. (2009). Self-esteem is a "relationship booster," particularly in societies high in relational mobility. Paper presented at the 10th Annual Meeting of the Society for Personality and Social Psychology. Sato, K., & Yuki, M. (2009). Self-esteem is a "relationship booster," particularly in societies high in relational mobility. Paper presented at the 5th SPSP Cultural Psychology Pre-Conference. Sawaki, R., Coffey-Corina, S., Katayama, J., Corbett, B., & Mangun, G. (2009). Impaired early visual processing is associated with high distractibility in children with ADHD. Paper presented at the Cognitive Neuroscience Society (CNS) 2009 Annual Meeting. Sawaki, R., & Katayama, J. (2008). Attentional bias to task-relevant feature modulates processing of task-irrelevant deviation. Paper presented at the Cognitive Neuroscience Society (CNS) 2008 Annual Meeting. Sawaki, R., & Katayama, J. (2008). Modulation of attentional capture for distractor object in serial presentation paradigm. Paper presented at the Vision Sciences Society 8th Annual Meeting. Sawaki, R., Coffey-Corina, S., Katayama, J., Corbett, B., & Mangun, G. (2009). Impaired early visual processing is associated with high distractibility in children with ADHD. 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(2008). 社会構造が原因帰属に与える影響─関係流動性に着目した比較社会分析─. 日本心理 学会第 72 回大会. 片山順一. (2008). 指定討論 [ワークショップ(WS053): 信号源推定による脳波・脳磁図研究の新展開]. 日 本心理学会第 72 回大会. 片山順一. (2008). 指定討論 [ワークショップ(WS081): 社会的認知の脳内基盤とその社会・文化拘束性: 事 象関連脳電位によるアプローチ]. 日本心理学会第 72 回大会. 加藤耕・室橋春光. (2008). 手話環境と日本語文法力・語彙力の関係─聴覚障害者に対するテスト調査から見えてき たもの─. 日本語教育国際大会. 木村元洋・片山順一・大平英樹. (2008). 潜在的変化検出は存在するか? Change blindness に関する事象関連脳電 位を用いた検討. 日本心理学会第 72 回大会. 小林大州介. (2008). 人工物進化と技術革新. 第 3 回進化経済学会北海道・東北部会. 小室匠・河口朋広・亀田達也. (2008). 遅延リスクに対する人々の選好─時間割引との関連性の実験的検証─. 日本 社会心理学会第 49 回大会. 小室匠・亀田達也. (2008). 人々は遅延の危険性をどれほど避けるのか─遅延リスクに関する選好の実験的検討─. 北海道心理学会第 55 回大会. 小室匠・村田藍子・石山美奈子・武井啓・森本達也・亀田達也. (2008). 人は何のために恐怖へ向かうのか─自身の 能力を示すシグナルとしてのリスク追及行動─. 日本心理学会第 72 回大会. 栗田健一・小林重人・西部忠・橋本敬. (2009). 貨幣意識(2)─武蔵野市地域通貨流通実験に関するアンケート調 査結果. 第 13 回進化経済学会. 楠見孝・杉森絵里子・松田憲・瀧川真也・川口潤. (2008). ノスタルジア:記憶と感情,消費者行動の接点. 日本心 理学会第 72 回大会. 西部忠. (2008). 進化経済学テキストブック. 進化経済学会第 12 回大会. 前田洋枝・広瀬幸雄・杉浦淳吉・大沼進. (2008). 市民による熟慮型討議への参加意図の規定因-参加経験者と未 経験者の比較-. 日本社会心理学会第 49 回大会. 59 真島理恵・高橋伸幸. 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(2008). 心理学のキャリアパスを考える:刑事司法や矯正の現場は心理学にどのような人材を求めるの か?. 日本認知心理学会第 6 回大会. 仲眞紀子. (2008). ワークショップ:法律相談、カウンセリング、司法面接における面接法トレーニング.事実に 焦点を当てた、子どもへの司法面接. 法と心理学会第 9 回大会. 仲眞紀子. (2008). 学生特別企画シンポジウム:裁判員制度. 法と心理学会第 9 回大会. 仲眞紀子. (2008). 分科会Ⅱ 「裁判員制度実施に向けた課題と展望」国際会議室:裁判員制度:法と心理学から の寄与. 日本刑法学会第 86 回大会. 仲眞紀子・上宮愛・小山和利. (2008). 一般および虐待を受けたとされる幼児、児童による感情語の使用─他者の感 情の説明─. 日本心理学会第 72 回大会. 小幡直弘・瀧川哲夫. (2008). 多属性意思決定場面における文脈効果. 日本心理学会第 72 回大会. 大沼進. (2008). はじめに行動ありき─行動から意識を変える─. 第 11 回環境道民会議. 大沼進. (2008). 市民とは誰か?市民の役割は何か?. 土木計画学春大会スペシャルセッション「社会資本整備にお ける市民合意形成のあり方と課題」. 大沼進. (2008). 社会的ジレンマ状況における罰則の非協力行動促進効果:産業廃棄物不法投棄ゲームを用いた検 討(3). 日本シミュレーション&ゲーミング学会全国大会 2008 年秋号. 大沼進・佐藤智子. (2008). 店頭におけるアクションリサーチのレジ袋削減への効果. 第 19 回廃棄物学会研究発表 会. 大瀬幸則・瀧川哲夫. (2008). ステレオタイプ測定方法としてのコンジョイント分析の実験的検討 2. 日本心理学会 第 72 回大会. 大瀬幸則・瀧川哲夫. (2008). 自己の判断基準に対するモニタリング・エラー~コンジョイント分析を用いて. 北海 道心理学会第 55 回大会. 小野田竜一・松本良恵・神信人. (2008). 社会的ジレンマ状況における規範の過大視. 日本社会心理学会第 49 回大 会. 60 小野田竜一・松本良恵・神信人. 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Effects of citizen participation program as procedural fairness on social acceptance: a case study of implementing a charge system on household waste in Sapporo. Paper presented at the 8th Biennial Conference on Environmental Psychology. Ohnuma, S. (2009). When sanctions cause non-cooperative behavior in a social dilemma situation: a study using the "Industrial Waste Illegal Dumping Game". Paper presented at the 13th International Conference on Social Dilemmas. Ohnuma, S. (2009). How to foster cooperation: social psychological approach for sustainable society. Paper presented at the 6th International Symposium on Environmentally Conscious Design and Inverse Manufacturing. (Keynote Speech). 67 Onoda, R., & Takahashi, N. (2009). Must generalized exchange take place within group boundaries? Paper presented at the 13th International Conference on Social Dilemmas. Park, H. (2009). A paradox of American individualism: Regions vary in explicit, but not in implicit, independence. Paper presented at the Cultural Psychology Workshop. Saito, H., & Kameda, T. (2009). Facial mimicry in understanding the emotional states of others - Further investigation using FACS coding. Paper presented at the 21st Annual Meeting of the Human Behavior and Evolution Society. Sato, K., & Yuki, M. (2010). The "openness" of a society determines the relationship between self-esteem and subjective well-being: A cross-situational comparison with Quasi-Experimental Design. Paper presented at the 11th Annual Meeting of the Society for Personality and Social Psychology. Sato, K., & Yuki, M. (2010). The "openness" of a society determines the relationship between self-esteem and subjective well-being: A cross-situational comparison with Quasi-Experimental Design. Paper presented at the 6th SPSP Cultural Psychology Pre-Conference. Sato, K., Yuki, M., Takemura, K., Schug, J., & Oishi, S. (2009). The "Openness" of a Society Determines the Impact of SelfEsteem on Subjective Well-Being: A Socio-Ecological Approach. Paper presented at the 21st Annual Convention of the Association for Psychological Science. Sato, K., Yuki, M., Takemura, K., Schug, J., & Oishi, S. (2009). Relational Mobility Determines the Impact of Self-Esteem on Subjective Wellbeing: A Socio-Ecological Approach. Paper presented at the Culture and Sociality of Mind Symposium at 12th Soul National University and Hokkaido University Joint Conference. Schug, J. (2009). Why is Chinese trust so high? Findings from surveys and experiments. Paper presented at the 8th Biennial Conference of the Asian Association of Social Psychology. Schug, J., Sato, K., Takemura, K., & Yuki, M. (2010). The effect of relational mobility on the formation of interpersonal relationships. Paper presented at the 11th Annual Meeting of the Society for Personality and Social Psychology. Schug, J., Sato, K., & Yuki, M. (2009). The effect of relational mobility on the formation of interpersonal relationships. Paper presented at the New Directions in Research on Close Relationships. Schug, J., Yamagishi, T., Liu, J., Wang, F., Lin, Y., Yu, S., et al. (2009). What facilitates cross-national trust? An investigation of trust and trustworthiness in an internet-based trust game between China and Japan. Paper presented at the 21st Annual Convention of the Association for Psychological Science. Schug, J., Yamagishi, T., Matsumoto, D., Horita, Y., & Bonnet, K. (2009). Emotional Expressivity as a Signal of Cooperativeness:An Investigation of Facial Expressions of Emotion in the Ultimatum Game. Paper presented at the 13th International Conference on Social Dilemmas. Schug, J., Yamagishi, T., Matsumoto, D., Horita, Y., & Bonnet, K. (2009). Facial expression of emotion as signals of cooperation. Paper presented at the 21st Annual Meeting of the Human Behavior and Evolution Society. Sevincer, A. T., Kitayama, S., Park, H., & Singmann, H. (2009). Voluntary settlers have a more independent goal orientation than natives. Paper presented at the 21st Annual Convention of the Association for Psychological Science. Shinada, M., & Yamagishi, T. (2009). Trust and detection of trustworthiness. Paper presented at the 21st Annual Meeting of the Human Behavior and Evolution Society. Shinada, M., Yamagishi, T., Li, Y., Shug, J., Mifune, N., & Hashimoto, H. (2010). Who is the good judge of trustworthiness? Trust, trustworthiness, and social attractiveness. Paper presented at the 11th Annual Meeting of the Society for Personality and Social Psychology. Shiraishi, H., & Naka, M. (2009). Making the Cognitive Interview Automatic?: The development of an Interactive Interview System. Paper presented at the 8th Biennial Meeting of the Society for Applied Research in Memory& Cognition. Takagishi, H., Kameshima, S., Koizumi, M., & Yamagishi, T. (2009). Social Norm Compliance and Theory of Mind: An Experimental Study on Fairness-related Behavior in Preschoolers. Paper presented at the SRCD Biennial Meeting. Takagishi, H., Kameshima, S., Schug, J., Koizumi, M., & Yamagishi, T. (2009). Theory of Mind Enhances for Fairness. Paper presented at the 13th International Conference on Social Dilemmas. Takahashi, N., & Onoda, R. (2009). Social exchange and time-discounting. Paper presented at the 104th annual meeting of American Sociological Association. Takahashi, N., Onoda, R., Hamada, H., & Mashima, R. (2009). The effect of common knowledgeー Why do people cooperate more when they face a social dilemma situation where mutual cooperation yields restoration of fairness? Paper presented at the 13th International Conference on Social Dilemmas. 68 Takahashi, N., Onoda, R., & Takaoka, Y. (2009). Social exchange - An anomaly in time-discounting? Paper presented at the 21st Annual Meeting of the Human Behavior and Evolution Society. Takigawa, S., & Naka, M. (2009). Functions and characteristics of nostalgic memory. Paper presented at the 8th Biennial Meeting of the Society for Applied Research in Memory& Cognition. Uemiya, A., Matsuda, E., Naka, M., & Koyama, K. (2009). A comparative study of abused and non-abused children’s levels of understanding of truths and lies. Paper presented at the 8th Biennial Meeting of the Society for Applied Research in Memory& Cognition. Watanabe, H., Yokosawa, K., & Murohashi, H. (2009). Hemisphere habituation to the continuous auditory input: difference by autistic trait. Paper presented at the International Society for the Advancement of Clinical Magnetoencephalography. Yamagishi, T. (2009). In-group cooperation and reputational psychology. Paper presented at the Conference on Evolution of Cooperation: Models and Theories. Yamagishi, T. (2009). Micro-macro dynamics of the cultural construction of reality: An institutional approach to culture. Paper presented at the 8th Biennial Conference of the Asian Association of Social Psychology. Yamagishi, T. (2009). Peter Kollock on Rice and Rubber Markets. Paper presented at the Group Processes Conference. Yamagishi, T. (2009). Trust in China and Japan: Findings from Joint-cultural experiments. Paper presented at the 2009 International Association for Conflict Management Conference. Yamamoto, S., & Naka, M. (2010). The Effect of Forensic Interview. Paper presented at the 8th Tsukuba International Conference on Memory. Yamasaki,Y., Ishizaki, C., & Naka,M. (2009). The influence that news report and a judge’s instruction exert on lay judges’ information processing and decision making. Poster presented at the 11th European Congress of Psychology. Yeung, W. L. V., Yuki, M., & Chao, M. (2009). The relationship between linguistic expressions and self-construal -- An empirical study using Japanese sample. Paper presented at the 8th Biennial Conference of the Asian Association of Social Psychology. Yeung, W. L. V., Yuki, M., & Chao, M. (2010). The relationship between linguistic expressions and self-construal -- An empirical study using Japanese sample. Paper presented at the 11th Annual Meeting of the Society for Personality and Social Psychology. Yuki, M., & Schug, J. (2009). A socio-ecological approach to “cultural differences” in interpersonal relationships. Paper presented at the New Directions in Research on Close Relationships. 【学会発表(国内学会)】 足立明夏・室橋春光. (2009). 自閉症スペクトラムの文脈変化時における意味ネットワーク活性化に関する一考察. 日本心理学会第 73 回大会. 安藤香織・依藤佳世・大沼進・杉浦淳吉. (2009). 親から子への環境配慮行動の伝達過程:縦断的研究(1). 日本社会 心理学会第 50 回大会・日本グループ・ダイナミックス学会第 56 回大会合同大会. 千葉学. (2009). 資本主義的生産様式における過剰決定問題と有効需要原理. 経済理論学会. 橋本博文・山岸俊男. (2009). 相互協調性の自己維持メカニズムに関する研究. 日本心理学会第 73 回大会. 橋本博文・山岸俊男. (2009). 相互協調的とされる心理の継時的ダイナミックスに関する研究. 日本社会心理学会第 50 回大会・日本グループ・ダイナミックス学会第 56 回大会合同大会. 日高茂暢・室橋春光・豊巻敦人. (2009). 社会的文脈による情動と表情認知の関連における検討. 第 39 回日本臨床 神経生理学会. 本多悠葵・瀧川哲夫. (2009). ジェンダーステレオタイプが量刑判断に及ぼす影響. 日本社会心理学会第 50 回大 会・日本グループ・ダイナミックス学会第 56 回大会合同大会. 本多悠葵・瀧川哲夫. (2009). 人物についての記憶と量刑判断. 北海道心理学会第 56 回大会. 堀雅彦. (2009). 宗教哲学は本質論を離れうるか. 日本宗教学会第 68 回学術大会. 堀田結孝・山岸俊男. (2009). 規範逸脱者への罰が評判に及ぼす影響. 日本心理学会第 73 回大会. 69 堀田結孝・山岸俊男. (2009). 一方的最後通告ゲームでの拒否の理由:進化シミュレーションによる検討. 第 13 回 実験社会科学コンファレンス. 堀田結孝・山岸俊男. (2009). サンクション行動が相互作用に及ぼす効果. 日本社会心理学会第 50 回大会・日本グ ループ・ダイナミックス学会第 56 回大会合同大会. 堀田結孝・山岸俊男. (2009). 不公正を拒否する理由:進化シミュレーションによる検討. 第 2 回日本人間行動進化 学会年次大会. 池田知明. (2009). 社会関係資本と犯罪の関連についてのマクロ分析. 日本社会心理学会第 50 回大会・日本グルー プ・ダイナミックス学会第 56 回大会合同大会. 井上愛弓・仲眞紀子. (2010). 司法面接の繰り返しの効果. 第 21 回日本発達心理学会大会. 石橋伸恵. (2009). 課題構造が規定する貢献量の個人間格差と役割安定性─怠け者を集めたチームにも働き者があら われるか─. 経営行動科学学会第 12 回年次大会. 石井敬子. (2009). 自主的移民と独立的エートス:北海道における選択による動機づけ効果. 日本社会心理学会第 50 回大会・日本グループ・ダイナミックス学会第 56 回大会合同大会. 石井敬子. (2009). 心の社会・文化依存性:脳内基盤に注目することの意義. 日本心理学会第 73 回大会. 石崎千景・山崎優子・仲眞紀子. (2009). 子どもの証言の信頼性はどのように評価されるか?. 法と心理学会第 10 回大会. 岩田みちる・室橋春光. (2009). 英語学習においてキャプションと音声の呈示順序が音声記憶におよぼす影響につ いて. 日本心理学会第 73 回大会. 亀田達也. (2009). 日本社会心理学会第 50 回大会記念シンポジウム「新たな社会心理学の展開と現状からの脱却」. 日本社会心理学会第 50 回大会・日本グループ・ダイナミックス学会第 56 回大会合同大会. 亀田達也. (2009). 社会心理学の重層性と可能性. 日本心理学会第 73 回大会. 加藤耕・室橋春光. (2009). 聴覚障害者に関する書記日本語エラーに関する一考察. Japanese Studies Association of Australia. 加藤耕・豊巻敦人・室橋春光. (2009). 手話の語認知における眼球運動について. 日本特殊教育学会. 川村誠・亀田達也. (2009). 満足水準がサンクコスト効果に及ぼす影響. 日本社会心理学会第 50 回大会・日本グル ープ・ダイナミックス学会第 56 回大会合同大会. 川村誠・亀田達也. (2009). サンクコスト効果の意思決定アルゴリズムの検討. 第 2 回日本人間行動進化学会年次大 会. 小室匠・高橋泰城・亀田達也. (2009). 遅延リスクに対する選好の実証的検証─確率の主観的評価との関連性の検討 ─. 日本社会心理学会第 50 回大会・日本グループ・ダイナミックス学会第 56 回大会合同大会. 栗田健一. (2009). 地域通貨による地域コミュニティの創生─武蔵野市地域通貨流通実験の実証分析を中心に─. 日 本進化経済学会北海道・東北部会. 李楊・橋本博文・山岸俊男. (2009). 選好か戦略か?適応戦略としての文化特定的行動. 日本社会心理学会第 50 回 大会・日本グループ・ダイナミックス学会第 56 回大会合同大会. 真島理恵・高橋伸幸. (2009). 一般交換との連結による社会的ジレンマ解決─進化シミュレーションによる検討─. 日本社会心理学会第 50 回大会・日本グループ・ダイナミックス学会第 56 回大会合同大会. 真島理恵・高橋伸幸. (2009). 一般交換との連結による社会的ジレンマ解決. 第 2 回日本人間行動進化学会年次大会. 舛田佳弘. (2009). ソフト予算制約再考ー中国のケース─. 日本進化経済学会北海道・東北部会. 松田瑛美・仲眞紀子. (2009). 幼児の目撃事実報告場面における描画導入の効果. 法と心理学会第 10 回大会. 三船恒裕・李楊・山岸俊男. (2009). リスク回避傾向と裏切り回避傾向が信頼行動に与える影響. 第 2 回日本人間行 動進化学会年次大会. 三船恒裕・高岸治人・山岸俊男. (2010). 利他行動における他者の目の効果:閾下刺激を用いた検討. 脳と心のメカ ニズム第 10 回冬のワークショップ. 三船恒裕・山岸俊男. (2009). 内集団ひいきにおける適応論アプローチ. 日本社会心理学会第 50 回大会・日本グル ープ・ダイナミックス学会第 56 回大会合同大会. 70 三上真寛. (2009). 取引費用経済学の再検討─ウィリアムソンとコースの比較から─. 経済学史学会第 22 回北海道部 会. 三上真寛. (2010). 取引費用経済学の再検討─ウィリアムソンとコースの比較から─. 進化経済学会第 14 回全国大会. 三輪智子・仲眞紀子. (2009). 児童による感情的な出来事の語り─ポジティブな出来事とネガティブな出来事─. 日 本心理学会第 73 回大会. 三輪智子・仲眞紀子. (2009). 児童による感情的な出来事の語り─何をどのように語るのか─. 日本発達心理学会第 21 回大会. 宮﨑義久. (2009). 大恐慌期の貨幣改革をめぐるヴィジョンと現実─ I・フィッシャーのスタンプ・スクリップ計画 を中心に─. 日本進化経済学会北海道・東北部会. 宮﨑義久. (2010). 大恐慌期のスタンプ・スクリップの再検討─ I・フィッシャーの計画と米国での実践を中心に─. 第 14 回進化経済学会. 水谷裕佳. (2009). オリエントとしての米国南西部と先住民. 日本文化人類学会. 水谷裕佳. (2009). 国境地域に暮らす人々:米国・メキシコ・カナダの先住民. GCOE・SRC ボーダースタディー ズ・セミナー. 水谷裕佳. (2009). 先住民と都市開発:アリゾナ州の都市化とパスクア・ヤキを事例として. 国立民族学博物館平成 21 年度みんぱく若手研究者奨励セミナー. 村田藍子・齋藤寿倫・亀田達也. 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(2010). 幼児による人形を用いた出来事の報告. 日本発達心理学会第 21 回大会. 宇都宮輝夫. (2009). 人間はどのようにして自分の人生を受容しているのか. 北海道大学大学院文学部公開講座. 宇都宮輝夫. (2009). 死生観を学ぶ. 第 8 回「生と死」研究会. 渡辺隼人・室橋春光. (2009). 連続的な聴覚入力に対する記憶痕跡の半球優位性について─自閉症傾向による違いの 検討─. 日本心理学会第 73 回大会. 渡辺隼人・室橋春光. (2009). 連続した音系列聴取時の記憶テンプレートに関する検討. 日本特殊教育学会. 山本渉太・仲眞紀子. (2009). 情動的ストレスが記憶に与える影響 ――性格特性と司法面接からの考察――. 法と 心理学会第 10 回大会. 山崎優子・石崎千景・仲眞紀子 (2009). 事件報道への接触と説示の提示が裁判員の法的判断に及ぼす影響. 法と心 理学会第 10 回大会. 横田晋大. (2009). 外集団脅威に対する防衛的心理機構:その多様性と性差. 日本心理学会第 73 回大会. 依藤佳世・安藤香織・大沼進・杉浦淳吉. (2009). 親から子への環境配慮行動の伝達過程:縦断的研究(2). 日本社会 心理学会第 50 回大会・日本グループ・ダイナミックス学会第 56 回大会合同大会. 2010 年度 【著書・分担執筆(洋書)】 Konisi, T. (2010). Spiritual Issues in Supportive Cancer Care. In I. Olver (Ed.), The MASCC Textbook of Cancer Supportive Care and Survivorship. New York, USA: Springer. Mizutani, Y. (in press). Indigenous Peoples and Borderlands. In E. Barkan (Ed.), Immigrants in America. Santa Barbara, USA: ABC-Clio. Park, H., & Kitayama, S. (2010). Perceiving through culture: The socialized attention hypothesis. In K. N. N. Ambady, S. Shimojo and R. B. Adams, Jr. (Eds.), Science of Social Vision (pp. 75-89). Oxford, UK: Oxford University Press. Takahashi, T., & Egashira, S. (2012). Hayek's Sensory Order, Gestalt Neuroeconomics, and Quantum Psychophysics. In R. Frantz and R. Leeson. (Eds). Hayek and Behavioral Economics. Archival Insights into the Evolution of Economics. Palgrave Macmillan. Takahashi, T., Makino, T., Ohmura, Y., & Fukui, H. (2010). Employing delay and probability discounting frameworks for a neuroeconomic understanding of gambling behavior. In Psychology of Gambling. Carbondale, USA: Nova Publishing. Van Vugt, M., & Kameda, T. (in press). Group minds: Evolutionary perspectives on group dynamics. In J. Levine (Ed.), Group Processes. New York: Psychology Press. Yamada, T., & Irimoto, T. (2011). Continuity, Symbiosis, and the Mind in Traditional Cultures of Modern Societies. Sapporo: Hokkaido University Press. Yoshida, F., & Ikeda, M. (Eds.). (2010). Sustainable Low-Carbon Society. Sapporo: Hokkaido University Press. 73 Yuki, M. (2011). Intragroup relationships and intergroup comparisons as two sources of collectivism. In G. J. Leonardelli. R.M. Kramer, & R.W. Livingston (Eds.), Social cognition, social identity, and intergroup relations: A Festschrift in honor of Marilynn Brewer. New York: Taylor & Francis. 【著書・分担執筆(和書)】 堀雅彦. (2010). 象徴. 星野英紀・池上良正・氣田雅子・島薗進・鶴岡賀雄 (編), 宗教学事典. 東京: 丸善. 石崎千景. (印刷中). 人間関係と認知. 藤森立男・小嶋正敏 (編), 人間関係の心理. 東京: 誠信書房. 亀田達也. (2010). アージ理論, 認知の共有化, サンク・コスト(Sunk Cost)効果. 海保博之・松原望・竹村和久・北 村英哉・住吉チカ (編), 感情と思考の科学事典. 東京: 朝倉書店. 亀田達也・村田光二. (2010). 複雑さに挑む社会心理学─適応エージェントとしての人間(改訂版). 東京: 有斐閣. 川人光男・大隅典子・山岸俊男・唐津治夢. (2010). 脳研究と社会科学. 脳と社会:誤解を解き未来を読む. 京都: 化 学同人. 伊藤圭子. (2010). ADHD(注意欠陥・多動性障害)の診断. 松下正明・浅井昌弘・中根允文 (編), 精神科診療デー タブック (pp. 244-275). 東京: 中山書店. 上別府圭子・伊藤圭子・沖野伸治・瀬戸光・中村晃士・小野和哉. (2010). 家族機能・思春期関連検査. 松下正明・ 浅井昌弘・中根允文 (編), 精神科診療データブック (pp. 217-243). 東京: 中山書店. 尾崎一郎 (2010). 問題経験者の不作為について. 松村良之・村山眞維 (編), 現代日本の紛争処理と民事司法1:法意 識と紛争行動. (pp.141-154) 東京: 東京大学出版会. 槙洋一. (2010). 法言語学. 仲眞紀子 (編), 犯罪心理学―ビギナーズガイド:世界の捜査,裁判,矯正の現場から (pp. 129-146). 東京都: 有斐閣. 槙洋一. (2010). 友人関係の発達. 榎本博明 (編), 発達心理学 (pp. 123-139). 東京都: おうふう. 増田貴彦・山岸俊男. (2010). 文化心理学 (上下). 東京: 倍風館. 長谷川晃. (2010). 法と経済学をめぐる法観念の相剋. 宇佐美 誠 編 法学と経済学のあいだ――規範と制度を考え る (pp.21-43). 東京: 勁草書房. 仲眞紀子. (印刷中). どうすれば子どもの話しを聞くことができるか?目撃証言の信用性. 袖井孝子・内田伸子 (編), 子どもの暮らしの 安全・安心 (Vol. 2). 東京: 金子書房. 仲眞紀子. (編集中). 裁判への被害者参加. 現代のエスプリ. 東京: 至文堂. 仲眞紀子. (編集中). 裁判員の法的知識と心理学的知識:裁判員制度への動機付けと知識の問題. 現代のエスプリ. 東京: 至文堂. 仲眞紀子. (印刷中). 子どもの目撃証言. 越智啓太ほか (編), 法と心理学ハンドブック. 東京: 朝倉書店. 仲眞紀子. (2010). 子どもは目撃した人物を識別できるか. 袖井孝子・内田伸子 (編), 子どもの暮らしの安全・安心 (Vol. 1). 東京: 金子書房. 仲眞紀子. (2010). 対話. 三宮真智子 (編), 教育心理学. 東京: 学文社. 仲眞紀子. (2010). 発達の基礎. 三宮真智子 (編), 教育心理学: 学文社. 仲眞紀子. (2011). 法律. 子安増生・齋木潤・友永雅己・大山泰宏 (編), 心理学概論. 京都: ナカニシヤ書店. 仲眞紀子. (2010). 供述心理学,司法面接. 橋本ほか (編), カウンセリング実践ハンドブック. 東京都: 丸善. 仲眞紀子. (2010). 発達の諸相. 三宮真智子 (編), 教育心理学 (pp. 6-21). 東京都: 学文社. 仲眞紀子. (2010). 発達障害をもつ人の記憶と面接. 浜井浩一・村井敏邦 (編), 発達障害と司法―非行少年の処遇を 中心に(龍谷大 学矯正・保護研究センター叢書 第 11 巻) (pp. 144-158). 東京都: 現代人文社. 仲眞紀子. (2010). 犯罪心理学―ビギナーズガイド:世界の捜査,裁判,矯正の現場から. 東京都: 有斐閣. 西部忠. (2010). 進化経済学 基礎. 東京: 日本経済評論社. 大沼進. (印刷中). 社会的ジレンマと環境問題. 佐竹暁子・巌佐庸 (編), 生態学と社会科学の接点. 現代生態学講座 4 巻. 東京: 共立出版. 74 尾崎一郎 (2010). 問題経験者の不作為について. 松村良之・村山眞維 (編), 現代日本の紛争処理と民事司法 (pp. 141154). 東京都:東京大学出版会. 尾山智子. (2010). 犯罪者の矯正:何が有効か. 東京都: 有斐閣. 白石紘章・仲眞紀子. (2011). 認知面接. 越智啓太ほか (編), 法と心理学ハンドブック. 東京: 朝倉書店. 上宮愛・仲眞紀子. (2010). 嘘の発見. 仲眞紀子 (編), 犯罪心理学―ビギナーズガイド:世界の捜査,裁判,矯正の 現場から (pp. 85-109). 東京都: 有斐閣. 宇都宮輝夫. (2010). コスモスとカオス. 宗教学事典 (pp. 390-391). 東京都: 丸善. 宇都宮輝夫. (2010). わずかばかりの勇気もて、死を迎えるを得ば ─受容と絶望のはざまで死への道を求めて. 清水 哲郎・島薗進(編),ケア従事者のための死生学 (pp. 286-299). 東京都: ヌーヴェルヒロカワ. 宇都宮輝夫. (2010). 現代社会の中の死. 清水哲郎・島薗進 (編), ケア従事者のための死生学. 東京都: ヌーヴェルヒ ロカワ. 山岸俊男・メアリーブリントン. (2010). リスクに背を向ける日本人. 東京: 講談社. 山崎優子. (印刷中). 犯罪者プロファイリングと犯罪との関連付け. 仲眞紀子 (編), 司法心理学入門. 東京: 有斐閣. 結城雅樹. (2010). 集団主義の人間関係. 藤森立男 (編), 人間関係の心理パースペクティブ. 東京: 誠信書房. 【学術雑誌(国際誌)】 Cheon, T., & Takahashi, T. (2010). Interference and inequality in quantum decision theory. Physics letters A, 375(2), 100104. Hasegawa, K. (2010). Integration of the Ainu Minority in Japan: Enlightened Localism Combined with Universalism. Comparative Sociology, 9(5), 2663-685. Hashimoto, H., Li, Y., & Yamagishi, T. (2011). Beliefs and Preferences in Cultural Game Players and Cultural Agents. Asian Journal of Social Psychology, 14, 140-147. Horita, Y. (2010). Punishers may be chosen as providers but not as recipients. Letters on Evolutionary Behavioral Science, 1(1), 6-9. Inukai, K., Shinada, M., Tanida, S., Takahashi, C., Mifune, N., Takagishi, H., Horita, Y., Hashimoto, H., Yokota, K., Kameda, T., Yamagishi, T., & Takahashi, T. (2010). Salivary alpha-amylase levels and big five personality factors in adults. Neuroendocrinology Letters, 31(6), 771-774. 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Inoue, A., & Naka, M. (2010). Effect of repeated forensic interviews. Poster presented at the International Assocoation of Applied Psychology. Melbourne. Irimoto, T. (2010). Ecological Implications of Tibetan Buddhism: Exorcising Rites in Village and Monastic Festivals. Paper presented at the XXth IAHR Quinquennial World Congress. Toronto. Iwata, M., & Murohashi, H. (2010). The effect of phonological awareness level on auditory word learning using caption in Japanese English learners. Poster presented at the 61th Annual conference of International Dyslexia Association. Phoenix Convention Center. Janssen, S. M. J., Naka, M., & Friedman, W. J. (2010). Why does life appear to speed up as people get older? Poster presented at the Fifty-First Annual Meeting of the Psychonomic Society, St. Louis, MO. St. Louis, USA. Kameda, T. (2010). Herd behavior. Paper presented at the Contract governance symposium. Humboldt University, Berlin. Kichiji, N., Nishibe, M.(Both are the first authors). (2011). The Comparison in Transaction Efficiency between Dispersive and Concentrated Money Creation. Paper presented at the International Conference on Community and Complementary Currencies 2011. Lyon, France. Kiyonari, T., Takahashi, T., Schug, J., Inukai, K., Shinada, M., Yamagishi, T., et al. (2010). Males with stress-induced cortisol elevation are judged to be cooperators. Paper presented at the 22nd Annual Meeting of the Human Behavior and Evolution Society, Eugene, Oregon, USA. Konishi, T. (2010). Chaplain’s Role in the Alleviation of Death-Anxiety. Paper presented at the Multinational Association of Supportive Care in Cancer. Vancouver, Canada. 78 Kurita, K., Miyazaki, Y., & Nishibe, M. (2011). Relationship between Shopping Streets and Community Currency Circulation: A Case Study of the City of Musashino, Tokyo, Japan. Paper presented at the International Conference on Community and Complementary Currencies 2011. Lyon, France. Li, Y., Yamagishi, T., Schug, J., Liu, J., & Wan, F. (2010). Trust and signaling between China and Japan in experimental studies, Paper presented at the 20th International Congress of the International Association for cross-cultural psychology. Melbourne, Australia. Loughnan, S., Leidner, B., Kashima, Y., Doron, G., Tong, J., & Yeung, W. L. V. (2010). Humanity across cultures: a six nation study of conceptions of humanity. Paper presented at the XXth International Congress of Cross Cultural Psychology (IACCP). Melbourne, Australia. Mashima, R., & Takahashi, N. (2010). Indirect reciprocity may or may not solve the social dilemma. Poster presented at the 22nd Annual Meeting of Human Behavior and Evolution Society. Eugene, OR. Mori, Y., & Ohnuma, S. (2010). The Effect of Participating in Community Activity on Self and Collective Efficacy: An intervention in class works of junior high school in Sapporo.Paper presented at the the 27th International Congress of Applied Psychology (pp. 1307-1308). Melbourne, Australia. Nabata, Y., & Naka, M. (2010). The effect of positive and negative leading post-event information on eyewitness memory within participants. Poster presented at the International Congress of Applied Psychology. Melbourne, Australia. Naka, M. (2010). Life script and legal age. Poster presented at the International Conference on Autobiographical Memory: Theoretical Perspectives of Autobiographical Memory. Aarhus, Denmark. Naka, M., Futakuchi, Y., & Koyama, K. (2010). A training program on investigative interviewing with children: Three-day training and?its effect on the interview.Poster presented at the 3rd International Conference on Investigative Interview. Stavern, Norway. Nisibe, T. (2011). Local currencies as integrative communication media for evolutionist institutional design. Paper presented at the International Conference on Community and Complementary Currencies 2011. Lyon, France. Ohnuma, S. (2010). Effects of communication between government officers and citizens on procedural fairness and social acceptance: A case study of waste management rule in Sapporo. Paper presented at the International Society for Justice Research 13th Biennial Conference (pp. 43). Banff, Canada. Ohnuma, S., Hirose, Y., Sugiura, J., & Maeda, H. (2010). Effects of value similarity and procedural fairness on social acceptance: a case study of tram system in Neuss. Paper presented at the 21st International Association of PeopleEnvironment Studies Conference (pp. 169-170). Leipzig, Germany. Ohtomo, S., & Ohnuma, S. (2010). The effect of prompt by bespeaking on pro-environmental behavior: An intervention study for reducing plastic bags at supermarkets. 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Poster presented at the 12th annual meeting of Society for personality and Social Psychology in San Antonio, Texas, U.S. Sato, K., & Yuki, M. (2011). A socio-ecological approach to social rejection and anxiety: The case of Taijin kyofu-sho. Poster presented at the 12th annual meeting of Society for personality and Social Psychology in San Antonio, Texas, U.S. Sato, K., & Yuki, M. (2011). A socio-ecological approach to social rejection and anxiety: The case of Taijin kyofu-sho. Poster presented at the 7th SPSP Cultural Psychology Pre-Conference in San Antonio, Texas, U.S. Schug, J., Takagishi, H., Okada, H., Miyazaki, M., & Yamagishi, T. (2010). The impact of theory of mind on fairness and reciprocity in preschool children, Paper presented at the 22th Annual Meeting of Human Behavior and Evolution Society. Eugene. 79 Schug, J., Yuki, M., & Maddux, W. W. (2010). The impact of relational mobility on between- and within-culture differences in self-disclosure toward close friends. Paper presented at the XXth Congress of the International Association for Cross Cultural Psychology. Melbourne, Australia. Schug, J., Takagishi, H., Okada, H., Miyazaki, M., & Yamagishi, T. (2011). The impact of cognitive perspective taking on fairness and reciprocity in preschool children. Poster presented at the 12th annual meeting of Society for personality and Social Psychology in San Antonio, Texas, U.S. Takagishi, H., Takahashi, T., Fukui, H., & Yamagishi, T. (2010). The neural basis of responses to unfairness in the ultimatum game and impunity game. Poster presented at the Joint Tamagawa-Keio-Caltech Lecture Course on Neuroeconomics. Keio University. Uemiya, A., & Naka, M. (2010). The development of the understanding of truth and lies from preschoolers to undergraduate students. Poster presented at the International Conference on Autobiographical Memory: Theoretical Perspectives of Autobiographical Memory. Aarhus, Denmark. Uemiya, A., & Naka, M. (2010). Using normal dolls in children's event reporting : Reporting other people's actions.Paper presented at the 3rd International Conference on Investigative Interview. Stavern, Norway. Watanabe, H., Yokosawa, K., & Murahashi, H. (2010). The method for clear distinction between short and long duration MMNm. Poster presented at the 29th International Congress of Clinical Neurophysiology. Kobe International Conference Hall. Wisdom, T. N., & Goldstone. (2010). Social Learning and Cumulative Mutual Improvement in a Networked Group, Paper presented at the 32nd Annual Conference of the Cognitive Science Society. Portland,Oregon. Yamagishi, T. (2010). Micro-Macro Dynamics of the Cultural Construction of Reality: An Institutional Approach to Culture. Paper presented at the 27th International Congress of Applied Psychology. Melbourne, Australia. Yamagishi, T. (2010). Trust and social intelligence, Paper presented at the Fourth IFIP International Conference on Trust Management. Iwate Prefectural University. 【学会発表(国内学会)】 足立明夏. (2010). 認知心理学的アプローチを用いた臨床心理学的研究の可能性を探る(2)─研究者と臨床家の conspiracy は可能か─. 日本心理学会第 74 回大会. 足立明夏・室橋春光・河西哲子. (2010). 自閉症スペクトラムにおける文脈変化時の意味ネットワーク活性化─事象 関連電位を用いた検討─. 日本心理学会第 74 回大会. 会津祥平・結城雅樹・大石繁宏. (2010). 他者からの排斥と受容によって変動する自尊心の日米差─社会生態学的ア プローチからの検討─. 北海道心理学会第 57 回大会. 会津祥平・結城雅樹・大石繁宏. (2010). 他者からの排斥と受容による自尊心変動の日米差 社会生態学的アプロー チからの検討. 日本社会心理学会第 51 回大会. 安藤香織・依藤佳世・大沼進・杉浦淳吉・菊地真理. (2010). 社会規範が子どもの環境配慮行動に及ぼす影響:親 子ペアによる分析. 日本社会心理学会第 51 回大会発表論文集 (pp. 704-705). 小出亜耶子. (2010). 日本における風の怪異と民俗信仰. 日本宗教学会. 韓若康・結城雅樹. (2010). 関係流動性が援助行動に及ぼす影響:米国の社会調査データを用いて. 日本社会心理学 会第 51 回大会. 橋本博文. (2010). 自己卑下的自己提示戦略に関する日米比較研究: 文化的信念とエラーマネージメント. 日本心理 学会第 74 回大会. 橋本博文・三船恒裕. (2010). 利他性と評判――独裁者ゲームを用いた研究――. 日本グループ・ダイナミックス学 会第 57 回大会. 橋本博文・大橋加奈子・山岸俊男. (2010). 相互協調行動を支える制度的基盤. 日本社会心理学会第 51 回大会. 橋本博文・渡口真美・山岸俊男. (2010). 社会的ストレスに対する敏感さと文化特定的信念との関連. 北海道心理学 会第 57 回大会. 80 日高茂暢・豊巻敦人・河西哲子・室橋春光. (2010). 事象関連電位を用いた社会的文脈における表情認知過程の検 討─ERP 成分 N400 を指標とした検討─. 日本心理学会第 74 回大会. 日高茂暢・豊巻敦人・室橋春光. (2010). 社会的文脈から予期される感情と表情の意味処理に関する検討. 第 28 回 生理心理学会学術大会. 堀田結孝・山岸俊男. (2010). 感情的行動の適応基盤:進化シミュレーションによる検討. 日本社会心理学会第 51 回大会. 堀田結孝・山岸俊男. (2010). 規範逸脱者への制裁が印象に及ぼす効果の検討. 北海道心理学会第 57 回大会. 稲葉美里・高橋伸幸. (2010). 交換形態が社会的連帯に及ぼす影響. 日本人間行動進化学会. 井上愛弓・仲眞紀子. (2010). 質問の形式が想起内容の正確性に及ぼす影響─司法面接の手法を使用して─. 日本心 理学会第 74 回大会. 井上愛弓・仲眞紀子. (2010). 面接手法が繰り返し想起された物語に及ぼす影響. 法と心理学会第 11 回大会. 石橋伸恵・亀田達也・河口朋広. (2010). 集団作業時の貢献量個人間格差とその普遍性:二八の法則の実証的検討. 日本社会心理学会第 51 回大会. 岩田みちる・室橋春光. (2010). 音韻意識が外国語教育に与える影響について ─潜在的なディスレクシア児への英 語教育─. 第 10 回発達性ディスレクシア研究会. 岩田みちる・室橋春光・河西哲子. (2010). 複数話者の日本語母音による音韻変化検出の検討. 日本心理学会第 74 回大会. 亀田達也・坂上雅道・長谷川晃. (2010). 分配の正義をめぐる一考察:意思決定科学・法哲学・脳科学の連携によ る「正義」の行動的・神経的基盤の解明(1). 日本社会心理学会第 51 回大会. 片桐正敏. (2010). 社会性の機能要素の追求─知覚・注意・遂行機能─. 日本心理学会第 74 回大会. 伊藤圭子. (2010). コントロールと動機づけ:自己効力の文化適応. 日本教育心理学会、第 52 回総会. 小林大州介. (2010). 人工物進化の構造. 社会・経済システム学会. 小西達也. (2010). がん医療におけるスピリチュアルケア専門職の必要性. 日本癌治療学会. 小西達也. (2010). スピリチュアルケア定義における基盤人間観検討の必要性. 日本医学哲学・倫理学会. 小西達也. (2010). ビリーフに依存せず創造的に現実と向き合うことのサポートとしてのスピリチュアルケア. 日本 臨床死生学会. 小杉素子. (2010). 科学技術のリスク認知における専門家の乖離感と価値観の関連. 日本社会心理学会第 51 回大会. 真島理恵・高橋伸幸. (2010). 「感情に駆られた利他行動」は適応的か? 日本社会心理学会第 51 回大会. 真島理恵・高橋伸幸. (2010). 一般交換との連結による社会的ジレンマ解決─強制的プレイ・選択的プレイパラダイ ム間の比較─. 日本人間行動進化学会第 3 回大会. 松本良恵・小野田竜一・神信人. (2010). 二次的ジレンマ問題に対する罰の過大視の効果. 日本人間行動進化学会第 3 回大会. 松本良恵・小野田竜一・神信人. (2010). 罰の過大視による二次的ジレンマ問題の回避. 日本グループ・ダイナミッ クス学会第 57 回大会. 松山直樹. (2011). マーシャル経済学におけるアメリカ研究旅行の影響. 進化経済学会. 三船恒裕・横田晋大・中西大輔. (2010). 集団間葛藤が協力を導くプロセス:社会的価値志向性の違いに注目して. 日本グループ・ダイナ ミックス学会第 57 回大会. 三上真寛. (2011). 経済制度における費用と進化. 進化経済学会. 三浦亜利紗・品田瑞穂・山岸俊男. (2010). 社会的リスク回避傾向とゲーム行動. 日本人間行動進化学会第 3 回大会. 宮﨑義久. (2010). 中山間地域の活性化と地域通貨─高知県いの町「NPO 法人土佐の森・救援隊」の活動を中心に─. 地域活性学会第 2 回大会. 宮﨑義久. (2010). 大恐慌期米国のスクリップ再考:地域通貨の経済社会的な機能を問う. 経済社会学会第 46 回大 会. 森康浩・大沼進. (2010). 地域活動が参加者のエンパワーメントに与える効果:中学校での事例調査. 日本社会心理 学会第 51 回大会発表論文集 (pp. 186-187). 81 村田藍子・亀田達也. (2010). 表情模倣の機能を探る─一般人を対象とした概念的追試と個人差を規定する要因の検 討─. 日本社会心理学会 第 51 回大会. 室橋春光. (2010). 社会性の機能要素の追求─知覚・注意・遂行機能─. (指定討論). 日本心理学会第 74 回大会. 室橋春光. (2010). 青年期 QOL と発達障害特性との関連性─単位制高校生と大学生の比較─. 日本発達障害学会第 45 回大会. 室橋春光・奥村安寿子. (2010). 日本語を母語とする読み書き困難児に対する英語指導の事例─単語学習における困 難とフォニックスの指導効果─. 日本 LD 学会第 19 回大会. 名畑康之・仲眞紀子. (2010). 正導・誤導事後情報が目撃記憶に及ぼす影響‐ 出来事の情動性に着目して. 法と心理 学会第 11 回大会. 名畑康之・仲眞紀子. (2010). 正導・誤導事後情報が目撃記憶に及ぼす影響 目撃者の確信度に着目して. 北海道心 理学会第 57 回大会. 名畑康之・仲眞紀子. (2010). 正導事後情報と誤導事後情報が目撃者の記憶に及ぼす影響 参加者内比較. 認知心理 学会第 8 回大会. 名畑康之・仲眞紀子. (2010). 正導事後情報と誤導事後情報が目撃者の記憶に及ぼす影響 出来事の中心・周辺性 に着目して. 日本心理学会第 74 回大会. 長坂邦仁. (2010). 社会心理学的な観点からの排出権取引ゲームの作成. 第 2 回サステナビリティ学生研究ポスター コンテスト. 北海道大学. 長坂邦仁・大沼進. (2010). 排出権取引ゲームの実演. 日本シミュレーション&ゲーミング学会全国大会 2010 年秋 号 (pp. 27-30). 仲眞紀子・石崎千景・山崎優子. (2010). 被害者・加害者の気持ちを推測する. 日本心理学会第 74 回大会. 大沼進. (2010). 集団資源回収への参加の規定因:札幌市の取り組み事例. 日本社会心理学会第 51 回大会発表論文 集 (pp. 38-39). 大沼進・北梶陽子. (2010). 罰だけでなく報酬も非協力行動を引き起こすとき:産業廃棄物不法投棄ゲームを用い た検討(4). 日本シミュレーション&ゲーミング学会全国大会 2010 年秋号 (pp. 47-50). 大沼進・吉田文和・松藤敏彦. (2010). 札幌市におけるごみ・資源回収ルール変更の多面的評価. 第 21 回廃棄物資 源循環学会研究発表会論文集 (pp. 7-8). 大瀬幸則・瀧川哲夫. (2010). 血液型ステレオタイプが就職採用課題に与える影響─大学生による実験─. 日本社会 心理学会第 51 回大会. 岡隆・仲眞紀子・平井洋子. (2010). 日本教育心理学会研究委員会企画 チュートリアルセミナー:学級で研究しよ うとする人のための心理学研究法入門. 日本教育心理学会第 52 回総会. 奥村安寿子・室橋春光. (2010). 読み書きに困難のある中学生 2 事例に対する英語学習支援の経過 ─単語の読み書 き指導におけるフォニックス法の有用性と意義について─. 第 10 回発達性ディスレクシア研究会. 奥村安寿子・室橋春光・河西哲子. (2010). 日本人学習者による、英語単文における文末語の適合性判断─文末語の 音韻情報の影響─. 日本心理学会第 74 回大会. 奥山史亮. (2010). エリアーデの思想形成と第二次世界大戦の動向. 北海道哲学会. 奥山史亮. (2010). クリアーヌから見たエリアーデ宗教学批判の再考. 日本宗教学会. 奥山史亮. (2010). 亡命者エリアーデの思想におけるエリアーデ宗教学. 北海道基督教学会. 小野田竜一・高橋伸幸. (2010). 内集団ひいき vs. 反内集団ひいき─進化シミュレーションによる検討─. 日本社会心 理学会第 51 回大会. 小野田竜一・高橋伸幸. (2010). 内集団ひいき vs.反内集団ひいき 集団内一般交換の成立. 北海道心理学会第 57 回大 会. 小野田竜一・高橋伸幸. (2010). 内集団ひいきと反内集団ひいき 内集団ひいき行動の適応的基盤. 日本人間行動進 化学会第 3 回大会. チョルテンジャブ. (2010). チベット我が故郷. 講座「日本を学ぶ 2010」. 西條辰義・山岸俊男・亀田達也. (2010). 実験社会科学の未来. 第 14 回実験社会科学カンファレンス. 82 齋藤貴之. (2010). 北海道の鍛冶屋の歴史と現状─利尻島に見られる北海道の漁業と鍛冶屋の関係─. (社)日本鉄 鋼協会第 160 回秋季講 演大会シンポジウム「北の大地の金属文化を語る」. 齋藤貴之. (2010). 利尻島の鍛冶屋の変化と生存─利尻島の磯漁とそれを支える鍛冶屋の関係─. 日本民俗学会第 62 回年会. 佐々木超悦・犬飼佳吾・豊川航・黒阪健吾・亀田達也. (2010). 分配的公正感とリスク回避傾向は共通の心的基盤 を持つか─意思決定科学・法哲学・脳科学の連携による「正義」の行動的・神経的基盤の解明. 日本社会心理 学会第 51 回大会. 佐藤剛介. (2010). 幸福感の規定因の文化差に対する社会生態学的アプローチ─関係流動性の調整効果の検討─. 日 本心理学会第 74 回大会ワークショップ. 佐藤剛介・結城雅樹. (2010). 関係流動性が拒絶感受性と対人恐怖傾向に与える影響─国際比較を用いた検討─. 日 本社会心理学会第 51 回大会. 佐藤剛介・結城雅樹. (2010). 社会生態学的アプローチによる自尊心の効果の検討 社会状況間比較研究. 北海道心 理学会第 57 回大会. Schug, J., Takagishi, H., Okada, H., Miyazaki, M., & Yamagishi, T. (2010). The impact of theory of mind on fairness and reciprocity in preschool children. 日本認知科学会第 27 回大会. 佐藤浩輔・大沼進. (2010). SVS モデルと伝統的信頼モデルの比較研究:ダブルバインド状況におけるシナリオ実 験. 日本リスク研究学会第 23 回年次大会講演論文集 (pp. 295-300). 品田瑞穂. (2010). 信頼と信頼性の見きわめ能力:適応論的アプローチによる実験研究. 第 1 回行動学・進化学 北の 研究会. 品田瑞穂・Max Krasnow・山岸俊男. (2010). 社会的知性としての一般的信頼. 日本グループ・ダイナミックス学会 第 57 回大会. 品田瑞穂・三浦亜利紗・橋本博文. (2010). 社会的リスクに対する回避傾向とストレスホルモンの関係. 北海道心理 学会第 57 回大会. 品田瑞穂・山岸俊男. (2010). 地域間移動と帰属スタイル:インターネット調査を用いた検討. 日本心理学会第 74 回大会. 品田瑞穂・三浦亜利紗・橋本博文・山岸俊男. (2010). 社会的リスク回避傾向とストレス反応の関係. 日本人間行動 進化学会第3回大会. 杉野佑太・阿部純一. (2010). 声の記憶に対して,話される文の有意味性が与える影響. 日本心理学会第 74 回大会. 杉野佑太・仲眞紀子. (2010). 声の記憶に対して,言語の諸要素が及ぼす影響の検討. 北海道心理学会第 57 回大会. 高岸治人. (2010). うつ病が社会的意思決定に与える影響. 日本社会心理学会第 51 回大会. 高岸治人. (2010). 社会的意思決定の生物学的基盤. 日本認知科学会第 27 回大会. 竹村明子. (2011). 高齢者の二次的コントロールと心理的健康. 日本発達心理学会第 22 回大会. 竹村明子. (2010). 高齢期におけるコントロール不可能な出来事への対処:二次的コントロール理論の検討. 日本教 育心理学会第 52 回総会. 富永大悟・室橋春光. (2010). 時間再生課題による時間感覚の検討. 第 28 回生理心理学会学術大会. 豊川航・犬飼佳吾・佐々木超悦・黒阪健吾・亀田達也. (2010). 豊かさか平等か?─分配選好の類型を探る─意思決 定科学・法哲学・脳科学の連携による「正義」の行動的・神経的基盤の解明. 日本社会心理学会第 51 回大会. 豊巻敦人・坂井恵・豊澤悠子・室橋春光. (2010). 発達性ディスレクシアのある男児 2 例の事例検討. 第 28 回生理 心理学会学術大会. 土田幸男・室橋春光. (2010). 視空間ワーキングメモリのトレーニングに関する効果と限界. 日本心理学会第 74 回 大会. 上原周子. (2010). 中国青海省における多民族集落間の水争いとその解決─解決方法の選択背景を探る. 日本文化人 類学会第 44 回研究大会. 上宮愛・仲眞紀子. (2010). 子どもの証言能力についての素朴理論. 日本心理学会第 74 回大会. 宇都宮輝夫. (2010). すこやかに人間らしく生きるための死生観. 北海道大学サステナビリティ・フォーラム 2010. 83 宇都宮輝夫. (2010). ひとが誘惑に負けるとき. 地域安全運動道民の集い. 宇都宮輝夫. (2010). 孤立する高齢者と犯罪. 安全・安心まちづくりシンポジウム. 宇都宮輝夫. (2010). 高齢者の孤立と逸脱行動. 北海道ウィーブネットワーク. 和田義哉・室橋春光. (2010). 視覚性短期記憶における属性結合について. 日本心理学会第 74 回大会. 渡辺隼人・室橋春光. (2010). 持続時間変化検出における変化の方向性の影響に関する検討─自閉症スペクトラム指 数高得点者における違い─. 日本特殊教育学会第 38 回大会. 渡辺隼人・横澤宏一・室橋春光. (2010). 短縮持続時間 MMNm と延長持続時間 MMNm の違いに関する検討. 第 40 回日本臨床神経生理学会学術大会. 渡辺隼人・武田美帆・室橋春光. (2010). 実行意図の表明が展望的記憶に及ぼす影響. 日本心理学会第 74 回大会. 岸靖亮・室橋春光. (2010). 自身の証言に関する認知活動─ERP を指標とした虚偽検出検査から─. 第 28 回生理心理 学会学術大会. 山岸俊男. (2010). ニッチ構築としての文化. 東京大学社会科学研究所生涯成長型雇用システムプロジェクト第 8 回 雇用システムワークショップ. 山岸俊男. (2010). ネット社会における評判と信頼. 国立情報学研究所 オープンハウス 2010. 山岸俊男. (2010). 社会的リスク回避としての“ひきこもり” . 日本臨床発達心理士会第 6 回全国大会. 山岸俊男. (2010). 集団内協力と評判心理. 北海道大学大学院法学研究科 GCOE プログラム「多元分散型統御を目指 す新世代法政策学」研究会. 山岸俊男. (2010). 信頼と安心. 医学教育シンポジウム「医のプロフェッショナリズムの新たな展開~互恵的利他主 義に基づく社会契約とは~」. 山岸俊男. (2010). 心の社会性とは? 公開シンポジウム『世界のルールが変わる』人と社会を動かす利他×内発的 動機づけ. 山岸俊男. (2010). 評判と信頼について. 統計数理研究所. 山口未花子. (2010). カスカの物語にみる動物観と今日的意味. 日本文化人類学会第 44 回研究大会. 山崎圭子・片山純一・室橋春光. (2010). 心的イメージと視覚的短期記憶保持時の処理過程の比較. 第 28 回生理心 理学会学術大会. 李楊・品田瑞穂・三船恒裕・山岸俊男. (2010). 裏切り回避傾向とゲーム実験における行動. 日本社会心理学会第 51 回大会. 依藤佳世・安藤香織・大沼進・杉浦淳吉. (2010). 子どもの自発的な環境配慮行動に及ぼす親からの影響. 日本社会 心理学会第 51 回大会発表論文集 (pp. 184-185). 2011 年度 【著書・分担執筆(洋書)】 Yamagishi, T. (2011). Trust, The Evolutionary Game of Mind and Society. Tokyo, Japan: Springer. Yamagishi, T. (2011). An institutional approach to culture. In X. T. Wang & Y. J. Su (Eds.), Thus Spake Evolutionary Psychologists (pp. 251-257). Beijing, China: Beijing University Press. Yuki, M., & Schug, J. (in press). A socio-ecological approach to personal relationships. In O. Gillath, G.E. Adams, & A.D. Kunkel (Eds.), New directions in close relationships: Integrating across disciplines and theoretical approaches. Washington D.C., USA: American Psychological Association. 【著書・分担執筆(和書)】 安達貴教・肥前洋一. (2012). メディア・バイアスと投票行動の政治経済学的分析:サーベイ. 小西秀樹 (編), 政治 経済学の新潮流 (pp. 75-92). 東京: 勁草書房. 84 伊藤圭子. (2011). アンガーマネージメント. 高山恵子 (編), 家族でハッピー~みんなのためのストレスマネジメン ト 3 つのヒント~. 埼玉: シマザキ印刷. 伊藤圭子. (印刷中). ストレス・マネージメント. 高山恵子 (編), 親子のこころをほぐすストレス・マネージメント. 東京: 学研. 伊藤圭子. (印刷中). セルフ・エフィカシー. 鹿毛雅治 (編), モチベーションを学ぶ 12 の理論. 東京: 金剛出版. 大沼進. (2011).「自分一人くらい」の心理学:日常生活に潜む社会的ジレンマのワナ. 安藤香織・杉浦淳吉 (編), 暮 らしの中の社会心理学 (pp. 25-36). 京都: ナカニシヤ出版. 奥山史亮. (2011).「マノーレ親方伝説への注解」奥山倫明 (編), 宗教学古典叢書第一巻. 東京: 国書刊行会. 亀田達也. (2012). 社会科学. 日本進化学会 (編), 進化学事典 (pp. 830-832). 東京: 共立出版. 唐沢穣・結城雅樹. (2011). 集団間の関係. 唐沢穣・村本由紀子 (編), 社会と個人のダイナミクス (pp. 39-57). 東京: 誠 信書房. 小西達也. (2011). スピリチュアルケア. 石谷邦彦 (編), チームがん医療 実践テキスト (pp. 339-355). 東京: 先端医学 社. 小西達也. (2011). ホスピスにけるスピリチュアルケア. 谷田憲俊・大下大圓・伊藤高章 (編), 対話・コミュニケー ションから学ぶスピリチュアルケア (pp. 36-43). 東京: 治療と診断社. 小西達也. (印刷中). グリーフケアの基盤としてのスピリチュアルケア. 髙木慶子 (編), グリーフ(悲嘆)ケア入門. 東京: 勁草書房. 白石紘章 ・仲眞紀子. (2011). 認知インタビュー. 越智啓太・藤田政博・渡邊和美 (編), 法と心理学の辞典-裁判・ 犯罪・矯正- (pp. 370-371). 東京: 朝倉書店. 竹村明子. (印刷中). Wentzel らの視点. 寺澤美彦・田中あゆみ・黒石憲洋 (編), ヒューマン・モチベーション(理論 編). 京都: ナカニシヤ出版. 辻隆太朗. (2011). オウム真理教と陰謀論. 井上順孝・宗教情報リサーチセンター (編), 情報時代のオウム真理教 (pp. 360-384). 東京: 春秋社. 仲眞紀子. (2011). 法と倫理の心理学. 東京: 倍風館 仲眞紀子. (2011). 司法面接と可視化. 指宿信 (編), 取り調べの可視化へ!(pp. 17-35). 東京: 日本評論社. 長谷川晃. 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Poster presented at the 23rd annual conference of Human Behavior and Evolution Society. Montpellier, France. 90 Uehara, C. (2011). Amdo Tibetan Culture and Social Change by Ethnic Immigration- A Case of Gcantsha Rongba in Haidong District, Qinghai Province, China. Paper presented at the Hokkaido University Global COE “Sociality of the Mind” International Workshop, “Regionality and Commonality in Tibetan Cultures.”Sapporo, Japan. Uemiya, A., Takigawa, S., Maki, Y., & Naka, M. (2011). What do people remember about telling lies and being told lies? Poster presented at the 5th International Conference on Memory, University of York. York, UK. Uemiya, A., Yamasaki, Y., & Naka, M. (2011). Mock juror’s evaluation about children’s ability to testify and the effect of the Truth-Lie Discussion. Poster presented at the 9th Biennial Meeting of the Society for Applied Research in Memory and Cognition. NewYork, USA. Yamagishi, T. (2011). Engaging and disengaging forms of independence and interdependence. Paper presented at the Society of Experimental Social Psychology 2011 Annual Conference. Washington D.C., USA. Yamagishi, T. (2011). Consistencies and inconsistencies in behavior between experimental games. Keynote speak at the 14th International Conference on Social Dilemmas. Amsterdam, The Netherland. Yamagishi, T. (2011). In-group bias in minimal group experiments. Invited lecture at the Workshop on Humen Nature and Institutions. Santa Barbara, CA, USA. Yamagishi, T. (2011). Trust, Social Intelligence and Culture. Invited lecture at the MIT Harvard Economic Sociology Seminar. Cambridge, MA, USA. Yamagishi,T., Yamagishi, M., & Li,Y. (2011). A Cross-cultural and evolutionary approach to trust and social exchange. Lijiang Workshop: The Cross-Cultural Psychology of Authority. Lijiang, China. Yuki, M., & Takemura, K. (2012). Different social ecologies lead to different group processes: The case of relational mobility. Paper presented at the 13th Annual Meeting of Society for Personality and Social Psychology. San Diego, CA, USA. 【学会発表(国内学会)】 会津祥平・結城雅樹・大石繁宏・Felicity, F. Miao. (2011). 社会的排斥による心理的反応と対処方略の日米差―社会 生態学的アプローチによる検討―. 日本社会心理学会第 52 回大会. 会津祥平・結城雅樹・黒川光流. (2011). 地域の伝統的生業形態が人々のメタ信念と行動に与える影響―富山の薬 売りのユーモア・外向性に着目して―. 日本心理学会第 75 回大会. 伊藤圭子. (2011). エコカルチャー家族評価法による文化比較 米国の在留邦人・日系人・ヨーロッパ系アメリカ 人家族. 日本心理学会第 75 回大会. 稲葉美里・高橋伸幸. (2011). 交換形態が社会的連帯に与える影響の比較. 北海道心理学会北海道心理学会・東北心 理学会第 11 回合同大会. 稲葉美里・高橋伸幸. (2011). 交換形態が社会的連帯に与える影響の比較. 日本グループ・ダイナミックス学会第 58 回大会. 稲葉美里・高橋伸幸. (2011). 怒りの適応的基盤-怒りが高評価につながる状況の探索的研究-. 日本人間行動進化 学会第 4 回大会. 稲葉美里・高橋伸幸. (2011). 怒りへの評価に影響を与える状況要因の探索的研究. 日本心理学会第 75 回大会. 稲葉美里・高橋伸幸・中川遥. (2011). 社会的ジレンマにおけるサンクショニングメカニズムの4形態. 日本社会心 理学会第 52 回大会. 井上愛弓・仲眞紀子. (2011). 調書記録とビデオ録画記録の比較. 日本心理学会第 75 回大会. 井上愛弓・仲眞紀子. (2011). 面接者の態度が子どもの報告の評価に与える影響. 法と心理学会第 12 回大会. 井上愛弓・仲眞紀子. (2012). 司法面接法による面接の繰り返しが目撃記憶の報告に及ぼす影響. グローバル COE 「心の社会性に関する教育研究拠点」総括シンポジウム. 上宮愛. (2011). 被害者供述に対する3つのアプローチ -真の被害者支援をめざして-. 法と心理学会第 12 回大会 ワークショップ. 91 大沼進. (2012). 手続き的公正が社会的受容に及ぼす影響:札幌市ごみ減量化施策に関する市民参加事例研究. グロ ーバル COE「心の社会性に関する教育研究拠点」総括シンポジウム. 奥山史亮. (2011). クリアーヌの思想における反ソヴィエト的「宗教」. 日本宗教学会第 70 回大会. 小野田竜一・高橋伸幸. (2011). 内集団ひいき行動の適応的基盤-ランダムマッチング状況における検討-. 日本社 会心理学会第 52 回大会. 亀田達也. (2011). 「集団の知」を考える. ファシリテーションフォーラム 2011 in 北海道オープニング・セッショ ン 「社会を拓く“協働”の知を求めて~集団の意思決定の本質を探る~」. 亀田達也. (2011). 共感と社会的相互作用. 生理学研究所 社会神経科学研究会シンポジウム「今,社会神経科学研 究に求められていること」. 亀田達也. (2011). 集合知の機序: ミツバチ、食べログ、文化市場. 日本心理学会第 75 回大会シンポジウム 「心の先端研究の現在と未来」. 亀田達也. (2012). 集合知のメカニズム/分配の正義. 京都大学こころの科学特別レクチャー招待講演. 亀田達也. (2012). 「分配の正義」の行動的・神経的基盤 -Rawls と不確実性-. グローバル COE プログラム「心 の社会性に関する教育研究拠点」総括シンポジウム. 亀田達也. (2012). 「分配の正義」の行動的・神経的基盤 -Rawls と不確実性-. シンポジウム「道徳と感情——ヒ ュームから脳科学まで」招待講演. 北梶陽子・大沼進. (2011). 社会的ジレンマ状況において監視が非協力行動をもたらすとき―産業廃棄物不法投棄 ゲームを用いた検討―. 日本社会心理学会第 52 回大会. 北梶陽子・大沼進. (2012). 産業廃棄物不法投棄ゲームを用いた社会的ジレンマ状況におけるサンクションの効果 の検討. グローバル COE プログラム「心の社会性に関する教育研究拠点」総括シンポジウム. 小出亜耶子. (2011).天候をめぐる民俗儀礼について. 日本民俗学会 63 回年会. 小林大州介. (2011). 人工物進化の観点からみたイノヴェーション. 社会経済システム学会 第 30 回大会. 佐々木超悦・樋口さとみ・亀田達也. (2011). 感受性の異なる他者に対して原初的共感は生じるか? 日本人間行動 進化学会第 4 回大会. 佐々木超悦・樋口さとみ・亀田達也. (2011). 感受性の異なる他者の苦痛は共有されるか?―痛みの社会性の検討 ―. 第 15 回実験社会科学カンファレンス. 佐々木超悦・村田藍子・樋口さとみ・亀田達也. (2011). 共感と自己投影は区別可能か?―生理指標を用いた実証 的検討. 日本社会心理学会第 52 回大会. 佐藤浩輔・大沼進. (2011). 公共事業をめぐる対立場面における信頼―シナリオ実験による信頼モデルの比較―. 日 本社会心理学会第 52 回大会. 佐藤浩輔・大沼進. (2011). 利害対立場面において当事者性の違いが各主体への信頼に与える影響―公共的決定場 面のシナリオ実験を用いた比較検討―. 日本リスク研究学会第 24 回年次大会. 佐藤剛介・結城雅樹. (2011). 孤独感が幸福感に影響を与える過程に対する関係流動性の干渉効果の検討-準実験 手法を用いた検討. 日本社会心理学会第 52 回大会. 佐藤剛介・結城雅樹. (2011). 高関係流動性社会の適応デバイスとしての自尊心-国内地域間比較を通じた概念的 検証-. 日本グループ・ダイナミックス学会第 58 回大会. 品田瑞穂. (2011). 利他性の検知と一般的信頼. 日本心理学会第 75 回大会小講演. 品田瑞穂・小川文央・山岸俊男. (2011). 外見的魅力と利他行動の関係に年齢が与える効果:非協力者はいつでも 魅力的か? 日本人間行動進化学会第 4 回大会. 杉野佑太・仲眞紀子. (2011). 声質の記憶―発話される語の有意味性が及ぼす影響の検討―. 日本心理学会第 75 回 大会. 高橋泰城. (2011). Theoretical frameworks for neuroeconomics of intertemporal choice. 慶應経済学研究会. 高橋泰城. (2011). 感情の最新生理学と精神疾患. 第 41 回日本神経精神薬理学会 合同年会. 高橋泰城. (2011). 時間・確率・社会割引の行動神経経済学. 未来先導チェアシップ講座「行動経済学とゲーム理論 のフロンティア」招待講演. 92 高橋泰城. (2011). 生理学・内分泌系のツールを使った実験. 実験社会科学 ウィンタースクール招待講演. 高橋伸幸. (2012). 相互協力達成のメカニズム~サンクション行使者はリーダーに選ばれるか?~. グローバル COE「心の社会性に関する教育研究拠点」総括シンポジウム. 高橋伸幸・稲葉美里・Willer, R.;Barclay, P. (2011). 人間関係における資源投資戦略の国際比較. 日本社会心理学会 第 52 回大会. 田鍋佳子・上宮愛・仲眞紀子. (2011). 子どもの証言能力についての素朴理論(2):~小学生の保護者を対象とした 調査~. 日本心理学会第 75 回大会. チョルテンジャブ. (2011). チベット・アムド 大自然と民族. ヒマラヤ圏サパナ. チョルテンジャブ. (2011). チベットの厳しい自然環境、人々の文化と暮らし. 講座「日本を学ぶ 2011」. 豊川航. (2012). Multi-Armed Bandit 問題における、口コミを介した社会的学習の検討. グローバル COE「心の社会 性に関する教育研究拠点」総括シンポジウム. 豊川航. (2012). 口コミの伝達は集合知を生み出すか:Multi-Armed Bandit 問題における社会的学習の機能. 第 7 回 犬山比較社会認知シンポジウム招待講演. 豊川航・金恵璘・亀田達也. (2011). 口コミは集合知を創発させるか. 日本人間行動進化学会第 4 回大会. 豊川航・金恵璘・亀田達也. (2011). ヒトはミツバチのように集合知を生み出せるか. 第 30 回日本動物行動学会. 豊川航・金恵璘・亀田達也. (2011). 人はミツバチよりも賢い選択を下せるか?‐評価の独立性と選択の同調が集 合知に与える効果‐. 日本社会心理学会第 52 回大会. 長坂邦仁・佐藤浩輔・大沼進. (2011). 排出取引ゲームの開発と実施 外交と市場の交差する社会的ジレンマ. 日本 シミュレーション&ゲーミング学会 2011 年秋期全国大会. 長坂邦仁・佐藤浩輔・大沼進. (2011). 社会的ジレンマ状況における共有認識と社会的帰結の相互構成 ‐排出取引 ゲームを用いた検討‐. 日本社会心理学会第 52 回大会. 長坂邦仁・佐藤浩輔・大沼進. (2012). 社会的ジレンマ状況において共有認識が社会的現実感になるとき -排出取 引ゲームを用いた検討-. グローバル COE プログラム「心の社会性に関する教育研究拠点」総括シンポジウ ム. 中村文彦・高岸治人・福井裕輝・高橋泰城. (2012). 遅延割引・確率割引における衝動性とサイコパシーの関連. 日 本人間行動進化学会第 4 回大会. 中村文彦・高岸治人・福井裕輝・高橋泰城. (2011). 遅延割引・確率割引における衝動性とサイコパシーの関連. 第 15 回実験社会科学カンファレンス. 中村文彦・高岸治人・福井裕輝・高橋泰城. (2011). 遅延割引における衝動性とサイコパシーの関連. 日本社会心理 学会第 52 回大会. 名畑康之. (2011). 裁判員は目撃証言の信用性をどう判断するのか-聴覚障がいのある目撃証人の場合-. 日本心理 学会第 75 回大会. 名畑康之・仲眞紀子. (2011). 裁判員による目撃証言の信頼性判断-目撃証人の属性との関連で-. 日本心理学会第 75 回大会. 名畑康之・仲眞紀子. (2011). 裁判員は目撃証言の信用性をどのように判断するのか-目撃証人の障がいとの関連 で-. 法と心理学会第 12 回大会 . 名畑康之・仲眞紀子. (2011). 裁判員は目撃証言の信頼性をどう判断するのか-目撃証人の年齢との関連で-. 北海 道理学会・東北心理学会第 11 回合同大会. 名畑康之・仲眞紀子. (2012). 裁判員による目撃証言の信用性判断への情報処理的アプローチ. グローバル COE 「心の社会性に関する教育研究拠点」総括シンポジウム. 西部忠. (2011). The Trend of Economic Thinking of Market and Money: What is the Hayek’s Position on the Issues? 経済 学史学会北海道部会. 西部忠. (2011). 資本主義はどこへ向かうのか. マルクス理論研究会. 西部忠. (2011). 進化経済学の射程-『進化経済学 基礎』のモチーフとテーマをめぐって- . 第 8 回進化経済学会 北海道東北部会. 93 西部忠. (2012). 進化経済学をつかう―制度・進化・政策. 進化経済学会九州部会. 白晶・森康浩・大沼進. (2011). ルール変更に伴う習慣的環境配慮行動の変容 札幌市ごみ収集区分変更に伴う習 慣変更の規定因, 日本社会心理学会第 52 回大会. 白晶・森康浩・大沼進. (2012). ルール変更に伴う習慣的環境配慮行動の変容. グローバル COE プログラム「心の 社会性に関する教育研究拠点」総括シンポジウム. 橋本博文. (2011). 文化的信念の自己再生性と自己維持性:日米比較研究に基づく考察. 北海道心理学会・東北心理 学会第 11 回合同大会. 橋本博文・佐藤剛介. (2011). 自己提示としての自尊感情尺度への回答. 日本心理学会第 75 回大会. 橋本博文・山岸俊男. (2011). 協調行動と他者からの反応予測. 日本社会心理学会第 52 回大会. Hashimoto, H., & Yamagishi, T. (2011). Two Faces of Interdependence: Harmony Seeking and Fear of Negative Reputation. 日本グループ・ダイナミックス学会第 58 回大会. Hashimoto, H., & Yamagishi, T. (2012). Culture as a set of self-sustaining systems of incentives: Distinction between the cultural beliefs and cultural preferences. グローバル COE プログラム「心の社会性に関する教育研究拠点」総括シ ンポジウム. 波多野礼佳・堀田結孝・山岸俊男. (2011). 他者意見が罰行動に与える影響. 北海道心理学会・東北心理学会第 11 回合同大会. 波多野礼佳・堀田結孝・山岸俊男. (2011). 他者意見が罰行動に与える影響. 日本社会心理学会第 52 回大会. 韓若康. (2012). Psychological time and valuation of time discounting of gain and loss. グローバル COE プログラム「心 の社会性に関する教育研究拠点」総括シンポジウム. Han, R., & Takahashi, T. (2011). Psychophysical time and valuation of temporal discounting of gain and loss. 第 5 回日本行 動経済学会. Han, R., & Takahashi, T. (2011). 社会割引を支える心理基盤の解明. 第 52 回日本社会心理学会. 樋口さとみ・犬飼佳吾・Kim, Hackjin・松田哲也・坂上雅道・亀田達也. (2011). 分配的正義の行動とリスク回避傾 向パターンと脳構造の関係. 生理学研究所 社会神経科学研究会シンポジウム. 樋口さとみ・犬飼佳吾・Kim, Hackjin・松田哲也・坂上雅道・亀田達也. (2012). 分配行動とリスク行動パターンの 連動と脳機能の関係. グローバル COE プログラム「心の社会性に関する教育研究拠点」総括シンポジウム. 肥前洋一・犬飼圭吾・黒阪健吾. (2011). Duverger's Law in the Laboratory. 日本経済学会 2011 年度春季大会. 肥前洋一・犬飼圭吾・黒阪健吾. (2011). デュベルジェの法則の実験室実験. 公共選択学会第 15 回全国大会. 日高茂暢,豊巻敦人,室橋春光. (2012). 意味プライミング課題における表情処理の時系列的検討-事象関連電位 成分と自閉症スペクトラム傾向との関係-. グローバル COE「心の社会性に関する教育研究拠点」総括シンポ ジウム. 堀田結孝・波多野礼佳・山岸俊男. (2011). 非協力者への罰が印象に及ぼす効果:二者罰と三者罰の比較. 日本グル ープ・ダイナミックス学会第 58 回大会. 伊藤圭子. (2011). 半構造化面接法による日米家族比較. 日本家族研究・家族療法学会第 28 回大会. Kurosaka, K. (2011). Agenda Setting in the Sequential Voting on Public Goods with Network Externality. Waseda Conference and Lectures on Game Theory and Mechanism Design. Tokyo, Japan. 小林重人・橋本敬・西部忠. (2012). 制度生態系としてのコミュニティバンクと住民組織―ブラジル・フォルタレ ザにおけるパルマス銀行を事例として. 進化経済学会 第 16 回大会. 胡一逾・犬飼佳吾・亀田達也. (2011). 中国人の分配公正感-CGSS2006 データを用いた中国人の分配公正感の検討 -. 日本社会心理学会第 52 回大会. 李楊・山岸俊男. (2011). 中国人の社会関係認知と Guanxi 尺度の開発. 日本社会心理学会第 52 回大会. 李楊・趙瀚・横田晋大. (2011). 日中間感情における多元的無知. 北海道心理学会・東北心理学会第 11 回合同大会. 真島理恵・高橋伸幸. (2011). サンクショナーの評判についての実証的検討-サンクションの分類による比較-. 日 本社会心理学会第 52 回大会. 真島理恵・高橋伸幸. (2011). サンクションの種類による、サンクショナー評判の比較. 日本人間行動進化学会第 4 回大会. 94 三浦亜利紗・品田瑞穂・山岸俊男. (2012). 実験ゲーム行動に対する裏切り回避傾向と社会的価値志向性の影響. グ ローバル COE プログラム「心の社会性に関する教育研究拠点」総括シンポジウム. 三浦亜利紗・山岸俊男・品田瑞穂. (2011). 一般的信頼と情動知能. 日本社会心理学会第 52 回大会. 三上真寛. (2011). コース経済学の進化論的側面. 第 8 回進化経済学会北海道東北部会. 三上真寛. (2011). ロナルド・コース取引費用理論の再評価. 経済学史学会 第 75 回大会. 三上真寛. (2011). 新制度派経済学における進化論とデザイン論. 社会経済システム学会 第 30 回大会. 三上真寛・西部忠. (2012). 電子地域通貨のトレーサビリティとコミュニティドックへの活用可能性:ゲーミング シミュレーションによる検討. 進化経済学会 第 16 回大会. 三船恒裕・山岸俊男. (2011). 日本における社会的支配志向性尺度の信頼性と妥当性. 日本心理学会第 75 回大会. 森康浩・石原あず沙・大沼進. (2012). ごみステーションの排出状況と指標化した関連する地域の状況との関わ り:札幌市におけるごみステーション観察調査. 日本環境心理学会第 5 回大会. 森康浩・大沼進. (2012). 共同住宅における不適正排出・分別改善に向けたアクションリサーチ―クリーンごみス テーションキャンペーンでの参与調査―. 日本心理学会第 75 回大会. 森康浩・大沼進. (2011). ごみ排出マナー改善に向けた単身者向け賃貸住宅でのアクションリサーチ:ごみ分別・ 適正排出行動に関する観察調査データの定量的効果測定の試み. 日本社会心理学会 52 回大会. 森康浩・大沼進. (2012). 共同住宅における不適正排出・分別改善に向けたアクションリサーチ-クリーンごみス テーションキャンペーンでの参与調査-. グローバル COE プログラム「心の社会性に関する教育研究拠点」 総括シンポジウム. 西部忠・草郷孝好. (2012). メディア・デザインとしてのコミュニティ・ドック. 進化経済学会 第 16 回大会 摂南 大学. 西部忠・草郷孝好・吉地望・栗田健一・宮﨑義久. (2012). 韮崎市・北杜市コミュニティ通貨「アクア」の実証研 究―アンケート調査と流通ネットワーク分析より. 進化経済学会 第 16 回大会. 大沼進. (2011). 価値類似性と手続き的公正が社会的受容に及ぼす効果:ドイツノイス市におけるトラムの事例調 査. 日本社会心理学会第 52 回大会. 大沼進. (2011). 市民参加手続きが社会的受容に及ぼす長期的効果:札幌市廃棄物政策事例. 日本社会心理学会第 52 回大会. 大沼進・森康浩・白晶. (2011). 3R 行動やごみ分別・排出行動と地域内外のネットワークの関連. 第 22 回廃棄物資 源循環学会研究発表会. 大沼進・長坂邦仁・北梶陽子. (2011). 多元的な社会的現実感の集団での表象:仮想世界ゲームにおけるマスメデ ィア導入の効果. 日本シミュレーション&ゲーミング学会 2011 年度秋期全国大会. 新保留美子・廣瀬岳史・大沼進. (2011). 『我が国の選択~The Government Choice~』の開発と実践. 日本シミュレ ーション&ゲーミング学会 2011 年度秋期大会. 高橋泰城. (2012). 行動神経経済学の将来---時間割引などの研究を例として. 玉川大学脳科学研究所リトリート招待 講演. 高橋泰城. (2012). 行動神経経済学における主観量と物理過程の役割グローバルCOE「心の社会性に関する教育 拠点」総括シンポジウム. 瀧川真也・仲眞紀子. (2011). 懐かしさ感情を伴う自伝的記憶の特性. 日本心理学会第 75 回大会 竹村幸祐・Daniel Sznycer・Andrew W. Delton・佐藤剛介・Theresa Robertson・John Tooby. (2011). 恥の文化間類似 性と多様性:日英米 3 ヶ国比較による社会生態学的アプローチ. 日本社会心理学会第 52 回大会. 山岸俊男. (2011). 文化・社会を脳・心理から理解する~真のグローバルカンパニーに求められる要件~. 応用脳科 学コンソーシアム公開シンポジウム招待講演. 山本渉太・仲眞紀子. (2011). 情報収集アプローチからみたポリグラフ検査. 日本心理学会第 75 回大会. 上宮愛・瀧川真也・仲眞紀子. (2011). 「嘘」に関する自伝的記憶の特性. 日本心理学会第 75 回大会. 宇都宮輝夫. (2011). 秩序を守る究極の拠り所. 北海道警察警察学校. 95 結城雅樹. (2012). 心の多様性と社会の多様性. グローバル COE「心の社会性に関する教育研究拠点」総括シンポ ジウム. 品田瑞穂・三浦亜利紗・山岸俊男. (2011). 信頼とリスクテイキングの日米比較. 北海道心理学会・東北心理学会第 11 回合同大会. 品田瑞穂・山岸俊男. (2011). 信頼を示すことの効果:同時信頼ゲームと順次信頼ゲームの比較. 日本グループ・ダ イナミックス学会第 58 回大会. 品田瑞穂・山岸俊男・三浦亜利紗. (2011). リスクテイキングと信頼. 日本社会心理学会第 52 回大会. 堀田結孝・山岸俊男. (2011). 最後通告ゲームでの拒否とテストステロンとの関係. 日本心理学会第 75 回大会. 96 【ワーキングペーパー】 本センターは、21COE 「心の文化・生態学的基盤に関する研究拠点」(CEFOM/21)において刊 行された 72 本のワーキングペーパーを継承し、現在までに 100 を超える論文を北海道大学社会 科学実験研究センター(CERSS)ワーキングペーパーとして発行している。 No.73 以降のワーキングペーパーのアブストラクトは社会科学実験研究センターのホームペー ジ(http://lynx.let.hokudai.ac.jp/cerss/)において閲覧することができる。また、論文全体をダウン ロードすることもできる。これらのサービスは社会科学実験研究センターの研究成果の社会還元 活動の一つとして行われている。 2007 年度 No.73 “The intercultural trust paradigm: Studying joint cultural interaction and social exchange in real time over the internet.” Chisato Takahashi, Toshio Yamagishi, James H. Liu, Feixue Wang, Yicheng Lin, and Szihsien Yu No.74「文化心理学と単純接触効果」石井敬子 No.75 “Development of a scale to measure perceptions of relational mobility in society.” Masaki Yuki, Joanna Schug, Hiroki Horikawa, Kosuke Takemura, Kosuke Sato, Kunihiro Yokota, and Kengo Kamaya No.76 “A defense of deception on scientific grounds.” Toshio Yamagishi and Karen S. Cook 2008 年度 No.77 “Culture and stereotype communication: Are people from Eastern cultures more stereotypical in communication?” Victoria Wai Lan Yeung and Yoshihisa Kashima No.78 “Stereotype-relevant information processing: Does a task with a communication goal analogous to that with an impression formation goal?” Victoria Wai Lan Yeung and Yoshihisa Kashima No.79 “I know most people know what you mean: The effect of consensus estimation on utterance comprehension.” Victoria Wai Lan Yeung, Ivy Yee Man Lau, and Chi Yue Chiu No.80 “Social exchange and coalition in intra-group cooperation and inter-group competition.” Toshio Yamagishi and Nobuhiro Mifune No.81 “The primal warrior: Outgroup threat priming enhances intergroup discrimination in men but not women.” Masaki Yuki and Kunihiro Yokota No.82 “Outgroup homogeneity effect in perception.” Keiko Ishii and Shinobu Kitayama No.83 “Strong reciprocity and reputation management.” Toshio Yamagishi, Yutaka Horita, and Haruto Takagishi No.84 “Theory of mind enhances preference for fairness.” Haruto Takagishi, Shinya Kameshima, Michiko Koizumi, Joanna Schug, and Toshio Yamagishi No.85「社会活動による貨幣意識の差異─地域通貨関係者と金融関係者の比較から─」小林重人・西部忠・栗田 健一・橋本敬 97 No.86 “Are French interdependent? National variation in implicit interdependence in Western Europe.” Hyekyung Park, William Maddux, and Shinobu Kitayama No.87 “Perceiving the self through the eyes of others: A cultural study.” Hyekyung Park, Rie Toriyama, and Shinobu Kitayama No.88 “Self-judgment and the primitive templates of the mind: Implications for similarity and variability in self-judgment.” Hyekyung Park and Oscar Ybarra No.89 “Democracy under uncertainty: Why self-interested group members cooperate in joint decision tasks.” Tatsuya Kameda, Takafumi Tsukasaki, and Reid Hastie No.90 “Emotional functioning and socio-economic uncertainty: Is "Hikikomori" an indigenous cultural pathology in Japan?” Tatsuya Kameda and Keigo Inukai 2009 年度 No.91 “Social orientation modulates the brain response to word-voice incongruity.” Keiko Ishii, Yuki Kobayashi, and Shinobu Kitayama No.92「社会的ジレンマにおける協力促進要因としての規範の過大視」小野田竜一・松本良恵・神信人 No.93「他者の協力行動の推測の正確さと魅力度:信頼ゲームを用いた検討」品田瑞穂・山岸俊男・谷田林士・ 高橋知里・小泉径子 No.94 “When your smile fades away: Cultural differences in sensitivity to the disappearance of facial expressions.” Keiko Ishii, Yuri Miyamoto, Paula Niedenthal, and Kotomi Mayama No.95 “A paradox of American individualism: Regions vary in explicit, but not in implicit, independence.” Hyekyung Park, Lucian Gideon Conway III, Paula R. Pietromonaco, Victoria C. Plaut, and Shinobu Kitayama No.96 “Olympic athlete selection.”Yoichi Hizen and Ryo Okui No.97「内集団への利他行動に対する『目』の効果」三船恒裕・橋本博文・山岸俊男 No.98「デフォルトの適応戦略としての文化特定的行動 ─制度アプローチの適用─」橋本博文・李楊・山岸俊男 No.99「相互協調的特性を支える社会的メカニズム」橋本博文・山岸俊男 No.100 “Self-interested partner selection can lead to the emergence of fairness.” Yen-Sheng Chiang No.101 “Efficient outcomes with alternate side contracts for payments and the second-mover advantage.” Ryuji Ushizawa No.102 “Punishers may be trusted but not rewarded.” Yutaka Horita and Toshio Yamagishi No.103「集団間葛藤時における内集団協力と頻度依存傾向:進化シミュレーションと実験」 横田晋大・中西大 輔 No.104 “Micro-macro dynamics of the cultural construction of reality: An institutional approach to culture.” Toshio Yamagishi No.105「大戦間期ルーマニアにおけるエリアーデの政治思想 ─エリアーデとクリアーヌとの往復書簡を通して ─」 奥山史亮 98 No.106「外的な経済的コストの働きかけが動機づけの内在化に与える影響について: 環境配慮行動を題材とし て」 森康浩 No.107 “Agenda setting and possibility of public good provision with network size economy: An example of implicit logrolling in committee voting.” Kengo Kurosaka and Mai Tawaraya No, 108「一般的信頼と情動知能」 山岸俊男・谷田林士・高橋知里・品田瑞穂・三船恒裕・犬飼佳吾・高岸治 人・堀田結孝・橋本博文 No, 109「内的帰属・外的帰属測定シナリオ質問の検討」山岸俊男・橋本博文・李楊・品田瑞穂・三船恒裕・犬飼 佳吾・高岸治人・堀田結孝・清成透子・谷田林士・高橋知里 2010 年度 No.110「最小条件集団における内集団ひいきと心理特性との関連:非学生サンプルを用いた検討」三船恒裕・山 岸俊男・谷田林士・高橋知里・品田瑞穂・犬飼佳吾・ 高岸治人・堀田結孝・橋本博文・清成透子・李楊・川 村誠 No.111 “Financial self-help groups and economic development: Evidence from eight communities in rural Java.” Nina Takashino and Jankung Handoyo Mulyo No.112 “Do Americans find it easier to speak directly and Japanese find it easier to speak indirectly?” Victoria Wai Lan Yeung, Masaki Yuki, and Melody Chao No.113「社会的リスクに対する不寛容性と社会的資源:インターネット調査を用いた検討」 品田瑞穂・山岸俊 男・李楊・三船恒裕 No.114 “Cognitive and emotional perspective-taking in economic decision-making in the ultimatum game.” Haruto Takagishi, Shinya Kameshima, Joanna Schug, Michiko Koizumi, Takayuki Fujii, and Toshio Yamagishi No.115 “City air brings freedom.” Toshio Yamagishi, Hirofumi Hashimoto, Yang Li, and Joanna Schug No.116 “Modesty in self-presentation: A comparison between the U.S. and Japan.” Toshio Yamagishi, Hirofumi Hashimoto, Karen S. Cook, and Toko Kiyonari No.117「デフォルト戦略としての自己卑下バイアス ―成人を対象とする実験研究―」橋本博文・品田瑞穂・山 岸俊男・三船恒裕・犬飼佳吾・高岸治人・堀田結孝・李楊・清成透子・谷田林士・高橋知里 No.118「地域通貨流通実験前後における貨幣意識の変化に関する考察―東京都武蔵野市のケース―」小林重人・ 栗田健一・西部忠・橋本敬 No.119 “An Unacknowledged Lay Belief: I am already benefited from an object once I possess it even before I utilize it.” Victoria Wai-Lan Yeung, Koji Tsuchiya, Stephen Loughnan, and Yoshihisa Kashima 2011 年度 No.120「中国の社会関係(Guanxi)に関する概念的整理」李楊 No.121 “General trust and accuracy of trustworthiness judgment” Mizuho Shinada, Toshio Yamagishi, and Max Krasnow 99 No.122 “The nature of trust: simultaneous and sequential trust game.” Mizuho Shinada No.123「社会的排斥がもたらすネガティブ情動と状態自尊心の低下に関する社会差―社会生態学的アプローチか らの検討―」会津祥平・結城雅樹・大石繁宏 No.124「中国人の Guanxi 認知と Guanxi 尺度の作成」李楊 No.125「分配委任ゲームにおける信頼行動の日中比較」李楊 No.126 “Social discounting of gain and loss.” Ruokang Han, Toshio Yamagishi, Haruto Takagishi, and Taiki Takahashi No.127 “The q-exponential model for probability discounting of gain and loss.” Ruokang Han and Taiki Takahashi No.128 “Acculturation, psychological adjustment, and cultural self-efficacy.” Keiko Ito No.129 “Comparative study of family environment: Families with developmental disability and typically developing children.” Keiko Ito and Kazuo Nihira No.130 “Is consensus-seeking unique to humans? A selective review of animal group decision-making and its implications for (human) social psychology.” Tatsuya Kameda, Thomas Wisdom, Wataru Toyokawa, and Keigo Inukai No.131 “Two Faces of Interdependence.” Hirofumi Hashimoto and Toshio Yamagishi No.132「幸福感の規定因に対する関係流動性の干渉効果 −社会状況間比較−」佐藤剛介・結城雅樹・竹村幸祐 No.133 “A socio-ecological approach to cross-cultural differences in rejection sensitivity and taijin kyofusho.” Kosuke Sato and Masaki Yuki 100 資料6 アウトリーチ活動の詳細 ニュースレターの発行 本センターの活動を社会に向けて報告するため、定期的にニュースレターを発行している。発 行日は以下の通りである。また、これらのニュースレターは、本センターが支援する GCOE「心 の社会性に関する教育研究拠点」(http://lynx.let.hokudai.ac.jp/CSM/newsletters/index.html)の web ページからダウンロード可能である。 No.1 2008 年 1 月 1 日 No.2 2008 年 4 月 1 日 No.3 2008 年 8 月 1 日 No.4 2008 年 12 月 1 日 No.5 2009 年 5 月 1 日 No.6 2009 年 12 月 1 日 No.7 2010 年 3 月 15 日 No.8 2010 年 11 月 15 日 No.9 2011 年 6 月 4 日 No.10 2011 年 11 月 15 日 No.11 2012 年 5 月 31 日 大学サイエンスフェスタにおける企画展示 2009 年 12 月 11 日~20 日、国立科学博物館で開催された「大学サイエンスフェスタ」で研究 展示を行った。会場では、8 台の PC を用い 2 種類の実験を体験できるコーナーや、大画面での 研究の紹介を設け、期間の初日から大盛況であった。また 12 月 13 日(日)には、GCOE「心の社 会性に関する教育研究拠点」リーダーの亀田達也教授(2011 年度より社会科学実験研究センタ ー長に就任)による講演も行われた。この講演の様子は、web 上で視聴することができる。 (http://www.ustream.tv/recorded/3021697) 会期中、北海道大学の展示ゾーンには 13,671 人(科博公表人数)、講演会には約 170 人の入場 者があった。会場の様子や、来場者からのコメントなどは、上記ニュースレターNo. 7 において 報告されている。(http://lynx.let.hokudai.ac.jp/CSM/newsletters/gcoenl7.pdf) 101 図8 サイエンスフェスタ企画展示の様子(1) 図9 サイエンスフェスタ企画展示の様子(2) 大学教育改革プログラム合同フォーラム 平成 22 年 1 月 7 日・8 日にかけて、東京ビッグサイトにおいて、文部科学省が支援する大学の 取り組みについて広く社会へ公開することを目的として、大学教育改革プログラム合同フォーラ ムが開催された。1 月 7 日に行われた「大学院教育改革の現在(いま)」分科会において、本セン ターが支援する GCOE「心の社会性に関する教育研究拠点」の拠点リーダーである亀田達也教授 が、本センターの活動と GCOE の成果について発表した。 九州大学・北海道大学合同活動報告会 平成 22 年 12 月 7 日、都市センターホテル(東京都千代田区)において、第 6 回「九州大学・ 北海道大学合同活動報告会『知と創造のフロンティアを探る』」が開催された。報告会は、両大 学における人文・社会科学分野における先進的な取組を紹介し,人文・社会科学研究の新たな展 開と発展に資することを担う南北の知として,同分野の更なる可能性の創出を社会に向けて積極 的に発信することを目的としている。本センターからは亀田達也教授が「心の社会性と実験社会 科学」と題して研究発表を行った。また当日はセンターの活動実績のポスター展示を行った。 102 資料7 拠点間連携及び学外研究機関との共同研究による施設利用実績 国内外の拠点間連携 社会科学実験研究センターは、1)GCOE とカリフォルニア大学サンタバーバラ校進化心理学 センターとの共同教育体制の構築、2)他の国外研究拠点(カリフォルニア大学ロサンゼルス校 行動・文化・進化センターや、インディアナ大学認知科学プログラムなど)との連携の強化、 3)国内における社会科学分野の2つの GCOE(大阪大学「人間行動と社会経済のダイナミク ス」、早稲田大学「制度構築の政治経済学―期待実現社会に向けて―」)との連携と、これらが 共同で実施する特定領域研究「実験社会科学―実験が切り開く 21 世紀の社会科学」の推進にあ たって、中核的な役割を果たしている。これらの研究機関とは、国際ネットワーク実験室を使っ た共同実験に加え、短期および長期の研究員交換を行っている。上記のセンター設立時の連携先 に加え、インディアナ大学認知科学プログラムとの連携も 2010 年から開始されており、PD およ び博士課程大学院生をインディアナ大学から受け入れている。 また 2009 年度には、玉川大学脳科学研究所の研究者と共同し、『意思決定科学・法哲学・脳 科学の連携による「正義」の行動的・神経的基盤の解明』プロジェクト(異分野融合による方法 的革新を目指した人文・社会科学研究推進事業)が開始された。人文・社会科学の課題の一つで ある「研究の細分化」を克服し、人文・社会科学研究の飛躍的な発展を促進する学際的・学融合 的な共同研究が企図されている。 「心の先端研究拠点:WISH 事業」との連携 2010 年 6 月、文部科学省は世界水準の研究拠点に集中的に資源投下するため、最先端研究基 盤事業の補助対象事業として、「心の先端研究のための連携拠点(WISH: Web for the Integrated Studies of the Human Mind) 構築」(以下 WISH)など 14 件を選定した。社会科学実験研究センタ ーは、社会科学実験を行う連携拠点としてこの WISH の重要な一翼を担っている。これまでに日 本学術会議の公開シンポジウム「心の先端研究のための連携拠点(WISH)構築」(平成 22 年 2 月 13 日、京都大学)において山岸俊男教授が講演し、日本心理学会第 74 回大会(平成 22 年 9 月 22 日)のシンポジウム「心の科学の再構築にむけて」では、松沢哲郎教授(京都大学)の WISH についての話題提供につづき、亀田達也教授(社会科学実験研究センター長、GCOE「心の社会 性に関する教育研究拠点」リーダー)が話題提供を行った。 学内研究者による 実験の延べ 10,213 人 参加者数 国内 海外 103 学外研究機関との共同研究による施設利用実績 社会科学実験研究センターの実験施設は、学内外の研究者が利用可能な共同利用施設である。 2009 年度以降、学外研究機関との共同研究による実験施設の利用が行われており、実験参加者 数のべ 1,000 人を超える。以下に示す共同研究には、大学のみならず研究所や企業との共同研究 も含まれている。 [2009 年度] 増田貴彦(University of Alberta, Department of Psychology), Lindsay Schaefer (Queen's University, Department of Psychology): 「認知・感情・動機づけに関する比較文化研究」 (2009 年 5 月-6 月、国際ネットワーク実験室を使用、実験参加者 112 名) Tugch Kurtis (University of Kansas, Department of Psychology): 「居住地流動性プライミングによる 自己開示傾向および沈黙の国際比較研究」 (2009 年 7 月、国際ネットワーク実験室を使用、実験参加者 123 名) Kate Pickett (University of Kansas, Department of Psychology): 「居住地流動性プライミングによる 場所への愛着の国際比較研究」 (2009 年 7 月、国際ネットワーク実験室を使用、実験参加者 131 名) Daniel Sznycer, John Tooby, Leda Cosmides (University of California at Santa Barbara, Center for Evolutionary Psychology): 「恥の文化に関する日・米・アルゼンチンの国際比較調査」 (2009 年 11 月、集団実験室を使用、実験参加者 144 名) 豊巻敦人(北海道大学大学院医学研究科) 「アスペルガー障害者の経済的意思決定に関する研 究」 (2010 年 1 月-継続中、国際ネットワーク実験室、感覚実験室を使用、実験参加者 10 名) 佐々木勝(大阪大学社会研究所): 「経済実験によるサーチ・モデルの実証的検討」 (2010 年 2 月、集団実験室を使用、実験参加者数 60 名) 村井俊哉(京都大学大学院医学研究科)、福井裕輝(国立精神・神経医療研究センター): 「前頭葉損傷患者の経済的意思決定に関する研究」 (2010 年 2 月─継続中、集団実験室を使用、実験者参加者 30 名) 井上猛(北海道大学大学院医学研究科): 「うつ病患者の経済的意思決定に関する研究」 (2010 年 2 月─継続中、集団実験室を使用、実験者参加者 30 名) [2010 年度] Heejung Kim (University of California at Santa Barbara, Department of Psychology), 石井敬子(神戸大 学人文学研究科): 「感情知覚に関する日米の文化比較研究」 (2010 年 6 月-7 月、感覚システム実験室を使用、実験参加者数 104 名) 104 奥井亮(京都大学経済研究所)、Tanjim Hossain(Assistant Professor of Marketing, Rotman School of Management,University of Toronto): 「主観確率の誘引両立的メカニズムとしてのスコアリン グルールモデルの実験的検討」 (2010 年 7 月、集団実験室を使用、実験参加者数 153 名) Ming Xue (Graduate student, University of California at Los Angeles, Department of Anthropology): 「日本・中国・アメリカの友人関係と返報性に関する比較文化研究」 (2010 年 8 月、感覚システム実験室を使用、実験参加者数 110 名) 財団法人電力中央研究所(社会経済研究所)と北海道大学社会科学実験研究センターの共同研究 契約: 「予期と行動の相互強化環境の検討」 (2010 年 4 月 -2011 年 2 月、国際ネットワーク実験室を使用、実験参加者約 150 名) 九州大学・株式会社リバネス・北海道大学の三者共同研究契約: 「社会的意思決定の脳機能画 像解析」 (2010 年 9 月-2010 年 11 月、集団実験室を使用、実験参加者数 38 名) [2011 年度] 守真太郎(北里大学理学部):「投票行動の相転移に関する研究」 (2011 年 6 月、集団実験室を使用、実験参加者数 118 名) Joanna Schug (College of Willam and Mary, Department of Psychology):「動きの同期性と外見の類 似性が内集団協力行動に与える影響の日米比較研究」 (2011 年 6 月、集団実験室・感覚システム実験室を使用、実験参加者数 48 名) Sarah Lyons (University of Maryland, Department of Psychology):「文化と社会的スティグマに関す る研究」 (2011 年 8 月、国際ネットワーク実験室を使用、実験参加者数 22 名) Aldo Chimno (University of Santa Barbara, Department of Anthropology):「集団の質と Hazing 行動に 関する比較文化研究」 (2011 年 2 月-3 月、集団実験室を使用、実験参加者数 269 名) 105 付録1 組織構成員 (2012 年度 7 月現在) (1) 専任教員 佐藤剛介 社会科学実験研究センター助教 (2) 兼務教員 亀田達也 文学研究科教授、社会科学実験研究センター長 結城雅樹 文学研究科教授 高橋伸幸 文学研究科准教授 高橋泰城 文学研究科准教授 大沼進 文学研究科准教授 仲眞紀子 文学研究科教授 中島晃 文学研究科助教 室橋春光 教育学研究院教授 長谷川晃 法学研究科教授 尾崎一郎 法学研究科教授 西部忠 経済学研究科教授 吉田文和 経済学研究科教授 肥前洋一 経済学研究科准教授 和田博美 文学研究科教授 小杉康 文学研究科教授 宮内泰介 文学研究科教授 河西哲子 教育学研究院准教授 川田学 教育学研究院准教授 (3) 運営委員会委員一覧 亀田達也 文学研究科教授 池田悠 法学研究科准教授 土田映子 メディア・コミュニケーション研究院准教授 出山義昭 歯学研究科准教授 山村理人 スラブ研究センター教授 尾崎一郎 法学研究科教授 川田学 教育学研究院准教授 肥前洋一 経済学研究科准教授 和田博美 文学研究科教授 106 (4) 研究倫理委員会委員一覧 高橋伸幸 文学研究科准教授 宮内泰介 文学研究科教授 赤間清 情報基盤センター教授 石井敬子 神戸大学人文学研究科准教授 佐藤剛介 社会科学実験研究センター助教 (5) 点検評価委員会委員一覧 亀田達也 文学研究科教授 大沼進 文学研究科准教授 佐藤剛介 社会科学実験研究センター助教 石井敬子 神戸大学人文学研究科准教授(外部委員) 大井芳美 北海道大学文学研究科事務長 107 付録2 関連規程及び内規 社会科学実験研究センター規程 社会科学実験研究センター運営委員会規程 社会科学実験研究センター研究倫理委員会内規 社会科学実験研究センター点検評価内規 108 北海道大学社会科学実験研究センター規程 平成 19 年 4 月 1 日 海大達第 203 号 (趣旨) 第 1条 この規程は,国立大学法人北海道大学組織規則(平成 16 年海大達 31 号)第 36 条第4項の規 定に基づき,北海道大学社会科学実験研究センター(以下「センター」という。)の組織及び運営 について定めるものとする。 (目的) 第 2条 センターは,北海道大学(以下「本学」という。)の共同教育研究施設として,社会科学実 験に関する研究を行うとともに,社会科学実験分野における人材の育成,研究成果の国内外への発 信,及び国内外の研究拠点との連携の強化を促進することにより,社会科学実験に関する教育研究 の進展に資することを目的とする。 (職員) 第 3条 センターに,センター長その他必要な職員を置く。 (センター長) 第 4条 センター長は,本学の専任の教授をもって充てる。 2 センター長は,センターの業務を掌理する。 3 センター長の任期は,2年とする。 4 センター長は,再任されることができる。 5 センター長は,第6条に規定する運営委員会の議を経て,総長が選考する。 (兼務教員) 第 5条 センターに,本学の専任教員のうちから,センターの業務を兼務する者(以下この条におい て「兼務教員」という。)を置く。 2 兼務教員の兼務は,次条に規定する運営委員会の議を経て,総長が命ずる。 3 兼務教員の兼務の期間は,2年とする。 (運営委員会) 第 6条 2 センターに,センターに関する重要事項を審議するため,運営委員会を置く。 運営委員会の組織及び運営については,別に定める。 (研究員) 第 7条 2 センターに,研究員を置くことができる。 研究員は,本学の教員又は本学以外の研究機関において社会科学実験に関する研究に従事してい る者をもって充てる。 3 研究員は,センター長の推薦に基づき,総長が委嘱する。 4 研究員の任期は,毎年4月1日から翌年3月 31 日までの間の一定期間とする。 (研究生) 第 8条 センターにおいて,特定の専門事項について研究しようとする者がある場合は,センターに おいて適当と認め,かつ,支障のないときに限りこれを研究生として許可する。 2 研究生の受入れについては,北海道大学研究生規程(平成3年海大達第3号)の定めるところに よる。 (利用) 第 9条 センターの利用に関し必要な事項は,運営委員会の議を経て,センター長が定める。 109 (雑則) 第 10 条 この規程に定めるもののほか,センターの運営に関して必要な事項は,運営委員会の議を 経て,センター長が定める。 附 則 1 この規程は,平成 19 年4月1日から施行する。 2 この規程は,平成 29 年 3 月 31 日限り,効力を失う。 110 北海道大学社会科学実験研究センター運営委員会規程 平成19年4月1日 海大達第204号 (趣旨) 第1条 この規程は,北海道大学社会科学実験研究センター規程(平成19年海大達第203号。第3条第1 項において「センター規程」という。)第6条第2項の規定に基づき,北海道大学社会科学実験研究 センター運営委員会(以下「委員会」という。)の組織及び運営について定めるものとする。 (審議事項) 第2条 委員会は,北海道大学社会科学実験研究センター(以下「センター」という。)の教員の人事 に関する事項その他運営に関する重要事項を審議する。 (組織) 第3条 委員会は,次に掲げる者をもって組織する。 (1) センター長 (2) 文学研究科,法学研究科,経済学研究科,教育学研究院,メディア・コミュニケーション研 究院及び公共政策学連携研究部の教授又は准教授のうちから (3) 2名 医学研究科,歯学研究科,獣医学研究科,情報科学研究科,水産科学研究院,地球環境科学 研究院,理学研究院,薬学研究院,農学研究院,先端生命科学研究院,保健科学研究院及び工学 研究院の教授又は准教授のうちから (4) 1名 附置研究所,全国共同利用施設及び学内共同教育研究施設等の教授又は准教授のうちから 1 名 2 (5) センター規程第5条に規定するセンターの業務を兼務する教授又は准教授のうちから (6) その他総長が必要と認めた者 4名 前項第2号から第6号までの委員は,総長が委嘱する。ただし,同項第2号から第4号までの委員の 委嘱は当該教育研究組織の長の推薦に基づくものとし,同項第5号の委員の委嘱はセンター長の推 薦に基づくものとする。 (任期) 第4条 前条第1項第2号から第6号までの委員の任期は,2年とする。ただし,補欠の委員の任期は, 前任者の残任期間とする。 2 前項の委員は,再任されることができる。 (委員長) 第5条 委員会に委員長を置き,センター長をもって充てる。 2 委員長は,委員会を招集し,その議長となる。 3 委員長に事故があるときは,あらかじめ委員長が指名した委員がその職務を代行する。 (議事) 第6条 2 委員会は,委員の3分の2以上の出席がなければ議事を開くことができない。 委員会の議事は,別に定める事項を除き,出席委員の過半数をもって決するものとする。 (委員以外の者の出席) 第7条 委員会が必要と認めたときは,委員会に委員以外の者の出席を求め,説明又は意見を聴くこ とができる。 (専門委員会) 第8条 委員会に専門的事項を審議するため,必要に応じて専門委員会を置くことができる。 (庶務) 第9条 委員会の庶務は,文学研究科・文学部事務部において処理する。 111 (雑則) 第10条 附 この規程に定めるもののほか,委員会の運営に関し必要な事項は,委員会が定める。 則 1 この規程は,平成19年4月1日から施行する。 2 この規程は,平成29年3月31日限り,効力を失う。 附 則(平成20年4月1日海大達第102号) この規程は,平成20年4月1日から施行する。 附 則(平成22年4月1日海大達第144号) この規程は,平成22年4月1日から施行する。 112 北海道大学社会科学実験研究センター研究倫理委員会内規 (設置) 第1条 北海道大学社会科学実験研究センター(以下「本センター」という。)で行われる人間を対 象とした実験研究について研究倫理に関する事項を審査することを目的として,本センターに北海 道大学社会科学実験研究センター研究倫理委員会(以下「委員会」という。) を置く。 (審査) 第2条 委員会は,人間を対象とした実験研究に関して,申請された研究計画の内容について次に掲 げる事項について審査を行う。 (1) 実 験 研 究 の 対 象 と な る 者(以下「研究対象者」という。)の人権の擁護のための配慮に関 する事項 (2) 研 究 対 象 者(必要に応じて研究対象者の家族等を含む。)に理解を求め,同意を得る方法に関 する事項 (3) 研究の実施及び研究成果の利用に伴って生ずる研究対象者への不利益及び危険性に対する配慮に 関する事項 (4) その他人間を対象とした実験研究に関する事項 (組織) 第3条 委員会は, 次に掲げる者をもって組織する。 (1) 本センターの専任教員 (2) 本センターの兼務教員(センター長を除く。) 若干名 (3) 本センター以外の学識経験者 若干名 (4) その他センター長が必要と認めた者 若干名 2 前項の委員は, センター長が委嘱する。 (任期) 第4条 委員の任期は2年とし,再任を妨げない。ただし,補欠の委員の任期は,前任者の残任期間と する。 (委員長) 第5条 委員会に委員長を置き,委員の互選により選出する。 2 委員長は,委員会を招集し,その議長となる。 3 委員長に事故あるときは,あらかじめ委員長の指名した委員がその職務を代行する。 (議事) 第6条 委員会は,委員の過半数が出席し,かつ,第3条第1項第3号の委員の1名以上の出席がなけれ ば開くことができない。 2 委員会の議事は,出席委員の過半数をもって決し,可否同数のときは,議長の決するところによ る。 3 委員会の開催及び議事は,緊急を要する場合において電子通信システムを用いて行うことができ るものとする。 (審査の申請手続き等) 第7条 研究計画の審査を申請しようとする者(以下「申請者」という。)は,北海道大学社会科学 実験研究センターにおける人間を対象とする研究倫理審査申請書( 様式1) によりセンター長に 申請するものとする。 2 センター長は,前項の申請があったときは,委員会に付託するものとする。 3 委員会は,センター長の付託があったときは,当該申請を審議し,その結果をセンター長に報告 するものとする。 113 (審査の判定) 第8条 審査は, 次に掲げる区分により判定を行うものとする。 (1) 承認 (2) 条件付き承認 (3) 不承認 (4) 非該当 2 委員会は,必要に応じて,申請者から研究計画に関して詳細な説明を求めることができる。 (判定結果の通知) 第9条 センター長は,第7条第3項の報告を受けたときは,速やかに申請者に審査結果を北海道大学 社会科学実験研究センターにおける人間を対象とする研究倫理審査結果通知書(様式2)を交付す ることにより通知しなければならない。 (再審査) 第10条 申請者は,審査の判定結果に対し異議のある場合は,前条に規定する審査結果通知書を受領 した日から起算して2週間以内にセンター長に再審査を請求することができる。 2 再審査の請求は,北海道大学社会科学実験研究センターにおける人間を対象とする研究倫理再審 査申請書(様式3) により申請しなければならない。 3 再審査は,当初の審査を担当した委員以外に,若干名の委員を追加して審査を行うものとする。 (庶務) 第11条 委員会の庶務は,文学研究科・文学部事務部において処理する。 (雑則) 第12条 この内規の実施に関し必要な事項は,本センター運営委員会の議を経て, センター長が別に 定める。 附 則 この内規は,平成20 年6月24日から施行する。 114 北海道大学社会科学実験研究センター点検評価内規 平成 20 年 2 月 19 日 (趣旨) 第 1条 この内規は,国立大学法人北海道大学評価規程(平成 16 年海大達第 68 号)に基づき,北海 道大学社会科学実験研究センター(以下「センター」という。)が行う教育研究活動等の状況につ いての点検及び評価に関し,必要な事項を定めるものとする。 (委員会) 第 2条 センターに,次に掲げる事項を行うため,北海道大学社会科学実験研究センター点検評価委 員会(以下「委員会」という。)を置く。 (1) センターの点検及び評価の基本方針並びに実施基準等の策定に関すること。 (2) センターの点検及び評価の実施に関すること。 (3) センターの点検及び評価に関する報告書等の作成及び公表に関すること。 (4) センターの点検及び評価結果の学外者による検証の実施に関すること。 (5) 法人評価及び認証評価に関すること。 (組織) 第 3条 委員会は,次に掲げる者をもって組織する。 (1) センター長 (2) センターの専任教員 (3) 文学研究科・文学部事務長 (4) その他センター長が必要と認めた者 若干名 2 前項第 4 号の委員は,センター長が委嘱する。 3 前項の委員の任期は 2 年とする。ただし,補欠の委員の任期は,前任者の残任期間とする。 4 前項の委員は,再任されることができる。 (委員長) 第 4条 2 3 委員会に委員長を置き,センター長をもって充てる。 委員長は,委員会を招集し,その議長となる。 委員長に事故があるときは,あらかじめ委員長の指名した委員がその職務を代行する。 (議事) 第 5条 2 委員会は,委員の過半数が出席しなければ議事を開くことができない。 委員会の議事は,出席委員の過半数をもって決する。 (専門委員会) 第 6条 委員会に,点検及び評価に係る専門的事項を処理するために,専門委員会を置くことができ る。 2 専門委員会に関し必要な事項は,委員会が別に定める。 (評価の公表) 第 7条 センター長は,委員会が点検及び評価を実施し,その結果を取りまとめた場合は,これを公 表するものとする。 (学外者による検証) 第 8 条 センター長は,委員会が行った点検及び評価の結果について,学外者による検証を受けるよ うに努めるものとする。 115 (評価結果への対応) 第 9 条 センター長は,委員会が行った点検及び評価,学外者による検証並びに法人評価及び認証評 価の結果に基づき,改善が必要と認められる事項については,その改善に努めるものとする。 (庶務) 第 10 条 委員会の庶務は,文学研究科・文学部事務部において処理する。 (雑則) 第 11 条 この内規に定めるもののほか,センターの点検及び評価に関し必要な事項は,委員会が別 に定める。 附 則 この内規は、平成 20 年 2 月 19 日から施行する。 116 社会科学実験研究センター
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